ウィジェット関連メモリ管理のための装置および方法
【課題】ワイヤレス通信デバイス上でモバイルウィジェットと対話する際のエクスペリエンスを改善する。
【解決手段】ウィジェットの動作モードを変更することと、動作モード変更および/またはワイヤレスデバイス上のメモリ可用度に基づいてウィジェットへのコンテンツフィードを変更するための装置および方法が提供される。また、ウィジェット使用データに基づいてウィジェット状態を変更することによってワイヤレスデバイス上のモバイルウィジェットのランタイムメモリ使用を管理するための装置および方法が提供される。
【解決手段】ウィジェットの動作モードを変更することと、動作モード変更および/またはワイヤレスデバイス上のメモリ可用度に基づいてウィジェットへのコンテンツフィードを変更するための装置および方法が提供される。また、ウィジェット使用データに基づいてウィジェット状態を変更することによってワイヤレスデバイス上のモバイルウィジェットのランタイムメモリ使用を管理するための装置および方法が提供される。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
米国特許法第119条に基づく優先権の主張
本特許出願は、参照により本明細書に明白に組み込まれる、2008年3月25日に出願された「APPARATUS AND METHODS OF MANAGING WIDGETS IN A WIRELESS COMMUNICATION ENVIRONMENT」と題する仮出願第61/039,402号の優先権を主張する。
【0002】
同時係属特許出願の参照
本特許出願は、参照により本明細書に明白に組み込まれる、本明細書と同時に出願された代理人整理番号第081068U1号を有する「APPARATUS AND METHODS FOR TRANSPORT OPTIMIZATION FOR WIDGET CONTENT DELIVERY」と、
参照により本明細書に明白に組み込まれる、本明細書と同時に出願された代理人整理番号第081068U2号を有する「APPARATUS AND METHODS FOR WIDGET UPDATE SCHEDULING」と、
参照により本明細書に明白に組み込まれる、本明細書と同時に出願された代理人整理番号第081068U4号を有する「APPARATUS AND METHODS FOR MANAGING WIDGETS IN A WIRELESS COMMUNICATION ENVIRONMENT」と、
参照により本明細書に明白に組み込まれる、本明細書と同時に出願された代理人整理番号第081027号を有する「APPARATUS AND METHODS FOR WIDGET INTERCOMMUNICATION IN A WIRELESS COMMUNICATION ENVIRONMENT」と
の同時係属米国特許出願に関する。
【0003】
説明する態様は、ウィジェット(widget)に関し、より詳細には、ワイヤレス通信環境におけるウィジェット関連メモリ管理に関係する装置および方法に関する。
【背景技術】
【0004】
ワイヤレスネットワーキングシステムは、世界中の他者と通信するための一般的な方法になった。携帯またはセルラー電話、携帯情報端末(PDA)などのワイヤレス通信デバイスが、そのようなネットワーク上で動作しており、消費者のニーズを満たし、携帯性と利便性とを改善するために、より小さく、より強力になっている。消費者は、これらのデバイスに依存するようになっており、確実なサービス、カバレージエリアの拡大、ウェブブラウズ機能などの追加のサービス、ならびにそのようなデバイスのサイズおよびコストの継続的な低減を求めている。
【0005】
パーソナルコンピューティング(PC)環境の機能およびエンドユーザエクスペリエンスを模倣するために、ワイヤレス通信デバイスの機能およびエンドユーザエクスペリエンスの多くが開発され、まずまずの成功を収めている。たとえば、高度な3Gサービス(1X−EVDO Rev.A、UMTS HSPA)などの比較的高速および大容量のサービスが展開されてはいるが、モバイルウェブサービスの成功の程度は様々である。その問題の多くは、モバイルウェブブラウズエクスペリエンスが、たいていのユーザになじみのあるPCエクスペリエンスとは異なるということにある。具体的には、多くのエンドユーザは、たとえば、検索情報を入力することに関して、モバイルウェブブラウズアプリケーションが使いづらいと感じており、また、たとえば、コンテンツの得られた提示が不快なものであるので、そのアプリケーションを楽しむことが難しいと感じている。
【0006】
さらに、ワイヤレス通信デバイスは、デスクトップコンピューティングデバイスと比較して、比較的メモリが制限されている。したがって、ワイヤレス通信デバイス上では、メモリ制限が、エンドユーザのモバイルウィジェットを実行する能力に影響を及ぼし、および/または一度にアクティブにすることができるモバイルウィジェットの数を制限することがある。
【0007】
したがって、ワイヤレス通信デバイス上でモバイルウィジェットと対話する際のエンドユーザのエクスペリエンスを改善するための装置および方法が望まれる。
【発明の概要】
【0008】
以下で、1つまたは複数の態様の基本的理解を与えるために、そのような態様の簡略化された概要を提示する。この概要は、すべての企図された態様の包括的な概観ではなく、すべての態様の主要または重要な要素を識別するものでも、いずれかまたはすべての態様の範囲を定めるものでもない。その唯一の目的は、後で提示するより詳細な説明の導入として、1つまたは複数の態様のいくつかの概念を簡略化された形で提示することである。
【0009】
一態様は、ワイヤレス通信デバイスにおける動作モードを変更するための方法に関する。本方法は、モバイルウィジェットクライアントを標準動作モードで活動化することを含むことができる。本方法はまた、ワイヤレス通信デバイス上のメモリ可用度を決定することを含むことができる。さらに、本方法は、メモリ可用度の決定に基づいて標準動作モードを非活動化することを含むことができる。さらに、本方法は、標準動作モードの非活動化に応答してモバイルウィジェットクライアントの低メモリ動作モードを活動化することを含むことができる。
【0010】
別の態様は、メモリ可用度に基づいてウィジェットの動作モードを変更するように構成された少なくとも1つのプロセッサに関する。プロセッサは、モバイルウィジェットクライアントを標準動作モードで活動化するための第1のモジュールを含むことができる。さらに、プロセッサは、ワイヤレス通信デバイス上のメモリ可用度を決定するための第2のモジュールを含むことができる。その上、プロセッサは、メモリ可用度の決定に基づいて標準動作モードを非活動化するための第3のモジュールを含むことができる。さらに、プロセッサは、標準動作モードの非活動化に応答してモバイルウィジェットクライアントの低メモリ動作モードを活動化するための第4のモジュールを含むことができる。
【0011】
さらに別の態様は、コンピュータ可読媒体を含むコンピュータプログラム製品に関する。コンピュータ可読媒体は、モバイルウィジェットクライアントを標準動作モードで活動化することをコンピュータに行わせるための少なくとも1つの命令を含むことができる。さらに、コンピュータ可読媒体は、ワイヤレス通信デバイス上のメモリ可用度を決定することをコンピュータに行わせるための少なくとも1つの命令を含むことができる。コンピュータ可読媒体はまた、メモリ可用度の決定に基づいて標準動作モードを非活動化することをコンピュータに行わせるための少なくとも1つの命令を含むことができる。さらに、コンピュータ可読媒体は、標準動作モードの非活動化に応答してモバイルウィジェットクライアントの低メモリ動作モードを活動化することをコンピュータに行わせるための少なくとも1つの命令を含むことができる。
【0012】
別の態様は装置に関する。本装置は、モバイルウィジェットクライアントを標準動作モードで活動化するための手段を含むことができる。さらに、本装置は、ワイヤレス通信デバイス上のメモリ可用度を決定するための手段を含むことができる。本装置はまた、メモリ可用度の決定に基づいて標準動作モードを非活動化するための手段を含むことができる。その上、本方法は、標準動作モードの非活動化に応答してモバイルウィジェットクライアントの低メモリ動作モードを活動化するための手段を含むことができる。
【0013】
さらに別の態様は、メモリ可用度に基づいてウィジェットの動作モードを変更するための装置に関する。本装置はプロセッサを含むことができる。さらに、本装置は、プロセッサと通信しているメモリを含むことができる。さらに、本装置は、プロセッサと通信しており、本装置上のメモリの可用度を決定するように動作可能なメモリ状態モニタを含むことができる。さらに、本装置は、メモリに記憶され、プロセッサによって実行可能であり、標準動作モードと低メモリ動作モードとを含む、少なくとも1つのモバイルウィジェットクライアントを含むことができる。本装置はまた、メモリに記憶され、プロセッサによって実行可能であり、メモリ状態モニタによって行われた決定に基づいて標準動作モードと低メモリモードとの間でウィジェット動作モードを変更するように動作可能なウィジェットモードチェンジャを含むことができる。
【0014】
別の態様は、動作モード変更に基づいてウィジェットへのコンテンツフィードを変更するための方法に関する。本方法は、ワイヤレスデバイス上で実行される1つまたは複数のウィジェットがデバイス上のメモリ可用度に基づいて動作モードを変更していることを示す通知を、デバイスから受信することを含むことができる。さらに、本方法は、変更の指示をネットワークメモリに記憶することを含むことができる。その上、本方法は、通知に基づいて、1つまたは複数のウィジェットに与えられるコンテンツフィードを変更することを含むことができる。
【0015】
さらに別の態様は、低メモリベース動作モード変更の通知に基づいてモバイルウィジェットへのコンテンツフィードを変更するように構成された少なくとも1つのプロセッサに関する。プロセッサは、ワイヤレスデバイス上で実行される1つまたは複数のウィジェットがデバイス上のメモリ可用度に基づいて動作モードを変更していることを示す通知を、デバイスから受信するための第1のモジュールを含むことができる。プロセッサはまた、変更の指示をネットワークメモリに記憶するための第2のモジュールを含むことができる。さらに、プロセッサは、通知に基づいて、1つまたは複数のウィジェットに与えられるコンテンツフィードを変更するための第3のモジュールを含むことができる。
【0016】
別の態様は、コンピュータ可読媒体を含むコンピュータプログラム製品に関する。コンピュータ可読媒体は、ワイヤレスデバイス上で実行される1つまたは複数のウィジェットがデバイス上のメモリ可用度に基づいて動作モードを変更していることを示す通知を、デバイスから受信することをコンピュータに行わせるための少なくとも1つの命令を含むことができる。さらに、コンピュータ可読媒体は、変更の指示をネットワークメモリに記憶することをコンピュータに行わせるための少なくとも1つの命令を含むことができる。その上、コンピュータ可読媒体は、メモリ可用度の決定に基づいて標準動作モードを非活動化することをコンピュータに行わせるための少なくとも1つの命令を含むことができる。さらに、コンピュータ可読媒体は、通知に基づいて、1つまたは複数のウィジェットに与えられるコンテンツフィードを変更することをコンピュータに行わせるための少なくとも1つの命令を含むことができる。
【0017】
さらに別の態様は装置に関する。本装置は、ワイヤレスデバイス上で実行される1つまたは複数のウィジェットがデバイス上のメモリ可用度に基づいて動作モードを変更していることを示す通知を、デバイスから受信するための手段を含むことができる。さらに、本装置は、変更の指示をネットワークメモリに記憶するための手段を含むことができる。本装置はまた、通知に基づいて、1つまたは複数のウィジェットに与えられるコンテンツフィードを変更するための手段を含むことができる。
【0018】
別の態様は、メモリ可用度に基づくウィジェットの動作モード変更に基づいてウィジェットへのコンテンツフィードを変更するためのネットワーク装置に関する。ネットワーク装置はプロセッサを含むことができる。さらに、ネットワーク装置は、プロセッサと通信しているメモリを含むことができる。さらに、ネットワーク装置は、メモリに記憶され、プロセッサによって実行可能であり、ワイヤレスデバイス上で実行される1つまたは複数のウィジェットがデバイス上のメモリ可用度に基づいて動作モードを変更していることを示す通知を、デバイスから受信するように動作可能であり、通知に基づいて1つまたは複数のウィジェットに与えられるコンテンツフィードを変更するようにさらに動作可能な、ウィジェット管理モジュールを含むことができる。その上、ネットワーク装置は、動作モード変更の指示を記憶するように動作可能なデータ記憶域をメモリ中に含むことができる。
【0019】
さらに別の態様は、ワイヤレスデバイスのランタイムメモリを管理するための方法に関する。本方法は、ワイヤレスデバイス上で実行可能な1つまたは複数のウィジェットとのユーザ対話に関係するウィジェット使用データを決定することを含むことができる。本方法はまた、決定されたウィジェット使用データに基づいて1つまたは複数のウィジェット状態を適応的に変更することを含むことができる。さらに、本方法は、1つまたは複数のウィジェット状態の変更を記憶することを含むことができる。
【0020】
別の態様は、ワイヤレスデバイスのランタイムメモリを管理するように構成された少なくとも1つのプロセッサに関する。プロセッサは、ワイヤレスデバイス上で実行可能な1つまたは複数のウィジェットとのユーザ対話に関係するウィジェット使用データを決定するための第1のモジュールを含むことができる。その上、プロセッサは、決定されたウィジェット使用データに基づいて1つまたは複数のウィジェット状態を適応的に変更するための第2のモジュールを含むことができる。さらに、プロセッサは、1つまたは複数のウィジェット状態の変更を記憶するための第3のモジュールを含むことができる。
【0021】
さらに別の態様は、コンピュータ可読媒体を含むコンピュータプログラム製品に関する。コンピュータ可読媒体は、ワイヤレスデバイス上で実行可能な1つまたは複数のウィジェットとのユーザ対話に関係するウィジェット使用データを決定することをコンピュータに行わせるための少なくとも1つの命令を含むことができる。さらに、コンピュータ可読媒体は、決定されたウィジェット使用データに基づいて1つまたは複数のウィジェット状態を適応的に変更するための少なくとも1つの命令を含むことができる。コンピュータ可読媒体はまた、1つまたは複数のウィジェット状態の変更を記憶することをコンピュータに行わせるための少なくとも1つの命令を含むことができる。
【0022】
別の態様は装置に関する。本装置は、ワイヤレスデバイス上で実行可能な1つまたは複数のウィジェットとのユーザ対話に関係するウィジェット使用データを決定するための手段を含むことができる。さらに、本装置は、決定されたウィジェット使用データに基づいて1つまたは複数のウィジェット状態を適応的に変更するための手段を含むことができる。さらに、本装置は、1つまたは複数のウィジェット状態の変更を記憶するための手段を含むことができる。
【0023】
別の態様は、ワイヤレスデバイスのランタイムメモリを管理するための装置に関する。本装置はプロセッサを含むことができる。本装置はまた、プロセッサと通信しているメモリを含むことができる。本装置はさらに、メモリに記憶され、プロセッサによって実行可能な少なくとも1つのモバイルウィジェットクライアントを含むことができる。その上、本装置は、メモリに記憶され、プロセッサによって実行可能であり、ウィジェットクライアントの1つまたは複数とのユーザ対話に関係する使用データを収集するように動作可能なウィジェット使用データレポータを含むことができる。さらに、本装置は、メモリに記憶され、プロセッサによって実行可能であり、決定されたウィジェット使用データに基づいて1つまたは複数のウィジェット状態を適応的に変更するように動作可能なウィジェットアダプタ論理を含むことができる。さらに、本装置は、1つまたは複数のウィジェット状態の変更を記憶するように動作可能なウィジェット構成設定データベースをメモリ中に含むことができる。
【0024】
さらに別の態様は、ウィジェット使用データに基づくウィジェット状態の変更を受信し、記録するための方法に関する。本方法は、1つまたは複数のモバイルウィジェットの1つまたは複数の状態がウィジェット使用データに基づいて変更されたことを示す通知を、ワイヤレスデバイスから受信することを含むことができる。さらに、本方法は、状態の変更をネットワークメモリに記憶することを含むことができる。
【0025】
別の態様は、低メモリベース動作モード変更の通知に基づいてモバイルウィジェットへのコンテンツフィードを変更するように構成された少なくとも1つのプロセッサに関する。プロセッサは、1つまたは複数のモバイルウィジェットの1つまたは複数の状態がウィジェット使用データに基づいて変更されたことを示す通知を、ワイヤレスデバイスから受信するための第1のモジュールを含むことができる。さらに、プロセッサは、状態の変更をネットワークメモリに記憶するための第2のモジュールを含むことができる。
【0026】
さらに別の態様は、コンピュータ可読媒体を含むコンピュータプログラム製品に関する。コンピュータ可読媒体は、1つまたは複数のモバイルウィジェットの1つまたは複数の状態がウィジェット使用データに基づいて変更されたことを示す通知を、ワイヤレスデバイスから受信することをコンピュータに行わせるための少なくとも1つの命令を含むことができる。コンピュータ可読媒体はまた、状態の変更をネットワークメモリに記憶することをコンピュータに行わせるための少なくとも1つの命令を含むことができる。
【0027】
別の態様は装置に関する。本装置は、1つまたは複数のモバイルウィジェットの1つまたは複数の状態がウィジェット使用データに基づいて変更されたことを示す通知を、ワイヤレスデバイスから受信するための手段を含むことができる。さらに、本装置は、状態の変更をネットワークメモリに記憶するための手段を含むことができる。
【0028】
別の態様は、ウィジェット使用データに基づくウィジェット状態の変更を受信し、記録するためのネットワーク装置に関する。ネットワーク装置はプロセッサを含むことができる。ネットワーク装置はまた、プロセッサと通信しているメモリを含むことができる。その上、ネットワーク装置は、メモリに記憶され、プロセッサによって実行可能であり、1つまたは複数のモバイルウィジェットの1つまたは複数の状態がウィジェット使用データに基づいて変更されたことを示す通知を、ワイヤレスデバイスから受信するように動作可能なウィジェット管理モジュールを含むことができる。さらに、ネットワーク装置は、状態の変更を記憶するように動作可能なデータ記憶域をメモリ中に含むことができる。
【0029】
上記および関連する目的を達成するために、1つまたは複数の態様は、以下で十分に説明し、特に特許請求の範囲で指摘する特徴を備える。以下の説明および添付の図面に、1つまたは複数の態様のうちのいくつかの例示的な特徴を詳細に記載する。ただし、これらの特徴は、様々な態様の原理を採用することができる様々な方法のほんのいくつかを示すものであり、この説明は、すべてのそのような態様およびそれらの均等物を含むものとする。
【0030】
添付の図面とともに以下に説明する開示する態様は、開示する態様を限定するためではなく、開示する態様を例示するために与えられ、同様の表示は同様の要素を示す。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【図1】エンドツーエンドモバイルウィジェットシステムの一態様の概略図。
【図2】第1の状態におけるいくつかのモバイルウィジェットをもつディスプレイを有するワイヤレスデバイスの一態様の概略図。
【図3】第2の状態におけるモバイルウィジェットのうちの1つをもつ図2のワイヤレスデバイスの一態様の概略図。
【図4】図1のシステムのネットワークデバイスの一態様の概略図。
【図5】図1のユニファイドウィジェットマネージャ(UWM)の一態様の概略図。
【図6】図1のシステムのオークションアーキテクチャの一態様の概略図。
【図7】図1のシステムのオークション方法の一態様の流れ図。
【図8】図1のウィジェット管理システム(WMS)の一態様の概略図。
【図9】図1のメッセージルータの一態様の概略図。
【図10】図1のワイヤレスデバイスの一態様の概略図。
【図11】図1のウィジェット管理クライアント(WMC)の一態様の概略図。
【図12】図1のシステムのウィジェット使用レポータの一態様の概略図。
【図13】図11のWMCのウィジェットウィザードの一態様の概略図。
【図14】図1のシステムのウィジェット広告の一態様の概略図。
【図15】図1のシステムの広告アーキテクチャの一態様の概略図。
【図16】図1のウィジェット構成アーキテクチャの一態様の概略図。
【図17】図1のシステムのコンテンツアクセスサーバの一態様の概略図。
【図18】図1のシステム中のモバイルウィジェットを選択し、更新する一態様に関係するコールフロー。
【図19】図1のシステム中のモバイルウィジェットを選択し、更新する一態様に関係するコールフロー。
【図20】図1のシステム中のモバイルウィジェットに対する事業者/キャリアアクセス制御の一態様に関係するコールフロー。
【図21】図1のシステム中のモバイルウィジェットを更新する一態様に関係するコールフロー。
【図22】図1のシステム中のモバイルウィジェットまたはエンドユーザのコンテンツ更新スケジュールを調整する一態様に関係するコールフロー。
【図23】図1のシステム中のモバイルウィジェットを更新する一態様に関係するコールフロー。
【図24】図1のシステムにおいて動作可能である、ワイヤレスデバイスメモリに基づいて複数のモバイルウィジェット動作状態を有するワイヤレスデバイスの一態様の概略図。
【図25】図1のシステムにおいて動作可能である、ワイヤレスデバイスメモリ状態に基づいてモバイルウィジェットを動作させる方法の一態様の流れ図。
【図26】ウィジェット動作モードへの変更を可能にする例示的なシステムを示す図。
【図27】ウィジェット動作モードへの変更に基づいてウィジェットに対するコンテンツフィードへの変更を可能にする例示的なシステムを示す図。
【図28】図1のシステムにおいて動作可能である、異なるモードウィジェットを有するワイヤレスデバイスの一態様の概略図。
【図29】それぞれのウィジェットを異なるモードで有するウィジェットウォール上のディスプレイウィンドウの様々な例を示す図。
【図30】図1のシステムにおけるランタイムメモリ管理の方法の一態様の流れ図。
【図31】図1のシステムにおけるランタイムメモリ管理の方法の一態様の流れ図。
【図32】ワイヤレスデバイスのランタイムメモリを管理することを可能にする例示的なシステムを示す図。
【図33】ウィジェット使用データに基づくウィジェット状態の変更を受信し、記録することを可能にする例示的なシステムを示す図。
【発明を実施するための形態】
【0032】
次に、図面を参照しながら様々な態様について説明する。以下の記述では、説明の目的で、1つまたは複数の態様の完全な理解を与えるために多数の具体的な詳細を記載する。ただし、そのような(1つまたは複数の)態様は、これらの具体的な詳細なしに実施できることは明らかであろう。
【0033】
説明する態様は、ウィジェットに関し、より詳細には、ウィジェットの動作モードを変更することと、動作モード変更および/またはワイヤレスデバイス上のメモリ可用度に基づいてウィジェットへのコンテンツフィードを変更することとに関係する装置および方法に関する。さらに、説明する態様は、ワイヤレスデバイスのランタイムメモリを管理することと、ウィジェット使用データに基づくウィジェット状態の変更を受信し、記録することとに関係する装置および方法に関する。
【0034】
本出願で使用する「構成要素」、「モジュール」、「システム」などの用語は、限定はしないが、ハードウェア、ファームウェア、ハードウェアとソフトウェアの組合せ、ソフトウェア、または実行中のソフトウェアなど、コンピュータ関連のエンティティを含むものとする。たとえば、構成要素は、プロセッサ上で実行されるプロセス、プロセッサ、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、プログラム、および/またはコンピュータとすることができるが、これらに限定されない。例として、コンピューティングデバイス上で実行されるアプリケーションと、そのコンピューティングデバイスの両方を構成要素とすることができる。1つまたは複数の構成要素がプロセスおよび/または実行スレッド内に常駐することができ、1つの構成要素を1つのコンピュータ上に配置し、および/または2つ以上のコンピュータ間に分散することができる。さらに、これらの構成要素は、様々なデータ構造を記憶している様々なコンピュータ可読媒体から実行することができる。これらの構成要素は、ローカルシステム、分散システム、および/または他のシステムを用いるインターネットなどのネットワーク全体の中の別の構成要素と信号を介して対話する1つの構成要素からのデータなど、1つまたは複数のデータパケットを有する信号によるなど、ローカルプロセスおよび/またはリモートプロセスを介して通信することができる。
【0035】
「例示的」という単語は、本明細書では、例、事例、または例示の働きをすることを意味するために使用する。「例示的」として本明細書で説明するいかなる態様または設計も、必ずしも他の態様または設計よりも好ましいまたは有利なものと解釈すべきではない。むしろ、例示的という単語の使用は、概念を具体的な形で提示するものである。
【0036】
さらに、本明細書では、ワイヤード端末またはワイヤレス端末とすることができる端末に関する様々な態様について説明する。端末は、システム、デバイス、加入者ユニット、加入者局、移動局、モバイル、モバイルデバイス、リモート局、リモート端末、アクセス端末、ユーザ端末、端末、通信デバイス、ユーザエージェント、ユーザデバイス、またはユーザ機器(UE)と呼ばれることもある。ワイヤレス端末は、セルラー電話、衛星電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(SIP)電話、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレス接続機能を有するハンドヘルドデバイス、コンピューティングデバイス、またはワイヤレスモデムに接続された他の処理デバイスとすることができる。さらに、本明細書では基地局に関する様々な態様について説明する。基地局は、(1つまたは複数の)ワイヤレス端末と通信するために利用でき、アクセスポイント、ノードB、または何らかの他の用語で呼ばれることもある。
【0037】
さらに、「または」という用語は、排他的な「または」ではなく、包括的な「または」を意味するものとする。すなわち、別段の規定がない限り、または文脈から明白でない限り、「XはAまたはBを使用する」という句は、自然な包括的置換のいずれかを意味するものとする。つまり、「XはAまたはBを使用する」という句は、XがAを使用する場合、XがBを使用する場合、またはXがAとBの両方を使用する場合のいずれによっても満たされる。さらに、本出願および添付の特許請求の範囲で使用する冠詞「a」および「an」は、別段の規定がない限り、または単数形を示すことが文脈から明白でない限り、概して「1つまたは複数」を意味するものと解釈すべきである。
【0038】
本明細書で説明する技法は、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMAおよび他のシステムなど、様々なワイヤレス通信システムに使用できる。「システム」および「ネットワーク」という用語は、しばしば互換的に使用される。CDMAシステムは、Universal Terrestrial Radio Access(UTRA)、cdma2000などの無線技術を実装することができる。UTRAは、Wideband−CDMA(W−CDMA)およびCDMAの他の変形態を含む。さらに、cdma2000は、IS−2000、IS−95およびIS−856規格をカバーする。TDMAシステムは、Global System for Mobile Communications(GSM(登録商標))などの無線技術を実装することができる。OFDMAシステムは、Evolved UTRA(E−UTRA)、Ultra Mobile Broadband(UMB)、IEEE802.11(WiFi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、Flash−OFDM などの無線技術を実装することができる。UTRAおよびE−UTRAは、Universal Mobile Telecommunication System(UMTS)の一部である。3GPP Long Term Evolution(LTE)は、ダウンリンク上ではOFDMAを採用し、アップリンク上ではSC−FDMAを採用するE−UTRAを使用するUMTSのリリースである。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTEおよびGSM(登録商標)は、「3rd Generation Partnership Project」(3GPP)という名称の組織からの文書に記載されている。さらに、cdma2000およびUMBは、「3rd Generation Partnership Project 2」(3GPP2)と称する組織からの文書に記載されている。さらに、そのようなワイヤレス通信システムは、不対無資格スペクトル、802.xxワイヤレスLAN、BLUETOOTH(登録商標)および任意の他の短距離または長距離ワイヤレス通信技法をしばしば使用するピアツーピア(たとえば、モバイルツーモバイル)アドホックネットワークシステムをさらに含むことができる。
【0039】
様々な態様または特徴は、いくつかのデバイス、構成要素、モジュールなどを含むことができるシステムに関して提示される。様々なシステムは、追加のデバイス、構成要素、モジュールなどを含んでもよく、および/または各図に関連して論じるデバイス、構成要素、モジュールなどのすべてを含まなくてもよいことを理解および諒解されたい。これらの手法の組合せを使用することもできる。
【0040】
用語
本態様の説明を増強するために、論じられる用語の一部のリストを以下に与える。
【0041】
モバイルウィジェットまたはウィジェット:デバイスエンドユーザが対話するユーザインターフェース(UI)要素。いくつかの態様では、モバイルウィジェットは、それぞれのコンテンツソースと特定の関係を有することがある。たとえば、モバイルウィジェットまたはウィジェットは比較的小さい、専用グラフィカルユーザインターフェース(GUI)アプリケーションであり、グラフィカルシンボルとプログラムコードとの組合せ、または視覚情報または簡単なアクセスを、限定はしないが、クロック、カレンダー、ニュースアグリゲータ、気象情報などの機能に与えるために実行可能なソフトウェアモジュールを含むことができる。
【0042】
ウィジェットフレーム:モバイルウィジェットのスタティックユーザインターフェース表示エリア。
【0043】
ウィジェット管理クライアント(WMC):1つまたは複数のモバイルウィジェットをインスタンス化および管理するクライアントアプリケーション。
【0044】
ウィジェットウォール:それぞれのワイヤレス通信デバイス上に常駐する、ビューのサイズおよびそれぞれのモバイルウィジェットのサイズに応じてモバイルウィジェットのすべてまたはある部分をデバイスエンドユーザが参照することができる、WMCにおける最初のビュー。
【0045】
ウィジェット動作モード:(i)圧縮モード:ウィジェットウォール上に表示するための個々のウィジェットフレーム、および(ii)拡張モード:モバイルウィジェットが選択されたときに表示するための個々のウィジェットフレーム。この場合、ウィジェットフレームは、圧縮モードにおけるそれぞれのウィジェットフレームよりも大きくサイズ設定できる。
【0046】
モバイルウィジェットタイプ:(i)更新可能なウィジェット:クライアントにおけるインスタンス化の後に基礎をなすウィジェットパッケージを更新できるウィジェット、(ii)ロックされたウィジェット:ユーザが修正、削除、または移動することができないウィジェット。ユーザ裁量ではないが更新可能である。(iii)動的ウィジェット:(ロックされたウィジェットとは反対に)エンドユーザが操作することができる、UI上の圧縮モード外観を有するモバイルウィジェット、(iv)フローティングウィジェット:エンドユーザが修正することができない、圧縮モード外観を有するモバイルウィジェット、(v)発見ウィジェット:ウィジェット選択およびウィジェットウォール管理を含む、ウィジェット管理機能をエンドユーザに提示するモバイルウィジェット。
【0047】
ウィジェットセキュリティ:(i)信頼できるウィジェット:承認プロセスを通過したウィジェット、および(ii)信頼できないウィジェット:ユーザ定義、権利消滅状態、または開発者からなどの、どんな承認も通過していないウィジェット。
【0048】
スタンドアロン広告ウィジェット:とりわけ、WMCによって行われた他のウィジェット選択に基づいて、エンドユーザに関係するコンテンツを有することができる、ウィジェットウォール上に表示されたロックされたウィジェットの任意選択の形態。
【0049】
ウィジェット管理システム(WMS):ウィジェット加入およびダウンロードを管理するためのインフラストラクチャ要素。
【0050】
ウィジェット管理ポータル(WMP):一態様では、エンドユーザがウィジェットを管理するためのエンドユーザ対面ウェブツール。
【0051】
コンテンツアクセスサーバ(CAS):モバイルウィジェットアクティビティ、あるいは1つまたは複数のワイヤレス通信デバイスからのモバイルウィジェットとのエンドユーザ対話性に関係する計測情報のルーティングを処理するように動作可能であり、モバイルウィジェットへの提供コンテンツ更新を管理し、1つまたは複数のコンテンツプロバイダからの対応するコンテンツ更新を取り出し/キャッシュするようにさらに動作可能なインフラストラクチャ要素。
【0052】
ウィジェットウィザード:モバイルウィジェットのためのクライアント管理エンジン。
【0053】
ユニファイドウィジェットマネージャ(UWM):モバイルウィジェットのためのクリアリングハウスとして動作するインフラストラクチャ要素。
【0054】
メッセージルータ:ウィジェットシステムインフラストラクチャ要素とWMCとの間のすべての通信をルーティングするネットワーク要素。
【0055】
スケジュールレコード:ウィジェットコンテンツ更新のための更新スケジュールと、デジタルロッカーコンテンツの周期的検索のためのタイムテーブルとを与えるデータレコード。デジタルロッカーは、エンドユーザのためのモバイルウィジェット情報および構成を含むWMS構成要素とすることができる。たとえば、WMSデジタルロッカーからWMCにスケジュールレコードが送信される。
【0056】
カタログレコード:WMSデジタルロッカーから、エンドユーザが利用可能なモバイルウィジェット、たとえばカタログアイテムを掲示するウィジェットカタログを提供するWMCおよびWMPに送信されるデータレコード。カタログレコードは、エンドユーザ用にカスタマイズできる。
【0057】
概観
説明する態様は、ウィジェットに関し、より詳細には、ワイヤレス通信環境におけるユーザ定義モバイルウィジェットおよびウィジェット関連コンテンツの生成、記憶、配信および管理のためのエンドツーエンドシステムに関係する装置および方法に関する。説明する態様は、エンドユーザが、モバイルウィジェットをカスタマイズすることを可能にする装置および方法を提供する。さらに、説明する態様は、ネットワーク接続性、通信帯域幅またはスループット、およびワイヤレスデバイスメモリおよび処理使用率に関する制約を有するワイヤレスネットワーク環境において効率的に動作するように動作可能である装置および方法を提供する。
【0058】
したがって、説明する態様は、特に、ワイヤレスネットワーク環境用に最適化された「モバイル」ウィジェットに関する。モバイルウィジェットを理解するために、それらの同等物であるデスクトップウィジェットをも理解すべきである。デスクトップウィジェットは、専用ユーザインターフェースを介して特定の機能をエンドユーザに与える、本質的にコンパクトなクライアントアプリケーションである。ただし、モバイルウィジェットは、特に次のいくつかの点において、デスクトップウィジェットの簡単な拡張ではないことを理解されたい。(a)デスクトップウィジェットは記述が簡単であり、既存のウェブプログラミング技術(特にJava(登録商標)scriptおよびXMLなど)を活用する。いくつかの態様では、モバイルウィジェットは、デバイスメモリおよび処理能力における制限により、コンパクトなプロトコルを含み、限定されたインタプリタ(たとえば、Java(登録商標)script)を利用する。(b)デスクトップウィジェットは一般に、一貫した接続性を予想して機能する。そのような一貫した接続性は、一貫性のない利用可能なスループット、限定されたセルラー容量、および特定のワイヤレスデータプランにより、ワイヤレスネットワーク環境において必ずしも可能ではない。(c)標準Java(登録商標)script(たとえば、ECMAScriptバージョンなど)で指定されたデスクトップウィジェットによって利用される機能は、モバイルウィジェット開発者にまで拡張できるワイヤレスデバイス固有のAPIとインターフェースしない。そのようなAPIの例は、ハンドセット電力メータ、ロケーション情報、およびワイヤレス接続性ステータスを含む。(d)いくつかの態様では、モバイルウィジェットアクセシビリティはいくつかの形態で与えられ、一般にデスクトップウィジェットは、直接PCデスクトップ上でアクセス可能である。いくつかの態様では、モバイルウィジェットは、ワイヤレスデバイスアプリケーションマネージャを介してアクセス可能であり、他の態様では、モバイルウィジェットは、固有のモバイルウィジェット管理アプリケーションを介して、またはネットワークポータルを介してアクセス可能である。(e)モバイルウィジェット発見およびインスタンス化は、ワイヤレスデバイスアプリケーションマネージャによって、またはモバイルウィジェット管理アプリケーションによって、あるいはネットワークポータルによって制御できる。対照的に、デスクトップウィジェット発見およびインスタンス化は、あるクライアントまたはあるポータルに制限されない。したがって、説明する態様は、ワイヤレスネットワーク環境用に最適化されたモバイルウィジェットサービスを与えるために、これらの事項を考慮に入れる。
【0059】
特に、説明するモバイルウィジェットは、ワイヤレスデバイス上のコンテンツにアクセスするための代替案をモバイルブラウザに与え、また、個々のユーザが任意のワイヤレスデバイスのためのカスタムモバイルウィジェットまたはウェブリソースを容易に作成することを可能にする。
【0060】
したがって、説明する態様は、モバイルブラウザを介してコンテンツを受信することに対して真の代替を提供し、ワイヤレスアクセス、ワイヤレスデバイス機能およびウェブ開発の制約を念頭に置いてシステムを開発することによって上記の課題に対処する。
【0061】
エンドツーエンドシステムアーキテクチャ
図1〜図3を参照すると、非限定的な一態様では、モバイルウィジェットシステム100は、ワイヤレスネットワーク環境におけるモバイルウィジェットの生成、記憶、配信、動作および管理のためのエンドツーエンドアーキテクチャを与える。
【0062】
モバイルウィジェット102は、デバイス上で、ディスプレイなどユーザインターフェース702を介したデバイスエンドユーザ104への提示のためのコンテンツを取り出すために、コンテンツアクセスサーバ(CAS)900など、コンテンツソースと対話するために、ワイヤレス通信デバイス700によって実行可能なコンパクトなアプリケーションまたはコードのセットを含む。非限定的な一態様では、たとえば、モバイルウィジェット102は、エンドユーザ104が最新ニュースを閲覧することを可能にするために、ニュースソースからデータフィードを取り出し、対応するニュースアイテムまたは(1つまたは複数の)ヘッドラインを表示するように動作可能なReally Simple Syndication(RSS)リーダーとすることができる。
【0063】
ただし、モバイルウィジェット102は、上記の例に限定されず、任意の機能を有し、任意のタイプのコンテンツを含むことができることに留意されたい。たとえば、モバイルウィジェット102は、テキスト、グラフィックス、音声、ビデオおよびマルチメディアコンテンツを含む、コンテンツプロバイダ902によって生成されるコンテンツを提示することができる。さらに、たとえば、モバイルウィジェット102によって提示可能なコンテンツは、広告サービングプラットフォーム1000などからの広告を含むことができ、広告は他のコンテンツと混在するか、または唯一のコンテンツであることがある。広告サービングプラットフォーム1000はコンテンツプロバイダ902の専用バージョンであり、システム100に広告コンテンツを与え、システム100における広告の配置を管理し、ワイヤレス通信デバイス700上の広告の使用に関係するフィードバックを追跡することができる。さらに、広告サービングプラットフォーム1000は、システム100内の広告コンテンツの配置および管理を可能にするために広告主1004とシステム100の事業者110とに仮想市場を提供する、広告入札取引所など広告仮想交渉構成要素1002とインターフェースするように動作可能である。
【0064】
さらに、システム100において、ワイヤレス通信デバイス700は、モバイルウィジェット102の記憶、動作および管理のためのプラットフォームをエンドユーザ104に与える。たとえば、ワイヤレス通信デバイス700は、ウィジェット管理システム300などから、1つまたは複数のモバイルウィジェット102を取得するために実行可能であるウィジェット管理クライアント(WMC)704を含むことができる。さらに、WMC704は、モバイルウィジェット動作を監視し、ワイヤレス通信デバイス700上のモバイルウィジェットアクティビティを追跡し、そのようなアクティビティをウィジェット追跡構成要素1100に報告するために実行可能である。
【0065】
ウィジェット管理システム(WMS)300は、たとえばワイヤレスインターフェース106およびメッセージルータ構成要素500を介して、WMC704と通信するように動作可能であり、購買および/またはワイヤレス通信デバイス700へのダウンロードが可能な1つまたは複数のウィジェット102の1つまたは複数のカタログ302を含む。WMS300は、各デバイス700にダウンロードされた各ウィジェット102のレコード、ならびに各デバイス700上の各ウィジェット102の対応する構成を記憶するように動作可能なデジタルロッカー304を含むことができる。ウィジェット構成は、ウィジェット102の外観、ならびに1つまたは複数のコンテンツ更新設定を含むウィジェット102の動作に関係する設定を含むことができる。ウィジェットカタログ302およびウィジェット102へのアクセスを与えることとともに、WMS300は、エンドユーザ104に、エンドユーザ104にとって有益または興味のある可能性があるモバイルウィジェット102のアドバイス、提案または推薦を行うために、ウィジェットリコメンダ306を随意に含むことができる。
【0066】
上記のように、メッセージルータ構成要素500は、WMC704と、システム100のウィジェット供給構成要素およびコンテンツ供給構成要素との間でインターフェースするように動作可能である。特に、メッセージルータ構成要素500は、モバイルウィジェット102をダウンロードすること、モバイルウィジェット102を構成すること、モバイルウィジェットコンテンツを更新すること、コンテンツ更新のスケジューリング、およびモバイルウィジェット102のアクティビティまたはそれとのエンドユーザ対話を追跡するデータの報告に関係するメッセージを交換するために、WMS300およびCAS900とのインターフェースを与える。したがって、いくつかの態様では、メッセージルータ構成要素500は、WMC704とのすべての通信を管理および制御するネットワーク要素を定義する。
【0067】
