説明

インドール化合物

【課題】本発明は、糖尿病、肥満等の予防・治療剤等の医薬として有用なグルコキナーゼ活性化剤を提供することを目的とする。
【解決手段】 式(I):


[R


を示し、各記号は明細書記載と同意義である。]
で表される化合物もしくはその塩またはそのプロドラッグを含有してなるグルコキナーゼ活性化剤。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(I):
【化1】


[式中、
は、水素原子またはハロゲン原子を;
は、
【化2】


(式中、
Aは、CHまたはNを;
及びRは、独立して、置換されていてもよいC1−6アルキル基または置換されていてもよいC3−10シクロアルキル基を示すか、R及びRは、両者で、置換されていてもよい環(該環はモルホリンでない)を形成し;
、R、R21及びR22は、独立して、水素原子、置換されていてもよい炭化水素基、シアノ基またはアシル基を示すか、R及びRは、両者で、置換されていてもよい環を形成する)
で表される基を;
Wは、OまたはNR(Rは、水素原子、置換されていてもよいC1−6アルキル基または置換されていてもよいC3−10シクロアルキル基を示す)を;
は、置換されていてもよい複素環基または置換されていてもよいC6−14アリール基を;
、R10及びR11は、独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換されていてもよいC1−6アルキル基または置換されていてもよいC1−6アルコキシ基を示す。
ただし、R21が水素原子またはC1−6アルコキシ−カルボニル基であり、R22が水素原子であり、かつR及びRが共に水素原子である化合物、およびR21が水素原子またはC1−6アルコキシ−カルボニル基であり、R22が水素原子であり、かつR及びRが共にメチル基である化合物を除く。]
で表される化合物またはその塩。
【請求項2】
式(I):
【化3】


[式中、
は、水素原子またはハロゲン原子を;
は、
【化4】


(式中、
Aは、CHまたはNを;
及びRは、独立して、置換されていてもよいC1−6アルキル基または置換されていてもよいC3−10シクロアルキル基を示すか、R及びRは、両者で、置換されていてもよい環(該環はモルホリンでない)を形成し;
及びRは、独立して、水素原子、置換されていてもよい炭化水素基、シアノ基またはアシル基を示すか、R及びRは、両者で、置換されていてもよい環を形成する)
で表される基を;
Wは、OまたはNR(Rは、水素原子または置換されていてもよいC1−6アルキル基を示す)を;
は、置換されていてもよい複素環基を;
、R10及びR11は、独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換されていてもよいC1−6アルキル基または置換されていてもよいC1−6アルコキシ基を示す。
ただし、R及びRが共に水素原子である化合物、およびR及びRが共にメチル基である化合物を除く。]
で表される化合物またはその塩である、請求項1記載の化合物。
【請求項3】

【化5】


(式中、R及びRは請求項1記載と同意義を示す)
で表される基である、請求項1記載の化合物。
【請求項4】
が、置換されていてもよい複素環基で置換されたC1−6アルキル基である、請求項3記載の化合物。
【請求項5】
が、水素原子である、請求項3記載の化合物。
【請求項6】
及びRが、両者で、置換されていてもよい環を形成する、請求項3記載の化合物。
【請求項7】
Wが、NR(Rは請求項1と同意義を示す)である、請求項3記載の化合物。
【請求項8】
が、5または6員の単環式芳香族複素環基である、請求項3記載の化合物。
【請求項9】
が、水素原子またはハロゲン原子である、請求項3記載の化合物。
【請求項10】
10が、水素原子、ハロゲン原子、C1−6アルキル基または置換されていてもよいC1−6アルコキシ基である、請求項3記載の化合物。
【請求項11】
11が、水素原子、ハロゲン原子またはC1−6アルキル基である、請求項3記載の化合物。
【請求項12】
N,N-ジメチル-2-{4-[(2-{7-[メチル(2-チエニルスルホニル)アミノ]-1H-インドール-2-イル}-1,3-チアゾール-5-イル)メチル]ピペラジン-1-イル}アセトアミド;
N-メチル-N-[2-(8-オキサ-1-チア-3-アザスピロ[4.5]デカ-2-エン-2-イル)-1H-インドール-7-イル]チオフェン-2-スルホンアミド;
N-[2-[4-(ヒドロキシメチル)-4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-2-イル]-5-(2-メトキシエトキシ)-1H-インドール-7-イル]-N-メチルピリジン-2-スルホンアミド;
N-メチル-N-{2-[5-(モルホリノメチル)-4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-2-イル]-1H-インドール-7-イル}チオフェン-2-スルホンアミド;
2-(2-{7-[メチル(ピリジン-2-イルスルホニル)アミノ]-1H-インドール-2-イル}-4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-5-イル)アセトアミド;
N-(ジフルオロメチル)-N-{2-[5-(モルホリノメチル)-4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-2-イル]-1H-インドール-7-イル}チオフェン-2-スルホンアミド;
2-{2-[7-[メチル(2-チエニルスルホニル)アミノ]-5-(トリフルオロメトキシ)-1H-インドール-2-イル]-4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-5-イル}アセトアミド;
N-(5-(2-メトキシエトキシ)-2-{5-[(1-オキシドチオモルホリノ)メチル]-4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-2-イル}-1H-インドール-7-イル)-N-メチルピリジン-2-スルホンアミド;
2-(2-{7-[メチル(2-チエニルスルホニル)アミノ]-1H-インドール-2-イル}-1-チア-3,8-ジアザスピロ[4.5]デカ-2-エン-8-イル)アセトアミド;または
N-[2-{5-[(1,1-ジオキシドチオモルホリノ)メチル]-4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-2-イル}-5-(2-メトキシエトキシ)-1H-インドール-7-イル]-N-メチルピリジン-2-スルホンアミド;
またはその塩。
【請求項13】
請求項1記載の化合物のプロドラッグ。
【請求項14】
請求項1記載の化合物またはそのプロドラッグを含有してなるグルコキナーゼ活性化剤。
【請求項15】
請求項1記載の化合物またはそのプロドラッグを含有してなる医薬。
【請求項16】
糖尿病または肥満の予防・治療剤である、請求項15記載の医薬。
【請求項17】
請求項1記載の化合物またはそのプロドラッグを哺乳動物に投与することを含む、該哺乳動物における、グルコキナーゼ活性化方法。
【請求項18】
請求項1記載の化合物またはそのプロドラッグを哺乳動物に投与することを含む、該哺乳動物における、糖尿病または肥満の予防・治療方法。
【請求項19】
グルコキナーゼ活性化剤を製造するための、請求項1記載の化合物またはそのプロドラッグの使用。
【請求項20】
糖尿病または肥満の予防・治療剤を製造するための、請求項1記載の化合物またはそのプロドラッグの使用。

【公表番号】特表2010−506825(P2010−506825A)
【公表日】平成22年3月4日(2010.3.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−515658(P2009−515658)
【出願日】平成19年10月18日(2007.10.18)
【国際出願番号】PCT/JP2007/070772
【国際公開番号】WO2008/050821
【国際公開日】平成20年5月2日(2008.5.2)
【出願人】(000002934)武田薬品工業株式会社 (396)
【Fターム(参考)】