ウエディング総合手引き具及び該ウエディング総合手引き具を用いたウエディング準備方法
【課題】カップルの結婚式に対する期待感が高くなり、結婚式当日のクオリティ、カップル及び列席するゲストの満足度が高くなるウエディング準備方法を提供する。
【解決手段】結婚式に臨むカップルと結婚式場との間で成約し挙式年月日の決定後に準備を開始し、結婚式場担当者を決め、結婚式場側とカップルとの間の1回目のカウンセリングをスタートし、コンセプト、テーマを決め、結婚式の全体像を決定する1回目の打ち合わせ、ゲスト数、コンセプト、テーマ入りの招待状の作成、その発送、式当日の衣装、メイク、料理、各種アイテム、花、式進行表、式の演出、映像、音響等の結婚式必要事項の決定を行う2回目乃至4回目の打ち合わせを行い、挙式当日まで数ヶ月の余裕期間を残して準備が終了し、挙式年月日の直前には僅少な変動事項の対応を残すのみの日程による挙式関連準備内容を盛り込んだ新規で斬新なスケジュール・マニュアル表1を含む構成とする。
【解決手段】結婚式に臨むカップルと結婚式場との間で成約し挙式年月日の決定後に準備を開始し、結婚式場担当者を決め、結婚式場側とカップルとの間の1回目のカウンセリングをスタートし、コンセプト、テーマを決め、結婚式の全体像を決定する1回目の打ち合わせ、ゲスト数、コンセプト、テーマ入りの招待状の作成、その発送、式当日の衣装、メイク、料理、各種アイテム、花、式進行表、式の演出、映像、音響等の結婚式必要事項の決定を行う2回目乃至4回目の打ち合わせを行い、挙式当日まで数ヶ月の余裕期間を残して準備が終了し、挙式年月日の直前には僅少な変動事項の対応を残すのみの日程による挙式関連準備内容を盛り込んだ新規で斬新なスケジュール・マニュアル表1を含む構成とする。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、従来における結婚式までのスケジュールとは逆行する新規で斬新なスケジュール・マニュアルを含み、当該スケジュール・マニュアルに基づいて行われる結婚式に関して、カップルの結婚式に対する期待感が高くなり、結婚式当日のクオリティ、カップル及び列席するゲストの満足度が高くなるようなウエディング総合手引き具及び該ウエディング総合手引き具を用いたウエディング準備方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年、挙式に臨むカップルの価値観の変化により、自らの結婚式への要望が多様化してきている。
【0003】
しかし、従来から多くの結婚式場で行われている、結婚式当日から逆算する方式の準備作業では、準備期間の不足により、満足度の高い結婚式を挙げることは難しい。従来の成約から挙式当日までの挙式関連準備内容を盛り込んだスケジュール表の一例を、図23を参照して説明する。
【0004】
同図に示す従来のスケジュール表101においては、カップルと結婚式場(会場)との間で挙式について成約し、挙式年月日(ここでは、例えば成約から8ヶ月後とする)の決定後、まず結婚式場側は、申込金額を預かり衣装合わせをスタートするものの、成約後数ヶ月間空白時間を設け、挙式年月日の4〜3ヶ月前から挙式直前までの間に種々の挙式関連準備を実行するようにしている。
【0005】
すなわち、挙式年月日の4〜3ヶ月前の時点で、結婚式場側において担当者を決定して、カップルと結婚式場側との間で、1回目の打ち合わせ(招待状、列席人数等)、2〜4回目の打ち合わせ(料理、アイテム関連)を行い、また、結婚式場側では招待状作成、進行表作成、更には、コーディネート、花、料理、人数、アイテム関連の確定及び発注、司会決定、演出、BGM、衣装、ヘアメイク等の確定、準備を実施し、挙式直前に打ち合わせを終了するとともに最終確認を行い挙式当日を迎えるという挙式関連準備を実行するようにしている。
【0006】
このようなスケジュール表101による挙式関連準備作業は、結婚式当日から逆算する方式のものであり、成約後数ヶ月間空白時間が生じることから、この間にカップルの結婚式に対する期待感が低下し、また、結婚式の全体像(テーマ)が把握できず、カップルにとって複数回の打ち合わせのプロセスが負担ともなり、更に、格別の価値形成がされないまま挙式関連準備作業が進行することからこだわりを持てず、この結果、結婚式当日のクオリティ、カップル及び列席するゲストの満足度が低下してしまうという問題を包含していた。
【0007】
一方、従来おけるスケジュール表101による場合、挙式関連準備作業結婚式場側にとっても、結婚式当日から逆算する最低限のスケジュール設定のため、準備期間に余裕が無く、カップルに対して結婚式の全体像(テーマ)の提案や満足度を高めるような提案、列席するゲストの期待感を高めるような提案ができず、この結果、一回の結婚式についての取引価格の増加を図ることができないという問題を包含していた。
【0008】
特許文献1には、例えば結婚準備のスケジューリング用に設計されたスケジュール帳であって、表カバーと裏カバーの間に、結婚準備で行うべき種々の行動事項がその実行時期別に分類された形で、リストアップされている行動リスト部、行動リスト部に挙げられた各行動事項についての詳細な解説が記述されている説明部、一覧用カレンダーシート等を綴った構成のものが提案されている。
【0009】
しかし、この特許文献1のスケジュール帳の場合、専ら結婚準備のスケジュール管理に活用することを主眼としたものであり、結婚式に臨むカップルの期待感高揚や、結婚式場側の営業実績向上に資することは期待できないものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0010】
【特許文献1】特開平11−42872号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】
本発明が解決しようとする問題点は、従来における結婚式までのスケジュールとは逆行する新規で斬新なスケジュール・マニュアルを含み、当該スケジュール・マニュアルに基づいて行われる結婚式に関して、カップルの結婚式に対する期待感が高くなり、また、結婚式の全体像(テーマ)を把握でき、カップルにとって複数回の打ち合わせのプロセスが楽しく、更に、格別のこだわりを持つことができ、結婚式当日のクオリティ、カップル及び列席するゲストの満足度が高くなるようなウエディング総合手引き具及び該ウエディング総合手引き具を用いたウエディング準備方法が存在しない点である。
【課題を解決するための手段】
【0012】
本発明に係る新規なウエディング総合手引き具及び該ウエディング総合手引き具を用いたウエディング準備方法は、従来における結婚式までのスケジュールとは逆行する新規で斬新なスケジュール・マニュアルを含み、当該スケジュール・マニュアルに基づいて行われる結婚式に関して、結婚式に臨む顧客であるカップルと結婚式場との間で成約し、挙式年月日の決定後、直ちに準備を開始し、挙式当日まで余裕期間を残して、結婚式必要事項の決定に関する準備が終了する日程による挙式関連準備内容を盛り込んだスケジュール・マニュアル表を含むことを最も主要な特徴とする
【発明の効果】
【0013】
請求項1記載の発明によれば、従来における結婚式までのスケジュールとは逆行する新規で斬新なスケジュール・マニュアルを含み、当該スケジュール・マニュアルに基づいて行われる結婚式に関して、結婚式に臨む顧客であるカップルと結婚式場との間で成約し、挙式年月日の決定後、直ちに準備を開始し、挙式当日まで余裕期間を残して、結婚式必要事項の決定に関する準備が終了する日程による挙式関連準備内容を盛り込んだスケジュール・マニュアル表を含むことから、余裕をもって挙式関連準備を行うことができ、カップルの結婚式に対する期待感が高くなり、また、結婚式の全体像(テーマ)を把握でき、カップルにとって複数回の打ち合わせのプロセスが楽しく、更に、格別のこだわりを持つことができ、結婚式当日のクオリティ、カップル及び列席するゲストの満足度が高くなるような新規なウエディング総合手引き具を実現し提供することができる。
また、請求項2記載の発明によれば、上述したスケジュール・マニュアル表を用い、前記スケジュール・マニュアル表による日程にしたがって、顧客であるカップルと結婚式場との間、顧客であるカップル、結婚式場において前記結婚式必要事項の決定に関するそれぞれの準備行為を行うことによって、余裕をもって挙式関連準備を行うことができ、カップルの結婚式に対する期待感が高くなり、また、結婚式の全体像(テーマ)を把握でき、カップルにとって複数回の打ち合わせのプロセスが楽しく、更に、格別のこだわりを持つことができ、結婚式当日のクオリティ、カップル及び列席するゲストの満足度が高くなるような新規なウエディング準備方法を実現し提供することができる。
【0014】
請求項3記載の発明によれば、従来における結婚式までのスケジュールとは逆行する新規で斬新なスケジュール・マニュアルを含み、当該スケジュール・マニュアルに基づいて行われる結婚式に関して、結婚式に臨む顧客であるカップルと結婚式場との間で成約し、挙式年月日の決定後、直ちに準備を開始し、挙式当日まで数ヶ月の余裕期間を残して、結婚式場担当者、打ち合わせ、司会者、式の全体像把握、コンセプト及びテーマの把握、ゲスト数、コンセプト及びテーマ入りの招待状の作成及び発送、式当日の衣装、メイク、料理、各種アイテム、花、式進行表、式の演出、映像、音響等の結婚式必要事項の決定に関する準備が終了し、挙式年月日の直前には僅少な変動事項の対応を残すのみの日程による挙式関連準備内容を盛り込んだスケジュール・マニュアル表を含むことから、余裕をもって挙式関連準備を行うことができ、カップルの結婚式に対する期待感が高くなり、また、結婚式の全体像(テーマ)を把握でき、カップルにとって複数回の打ち合わせのプロセスが楽しく、更に、格別のこだわりを持つことができ、結婚式当日のクオリティ、カップル及び列席するゲストの満足度が高くなるような新規なウエディング総合手引き具を実現し提供することができる。
また、請求項4記載の発明によれば、上述したスケジュール・マニュアル表を用い、前記スケジュール・マニュアル表による日程にしたがって、顧客であるカップルと結婚式場の担当者、顧客であるカップル、結婚式場、司会者において、式の全体像把握、コンセプト、テーマの把握、ゲスト数、コンセプト、テーマ入りの招待状の作成、その発送、式当日の衣装、メイク、料理、各種アイテム、花、式進行表、式の演出、映像、音響等についての前記結婚式必要事項の決定に関するそれぞれの準備行為を行うことによって、余裕をもって挙式関連準備を行うことができ、カップルの結婚式に対する期待感が高くなり、また、結婚式の全体像(テーマ)を把握でき、カップルにとって複数回の打ち合わせのプロセスが楽しく、更に、格別のこだわりを持つことができ、結婚式当日のクオリティ、カップル及び列席するゲストの満足度が高くなるような新規なウエディング準備方法を実現し提供することができる。
【0015】
請求項5記載の発明によれば、従来における結婚式までのスケジュールとは逆行する新規で斬新なスケジュール・マニュアルを含み、当該スケジュール・マニュアルに基づいて行われる結婚式に関して、結婚式に臨む顧客であるカップルと結婚式場との間で成約し、挙式年月日の決定後、直ちに準備を開始し、結婚式場担当者を決め、結婚式場側とカップルとの間の1回目のカウンセリングをスタートし、コンセプト、テーマを決め、結婚式の全体像を決定する内容の1回目の打ち合わせ、ゲスト数、コンセプト、テーマ入りの招待状の作成、その発送、式当日の衣装、メイク、料理、各種アイテム、花、式進行表、式の演出、映像、音響等の結婚式必要事項の決定を行う2回目乃至4回目の打ち合わせを行い、挙式当日まで数ヶ月の余裕期間を残して準備が終了し、挙式年月日の直前には僅少な変動事項の対応を残すのみの日程による挙式関連準備内容を盛り込んだスケジュール・マニュアル表を含むことから、1回目のカウンセリング、打ち合わせから4回目の打ち合わせを経て挙式に至るまでの間余裕をもって挙式関連準備を行うことができ、カップルの結婚式に対する期待感が高くなり、また、結婚式の全体像(テーマ)を把握でき、カップルにとって複数回の打ち合わせのプロセスが楽しく、更に、格別のこだわりを持つことができ、結婚式当日のクオリティ、カップル及び列席するゲストの満足度が高くなるような新規なウエディング総合手引き具を実現し提供することができる。
また、請求項6記載の発明によれば、上述したスケジュール・マニュアル表を用い、前記スケジュール・マニュアル表による日程にしたがって、顧客であるカップルと結婚式場の担当者、顧客であるカップル、結婚式場、司会者において、結婚式場側とカップルとの間の1回目のカウンセリングをスタートし、コンセプト、テーマを決め、結婚式の全体像を決定する内容の1回目の打ち合わせ、ゲスト数、コンセプト及びテーマ入りの招待状の作成、その発送、式当日の衣装、メイク、料理、各種アイテム、花、式進行表、式の演出、映像、音響等の結婚式必要事項の決定を行う2回目乃至4回目の打ち合わせについてのそれぞれの準備行為を行うことによって、1回目のカウンセリング、打ち合わせから4回目の打ち合わせを経て挙式に至るまでの間余裕をもって挙式関連準備を行うことができ、カップルの結婚式に対する期待感が高くなり、また、結婚式の全体像(テーマ)を把握でき、カップルにとって複数回の打ち合わせのプロセスが楽しく、更に、格別のこだわりを持つことができ、結婚式当日のクオリティ、カップル及び列席するゲストの満足度が高くなるような新規なウエディング準備方法を実現し提供することができる。
【0016】
請求項7記載の発明によれば、前記請求項1記載の発明と同様な効果を奏し、かつ、結婚式場担当者であるウエディングプランナーの意識形成のための導入プログラム、接客環境作り、コンセプト、テーマの設定、結婚式の全体像提案のためのカウンセリングプログラム、顧客理解、各種アイテムの価値形成のためのヴァリューアップ(価値形成)プログラム、及び顧客の意思確認、顧客への最終提案と決定のためのベストヴァリュー(最大価値)プログラムからなる研修プログラムを実施するためのシート群からなる研修プログラムツールを含むことから、ウエディングプランナーのスキルの向上を実現させ、ウエディング関連業務に活用することで、ウエディングに関するアイテム単価アップ、顧客数アップを実現し結婚式場の営業実績向上に結び付けることができる新規なウエディング総合手引き具を実現し提供することができる。
請求項8記載の発明によれば、前記請求項2記載の発明と同様な効果を奏し、かつ、請求項7記載の研修プログラムツールを用いて結婚式場の担当者であるウエディングプランナーによる前記導入プログラム、カウンセリングプログラム、ヴァリューアップ(価値形成)プログラム、及びベストヴァリュー(最大価値)プログラムの内容に応じた研修を実施することで、当該ウエディングプランナーのスキル向上を実現することができる新規なウエディング準備方法を実現し提供することができる。