さらに、いくつかの態様では、システム100は、利用可能なモバイルウィジェット102およびウィジェットカタログ302について照会するために、エンドユーザ104がWMS300にアクセスすることを可能にするウィジェット管理ポータル800を含むことができる。さらに、ウィジェット管理ポータル800は、エンドユーザ104がワイヤレス通信デバイス700上でモバイルウィジェット102の機能および外観を構成することを可能にする。したがって、ウィジェット管理ポータル800は、モバイルウィジェット管理のための代替インターフェースをエンドユーザ104に与える。
【0068】
システム100では、WMS300は、ユニファイドウィジェットマネージャ(UWM)200から、モバイルウィジェット102とウィジェットカタログ302とを取得することができる。UWM200は、モバイルウィジェット102のためのシステム100への制御されたエントリポイントを与える。特に、UWM200は、各モバイルウィジェット102がシステム100内で機能するための1つまたは複数の所定のアーキテクチャ上のおよび/または動作上のウィジェット規格を満たすことを保証するように動作可能である。さらに、UWM200は、1つまたは複数のモバイルウィジェット開発者/プロバイダ108が、それらのそれぞれのモバイルウィジェット102を、システム100のワイヤレスネットワークキャリアなど、事業者110に紹介することを可能にする共通の仮想市場を与える。たとえば、ウィジェット開発者/プロバイダ108は、開発者インターフェース202を介して、1つまたは複数のモバイルウィジェット102をUWM200に提出することができ、事業者/キャリア110は、事業者インターフェース204を介して、UWM200においてモバイルウィジェット102にアクセスし検討することができ、開発者インターフェース202および事業者インターフェース204は、エクストラネットなどのネットワークアクセス可能なインターフェースとすることができる。さらに、たとえば、UWM200を介して、1つまたは複数の開発者/プロバイダ108と1つまたは複数の事業者/キャリア110とは、モバイルウィジェット価格設定、モバイルウィジェット動作、モバイルウィジェットコンテンツ更新、ウィジェットカタログ中のモバイルウィジェット配置、モバイルウィジェットビリング、開発者/プロバイダ補償、またはシステム100における事業者/キャリアモバイルウィジェットコストの1つまたは複数に関して合意することができる、ウィジェット入札取引所など、ウィジェット仮想交渉構成要素206にアクセスすることができる。
【0069】
さらに、いくつかの態様では、システム100は、システム100内の追跡されたデータおよびトランザクションを分析するためのバックエンドシステム101を有することができる。特に、バックエンドシステム101は、システム100のデータを受信および考察する分析構成要素1200と、分析構成要素1200の分析の結果に基づいて、事業者/キャリアプロプライエタリ情報1302を含む報告を生成する報告構成要素1300とを含むことができる。さらに、バックエンドシステム101は、システム100における取引の決算をし、1つまたは複数のエンドユーザ104、開発者/プロバイダ108、事業者/キャリア110、または広告主908に借記および/または貸記するビリング構成要素1400を含むことができる。たとえば、エンドユーザ104は、モバイルウィジェット102を購買し、それぞれのワイヤレス通信デバイス700にダウンロードすることができる。この購買トランザクションは、WMS300によって記録され、それぞれ、取引の決算および取引に対応する請求書またはインボイスを生成するために報告構成要素1300および/またはビリング構成要素1400が使用する関連情報を抽出する分析構成要素1200に報告できる。決算およびビリングは、たとえば、エンドユーザ口座に借記される購買価格/売掛金、事業者/キャリア口座に貸記される事業者/キャリア買掛勘定、開発者/プロバイダ口座に貸記される開発者/プロバイダ買掛勘定、または広告主口座に借記される広告主売掛金のうちの1つまたは複数を表すことができる。
【0070】
システム100内の構成要素、およびシステム100によって与えられる機能は任意の方法で構成できることに留意されたい。たとえば、単一のシステム構成要素の様々な機能を、代わりに個々のシステム構成要素によって実行することができる。したがって、システム100の態様は、様々な方法のいずれにおいても再構成でき、しかもなお、述べた機能を達成できることに留意されたい。
【0071】
さらに、インフラストラクチャ構成要素、たとえば、図1中のワイヤレスインターフェース106の右側の構成要素は、インフラストラクチャ通信ネットワーク112と呼ばれるワイヤードリンクまたはワイヤレスリンクの1つまたは任意の組合せによって通信可能に結合できることに留意されたい。したがって、インフラストラクチャ通信ネットワーク112は、たとえば、LAN、WAN、PSTN、インターネット、回線交換および/またはパケット交換ネットワークを含む、ワイヤードネットワーク、ワイヤレスネットワーク、または組合せワイヤード/ワイヤレスネットワークとすることができる。
【0072】
したがって、システム100は、ワイヤレスネットワーク環境においてモバイルウィジェットを管理するためのエンドツーエンドシステムの一態様を与える。様々なシステム構成要素およびそれらの態様のさらなる詳細について次に論じる。
【0073】
インフラストラクチャ要素/ネットワークデバイス
システム100では、ネットワーク側またはインフラストラクチャ要素は、本明細書で説明する機能を実行するように動作可能なネットワークデバイスなど、1つまたは複数の任意のタイプのコンピュータデバイスを含むことができる。特に、ネットワークデバイスを含むことができるネットワーク側またはインフラストラクチャ要素は、限定はしないが、システム構成要素、すなわち、エンドユーザ104、開発者/プロバイダ108、事業者/キャリア110、ユニファイドウィジェットマネージャ(UWM)200、ウィジェット入札取引所230、ウィジェット管理システム(WMS)300、デジタルロッカー304、リコメンダ306、メッセージルータ500、コンテンツアクセスサーバ(CAS)900、コンテンツプロバイダ902、広告サービングプラットフォーム1000、広告入札取引所1002、広告主1004、ウィジェット追跡構成要素1100、分析構成要素1200、報告構成要素1300、ビリング構成要素1400、および、一般に、バックエンドシステム101の1つまたは任意の組合せを含む。
【0074】
図4を参照すると、一態様では、そのようなコンピュータデバイスまたはネットワークデバイスは、ネットワークデバイス120によって表され、ネットワークデバイス120は、システム100の他のネットワーク側またはインフラストラクチャ要素と、および/またはワイヤレス通信デバイス700(図1)および/またはWMC704(図1)と通信するように動作可能である。ネットワークデバイス120は、システム100(図1)の構成要素をリンクする通信ネットワーク上で動作可能なネットワークサーバなど、任意のタイプのネットワークベースの通信デバイスを含む。たとえば、通信ネットワークの基礎となるシステム100(図1)は、ワイヤードまたはワイヤレス通信システム、あるいは両方の組合せとすることができ、ワイヤレス通信デバイス700が動作する事業者/キャリアの110(図1)のワイヤレスアクセスネットワークなどワイヤレスインターフェース106を含む。
【0075】
ネットワークデバイス120は、本明細書で説明する構成要素および機能のうちの1つまたは複数に関連する処理機能を実行するためのプロセッサ構成要素122を含む。プロセッサ構成要素122は、単一プロセッサ、あるいはプロセッサまたはマルチコアプロセッサの複数のセットを含むことができる。さらに、プロセッサ構成要素122は、統合処理システムおよび/または分散処理システムとして実装できる。特に、プロセッサ構成要素122は、入力を受け、処理し、本明細書で説明するそれぞれのインフラストラクチャ要素の機能に対応する出力を生成するために、メモリからソフトウェアプログラムまたはアプリケーションを実行するように動作可能である。
【0076】
ネットワークデバイス120は、プロセッサ構成要素122によって実行されるスクリプト、コード、アルゴリズム、ヒューリスティック、ニューラルネットワーク、ルール、ファジィ論理および実行可能命令を含むソフトウェアプログラムまたはアプリケーションのローカルバージョンを記憶するためのなど、メモリ124をさらに含む。メモリ124は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、およびそれらの組合せの1つまたは複数のタイプを含むことができる。
【0077】
さらに、ネットワークデバイス120は、本明細書で説明するように、ハードウェア、ソフトウェア、およびサービスを利用して、1つまたは複数の他の構成要素との通信を確立し、維持することを行う通信構成要素126を含む。通信構成要素126は、ネットワークデバイス120上の構成要素間、ならびにネットワークデバイス120と、ワイヤレス通信デバイス700(図1)、他のネットワーク側またはインフラストラクチャ要素、あるいはネットワークデバイス120に直列またはローカルに接続された他のデバイスなどの外部デバイスとの間の通信を伝えることができる。通信構成要素120は、通信を受信するための受信機と、通信を送信するための送信機とを含む。さらに、通信構成要素120は、1つまたは複数のそれぞれのプロトコルに従ってメッセージを交換することを可能にするために、対応する受信チェーン構成要素と送信チェーン構成要素とを含む。
【0078】
さらに、ネットワークデバイス120は、データベース128をさらに含むことができ、データベース128は、本明細書で説明する態様に関連して採用されるデータ/情報、データ関係、およびソフトウェアプログラム/アプリケーションの大容量記憶装置を与えるハードウェアおよび/またはソフトウェアの任意の適切な組合せとすることができる。
【0079】
ネットワークデバイス120はさらに、ネットワークデバイス120のユーザから入力を受け、ユーザへの提示のための出力を生成するように動作可能なユーザインターフェース構成要素130を含む。ユーザインターフェース構成要素130は、限定はしないが、キーボード、テンキー、マウス、タッチセンシティブディスプレイ、ナビゲーションキー、ファンクションキー、マイクロフォン、音声認識構成要素、ユーザから入力を受けることが可能な他の機構、またはそれらの任意の組合せを含む、1つまたは複数の入力デバイスを含むことができる。さらに、ユーザインターフェース構成要素130は、限定はしないが、ディスプレイ、スピーカ、触覚フィードバック機構、プリンタ、出力をユーザに提示することが可能な他の機構、またはそれらの任意の組合せを含む、1つまたは複数の出力デバイスを含むことができる。
【0080】
したがって、ネットワークデバイス120は、システム100(図1)の1つまたは複数のネットワーク側またはインフラストラクチャ要素の機能を実行することを可能にするように動作可能な、ハードウェア、またはソフトウェア、あるいはハードウェアとソフトウェアとの組合せを含む。
【0081】
ユニファイドウィジェットマネージャ
図1および図5を参照すると、上述のように、UWM200は、開発者/プロバイダ108が開発者インターフェース202を介してシステム100に提示できる、および事業者/キャリア110が事業者/キャリアインターフェース204を介して管理できるモバイルウィジェット102のためのクリアリングハウスを与える。
【0082】
開発者インターフェース202は、開発者/プロバイダ108がモバイルウィジェット102をシステム100に提出するための、エクストラネットなどのアクセスポイントを与える。いくつかの態様では、提出されたモバイルウィジェット102は、ウィジェット検証構成要素212によって実行可能な検証プロセス210を受け、その結果、それぞれの提出されたウィジェット102は、信頼できるウィジェットまたは信頼できないウィジェットのいずれかになるか、あるいは代わりにシステム100へのエントリを拒否される。検証プロセス210は、提出されたモバイルウィジェット102が1つまたは複数のウィジェットシステム規格216に準拠し、開発者/プロバイダ108によって設計されたシステム100上で機能するかどうかを決定する、自動プロセス、手動プロセス、または両方の組合せとすることができる。提出されたモバイルウィジェット102が検証プロセス210を合格した場合、それぞれのモバイルウィジェット102は信頼できるウィジェットとして分類される。いくつかの態様では、信頼できるモバイルウィジェットは、信頼性を示すために、UWM200またはウィジェット検証構成要素212に対応するデジタル証明書など信頼インジケータを有することがある。提出されたモバイルウィジェット102が検証プロセス210を不合格になった場合、あるいは権利消滅状態によって、またはユーザによって直接定義されていることなどから、別の方法でシステム100に入った場合、それぞれのモバイルウィジェット102を信頼できないウィジェットと見なすことができる。
【0083】
ある態様では、開発者/プロバイダ108は、信頼できないウィジェットのタイプを表す未検証ウィジェットパッケージ216の形で、モバイルウィジェット102をシステム100に提出することができる。未検証ウィジェットパッケージ216は、システム100上のその動作およびその価格設定を含み、それぞれのウィジェットを定義する関係する構成要素を含むことができる。たとえば、一態様では、未検証ウィジェットパッケージ216は、ウィジェットを識別または記述する、および/またはウィジェットが向けられるターゲット層またはユーザ行動カテゴリを識別するためのウィジェット識別子218と、それぞれのウィジェットが、様々なタイプのワイヤレス通信デバイス700など所与のコンピュータプラットフォーム、および/または異なる技術を使用するパーソナルコンピュータ(PC)上で動作することを可能にする命令、オブジェクトなどを備えるウィジェットアプリケーションまたはコード220と、ウィジェットによって表されるコンテンツをいつ更新すべきか、たとえば、好ましくは1日当たり数回のみ更新される天気ウィジェットに対して、ストックウォッチャーウィジェットは、好ましくは立会時間中は頻繁な更新、立会時間後はより少ない頻度の更新を有するなど、一部のウィジェットが示すように、ウィジェットの時間的態様は変化する、についての開発者/プロバイダ108の推奨または提案を定義する推奨された更新スケジュール222と、所望のエンドユーザ価格、開発者/プロバイダ補償または料金または使用料、割引、キャリア固有の価格設定、カタログタイプを含むカタログ配置考慮事項、およびスロッティング位置などのうちの1つまたは複数など、ウィジェットの1つまたは複数の価格関連および/またはマーケティング/販売関連の態様を定義する提案された価格設定224とを含むことができる。検証プロセス210を合格し、ウィジェット検証構成要素212によって定義された(1つまたは複数の)ウィジェットシステム規格214を達成すると、それぞれの未検証ウィジェットパッケージ216は、信頼できるウィジェットのタイプを表す検証済ウィジェットパッケージ226としてシステム100に入ることを許される。
【0084】
UWM200によって容認されたモバイルウィジェット102は、たとえば、それぞれ、開発者インターフェース202および事業者/キャリアインターフェース204を介して入ることができるウィジェット仮想交渉構成要素206を介して、開発者/プロバイダ108および事業者/キャリア110の両方によってアクセスおよび修正できる。開発者インターフェース202と同様に、事業者/キャリアインターフェース204は、事業者/キャリア110がUWM200と対話するための、エクストラネットなどのアクセスポイントを与える。たとえば、1つまたは複数の事業者/キャリア110は、システム100のエンドユーザ104が利用可能な1つまたは複数のウィジェットカタログ302中にそれぞれのウィジェットを含めることを希望するかどうかを決定するために、モバイルウィジェット102、またはいくつかの態様では、検証済ウィジェットパッケージ226を検討することができる。さらに、たとえば、ウィジェット仮想交渉構成要素206は、開発者/プロバイダ108および事業者/キャリア110が、ウィジェット価格設定、開発者補償、事業者補償、更新スケジューリングなど、それぞれのモバイルウィジェット102の様々な態様を交渉することを可能にする。一態様では、たとえば、ウィジェット仮想交渉構成要素206は、それぞれのモバイルウィジェット102に対応する合意に基づくパラメータを定義するために使用されるオークションプロセスの結果を制御および報告するために、オークション機能を含むウィジェット入札取引所を含むことができる。いずれの場合も、いくつかの態様では、開発者/プロバイダ108と事業者/キャリア110との間のウィジェットパラメータの最終セットに関する合意の後、モバイルウィジェット102は、交渉されたモバイルウィジェットパッケージ228によって定義できる。たとえば、交渉されたモバイルウィジェットパッケージ228は、識別子218と同様、または事業者/キャリア固有とすることができる、ウィジェットを識別または記述する、および/またはウィジェットが向けられるターゲット層またはユーザ行動カテゴリを識別するためのウィジェット識別子230と、ウィジェットアプリケーションまたはコード220と同様、または事業者/キャリア固有とすることができる、それぞれのウィジェットが所与のコンピュータプラットフォーム上で動作することを可能にする命令、オブジェクトなどを備えるウィジェットアプリケーションまたはコード232と、推奨された更新スケジュール222と同様、または事業者/キャリア固有とすることができる、交渉または最初に容認されたコンテンツ更新スケジュールを定義する交渉された更新スケジュール234と、提案された価格設定224と同様、または事業者/キャリア−開発者/プロバイダ固有または交渉固有とすることができる、交渉中に合意したウィジェットの1つまたは複数の価格関連および/またはマーケティング/販売関連の態様を定義する交渉された価格設定236とを含むことができる。
【0085】
図6および図7を特に参照すると、非限定的な一例では、ウィジェット仮想交渉構成要素206(図1および図5)に対応するアーキテクチャ240および方法260の一態様は、オークション管理任務を実行するためにUWM200と対話し、オークション結果を送信するように動作可能なオンラインオークションサーバ242を含む。たとえば、オンラインオークションサーバ242は、事業者/キャリア110(図1)へのモバイルウィジェットインベントリ、ならびに価格設定および配置など各モバイルウィジェットに関連付けられた入札可能なパラメータ(図7、アクション262)を提示するように動作可能である。たとえば、モバイルウィジェット配置に対応する入札可能なパラメータは、限定はしないが、ウィジェットウォール上の位置のスロッティング配置、ショッピングモバイルウィジェットの表示におけるそれぞれのモバイルウィジェットを特徴づけることに対応する「フィーチャード」パラメータ、およびウィジェットのカテゴリごとまたはウィジェットカタログごとのスロッティング配置などのパラメータを含むことができる。さらに、オンラインオークションサーバ242によって提示されるモバイルウィジェットは、ウィジェットが向けられるターゲット層またはユーザ行動カテゴリのデータなど、追加のターゲットメタデータを有することができる。したがって、事業者/キャリア110(図1)は、入札可能なアイテムにアクセスし、それに対応する入札を入力する(図7、アクション264および266)ことが可能である。オークション結果(図7、アクション266)に基づいて、UWM200は対応するモバイルウィジェット102および/またはモバイルウィジェットカタログ302のレコードを修正し(図7、アクション268)、モバイルウィジェットカタログ302は、WMS300によって受信され、デジタルロッカー304の対応するレコードにおいて更新される(図7、アクション270)。したがって、その結果、そのような更新されたレコードは次いで、エンドユーザ104(図1)が最新の情報にアクセスできるようにするために、WMC704、およびウィジェット管理ポータル800に利用可能になる。
【0086】
さらに、いくつかの態様では、UWM200は、事業者/キャリア110が、たとえば事業者/キャリアインターフェース204を介してアクセス可能なカタログマネージャ構成要素240を使用して、1つまたは複数のモバイルウィジェット102を1つまたは複数のウィジェットカタログ302に編成することを可能にする。一態様では、たとえば、事業者/キャリア110は、ウィジェット機能によってなど、多くの異なる方法で編成できる1つまたは複数のウィジェットカタログ302に含めるための交渉されたウィジェットパッケージ228を選択する。さらに、たとえば、各ウィジェットカタログ302は、所与のスロッティング配置のための支払いなどに基づいて、所定の方法で編成できるモバイルウィジェット102のリストを含む。ウィジェットカタログ302は、各モバイルウィジェット102を記述するモバイルウィジェットメタデータと、ウィジェットの名前、ウィジェット機能の説明、ウィジェットのグラフィックまたは視覚表現、ウィジェット価格設定および購買情報などの1つまたは任意の組合せなど、カタログ閲覧者にとって興味のある可能性がある対応するパラメータとを含むカタログレコードによって定義できる。さらに、たとえば、ウィジェットカタログ302中のモバイルウィジェット102のリストは、エンドユーザ選好(preference)および/またはエンドユーザ行動情報、および/またはエンドユーザデバイス機能などに基づいて、ウィジェットカタログ302の生成後に変更できる。いずれの場合も、掲示されたモバイルウィジェット102がエンドユーザ104に利用可能になるように、カタログマネージャ構成要素240はさらに、事業者/キャリア110が、ウィジェットカタログ302をWMS300に送信することを可能にする。
【0087】
さらに、UWM200は、事業者/キャリア110が、モバイルウィジェット102の1つまたは複数のパラメータまたは特性を変更することを可能にするウィジェットマネージャ構成要素242をさらに含むことができる。たとえば、ウィジェットマネージャ構成要素242は、事業者/キャリア110が、システム100上での動作についてそれぞれのモバイルウィジェット102を活動化または非活動化すること、識別子230などウィジェット識別子を設定または変更すること、アプリケーション/コード232などウィジェットアプリケーション/コードを設定または変更すること、更新スケジュール234などウィジェット更新スケジュールを設定または変更すること、および/または価格設定236など価格設定情報を設定または変更することを可能にする。一態様では、たとえば、ウィジェットマネージャ構成要素242は、特に、モバイルウィジェット102の1つまたはグループとの対話、およびそれらのための更新スケジュールの設定を可能にするために、更新スケジューリングマネージャ244をさらに含むことができる。たとえば、更新スケジューリングマネージャ244は、たとえば、エンドユーザ考慮事項、コンテンツの時間的態様などモバイルウィジェット特性、および事業者/キャリア考慮事項を考慮に入れる、および/またはそれらのバランスをとる、個々のモバイルウィジェット102またはそのグループ、あるいはエンドユーザ104のための自動化された更新スケジュールを与えるように動作可能な、論理、アルゴリズム、ヒューリスティック、ファジィ論理、ニューラルネットワークなどを含むことができる。
【0088】
したがって、UWM200は、開発者/プロバイダ108がモバイルウィジェット102をシステム100に提出するためのアクセスポイントおよびインターフェース機能を与える。さらに、UWM200は、システム100内での動作についてモバイルウィジェット102を承認するための検証機能を与える。さらに、UWM200は、開発者/プロバイダ108および事業者/キャリア110が、モバイルウィジェット102の会計および動作パラメータに関して交渉および合意することを可能にする、クリアリングハウスまたは市場を与える。その上、UWM200は、事業者/キャリア110が、システム100内でウィジェットカタログ302およびモバイルウィジェット102のコンテンツおよび特性を管理するためのアクセスポイントおよびインターフェース機能を与える。
【0089】
ウィジェット管理システム
図1および図8を参照すると、WMS300は、モバイルウィジェット102と、ウィジェットカタログ302と、ウィジェット動作または構成パラメータに対する変更などのウィジェット修正とを取得するためにUWM200と対話するインフラストラクチャ要素である。さらに、WMS300は、エンドユーザ104が、ワイヤレス通信デバイス700上のWMC804および/またはウィジェット管理ポータル800を介して、モバイルウィジェット102を閲覧し、選択し、購買/ダウンロードし、構成することを可能にするエンドユーザ対面インターフェースを与える。さらに、WMS300は、モバイルウィジェット構成および加入パラメータを記憶し、実装することと、モバイルウィジェットトランザクションを実施し、記録し、それについて報告することとのための、ワイヤレス通信デバイスへのモバイルウィジェット配信に対する管理機能を与える。
【0090】
一態様では、たとえば、WMS300は、1つまたは複数のウィジェットカタログ302および/または1つまたは複数のモバイルウィジェット102を記憶するためのウィジェットデータベース310を含む。さらに、WMS300は、エンドユーザ104が、ワイヤレス通信デバイス700上に購買および/またはダウンロードするためにウィジェットカタログ302または個々のモバイルウィジェット102にアクセスできるようにする、WMC704および/またはウィジェット管理ポータル800と対話する加入マネージャ構成要素312を含むことができる。
【0091】
さらに、加入マネージャ構成要素312は、デジタルロッカー304などのデータベース中の1つまたは複数の加入者レコード314を制御するように動作可能とすることができる。各加入者レコード314は、加入者のモバイルウィジェットの管理および制御を可能にするために、各エンドユーザに関する情報と、各エンドユーザに対応する各モバイルウィジェット102に関する情報とを含む。たとえば、一態様では、加入者レコード314は、名前、加入者番号、電話番号、ワイヤレスデバイス通し番号など、所与のエンドユーザ104および/またはワイヤレス通信デバイス700を一意に識別するために使用できる加入者識別子316と、加入識別子、加入説明、加入キー、ライセンス、有効期間、サービスレベル、およびワイヤレスデバイス上のモバイルウィジェットの動作を可能にすることに関係する他の情報を含み、エンドユーザ104および/またはワイヤレス通信デバイス700が、個々のモバイルウィジェットまたはある種別のモバイルウィジェットを受信するかまたは動作させることを許可することができ、さらに、モバイルウィジェットに対応するいくつかのサービスレベルのうちの1つを可能にすることができるサービスレベルを許可または識別することができ、そのようなサービスレベルは、それぞれのモバイルウィジェットによって実行されるコンテンツ更新、メッセージ交換などの数または量を調整することができる、加入情報318と、ワイヤレス通信デバイス700および/またはWMC704に購買/ダウンロードされ、動作を許可された1つまたは複数のモバイルウィジェット102を識別するモバイルウィジェット識別子320と、各モバイルウィジェット識別子320に対応し、ユーザ選好に従ってそれぞれのモバイルウィジェットを個人化するためにエンドユーザによって入力される、ユーザ定義/カスタマイズされた構成データを含むことができ、対応するモバイルウィジェット102がどのように提示され、および/または動作するかを定義するモバイルウィジェット構成データ322と、エンドユーザ104が、それぞれのモバイルウィジェット102にアクセスし、それを購買/ダウンロードし、構成することに関係するトランザクション詳細を含むトランザクション履歴324と、エンドユーザ104について説明し、エンドユーザ104の人口統計学的情報を定義し、および/またはエンドユーザ104の行動情報を定義する情報を含み、そのような情報は、モバイルウィジェットをエンドユーザ104に推薦し、および/または広告をエンドユーザ104に与えるためなどのマーケティング目的に利用できる、加入者プロファイル326とのうちの1つまたは任意の組合せを含むことができる。したがって、WMS300は、デジタルロッカー302によってシステム100中の各モバイルウィジェット102と各加入者またはエンドユーザ104との間の関係を記憶し、制御する。
【0092】
随意に、WMS300は、加入者/エンドユーザ104に関係のあるモバイルウィジェット102を提案するための、ウィジェットスロッティング情報またはウィジェット広告関連情報と、マーケティングデータおよび/または販売データのプロバイダなどの他の外部エンティティとを取得するために、加入マネージャ構成要素312と、デジタルロッカー304と、ウィジェットデータベース310と、UWM200またはCAS900などの他のインフラストラクチャ要素と対話するように動作可能なリコメンダ構成要素306とを含むことができる。たとえば、一態様では、リコメンダ構成要素306は、モバイルウィジェットメタデータなど、利用可能なモバイルウィジェットに関するデータを収集することと、加入情報318、トランザクション履歴324および加入者プロファイル情報326など、加入者/エンドユーザに関するデータを収集することと、またはウィジェット人気度、ウィジェット収益性、ウィジェット売上高、ウィジェット広告、ウィジェット位置決め/スロッティング、ウィジェットマーケティングなどに関係する他の内部または外部情報を収集することとのうちの1つまたは任意の組合せを実行するように動作可能なデータコレクタモジュール330を含むことができる。さらに、リコメンダ構成要素306は、利用可能なモバイルウィジェットまたはカタログ、利用可能な加入者/エンドユーザデータ、および/または外部ウィジェット関連情報のうちの1つまたは複数の間の潜在的なマッチを決定するために、1つまたは複数のアルゴリズム、ヒューリスティック、ファジィ論理などを実行するように動作可能なアナライザモジュール332を含むことができる。さらに、アナライザモジュール332の結果に基づいて、リコメンダ構成要素306は、加入者/エンドユーザ104に関係のある、および/または加入者/エンドユーザ104に販売促進するために事業者/キャリア110にとって経済的関心のある、1つまたは複数のモバイルウィジェット102またはウィジェットカタログ302への参照またはリンク、またはその識別情報を含むメッセージを生成するように動作可能なリコメンダモジュール334をさらに含むことができる。したがって、リコメンダ構成要素306は、任意の数の構成可能なパラメータに基づいて、モバイルウィジェット102またはウィジェットカタログ302を加入者/エンドユーザ104に動的に提案または推薦するように動作可能である。
【0093】
さらに、いくつかの態様では、WMS300は、モバイルウィジェット102をダウンロード/購買する際のWMS300とのエンドユーザ104の対話を追跡し、課金およびビリング目的のためにそのようなアクティビティをバックエンドシステム101に報告するビリングレポータ構成要素340をさらに含むことができる。たとえば、ビリングレポータ構成要素340は、加入者/エンドユーザ104によるモバイルウィジェット102のダウンロードまたは購買に関係するトランザクションデータを収集するために、加入マネージャ構成要素312および/またはデジタルロッカー304と対話するように動作可能なトランザクションコレクタモジュール342を含むことができる。さらに、レポータモジュール344は、トランザクションコレクタモジュール342と対話し、対応する加入者情報、モバイルウィジェットメタデータ、および購入価格などのトランザクション固有のデータの態様を識別するトランザクション詳細を含む、収集されたトランザクションを文書化するバックエンドシステム101への送信のためのメッセージを生成するように動作可能である。したがって、ビリングレポータ構成要素340は、バックエンドシステムをビリング関連情報で更新するように動作可能である。
【0094】
メッセージルータ
図1および図9を参照すると、一態様では、システム100は、WMS300やCAS900などのネットワークインフラストラクチャと、ワイヤレス通信デバイス700および/またはWMC704との間の通信インターフェースを与える、メッセージルータ(MR)500などのネットワーク要素を含む。特に、一態様では、メッセージルータ500は、ワイヤレスインターフェース106を介して無線(OTA)メッセージを送信および/または受信することによって、WMC704と直接通信し、さらに、それらのメッセージを、1つまたは複数のインフラストラクチャ通信ネットワークを介してWMS300および/またはCAS900に中継する。
【0095】
メッセージルータ500とWTC704との間のワイヤレスインターフェース106は、メッセージルータ500、WMS300およびCAS900を接続する1つまたは複数のインフラストラクチャネットワークとは異なるトランスポートプロトコルを有することができることに留意されたい。したがって、いくつかの態様では、メッセージルータ500は、メッセージルータ500が、様々なプロトコルを用いて動作するデバイスまたはトランスポート媒体間のメッセージを交換すること可能にするプロトコルトランスレータ構成要素502を含むことができる。たとえば、プロトコルトランスレータ構成要素502は、1つのプロトコルから別のプロトコルにメッセージを変換するために、変換データベース506にアクセスするように動作可能な変換論理を有するトランスレータモジュール504を含むことができる。たとえば、トランスレータモジュール504は、WMC−MRプロトコルメッセージ508、たとえばワイヤレスインターフェース106のプロトコルに従って送信されたWMC発信メッセージを、MR−インフラストラクチャメッセージ510、たとえば対応するインフラストラクチャ通信ネットワーク112のプロトコルに従って送信されたメッセージに変換するように動作可能である。同様に、たとえば、トランスレータモジュール504は、インフラストラクチャ−MRプロトコルメッセージ512、たとえば対応するインフラストラクチャ通信ネットワーク112のプロトコルに従って送信されたインフラストラクチャ発信メッセージを、MR−WMCメッセージ514、たとえばワイヤレスインターフェース106のプロトコルに従って送信されたメッセージに変換するように動作可能である。そのようなメッセージ変換を実行する際に、トランスレータモジュール504は、発信デバイス/インターフェース516、宛先デバイス/インターフェース518、および通信プロトコル520に対応する関係およびデータを記憶するローカルまたはリモート変換データベース506にアクセスするように動作可能である。たとえば、変換データベース506を使用して、トランスレータモジュール504は、それぞれの発信デバイスから受信したメッセージに使用される対応するプロトコル、または発信デバイス/インターフェース516のデータによって定義された対応する発信インターフェースを介してトランスポートされたメッセージに使用される対応するプロトコルを識別または決定することが可能である。同様に、たとえば、変換データベース506を使用して、トランスレータモジュール504は、それぞれの宛先デバイスに宛てられたメッセージに使用すべき対応するプロトコル、または宛先デバイス/インターフェース518のデータによって定義された対応する宛先インターフェースを介してトランスポートすべきメッセージに使用すべき対応するプロトコルを決定することが可能である。たとえば、デバイスおよび/またはインターフェースと、対応するプロトコル520との間に関係を与えるために、発信デバイス/インターフェース516と宛先デバイス/インターフェース518とを組み合わせることができることに留意されたい。
【0096】
いずれの場合も、メッセージルータ500は、任意の所望のプロトコルでメッセージをトランスポートするように動作可能である。たとえば、そのようなプロトコルは、ハイパーテキスト転送プロトコル(HTTP)、インターネットプロトコル(IP)ソケットプロトコル、ショートメッセージサービス(SMS)プロトコル、および符号分割多元接続(CDMA)ベースのプロトコルやGlobal System for Mobile Communications(GSM(登録商標))ベースのプロトコルなどの任意のワイヤードおよび/またはワイヤレスネットワークプロトコルを含むことができる。
【0097】
ワイヤレスインターフェース
図1を参照すると、ワイヤレスインターフェース106は、様々なワイヤレス通信システムのいずれか1つまたは任意の組合せとすることができる。そのようなシステムは、しばしば様々なスペクトル帯域幅および/または様々なエアインターフェース技術を採用する。例示的なシステムには、上述のワイヤレスシステムの1つまたは任意の組合せがある。
【0098】
インフラストラクチャ通信ネットワーク
図1を参照すると、インフラストラクチャ通信ネットワーク112は、様々なワイヤードまたはワイヤレス通信システムのいずれか1つまたは任意の組合せ、あるいは両方の組合せとすることができる。例示的なシステムには、上述のワイヤードまたはワイヤレスシステムの1つまたは任意の組合せがある。
【0099】
ワイヤレス通信デバイスおよびウィジェット関連構成要素
図10に、モバイルウィジェット102を記憶し、提示し、管理するように動作可能なワイヤレスデバイス700のハイレベルブロック図を示す。前記のように、ワイヤレスデバイスは、ワイヤレス通信システム上で動作することが可能な任意のデバイスを含むことができる。たとえば、ワイヤレスデバイス700は、セルラー電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(SIP)電話、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレス接続機能を有するハンドヘルドデバイス、またはワイヤレスモデムに接続された他の処理デバイスとして具現できる。ワイヤレス通信システムは、様々なスペクトル帯域幅および/または様々なエアインターフェース技術をしばしば採用する、様々なシステムのいずれかとすることができる。例示的なシステムには、CDMA(CDMA2000、EV DO、WCDMA)、OFDM、またはOFDMA(Flash−OFDM、802.20、WiMAX)、FDDまたはTDD認可スペクトルを使用するFDMA/TDMA(GSM(登録商標))システム、不対無認可スペクトルをしばしば使用するピアツーピア(たとえば、モバイル間など)アドホックネットワークシステム、および802.xxワイヤレスLANまたはBLUETOOTH(登録商標)技法がある。
【0100】
ワイヤレスデバイス700は、メモリ706と、メモリ706と通信しているプロセッサ708とを含む。プロセッサ708は、本明細書で説明する構成要素および機能のうちの1つまたは複数に関連する処理機能を実行するように動作可能である。プロセッサ708は、プロセッサまたはマルチコアプロセッサの単一または複数のセットを含むことができる。さらに、プロセッサ708は、統合処理システムおよび/または分散処理システムとして実装できる。メモリ706は、モバイルウィジェット102など、プロセッサ708によって実行されているアプリケーションを記憶するように動作可能である。メモリ706は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、およびそれらの組合せを含むことができる。
【0101】
さらに、ワイヤレスデバイス700は、ワイヤレスデバイス700のユーザから入力を受け、ユーザへの提示のための出力を生成するように動作可能なユーザインターフェース702を含む。したがって、ユーザインターフェース702は、限定はしないが、キーボード、テンキー、マウス、タッチセンシティブディスプレイ、ナビゲーションキー、ファンクションキー、マイクロフォン、音声認識構成要素、ユーザから入力を受けることが可能な他の機構、またはそれらの任意の組合せを含む、1つまたは複数の入力デバイスを含むことができる。さらに、ユーザインターフェース702は、限定はしないが、ディスプレイ、スピーカ、触覚フィードバック機構、プリンタ、出力をユーザに提示することが可能な他の機構、またはそれらの任意の組合せを含む、1つまたは複数の出力デバイスを含むことができる。本明細書の態様では、開示するユーザインターフェース702は、ウィジェット102の視覚提示を与えるように動作可能なディスプレイ、視覚提示を与え、ウィジェット102への入力を受けるように動作可能なタッチセンシティブディスプレイ、および/またはウィジェット102への入力を受けるキーパッドなどを含むことができる。
【0102】
メモリ708は、1つ、2つ、または複数のモバイルウィジェット102を記憶する。前記のように、モバイルウィジェット102は、視覚ディスプレイなどの専用ユーザインターフェース702を介してコンテンツ配信などの特定の機能をユーザに与える、ワイヤレスデバイス700上で実行可能なアプリケーションである。たいていの例では、モバイルウィジェット102は、ワイヤレスネットワークを介して配信されるウェブ/インターネットベースのコンテンツへのユーザアクセスを与えることができる。しかしながら、他の例では、モバイルウィジェット102は、たとえば、現在のバッテリステータス、現在位置など、デバイスベースのコンテンツへのアクセスを与えることができる。
【0103】
さらに、メモリ708は、メモリ708に記憶された各モバイルウィジェットアプリケーション102用の対応するウィジェットマネージャ710を含むウィジェット管理クライアント(WMC)704を記憶する。WMC704は、ワイヤレス通信ネットワークから1つまたは複数のモバイルウィジェット102をワイヤレスに取得し、モバイルウィジェット動作を監視するように実行可能である。さらに、WMC704、詳細にはウィジェットマネージャ710は、ワイヤレス通信デバイス700上のモバイルウィジェットアクティビティを追跡し、そのようなアクティビティをウィジェット追跡構成要素1100などのネットワーク構成要素に報告するように実行可能とすることができる。また、ウィジェットマネージャ710は、コンテンツを更新するためのスケジュールに対する管理と、ユーザインターフェース702上のコンテンツの提示の構成に対する管理とを行うことができる。
【0104】
図11は、ワイヤレス通信デバイス700に記憶されたウィジェット管理クライアント(WMC)704のより詳細なブロック図である。WMCは、ワイヤレスデバイス700に記憶されたモバイルウィジェット102にそれぞれ対応する1つまたは複数のウィジェットマネージャ710を含む。図11の例示の態様は、ウィジェットマネージャ710−A、710−Bおよび710−Nを示し、Nは複数のウィジェットマネージャの中の最後のウィジェットマネージャ710を表す。
【0105】
ウィジェットマネージャ710は、1つまたは複数の事前設定されたコンテンツ配信属性に基づいてコンテンツ配信のスケジュールを更新するように動作可能な論理を含む、コンテンツ更新スケジューラ712を含む。コンテンツ配信属性は、限定はしないが、ウィジェット使用、時刻/週/月/年、ユーザ/デバイスロケーションなどを含むことができる。たとえば、ウィジェット使用は、より頻繁にアクセスされるウィジェット(たとえば、クリックされるウィジェットなど)には、より頻繁なコンテンツ更新を行い、アクセスの少ないウィジェットには、あまり頻繁でないコンテンツ更新を行うことを規定することができる。別の例では、論理は、ユーザが一日のうちのどの時間にウィジェットにアクセスする可能性が高いかを決定し、今度は、その時間中により頻繁なコンテンツ更新をスケジュールすることができる。さらに、ユーザ/デバイスが指定されたロケーションの近傍にあるとき、より頻繁なまたはあまり頻繁でない更新を行うように、論理はロケーションをコンテンツ更新に関連付けることができる。たとえば、ユーザがスポーツスタジアムの近傍内にいる場合、論理は、スポーツ情報関連ウィジェットに対してより頻繁な更新を行うように構成できる。
