説明

ウィンドウ表示装置、ウィンドウ表示方法、ウィンドウ表示プログラム、ウィンドウ表示プログラムを記録した記録媒体、ウィンドウ表示集積回路

【課題】アプリケーションは、システムが備えるウィンドウシステムが提供する機能利用して、表示効果を伴うGUIを表示している。効果のタイミング、種類はアプリケーションが管理し任意に利用する為、視覚効果に関する変更、もしくは追加は、アプリケーション個別に対応する必要がある。
【解決手段】画面更新検知部209と、特徴抽出部210と、表示効果決定部211を備え、画面更新検知部の画面更新検知を契機に、特徴抽出部210がウィンドウの表示属性やイベントから生成するウィンドウの特徴情報を基に、表示効果決定部211が自動付加する表示効果を決定する事によりアプリケーションが管理せずに表示効果を伴ったGUI表示が可能となる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、CRTや液晶に代表される表示装置に、複数のウィンドウを表示させる事ができるパソコンや、ワークステーション、BD/DVDレコーダ等のデジタル家電機器に代表される情報機器において、情報機器がウィンドウを表示するタイミングを検知し、表示するウィンドウの色、サイズ、位置、α合成値といった表示属性や、アニメーションなどの表示効果を自動設定して表示する技術に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、パソコンや、ワークステーション、BD/DVDレコーダ等のデジタル家電機器に代表される情報処理装置は、CRTやLCDといった表示装置の画面上にウィンドウと呼ばれる独立した領域を用意して、その中に画像や文章を表示している。このウィンドウの表示機能は、ウィンドウ毎の色、サイズ、位置、α合成値、表示・非表示状態を表す値などの表示属性を管理する機能や、複数のウィンドウを画面上に表示する機能などを含み、これらの機能を統合したモジュールを一般的にウィンドウシステムと呼んでいる。
【0003】
情報処理装置内で動作するアプリケーションプログラムは、ウィンドウシステムの機能を利用し、ユーザに対するグラフィックインターフェース(GUI)を作成する。各アプリケーションは目的に応じた内容を画面へ表示する為に、画像や文字の色、配置位置、大きさといった表示属性や、適切な表示効果を設定することによりGUIを作成する。また、表示効果に関してはアプリケーションプログラムが、時系列に表示属性値を変更するなどして、独自の表示効果を伴ったGUIを作成することもできる。最後に表示装置へGUIを出力する為に画面更新をウィンドウシステムに指示し、画面表示を実現している。表示属性や効果を設定する事により、内容表示にプラスして、ユーザ操作感の向上、表示内容の変化や、他の情報の依存関係といった付加的な情報を視覚的に表現している。ここで、アプリケーションプログラムとは、情報処理装置の外部、または、内部からのイベント、もしくは、情報処理装置内で動作する他のアプリケーションプログラムから出される命令により、ウィンドウ表示指示を出すプログラムの総称である。
【0004】
また、情報処理装置の外部からのイベントとは、例えば、マウスやキーボードといった入力装置によるユーザ操作がある。また、情報装置内部からのイベントには、タイマー予約の開始イベントや、アラーム通知などが挙げられる。アプリケーションプログラムが作成するGUIの一例について図1を用いて説明する。100、101は表示装置の画面であり、例えば、100では、既に表示指示部により表示されているウィンドウ102に、新たなウィンドウ103を重ね合わせて表示する場合を想定している。ウィンドウ102の一部をウィンドウ103が覆い隠してしまい、ウィンドウ102の重なる部分が見えなくなってしまう。この為、アプリケーションプログラムはウィンドウ103に対しα合成値を指定し、透明、もしくは半透明表示する。また、101において、既に表示しているウィンドウ102の側面の位置からスライドインの表示効果を利用して、ウィンドウ104を表示する事で、ユーザに対して、ウィンドウ104がウィンドウ102のサブウィンドウである事を視覚的に表現するといった方法がある。かかる先行技術は、文献公知発明に係るものでないため、記載すべき先行技術文献情報はない。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来、情報処理装置上のアプリケーションプログラムは個々に表示属性や表示効果を設定してGUIを表示し、表示属性や効果を用いることで、内容表示と付加的な情報の表現を行っている。表示属性や表示効果の種類、タイミングはアプリケーションが管理するものであり、任意のタイミングで効果を設定する、もしくは時系列に表示属性値を変化させることによって、様々な視覚効果を伴ったGUI表示を実現していた。よって、GUIや表示効果の見栄えを変更する為には、アプリケーションのプログラムコードを個々に修正する必要がある。