【0017】
請求項9記載の発明によれば、前記請求項3記載の発明と同様な効果を奏し、かつ、結婚式場担当者であるウエディングプランナーの意識形成のための、導入プログラム、接客環境作り、コンセプト、テーマの設定、結婚式の全体像提案のためのカウンセリングプログラム、顧客理解、各種アイテムの価値形成のためのヴァリューアップ(価値形成)プログラム、及び顧客の意思確認、顧客への最終提案と決定のためのベストヴァリュー(最大価値)プログラムを含む研修プログラムを実施するためのお客様情報シート、カウンセリングシート、打ち合わせスケジュール・マニュアル表、アイテムチェックシート、プラニングシート、質問表、不安除去事例集等を含む各種シート群からなる研修プログラムツールを含むことから、ウエディングプランナーのスキルの向上を実現させ、ウエディング関連業務に活用することで、ウエディングに関するアイテム単価アップ、顧客数アップを実現し結婚式場の営業実績向上に結び付けることができる新規なウエディング総合手引き具を実現し提供することができる。
請求項10記載の発明によれば、前記請求項4記載の発明と同様な効果を奏し、かつ、請求項9記載の研修プログラムツールを用いて結婚式場の担当者であるウエディングプランナーによる前記導入プログラム、カウンセリングプログラム、ヴァリューアップ(価値形成)プログラム、及びベストヴァリュー(最大価値)プログラムの内容に応じた研修を実施することで、当該ウエディングプランナーのスキル向上を実現することができる新規なウエディング準備方法を実現し提供することができる。
【0018】
請求項11記載の発明によれば、前記請求項5記載の発明と同様な効果を奏し、かつ、請求項9記載の発明と同様、ウエディングプランナーのスキルの向上を実現させ、ウエディング関連業務に活用することで、ウエディングに関するアイテム単価アップ、顧客数アップを実現し結婚式場の営業実績向上に結び付けることができる新規なウエディング総合手引き具を実現し提供することができる。
請求項12記載の発明によれば、前記請求項6記載の発明と同様な効果を奏し、かつ、請求項11記載の研修プログラムツールを用いて結婚式場の担当者であるウエディングプランナーによる前記導入プログラム、カウンセリングプログラム、ヴァリューアップ(価値形成)プログラム、及びベストヴァリュー(最大価値)プログラムの内容に応じた研修を実施することで、当該ウエディングプランナーのスキル向上を実現することができる新規なウエディング準備方法を実現し提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【図1】図1は本発明の実施例に係る新規なウエディング総合手引き具及び該ウエディング総合手引き具を用いたウエディング準備方法におけるスケジュール・マニュアル表の内容を示す説明図である。
【図2】図2は従来のスケジュール表から本実施例に係るスケジュール・マニュアル表を作成するまでの推移を示す説明図である。
【図3】図3は本実施例に係る新規なウエディング総合手引き具及び該ウエディング総合手引き具を用いたウエディング準備方法における招待状の一例を示す平面図である。
【図4】図4は本実施例におけるお客様の会場決定から挙式後に至る気持ち(心理状況)をイメージ的に表したグラフである。
【図5】図5は本実施例に係る新規なウエディング総合手引き具及び該ウエディング総合手引き具を用いたウエディング準備方法を使用する研修内容を構成するカウンセリングプログラムの流れを示す図である。
【図6】図6は本実施例に係る新規なウエディング総合手引き具及び該ウエディング総合手引き具を用いたウエディング準備方法における新規なウエディングプランナー自身のマイプロフィール表を示す図である。
【図7】図7は本実施例に係る新規なウエディング総合手引き具及び該ウエディング総合手引き具を用いたウエディング準備方法におけるお客様情報シートを示す図である。
【図8】図8は本実施例に係る新規なウエディング総合手引き具及び該ウエディング総合手引き具を用いたウエディング準備方法におけるお客様についてのカウンセリングシートを示す図である。
【図9】図9は本実施例に係る新規なウエディング総合手引き具及び該ウエディング総合手引き具を用いたウエディング準備方法におけるお客様についてのカウンセリングシートを示す図である。
【図10】図10は本実施例に係る新規なウエディング総合手引き具及び該ウエディング総合手引き具を用いたウエディング準備方法におけるウエディングイメージの把握とテーマ設定の一つの具体例であるワークシートを示す図である。
【図11】図11は本実施例に係る新規なウエディング総合手引き具及び該ウエディング総合手引き具を用いたウエディング準備方法における打ち合わせスケジュール・マニュアル表を示す図である。
【図12】図12は本実施例に係る新規なウエディング総合手引き具及び該ウエディング総合手引き具を用いたウエディング準備方法におけるアイテムチェックシート(お客様用)を示す図である。
【図13】図13は本実施例に係る新規なウエディング総合手引き具及び該ウエディング総合手引き具を用いたウエディング準備方法におけるアイテムチェックシート(ウエディングプランナー用)を示す図である。
【図14】図14は本実施例におけるカウンセリングプログラムで行うトータルロールプレイングの内容を示す図である。
【図15】図15は本実施例に係る新規なウエディング総合手引き具及び該ウエディング総合手引き具を用いたウエディング準備方法におけるヴァリューアッププログラムの一例を示す図である。
【図16】図16は本実施例に係る新規なウエディング総合手引き具及び該ウエディング総合手引き具を用いたウエディング準備方法におけるプラニングシートの一例を示す図である。
【図17】図17は本実施例に係る新規なウエディング総合手引き具及び該ウエディング総合手引き具を用いたウエディング準備方法における質問表を示す図である。
【図18】図18は本実施例に係る新規なウエディング総合手引き具及び該ウエディング総合手引き具を用いたウエディング準備方法におけるアイテムについての価値形成の流れをウエディングプランナー単独でお客様である二人との間で行う場合の処理の流れを示す図である。
【図19】図19は本実施例に係る新規なウエディング総合手引き具及び該ウエディング総合手引き具を用いたウエディング準備方法におけるアイテムについての価値形成の流れをウエディングプランナー、お客様である二人、パートナー企業との間で行う場合の処理の流れを示す図である。
【図20】図20は本実施例に係る新規なウエディング総合手引き具及び該ウエディング総合手引き具を用いたウエディング準備方法におけるアイテムについての価値形成のためにウエディングプランナーがお二人に説明するためのトーク事例を示す図である。
【図21】図21は本実施例に係る新規なウエディング総合手引き具及び該ウエディング総合手引き具を用いたウエディング準備方法におけるベストヴァリュー(最大価値)プログラムの流れを示す図である。
【図22】図22は本実施例に係る新規なウエディング総合手引き具及び該ウエディング総合手引き具を用いたウエディング準備方法における最終決定時の不安の除去に関してその事例と対応策をまとめた例を示す図である。
【図23】図23は従来のスケジュール表を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
本発明は、従来における結婚式までのスケジュールとは逆行する新規で斬新なスケジュール・マニュアルを含み、当該スケジュール・マニュアルに基づいて行われる結婚式に関して、カップルの結婚式に対する期待感が高くなり、また、結婚式の全体像(テーマ)を把握でき、カップルにとって複数回の打ち合わせのプロセスが楽しく、更に、格別のこだわりを持つことができ、結婚式当日のクオリティ、カップル及び列席するゲストの満足度が高くなるような新規なウエディング総合手引き具及び該ウエディング総合手引き具を用いたウエディング準備方法を提供するという目的を、結婚式に臨む顧客であるカップルと結婚式場との間で成約し、挙式年月日の決定後、直ちに準備を開始し、結婚式場担当者を決め、結婚式場側とカップルとの間の1回目のカウンセリングをスタートし、コンセプト、テーマを決め、結婚式の全体像を決定する内容の1回目の打ち合わせ、ゲスト数、コンセプト、テーマ入りの招待状の作成、その発送、式当日の衣装、メイク、料理、各種アイテム、花、式進行表、式の演出、映像、音響等の結婚式必要事項の決定を行う2回目乃至4回目の打ち合わせを行い、挙式当日まで数ヶ月の余裕期間を残して準備が終了し、挙式年月日の直前には僅少な変動事項の対応を残すのみの日程による挙式関連準備内容を盛り込んだスケジュール・マニュアル表を含む構成により実現した。
【実施例】
【0021】
以下、本発明の実施例に係る新規なウエディング総合手引き具及び該ウエディング総合手引き具を用いたウエディング準備方法について図面を参照して詳細に説明する。
【0022】
本実施例に係る新規なウエディング総合手引き具及び該ウエディング総合手引き具を用いたウエディング準備方法は、図1に示すように、従来における結婚式までのスケジュールとは逆行する新規で斬新なスケジュール・マニュアル表1を含むことを最大の特徴とする。
【0023】
この本実施例に係る新規なウエディング総合手引き具及び該ウエディング総合手引き具を用いたウエディング準備方法におけるスケジュール・マニュアル表1は、結婚式に臨む顧客であるカップルと結婚式場との間で成約し、挙式年月日の決定後、直ちに準備を開始し、挙式当日まで余裕期間を残して、結婚式必要事項の決定に関する準備が終了する日程による挙式関連準備内容を盛り込んだ従来にない斬新な構成となっていて、従来における結婚式までのスケジュールとは逆行する新規で斬新なスケジュール・マニュアルを含み、当該スケジュール・マニュアルに基づいて行われる結婚式の新規なウエディング総合手引き具及び該ウエディング総合手引き具を用いたウエディング準備方法の構成となっている。
【0024】
以下、現状把握から新たなスケジュール・マニュアル表1の策定までの推移について図2を参照して説明する。
【0025】
(ステップ1)
ステップ1で使用するスケジュール表101は、前記した従来例で述べたものと同一である。
【0026】
再掲すると、従来のスケジュール表101に従った挙式準備内容は、カップルと結婚式場(会場)との間で挙式について成約し、挙式年月日(ここでは、例えば成約から8ヶ月後とする)の決定後、まず結婚式場側は、申込金額を預かり衣装合わせをスタートするものの、成約後数ヶ月間空白時間を設け、挙式年月日の4〜3ヶ月前から挙式直前までの間に種々の挙式関連準備を実行する。
【0027】
すなわち、挙式年月日の4〜3ヶ月前の時点で、結婚式場側において担当者を決定して、顧客と結婚式場側との間で、1回目の打ち合わせ(招待状、列席人数等)、2〜4回目の打ち合わせ(料理、アイテム関連)を行い、また、結婚式場側では招待状作成、進行表作成、更には、コーディネート、花、料理、人数、アイテム関連の確定及び発注、司会決定、演出、BGM、衣装、ヘアメイク等の確定、準備を実施し、挙式直前に打ち合わせを終了するとともに最終確認を行い挙式当日を迎えるものである。
【0028】
(ステップ2)
ステップ2では、前記スケジュール表101を見直し、従来における結婚式までのスケジュールとは逆行する新規で斬新なスケジュール・マニュアルを含み、当該スケジュール・マニュアルに基づいて結婚式を行うということに立脚して、成約し結婚式場側で申込金額を預かった後、直ちに担当者を決定し、カップルと結婚式場(会場)側との間の1回目のカウンセリングをスタートし、コンセプト、テーマを決め、1回目の打ち合わせで結婚式の全体像を決定する内容とする。
【0029】
(ステップ3)
ステップ3では、ステップ2で見直した1回目の打ち合わせの後に2回目の打ち合わせを導入し、コーディネート、花、料理、引出物を決め、かつ、料理、コーディネート、花、引出物の受注ベース打ち合わせを導入する。これらは挙式年月日の8〜4ヶ月前の段階でできるだけ早期に実施する。
【0030】
(ステップ4)
ステップ4では、ステップ3で見直した内容を更に検討し、ステップ2で見直した1回目の打ち合わせの後に、2〜4回目の打ち合わせ(衣装、料理、ゲスト、招待状等のアイテム関連)を行い、結婚式場側ではコンセプト、テーマに沿ったアイテムを提案し、カップルに対してアイテムセミナーへの参加を呼びかけて余裕を持ってこだわりアイテムを選べるようにし、最終的に結婚式場側でアイテムを確定する。この場合、インパウンド方式で業務効率の向上を図る。
【0031】
更に、結婚式場側で、テーマ入り招待状を作成し、ゲスト宛に発送する。本実施例に係る新規なウエディング総合手引き具及び該ウエディング総合手引き具を用いたウエディング準備方法におけるこだわりをもった招待状20の例を図3に示す。
【0032】
そして、結婚式場側とカップルとの間の打ち合わせを終了させ、結婚式場側で最終数を確認して、大部分の準備作業を終了させる。打ち合わせを終了時点は、例えば挙式年月日の4ヶ月前の段階とするものである。このようにして、図1に示すような新たなスケジュール・マニュアル表1を策定する。
【0033】
この結果、カップルにとっては、挙式年月日まで4ヶ月の余裕期間を持つことができることになり、この間に自分磨きや家族との時間作り等、有意義な期間を確保することができる。
【0034】
そして、挙式年月日の直前においては、カップルは、最終的に、衣装、メイク、進行を確認するだけですみ、また、結婚式場側ではゲスト人数やアイテム数の追加対応を行うだけの簡略作業を実施するだけで、挙式当日を迎えることができる。
【0035】
上述した新たなスケジュール・マニュアル表1に従って準備作業を進めることで、以下のような効果が期待できる。
【0036】
成約後、すぐにカップルをフォローし、テーマを決める内容とすることで、各種アイテム選びのこだわり軸が醸成され期待感(期待値)を維持することが可能となる。最初の段階で結婚式の全体像、テーマが把握できることから、カップルはイメージし易くなり、また、準備プロセスに余裕があって楽しみが増す。
【0037】
打ち合わせに余裕をもって臨め、価値形成が伴うため、アイテム、演出等すべてにおいてこだわって準備できる。招待状発送の段階でコンセプト、テーマ、ロゴを入れることで、列席するゲストの期待感を高めることができる。
【0038】
結果として、結婚式当日のクオリティ、カップル及び列席するゲストの満足度を高めることができる。更に詳述すると、以下の通りである。
【0039】
(1)カップル(新郎新婦)にとっては、