【0106】
コンテンツ更新スケジューラ712は、1つまたは複数のコンテンツ配信属性に基づいて更新スケジュールを決定するための論理を与えるが、スケジュールは、コンテンツ配信のためのネットワーク選好/ファクタ、および/またはコンテンツスケジュールのユーザ構成に基づくこともできることに留意されたい。したがって、コンテンツ更新スケジュール712は、コンテンツ配信属性、ネットワーク選好/ファクタ、および/またはユーザ構成に基づいて、コンテンツ配信の優先順位付け、重み付け、あるいはファクタリングを行う論理をさらに含むことができる。さらに、各ウィジェットマネージャ710は、ユーザが、ウィジェットウィザード718のウィジェット管理モジュール722中のオプションによって、コンテンツ更新スケジューラ712をオーバーライドするか、ユーザ自身のコンテンツ更新スケジュールを与えることができるように構成できる。さらに、ウィジェットは、ユーザがコンテンツ更新を瞬時に要求できるようにするボタンまたは他のユーザインターフェースをもつウィジェットウィザード718のウィジェット管理モジュール722によって構成できる。
【0107】
ウィジェットマネージャ710はまた、ウィジェット使用情報を収集し、報告するように動作可能な論理を含むウィジェット使用レポータ714を含む。図12は、ウィジェット使用レポータ714のより詳細なブロック図である。レポータ714は、ウィジェット使用データ742を収集するように動作可能な使用データコレクタ740を含むことができる。ウィジェット使用データは、限定はしないが、ウィジェットアクセス頻度、アクセスの深さ(すなわち、アクセス中にウィジェットがいくつのクリックスルーを受けるか)、ウィジェットがアクセスされる時刻/週などを含むことができる。使用レポータ714は使用データ記憶域744をさらに含むことができ、または随意に、ウィジェット使用データ742は、ウィジェット管理クライアント704のウィジェット使用レポータ714の外部の別のデータ記憶構成要素に記憶できる。使用レポータ714は、ネットワーク事業者、ウィジェット開発者および/またはサードパーティ報告基準に基づいて未加工使用データを1つまたは複数の使用データ報告748にコンパイルするように動作可能な使用データ報告コンパイラ746をさらに含むことができる。代替的に、他の態様では、ウィジェット使用レポータは未加工ウィジェット使用データ742をネットワークに通信することができる。
【0108】
未加工ウィジェット使用データ742またはコンパイルされた使用報告748のいずれかである収集されたウィジェット使用情報をネットワークエンティティに通信することができる。たとえば、ウィジェット使用データ742は、ウィジェット管理システム(WMS)300(図1および図8)のデジタルロッカー304などのネットワークエンティティに通信できる。WMSは、ウィジェットのコンテンツ更新スケジュールを決定し、ユーザのパーソナルウィジェットカタログなどにおいてウィジェットに優先順位を付けるために、使用データ742を実装することができる。さらに、WMS300は、報告目的および/またはビリング目的のために使用情報をバックエンドシステム101(図1)に通信することができる。
【0109】
図11を再び参照すると、ウィジェットマネージャ710は、1つまたは複数のレンダリング属性に基づいてワイヤレスデバイス700上にウィジェット102を提示するように動作可能な論理を含むウィジェット固有のレンダラ716をさらに含む。レンダリング属性は、ウィジェット使用、時刻/週/月/年、ユーザ/デバイスロケーションなどを含む。たとえば、ウィジェット使用は、より頻繁にアクセスされるウィジェット(たとえば、クリックされるウィジェットなど)をユーザインターフェースの初期ウォール上に与えるか、またはユーザインターフェース上の目立つ位置に与えることを規定することができる。別の例では、論理は、日付が秋のシーズン中の日曜日であることを決定し、したがって、フットボールスコアを報告するウィジェットをユーザインターフェースの初期ウォール上に与えるか、またはユーザインターフェース上の目立つ位置に与えることができる。ウィジェット固有のレンダラ716は、ディスプレイ上のどこにウィジェットをレンダリングすべきかを決定する論理を与えるが、レンダラ716は、論理によって行われたレンダリング決定をオーバーライドまたは増補することができるレンダリングルールのユーザ構成をも与えることができることに留意されたい。
【0110】
WMC704は、ワイヤレスデバイス700上にどのウィジェット102を記憶し、提示するかを管理するためのインターフェース、ならびにマーケットプレイスからウィジェットを購買あるいは取得するためのインターフェースをユーザに与えるように動作可能な、ウィジェットウィザード718などのウィジェットユーザインターフェースをさらに含む。ウィジェットウィザード718などのワイヤレスデバイスベースのユーザインターフェースに加えて、システム100は、デバイスユーザが、構成設定を変更し、追加のウィジェットを購買/取得し、あるいはワイヤレスデバイス上に提示されるウィジェットを管理するために、PCなど、別のワイヤードまたはワイヤレスデバイスからネットワークにアクセスすることを可能にするネットワークベースのユーザウィジェット管理ポータル800(図1)を含むことができる。
【0111】
ウィジェットウィザード718は、ユーザインターフェース702上に表示されるウィジェットに対する管理をユーザに与えるように動作可能なウィジェット管理モジュール720を含むことができる。さらに、ウィジェットウィザード718は、ネットワーク事業者または何らかの他のネットワークソースから現在利用可能なウィジェットの現在のリストをユーザに与えるように動作可能なウィジェットカタログ722を含むことができる。図13は、ウィジェット管理モジュール720とウィジェットカタログ722とを含むウィジェットウィザード718の様々な構成要素のより詳細なブロック図である。ウィジェット管理モジュールは、ワイヤレスデバイス上に現在記憶されているウィジェット102のリストの表示を与えるウィジェットリスト750を与えることができる。リスト750は、ユーザが、ユーザインターフェースを選択されたウィジェットで瞬時に更新することを可能にする。この点について、ユーザは、現在提示/表示されているウィジェットを瞬時に非活動化し、そのウィジェットを、デバイス上に記憶されている別のウィジェットと交換することができる。さらに、ウィジェット管理モジュール720は、ユーザがパーソナル選好に基づいてウィジェットを構成できるように動作可能なウィジェット構成モジュール752を与える。ウィジェット構成モジュール752は、ユーザが、各ウィジェットに対してコンテンツ更新を行う頻度を定義できるように動作可能なコンテンツ更新スケジュール構成754と、ディスプレイ上の位置、ウィジェットのサイズなど、ウィジェットがユーザインターフェース上にレンダリング/提示される方法を定義する能力をユーザに与えるように動作可能なコンテンツレンダリング構成756とを含むことができる。構成モジュール752中の構成設定へのユーザ変更時に、ウィジェットウィザード718は、ユーザ104および/またはワイヤレスデバイス700に関連するデジタルロッカー304に記憶するために、構成変更をネットワークにアップロードあるいは通信することができる。
【0112】
ウィジェットウィザード718は、ネットワークソースから現在利用可能なウィジェットのウィジェットリスト758を与えるウィジェットカタログ722をさらに含むことができる。カタログ中のウィジェットのリストは、ユーザにとって利用可能なウィジェットの流通を保証するために、設定されたスケジュールまたはユーザ入力に基づいて周期的に更新できる。カタログの更新または初期受信は、WMS300によって行われる。さらに、リスト758は、前のウィジェット使用パターン、または時間、ロケーションなどの他の属性に基づいてユーザのためにカスタマイズできる。
【0113】
いくつかの態様では、ウィジェットカタログ722を介して広告ウィジェットをオプションとしてクライアントに提示することができる。いくつかの態様では、他のウィジェットのコストを補助するか、あるいは置き換える手段としてユーザに広告ウィジェットを提供することができる。ウィジェット管理クライアント704が広告ウィジェットの提示を行うように構成される場合、広告ウィジェットは、他の場合はユーザがウィジェットウィザード718によってウィジェットを管理または構成できるようにする「ロックされた」ウィジェットになることに留意されたい。広告ウィジェットをロックすることによって、ネットワーク事業者および/または広告主は、ユーザが他の方法で広告ウィジェットのオプトアウトを選択することがなければ、広告が表示/提示されていることを保証される。さらに、広告ウィジェットを考慮に入れる態様では、ウィジェット使用レポータ714は、広告が閲覧された時間、または広告がアクセスされた深さなど、ユーザが広告に対して経験する対話に関係する使用データの特定の収集および報告を行うように構成できる。
【0114】
図11を再び参照すると、WMC704は、更新コントローラ724と更新アダプタ726とをさらに含む。更新コントローラ724は、WMC704との間のアップストリームおよびダウンストリームデータ配信を制御するように動作可能である。たとえば、更新コントローラ724は、ネットワークエンティティへの使用データ742または使用データ報告748の配信、ウィジェット構成設定、および/または、新しいまたは更新されたウィジェットを購買/取得したいというユーザ要求を制御するように動作可能とすることができる。いくつかの態様では、更新コントローラ724は、データを照合し、ウィジェット管理システム(WMS)300などのネットワークエンティティに供給するように動作可能とすることができる。さらに、更新コントローラ724は、ウィジェットコンテンツ更新、ウィジェットカタログ722に対する更新、コンテンツ更新スケジュールの構成設定、コンテンツ報告要求などを受信するように動作可能とすることができる。
【0115】
さらに、更新アダプタ726は、WMC704から適切なネットワークエンティティへのデータのアップストリームおよびダウンストリームトランスポートを処理するように動作可能である。この点について、更新アダプタ726は、指定されたタイプのネットワーク接続、たとえば、インターネットプロトコル(IP)ソケット、ハイパーテキスト転送プロトコル(HTTP)ソケット、ショートメッセージングサービス(SMS)などを介してデータを受信/送信するように動作可能である。さらに、更新アダプタ726は、ウィジェットの既存の構成をWMSプッシュ型構成と比較し、それに応じて新しいウィジェットのインスタンス化および/または非活動ウィジェットの無効化など、構成への変更を行うように動作可能である。
【0116】
WMC704は、スループット時間を感知し、ウィジェットのコンテンツ更新をダウンロードするための時間を推定するように動作可能なスループットセンサ728をさらに含むことができる。スループットセンサ728は、WMC704の開始時に作動するように動作可能であり、IP接続を確立し、ラウンドトリップ時間(RTT)を測定することによって近似スループット時間を感知することができる。近似スループット時間と、当該のウィジェットの前のコンテンツ更新のサイズとに基づいて、ウィジェットを更新するための時間の推定値を確立し、ユーザが更新を要求するとき、その推定値をユーザに与えることができる。さらに、コンテンツ更新が時間の所定のしきい値よりも多くの時間を必要とする場合、スループットセンサ728はユーザ警告を与えるように構成できる。
【0117】
WMC704は、WMC704に関連する加入者/ユーザ識別記号を決定するように動作可能な加入者ID/証明決定器730をさらに含むことができる。一態様では、加入者ID決定器730はHTTP呼を開始することができ、応答ヘッダは加入者識別情報を含むことができる。代替態様では、加入者ID決定器はワイヤレスデバイスなどから得られる。さらに、加入者ID/証明決定器730は、適切な証明、たとえば、ユーザIDを入力するようにユーザを促すことによって加入者/ユーザ証明を決定するように構成できる。入力に基づいて、ユーザ証明を加入者識別情報と比較し、マッチを決定した場合、マッチを確認する報告をWMS300に通信し、加入者/ユーザに関連するデジタルロッカー304中にレコードを作成することができる。その後、加入者IDおよび加入者証明は、WMC704からメッセージルータ500に通信されるすべてのメッセージ中に含まれる。
【0118】
前記のように、ワイヤレスデバイス上のウィジェット管理クライアント(WMC)704と、関連するモバイルウィジェット102とを構成することに加えて、システムはユーザウィジェット管理ポータル800を与える。ユーザウィジェット管理ポータル800は、ユーザ104が、ワイヤレスデバイス700上の(WMC)を管理するために、ワイヤードPCまたは別のワイヤレスデバイスなど、別のデバイスを介して構成要素にアクセスできるようにする。ユーザウィジェット管理ポータル800はウィジェット管理システム(WMS)300とネットワーク通信しており、WMS300はメッセージルータ500を介してワイヤレスデバイス700とワイヤレス通信している。図16に示すように、一例では、ユーザウィジェット管理ポータル800は、ワイヤレスデバイス上のウィジェットの管理へのリモートアクセスをユーザ104に与えることによってワイヤレスデバイス700上のウィジェットウィザード718を補うものとして働く。ユーザウィジェット管理ポータル800は、WMS300のデジタルロッカー304に記憶されたユーザのプロファイルからユーザの現在のWMC704またはウィジェット102構成に関係する情報を受信するように動作可能である。したがって、ユーザウィジェット管理ポータル800は、一般にWMC704全体に適用する設定を再構成する能力をユーザ104に与えるように動作可能なWMC構成モジュール810を含むことができる。さらに、ユーザウィジェット管理ポータル800は、ワイヤレスデバイス700上に現在記憶されているウィジェット102を再構成する能力をユーザ104に与えるように動作可能な1つまたは複数のウィジェット構成モジュール820を含むことができる。
【0119】
WMCおよびウィジェット構成820に加えて、ユーザウィジェット管理ポータル800は、ユーザが新しいウィジェットについて知り、および/またはそれを獲得することを可能にすることができる。したがって、ユーザウィジェット管理ポータル800は、ウィジェット管理システム300から通信されるウィジェットカタログ302を含むことができる。さらに、ユーザ104に関係のあるウィジェットがカタログの冒頭付近に掲示されるか、または他の方法で強調されるように、ウィジェットカタログ302をユーザ104のために個人化することができる。WMS300は、ワイヤレスデバイス700から通信されるウィジェット使用追跡/計測データに基づいて当該のウィジェットを識別することができる。ユーザが新しいウィジェットを選択し、獲得あるいは購買すると、ユーザ管理ポータル800はその選択をWMS300に通信し、WMS300は、その後、対応するコンテンツアクセスサーバ900(図17)からウィジェットを再試行し、メッセージルータ500を介してウィジェットをワイヤレスデバイスに通信する。
【0120】
コンテンツアクセスサーバ/コンテンツ広告追跡構成要素
図17を参照すると、コンテンツアクセスサーバ900を強調する詳細ブロック図が示されている。コンテンツアクセスサーバ900は、ウィジェットの所定の更新スケジュールに基づいてコンテンツをモバイルウィジェット102に供給するように動作可能である。前述のように、更新スケジュールは、1つまたは複数のコンテンツ配信属性、ネットワーク属性および/またはユーザ構成設定に基づいて論理的に決定できる。モバイルウィジェット102は、更新スケジュールに基づいて、メッセージルータ500を介してコンテンツアクセスサーバ900によってワイヤレスに受信されるコンテンツ要求904を開始する。コンテンツアクセスサーバ900は、コンテンツプロバイダ902、または広告ソースと通信している広告サービングプラットフォーム1000から現在のコンテンツを取り出すことによって要求904に基づいて動作する。コンテンツ更新を取り出した後、対応するウィジェット上に提示するために更新をワイヤレスデバイスに通信する。たとえば、モバイルウィジェットがスポーツイベントスコア報告ウィジェットである場合、要求をコンテンツアクセスサーバに送信し、コンテンツアクセスサーバは、コンテンツプロバイダ902から、ウェブベースのスポーツニュースサイトなど、更新されたスポーツイベントスコアの形態のコンテンツ更新を取り出すことができる。一態様では、コンテンツアクセスサーバ900は、/zipファイルまたは何らかの他のスペクトル効率のよい圧縮機構などのコンテンツ更新パッケージに更新をバンドルするように動作可能なコンテンツパッケージバンドラ910を含むことができる。コンテンツ更新をパッケージにバンドルすることは、より効率的にワイヤレスデバイスに配信できる、より小さいメッセージを与える。コンテンツ更新は、ワイヤレスデバイスにおいて利用可能な接続に応じて様々な接続上でワイヤレスデバイスに通信できる。接続の例には、限定はしないが、HTTPソケット、IPソケット、SMSなどがある。
【0121】
コンテンツ更新を与えることに加えて、コンテンツアクセスサーバ900は、WMC704から通信される計測/追跡データの受信ポイントとして働くことができる。いくつかの態様では、コンテンツ更新要求904は、ウィジェット使用データ742またはウィジェット使用報告748などの計測/追跡データを含むことができる。そのような態様では、コンテンツアクセスサーバ900は、要求からのウィジェット使用データ742またはウィジェット使用報告748をパースし、計測/追跡データをコンテンツプロバイダ902または広告サービングプラットフォーム1000にルーティングするように動作可能な計測/追跡構成要素1100を含む。さらに、コンテンツアクセスサーバは、計測/追跡データを受信し、使用パターンなどを論理的に決定するように動作可能な分析構成要素1200を含むバックエンドシステム101に計測/追跡データを通信することができる。その後、分析データを通信し、その分析データを使用して、報告構成要素1300が所定の報告を生成し、ビリング構成要素1400がウィジェット使用レートに基づくウィジェットビリングなどのウィジェットビルを生成する。
【0122】
前記のように、ワイヤレスデバイス700上に記憶され、提示される1つまたは複数のウィジェットは、ウィジェット形態で広告を表示するように動作可能な広告ウィジェットを含むことができる。いくつかの態様では、広告ウィジェットは、他の非広告ウィジェットのコストの低減など、何らかの形態の補償の代わりに広告ウィジェットを容認することを選択するオプションをユーザに提供するオプトインフィーチャとしてウィジェット事業者によって与えられる。したがって、ウィジェットプロバイダは、広告主と連携して広告ウィジェットを「ロックされた」ウィジェットとして構成することができ、ユーザが、ワイヤレスデバイス上のウィジェットを再構成するか、あるいはウィジェットを非活動化することができないことを意味する。図14は、ウィジェット広告1010、より詳細には、そのような広告中に含まれる広告メタデータ1012の例のブロック図である。メタデータ1012は、広告を識別するのに役立つID番号などの広告識別子1014と、IPアドレスなど、広告のソースを識別するのに役立つリソースロケーション識別子1016とを含むことができる。メタデータ1012は、クリックツーブラウズ機能など、広告とのユーザ対話を定義するのに役立つ関連対話1018、および/またはクリックツーブラウズ以外のユーザ対話のURLロケーションを定義するランディングロケーション1020をさらに含むことができる。他の態様では、メタデータ1012は、ワイヤレスデバイス上の広告の有効期限を定義する、広告のTTL(Time to Live)1022と、広告をワイヤレスデバイス上に表示すべき特定の時間および/または頻度を定義する時間/頻度表示メトリクス1024とを含むことができる。さらに、メタデータ1102は、広告の表示に関係する他のコンテキストパラメータを定義するコンテキスト表示メトリクス1026と、ワイヤレスデバイスにおいて収集し、その後ネットワークに通信すべき、表示の時間/頻度、広告とのユーザ対話の頻度、クリックスルーの深さなど、広告の表示に関するメトリクスを定義するワイヤレスデバイスメトリック収集命令1028とを含むことができる。メタデータ1012は、広告1010、ウィジェット上での広告の表示、または報告機能に関係する、他のメタデータ1012をさらに含むことができる。
【0123】
図15のブロック図に示すように、広告1010は、広告サービス構成要素/プラットフォーム1000などの広告ソースを介してワイヤレスデバイス700上の広告ウィジェット102−1にワイヤレスに通信される。広告サービングプラットフォーム1000は、広告1010が広告サービングプラットフォーム1000からコンテンツアクセスサーバ900を介してワイヤレスデバイス700に通信されるように、コンテンツアクセスサーバ900と通信している。さらに、メッセージルータ500は、コンテンツアクセスサーバ900と通信しており、広告および関連情報が、統一通信プロトコルを使用してワイヤレスネットワーク106を介してワイヤレスデバイスとの間で通信されること保証するのに役立つ。広告サービングプラットフォームは、広告1110のインベントリを記憶する広告データベース1040と通信している。したがって、広告サービングプラットフォームは、データベース1020から広告1110を取り出し、その広告をワイヤレスデバイス上の広告ウィジェット102−1に通信するように動作可能である。
【0124】
さらに、上述のコンテンツ更新要求と同様に、ワイヤレスデバイスは、ワイヤレスデバイス上に広告を提示するための広告の配信を要求するように動作可能な広告要求1040を発行することができる。広告要求は、広告データベース1040から広告を取得する広告サービングプラットフォーム1000によって受信される。広告要求は、広告サービングプラットフォーム1000によって発行される、WMC704を識別する識別子を含むことができる。要求は、最近提示された広告と、TTL中の提示の数とを識別する計測/追跡報告をさらに含むことができる。
【0125】
さらに、広告サービングプラットフォーム1000は、広告キャンペーン基準に基づいて広告を広告ウィジェットに通信することによって、広告主の広告キャンペーンを管理するように動作可能な広告キャンペーンマネージャ1050をさらに備えることができる。広告キャンペーン基準は、広告キャンペーンに関係する有効期限および表示頻度レートを有するいくつかの広告がワイヤレスデバイスにプッシュされることを規定することができる。他の態様では、広告キャンペーンは、いくつかの広告が、ターゲットオーディエンス範囲内にあるユーザおよび/またはワイヤレスデバイスをターゲットにするように、ユーザまたはいくつかのワイヤレスデバイスに関係するいくつかの人口統計学的情報をターゲットにすることができる。人口統計学的情報は、限定はしないが、ユーザの性別、ユーザの興味、ユーザの収入、ユーザの年齢、ユーザの住所、現在使用されているワイヤレスデバイスロケーションなどを含むことができる。
【0126】
広告サービングプラットフォーム1000は、ユーザ広告ウィジェット上での広告の表示に関係する情報を追跡し、計測する追跡/計測構成要素1060をさらに含むことができる。追跡/計測構成要素1100は、広告1010および広告ウィジェット102−1に特に関係するそれらの計測および追跡データをパースし、広告に関連する計測および追跡情報を広告サービングプラットフォーム1000の追跡/計測構成要素1060に通信することができる。WMC704から通信される追跡/計測データは、広告識別子、広告ウィジェット上での提示/表示の数、ユーザ対話の深さ(たとえばクリックスルーの数)、広告のユーザ対話/閲覧の経過時間など含むことができる。
【0127】
広告サービングプラットフォーム1000は、広告主1004とネットワーク/ウィジェット事業者110との間で広告入札取引市場が行われるように動作可能な広告入札取引所サーバ1002とさらに通信することができる。入札取引市場は、広告主1004が、ウィジェットウォール上の広告の位置/配置、提示の頻度、提示の時間、ターゲットオーディエンスの人口統計などの1つまたは複数の広告基準に基づいて、ウィジェット広告に入札することを可能にすることができる。さらに、入札取引市場は、広告主が、ウィジェット中の広告のブロードキャスト提示および/またはマルチキャスト提示に基づいて入札することを可能にすることができる。一態様では、入札取引市場は、広告主または潜在的な広告主がウィジェットベースの広告に入札することを可能にするインターネットベースの市場などの公開されている市場である。
【0128】
バックエンドシステム
図1を再び参照すると、前記のように、いくつかの態様では、システム100は、システム100内の追跡されたデータおよびトランザクションを分析するためのバックエンドシステム101を有することができる。バックエンドシステム101は、分析構成要素1200、報告構成要素1300、およびビリング構成要素1400のうちの1つまたは任意の組合せを含むことができる。
【0129】
分析構成要素1200は、システム100のデータを受信し、考察する。
【0130】
報告構成要素1300は、分析構成要素1200の分析の結果に基づいて、事業者/キャリアプロプライエタリ情報1302を含む報告を生成する。
【0131】
ビリング構成要素1400は、システム100中の取引の決算をし、1つまたは複数のエンドユーザ104、開発者/プロバイダ108、事業者/キャリア110、または広告主908に借記および/または貸記する。
【0132】
例示的なコールフロー
図18〜図23を参照すると、いくつかの態様による、様々なシナリオのための呼またはメッセージフローのいくつかの非限定的な例が掲示されている。図18を参照すると、たとえば一態様では、ハイレベルコールフローは、ウィジェット管理ポータル(WMP)から発信された、新しいモバイルウィジェットの選択および構成に関する。特に、WMPは、モバイルウィジェットを選択し、構成するためにWMSと対話する。WMSは、モバイルウィジェットのコンテンツを取得するためにCASと対話する。さらに、WMSは、メッセージルータを介してモバイルウィジェットおよび/またはモバイルウィジェットのコンテンツ更新をWMCにフォワーディングする。
【0133】
図19を参照すると、たとえば一態様では、ハイレベルコールフローは、WMCから発信された、モバイルウィジェットの構成および更新に関する。特に、WMCは、モバイルウィジェットを選択し、構成するためにWMSと対話する。WMSは、モバイルウィジェットのコンテンツを取得するためにCASと対話する。さらに、WMCは、CASにモバイルウィジェットのコンテンツ更新を要求することができ、CASは、更新されたコンテンツで応答し、WMCは、その受信を確認する。
【0134】
図20を参照すると、たとえば一態様では、ハイレベルコールフローは、事業者/キャリアがアクセスを許可する、WMS中のウェブストアフロントにアクセスするWMCに関する。特に、WMCは、WMSにストアフロントへのアクセスを要求し、WMSは、WMCがそのようなアクセスを許可されることを事業者/キャリアとともに検証する。たとえば、検証は、WMCが許可されるかどうかを決定するために、WMCまたはエンドユーザに関連する識別子または証明を、事業者/キャリアのコンテンツ管理サーバまたは許可サーバに渡すことを含むことができる。許可を受信すると、WMSは、WMCにストアフロントへのアクセスを与えることが可能になり、モバイルウィジェットのダウンロードのための後続の対話を可能にする。
【0135】
図21を参照すると、たとえば一態様では、ハイレベルコールフローは、WMCによって要求されるコンテンツ更新に関する。特に、コンテンツ更新イベントの発生に基づいて、WMCは、メッセージルータを介してコンテンツ更新要求をCASに送信する。CASは、対応するコンテンツ更新をバンドルし、それをメッセージルータを介してWMCに送信する。一態様では、コンテンツ更新要求はユーザによって開始されることに留意されたい。さらに、WMCが、コンテンツ更新要求とともに計測/追跡データをパッケージングすることができることにも留意されたい。この場合、CASは、計測/追跡データを、バックエンドシステムの分析構成要素および/または広告サービングプラットフォームなど、他のインフラストラクチャ要素にルーティングするように動作可能である。
【0136】
図22を参照すると、たとえば一態様では、ハイレベルコールフローは、ウィジェット計測/追跡データの報告と、報告された計測/追跡データに基づくウィジェット更新スケジュールの対応する調整とに関する。特に、WMCは、計測/追跡データを含むウィジェットメッセージをメッセージルータを介してCASに送信する。CASは、この場合、計測/追跡データを、分析および報告構成要素などの他のインフラストラクチャ要素にルーティングするように動作可能である。分析および報告構成要素は、次いで、報告された計測/追跡データに基づいて使用データを決定し、使用データは、コンテンツ更新スケジュールを決定する際に使用するための入力としてWMSおよび/またはUWMに与えられる。使用データに基づいて、1つまたは複数のユーザ、および/または1つまたは複数のモバイルウィジェットのための新しい更新スケジュールを決定する。新しい更新スケジュールは、WMSおよび/またはUWMにおいて記憶され、さらに、メッセージルータを介してWMCに通信される。したがって、新しい更新スケジュールは、WMCによって与えられた、報告された計測/追跡データの分析に基づいて実施される。
【0137】
図23を参照すると、たとえば一態様では、ハイレベルコールフローは、WMCにコンテンツ更新を与えるCASに関する。特に、CASはコンテンツ要求をコンテンツプロバイダに送信し、コンテンツプロバイダはコンテンツドキュメントで応答する。コンテンツドキュメントは、様々な更新されたコンテンツ、ならびにさらなるコンテンツ更新のためのリソースへの参照を含むことができる。CASは、コンテンツドキュメントをパースし、必要な場合、コンテンツプロバイダに追加のリソースを要求する。要求されたリソースを受信すると、CASは、コンテンツドキュメントからのリソースおよび他のコンテンツを、WMCに配信するための更新パッケージに変換する。変換を完了すると、CASは、コンテンツ更新パケットをメッセージルータを介してWMCにフォワーディングする。
【0138】
ウィジェットメモリ管理
一態様では、ウィジェット展開に基づいてワイヤレスデバイス中のメモリ管理を最適化する方法、システム、および装置が提供される。一態様では、ワイヤレスデバイスは、低メモリ状態が存在するという指示を与えるとき、1つまたは複数のウィジェットの「低メモリ」バージョンを実行することができる。「低メモリ」バージョンウィジェットは、標準ウィジェットの縮小バージョンであり、実行するのにそれほど多くのメモリを必要とせず、それによってワイヤレスデバイス上のメモリを節約し、ほとんどの場合、デバイスが低メモリ状態にある間、ユーザによって実装されているウィジェットの、全部ではないとしても、一部が活動状態のままであることを保証する。
【0139】
標準ウィジェットでは、ウィジェットは、画像、オーディオ、マルチメディアなどの様々なリソースで構成できる。さらに、標準ウィジェットは、ユーザがより詳細なコンテンツを閲覧するように動作可能な複数の深さ(たとえば、ウィジェットの圧縮モードビューである第1のレベル、たとえば、記事のリストである第2のレベル、署名をもつ個々の記事である第3のレベル、およびWAP/HTML/XHTMLをサポートする記事である第4のレベルなどのユーザクリックスルー)を与えるように構成できる。ウィジェットの「低メモリ」バージョンでは、これらのリソースは省略またはさもなければデグレードされることがある。たとえば、標準ウィジェットは、オーディオ用のMP3ファイル、画像用のGIFファイル、およびビデオ用のMPEG4を採用することができ、それらのすべてはメモリ集約的なファイルであるが、「低メモリ」バージョンは、オーディオ用のAACファイル、画像用のJPEGファイル、およびビデオ用のH.264ファイルを使用することができ、それらのすべては、それらのそれぞれの標準バージョンウィジェットの相対物よりもメモリ消費が少なくて済む。さらに、標準バージョンウィジェットは、ハイパーリンクされたリソースなどを含むことができる通常または標準コンテンツフィードを可能にするが、「低メモリ」バージョンは、通常または標準コンテンツフィード中に含まれているハイパーリンクされたリソースなどの1つまたは複数の所定のリソースを含まない簡略コンテンツフィードのみをサポートすることができる。ウィジェット深さに関して、標準バージョンは、WAP記事などを含む、3つ以上の深さのコンテンツを与えることができるが、「低メモリ」バージョンは、第1の深さからウェブブラウザへの遷移をもつ1つの深さに制限される。さらに、標準バージョンが(以下で詳細に説明する)ウィジェットの圧縮モードビューを含む例では、ビューは、見出しなどに加えてウィジェットのためのブランド化画像を含むことができるが、「低メモリ」バージョン圧縮モードビューは、1つまたは2つのワードテキスト記述子に制限される。
【0140】
図24は、標準動作モードウィジェット101と、対応する低メモリモードウィジェット103の両方を実装するワイヤレスデバイス700のブロック図である。前述のワイヤレスデバイスと同様に、ワイヤレスデバイス700は、メモリ706と通信しているプロセッサ708と、通信モジュール709と、ユーザインターフェース702とを含む。メモリ706は、標準動作モードモバイルウィジェット101を含み、対応する低メモリモード動作ウィジェット103を含むことができる、1つまたは複数のモバイルウィジェットクライアント102を含む。標準動作モードウィジェット101のすべてが、対応する低メモリモードウィジェット103を有する必要があるわけではないことに留意されたい。ワイヤレスデバイスが低メモリ状態に入ったとき、優先順位をもつ標準動作モードウィジェット101が標準動作モードのままであることが可能であるように、いくつかの標準動作モードウィジェット101は優先順位を与えられる。他の態様では、第1の低メモリしきい値に達した場合、最低優先順位標準動作モードウィジェットが対応する低メモリモードウィジェットに変更され、第2の低メモリしきい値に達した場合、第2の最低優先順位標準動作モードウィジェットが対応する低メモリモードウィジェットに変更され、以下同様となるように、標準動作モードウィジェットのすべては低メモリ優先順位順序で分類できる。
【0141】
図24に示すように、一態様では、低メモリモードウィジェット103を、ワイヤレスデバイス上で最初に構成されたモバイルウィジェットクライアント102内に含めることができる。クライアント102が低メモリモードウィジェット103を含まない他の態様では、低メモリモードウィジェット103は、低メモリ状態が検出されるとサービングネットワークからワイヤレスデバイスにプッシュされることがある。そのような態様では、対応する標準動作モードウィジェットが再インストールされるように、デバイスが低メモリ状態ではないと決定されると、ワイヤレスデバイスメモリから低メモリモードウィジェット103が削除されるようにすることも可能である。
【0142】
さらに、メモリ706は、ワイヤレスデバイス上でのウィジェットの実装を管理するように動作可能なウィジェット管理クライアント(WMC)704を含む。一態様では、WMC704は、ワイヤレスデバイス上で利用可能なメモリの状態を監視するように動作可能なメモリ状態モニタ750と、メモリしきい値が満たされたかまたは超えられたことに基づいて、ウィジェットのモードを標準動作モードから低メモリモードに、またはその逆に変更するように動作可能なウィジェットモードチェンジャ760とを含むことができる。メモリ状態モニタ750は、1つまたは複数の低メモリしきい値752と、1つまたは複数の標準メモリしきい値754とを含むことができる。低メモリしきい値752が満たされたかまたは超えられた場合、ウィジェットモードチェンジャ760は、しきい値に関連するウィジェットのモードを標準動作モードウィジェット101から対応する低メモリモードウィジェット103に変更する。単一の低メモリしきい値によりウィジェットのすべてが低メモリモード動作に移動するわけではない例では、さらなる低メモリしきい値752が満たされるにつれて、さらなるウィジェットが低メモリ動作モードに移動されるように、ワイヤレスデバイスがより低いメモリ可用度を経験し続ける場合、さらなる低いしきい値752が必要になる。
【0143】
低メモリ状態になると、デバイスがメモリを解放し始めるか、またはより多くのメモリがさもなければ利用可能になるので、標準メモリしきい値754が満たされたかまたは超えられ、その結果、標準メモリしきい値754に関連するウィジェットが、低メモリモードウィジェット103から標準動作モードウィジェット101に移動することになる。単一の標準メモリしきい値754によりウィジェットのすべてが標準メモリモード動作に戻るわけではない例では、さらなるウィジェットが低メモリモードウィジェット103から標準動作モードウィジェット101に移動されるように、ワイヤレスデバイスが利用可能なメモリを解放し続けるように、さらなる標準メモリしきい値754が必要となる。標準メモリしきい値754は、低メモリしきい値752に加えて、動作モードが行き来しないことを保証する必要があることに留意されたい。
【0144】
さらに、ウィジェットモードチェンジャ760は、通信モジュール709を介してサービングネットワークに通信されるモード変更通知を生成するように動作可能なサービングネットワーク通知生成器762を含むことができる。モード変更通知は、サービングネットワークにモード変更について通知することを提供するので、コンテンツフィード構成など、ネットワークによって影響を受けるモード変更は、その変更に基づいて実装される。モード変更通知の受信に応答して、ウィジェット管理システム(WMS)300は、ユーザ104/ワイヤレスデバイス700に関連するモード変更をデジタルロッカー304に二重に記録する。
【0145】
図25を参照すると、ワイヤレスデバイス上で低メモリモードウィジェットを実装するための方法の流れ図が示されている。イベント2000において、メモリ可用度を監視し、イベント2002において、所定の低メモリしきい値が満たされたかまたは超えられたかどうかに関する決定を行う。たとえば、所定の低メモリしきい値は、メモリのウィジェット消費が、ウィジェットを非機能的にしないか、またはさもなければすべての利用可能なメモリスペースを使い尽くさないことを保証するように設定される。所定の低メモリしきい値は、ワイヤレスデバイス上で実行しているウィジェットの1つまたは複数に、いくつかの態様ではウィジェットのすべてに関連することがあるので、所定の低メモリしきい値を満たすかまたは超えることにより、ウィジェット管理クライアントは、標準動作モードウィジェットから対応する低メモリモードウィジェットに変更することになる。イベント2002において、低メモリしきい値が満たされないかまたは超えられないと決定された場合、本方法は、メモリ可用度の監視を継続するためにイベント2000に戻る。
【0146】
イベント2002において、低メモリしきい値が満たされたかまたは超えられたと決定された場合、イベント2004において、低メモリしきい値に関連する対応する(1つまたは複数の)低メモリモードウィジェットがワイヤレスデバイス上に記憶されているかどうかに関する決定を行う。前記のように、いくつかの態様では、低メモリモードウィジェットは、標準動作モードウィジェットの初期獲得/記憶に関連して最初に記憶される。他の態様では、低メモリモードウィジェットは、低メモリしきい値が満たされたかまたは超えられたかについての通知時にサービングネットワークからプッシュされる。したがって、低メモリしきい値に関連する低メモリモードウィジェットのすべてがワイヤレスデバイス上に記憶されている場合、イベント2006において、低メモリモードウィジェットを取り出し、活動化し、標準動作モードウィジェットを非活動化する。イベント2008において、ウィジェット管理サーバなどのサービングネットワークにウィジェット動作モードの変更について通知するために、通知を生成し、サービングネットワークに送信する。コンテンツフィード/更新などへの変更など、動作モード変更へのネットワークレベル変更を実装することができるように、サービングネットワークに通知する。
【0147】
イベント2004において、ワイヤレスデバイス上に記憶されていない、低メモリしきい値に関連する低メモリモードウィジェットの1つまたは複数があると決定された場合、イベント2010において、サービングネットワークにウィジェット動作モードの変更について通知するために、また、ワイヤレスデバイス上に現在記憶されていない1つまたは複数の低メモリモードウィジェットの配信を要求するために、通知を生成し、ウィジェット管理サーバなどのサービングネットワークに通信する。また、ウィジェット管理システムは、要求された低メモリモードウィジェットを取り出すために、ユニファイドウィジェットマネージャと通信し、その後、ワイヤレスデバイス上の(1つまたは複数の)低メモリモードウィジェットを通信することができる。イベント2012において、(1つまたは複数の)低メモリモードウィジェットをサービングネットワークから受信し、ローカルメモリに記憶する。イベント2014において、低メモリモードウィジェットを取り出し、活動化し、標準動作モードウィジェットを非活動化する。
【0148】
低メモリモードウィジェットを活動化し、サービングネットワークに動作モード変更について通知すると、イベント2016において、メモリ可用度を監視する。イベント2018において、所定の標準動作メモリしきい値が満たされたかまたは超えられたかどうかに関する決定を行う。メモリ可用度が所定の低メモリしきい値の近くで変動する例では、システムが動作モード間を行き来しないように、所定の標準動作メモリしきい値は所定の低メモリしきい値とは異なることがある。イベント2018において、標準メモリしきい値が満たされないかまたは超えられないと決定された場合、本方法は、メモリ可用度の監視を継続するためにイベント2016に戻る。
【0149】
イベント2018において、標準メモリしきい値が満たされたかまたは超えられたと決定された場合、イベント2020において、(1つまたは複数の)標準メモリモードウィジェットをメモリから取り出し、活動化し、低動作モードウィジェットを非活動化する。イベント2022において、通知を生成し、サービングネットワークに通信し、(1つまたは複数の)ウィジェットの動作モードを(1つまたは複数の)低メモリモードウィジェットから(1つまたは複数の)標準動作モードウィジェットに変更したことをそのサービングネットワークに通知する。低メモリ動作モードから標準動作モードへのネットワークレベルの変更を実装することができるように、サービングネットワークに通知する。サービングネットワークに通知した後、プロセスは、利用可能なメモリ状態をさらに監視するためにイベント2000に戻る。
【0150】
図26を参照すると、ワイヤレス通信デバイスにおける動作モードを変更するシステム2001が示されている。システム2001は、たとえば、マルチプレクサ、送信機、モバイルデバイスなどの中に常駐することができる。図示のように、システム2001は、プロセッサ、ソフトウェア、またはそれらの組合せ(たとえば、ファームウェア)によって実装される機能を表すことができる機能ブロックを含む。システム2001は、ワイヤレス通信デバイスにおける動作モードを変更することを可能にする電気構成要素の論理グルーピング2003を含む。論理グルーピング2003は、モバイルウィジェットクライアントを標準動作モードで活動化するための手段2005を含むことができる。その上、論理グルーピング2003は、ワイヤレス通信デバイス上のメモリ可用度を決定するための手段2007を含むことができる。さらに、論理グルーピング2003は、メモリ可用度の決定に基づいて標準動作モードを非活動化するための手段2009を含むことができる。さらに、論理グルーピング2003は、標準動作モードの非活動化に応答してモバイルウィジェットクライアントの低メモリ動作モードを活動化するための手段2011を含むことができる。さらに、システム2001は、電気構成要素2005、2007、2009、および2011に関連する機能を実行するための命令を保持するメモリ2013を含むことができる。メモリ2013の外部にあるものとして図示されているが、電気構成要素2005、2007、2009、および2011はメモリ2013の内部に存在することができることを理解されたい。
