インドールアミド化合物を含有する医薬
【課題】アミロイドβタンパク質の産生、分泌または沈着により誘発される疾患の治療剤の提供。
【解決手段】式(I):
で示される化合物、もしくはその製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物を含有するアミロイドβ産生抑制用医薬組成物。
【解決手段】式(I):
で示される化合物、もしくはその製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物を含有するアミロイドβ産生抑制用医薬組成物。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(I):
【化1】
[式中、−X1=X2−X3=X4−は、−C(R1)=C(R2)−C(R3)=C(R4)−、−C(R1)=N−C(R3)=C(R4)−、−C(R1)=C(R2)−N=C(R4)−、−N=C(R2)−C(R3)=C(R4)−、または−C(R1)=C(R2)−C(R3)=N−であり;
R1、R2、R3およびR4は、各々独立して、水素、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、スルホ、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルケニル、置換もしくは非置換のアルキニル、置換もしくは非置換のアルコキシ、置換もしくは非置換のアルケニルオキシ、置換もしくは非置換のアルキニルオキシ、置換もしくは非置換の炭素環オキシ、置換もしくは非置換のヘテロ環オキシ、メルカプト、置換もしくは非置換のアルキルチオ、置換もしくは非置換のアルケニルチオ、置換もしくは非置換のアルキニルチオ、置換もしくは非置換の炭素環チオ、置換もしくは非置換のヘテロ環チオ、置換もしくは非置換のアルコキシカルボニル、置換もしくは非置換のアシル、置換もしくは非置換のアミノ、置換スルホニル、置換スルフィニル、置換もしくは非置換のカルバモイル、置換もしくは非置換のスルファモイル、ニトロ、シアノ、置換もしくは非置換の炭素環式基、または置換もしくは非置換のヘテロ環式基であり;
R5は、水素、カルボキシ、スルホ、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルコキシカルボニル、置換もしくは非置換のアシル、置換スルホニル、置換スルフィニル、置換もしくは非置換のカルバモイル、または置換もしくは非置換のスルファモイルであり;
R6は、水素、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、スルホ、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルケニル、置換もしくは非置換のアルキニル、置換もしくは非置換のアルコキシ、置換もしくは非置換のアルコキシカルボニル、置換もしくは非置換のアシル、置換スルホニル、置換スルフィニル、置換もしくは非置換のアミノ、置換もしくは非置換のカルバモイル、置換もしくは非置換のスルファモイル、または置換もしくは非置換の炭素環式基であり;
Ak1またはAk2は、各々独立して、単結合、または置換もしくは非置換の炭素数1もしくは2のアルキレンであり;
−L1−は、−C(=O)N(R8)−、−N(R8)−C(=O)−、−SO2N(R8)−、−N(R8)SO2−、−C(=O)−、−C(=O)−C(=O)−、−C(=O)−C(=O)−N(R8)−、または−C(=O)O−であり;
R8は、各々独立して、水素、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のシクロアルキル、または置換もしくは非置換のアシルであり;
A環は、ベンゼン環、ピリジン環、ピリダジン環、ピリミジン環、シクロヘキサン環、シクロヘキセン環、テトラヒドロピラン環、ジヒドロピリジン環、テトラヒドロピリジン環、ピペリジン環、ピペラジン環、モルホリン環、オクタヒドロシクロペンタピロール環、アザビシクロオクタン環、ピロリジン環、チアゾール環、イミダゾール環、ピラゾール環、イソキサゾール環、オキサゾール環またはチアゾール環であり;
R7は、各々独立して、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルケニル、置換もしくは非置換のアルキニル、置換もしくは非置換のアルコキシ、置換もしくは非置換のアルケニルオキシ、置換もしくは非置換のアルキニルオキシ、置換もしくは非置換のアシルオキシ、置換もしくは非置換の炭素環オキシ、置換もしくは非置換のヘテロ環オキシ、メルカプト、置換もしくは非置換のアルキルチオ、置換もしくは非置換のアルケニルチオ、置換もしくは非置換のアルキニルチオ、置換もしくは非置換の炭素環チオ、置換もしくは非置換のヘテロ環チオ、置換もしくは非置換のアルコキシカルボニル、置換もしくは非置換のアシル、置換もしくは非置換のアミノ、置換スルホニル、置換スルフィニル、置換もしくは非置換のカルバモイル、置換もしくは非置換のスルファモイル、ニトロ、シアノ、アジド、置換もしくは非置換の炭素環式基、または置換もしくは非置換の非芳香族ヘテロ環式基(ただし、置換もしくは非置換のジヒドロチアジン環式基を除く)であり;
nは、0〜5の整数である]
で示される化合物、もしくはその製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物を含有するアミロイドβ産生抑制用医薬組成物。
【請求項2】
−X1=X2−X3=X4−が、−C(R1)=C(R2)−C(R3)=C(R4)−、−C(R1)=N−C(R3)=C(R4)−、または−C(R1)=C(R2)−N=C(R4)−であり、
−L1−が、−C(=O)N(R8)−または−N(R8)−C(=O)−(式中、R1、R2、R3、R4、およびR8は、請求項1と同義である)である化合物、もしくはその製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物を含有する、請求項1記載のアミロイドβ産生抑制用医薬組成物。
【請求項3】
−X1=X2−X3=X4−が、−C(R1)=C(R2)−C(R3)=C(R4)−、−C(R1)=N−C(R3)=C(R4)−、または−C(R1)=C(R2)−N=C(R4)−(式中、R1、R3およびR4は、請求項1と同義である)であり、
R2が、OR12、SR13、またはN(R14)(R15)(式中、R12およびR13は、各々独立して、水素、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルケニル、置換もしくは非置換のアルキニル、置換もしくは非置換の炭素環式基、または置換もしくは非置換のヘテロ環式基であり;R14およびR15は、各々独立して、水素、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルケニル、置換もしくは非置換の炭素環式基、または置換もしくは非置換のヘテロ環式基、またはR14およびR15は、それらが結合する窒素原子と一緒になってヘテロ環を形成してもよい)である化合物、もしくはその製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物を含有する、請求項1または2に記載のアミロイドβ産生抑制用医薬組成物。
【請求項4】
−X1=X2−X3=X4−が、−C(R1)=C(R2)−C(R3)=C(R4)−、−C(R1)=N−C(R3)=C(R4)−、または−C(R1)=C(R2)−N=C(R4)−であり(式中、R1およびR4は、請求項1と同義である)、
R2およびR3が、各々独立して、OR12、SR13、N(R14)(R15)、置換もしくは非置換のピリジル、置換もしくは非置換のイミダゾリル、置換もしくは非置換のピラゾリル、置換もしくは非置換のオキサゾリル、または置換もしくは非置換のチアゾリル(式中、R12、R13、R14およびR15は、請求項3と同義である)である化合物、もしくはその製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物を含有する、請求項1または2に記載のアミロイドβ産生抑制用医薬組成物。
【請求項5】
R5およびR6が共に水素である化合物、もしくはその製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物を含有する、請求項1〜4のいずれかに記載のアミロイドβ産生抑制用医薬組成物。
【請求項6】
Ak1が、単結合であり、Ak2が、単結合または置換もしくは非置換のメチレンである化合物、もしくはその製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物を含有する、請求項1〜5のいずれかに記載のアミロイドβ産生抑制用医薬組成物。
【請求項7】
−L1−が、−C(=O)NH−または−NH−C(=O)−である化合物、もしくはその製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物を含有する、請求項1〜6のいずれかに記載のアミロイドβ産生抑制用医薬組成物。
【請求項8】
A環が、ベンゼン環またはピリジン環である化合物、もしくはその製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物を含有する、請求項1〜7のいずれかに記載のアミロイドβ産生抑制用医薬組成物。
【請求項9】
nが、1〜5の整数であり;
少なくとも1個のR7が、OR16、SR17、またはN(R18)(R19)(式中、R16およびR17は、各々独立して、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルケニル、置換もしくは非置換のアルキニル、置換もしくは非置換の炭素環式基、または置換もしくは非置換のヘテロ環式基であり;R18およびR19は、各々独立して、水素、置換もしくは非置換のアルキル、または置換もしくは非置換のアルケニル、またはR18およびR19は、それらが結合する窒素原子と一緒になって非芳香族ヘテロ環を形成してもよい)であり、その他のR7は、請求項1と同義である;