余裕を持った準備をすることができる。
オリジナル性のあるプランを組むことができる。
オリジナル性のある招待状を作成し、ゲストの結婚式に対する期待感を醸成することができる。
オリジナル性のある結婚式にゲストを招待することができる。
準備段階での予定の変更(列席人数など)の変更がし易い。
結婚式当日前の数ヶ月間に、エステ、新居探しなどの結婚式以外の準備をすることができる。
【0040】
(2)結婚式場にとっては、
準備期間に余裕があるため、結婚式の価値を伝えることで付帯するサービスを追加でご利用いただくことができる(取引単価のアップ)。
新郎新婦の要望に応じたプランを提案し、当日満足頂くことで、自らのやりがいを感じることができる。
新郎新婦が満足度の高い披露宴をイメージするため、列席者をより多く呼びたいという心理状態なることから取引単価アップに結びつく。
【0041】
次に、本実施例に係る新規なウエディング総合手引き具及び該ウエディング総合手引き具を用いたウエディング準備方法を構成するウエディングプランナーについての研修プログラムツールについて詳述する。
【0042】
この研修プログラムでは、お客様を深く理解し、結婚式と一つ一つのアイテムの意味や価値を伝え、お客様一組一組に合わせたベストの提案を心がけることで、今以上にお客様から「最高の結婚式でした」と言っていただけることを目的とする。
【0043】
具体的には4つの目的からなるものである。
(1)ウエディングとその一つ一つの商品に対してしっかりとした価値形成を行う。
(2)お客様にとってベストな提案を行う。
(3)ウエディングの各アイテムにおいて単価アップ並びに人数アップを図る。
(4)お客様(新郎新婦、親族、来賓)にとって最高の結婚式を実現し、満足度を向上する。
【0044】
次に本実施例の研修の流れについて詳述する。
研修で学ぶ内容は、打ち合わせにおける以下の4つのプログラムに分かれており、成約から挙式当日を迎えるまでの4回の打ち合わせの流れをイメージしながら、各スキルを学んでいくものである。
【0045】
「導入プログラム」:ウエディングプランナーとして仕事をしていくにあたって必要な意識。
「カウンセリングプログラム」:お客様を深く知るためのスキル。
「ヴァリューアップブロヴラム」:ウエディングの価値をしっかり相手に伝えるためのスキル。
「ベストヴァリュープログラム」:自身のベストな提案に価値観を感じていただくためのスキル。
【0046】
「導入プログラム」の内容
ウエディングプランナーとして仕事をしていくにあたって、必要な意識を高めるためにウエディングにおける顧客心理を理解する。
ここでは、例えば会場決定、打ち合わせスタート、3ヶ月、2ヶ月、1ヶ月前、当日、挙式後のそれぞれでウエディングプランナーとしてお客様がどのような気持ち(心理状況)なのかを考え、ウエディングプランナーは、図4に示すグラフに示すような内容をイメージしながら、シートにウエディングプランナー自身の考えを書き込む等して顧客心理の理解に努める。
【0047】
「カウンセリングプログラム」
カウンセリングとは、依頼者が専門家との話し合いを通じて、自分の問題を相談したり助言を受けたりすること意味する。
【0048】
ウエディングプランナーは、受身で依頼者の話を聞くだけでなく、その考えを引き出すこと、提案につながるカウンセリングを心がけることが要点である。
【0049】
カウンセリングプログラムの流れとしては、図5に具体的に示すように、接客環境作り、顧客把握を実行するものである。
【0050】
図5において、スキル1におけるアイスブレイクは、アイス(氷のような雰囲気)をブレイク(氷解)し、お客様の緊張、準備や、スケジュール、当日のイメージ料金等に関する不安を除き、信頼関係を構築することで好適な接客環境作りを行うことを意味する。
【0051】
この場合、シートにウエディングプランナー自身が、アイスブレイクの必要性と行うことによりどのような効果があるのかについての考えを書き込む等して顧客心理の理解に努める。
【0052】
アイスブレイクを行うことにより、お客様をよく知り、ウエディングプランナーのことを知ってもらい、リラックスした状態で情報収集ができる等の効果が得られる。
【0053】
このアイスブレイクにおいては、まず図6に示すようなウエディングプランナー自身のマイプロフィール表11を作成し、ウエディングプランナー自身の人柄をお客様に伝え不安要素の低減に努める。
【0054】
また、図7に示すようなお客様情報シート(ウエディングプランナー用)12、図8及び図9に示すようなお客様についてのカウンセリングシート13、14を作成して活用する。
【0055】
次に図5に示す顧客把握について説明する。顧客把握とは、お客様を深く理解することであり、お二人が現状ウエディングにおいて何にこだわりや興味、関心を持ち、何に対して興味、関心が弱いのかをしっかり把握するものである。
【0056】
この場合、要点は、お二人のイメージや要望とその理由を聞き出し、お二人のイメージや要望を全て受け入れことであり、お二人の意見に対して、先入感で判断しないことが肝要である。顧客把握のためのスキル2、3、4としては、進行の確認(ベースチェック)、ウエディングイメージの把握とテーマ設定、打ち合わせスケジュールの作成と準備等がある。
【0057】
進行の確認(ベースチェック)は、結婚式当日の入場から退場までの一連の流れをシーンとして表現し、お二人に確認することであり、ウエディングプランナー自身の考えをシートに書き込む等して顧客把握に努める。
【0058】
また、図9に示すカウンセリングシート14のベースチェック(進行の確認)の欄を使用し、進行の確認を実施することで、お二人が全体イメージを持つことができ、具体的提案がし易い環境を作ることができ、お二人が興味、関心を持っている内容と、持っていない内容を把握することもでき、提案のタイミング、内容を組み立てることができる利点がある。
【0059】
次に、ウエディングイメージの把握とテーマ設定については、お二人の抽象的なイメージや偏った要望をテーマとして設定することで、具体的にイメージできる状態にするものである。
【0060】
ウエディングイメージの把握とテーマ設定の一つの具体例であるワークシート15を図10に示す。
【0061】
ウエディングイメージの把握とテーマ設定を行うことで、お二人のウエディングを担当するウエディングプランナーに対して、お二人が興味、期待感を持って打ち合わせに臨んでいただけることができ、お二人自身がウエディングに対して具体的イメージを持っていただける利点がある。
【0062】
次に、打ち合わせスケジュールの作成と準備とは、お二人それぞれに合わせた打ち合わせスケジュールを組み立てることである。
【0063】
限られた期間のなかで打ち合わせを有効、かつ、効率的に行うために、打ち合わせスケジュールの作成と準備がお二人にとって必要な理由とどのような効果があるかについてウエディングプランナー自身の考えをシートに書き込む等して考える。
【0064】
打ち合わせスケジュールの作成と準備をおこなうことで、お客様に興味関心、期待感を持っていただくことができ、各アイテムにおいて価値を感じていただく環境作りも可能となり、各アイテムの単価アップや人数アップを図ることができる環境作りに貢献する。
打ち合わせスケジュールの作成と準備の流れとしては、お二人のウエディングイメージの整理と優先順位立てを行い、スケジュールを作成し、打ち合わせの流れを決定することが肝要である。
【0065】
具体的には、お二人の優先順位が高い項目については早い段階で打ち合わせを行い、優先順位が低くても準備の都合で早い段階で打ち合わせが必要なものをお二人に説明しながら打ち合わせスケジュールを組み立て、全てのアイテムがいつまで変更可能なのかの決定期限を踏まえ打ち合わせスケジュールを作成する。
【0066】
打ち合わせを始めるための準備としては、各アイテムにおける決定期限をお二人に伝え、イメージしていただくためにアイテムの価値形成を行い、次回打ち合わせ内容のイメージを考えていただきアイテムチェックシートに記入していただく。この場合の打ち合わせスケジュール・マニュアル表16の例を図11に示す。
【0067】
また、アイテムチェックシート(お客様用)17の一部の例を図12に、アイテムチェックシート(ウエディングプランナー用)18の一部の例を図13に示す。
【0068】
更に、カウンセリングプログラムで行うトータルロールプレイングの内容を図14に示す。
【0069】
次に、ヴァリューアッププログラムについて説明する。
【0070】
ヴァリューアップ(価値形成)とは、ウエディングニおける一つ一つのアイテムに対して、その意味をお二人が深く理解し、価値や魅力・必要性などを感じる状態に導くことである。
【0071】
具体的内容は、プラニングシート(進行表)の作成、アイテムイメージの把握、ウエディングアイテムの価値形成、ウエディングアイテムの価値提案からなる。
【0072】
ヴァリューアッププログラムの一例を図15に示す。また、プラニングシート(進行表)19の一例を図16に示す。
【0073】
プラニングシート19を作成することで、お二人が結婚式場で行う結婚式に対して、価値や興味を持っていただくことができ、お二人の全体イメージ、各アイテムイメージの把握が明確となり、
【0074】
ウエディングプランナー自身にとってはお二人に提案し易い環境を作ることができるという利点がある。
【0075】
アイテムイメージの把握とは、ウエディングにおいて必要となる一つ一つのアイテムについてお二人のイメージやこだわりを把握することである。
【0076】
この場合も既述したアイテムチェックシート(ウエディングプランナー用)18を使用し、お二人のイメージやこだわりを把握し、引き出した情報を記載する。また、アイテムイメージの把握のために、図17に示すような質問表を使用する。
【0077】
次にアイテムについての価値形成を行う。ウエディングにおいて必要となる一つ一つのアイテムについてその意味をお二人が深く理解し、価値や魅力、必要性などを感じる状態に導くことをいう。
【0078】
このようなアイテムについての価値形成の流れをウエディングプランナー単独で二人との間で行う場合の処理の流れを図18に示す。
【0079】
また、このようなアイテムについての価値形成の流れをウエディングプランナー、結婚式場のパートナー企業、お二人の三者間で行う場合の処理の流れを図19に示す。
【0080】
更に、アイテムについての価値形成のためにウエディングプランナーがお二人に説明するためのトーク事例の一部を図20に示す。
【0081】
次にアイテムについての価値提案について説明する。価値提案とは、お二人にとって新たな気づきや魅力を感じられるような具体的な提案を行うことをいう。
【0082】
この場合も既述したアイテムチェックシート(ウエディングプランナー用)18を使用しながら行うものである。
【0083】
更に、既述したアイテムチェックシート(お客様用、ウエディングプランナー用)を使用ながら、人数、料理、飲み物等々に関するヴァリューアップロールプレイングを実施する。
【0084】
このような価値提案を行うことで、お二人が価値を感じるだけでなく、当日の具体的なイメージを持っていただくことができ、価値形成を通じてアイテムに対して魅力、必要性を感じることにより実施や購入だけでなく単価アップに結び付くものである。
【0085】
次に、ベストヴァリュープログラム、すなわち、最大価値プログラムについて説明する。
【0086】
ベストヴァリュー、すなわち、最大価値とは、お客様にとって最高に価値を感じる結婚式であることを意味し、ウエディングを構成する一つ一つのアイテムの集合体がお客様にとって最高の結婚式=あこがれや夢を実現できる結婚式となり、提案とその金額に納得感のある状態を作ることである。
【0087】
ベストヴァリュー(最大価値)は、お二人作り上げるものではなく、ウエディングプランナーが一緒に考えお客様を深く理解し、ベストな形にして提案することによって実現できる。
【0088】
だからこそ、お客様にとってベストヴァリュー(最大価値)を提案することは、ウエディングプランナーにとっての使命でもある。
【0089】
次に、ベストヴァリュー(最大価値)プログラムの流れを図21に示す。
【0090】
ベストヴァリュー(最大価値)プログラムにおいては、意思の確認、不安の除去、最終提案と決定、最高の結婚式を迎えるために、からなる各スキルを実施する。
【0091】
ここで、ベストヴァリュー(最大価値)における意思の確認とは、お客様への提案のための最終確認を行うことをいう。
【0092】
具体的には、打ち合わせスケジュールやアイテムチェックシート等を使用しながら、価直を感じていない、又は迷っているという内容を細かく確認する。また、提案もれがないか、お二人の現状における意思の確認とその理由を把握することに努める。このような作業により、現状の提案のための課題を把握することができる。
【0093】
不安の除去とは、お二人が何に不安を感じているかを把握し、一緒になって考え不安を取り除いていくことを意味する。
【0094】
次に、不安の除去に関して、その事例と対応策をまとめた表の例を図22に示す。
【0095】
最終提案と決定とは、いままでの提案に対するお二人の反応を見逃さず、アイテムの最終決定期限を踏まえ、お二人が納得するまで提案を行うことである。
【0096】
すなわち、いままでの打ち合わせで使用した各シートを全て見直し、最終的な確認を行うものである。
【0097】
このような作業により、お二人にとってもれが無く、全てのアイテムについて納得していただける結婚式を実現することが可能となる。
【0098】
最高の結婚式を迎えるために、では、お二人の判断を受け入れ、いままでの打ち合わせ内容を振り返り、お二人の心理を意識しながら、お二人の不安を、安心、納得、期待の感情に転換し、最高の心理状態をもって挙式を迎えていただくためにお二人にアドバイスを行うものである。
【0099】
更に、お客様が何に不安を感じているのか聞き出し、解決策の提案を目的としてベストヴァリューロールプレイングを実施する。
【0100】
以上の内容により、例えば2日間の研修を修了する。そして、2日間の研修内容により、ウエディングプランナーのスキルの向上を実現させ、その後のウエディング関連業務に生かされ、結婚式場の営業実績向上に結び付くものである。
【0101】
なお、本願出願人が先に出願し登録を得た実用新案登録第3158813号に係るウエディングブックを本実施例の新規なウエディング総合手引き具及び該ウエディング総合手引き具を用いたウエディング準備方法と組み合わせて使用することも効果的である。
【産業上の利用可能性】
【0102】
本発明に係る新規なウエディング総合手引き具及び該ウエディング総合手引き具を用いたウエディング準備方法は、結婚式場での挙式、ホテル等での挙式、教会での挙式等その実施場所の如何を問わず、広範に適用可能である。
