説明

インナーフットウェア

【課題】防水性に優れ、歩行時のスリップ防止に寄与しうるインナーフットウェア2の提供。
【解決手段】このインナーフットウェア2は、足4のつま先部分が載せられるベース12と、このつま先部分を覆うフード14と、このベース12に対して起立するセパレータ10とを備えている。上記フード14は、親指側から小指側に向かって連続して延在している。このベース12に上記つま先部分が載せられた状態において、上記セパレータ10は親指と人差し指との間に位置する。好ましくは、このインナーフットウェア2では、上記セパレータ10は上記ベース12に接合している。好ましくは、このインナーフットウェア2では、上記セパレータ10は上記フード14に接合している。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、フットウェアの内側に履かれるインナーフットウェアに関する。
【背景技術】
【0002】
釣り人が履くフットウェアとして、靴、ブーツ、ウェーダー等が挙げられる。防寒及び防水の目的で、釣り人はストッキング、ソックス等のようなインナーフットウェアを履いて上記フットウェアを履く場合がある。磯用ブーツのインナーに最適なインナーフットウェアが、株式会社シマノ発行の「2007 Fishing Tackle Catalogue」の第228ページに開示されている。
【0003】
上記フットウェアには、その先端部分が親指の部分とそれ以外の部分とに分岐した足袋タイプのフットウェアがある。この足袋タイプのフットウェアによれば、足が路面をしっかりとらえることができる。スリップ防止の観点から、水中歩行を伴う鮎釣りや岩場の歩行を伴う磯釣りにおいては、分岐のないフットウェアでなくこの足袋タイプのフットウェアが使用される場合がある。
【非特許文献1】株式会社シマノ発行の「2007 Fishing Tackle Catalogue」
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記足袋タイプのフットウェアを履く場合、上記インナーフットウェアも足袋タイプとされる。この足袋タイプのインナーフットウェアにおいても、その先端部分は分岐している。この先端部分の形状は複雑である。
【0005】
インナーフットウェアには、発泡体と、この発泡体に積層された布地とからなる素材が使用される。インナーフットウェアは、この素材を適切な形状に裁断し、この裁断された素材を縫製等で接合することにより、形成される。先端部分の形状が複雑であるから、このインナーフットウェアの製造には手間がかかる上にその防水処理は難しい。
【0006】
防水性の向上の観点から、素材の接合部分にラテックスが塗布される場合がある。この場合、ラテックスからなる層の存在がインナーフットウェアの履き心地を阻害する。特に、分岐の部分を挟む親指と人差し指とにおいて、釣り人は痛みを感じてしまう。
【0007】
上記素材の接合部分に、ナイロン布と接着剤層とからなるシールテープが使用される場合がある。この場合、親指と人差し指との間でシールテープ同士が擦れ合い、剥離が生じてしまう。このシールテープでは、インナーフットウェアの耐久性を向上させるには限界がある。
【0008】
本発明の目的は、防水性に優れ、歩行時のスリップ防止に寄与しうるインナーフットウェアの提供にある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明に係るインナーフットウェアは、足のつま先部分が載せられるベースと、このつま先部分を覆うフードと、このベースに対して起立するセパレータとを備えている。上記フードは、親指側から小指側に向かって連続して延在している。このベースに上記つま先部分が載せられた状態において、上記セパレータは親指と人差し指との間に位置する。
【0010】
好ましくは、このインナーフットウェアでは、上記セパレータは上記ベースに接合している。好ましくは、このインナーフットウェアでは、上記セパレータは上記フードに接合している。
【0011】
本発明に係る他のインナーフットウェアは、人の足が挿入される本体と、この本体の先端部分に位置しているカップとを備えている。このカップは、足のつま先部分が載せられるベースと、このつま先部分を覆うフードと、このベースに対して起立するセパレータとを備えている。上記フードの外面は、親指側から小指側に向かって連続して延在している。このベースに上記つま先部分が載せられた状態において、上記セパレータは親指と人差し指との間に位置する。
