説明

ウェットティッシュ収納容器

【課題】簡便な作業によりウェットティッシュを引き出し可能な状態にするとともに、安定して引き出し孔から引き出すことができるウェットティッシュ収納容器を得る。
【解決手段】容器本体2に嵌着する蓋体4は、貫通孔11と導入孔12とを連通する誘導路13と、引き出し孔19を有した弾性材からなる口栓20とを備える。口栓20は、その外周から引き出し孔19にかけてスリット21が形成され、外周側のスリット21が誘導路13と連通するように蓋体4に取り付けられ、引き出し孔19は閉鎖状態となるが、弾性変形してウェットティッシュ1の移動を可能にしている。ウェットティッシュ1の先端部1bを導入孔12に通し、誘導路13からスリット21を通じて引き出し孔19に引き込むという簡便な作業により、ウェットティッシュ1を容易に引き出し孔19に挿通することができ、ウェットティッシュ1を安定して引き出し孔19から引き出せるようにした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、長手方向に所定の間隔で易切断部が形成されたウェットティッシュのロール体を収納し、ウェットティッシュのロール体を切断して、ウェットティッシュを1枚ずつ引き出しできるようにしたウェットティッシュ収納容器に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来より、長手方向に所定の間隔で易切断部が形成されたウェットティッシュのロール体を収納する容器本体と、該容器本体の開口部に着脱自在に嵌着する蓋体とを備え、この蓋体にウェットティッシュを引き出す引き出し孔を設け、この引き出し孔とウェットティッシュとの摩擦抵抗によって易切断部が切断されることにより、ウェットティッシュを1枚ずつ引き出せるようにしたウェットティッシュ収納容器が広く知られている。
【0003】
このようなウェットティッシュ収納容器においては、ウェットティッシュを引き出し可能な状態とする際、ウェットティッシュの先端部を引き出し孔に挿通する作業が必要となるが、引き出し孔は、引き出し孔とウェットティッシュとの摩擦抵抗によって易切断部が切断されるようになっているため、内径がかなり小径になっており、この小径の引き出し孔にウェットティッシュの先端部を挿通するには、先の尖った道具を使ってウェットティッシュの先端部を引き出し孔に押し込むなどの作業が必要となり、ウェットティッシュを引き出し可能な状態とする際に、非常に煩わしい作業を要するといった問題があった。
【0004】
このような問題を解消するものとして、容器本体に嵌着する蓋体に、外面から引き出し孔にかけてスリットが形成された弾性材からなる口栓を着脱可能に取り付けたウェットティッシュ収納容器が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0005】
このウェットティッシュ収納容器は、蓋体から抜き取った口栓のスリットの両側を摘んでスリットを広げ、ウェットティッシュの先端部を引き出し孔に通した後、この口栓を蓋体に取り付けることにより、容易にウェットティッシュの先端部を引き出し孔に挿通することができるようになっている
また、容器本体に嵌着する蓋体に、ウェットティッシュを1枚ずつ引き出すための引き出し孔と、この引き出し孔よりも大きい面積の導入孔と、引き出し孔と導入孔とを連通する誘導路を設けたウェットティッシュ収納容器が提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
【0006】
このウェットティッシュ収納容器は、蓋体を容器本体から外して、容器本体内に収納されたウェットティッシュの先端部を摘み出し、蓋体の導入孔に通してから誘導路を介して引き出し孔にスライドさせることにより、容易にウェットティッシュの先端を引き出し孔に挿通することができるようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特開2008−74457号
【特許文献2】特開平7−206055号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、特許文献1に記載のウェットティッシュ収納容器は、ウェットティッシュを引き出し可能な状態にする際、蓋体から口栓を抜き取り、スリットの両側を摘んでスリットを広げ、ウェットティッシュの先端を引き出し孔に通した後、再びこの口栓を蓋体に取り付ける作業が必要となり、ウェットティッシュを引き出し可能な状態にするまでの作業が依然として面倒であるといった問題があった。
【0009】
また、特許文献2に記載のウェットティッシュ収納容器にあっては、引き出し孔と導入孔とが誘導路で連通されており、引き出し孔が誘導路により開放状態となっているため、ウェットティッシュを引き出す際に、ウェットティッシュが引き出し孔から誘導路へ移動してしまい、ウェットティッシュが誘導路に引っ掛かって引き出し難くなったり、所定の長さで易切断部が切断できないなどウェットティッシュをうまく引き出せないといった問題があった。
【0010】