化合物、もしくはその製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物を含有する、請求項1〜8のいずれかに記載のアミロイドβ産生抑制用医薬組成物。
【請求項10】
−X1=X2−X3=X4−が、−C(R1)=C(R2)−C(R3)=C(R4)−、−C(R1)=N−C(R3)=C(R4)−、または−C(R1)=C(R2)−N=C(R4)−であり;
R1およびR4が共に水素であり;
R2およびR3が、各々独立して、OR12、SR13、N(R14)(R15)、置換もしくは非置換のピリジル、置換もしくは非置換のイミダゾリル、置換もしくは非置換のピラゾリル、置換もしくは非置換のオキサゾリル、または置換もしくは非置換のチアゾリルであり;
R12およびR13が、各々独立して、水素、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルケニル、置換もしくは非置換のアルキニル、置換もしくは非置換のシクロアルキル、または置換もしくは非置換のシクロアルケニルであり;
R14およびR15が、各々独立して、水素、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルケニル、置換もしくは非置換のシクロアルキル、または置換もしくは非置換のシクロアルケニル、またはR14およびR15は、それらが結合する窒素原子と一緒になってヘテロ環を形成してもよく;
R5およびR6が、共に水素であり;
Ak1が、単結合であり;
Ak2が、単結合または置換もしくは非置換のメチレンであり;
−L1−が、−C(=O)NH−または−NH−C(=O)−であり;
A環が、ベンゼン環またはピリジン環であり;
nが、1〜5の整数であり;
少なくとも1個のR7が、OR16、SR17、またはN(R18)(R19)であり、該R7およびAk2の置換位置が、A環においてパラ位の関係であり、その他のR7は、請求項1と同義であり;
R16およびR17が、各々独立して、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルケニル、置換もしくは非置換のアルキニル、置換もしくは非置換の炭素環式基、または置換もしくは非置換のヘテロ環式基であり;
R18およびR19が、各々独立して、水素、置換もしくは非置換のアルキル、または置換もしくは非置換のアルケニル、またはR18およびR19は、それらが結合する窒素原子と一緒になって非芳香族ヘテロ環を形成してもよい化合物、もしくはその製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物を含有する、請求項1〜9のいずれかに記載のアミロイドβ産生抑制用医薬組成物。
【請求項11】
アミロイドβ42選択的産生抑制用医薬組成物である、請求項1〜10のいずれかに記載のアミロイドβ産生抑制用医薬組成物。
【請求項12】
請求項1〜10のいずれかに記載の化合物、もしくはその製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物を投与することを特徴とする、アミロイドβ産生を抑制する方法。
【請求項13】
アミロイドβ産生抑制のために使用する、請求項1〜10のいずれかに記載の化合物、もしくはその製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物。
【請求項14】
式(II):
【化2】
[式中、=X2−X3=は、=C(R2)−C(R3)=、=N−C(R3)=、または=C(R2)−N=であり;
R2は、ヒドロキシ、カルボキシ、スルホ、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルケニル、置換もしくは非置換のアルキニル、置換もしくは非置換のアルコキシ、置換もしくは非置換のアルケニルオキシ、置換もしくは非置換のアルキニルオキシ、置換もしくは非置換の炭素環オキシ、置換もしくは非置換のヘテロ環オキシ、メルカプト、置換もしくは非置換のアルキルチオ、置換もしくは非置換のアルケニルチオ、置換もしくは非置換のアルキニルチオ、置換もしくは非置換の炭素環チオ、置換もしくは非置換のヘテロ環チオ、置換もしくは非置換のアルコキシカルボニル、置換もしくは非置換のアシル、置換もしくは非置換のアミノ、置換スルホニル、置換スルフィニル、置換もしくは非置換のカルバモイル、置換もしくは非置換のスルファモイル、ニトロ、シアノ、置換もしくは非置換の炭素環式基、または置換もしくは非置換のヘテロ環式基であり;
R1、R3、およびR4は、各々独立して、水素、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、スルホ、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルケニル、置換もしくは非置換のアルキニル、置換もしくは非置換のアルコキシ、置換もしくは非置換のアルケニルオキシ、置換もしくは非置換のアルキニルオキシ、置換もしくは非置換の炭素環オキシ、置換もしくは非置換のヘテロ環オキシ、メルカプト、置換もしくは非置換のアルキルチオ、置換もしくは非置換のアルケニルチオ、置換もしくは非置換のアルキニルチオ、置換もしくは非置換の炭素環チオ、置換もしくは非置換のヘテロ環チオ、置換もしくは非置換のアルコキシカルボニル、置換もしくは非置換のアシル、置換もしくは非置換のアミノ、置換スルホニル、置換スルフィニル、置換もしくは非置換のカルバモイル、置換もしくは非置換のスルファモイル、ニトロ、シアノ、置換もしくは非置換の炭素環式基、または置換もしくは非置換のヘテロ環式基であり;
R5は、水素、カルボキシ、スルホ、置換もしくは非置換のアルキル(ただし、置換もしくは非置換のアリールで置換されたアルキルを除く)、置換もしくは非置換のアルコキシカルボニル、置換もしくは非置換のアシル、置換スルホニル、置換スルフィニル、置換もしくは非置換のカルバモイル、または置換もしくは非置換のスルファモイルであり;
R6は、水素、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、スルホ、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルコキシカルボニル、置換もしくは非置換のアシル、置換スルホニル、置換スルフィニル、置換もしくは非置換のアミノ、置換もしくは非置換のカルバモイル、置換もしくは非置換のスルファモイル、または置換もしくは非置換の炭素環式基であり;
Ak1は、単結合または置換もしくは非置換の炭素数1もしくは2のアルキレンであり;
R8は、水素、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のシクロアルキル、または置換もしくは非置換のアシルであり;
=Y1−Y2=は、=C(R9A)−C(R10A)=、=N−C(R10A)=、または=C(R9A)−N=であり;
R9AおよびR9Bは、各々独立して、水素、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルケニル、置換もしくは非置換のアルキニル、置換もしくは非置換のアルコキシ、置換もしくは非置換のアルケニルオキシ、置換もしくは非置換のアルキニルオキシ、置換もしくは非置換の炭素環オキシ、置換もしくは非置換のヘテロ環オキシ、メルカプト、置換もしくは非置換のアルキルチオ、置換もしくは非置換のアルケニルチオ、置換もしくは非置換のアルキニルチオ、置換もしくは非置換の炭素環チオ、置換もしくは非置換のヘテロ環チオ、置換もしくは非置換のアルコキシカルボニル、置換もしくは非置換のアシル、置換もしくは非置換のアミノ、置換スルホニル、置換スルフィニル、置換もしくは非置換のカルバモイル、置換もしくは非置換のスルファモイル、ニトロ、シアノ、アジド、置換もしくは非置換の炭素環式基、または置換もしくは非置換の非芳香族ヘテロ環式基であり;
R10AおよびR10Bの一方は、水素、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルケニル、置換もしくは非置換のアルキニル、置換もしくは非置換のアルコキシ、置換もしくは非置換のアルケニルオキシ、置換もしくは非置換のアルキニルオキシ、置換もしくは非置換の炭素環オキシ、置換もしくは非置換のヘテロ環オキシ、メルカプト、置換もしくは非置換のアルキルチオ、置換もしくは非置換のアルケニルチオ、置換もしくは非置換のアルキニルチオ、置換もしくは非置換の炭素環チオ、置換もしくは非置換のヘテロ環チオ、置換もしくは非置換のアルコキシカルボニル、置換もしくは非置換のアシル、置換もしくは非置換のアミノ、置換スルホニル、置換スルフィニル、置換もしくは非置換のカルバモイル、置換もしくは非置換のスルファモイル、ニトロ、シアノ、アジド、置換もしくは非置換の炭素環式基または置換もしくは非置換の非芳香族ヘテロ環式基であり、他方は、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルケニル、置換もしくは非置換のアルキニル、置換もしくは非置換のアルコキシ、置換もしくは非置換のアルケニルオキシ、置換もしくは非置換のアルキニルオキシ、置換もしくは非置換の炭素環オキシ、置換もしくは非置換のヘテロ環オキシ、メルカプト、置換もしくは非置換のアルキルチオ、置換もしくは非置換のアルケニルチオ、置換もしくは非置換のアルキニルチオ、置換もしくは非置換の炭素環チオ、置換もしくは非置換のヘテロ環チオ、置換もしくは非置換のアルコキシカルボニル、置換もしくは非置換のアシル、置換もしくは非置換のアミノ、置換スルホニル、置換スルフィニル、置換もしくは非置換のカルバモイル、置換もしくは非置換のスルファモイル、ニトロ、シアノ、アジド、置換もしくは非置換の炭素環式基または置換もしくは非置換の非芳香族ヘテロ環式基であり、ただし、=Y1−Y2=が=C(R9A)−N=のとき、R10Bは、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルケニル、置換もしくは非置換のアルキニル、置換もしくは非置換のアルコキシ、置換もしくは非置換のアルケニルオキシ、置換もしくは非置換のアルキニルオキシ、置換もしくは非置換の炭素環オキシ、置換もしくは非置換のヘテロ環オキシ、メルカプト、置換もしくは非置換のアルキルチオ、置換もしくは非置換のアルケニルチオ、置換もしくは非置換のアルキニルチオ、置換もしくは非置換の炭素環チオ、置換もしくは非置換のヘテロ環チオ、置換もしくは非置換のアルコキシカルボニル、置換もしくは非置換のアシル、置換もしくは非置換のアミノ、置換スルホニル、置換スルフィニル、置換もしくは非置換のカルバモイル、置換もしくは非置換のスルファモイル、ニトロ、シアノ、アジド、置換もしくは非置換の炭素環式基または置換もしくは非置換の非芳香族ヘテロ環式基であり;