【発明の効果】
【0012】
本発明に係るインナーフットウェアによれば、親指と人差し指との間にセパレータが位置するので、足袋を履いた場合と同様に足が路面をしっかりとらえることができる。人は、岩場又は川底をしっかり踏みしめて歩行できる。このインナーフットウェアは、歩行時のスリップ防止に寄与しうる。このインナーフットウェアでは、フードの外面が親指側から小指側に向かって連続している。このインナーフットウェアの先端部分には、足袋のような分岐はない。この先端部分の形状は複雑ではない。このインナーフットウェアの製造は容易である。このインナーフットウェアには、十分な防水処理がなされる。このインナーフットウェアは、防水性に優れる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
【0014】
図1は、本発明の一実施形態に係るインナーフットウェア2の一部が示された断面図である。図2は、図1のII−II線に沿った断面図である。この図1には、釣り人がこのインナーフットウェア2を履いている状態が示されている。図示されているように、釣り人の足4(左足)がインナーフットウェア2に挿入されている。このインナーフットウェア2は、靴、ブーツ、ウェーダー等のフットウェア(図示されず)のインナーである。
【0015】
インナーフットウェア2は、ソール6と、アッパー8と、セパレータ10とを備えている。このインナーフットウェア2が釣り人の足4に履かれた状態において、このソール6に足4が載せられる。このインナーフットウェア2では、ソール6の先端部分はベース12と称される。図1に示されているように、このベース12には足4のつま先部分が載せられる。
【0016】
アッパー8は、筒状であり、ソール6の縁から上方に延在している。このアッパー8は、足4を覆う。このアッパー8は、足4の甲の部分において、親指側から小指側に向かって連続して延在している。このインナーフットウェア2が履かれた状態において、このアッパー8の外面は外向きに凸な形状を呈する。
【0017】
このインナーフットウェア2では、上記アッパー8の先端部分はフード14と称される。このフード14の外面16は、親指側から小指側に向かって連続して延在している。このインナーフットウェア2が履かれた状態において、このフード14の外面16は、外向きに凸な形状を呈している。このフード14の形状は、略アーチ状である。図1に示されているように、このフード14は足4のつま先部分を覆う。
【0018】
セパレータ10は、ベース12に対して起立している。このセパレータ10は、ベース12の上面から上方に延在している。このインナーフットウェア2では、このセパレータ10の下面はベース12に接合されている。このセパレータ10の上面は、上記フード14に接合されている。図2に示されているように、このセパレータ10により2つのホール18が形成されている。
【0019】
図3は、図2のIII−III線に沿った断面図である。この図3には、釣り人の足4のつま先部分が上記ベース12に載せられている状態が示されている。図示されているように、右側のホール18に親指が配置され、左側のホール18に残りの4本の指が配置されている。上記セパレータ10は、親指と人差し指との間に位置している。
【0020】
このインナーフットウェア2を釣り人が装着すると、親指とこの親指以外の指とが足袋のように分かれて配置される。このインナーフットウェア2によれば、足袋を履いた場合と同様に足4が路面をしっかりとらえることができる。釣り人は、岩場又は川底をしっかり踏みしめて歩行できる。このインナーフットウェア2を履いて、その先端部分に足袋のような分岐がないフットウェアを履いても、釣り人は足4の踏ん張りが効いた歩行をすることができる。このインナーフットウェア2は、歩行時のスリップ防止に寄与しうる。このインナーフットウェア2を履くことにより、釣り人は磯や水中を安定に歩行できる。
【0021】
図3において、両矢印線WAはセパレータ10の厚みを表している。このインナーフットウェア2では、安定な歩行及び履き心地の観点から、この厚みWAは3mm以上が好ましく、10mm以下が好ましい。
【0022】
