説明

ウェブベースビデオブログ

【課題】ビデオブログシステムを提供する。
【解決手段】ビデオブログシステムは、ユーザーが時間順序排列によるビデオセグメントをオンラインで表示できるようにし、使い勝手がよいインターフェース、及び、システムで、ユーザーは、個人のウェブ空間でビデオ或いはその他のマルチメディアファイルを公開することができ、ビデオを使用者現地のコンピュータ中に記録する必要がなく、直接ビデオを中央サーバに記録し、その後、ファイル転送プロトコルによりファイルを伝送する。いかなるフォーマットのビデオファイルも伝送でき、中央サーバで自動的に現地のコード化を実行し、オリジナルフォーマットを共通フォーマットに変換し、全使用者がビデオを見ることができる。この他、ビデオ中に、ビデオ効果を自動追加し、効果の程度、及び、各種パラメータを選択でき、メタタグを追加して、ビデオの検索に便利、ユーザーは、ビデオブログを便利にカスタマイズし、背景をオーダーメイドすることもできる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ブログシステムに関するものであって、特に、ウェブベースビデオブログに関し、ユーザービデオセグメントをブログ中で公開すると共に、ネット上の現況画像、或いは、マルチメディア映像を構築することができるブログシステムに関するものである。
【背景技術】
【0002】
現行では、個人はウェブサイトを立ち上げて、自己紹介をしたり、提供する製品、或いは、サービスを掲載している。これらの種類のウェブサイトは安定趨勢にあり、幅広く、文字やパターンを応用している。しかし、この種のウェブサイトはカスタマイズの特質に欠け、ユーザーはまもなく飽きてしまい、閲覧を停止して、このサイトを離れ、再び戻ることは少ない。
【0003】
ウェブ、或いは、ブログ(BLOG)は、自己紹介をする特殊なタイプのウェブサイトである。この種のウェブサイトは公知形式の日誌、或いは、連載記事が、時間順序排列に基づき記録される。ユーザーはテキストを伝送し、彼らの計画や近日参加する活動などをウェブサイト中に書き入れる。しかし、実際、この種のウェブサイトは、ユーザーの文章表現能力に依存するところがあり、それが個人特質に勝っている。よって、ユーザーは彼ら自身の特質を的確に表現するのは非常に困難なことである。
【0004】
これにより、ビデオセグメントの使用、或いは、マルチメディアファイルの追加により、ユーザーのパーソナリティを的確に表現できるようなブログシステムが必要とされる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、ウェブベースビデオブログ(web-based video BLOG (VLOG))システムを提供し、ユーザーが、ネット上で時間順序排列で記録されたフォーマットのビデオセグメント(segments)を表示できるようにすることを目的とする。
【0006】
本発明は、使い勝手がよいインターフェース、及び、システムであるウェブベースビデオブログシステムを提供し、ユーザーは、容易、且つ、便利に、個人ウェブ空間で、ビデオ、或いは、その他のマルチメディアファイルを発表することができるようにすることをもう一つの目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、ユーザーが、ビデオをユーザーが使用する現地のコンピュータ中に記録する必要がなく、直接、ビデオを、中央サーバ、或いは、その他のサーバに記録して、ファイル転送プロトコル(FTP)、或いは、その他のシステムによりファイルを伝送することができる。これにより、ユーザーはビデオ取り込み装置を別に用意する必要がない。ユーザーは、簡単にコード化でき、彼らのカメラにより取り込んだビデオ画像を直接サーバに伝送することができる。
【0008】
この他、ユーザーは希望があれば、mpg、mpeg、rm、wmv、mov等のファイルフォーマットのビデオファイルを伝送できる。その後、サーバ上で自動的に現地コード化し、オリジナルフォーマットを共通フォーマットに転換して、全てのユーザーが見られるビデオにする。
【0009】
オンラインビデオコード化メニューを使用する時、本発明は、ユーザーが各種フィルターを使用し、自動的に、ビデオ効果を彼らのビデオ中に追加することが出来る。この他、ユーザーは、効果の程度と効果の各種パラメータを選択することができる。
【0010】
本発明は、ユーザーが、各種タグ、メタタグ(meta-tags)を追加することができ、タイトル、標題、作者、日時、使用日時等により、ビデオの検索や所在場所の特定ができる。