つまり、情報処理装置内で動作する全てのアプリケーションプログラムに対して、GUIの見栄えを統一的に追加・変更する場合、該当する全てのアプリケーションプログラムのプログラムコードの改造をしなければならず、非常に大きなコストを要する。また、異なるウィンドウシステムを備える情報処理装置上で動作していたアプリケーションプログラムを流用する場合においても、表示属性や、効果といったGUIの見栄えに関する全ての処理部分の修正が必要になる。この様にアプリケーションのGUIの見栄えに関する処理のタイミングや表示効果は、アプリケーションの動作に依存するため、個々のアプリケーション毎に管理されている。これにより表示属性や効果に関する処理変更は、アプリケーション個別に対応する必要があり開発コストが大きくなるという課題を有していた。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記従来の課題を解決する為に、ウィンドウ表示を指示する表示指示部と、複数の前記表示指示部から指示されたウィンドウをウィンドウバッファに書き込む描画部と、ウィンドウの属性を管理するウィンドウ情報管理部と前記ウィンドウ情報管理部が管理する情報から、画面表示する前記表示オブジェクトをウィンドウバッファから読み込み、合成する前記ウィンドウバッファ合成部と、ウィンドウの表示効果制御を行う表示効果制御部と、画面更新タイミングを検知する画面更新検知部を備えた装置であって、前記ウィンドウ情報管理部が管理するウィンドウの情報から、算出されるウィンドウ特徴情報と前記ウィンドウ特徴情報を生成する特徴抽出部と、前記ウィンドウ特徴情報よりウィンドウの表示属性を決定する表示効果決定部を有している。本構成によって、前記表示指示部が前記ウィンドウ制御手部に対し、表示効果の指示がなくても、表示・非表示のタイミングで、各表示オブジェクトに対し表示属性や、表示効果を付加することができる。
【発明の効果】
【0007】
本発明のウィンドウ表示装置によれば、アプリケーションプログラムがウィンドウシステムに対して表示効果の指示をしなくても、画面更新のタイミングで、ウィンドウシステム内で管理する各ウィンドウの表示属性情報から、表示効果を付加すべきウィンドウを自動で決定し、表示属性や、表示効果を付加することができる。つまり、システム上で動作する全てのアプリケーションプログラムの表示属性や効果を統一的に追加・変更する場合に、該当する全てのアプリケーションプログラムに対して、コードなどの改造が必要なくなる。また、ウィンドウシステムが提供する表示属性や効果を、そもそも利用していないアプリケーションプログラムをシステム上に搭載する場合は、ウィンドウシステムが提供する機能と同等の処理をアプリケーションプログラム内で用意する、もしくはウィンドウシステムの機能を利用する様に表示処理を変更するといった、大幅なプログラム修正コストを軽減させる事ができる。よって、アプリケーションプログラムの流用性を向上する事により、表示属性や効果を統一的に追加・変更するといった場合の改造に伴う開発コストを、軽減することができるという効果が得る事ができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
以下本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
【0009】
(実施の形態)
図2は、本発明の実施の形態におけるウィンドウ表示装置の構成の一例を示すブロック図である。200はウィンドウ表示装置である。201はCRTや液晶に代表される表示装置である。202は、キーやマウス等により入力操作などのイベントの検知と、どのキーが押されたかなどを表すイベントデータを取得するイベント検知部である。なお、イベント検知部202はユーザの入力操作などのイベントの他に、外部端子の挿抜、メッセージ着信といった装置外部からのイベントもしくは、予約録画開始といった、ウィンドウ表示装置200内部で発生するイベントも検知可能である。
【0010】
203は、表示装置201上へのウィンドウ表示を指示する表示指示部である。表示指示部203としては、例えば、装置がユーザに対して提供する機能一覧を表示するプログラム、録画予約、動画再生といった特定の機能を実現するプログラム、録画再生開始や、エラー表示といった装置内部状態変化を表示するプログラム等がある。204は、表示装置201上に表示されるウィンドウ毎の表示属性や、ウィンドウの重なりの順序などを管理しているウィンドウ情報管理部である。
【0011】
図3を用いて、ウィンドウ情報管理部204が管理する表示属性を説明する。300はウィンドウ毎の個別情報を表したものであり、301は各ウィンドウ同士の関係情報を表したでものある。300には例えば、ウィンドウID、色、サイズ、位置、α合成値、表示・非表示の状態を表すフラグといった表示属性や、301は、任意のウィンドウの内部に存在する子ウィンドウとの関係を表す階層情報と、同じ階層同士のウィンドウの重なり順序を現すスタック情報を持つ。また、現在操作対象となっているフォーカスウィンドウを示す情報といったウィンドウ表示装置200で1つだけ管理するウィンドウ情報も持つ。