インナーフットウェア2では、上記ソール6、アッパー8及びセパレータ10は同じ素材20からなる。この素材20は、ポリマー発泡体22と、この発泡体22に積層された布地24とを備えている。図1に示されているように、このインナーフットウェア2の素材20では、発泡体22が2の布地24で挟まれている。この素材20は、インナーフットウェア2の防水性及び防寒性に寄与しうる。図示されていないが、この発泡体22は多数の独立気泡を含んでいる。この発泡体22の典型的な基材ポリマーは、クロロプレンである。この基材ポリマーに、このクロロプレン以外の合成樹脂及びゴムが用いられてもよい。布地24は、ジャージーである。この布地24は、ナイロン繊維からなる。この布地24の表面は、滑らかである。このため、釣り人はこのインナーフットウェア2を容易に履くことができる。このインナーフットウェア2を履いた状態においても、釣り人は上記フットウェアを容易に履くことができる。
【0023】
このインナーフットウェア2では、上記セパレータ10が上記素材20とは別の素材から構成されてもよい。この別の素材としては、独立気泡を含まないポリマー成形体が例示される。この成形体の基材ポリマーとしては、合成樹脂及びゴムが例示される。合成樹脂の材質としては、ポリウレタン、ポリエステル、ポリオレフィン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、エチレン−酢酸ビニル共重合体、シリコーン及び各種熱可塑性エラストマーが例示される。ゴムの材質としては、天然ゴム、ポリイソプレン、ポリブタジエン、ブタジエン−スチレン共重合体、アクリロニトリル−ブタジエン共重合体及びエチレン−プロピレン−ジエン共重合体が例示される。なお、指との接触が考慮されて、このポリマー成形体に上記布地24が積層された素材が、上記セパレータ10として用いられてもよい。
【0024】
このインナーフットウェア2では、上記セパレータ10の形状は板状である。このセパレータ10の形状に、このセパレータ10に接触する親指及び人差し指の形状が反映されてもよい。このセパレートの形状は、履き心地等が考慮されて適宜決められる。
【0025】
このインナーフットウェア2は、次のようにして製造される。上記素材20が裁断されて、ソール6、アッパー8の右側部分及びその左側部分が準備される。アッパー8の右側部分及びその左側部分の縁同士が縫製により接合され、アッパー8が形成される。このアッパー8の縁とソール6の縁とが、縫製により接合される。防水性向上の観点から、縫製により接合された部分に、ナイロン布と接着剤層とからなるシールテープ(図示されず)が貼着される。セパレータ10が、接着剤等の手段により、親指と人差し指との間の位置に相当する位置においてソール6の先端部分としてのベース12及びアッパー8の先端部分としてのフード14に接合される。このようにして、図1で示されたインナーフットウェア2が得られる。
【0026】
前述したように、このインナーフットウェア2では、フード14の外面16は親指側から小指側に向かって連続して延在している。このインナーフットウェア2の先端部分には、足袋のような分岐はない。このインナーフットウェア2では、その先端部分の形状は複雑ではない。このインナーフットウェア2の製造は容易である。このインナーフットウェア2には、十分な防水処理がなされる。接合部分にける穴の形成が、効果的に抑制される。このインナーフットウェア2は、防水性に優れる。このインナーフットウェア2では、セパレータ10の、足4と接触する部分には、防水用のラテックスは使用されない。このセパレータ10の、足4と接触する部分には、防水用のシールテープも使用されない。このセパレータ10を親指と人差し指との間に挟んでも、釣り人は違和感や痛みを感じることもない。このインナーフットウェア2は、履き心地に優れる。
【0027】
図4は、本発明の他の実施形態に係るインナーフットウェア26の一部が示された断面図である。図5は、図4のV−V線に沿った断面図である。この図4には、釣り人がこのインナーフットウェア26を履いている状態が示されている。図示されているように、釣り人の足4(左足)がインナーフットウェア26に挿入されている。このインナーフットウェア26は、本体28と、カップ30とを備えている。
【0028】