【0011】
この他、ユーザーは、彼らのビデオブログ(VLOG)を便利にカスタマイズすることができ、他にも、例えば、背景パターン、色、字体、配置等のオブジェクトを設定することができ、いかなるプログラムも不要である。ユーザーは、簡単に、所定範囲内のメニューを選択し、ウェブサイトの設定を変更することができる。
【0012】
本発明の一部分は、ユーザーが自分でシミュレーションTVチャンネルを構築し、カスタマイズ選択、或いは、コード化するビデオセグメントを、その他のユーザーに提供することができるようにする。ビデオプレイリストによって、連続したビデオシリーズを再生することができる。
【発明の効果】
【0013】
本発明のウェブベースビデオブログは、ユーザーが、ネット上で時間順序排列で記録されたフォーマットのビデオセグメントを表示できるという利点がある。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
図1は、本発明の実施例によるビデオブログ(VLOG)を説明する図である。
【0015】
図1で示されるように、VLOG100は、ビデオ表示領域110、テキスト記述領域120、ビデオファイルプレビュー領域130、エントリーカレンダー140、ビデオカテゴリー領域150、ユーザーコメント領域160、コメントリスト領域170とビデオ共有領域180、からなる。
【0016】
ビデオ表示領域110は、毎日のビデオを表示できる。ビデオの再生(playback)は、通常、自動設定され、ユーザーがウェブページを見る時、自動的にビデオ再生を開始する。その他の実施例中、ビデオの再生は、再生ボタンを押して実行する。この表示インターフェースは、更に、多くのビデオ再生を提供する伝送制御ボタンを含む。伝送制御ボタンは、例えば、リピート(repeat)、ミュート(mute)、ポーズ(pause)、停止(stop)、音量(volume)、大画面選択(large screen select)等である。この他、ビデオ再生の進度は、再生バー(progress bar)中に表示される。大画面選択ボタンを押すことにより、ビデオはポップアップ(pop-up)表示領域中に表示され、例えば、1/2画面、3/4画面、或いは、フル画面のサイズになる。
【0017】
ビデオ表示領域110下方はテキスト記述領域120である。テキスト記述領域120は、ユーザーの提供テキストを含み、ビデオを解説するか、或いは、その他のテキスト情報を伝達する。例えば、テキストは、ビデオや主題の内容、感想、意見に関するものである。
【0018】
テキスト記述領域120底下は、ユーザーコメントコメント領域160である。鑑賞者にビデオのコメント反響を提供させる。ユーザーコメント領域160のインターフェース配置は、電子メールクライアント(email client)と類似する。コメントは自動的にVLOGのコメントリスト領域170中に追加され、コメントリスト領域170は、ビデオを見て、提供されたコメントのリストを示す。ユーザーはページ番号をクリックしてウェブサイト中のコメントを探すことができる。
【0019】
本発明の一実施例中、ユーザーはビデオによりコメント反響を提供することができる。例えば、ユーザーAが彼らのVLOGでビデオを提供して自己紹介する場合、ユーザーBがビデオを録画し、このビデオはユーザーBの紹介と、ユーザーBのユーザーAに対する、或いは、ユーザーAのビデオに対するあらゆるコメントを含む。この実施例は、出会い系サイト、或いは、就職面接タイプのVLOGに最適である。本発明のビデオコメント反響は、ユーザーのコメント覧に個人の性格を記入し、効果のないテキストにだけ頼って表現するのではない。
【0020】
ビデオ表示領域110の右方はビデオプレビュー領域130で、前のビデオ画面プレビュー、或いは、静止画面を提供する。ユーザーは容易に特定のビデオのVLOGウェブサイトへジャンプすることができ、プレビュー画面をクリックすることにより、適当なウェブページを表示して、新しいビデオの再生を開始する。
【0021】
エントリーカレンダー140は、毎日追加されるビデオのハイライトを表示する。ユーザーは、日時をクリックすることにより行きたい日時にジャンプする。この他、月ごと、前、後にエントリーカレンダー140を調整する。
【0022】
エントリーカレンダー140下方は、ビデオカテゴリー領域150で、全てのビデオは、カテゴリーの選択によりアクセスが便利である。ユーザーは彼らの興味のカテゴリーを選択し、新しいウェブページ上で、このカテゴリー内の全てのビデオ画面のプレビューをビデオプレビュー領域中に表示する。且つ、特定されたカテゴリ内のビデオの数はカテゴリータイトルの後に表示される。
