説明

ウンデカプレニルピロホスフェートシンターゼの阻害剤

本発明は、選択的および/または強力なUPPS阻害剤である化合物に関する。UPPSを阻害する化合物に加えて、本発明はまた、これらの化合物を含む医薬組成物、および細菌性疾患、例えば細菌感染を処置するためのこれらの化合物を用いる方法を提供する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
細菌性疾患を処置する方法であって、強力かつ選択的なウンデカプレニルピロホスフェートシンターゼ(UPPS)阻害剤を対象に投与して該対象の細菌性疾患を処置することを含む方法。
【請求項2】
細菌性疾患が細菌感染である、請求項1の方法。
【請求項3】
細菌性疾患が急性細菌感染である、請求項2の方法。
【請求項4】
細菌性疾患が慢性細菌感染である、請求項2の方法。
【請求項5】
細菌感染がグラム陰性菌と関連する、請求項2の方法。
【請求項6】
細菌感染がグラム陽性菌と関連する、請求項2の方法。
【請求項7】
細菌感染が院内グラム陽性菌感染である、請求項6の方法。
【請求項8】
細菌感染が黄色ブドウ球菌、A群連鎖球菌、大便連鎖球菌およびコアグラーゼ陰性ブドウ球菌から成る群から選択される細菌に関連する、請求項7の方法。
【請求項9】
細菌感染が外来患者皮膚感染または皮膚構造感染である、請求項2の方法。
【請求項10】
細菌感染が黄色ブドウ球菌およびA群連鎖球菌から成る群から選択される細菌に関連する、請求項9の方法。
【請求項11】
細菌感染が地域感染型メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(CA−MRSA)である、請求項2の方法。
【請求項12】
細菌感染がメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)に関連する、請求項11の方法。
【請求項13】
細菌感染が抗生物質関連大腸炎感染である、請求項2の方法。
【請求項14】
細菌感染がクロストリジウム・ディフィシレ(C. difficile)に関連する、請求項13の方法。
【請求項15】
細菌感染が院内肺炎である、請求項2の方法。
【請求項16】
細菌感染がグラム陰性菌に関連する、請求項15の方法。
【請求項17】
グラム陰性菌が緑膿菌、クレブシエラ属、エンテロバクター属、大腸菌およびアシネトバクター属から成る群から選択される、請求項16の方法。
【請求項18】
細菌感染が黄色ブドウ球菌に関連する、請求項5の方法。
【請求項19】
細菌感染が呼吸器感染症である、請求項2の方法。
【請求項20】
細菌感染が肺炎連鎖球菌、インフルエンザ菌、モラクセラ属、肺炎レジオネラ、クラミジアおよびマイコプラズマに関連する、請求項19の方法。
【請求項21】
細菌感染が性感染性疾患である、請求項2の方法。
【請求項22】
細菌感染がクラミジア・トラコマチスまたは淋菌である、請求項21の方法。
【請求項23】
細菌感染がグラム陰性菌と関連する、請求項5または6の方法。
【請求項24】
細菌感染が大腸菌と関連する、請求項2の方法。
【請求項25】
細菌感染が黄色ブドウ球菌と関連する、請求項2の方法。
【請求項26】
細菌感染が大便連鎖球菌と関連する、請求項2の方法。
【請求項27】
細菌感染が肺炎連鎖球菌と関連する、請求項2の方法。
【請求項28】
細菌感染が他の抗生物質に耐性である、請求項2の方法。
【請求項29】
細菌感染が放線菌症;炭疽菌症;アスペルギルス症;菌血症;細菌感染および真菌症;細菌性髄膜炎;バルトネラ感染症;ボツリヌス中毒;ブルセラ症;腺ペスト;バークホルデリア感染症;カンピロバクター感染症;カンジダ症;ネコ引っ掻き病;クラミジア感染症;コレラ;クロストリジウム感染症;コクシジオイド症;交叉感染;クリプトコッカス症;皮膚真菌症;ジフテリア;エールリヒア症;発疹チフス;大腸菌感染症;壊死性筋膜炎;フソバクテリウム感染症;ガス壊疽;淋病;グラム陰性菌感染症;グラム陽性菌感染症;ハンセン氏病;ヒストプラズマ症;膿痂疹;クレブシエラ感染症;レジオネラ症;ライ病;レプトスピラ症;リステリア感染症;ライム病;マズラ菌症;類鼻疽;MRSA感染症;マイコバクテリウム感染症;マイコプラズマ感染症;ノカルジア感染症;爪真菌症;百日咳;ペスト;肺炎球菌感染症;シュードモナス感染症;オウム病;Q熱;鼠咬熱;回帰熱;リウマチ熱;リケッチア感染症;ロッキー山紅斑熱;サルモネラ感染症;猩紅熱;ツツガムシ病;敗血症;細菌性性感染性疾患;細菌性赤痢;敗血性ショック;細菌性皮膚疾患;ブドウ球菌感染症;連鎖球菌感染症;梅毒;破傷風;ダニ媒介疾患;トラコーマ;結核;野兎病;腸チフス熱;シラミ媒介性発疹チフス;百日咳;ビブリオ感染症;イチゴ腫;エルシニア感染症;人畜共通感染症;および接合菌症から成る群から選択される、請求項2の方法。
【請求項30】
細菌性疾患が細菌に関連した症候および疾患状態である、請求項1の方法。
【請求項31】
細菌に関連した症候および疾患状態が炎症、熱および細菌感染関連疼痛から成る群から選択される、請求項30の方法。
【請求項32】
ファルネシルピロホスフェートシンセターゼ(FPPS)よりもUPPSに向上した選択性を有する、請求項1の方法。
【請求項33】
対象が細菌性疾患の処置を必要としている、請求項1の方法。
【請求項34】
対象がヒトである、請求項1の方法。
【請求項35】
UPPS阻害剤を経口投与する、請求項1〜34のいずれかの方法。
【請求項36】
UPPS阻害剤が式(V):
【化1】