本体28は、図1のインナーフットウェア2と同等の素材32を用いて形成される。この素材32は、ポリマー発泡体34と、この発泡体34に積層された布地36とから構成される。図示されているように、このインナーフットウェア26には、発泡体34は2の布地36で挟まれている。この素材32は、インナーフットウェア26の防水性及び防寒性に寄与しうる。図示されていないが、この発泡体34は多数の独立気泡を含んでいる。この発泡体34の典型的な基材ポリマーは、クロロプレンである。布地36は、ジャージーである。この布地36は、ナイロン繊維からなる。この布地36の表面は、滑らかである。このため、釣り人はこのインナーフットウェア26を容易に履くことができる。このインナーフットウェア26を履いた状態においても、釣り人は上記フットウェアを容易に履くことができる。
【0029】
本体28は、ソール38と、アッパー40とを備えている。図示されているように、インナーフットウェア26が釣り人の足4に履かれた状態において、このソール38に足4が載せられる。アッパー40は、筒状であり、ソール38の縁から上方に延在している。このアッパー40は、足4を覆う。このアッパー40は、足4の甲の部分において、略アーチ状を呈している。このアッパー40は、親指側から小指側に向かって連続して延在している。このインナーフットウェア26が履かれた状態において、このアッパー40の外面は外向きに凸な形状を呈する。この本体28の先端部分には、足袋のような分岐はない。
【0030】
カップ30は、上記本体28に挿入されている。このカップ30は、本体28の内側に位置している。このカップ30は、この本体28の先端部分に位置している。このカップ30は、ベース42とフード44とセパレータ46とを備えている。図示されているように、このベース42には、足4のつま先部分が載せられる。
【0031】
フード44の外面48は、親指側から小指側に向かって連続して延在している。このインナーフットウェア26が履かれた状態において、このフード44の外面48は外向きに凸な形状を呈している。このフード44は、略アーチ状を呈している。図4に示されているように、このフード44は足4のつま先部分を覆う。
【0032】
セパレータ46は、ベース42に対して起立している。このセパレータ46は、ベース42の上面から上方に延在している。このインナーフットウェア26では、このセパレータ46の下面はベース42に接合されている。このセパレータ46の上面は、上記フード44に接合されている。図5に示されているように、このセパレータ46により2つのホール50が形成されている。
【0033】
図6は、図5のVI−VI線に沿った断面図である。この図6には、釣り人の足4のつま先部分が上記ベース42に載せられている状態が示されている。図示されているように、右側のホール50に親指が配置され、左側のホール50に残りの4本の指が配置されている。上記セパレータ46は、親指と人差し指との間に位置している。
【0034】
このインナーフットウェア26を釣り人が装着すると、親指とこの親指以外の指とが足袋のように分かれて配置される。このインナーフットウェア26によれば、足袋を履いた場合と同様に足4が路面をしっかりとらえることができる。釣り人は、岩場又は川底をしっかり踏みしめて歩行できる。このインナーフットウェア26を履いて、その先端部分に足袋のような分岐がないフットウェアを履いても、釣り人は足4の踏ん張りが効いた歩行をすることができる。このインナーフットウェア26は、歩行時のスリップ防止に寄与しうる。このインナーフットウェア26を履くことにより、釣り人は磯や水中を安定に歩行できる。
【0035】
図6において、両矢印線WBはセパレータ46の厚みを表している。このインナーフットウェア26では、安定な歩行及び履き心地の観点から、この厚みWBは3mm以上が好ましく、10mm以下が好ましい。
【0036】
このインナーフットウェア26では、上記カップ30は上記本体28と同じ素材32を用いて形成されてもよい。このカップ30が、この素材32とは別の素材から構成されてもよい。この別の素材ては、独立気泡を含まないポリマー成形体が例示される。この成形体の基材ポリマーとしては、合成樹脂及びゴムが例示される。合成樹脂の材質としては、ポリウレタン、ポリエステル、ポリオレフィン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、エチレン−酢酸ビニル共重合体、シリコーン及び各種熱可塑性エラストマーが例示される。ゴムの材質としては、天然ゴム、ポリイソプレン、ポリブタジエン、ブタジエン−スチレン共重合体、アクリロニトリル−ブタジエン共重合体及びエチレン−プロピレン−ジエン共重合体が例示される。上記カップ30が上記ポリマー成形体から形成される場合、このカップ30は射出成形又は圧縮成形により形成されるのが好ましい。なお、指との接触が考慮されて、このポリマー成形体に上記布地36が積層されてもよい。