R11は、水素、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルケニル、置換もしくは非置換のアルキニル、置換もしくは非置換のアルコキシ、置換もしくは非置換のアルケニルオキシ、置換もしくは非置換のアルキニルオキシ、置換もしくは非置換のアシルオキシ、置換もしくは非置換の炭素環オキシ、置換もしくは非置換のヘテロ環オキシ、メルカプト、置換もしくは非置換のアルキルチオ、置換もしくは非置換のアルケニルチオ、置換もしくは非置換のアルキニルチオ、置換もしくは非置換の炭素環チオ、置換もしくは非置換のヘテロ環チオ、置換もしくは非置換のアルコキシカルボニル、置換もしくは非置換のアシル、置換もしくは非置換のアミノ、置換スルホニル、置換スルフィニル、置換もしくは非置換のカルバモイル、置換もしくは非置換のスルファモイル、ニトロ、シアノ、アジド、置換もしくは非置換の炭素環式基または置換もしくは非置換の非芳香族ヘテロ環式基である
(ただし、R11が水素、ヒドロキシ、メトキシ、メチルチオ、メチル、トリフルオロメチル、またはハロゲンのとき、R10AおよびR10Bはいずれも水素でなく;
R10AまたはR10Bがフッ素のとき、R11は
【化3】
で示される基ではなく;
R9A、R9B、R10A、R10B、およびR11は、同時にフッ素ではなく;
R10AまたはR10Bが、−COOHまたは−COOMeのとき、R11は、
【化4】
で示される基ではなく;
R10A、R10B、およびR11は、同時にメトキシではなく;
R10AまたはR10Bがメトキシのとき、R11は
【化5】
で示される基ではなく;
R10AまたはR10Bの一方が、−SO2Meのとき、他方は
【化6】
で示される基ではない)]
で示される化合物(ただし、以下の化合物:
【化7】
【化8】
を除く。)、もしくはその製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物。
【請求項15】
=X2−X3=が、=C(R2)−C(R3)=または=C(R2)−N=(式中、R3は、請求項14と同義である)であり、
R2が、OR12、SR13、またはN(R14)(R15)(式中、R12およびR13は、各々独立して、水素または置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルケニル、置換もしくは非置換のアルキニル、置換もしくは非置換の炭素環式基、または置換もしくは非置換のヘテロ環式基であり;R14およびR15は、各々独立して、水素、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルケニル、置換もしくは非置換の炭素環式基、または置換もしくは非置換のヘテロ環式基、またはR14およびR15は、それらが結合する窒素原子と一緒になってヘテロ環を形成してもよい)である、請求項14記載の化合物、もしくはその製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物。
【請求項16】
Ak1が、単結合である、請求項14または15に記載の化合物、もしくはその製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物。
【請求項17】
R10AおよびR10Bの一方は、ハロゲンまたは置換もしくは非置換のアルキルであり、他方は、水素、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルケニル、置換もしくは非置換のアルキニル、置換もしくは非置換のアルコキシ、置換もしくは非置換のアルケニルオキシ、置換もしくは非置換のアルキニルオキシ、置換もしくは非置換の炭素環オキシ、置換もしくは非置換のヘテロ環オキシ、メルカプト、置換もしくは非置換のアルキルチオ、置換もしくは非置換のアルケニルチオ、置換もしくは非置換のアルキニルチオ、置換もしくは非置換の炭素環チオ、置換もしくは非置換のヘテロ環チオ、置換もしくは非置換のアルコキシカルボニル、置換もしくは非置換のアシル、置換もしくは非置換のアミノ、置換スルホニル、置換スルフィニル、置換もしくは非置換のカルバモイル、置換もしくは非置換のスルファモイル、ニトロ、シアノ、アジド、置換もしくは非置換の炭素環式基または置換もしくは非置換の非芳香族ヘテロ環式基であり、
R11が、OR16、SR17、N(R18)(R19)(式中、R16およびR17は、各々独立して、水素、置換もしくは非置換のアルキル(ただし、非置換のメチルを除く)、置換もしくは非置換のアルケニル、置換もしくは非置換のアルキニル、置換もしくは非置換の炭素環式基、または置換もしくは非置換のヘテロ環式基であり;R18およびR19は、各々独立して、水素、置換もしくは非置換のアルキル、または置換もしくは非置換のアルケニル、またはR18およびR19は、それらが結合する窒素原子と一緒になってヘテロ環を形成してもよい)、置換もしくは非置換の炭素環オキシアルキル、または
置換もしくは非置換のヘテロ環オキシアルキルである、請求項14〜16のいずれかに記載の化合物、もしくはその製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物。
【請求項18】
R10AおよびR10Bが、各々独立して、ハロゲンまたは置換もしくは非置換のアルキルである、請求項14〜17のいずれかに記載の化合物、もしくはその製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物。
【請求項19】
R11が、OR16、SR17、N(R18)(R19)(式中、R16、R17およびR19は、各々独立して、置換もしくは非置換の炭素環で置換されたアルキル、置換もしくは非置換のヘテロ環で置換されたアルキル、置換もしくは非置換の炭素環式基、または置換もしくは非置換のヘテロ環式基であり、R18は、水素、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のシクロアルキル、または置換もしくは非置換のアシルであり、置換もしくは非置換の炭素環オキシアルキル、または置換もしくは非置換のヘテロ環オキシアルキルである)である、請求項14〜18のいずれかに記載の化合物、もしくはその製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物。
【請求項20】
式(III):
【化9】
[式中、=X2−X3=は、=C(R2)−C(R3)=、=N−C(R3)=、または=C(R2)−N=であり;
=X2−X3=が=C(R2)−C(R3)=のとき、R2またはR3のいずれか一方は、置換もしくは非置換のピリジル、置換もしくは非置換のイミダゾリル、置換もしくは非置換のピラゾリル、置換もしくは非置換のオキサゾリル、または置換もしくは非置換のチアゾリルであり、他方は、水素、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、スルホ、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルケニル、置換もしくは非置換のアルキニル、置換もしくは非置換のアルコキシ、置換もしくは非置換のアルケニルオキシ、置換もしくは非置換のアルキニルオキシ、置換もしくは非置換の炭素環オキシ、置換もしくは非置換のヘテロ環オキシ、メルカプト、置換もしくは非置換のアルキルチオ、置換もしくは非置換のアルケニルチオ、置換もしくは非置換のアルキニルチオ、置換もしくは非置換の炭素環チオ、置換もしくは非置換のヘテロ環チオ、置換もしくは非置換のアルコキシカルボニル、置換もしくは非置換のアシル、置換もしくは非置換のアミノ、置換スルホニル、置換スルフィニル、置換もしくは非置換のカルバモイル、置換もしくは非置換のスルファモイル、ニトロ、シアノ、置換もしくは非置換の炭素環式基、または置換もしくは非置換のヘテロ環式基であり;
=X2−X3=が=N−C(R3)=、または=C(R2)−N=のとき、R2またはR3は、置換もしくは非置換のピリジル、置換もしくは非置換のイミダゾリル、置換もしくは非置換のピラゾリル、置換もしくは非置換のオキサゾリル、または置換もしくは非置換のチアゾリルであり、
R1およびR4は、各々独立して、水素、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、スルホ、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルケニル、置換もしくは非置換のアルキニル、置換もしくは非置換のアルコキシ、置換もしくは非置換のアルケニルオキシ、置換もしくは非置換のアルキニルオキシ、置換もしくは非置換の炭素環オキシ、置換もしくは非置換のヘテロ環オキシ、メルカプト、置換もしくは非置換のアルキルチオ、置換もしくは非置換のアルケニルチオ、置換もしくは非置換のアルキニルチオ、置換もしくは非置換の炭素環チオ、置換もしくは非置換のヘテロ環チオ、置換もしくは非置換のアルコキシカルボニル、置換もしくは非置換のアシル、置換もしくは非置換のアミノ、置換スルホニル、置換スルフィニル、置換もしくは非置換のカルバモイル、置換もしくは非置換のスルファモイル、ニトロ、シアノ、置換もしくは非置換の炭素環式基、または置換もしくは非置換のヘテロ環式基であり;
R5は、水素、カルボキシ、スルホ、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルコキシカルボニル、置換もしくは非置換のアシル、置換スルホニル、置換スルフィニル、置換もしくは非置換のカルバモイル、または置換もしくは非置換のスルファモイルであり;