【0012】
ウィンドウ情報管理部204は、ウィンドウ表示属性の値に変更があった場合、その変更を表示装置201に反映する為に、画面更新通知を後述する画面更新検知部209に通知する。なお、画面更新通知は、ウィンドウの表示・非表示状態を表す表示属性の値により、通知処理の実行有無を判断してもよい。画面更新が行われる場合として、ウィンドウの表示・非表示状態を表す表示属性が切り替わる場合、その他のウィンドウ表示属性(位置、サイズなど)が変更される場合がある。ただし、その他のウィンドウ表示属性(位置、サイズなど)が変更される場合において、ウィンドウの表示・非表示状態を表す表示属性が非表示でる場合は、表示装置201の画面更新には影響しないものとして画面更新通知を省いてもよい。
【0013】
205は、ウィンドウの表示効果を管理する表示効果制御部である。表示効果制御部205は、指示された表示効果に合わせて、ウィンドウの属性情報を変更する。ここで、表示効果とは、フェードイン/アウト、フォーカスイン/アウトなどの時間とともに表示を更新する効果を指す。表示効果制御部205は時間管理を行いながら、ウィンドウ情報管理部204が管理する色、サイズ、位置、α合成値などの表示属性値を変化させる。この変更を表示装置201へ反映させるためには、上記の説明の様にウィンドウ情報管理部204が、表示属性情報の変化を検知して、表示更新通知を行う。以上によりウィンドウの表示効果制御が実現される。
【0014】
206は、表示するウィンドウのグラフィックデータをメモリ上確保されたウィンドウバッファに書き込む描画部である。ウィンドウバッファについて図4を用いて説明する。ウィンドウバッファは、各表示指示部(400〜402)が表示するウィンドウ毎に確保されたメモリ403上の領域(404〜406)であり、書き込まれるデータは、表示指示部203により指示されたウィンドウ内に表示する図形、画像、文字といったグラフィックデータ(404〜406)である。207は、表示指示部203から画面表示に関する指示を受け取り、ウィンドウ情報管理部204、表示効果制御部205、描画部206といった該当する機能を実行するブロックに対し指示を出すウィンドウ管理部である。また、ウィンドウ管理部207は、イベント検知部202からイベント通知を受け取り、キーやマウス操作の対象となったフォーカスウィンドウ情報をウィンドウ情報管理部204から取得し、表示指示部203に通知する。
【0015】
208は、ウィンドウバッファに記録されているウィンドウを合成し、表示装置201に出力する画面を作成するウィンドウバッファ合成部である。ここで、ウィンドウバッファとウィンドウバッファ合成部208が合成する表示画面の関係について、図5を用いて説明する。ウィンドウバッファは、図4の403と同じものであり、同じ符号を用いて説明を省略する。403に記録さているデータ(404〜406)を合成し、表示装置201に表示する表示画面501が合成される。
【0016】
209は、表示装置201の画面への画面更新タイミングを検知する画面更新検知部である。画面更新検知部209は、ウィンドウ情報管理部204から画面変更通知を受けとると、ウィンドウバッファ合成部208へ画面更新指示を行う(処理1)。これにより、ウィンドウ表示が表示装置201の画面上に反映される。また、画面更新検知部209は、自動付加する表示効果の決定処理を後述する表示効果決定部に指示し、決定した表示効果を表示効果制御部205に設定する(処理2)。ここで、画面更新検知部209は、表示効果決定処理が必要なく画面更新を行う場合は処理1、表示効果決定処理が必要な場合は処理2を実施する。この処理の振り分けを正しく実行する為に、画面更新検知部209内部で、表示効果制御実行状態を表すフラグを保持する。なお、表示効果制御実行状態フラグは、表示効果制御が終了したタイミングで、再度未設定に戻されるものとし、表示効果制御実行状態フラグのON、OFF設定は、表示効果制御部205の様な外部からの指示により変更する事に限定するものではなく、画面更新検知部208が自身で行ってもよい。さらに、表示効果制御実行状態フラグは、後述するウィンドウ特徴抽出部210が生成するウィンドウリスト内のウィンドウステートで代用することも可能である。表示効果制御が完了した時点でウィンドウステートの値を表示効果制御が完了した事を意味する値に更新、または表示効果制御が完了したウィンドウをウィンドウリストから削除する処理をもって表示効果制御実行状態フラグをOFF状態と同等の効果を得るものとする。
【0017】
210は、ウィンドウの特徴情報を生成する特徴抽出部である。特徴抽出部210は、画面更新検知部209から指示を受けウィンドウリストを作成する。ウィンドウリストは、表示効果を決定する為に参照される情報をリスト化したものであり、ウィンドウ識別子、ウィンドウの状態情報(以降ウィンドウステートと呼ぶ)、ウィンドウ特徴情報で構成される。ここで、ウィンドウステートとは、ウィンドウの表示状態を表す情報であり、表示効果による表示か、表示効果を利用しない表示かを区別する情報である。また、ウィンドウ特徴情報とは表示装置201の画面に対する表示領域情報(画面端、画面中央など)や、関連があるウィンドウとのリンク情報といった情報である。ウィンドウリストに記録される情報は、ウィンドウ情報管理部204が持つウィンドウ情報や、特徴抽出部210内部で記憶するイベント種別とイベントの送信先ウィンドウ(フォーカスウィンドウ)との関係情報を基に生成される。