【符号の説明】
【0103】
1 スケジュール・マニュアル表
11 マイプロフィール表
12 お客様情報シート
13 カウンセリングシート
14 カウンセリングシート
15 ワークシート
16 打ち合わせスケジュール・マニュアル表
17 アイテムチェックシート
18 アイテムチェックシート
19 プラニングシート
20 招待状
【技術分野】
【0001】
本発明は、従来における結婚式までのスケジュールとは逆行する新規で斬新なスケジュール・マニュアルを含み、当該スケジュール・マニュアルに基づいて行われる結婚式に関して、カップルの結婚式に対する期待感が高くなり、結婚式当日のクオリティ、カップル及び列席するゲストの満足度が高くなるようなウエディング総合手引き具及び該ウエディング総合手引き具を用いたウエディング準備方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年、挙式に臨むカップルの価値観の変化により、自らの結婚式への要望が多様化してきている。
【0003】
しかし、従来から多くの結婚式場で行われている、結婚式当日から逆算する方式の準備作業では、準備期間の不足により、満足度の高い結婚式を挙げることは難しい。従来の成約から挙式当日までの挙式関連準備内容を盛り込んだスケジュール表の一例を、図23を参照して説明する。
【0004】
同図に示す従来のスケジュール表101においては、カップルと結婚式場(会場)との間で挙式について成約し、挙式年月日(ここでは、例えば成約から8ヶ月後とする)の決定後、まず結婚式場側は、申込金額を預かり衣装合わせをスタートするものの、成約後数ヶ月間空白時間を設け、挙式年月日の4〜3ヶ月前から挙式直前までの間に種々の挙式関連準備を実行するようにしている。
【0005】
すなわち、挙式年月日の4〜3ヶ月前の時点で、結婚式場側において担当者を決定して、カップルと結婚式場側との間で、1回目の打ち合わせ(招待状、列席人数等)、2〜4回目の打ち合わせ(料理、アイテム関連)を行い、また、結婚式場側では招待状作成、進行表作成、更には、コーディネート、花、料理、人数、アイテム関連の確定及び発注、司会決定、演出、BGM、衣装、ヘアメイク等の確定、準備を実施し、挙式直前に打ち合わせを終了するとともに最終確認を行い挙式当日を迎えるという挙式関連準備を実行するようにしている。
【0006】
このようなスケジュール表101による挙式関連準備作業は、結婚式当日から逆算する方式のものであり、成約後数ヶ月間空白時間が生じることから、この間にカップルの結婚式に対する期待感が低下し、また、結婚式の全体像(テーマ)が把握できず、カップルにとって複数回の打ち合わせのプロセスが負担ともなり、更に、格別の価値形成がされないまま挙式関連準備作業が進行することからこだわりを持てず、この結果、結婚式当日のクオリティ、カップル及び列席するゲストの満足度が低下してしまうという問題を包含していた。
【0007】
一方、従来おけるスケジュール表101による場合、挙式関連準備作業結婚式場側にとっても、結婚式当日から逆算する最低限のスケジュール設定のため、準備期間に余裕が無く、カップルに対して結婚式の全体像(テーマ)の提案や満足度を高めるような提案、列席するゲストの期待感を高めるような提案ができず、この結果、一回の結婚式についての取引価格の増加を図ることができないという問題を包含していた。
【0008】
特許文献1には、例えば結婚準備のスケジューリング用に設計されたスケジュール帳であって、表カバーと裏カバーの間に、結婚準備で行うべき種々の行動事項がその実行時期別に分類された形で、リストアップされている行動リスト部、行動リスト部に挙げられた各行動事項についての詳細な解説が記述されている説明部、一覧用カレンダーシート等を綴った構成のものが提案されている。
【0009】
しかし、この特許文献1のスケジュール帳の場合、専ら結婚準備のスケジュール管理に活用することを主眼としたものであり、結婚式に臨むカップルの期待感高揚や、結婚式場側の営業実績向上に資することは期待できないものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0010】
【特許文献1】特開平11−42872号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】
本発明が解決しようとする問題点は、従来における結婚式までのスケジュールとは逆行する新規で斬新なスケジュール・マニュアルを含み、当該スケジュール・マニュアルに基づいて行われる結婚式に関して、カップルの結婚式に対する期待感が高くなり、また、結婚式の全体像(テーマ)を把握でき、カップルにとって複数回の打ち合わせのプロセスが楽しく、更に、格別のこだわりを持つことができ、結婚式当日のクオリティ、カップル及び列席するゲストの満足度が高くなるようなウエディング総合手引き具及び該ウエディング総合手引き具を用いたウエディング準備方法が存在しない点である。
【課題を解決するための手段】
【0012】
本発明に係る新規なウエディング総合手引き具及び該ウエディング総合手引き具を用いたウエディング準備方法は、従来における結婚式までのスケジュールとは逆行する新規で斬新なスケジュール・マニュアルを含み、当該スケジュール・マニュアルに基づいて行われる結婚式に関して、結婚式に臨む顧客であるカップルと結婚式場との間で成約し、挙式年月日の決定後、直ちに準備を開始し、挙式当日まで余裕期間を残して、結婚式必要事項の決定に関する準備が終了する日程による挙式関連準備内容を盛り込んだスケジュール・マニュアル表を含むことを最も主要な特徴とする
【発明の効果】
【0013】
請求項1記載の発明によれば、従来における結婚式までのスケジュールとは逆行する新規で斬新なスケジュール・マニュアルを含み、当該スケジュール・マニュアルに基づいて行われる結婚式に関して、結婚式に臨む顧客であるカップルと結婚式場との間で成約し、挙式年月日の決定後、直ちに準備を開始し、挙式当日まで余裕期間を残して、結婚式必要事項の決定に関する準備が終了する日程による挙式関連準備内容を盛り込んだスケジュール・マニュアル表を含むことから、余裕をもって挙式関連準備を行うことができ、カップルの結婚式に対する期待感が高くなり、また、結婚式の全体像(テーマ)を把握でき、カップルにとって複数回の打ち合わせのプロセスが楽しく、更に、格別のこだわりを持つことができ、結婚式当日のクオリティ、カップル及び列席するゲストの満足度が高くなるような新規なウエディング総合手引き具を実現し提供することができる。
また、請求項2記載の発明によれば、上述したスケジュール・マニュアル表を用い、前記スケジュール・マニュアル表による日程にしたがって、顧客であるカップルと結婚式場との間、顧客であるカップル、結婚式場において前記結婚式必要事項の決定に関するそれぞれの準備行為を行うことによって、余裕をもって挙式関連準備を行うことができ、カップルの結婚式に対する期待感が高くなり、また、結婚式の全体像(テーマ)を把握でき、カップルにとって複数回の打ち合わせのプロセスが楽しく、更に、格別のこだわりを持つことができ、結婚式当日のクオリティ、カップル及び列席するゲストの満足度が高くなるような新規なウエディング準備方法を実現し提供することができる。
【0014】
請求項3記載の発明によれば、従来における結婚式までのスケジュールとは逆行する新規で斬新なスケジュール・マニュアルを含み、当該スケジュール・マニュアルに基づいて行われる結婚式に関して、結婚式に臨む顧客であるカップルと結婚式場との間で成約し、挙式年月日の決定後、直ちに準備を開始し、挙式当日まで数ヶ月の余裕期間を残して、結婚式場担当者、打ち合わせ、司会者、式の全体像把握、コンセプト及びテーマの把握、ゲスト数、コンセプト及びテーマ入りの招待状の作成及び発送、式当日の衣装、メイク、料理、各種アイテム、花、式進行表、式の演出、映像、音響等の結婚式必要事項の決定に関する準備が終了し、挙式年月日の直前には僅少な変動事項の対応を残すのみの日程による挙式関連準備内容を盛り込んだスケジュール・マニュアル表を含むことから、余裕をもって挙式関連準備を行うことができ、カップルの結婚式に対する期待感が高くなり、また、結婚式の全体像(テーマ)を把握でき、カップルにとって複数回の打ち合わせのプロセスが楽しく、更に、格別のこだわりを持つことができ、結婚式当日のクオリティ、カップル及び列席するゲストの満足度が高くなるような新規なウエディング総合手引き具を実現し提供することができる。
また、請求項4記載の発明によれば、上述したスケジュール・マニュアル表を用い、前記スケジュール・マニュアル表による日程にしたがって、顧客であるカップルと結婚式場の担当者、顧客であるカップル、結婚式場、司会者において、式の全体像把握、コンセプト、テーマの把握、ゲスト数、コンセプト、テーマ入りの招待状の作成、その発送、式当日の衣装、メイク、料理、各種アイテム、花、式進行表、式の演出、映像、音響等についての前記結婚式必要事項の決定に関するそれぞれの準備行為を行うことによって、余裕をもって挙式関連準備を行うことができ、カップルの結婚式に対する期待感が高くなり、また、結婚式の全体像(テーマ)を把握でき、カップルにとって複数回の打ち合わせのプロセスが楽しく、更に、格別のこだわりを持つことができ、結婚式当日のクオリティ、カップル及び列席するゲストの満足度が高くなるような新規なウエディング準備方法を実現し提供することができる。
【0015】
請求項5記載の発明によれば、従来における結婚式までのスケジュールとは逆行する新規で斬新なスケジュール・マニュアルを含み、当該スケジュール・マニュアルに基づいて行われる結婚式に関して、結婚式に臨む顧客であるカップルと結婚式場との間で成約し、挙式年月日の決定後、直ちに準備を開始し、結婚式場担当者を決め、結婚式場側とカップルとの間の1回目のカウンセリングをスタートし、コンセプト、テーマを決め、結婚式の全体像を決定する内容の1回目の打ち合わせ、ゲスト数、コンセプト、テーマ入りの招待状の作成、その発送、式当日の衣装、メイク、料理、各種アイテム、花、式進行表、式の演出、映像、音響等の結婚式必要事項の決定を行う2回目乃至4回目の打ち合わせを行い、挙式当日まで数ヶ月の余裕期間を残して準備が終了し、挙式年月日の直前には僅少な変動事項の対応を残すのみの日程による挙式関連準備内容を盛り込んだスケジュール・マニュアル表を含むことから、1回目のカウンセリング、打ち合わせから4回目の打ち合わせを経て挙式に至るまでの間余裕をもって挙式関連準備を行うことができ、カップルの結婚式に対する期待感が高くなり、また、結婚式の全体像(テーマ)を把握でき、カップルにとって複数回の打ち合わせのプロセスが楽しく、更に、格別のこだわりを持つことができ、結婚式当日のクオリティ、カップル及び列席するゲストの満足度が高くなるような新規なウエディング総合手引き具を実現し提供することができる。
また、請求項6記載の発明によれば、上述したスケジュール・マニュアル表を用い、前記スケジュール・マニュアル表による日程にしたがって、顧客であるカップルと結婚式場の担当者、顧客であるカップル、結婚式場、司会者において、結婚式場側とカップルとの間の1回目のカウンセリングをスタートし、コンセプト、テーマを決め、結婚式の全体像を決定する内容の1回目の打ち合わせ、ゲスト数、コンセプト及びテーマ入りの招待状の作成、その発送、式当日の衣装、メイク、料理、各種アイテム、花、式進行表、式の演出、映像、音響等の結婚式必要事項の決定を行う2回目乃至4回目の打ち合わせについてのそれぞれの準備行為を行うことによって、1回目のカウンセリング、打ち合わせから4回目の打ち合わせを経て挙式に至るまでの間余裕をもって挙式関連準備を行うことができ、カップルの結婚式に対する期待感が高くなり、また、結婚式の全体像(テーマ)を把握でき、カップルにとって複数回の打ち合わせのプロセスが楽しく、更に、格別のこだわりを持つことができ、結婚式当日のクオリティ、カップル及び列席するゲストの満足度が高くなるような新規なウエディング準備方法を実現し提供することができる。
【0016】
請求項7記載の発明によれば、前記請求項1記載の発明と同様な効果を奏し、かつ、結婚式場担当者であるウエディングプランナーの意識形成のための導入プログラム、接客環境作り、コンセプト、テーマの設定、結婚式の全体像提案のためのカウンセリングプログラム、顧客理解、各種アイテムの価値形成のためのヴァリューアップ(価値形成)プログラム、及び顧客の意思確認、顧客への最終提案と決定のためのベストヴァリュー(最大価値)プログラムからなる研修プログラムを実施するためのシート群からなる研修プログラムツールを含むことから、ウエディングプランナーのスキルの向上を実現させ、ウエディング関連業務に活用することで、ウエディングに関するアイテム単価アップ、顧客数アップを実現し結婚式場の営業実績向上に結び付けることができる新規なウエディング総合手引き具を実現し提供することができる。
請求項8記載の発明によれば、前記請求項2記載の発明と同様な効果を奏し、かつ、請求項7記載の研修プログラムツールを用いて結婚式場の担当者であるウエディングプランナーによる前記導入プログラム、カウンセリングプログラム、ヴァリューアップ(価値形成)プログラム、及びベストヴァリュー(最大価値)プログラムの内容に応じた研修を実施することで、当該ウエディングプランナーのスキル向上を実現することができる新規なウエディング準備方法を実現し提供することができる。
【0017】
請求項9記載の発明によれば、前記請求項3記載の発明と同様な効果を奏し、かつ、結婚式場担当者であるウエディングプランナーの意識形成のための、導入プログラム、接客環境作り、コンセプト、テーマの設定、結婚式の全体像提案のためのカウンセリングプログラム、顧客理解、各種アイテムの価値形成のためのヴァリューアップ(価値形成)プログラム、及び顧客の意思確認、顧客への最終提案と決定のためのベストヴァリュー(最大価値)プログラムを含む研修プログラムを実施するためのお客様情報シート、カウンセリングシート、打ち合わせスケジュール・マニュアル表、アイテムチェックシート、プラニングシート、質問表、不安除去事例集等を含む各種シート群からなる研修プログラムツールを含むことから、ウエディングプランナーのスキルの向上を実現させ、ウエディング関連業務に活用することで、ウエディングに関するアイテム単価アップ、顧客数アップを実現し結婚式場の営業実績向上に結び付けることができる新規なウエディング総合手引き具を実現し提供することができる。