R6は、水素、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、スルホ、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルコキシカルボニル、置換もしくは非置換のアシル、置換スルホニル、置換スルフィニル、置換もしくは非置換のアミノ、置換もしくは非置換のカルバモイル、置換もしくは非置換のスルファモイル、または置換もしくは非置換の炭素環式基であり;
Ak1およびAk2は、各々独立して、単結合または置換もしくは非置換の炭素数1もしくは2のアルキレンであり;
R8は水素、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のシクロアルキル、または置換もしくは非置換のアシルであり;
A環は、ベンゼン環、ピリジン環、ピリダジン環、ピリミジン環、シクロヘキサン環、シクロヘキセン環、テトラヒドロピラン環、ジヒドロピリジン環、テトラヒドロピリジン環、ピペリジン環、ピペラジン環、またはモルホリン環であり;
R7は、各々独立して、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルケニル、置換もしくは非置換のアルキニル、置換もしくは非置換のアルコキシ、置換もしくは非置換のアルケニルオキシ、置換もしくは非置換のアルキニルオキシ、置換もしくは非置換のアシルオキシ、置換もしくは非置換の炭素環オキシ、置換もしくは非置換のヘテロ環オキシ、メルカプト、置換もしくは非置換のアルキルチオ、置換もしくは非置換のアルケニルチオ、置換もしくは非置換のアルキニルチオ、置換もしくは非置換の炭素環チオ、置換もしくは非置換のヘテロ環チオ、置換もしくは非置換のアルコキシカルボニル、置換もしくは非置換のアシル、置換もしくは非置換のアミノ、置換スルホニル、置換スルフィニル、置換もしくは非置換のカルバモイル、置換もしくは非置換のスルファモイル、ニトロ、シアノ、アジド、置換もしくは非置換の炭素環式基、または置換もしくは非置換の非芳香族ヘテロ環式基であり;
nは、0〜5の整数である
(ただし、A環は、非置換のピリジン環ではなく;
Ak2が、−CH2−CH2−のとき、A環は、非置換のモルホリン環ではなく;
A環は、
【化10】
ではない。)]で示される化合物、もしくはその製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物。
【請求項21】
=X2−X3=が=C(R2)−C(R3)=であり、R2またはR3のいずれか一方が、置換もしくは非置換のピリジル、置換もしくは非置換のイミダゾリル、または置換もしくは非置換のピラゾリルであり、他方が、OR12、SR13、またはN(R14)(R15)(式中、R12およびR13は、各々独立して、水素、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルケニル、置換もしくは非置換のアルキニル、置換もしくは非置換の炭素環式基、または置換もしくは非置換のヘテロ環式基であり;R14およびR15は、各々独立して、水素、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルケニル、置換もしくは非置換の炭素環式基、または置換もしくは非置換のヘテロ環式基、またはR14およびR15は、それらが結合する窒素原子と一緒になってヘテロ環を形成してもよい)である、請求項20記載の化合物、もしくはその製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物。
【請求項22】
Ak1が、単結合であり、Ak2が、置換もしくは非置換のメチレンである、請求項20または21に記載の化合物、もしくはその製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物。
【請求項23】
A環が、ベンゼン環またはピリジン環である、請求項20〜22のいずれかに記載の化合物、もしくはその製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物
【請求項24】
R5およびR6が、共に水素である、請求項14〜23のいずれかに記載の化合物、もしくはその製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物。
【請求項25】
R8が、水素である、請求項14〜24のいずれかに記載の化合物、もしくはその製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物。
【請求項26】
式(II):
【化11】
[式中、=X2−X3=は、=C(H)−C(R3)=または=C(H)−N=であり、
R1、R3、およびR4は、各々独立して、水素、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、スルホ、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルケニル、置換もしくは非置換のアルキニル、置換もしくは非置換のアルコキシ、置換もしくは非置換のアルケニルオキシ、置換もしくは非置換のアルキニルオキシ、置換もしくは非置換の炭素環オキシ、置換もしくは非置換のヘテロ環オキシ、メルカプト、置換もしくは非置換のアルキルチオ、置換もしくは非置換のアルケニルチオ、置換もしくは非置換のアルキニルチオ、置換もしくは非置換の炭素環チオ、置換もしくは非置換のヘテロ環チオ、置換もしくは非置換のアルコキシカルボニル、置換もしくは非置換のアシル、置換もしくは非置換のアミノ、置換スルホニル、置換スルフィニル、置換もしくは非置換のカルバモイル、置換もしくは非置換のスルファモイル、ニトロ、シアノ、置換もしくは非置換の炭素環式基、または置換もしくは非置換のヘテロ環式基であり;
R5は、水素、カルボキシ、スルホ、置換もしくは非置換のアルキル(ただし、置換もしくは非置換のアリールで置換されたアルキルを除く)、置換もしくは非置換のアルコキシカルボニル、置換もしくは非置換のアシル、置換スルホニル、置換スルフィニル、置換もしくは非置換のカルバモイル、または置換もしくは非置換のスルファモイルであり;
R6は、水素、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、スルホ、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルコキシカルボニル、置換もしくは非置換のアシル、置換スルホニル、置換スルフィニル、置換もしくは非置換のアミノ、置換もしくは非置換のカルバモイル、または置換もしくは非置換のスルファモイルであり;
Ak1は、単結合であり;
R8は、水素、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のシクロアルキル、または置換もしくは非置換のアシルであり;
=Y1−Y2=は、=C(R9A)−C(R10A)=、=N−C(R10A)=、または=C(R9A)−N=であり;
R9AおよびR9Bは、各々独立して、水素、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルケニル、置換もしくは非置換のアルキニル、置換もしくは非置換のアルコキシ、置換もしくは非置換のアルケニルオキシ、置換もしくは非置換のアルキニルオキシ、置換もしくは非置換の炭素環オキシ、置換もしくは非置換のヘテロ環オキシ、メルカプト、置換もしくは非置換のアルキルチオ、置換もしくは非置換のアルケニルチオ、置換もしくは非置換のアルキニルチオ、置換もしくは非置換の炭素環チオ、置換もしくは非置換のヘテロ環チオ、置換もしくは非置換のアルコキシカルボニル、置換もしくは非置換のアシル、置換もしくは非置換のアミノ、置換スルホニル、置換スルフィニル、置換もしくは非置換のカルバモイル、置換もしくは非置換のスルファモイル、ニトロ、シアノ、アジド、置換もしくは非置換の炭素環式基、または置換もしくは非置換の非芳香族ヘテロ環式基であり;
R10AおよびR10Bは、各々独立して、ハロゲンまたは置換もしくは非置換のアルキルであり;
R11は、OR16、SR17、N(R18)(R19)(式中、R16、R17およびR19は、各々独立して、置換もしくは非置換の炭素環で置換されたアルキル、置換もしくは非置換のヘテロ環で置換されたアルキル、置換もしくは非置換の炭素環式基、または置換もしくは非置換のヘテロ環式基であり、R18は、水素、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のシクロアルキル、置換もしくは非置換のアシル、置換もしくは非置換の炭素環オキシアルキル、または置換もしくは非置換のヘテロ環オキシアルキルである)である]
で示される化合物、もしくはその製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物。
【請求項27】
式(I):
【化12】
(式中、Ak1およびAk2は、各々独立して、単結合であり;−L1−は、−C(=O)−であり;A環は、ピペリジン環またはピペラジン環であり(ただし、Ak2に結合するA環上の原子は必ず窒素原子である)、−X1=X2−X3=X4−、R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、およびnは、請求項1と同義である)
で示される化合物、もしくはその製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物。
【請求項28】
請求項14〜27のいずれかに記載の化合物、もしくはその製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物を含有する医薬組成物。
【請求項29】
請求項14〜27のいずれかに記載の化合物、もしくはその製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物を含有するアミロイドβ産生抑制用医薬組成物。
【請求項1】
式(I):
【化1】
[式中、−X1=X2−X3=X4−は、−C(R1)=C(R2)−C(R3)=C(R4)−、−C(R1)=N−C(R3)=C(R4)−、−C(R1)=C(R2)−N=C(R4)−、−N=C(R2)−C(R3)=C(R4)−、または−C(R1)=C(R2)−C(R3)=N−であり;