【0018】
211は、特徴抽出部210が生成したウィンドウリストを基にウィンドウに付加する表示効果を決定する表示効果決定部である。表示効果決定部211は、画面更新検知部209からの指示により動作する。表示効果決定部211は内部で、表示効果テーブルを保持しており、表示効果テーブルにはウィンドウリストの情報に応じた、表示効果が記載されている。以降の説明では、基本となる動作の詳細を二つにわけて説明するが、それぞれ単独で実施しても、組み合わせて実施してもよい。
【0019】
(動作1:表示属性値に応じて表示効果を付加する場合の処理)
本実の形態におけるウィンドウ表示装置200の、表示効果付加対象の決定および表示動作を図6、図7で示すフローチャートおよび、図8の表示装置201の画面の模式図を用いて説明する。図7は、図6におけるステップ605の処理フローについて詳細に示したものである。また、図7に示す処理フローは動作1と動作2の差分にあたる処理部分である。その為、図6に含めず、別のフローチャート図として説明する。図8は、ウィンドウ情報に応じて表示効果を付加する場合における表示装置201の画面を模式した図である。
【0020】
図8において、800、801、802は、表示装置201の画面を表す。803は、表示指示部203がウィンドウ表示を予定している位置を示す破線である。804は、表示指示部203が表示予定位置803に実際に表示するウィンドウである。800において、表示指示部203は表示予定位置803にウィンドウ表示する様表示指示を出す。この時、表示ウィンドウに対するウィンドウ情報からスライドインの表示効果が自動付加される為、801に示すような表示効果をへて、802において、表示予定位置803の位置にウィンドウが表示される。図8の表示過程を図6、図7で示すフローチャートを用いて説明する。なお、図6、図7では、図2で示す符号と同じものを使用する。
【0021】
はじめに、ウィンドウ情報に応じて表示効果を付加する場合の処理は、800の表示状態から開始する。ステップ601において表示指示部203は、表示装置201へのウィンドウ表示を行う為に、ウィンドウ管理部207にウィンドウ表示属性の更新を指示する。なお、ウィンドウ表示属性の更新指示とは、ウィンドウの生成や、ウィンドウ内に表示される図形、画像、文字などの描画、生成ウィンドウを表示状態に設定するといった指示を指す。
【0022】
ウィンドウ管理部207は指示を受けると新たなウィンドウを生成し、描画部206に対して、ウィンドウバッファへウィンドウ内に表示される図形、画像、文字などの書き込みを指示する。次に、ウィンドウ管理部207は、生成されたウィンドウを表示装置201への表示する為に、ウィンドウ情報管理部204に対して、ウィンドウの表示・非表示状態を表す表示属性値を表示状態に更新するよう指示する。ステップ602において、ウィンドウ情報管理部204は表示指示部203により更新を指示されたウィンドウ表示属性の値を記憶・更新する。
【0023】
ステップ603において、ウィンドウ情報管理部204はウィンドウの表示属性値の更新に伴い、画面更新が必要かどうかを判定する。もし画面更新が必要な場合は、表示更新検知部209に対し表示更新を通知しステップ604へ進む。なお、画面更新が行われる場合として、ウィンドウの表示・非表示状態を表す表示属性が切り替わる場合、その他のウィンドウ表示属性(位置、サイズなど)が変更される場合がある。ただし、その他のウィンドウ表示属性(位置、サイズなど)が変更される場合において、ウィンドウの表示・非表示状態を表す表示属性が非表示でる場合は、表示装置201の画面更新には影響しないものとして画面更新通知を省いてもよい。一方、画面更新が必要無い場合は処理を終了する。これは、表示属性設定指示がなされたが、設定された値がウィンドウ情報管理部204内でもともと記録されていた値と同じ場合が当たる。ステップ604において、画面更新検知部209は、表示効果制御に伴う表示更新か否かを判断する為に、表示効果制御実行状態フラグの内容を確認する。
【0024】
ここで、本実施の形態では、表示効果制御実行状態フラグをウィンドウリストのウィンドウステートの値で代用するものとする。つまり、ウィンドウステートの値が「表示遷移中」など表示効果付加を表す値であるときは、表示効果制御実行状態フラグをON状態に設定された場合と同じ意味を持つものとし、逆に「表示」など表示効果付加しない事を表す値であるときは、表示効果制御実行状態フラグをOFF状態に設定された場合と同じものとする。今、表示効果制御実行状態フラグは未設定である為、ステップ605へ処理が移行する。ステップ605において、画面更新検知部209は特徴抽出部210と、表示効果決定部211に指示し、表示効果を決定する。