【0151】
次に図27を参照すると、動作モード変更に基づいてウィジェットへのコンテンツフィードを変更するシステム2015が示されている。システム2015は、たとえば、マルチプレクサ、送信機、モバイルデバイスなどの中に常駐することができる。図示のように、システム2015は、プロセッサ、ソフトウェア、またはそれらの組合せ(たとえば、ファームウェア)によって実装される機能を表すことができる機能ブロックを含む。システム2015は、動作モード変更に基づいてウィジェットへのコンテンツフィードを変更することを可能にする電気構成要素の論理グルーピング2017を含む。論理グルーピング2017は、デバイス上で実行される1つまたは複数のウィジェットが、ワイヤレスデバイス上のメモリ可用度に基づいて動作モードを変更していることを示す通知を、デバイスから受信するための手段2019を含むことができる。その上、論理グルーピング2017は、動作モードの変更の指示をネットワークメモリに記憶するための手段2021を含むことができる。さらに、論理グルーピング2017は、通知に基づいて、1つまたは複数のウィジェットに与えられるコンテンツフィードを変更するための手段2023を含むことができる。さらに、システム2015は、電気構成要素2019、2021、および2023に関連する機能を実行するための命令を保持するメモリ2025を含むことができる。メモリ2025の外部にあるものとして図示されているが、電気構成要素2019、2021、および2023はメモリ2025の内部に存在することができることを理解されたい。
【0152】
ランタイムメモリ管理
他の態様によれば、メモリのランタイム管理を改善するためのシステム、方法、および装置が提供される。この点について、これらの態様に関連するシステム、方法、および装置は、ウィジェット使用時間パターン、ウィジェット使用頻度、ウィジェットウォールナビゲーションパターンなどのウィジェット選好に基づいて、ウィジェットをランダムアクセスメモリ(RAM)などのランタイムメモリにロードすることを提供する。ウィジェット選好に基づいて、自動ロードとは反対に、ユーザ対話時にウィジェットをロードすること、前のナビゲーションパターンに基づいてユーザのウィジェットウォールを構成すること、前の使用パターン基づいて、メモリにロードされるウィジェットの深さを調整することなど、ランタイムメモリ管理に影響を及ぼす事前指定された適応アクションが行われる。
【0153】
図28を参照すると、本発明の態様による、ランタイムメモリ管理を実行するように構成されたワイヤレスデバイス700のブロック図が示されている。前述のワイヤレスデバイスと同様に、ワイヤレスデバイス700は、メモリ706と通信しているプロセッサ708と、通信モジュール709と、ユーザインターフェース702とを含む。ワイヤレスデバイス700のメモリ706は、標準モードウィジェット101と対応する圧縮モードウィジェット105とを含む1つまたは複数のモバイルウィジェットクライアント102を含む。圧縮モードウィジェット105は、圧縮モードウィジェット105がコンテンツ更新がないように最小に構成されるという点で、前述の低メモリモードウィジェット103(図24)とは異なる。ランタイムメモリ管理に関係する態様に関して論じられるように、ユーザが圧縮モードウィジェット105と対話して標準モードウィジェット101を活動化するまで、圧縮モードウィジェット105はユーザインターフェース702において提示され/表示される。したがって、圧縮モードウィジェット105は、ロゴなどのブランド化画像、および見出しなどの最小の時間的情報に制限されることがある。他の実施態様では、圧縮モードウィジェット105が対応する低メモリモードウィジェットを有するときなど、低メモリモードウィジェットおよび圧縮モードウィジェットは、ウィジェットのタイトルまたは性質を識別する1つ/2つのワードテキスト記述子に制限されることがある。
【0154】
ワイヤレスデバイス700のメモリ706は、ワイヤレスデバイス上のウィジェットの選択および動作を管理するように動作可能なウィジェット管理クライアント(WMC)704をさらに含むことができる。したがって、WMC704は、それぞれがそれぞれのウィジェット102を管理するように構成された1つまたは複数のウィジェットマネージャ710を含むことができる。ウィジェットマネージャ710は、ウィジェット使用データを収集、記憶、および報告するように動作可能なウィジェット使用データレポータ714を含むことができる。一態様では、ウィジェット使用データレポータは、ランタイムメモリを管理するために使用されるウィジェット使用データを収集するように動作可能である。このウィジェット使用データは、限定はしないが、ウィジェット使用時間および頻度データ770と、ウィジェットウォールナビゲーションパターンデータ772と、ウィジェット深さ使用データ774と、ランタイムメモリを管理するために必要となる任意の他のウィジェット使用データ776とを含むことができる。ウィジェット使用時間および頻度データ770は、ユーザがウィジェットを閲覧する、および/またはウィジェットと対話する時間または時間期間と、閲覧および/または対話の頻度とを与えることができる。ウィジェットウォールナビゲーションパターンデータ772は、ウィジェットの提示に関連するウィジェットウォールをナビゲートするためのユーザの選好パターンを与えることができる。言い換えれば、ウィジェットマネージャ710に関連したウィジェットにナビゲートするためにユーザが実装するウィジェットウォール内のパターンに関係するデータである。ウィジェット深さ使用データ774は、ウィジェットがユーザによってアクセスされる深さに関係するデータを与えることができる。
【0155】
WMC704は、ウィジェット使用データレポータ714によって与えられるウィジェット使用データに基づいて、ウィジェット状態、ウィジェットウォール状態、ウィジェット深さ状態、またはウィジェットへの変更に関係する他の状態を変更するように動作可能なウィジェットアダプタ論理780をさらに含むことができる。図示のように、ウィジェットアダプタ論理780は、ワイヤレスデバイス中に常駐し、ワイヤレスデバイス上で実行されるが、他の態様では、ウィジェットアダプタ論理は、WMS300などのサービングネットワークにおいて常駐し、実行される。そのような態様では、ウィジェット使用データが収集され、サービングネットワークに通信され、サービングネットワークは、次いで、そのウィジェット使用データを利用して、ウィジェット、ウィジェット深さ、ウィジェットウォールなどへの適応状態変更を決定し、当該のウィジェットに関係する構成設定に記憶するために適応状態変更をワイヤレスデバイスに戻す。
【0156】
一態様では、ウィジェットアダプタ論理780は、使用時間と使用頻度とのデータに基づいて、ウィジェットの状態を標準モードウィジェット101から圧縮モードウィジェット105に変更するように動作可能なウィジェット状態チェンジャ782を含むことができる。たとえば、使用データが、特定の株式相場表示機ウィジェットが概して株式市場がオープンしている時間中に平日にユーザによってアクセスされるのみであることを示す場合、ウィジェット状態チェンジャ782は、株式市場がオープンしている時間中には標準モードウィジェット101が活動化し、株式市場がクローズしている時間中には、圧縮モードウィジェット105に自動的に切り替えられると決定することができる。株式市場がクローズしている時間中に、圧縮モードウィジェット105がユーザによってアクセスされたか、またはさもなければ活動化された場合、論理は、ウィジェットが圧縮モードウィジェット105から標準モードウィジェット101に変更することを可能にする。
【0157】
別の態様では、ウィジェットアダプタ論理780は、示されたウィジェットウォールナビゲーションパターンに基づいて、ユーザのウィジェットウォール上に提示されたウィジェットの活動化状態を変更するように動作可能なウィジェットウォール状態変更器784を含むことができる。たとえば、図29は、ウィジェットウォール790中のディスプレイウィンドウ792のブロック図を示す。図示のウィジェットウォールは、5つのディスプレイウィンドウ792−(0)、792−(1)、792−(2)、792−(+1)および792−(+2)を有する。各ディスプレイウィンドウは、ウィジェットW1〜W10として示される1つまたは複数のウィジェットを表示する。陰影付きのウィジェットW2、W7およびW5によって示されるウィジェットは、ウィジェットウォール790のナビゲーション中にユーザがアクセスするか、またはさもなければ活動化する好適なウィジェットであるとして、ウィジェット使用データによって示されている。残りのウィジェットW1、W3、W4、W6〜W10は、好適でないウィジェットであると示され、したがって、ユーザが、そのウィンドウを含む関連するウィンドウに動かし、ウィジェットがユーザによってアクセスされるか、またはさもなければ活動化されるまで、圧縮モードウィジェット105のままである。
【0158】
WMC300が起動されたとき、ディスプレイウィンドウ792−(0)が提示され、ウィジェットW2が標準モードウィジェット101としてロードされ、ウィジェットW1が圧縮モードウィジェット105としてロードされる。ウィジェットW1は、ウィジェットを圧縮モードウィジェット105から標準モードウィジェット101に変更するようにアクセスおよび/または活動化されることがある。さらに、次の利用可能なウィンドウ中でアクセス可能であるウィジェットW3およびW6は、これらが好適でないウィジェット(たとえば、ユーザが通常アクセス/活動化しないか、または現在の時間期間中に通常アクセス/活動化しないウィジェット)として示されるので、圧縮モードウィジェットとしてロードされる。
【0159】
ユーザがウィンドウ792−(+1)に動かすことを選択したとき、ウィジェットW5が好適なウィジェットであり、ナビゲーションパターンが、ユーザが、W5にアクセスするためにそのウィンドウをウィンドウ792−(+2)にさらに動かす傾向があることを示すので、ウィジェットW5は標準モードウィジェット101としてロードされる。ユーザがウィンドウ792−(+2)に動かすことを選択したとき、ウィジェットW2は非活動化/アンロードされ、それは、標準モードウィジェット101が圧縮モードウィジェット105に変更されることを意味する。これは、ユーザが好適なウィジェットW2から少なくとも2つのウィンドウまたは2つのクリックだけ離れて動かしており、単一の動き/クリックによってウィンドウ792−(0)(すなわち、W2が常駐するウィンドウ)にもはや動かせないからである。ユーザがウィンドウ792−(+2)からウィンドウ792−(+1)に戻ることを選択したとき、ウィジェットW2は、ユーザが、ウィジェットW2を含むウィンドウ3003−(0)中にあることから1つの動き/クリックだけ離れていることに基づいて、標準モードウィジェット102として再び再ロードされる。ユーザがウィンドウ792−(1)に動かすことを選択したとき、ウィジェットW5は非活動化/アンロードされ、それは、標準モードウィジェット101が圧縮モードウィジェット105に変更されることを意味する。
【0160】
ユーザがウィンドウ792−(1)に動かすことを選択したとき、ウィジェットW7が好適なウィジェットであり、ナビゲーションパターンが、ユーザが、W7にアクセスするためにそのウィンドウをウィンドウ792−(2)にさらに動かす傾向にあることを示すので、ウィジェットW7は標準モードウィジェットとしてロードされる。ユーザがウィンドウ792−(2)に動かすことを選択したとき、ウィジェットW2は非活動化/アンロードされ、それは、ウィンドウディスプレイが好適なウィジェットW2から少なくとも2つのウィンドウまたは2つのクリックだけ離れているので、標準モードウィジェット101が圧縮モードウィジェット105に変更されることを意味する。
【0161】
再び図28を参照すると、ウィジェットアダプタ論理780は、示されたユーザ深さのナビゲーションパターンに基づいて、ウィジェット内の深さの活動化状態を変更するように動作可能なウィジェット深さ状態変更器786をさらに含むことができる。たとえば、ウィジェット深さ使用データ774が、ユーザが、3つの深さを有するウィジェットの第2の深さにクリックスルーするか、または動かすのみであることを示す場合、ウィジェットの最初の2つの深さは最初に標準モードウィジェット101からロードされ、ウィジェットの第3の深さは圧縮モードウィジェット105からロードされる。ユーザが第2の深さに動かすときなど、ユーザが深さによって動かすとき、第3の深さは、標準モードウィジェット101からロードされ、または、ユーザが第3の深さにめったにアクセスしないことを示す典型的な使用パターンに基づいて、ユーザが第3の深さに動かすまで、第3の深さは圧縮モード状態のままとなり得る。さらに、ウィジェットアダプタ論理780は、ウィジェット使用データに基づいてランタイムメモリを管理する手段として、ウィジェットの他の状態またはウィジェットに関係する機能を変更するように動作可能な他のウィジェットチェンジャ788を含むことができる。
【0162】
さらに、WMC704は、ウィジェットの構成および獲得を管理するように動作可能なウィジェットウィザード718を含むことができる。ウィジェットウィザード718は、ウィジェット設定および構成を管理し、記憶するように動作可能なウィジェット管理720を含むことができる。したがって、ウィジェット状態への変更がウィジェットアダプタ論理780によって動的に決定されるとき、その変更は、決定された状態の変更によって影響を受ける1つまたは複数のウィジェットの構成設定中に反映される。また、WMC704は、ウィジェット状態への変更をWMS300のデジタルロッカー304に記憶し、状態の変更に基づくコンテンツ配信にとって必要な変更と、ウィジェット状態への変更に照らして任意の他の必要なネットワーク機能とに影響を及ぼす目的で、サービングネットワークにその変更について通知するように動作可能なウィジェット状態変更通知生成器794を含むことができる。
【0163】
図30を参照すると、一態様では、ワイヤレスデバイスのランタイムメモリを管理するようにワイヤレスデバイス上で動作可能な方法610は、612においてワイヤレスデバイス上で実行可能な1つまたは複数のウィジェットとのユーザの対話に関係するウィジェットの使用データを決定することを含む。たとえば、ウィジェットの使用データは、ウィジェットの使用データの中でも、ユーザによる使用時間または使用頻度、ユーザのナビゲーションパターン、またはウィジェットの使用の情報階層深さのうちの少なくとも1つを含むことができる。
【0164】
また、本方法は、614において、決定されたウィジェット使用データに基づいて1つまたは複数のウィジェット状態を適応的に変更することを含む。たとえば、1つまたは複数のウィジェット状態を適応的に変更することは、ウィジェット状態の中でも、ウィジェットを標準モードから圧縮モードに変更すること、またはウィジェットがウィジェットウォール上に表示されるかどうかを変更することを含むことができる。本方法は、616において1つまたは複数のウィジェット状態の変更を記憶することをさらに含む。
【0165】
次に図31を参照すると、一態様では、ウィジェットの使用データに基づくウィジェットの状態の変更を受信し、記録するようにネットワークデバイス上で動作可能な方法630は、632において、1つまたは複数のモバイルウィジェットの1つまたは複数の状態がウィジェットの使用データに基づいて変更されたことを示す通知を、ワイヤレスデバイスから受信することを含む。たとえば、ウィジェット状態は、ウィジェット状態の中でも、ロード状態、ウィジェットウォール内のロード状態、またはロードの深さを含むことができる。
【0166】
本方法は、634において状態の変更をネットワークメモリに記憶することをさらに含む。たとえば、記憶することは、ワイヤレスデバイスまたはウィジェットサービスの加入者のうちの少なくとも1つに関連する変更をデジタルロッカーに記憶することを含むことができる。
【0167】
次に図32を参照すると、ワイヤレスデバイスのランタイムメモリを管理するシステム2026が示されている。システム2026は、たとえば、マルチプレクサ、送信機、モバイルデバイスなどの中に常駐することができる。図示のように、システム2026はプロセッサ、ソフトウェア、またはそれらの組合せ(たとえば、ファームウェアなど)によって実装される機能を表すことができる機能ブロックを含む。システム2026は、ワイヤレスデバイスのランタイムメモリを管理することを可能にする電気構成要素の論理グルーピング2028を含む。論理グルーピング2028は、ワイヤレスデバイス上で実行可能な1つまたは複数のウィジェットとのユーザの対話に関係するウィジェット使用データを決定するための手段2030を含むことができる。その上、論理グルーピング2028は、決定されたウィジェット使用データに基づいて1つまたは複数のウィジェット状態を適応的に変更するための手段2032を含むことができる。さらに、論理グルーピング2028は、1つまたは複数のウィジェット状態の変更を記憶するための手段2034を含むことができる。さらに、システム2026は、電気構成要素2030、2032、および2034に関連する機能を実行するための命令を保持するメモリ2036を含むことができる。メモリ2036の外部にあるものとして図示されているが、電気構成要素2030、2032、および2034はメモリ2036の内部に存在することができることを理解されたい。
【0168】
次に図33を参照すると、ウィジェット使用データに基づくウィジェット状態の変更を受信し、記録するシステム2038が示されている。システム2038は、たとえば、マルチプレクサ、送信機、モバイルデバイスなどの中に常駐することができる。図示のように、システム2038はプロセッサ、ソフトウェア、またはそれらの組合せ(たとえば、ファームウェアなど)によって実装される機能を表すことができる機能ブロックを含む。システム2038は、ウィジェット使用データに基づくウィジェット状態の変更を受信し、記録することを可能にする電気構成要素の論理グルーピング2040を含む。論理グルーピング2040は、1つまたは複数のモバイルウィジェットの1つまたは複数の状態がウィジェット使用データに基づいて変更されたことを示す通知を、ワイヤレスデバイスから受信するための手段2042を含むことができる。その上、論理グルーピング2040は、状態の変更をネットワークメモリに記憶するための手段2044を含むことができる。さらに、システム2040は、電気構成要素2042および2044に関連する機能を実行するための命令を保持するメモリ2046を含むことができる。メモリ2046の外部にあるものとして示されているが、電気構成要素2042および2044はメモリ2046の内部に存在することができることを理解されたい。 本明細書で開示した実施形態に関して説明した様々な例示的な論理、論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、またはその他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートまたはトランジスタロジック、個別ハードウェア構成要素、あるいは本明細書で説明した機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実行できる。汎用プロセッサはマイクロプロセッサとすることができるが、代替として、プロセッサは任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械とすることができる。プロセッサは、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいは任意の他のそのような構成として実装することもできる。さらに、少なくとも1つのプロセッサは、上述のステップおよび/またはアクションの1つまたは複数を実行するように動作可能な1つまたは複数のモジュールを備えることができる。
【0169】
さらに、本明細書で開示された態様に関して説明した方法またはアルゴリズムのステップおよび/またはアクションは、直接ハードウェアで実施するか、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールで実施するか、またはその2つの組合せで実施することができる。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROM、または当技術分野で知られている他の形態の記憶媒体中に常駐することができる。例示的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、記憶媒体に情報を書き込むことができるようにプロセッサに結合される。代替として、記憶媒体はプロセッサに一体化することができる。さらに、いくつかの態様では、プロセッサおよび記憶媒体はASIC中に常駐することができる。さらに、ASICはユーザ端末中に常駐することができる。代替として、プロセッサおよび記憶媒体は、ユーザ端末内に個別構成要素として常駐することもできる。さらに、いくつかの態様では、方法またはアルゴリズムのステップおよび/またはアクションは、コンピュータプログラム製品に組み込むことができる、機械可読媒体および/またはコンピュータ可読媒体上のコードおよび/または命令の1つまたは任意の組合せ、あるいはそのセットとして常駐することができる。
【0170】
1つまたは複数の態様では、説明した機能はハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはその任意の組合せで実装できる。ソフトウェアで実装する場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶するか、あるいはコンピュータ可読媒体上で送信することができる。コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を可能にする任意の媒体を含む、コンピュータ記憶媒体と通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスできる任意の利用可能な媒体とすることができる。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMもしくは他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置もしくは他の磁気記憶デバイス、または、命令もしくはデータ構造の形態の所望のプログラムコードを運搬または記憶するために使用でき、コンピュータによってアクセスできる任意の他の媒体を備えることができる。また、どんな接続でもコンピュータ可読媒体と呼ばれることがある。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用するディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザディスク(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)およびブルーレイディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザで光学的に再生する。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含めるべきである。
【0171】
上記の開示は、例示的な態様および/または実施形態について論じたが、添付の特許請求の範囲によって定義された記載の態様および/または実施形態の範囲から逸脱することなく、様々な変更および改変を本明細書で行うことができることに留意されたい。さらに、記載の態様および/または実施形態の要素は、単数形で説明または請求されていることがあるが、単数形に限定することが明示的に述べられていない限り、複数形が企図される。さらに、任意の態様および/または実施形態の全部または一部は、別段の規定がない限り、任意の他の態様および/または実施形態の全部または一部とともに利用できる。
【技術分野】
【0001】
米国特許法第119条に基づく優先権の主張
本特許出願は、参照により本明細書に明白に組み込まれる、2008年3月25日に出願された「APPARATUS AND METHODS OF MANAGING WIDGETS IN A WIRELESS COMMUNICATION ENVIRONMENT」と題する仮出願第61/039,402号の優先権を主張する。
【0002】
同時係属特許出願の参照
本特許出願は、参照により本明細書に明白に組み込まれる、本明細書と同時に出願された代理人整理番号第081068U1号を有する「APPARATUS AND METHODS FOR TRANSPORT OPTIMIZATION FOR WIDGET CONTENT DELIVERY」と、
参照により本明細書に明白に組み込まれる、本明細書と同時に出願された代理人整理番号第081068U2号を有する「APPARATUS AND METHODS FOR WIDGET UPDATE SCHEDULING」と、
参照により本明細書に明白に組み込まれる、本明細書と同時に出願された代理人整理番号第081068U4号を有する「APPARATUS AND METHODS FOR MANAGING WIDGETS IN A WIRELESS COMMUNICATION ENVIRONMENT」と、
参照により本明細書に明白に組み込まれる、本明細書と同時に出願された代理人整理番号第081027号を有する「APPARATUS AND METHODS FOR WIDGET INTERCOMMUNICATION IN A WIRELESS COMMUNICATION ENVIRONMENT」と
の同時係属米国特許出願に関する。
【0003】
説明する態様は、ウィジェット(widget)に関し、より詳細には、ワイヤレス通信環境におけるウィジェット関連メモリ管理に関係する装置および方法に関する。
【背景技術】
【0004】
ワイヤレスネットワーキングシステムは、世界中の他者と通信するための一般的な方法になった。携帯またはセルラー電話、携帯情報端末(PDA)などのワイヤレス通信デバイスが、そのようなネットワーク上で動作しており、消費者のニーズを満たし、携帯性と利便性とを改善するために、より小さく、より強力になっている。消費者は、これらのデバイスに依存するようになっており、確実なサービス、カバレージエリアの拡大、ウェブブラウズ機能などの追加のサービス、ならびにそのようなデバイスのサイズおよびコストの継続的な低減を求めている。
【0005】
パーソナルコンピューティング(PC)環境の機能およびエンドユーザエクスペリエンスを模倣するために、ワイヤレス通信デバイスの機能およびエンドユーザエクスペリエンスの多くが開発され、まずまずの成功を収めている。たとえば、高度な3Gサービス(1X−EVDO Rev.A、UMTS HSPA)などの比較的高速および大容量のサービスが展開されてはいるが、モバイルウェブサービスの成功の程度は様々である。その問題の多くは、モバイルウェブブラウズエクスペリエンスが、たいていのユーザになじみのあるPCエクスペリエンスとは異なるということにある。具体的には、多くのエンドユーザは、たとえば、検索情報を入力することに関して、モバイルウェブブラウズアプリケーションが使いづらいと感じており、また、たとえば、コンテンツの得られた提示が不快なものであるので、そのアプリケーションを楽しむことが難しいと感じている。
【0006】
さらに、ワイヤレス通信デバイスは、デスクトップコンピューティングデバイスと比較して、比較的メモリが制限されている。したがって、ワイヤレス通信デバイス上では、メモリ制限が、エンドユーザのモバイルウィジェットを実行する能力に影響を及ぼし、および/または一度にアクティブにすることができるモバイルウィジェットの数を制限することがある。
【0007】
したがって、ワイヤレス通信デバイス上でモバイルウィジェットと対話する際のエンドユーザのエクスペリエンスを改善するための装置および方法が望まれる。
【発明の概要】
【0008】
以下で、1つまたは複数の態様の基本的理解を与えるために、そのような態様の簡略化された概要を提示する。この概要は、すべての企図された態様の包括的な概観ではなく、すべての態様の主要または重要な要素を識別するものでも、いずれかまたはすべての態様の範囲を定めるものでもない。その唯一の目的は、後で提示するより詳細な説明の導入として、1つまたは複数の態様のいくつかの概念を簡略化された形で提示することである。
【0009】
一態様は、ワイヤレス通信デバイスにおける動作モードを変更するための方法に関する。本方法は、モバイルウィジェットクライアントを標準動作モードで活動化することを含むことができる。本方法はまた、ワイヤレス通信デバイス上のメモリ可用度を決定することを含むことができる。さらに、本方法は、メモリ可用度の決定に基づいて標準動作モードを非活動化することを含むことができる。さらに、本方法は、標準動作モードの非活動化に応答してモバイルウィジェットクライアントの低メモリ動作モードを活動化することを含むことができる。
【0010】
別の態様は、メモリ可用度に基づいてウィジェットの動作モードを変更するように構成された少なくとも1つのプロセッサに関する。プロセッサは、モバイルウィジェットクライアントを標準動作モードで活動化するための第1のモジュールを含むことができる。さらに、プロセッサは、ワイヤレス通信デバイス上のメモリ可用度を決定するための第2のモジュールを含むことができる。その上、プロセッサは、メモリ可用度の決定に基づいて標準動作モードを非活動化するための第3のモジュールを含むことができる。さらに、プロセッサは、標準動作モードの非活動化に応答してモバイルウィジェットクライアントの低メモリ動作モードを活動化するための第4のモジュールを含むことができる。
【0011】
さらに別の態様は、コンピュータ可読媒体を含むコンピュータプログラム製品に関する。コンピュータ可読媒体は、モバイルウィジェットクライアントを標準動作モードで活動化することをコンピュータに行わせるための少なくとも1つの命令を含むことができる。さらに、コンピュータ可読媒体は、ワイヤレス通信デバイス上のメモリ可用度を決定することをコンピュータに行わせるための少なくとも1つの命令を含むことができる。コンピュータ可読媒体はまた、メモリ可用度の決定に基づいて標準動作モードを非活動化することをコンピュータに行わせるための少なくとも1つの命令を含むことができる。さらに、コンピュータ可読媒体は、標準動作モードの非活動化に応答してモバイルウィジェットクライアントの低メモリ動作モードを活動化することをコンピュータに行わせるための少なくとも1つの命令を含むことができる。
【0012】
別の態様は装置に関する。本装置は、モバイルウィジェットクライアントを標準動作モードで活動化するための手段を含むことができる。さらに、本装置は、ワイヤレス通信デバイス上のメモリ可用度を決定するための手段を含むことができる。本装置はまた、メモリ可用度の決定に基づいて標準動作モードを非活動化するための手段を含むことができる。その上、本方法は、標準動作モードの非活動化に応答してモバイルウィジェットクライアントの低メモリ動作モードを活動化するための手段を含むことができる。
【0013】
さらに別の態様は、メモリ可用度に基づいてウィジェットの動作モードを変更するための装置に関する。本装置はプロセッサを含むことができる。さらに、本装置は、プロセッサと通信しているメモリを含むことができる。さらに、本装置は、プロセッサと通信しており、本装置上のメモリの可用度を決定するように動作可能なメモリ状態モニタを含むことができる。さらに、本装置は、メモリに記憶され、プロセッサによって実行可能であり、標準動作モードと低メモリ動作モードとを含む、少なくとも1つのモバイルウィジェットクライアントを含むことができる。本装置はまた、メモリに記憶され、プロセッサによって実行可能であり、メモリ状態モニタによって行われた決定に基づいて標準動作モードと低メモリモードとの間でウィジェット動作モードを変更するように動作可能なウィジェットモードチェンジャを含むことができる。
【0014】
別の態様は、動作モード変更に基づいてウィジェットへのコンテンツフィードを変更するための方法に関する。本方法は、ワイヤレスデバイス上で実行される1つまたは複数のウィジェットがデバイス上のメモリ可用度に基づいて動作モードを変更していることを示す通知を、デバイスから受信することを含むことができる。さらに、本方法は、変更の指示をネットワークメモリに記憶することを含むことができる。その上、本方法は、通知に基づいて、1つまたは複数のウィジェットに与えられるコンテンツフィードを変更することを含むことができる。
【0015】
さらに別の態様は、低メモリベース動作モード変更の通知に基づいてモバイルウィジェットへのコンテンツフィードを変更するように構成された少なくとも1つのプロセッサに関する。プロセッサは、ワイヤレスデバイス上で実行される1つまたは複数のウィジェットがデバイス上のメモリ可用度に基づいて動作モードを変更していることを示す通知を、デバイスから受信するための第1のモジュールを含むことができる。プロセッサはまた、変更の指示をネットワークメモリに記憶するための第2のモジュールを含むことができる。さらに、プロセッサは、通知に基づいて、1つまたは複数のウィジェットに与えられるコンテンツフィードを変更するための第3のモジュールを含むことができる。
【0016】
別の態様は、コンピュータ可読媒体を含むコンピュータプログラム製品に関する。コンピュータ可読媒体は、ワイヤレスデバイス上で実行される1つまたは複数のウィジェットがデバイス上のメモリ可用度に基づいて動作モードを変更していることを示す通知を、デバイスから受信することをコンピュータに行わせるための少なくとも1つの命令を含むことができる。さらに、コンピュータ可読媒体は、変更の指示をネットワークメモリに記憶することをコンピュータに行わせるための少なくとも1つの命令を含むことができる。その上、コンピュータ可読媒体は、メモリ可用度の決定に基づいて標準動作モードを非活動化することをコンピュータに行わせるための少なくとも1つの命令を含むことができる。さらに、コンピュータ可読媒体は、通知に基づいて、1つまたは複数のウィジェットに与えられるコンテンツフィードを変更することをコンピュータに行わせるための少なくとも1つの命令を含むことができる。
【0017】
さらに別の態様は装置に関する。本装置は、ワイヤレスデバイス上で実行される1つまたは複数のウィジェットがデバイス上のメモリ可用度に基づいて動作モードを変更していることを示す通知を、デバイスから受信するための手段を含むことができる。さらに、本装置は、変更の指示をネットワークメモリに記憶するための手段を含むことができる。本装置はまた、通知に基づいて、1つまたは複数のウィジェットに与えられるコンテンツフィードを変更するための手段を含むことができる。
【0018】
別の態様は、メモリ可用度に基づくウィジェットの動作モード変更に基づいてウィジェットへのコンテンツフィードを変更するためのネットワーク装置に関する。ネットワーク装置はプロセッサを含むことができる。さらに、ネットワーク装置は、プロセッサと通信しているメモリを含むことができる。さらに、ネットワーク装置は、メモリに記憶され、プロセッサによって実行可能であり、ワイヤレスデバイス上で実行される1つまたは複数のウィジェットがデバイス上のメモリ可用度に基づいて動作モードを変更していることを示す通知を、デバイスから受信するように動作可能であり、通知に基づいて1つまたは複数のウィジェットに与えられるコンテンツフィードを変更するようにさらに動作可能な、ウィジェット管理モジュールを含むことができる。その上、ネットワーク装置は、動作モード変更の指示を記憶するように動作可能なデータ記憶域をメモリ中に含むことができる。
【0019】
さらに別の態様は、ワイヤレスデバイスのランタイムメモリを管理するための方法に関する。本方法は、ワイヤレスデバイス上で実行可能な1つまたは複数のウィジェットとのユーザ対話に関係するウィジェット使用データを決定することを含むことができる。本方法はまた、決定されたウィジェット使用データに基づいて1つまたは複数のウィジェット状態を適応的に変更することを含むことができる。さらに、本方法は、1つまたは複数のウィジェット状態の変更を記憶することを含むことができる。
【0020】
別の態様は、ワイヤレスデバイスのランタイムメモリを管理するように構成された少なくとも1つのプロセッサに関する。プロセッサは、ワイヤレスデバイス上で実行可能な1つまたは複数のウィジェットとのユーザ対話に関係するウィジェット使用データを決定するための第1のモジュールを含むことができる。その上、プロセッサは、決定されたウィジェット使用データに基づいて1つまたは複数のウィジェット状態を適応的に変更するための第2のモジュールを含むことができる。さらに、プロセッサは、1つまたは複数のウィジェット状態の変更を記憶するための第3のモジュールを含むことができる。
【0021】
さらに別の態様は、コンピュータ可読媒体を含むコンピュータプログラム製品に関する。コンピュータ可読媒体は、ワイヤレスデバイス上で実行可能な1つまたは複数のウィジェットとのユーザ対話に関係するウィジェット使用データを決定することをコンピュータに行わせるための少なくとも1つの命令を含むことができる。さらに、コンピュータ可読媒体は、決定されたウィジェット使用データに基づいて1つまたは複数のウィジェット状態を適応的に変更するための少なくとも1つの命令を含むことができる。コンピュータ可読媒体はまた、1つまたは複数のウィジェット状態の変更を記憶することをコンピュータに行わせるための少なくとも1つの命令を含むことができる。
【0022】
別の態様は装置に関する。本装置は、ワイヤレスデバイス上で実行可能な1つまたは複数のウィジェットとのユーザ対話に関係するウィジェット使用データを決定するための手段を含むことができる。さらに、本装置は、決定されたウィジェット使用データに基づいて1つまたは複数のウィジェット状態を適応的に変更するための手段を含むことができる。さらに、本装置は、1つまたは複数のウィジェット状態の変更を記憶するための手段を含むことができる。
【0023】
別の態様は、ワイヤレスデバイスのランタイムメモリを管理するための装置に関する。本装置はプロセッサを含むことができる。本装置はまた、プロセッサと通信しているメモリを含むことができる。本装置はさらに、メモリに記憶され、プロセッサによって実行可能な少なくとも1つのモバイルウィジェットクライアントを含むことができる。その上、本装置は、メモリに記憶され、プロセッサによって実行可能であり、ウィジェットクライアントの1つまたは複数とのユーザ対話に関係する使用データを収集するように動作可能なウィジェット使用データレポータを含むことができる。さらに、本装置は、メモリに記憶され、プロセッサによって実行可能であり、決定されたウィジェット使用データに基づいて1つまたは複数のウィジェット状態を適応的に変更するように動作可能なウィジェットアダプタ論理を含むことができる。さらに、本装置は、1つまたは複数のウィジェット状態の変更を記憶するように動作可能なウィジェット構成設定データベースをメモリ中に含むことができる。
【0024】
さらに別の態様は、ウィジェット使用データに基づくウィジェット状態の変更を受信し、記録するための方法に関する。本方法は、1つまたは複数のモバイルウィジェットの1つまたは複数の状態がウィジェット使用データに基づいて変更されたことを示す通知を、ワイヤレスデバイスから受信することを含むことができる。さらに、本方法は、状態の変更をネットワークメモリに記憶することを含むことができる。
【0025】
別の態様は、低メモリベース動作モード変更の通知に基づいてモバイルウィジェットへのコンテンツフィードを変更するように構成された少なくとも1つのプロセッサに関する。プロセッサは、1つまたは複数のモバイルウィジェットの1つまたは複数の状態がウィジェット使用データに基づいて変更されたことを示す通知を、ワイヤレスデバイスから受信するための第1のモジュールを含むことができる。さらに、プロセッサは、状態の変更をネットワークメモリに記憶するための第2のモジュールを含むことができる。
【0026】
さらに別の態様は、コンピュータ可読媒体を含むコンピュータプログラム製品に関する。コンピュータ可読媒体は、1つまたは複数のモバイルウィジェットの1つまたは複数の状態がウィジェット使用データに基づいて変更されたことを示す通知を、ワイヤレスデバイスから受信することをコンピュータに行わせるための少なくとも1つの命令を含むことができる。コンピュータ可読媒体はまた、状態の変更をネットワークメモリに記憶することをコンピュータに行わせるための少なくとも1つの命令を含むことができる。
【0027】
別の態様は装置に関する。本装置は、1つまたは複数のモバイルウィジェットの1つまたは複数の状態がウィジェット使用データに基づいて変更されたことを示す通知を、ワイヤレスデバイスから受信するための手段を含むことができる。さらに、本装置は、状態の変更をネットワークメモリに記憶するための手段を含むことができる。
【0028】
別の態様は、ウィジェット使用データに基づくウィジェット状態の変更を受信し、記録するためのネットワーク装置に関する。ネットワーク装置はプロセッサを含むことができる。ネットワーク装置はまた、プロセッサと通信しているメモリを含むことができる。その上、ネットワーク装置は、メモリに記憶され、プロセッサによって実行可能であり、1つまたは複数のモバイルウィジェットの1つまたは複数の状態がウィジェット使用データに基づいて変更されたことを示す通知を、ワイヤレスデバイスから受信するように動作可能なウィジェット管理モジュールを含むことができる。さらに、ネットワーク装置は、状態の変更を記憶するように動作可能なデータ記憶域をメモリ中に含むことができる。
【0029】
上記および関連する目的を達成するために、1つまたは複数の態様は、以下で十分に説明し、特に特許請求の範囲で指摘する特徴を備える。以下の説明および添付の図面に、1つまたは複数の態様のうちのいくつかの例示的な特徴を詳細に記載する。ただし、これらの特徴は、様々な態様の原理を採用することができる様々な方法のほんのいくつかを示すものであり、この説明は、すべてのそのような態様およびそれらの均等物を含むものとする。
【0030】
添付の図面とともに以下に説明する開示する態様は、開示する態様を限定するためではなく、開示する態様を例示するために与えられ、同様の表示は同様の要素を示す。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【図1】エンドツーエンドモバイルウィジェットシステムの一態様の概略図。
【図2】第1の状態におけるいくつかのモバイルウィジェットをもつディスプレイを有するワイヤレスデバイスの一態様の概略図。
【図3】第2の状態におけるモバイルウィジェットのうちの1つをもつ図2のワイヤレスデバイスの一態様の概略図。
【図4】図1のシステムのネットワークデバイスの一態様の概略図。
【図5】図1のユニファイドウィジェットマネージャ(UWM)の一態様の概略図。
【図6】図1のシステムのオークションアーキテクチャの一態様の概略図。
【図7】図1のシステムのオークション方法の一態様の流れ図。
【図8】図1のウィジェット管理システム(WMS)の一態様の概略図。
【図9】図1のメッセージルータの一態様の概略図。
【図10】図1のワイヤレスデバイスの一態様の概略図。
【図11】図1のウィジェット管理クライアント(WMC)の一態様の概略図。
【図12】図1のシステムのウィジェット使用レポータの一態様の概略図。
【図13】図11のWMCのウィジェットウィザードの一態様の概略図。
【図14】図1のシステムのウィジェット広告の一態様の概略図。
【図15】図1のシステムの広告アーキテクチャの一態様の概略図。
【図16】図1のウィジェット構成アーキテクチャの一態様の概略図。