【0023】
ビデオ共有領域180中、ビデオのURLを表示することができる。URLはもう一つのウェブページのhtmlファイルにコピーされ、ビデオを新しいウェブページに自動表示することができる。これは、ユーザーが、その他のユーザー、及び、その他のウェブサイトとビデオを共有するのに便利である。
【0024】
以下では、VLOGの設定と管理を詳しく説明する。図2は、本発明の実施例による、その他のユーザーがビデオをビデオブログに提供することによりファイル管理を実行することを示す図である。図2で示されるように、ファイルデータ管理領域200は、友人データと思われる情報を提供する。個人のビデオを彼らのVLOGに表示できるだけでなく、友人、或いは、その他のユーザーも同じようにビデオを提供できる。友人データ情報管理領域200は、ビデオタイトルのデータをビデオタイトルフィールド210にリストし、ビデオがダウンロード、或いは、共有された日時をダウンロード、或いは、共有フィールド220に表示し、そのメディア製作者、或いは、編集者のフィールド230を表示する。これにより、ユーザーは容易に、様々な他人の提供するビデオを管理することができる。更に、ファイルを削除する削除フィールド240を提供する。
【0025】
ウェブページの左側のメニュー中、取得ことができるその他の領域を表示する。これらの領域は、VLOG相関設定250、ビデオ日誌管理251、個人ウェブショップ管理252、個人TVチャンネル管理253、ウェブHD(Web HD)管理254、訪問者/発表者255、及び、サービスセンター256を含む。ユーザーは希望のメニューをクリックして変更できる。
【0026】
図3は、本発明の実施例によるVLOGの基本設定を示す図である。この基本設定ページ300は、VLOGをカスタマイズする為のオプションを提供する。VLOGカテゴリー310はVLOGサイトの配置類型を定義する。VLOGカテゴリー310は、VLOG製作者の職業、趣味、或いは、興味を含むメニューから選択する。例えば、カテゴリーは、デザイナー、作家、音楽家、音楽、芸術、映画等を含む。これは、特定領域に興味があるその他の人にとって、同じ趣味のその他のVLOGを容易に探すことができる。
【0027】
VLOGを定義するもう一つのメニューは、特性選択メニュー320である。ユーザーは彼らがどのような個性の持ち主であるか、彼らがどのような特質を具備しているかを選択することができる。例えば、ハンサムな青年、ロマンチックな淑女、運動スタイル、聡明さ、富創造力等である。ユーザーは、欲しい特性を探すことにより、適当なVLOG製作者を探し出すことができる。
【0028】
VLOG紹介タイトル領域330は、このVLOGを紹介、解説するテキストを含む。相関領域340は、ユーザーが更に多くのVLOG相関するデータを提供することができるようにする。テキストは、このウェブサイトのバナーセクション(bunner section)に表示される。
【0029】
VLOG URL(uniform
resource locator)領域350は、VLOGのメインウェブページのリソース位置を含む。
【0030】
気分オプション360は、ユーザーに、気分描写により彼らの毎日の感情を描写することができるようにする。例えば、楽しい、悲しい、爆笑中等である。その他の人にユーザーの毎日の気分を知らせるため、ユーザーは彼らのVLOGの気分描写を変更することができる。気分オプション360は気分の選択肢をVLOGに追加して、更に多くの有機的(organic)な感情、或いは、グループの雰囲気を創造し、ユーザーが互いに交流することができて、科学技術に隔絶されないようにする。
【0031】
VLOG設定を全ユーザーに開放し、VLOGの開閉の選択をユーザーに提供する。これは、オープン/プライベート選択メニュー370により設定する。よって、会員制の、友人だけのVLOGを構築することができる。
【0032】
図4は、本発明の一実施例による背景テーマ設定ページ400を示す図である。ユーザーは、彼らの好みの背景、主題のカテゴリーにより彼らのVLOGを設定できる。一般に、これらの設定は、定義された背景と色見本のプリセットテーマである。ユーザーは実際にプログラムしながらVLOGを容易にカスタマイズすることができる。しかし、本発明のその他の実施例中、ユーザーは彼ら自身の背景、テーマを伝送することができる。得られた背景テーマを背景選択領域中に表示する。ユーザーは簡単に彼らの好きな背景を選択し、VLOGは彼らが選択した背景に設定される。