R1、R2、R3およびR4は、各々独立して、水素、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、スルホ、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルケニル、置換もしくは非置換のアルキニル、置換もしくは非置換のアルコキシ、置換もしくは非置換のアルケニルオキシ、置換もしくは非置換のアルキニルオキシ、置換もしくは非置換の炭素環オキシ、置換もしくは非置換のヘテロ環オキシ、メルカプト、置換もしくは非置換のアルキルチオ、置換もしくは非置換のアルケニルチオ、置換もしくは非置換のアルキニルチオ、置換もしくは非置換の炭素環チオ、置換もしくは非置換のヘテロ環チオ、置換もしくは非置換のアルコキシカルボニル、置換もしくは非置換のアシル、置換もしくは非置換のアミノ、置換スルホニル、置換スルフィニル、置換もしくは非置換のカルバモイル、置換もしくは非置換のスルファモイル、ニトロ、シアノ、置換もしくは非置換の炭素環式基、または置換もしくは非置換のヘテロ環式基であり;
R5は、水素、カルボキシ、スルホ、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルコキシカルボニル、置換もしくは非置換のアシル、置換スルホニル、置換スルフィニル、置換もしくは非置換のカルバモイル、または置換もしくは非置換のスルファモイルであり;
R6は、水素、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、スルホ、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルケニル、置換もしくは非置換のアルキニル、置換もしくは非置換のアルコキシ、置換もしくは非置換のアルコキシカルボニル、置換もしくは非置換のアシル、置換スルホニル、置換スルフィニル、置換もしくは非置換のアミノ、置換もしくは非置換のカルバモイル、置換もしくは非置換のスルファモイル、または置換もしくは非置換の炭素環式基であり;
Ak1またはAk2は、各々独立して、単結合、または置換もしくは非置換の炭素数1もしくは2のアルキレンであり;
−L1−は、−C(=O)N(R8)−、−N(R8)−C(=O)−、−SO2N(R8)−、−N(R8)SO2−、−C(=O)−、−C(=O)−C(=O)−、−C(=O)−C(=O)−N(R8)−、または−C(=O)O−であり;
R8は、各々独立して、水素、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のシクロアルキル、または置換もしくは非置換のアシルであり;
A環は、ベンゼン環、ピリジン環、ピリダジン環、ピリミジン環、シクロヘキサン環、シクロヘキセン環、テトラヒドロピラン環、ジヒドロピリジン環、テトラヒドロピリジン環、ピペリジン環、ピペラジン環、モルホリン環、オクタヒドロシクロペンタピロール環、アザビシクロオクタン環、ピロリジン環、チアゾール環、イミダゾール環、ピラゾール環、イソキサゾール環、オキサゾール環またはチアゾール環であり;
R7は、各々独立して、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルケニル、置換もしくは非置換のアルキニル、置換もしくは非置換のアルコキシ、置換もしくは非置換のアルケニルオキシ、置換もしくは非置換のアルキニルオキシ、置換もしくは非置換のアシルオキシ、置換もしくは非置換の炭素環オキシ、置換もしくは非置換のヘテロ環オキシ、メルカプト、置換もしくは非置換のアルキルチオ、置換もしくは非置換のアルケニルチオ、置換もしくは非置換のアルキニルチオ、置換もしくは非置換の炭素環チオ、置換もしくは非置換のヘテロ環チオ、置換もしくは非置換のアルコキシカルボニル、置換もしくは非置換のアシル、置換もしくは非置換のアミノ、置換スルホニル、置換スルフィニル、置換もしくは非置換のカルバモイル、置換もしくは非置換のスルファモイル、ニトロ、シアノ、アジド、置換もしくは非置換の炭素環式基、または置換もしくは非置換の非芳香族ヘテロ環式基(ただし、置換もしくは非置換のジヒドロチアジン環式基を除く)であり;
nは、0〜5の整数である]
で示される化合物、もしくはその製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物を含有するアミロイドβ産生抑制用医薬組成物。
【請求項2】
−X1=X2−X3=X4−が、−C(R1)=C(R2)−C(R3)=C(R4)−、−C(R1)=N−C(R3)=C(R4)−、または−C(R1)=C(R2)−N=C(R4)−であり、
−L1−が、−C(=O)N(R8)−または−N(R8)−C(=O)−(式中、R1、R2、R3、R4、およびR8は、請求項1と同義である)である化合物、もしくはその製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物を含有する、請求項1記載のアミロイドβ産生抑制用医薬組成物。
【請求項3】
−X1=X2−X3=X4−が、−C(R1)=C(R2)−C(R3)=C(R4)−、−C(R1)=N−C(R3)=C(R4)−、または−C(R1)=C(R2)−N=C(R4)−(式中、R1、R3およびR4は、請求項1と同義である)であり、
R2が、OR12、SR13、またはN(R14)(R15)(式中、R12およびR13は、各々独立して、水素、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルケニル、置換もしくは非置換のアルキニル、置換もしくは非置換の炭素環式基、または置換もしくは非置換のヘテロ環式基であり;R14およびR15は、各々独立して、水素、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルケニル、置換もしくは非置換の炭素環式基、または置換もしくは非置換のヘテロ環式基、またはR14およびR15は、それらが結合する窒素原子と一緒になってヘテロ環を形成してもよい)である化合物、もしくはその製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物を含有する、請求項1または2に記載のアミロイドβ産生抑制用医薬組成物。
【請求項4】
−X1=X2−X3=X4−が、−C(R1)=C(R2)−C(R3)=C(R4)−、−C(R1)=N−C(R3)=C(R4)−、または−C(R1)=C(R2)−N=C(R4)−であり(式中、R1およびR4は、請求項1と同義である)、
R2およびR3が、各々独立して、OR12、SR13、N(R14)(R15)、置換もしくは非置換のピリジル、置換もしくは非置換のイミダゾリル、置換もしくは非置換のピラゾリル、置換もしくは非置換のオキサゾリル、または置換もしくは非置換のチアゾリル(式中、R12、R13、R14およびR15は、請求項3と同義である)である化合物、もしくはその製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物を含有する、請求項1または2に記載のアミロイドβ産生抑制用医薬組成物。
【請求項5】
R5およびR6が共に水素である化合物、もしくはその製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物を含有する、請求項1〜4のいずれかに記載のアミロイドβ産生抑制用医薬組成物。
【請求項6】
Ak1が、単結合であり、Ak2が、単結合または置換もしくは非置換のメチレンである化合物、もしくはその製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物を含有する、請求項1〜5のいずれかに記載のアミロイドβ産生抑制用医薬組成物。
【請求項7】
−L1−が、−C(=O)NH−または−NH−C(=O)−である化合物、もしくはその製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物を含有する、請求項1〜6のいずれかに記載のアミロイドβ産生抑制用医薬組成物。
【請求項8】
A環が、ベンゼン環またはピリジン環である化合物、もしくはその製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物を含有する、請求項1〜7のいずれかに記載のアミロイドβ産生抑制用医薬組成物。
【請求項9】
nが、1〜5の整数であり;
少なくとも1個のR7が、OR16、SR17、またはN(R18)(R19)(式中、R16およびR17は、各々独立して、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルケニル、置換もしくは非置換のアルキニル、置換もしくは非置換の炭素環式基、または置換もしくは非置換のヘテロ環式基であり;R18およびR19は、各々独立して、水素、置換もしくは非置換のアルキル、または置換もしくは非置換のアルケニル、またはR18およびR19は、それらが結合する窒素原子と一緒になって非芳香族ヘテロ環を形成してもよい)であり、その他のR7は、請求項1と同義である;
化合物、もしくはその製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物を含有する、請求項1〜8のいずれかに記載のアミロイドβ産生抑制用医薬組成物。
【請求項10】
−X1=X2−X3=X4−が、−C(R1)=C(R2)−C(R3)=C(R4)−、−C(R1)=N−C(R3)=C(R4)−、または−C(R1)=C(R2)−N=C(R4)−であり;
R1およびR4が共に水素であり;
R2およびR3が、各々独立して、OR12、SR13、N(R14)(R15)、置換もしくは非置換のピリジル、置換もしくは非置換のイミダゾリル、置換もしくは非置換のピラゾリル、置換もしくは非置換のオキサゾリル、または置換もしくは非置換のチアゾリルであり;
R12およびR13が、各々独立して、水素、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルケニル、置換もしくは非置換のアルキニル、置換もしくは非置換のシクロアルキル、または置換もしくは非置換のシクロアルケニルであり;