請求項10記載の発明によれば、前記請求項4記載の発明と同様な効果を奏し、かつ、請求項9記載の研修プログラムツールを用いて結婚式場の担当者であるウエディングプランナーによる前記導入プログラム、カウンセリングプログラム、ヴァリューアップ(価値形成)プログラム、及びベストヴァリュー(最大価値)プログラムの内容に応じた研修を実施することで、当該ウエディングプランナーのスキル向上を実現することができる新規なウエディング準備方法を実現し提供することができる。
【0018】
請求項11記載の発明によれば、前記請求項5記載の発明と同様な効果を奏し、かつ、請求項9記載の発明と同様、ウエディングプランナーのスキルの向上を実現させ、ウエディング関連業務に活用することで、ウエディングに関するアイテム単価アップ、顧客数アップを実現し結婚式場の営業実績向上に結び付けることができる新規なウエディング総合手引き具を実現し提供することができる。
請求項12記載の発明によれば、前記請求項6記載の発明と同様な効果を奏し、かつ、請求項11記載の研修プログラムツールを用いて結婚式場の担当者であるウエディングプランナーによる前記導入プログラム、カウンセリングプログラム、ヴァリューアップ(価値形成)プログラム、及びベストヴァリュー(最大価値)プログラムの内容に応じた研修を実施することで、当該ウエディングプランナーのスキル向上を実現することができる新規なウエディング準備方法を実現し提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【図1】図1は本発明の実施例に係る新規なウエディング総合手引き具及び該ウエディング総合手引き具を用いたウエディング準備方法におけるスケジュール・マニュアル表の内容を示す説明図である。
【図2】図2は従来のスケジュール表から本実施例に係るスケジュール・マニュアル表を作成するまでの推移を示す説明図である。
【図3】図3は本実施例に係る新規なウエディング総合手引き具及び該ウエディング総合手引き具を用いたウエディング準備方法における招待状の一例を示す平面図である。
【図4】図4は本実施例におけるお客様の会場決定から挙式後に至る気持ち(心理状況)をイメージ的に表したグラフである。
【図5】図5は本実施例に係る新規なウエディング総合手引き具及び該ウエディング総合手引き具を用いたウエディング準備方法を使用する研修内容を構成するカウンセリングプログラムの流れを示す図である。
【図6】図6は本実施例に係る新規なウエディング総合手引き具及び該ウエディング総合手引き具を用いたウエディング準備方法における新規なウエディングプランナー自身のマイプロフィール表を示す図である。
【図7】図7は本実施例に係る新規なウエディング総合手引き具及び該ウエディング総合手引き具を用いたウエディング準備方法におけるお客様情報シートを示す図である。
【図8】図8は本実施例に係る新規なウエディング総合手引き具及び該ウエディング総合手引き具を用いたウエディング準備方法におけるお客様についてのカウンセリングシートを示す図である。
【図9】図9は本実施例に係る新規なウエディング総合手引き具及び該ウエディング総合手引き具を用いたウエディング準備方法におけるお客様についてのカウンセリングシートを示す図である。
【図10】図10は本実施例に係る新規なウエディング総合手引き具及び該ウエディング総合手引き具を用いたウエディング準備方法におけるウエディングイメージの把握とテーマ設定の一つの具体例であるワークシートを示す図である。
【図11】図11は本実施例に係る新規なウエディング総合手引き具及び該ウエディング総合手引き具を用いたウエディング準備方法における打ち合わせスケジュール・マニュアル表を示す図である。
【図12】図12は本実施例に係る新規なウエディング総合手引き具及び該ウエディング総合手引き具を用いたウエディング準備方法におけるアイテムチェックシート(お客様用)を示す図である。
【図13】図13は本実施例に係る新規なウエディング総合手引き具及び該ウエディング総合手引き具を用いたウエディング準備方法におけるアイテムチェックシート(ウエディングプランナー用)を示す図である。
【図14】図14は本実施例におけるカウンセリングプログラムで行うトータルロールプレイングの内容を示す図である。
【図15】図15は本実施例に係る新規なウエディング総合手引き具及び該ウエディング総合手引き具を用いたウエディング準備方法におけるヴァリューアッププログラムの一例を示す図である。
【図16】図16は本実施例に係る新規なウエディング総合手引き具及び該ウエディング総合手引き具を用いたウエディング準備方法におけるプラニングシートの一例を示す図である。
【図17】図17は本実施例に係る新規なウエディング総合手引き具及び該ウエディング総合手引き具を用いたウエディング準備方法における質問表を示す図である。
【図18】図18は本実施例に係る新規なウエディング総合手引き具及び該ウエディング総合手引き具を用いたウエディング準備方法におけるアイテムについての価値形成の流れをウエディングプランナー単独でお客様である二人との間で行う場合の処理の流れを示す図である。
【図19】図19は本実施例に係る新規なウエディング総合手引き具及び該ウエディング総合手引き具を用いたウエディング準備方法におけるアイテムについての価値形成の流れをウエディングプランナー、お客様である二人、パートナー企業との間で行う場合の処理の流れを示す図である。
【図20】図20は本実施例に係る新規なウエディング総合手引き具及び該ウエディング総合手引き具を用いたウエディング準備方法におけるアイテムについての価値形成のためにウエディングプランナーがお二人に説明するためのトーク事例を示す図である。
【図21】図21は本実施例に係る新規なウエディング総合手引き具及び該ウエディング総合手引き具を用いたウエディング準備方法におけるベストヴァリュー(最大価値)プログラムの流れを示す図である。
【図22】図22は本実施例に係る新規なウエディング総合手引き具及び該ウエディング総合手引き具を用いたウエディング準備方法における最終決定時の不安の除去に関してその事例と対応策をまとめた例を示す図である。
【図23】図23は従来のスケジュール表を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
本発明は、従来における結婚式までのスケジュールとは逆行する新規で斬新なスケジュール・マニュアルを含み、当該スケジュール・マニュアルに基づいて行われる結婚式に関して、カップルの結婚式に対する期待感が高くなり、また、結婚式の全体像(テーマ)を把握でき、カップルにとって複数回の打ち合わせのプロセスが楽しく、更に、格別のこだわりを持つことができ、結婚式当日のクオリティ、カップル及び列席するゲストの満足度が高くなるような新規なウエディング総合手引き具及び該ウエディング総合手引き具を用いたウエディング準備方法を提供するという目的を、結婚式に臨む顧客であるカップルと結婚式場との間で成約し、挙式年月日の決定後、直ちに準備を開始し、結婚式場担当者を決め、結婚式場側とカップルとの間の1回目のカウンセリングをスタートし、コンセプト、テーマを決め、結婚式の全体像を決定する内容の1回目の打ち合わせ、ゲスト数、コンセプト、テーマ入りの招待状の作成、その発送、式当日の衣装、メイク、料理、各種アイテム、花、式進行表、式の演出、映像、音響等の結婚式必要事項の決定を行う2回目乃至4回目の打ち合わせを行い、挙式当日まで数ヶ月の余裕期間を残して準備が終了し、挙式年月日の直前には僅少な変動事項の対応を残すのみの日程による挙式関連準備内容を盛り込んだスケジュール・マニュアル表を含む構成により実現した。
【実施例】
【0021】
以下、本発明の実施例に係る新規なウエディング総合手引き具及び該ウエディング総合手引き具を用いたウエディング準備方法について図面を参照して詳細に説明する。
【0022】
本実施例に係る新規なウエディング総合手引き具及び該ウエディング総合手引き具を用いたウエディング準備方法は、図1に示すように、従来における結婚式までのスケジュールとは逆行する新規で斬新なスケジュール・マニュアル表1を含むことを最大の特徴とする。
【0023】
この本実施例に係る新規なウエディング総合手引き具及び該ウエディング総合手引き具を用いたウエディング準備方法におけるスケジュール・マニュアル表1は、結婚式に臨む顧客であるカップルと結婚式場との間で成約し、挙式年月日の決定後、直ちに準備を開始し、挙式当日まで余裕期間を残して、結婚式必要事項の決定に関する準備が終了する日程による挙式関連準備内容を盛り込んだ従来にない斬新な構成となっていて、従来における結婚式までのスケジュールとは逆行する新規で斬新なスケジュール・マニュアルを含み、当該スケジュール・マニュアルに基づいて行われる結婚式の新規なウエディング総合手引き具及び該ウエディング総合手引き具を用いたウエディング準備方法の構成となっている。
【0024】
以下、現状把握から新たなスケジュール・マニュアル表1の策定までの推移について図2を参照して説明する。
【0025】
(ステップ1)
ステップ1で使用するスケジュール表101は、前記した従来例で述べたものと同一である。
【0026】
再掲すると、従来のスケジュール表101に従った挙式準備内容は、カップルと結婚式場(会場)との間で挙式について成約し、挙式年月日(ここでは、例えば成約から8ヶ月後とする)の決定後、まず結婚式場側は、申込金額を預かり衣装合わせをスタートするものの、成約後数ヶ月間空白時間を設け、挙式年月日の4〜3ヶ月前から挙式直前までの間に種々の挙式関連準備を実行する。
【0027】
すなわち、挙式年月日の4〜3ヶ月前の時点で、結婚式場側において担当者を決定して、顧客と結婚式場側との間で、1回目の打ち合わせ(招待状、列席人数等)、2〜4回目の打ち合わせ(料理、アイテム関連)を行い、また、結婚式場側では招待状作成、進行表作成、更には、コーディネート、花、料理、人数、アイテム関連の確定及び発注、司会決定、演出、BGM、衣装、ヘアメイク等の確定、準備を実施し、挙式直前に打ち合わせを終了するとともに最終確認を行い挙式当日を迎えるものである。
【0028】
(ステップ2)
ステップ2では、前記スケジュール表101を見直し、従来における結婚式までのスケジュールとは逆行する新規で斬新なスケジュール・マニュアルを含み、当該スケジュール・マニュアルに基づいて結婚式を行うということに立脚して、成約し結婚式場側で申込金額を預かった後、直ちに担当者を決定し、カップルと結婚式場(会場)側との間の1回目のカウンセリングをスタートし、コンセプト、テーマを決め、1回目の打ち合わせで結婚式の全体像を決定する内容とする。
【0029】
(ステップ3)
ステップ3では、ステップ2で見直した1回目の打ち合わせの後に2回目の打ち合わせを導入し、コーディネート、花、料理、引出物を決め、かつ、料理、コーディネート、花、引出物の受注ベース打ち合わせを導入する。これらは挙式年月日の8〜4ヶ月前の段階でできるだけ早期に実施する。
【0030】
(ステップ4)
ステップ4では、ステップ3で見直した内容を更に検討し、ステップ2で見直した1回目の打ち合わせの後に、2〜4回目の打ち合わせ(衣装、料理、ゲスト、招待状等のアイテム関連)を行い、結婚式場側ではコンセプト、テーマに沿ったアイテムを提案し、カップルに対してアイテムセミナーへの参加を呼びかけて余裕を持ってこだわりアイテムを選べるようにし、最終的に結婚式場側でアイテムを確定する。この場合、インパウンド方式で業務効率の向上を図る。
【0031】
更に、結婚式場側で、テーマ入り招待状を作成し、ゲスト宛に発送する。本実施例に係る新規なウエディング総合手引き具及び該ウエディング総合手引き具を用いたウエディング準備方法におけるこだわりをもった招待状20の例を図3に示す。
【0032】
そして、結婚式場側とカップルとの間の打ち合わせを終了させ、結婚式場側で最終数を確認して、大部分の準備作業を終了させる。打ち合わせを終了時点は、例えば挙式年月日の4ヶ月前の段階とするものである。このようにして、図1に示すような新たなスケジュール・マニュアル表1を策定する。
【0033】
この結果、カップルにとっては、挙式年月日まで4ヶ月の余裕期間を持つことができることになり、この間に自分磨きや家族との時間作り等、有意義な期間を確保することができる。
【0034】
そして、挙式年月日の直前においては、カップルは、最終的に、衣装、メイク、進行を確認するだけですみ、また、結婚式場側ではゲスト人数やアイテム数の追加対応を行うだけの簡略作業を実施するだけで、挙式当日を迎えることができる。
【0035】
上述した新たなスケジュール・マニュアル表1に従って準備作業を進めることで、以下のような効果が期待できる。
【0036】
成約後、すぐにカップルをフォローし、テーマを決める内容とすることで、各種アイテム選びのこだわり軸が醸成され期待感(期待値)を維持することが可能となる。最初の段階で結婚式の全体像、テーマが把握できることから、カップルはイメージし易くなり、また、準備プロセスに余裕があって楽しみが増す。
【0037】
打ち合わせに余裕をもって臨め、価値形成が伴うため、アイテム、演出等すべてにおいてこだわって準備できる。招待状発送の段階でコンセプト、テーマ、ロゴを入れることで、列席するゲストの期待感を高めることができる。
【0038】
結果として、結婚式当日のクオリティ、カップル及び列席するゲストの満足度を高めることができる。更に詳述すると、以下の通りである。
【0039】
(1)カップル(新郎新婦)にとっては、
余裕を持った準備をすることができる。
オリジナル性のあるプランを組むことができる。
オリジナル性のある招待状を作成し、ゲストの結婚式に対する期待感を醸成することができる。
オリジナル性のある結婚式にゲストを招待することができる。
準備段階での予定の変更(列席人数など)の変更がし易い。
結婚式当日前の数ヶ月間に、エステ、新居探しなどの結婚式以外の準備をすることができる。
【0040】
(2)結婚式場にとっては、
準備期間に余裕があるため、結婚式の価値を伝えることで付帯するサービスを追加でご利用いただくことができる(取引単価のアップ)。
新郎新婦の要望に応じたプランを提案し、当日満足頂くことで、自らのやりがいを感じることができる。
新郎新婦が満足度の高い披露宴をイメージするため、列席者をより多く呼びたいという心理状態なることから取引単価アップに結びつく。
【0041】
次に、本実施例に係る新規なウエディング総合手引き具及び該ウエディング総合手引き具を用いたウエディング準備方法を構成するウエディングプランナーについての研修プログラムツールについて詳述する。
【0042】
この研修プログラムでは、お客様を深く理解し、結婚式と一つ一つのアイテムの意味や価値を伝え、お客様一組一組に合わせたベストの提案を心がけることで、今以上にお客様から「最高の結婚式でした」と言っていただけることを目的とする。