【0033】
図5は、本発明の実施例による統計情報500を説明する図である。ユーザーは速やかに自分のVLOGがどの程度アクセス数や情報量を伴う活動行っているのを見ることができる。統計情報は、今日の訪問者数510、先週の訪問者数511、累計訪問者数512、及び、彼らのVLOGのランキング513等を含む。ランキングは、カテゴリー、全部のユーザー、区域、或いは、その他のユーザー情報、或いは、VLOGの製作者により定義される。
【0034】
ユーザーに、彼らの空間用量に関する統計情報を知らせるために、これらの情報は、総計使用可能空間515、使用済み空間516、空き空間517に表示される。ユーザーは、彼らの全部の空間を監視、管理するのが便利なだけでなく、使用できる残り空間が少ない時、古い、或いは、未使用のファイルを削除することができる。
【0035】
サイト上のその他の情報は、VLOG中の全部のビデオ日誌篇数520、及び、コメント総数521に表示される。ユーザーは個別のビデオに対し投票、或いは、評価することができる。ユーザーに人気のあるVLOGのランキングを知らせるために、サイト上に、今日のプラス投票数522、総プラス投票数524、今日のマイナス投票数523、及び、総マイナス投票数525を表示する。
【0036】
図6は、本発明の実施例によるメッセージ管理領域600を示す図である。
【0037】
ユーザーは、その他のユーザーが提供するメッセージや反応を管理することができる。このウェブページは、メッセージと相関するビデオタイトル610、ビデオのタイプ、或いは、カテゴリー620、応答日時630、メッセージ者640、メッセージ内容650をリストする。ユーザーは、動作フィールド660において、メッセージ削除、メッセージ保留、或いは、メッセージ返信を選択することができる。
【0038】
図7は、本発明の実施例によるビデオファイル管理領域700を示す図である。既に記録された、或いは、伝送されたビデオは、リストにより表示される。ビデオタイトル710、ビデオタイプ、或いは、カテゴリー720、伝送、或いは、記録日時730、ファイル大小740、及び、接続状態750が表示される。更に、サーチボックス(search box)770中でビデオを検索する。且つ、ユーザーは、直接、動作フィールド760中からファイルを編集、或いは、ファイルを削除することができる。
【0039】
図8は、本発明の実施例によるオンライン録画メニュー800を示す図である。本発明は、ユーザーに、オンラインでビデオを録画する機能を提供する。簡単なウェブカメラ(web camera)を使用することにより、直接、ビデオを中央サーバに記録することができる。これは、オフラインにして、ビデオを取り込んだ後伝送する必要がなく、オンライン上でビデオを容易に構築できる。ビデオをVLOGに伝送することができるが、オンライン録画機能により、大幅に便利性を向上することができる。ビデオは、一旦、記録されると、即ちにプレビューすることができる。例えば、ユーザーが録画コンテンツを保存したいなら、ビデオは、VLOGの新しいウェブページに自動追加される。例えば、ユーザーそのコンテンツを保存したくない場合、このビデオを削除して、新しいビデオを再録画することができる。
【0040】
サイト上に表示されたその他の情報は、録画可能時間の長さ810、及び、獲得した使用可能空間容量815を含む。
【0041】
数個のビデオ品質設定の選択は、色あい調整820、飽和度調整830、及び、明るさ調整840を含む。
【0042】
録画中、ビデオ効果850を追加することもできる。本実施例中、ファイアーエフェクトにより説明する。もちろん、その他のビデオ効果を利用してもよく、例えば、拡大、ミラー効果、変形、画素化(pixelate)等である。これは、ユーザーが彼らのビデオを更に面白くし、更に創造力のあるビデオを彼らのVLOGに構築する。ユーザーは発受信効果、或いは、色設定がない場合、リセットボタン860により、リセットしてデフォルト設定に戻る。
【0043】
本発明の実施例中、ユーザーによりビデオ効果を作成することもできる。一旦、作成されたビデオ効果は、作成者だけ使用することができ、或いは、作成者が希望する効果によっては一般ユーザも使用できる。本実施例中、ビデオ効果は、提供者のプラグイン開発セクション(plug-in development section)を利用し、簡単に製作されたプラグインプログラムである。本VLOG発明のその他の領域は、その他のソフトウェア(third party)なしでもオンラインで完成する。この他、効果製作者は、彼らのビデオ効果を特定のユーザーと共有することができる。