R14およびR15が、各々独立して、水素、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルケニル、置換もしくは非置換のシクロアルキル、または置換もしくは非置換のシクロアルケニル、またはR14およびR15は、それらが結合する窒素原子と一緒になってヘテロ環を形成してもよく;
R5およびR6が、共に水素であり;
Ak1が、単結合であり;
Ak2が、単結合または置換もしくは非置換のメチレンであり;
−L1−が、−C(=O)NH−または−NH−C(=O)−であり;
A環が、ベンゼン環またはピリジン環であり;
nが、1〜5の整数であり;
少なくとも1個のR7が、OR16、SR17、またはN(R18)(R19)であり、該R7およびAk2の置換位置が、A環においてパラ位の関係であり、その他のR7は、請求項1と同義であり;
R16およびR17が、各々独立して、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルケニル、置換もしくは非置換のアルキニル、置換もしくは非置換の炭素環式基、または置換もしくは非置換のヘテロ環式基であり;
R18およびR19が、各々独立して、水素、置換もしくは非置換のアルキル、または置換もしくは非置換のアルケニル、またはR18およびR19は、それらが結合する窒素原子と一緒になって非芳香族ヘテロ環を形成してもよい化合物、もしくはその製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物を含有する、請求項1〜9のいずれかに記載のアミロイドβ産生抑制用医薬組成物。
【請求項11】
アミロイドβ42選択的産生抑制用医薬組成物である、請求項1〜10のいずれかに記載のアミロイドβ産生抑制用医薬組成物。
【請求項12】
請求項1〜10のいずれかに記載の化合物、もしくはその製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物を投与することを特徴とする、アミロイドβ産生を抑制する方法。
【請求項13】
アミロイドβ産生抑制のために使用する、請求項1〜10のいずれかに記載の化合物、もしくはその製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物。
【請求項14】
式(II):
【化2】
[式中、=X2−X3=は、=C(R2)−C(R3)=、=N−C(R3)=、または=C(R2)−N=であり;
R2は、ヒドロキシ、カルボキシ、スルホ、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルケニル、置換もしくは非置換のアルキニル、置換もしくは非置換のアルコキシ、置換もしくは非置換のアルケニルオキシ、置換もしくは非置換のアルキニルオキシ、置換もしくは非置換の炭素環オキシ、置換もしくは非置換のヘテロ環オキシ、メルカプト、置換もしくは非置換のアルキルチオ、置換もしくは非置換のアルケニルチオ、置換もしくは非置換のアルキニルチオ、置換もしくは非置換の炭素環チオ、置換もしくは非置換のヘテロ環チオ、置換もしくは非置換のアルコキシカルボニル、置換もしくは非置換のアシル、置換もしくは非置換のアミノ、置換スルホニル、置換スルフィニル、置換もしくは非置換のカルバモイル、置換もしくは非置換のスルファモイル、ニトロ、シアノ、置換もしくは非置換の炭素環式基、または置換もしくは非置換のヘテロ環式基であり;
R1、R3、およびR4は、各々独立して、水素、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、スルホ、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルケニル、置換もしくは非置換のアルキニル、置換もしくは非置換のアルコキシ、置換もしくは非置換のアルケニルオキシ、置換もしくは非置換のアルキニルオキシ、置換もしくは非置換の炭素環オキシ、置換もしくは非置換のヘテロ環オキシ、メルカプト、置換もしくは非置換のアルキルチオ、置換もしくは非置換のアルケニルチオ、置換もしくは非置換のアルキニルチオ、置換もしくは非置換の炭素環チオ、置換もしくは非置換のヘテロ環チオ、置換もしくは非置換のアルコキシカルボニル、置換もしくは非置換のアシル、置換もしくは非置換のアミノ、置換スルホニル、置換スルフィニル、置換もしくは非置換のカルバモイル、置換もしくは非置換のスルファモイル、ニトロ、シアノ、置換もしくは非置換の炭素環式基、または置換もしくは非置換のヘテロ環式基であり;
R5は、水素、カルボキシ、スルホ、置換もしくは非置換のアルキル(ただし、置換もしくは非置換のアリールで置換されたアルキルを除く)、置換もしくは非置換のアルコキシカルボニル、置換もしくは非置換のアシル、置換スルホニル、置換スルフィニル、置換もしくは非置換のカルバモイル、または置換もしくは非置換のスルファモイルであり;
R6は、水素、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、スルホ、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルコキシカルボニル、置換もしくは非置換のアシル、置換スルホニル、置換スルフィニル、置換もしくは非置換のアミノ、置換もしくは非置換のカルバモイル、置換もしくは非置換のスルファモイル、または置換もしくは非置換の炭素環式基であり;
Ak1は、単結合または置換もしくは非置換の炭素数1もしくは2のアルキレンであり;
R8は、水素、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のシクロアルキル、または置換もしくは非置換のアシルであり;
=Y1−Y2=は、=C(R9A)−C(R10A)=、=N−C(R10A)=、または=C(R9A)−N=であり;
R9AおよびR9Bは、各々独立して、水素、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルケニル、置換もしくは非置換のアルキニル、置換もしくは非置換のアルコキシ、置換もしくは非置換のアルケニルオキシ、置換もしくは非置換のアルキニルオキシ、置換もしくは非置換の炭素環オキシ、置換もしくは非置換のヘテロ環オキシ、メルカプト、置換もしくは非置換のアルキルチオ、置換もしくは非置換のアルケニルチオ、置換もしくは非置換のアルキニルチオ、置換もしくは非置換の炭素環チオ、置換もしくは非置換のヘテロ環チオ、置換もしくは非置換のアルコキシカルボニル、置換もしくは非置換のアシル、置換もしくは非置換のアミノ、置換スルホニル、置換スルフィニル、置換もしくは非置換のカルバモイル、置換もしくは非置換のスルファモイル、ニトロ、シアノ、アジド、置換もしくは非置換の炭素環式基、または置換もしくは非置換の非芳香族ヘテロ環式基であり;
R10AおよびR10Bの一方は、水素、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルケニル、置換もしくは非置換のアルキニル、置換もしくは非置換のアルコキシ、置換もしくは非置換のアルケニルオキシ、置換もしくは非置換のアルキニルオキシ、置換もしくは非置換の炭素環オキシ、置換もしくは非置換のヘテロ環オキシ、メルカプト、置換もしくは非置換のアルキルチオ、置換もしくは非置換のアルケニルチオ、置換もしくは非置換のアルキニルチオ、置換もしくは非置換の炭素環チオ、置換もしくは非置換のヘテロ環チオ、置換もしくは非置換のアルコキシカルボニル、置換もしくは非置換のアシル、置換もしくは非置換のアミノ、置換スルホニル、置換スルフィニル、置換もしくは非置換のカルバモイル、置換もしくは非置換のスルファモイル、ニトロ、シアノ、アジド、置換もしくは非置換の炭素環式基または置換もしくは非置換の非芳香族ヘテロ環式基であり、他方は、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルケニル、置換もしくは非置換のアルキニル、置換もしくは非置換のアルコキシ、置換もしくは非置換のアルケニルオキシ、置換もしくは非置換のアルキニルオキシ、置換もしくは非置換の炭素環オキシ、置換もしくは非置換のヘテロ環オキシ、メルカプト、置換もしくは非置換のアルキルチオ、置換もしくは非置換のアルケニルチオ、置換もしくは非置換のアルキニルチオ、置換もしくは非置換の炭素環チオ、置換もしくは非置換のヘテロ環チオ、置換もしくは非置換のアルコキシカルボニル、置換もしくは非置換のアシル、置換もしくは非置換のアミノ、置換スルホニル、置換スルフィニル、置換もしくは非置換のカルバモイル、置換もしくは非置換のスルファモイル、ニトロ、シアノ、アジド、置換もしくは非置換の炭素環式基または置換もしくは非置換の非芳香族ヘテロ環式基であり、ただし、=Y1−Y2=が=C(R9A)−N=のとき、R10Bは、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルケニル、置換もしくは非置換のアルキニル、置換もしくは非置換のアルコキシ、置換もしくは非置換のアルケニルオキシ、置換もしくは非置換のアルキニルオキシ、置換もしくは非置換の炭素環オキシ、置換もしくは非置換のヘテロ環オキシ、メルカプト、置換もしくは非置換のアルキルチオ、置換もしくは非置換のアルケニルチオ、置換もしくは非置換のアルキニルチオ、置換もしくは非置換の炭素環チオ、置換もしくは非置換のヘテロ環チオ、置換もしくは非置換のアルコキシカルボニル、置換もしくは非置換のアシル、置換もしくは非置換のアミノ、置換スルホニル、置換スルフィニル、置換もしくは非置換のカルバモイル、置換もしくは非置換のスルファモイル、ニトロ、シアノ、アジド、置換もしくは非置換の炭素環式基または置換もしくは非置換の非芳香族ヘテロ環式基であり;