〔式中、
【化2】

は一重または二重結合を意味し;
nは0−3の整数であり;
XはNR、CRおよびOから成る群から選択され;
各Rは独立してH、−M、−M−M、−Z−Mおよび−M−Z−Mから成る群から選択され;
およびMは独立してH、脂肪族基、炭素環式基、ヘテロ環式基、ハロゲン、NO、CN、OR、NR、CO、−C(O)R、−COR、NRC(O)R、NRC(O)NR、NRC(O)O、C(O)NRから成る群から選択され、これは所望により置換されていてもよく、ここで各Rは独立してH、脂肪族基、炭素環式基およびヘテロ環式基から成る群から選択され;
Zは−O−、−NH−、−CR−、−S−、−S(O)−、−C(O)−、−NHC(O)−、−C(O)NH−、−NHC(O)CHO−、−S(O)−、−CH(OH)−、−CH(OR)、−C(O)CH−、−CHC(O)−、−CHCH(OH)−、−CHCH(OR)−、−CH(OH)CH−、−CH(OR)CH−、およびその何れかの組合せから成る群から選択され、ここで各Rは独立してH、脂肪族基、炭素環式基、ヘテロ環式基、ヒドロキシおよびアルコキシから成る群から選択され;
、B、CおよびDは独立してCH、CR、CR、NおよびNRから成る群から選択され;
各R、R、RおよびRは独立してH、脂肪族基、炭素環式基、ヘテロ環式基、アシル基、ハロゲン、NO、CN、OR、NR、CO、−C(O)R、−COR、NRC(O)R、NRC(O)NR、NRC(O)O−、C(O)NRから成る群から選択され、これは所望により置換されていてもよく、ここで各Rは独立してH、脂肪族基、炭素環式基およびヘテロ環式基から成る群から選択され;
は−G、−G−G、−Y−Gおよび−G−Y−Gから成る群から選択され;
およびGは独立してH、脂肪族基、炭素環式基およびヘテロ環式基から成る群から選択され、これは所望により1個以上の置換基で置換されていてもよく;そして
Yは−O−、−NH−、−CR−、−S−、−S(O)−、−C(O)−、−NHC(O)−、−C(O)NH−、−NHC(O)CHO−、−S(O)−、−CH(OH)−、−CH(OR)、−C(O)CH−、−CHC(O)−、−CHCH(OH)−、−CHCH(OR)−、−CH(OH)CH−、−CH(OR)CH−、およびその何れかの組合せから成る群から選択され、ここで各Rは独立してH、脂肪族基、炭素環式基、ヘテロ環式基、ヒドロキシおよびアルコキシから成る群から選択され;
はH、脂肪族基、炭素環式基およびヘテロ環式基から成る群から選択され;
およびRは存在しないか、または独立してH、ハロゲン、OH、アルコキシ基、脂肪族基および炭素環式基から成る群から選択され、これは所望により置換されていてもよい〕
によって示される、請求項1の方法。
【請求項37】
がフェニル、4−インダニル、ピリミジニル、シクロヘキシル、シクロペンチル、シクロヘプチル、イソプロピル−[1,3,4]チアジアゾリル、ベンゾチアゾリル、3−メチル−ブチル、1H−ピラゾリルおよび1H−[1,2,4]トリアゾリル、ピリジニルから成る群から選択され、これは所望によりCF、OCF、ヨード、−C(O)NH、−O(CHCH、カルボン酸メチルエステル、フェニル、p−メトキシフェニル、−NHC(O)NH、−C(O)O(CHN(CHCH,t−ブチル、メチル−ジメチル−アミン、シアノ、エチル、ベンジル、メチル、フルオロ、クロロ、−SCH、−S(O)CH、メトキシおよび−(CH−OHから成る群から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよい、請求項36の方法。
【請求項38】
がフェニル、N−モルホリノ、フラニル、チオフェニル、ピロリル、N−1H−ピリジン−2−オニルおよびベンゾチアゾリル、シクロヘキシル、オキサゾリル、ピペリジニル、1H−ピラゾリル、1H−イミダゾリル、ピロリジニルおよびピペラジニルから成る群から選択され、これは所望によりメチル、エチル、ベンジル、シアノ、CF、カルボン酸メチルエステル、メチル−ジメチル−アミン、−SCH、−C(O)NH、−(CH−OH、−S(O)CH、クロロおよびブロモから成る群から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよい、請求項36の方法。
【請求項39】
、B、CまたはDの1個がNまたはNRである、請求項36の方法。
【請求項40】
UPPS阻害剤が式(VI):
【化3】