本発明の目的は、簡便な作業によりウェットティッシュを引き出し可能な状態にするとともに、ウェットティッシュを安定して引き出し孔から引き出すことができるウェットティッシュ収納容器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0011】
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、長手方向に所定の間隔で易切断部が形成されたウェットティッシュのロール体を収納する容器本体と、該容器本体の開口部に着脱自在に嵌着する蓋体とを備えたウェットティッシュ収納容器であって、前記蓋体は、貫通孔と、該貫通孔の近傍に設けられた導入孔と、前記貫通孔と前記導入孔とを連通する誘導路と、前記貫通孔、前記導入孔、前記誘導路を開閉自在に覆う小蓋と、前記貫通孔を閉塞するように取り付けられ、ウェットティッシュを引き出す引き出し孔を有した弾性材からなる口栓とを備え、前記口栓は、その外周から引き出し孔にかけてスリットが形成され、外周側のスリットが誘導路と連通するように取り付けられており、また、前記口栓のスリットは、口栓が蓋体に取り付けられた状態で引き出し孔を閉鎖状態とするとともに、導入孔に通したウェットティッシュを誘導路から引き出し孔に引き込む際には、弾性変形してウェットティッシュの移動を可能にしたことを特徴とする。
【0012】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の、前記口栓には、前記スリットの外周側に略V字状の切欠部が設けられていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0013】
請求項1に記載のウェットティッシュ収納容器によれば、長手方向に所定の間隔でミシン目が形成されたウェットティッシュのロール体を収納する容器本体の開口部に着脱自在に嵌着する蓋体は、貫通孔と、該貫通孔の近傍に設けられた導入孔と、前記貫通孔と前記導入孔とを連通する誘導路と、前記貫通孔、前記導入孔、前記誘導路を開閉自在に覆う小蓋と、前記貫通孔を閉塞するように取り付けられ、ウェットティッシュを引き出す引き出し孔を有した弾性材からなる口栓とを備え、前記口栓は、その外周から引き出し孔にかけてスリットが形成され、外周側のスリットが誘導路と連通するように取り付けられており、また、前記口栓のスリットは、口栓が蓋体に取り付けられた状態で引き出し孔を閉鎖状態とするとともに、導入孔に通したウェットティッシュを誘導路から引き出し孔に引き込む際には、弾性変形してウェットティッシュの移動を可能にしたので、ウェットティッシュを引き出し可能な状態にする際、蓋体を容器本体から外して、容器本体内にあるウェットティッシュの先端部を摘み出して蓋体の導入孔に通し、誘導路からスリットを通じて引き出し孔に引き込むことにより、従来のような、口栓を蓋体に脱着する作業を要することなく、ウェットティッシュを容易に引き出し孔に挿通することができ、このような簡便な作業によりウェットティッシュを引き出し可能な状態にすることができる。
【0014】
また、ウェットティッシュを引き出し孔に挿通した後は、引き出し孔は閉鎖状態にあるので、引き出し孔に挿通したウェットティッシュを引き出す際に、ウェットティッシュは引き出し孔から移動することなく、ウェットティッシュを安定して引き出し孔から引き出すことができる。
【0015】
請求項2に記載のウェットティッシュ収納容器によれば、請求項1に記載の、前記スリットの外周側に略V字状の切欠部が設けられているので、導入孔に通したウェットティッシュを誘導路から引き出し孔に引き込む際に、スリットにウェットティッシュを容易に挿入することができ、これによりウェットティッシュを容易に引き出し孔に挿通することができる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】本発明に係るウェットティッシュ収納容器の一例を示す斜視図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】本例の蓋体の下面を示した一部拡大説明図である。
【図4】(A)(B)(C)はそれぞれ本例の口栓に形成されたスリットの一例を示した正面図である。
【図5】本例の蓋体の導入孔にウェットティッシュの先端部を通した状態を示す縦断面図である。
【図6】図5に示すウェットティッシュが引き出し孔に移動した状態を示す縦断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、本発明に係るウェットティッシュ収納容器を実施するための形態を説明する。
図1乃至図6は本発明に係るウェットティッシュ収納容器の実施の形態を示すもので、図1は本発明に係るウェットティッシュ収納容器の一例を示す斜視図、図2は図1のA−A断面図、図3は本例の蓋体の下面を示した一部拡大説明図、図4(A)(B)(C)はそれぞれ本例の口栓に形成されたスリットの一例を示した正面図、図5は本例の蓋体の導入孔にウェットティッシュの先端部を通した状態を示す縦断面図、図6は図5に示すウェットティッシュが引き出し孔に移動した状態を示す縦断面図である。
【0018】