【0043】
具体的には4つの目的からなるものである。
(1)ウエディングとその一つ一つの商品に対してしっかりとした価値形成を行う。
(2)お客様にとってベストな提案を行う。
(3)ウエディングの各アイテムにおいて単価アップ並びに人数アップを図る。
(4)お客様(新郎新婦、親族、来賓)にとって最高の結婚式を実現し、満足度を向上する。
【0044】
次に本実施例の研修の流れについて詳述する。
研修で学ぶ内容は、打ち合わせにおける以下の4つのプログラムに分かれており、成約から挙式当日を迎えるまでの4回の打ち合わせの流れをイメージしながら、各スキルを学んでいくものである。
【0045】
「導入プログラム」:ウエディングプランナーとして仕事をしていくにあたって必要な意識。
「カウンセリングプログラム」:お客様を深く知るためのスキル。
「ヴァリューアップブロヴラム」:ウエディングの価値をしっかり相手に伝えるためのスキル。
「ベストヴァリュープログラム」:自身のベストな提案に価値観を感じていただくためのスキル。
【0046】
「導入プログラム」の内容
ウエディングプランナーとして仕事をしていくにあたって、必要な意識を高めるためにウエディングにおける顧客心理を理解する。
ここでは、例えば会場決定、打ち合わせスタート、3ヶ月、2ヶ月、1ヶ月前、当日、挙式後のそれぞれでウエディングプランナーとしてお客様がどのような気持ち(心理状況)なのかを考え、ウエディングプランナーは、図4に示すグラフに示すような内容をイメージしながら、シートにウエディングプランナー自身の考えを書き込む等して顧客心理の理解に努める。
【0047】
「カウンセリングプログラム」
カウンセリングとは、依頼者が専門家との話し合いを通じて、自分の問題を相談したり助言を受けたりすること意味する。
【0048】
ウエディングプランナーは、受身で依頼者の話を聞くだけでなく、その考えを引き出すこと、提案につながるカウンセリングを心がけることが要点である。
【0049】
カウンセリングプログラムの流れとしては、図5に具体的に示すように、接客環境作り、顧客把握を実行するものである。
【0050】
図5において、スキル1におけるアイスブレイクは、アイス(氷のような雰囲気)をブレイク(氷解)し、お客様の緊張、準備や、スケジュール、当日のイメージ料金等に関する不安を除き、信頼関係を構築することで好適な接客環境作りを行うことを意味する。
【0051】
この場合、シートにウエディングプランナー自身が、アイスブレイクの必要性と行うことによりどのような効果があるのかについての考えを書き込む等して顧客心理の理解に努める。
【0052】
アイスブレイクを行うことにより、お客様をよく知り、ウエディングプランナーのことを知ってもらい、リラックスした状態で情報収集ができる等の効果が得られる。
【0053】
このアイスブレイクにおいては、まず図6に示すようなウエディングプランナー自身のマイプロフィール表11を作成し、ウエディングプランナー自身の人柄をお客様に伝え不安要素の低減に努める。
【0054】
また、図7に示すようなお客様情報シート(ウエディングプランナー用)12、図8及び図9に示すようなお客様についてのカウンセリングシート13、14を作成して活用する。
【0055】
次に図5に示す顧客把握について説明する。顧客把握とは、お客様を深く理解することであり、お二人が現状ウエディングにおいて何にこだわりや興味、関心を持ち、何に対して興味、関心が弱いのかをしっかり把握するものである。
【0056】
この場合、要点は、お二人のイメージや要望とその理由を聞き出し、お二人のイメージや要望を全て受け入れことであり、お二人の意見に対して、先入感で判断しないことが肝要である。顧客把握のためのスキル2、3、4としては、進行の確認(ベースチェック)、ウエディングイメージの把握とテーマ設定、打ち合わせスケジュールの作成と準備等がある。
【0057】
進行の確認(ベースチェック)は、結婚式当日の入場から退場までの一連の流れをシーンとして表現し、お二人に確認することであり、ウエディングプランナー自身の考えをシートに書き込む等して顧客把握に努める。
【0058】
また、図9に示すカウンセリングシート14のベースチェック(進行の確認)の欄を使用し、進行の確認を実施することで、お二人が全体イメージを持つことができ、具体的提案がし易い環境を作ることができ、お二人が興味、関心を持っている内容と、持っていない内容を把握することもでき、提案のタイミング、内容を組み立てることができる利点がある。
【0059】
次に、ウエディングイメージの把握とテーマ設定については、お二人の抽象的なイメージや偏った要望をテーマとして設定することで、具体的にイメージできる状態にするものである。
【0060】
ウエディングイメージの把握とテーマ設定の一つの具体例であるワークシート15を図10に示す。
【0061】
ウエディングイメージの把握とテーマ設定を行うことで、お二人のウエディングを担当するウエディングプランナーに対して、お二人が興味、期待感を持って打ち合わせに臨んでいただけることができ、お二人自身がウエディングに対して具体的イメージを持っていただける利点がある。
【0062】
次に、打ち合わせスケジュールの作成と準備とは、お二人それぞれに合わせた打ち合わせスケジュールを組み立てることである。
【0063】
限られた期間のなかで打ち合わせを有効、かつ、効率的に行うために、打ち合わせスケジュールの作成と準備がお二人にとって必要な理由とどのような効果があるかについてウエディングプランナー自身の考えをシートに書き込む等して考える。
【0064】
打ち合わせスケジュールの作成と準備をおこなうことで、お客様に興味関心、期待感を持っていただくことができ、各アイテムにおいて価値を感じていただく環境作りも可能となり、各アイテムの単価アップや人数アップを図ることができる環境作りに貢献する。
打ち合わせスケジュールの作成と準備の流れとしては、お二人のウエディングイメージの整理と優先順位立てを行い、スケジュールを作成し、打ち合わせの流れを決定することが肝要である。
【0065】
具体的には、お二人の優先順位が高い項目については早い段階で打ち合わせを行い、優先順位が低くても準備の都合で早い段階で打ち合わせが必要なものをお二人に説明しながら打ち合わせスケジュールを組み立て、全てのアイテムがいつまで変更可能なのかの決定期限を踏まえ打ち合わせスケジュールを作成する。
【0066】
打ち合わせを始めるための準備としては、各アイテムにおける決定期限をお二人に伝え、イメージしていただくためにアイテムの価値形成を行い、次回打ち合わせ内容のイメージを考えていただきアイテムチェックシートに記入していただく。この場合の打ち合わせスケジュール・マニュアル表16の例を図11に示す。
【0067】
また、アイテムチェックシート(お客様用)17の一部の例を図12に、アイテムチェックシート(ウエディングプランナー用)18の一部の例を図13に示す。
【0068】
更に、カウンセリングプログラムで行うトータルロールプレイングの内容を図14に示す。
【0069】
次に、ヴァリューアッププログラムについて説明する。
【0070】
ヴァリューアップ(価値形成)とは、ウエディングニおける一つ一つのアイテムに対して、その意味をお二人が深く理解し、価値や魅力・必要性などを感じる状態に導くことである。
【0071】
具体的内容は、プラニングシート(進行表)の作成、アイテムイメージの把握、ウエディングアイテムの価値形成、ウエディングアイテムの価値提案からなる。
【0072】
ヴァリューアッププログラムの一例を図15に示す。また、プラニングシート(進行表)19の一例を図16に示す。
【0073】
プラニングシート19を作成することで、お二人が結婚式場で行う結婚式に対して、価値や興味を持っていただくことができ、お二人の全体イメージ、各アイテムイメージの把握が明確となり、
【0074】
ウエディングプランナー自身にとってはお二人に提案し易い環境を作ることができるという利点がある。
【0075】
アイテムイメージの把握とは、ウエディングにおいて必要となる一つ一つのアイテムについてお二人のイメージやこだわりを把握することである。
【0076】
この場合も既述したアイテムチェックシート(ウエディングプランナー用)18を使用し、お二人のイメージやこだわりを把握し、引き出した情報を記載する。また、アイテムイメージの把握のために、図17に示すような質問表を使用する。
【0077】
次にアイテムについての価値形成を行う。ウエディングにおいて必要となる一つ一つのアイテムについてその意味をお二人が深く理解し、価値や魅力、必要性などを感じる状態に導くことをいう。
【0078】
このようなアイテムについての価値形成の流れをウエディングプランナー単独で二人との間で行う場合の処理の流れを図18に示す。
【0079】
また、このようなアイテムについての価値形成の流れをウエディングプランナー、結婚式場のパートナー企業、お二人の三者間で行う場合の処理の流れを図19に示す。
【0080】
更に、アイテムについての価値形成のためにウエディングプランナーがお二人に説明するためのトーク事例の一部を図20に示す。
【0081】
次にアイテムについての価値提案について説明する。価値提案とは、お二人にとって新たな気づきや魅力を感じられるような具体的な提案を行うことをいう。
【0082】
この場合も既述したアイテムチェックシート(ウエディングプランナー用)18を使用しながら行うものである。
【0083】
更に、既述したアイテムチェックシート(お客様用、ウエディングプランナー用)を使用ながら、人数、料理、飲み物等々に関するヴァリューアップロールプレイングを実施する。
【0084】
このような価値提案を行うことで、お二人が価値を感じるだけでなく、当日の具体的なイメージを持っていただくことができ、価値形成を通じてアイテムに対して魅力、必要性を感じることにより実施や購入だけでなく単価アップに結び付くものである。
【0085】
次に、ベストヴァリュープログラム、すなわち、最大価値プログラムについて説明する。
【0086】
ベストヴァリュー、すなわち、最大価値とは、お客様にとって最高に価値を感じる結婚式であることを意味し、ウエディングを構成する一つ一つのアイテムの集合体がお客様にとって最高の結婚式=あこがれや夢を実現できる結婚式となり、提案とその金額に納得感のある状態を作ることである。
【0087】
ベストヴァリュー(最大価値)は、お二人作り上げるものではなく、ウエディングプランナーが一緒に考えお客様を深く理解し、ベストな形にして提案することによって実現できる。
【0088】
だからこそ、お客様にとってベストヴァリュー(最大価値)を提案することは、ウエディングプランナーにとっての使命でもある。
【0089】
次に、ベストヴァリュー(最大価値)プログラムの流れを図21に示す。
【0090】
ベストヴァリュー(最大価値)プログラムにおいては、意思の確認、不安の除去、最終提案と決定、最高の結婚式を迎えるために、からなる各スキルを実施する。
【0091】
ここで、ベストヴァリュー(最大価値)における意思の確認とは、お客様への提案のための最終確認を行うことをいう。
【0092】
具体的には、打ち合わせスケジュールやアイテムチェックシート等を使用しながら、価直を感じていない、又は迷っているという内容を細かく確認する。また、提案もれがないか、お二人の現状における意思の確認とその理由を把握することに努める。このような作業により、現状の提案のための課題を把握することができる。
【0093】
不安の除去とは、お二人が何に不安を感じているかを把握し、一緒になって考え不安を取り除いていくことを意味する。
【0094】
次に、不安の除去に関して、その事例と対応策をまとめた表の例を図22に示す。
【0095】
最終提案と決定とは、いままでの提案に対するお二人の反応を見逃さず、アイテムの最終決定期限を踏まえ、お二人が納得するまで提案を行うことである。
【0096】
すなわち、いままでの打ち合わせで使用した各シートを全て見直し、最終的な確認を行うものである。
【0097】
このような作業により、お二人にとってもれが無く、全てのアイテムについて納得していただける結婚式を実現することが可能となる。
【0098】
最高の結婚式を迎えるために、では、お二人の判断を受け入れ、いままでの打ち合わせ内容を振り返り、お二人の心理を意識しながら、お二人の不安を、安心、納得、期待の感情に転換し、最高の心理状態をもって挙式を迎えていただくためにお二人にアドバイスを行うものである。
【0099】
更に、お客様が何に不安を感じているのか聞き出し、解決策の提案を目的としてベストヴァリューロールプレイングを実施する。
【0100】
以上の内容により、例えば2日間の研修を修了する。そして、2日間の研修内容により、ウエディングプランナーのスキルの向上を実現させ、その後のウエディング関連業務に生かされ、結婚式場の営業実績向上に結び付くものである。
【0101】
なお、本願出願人が先に出願し登録を得た実用新案登録第3158813号に係るウエディングブックを本実施例の新規なウエディング総合手引き具及び該ウエディング総合手引き具を用いたウエディング準備方法と組み合わせて使用することも効果的である。
【産業上の利用可能性】
【0102】
本発明に係る新規なウエディング総合手引き具及び該ウエディング総合手引き具を用いたウエディング準備方法は、結婚式場での挙式、ホテル等での挙式、教会での挙式等その実施場所の如何を問わず、広範に適用可能である。
【符号の説明】
【0103】
1 スケジュール・マニュアル表
11 マイプロフィール表
12 お客様情報シート
13 カウンセリングシート
14 カウンセリングシート
15 ワークシート
16 打ち合わせスケジュール・マニュアル表
17 アイテムチェックシート
18 アイテムチェックシート
19 プラニングシート
20 招待状
【特許請求の範囲】
【請求項1】
結婚式に臨む顧客であるカップルと結婚式場との間で成約し、挙式年月日の決定後、直ちに準備を開始し、挙式当日まで余裕期間を残して、結婚式必要事項の決定に関する準備が終了する日程による挙式関連準備内容を盛り込んだ新規で斬新なスケジュール・マニュアル表を含むこと、
を特徴とする新規なウエディング総合手引き具。
【請求項2】
結婚式に臨む顧客であるカップルと結婚式場との間で成約し、挙式年月日の決定後、直ちに準備を開始し、挙式当日まで余裕期間を残して、結婚式必要事項の決定に関する準備が終了する日程による挙式関連準備内容を盛り込んだ新規で斬新なスケジュール・マニュアル表を用い、
前記スケジュール・マニュアル表による日程にしたがって、顧客であるカップルと結婚式場との間、顧客であるカップル、結婚式場において前記結婚式必要事項の決定に関するそれぞれの準備行為を行うことを特徴とする新規なウエディング準備方法。