【0025】
画面更新検知部209による表示効果決定の処理フローを、図7のフローチャートを用いてさらに詳しく説明する。ステップ701において、画面更新検知部209は、画面更新指示を受け取ると表示効果決定処理で使用するウィンドウリストを生成する為に、特徴抽出部210に指示を出す。ステップ702において、特徴抽出部210は、ウィンドウ情報管理部204へアクセスし、表示更新対象となっているウィンドウの属性情報を取得する。取得したウィンドウの表示属性情報から表示効果付加対象となるウィンドウかどうかを判定する。例えば、ウィンドウの表示位置が画面の左端(X座標が0)である場合は、画面左端からのスライドイン効果を付加するという規則があると仮定する。この場合、取得したウィンドウの属性情報のX座標を判定することによって、表示効果付加対象となるウィンドウかどうかを判定する。もし、表示効果付加対象となるウィンドウであれば、表示効果を付加する事を表す為に、ウィンドウステートを表示遷移中に設定しウィンドウリストを作成する(ステップ702)。一方、表示属性値が当てはまらない場合は、表示効果付加しない事を表す為に、ウィンドウステートを表示に設定しウィンドウリストを作成する(ステップ703)。
【0026】
図9は本ケースにおけるウィンドウリストを表したものであり、ウィンドウの識別子とウィンドウステートウィンドウの表示領域を表すデータで構成される。ここで、ウィンドウの表示領域は、ウィンドウの表示属性値である位置のデータ、もしくはウィンドウサイズデータより算出した値であり。画面に対するウィンドウの表示位置をカテゴライズしたものである。本実施の形態では、画面中央および画面端のどちらかが設定されるが、必要に応じてさらに細かく領域を区別してもよい。
【0027】
901は、ウィンドウステートに「表示遷移中」が設定されたウィンドウAであり、表示効果付加されるウィンドウを表す。902は、ウィンドウステートに「表示」が設定されたウィンドウBであり、表示効果付加されないウィンドウを表す。なお、表示効果付加対象となるかどうかの判定に使用する表示属性値は、位置情報に限ったものでなく、ウィンドウサイズ、色、α合成値などその他のウィンドウ表示属性値を任意の値、もしくは任意の範囲で設定してもよい。さらに、判定に用いる表示属性値は、1つに限るものではなく、複数の表示属性値を組み合わせて判定してもよい。
【0028】
ステップ705において、画面更新検知部209は表示効果決定部211に対して、表示効果決定指示を出す。表示効果決定部211は、ステップ702、もしくはステップ703で作成したウィンドウリストを特徴抽出部211から取得する。次に、表示効果決定部205が内部で保持する表示効果テーブルを使用して、ウィンドウリストの情報を基に付加する表示効果を決定する。
【0029】
本ケースにおける表示効果テーブルについて図9を用いて説明する。図9のウィンドウA901より、ウィンドウステート(「表示遷移中」)と、表示領域を取得する。表示領域が「画面端」である為、図9の表示効果テーブルより、表示効果をスライドインに決定する事ができる。なお図9において、ウィンドウステートの非表示遷移中とは、ウィンドウ表示を表示から非表示に戻す場合における、表示効果制御状態を表すものである。また、ウィンドウステートは図9に明記の4つの状態に限るものではなく、システムとして、さらに細分化したバリエーションを持ってもよい。
【0030】
処理フローの続きを図6に戻って説明する。ステップ606において、画面更新検知部209は決定した表示効果の種別を確認し表示効果制御が必要か否かを判定する。もし、ウィンドウステートが「表示遷移中」もしくは、「非表示遷移中」といった表示効果制御が必要な値であれば、ステップ607へ進む。一方、ウィンドウステートの値が「表示」、「非表示」といった表示効果制御が必要ない場合は、ステップ612へ進む。なお、本実施の形態では、表示効果がスライドインに決定されるケースを説明している為、ステップ612の説明は後述し、ステップ607の説明を続けて行う。ステップ607において、画面更新検知部209は決定した表示効果(スライドイン)を表示効果制御部205に対して設定する。ステップ608において、表示効果制御部205は設定された表示効果制御開始する。ここで、表示効果制御開始に伴い、画面更新検知部209に対して表示効果制御実行状態フラグをON状態に設定する必要がある。本実施の形態では、ウィンドウステートの値で表示効果制御実行状態フラグを代用している。ウィンドウステートは、「表示遷移中」といった表示効果制御が必要な値に設定されている為、表示効果制御実行状態はON状態であるものとする。
【0031】