本例のウェットティッシュ収納容器は、ウェットティッシュ1のロール体1aを収納する容器本体2と、該容器本体2の開口部3に着脱自在に嵌着する蓋体4とで構成されている。容器本体2に収納されるウェットティッシュ1のロール体1aは、長手方向に所定の間隔で易切断部5が形成されている。本例では、易切断部5は、間欠的に切れ目を有するミシン目となっている。また、ウェットティッシュ1のロール体1aには、紙や不織布等の基布に予め化粧水やアルコール成分を含む薬液が含浸されている。
【0019】
ウェットティッシュ1のロール体1aが収納される容器本体2は、底部6を有し、上端部に開口部3が設けられた円筒状であって、高さ方向の中央部には、上端部および下端部よりもやや小径となったくびれ部7が形成されている。また、容器本体2の上端部の外周面には、周方向に沿って雄ねじ部8が形成されている。容器本体2は、ポリプロピレン(PP、ポリエチレン(PE)、ポリ塩化ビニル(PVC)、ABS樹脂等の熱可塑性樹脂を用いてブロー成形や射出成形等により成型される。
【0020】
蓋体4は、天面部9を有するとともに、下端部が開口した円筒状であって、その下端部の内周面には、周方向に沿って、容器本体2の雄ねじ部8と螺合する雌ねじ部10が形成され、容器本体2の開口部3に着脱自在に嵌着するようになっている。蓋体4は、ポリプロピレン(PP、ポリエチレン(PE)、ポリ塩化ビニル(PVC)、ABS樹脂等の熱可塑性樹脂を用いて射出成形等により成型される。
【0021】
蓋体2の天面部9は、頂面部9aより一段低くなった段下げ面部9bが形成されており、この段下げ面部9bには、貫通孔11と、貫通孔11の近傍に設けられた導入孔12と、貫通孔11と導入孔12とを連通する誘導路13が形成されている。
【0022】
貫通孔11の近傍に設けられた導入孔12は、ウェットティッシュ1を引き出し可能な状態にする際に、ウェットティッシュ1の先端部1bを通す孔であって、後述する口栓の引き出し孔よりも大径に形成されており、ウェットティッシュ1の先端部1bが容易に挿通できる大きさとなっている。
【0023】
本例では、誘導路13は、導入孔12側から貫通孔11側に向かうにしたがって次第に狭幅となるように略ハの字状に形成されている。このように誘導路13を略ハの字状に形成することで、導入孔12に通したウェットティッシュ1を誘導路13内に引き込む際に、ウェットティッシュ1が誘導路13の入口で引っ掛かることなく、誘導路13内にスムーズに移動できるようになっている。
【0024】
蓋体4の天面部9に形成された段下げ面部9bには、貫通孔11、導入孔12、誘導路13をとり囲む囲繞壁14が垂設されている。また、蓋体4には、貫通孔11、導入孔12、誘導路13を開閉自在に覆う小蓋15が連設されており、この小蓋15には、囲繞壁14と緊密に嵌り合い、囲繞壁14内を気密状態とする嵌合壁16が形成されている。小蓋15を閉じることにより、囲繞壁14に嵌合壁16が緊密に嵌り合い、囲繞壁14内が気密状態となることで、容器本体2に収容されたウェットティッシュ1のロール体1aの乾燥を防ぐことが可能となる。また、小蓋15には、開閉する際に掴む掴み部17が形成されている。
【0025】
蓋体4の下面には、貫通孔11の外側を囲む位置に環状壁18が突設されており、環状壁18は、誘導路13の部分が切除されて略C字状に形成されている。
【0026】
環状壁18内には、ウェットティッシュ1を引き出す引き出し孔19を有した口栓20が貫通孔11を閉塞するように取り付けられている。この口栓20は、シリコンゴムのような可撓性を有する弾性材で形成されている
口栓20は、その外周から引き出し孔19にかけてスリット21が形成され、外周側のスリット21が誘導路13と連通するように蓋体4の下面に突設された環状壁18内に取り付けられている(図3)。
【0027】
また、口栓20のスリット21は、口栓20が蓋体4に取り付けられた状態で引き出し孔19を閉鎖状態とするとともに、導入孔12を通したウェットティッシュ1を誘導路13から引き出し孔19に引き込む際には、弾性変形してウェットティッシュ1がスリット21内を移動可能となるように形成されている。
【0028】
本例では、口栓20は、円盤状に形成されているがこれに限定されるものではなく、環状壁の形状に応じて適宜変更され、環状壁18内に嵌め込むことができ、環状壁18内に嵌め込まれたときに、スリット21が閉鎖されるものであれば良い。
【0029】
図4(A)、(B)、(C)は、いずれも口栓20に形成されたスリット21の一例を示すものであり、本例では、図4(A)に示すように、口栓20のスリット21が直線状に形成されている。また、図4(B)に示す口栓20は、スリット21がへの字状に形成されており、口栓20のスリット21をへの字状に形成することで、引き出し孔19に挿通されたウェットティッシュ1を引き出す際に、ウェットティッシュ1が引き出し孔19からスリット21内に入り込み、誘導路13へ移動するのを防止することができるようになっている。また、図4(C)に示す口栓20は、スリット21が鋸歯状に形成されており、口栓20のスリット21を鋸歯状に形成することで、引き出し孔19に挿通されたウェットティッシュ1を引き出す際に、ウェットティッシュ1が引き出し孔19からスリット21内に入り込み、誘導路13へ移動するのを確実に防止することができるようになっている。