R11は、水素、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルケニル、置換もしくは非置換のアルキニル、置換もしくは非置換のアルコキシ、置換もしくは非置換のアルケニルオキシ、置換もしくは非置換のアルキニルオキシ、置換もしくは非置換のアシルオキシ、置換もしくは非置換の炭素環オキシ、置換もしくは非置換のヘテロ環オキシ、メルカプト、置換もしくは非置換のアルキルチオ、置換もしくは非置換のアルケニルチオ、置換もしくは非置換のアルキニルチオ、置換もしくは非置換の炭素環チオ、置換もしくは非置換のヘテロ環チオ、置換もしくは非置換のアルコキシカルボニル、置換もしくは非置換のアシル、置換もしくは非置換のアミノ、置換スルホニル、置換スルフィニル、置換もしくは非置換のカルバモイル、置換もしくは非置換のスルファモイル、ニトロ、シアノ、アジド、置換もしくは非置換の炭素環式基または置換もしくは非置換の非芳香族ヘテロ環式基である
(ただし、R11が水素、ヒドロキシ、メトキシ、メチルチオ、メチル、トリフルオロメチル、またはハロゲンのとき、R10AおよびR10Bはいずれも水素でなく;
R10AまたはR10Bがフッ素のとき、R11は
【化3】
で示される基ではなく;
R9A、R9B、R10A、R10B、およびR11は、同時にフッ素ではなく;
R10AまたはR10Bが、−COOHまたは−COOMeのとき、R11は、
【化4】
で示される基ではなく;
R10A、R10B、およびR11は、同時にメトキシではなく;
R10AまたはR10Bがメトキシのとき、R11は
【化5】
で示される基ではなく;
R10AまたはR10Bの一方が、−SO2Meのとき、他方は
【化6】
で示される基ではない)]
で示される化合物(ただし、以下の化合物:
【化7】
【化8】
を除く。)、もしくはその製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物。
【請求項15】
=X2−X3=が、=C(R2)−C(R3)=または=C(R2)−N=(式中、R3は、請求項14と同義である)であり、
R2が、OR12、SR13、またはN(R14)(R15)(式中、R12およびR13は、各々独立して、水素または置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルケニル、置換もしくは非置換のアルキニル、置換もしくは非置換の炭素環式基、または置換もしくは非置換のヘテロ環式基であり;R14およびR15は、各々独立して、水素、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルケニル、置換もしくは非置換の炭素環式基、または置換もしくは非置換のヘテロ環式基、またはR14およびR15は、それらが結合する窒素原子と一緒になってヘテロ環を形成してもよい)である、請求項14記載の化合物、もしくはその製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物。
【請求項16】
Ak1が、単結合である、請求項14または15に記載の化合物、もしくはその製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物。
【請求項17】
R10AおよびR10Bの一方は、ハロゲンまたは置換もしくは非置換のアルキルであり、他方は、水素、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルケニル、置換もしくは非置換のアルキニル、置換もしくは非置換のアルコキシ、置換もしくは非置換のアルケニルオキシ、置換もしくは非置換のアルキニルオキシ、置換もしくは非置換の炭素環オキシ、置換もしくは非置換のヘテロ環オキシ、メルカプト、置換もしくは非置換のアルキルチオ、置換もしくは非置換のアルケニルチオ、置換もしくは非置換のアルキニルチオ、置換もしくは非置換の炭素環チオ、置換もしくは非置換のヘテロ環チオ、置換もしくは非置換のアルコキシカルボニル、置換もしくは非置換のアシル、置換もしくは非置換のアミノ、置換スルホニル、置換スルフィニル、置換もしくは非置換のカルバモイル、置換もしくは非置換のスルファモイル、ニトロ、シアノ、アジド、置換もしくは非置換の炭素環式基または置換もしくは非置換の非芳香族ヘテロ環式基であり、
R11が、OR16、SR17、N(R18)(R19)(式中、R16およびR17は、各々独立して、水素、置換もしくは非置換のアルキル(ただし、非置換のメチルを除く)、置換もしくは非置換のアルケニル、置換もしくは非置換のアルキニル、置換もしくは非置換の炭素環式基、または置換もしくは非置換のヘテロ環式基であり;R18およびR19は、各々独立して、水素、置換もしくは非置換のアルキル、または置換もしくは非置換のアルケニル、またはR18およびR19は、それらが結合する窒素原子と一緒になってヘテロ環を形成してもよい)、置換もしくは非置換の炭素環オキシアルキル、または
置換もしくは非置換のヘテロ環オキシアルキルである、請求項14〜16のいずれかに記載の化合物、もしくはその製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物。
【請求項18】
R10AおよびR10Bが、各々独立して、ハロゲンまたは置換もしくは非置換のアルキルである、請求項14〜17のいずれかに記載の化合物、もしくはその製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物。
【請求項19】
R11が、OR16、SR17、N(R18)(R19)(式中、R16、R17およびR19は、各々独立して、置換もしくは非置換の炭素環で置換されたアルキル、置換もしくは非置換のヘテロ環で置換されたアルキル、置換もしくは非置換の炭素環式基、または置換もしくは非置換のヘテロ環式基であり、R18は、水素、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のシクロアルキル、または置換もしくは非置換のアシルであり、置換もしくは非置換の炭素環オキシアルキル、または置換もしくは非置換のヘテロ環オキシアルキルである)である、請求項14〜18のいずれかに記載の化合物、もしくはその製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物。
【請求項20】
式(III):
【化9】
[式中、=X2−X3=は、=C(R2)−C(R3)=、=N−C(R3)=、または=C(R2)−N=であり;
=X2−X3=が=C(R2)−C(R3)=のとき、R2またはR3のいずれか一方は、置換もしくは非置換のピリジル、置換もしくは非置換のイミダゾリル、置換もしくは非置換のピラゾリル、置換もしくは非置換のオキサゾリル、または置換もしくは非置換のチアゾリルであり、他方は、水素、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、スルホ、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルケニル、置換もしくは非置換のアルキニル、置換もしくは非置換のアルコキシ、置換もしくは非置換のアルケニルオキシ、置換もしくは非置換のアルキニルオキシ、置換もしくは非置換の炭素環オキシ、置換もしくは非置換のヘテロ環オキシ、メルカプト、置換もしくは非置換のアルキルチオ、置換もしくは非置換のアルケニルチオ、置換もしくは非置換のアルキニルチオ、置換もしくは非置換の炭素環チオ、置換もしくは非置換のヘテロ環チオ、置換もしくは非置換のアルコキシカルボニル、置換もしくは非置換のアシル、置換もしくは非置換のアミノ、置換スルホニル、置換スルフィニル、置換もしくは非置換のカルバモイル、置換もしくは非置換のスルファモイル、ニトロ、シアノ、置換もしくは非置換の炭素環式基、または置換もしくは非置換のヘテロ環式基であり;
=X2−X3=が=N−C(R3)=、または=C(R2)−N=のとき、R2またはR3は、置換もしくは非置換のピリジル、置換もしくは非置換のイミダゾリル、置換もしくは非置換のピラゾリル、置換もしくは非置換のオキサゾリル、または置換もしくは非置換のチアゾリルであり、
R1およびR4は、各々独立して、水素、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、スルホ、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルケニル、置換もしくは非置換のアルキニル、置換もしくは非置換のアルコキシ、置換もしくは非置換のアルケニルオキシ、置換もしくは非置換のアルキニルオキシ、置換もしくは非置換の炭素環オキシ、置換もしくは非置換のヘテロ環オキシ、メルカプト、置換もしくは非置換のアルキルチオ、置換もしくは非置換のアルケニルチオ、置換もしくは非置換のアルキニルチオ、置換もしくは非置換の炭素環チオ、置換もしくは非置換のヘテロ環チオ、置換もしくは非置換のアルコキシカルボニル、置換もしくは非置換のアシル、置換もしくは非置換のアミノ、置換スルホニル、置換スルフィニル、置換もしくは非置換のカルバモイル、置換もしくは非置換のスルファモイル、ニトロ、シアノ、置換もしくは非置換の炭素環式基、または置換もしくは非置換のヘテロ環式基であり;
R5は、水素、カルボキシ、スルホ、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルコキシカルボニル、置換もしくは非置換のアシル、置換スルホニル、置換スルフィニル、置換もしくは非置換のカルバモイル、または置換もしくは非置換のスルファモイルであり;
R6は、水素、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、スルホ、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルコキシカルボニル、置換もしくは非置換のアシル、置換スルホニル、置換スルフィニル、置換もしくは非置換のアミノ、置換もしくは非置換のカルバモイル、置換もしくは非置換のスルファモイル、または置換もしくは非置換の炭素環式基であり;
Ak1およびAk2は、各々独立して、単結合または置換もしくは非置換の炭素数1もしくは2のアルキレンであり;
R8は水素、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のシクロアルキル、または置換もしくは非置換のアシルであり;
A環は、ベンゼン環、ピリジン環、ピリダジン環、ピリミジン環、シクロヘキサン環、シクロヘキセン環、テトラヒドロピラン環、ジヒドロピリジン環、テトラヒドロピリジン環、ピペリジン環、ピペラジン環、またはモルホリン環であり;