【図17】図1のシステムのコンテンツアクセスサーバの一態様の概略図。
【図18】図1のシステム中のモバイルウィジェットを選択し、更新する一態様に関係するコールフロー。
【図19】図1のシステム中のモバイルウィジェットを選択し、更新する一態様に関係するコールフロー。
【図20】図1のシステム中のモバイルウィジェットに対する事業者/キャリアアクセス制御の一態様に関係するコールフロー。
【図21】図1のシステム中のモバイルウィジェットを更新する一態様に関係するコールフロー。
【図22】図1のシステム中のモバイルウィジェットまたはエンドユーザのコンテンツ更新スケジュールを調整する一態様に関係するコールフロー。
【図23】図1のシステム中のモバイルウィジェットを更新する一態様に関係するコールフロー。
【図24】図1のシステムにおいて動作可能である、ワイヤレスデバイスメモリに基づいて複数のモバイルウィジェット動作状態を有するワイヤレスデバイスの一態様の概略図。
【図25】図1のシステムにおいて動作可能である、ワイヤレスデバイスメモリ状態に基づいてモバイルウィジェットを動作させる方法の一態様の流れ図。
【図26】ウィジェット動作モードへの変更を可能にする例示的なシステムを示す図。
【図27】ウィジェット動作モードへの変更に基づいてウィジェットに対するコンテンツフィードへの変更を可能にする例示的なシステムを示す図。
【図28】図1のシステムにおいて動作可能である、異なるモードウィジェットを有するワイヤレスデバイスの一態様の概略図。
【図29】それぞれのウィジェットを異なるモードで有するウィジェットウォール上のディスプレイウィンドウの様々な例を示す図。
【図30】図1のシステムにおけるランタイムメモリ管理の方法の一態様の流れ図。
【図31】図1のシステムにおけるランタイムメモリ管理の方法の一態様の流れ図。
【図32】ワイヤレスデバイスのランタイムメモリを管理することを可能にする例示的なシステムを示す図。
【図33】ウィジェット使用データに基づくウィジェット状態の変更を受信し、記録することを可能にする例示的なシステムを示す図。
【発明を実施するための形態】
【0032】
次に、図面を参照しながら様々な態様について説明する。以下の記述では、説明の目的で、1つまたは複数の態様の完全な理解を与えるために多数の具体的な詳細を記載する。ただし、そのような(1つまたは複数の)態様は、これらの具体的な詳細なしに実施できることは明らかであろう。
【0033】
説明する態様は、ウィジェットに関し、より詳細には、ウィジェットの動作モードを変更することと、動作モード変更および/またはワイヤレスデバイス上のメモリ可用度に基づいてウィジェットへのコンテンツフィードを変更することとに関係する装置および方法に関する。さらに、説明する態様は、ワイヤレスデバイスのランタイムメモリを管理することと、ウィジェット使用データに基づくウィジェット状態の変更を受信し、記録することとに関係する装置および方法に関する。
【0034】
本出願で使用する「構成要素」、「モジュール」、「システム」などの用語は、限定はしないが、ハードウェア、ファームウェア、ハードウェアとソフトウェアの組合せ、ソフトウェア、または実行中のソフトウェアなど、コンピュータ関連のエンティティを含むものとする。たとえば、構成要素は、プロセッサ上で実行されるプロセス、プロセッサ、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、プログラム、および/またはコンピュータとすることができるが、これらに限定されない。例として、コンピューティングデバイス上で実行されるアプリケーションと、そのコンピューティングデバイスの両方を構成要素とすることができる。1つまたは複数の構成要素がプロセスおよび/または実行スレッド内に常駐することができ、1つの構成要素を1つのコンピュータ上に配置し、および/または2つ以上のコンピュータ間に分散することができる。さらに、これらの構成要素は、様々なデータ構造を記憶している様々なコンピュータ可読媒体から実行することができる。これらの構成要素は、ローカルシステム、分散システム、および/または他のシステムを用いるインターネットなどのネットワーク全体の中の別の構成要素と信号を介して対話する1つの構成要素からのデータなど、1つまたは複数のデータパケットを有する信号によるなど、ローカルプロセスおよび/またはリモートプロセスを介して通信することができる。
【0035】
「例示的」という単語は、本明細書では、例、事例、または例示の働きをすることを意味するために使用する。「例示的」として本明細書で説明するいかなる態様または設計も、必ずしも他の態様または設計よりも好ましいまたは有利なものと解釈すべきではない。むしろ、例示的という単語の使用は、概念を具体的な形で提示するものである。
【0036】
さらに、本明細書では、ワイヤード端末またはワイヤレス端末とすることができる端末に関する様々な態様について説明する。端末は、システム、デバイス、加入者ユニット、加入者局、移動局、モバイル、モバイルデバイス、リモート局、リモート端末、アクセス端末、ユーザ端末、端末、通信デバイス、ユーザエージェント、ユーザデバイス、またはユーザ機器(UE)と呼ばれることもある。ワイヤレス端末は、セルラー電話、衛星電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(SIP)電話、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレス接続機能を有するハンドヘルドデバイス、コンピューティングデバイス、またはワイヤレスモデムに接続された他の処理デバイスとすることができる。さらに、本明細書では基地局に関する様々な態様について説明する。基地局は、(1つまたは複数の)ワイヤレス端末と通信するために利用でき、アクセスポイント、ノードB、または何らかの他の用語で呼ばれることもある。
【0037】
さらに、「または」という用語は、排他的な「または」ではなく、包括的な「または」を意味するものとする。すなわち、別段の規定がない限り、または文脈から明白でない限り、「XはAまたはBを使用する」という句は、自然な包括的置換のいずれかを意味するものとする。つまり、「XはAまたはBを使用する」という句は、XがAを使用する場合、XがBを使用する場合、またはXがAとBの両方を使用する場合のいずれによっても満たされる。さらに、本出願および添付の特許請求の範囲で使用する冠詞「a」および「an」は、別段の規定がない限り、または単数形を示すことが文脈から明白でない限り、概して「1つまたは複数」を意味するものと解釈すべきである。
【0038】
本明細書で説明する技法は、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMAおよび他のシステムなど、様々なワイヤレス通信システムに使用できる。「システム」および「ネットワーク」という用語は、しばしば互換的に使用される。CDMAシステムは、Universal Terrestrial Radio Access(UTRA)、cdma2000などの無線技術を実装することができる。UTRAは、Wideband−CDMA(W−CDMA)およびCDMAの他の変形態を含む。さらに、cdma2000は、IS−2000、IS−95およびIS−856規格をカバーする。TDMAシステムは、Global System for Mobile Communications(GSM(登録商標))などの無線技術を実装することができる。OFDMAシステムは、Evolved UTRA(E−UTRA)、Ultra Mobile Broadband(UMB)、IEEE802.11(WiFi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、Flash−OFDM などの無線技術を実装することができる。UTRAおよびE−UTRAは、Universal Mobile Telecommunication System(UMTS)の一部である。3GPP Long Term Evolution(LTE)は、ダウンリンク上ではOFDMAを採用し、アップリンク上ではSC−FDMAを採用するE−UTRAを使用するUMTSのリリースである。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTEおよびGSM(登録商標)は、「3rd Generation Partnership Project」(3GPP)という名称の組織からの文書に記載されている。さらに、cdma2000およびUMBは、「3rd Generation Partnership Project 2」(3GPP2)と称する組織からの文書に記載されている。さらに、そのようなワイヤレス通信システムは、不対無資格スペクトル、802.xxワイヤレスLAN、BLUETOOTH(登録商標)および任意の他の短距離または長距離ワイヤレス通信技法をしばしば使用するピアツーピア(たとえば、モバイルツーモバイル)アドホックネットワークシステムをさらに含むことができる。
【0039】
様々な態様または特徴は、いくつかのデバイス、構成要素、モジュールなどを含むことができるシステムに関して提示される。様々なシステムは、追加のデバイス、構成要素、モジュールなどを含んでもよく、および/または各図に関連して論じるデバイス、構成要素、モジュールなどのすべてを含まなくてもよいことを理解および諒解されたい。これらの手法の組合せを使用することもできる。
【0040】
用語
本態様の説明を増強するために、論じられる用語の一部のリストを以下に与える。
【0041】
モバイルウィジェットまたはウィジェット:デバイスエンドユーザが対話するユーザインターフェース(UI)要素。いくつかの態様では、モバイルウィジェットは、それぞれのコンテンツソースと特定の関係を有することがある。たとえば、モバイルウィジェットまたはウィジェットは比較的小さい、専用グラフィカルユーザインターフェース(GUI)アプリケーションであり、グラフィカルシンボルとプログラムコードとの組合せ、または視覚情報または簡単なアクセスを、限定はしないが、クロック、カレンダー、ニュースアグリゲータ、気象情報などの機能に与えるために実行可能なソフトウェアモジュールを含むことができる。
【0042】
ウィジェットフレーム:モバイルウィジェットのスタティックユーザインターフェース表示エリア。
【0043】
ウィジェット管理クライアント(WMC):1つまたは複数のモバイルウィジェットをインスタンス化および管理するクライアントアプリケーション。
【0044】
ウィジェットウォール:それぞれのワイヤレス通信デバイス上に常駐する、ビューのサイズおよびそれぞれのモバイルウィジェットのサイズに応じてモバイルウィジェットのすべてまたはある部分をデバイスエンドユーザが参照することができる、WMCにおける最初のビュー。
【0045】
ウィジェット動作モード:(i)圧縮モード:ウィジェットウォール上に表示するための個々のウィジェットフレーム、および(ii)拡張モード:モバイルウィジェットが選択されたときに表示するための個々のウィジェットフレーム。この場合、ウィジェットフレームは、圧縮モードにおけるそれぞれのウィジェットフレームよりも大きくサイズ設定できる。
【0046】
モバイルウィジェットタイプ:(i)更新可能なウィジェット:クライアントにおけるインスタンス化の後に基礎をなすウィジェットパッケージを更新できるウィジェット、(ii)ロックされたウィジェット:ユーザが修正、削除、または移動することができないウィジェット。ユーザ裁量ではないが更新可能である。(iii)動的ウィジェット:(ロックされたウィジェットとは反対に)エンドユーザが操作することができる、UI上の圧縮モード外観を有するモバイルウィジェット、(iv)フローティングウィジェット:エンドユーザが修正することができない、圧縮モード外観を有するモバイルウィジェット、(v)発見ウィジェット:ウィジェット選択およびウィジェットウォール管理を含む、ウィジェット管理機能をエンドユーザに提示するモバイルウィジェット。
【0047】
ウィジェットセキュリティ:(i)信頼できるウィジェット:承認プロセスを通過したウィジェット、および(ii)信頼できないウィジェット:ユーザ定義、権利消滅状態、または開発者からなどの、どんな承認も通過していないウィジェット。
【0048】
スタンドアロン広告ウィジェット:とりわけ、WMCによって行われた他のウィジェット選択に基づいて、エンドユーザに関係するコンテンツを有することができる、ウィジェットウォール上に表示されたロックされたウィジェットの任意選択の形態。
【0049】
ウィジェット管理システム(WMS):ウィジェット加入およびダウンロードを管理するためのインフラストラクチャ要素。
【0050】
ウィジェット管理ポータル(WMP):一態様では、エンドユーザがウィジェットを管理するためのエンドユーザ対面ウェブツール。
【0051】
コンテンツアクセスサーバ(CAS):モバイルウィジェットアクティビティ、あるいは1つまたは複数のワイヤレス通信デバイスからのモバイルウィジェットとのエンドユーザ対話性に関係する計測情報のルーティングを処理するように動作可能であり、モバイルウィジェットへの提供コンテンツ更新を管理し、1つまたは複数のコンテンツプロバイダからの対応するコンテンツ更新を取り出し/キャッシュするようにさらに動作可能なインフラストラクチャ要素。
【0052】
ウィジェットウィザード:モバイルウィジェットのためのクライアント管理エンジン。
【0053】
ユニファイドウィジェットマネージャ(UWM):モバイルウィジェットのためのクリアリングハウスとして動作するインフラストラクチャ要素。
【0054】
メッセージルータ:ウィジェットシステムインフラストラクチャ要素とWMCとの間のすべての通信をルーティングするネットワーク要素。
【0055】
スケジュールレコード:ウィジェットコンテンツ更新のための更新スケジュールと、デジタルロッカーコンテンツの周期的検索のためのタイムテーブルとを与えるデータレコード。デジタルロッカーは、エンドユーザのためのモバイルウィジェット情報および構成を含むWMS構成要素とすることができる。たとえば、WMSデジタルロッカーからWMCにスケジュールレコードが送信される。
【0056】
カタログレコード:WMSデジタルロッカーから、エンドユーザが利用可能なモバイルウィジェット、たとえばカタログアイテムを掲示するウィジェットカタログを提供するWMCおよびWMPに送信されるデータレコード。カタログレコードは、エンドユーザ用にカスタマイズできる。
【0057】
概観
説明する態様は、ウィジェットに関し、より詳細には、ワイヤレス通信環境におけるユーザ定義モバイルウィジェットおよびウィジェット関連コンテンツの生成、記憶、配信および管理のためのエンドツーエンドシステムに関係する装置および方法に関する。説明する態様は、エンドユーザが、モバイルウィジェットをカスタマイズすることを可能にする装置および方法を提供する。さらに、説明する態様は、ネットワーク接続性、通信帯域幅またはスループット、およびワイヤレスデバイスメモリおよび処理使用率に関する制約を有するワイヤレスネットワーク環境において効率的に動作するように動作可能である装置および方法を提供する。
【0058】
したがって、説明する態様は、特に、ワイヤレスネットワーク環境用に最適化された「モバイル」ウィジェットに関する。モバイルウィジェットを理解するために、それらの同等物であるデスクトップウィジェットをも理解すべきである。デスクトップウィジェットは、専用ユーザインターフェースを介して特定の機能をエンドユーザに与える、本質的にコンパクトなクライアントアプリケーションである。ただし、モバイルウィジェットは、特に次のいくつかの点において、デスクトップウィジェットの簡単な拡張ではないことを理解されたい。(a)デスクトップウィジェットは記述が簡単であり、既存のウェブプログラミング技術(特にJava(登録商標)scriptおよびXMLなど)を活用する。いくつかの態様では、モバイルウィジェットは、デバイスメモリおよび処理能力における制限により、コンパクトなプロトコルを含み、限定されたインタプリタ(たとえば、Java(登録商標)script)を利用する。(b)デスクトップウィジェットは一般に、一貫した接続性を予想して機能する。そのような一貫した接続性は、一貫性のない利用可能なスループット、限定されたセルラー容量、および特定のワイヤレスデータプランにより、ワイヤレスネットワーク環境において必ずしも可能ではない。(c)標準Java(登録商標)script(たとえば、ECMAScriptバージョンなど)で指定されたデスクトップウィジェットによって利用される機能は、モバイルウィジェット開発者にまで拡張できるワイヤレスデバイス固有のAPIとインターフェースしない。そのようなAPIの例は、ハンドセット電力メータ、ロケーション情報、およびワイヤレス接続性ステータスを含む。(d)いくつかの態様では、モバイルウィジェットアクセシビリティはいくつかの形態で与えられ、一般にデスクトップウィジェットは、直接PCデスクトップ上でアクセス可能である。いくつかの態様では、モバイルウィジェットは、ワイヤレスデバイスアプリケーションマネージャを介してアクセス可能であり、他の態様では、モバイルウィジェットは、固有のモバイルウィジェット管理アプリケーションを介して、またはネットワークポータルを介してアクセス可能である。(e)モバイルウィジェット発見およびインスタンス化は、ワイヤレスデバイスアプリケーションマネージャによって、またはモバイルウィジェット管理アプリケーションによって、あるいはネットワークポータルによって制御できる。対照的に、デスクトップウィジェット発見およびインスタンス化は、あるクライアントまたはあるポータルに制限されない。したがって、説明する態様は、ワイヤレスネットワーク環境用に最適化されたモバイルウィジェットサービスを与えるために、これらの事項を考慮に入れる。
【0059】
特に、説明するモバイルウィジェットは、ワイヤレスデバイス上のコンテンツにアクセスするための代替案をモバイルブラウザに与え、また、個々のユーザが任意のワイヤレスデバイスのためのカスタムモバイルウィジェットまたはウェブリソースを容易に作成することを可能にする。
【0060】
したがって、説明する態様は、モバイルブラウザを介してコンテンツを受信することに対して真の代替を提供し、ワイヤレスアクセス、ワイヤレスデバイス機能およびウェブ開発の制約を念頭に置いてシステムを開発することによって上記の課題に対処する。
【0061】
エンドツーエンドシステムアーキテクチャ
図1〜図3を参照すると、非限定的な一態様では、モバイルウィジェットシステム100は、ワイヤレスネットワーク環境におけるモバイルウィジェットの生成、記憶、配信、動作および管理のためのエンドツーエンドアーキテクチャを与える。
【0062】
モバイルウィジェット102は、デバイス上で、ディスプレイなどユーザインターフェース702を介したデバイスエンドユーザ104への提示のためのコンテンツを取り出すために、コンテンツアクセスサーバ(CAS)900など、コンテンツソースと対話するために、ワイヤレス通信デバイス700によって実行可能なコンパクトなアプリケーションまたはコードのセットを含む。非限定的な一態様では、たとえば、モバイルウィジェット102は、エンドユーザ104が最新ニュースを閲覧することを可能にするために、ニュースソースからデータフィードを取り出し、対応するニュースアイテムまたは(1つまたは複数の)ヘッドラインを表示するように動作可能なReally Simple Syndication(RSS)リーダーとすることができる。
【0063】
ただし、モバイルウィジェット102は、上記の例に限定されず、任意の機能を有し、任意のタイプのコンテンツを含むことができることに留意されたい。たとえば、モバイルウィジェット102は、テキスト、グラフィックス、音声、ビデオおよびマルチメディアコンテンツを含む、コンテンツプロバイダ902によって生成されるコンテンツを提示することができる。さらに、たとえば、モバイルウィジェット102によって提示可能なコンテンツは、広告サービングプラットフォーム1000などからの広告を含むことができ、広告は他のコンテンツと混在するか、または唯一のコンテンツであることがある。広告サービングプラットフォーム1000はコンテンツプロバイダ902の専用バージョンであり、システム100に広告コンテンツを与え、システム100における広告の配置を管理し、ワイヤレス通信デバイス700上の広告の使用に関係するフィードバックを追跡することができる。さらに、広告サービングプラットフォーム1000は、システム100内の広告コンテンツの配置および管理を可能にするために広告主1004とシステム100の事業者110とに仮想市場を提供する、広告入札取引所など広告仮想交渉構成要素1002とインターフェースするように動作可能である。
【0064】
さらに、システム100において、ワイヤレス通信デバイス700は、モバイルウィジェット102の記憶、動作および管理のためのプラットフォームをエンドユーザ104に与える。たとえば、ワイヤレス通信デバイス700は、ウィジェット管理システム300などから、1つまたは複数のモバイルウィジェット102を取得するために実行可能であるウィジェット管理クライアント(WMC)704を含むことができる。さらに、WMC704は、モバイルウィジェット動作を監視し、ワイヤレス通信デバイス700上のモバイルウィジェットアクティビティを追跡し、そのようなアクティビティをウィジェット追跡構成要素1100に報告するために実行可能である。
【0065】
ウィジェット管理システム(WMS)300は、たとえばワイヤレスインターフェース106およびメッセージルータ構成要素500を介して、WMC704と通信するように動作可能であり、購買および/またはワイヤレス通信デバイス700へのダウンロードが可能な1つまたは複数のウィジェット102の1つまたは複数のカタログ302を含む。WMS300は、各デバイス700にダウンロードされた各ウィジェット102のレコード、ならびに各デバイス700上の各ウィジェット102の対応する構成を記憶するように動作可能なデジタルロッカー304を含むことができる。ウィジェット構成は、ウィジェット102の外観、ならびに1つまたは複数のコンテンツ更新設定を含むウィジェット102の動作に関係する設定を含むことができる。ウィジェットカタログ302およびウィジェット102へのアクセスを与えることとともに、WMS300は、エンドユーザ104に、エンドユーザ104にとって有益または興味のある可能性があるモバイルウィジェット102のアドバイス、提案または推薦を行うために、ウィジェットリコメンダ306を随意に含むことができる。
【0066】
上記のように、メッセージルータ構成要素500は、WMC704と、システム100のウィジェット供給構成要素およびコンテンツ供給構成要素との間でインターフェースするように動作可能である。特に、メッセージルータ構成要素500は、モバイルウィジェット102をダウンロードすること、モバイルウィジェット102を構成すること、モバイルウィジェットコンテンツを更新すること、コンテンツ更新のスケジューリング、およびモバイルウィジェット102のアクティビティまたはそれとのエンドユーザ対話を追跡するデータの報告に関係するメッセージを交換するために、WMS300およびCAS900とのインターフェースを与える。したがって、いくつかの態様では、メッセージルータ構成要素500は、WMC704とのすべての通信を管理および制御するネットワーク要素を定義する。
【0067】
さらに、いくつかの態様では、システム100は、利用可能なモバイルウィジェット102およびウィジェットカタログ302について照会するために、エンドユーザ104がWMS300にアクセスすることを可能にするウィジェット管理ポータル800を含むことができる。さらに、ウィジェット管理ポータル800は、エンドユーザ104がワイヤレス通信デバイス700上でモバイルウィジェット102の機能および外観を構成することを可能にする。したがって、ウィジェット管理ポータル800は、モバイルウィジェット管理のための代替インターフェースをエンドユーザ104に与える。
【0068】
システム100では、WMS300は、ユニファイドウィジェットマネージャ(UWM)200から、モバイルウィジェット102とウィジェットカタログ302とを取得することができる。UWM200は、モバイルウィジェット102のためのシステム100への制御されたエントリポイントを与える。特に、UWM200は、各モバイルウィジェット102がシステム100内で機能するための1つまたは複数の所定のアーキテクチャ上のおよび/または動作上のウィジェット規格を満たすことを保証するように動作可能である。さらに、UWM200は、1つまたは複数のモバイルウィジェット開発者/プロバイダ108が、それらのそれぞれのモバイルウィジェット102を、システム100のワイヤレスネットワークキャリアなど、事業者110に紹介することを可能にする共通の仮想市場を与える。たとえば、ウィジェット開発者/プロバイダ108は、開発者インターフェース202を介して、1つまたは複数のモバイルウィジェット102をUWM200に提出することができ、事業者/キャリア110は、事業者インターフェース204を介して、UWM200においてモバイルウィジェット102にアクセスし検討することができ、開発者インターフェース202および事業者インターフェース204は、エクストラネットなどのネットワークアクセス可能なインターフェースとすることができる。さらに、たとえば、UWM200を介して、1つまたは複数の開発者/プロバイダ108と1つまたは複数の事業者/キャリア110とは、モバイルウィジェット価格設定、モバイルウィジェット動作、モバイルウィジェットコンテンツ更新、ウィジェットカタログ中のモバイルウィジェット配置、モバイルウィジェットビリング、開発者/プロバイダ補償、またはシステム100における事業者/キャリアモバイルウィジェットコストの1つまたは複数に関して合意することができる、ウィジェット入札取引所など、ウィジェット仮想交渉構成要素206にアクセスすることができる。
【0069】
さらに、いくつかの態様では、システム100は、システム100内の追跡されたデータおよびトランザクションを分析するためのバックエンドシステム101を有することができる。特に、バックエンドシステム101は、システム100のデータを受信および考察する分析構成要素1200と、分析構成要素1200の分析の結果に基づいて、事業者/キャリアプロプライエタリ情報1302を含む報告を生成する報告構成要素1300とを含むことができる。さらに、バックエンドシステム101は、システム100における取引の決算をし、1つまたは複数のエンドユーザ104、開発者/プロバイダ108、事業者/キャリア110、または広告主908に借記および/または貸記するビリング構成要素1400を含むことができる。たとえば、エンドユーザ104は、モバイルウィジェット102を購買し、それぞれのワイヤレス通信デバイス700にダウンロードすることができる。この購買トランザクションは、WMS300によって記録され、それぞれ、取引の決算および取引に対応する請求書またはインボイスを生成するために報告構成要素1300および/またはビリング構成要素1400が使用する関連情報を抽出する分析構成要素1200に報告できる。決算およびビリングは、たとえば、エンドユーザ口座に借記される購買価格/売掛金、事業者/キャリア口座に貸記される事業者/キャリア買掛勘定、開発者/プロバイダ口座に貸記される開発者/プロバイダ買掛勘定、または広告主口座に借記される広告主売掛金のうちの1つまたは複数を表すことができる。
【0070】
システム100内の構成要素、およびシステム100によって与えられる機能は任意の方法で構成できることに留意されたい。たとえば、単一のシステム構成要素の様々な機能を、代わりに個々のシステム構成要素によって実行することができる。したがって、システム100の態様は、様々な方法のいずれにおいても再構成でき、しかもなお、述べた機能を達成できることに留意されたい。
【0071】
さらに、インフラストラクチャ構成要素、たとえば、図1中のワイヤレスインターフェース106の右側の構成要素は、インフラストラクチャ通信ネットワーク112と呼ばれるワイヤードリンクまたはワイヤレスリンクの1つまたは任意の組合せによって通信可能に結合できることに留意されたい。したがって、インフラストラクチャ通信ネットワーク112は、たとえば、LAN、WAN、PSTN、インターネット、回線交換および/またはパケット交換ネットワークを含む、ワイヤードネットワーク、ワイヤレスネットワーク、または組合せワイヤード/ワイヤレスネットワークとすることができる。
【0072】
したがって、システム100は、ワイヤレスネットワーク環境においてモバイルウィジェットを管理するためのエンドツーエンドシステムの一態様を与える。様々なシステム構成要素およびそれらの態様のさらなる詳細について次に論じる。
【0073】
インフラストラクチャ要素/ネットワークデバイス
システム100では、ネットワーク側またはインフラストラクチャ要素は、本明細書で説明する機能を実行するように動作可能なネットワークデバイスなど、1つまたは複数の任意のタイプのコンピュータデバイスを含むことができる。特に、ネットワークデバイスを含むことができるネットワーク側またはインフラストラクチャ要素は、限定はしないが、システム構成要素、すなわち、エンドユーザ104、開発者/プロバイダ108、事業者/キャリア110、ユニファイドウィジェットマネージャ(UWM)200、ウィジェット入札取引所230、ウィジェット管理システム(WMS)300、デジタルロッカー304、リコメンダ306、メッセージルータ500、コンテンツアクセスサーバ(CAS)900、コンテンツプロバイダ902、広告サービングプラットフォーム1000、広告入札取引所1002、広告主1004、ウィジェット追跡構成要素1100、分析構成要素1200、報告構成要素1300、ビリング構成要素1400、および、一般に、バックエンドシステム101の1つまたは任意の組合せを含む。
【0074】
図4を参照すると、一態様では、そのようなコンピュータデバイスまたはネットワークデバイスは、ネットワークデバイス120によって表され、ネットワークデバイス120は、システム100の他のネットワーク側またはインフラストラクチャ要素と、および/またはワイヤレス通信デバイス700(図1)および/またはWMC704(図1)と通信するように動作可能である。ネットワークデバイス120は、システム100(図1)の構成要素をリンクする通信ネットワーク上で動作可能なネットワークサーバなど、任意のタイプのネットワークベースの通信デバイスを含む。たとえば、通信ネットワークの基礎となるシステム100(図1)は、ワイヤードまたはワイヤレス通信システム、あるいは両方の組合せとすることができ、ワイヤレス通信デバイス700が動作する事業者/キャリアの110(図1)のワイヤレスアクセスネットワークなどワイヤレスインターフェース106を含む。
【0075】
ネットワークデバイス120は、本明細書で説明する構成要素および機能のうちの1つまたは複数に関連する処理機能を実行するためのプロセッサ構成要素122を含む。プロセッサ構成要素122は、単一プロセッサ、あるいはプロセッサまたはマルチコアプロセッサの複数のセットを含むことができる。さらに、プロセッサ構成要素122は、統合処理システムおよび/または分散処理システムとして実装できる。特に、プロセッサ構成要素122は、入力を受け、処理し、本明細書で説明するそれぞれのインフラストラクチャ要素の機能に対応する出力を生成するために、メモリからソフトウェアプログラムまたはアプリケーションを実行するように動作可能である。
【0076】
ネットワークデバイス120は、プロセッサ構成要素122によって実行されるスクリプト、コード、アルゴリズム、ヒューリスティック、ニューラルネットワーク、ルール、ファジィ論理および実行可能命令を含むソフトウェアプログラムまたはアプリケーションのローカルバージョンを記憶するためのなど、メモリ124をさらに含む。メモリ124は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、およびそれらの組合せの1つまたは複数のタイプを含むことができる。
【0077】
さらに、ネットワークデバイス120は、本明細書で説明するように、ハードウェア、ソフトウェア、およびサービスを利用して、1つまたは複数の他の構成要素との通信を確立し、維持することを行う通信構成要素126を含む。通信構成要素126は、ネットワークデバイス120上の構成要素間、ならびにネットワークデバイス120と、ワイヤレス通信デバイス700(図1)、他のネットワーク側またはインフラストラクチャ要素、あるいはネットワークデバイス120に直列またはローカルに接続された他のデバイスなどの外部デバイスとの間の通信を伝えることができる。通信構成要素120は、通信を受信するための受信機と、通信を送信するための送信機とを含む。さらに、通信構成要素120は、1つまたは複数のそれぞれのプロトコルに従ってメッセージを交換することを可能にするために、対応する受信チェーン構成要素と送信チェーン構成要素とを含む。
【0078】
さらに、ネットワークデバイス120は、データベース128をさらに含むことができ、データベース128は、本明細書で説明する態様に関連して採用されるデータ/情報、データ関係、およびソフトウェアプログラム/アプリケーションの大容量記憶装置を与えるハードウェアおよび/またはソフトウェアの任意の適切な組合せとすることができる。
【0079】
ネットワークデバイス120はさらに、ネットワークデバイス120のユーザから入力を受け、ユーザへの提示のための出力を生成するように動作可能なユーザインターフェース構成要素130を含む。ユーザインターフェース構成要素130は、限定はしないが、キーボード、テンキー、マウス、タッチセンシティブディスプレイ、ナビゲーションキー、ファンクションキー、マイクロフォン、音声認識構成要素、ユーザから入力を受けることが可能な他の機構、またはそれらの任意の組合せを含む、1つまたは複数の入力デバイスを含むことができる。さらに、ユーザインターフェース構成要素130は、限定はしないが、ディスプレイ、スピーカ、触覚フィードバック機構、プリンタ、出力をユーザに提示することが可能な他の機構、またはそれらの任意の組合せを含む、1つまたは複数の出力デバイスを含むことができる。
【0080】
したがって、ネットワークデバイス120は、システム100(図1)の1つまたは複数のネットワーク側またはインフラストラクチャ要素の機能を実行することを可能にするように動作可能な、ハードウェア、またはソフトウェア、あるいはハードウェアとソフトウェアとの組合せを含む。
【0081】
ユニファイドウィジェットマネージャ
図1および図5を参照すると、上述のように、UWM200は、開発者/プロバイダ108が開発者インターフェース202を介してシステム100に提示できる、および事業者/キャリア110が事業者/キャリアインターフェース204を介して管理できるモバイルウィジェット102のためのクリアリングハウスを与える。
【0082】
開発者インターフェース202は、開発者/プロバイダ108がモバイルウィジェット102をシステム100に提出するための、エクストラネットなどのアクセスポイントを与える。いくつかの態様では、提出されたモバイルウィジェット102は、ウィジェット検証構成要素212によって実行可能な検証プロセス210を受け、その結果、それぞれの提出されたウィジェット102は、信頼できるウィジェットまたは信頼できないウィジェットのいずれかになるか、あるいは代わりにシステム100へのエントリを拒否される。検証プロセス210は、提出されたモバイルウィジェット102が1つまたは複数のウィジェットシステム規格216に準拠し、開発者/プロバイダ108によって設計されたシステム100上で機能するかどうかを決定する、自動プロセス、手動プロセス、または両方の組合せとすることができる。提出されたモバイルウィジェット102が検証プロセス210を合格した場合、それぞれのモバイルウィジェット102は信頼できるウィジェットとして分類される。いくつかの態様では、信頼できるモバイルウィジェットは、信頼性を示すために、UWM200またはウィジェット検証構成要素212に対応するデジタル証明書など信頼インジケータを有することがある。提出されたモバイルウィジェット102が検証プロセス210を不合格になった場合、あるいは権利消滅状態によって、またはユーザによって直接定義されていることなどから、別の方法でシステム100に入った場合、それぞれのモバイルウィジェット102を信頼できないウィジェットと見なすことができる。
【0083】
ある態様では、開発者/プロバイダ108は、信頼できないウィジェットのタイプを表す未検証ウィジェットパッケージ216の形で、モバイルウィジェット102をシステム100に提出することができる。未検証ウィジェットパッケージ216は、システム100上のその動作およびその価格設定を含み、それぞれのウィジェットを定義する関係する構成要素を含むことができる。たとえば、一態様では、未検証ウィジェットパッケージ216は、ウィジェットを識別または記述する、および/またはウィジェットが向けられるターゲット層またはユーザ行動カテゴリを識別するためのウィジェット識別子218と、それぞれのウィジェットが、様々なタイプのワイヤレス通信デバイス700など所与のコンピュータプラットフォーム、および/または異なる技術を使用するパーソナルコンピュータ(PC)上で動作することを可能にする命令、オブジェクトなどを備えるウィジェットアプリケーションまたはコード220と、ウィジェットによって表されるコンテンツをいつ更新すべきか、たとえば、好ましくは1日当たり数回のみ更新される天気ウィジェットに対して、ストックウォッチャーウィジェットは、好ましくは立会時間中は頻繁な更新、立会時間後はより少ない頻度の更新を有するなど、一部のウィジェットが示すように、ウィジェットの時間的態様は変化する、についての開発者/プロバイダ108の推奨または提案を定義する推奨された更新スケジュール222と、所望のエンドユーザ価格、開発者/プロバイダ補償または料金または使用料、割引、キャリア固有の価格設定、カタログタイプを含むカタログ配置考慮事項、およびスロッティング位置などのうちの1つまたは複数など、ウィジェットの1つまたは複数の価格関連および/またはマーケティング/販売関連の態様を定義する提案された価格設定224とを含むことができる。検証プロセス210を合格し、ウィジェット検証構成要素212によって定義された(1つまたは複数の)ウィジェットシステム規格214を達成すると、それぞれの未検証ウィジェットパッケージ216は、信頼できるウィジェットのタイプを表す検証済ウィジェットパッケージ226としてシステム100に入ることを許される。
【0084】
UWM200によって容認されたモバイルウィジェット102は、たとえば、それぞれ、開発者インターフェース202および事業者/キャリアインターフェース204を介して入ることができるウィジェット仮想交渉構成要素206を介して、開発者/プロバイダ108および事業者/キャリア110の両方によってアクセスおよび修正できる。開発者インターフェース202と同様に、事業者/キャリアインターフェース204は、事業者/キャリア110がUWM200と対話するための、エクストラネットなどのアクセスポイントを与える。たとえば、1つまたは複数の事業者/キャリア110は、システム100のエンドユーザ104が利用可能な1つまたは複数のウィジェットカタログ302中にそれぞれのウィジェットを含めることを希望するかどうかを決定するために、モバイルウィジェット102、またはいくつかの態様では、検証済ウィジェットパッケージ226を検討することができる。さらに、たとえば、ウィジェット仮想交渉構成要素206は、開発者/プロバイダ108および事業者/キャリア110が、ウィジェット価格設定、開発者補償、事業者補償、更新スケジューリングなど、それぞれのモバイルウィジェット102の様々な態様を交渉することを可能にする。一態様では、たとえば、ウィジェット仮想交渉構成要素206は、それぞれのモバイルウィジェット102に対応する合意に基づくパラメータを定義するために使用されるオークションプロセスの結果を制御および報告するために、オークション機能を含むウィジェット入札取引所を含むことができる。いずれの場合も、いくつかの態様では、開発者/プロバイダ108と事業者/キャリア110との間のウィジェットパラメータの最終セットに関する合意の後、モバイルウィジェット102は、交渉されたモバイルウィジェットパッケージ228によって定義できる。たとえば、交渉されたモバイルウィジェットパッケージ228は、識別子218と同様、または事業者/キャリア固有とすることができる、ウィジェットを識別または記述する、および/またはウィジェットが向けられるターゲット層またはユーザ行動カテゴリを識別するためのウィジェット識別子230と、ウィジェットアプリケーションまたはコード220と同様、または事業者/キャリア固有とすることができる、それぞれのウィジェットが所与のコンピュータプラットフォーム上で動作することを可能にする命令、オブジェクトなどを備えるウィジェットアプリケーションまたはコード232と、推奨された更新スケジュール222と同様、または事業者/キャリア固有とすることができる、交渉または最初に容認されたコンテンツ更新スケジュールを定義する交渉された更新スケジュール234と、提案された価格設定224と同様、または事業者/キャリア−開発者/プロバイダ固有または交渉固有とすることができる、交渉中に合意したウィジェットの1つまたは複数の価格関連および/またはマーケティング/販売関連の態様を定義する交渉された価格設定236とを含むことができる。
【0085】
図6および図7を特に参照すると、非限定的な一例では、ウィジェット仮想交渉構成要素206(図1および図5)に対応するアーキテクチャ240および方法260の一態様は、オークション管理任務を実行するためにUWM200と対話し、オークション結果を送信するように動作可能なオンラインオークションサーバ242を含む。たとえば、オンラインオークションサーバ242は、事業者/キャリア110(図1)へのモバイルウィジェットインベントリ、ならびに価格設定および配置など各モバイルウィジェットに関連付けられた入札可能なパラメータ(図7、アクション262)を提示するように動作可能である。たとえば、モバイルウィジェット配置に対応する入札可能なパラメータは、限定はしないが、ウィジェットウォール上の位置のスロッティング配置、ショッピングモバイルウィジェットの表示におけるそれぞれのモバイルウィジェットを特徴づけることに対応する「フィーチャード」パラメータ、およびウィジェットのカテゴリごとまたはウィジェットカタログごとのスロッティング配置などのパラメータを含むことができる。さらに、オンラインオークションサーバ242によって提示されるモバイルウィジェットは、ウィジェットが向けられるターゲット層またはユーザ行動カテゴリのデータなど、追加のターゲットメタデータを有することができる。したがって、事業者/キャリア110(図1)は、入札可能なアイテムにアクセスし、それに対応する入札を入力する(図7、アクション264および266)ことが可能である。オークション結果(図7、アクション266)に基づいて、UWM200は対応するモバイルウィジェット102および/またはモバイルウィジェットカタログ302のレコードを修正し(図7、アクション268)、モバイルウィジェットカタログ302は、WMS300によって受信され、デジタルロッカー304の対応するレコードにおいて更新される(図7、アクション270)。したがって、その結果、そのような更新されたレコードは次いで、エンドユーザ104(図1)が最新の情報にアクセスできるようにするために、WMC704、およびウィジェット管理ポータル800に利用可能になる。
【0086】