【0030】
また、本例の口栓20には、スリット21の外周側に、導入孔12に通したウェットティッシュ1を誘導路13から引き出し孔19に引き込む際に、スリット21内にウェットティッシュ1を挿入し易くする略V字状の切欠部22が設けられている。
【0031】
このように構成された本例のウェットティッシュ収納容器において、ウェットティッシュ1を引き出し可能な状態とするには、次のように行う。
まず、容器本体2に嵌着された蓋体4を回転させて容器本体2から外し、蓋体4の小蓋15を開けて、導入孔12、誘導路13を開放する。次に、容器本体2に収納されたウェットティッシュ1のロール体1aから一枚目のウェットティッシュ1の先端部1bを摘んで、蓋体4の導入孔12に通す(図5)。
【0032】
そして、この導入孔12に通したウェットティッシュ1を誘導路13に引き込み、誘導路13からスリット21を通じて引き出し孔19に引き込む。このとき、口栓20は弾性変形してスリット21に隙間が生じ、スリット21内をウェットティッシュ1が移動して、引き出し孔19にウェットティッシュ1が挿通され、ウェットティッシュ1が引き出し可能な状態となる(図6)。また、引き出し孔19にウェットティッシュ1が挿通された後は、スリット21が閉じて引き出し孔19は閉鎖状態となる。
【0033】
このように、本例のウェットティッシュ収納容器によれば、ウェットティッシュ1を引き出し可能な状態にする際、容器本体2内にあるウェットティッシュ1の先端部1bを摘み出して蓋体4の導入孔12に通し、誘導路13から口栓20のスリット21を通じて引き出し孔19に引き込むことにより、従来のような、口栓20を蓋体4に脱着する作業を要することなく、ウェットティッシュ1を容易に引き出し孔19に挿通することができ、このような簡便な作業によりウェットティッシュ1を引き出し可能な状態にすることができる。
【0034】
また、ウェットティッシュ1を引き出し孔19に挿通した後は、引き出し孔19は閉鎖状態にあるので、引き出し孔19に挿通したウェットティッシュ1を引き出す際、ウェットティッシュ1は引き出し孔19から移動することなく、ウェットティッシュ1を安定して引き出し孔19から引き出すことができる。
【0035】
さらに、本例では、口栓20のスリット21の外周側に略V字状の切欠部22が設けられているので、導入孔12に通したウェットティッシュ1を誘導路13から引き出し孔19に引き込む際に、スリット21にウェットティッシュ1を容易に挿入することができ、ウェットティッシュ1を容易に引き出し孔19に挿通することができる。
【符号の説明】
【0036】
1 ウェットティッシュ
1a ロール体
1b 先端部
2 容器本体
3 開口部
4 蓋体
5 易切断部
6 底部
7 くびれ部
8 雄ねじ部
9 天面部
9a 頂面部
9b 段下げ面部
10 雌ねじ部
11 貫通孔
12 導入孔
13 誘導路
14 囲繞壁
15 小蓋
16 嵌合壁
17 掴み部
18 環状壁
19 引き出し孔
20 口栓
21 スリット
22 切欠部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
長手方向に所定の間隔で易切断部が形成されたウェットティッシュのロール体を収納する容器本体と、該容器本体の開口部に着脱自在に嵌着する蓋体とを備えたウェットティッシュ収納容器であって、
前記蓋体は、
貫通孔と、
該貫通孔の近傍に設けられた導入孔と、
前記貫通孔と前記導入孔とを連通する誘導路と、
前記貫通孔、前記導入孔、前記誘導路を開閉自在に覆う小蓋と、
前記貫通孔を閉塞するように取り付けられ、ウェットティッシュを引き出す引き出し孔を有した弾性材からなる口栓とを備え、
前記口栓は、その外周から引き出し孔にかけてスリットが形成され、外周側のスリットが誘導路と連通するように取り付けられており、
また、前記口栓のスリットは、口栓が蓋体に取り付けられた状態で引き出し孔を閉鎖状態とするとともに、導入孔に通したウェットティッシュを誘導路から引き出し孔に引き込む際には、弾性変形してウェットティッシュの移動を可能にしたことを特徴とするウェットティッシュ収納容器。
【請求項2】
前記口栓には、前記スリットの外周側に略V字状の切欠部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のウェットティッシュ収納容器。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate


【公開番号】特開2013−49456(P2013−49456A)
【公開日】平成25年3月14日(2013.3.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−188232(P2011−188232)
【出願日】平成23年8月31日(2011.8.31)
【出願人】(000183462)日本製紙クレシア株式会社 (112)
【出願人】(300027635)株式会社ディプロ (5)
【Fターム(参考)】