〔式中、
【化4】

は一重または二重結合を意味し;
XはNR、CRおよびOから成る群から選択され;
各Rは独立してH、−M、−M−M、−Z−Mおよび−M−Z−Mから成る群から選択され;
およびMは独立してH、脂肪族基、炭素環式基、ヘテロ環式基、ハロゲン、NO、CN、OR、NR、CO、−C(O)R、−COR、NRC(O)R、NRC(O)NR、NRC(O)O、C(O)NRから成る群から選択され、これは所望により置換されていてもよく、ここで各Rは独立してH、脂肪族基、炭素環式基およびヘテロ環式基から成る群から選択され;
Zは−O−、−NH−、−CR−、−S−、−S(O)−、−C(O)−、−NHC(O)−、−C(O)NH−、−NHC(O)CHO−、−S(O)−、−CH(OH)−、−CH(OR)、−C(O)CH−、−CHC(O)−、−CHCH(OH)−、−CHCH(OR)−、−CH(OH)CH−、−CH(OR)CH−、およびその何れかの組合せから成る群から選択され、ここで各Rは独立してH、脂肪族基、炭素環式基、ヘテロ環式基、ヒドロキシおよびアルコキシから成る群から選択され;
、R1a、R、R、R、R4aは独立してH、脂肪族基、炭素環式基、ヘテロ環式基、アシル基、ハロゲン、NO、CN、OR、NR、CO、−C(O)R、−COR、NRC(O)R、NRC(O)NR、NRC(O)O−、C(O)NRから成る群から選択され、これは所望により置換されていてもよく、ここで各Rは独立してH、脂肪族基、炭素環式基およびヘテロ環式基から成る群から選択され;
2aおよびR3aは存在しないか、または独立してH、脂肪族基、炭素環式基、ヘテロ環式基、アシル基、ハロゲン、NO、CN、OR、NR、CO、−C(O)R、−COR、NRC(O)R、NRC(O)NR、NRC(O)O−、C(O)NRから成る群から選択され、これは所望により置換されていてもよく、ここで各Rは独立してH、脂肪族基、炭素環式基およびヘテロ環式基から成る群から選択され;
は−G、−G−G、−Y−Gおよび−G−Y−Gから成る群から選択され;
およびGは独立してH、脂肪族基、炭素環式基およびヘテロ環式基から成る群から選択され、これは所望により1個以上の置換基で置換されていてもよく;そして
Yは−O−、−NH−、−CR−、−S−、−S(O)−、−C(O)−、−NHC(O)−、−C(O)NH−、−NHC(O)CHO−、−S(O)−、−CH(OH)−、−CH(OR)、−C(O)CH−、−CHC(O)−、−CHCH(OH)−、−CHCH(OR)−、−CH(OH)CH−、−CH(OR)CH−、およびその何れかの組合せから成る群から選択され、ここで各Rは独立してH、脂肪族基、炭素環式基、ヘテロ環式基、ヒドロキシおよびアルコキシから成る群から選択され;
はH、脂肪族基、炭素環式基およびヘテロ環式基から成る群から選択され;そして
およびRは存在しないか、または独立してH、ハロゲン、OH、アルコキシ基、脂肪族基および炭素環式基から成る群から選択され、これは所望により置換されていてもよい〕
によって示される、請求項1の方法。
【請求項41】
がフェニル、シクロヘキシル、1H−ピラゾリルおよび1H−[1,2,4]トリアゾリル、ピリジニルから成る群から選択され、これは所望によりCF、OCF、I、フェニル、p−メトキシフェニル、t−ブチル、フルオロ、メトキシおよび−(CH−OHから成る群から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよい、請求項40の方法。
【請求項42】