以降は、表示効果制御部がタイマー機能などを使用して、定期的な周期で表示効果の制御を行う。表示効果制御についてステップ609から説明する。ステップ609において、表示効果制御部205は、指定された表示効果を実行する。本ケースでの表示効果はスライドインである為、ウィンドウ情報管理部204からウィンドウの位置情報を取得する。次に、表示効果制御部205は、取得した位置情報のX座標をスライドイン効果におけるX座標の最終値とする。次に、タイマー機能などを使用して、X座標値を画面外の値(マイナス値)から最終値に達するまで周期的に加減算しながら、ウィンドウ情報管理部204に対して、表示属性の値を変化させる。なお、ウィンドウの位置情報は、マイナス値を開始値に限定するものではなく、任意の値を開始値とする事も出来る。また、開始値や各周期での加減算幅は、表示効果制御部205に対して指示する事で設定してもよい。ステップ602からステップ605については、上述している為説明を省略する。
【0032】
ステップ604において、再び画面更新検知部209で、表示効果制御実行状態を判定する。ウィンドウステートの値から表示効果制御中と判断し、ステップ610へ進む。ステップ610において、画面更新検知部209は、表示効果制御部205に対し、一連の表示効果制御が終了か否かを確認する。もし、表示効果制御途中である場合は、612へ進む。一方、一連の表示効果制御が終了する場合は、ウィンドウステートの値を「表示」など表示効果を付加しないことを表す値に変更する(ステップ611)。つまり、表示効果制御実行状態はOFF状態に設定し、ステップ612へ進む。
【0033】
ステップ612において、画面更新検知部209はウィンドウバッファ合成部208に対して、画面合成指示を出す。画面合成指示を受けたウィンドウバッファ合成部208は合成するウィンドウのデータをウィンドウバッファから取得し、表示画面を合成する。作成された表示画面は表示装置201が参照するフレームメモリに対して書き込みが行われ、表示装置201は、フレームメモリに書き込まれた表示画面を画面上に反映させる事でウィンドウ表示が完了する。この結果、表示効果を付加するウィンドウを自動で判定し、表示効果を付加し、表示する事が実現できる。
【0034】
(動作2:ウィンドウ同士の関係に応じて表示効果を付加する場合の処理)
なお、動作1の実施の形態においては、ウィンドウの表示属性値が特定の値であるとき表示効果を付加する決定方法について上述してきたが、ここでは、複数の表示指示部203が同時動作する場合において、イベント情報とウィンドウの表示属性から、他の表示指示部203との関係を推定しウィンドウリスト作成する処理について説明する。ウィンドウリストに他の表示指示部203との関係が加わる事で、自分以外のウィンドウの状況に応じて表示を変える事が出来る効果が生じる。
【0035】
ウィンドウ同士の関係に応じて表示効果を付加する場合の処理を、図6、図10、図11で示すフローチャートおよび、図12の表示装置201の画面の模式図を用いて説明する。なお、図6、図10、図11には、図2と同じ符号を使用して説明する。図10は、図7と同様に図6におけるステップ605の処理フローについて詳細に示したものである。
【0036】
なお、図7と同じ処理の部分は、図7に示す符号と同じものを使用し説明を省略する。図12は、ウィンドウ同士の関係に応じて表示効果を付加する場合における表示装置201の画面を模式した図である。
【0037】
図12において、1200、1201、1202は、表示装置201の画面を表す。1203、1204はそれぞれ、異なる表示指示部203が表示するウィンドウであり、ウィンドウ1202は、ユーザに対して、実行できる機能一覧リストを提示するものである。1202に対して、ユーザは所望の機能を選択する事により、1203を表示する新たな表示指示部203が起動される。1201に示す様な、選択項目位置を開始位置として表示効果によるアニメーション表示を経て、1202に示す位置にウィンドウ1203が表示される。
【0038】
図12の表示過程を図11のフローチャートを用いて説明する。ウィンドウ同士の関係に応じて表示効果を付加する場合の処理は、1200の表示状態から開始する。図11のステップ1101において、ウィンドウ1203に対して、ユーザがキーやマウス等により入力操作が行われ、項目が選択される。入力操作は、イベント検知部202で入力イベントとして検知され、ウィンドウ管理部207に通知される。ステップ1102において、ウィンドウ管理部207は、イベント通知を受け取ると、ウィンドウ情報管理部204からフォーカスウィンドウの情報を取得し、入力イベント、入力キー情報を特徴抽出部210に送信する。対象検知部210は、送信されたフォーカスウィンドウと、入力イベント、入力キー情報を内部で記憶し、ウィンドウ管理部207に対して制御を返す。ステップ1103において、ウィンドウ管理部207は、表示指示部203に対し入力イベントを通知する。ステップ1104において、表示指示部203は、入力イベントと、入力キー情報から、ユーザにより項目が選択された事を検知すると、1204のウィンドウを表示する表示指示部203を新たに起動させる。
【0039】
以降の制御は、新たに起動された表示指示部203に移り、図6のステップ601から、ステップ604までが実行される。ステップ604までの処理に関しては、すでに述べているので、説明を省略する。ステップ605において、画面更新検知部209は特徴抽出部210と、表示効果決定部211に指示し、表示効果を決定する。