さらに、いくつかの態様では、UWM200は、事業者/キャリア110が、たとえば事業者/キャリアインターフェース204を介してアクセス可能なカタログマネージャ構成要素240を使用して、1つまたは複数のモバイルウィジェット102を1つまたは複数のウィジェットカタログ302に編成することを可能にする。一態様では、たとえば、事業者/キャリア110は、ウィジェット機能によってなど、多くの異なる方法で編成できる1つまたは複数のウィジェットカタログ302に含めるための交渉されたウィジェットパッケージ228を選択する。さらに、たとえば、各ウィジェットカタログ302は、所与のスロッティング配置のための支払いなどに基づいて、所定の方法で編成できるモバイルウィジェット102のリストを含む。ウィジェットカタログ302は、各モバイルウィジェット102を記述するモバイルウィジェットメタデータと、ウィジェットの名前、ウィジェット機能の説明、ウィジェットのグラフィックまたは視覚表現、ウィジェット価格設定および購買情報などの1つまたは任意の組合せなど、カタログ閲覧者にとって興味のある可能性がある対応するパラメータとを含むカタログレコードによって定義できる。さらに、たとえば、ウィジェットカタログ302中のモバイルウィジェット102のリストは、エンドユーザ選好(preference)および/またはエンドユーザ行動情報、および/またはエンドユーザデバイス機能などに基づいて、ウィジェットカタログ302の生成後に変更できる。いずれの場合も、掲示されたモバイルウィジェット102がエンドユーザ104に利用可能になるように、カタログマネージャ構成要素240はさらに、事業者/キャリア110が、ウィジェットカタログ302をWMS300に送信することを可能にする。
【0087】
さらに、UWM200は、事業者/キャリア110が、モバイルウィジェット102の1つまたは複数のパラメータまたは特性を変更することを可能にするウィジェットマネージャ構成要素242をさらに含むことができる。たとえば、ウィジェットマネージャ構成要素242は、事業者/キャリア110が、システム100上での動作についてそれぞれのモバイルウィジェット102を活動化または非活動化すること、識別子230などウィジェット識別子を設定または変更すること、アプリケーション/コード232などウィジェットアプリケーション/コードを設定または変更すること、更新スケジュール234などウィジェット更新スケジュールを設定または変更すること、および/または価格設定236など価格設定情報を設定または変更することを可能にする。一態様では、たとえば、ウィジェットマネージャ構成要素242は、特に、モバイルウィジェット102の1つまたはグループとの対話、およびそれらのための更新スケジュールの設定を可能にするために、更新スケジューリングマネージャ244をさらに含むことができる。たとえば、更新スケジューリングマネージャ244は、たとえば、エンドユーザ考慮事項、コンテンツの時間的態様などモバイルウィジェット特性、および事業者/キャリア考慮事項を考慮に入れる、および/またはそれらのバランスをとる、個々のモバイルウィジェット102またはそのグループ、あるいはエンドユーザ104のための自動化された更新スケジュールを与えるように動作可能な、論理、アルゴリズム、ヒューリスティック、ファジィ論理、ニューラルネットワークなどを含むことができる。
【0088】
したがって、UWM200は、開発者/プロバイダ108がモバイルウィジェット102をシステム100に提出するためのアクセスポイントおよびインターフェース機能を与える。さらに、UWM200は、システム100内での動作についてモバイルウィジェット102を承認するための検証機能を与える。さらに、UWM200は、開発者/プロバイダ108および事業者/キャリア110が、モバイルウィジェット102の会計および動作パラメータに関して交渉および合意することを可能にする、クリアリングハウスまたは市場を与える。その上、UWM200は、事業者/キャリア110が、システム100内でウィジェットカタログ302およびモバイルウィジェット102のコンテンツおよび特性を管理するためのアクセスポイントおよびインターフェース機能を与える。
【0089】
ウィジェット管理システム
図1および図8を参照すると、WMS300は、モバイルウィジェット102と、ウィジェットカタログ302と、ウィジェット動作または構成パラメータに対する変更などのウィジェット修正とを取得するためにUWM200と対話するインフラストラクチャ要素である。さらに、WMS300は、エンドユーザ104が、ワイヤレス通信デバイス700上のWMC804および/またはウィジェット管理ポータル800を介して、モバイルウィジェット102を閲覧し、選択し、購買/ダウンロードし、構成することを可能にするエンドユーザ対面インターフェースを与える。さらに、WMS300は、モバイルウィジェット構成および加入パラメータを記憶し、実装することと、モバイルウィジェットトランザクションを実施し、記録し、それについて報告することとのための、ワイヤレス通信デバイスへのモバイルウィジェット配信に対する管理機能を与える。
【0090】
一態様では、たとえば、WMS300は、1つまたは複数のウィジェットカタログ302および/または1つまたは複数のモバイルウィジェット102を記憶するためのウィジェットデータベース310を含む。さらに、WMS300は、エンドユーザ104が、ワイヤレス通信デバイス700上に購買および/またはダウンロードするためにウィジェットカタログ302または個々のモバイルウィジェット102にアクセスできるようにする、WMC704および/またはウィジェット管理ポータル800と対話する加入マネージャ構成要素312を含むことができる。
【0091】
さらに、加入マネージャ構成要素312は、デジタルロッカー304などのデータベース中の1つまたは複数の加入者レコード314を制御するように動作可能とすることができる。各加入者レコード314は、加入者のモバイルウィジェットの管理および制御を可能にするために、各エンドユーザに関する情報と、各エンドユーザに対応する各モバイルウィジェット102に関する情報とを含む。たとえば、一態様では、加入者レコード314は、名前、加入者番号、電話番号、ワイヤレスデバイス通し番号など、所与のエンドユーザ104および/またはワイヤレス通信デバイス700を一意に識別するために使用できる加入者識別子316と、加入識別子、加入説明、加入キー、ライセンス、有効期間、サービスレベル、およびワイヤレスデバイス上のモバイルウィジェットの動作を可能にすることに関係する他の情報を含み、エンドユーザ104および/またはワイヤレス通信デバイス700が、個々のモバイルウィジェットまたはある種別のモバイルウィジェットを受信するかまたは動作させることを許可することができ、さらに、モバイルウィジェットに対応するいくつかのサービスレベルのうちの1つを可能にすることができるサービスレベルを許可または識別することができ、そのようなサービスレベルは、それぞれのモバイルウィジェットによって実行されるコンテンツ更新、メッセージ交換などの数または量を調整することができる、加入情報318と、ワイヤレス通信デバイス700および/またはWMC704に購買/ダウンロードされ、動作を許可された1つまたは複数のモバイルウィジェット102を識別するモバイルウィジェット識別子320と、各モバイルウィジェット識別子320に対応し、ユーザ選好に従ってそれぞれのモバイルウィジェットを個人化するためにエンドユーザによって入力される、ユーザ定義/カスタマイズされた構成データを含むことができ、対応するモバイルウィジェット102がどのように提示され、および/または動作するかを定義するモバイルウィジェット構成データ322と、エンドユーザ104が、それぞれのモバイルウィジェット102にアクセスし、それを購買/ダウンロードし、構成することに関係するトランザクション詳細を含むトランザクション履歴324と、エンドユーザ104について説明し、エンドユーザ104の人口統計学的情報を定義し、および/またはエンドユーザ104の行動情報を定義する情報を含み、そのような情報は、モバイルウィジェットをエンドユーザ104に推薦し、および/または広告をエンドユーザ104に与えるためなどのマーケティング目的に利用できる、加入者プロファイル326とのうちの1つまたは任意の組合せを含むことができる。したがって、WMS300は、デジタルロッカー302によってシステム100中の各モバイルウィジェット102と各加入者またはエンドユーザ104との間の関係を記憶し、制御する。
【0092】
随意に、WMS300は、加入者/エンドユーザ104に関係のあるモバイルウィジェット102を提案するための、ウィジェットスロッティング情報またはウィジェット広告関連情報と、マーケティングデータおよび/または販売データのプロバイダなどの他の外部エンティティとを取得するために、加入マネージャ構成要素312と、デジタルロッカー304と、ウィジェットデータベース310と、UWM200またはCAS900などの他のインフラストラクチャ要素と対話するように動作可能なリコメンダ構成要素306とを含むことができる。たとえば、一態様では、リコメンダ構成要素306は、モバイルウィジェットメタデータなど、利用可能なモバイルウィジェットに関するデータを収集することと、加入情報318、トランザクション履歴324および加入者プロファイル情報326など、加入者/エンドユーザに関するデータを収集することと、またはウィジェット人気度、ウィジェット収益性、ウィジェット売上高、ウィジェット広告、ウィジェット位置決め/スロッティング、ウィジェットマーケティングなどに関係する他の内部または外部情報を収集することとのうちの1つまたは任意の組合せを実行するように動作可能なデータコレクタモジュール330を含むことができる。さらに、リコメンダ構成要素306は、利用可能なモバイルウィジェットまたはカタログ、利用可能な加入者/エンドユーザデータ、および/または外部ウィジェット関連情報のうちの1つまたは複数の間の潜在的なマッチを決定するために、1つまたは複数のアルゴリズム、ヒューリスティック、ファジィ論理などを実行するように動作可能なアナライザモジュール332を含むことができる。さらに、アナライザモジュール332の結果に基づいて、リコメンダ構成要素306は、加入者/エンドユーザ104に関係のある、および/または加入者/エンドユーザ104に販売促進するために事業者/キャリア110にとって経済的関心のある、1つまたは複数のモバイルウィジェット102またはウィジェットカタログ302への参照またはリンク、またはその識別情報を含むメッセージを生成するように動作可能なリコメンダモジュール334をさらに含むことができる。したがって、リコメンダ構成要素306は、任意の数の構成可能なパラメータに基づいて、モバイルウィジェット102またはウィジェットカタログ302を加入者/エンドユーザ104に動的に提案または推薦するように動作可能である。
【0093】
さらに、いくつかの態様では、WMS300は、モバイルウィジェット102をダウンロード/購買する際のWMS300とのエンドユーザ104の対話を追跡し、課金およびビリング目的のためにそのようなアクティビティをバックエンドシステム101に報告するビリングレポータ構成要素340をさらに含むことができる。たとえば、ビリングレポータ構成要素340は、加入者/エンドユーザ104によるモバイルウィジェット102のダウンロードまたは購買に関係するトランザクションデータを収集するために、加入マネージャ構成要素312および/またはデジタルロッカー304と対話するように動作可能なトランザクションコレクタモジュール342を含むことができる。さらに、レポータモジュール344は、トランザクションコレクタモジュール342と対話し、対応する加入者情報、モバイルウィジェットメタデータ、および購入価格などのトランザクション固有のデータの態様を識別するトランザクション詳細を含む、収集されたトランザクションを文書化するバックエンドシステム101への送信のためのメッセージを生成するように動作可能である。したがって、ビリングレポータ構成要素340は、バックエンドシステムをビリング関連情報で更新するように動作可能である。
【0094】
メッセージルータ
図1および図9を参照すると、一態様では、システム100は、WMS300やCAS900などのネットワークインフラストラクチャと、ワイヤレス通信デバイス700および/またはWMC704との間の通信インターフェースを与える、メッセージルータ(MR)500などのネットワーク要素を含む。特に、一態様では、メッセージルータ500は、ワイヤレスインターフェース106を介して無線(OTA)メッセージを送信および/または受信することによって、WMC704と直接通信し、さらに、それらのメッセージを、1つまたは複数のインフラストラクチャ通信ネットワークを介してWMS300および/またはCAS900に中継する。
【0095】
メッセージルータ500とWTC704との間のワイヤレスインターフェース106は、メッセージルータ500、WMS300およびCAS900を接続する1つまたは複数のインフラストラクチャネットワークとは異なるトランスポートプロトコルを有することができることに留意されたい。したがって、いくつかの態様では、メッセージルータ500は、メッセージルータ500が、様々なプロトコルを用いて動作するデバイスまたはトランスポート媒体間のメッセージを交換すること可能にするプロトコルトランスレータ構成要素502を含むことができる。たとえば、プロトコルトランスレータ構成要素502は、1つのプロトコルから別のプロトコルにメッセージを変換するために、変換データベース506にアクセスするように動作可能な変換論理を有するトランスレータモジュール504を含むことができる。たとえば、トランスレータモジュール504は、WMC−MRプロトコルメッセージ508、たとえばワイヤレスインターフェース106のプロトコルに従って送信されたWMC発信メッセージを、MR−インフラストラクチャメッセージ510、たとえば対応するインフラストラクチャ通信ネットワーク112のプロトコルに従って送信されたメッセージに変換するように動作可能である。同様に、たとえば、トランスレータモジュール504は、インフラストラクチャ−MRプロトコルメッセージ512、たとえば対応するインフラストラクチャ通信ネットワーク112のプロトコルに従って送信されたインフラストラクチャ発信メッセージを、MR−WMCメッセージ514、たとえばワイヤレスインターフェース106のプロトコルに従って送信されたメッセージに変換するように動作可能である。そのようなメッセージ変換を実行する際に、トランスレータモジュール504は、発信デバイス/インターフェース516、宛先デバイス/インターフェース518、および通信プロトコル520に対応する関係およびデータを記憶するローカルまたはリモート変換データベース506にアクセスするように動作可能である。たとえば、変換データベース506を使用して、トランスレータモジュール504は、それぞれの発信デバイスから受信したメッセージに使用される対応するプロトコル、または発信デバイス/インターフェース516のデータによって定義された対応する発信インターフェースを介してトランスポートされたメッセージに使用される対応するプロトコルを識別または決定することが可能である。同様に、たとえば、変換データベース506を使用して、トランスレータモジュール504は、それぞれの宛先デバイスに宛てられたメッセージに使用すべき対応するプロトコル、または宛先デバイス/インターフェース518のデータによって定義された対応する宛先インターフェースを介してトランスポートすべきメッセージに使用すべき対応するプロトコルを決定することが可能である。たとえば、デバイスおよび/またはインターフェースと、対応するプロトコル520との間に関係を与えるために、発信デバイス/インターフェース516と宛先デバイス/インターフェース518とを組み合わせることができることに留意されたい。
【0096】
いずれの場合も、メッセージルータ500は、任意の所望のプロトコルでメッセージをトランスポートするように動作可能である。たとえば、そのようなプロトコルは、ハイパーテキスト転送プロトコル(HTTP)、インターネットプロトコル(IP)ソケットプロトコル、ショートメッセージサービス(SMS)プロトコル、および符号分割多元接続(CDMA)ベースのプロトコルやGlobal System for Mobile Communications(GSM(登録商標))ベースのプロトコルなどの任意のワイヤードおよび/またはワイヤレスネットワークプロトコルを含むことができる。
【0097】
ワイヤレスインターフェース
図1を参照すると、ワイヤレスインターフェース106は、様々なワイヤレス通信システムのいずれか1つまたは任意の組合せとすることができる。そのようなシステムは、しばしば様々なスペクトル帯域幅および/または様々なエアインターフェース技術を採用する。例示的なシステムには、上述のワイヤレスシステムの1つまたは任意の組合せがある。
【0098】
インフラストラクチャ通信ネットワーク
図1を参照すると、インフラストラクチャ通信ネットワーク112は、様々なワイヤードまたはワイヤレス通信システムのいずれか1つまたは任意の組合せ、あるいは両方の組合せとすることができる。例示的なシステムには、上述のワイヤードまたはワイヤレスシステムの1つまたは任意の組合せがある。
【0099】
ワイヤレス通信デバイスおよびウィジェット関連構成要素
図10に、モバイルウィジェット102を記憶し、提示し、管理するように動作可能なワイヤレスデバイス700のハイレベルブロック図を示す。前記のように、ワイヤレスデバイスは、ワイヤレス通信システム上で動作することが可能な任意のデバイスを含むことができる。たとえば、ワイヤレスデバイス700は、セルラー電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(SIP)電話、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレス接続機能を有するハンドヘルドデバイス、またはワイヤレスモデムに接続された他の処理デバイスとして具現できる。ワイヤレス通信システムは、様々なスペクトル帯域幅および/または様々なエアインターフェース技術をしばしば採用する、様々なシステムのいずれかとすることができる。例示的なシステムには、CDMA(CDMA2000、EV DO、WCDMA)、OFDM、またはOFDMA(Flash−OFDM、802.20、WiMAX)、FDDまたはTDD認可スペクトルを使用するFDMA/TDMA(GSM(登録商標))システム、不対無認可スペクトルをしばしば使用するピアツーピア(たとえば、モバイル間など)アドホックネットワークシステム、および802.xxワイヤレスLANまたはBLUETOOTH(登録商標)技法がある。
【0100】
ワイヤレスデバイス700は、メモリ706と、メモリ706と通信しているプロセッサ708とを含む。プロセッサ708は、本明細書で説明する構成要素および機能のうちの1つまたは複数に関連する処理機能を実行するように動作可能である。プロセッサ708は、プロセッサまたはマルチコアプロセッサの単一または複数のセットを含むことができる。さらに、プロセッサ708は、統合処理システムおよび/または分散処理システムとして実装できる。メモリ706は、モバイルウィジェット102など、プロセッサ708によって実行されているアプリケーションを記憶するように動作可能である。メモリ706は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、およびそれらの組合せを含むことができる。
【0101】
さらに、ワイヤレスデバイス700は、ワイヤレスデバイス700のユーザから入力を受け、ユーザへの提示のための出力を生成するように動作可能なユーザインターフェース702を含む。したがって、ユーザインターフェース702は、限定はしないが、キーボード、テンキー、マウス、タッチセンシティブディスプレイ、ナビゲーションキー、ファンクションキー、マイクロフォン、音声認識構成要素、ユーザから入力を受けることが可能な他の機構、またはそれらの任意の組合せを含む、1つまたは複数の入力デバイスを含むことができる。さらに、ユーザインターフェース702は、限定はしないが、ディスプレイ、スピーカ、触覚フィードバック機構、プリンタ、出力をユーザに提示することが可能な他の機構、またはそれらの任意の組合せを含む、1つまたは複数の出力デバイスを含むことができる。本明細書の態様では、開示するユーザインターフェース702は、ウィジェット102の視覚提示を与えるように動作可能なディスプレイ、視覚提示を与え、ウィジェット102への入力を受けるように動作可能なタッチセンシティブディスプレイ、および/またはウィジェット102への入力を受けるキーパッドなどを含むことができる。
【0102】
メモリ708は、1つ、2つ、または複数のモバイルウィジェット102を記憶する。前記のように、モバイルウィジェット102は、視覚ディスプレイなどの専用ユーザインターフェース702を介してコンテンツ配信などの特定の機能をユーザに与える、ワイヤレスデバイス700上で実行可能なアプリケーションである。たいていの例では、モバイルウィジェット102は、ワイヤレスネットワークを介して配信されるウェブ/インターネットベースのコンテンツへのユーザアクセスを与えることができる。しかしながら、他の例では、モバイルウィジェット102は、たとえば、現在のバッテリステータス、現在位置など、デバイスベースのコンテンツへのアクセスを与えることができる。
【0103】
さらに、メモリ708は、メモリ708に記憶された各モバイルウィジェットアプリケーション102用の対応するウィジェットマネージャ710を含むウィジェット管理クライアント(WMC)704を記憶する。WMC704は、ワイヤレス通信ネットワークから1つまたは複数のモバイルウィジェット102をワイヤレスに取得し、モバイルウィジェット動作を監視するように実行可能である。さらに、WMC704、詳細にはウィジェットマネージャ710は、ワイヤレス通信デバイス700上のモバイルウィジェットアクティビティを追跡し、そのようなアクティビティをウィジェット追跡構成要素1100などのネットワーク構成要素に報告するように実行可能とすることができる。また、ウィジェットマネージャ710は、コンテンツを更新するためのスケジュールに対する管理と、ユーザインターフェース702上のコンテンツの提示の構成に対する管理とを行うことができる。
【0104】
図11は、ワイヤレス通信デバイス700に記憶されたウィジェット管理クライアント(WMC)704のより詳細なブロック図である。WMCは、ワイヤレスデバイス700に記憶されたモバイルウィジェット102にそれぞれ対応する1つまたは複数のウィジェットマネージャ710を含む。図11の例示の態様は、ウィジェットマネージャ710−A、710−Bおよび710−Nを示し、Nは複数のウィジェットマネージャの中の最後のウィジェットマネージャ710を表す。
【0105】
ウィジェットマネージャ710は、1つまたは複数の事前設定されたコンテンツ配信属性に基づいてコンテンツ配信のスケジュールを更新するように動作可能な論理を含む、コンテンツ更新スケジューラ712を含む。コンテンツ配信属性は、限定はしないが、ウィジェット使用、時刻/週/月/年、ユーザ/デバイスロケーションなどを含むことができる。たとえば、ウィジェット使用は、より頻繁にアクセスされるウィジェット(たとえば、クリックされるウィジェットなど)には、より頻繁なコンテンツ更新を行い、アクセスの少ないウィジェットには、あまり頻繁でないコンテンツ更新を行うことを規定することができる。別の例では、論理は、ユーザが一日のうちのどの時間にウィジェットにアクセスする可能性が高いかを決定し、今度は、その時間中により頻繁なコンテンツ更新をスケジュールすることができる。さらに、ユーザ/デバイスが指定されたロケーションの近傍にあるとき、より頻繁なまたはあまり頻繁でない更新を行うように、論理はロケーションをコンテンツ更新に関連付けることができる。たとえば、ユーザがスポーツスタジアムの近傍内にいる場合、論理は、スポーツ情報関連ウィジェットに対してより頻繁な更新を行うように構成できる。
【0106】
コンテンツ更新スケジューラ712は、1つまたは複数のコンテンツ配信属性に基づいて更新スケジュールを決定するための論理を与えるが、スケジュールは、コンテンツ配信のためのネットワーク選好/ファクタ、および/またはコンテンツスケジュールのユーザ構成に基づくこともできることに留意されたい。したがって、コンテンツ更新スケジュール712は、コンテンツ配信属性、ネットワーク選好/ファクタ、および/またはユーザ構成に基づいて、コンテンツ配信の優先順位付け、重み付け、あるいはファクタリングを行う論理をさらに含むことができる。さらに、各ウィジェットマネージャ710は、ユーザが、ウィジェットウィザード718のウィジェット管理モジュール722中のオプションによって、コンテンツ更新スケジューラ712をオーバーライドするか、ユーザ自身のコンテンツ更新スケジュールを与えることができるように構成できる。さらに、ウィジェットは、ユーザがコンテンツ更新を瞬時に要求できるようにするボタンまたは他のユーザインターフェースをもつウィジェットウィザード718のウィジェット管理モジュール722によって構成できる。
【0107】
ウィジェットマネージャ710はまた、ウィジェット使用情報を収集し、報告するように動作可能な論理を含むウィジェット使用レポータ714を含む。図12は、ウィジェット使用レポータ714のより詳細なブロック図である。レポータ714は、ウィジェット使用データ742を収集するように動作可能な使用データコレクタ740を含むことができる。ウィジェット使用データは、限定はしないが、ウィジェットアクセス頻度、アクセスの深さ(すなわち、アクセス中にウィジェットがいくつのクリックスルーを受けるか)、ウィジェットがアクセスされる時刻/週などを含むことができる。使用レポータ714は使用データ記憶域744をさらに含むことができ、または随意に、ウィジェット使用データ742は、ウィジェット管理クライアント704のウィジェット使用レポータ714の外部の別のデータ記憶構成要素に記憶できる。使用レポータ714は、ネットワーク事業者、ウィジェット開発者および/またはサードパーティ報告基準に基づいて未加工使用データを1つまたは複数の使用データ報告748にコンパイルするように動作可能な使用データ報告コンパイラ746をさらに含むことができる。代替的に、他の態様では、ウィジェット使用レポータは未加工ウィジェット使用データ742をネットワークに通信することができる。
【0108】
未加工ウィジェット使用データ742またはコンパイルされた使用報告748のいずれかである収集されたウィジェット使用情報をネットワークエンティティに通信することができる。たとえば、ウィジェット使用データ742は、ウィジェット管理システム(WMS)300(図1および図8)のデジタルロッカー304などのネットワークエンティティに通信できる。WMSは、ウィジェットのコンテンツ更新スケジュールを決定し、ユーザのパーソナルウィジェットカタログなどにおいてウィジェットに優先順位を付けるために、使用データ742を実装することができる。さらに、WMS300は、報告目的および/またはビリング目的のために使用情報をバックエンドシステム101(図1)に通信することができる。
【0109】
図11を再び参照すると、ウィジェットマネージャ710は、1つまたは複数のレンダリング属性に基づいてワイヤレスデバイス700上にウィジェット102を提示するように動作可能な論理を含むウィジェット固有のレンダラ716をさらに含む。レンダリング属性は、ウィジェット使用、時刻/週/月/年、ユーザ/デバイスロケーションなどを含む。たとえば、ウィジェット使用は、より頻繁にアクセスされるウィジェット(たとえば、クリックされるウィジェットなど)をユーザインターフェースの初期ウォール上に与えるか、またはユーザインターフェース上の目立つ位置に与えることを規定することができる。別の例では、論理は、日付が秋のシーズン中の日曜日であることを決定し、したがって、フットボールスコアを報告するウィジェットをユーザインターフェースの初期ウォール上に与えるか、またはユーザインターフェース上の目立つ位置に与えることができる。ウィジェット固有のレンダラ716は、ディスプレイ上のどこにウィジェットをレンダリングすべきかを決定する論理を与えるが、レンダラ716は、論理によって行われたレンダリング決定をオーバーライドまたは増補することができるレンダリングルールのユーザ構成をも与えることができることに留意されたい。
【0110】
WMC704は、ワイヤレスデバイス700上にどのウィジェット102を記憶し、提示するかを管理するためのインターフェース、ならびにマーケットプレイスからウィジェットを購買あるいは取得するためのインターフェースをユーザに与えるように動作可能な、ウィジェットウィザード718などのウィジェットユーザインターフェースをさらに含む。ウィジェットウィザード718などのワイヤレスデバイスベースのユーザインターフェースに加えて、システム100は、デバイスユーザが、構成設定を変更し、追加のウィジェットを購買/取得し、あるいはワイヤレスデバイス上に提示されるウィジェットを管理するために、PCなど、別のワイヤードまたはワイヤレスデバイスからネットワークにアクセスすることを可能にするネットワークベースのユーザウィジェット管理ポータル800(図1)を含むことができる。
【0111】
ウィジェットウィザード718は、ユーザインターフェース702上に表示されるウィジェットに対する管理をユーザに与えるように動作可能なウィジェット管理モジュール720を含むことができる。さらに、ウィジェットウィザード718は、ネットワーク事業者または何らかの他のネットワークソースから現在利用可能なウィジェットの現在のリストをユーザに与えるように動作可能なウィジェットカタログ722を含むことができる。図13は、ウィジェット管理モジュール720とウィジェットカタログ722とを含むウィジェットウィザード718の様々な構成要素のより詳細なブロック図である。ウィジェット管理モジュールは、ワイヤレスデバイス上に現在記憶されているウィジェット102のリストの表示を与えるウィジェットリスト750を与えることができる。リスト750は、ユーザが、ユーザインターフェースを選択されたウィジェットで瞬時に更新することを可能にする。この点について、ユーザは、現在提示/表示されているウィジェットを瞬時に非活動化し、そのウィジェットを、デバイス上に記憶されている別のウィジェットと交換することができる。さらに、ウィジェット管理モジュール720は、ユーザがパーソナル選好に基づいてウィジェットを構成できるように動作可能なウィジェット構成モジュール752を与える。ウィジェット構成モジュール752は、ユーザが、各ウィジェットに対してコンテンツ更新を行う頻度を定義できるように動作可能なコンテンツ更新スケジュール構成754と、ディスプレイ上の位置、ウィジェットのサイズなど、ウィジェットがユーザインターフェース上にレンダリング/提示される方法を定義する能力をユーザに与えるように動作可能なコンテンツレンダリング構成756とを含むことができる。構成モジュール752中の構成設定へのユーザ変更時に、ウィジェットウィザード718は、ユーザ104および/またはワイヤレスデバイス700に関連するデジタルロッカー304に記憶するために、構成変更をネットワークにアップロードあるいは通信することができる。
【0112】
ウィジェットウィザード718は、ネットワークソースから現在利用可能なウィジェットのウィジェットリスト758を与えるウィジェットカタログ722をさらに含むことができる。カタログ中のウィジェットのリストは、ユーザにとって利用可能なウィジェットの流通を保証するために、設定されたスケジュールまたはユーザ入力に基づいて周期的に更新できる。カタログの更新または初期受信は、WMS300によって行われる。さらに、リスト758は、前のウィジェット使用パターン、または時間、ロケーションなどの他の属性に基づいてユーザのためにカスタマイズできる。
【0113】
いくつかの態様では、ウィジェットカタログ722を介して広告ウィジェットをオプションとしてクライアントに提示することができる。いくつかの態様では、他のウィジェットのコストを補助するか、あるいは置き換える手段としてユーザに広告ウィジェットを提供することができる。ウィジェット管理クライアント704が広告ウィジェットの提示を行うように構成される場合、広告ウィジェットは、他の場合はユーザがウィジェットウィザード718によってウィジェットを管理または構成できるようにする「ロックされた」ウィジェットになることに留意されたい。広告ウィジェットをロックすることによって、ネットワーク事業者および/または広告主は、ユーザが他の方法で広告ウィジェットのオプトアウトを選択することがなければ、広告が表示/提示されていることを保証される。さらに、広告ウィジェットを考慮に入れる態様では、ウィジェット使用レポータ714は、広告が閲覧された時間、または広告がアクセスされた深さなど、ユーザが広告に対して経験する対話に関係する使用データの特定の収集および報告を行うように構成できる。
【0114】
図11を再び参照すると、WMC704は、更新コントローラ724と更新アダプタ726とをさらに含む。更新コントローラ724は、WMC704との間のアップストリームおよびダウンストリームデータ配信を制御するように動作可能である。たとえば、更新コントローラ724は、ネットワークエンティティへの使用データ742または使用データ報告748の配信、ウィジェット構成設定、および/または、新しいまたは更新されたウィジェットを購買/取得したいというユーザ要求を制御するように動作可能とすることができる。いくつかの態様では、更新コントローラ724は、データを照合し、ウィジェット管理システム(WMS)300などのネットワークエンティティに供給するように動作可能とすることができる。さらに、更新コントローラ724は、ウィジェットコンテンツ更新、ウィジェットカタログ722に対する更新、コンテンツ更新スケジュールの構成設定、コンテンツ報告要求などを受信するように動作可能とすることができる。
【0115】
さらに、更新アダプタ726は、WMC704から適切なネットワークエンティティへのデータのアップストリームおよびダウンストリームトランスポートを処理するように動作可能である。この点について、更新アダプタ726は、指定されたタイプのネットワーク接続、たとえば、インターネットプロトコル(IP)ソケット、ハイパーテキスト転送プロトコル(HTTP)ソケット、ショートメッセージングサービス(SMS)などを介してデータを受信/送信するように動作可能である。さらに、更新アダプタ726は、ウィジェットの既存の構成をWMSプッシュ型構成と比較し、それに応じて新しいウィジェットのインスタンス化および/または非活動ウィジェットの無効化など、構成への変更を行うように動作可能である。
【0116】
WMC704は、スループット時間を感知し、ウィジェットのコンテンツ更新をダウンロードするための時間を推定するように動作可能なスループットセンサ728をさらに含むことができる。スループットセンサ728は、WMC704の開始時に作動するように動作可能であり、IP接続を確立し、ラウンドトリップ時間(RTT)を測定することによって近似スループット時間を感知することができる。近似スループット時間と、当該のウィジェットの前のコンテンツ更新のサイズとに基づいて、ウィジェットを更新するための時間の推定値を確立し、ユーザが更新を要求するとき、その推定値をユーザに与えることができる。さらに、コンテンツ更新が時間の所定のしきい値よりも多くの時間を必要とする場合、スループットセンサ728はユーザ警告を与えるように構成できる。
【0117】
WMC704は、WMC704に関連する加入者/ユーザ識別記号を決定するように動作可能な加入者ID/証明決定器730をさらに含むことができる。一態様では、加入者ID決定器730はHTTP呼を開始することができ、応答ヘッダは加入者識別情報を含むことができる。代替態様では、加入者ID決定器はワイヤレスデバイスなどから得られる。さらに、加入者ID/証明決定器730は、適切な証明、たとえば、ユーザIDを入力するようにユーザを促すことによって加入者/ユーザ証明を決定するように構成できる。入力に基づいて、ユーザ証明を加入者識別情報と比較し、マッチを決定した場合、マッチを確認する報告をWMS300に通信し、加入者/ユーザに関連するデジタルロッカー304中にレコードを作成することができる。その後、加入者IDおよび加入者証明は、WMC704からメッセージルータ500に通信されるすべてのメッセージ中に含まれる。
【0118】
前記のように、ワイヤレスデバイス上のウィジェット管理クライアント(WMC)704と、関連するモバイルウィジェット102とを構成することに加えて、システムはユーザウィジェット管理ポータル800を与える。ユーザウィジェット管理ポータル800は、ユーザ104が、ワイヤレスデバイス700上の(WMC)を管理するために、ワイヤードPCまたは別のワイヤレスデバイスなど、別のデバイスを介して構成要素にアクセスできるようにする。ユーザウィジェット管理ポータル800はウィジェット管理システム(WMS)300とネットワーク通信しており、WMS300はメッセージルータ500を介してワイヤレスデバイス700とワイヤレス通信している。図16に示すように、一例では、ユーザウィジェット管理ポータル800は、ワイヤレスデバイス上のウィジェットの管理へのリモートアクセスをユーザ104に与えることによってワイヤレスデバイス700上のウィジェットウィザード718を補うものとして働く。ユーザウィジェット管理ポータル800は、WMS300のデジタルロッカー304に記憶されたユーザのプロファイルからユーザの現在のWMC704またはウィジェット102構成に関係する情報を受信するように動作可能である。したがって、ユーザウィジェット管理ポータル800は、一般にWMC704全体に適用する設定を再構成する能力をユーザ104に与えるように動作可能なWMC構成モジュール810を含むことができる。さらに、ユーザウィジェット管理ポータル800は、ワイヤレスデバイス700上に現在記憶されているウィジェット102を再構成する能力をユーザ104に与えるように動作可能な1つまたは複数のウィジェット構成モジュール820を含むことができる。
【0119】
WMCおよびウィジェット構成820に加えて、ユーザウィジェット管理ポータル800は、ユーザが新しいウィジェットについて知り、および/またはそれを獲得することを可能にすることができる。したがって、ユーザウィジェット管理ポータル800は、ウィジェット管理システム300から通信されるウィジェットカタログ302を含むことができる。さらに、ユーザ104に関係のあるウィジェットがカタログの冒頭付近に掲示されるか、または他の方法で強調されるように、ウィジェットカタログ302をユーザ104のために個人化することができる。WMS300は、ワイヤレスデバイス700から通信されるウィジェット使用追跡/計測データに基づいて当該のウィジェットを識別することができる。ユーザが新しいウィジェットを選択し、獲得あるいは購買すると、ユーザ管理ポータル800はその選択をWMS300に通信し、WMS300は、その後、対応するコンテンツアクセスサーバ900(図17)からウィジェットを再試行し、メッセージルータ500を介してウィジェットをワイヤレスデバイスに通信する。
【0120】
コンテンツアクセスサーバ/コンテンツ広告追跡構成要素
図17を参照すると、コンテンツアクセスサーバ900を強調する詳細ブロック図が示されている。コンテンツアクセスサーバ900は、ウィジェットの所定の更新スケジュールに基づいてコンテンツをモバイルウィジェット102に供給するように動作可能である。前述のように、更新スケジュールは、1つまたは複数のコンテンツ配信属性、ネットワーク属性および/またはユーザ構成設定に基づいて論理的に決定できる。モバイルウィジェット102は、更新スケジュールに基づいて、メッセージルータ500を介してコンテンツアクセスサーバ900によってワイヤレスに受信されるコンテンツ要求904を開始する。コンテンツアクセスサーバ900は、コンテンツプロバイダ902、または広告ソースと通信している広告サービングプラットフォーム1000から現在のコンテンツを取り出すことによって要求904に基づいて動作する。コンテンツ更新を取り出した後、対応するウィジェット上に提示するために更新をワイヤレスデバイスに通信する。たとえば、モバイルウィジェットがスポーツイベントスコア報告ウィジェットである場合、要求をコンテンツアクセスサーバに送信し、コンテンツアクセスサーバは、コンテンツプロバイダ902から、ウェブベースのスポーツニュースサイトなど、更新されたスポーツイベントスコアの形態のコンテンツ更新を取り出すことができる。一態様では、コンテンツアクセスサーバ900は、/zipファイルまたは何らかの他のスペクトル効率のよい圧縮機構などのコンテンツ更新パッケージに更新をバンドルするように動作可能なコンテンツパッケージバンドラ910を含むことができる。コンテンツ更新をパッケージにバンドルすることは、より効率的にワイヤレスデバイスに配信できる、より小さいメッセージを与える。コンテンツ更新は、ワイヤレスデバイスにおいて利用可能な接続に応じて様々な接続上でワイヤレスデバイスに通信できる。接続の例には、限定はしないが、HTTPソケット、IPソケット、SMSなどがある。
【0121】
コンテンツ更新を与えることに加えて、コンテンツアクセスサーバ900は、WMC704から通信される計測/追跡データの受信ポイントとして働くことができる。いくつかの態様では、コンテンツ更新要求904は、ウィジェット使用データ742またはウィジェット使用報告748などの計測/追跡データを含むことができる。そのような態様では、コンテンツアクセスサーバ900は、要求からのウィジェット使用データ742またはウィジェット使用報告748をパースし、計測/追跡データをコンテンツプロバイダ902または広告サービングプラットフォーム1000にルーティングするように動作可能な計測/追跡構成要素1100を含む。さらに、コンテンツアクセスサーバは、計測/追跡データを受信し、使用パターンなどを論理的に決定するように動作可能な分析構成要素1200を含むバックエンドシステム101に計測/追跡データを通信することができる。その後、分析データを通信し、その分析データを使用して、報告構成要素1300が所定の報告を生成し、ビリング構成要素1400がウィジェット使用レートに基づくウィジェットビリングなどのウィジェットビルを生成する。
【0122】
前記のように、ワイヤレスデバイス700上に記憶され、提示される1つまたは複数のウィジェットは、ウィジェット形態で広告を表示するように動作可能な広告ウィジェットを含むことができる。いくつかの態様では、広告ウィジェットは、他の非広告ウィジェットのコストの低減など、何らかの形態の補償の代わりに広告ウィジェットを容認することを選択するオプションをユーザに提供するオプトインフィーチャとしてウィジェット事業者によって与えられる。したがって、ウィジェットプロバイダは、広告主と連携して広告ウィジェットを「ロックされた」ウィジェットとして構成することができ、ユーザが、ワイヤレスデバイス上のウィジェットを再構成するか、あるいはウィジェットを非活動化することができないことを意味する。図14は、ウィジェット広告1010、より詳細には、そのような広告中に含まれる広告メタデータ1012の例のブロック図である。メタデータ1012は、広告を識別するのに役立つID番号などの広告識別子1014と、IPアドレスなど、広告のソースを識別するのに役立つリソースロケーション識別子1016とを含むことができる。メタデータ1012は、クリックツーブラウズ機能など、広告とのユーザ対話を定義するのに役立つ関連対話1018、および/またはクリックツーブラウズ以外のユーザ対話のURLロケーションを定義するランディングロケーション1020をさらに含むことができる。他の態様では、メタデータ1012は、ワイヤレスデバイス上の広告の有効期限を定義する、広告のTTL(Time to Live)1022と、広告をワイヤレスデバイス上に表示すべき特定の時間および/または頻度を定義する時間/頻度表示メトリクス1024とを含むことができる。さらに、メタデータ1102は、広告の表示に関係する他のコンテキストパラメータを定義するコンテキスト表示メトリクス1026と、ワイヤレスデバイスにおいて収集し、その後ネットワークに通信すべき、表示の時間/頻度、広告とのユーザ対話の頻度、クリックスルーの深さなど、広告の表示に関するメトリクスを定義するワイヤレスデバイスメトリック収集命令1028とを含むことができる。メタデータ1012は、広告1010、ウィジェット上での広告の表示、または報告機能に関係する、他のメタデータ1012をさらに含むことができる。
【0123】
