説明

インバータ装置の電気接続診断方法

【課題】インバータ装置が負荷に出力中においても診断が可能で、簡素な構成及びソフトウエアで、迅速な点検修理を行える電気接続診断方法を提供する。
【解決手段】直流電圧発生手段1、インバータ装置26、負荷との間を電気接続するシールド線のシールド部8を、インバータ装置26以外の箇所では接地し、インバータ装置26においては低周波遮断高周波導通素子22を介し接地して、出力の一端が接地された電源24よりシールド部8へ通電してシールド線35の接続を診断する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、インバータ装置と、バッテリー等の直流電圧発生手段、インバータ装置の負荷との間がシールド線で接続される場合における電気接続診断方法に関する。
【背景技術】
【0002】
直流電力を交流に変換し負荷を駆動するインバータ装置において、負荷との間の電気接続にシールド線を用いることが知られている(例えば特許文献1参照)。
【0003】
また、空調装置の設置、点検等の作業後に、電気接続の有無を診断するようにしている(特許文献2参照)。
【0004】
まず従来のインバータ装置について、図4の車両空調用回路により説明する。図4は、車両用の電源としてのバッテリ1、電動圧縮機16、インバータ装置15及びこれらの電気接続を示している。電気自動車等で走行用電源、空調用電源に用いられるバッテリ1(直流電圧発生手段)の電圧は各種あるが、100V〜300V前後である。インバータ装置15は、バッテリ1から開閉器31を介して供給される直流電力を、スイッチング素子2、ダイオード3(上側アームU,V,W、下側アームX,Y,Z)により交流電力に変換する。スイッチング素子2、開閉器31は、エアコンコントローラ33からの指令に基づき制御装置7により制御される。
【0005】
この電力変換の際、電磁波ノイズが大きいため、車載電子機器などに妨害を与え、また、電流変動が大きいために電圧サージが発生する。このため、電流を平滑するための大容量の平滑コンデンサ30を設け、電圧サージを抑制している。
【0006】
また、インバータ装置15と電動圧縮機16との電気接続は、シールド線35が用いられ、電磁波ノイズを抑制している。シールド線35は、インバータ装置側コネクタ9と電動圧縮機側コネクタ10とで、インバータ装置15の出力用芯線部、シールド部8ともに中継される。シールド部8は、インバータ装置側シールド接地線11によってインバータ装置15(金属製筐体)に接地され、さらにインバータ装置側車体接地線13により車体に接地される。また、シールド部8は、電動圧縮機側シールド接地線12によって電動圧縮機16(金属製筐体)に接地され、さらに電動圧縮機側車体接地線14により車体に接地される。図面の便宜上、インバータ装置15の出力用芯線部は、3本一括してシールド部8にシールドされているが、実際の芯線3本はそれぞれ別にシールドされている。
【0007】
インバータ装置側コネクタ9の一例(オス側)を図5に、電動圧縮機側コネクタ10の一例(メス側)を図6にそれぞれ示す。コネクタ9のシールド端子42は、シールド線35のシールド部8に電気接続され、端子43は、シールド線35の芯線部に電気接続されている。コネクタ10も同様に、シールド端子45はシールド線35のシールド部8に電気接続され、端子46は、シールド線35の芯線部に電気接続されている。コネクタ9のハウジング41は、コネクタ10のハウジング44に勘合し防水防塵を図っている。コネクタ9のシールド端子42、端子43は、コネクタ10のシールド端子45、端子46にそれぞれ勘合して電気接続される構造となっている。この構成により、シールド端子、端子の接続及び開放は同時になされる。
【0008】
なお、コンデンサ30を充電するための充電抵抗32、バッテリー1から電力を供給するためのリレー31、制御装置7等へ電源供給するスイッチング電源6が設けられている。電動圧縮機16には、電動機の構成要素である固定子巻線4、磁石回転子5が備えられ
ている。リレー31は、充電抵抗32によるコンデンサ30の充電が完了すると、制御回路7により閉とされる。この後、制御回路7はスイッチング素子2を作動させ、直流/交流変換を行う。