【請求項3】
結婚式に臨む顧客であるカップルと結婚式場との間で成約し、挙式年月日の決定後、直ちに準備を開始し、挙式当日まで数ヶ月の余裕期間を残して、結婚式場担当者、打ち合わせ、司会者、式の全体像把握、コンセプト、テーマの把握、ゲスト数、コンセプト、テーマ入りの招待状の作成、その発送、式当日の衣装、メイク、料理、各種アイテム、花、式進行表、式の演出、映像、音響等の結婚式必要事項の決定に関する準備が終了し、挙式年月日の直前には僅少な変動事項の対応を残すのみの日程による挙式関連準備内容を盛り込んだ新規で斬新なスケジュール・マニュアル表を含むこと、
を特徴とする新規なウエディング総合手引き具。
【請求項4】
結婚式に臨む顧客であるカップルと結婚式場との間で成約し、挙式年月日の決定後、直ちに準備を開始し、挙式当日まで数ヶ月の余裕期間を残して、結婚式場担当者、打ち合わせ、司会者、式の全体像把握、コンセプト、テーマの把握、ゲスト数、コンセプト、テーマ入りの招待状の作成、その発送、式当日の衣装、メイク、料理、各種アイテム、花、式進行表、式の演出、映像、音響等の結婚式必要事項の決定に関する準備が終了し、挙式年月日の直前には僅少な変動事項の対応を残すのみの日程による挙式関連準備内容を盛り込んだ新規で斬新なスケジュール・マニュアル表を用い、
前記スケジュール・マニュアル表による日程にしたがって、顧客であるカップルと結婚式場の担当者、顧客であるカップル、結婚式場、司会者において、式の全体像把握、コンセプト、テーマの把握、ゲスト数、コンセプト、テーマ入りの招待状の作成、その発送、式当日の衣装、メイク、料理、各種アイテム、花、式進行表、式の演出、映像、音響等についての前記結婚式必要事項の決定に関するそれぞれの準備行為を行うことを特徴とする新規なウエディング準備方法。
【請求項5】
結婚式に臨む顧客であるカップルと結婚式場との間で成約し、挙式年月日の決定後、直ちに準備を開始し、結婚式場担当者を決め、結婚式場側とカップルとの間の1回目のカウンセリングをスタートし、コンセプト、テーマを決め、結婚式の全体像を決定する内容の1回目の打ち合わせ、ゲスト数、コンセプト及びテーマ入りの招待状の作成、その発送、式当日の衣装、メイク、料理、各種アイテム、花、式進行表、式の演出、映像、音響等の結婚式必要事項の決定を行う2回目乃至4回目の打ち合わせを行い、挙式当日まで数ヶ月の余裕期間を残して準備が終了し、挙式年月日の直前には僅少な変動事項の対応を残すのみの日程による挙式関連準備内容を盛り込んだ新規で斬新なスケジュール・マニュアル表を含むこと、
を特徴とする新規なウエディング総合手引き具。
【請求項6】
結婚式に臨む顧客であるカップルと結婚式場との間で成約し、挙式年月日の決定後、直ちに準備を開始し、結婚式場担当者を決め、結婚式場側とカップルとの間の1回目のカウンセリングをスタートし、コンセプト、テーマを決め、結婚式の全体像を決定する内容の1回目の打ち合わせ、ゲスト数、コンセプト及びテーマ入りの招待状の作成、その発送、式当日の衣装、メイク、料理、各種アイテム、花、式進行表、式の演出、映像、音響等の結婚式必要事項の決定を行う2回目乃至4回目の打ち合わせを行い、挙式当日まで数ヶ月の余裕期間を残して準備が終了し、挙式年月日の直前には僅少な変動事項の対応を残すのみの日程による挙式関連準備内容を盛り込んだ新規で斬新なスケジュール・マニュアル表を用い、
前記スケジュール・マニュアル表による日程にしたがって、顧客であるカップルと結婚式場の担当者、顧客であるカップル、結婚式場、司会者において、結婚式場側とカップルとの間の1回目のカウンセリングをスタートし、コンセプト、テーマを決め、結婚式の全体像を決定する内容の1回目の打ち合わせ、ゲスト数、コンセプト及びテーマ入りの招待状の作成、その発送、式当日の衣装、メイク、料理、各種アイテム、花、式進行表、式の演出、映像、音響等の結婚式必要事項の決定を行う2回目乃至4回目の打ち合わせについてのそれぞれの準備行為を行うことを特徴とする新規なウエディング準備方法。
【請求項7】
結婚式に臨む顧客であるカップルと結婚式場との間で成約し、挙式年月日の決定後、直ちに準備を開始し、挙式当日まで余裕期間を残して、結婚式必要事項の決定に関する準備が終了する日程による挙式関連準備内容を盛り込んだ新規で斬新なスケジュール・マニュアル表と、
結婚式場の担当者であるウエディングプランナーの意識形成のための、導入プログラム、接客環境作り、コンセプト、テーマの設定、結婚式の全体像提案のためのカウンセリングプログラム、顧客理解、各種アイテムの価値形成のためのヴァリューアッププログラム、すなわち価値形成プログラム、及び顧客の意思確認、顧客への最終提案と決定のためのベストヴァリュープログラム、すなわち、最大価値プログラムを含む研修プログラムを実施するための各種シート群からなる研修プログラムツールと、
を含むことを特徴とする新規なウエディング総合手引き具。
【請求項8】
結婚式に臨む顧客であるカップルと結婚式場との間で成約し、挙式年月日の決定後、直ちに準備を開始し、挙式当日まで余裕期間を残して、結婚式必要事項の決定に関する準備が終了する日程による挙式関連準備内容を盛り込んだ新規で斬新なスケジュール・マニュアル表を用い、
前記スケジュール・マニュアル表による日程にしたがって、顧客であるカップルと結婚式場との間、顧客であるカップル、結婚式場において前記結婚式必要事項の決定に関するそれぞれの準備行為を行い、
結婚式場の担当者であるウエディングプランナーの意識形成のための、導入プログラム、接客環境作り、コンセプト、テーマの設定、結婚式の全体像提案のためのカウンセリングプログラム、顧客理解、各種アイテムの価値形成のためのヴァリューアッププログラム、すなわち価値形成プログラム、及び顧客の意思確認、顧客への最終提案と決定のためのベストヴァリュープログラム、すなわち、最大価値プログラムを含む研修プログラムを実施するための各種シート群からなる研修プログラムツールを用い、
結婚式場の担当者であるウエディングプランナーによる前記導入プログラム、カウンセリングプログラム、ヴァリューアッププログラム、すなわち価値形成プログラム、及びベストヴァリュープログラム、すなわち、最大価値プログラムの内容に応じた研修を実施しウエディングプランナーのスキル向上を実現することを特徴とする新規なウエディング準備方法。
【請求項9】
結婚式に臨む顧客であるカップルと結婚式場との間で成約し、挙式年月日の決定後、直ちに準備を開始し、挙式当日まで数ヶ月の余裕期間を残して、結婚式場担当者、打ち合わせ、司会者、式の全体像把握、コンセプト、テーマの把握、ゲスト数、コンセプト、テーマ入りの招待状の作成、その発送、式当日の衣装、メイク、料理、各種アイテム、花、式進行表、式の演出、映像、音響等の結婚式必要事項の決定に関する準備が終了し、挙式年月日の直前には僅少な変動事項の対応を残すのみの日程による挙式関連準備内容を盛り込んだ新規で斬新なスケジュール・マニュアル表と、
結婚式場の担当者であるウエディングプランナーの意識形成のための、導入プログラム、接客環境作り、コンセプト、テーマの設定、結婚式の全体像提案のためのカウンセリングプログラム、顧客理解、各種アイテムの価値形成のためのヴァリューアッププログラム、すなわち価値形成プログラム、及び顧客の意思確認、顧客への最終提案と決定のためのベストヴァリュープログラム、すなわち、最大価値プログラムを含む研修プログラムを実施するためのお客様情報シート、カウンセリングシート、前記打ち合わせスケジュール・マニュアル表、アイテムチェックシート、プラニングシート、質問表、不安除去事例集等を含む各種シート群からなる研修プログラムツールと、
を含むことを特徴とする新規なウエディング総合手引き具。
【請求項10】
結婚式に臨む顧客であるカップルと結婚式場との間で成約し、挙式年月日の決定後、直ちに準備を開始し、挙式当日まで数ヶ月の余裕期間を残して、結婚式場担当者、打ち合わせ、司会者、式の全体像把握、コンセプト、テーマの把握、ゲスト数、コンセプト、テーマ入りの招待状の作成、その発送、式当日の衣装、メイク、料理、各種アイテム、花、式進行表、式の演出、映像、音響等の結婚式必要事項の決定に関する準備が終了し、挙式年月日の直前には僅少な変動事項の対応を残すのみの日程による挙式関連準備内容を盛り込んだ新規で斬新なスケジュール・マニュアル表を用い、
前記スケジュール・マニュアル表による日程にしたがって、顧客であるカップルと結婚式場の担当者、顧客であるカップル、結婚式場、司会者において、式の全体像把握、コンセプト、テーマの把握、ゲスト数、コンセプト、テーマ入りの招待状の作成、その発送、式当日の衣装、メイク、料理、各種アイテム、花、式進行表、式の演出、映像、音響等についての前記結婚式必要事項の決定に関するそれぞれの準備行為を行い、
結婚式場の担当者であるウエディングプランナーの意識形成のための、導入プログラム、接客環境作り、コンセプト、テーマの設定、結婚式の全体像提案のためのカウンセリングプログラム、顧客理解、各種アイテムの価値形成のためのヴァリューアッププログラム、すなわち価値形成プログラム、及び顧客の意思確認、顧客への最終提案と決定のためのベストヴァリュープログラム、すなわち、最大価値プログラムプログラムを含む研修プログラムを実施するためのお客様情報シート、カウンセリングシート、前記打ち合わせスケジュール・マニュアル表、アイテムチェックシート、プラニングシート、質問表、不安除去事例集等を含む各種シート群からなる研修プログラムツールを用い、
結婚式場の担当者であるウエディングプランナーによる前記導入プログラム、カウンセリングプログラム、ヴァリューアッププログラム、すなわち価値形成プログラム、及びベストヴァリュープログラム、すなわち、最大価値プログラムの内容に応じた研修を実施しウエディングプランナーのスキル向上を実現することを特徴とする新規なウエディング準備方法。
【請求項11】
結婚式に臨む顧客であるカップルと結婚式場との間で成約し、挙式年月日の決定後、直ちに準備を開始し、結婚式場担当者を決め、結婚式場側とカップルとの間の1回目のカウンセリングをスタートし、コンセプト、テーマを決め、結婚式の全体像を決定する内容の1回目の打ち合わせ、ゲスト数、コンセプト及びテーマ入りの招待状の作成、その発送、式当日の衣装、メイク、料理、各種アイテム、花、式進行表、式の演出、映像、音響等の結婚式必要事項の決定を行う2回目乃至4回目の打ち合わせを行い、挙式当日まで数ヶ月の余裕期間を残して準備が終了し、挙式年月日の直前には僅少な変動事項の対応を残すのみの日程による挙式関連準備内容を盛り込んだ新規で斬新なスケジュール・マニュアル表と、
結婚式場の担当者であるウエディングプランナーの意識形成のための、導入プログラム、接客環境作り、コンセプト、テーマの設定、結婚式の全体像提案のためのカウンセリングプログラム、顧客理解、各種アイテムの価値形成のためのヴァリューアップヴァリューアッププログラム、すなわち価値形成プログラム、及び顧客の意思確認、顧客への最終提案と決定のためのベストヴァリュープログラム、すなわち、最大価値プログラムを含む研修プログラムを実施するためのお客様情報シート、カウンセリングシート、前記打ち合わせスケジュール・マニュアル表、アイテムチェックシート、プラニングシート、質問表、不安除去事例集等を含む各種シート群からなる研修プログラムツールと、
を含むことを特徴とする新規なウエディング総合手引き具。
【請求項12】
結婚式に臨む顧客であるカップルと結婚式場との間で成約し、挙式年月日の決定後、直ちに準備を開始し、結婚式場担当者を決め、結婚式場側とカップルとの間の1回目のカウンセリングをスタートし、コンセプト、テーマを決め、結婚式の全体像を決定する内容の1回目の打ち合わせ、ゲスト数、コンセプト及びテーマ入りの招待状の作成、その発送、式当日の衣装、メイク、料理、各種アイテム、花、式進行表、式の演出、映像、音響等の結婚式必要事項の決定を行う2回目乃至4回目の打ち合わせを行い、挙式当日まで数ヶ月の余裕期間を残して準備が終了し、挙式年月日の直前には僅少な変動事項の対応を残すのみの日程による挙式関連準備内容を盛り込んだ新規で斬新なスケジュール・マニュアル表を用い、
前記スケジュール・マニュアル表による日程にしたがって、顧客であるカップルと結婚式場の担当者、顧客であるカップル、結婚式場、司会者において、結婚式場側とカップルとの間の1回目のカウンセリングをスタートし、コンセプト、テーマを決め、結婚式の全体像を決定する内容の1回目の打ち合わせ、ゲスト数、コンセプト及びテーマ入りの招待状の作成、その発送、式当日の衣装、メイク、料理、各種アイテム、花、式進行表、式の演出、映像、音響等の結婚式必要事項の決定を行う2回目乃至4回目の打ち合わせについてのそれぞれの準備行為を行い、
結婚式場の担当者であるウエディングプランナーの意識形成のための、導入プログラム、接客環境作り、コンセプト、テーマの設定、結婚式の全体像提案のためのカウンセリングプログラム、顧客理解、各種アイテムの価値形成のためのヴァリューアップヴァリューアッププログラム、すなわち価値形成プログラム、及び顧客の意思確認、顧客への最終提案と決定のためのベストヴァリュープログラム、すなわち、最大価値プログラムを含む研修プログラムを実施するためのお客様情報シート、カウンセリングシート、前記打ち合わせスケジュール・マニュアル表、アイテムチェックシート、プラニングシート、質問表、不安除去事例集等を含む各種シート群からなる研修プログラムツールを用い、
結婚式場の担当者であるウエディングプランナーによる前記導入プログラム、カウンセリングプログラム、ヴァリューアップヴァリューアッププログラム、すなわち価値形成プログラム、及びベストヴァリュープログラム、すなわち、最大価値プログラムの内容に応じた研修を実施しウエディングプランナーのスキル向上を実現することを特徴とする新規なウエディング準備方法。
【請求項1】
結婚式に臨む顧客であるカップルと結婚式場との間で成約し、挙式年月日の決定後、直ちに準備を開始し、挙式当日まで余裕期間を残して、結婚式必要事項の決定に関する準備が終了する日程による挙式関連準備内容を盛り込んだ新規で斬新なスケジュール・マニュアル表を含むこと、
を特徴とする新規なウエディング総合手引き具。
【請求項2】
結婚式に臨む顧客であるカップルと結婚式場との間で成約し、挙式年月日の決定後、直ちに準備を開始し、挙式当日まで余裕期間を残して、結婚式必要事項の決定に関する準備が終了する日程による挙式関連準備内容を盛り込んだ新規で斬新なスケジュール・マニュアル表を用い、
前記スケジュール・マニュアル表による日程にしたがって、顧客であるカップルと結婚式場との間、顧客であるカップル、結婚式場において前記結婚式必要事項の決定に関するそれぞれの準備行為を行うことを特徴とする新規なウエディング準備方法。