がフェニル、シクロヘキシル、オキサゾリル、ピペリジニル、1H−ピラゾリル、1H−イミダゾリル、ピロリジニルおよびピペラジニルから成る群から選択される、請求項40の方法。
【請求項43】
UPPS阻害剤が式(VII):
【化5】

〔式中、
【化6】

は一重または二重結合を意味し;
XはNR、CRおよびOから成る群から選択され;
各Rは独立してH、−M、−M−M、−Z−Mおよび−M−Z−Mから成る群から選択され;
およびMは独立してH、脂肪族基、炭素環式基、ヘテロ環式基、ハロゲン、NO、CN、OR、NR、CO、−C(O)R、−COR、NRC(O)R、NRC(O)NR、NRC(O)O、C(O)NRから成る群から選択され、これは所望により置換されていてもよく、ここで各Rは独立してH、脂肪族基、炭素環式基およびヘテロ環式基から成る群から選択され;
Zは−O−、−NH−、−CR−、−S−、−S(O)−、−C(O)−、−NHC(O)−、−C(O)NH−、−NHC(O)CHO−、−S(O)−、−CH(OH)−、−CH(OR)、−C(O)CH−、−CHC(O)−、−CHCH(OH)−、−CHCH(OR)−、−CH(OH)CH−、−CH(OR)CH−、およびその何れかの組合せから成る群から選択され、ここで各Rは独立してH、脂肪族基、炭素環式基、ヘテロ環式基、ヒドロキシおよびアルコキシから成る群から選択され;
、R、RおよびRはH、脂肪族基、ヘテロ環式基、炭素環式基、アルコキシ、ヒドロキシル、アミノ、ニトロ、シアノ、カルボニルおよびチオカルボニルから成る群から選択され、これは所望により置換されていてもよく;
は−G、−G−G、−Y−Gおよび−G−Y−Gから成る群から選択され;
およびGは独立してH、脂肪族基、炭素環式基およびヘテロ環式基から成る群から選択され、これは所望により1個以上の置換基で置換されていてもよく;そして
Yは−O−、−NH−、−CR−、−S−、−S(O)−、−C(O)−、−NHC(O)−、−C(O)NH−、−NHC(O)CHO−、−S(O)−、−CH(OH)−、−CH(OR)、−C(O)CH−、−CHC(O)−、−CHCH(OH)−、−CHCH(OR)−、−CH(OH)CH−、−CH(OR)CH−、およびその何れかの組合せから成る群から選択され、ここで各Rは独立してH、脂肪族基、炭素環式基、ヘテロ環式基、ヒドロキシおよびアルコキシから成る群から選択され;
はH、脂肪族基、炭素環式基およびヘテロ環式基から成る群から選択され;そして
およびRは存在しないか、または独立してH、ハロゲン、OH、アルコキシ基、脂肪族基および炭素環式基から成る群から選択され、これは所望により置換されていてもよい〕
によって示される、請求項1の方法。
【請求項44】
がフェニル、シクロヘキシル、1H−[1,2,4]トリアゾリル、ピリジニルから成る群から選択され、これは所望によりメトキシ、フェニル、p−メトキシフェニル、CF、OCF、−O(CHCH、−NHC(O)NH、−C(O)NHおよび−C(O)O(CHN(CHCHから成る群から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよい、請求項43の方法。
【請求項45】
がフェニル、シクロヘキシル、ピペリジニル、オキサゾリルから成る群から選択され、これは所望によりクロロおよびブロモから成る群から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよい、請求項43の方法。
【請求項46】
UPPS阻害剤が式(VIII):
【化7】