【0009】
次に、従来の電気接続の有無を診断について説明する。空調装置の設置、点検等の作業後にコネクタ9、コネクタ10の接続忘れがあると、電動圧縮機16は作動せず空調装置が機能しない。このような場合、インバータ装置15もしくは電動圧縮機16の故障と誤認されてしまうことがある。
【0010】
これを防ぐために、負荷に通電し電気接続を判定する方法が知られている。例えば、リレー31を閉とする前に、スイッチング素子2を作動させ、電流の有無により、コネクタ9、コネクタ10の電気接続の有無を診断するようにしている。
【特許文献1】特開平10−193956号公報
【特許文献2】特開平10−193960号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】
上記従来の接続診断方法においては、コンデンサ充電完了、リレー閉、スイッチング素子による直流/交流変換という基本制御フローに加え、コンデンサ充電完了後に、スイッチング素子一時作動、スイッチング素子一時作動に同期した電流検出、電流検出有無による制御フロー変更(電流検出有ればリレー閉、電流検出無ければ警報等)という制御追加が必要になり、制御回路のソフトが複雑になる。
【0012】
また、コネクタが接続されていないと判定された時点では、コンデンサは満充電されており、その充電電圧が高いので、点検修理をすぐに開始できない(放電により電圧が低下するのを待つ必要がある)。
【0013】
さらに、インバータ装置により電動圧縮機が駆動されている状況でのコネクタの接触不良、断線等は診断できない。これに起因して過電流等で停止したとしても、停止後に原因を特定するため、診断機能を作動させて診断する必要がある。よって、判定に時間がかかる。
【0014】
これらの課題を解決するために、マイクロスイッチとそのハーネス等の接続検知部品を、コネクタに設けると、装置が複雑に大型化してしまう。
【0015】
そこで本発明は、簡素な構成、ソフトで、インバータ装置が負荷に出力中においても診断が可能で、迅速な点検修理を行える電気接続診断方法の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0016】
本発明は、直流電圧発生手段、インバータ装置、負荷との間を電気接続するシールド線のシールド部を、インバータ装置以外の箇所では接地して、出力の一端が接地された電源よりシールド部へ通電しシールド線の接続を診断する。シールド部と芯線部とは対になっているので、シールド部の接続診断をすることで、芯線部の接続診断が可能となる。
【発明の効果】
【0017】
接続検知部品をコネクタに設けて装置を複雑に大型化することなく、制御ソフトを簡単に、インバータ装置が負荷に出力中の接続診断を可能にできるとともに、迅速な点検修理が行える。
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
第1の発明は、直流電圧発生手段、インバータ装置、負荷との間を電気接続するシールド線のシールド部を、インバータ装置以外の箇所では接地して、出力の一端が接地された電源よりシールド部へ通電しシールド線の接続を診断するものである。
【0019】
これにより、シールド部と芯線部とは対になっているので、シールド部の接続診断をすることで、芯線部の接続診断も可能となる。
【0020】
また、接続検知部品をコネクタに設けて装置の複雑化型化を招くことなく、以下の効果を得られる。
【0021】
電圧もしくは電流の有無をタイミングに関係なく判定するだけで良いので、制御ソフトが簡単になる。
【0022】
直流電圧発生手段、インバータ装置、負荷を電気接続しセットアップした直後の診断も可能となり、平滑コンデンサの充電前にも診断できるので、迅速な点検修理が行える。
【0023】
シールド部への通電は、インバータ装置が負荷に出力中においても可能なので、インバータ装置が負荷に出力中の接続診断も可能となる。シールド部へ通電する電源を、直流電圧発生手段とは独立したものとすれば、インバータ装置への直流電圧発生手段からの電圧供給有無、作動非作動に関係なく、接続診断が可能となる。