【0040】
画面更新検知部209による表示効果決定の処理フローを、図10のフローチャートを用いてさらに詳しく説明する。ステップ701は上述している為説明を省略する。ステップ1001において、特徴抽出部203はステップ1102で記憶したイベントが選択キーによる入力イベントであるか否かを判定する。もし、選択キーによる入力イベントであれば、ステップ1002へ進む。一方、選択キーによる入力イベントでなければ、関連するウィンドウは無として、ウィンドウリストを生成する(ステップ1003)。なお、判定に用いるイベントは、選択キーによる入力イベントに限るものでは無く、例えば、ダイレクトキー操作などの入力イベントや、アラームイベントでもよい。
【0041】
ステップ1002において、特徴抽出部203は、イベントを受けたウィンドウAと、表示属性値の変化に伴い表示更新対象となっているウィンドウBが同じウィンドウかを判定する。もし、ウィンドウA、Bが異なるウィンドウであれば、ウィンドウAの操作によって、ウィンドウBの表示属性更新された、つまり、ウィンドウA、B間には関連があるとして、ウィンドウリストを生成する(ステップ1004)一方、ウィンドウA、Bが同一のウィンドウであれば、ウィンドウ内で行われた操作として、関連するウィンドウは無として、ウィンドウリストを生成する(ステップ1003)。なお、ステップ1202で記憶したイベントが一定期間以上古ければ、ウィンドウA、B間に関連あると判定しても、その結果を無効としてもよい。さらに、ある表示指示部の起動が特定の入力キーに割り当てられおり、ダイレクトキー起動できる場合は、ウィンドウA、Bが異なるウィンドウとなるが判定結果を関連なしとしてもよい。
【0042】
生成するウィンドウリストについて図13を用いて説明する。1300は、ウィンドウA、Bが別ウィンドウであり、それぞれ関連するウィンドウと判断した場合に生成するウィンドウリストである。1301は、ウィンドウAについて関連するウィンドウがない場合のウィンドウリストである。1300において、ウィンドウAからウィンドウBに対して、リンクをつける事で、それぞれのウィンドウに関連が有ることを表す。ここでリンクの方向は関連する方向を表し、1300においては、ウィンドウAは、ウィンドウBの表示元を表している。図10のステップ705において、画面更新検知部209はウィンドウリストの作成が完了すると、表示効果決定部211に対して表示効果決定指示を出す。
【0043】
ここで、動作2では表示効果を決定する為に使用する表示効果テーブルが動作1と異なる為、図14を用いて説明する。図14において、図13の1300ウィンドウAのウィンドウステート(「表示遷移中」)、ウィンドウBへのリンクが存在する事より、表示遷移中→関連ウィンドウをたどり、フォーカスウィンドウからのフェードインという表示効果を決定できる。
【0044】
以降は、動作1と同様に、図6のステップ606〜612の処理が実行される。ステップ606〜612は、前述している為説明は省略する。この結果、ウィンドウ同士の関係に応じて表示効果を付加するウィンドウを自動で判定し、表示効果を付加・表示する事が実現できる。なお、表示効果はフォーカス位置からのフェードインの効果の他のバリエーションとして、フォーカスウィンドウと関係のないウィンドウは黒色合成表示し、フォーカスウィンドウと関連するウィンドウのみを強調するなどの表示を行ってもよい。
【0045】
以上動作1および、動作2はそれぞれ単独で実施しても、組み合わせて実施してもよい。また、それぞれの動作の説明では、単独で実行する場合の最小限の情報でのウィンドウリスト、表示効果テーブルを図9、図13および図14で説明した。動作1、動作2を組み合わせて行う場合は、図9に示すウィンドウリストおよび表示効果テーブルは、それぞれ図13、図14に示すウィンドウリストと表示効果テーブルに統合し使用してもよい。またこの時、ケースによって設定の必要のないデータは未使用値(例えば0)を設定し、参照しないデータは読み飛ばしてもよい。この結果、表示指示部から表示効果設定指示がなくても、表示・非表示のタイミングで、ウィンドウに対し自動で表示属性や、表示効果を付加し、表示することが可能となる。
【0046】
上記実施の形態におけるウィンドウ表示装置は、ウィンドウ表示方法、ウィンドウ表示プログラム、ウィンドウ表示プログラムを記録した記録媒体、単一の半導体基板に作り込んだLSI(Large Scale Integrated circuit)等の集積回路として構成されてもよい。
【産業上の利用可能性】
【0047】