図15のブロック図に示すように、広告1010は、広告サービス構成要素/プラットフォーム1000などの広告ソースを介してワイヤレスデバイス700上の広告ウィジェット102−1にワイヤレスに通信される。広告サービングプラットフォーム1000は、広告1010が広告サービングプラットフォーム1000からコンテンツアクセスサーバ900を介してワイヤレスデバイス700に通信されるように、コンテンツアクセスサーバ900と通信している。さらに、メッセージルータ500は、コンテンツアクセスサーバ900と通信しており、広告および関連情報が、統一通信プロトコルを使用してワイヤレスネットワーク106を介してワイヤレスデバイスとの間で通信されること保証するのに役立つ。広告サービングプラットフォームは、広告1110のインベントリを記憶する広告データベース1040と通信している。したがって、広告サービングプラットフォームは、データベース1020から広告1110を取り出し、その広告をワイヤレスデバイス上の広告ウィジェット102−1に通信するように動作可能である。
【0124】
さらに、上述のコンテンツ更新要求と同様に、ワイヤレスデバイスは、ワイヤレスデバイス上に広告を提示するための広告の配信を要求するように動作可能な広告要求1040を発行することができる。広告要求は、広告データベース1040から広告を取得する広告サービングプラットフォーム1000によって受信される。広告要求は、広告サービングプラットフォーム1000によって発行される、WMC704を識別する識別子を含むことができる。要求は、最近提示された広告と、TTL中の提示の数とを識別する計測/追跡報告をさらに含むことができる。
【0125】
さらに、広告サービングプラットフォーム1000は、広告キャンペーン基準に基づいて広告を広告ウィジェットに通信することによって、広告主の広告キャンペーンを管理するように動作可能な広告キャンペーンマネージャ1050をさらに備えることができる。広告キャンペーン基準は、広告キャンペーンに関係する有効期限および表示頻度レートを有するいくつかの広告がワイヤレスデバイスにプッシュされることを規定することができる。他の態様では、広告キャンペーンは、いくつかの広告が、ターゲットオーディエンス範囲内にあるユーザおよび/またはワイヤレスデバイスをターゲットにするように、ユーザまたはいくつかのワイヤレスデバイスに関係するいくつかの人口統計学的情報をターゲットにすることができる。人口統計学的情報は、限定はしないが、ユーザの性別、ユーザの興味、ユーザの収入、ユーザの年齢、ユーザの住所、現在使用されているワイヤレスデバイスロケーションなどを含むことができる。
【0126】
広告サービングプラットフォーム1000は、ユーザ広告ウィジェット上での広告の表示に関係する情報を追跡し、計測する追跡/計測構成要素1060をさらに含むことができる。追跡/計測構成要素1100は、広告1010および広告ウィジェット102−1に特に関係するそれらの計測および追跡データをパースし、広告に関連する計測および追跡情報を広告サービングプラットフォーム1000の追跡/計測構成要素1060に通信することができる。WMC704から通信される追跡/計測データは、広告識別子、広告ウィジェット上での提示/表示の数、ユーザ対話の深さ(たとえばクリックスルーの数)、広告のユーザ対話/閲覧の経過時間など含むことができる。
【0127】
広告サービングプラットフォーム1000は、広告主1004とネットワーク/ウィジェット事業者110との間で広告入札取引市場が行われるように動作可能な広告入札取引所サーバ1002とさらに通信することができる。入札取引市場は、広告主1004が、ウィジェットウォール上の広告の位置/配置、提示の頻度、提示の時間、ターゲットオーディエンスの人口統計などの1つまたは複数の広告基準に基づいて、ウィジェット広告に入札することを可能にすることができる。さらに、入札取引市場は、広告主が、ウィジェット中の広告のブロードキャスト提示および/またはマルチキャスト提示に基づいて入札することを可能にすることができる。一態様では、入札取引市場は、広告主または潜在的な広告主がウィジェットベースの広告に入札することを可能にするインターネットベースの市場などの公開されている市場である。
【0128】
バックエンドシステム
図1を再び参照すると、前記のように、いくつかの態様では、システム100は、システム100内の追跡されたデータおよびトランザクションを分析するためのバックエンドシステム101を有することができる。バックエンドシステム101は、分析構成要素1200、報告構成要素1300、およびビリング構成要素1400のうちの1つまたは任意の組合せを含むことができる。
【0129】
分析構成要素1200は、システム100のデータを受信し、考察する。
【0130】
報告構成要素1300は、分析構成要素1200の分析の結果に基づいて、事業者/キャリアプロプライエタリ情報1302を含む報告を生成する。
【0131】
ビリング構成要素1400は、システム100中の取引の決算をし、1つまたは複数のエンドユーザ104、開発者/プロバイダ108、事業者/キャリア110、または広告主908に借記および/または貸記する。
【0132】
例示的なコールフロー
図18〜図23を参照すると、いくつかの態様による、様々なシナリオのための呼またはメッセージフローのいくつかの非限定的な例が掲示されている。図18を参照すると、たとえば一態様では、ハイレベルコールフローは、ウィジェット管理ポータル(WMP)から発信された、新しいモバイルウィジェットの選択および構成に関する。特に、WMPは、モバイルウィジェットを選択し、構成するためにWMSと対話する。WMSは、モバイルウィジェットのコンテンツを取得するためにCASと対話する。さらに、WMSは、メッセージルータを介してモバイルウィジェットおよび/またはモバイルウィジェットのコンテンツ更新をWMCにフォワーディングする。
【0133】
図19を参照すると、たとえば一態様では、ハイレベルコールフローは、WMCから発信された、モバイルウィジェットの構成および更新に関する。特に、WMCは、モバイルウィジェットを選択し、構成するためにWMSと対話する。WMSは、モバイルウィジェットのコンテンツを取得するためにCASと対話する。さらに、WMCは、CASにモバイルウィジェットのコンテンツ更新を要求することができ、CASは、更新されたコンテンツで応答し、WMCは、その受信を確認する。
【0134】
図20を参照すると、たとえば一態様では、ハイレベルコールフローは、事業者/キャリアがアクセスを許可する、WMS中のウェブストアフロントにアクセスするWMCに関する。特に、WMCは、WMSにストアフロントへのアクセスを要求し、WMSは、WMCがそのようなアクセスを許可されることを事業者/キャリアとともに検証する。たとえば、検証は、WMCが許可されるかどうかを決定するために、WMCまたはエンドユーザに関連する識別子または証明を、事業者/キャリアのコンテンツ管理サーバまたは許可サーバに渡すことを含むことができる。許可を受信すると、WMSは、WMCにストアフロントへのアクセスを与えることが可能になり、モバイルウィジェットのダウンロードのための後続の対話を可能にする。
【0135】
図21を参照すると、たとえば一態様では、ハイレベルコールフローは、WMCによって要求されるコンテンツ更新に関する。特に、コンテンツ更新イベントの発生に基づいて、WMCは、メッセージルータを介してコンテンツ更新要求をCASに送信する。CASは、対応するコンテンツ更新をバンドルし、それをメッセージルータを介してWMCに送信する。一態様では、コンテンツ更新要求はユーザによって開始されることに留意されたい。さらに、WMCが、コンテンツ更新要求とともに計測/追跡データをパッケージングすることができることにも留意されたい。この場合、CASは、計測/追跡データを、バックエンドシステムの分析構成要素および/または広告サービングプラットフォームなど、他のインフラストラクチャ要素にルーティングするように動作可能である。
【0136】
図22を参照すると、たとえば一態様では、ハイレベルコールフローは、ウィジェット計測/追跡データの報告と、報告された計測/追跡データに基づくウィジェット更新スケジュールの対応する調整とに関する。特に、WMCは、計測/追跡データを含むウィジェットメッセージをメッセージルータを介してCASに送信する。CASは、この場合、計測/追跡データを、分析および報告構成要素などの他のインフラストラクチャ要素にルーティングするように動作可能である。分析および報告構成要素は、次いで、報告された計測/追跡データに基づいて使用データを決定し、使用データは、コンテンツ更新スケジュールを決定する際に使用するための入力としてWMSおよび/またはUWMに与えられる。使用データに基づいて、1つまたは複数のユーザ、および/または1つまたは複数のモバイルウィジェットのための新しい更新スケジュールを決定する。新しい更新スケジュールは、WMSおよび/またはUWMにおいて記憶され、さらに、メッセージルータを介してWMCに通信される。したがって、新しい更新スケジュールは、WMCによって与えられた、報告された計測/追跡データの分析に基づいて実施される。
【0137】
図23を参照すると、たとえば一態様では、ハイレベルコールフローは、WMCにコンテンツ更新を与えるCASに関する。特に、CASはコンテンツ要求をコンテンツプロバイダに送信し、コンテンツプロバイダはコンテンツドキュメントで応答する。コンテンツドキュメントは、様々な更新されたコンテンツ、ならびにさらなるコンテンツ更新のためのリソースへの参照を含むことができる。CASは、コンテンツドキュメントをパースし、必要な場合、コンテンツプロバイダに追加のリソースを要求する。要求されたリソースを受信すると、CASは、コンテンツドキュメントからのリソースおよび他のコンテンツを、WMCに配信するための更新パッケージに変換する。変換を完了すると、CASは、コンテンツ更新パケットをメッセージルータを介してWMCにフォワーディングする。
【0138】
ウィジェットメモリ管理
一態様では、ウィジェット展開に基づいてワイヤレスデバイス中のメモリ管理を最適化する方法、システム、および装置が提供される。一態様では、ワイヤレスデバイスは、低メモリ状態が存在するという指示を与えるとき、1つまたは複数のウィジェットの「低メモリ」バージョンを実行することができる。「低メモリ」バージョンウィジェットは、標準ウィジェットの縮小バージョンであり、実行するのにそれほど多くのメモリを必要とせず、それによってワイヤレスデバイス上のメモリを節約し、ほとんどの場合、デバイスが低メモリ状態にある間、ユーザによって実装されているウィジェットの、全部ではないとしても、一部が活動状態のままであることを保証する。
【0139】
標準ウィジェットでは、ウィジェットは、画像、オーディオ、マルチメディアなどの様々なリソースで構成できる。さらに、標準ウィジェットは、ユーザがより詳細なコンテンツを閲覧するように動作可能な複数の深さ(たとえば、ウィジェットの圧縮モードビューである第1のレベル、たとえば、記事のリストである第2のレベル、署名をもつ個々の記事である第3のレベル、およびWAP/HTML/XHTMLをサポートする記事である第4のレベルなどのユーザクリックスルー)を与えるように構成できる。ウィジェットの「低メモリ」バージョンでは、これらのリソースは省略またはさもなければデグレードされることがある。たとえば、標準ウィジェットは、オーディオ用のMP3ファイル、画像用のGIFファイル、およびビデオ用のMPEG4を採用することができ、それらのすべてはメモリ集約的なファイルであるが、「低メモリ」バージョンは、オーディオ用のAACファイル、画像用のJPEGファイル、およびビデオ用のH.264ファイルを使用することができ、それらのすべては、それらのそれぞれの標準バージョンウィジェットの相対物よりもメモリ消費が少なくて済む。さらに、標準バージョンウィジェットは、ハイパーリンクされたリソースなどを含むことができる通常または標準コンテンツフィードを可能にするが、「低メモリ」バージョンは、通常または標準コンテンツフィード中に含まれているハイパーリンクされたリソースなどの1つまたは複数の所定のリソースを含まない簡略コンテンツフィードのみをサポートすることができる。ウィジェット深さに関して、標準バージョンは、WAP記事などを含む、3つ以上の深さのコンテンツを与えることができるが、「低メモリ」バージョンは、第1の深さからウェブブラウザへの遷移をもつ1つの深さに制限される。さらに、標準バージョンが(以下で詳細に説明する)ウィジェットの圧縮モードビューを含む例では、ビューは、見出しなどに加えてウィジェットのためのブランド化画像を含むことができるが、「低メモリ」バージョン圧縮モードビューは、1つまたは2つのワードテキスト記述子に制限される。
【0140】
図24は、標準動作モードウィジェット101と、対応する低メモリモードウィジェット103の両方を実装するワイヤレスデバイス700のブロック図である。前述のワイヤレスデバイスと同様に、ワイヤレスデバイス700は、メモリ706と通信しているプロセッサ708と、通信モジュール709と、ユーザインターフェース702とを含む。メモリ706は、標準動作モードモバイルウィジェット101を含み、対応する低メモリモード動作ウィジェット103を含むことができる、1つまたは複数のモバイルウィジェットクライアント102を含む。標準動作モードウィジェット101のすべてが、対応する低メモリモードウィジェット103を有する必要があるわけではないことに留意されたい。ワイヤレスデバイスが低メモリ状態に入ったとき、優先順位をもつ標準動作モードウィジェット101が標準動作モードのままであることが可能であるように、いくつかの標準動作モードウィジェット101は優先順位を与えられる。他の態様では、第1の低メモリしきい値に達した場合、最低優先順位標準動作モードウィジェットが対応する低メモリモードウィジェットに変更され、第2の低メモリしきい値に達した場合、第2の最低優先順位標準動作モードウィジェットが対応する低メモリモードウィジェットに変更され、以下同様となるように、標準動作モードウィジェットのすべては低メモリ優先順位順序で分類できる。
【0141】
図24に示すように、一態様では、低メモリモードウィジェット103を、ワイヤレスデバイス上で最初に構成されたモバイルウィジェットクライアント102内に含めることができる。クライアント102が低メモリモードウィジェット103を含まない他の態様では、低メモリモードウィジェット103は、低メモリ状態が検出されるとサービングネットワークからワイヤレスデバイスにプッシュされることがある。そのような態様では、対応する標準動作モードウィジェットが再インストールされるように、デバイスが低メモリ状態ではないと決定されると、ワイヤレスデバイスメモリから低メモリモードウィジェット103が削除されるようにすることも可能である。
【0142】
さらに、メモリ706は、ワイヤレスデバイス上でのウィジェットの実装を管理するように動作可能なウィジェット管理クライアント(WMC)704を含む。一態様では、WMC704は、ワイヤレスデバイス上で利用可能なメモリの状態を監視するように動作可能なメモリ状態モニタ750と、メモリしきい値が満たされたかまたは超えられたことに基づいて、ウィジェットのモードを標準動作モードから低メモリモードに、またはその逆に変更するように動作可能なウィジェットモードチェンジャ760とを含むことができる。メモリ状態モニタ750は、1つまたは複数の低メモリしきい値752と、1つまたは複数の標準メモリしきい値754とを含むことができる。低メモリしきい値752が満たされたかまたは超えられた場合、ウィジェットモードチェンジャ760は、しきい値に関連するウィジェットのモードを標準動作モードウィジェット101から対応する低メモリモードウィジェット103に変更する。単一の低メモリしきい値によりウィジェットのすべてが低メモリモード動作に移動するわけではない例では、さらなる低メモリしきい値752が満たされるにつれて、さらなるウィジェットが低メモリ動作モードに移動されるように、ワイヤレスデバイスがより低いメモリ可用度を経験し続ける場合、さらなる低いしきい値752が必要になる。
【0143】
低メモリ状態になると、デバイスがメモリを解放し始めるか、またはより多くのメモリがさもなければ利用可能になるので、標準メモリしきい値754が満たされたかまたは超えられ、その結果、標準メモリしきい値754に関連するウィジェットが、低メモリモードウィジェット103から標準動作モードウィジェット101に移動することになる。単一の標準メモリしきい値754によりウィジェットのすべてが標準メモリモード動作に戻るわけではない例では、さらなるウィジェットが低メモリモードウィジェット103から標準動作モードウィジェット101に移動されるように、ワイヤレスデバイスが利用可能なメモリを解放し続けるように、さらなる標準メモリしきい値754が必要となる。標準メモリしきい値754は、低メモリしきい値752に加えて、動作モードが行き来しないことを保証する必要があることに留意されたい。
【0144】
さらに、ウィジェットモードチェンジャ760は、通信モジュール709を介してサービングネットワークに通信されるモード変更通知を生成するように動作可能なサービングネットワーク通知生成器762を含むことができる。モード変更通知は、サービングネットワークにモード変更について通知することを提供するので、コンテンツフィード構成など、ネットワークによって影響を受けるモード変更は、その変更に基づいて実装される。モード変更通知の受信に応答して、ウィジェット管理システム(WMS)300は、ユーザ104/ワイヤレスデバイス700に関連するモード変更をデジタルロッカー304に二重に記録する。
【0145】
図25を参照すると、ワイヤレスデバイス上で低メモリモードウィジェットを実装するための方法の流れ図が示されている。イベント2000において、メモリ可用度を監視し、イベント2002において、所定の低メモリしきい値が満たされたかまたは超えられたかどうかに関する決定を行う。たとえば、所定の低メモリしきい値は、メモリのウィジェット消費が、ウィジェットを非機能的にしないか、またはさもなければすべての利用可能なメモリスペースを使い尽くさないことを保証するように設定される。所定の低メモリしきい値は、ワイヤレスデバイス上で実行しているウィジェットの1つまたは複数に、いくつかの態様ではウィジェットのすべてに関連することがあるので、所定の低メモリしきい値を満たすかまたは超えることにより、ウィジェット管理クライアントは、標準動作モードウィジェットから対応する低メモリモードウィジェットに変更することになる。イベント2002において、低メモリしきい値が満たされないかまたは超えられないと決定された場合、本方法は、メモリ可用度の監視を継続するためにイベント2000に戻る。
【0146】
イベント2002において、低メモリしきい値が満たされたかまたは超えられたと決定された場合、イベント2004において、低メモリしきい値に関連する対応する(1つまたは複数の)低メモリモードウィジェットがワイヤレスデバイス上に記憶されているかどうかに関する決定を行う。前記のように、いくつかの態様では、低メモリモードウィジェットは、標準動作モードウィジェットの初期獲得/記憶に関連して最初に記憶される。他の態様では、低メモリモードウィジェットは、低メモリしきい値が満たされたかまたは超えられたかについての通知時にサービングネットワークからプッシュされる。したがって、低メモリしきい値に関連する低メモリモードウィジェットのすべてがワイヤレスデバイス上に記憶されている場合、イベント2006において、低メモリモードウィジェットを取り出し、活動化し、標準動作モードウィジェットを非活動化する。イベント2008において、ウィジェット管理サーバなどのサービングネットワークにウィジェット動作モードの変更について通知するために、通知を生成し、サービングネットワークに送信する。コンテンツフィード/更新などへの変更など、動作モード変更へのネットワークレベル変更を実装することができるように、サービングネットワークに通知する。
【0147】
イベント2004において、ワイヤレスデバイス上に記憶されていない、低メモリしきい値に関連する低メモリモードウィジェットの1つまたは複数があると決定された場合、イベント2010において、サービングネットワークにウィジェット動作モードの変更について通知するために、また、ワイヤレスデバイス上に現在記憶されていない1つまたは複数の低メモリモードウィジェットの配信を要求するために、通知を生成し、ウィジェット管理サーバなどのサービングネットワークに通信する。また、ウィジェット管理システムは、要求された低メモリモードウィジェットを取り出すために、ユニファイドウィジェットマネージャと通信し、その後、ワイヤレスデバイス上の(1つまたは複数の)低メモリモードウィジェットを通信することができる。イベント2012において、(1つまたは複数の)低メモリモードウィジェットをサービングネットワークから受信し、ローカルメモリに記憶する。イベント2014において、低メモリモードウィジェットを取り出し、活動化し、標準動作モードウィジェットを非活動化する。
【0148】
低メモリモードウィジェットを活動化し、サービングネットワークに動作モード変更について通知すると、イベント2016において、メモリ可用度を監視する。イベント2018において、所定の標準動作メモリしきい値が満たされたかまたは超えられたかどうかに関する決定を行う。メモリ可用度が所定の低メモリしきい値の近くで変動する例では、システムが動作モード間を行き来しないように、所定の標準動作メモリしきい値は所定の低メモリしきい値とは異なることがある。イベント2018において、標準メモリしきい値が満たされないかまたは超えられないと決定された場合、本方法は、メモリ可用度の監視を継続するためにイベント2016に戻る。
【0149】
イベント2018において、標準メモリしきい値が満たされたかまたは超えられたと決定された場合、イベント2020において、(1つまたは複数の)標準メモリモードウィジェットをメモリから取り出し、活動化し、低動作モードウィジェットを非活動化する。イベント2022において、通知を生成し、サービングネットワークに通信し、(1つまたは複数の)ウィジェットの動作モードを(1つまたは複数の)低メモリモードウィジェットから(1つまたは複数の)標準動作モードウィジェットに変更したことをそのサービングネットワークに通知する。低メモリ動作モードから標準動作モードへのネットワークレベルの変更を実装することができるように、サービングネットワークに通知する。サービングネットワークに通知した後、プロセスは、利用可能なメモリ状態をさらに監視するためにイベント2000に戻る。
【0150】
図26を参照すると、ワイヤレス通信デバイスにおける動作モードを変更するシステム2001が示されている。システム2001は、たとえば、マルチプレクサ、送信機、モバイルデバイスなどの中に常駐することができる。図示のように、システム2001は、プロセッサ、ソフトウェア、またはそれらの組合せ(たとえば、ファームウェア)によって実装される機能を表すことができる機能ブロックを含む。システム2001は、ワイヤレス通信デバイスにおける動作モードを変更することを可能にする電気構成要素の論理グルーピング2003を含む。論理グルーピング2003は、モバイルウィジェットクライアントを標準動作モードで活動化するための手段2005を含むことができる。その上、論理グルーピング2003は、ワイヤレス通信デバイス上のメモリ可用度を決定するための手段2007を含むことができる。さらに、論理グルーピング2003は、メモリ可用度の決定に基づいて標準動作モードを非活動化するための手段2009を含むことができる。さらに、論理グルーピング2003は、標準動作モードの非活動化に応答してモバイルウィジェットクライアントの低メモリ動作モードを活動化するための手段2011を含むことができる。さらに、システム2001は、電気構成要素2005、2007、2009、および2011に関連する機能を実行するための命令を保持するメモリ2013を含むことができる。メモリ2013の外部にあるものとして図示されているが、電気構成要素2005、2007、2009、および2011はメモリ2013の内部に存在することができることを理解されたい。
【0151】
次に図27を参照すると、動作モード変更に基づいてウィジェットへのコンテンツフィードを変更するシステム2015が示されている。システム2015は、たとえば、マルチプレクサ、送信機、モバイルデバイスなどの中に常駐することができる。図示のように、システム2015は、プロセッサ、ソフトウェア、またはそれらの組合せ(たとえば、ファームウェア)によって実装される機能を表すことができる機能ブロックを含む。システム2015は、動作モード変更に基づいてウィジェットへのコンテンツフィードを変更することを可能にする電気構成要素の論理グルーピング2017を含む。論理グルーピング2017は、デバイス上で実行される1つまたは複数のウィジェットが、ワイヤレスデバイス上のメモリ可用度に基づいて動作モードを変更していることを示す通知を、デバイスから受信するための手段2019を含むことができる。その上、論理グルーピング2017は、動作モードの変更の指示をネットワークメモリに記憶するための手段2021を含むことができる。さらに、論理グルーピング2017は、通知に基づいて、1つまたは複数のウィジェットに与えられるコンテンツフィードを変更するための手段2023を含むことができる。さらに、システム2015は、電気構成要素2019、2021、および2023に関連する機能を実行するための命令を保持するメモリ2025を含むことができる。メモリ2025の外部にあるものとして図示されているが、電気構成要素2019、2021、および2023はメモリ2025の内部に存在することができることを理解されたい。
【0152】
ランタイムメモリ管理
他の態様によれば、メモリのランタイム管理を改善するためのシステム、方法、および装置が提供される。この点について、これらの態様に関連するシステム、方法、および装置は、ウィジェット使用時間パターン、ウィジェット使用頻度、ウィジェットウォールナビゲーションパターンなどのウィジェット選好に基づいて、ウィジェットをランダムアクセスメモリ(RAM)などのランタイムメモリにロードすることを提供する。ウィジェット選好に基づいて、自動ロードとは反対に、ユーザ対話時にウィジェットをロードすること、前のナビゲーションパターンに基づいてユーザのウィジェットウォールを構成すること、前の使用パターン基づいて、メモリにロードされるウィジェットの深さを調整することなど、ランタイムメモリ管理に影響を及ぼす事前指定された適応アクションが行われる。
【0153】
図28を参照すると、本発明の態様による、ランタイムメモリ管理を実行するように構成されたワイヤレスデバイス700のブロック図が示されている。前述のワイヤレスデバイスと同様に、ワイヤレスデバイス700は、メモリ706と通信しているプロセッサ708と、通信モジュール709と、ユーザインターフェース702とを含む。ワイヤレスデバイス700のメモリ706は、標準モードウィジェット101と対応する圧縮モードウィジェット105とを含む1つまたは複数のモバイルウィジェットクライアント102を含む。圧縮モードウィジェット105は、圧縮モードウィジェット105がコンテンツ更新がないように最小に構成されるという点で、前述の低メモリモードウィジェット103(図24)とは異なる。ランタイムメモリ管理に関係する態様に関して論じられるように、ユーザが圧縮モードウィジェット105と対話して標準モードウィジェット101を活動化するまで、圧縮モードウィジェット105はユーザインターフェース702において提示され/表示される。したがって、圧縮モードウィジェット105は、ロゴなどのブランド化画像、および見出しなどの最小の時間的情報に制限されることがある。他の実施態様では、圧縮モードウィジェット105が対応する低メモリモードウィジェットを有するときなど、低メモリモードウィジェットおよび圧縮モードウィジェットは、ウィジェットのタイトルまたは性質を識別する1つ/2つのワードテキスト記述子に制限されることがある。
【0154】
ワイヤレスデバイス700のメモリ706は、ワイヤレスデバイス上のウィジェットの選択および動作を管理するように動作可能なウィジェット管理クライアント(WMC)704をさらに含むことができる。したがって、WMC704は、それぞれがそれぞれのウィジェット102を管理するように構成された1つまたは複数のウィジェットマネージャ710を含むことができる。ウィジェットマネージャ710は、ウィジェット使用データを収集、記憶、および報告するように動作可能なウィジェット使用データレポータ714を含むことができる。一態様では、ウィジェット使用データレポータは、ランタイムメモリを管理するために使用されるウィジェット使用データを収集するように動作可能である。このウィジェット使用データは、限定はしないが、ウィジェット使用時間および頻度データ770と、ウィジェットウォールナビゲーションパターンデータ772と、ウィジェット深さ使用データ774と、ランタイムメモリを管理するために必要となる任意の他のウィジェット使用データ776とを含むことができる。ウィジェット使用時間および頻度データ770は、ユーザがウィジェットを閲覧する、および/またはウィジェットと対話する時間または時間期間と、閲覧および/または対話の頻度とを与えることができる。ウィジェットウォールナビゲーションパターンデータ772は、ウィジェットの提示に関連するウィジェットウォールをナビゲートするためのユーザの選好パターンを与えることができる。言い換えれば、ウィジェットマネージャ710に関連したウィジェットにナビゲートするためにユーザが実装するウィジェットウォール内のパターンに関係するデータである。ウィジェット深さ使用データ774は、ウィジェットがユーザによってアクセスされる深さに関係するデータを与えることができる。
【0155】
WMC704は、ウィジェット使用データレポータ714によって与えられるウィジェット使用データに基づいて、ウィジェット状態、ウィジェットウォール状態、ウィジェット深さ状態、またはウィジェットへの変更に関係する他の状態を変更するように動作可能なウィジェットアダプタ論理780をさらに含むことができる。図示のように、ウィジェットアダプタ論理780は、ワイヤレスデバイス中に常駐し、ワイヤレスデバイス上で実行されるが、他の態様では、ウィジェットアダプタ論理は、WMS300などのサービングネットワークにおいて常駐し、実行される。そのような態様では、ウィジェット使用データが収集され、サービングネットワークに通信され、サービングネットワークは、次いで、そのウィジェット使用データを利用して、ウィジェット、ウィジェット深さ、ウィジェットウォールなどへの適応状態変更を決定し、当該のウィジェットに関係する構成設定に記憶するために適応状態変更をワイヤレスデバイスに戻す。
【0156】
一態様では、ウィジェットアダプタ論理780は、使用時間と使用頻度とのデータに基づいて、ウィジェットの状態を標準モードウィジェット101から圧縮モードウィジェット105に変更するように動作可能なウィジェット状態チェンジャ782を含むことができる。たとえば、使用データが、特定の株式相場表示機ウィジェットが概して株式市場がオープンしている時間中に平日にユーザによってアクセスされるのみであることを示す場合、ウィジェット状態チェンジャ782は、株式市場がオープンしている時間中には標準モードウィジェット101が活動化し、株式市場がクローズしている時間中には、圧縮モードウィジェット105に自動的に切り替えられると決定することができる。株式市場がクローズしている時間中に、圧縮モードウィジェット105がユーザによってアクセスされたか、またはさもなければ活動化された場合、論理は、ウィジェットが圧縮モードウィジェット105から標準モードウィジェット101に変更することを可能にする。
【0157】
別の態様では、ウィジェットアダプタ論理780は、示されたウィジェットウォールナビゲーションパターンに基づいて、ユーザのウィジェットウォール上に提示されたウィジェットの活動化状態を変更するように動作可能なウィジェットウォール状態変更器784を含むことができる。たとえば、図29は、ウィジェットウォール790中のディスプレイウィンドウ792のブロック図を示す。図示のウィジェットウォールは、5つのディスプレイウィンドウ792−(0)、792−(1)、792−(2)、792−(+1)および792−(+2)を有する。各ディスプレイウィンドウは、ウィジェットW1〜W10として示される1つまたは複数のウィジェットを表示する。陰影付きのウィジェットW2、W7およびW5によって示されるウィジェットは、ウィジェットウォール790のナビゲーション中にユーザがアクセスするか、またはさもなければ活動化する好適なウィジェットであるとして、ウィジェット使用データによって示されている。残りのウィジェットW1、W3、W4、W6〜W10は、好適でないウィジェットであると示され、したがって、ユーザが、そのウィンドウを含む関連するウィンドウに動かし、ウィジェットがユーザによってアクセスされるか、またはさもなければ活動化されるまで、圧縮モードウィジェット105のままである。
【0158】
WMC300が起動されたとき、ディスプレイウィンドウ792−(0)が提示され、ウィジェットW2が標準モードウィジェット101としてロードされ、ウィジェットW1が圧縮モードウィジェット105としてロードされる。ウィジェットW1は、ウィジェットを圧縮モードウィジェット105から標準モードウィジェット101に変更するようにアクセスおよび/または活動化されることがある。さらに、次の利用可能なウィンドウ中でアクセス可能であるウィジェットW3およびW6は、これらが好適でないウィジェット(たとえば、ユーザが通常アクセス/活動化しないか、または現在の時間期間中に通常アクセス/活動化しないウィジェット)として示されるので、圧縮モードウィジェットとしてロードされる。
【0159】
ユーザがウィンドウ792−(+1)に動かすことを選択したとき、ウィジェットW5が好適なウィジェットであり、ナビゲーションパターンが、ユーザが、W5にアクセスするためにそのウィンドウをウィンドウ792−(+2)にさらに動かす傾向があることを示すので、ウィジェットW5は標準モードウィジェット101としてロードされる。ユーザがウィンドウ792−(+2)に動かすことを選択したとき、ウィジェットW2は非活動化/アンロードされ、それは、標準モードウィジェット101が圧縮モードウィジェット105に変更されることを意味する。これは、ユーザが好適なウィジェットW2から少なくとも2つのウィンドウまたは2つのクリックだけ離れて動かしており、単一の動き/クリックによってウィンドウ792−(0)(すなわち、W2が常駐するウィンドウ)にもはや動かせないからである。ユーザがウィンドウ792−(+2)からウィンドウ792−(+1)に戻ることを選択したとき、ウィジェットW2は、ユーザが、ウィジェットW2を含むウィンドウ3003−(0)中にあることから1つの動き/クリックだけ離れていることに基づいて、標準モードウィジェット102として再び再ロードされる。ユーザがウィンドウ792−(1)に動かすことを選択したとき、ウィジェットW5は非活動化/アンロードされ、それは、標準モードウィジェット101が圧縮モードウィジェット105に変更されることを意味する。
【0160】
ユーザがウィンドウ792−(1)に動かすことを選択したとき、ウィジェットW7が好適なウィジェットであり、ナビゲーションパターンが、ユーザが、W7にアクセスするためにそのウィンドウをウィンドウ792−(2)にさらに動かす傾向にあることを示すので、ウィジェットW7は標準モードウィジェットとしてロードされる。ユーザがウィンドウ792−(2)に動かすことを選択したとき、ウィジェットW2は非活動化/アンロードされ、それは、ウィンドウディスプレイが好適なウィジェットW2から少なくとも2つのウィンドウまたは2つのクリックだけ離れているので、標準モードウィジェット101が圧縮モードウィジェット105に変更されることを意味する。
【0161】
再び図28を参照すると、ウィジェットアダプタ論理780は、示されたユーザ深さのナビゲーションパターンに基づいて、ウィジェット内の深さの活動化状態を変更するように動作可能なウィジェット深さ状態変更器786をさらに含むことができる。たとえば、ウィジェット深さ使用データ774が、ユーザが、3つの深さを有するウィジェットの第2の深さにクリックスルーするか、または動かすのみであることを示す場合、ウィジェットの最初の2つの深さは最初に標準モードウィジェット101からロードされ、ウィジェットの第3の深さは圧縮モードウィジェット105からロードされる。ユーザが第2の深さに動かすときなど、ユーザが深さによって動かすとき、第3の深さは、標準モードウィジェット101からロードされ、または、ユーザが第3の深さにめったにアクセスしないことを示す典型的な使用パターンに基づいて、ユーザが第3の深さに動かすまで、第3の深さは圧縮モード状態のままとなり得る。さらに、ウィジェットアダプタ論理780は、ウィジェット使用データに基づいてランタイムメモリを管理する手段として、ウィジェットの他の状態またはウィジェットに関係する機能を変更するように動作可能な他のウィジェットチェンジャ788を含むことができる。
【0162】
さらに、WMC704は、ウィジェットの構成および獲得を管理するように動作可能なウィジェットウィザード718を含むことができる。ウィジェットウィザード718は、ウィジェット設定および構成を管理し、記憶するように動作可能なウィジェット管理720を含むことができる。したがって、ウィジェット状態への変更がウィジェットアダプタ論理780によって動的に決定されるとき、その変更は、決定された状態の変更によって影響を受ける1つまたは複数のウィジェットの構成設定中に反映される。また、WMC704は、ウィジェット状態への変更をWMS300のデジタルロッカー304に記憶し、状態の変更に基づくコンテンツ配信にとって必要な変更と、ウィジェット状態への変更に照らして任意の他の必要なネットワーク機能とに影響を及ぼす目的で、サービングネットワークにその変更について通知するように動作可能なウィジェット状態変更通知生成器794を含むことができる。
【0163】
図30を参照すると、一態様では、ワイヤレスデバイスのランタイムメモリを管理するようにワイヤレスデバイス上で動作可能な方法610は、612においてワイヤレスデバイス上で実行可能な1つまたは複数のウィジェットとのユーザの対話に関係するウィジェットの使用データを決定することを含む。たとえば、ウィジェットの使用データは、ウィジェットの使用データの中でも、ユーザによる使用時間または使用頻度、ユーザのナビゲーションパターン、またはウィジェットの使用の情報階層深さのうちの少なくとも1つを含むことができる。
【0164】
また、本方法は、614において、決定されたウィジェット使用データに基づいて1つまたは複数のウィジェット状態を適応的に変更することを含む。たとえば、1つまたは複数のウィジェット状態を適応的に変更することは、ウィジェット状態の中でも、ウィジェットを標準モードから圧縮モードに変更すること、またはウィジェットがウィジェットウォール上に表示されるかどうかを変更することを含むことができる。本方法は、616において1つまたは複数のウィジェット状態の変更を記憶することをさらに含む。
【0165】
次に図31を参照すると、一態様では、ウィジェットの使用データに基づくウィジェットの状態の変更を受信し、記録するようにネットワークデバイス上で動作可能な方法630は、632において、1つまたは複数のモバイルウィジェットの1つまたは複数の状態がウィジェットの使用データに基づいて変更されたことを示す通知を、ワイヤレスデバイスから受信することを含む。たとえば、ウィジェット状態は、ウィジェット状態の中でも、ロード状態、ウィジェットウォール内のロード状態、またはロードの深さを含むことができる。
【0166】
本方法は、634において状態の変更をネットワークメモリに記憶することをさらに含む。たとえば、記憶することは、ワイヤレスデバイスまたはウィジェットサービスの加入者のうちの少なくとも1つに関連する変更をデジタルロッカーに記憶することを含むことができる。
【0167】
次に図32を参照すると、ワイヤレスデバイスのランタイムメモリを管理するシステム2026が示されている。システム2026は、たとえば、マルチプレクサ、送信機、モバイルデバイスなどの中に常駐することができる。図示のように、システム2026はプロセッサ、ソフトウェア、またはそれらの組合せ(たとえば、ファームウェアなど)によって実装される機能を表すことができる機能ブロックを含む。システム2026は、ワイヤレスデバイスのランタイムメモリを管理することを可能にする電気構成要素の論理グルーピング2028を含む。論理グルーピング2028は、ワイヤレスデバイス上で実行可能な1つまたは複数のウィジェットとのユーザの対話に関係するウィジェット使用データを決定するための手段2030を含むことができる。その上、論理グルーピング2028は、決定されたウィジェット使用データに基づいて1つまたは複数のウィジェット状態を適応的に変更するための手段2032を含むことができる。さらに、論理グルーピング2028は、1つまたは複数のウィジェット状態の変更を記憶するための手段2034を含むことができる。さらに、システム2026は、電気構成要素2030、2032、および2034に関連する機能を実行するための命令を保持するメモリ2036を含むことができる。メモリ2036の外部にあるものとして図示されているが、電気構成要素2030、2032、および2034はメモリ2036の内部に存在することができることを理解されたい。
【0168】
次に図33を参照すると、ウィジェット使用データに基づくウィジェット状態の変更を受信し、記録するシステム2038が示されている。システム2038は、たとえば、マルチプレクサ、送信機、モバイルデバイスなどの中に常駐することができる。図示のように、システム2038はプロセッサ、ソフトウェア、またはそれらの組合せ(たとえば、ファームウェアなど)によって実装される機能を表すことができる機能ブロックを含む。システム2038は、ウィジェット使用データに基づくウィジェット状態の変更を受信し、記録することを可能にする電気構成要素の論理グルーピング2040を含む。論理グルーピング2040は、1つまたは複数のモバイルウィジェットの1つまたは複数の状態がウィジェット使用データに基づいて変更されたことを示す通知を、ワイヤレスデバイスから受信するための手段2042を含むことができる。その上、論理グルーピング2040は、状態の変更をネットワークメモリに記憶するための手段2044を含むことができる。さらに、システム2040は、電気構成要素2042および2044に関連する機能を実行するための命令を保持するメモリ2046を含むことができる。メモリ2046の外部にあるものとして示されているが、電気構成要素2042および2044はメモリ2046の内部に存在することができることを理解されたい。 本明細書で開示した実施形態に関して説明した様々な例示的な論理、論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、またはその他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートまたはトランジスタロジック、個別ハードウェア構成要素、あるいは本明細書で説明した機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実行できる。汎用プロセッサはマイクロプロセッサとすることができるが、代替として、プロセッサは任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械とすることができる。プロセッサは、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいは任意の他のそのような構成として実装することもできる。さらに、少なくとも1つのプロセッサは、上述のステップおよび/またはアクションの1つまたは複数を実行するように動作可能な1つまたは複数のモジュールを備えることができる。
【0169】