【0024】
第2の発明は、第1の発明において、シールド線のシールド部を、インバータ装置においては低周波遮断高周波導通素子を介し接地する。これにより、シールド部は、低周波遮断高周波導通素子により高周波的に接地される。従って、シールド線による電磁波ノイズ対策の接地効果を確保できる。導通する高周波としては、放送電波の凡そ0.5MHz以上を想定するのが良い。
【0025】
第3の発明は、第2の発明において、高周波遮断低周波導通素子を介してシールド部へ通電する。これにより、シールド部と電源側は、高周波的に遮断される。また、シールド部は、低周波遮断高周波導通素子により高周波的に接地される。
【0026】
従って、シールド線による電磁波ノイズ対策の接地効果を確実に確保できる。導通する低周波としては、高周波と分離するために、また素子を簡単にするために、凡そ1kHz以下を想定するのが良い。
【0027】
第4の発明は、第1乃至3の発明において、シールド部へ通電する電源を直流電源とする。これにより、低周波遮断高周波導通素子をコンデンサのみで簡単に構成できる。また、制御回路のマイコンへの信号電圧として、分圧が必要としても、ONまたはOFF(0V)の直接入力が可能となるので、診断回路を簡素に構成できる。
【0028】
第5の発明は、第4の発明において、シールド部へ通電する電源の電圧を、インバータ装置が直流交流変換する直流電圧発生手段の直流電圧よりも低くする。これにより、耐電圧の低い部品を使用できる。マイコン電源に用いられる5V等であれば、制御回路のマイコンへの信号電圧として、分圧なしでの直接入力が可能となる。
【0029】
第6の発明は、第1乃至5の発明において、負荷を電動圧縮機とするもので、電動圧縮機は、点検などで脱着の機会が多いため、本接続診断は有効に機能する。
【0030】
第7の発明は、第1乃至6の発明において、いずれの接地についても車体へ接地するもので、車両は接続作業が込み入っており、振動も大きいため、本接続診断は有効に機能す
る。また、シールド部へ通電する電源として、電装品電源用で車体接地済の12V、24V、36V等を使用できるため、診断回路を簡素に構成できる。そして、電装品用電源が供給される限り、インバータ装置に直流電圧発生手段の電圧が供給されていない状態でも、接続診断が可能となる。
【0031】
以下本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0032】
(実施の形態1)
図1に本発明の実施の形態1における車両空調用電気回路図を示す。図4の従来の電気回路図との同一部分は同一符号を用いている。
【0033】
図4との相違点を次に示す。シールド接地線29は、インバータ装置26(金属製筐体)に直接接地はされず、低周波は遮断して高周波は導通させるコンデンサ22を介して接地されている。また、抵抗23を介して、一端(−側)が接地されている直流電源24の他端(+側)に接続されている。そして、シールド接地線29は、制御回路7にも接続されている。
【0034】
また、コネクタ9,10の構造は図5、図6と同様である。
【0035】
直流電源24は12Vである。そして、スイッチング電源6よりバッテリ1とは電気絶縁して供給している。これは、通常電気自動車で走行用電源、エアコン用電源に用いられるバッテリ1(直流電圧発生手段)は、車体から電気絶縁されているからである。
【0036】
まず、インバータ装置26と電動圧縮機16との間の電気接続が正常な場合について説明する。図1に示される接続がセットアップされると、直後にスイッチング電源6が起動する。これにより、直流電源24が起動し+側から、抵抗23、シールド接地線29、シールド部8、コネクタ9、コネクタ10、シールド部8、電動圧縮機側シールド接地線12、電動圧縮機16(金属製筐体)、電動圧縮機側車体接地線14、車体、インバータ装置側車体接地線13、インバータ装置26(金属製筐体)、そして直流電源24の−側へと直流電流が流れる。このとき、シールド接地線29の電位は直流電源24の−側に等しく0Vであり、この電圧が制御回路7に入力される。これにより、制御回路7は、電気接続が正常と判定する。