【0044】
一旦、録画開始ボタン870を押すと、オンラインビデオ録画を開始する。ビデオプレビュー会は即時に録画プレビューウィンドウ880に表示する。録画終了時、ユーザーはビデオをプレビューし、再録画が必要か、ビデオをVLOGに追加するか選択する。
【0045】
図9は、本発明の一実施例によるファイルの伝送状態のウェブサイトを説明する図である。ビデオ伝送時、伝動状態ウィンドウ900により伝送状態を監視すると共に、伝送パーセンテージとサイズを表示して、ユーザーに伝送進度を伝える。本発明の長所は、中央サーバで多くのコード化を得ることができ、ユーザーがいかなるフォーマットのビデオファイルも伝送できるようにすることである。一旦、ファイルが伝送されると、ファイルは標準フォーマットに自動変換される。例えば、ユーザーは、aviフォーマットのファイルを伝送することができ、ファイルはwmiフォーマットに自動変換され、全ユーザーがこのファイルを見ることができる。
【0046】
図10は、本発明の実施例によるビデオ説明ページ1000を示す図である。ビデオを録画、或いは、伝送した後、ユーザーはこのビデオの説明、或いは、カテゴリー情報を追加することができる。この他、文字標題1010を提供、表示して、ビデオの標題とすることができる。ビデオ分類1020は、多くのカテゴリー種類中から選択でき、例えば、ニュース、教育、娯楽、スポーツ等である。また、媒体類型1030を選択でき、例えば、録画番組、テレビ、映画、インターネットカメラなどである。
【0047】
これらの選択下方は、ビデオコメント欄(comment field)1040である。ユーザーは、ビデオに対する解説、或いは、各種説明、或いは、その他情報を追加することができる。ビデオコメント欄1040は、ユーザーに、文字メニューを選択できるようにし、例えば、字体、文字の大きさ、太字、斜体字、行端揃え(justification)等である。最後に、ユーザーは、ビデオの製作、或いは、伝送日時1050を入力することができる。
【0048】
一旦、ユーザーが、ビデオ、説明、説明とその他の情報等を含む全情報を入力、受信すると、新しいウェブページを作成するか、VLOG中に追加する。本発明の長所は、これらの過程はオンラインで完成でき、その他のソフトウェアが不要なことである。ビデオは録画され、説明と提供情報が追加されると共に、VLOGに自動追加され、全過程はインターネットブラウザ内でオンラインで完成する。
【0049】
本発明のVLOGは、幅広いタイプのアプリケーションに適用できる。本発明の実施例中、ネットオークションのVLOGを提供する。オークション商品のビデオは、個別のサイト上で掲載される。出品商品に興味がある者は、ビデオコメント欄か、入札価格受け入れモードにより、彼らの入札を受け入れる。また、ウェブページは、現在の入札価格状態と入札価格過程を表示する。
【0050】
もう一つの実施例中、VLOGは日記ウェブサイトである。ユーザーは個人のビデオを提供して、自己紹介や彼らの性格や特技の紹介をする。このビデオを見て、ビデオ製作者に会ったり、或いは、連絡を取りたいその他のユーザーは、コメントを加えたり、彼ら自身ビデオコメントで応答したり自己紹介したりできる。これは、日記進行の大きな助けとなり、ユーザーは自分に合う仲間を更に容易に選択することができる。
【0051】
もう一つの実施例中、VLOGは求職サイトである。求人募集している会社は、募集要項を掲載するVLOGを製作する。応募者はメッセージ、経歴、ビデオ紹介を提供することができる。これは、人事部が潜在能力を有する求職者を効果的に探すことができ、無駄な面接を行う必要がない。
【0052】
本発明のもう一つの実施例中、ユーザーは登録により主要なVLOGウェブサイトサイトの会員となる時、ユーザーアカウントとともに電子メールアカウントが与えられる。電子メールアカウントは、標準の電子メールアカウント、或いは、プライベートメッセージアカウント(private message account)である。プライベートメッセージアカウントは、VLOGシステム内から発送された情報のメールだけを受信することができる。ユーザーからのメッセージ、或いは、応答はビデオコメント欄に記入でき、或いは、プライベートで元のユーザーに送信することができる。この種の方法を用いて、ユーザーは、ビデオに対し寄せられたメッセージ、或いは、プライベートメッセージをビデオ提供者に渡す。ユーザーは、その他のユーザーからの電子メールを受け取るかどうか選択できる。