【請求項3】
結婚式に臨む顧客であるカップルと結婚式場との間で成約し、挙式年月日の決定後、直ちに準備を開始し、挙式当日まで数ヶ月の余裕期間を残して、結婚式場担当者、打ち合わせ、司会者、式の全体像把握、コンセプト、テーマの把握、ゲスト数、コンセプト、テーマ入りの招待状の作成、その発送、式当日の衣装、メイク、料理、各種アイテム、花、式進行表、式の演出、映像、音響等の結婚式必要事項の決定に関する準備が終了し、挙式年月日の直前には僅少な変動事項の対応を残すのみの日程による挙式関連準備内容を盛り込んだ新規で斬新なスケジュール・マニュアル表を含むこと、
を特徴とする新規なウエディング総合手引き具。
【請求項4】
結婚式に臨む顧客であるカップルと結婚式場との間で成約し、挙式年月日の決定後、直ちに準備を開始し、挙式当日まで数ヶ月の余裕期間を残して、結婚式場担当者、打ち合わせ、司会者、式の全体像把握、コンセプト、テーマの把握、ゲスト数、コンセプト、テーマ入りの招待状の作成、その発送、式当日の衣装、メイク、料理、各種アイテム、花、式進行表、式の演出、映像、音響等の結婚式必要事項の決定に関する準備が終了し、挙式年月日の直前には僅少な変動事項の対応を残すのみの日程による挙式関連準備内容を盛り込んだ新規で斬新なスケジュール・マニュアル表を用い、
前記スケジュール・マニュアル表による日程にしたがって、顧客であるカップルと結婚式場の担当者、顧客であるカップル、結婚式場、司会者において、式の全体像把握、コンセプト、テーマの把握、ゲスト数、コンセプト、テーマ入りの招待状の作成、その発送、式当日の衣装、メイク、料理、各種アイテム、花、式進行表、式の演出、映像、音響等についての前記結婚式必要事項の決定に関するそれぞれの準備行為を行うことを特徴とする新規なウエディング準備方法。
【請求項5】
結婚式に臨む顧客であるカップルと結婚式場との間で成約し、挙式年月日の決定後、直ちに準備を開始し、結婚式場担当者を決め、結婚式場側とカップルとの間の1回目のカウンセリングをスタートし、コンセプト、テーマを決め、結婚式の全体像を決定する内容の1回目の打ち合わせ、ゲスト数、コンセプト及びテーマ入りの招待状の作成、その発送、式当日の衣装、メイク、料理、各種アイテム、花、式進行表、式の演出、映像、音響等の結婚式必要事項の決定を行う2回目乃至4回目の打ち合わせを行い、挙式当日まで数ヶ月の余裕期間を残して準備が終了し、挙式年月日の直前には僅少な変動事項の対応を残すのみの日程による挙式関連準備内容を盛り込んだ新規で斬新なスケジュール・マニュアル表を含むこと、
を特徴とする新規なウエディング総合手引き具。
【請求項6】
結婚式に臨む顧客であるカップルと結婚式場との間で成約し、挙式年月日の決定後、直ちに準備を開始し、結婚式場担当者を決め、結婚式場側とカップルとの間の1回目のカウンセリングをスタートし、コンセプト、テーマを決め、結婚式の全体像を決定する内容の1回目の打ち合わせ、ゲスト数、コンセプト及びテーマ入りの招待状の作成、その発送、式当日の衣装、メイク、料理、各種アイテム、花、式進行表、式の演出、映像、音響等の結婚式必要事項の決定を行う2回目乃至4回目の打ち合わせを行い、挙式当日まで数ヶ月の余裕期間を残して準備が終了し、挙式年月日の直前には僅少な変動事項の対応を残すのみの日程による挙式関連準備内容を盛り込んだ新規で斬新なスケジュール・マニュアル表を用い、
前記スケジュール・マニュアル表による日程にしたがって、顧客であるカップルと結婚式場の担当者、顧客であるカップル、結婚式場、司会者において、結婚式場側とカップルとの間の1回目のカウンセリングをスタートし、コンセプト、テーマを決め、結婚式の全体像を決定する内容の1回目の打ち合わせ、ゲスト数、コンセプト及びテーマ入りの招待状の作成、その発送、式当日の衣装、メイク、料理、各種アイテム、花、式進行表、式の演出、映像、音響等の結婚式必要事項の決定を行う2回目乃至4回目の打ち合わせについてのそれぞれの準備行為を行うことを特徴とする新規なウエディング準備方法。
【請求項7】
結婚式に臨む顧客であるカップルと結婚式場との間で成約し、挙式年月日の決定後、直ちに準備を開始し、挙式当日まで余裕期間を残して、結婚式必要事項の決定に関する準備が終了する日程による挙式関連準備内容を盛り込んだ新規で斬新なスケジュール・マニュアル表と、
結婚式場の担当者であるウエディングプランナーの意識形成のための、導入プログラム、接客環境作り、コンセプト、テーマの設定、結婚式の全体像提案のためのカウンセリングプログラム、顧客理解、各種アイテムの価値形成のためのヴァリューアッププログラム、すなわち価値形成プログラム、及び顧客の意思確認、顧客への最終提案と決定のためのベストヴァリュープログラム、すなわち、最大価値プログラムを含む研修プログラムを実施するための各種シート群からなる研修プログラムツールと、
を含むことを特徴とする新規なウエディング総合手引き具。
【請求項8】
結婚式に臨む顧客であるカップルと結婚式場との間で成約し、挙式年月日の決定後、直ちに準備を開始し、挙式当日まで余裕期間を残して、結婚式必要事項の決定に関する準備が終了する日程による挙式関連準備内容を盛り込んだ新規で斬新なスケジュール・マニュアル表を用い、
前記スケジュール・マニュアル表による日程にしたがって、顧客であるカップルと結婚式場との間、顧客であるカップル、結婚式場において前記結婚式必要事項の決定に関するそれぞれの準備行為を行い、
結婚式場の担当者であるウエディングプランナーの意識形成のための、導入プログラム、接客環境作り、コンセプト、テーマの設定、結婚式の全体像提案のためのカウンセリングプログラム、顧客理解、各種アイテムの価値形成のためのヴァリューアッププログラム、すなわち価値形成プログラム、及び顧客の意思確認、顧客への最終提案と決定のためのベストヴァリュープログラム、すなわち、最大価値プログラムを含む研修プログラムを実施するための各種シート群からなる研修プログラムツールを用い、
結婚式場の担当者であるウエディングプランナーによる前記導入プログラム、カウンセリングプログラム、ヴァリューアッププログラム、すなわち価値形成プログラム、及びベストヴァリュープログラム、すなわち、最大価値プログラムの内容に応じた研修を実施しウエディングプランナーのスキル向上を実現することを特徴とする新規なウエディング準備方法。
【請求項9】
結婚式に臨む顧客であるカップルと結婚式場との間で成約し、挙式年月日の決定後、直ちに準備を開始し、挙式当日まで数ヶ月の余裕期間を残して、結婚式場担当者、打ち合わせ、司会者、式の全体像把握、コンセプト、テーマの把握、ゲスト数、コンセプト、テーマ入りの招待状の作成、その発送、式当日の衣装、メイク、料理、各種アイテム、花、式進行表、式の演出、映像、音響等の結婚式必要事項の決定に関する準備が終了し、挙式年月日の直前には僅少な変動事項の対応を残すのみの日程による挙式関連準備内容を盛り込んだ新規で斬新なスケジュール・マニュアル表と、
結婚式場の担当者であるウエディングプランナーの意識形成のための、導入プログラム、接客環境作り、コンセプト、テーマの設定、結婚式の全体像提案のためのカウンセリングプログラム、顧客理解、各種アイテムの価値形成のためのヴァリューアッププログラム、すなわち価値形成プログラム、及び顧客の意思確認、顧客への最終提案と決定のためのベストヴァリュープログラム、すなわち、最大価値プログラムを含む研修プログラムを実施するためのお客様情報シート、カウンセリングシート、前記打ち合わせスケジュール・マニュアル表、アイテムチェックシート、プラニングシート、質問表、不安除去事例集等を含む各種シート群からなる研修プログラムツールと、
を含むことを特徴とする新規なウエディング総合手引き具。
【請求項10】
結婚式に臨む顧客であるカップルと結婚式場との間で成約し、挙式年月日の決定後、直ちに準備を開始し、挙式当日まで数ヶ月の余裕期間を残して、結婚式場担当者、打ち合わせ、司会者、式の全体像把握、コンセプト、テーマの把握、ゲスト数、コンセプト、テーマ入りの招待状の作成、その発送、式当日の衣装、メイク、料理、各種アイテム、花、式進行表、式の演出、映像、音響等の結婚式必要事項の決定に関する準備が終了し、挙式年月日の直前には僅少な変動事項の対応を残すのみの日程による挙式関連準備内容を盛り込んだ新規で斬新なスケジュール・マニュアル表を用い、
前記スケジュール・マニュアル表による日程にしたがって、顧客であるカップルと結婚式場の担当者、顧客であるカップル、結婚式場、司会者において、式の全体像把握、コンセプト、テーマの把握、ゲスト数、コンセプト、テーマ入りの招待状の作成、その発送、式当日の衣装、メイク、料理、各種アイテム、花、式進行表、式の演出、映像、音響等についての前記結婚式必要事項の決定に関するそれぞれの準備行為を行い、
結婚式場の担当者であるウエディングプランナーの意識形成のための、導入プログラム、接客環境作り、コンセプト、テーマの設定、結婚式の全体像提案のためのカウンセリングプログラム、顧客理解、各種アイテムの価値形成のためのヴァリューアッププログラム、すなわち価値形成プログラム、及び顧客の意思確認、顧客への最終提案と決定のためのベストヴァリュープログラム、すなわち、最大価値プログラムプログラムを含む研修プログラムを実施するためのお客様情報シート、カウンセリングシート、前記打ち合わせスケジュール・マニュアル表、アイテムチェックシート、プラニングシート、質問表、不安除去事例集等を含む各種シート群からなる研修プログラムツールを用い、
結婚式場の担当者であるウエディングプランナーによる前記導入プログラム、カウンセリングプログラム、ヴァリューアッププログラム、すなわち価値形成プログラム、及びベストヴァリュープログラム、すなわち、最大価値プログラムの内容に応じた研修を実施しウエディングプランナーのスキル向上を実現することを特徴とする新規なウエディング準備方法。
【請求項11】
結婚式に臨む顧客であるカップルと結婚式場との間で成約し、挙式年月日の決定後、直ちに準備を開始し、結婚式場担当者を決め、結婚式場側とカップルとの間の1回目のカウンセリングをスタートし、コンセプト、テーマを決め、結婚式の全体像を決定する内容の1回目の打ち合わせ、ゲスト数、コンセプト及びテーマ入りの招待状の作成、その発送、式当日の衣装、メイク、料理、各種アイテム、花、式進行表、式の演出、映像、音響等の結婚式必要事項の決定を行う2回目乃至4回目の打ち合わせを行い、挙式当日まで数ヶ月の余裕期間を残して準備が終了し、挙式年月日の直前には僅少な変動事項の対応を残すのみの日程による挙式関連準備内容を盛り込んだ新規で斬新なスケジュール・マニュアル表と、
結婚式場の担当者であるウエディングプランナーの意識形成のための、導入プログラム、接客環境作り、コンセプト、テーマの設定、結婚式の全体像提案のためのカウンセリングプログラム、顧客理解、各種アイテムの価値形成のためのヴァリューアップヴァリューアッププログラム、すなわち価値形成プログラム、及び顧客の意思確認、顧客への最終提案と決定のためのベストヴァリュープログラム、すなわち、最大価値プログラムを含む研修プログラムを実施するためのお客様情報シート、カウンセリングシート、前記打ち合わせスケジュール・マニュアル表、アイテムチェックシート、プラニングシート、質問表、不安除去事例集等を含む各種シート群からなる研修プログラムツールと、
を含むことを特徴とする新規なウエディング総合手引き具。
【請求項12】
結婚式に臨む顧客であるカップルと結婚式場との間で成約し、挙式年月日の決定後、直ちに準備を開始し、結婚式場担当者を決め、結婚式場側とカップルとの間の1回目のカウンセリングをスタートし、コンセプト、テーマを決め、結婚式の全体像を決定する内容の1回目の打ち合わせ、ゲスト数、コンセプト及びテーマ入りの招待状の作成、その発送、式当日の衣装、メイク、料理、各種アイテム、花、式進行表、式の演出、映像、音響等の結婚式必要事項の決定を行う2回目乃至4回目の打ち合わせを行い、挙式当日まで数ヶ月の余裕期間を残して準備が終了し、挙式年月日の直前には僅少な変動事項の対応を残すのみの日程による挙式関連準備内容を盛り込んだ新規で斬新なスケジュール・マニュアル表を用い、
前記スケジュール・マニュアル表による日程にしたがって、顧客であるカップルと結婚式場の担当者、顧客であるカップル、結婚式場、司会者において、結婚式場側とカップルとの間の1回目のカウンセリングをスタートし、コンセプト、テーマを決め、結婚式の全体像を決定する内容の1回目の打ち合わせ、ゲスト数、コンセプト及びテーマ入りの招待状の作成、その発送、式当日の衣装、メイク、料理、各種アイテム、花、式進行表、式の演出、映像、音響等の結婚式必要事項の決定を行う2回目乃至4回目の打ち合わせについてのそれぞれの準備行為を行い、
結婚式場の担当者であるウエディングプランナーの意識形成のための、導入プログラム、接客環境作り、コンセプト、テーマの設定、結婚式の全体像提案のためのカウンセリングプログラム、顧客理解、各種アイテムの価値形成のためのヴァリューアップヴァリューアッププログラム、すなわち価値形成プログラム、及び顧客の意思確認、顧客への最終提案と決定のためのベストヴァリュープログラム、すなわち、最大価値プログラムを含む研修プログラムを実施するためのお客様情報シート、カウンセリングシート、前記打ち合わせスケジュール・マニュアル表、アイテムチェックシート、プラニングシート、質問表、不安除去事例集等を含む各種シート群からなる研修プログラムツールを用い、
結婚式場の担当者であるウエディングプランナーによる前記導入プログラム、カウンセリングプログラム、ヴァリューアップヴァリューアッププログラム、すなわち価値形成プログラム、及びベストヴァリュープログラム、すなわち、最大価値プログラムの内容に応じた研修を実施しウエディングプランナーのスキル向上を実現することを特徴とする新規なウエディング準備方法。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【公開番号】特開2013−54557(P2013−54557A)
【公開日】平成25年3月21日(2013.3.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−192715(P2011−192715)
【出願日】平成23年9月5日(2011.9.5)
【出願人】(508274736)株式会社メディアハウス (1)
【公開日】平成25年3月21日(2013.3.21)
【国際特許分類】
【出願日】平成23年9月5日(2011.9.5)
【出願人】(508274736)株式会社メディアハウス (1)
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