【0037】
そして、抵抗32によるコンデンサ30の充電が完了すると、制御回路7によりリレー31は閉とされる。この後、制御回路7はスイッチング素子2を作動させ、電動圧縮機16を駆動する。ここで発生する電磁波ノイズは、インバータ装置26の金属製筐体、シールド接地線29、シールド部8、電動圧縮機側シールド接地線12、電動圧縮機16の金属製筐体により遮蔽される。シールド接地線29は、直接接地はされていないが、高周波は導通させるコンデンサ22を介して、インバータ装置26の金属製筐体に接地されているので、高周波的には接地されており、シールド部8の電磁波ノイズ遮蔽効果を確保できる。
【0038】
次に、インバータ装置26と電動圧縮機16との間のコネクタが接続されていない場合、断線している場合について説明する。
【0039】
例えば、コネクタ9、コネクタ10が接続されずセットアップされる。直後にスイッチング電源6が起動し、直流電源24の+側から12Vが、抵抗23に印加される。コネクタ9、コネクタ10が接続されていないため、車体への接地ルートは形成されない。よって、抵抗23、シールド接地線29の電位は12Vのままとなり、12Vの電圧が制御回路7に入力される。従って、制御回路7は、電気接続がなされていないと判定する。そし
て、制御回路7は、リレー31は開のままとし、スイッチング素子2は作動させない。また、音などで警報通知する。
【0040】
さらに、インバータ装置26と電動圧縮機16が作動を始め、その作動中にコネクタ9,10の接続が外れたり、断線する場合について説明する。この場合、当初は、上記電気接続が正常な場合の通り、0Vの電圧が制御回路7に入力され、制御回路7は、電気接続が正常と判定する。そして、コンデンサ30の充電が完了すると、リレー31は閉とされ、スイッチング素子2を作動させ、電動圧縮機16を駆動する。
【0041】
そして、作動中にコネクタ9、コネクタ10の接続が外れたり、断線すると、車体への接地ルートがオープンとなる。これによって、シールド接地線29の電位は12Vとなり、12Vの電圧が制御回路7に入力されて、電気接続がオープンになったと判定する。そして、制御回路7は、スイッチング素子2を停止し、リレー31を開にする。また、音などで警報通知する。
【0042】
以上により、直流電源24は、スイッチング電源6を介して、バッテリ1より常時供給されているので、インバータ装置26が電動圧縮機16を駆動中においても接続の診断が可能である。制御回路7は12Vの入力有無を判定するだけで良く、マイコンへ分圧して直接入力できるので、ソフトが簡単になる。コンデンサ30の充電前にも診断できるので、迅速な判定点検修理が行える。また、直流電源24の電圧は12Vと小さいので、耐電圧の低い部品を使用できる。これは電子電気部品として種類の多い50V程度以下が望ましい。さらに、直流電源24の電圧は12Vと小さいので、コネクタの完全な未接続はもとより、微小な断線、接続不良においても放電で導通することがなく、電気接続を正しく判定できる。このためには直流電源24の電圧は50V程度以下が望ましい。
【0043】
尚、上記実施例において、直流電源24として、車両電装品用の12Vを使用しても良い。車両電装品用の12Vの−側は車体に接地してあるので、あらためて接地する必要はない。
【0044】
また、凡そ1kHz以下の低周波ならば交流でも良い。この場合、制御回路7は、シールド接地線29の電圧を整流して判定する。
【0045】
制御回路7の電源が直流電源24と電気絶縁されていない場合、制御回路7の判定においては、電気絶縁のためフォトカプラを介在させれば良い。
【0046】
また、電圧に限らずシールド部へ流れる電流で判定しても良い。
【0047】
芯線1本毎にシールドし1本毎に判定しても、U,V,W3本まとめてシールドし3本まとめて判定しても良い。
【0048】
コンデンサ22を設けない場合、インバータ装置側の接地は、直流電源24の接地で代用効果を得ることになる。
【0049】
(実施の形態2)