【0053】
ユーザーのアカウント設定が終了すると、ユーザーは彼らの必要な個人データを入力する。例えば、彼らは、名前、年齢、所在地、婚姻状況、趣味、学歴、性別等を提供し、その後、その他のユーザーは、これらの分類により検索することができる。例えば、ユーザーが、彼らが居住する都市に住み、好きな音楽ジャンルが同様のその他のユーザーを検索する場合、このユーザーは、これらの要求を検索し、検索結果ウェブページ中に、これらのパラメータに符合する全ユーザーが表示される。続いて、ユーザーは、多くのVLOGウェブページを訪問することができる。
【0054】
VLOGは、個人TVチャンネルとして設定することができる。ユーザーはビデオのプレイリストを構築することにより、もう一つのユーザーがこのVLOGを訪問した時、このユーザーは、連続したビデオストリーミングを鑑賞することができる。こうして、ユーザーに更に多くの番組を提供することができる。本発明の実施例中、単独のビデオを各VLOG中に追加する。しかし、個人TVチャンネルの実施例中、訪問者の相互作用は不要で、多くのビデオが一つずつ表示される。ビデオプレイリストを使用するので、複数のビデオの順序を並び替えることができる。よって、高価な放送設備無しに、個人が創造的なコンテンツを発表し、国内外の多くのユーザーがそれらを視聴できる。
【0055】
本発明のもう一つの実施例中、オンラインチャット機能を提供する。現在ウェブサイトサイトを見ている会員は、オンライン討論、或いは、チャットにより相互交流することが可能である。また、現在見ているこのウェブページの会員リストを表示することができる。これで、会員間でリアルタイムでコミュニケーションがとれ、コミュニティ感覚を提供する。この種の方式を用いると、ユーザーは、共通の趣味を持つその他の人々と接触でき、友人と連絡したりできるので、余計なチャットクライアント(chat client)が不要である。
【0056】
本発明の実施例中、ウェブベースフォーラム(web-based forum)を提供する。これは全会員に、様々なトピックの討論、VLOGの推薦、その他の分野についての討論の機会を提供する。このフォーラムは、ユーザーが相互交流でき、新しい情報や彼らが発見していないVLOGを探ることができる。
【0057】
本発明では好ましい実施例を前述の通り開示したが、これらは決して本発明に限定するものではなく、当該技術を熟知する者なら誰でも、本発明の精神と領域を脱しない範囲内で各種の変動や潤色を加えることができ、従って本発明の保護範囲は、特許請求の範囲で指定した内容を基準とする。
【図面の簡単な説明】
【0058】
【図1】本発明の実施例によるVLOGを示す図である。
【図2】本発明の実施例による、その他のユーザーにより、ビデオをVLOGに提供してファイル管理を実行することを示した説明図である。
【図3】本発明の実施例によるVLOGの基本設定を示す説明図である。
【図4】本発明の実施例による背景テーマ設定を示す図である。
【図5】本発明の実施例による流量統計を示した説明図である。
【図6】本発明の実施例によるメッセージ管理を示した説明図である。
【図7】本発明の実施例によるビデオファイル管理を示した説明図である。
【図8】本発明の実施例によるオンライン録画メニューを示す図である。を示した説明図である。
【図9】本発明の実施例によるファイルの伝送状態を示した説明図である。
【図10】本発明の実施例によるビデオ説明ページを示した説明図である。
【符号の説明】
【0059】
100 VLOGサイト
110 ビデオ表示領域
120 テキスト記述領域
130 ビデオファイルプレビュー領域
140 エントリーカレンダー
150 ビデオカテゴリー領域
160 ユーザーコメント領域
170 コメントリスト領域
180 ビデオ共有領域
200 ファイルデータ管理領域
210 ビデオタイトルフィールド
220 ダウンロード、或いは、共有フィールド
230 メディア製作者、或いは、編集者のフィールド
240 削除フィールド
250 ビデオ日誌管理
251 ビデオ日誌管理
252 個人ウェブショップ管理
253 個人TVチャンネル管理
254 ウェブHD(Web HD)管理
255 訪問者/発表者
256 サービスセンター
300 基本設定ページ
310 VLOGカテゴリー
320 特性選択メニュー
330 VLOG紹介タイトル領域
340 相関領域
350 VLOG URL領域
360 気分オプション