【0037】
このインナーフットウェア26では、上記セパレータ46の形状は板状である。このセパレータ46の形状に、このセパレータ46に接触する親指及び人差し指の形状が反映されてもよい。このセパレートの形状は、履き心地等が考慮されて適宜決められる。
【0038】
前述したように、このインナーフットウェア26では、フード44の外面48は親指側から小指側に向かって連続して延在している。このインナーフットウェア26の先端部分には、足袋のような分岐はない。このインナーフットウェア26では、その先端部分の形状は複雑ではない。このインナーフットウェア26の製造は容易である。このインナーフットウェア26には、十分な防水処理がなされる。接合部分にける穴の形成が、効果的に抑制される。このインナーフットウェア26は、防水性に優れる。このインナーフットウェア26では、セパレータ46の、足4と接触する部分には、防水用のラテックスは使用されない。このセパレータ46の、足4と接触する部分には、防水用のシールテープも使用されない。このセパレータ46を親指と人差し指との間に挟んでも、釣り人は違和感や痛みを感じることもない。このインナーフットウェア26は、履き心地に優れる。
【産業上の利用可能性】
【0039】
本発明は、種々のフットウェア及びインナーフットウェアに適用されうる。
【図面の簡単な説明】
【0040】
【図1】図1は、本発明の一実施形態に係るインナーフットウェアの一部が示された断面図である。
【図2】図2は、図1のII−II線に沿った断面図が示されている。
【図3】図3は、図2のIII−III線に沿った断面図が示されている。
【図4】図4は、本発明の他の実施形態に係るインナーフットウェアの一部が示された断面図である。
【図5】図5は、図4のV−V線に沿った断面図である。
【図6】図6は、図5のVI−VI線に沿った断面図である。
【符号の説明】
【0041】
2、26・・・インナーフットウェア
6、38・・・ソール
8、40・・・アッパー
10、46・・・セパレータ
12、42・・・ベース
14、44・・・フード
28・・・本体
30・・・カップ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
足のつま先部分が載せられるベースと、このつま先部分を覆うフードと、このベースに対して起立するセパレータとを備えており、
上記フードが、親指側から小指側に向かって連続して延在しており、
このベースに上記つま先部分が載せられた状態において、上記セパレータが親指と人差し指との間に位置するインナーフットウェア。
【請求項2】
上記セパレータが、上記ベースに接合している請求項1に記載のインナーフットウェア。
【請求項3】
上記セパレータが、上記フードに接合している請求項1又は2に記載のインナーフットウェア。
【請求項4】
人の足が挿入される本体と、この本体の先端部分に位置しているカップとを備えており、
このカップが、足のつま先部分が載せられるベースと、このつま先部分を覆うフードと、このベースに対して起立するセパレータとを備えており、
上記フードの外面が、親指側から小指側に向かって連続して延在しており、
このベースに上記つま先部分が載せられた状態において、上記セパレータが親指と人差し指との間に位置するインナーフットウェア。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2010−136966(P2010−136966A)
【公開日】平成22年6月24日(2010.6.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−317796(P2008−317796)
【出願日】平成20年12月15日(2008.12.15)
【出願人】(000002439)株式会社シマノ (1,038)
【Fターム(参考)】