本発明にかかるウィンドウ表示装置、ウィンドウ表示方法、ウィンドウ表示プログラム、ウィンドウ表示プログラムを記録した記録媒体、ウィンドウ表示集積回路は、ウィンドウの表示属性情報や、イベント情報などから、表示効果を付加すべきウィンドウを決定し、表示属性や、表示効果を画面更新のタイミングで自動付加する。これにより、表示指示部203が表示効果設定に関する処理をウィンドウ管理部207に行う必要がなくなり、システム上で統一的に表示効果設定を追加・変更を行う場合において、開発コストを軽減させる効果を有す。これは、今後高機能化に伴うアプリケーションプログラムなどの規模拡大が予想される、パソコンやワークステーションまたは、BD/DVDレコーダ、据え置きTVをはじめとする組込機器において有用である。
【図面の簡単な説明】
【0048】
【図1】従来の情報処理装置における表示の一例を示す図
【図2】本発明の実施の形態におけるウィンドウ表示装置の構成の一例を示すブロック図
【図3】本実施の形態におけるウィンドウ管理部が管理するウィンドウ情報の一例を示す図
【図4】本発明の実施形態におけるウィンドウバッファの一例を示す図
【図5】本発明の実施形態におけるウィンドウバッファと表示装置の画面の関係模式した図
【図6】本発明の実施形態におけるウィンドウ表示装置の、表示効果対象決定処理および表示動作を示すフローチャート
【図7】本発明の実施形態1におけるウィンドウ表示装置の、表示効果対象決定処理動作を示すフローチャート
【図8】表示装置の画面の模式図
【図9】本発明の実施形態1におけるウィンドウリストと表示効果テーブルの一例を示す図
【図10】本発明の実施形態2におけるウィンドウ表示装置の、表示効果対象決定処理動作を示すフローチャート
【図11】表示過程を示すフローチャート
【図12】本発明の実施形態2におけるウィンドウ表示装置の画面を模式した図
【図13】本発明の実施形態2におけるウィンドウリストの一例を示す図
【図14】本発明の実施形態2における表示効果テーブルの一例を示す図
【符号の説明】
【0049】
100,101 画面
102 表示指示部により表示されるウィンドウ
103,104 表示指示部により表示属性、表示効果を設定して表示されるウィンドウ
200 ウィンドウ表示装置
201 表示装置
202 表示指示部
203 イベント検知部
204 ウィンドウ情報管理部
205 表示効果制御部
206 描画部
207 ウィンドウ管理部
208 ウィンドウバッファ合成部
209 画面更新検知部
210 特徴抽出部
211 表示効果決定部
300 ウィンドウ情報におけるウィンドウ個別情報
301 ウィンドウ情報における他のウィンドウとの関係情報
400〜402 表示指示部
403 メモリ上のウィンドウバッファとして利用される領域
404〜406 ウィンドウバッファ内で表示指示部毎に使用される領域
501 画面
800〜802 画面
803 ウィンドウの表示予定位置
804 ウィンドウ
901,902 ウィンドウリストに記載されるウィンドウ毎の情報
1200〜1202 画面
1203 表示指示部により表示されるウィンドウ
1204 表示効果が自動付加され表示されるウィンドウ
1300 関連ウィンドウがあると判定された場合のウィンドウリスト
1301 関連ウィンドウがないと判定された場合のウィンドウリスト

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ウィンドウ表示を指示する表示指示部と、
複数の前記表示指示部から指示されたウィンドウをウィンドウバッファに書き込む描画部と、
ウィンドウの属性を管理するウィンドウ情報管理部と、
前記ウィンドウ情報管理部が管理する情報から、画面表示する前記表示オブジェクトをウィンドウバッファから読み込み、合成する前記ウィンドウバッファ合成部と、
ウィンドウの表示効果制御を行う表示効果制御部と、
画面更新タイミングを検知する画面更新検知部と、
前記ウィンドウ情報管理部が管理するウィンドウの情報から、算出されるウィンドウ特徴情報と、
前記ウィンドウ特徴情報を生成する特徴抽出部と、
前記ウィンドウ特徴情報よりウィンドウの表示属性を決定する表示効果決定部と、
を備えることを特徴とするウィンドウ表示装置。
【請求項2】
前記ウィンドウ特徴情報が、前記ウィンドウ情報管理部が管理するウィンドウの情報から、ウィンドウ同士の関系情報を生成することを特徴とする請求項1に記載のウィンドウ表示装置。
【請求項3】
前記ウィンドウ表示装置は、さらに、
ユーザからの入力操作を検知する入力検知部と、
前記入力検知部が取得する入力イベントと、
前記入力イベントで入力された入力情報と、
前記ウィンドウ情報管理部が管理するウィンドウ情報と、
を備え、
前記特徴抽出部は、前記入力イベントと、入力情報と、前記ウィンドウ情報からウィンドウの呼び出し関係を生成する事を特徴とする請求項2に記載のウィンドウ表示装置。
【請求項4】
前記表示効果決定部は、前記特徴抽出部が生成する前記ウィンドウ特徴情報から、前記表示オブジェクトの表示始めから表示まで、もしくは、表示から非表示までの表示効果を決定する事を特徴とする請求項1〜3に記載のウィンドウ表示装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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