370 オープン/プライベート選択メニュー
400 背景テーマ設定ページ
500 統計情報
510 今日の訪問人数
511 先週の訪問人数
512 累計訪問人数
513 VLOGのランキング
515 総計使用可能空間
516 使用済み空間
517 空き空間
520 全部のビデオ日誌篇数
521 コメント総数
522 今日のプラス投票数
523 今日のマイナス投票数
524 総プラス投票数
525 総マイナス投票数
600 メッセージ管理領域
610 ビデオタイトル
620 ビデオのタイプ、或いは、カテゴリー
630 反応日時
640 メッセージ者
650 メッセージ内容
660 動作フィールド
700 ビデオファイル管理領域
710 ビデオタイトル
720 ビデオタイプ、或いは、カテゴリー
730 伝送、或いは、記録日時
740 ファイルサイズ
750 接続状態
760 動作フィールド
770 サーチボックス
800 オンライン録画メニュー
810 録画可能時間の長さ
815 使用可能空間容量
820 色あい調整
830 飽和度調整
840 明るさ調整
850 ビデオ効果
860 リセットボタン
870 録画開始ボタン
880 録画プレビューウィンドウ
900 伝送状態ウィンドウ
1000 ビデオ説明ページ
1010 テキストタイトル
1020 ビデオ分類
1030 メディアタイプ
1040 ビデオコメント欄
1050 ビデオの製作、或いは、伝送日時

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ビデオブログシステムであって、
ユーザービデオを表示するビデオ表示領域と、
前記ユーザービデオの説明を含むテキスト記述領域と、
その他のユーザービデオの画面プレビューとアクセスを提供するビデオファイル画面プレビュー領域と、
日時排列によるその他のユーザーのビデオアクセスを提供するエントリーカレンダーと、
からなることを特徴とするビデオブログシステム。
【請求項2】
更に、ビデオカテゴリー領域を含み、カテゴリーにより選択されたビデオへのアクセスを提供することを特徴とする請求項1に記載のビデオブログシステム。
【請求項3】
更に、ユーザーコメント領域を含み、複数のユーザーが前記ユーザービデオに対しコメントを提供できるようにすることを特徴とする請求項1に記載のビデオブログシステム。
【請求項4】
更に、コメントリスト領域を含み、前記ユーザービデオに対する複数のユーザーコメントを表示することを特徴とする請求項1に記載のビデオブログシステム。
【請求項5】
更に、ビデオ共有領域を含み、前記ユーザービデオのURL(universal resource locator)を表示することを特徴とする請求項1に記載のビデオブログシステム。
【請求項6】
前記ユーザーコメントは文字であることを特徴とする請求項4に記載のビデオブログシステム。
【請求項7】
前記ユーザーコメントはマルチメディアフォーマットであることを特徴とする請求項4に記載のビデオブログシステム。
【請求項8】
前記ユーザービデオは、直接、中央サーバに記録されることを特徴とする請求項1に記載のビデオブログシステム。
【請求項9】
前記ユーザービデオは中央サーバに伝送されることを特徴とする請求項1に記載のビデオブログシステム。
【請求項10】
ビデオブログシステムであって、
ユーザービデオを表示するビデオ表示領域と、
前記ユーザービデオの説明を含むテキスト記述領域と、
その他のユーザービデオの画面プレビューへのアクセスを提供するビデオファイルプレビュー領域と、
日時排列によるその他のユーザーのビデオアクセスを提供するエントリーカレンダーと、
カテゴリーにより選択されたユーザービデオへのアクセスを提供するビデオカテゴリー領域と、
複数のユーザーが前記ユーザービデオに対しコメントを提供できるようにするユーザーコメント領域と、
前記ユーザービデオに対する複数のユーザーコメントを表示するコメントリスト領域と、からなることを特徴とするビデオブログシステム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2007−213547(P2007−213547A)
【公開日】平成19年8月23日(2007.8.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−171440(P2006−171440)
【出願日】平成18年6月21日(2006.6.21)
【出願人】(505345934)年代数位媒体股▲ふん▼有限公司 (21)