図2に本発明の実施の形態2における車両空調用電気回路図を示す。図1に比較し、インバータ装置27には、高周波遮断用コイル25が、直流電源24の+側と抵抗23との間に接続されている。これにより、シールド接地線29からの電磁波ノイズに起因する高周波電流を遮断できる。
【0050】
したがって、電磁波ノイズによる妨害を防止できる。抵抗成分のあるコイルを用いれば
、抵抗23を削減できる。
【0051】
(実施の形態3)
図3に本発明の実施の形態3における車両空調用電気回路図を示す。これは、バッテリ1とインバータ装置28とをシールド線36で電気接続したものである。バッテリ1側は、シールド部17がシールド接地線20により車体に接地されている。インバータ装置28側は、シールド部17がシールド接地線21により、抵抗23、コンデンサ22、制御回路7へと接続される。また、バッテリ1側とインバータ装置28側とは、コネクタ18とコネクタ19により接続される。
【0052】
この構成においては、瞬間的な接続不良の検出に有効である。
【0053】
尚、上記各実施の形態において、負荷としては、電動圧縮機を示したが、これに限らずモータ、電熱線など各種負荷に適用可能である。また、電動圧縮機側、バッテリ側双方ともに、電気接続をシールド線としても良い。
【産業上の利用可能性】
【0054】
本発明は、電気接続診断の機能を自動車用インバータ装置、電動圧縮機の例を用いて説明したが、これに限らず、自動車用、電動圧縮機以外にも適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【0055】
【図1】本発明の実施の形態1における車両空調用電気回路図
【図2】本発明の実施の形態2における車両空調用電気回路図
【図3】本発明の第3の実施形態を示す車両空調用電気回路図
【図4】従来の電気接続診断方法を示す車両空調用電気回路図
【図5】インバータ装置側コネクタの斜視図
【図6】電動圧縮機側コネクタの斜視図
【符号の説明】
【0056】
1 バッテリ
6 スイッチング電源
8 シールド部
12 電動圧縮機側シールド接地線
13 インバータ装置側車体接地線
14 電動圧縮機側車体接地線
16 電動圧縮機
17 シールド部
20 シールド接地線
21 シールド接地線
22 コンデンサ
24 直流電源
25 高周波遮断用コイル
26 インバータ装置
27 インバータ装置
28 インバータ装置
29 シールド接地線
35 シールド線
36 シールド線


【特許請求の範囲】
【請求項1】
直流電圧発生手段と、インバータ装置と、前記インバータ装置の負荷と、前記直流電圧発生手段、前記インバータ装置、前記負荷との間を電気接続するシールド線と、出力の一端が接地された電源とを備え、前記シールド線のシールド部は、前記インバータ装置以外の箇所では接地されて、前記電源より前記シールド部へ通電し前記シールド線の接続を診断する電気接続診断方法。
【請求項2】
シールド線のシールド部が、インバータ装置においては、低周波遮断高周波導通素子を介して接地される請求項1に記載の電気接続診断方法。
【請求項3】
電源よりシールド部への通電は、高周波遮断低周波導通素子を介して通電される請求項2に記載の電気接続診断方法。
【請求項4】
電源は直流電源である請求項1乃至3に記載の電気接続診断方法。
【請求項5】
電源の電圧は、直流電圧発生手段の電圧より低い請求項4に記載の電気接続診断方法。
【請求項6】
負荷は電動圧縮機である請求項1乃至5に記載の電気接続診断方法。
【請求項7】
接地、低周波遮断高周波導通素子を介しての接地は、車体への接地である請求項1乃至6に記載の電気接続診断方法。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2006−21593(P2006−21593A)
【公開日】平成18年1月26日(2006.1.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−200296(P2004−200296)
【出願日】平成16年7月7日(2004.7.7)
【出願人】(000005821)松下電器産業株式会社 (73,050)