さらに、本明細書で開示された態様に関して説明した方法またはアルゴリズムのステップおよび/またはアクションは、直接ハードウェアで実施するか、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールで実施するか、またはその2つの組合せで実施することができる。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROM、または当技術分野で知られている他の形態の記憶媒体中に常駐することができる。例示的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、記憶媒体に情報を書き込むことができるようにプロセッサに結合される。代替として、記憶媒体はプロセッサに一体化することができる。さらに、いくつかの態様では、プロセッサおよび記憶媒体はASIC中に常駐することができる。さらに、ASICはユーザ端末中に常駐することができる。代替として、プロセッサおよび記憶媒体は、ユーザ端末内に個別構成要素として常駐することもできる。さらに、いくつかの態様では、方法またはアルゴリズムのステップおよび/またはアクションは、コンピュータプログラム製品に組み込むことができる、機械可読媒体および/またはコンピュータ可読媒体上のコードおよび/または命令の1つまたは任意の組合せ、あるいはそのセットとして常駐することができる。
【0170】
1つまたは複数の態様では、説明した機能はハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはその任意の組合せで実装できる。ソフトウェアで実装する場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶するか、あるいはコンピュータ可読媒体上で送信することができる。コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を可能にする任意の媒体を含む、コンピュータ記憶媒体と通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスできる任意の利用可能な媒体とすることができる。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMもしくは他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置もしくは他の磁気記憶デバイス、または、命令もしくはデータ構造の形態の所望のプログラムコードを運搬または記憶するために使用でき、コンピュータによってアクセスできる任意の他の媒体を備えることができる。また、どんな接続でもコンピュータ可読媒体と呼ばれることがある。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用するディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザディスク(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)およびブルーレイディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザで光学的に再生する。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含めるべきである。
【0171】
上記の開示は、例示的な態様および/または実施形態について論じたが、添付の特許請求の範囲によって定義された記載の態様および/または実施形態の範囲から逸脱することなく、様々な変更および改変を本明細書で行うことができることに留意されたい。さらに、記載の態様および/または実施形態の要素は、単数形で説明または請求されていることがあるが、単数形に限定することが明示的に述べられていない限り、複数形が企図される。さらに、任意の態様および/または実施形態の全部または一部は、別段の規定がない限り、任意の他の態様および/または実施形態の全部または一部とともに利用できる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ワイヤレス通信デバイスにおける動作モードを変更するための方法であって、
モバイルウィジェットクライアントを標準動作モードで活動化することと、
前記ワイヤレス通信デバイス上のメモリ可用度を決定することと、
前記メモリ可用度の前記決定に基づいて前記標準動作モードを非活動化することと、
前記標準動作モードの非活動化に応答して前記モバイルウィジェットクライアントの低メモリ動作モードを活動化することと
を備える方法。
【請求項2】
前記低メモリ動作モードを非活動化することと、メモリ可用度が前記標準動作モードを正当化すると決定されたときに前記標準動作モードを再活動化することとをさらに備える
請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記低メモリ動作モードを活動化することが、デグレードメディアリソース、またはデグレードコンテンツフィード、またはデグレード圧縮モードビュー、またはデグレード情報階層深さ可用度のうちの少なくとも1つを活動化することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記低メモリ動作モードが、前記ウィジェットの最近のスクリーンショットを備える前記デグレード圧縮モードビューをさらに備える、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記モバイルウィジェットクライアントの低メモリモードを活動化することは、前記ワイヤレス通信デバイス上のメモリ可用度が所定のしきい値を満たしたと決定したときに前記低メモリ動作モードをワイヤレスデバイスメモリから取り出すことをさらに備える、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記モバイルウィジェットクライアントの低メモリモードを活動化することは、前記ワイヤレス通信デバイス上のメモリ可用度が所定のしきい値を満たしたと決定したときに前記低メモリ動作モードをサービングネットワークからワイヤレスに取り出すことをさらに備える、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
メモリ可用度に基づいてウィジェットの動作モードを変更するように構成された少なくとも1つのプロセッサであって、
モバイルウィジェットクライアントを標準動作モードで活動化するための第1のモジュールと、
前記ワイヤレス通信デバイス上のメモリ可用度を決定するための第2のモジュールと、
前記メモリ可用度の前記決定に基づいて前記標準動作モードを非活動化するための第3のモジュールと、
前記標準動作モードの非活動化に応答して前記モバイルウィジェットクライアントの低メモリ動作モードを活動化するための第4のモジュールと
を備えるプロセッサ。
【請求項8】
モバイルウィジェットクライアントを標準動作モードで活動化することをコンピュータに行わせるための少なくとも1つの命令と、
前記ワイヤレス通信デバイス上のメモリ可用度を決定することを前記コンピュータに行わせるための少なくとも1つの命令と、
前記メモリ可用度の前記決定に基づいて前記標準動作モードを非活動化することを前記コンピュータに行わせるための少なくとも1つの命令と、
前記標準動作モードの非活動化に応答して前記モバイルウィジェットクライアントの低メモリ動作モードを活動化することを前記コンピュータに行わせるための少なくとも1つの命令と
を備えるコンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプログラム製品。
【請求項9】
モバイルウィジェットクライアントを標準動作モードで活動化するための手段と、
前記ワイヤレス通信デバイス上のメモリ可用度を決定するための手段と、
前記メモリ可用度の前記決定に基づいて前記標準動作モードを非活動化するための手段と、
前記標準動作モードの非活動化に応答して前記モバイルウィジェットクライアントの低メモリ動作モードを活動化するための手段と
を備える装置。
【請求項10】
メモリ可用度に基づいてウィジェットの動作モードを変更するための装置であって、
プロセッサと、
前記プロセッサと通信しているメモリと、
前記プロセッサと通信しており、前記装置上のメモリの可用度を決定するように動作可能なメモリ状態モニタと、
前記メモリに記憶され、前記プロセッサによって実行可能であり、標準動作モードと低メモリ動作モードとを含む、少なくとも1つのモバイルウィジェットクライアントと、
前記メモリに記憶され、前記プロセッサによって実行可能であり、前記メモリ状態モニタによって行われた決定に基づいて前記標準動作モードと前記低メモリモードとの間で前記ウィジェット動作モードを変更するように動作可能なウィジェットモードチェンジャとを備える装置。
【請求項11】
前記低メモリ動作モードが、デグレードメディアリソース、またはデグレードコンテンツフィード、またはデグレード圧縮モードビュー、またはデグレード情報階層深さ可用度のうちの少なくとも1つを備える、請求項10に記載の装置。
【請求項12】
前記メモリに記憶され、前記プロセッサによって実行可能であり、前記モバイルウィジェットクライアントが動作モードを変更したことを示す通知を生成するように動作可能なウィジェットモード変更通知生成器と、前記プロセッサと通信しており、前記通知をサービングネットワークに通信するように動作可能な通信モジュールとをさらに備える、請求項10に記載の装置。
【請求項13】
動作モード変更に基づいてウィジェットへのコンテンツフィードを変更するための方法であって、
ワイヤレスデバイス上で実行される1つまたは複数のウィジェットが前記デバイス上のメモリ可用度に基づいて動作モードを変更していることを示す通知を、前記デバイスから受信することと、
動作モードの前記変更の指示をネットワークメモリに記憶することと、
前記通知に基づいて、前記1つまたは複数のウィジェットに与えられるコンテンツフィードを変更することと
を備える方法。
【請求項14】
前記通知を受信することは、前記デバイス上で実行される1つまたは複数のウィジェットが、前記デバイス上の低メモリ可用度に基づいて、標準動作モードから低メモリモードに変更しているという指示を受信することをさらに備える、請求項13に記載の方法。
【請求項15】
前記コンテンツフィードを変更することが、標準コンテンツフィードから簡略コンテンツフィードに変更することをさらに備え、前記簡略コンテンツフィードが、前記標準コンテンツフィード中に含まれる1つまたは複数の所定のリソースを含まない、請求項14に記載の方法。
【請求項16】
前記通知を受信することは、前記デバイス上で実行される1つまたは複数のウィジェットが、前記デバイス上の十分なメモリ可用度に基づいて、低メモリ動作モードから標準メモリモードに変更しているという指示を受信することをさらに備える、請求項13に記載の方法。
【請求項17】
前記コンテンツフィードを変更することが、簡略コンテンツフィードから標準コンテンツフィードに変更することをさらに備え、前記簡略コンテンツフィードが、前記標準コンテンツフィード中に含まれる1つまたは複数の所定のリソースを含まない、請求項16に記載の方法。
【請求項18】
前記変更の指示をネットワークメモリに記憶することが、前記ワイヤレスデバイスまたはウィジェットサービスの加入者のうちの少なくとも1つに関連するデジタルロッカーに記憶することをさらに備える、請求項13に記載の方法。
【請求項19】
低メモリベース動作モード変更の通知に基づいてモバイルウィジェットへのコンテンツフィードを変更するように構成された少なくとも1つのプロセッサであって、
ワイヤレスデバイス上で実行される1つまたは複数のウィジェットが前記デバイス上のメモリ可用度に基づいて動作モードを変更していることを示す通知を、前記デバイスから受信するための第1のモジュールと、
動作モードの前記変更の指示をネットワークメモリに記憶するための第2のモジュールと、
前記通知に基づいて、前記1つまたは複数のウィジェットに与えられるコンテンツフィードを変更するための第3のモジュールと
を備えるプロセッサ。
【請求項20】
ワイヤレスデバイス上で実行される1つまたは複数のウィジェットが前記デバイス上のメモリ可用度に基づいて動作モードを変更していることを示す通知を、前記デバイスから受信することをコンピュータに行わせるための少なくとも1つの命令と、
動作モードの前記変更の指示をネットワークメモリに記憶することを前記コンピュータに行わせるための少なくとも1つの命令と、
前記メモリ可用度の前記決定に基づいて前記標準動作モードを非活動化することを前記コンピュータに行わせるための少なくとも1つの命令と、
前記通知に基づいて、前記1つまたは複数のウィジェットに与えられるコンテンツフィードを変更することを前記コンピュータに行わせるための少なくとも1つの命令と
を備えるコンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプログラム製品。
【請求項21】
ワイヤレスデバイス上で実行される1つまたは複数のウィジェットが前記デバイス上のメモリ可用度に基づいて動作モードを変更していることを示す通知を、前記デバイスから受信するための手段と、
動作モードの前記変更の指示を記憶するための手段と、
前記通知に基づいて、前記1つまたは複数のウィジェットに与えられるコンテンツフィードを変更するための手段と
を備える装置。
【請求項22】
メモリ可用度に基づくウィジェットの動作モード変更に基づいてウィジェットへのコンテンツフィードを変更するためのネットワーク装置であって、
プロセッサと、
前記プロセッサと通信しているメモリと、
前記メモリに記憶され、前記プロセッサによって実行可能であり、ワイヤレスデバイス上で実行される1つまたは複数のウィジェットが前記デバイス上のメモリ可用度に基づいて動作モードを変更していることを示す通知を、前記デバイスから受信するように動作可能であり、前記通知に基づいて前記1つまたは複数のウィジェットに与えられるコンテンツフィードを変更するようにさらに動作可能な、ウィジェット管理モジュールと、
前記動作モード変更の指示を記憶するように動作可能な、前記メモリ中のデータ記憶とを備えるネットワーク装置。
【請求項23】
前記ウィジェット管理モジュールは、前記デバイス上で実行される1つまたは複数のウィジェットが、前記デバイス上の低メモリ可用度に基づいて、標準動作モードから低メモリモードに変更していることを示す前記通知を受信するようにさらに動作可能である、請求項22に記載のネットワーク装置。
【請求項24】
前記ウィジェット管理モジュールが、前記コンテンツフィードを、標準コンテンツフィードから、前記標準コンテンツフィード中に含まれる1つまたは複数の所定のリソースを含まない簡略フィードに変更するようにさらに動作可能である、請求項23に記載のネットワーク装置。
【請求項25】
前記通知は、前記デバイス上で実行される1つまたは複数のウィジェットが、前記デバイス上の十分なメモリ可用度に基づいて、低メモリ動作モードから標準メモリモードに変更していることを示す、請求項22に記載のネットワーク装置。
【請求項26】
前記ウィジェット管理モジュールが、前記コンテンツフィードを簡略コンテンツフィードから標準コンテンツフィードに変更するように動作可能であり、前記簡略コンテンツフィードが、前記標準コンテンツフィード中に含まれる1つまたは複数の所定のリソースを含まない、請求項25に記載のネットワーク装置。
【請求項27】
前記データ記憶が、前記ウィジェット動作モード変更の指示を記憶するように動作可能なデジタルロッカーをさらに備え、前記デジタルロッカーが前記ワイヤレスデバイスまたはウィジェットサービスの加入者のうちの少なくとも1つに関連する、請求項22に記載のネットワーク装置。
【請求項28】
ワイヤレスデバイスのランタイムメモリを管理するための方法であって、
前記ワイヤレスデバイス上で実行可能な1つまたは複数のウィジェットとのユーザ対話に関係するウィジェット使用データを決定することと、
前記決定されたウィジェット使用データに基づいて1つまたは複数のウィジェット状態を適応的に変更することと、
前記1つまたは複数のウィジェット状態の前記変更を記憶することと
を備える方法。
【請求項29】
ウィジェット使用データを決定することが、1つまたは複数のウィジェットについて使用時間または使用頻度のうちの少なくとも1つを決定することをさらに備える、請求項28に記載の方法。
【請求項30】
1つまたは複数のウィジェット状態を適応的に変更することが、前記使用時間の決定または前記使用頻度の決定のうちの少なくとも1つに基づいて、所定の時間期間の間、1つまたは複数のウィジェットをロード状態または非ロード状態のうちの1つに変更することをさらに備える、請求項29に記載の方法。
【請求項31】
ウィジェット使用データを決定することが、使用のウィジェットウォールナビゲーションパターンを決定することをさらに備える、請求項28に記載の方法。
【請求項32】
1つまたは複数のウィジェット状態を適応的に変更することが、前記決定された使用のウィジェットウォールナビゲーションパターンに基づいて、ウィジェットウォール内の1つまたは複数のウィジェットをロード状態または非ロード状態のうちの1つに変更することをさらに備える、請求項31に記載の方法。
【請求項33】
ウィジェット使用データを決定することが、1つまたは複数のウィジェットについて情報階層深さ使用を決定することをさらに備える、請求項28に記載の方法。
【請求項34】
1つまたは複数のウィジェット状態を適応的に変更することが、前記情報階層深さ使用データに基づいて、ロードされる深さの量をロード状態または非ロード状態のいずれかに変更することをさらに備える、請求項33に記載の方法。
【請求項35】
ワイヤレスデバイスのランタイムメモリを管理するように構成された少なくとも1つのプロセッサであって、
前記ワイヤレスデバイス上で実行可能な1つまたは複数のウィジェットとのユーザ対話に関係するウィジェット使用データを決定するための第1のモジュールと、
前記決定されたウィジェット使用データに基づいて1つまたは複数のウィジェット状態を適応的に変更するための第2のモジュールと、
前記1つまたは複数のウィジェット状態の前記変更を記憶するための第3のモジュールと
を備えるプロセッサ。
【請求項36】
ワイヤレスデバイス上で実行可能な1つまたは複数のウィジェットとのユーザ対話に関係するウィジェット使用データを決定することをコンピュータに行わせるための少なくとも1つの命令と、
前記決定されたウィジェット使用データに基づいて1つまたは複数のウィジェット状態を適応的に変更するための少なくとも1つの命令と、
前記1つまたは複数のウィジェット状態の前記変更を記憶することを前記コンピュータに行わせるための少なくとも1つの命令と
を備えるコンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプログラム製品。
【請求項37】
ワイヤレスデバイス上で実行可能な1つまたは複数のウィジェットとのユーザ対話に関係するウィジェット使用データを決定するための手段と、
前記決定されたウィジェット使用データに基づいて1つまたは複数のウィジェット状態を適応的に変更するための手段と、
前記1つまたは複数のウィジェット状態の前記変更を記憶するための手段と
を備える装置。
【請求項38】
ワイヤレスデバイスのランタイムメモリを管理するための装置であって、
プロセッサと、
前記プロセッサと通信しているメモリと、
前記メモリに記憶され、前記プロセッサによって実行可能な少なくとも1つのモバイルウィジェットクライアントと、
前記メモリに記憶され、前記プロセッサによって実行可能であり、前記ウィジェットクライアントの1つまたは複数とのユーザの対話に関係する使用データを収集するように動作可能なウィジェット使用データレポータと、
前記メモリに記憶され、前記プロセッサによって実行可能であり、前記決定されたウィジェット使用データに基づいて1つまたは複数のウィジェット状態を適応的に変更するように動作可能なウィジェットアダプタ論理と、
前記1つまたは複数のウィジェット状態の前記変更を記憶するように動作可能な、前記メモリ中のウィジェット構成設定データベースと
を備える装置。
【請求項39】
ウィジェット使用データに基づいてウィジェット状態の変更を受信し、記録するための方法であって、
1つまたは複数のモバイルウィジェットの1つまたは複数の状態がウィジェット使用データに基づいて変更されたことを示す通知を、ワイヤレスデバイスから受信することと、
前記状態の変更をネットワークメモリに記憶することと
を備える方法。
【請求項40】
前記通知を受信することが、ウィジェットロード状態、またはウィジェットウォール内のウィジェットロード状態、またはウィジェットのロードの深さの状態のうちの少なくとも1つを含む1つまたは複数の状態へのまたはその状態からの変更の指示を受信することをさらに備える、請求項39に記載の方法。
【請求項41】
前記状態の変更を前記ネットワークメモリに記憶することが、前記ワイヤレスデバイスまたはウィジェットサービスの加入者のうちの少なくとも1つに関連するデジタルロッカーに記憶することをさらに備える、請求項39に記載の方法。
【請求項42】
低メモリベース動作モード変更の通知に基づいてモバイルウィジェットへのコンテンツフィードを変更するように構成された少なくとも1つのプロセッサであって、
1つまたは複数のモバイルウィジェットの1つまたは複数の状態がウィジェット使用データに基づいて変更されたことを示す通知を、ワイヤレスデバイスから受信するための第1のモジュールと、
前記状態の変更をネットワークメモリに記憶するための第2のモジュールと
を備えるプロセッサ。
【請求項43】
1つまたは複数のモバイルウィジェットの1つまたは複数の状態がウィジェット使用データに基づいて変更されたことを示す通知を、ワイヤレスデバイスから受信することをコンピュータに行わせるための少なくとも1つの命令と、
前記状態の変更をネットワークメモリに記憶することを前記コンピュータに行わせるための少なくとも1つの命令と
を備えるコンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプログラム製品。
【請求項44】
1つまたは複数のモバイルウィジェットの1つまたは複数の状態がウィジェット使用データに基づいて変更されたことを示す通知を、ワイヤレスデバイスから受信するための手段と、
前記状態の変更を記憶するための手段と
を備える装置。
【請求項45】
ウィジェット使用データに基づいてウィジェット状態の変更を受信し、記録するためのネットワーク装置であって、
プロセッサと、
前記プロセッサと通信しているメモリと、
前記メモリに記憶され、前記プロセッサによって実行可能であり、1つまたは複数のモバイルウィジェットの1つまたは複数の状態がウィジェット使用データに基づいて変更されたことを示す通知を、ワイヤレスデバイスから受信するように動作可能なウィジェット管理モジュールと、
前記状態の変更を記憶するように動作可能な、前記メモリ中のデータ記憶と
を備えるネットワーク装置。
【請求項46】
前記状態が、ウィジェットロード状態、またはウィジェットウォール内のウィジェットロード状態、またはウィジェットのロードの深さの状態のうちの少なくとも1つを含む、請求項45に記載のネットワーク装置。
【請求項47】
前記データ記憶が、前記ワイヤレスデバイスまたはウィジェットサービスの加入者のうちの少なくとも1つに関連するデジタルロッカーをさらに備える、請求項45に記載のネットワーク装置。
【請求項1】
ワイヤレス通信デバイスにおける動作モードを変更するための方法であって、
モバイルウィジェットクライアントを標準動作モードで活動化することと、
前記ワイヤレス通信デバイス上のメモリ可用度を決定することと、
前記メモリ可用度の前記決定に基づいて前記標準動作モードを非活動化することと、
前記標準動作モードの非活動化に応答して前記モバイルウィジェットクライアントの低メモリ動作モードを活動化することと
を備える方法。
【請求項2】
前記低メモリ動作モードを非活動化することと、メモリ可用度が前記標準動作モードを正当化すると決定されたときに前記標準動作モードを再活動化することとをさらに備える
請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記低メモリ動作モードを活動化することが、デグレードメディアリソース、またはデグレードコンテンツフィード、またはデグレード圧縮モードビュー、またはデグレード情報階層深さ可用度のうちの少なくとも1つを活動化することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記低メモリ動作モードが、前記ウィジェットの最近のスクリーンショットを備える前記デグレード圧縮モードビューをさらに備える、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記モバイルウィジェットクライアントの低メモリモードを活動化することは、前記ワイヤレス通信デバイス上のメモリ可用度が所定のしきい値を満たしたと決定したときに前記低メモリ動作モードをワイヤレスデバイスメモリから取り出すことをさらに備える、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記モバイルウィジェットクライアントの低メモリモードを活動化することは、前記ワイヤレス通信デバイス上のメモリ可用度が所定のしきい値を満たしたと決定したときに前記低メモリ動作モードをサービングネットワークからワイヤレスに取り出すことをさらに備える、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
メモリ可用度に基づいてウィジェットの動作モードを変更するように構成された少なくとも1つのプロセッサであって、
モバイルウィジェットクライアントを標準動作モードで活動化するための第1のモジュールと、
前記ワイヤレス通信デバイス上のメモリ可用度を決定するための第2のモジュールと、
前記メモリ可用度の前記決定に基づいて前記標準動作モードを非活動化するための第3のモジュールと、
前記標準動作モードの非活動化に応答して前記モバイルウィジェットクライアントの低メモリ動作モードを活動化するための第4のモジュールと
を備えるプロセッサ。
【請求項8】
モバイルウィジェットクライアントを標準動作モードで活動化することをコンピュータに行わせるための少なくとも1つの命令と、
前記ワイヤレス通信デバイス上のメモリ可用度を決定することを前記コンピュータに行わせるための少なくとも1つの命令と、
前記メモリ可用度の前記決定に基づいて前記標準動作モードを非活動化することを前記コンピュータに行わせるための少なくとも1つの命令と、
前記標準動作モードの非活動化に応答して前記モバイルウィジェットクライアントの低メモリ動作モードを活動化することを前記コンピュータに行わせるための少なくとも1つの命令と
を備えるコンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプログラム製品。
【請求項9】
モバイルウィジェットクライアントを標準動作モードで活動化するための手段と、
前記ワイヤレス通信デバイス上のメモリ可用度を決定するための手段と、
前記メモリ可用度の前記決定に基づいて前記標準動作モードを非活動化するための手段と、
前記標準動作モードの非活動化に応答して前記モバイルウィジェットクライアントの低メモリ動作モードを活動化するための手段と
を備える装置。
【請求項10】
メモリ可用度に基づいてウィジェットの動作モードを変更するための装置であって、
プロセッサと、
前記プロセッサと通信しているメモリと、
前記プロセッサと通信しており、前記装置上のメモリの可用度を決定するように動作可能なメモリ状態モニタと、
前記メモリに記憶され、前記プロセッサによって実行可能であり、標準動作モードと低メモリ動作モードとを含む、少なくとも1つのモバイルウィジェットクライアントと、
前記メモリに記憶され、前記プロセッサによって実行可能であり、前記メモリ状態モニタによって行われた決定に基づいて前記標準動作モードと前記低メモリモードとの間で前記ウィジェット動作モードを変更するように動作可能なウィジェットモードチェンジャとを備える装置。
【請求項11】
前記低メモリ動作モードが、デグレードメディアリソース、またはデグレードコンテンツフィード、またはデグレード圧縮モードビュー、またはデグレード情報階層深さ可用度のうちの少なくとも1つを備える、請求項10に記載の装置。
【請求項12】
前記メモリに記憶され、前記プロセッサによって実行可能であり、前記モバイルウィジェットクライアントが動作モードを変更したことを示す通知を生成するように動作可能なウィジェットモード変更通知生成器と、前記プロセッサと通信しており、前記通知をサービングネットワークに通信するように動作可能な通信モジュールとをさらに備える、請求項10に記載の装置。
【請求項13】
動作モード変更に基づいてウィジェットへのコンテンツフィードを変更するための方法であって、
ワイヤレスデバイス上で実行される1つまたは複数のウィジェットが前記デバイス上のメモリ可用度に基づいて動作モードを変更していることを示す通知を、前記デバイスから受信することと、
動作モードの前記変更の指示をネットワークメモリに記憶することと、
前記通知に基づいて、前記1つまたは複数のウィジェットに与えられるコンテンツフィードを変更することと
を備える方法。
【請求項14】
前記通知を受信することは、前記デバイス上で実行される1つまたは複数のウィジェットが、前記デバイス上の低メモリ可用度に基づいて、標準動作モードから低メモリモードに変更しているという指示を受信することをさらに備える、請求項13に記載の方法。
【請求項15】
前記コンテンツフィードを変更することが、標準コンテンツフィードから簡略コンテンツフィードに変更することをさらに備え、前記簡略コンテンツフィードが、前記標準コンテンツフィード中に含まれる1つまたは複数の所定のリソースを含まない、請求項14に記載の方法。
【請求項16】
前記通知を受信することは、前記デバイス上で実行される1つまたは複数のウィジェットが、前記デバイス上の十分なメモリ可用度に基づいて、低メモリ動作モードから標準メモリモードに変更しているという指示を受信することをさらに備える、請求項13に記載の方法。
【請求項17】
前記コンテンツフィードを変更することが、簡略コンテンツフィードから標準コンテンツフィードに変更することをさらに備え、前記簡略コンテンツフィードが、前記標準コンテンツフィード中に含まれる1つまたは複数の所定のリソースを含まない、請求項16に記載の方法。
【請求項18】
前記変更の指示をネットワークメモリに記憶することが、前記ワイヤレスデバイスまたはウィジェットサービスの加入者のうちの少なくとも1つに関連するデジタルロッカーに記憶することをさらに備える、請求項13に記載の方法。
【請求項19】
低メモリベース動作モード変更の通知に基づいてモバイルウィジェットへのコンテンツフィードを変更するように構成された少なくとも1つのプロセッサであって、
ワイヤレスデバイス上で実行される1つまたは複数のウィジェットが前記デバイス上のメモリ可用度に基づいて動作モードを変更していることを示す通知を、前記デバイスから受信するための第1のモジュールと、
動作モードの前記変更の指示をネットワークメモリに記憶するための第2のモジュールと、
前記通知に基づいて、前記1つまたは複数のウィジェットに与えられるコンテンツフィードを変更するための第3のモジュールと
を備えるプロセッサ。
【請求項20】
ワイヤレスデバイス上で実行される1つまたは複数のウィジェットが前記デバイス上のメモリ可用度に基づいて動作モードを変更していることを示す通知を、前記デバイスから受信することをコンピュータに行わせるための少なくとも1つの命令と、
動作モードの前記変更の指示をネットワークメモリに記憶することを前記コンピュータに行わせるための少なくとも1つの命令と、
前記メモリ可用度の前記決定に基づいて前記標準動作モードを非活動化することを前記コンピュータに行わせるための少なくとも1つの命令と、
前記通知に基づいて、前記1つまたは複数のウィジェットに与えられるコンテンツフィードを変更することを前記コンピュータに行わせるための少なくとも1つの命令と
を備えるコンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプログラム製品。
【請求項21】
ワイヤレスデバイス上で実行される1つまたは複数のウィジェットが前記デバイス上のメモリ可用度に基づいて動作モードを変更していることを示す通知を、前記デバイスから受信するための手段と、
動作モードの前記変更の指示を記憶するための手段と、
前記通知に基づいて、前記1つまたは複数のウィジェットに与えられるコンテンツフィードを変更するための手段と
を備える装置。
【請求項22】
メモリ可用度に基づくウィジェットの動作モード変更に基づいてウィジェットへのコンテンツフィードを変更するためのネットワーク装置であって、
プロセッサと、
前記プロセッサと通信しているメモリと、
前記メモリに記憶され、前記プロセッサによって実行可能であり、ワイヤレスデバイス上で実行される1つまたは複数のウィジェットが前記デバイス上のメモリ可用度に基づいて動作モードを変更していることを示す通知を、前記デバイスから受信するように動作可能であり、前記通知に基づいて前記1つまたは複数のウィジェットに与えられるコンテンツフィードを変更するようにさらに動作可能な、ウィジェット管理モジュールと、
前記動作モード変更の指示を記憶するように動作可能な、前記メモリ中のデータ記憶とを備えるネットワーク装置。
【請求項23】
前記ウィジェット管理モジュールは、前記デバイス上で実行される1つまたは複数のウィジェットが、前記デバイス上の低メモリ可用度に基づいて、標準動作モードから低メモリモードに変更していることを示す前記通知を受信するようにさらに動作可能である、請求項22に記載のネットワーク装置。
【請求項24】
前記ウィジェット管理モジュールが、前記コンテンツフィードを、標準コンテンツフィードから、前記標準コンテンツフィード中に含まれる1つまたは複数の所定のリソースを含まない簡略フィードに変更するようにさらに動作可能である、請求項23に記載のネットワーク装置。
【請求項25】
前記通知は、前記デバイス上で実行される1つまたは複数のウィジェットが、前記デバイス上の十分なメモリ可用度に基づいて、低メモリ動作モードから標準メモリモードに変更していることを示す、請求項22に記載のネットワーク装置。
【請求項26】
前記ウィジェット管理モジュールが、前記コンテンツフィードを簡略コンテンツフィードから標準コンテンツフィードに変更するように動作可能であり、前記簡略コンテンツフィードが、前記標準コンテンツフィード中に含まれる1つまたは複数の所定のリソースを含まない、請求項25に記載のネットワーク装置。
【請求項27】
前記データ記憶が、前記ウィジェット動作モード変更の指示を記憶するように動作可能なデジタルロッカーをさらに備え、前記デジタルロッカーが前記ワイヤレスデバイスまたはウィジェットサービスの加入者のうちの少なくとも1つに関連する、請求項22に記載のネットワーク装置。
【請求項28】
ワイヤレスデバイスのランタイムメモリを管理するための方法であって、
前記ワイヤレスデバイス上で実行可能な1つまたは複数のウィジェットとのユーザ対話に関係するウィジェット使用データを決定することと、
前記決定されたウィジェット使用データに基づいて1つまたは複数のウィジェット状態を適応的に変更することと、
前記1つまたは複数のウィジェット状態の前記変更を記憶することと
を備える方法。
【請求項29】
ウィジェット使用データを決定することが、1つまたは複数のウィジェットについて使用時間または使用頻度のうちの少なくとも1つを決定することをさらに備える、請求項28に記載の方法。
【請求項30】
1つまたは複数のウィジェット状態を適応的に変更することが、前記使用時間の決定または前記使用頻度の決定のうちの少なくとも1つに基づいて、所定の時間期間の間、1つまたは複数のウィジェットをロード状態または非ロード状態のうちの1つに変更することをさらに備える、請求項29に記載の方法。
【請求項31】
ウィジェット使用データを決定することが、使用のウィジェットウォールナビゲーションパターンを決定することをさらに備える、請求項28に記載の方法。
【請求項32】
1つまたは複数のウィジェット状態を適応的に変更することが、前記決定された使用のウィジェットウォールナビゲーションパターンに基づいて、ウィジェットウォール内の1つまたは複数のウィジェットをロード状態または非ロード状態のうちの1つに変更することをさらに備える、請求項31に記載の方法。
【請求項33】
ウィジェット使用データを決定することが、1つまたは複数のウィジェットについて情報階層深さ使用を決定することをさらに備える、請求項28に記載の方法。
【請求項34】
1つまたは複数のウィジェット状態を適応的に変更することが、前記情報階層深さ使用データに基づいて、ロードされる深さの量をロード状態または非ロード状態のいずれかに変更することをさらに備える、請求項33に記載の方法。
【請求項35】
ワイヤレスデバイスのランタイムメモリを管理するように構成された少なくとも1つのプロセッサであって、
前記ワイヤレスデバイス上で実行可能な1つまたは複数のウィジェットとのユーザ対話に関係するウィジェット使用データを決定するための第1のモジュールと、
前記決定されたウィジェット使用データに基づいて1つまたは複数のウィジェット状態を適応的に変更するための第2のモジュールと、
前記1つまたは複数のウィジェット状態の前記変更を記憶するための第3のモジュールと
を備えるプロセッサ。
【請求項36】
ワイヤレスデバイス上で実行可能な1つまたは複数のウィジェットとのユーザ対話に関係するウィジェット使用データを決定することをコンピュータに行わせるための少なくとも1つの命令と、
前記決定されたウィジェット使用データに基づいて1つまたは複数のウィジェット状態を適応的に変更するための少なくとも1つの命令と、
前記1つまたは複数のウィジェット状態の前記変更を記憶することを前記コンピュータに行わせるための少なくとも1つの命令と
を備えるコンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプログラム製品。
【請求項37】
ワイヤレスデバイス上で実行可能な1つまたは複数のウィジェットとのユーザ対話に関係するウィジェット使用データを決定するための手段と、
前記決定されたウィジェット使用データに基づいて1つまたは複数のウィジェット状態を適応的に変更するための手段と、
前記1つまたは複数のウィジェット状態の前記変更を記憶するための手段と
を備える装置。
【請求項38】
ワイヤレスデバイスのランタイムメモリを管理するための装置であって、
プロセッサと、
前記プロセッサと通信しているメモリと、
前記メモリに記憶され、前記プロセッサによって実行可能な少なくとも1つのモバイルウィジェットクライアントと、
前記メモリに記憶され、前記プロセッサによって実行可能であり、前記ウィジェットクライアントの1つまたは複数とのユーザの対話に関係する使用データを収集するように動作可能なウィジェット使用データレポータと、
前記メモリに記憶され、前記プロセッサによって実行可能であり、前記決定されたウィジェット使用データに基づいて1つまたは複数のウィジェット状態を適応的に変更するように動作可能なウィジェットアダプタ論理と、
前記1つまたは複数のウィジェット状態の前記変更を記憶するように動作可能な、前記メモリ中のウィジェット構成設定データベースと
を備える装置。
【請求項39】
ウィジェット使用データに基づいてウィジェット状態の変更を受信し、記録するための方法であって、
1つまたは複数のモバイルウィジェットの1つまたは複数の状態がウィジェット使用データに基づいて変更されたことを示す通知を、ワイヤレスデバイスから受信することと、
前記状態の変更をネットワークメモリに記憶することと
を備える方法。
【請求項40】
前記通知を受信することが、ウィジェットロード状態、またはウィジェットウォール内のウィジェットロード状態、またはウィジェットのロードの深さの状態のうちの少なくとも1つを含む1つまたは複数の状態へのまたはその状態からの変更の指示を受信することをさらに備える、請求項39に記載の方法。
【請求項41】
前記状態の変更を前記ネットワークメモリに記憶することが、前記ワイヤレスデバイスまたはウィジェットサービスの加入者のうちの少なくとも1つに関連するデジタルロッカーに記憶することをさらに備える、請求項39に記載の方法。
【請求項42】
低メモリベース動作モード変更の通知に基づいてモバイルウィジェットへのコンテンツフィードを変更するように構成された少なくとも1つのプロセッサであって、
1つまたは複数のモバイルウィジェットの1つまたは複数の状態がウィジェット使用データに基づいて変更されたことを示す通知を、ワイヤレスデバイスから受信するための第1のモジュールと、
前記状態の変更をネットワークメモリに記憶するための第2のモジュールと
を備えるプロセッサ。
【請求項43】
1つまたは複数のモバイルウィジェットの1つまたは複数の状態がウィジェット使用データに基づいて変更されたことを示す通知を、ワイヤレスデバイスから受信することをコンピュータに行わせるための少なくとも1つの命令と、
前記状態の変更をネットワークメモリに記憶することを前記コンピュータに行わせるための少なくとも1つの命令と
を備えるコンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプログラム製品。
【請求項44】
1つまたは複数のモバイルウィジェットの1つまたは複数の状態がウィジェット使用データに基づいて変更されたことを示す通知を、ワイヤレスデバイスから受信するための手段と、
前記状態の変更を記憶するための手段と
を備える装置。
【請求項45】
ウィジェット使用データに基づいてウィジェット状態の変更を受信し、記録するためのネットワーク装置であって、
プロセッサと、
前記プロセッサと通信しているメモリと、
前記メモリに記憶され、前記プロセッサによって実行可能であり、1つまたは複数のモバイルウィジェットの1つまたは複数の状態がウィジェット使用データに基づいて変更されたことを示す通知を、ワイヤレスデバイスから受信するように動作可能なウィジェット管理モジュールと、
前記状態の変更を記憶するように動作可能な、前記メモリ中のデータ記憶と
を備えるネットワーク装置。
【請求項46】
前記状態が、ウィジェットロード状態、またはウィジェットウォール内のウィジェットロード状態、またはウィジェットのロードの深さの状態のうちの少なくとも1つを含む、請求項45に記載のネットワーク装置。
【請求項47】
前記データ記憶が、前記ワイヤレスデバイスまたはウィジェットサービスの加入者のうちの少なくとも1つに関連するデジタルロッカーをさらに備える、請求項45に記載のネットワーク装置。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【公開番号】特開2013−59035(P2013−59035A)
【公開日】平成25年3月28日(2013.3.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−221995(P2012−221995)
【出願日】平成24年10月4日(2012.10.4)
【分割の表示】特願2011−501934(P2011−501934)の分割
【原出願日】平成21年3月20日(2009.3.20)
【公序良俗違反の表示】
特許法第64条第2項第4号の規定により図面の一部または全部を不掲載とする。
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.WCDMA
【出願人】(595020643)クゥアルコム・インコーポレイテッド (7,166)
【氏名又は名称原語表記】QUALCOMM INCORPORATED
【Fターム(参考)】
【公開日】平成25年3月28日(2013.3.28)
【国際特許分類】
【出願日】平成24年10月4日(2012.10.4)
【分割の表示】特願2011−501934(P2011−501934)の分割
【原出願日】平成21年3月20日(2009.3.20)
【公序良俗違反の表示】
特許法第64条第2項第4号の規定により図面の一部または全部を不掲載とする。
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.WCDMA
【出願人】(595020643)クゥアルコム・インコーポレイテッド (7,166)
【氏名又は名称原語表記】QUALCOMM INCORPORATED
【Fターム(参考)】
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