R7は、各々独立して、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルケニル、置換もしくは非置換のアルキニル、置換もしくは非置換のアルコキシ、置換もしくは非置換のアルケニルオキシ、置換もしくは非置換のアルキニルオキシ、置換もしくは非置換のアシルオキシ、置換もしくは非置換の炭素環オキシ、置換もしくは非置換のヘテロ環オキシ、メルカプト、置換もしくは非置換のアルキルチオ、置換もしくは非置換のアルケニルチオ、置換もしくは非置換のアルキニルチオ、置換もしくは非置換の炭素環チオ、置換もしくは非置換のヘテロ環チオ、置換もしくは非置換のアルコキシカルボニル、置換もしくは非置換のアシル、置換もしくは非置換のアミノ、置換スルホニル、置換スルフィニル、置換もしくは非置換のカルバモイル、置換もしくは非置換のスルファモイル、ニトロ、シアノ、アジド、置換もしくは非置換の炭素環式基、または置換もしくは非置換の非芳香族ヘテロ環式基であり;
nは、0〜5の整数である
(ただし、A環は、非置換のピリジン環ではなく;
Ak2が、−CH2−CH2−のとき、A環は、非置換のモルホリン環ではなく;
A環は、
【化10】
ではない。)]で示される化合物、もしくはその製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物。
【請求項21】
=X2−X3=が=C(R2)−C(R3)=であり、R2またはR3のいずれか一方が、置換もしくは非置換のピリジル、置換もしくは非置換のイミダゾリル、または置換もしくは非置換のピラゾリルであり、他方が、OR12、SR13、またはN(R14)(R15)(式中、R12およびR13は、各々独立して、水素、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルケニル、置換もしくは非置換のアルキニル、置換もしくは非置換の炭素環式基、または置換もしくは非置換のヘテロ環式基であり;R14およびR15は、各々独立して、水素、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルケニル、置換もしくは非置換の炭素環式基、または置換もしくは非置換のヘテロ環式基、またはR14およびR15は、それらが結合する窒素原子と一緒になってヘテロ環を形成してもよい)である、請求項20記載の化合物、もしくはその製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物。
【請求項22】
Ak1が、単結合であり、Ak2が、置換もしくは非置換のメチレンである、請求項20または21に記載の化合物、もしくはその製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物。
【請求項23】
A環が、ベンゼン環またはピリジン環である、請求項20〜22のいずれかに記載の化合物、もしくはその製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物
【請求項24】
R5およびR6が、共に水素である、請求項14〜23のいずれかに記載の化合物、もしくはその製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物。
【請求項25】
R8が、水素である、請求項14〜24のいずれかに記載の化合物、もしくはその製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物。
【請求項26】
式(II):
【化11】
[式中、=X2−X3=は、=C(H)−C(R3)=または=C(H)−N=であり、
R1、R3、およびR4は、各々独立して、水素、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、スルホ、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルケニル、置換もしくは非置換のアルキニル、置換もしくは非置換のアルコキシ、置換もしくは非置換のアルケニルオキシ、置換もしくは非置換のアルキニルオキシ、置換もしくは非置換の炭素環オキシ、置換もしくは非置換のヘテロ環オキシ、メルカプト、置換もしくは非置換のアルキルチオ、置換もしくは非置換のアルケニルチオ、置換もしくは非置換のアルキニルチオ、置換もしくは非置換の炭素環チオ、置換もしくは非置換のヘテロ環チオ、置換もしくは非置換のアルコキシカルボニル、置換もしくは非置換のアシル、置換もしくは非置換のアミノ、置換スルホニル、置換スルフィニル、置換もしくは非置換のカルバモイル、置換もしくは非置換のスルファモイル、ニトロ、シアノ、置換もしくは非置換の炭素環式基、または置換もしくは非置換のヘテロ環式基であり;
R5は、水素、カルボキシ、スルホ、置換もしくは非置換のアルキル(ただし、置換もしくは非置換のアリールで置換されたアルキルを除く)、置換もしくは非置換のアルコキシカルボニル、置換もしくは非置換のアシル、置換スルホニル、置換スルフィニル、置換もしくは非置換のカルバモイル、または置換もしくは非置換のスルファモイルであり;
R6は、水素、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、スルホ、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルコキシカルボニル、置換もしくは非置換のアシル、置換スルホニル、置換スルフィニル、置換もしくは非置換のアミノ、置換もしくは非置換のカルバモイル、または置換もしくは非置換のスルファモイルであり;
Ak1は、単結合であり;
R8は、水素、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のシクロアルキル、または置換もしくは非置換のアシルであり;
=Y1−Y2=は、=C(R9A)−C(R10A)=、=N−C(R10A)=、または=C(R9A)−N=であり;
R9AおよびR9Bは、各々独立して、水素、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルケニル、置換もしくは非置換のアルキニル、置換もしくは非置換のアルコキシ、置換もしくは非置換のアルケニルオキシ、置換もしくは非置換のアルキニルオキシ、置換もしくは非置換の炭素環オキシ、置換もしくは非置換のヘテロ環オキシ、メルカプト、置換もしくは非置換のアルキルチオ、置換もしくは非置換のアルケニルチオ、置換もしくは非置換のアルキニルチオ、置換もしくは非置換の炭素環チオ、置換もしくは非置換のヘテロ環チオ、置換もしくは非置換のアルコキシカルボニル、置換もしくは非置換のアシル、置換もしくは非置換のアミノ、置換スルホニル、置換スルフィニル、置換もしくは非置換のカルバモイル、置換もしくは非置換のスルファモイル、ニトロ、シアノ、アジド、置換もしくは非置換の炭素環式基、または置換もしくは非置換の非芳香族ヘテロ環式基であり;
R10AおよびR10Bは、各々独立して、ハロゲンまたは置換もしくは非置換のアルキルであり;
R11は、OR16、SR17、N(R18)(R19)(式中、R16、R17およびR19は、各々独立して、置換もしくは非置換の炭素環で置換されたアルキル、置換もしくは非置換のヘテロ環で置換されたアルキル、置換もしくは非置換の炭素環式基、または置換もしくは非置換のヘテロ環式基であり、R18は、水素、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のシクロアルキル、置換もしくは非置換のアシル、置換もしくは非置換の炭素環オキシアルキル、または置換もしくは非置換のヘテロ環オキシアルキルである)である]
で示される化合物、もしくはその製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物。
【請求項27】
式(I):
【化12】
(式中、Ak1およびAk2は、各々独立して、単結合であり;−L1−は、−C(=O)−であり;A環は、ピペリジン環またはピペラジン環であり(ただし、Ak2に結合するA環上の原子は必ず窒素原子である)、−X1=X2−X3=X4−、R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、およびnは、請求項1と同義である)
で示される化合物、もしくはその製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物。
【請求項28】
請求項14〜27のいずれかに記載の化合物、もしくはその製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物を含有する医薬組成物。
【請求項29】
請求項14〜27のいずれかに記載の化合物、もしくはその製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物を含有するアミロイドβ産生抑制用医薬組成物。
【図1】
【図2】
【図2】
【公開番号】特開2012−107001(P2012−107001A)
【公開日】平成24年6月7日(2012.6.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−231223(P2011−231223)
【出願日】平成23年10月21日(2011.10.21)
【国等の委託研究の成果に係る記載事項】(出願人による申告)平成21年度独立行政法人医薬基盤研究所基礎研究推進事業、産業活力再生特別措置法第19条の適用を受ける特許出願
【出願人】(000001926)塩野義製薬株式会社 (229)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成24年6月7日(2012.6.7)
【国際特許分類】
【出願日】平成23年10月21日(2011.10.21)
【国等の委託研究の成果に係る記載事項】(出願人による申告)平成21年度独立行政法人医薬基盤研究所基礎研究推進事業、産業活力再生特別措置法第19条の適用を受ける特許出願
【出願人】(000001926)塩野義製薬株式会社 (229)
【Fターム(参考)】
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