〔式中、
【化8】

は一重または二重結合を意味し;
XはNR、CRおよびOから成る群から選択され;
各Rは独立してH、−M、−M−M、−Z−Mおよび−M−Z−Mから成る群から選択され;
およびMは独立してH、脂肪族基、炭素環式基、ヘテロ環式基、ハロゲン、NO、CN、OR、NR、CO、−C(O)R、−COR、NRC(O)R、NRC(O)NR、NRC(O)O、C(O)NRから成る群から選択され、これは所望により置換されていてもよく、ここで各Rは独立してH、脂肪族基、炭素環式基およびヘテロ環式基から成る群から選択され;
Zは−O−、−NH−、−CR−、−S−、−S(O)−、−C(O)−、−NHC(O)−、−C(O)NH−、−NHC(O)CHO−、−S(O)−、−CH(OH)−、−CH(OR)、−C(O)CH−、−CHC(O)−、−CHCH(OH)−、−CHCH(OR)−、−CH(OH)CH−、−CH(OR)CH−、およびその何れかの組合せから成る群から選択され、ここで各Rは独立してH、脂肪族基、炭素環式基、ヘテロ環式基、ヒドロキシおよびアルコキシから成る群から選択され;
およびFは独立してCHRおよびNRから選択され;
各Rは独立してH、アルコキシ、ヒドロキシル、ハロゲン、脂肪族基、ヘテロ環式基、炭素環式基、アシル基、アミノおよびシアノから成る群から選択され;
は−G、−G−G、−Y−Gおよび−G−Y−Gから成る群から選択され;
およびGは独立してH、脂肪族基、炭素環式基およびヘテロ環式基から成る群から選択され、これは所望により1個以上の置換基で置換されていてもよく;そして
Yは−O−、−NH−、−CR−、−S−、−S(O)−、−C(O)−、−NHC(O)−、−C(O)NH−、−NHC(O)CHO−、−S(O)−、−CH(OH)−、−CH(OR)、−C(O)CH−、−CHC(O)−、−CHCH(OH)−、−CHCH(OR)−、−CH(OH)CH−、−CH(OR)CH−、およびその何れかの組合せから成る群から選択され、ここで各Rは独立してH、脂肪族基、炭素環式基、ヘテロ環式基、ヒドロキシおよびアルコキシから成る群から選択され;
はH、脂肪族基、炭素環式基およびヘテロ環式基から成る群から選択され;そして
およびRは存在しないか、または独立してH、ハロゲン、OH、アルコキシ基、脂肪族基および炭素環式基から成る群から選択され、これは所望により置換されていてもよい〕
によって示される、請求項1の方法。
【請求項47】
がフェニル、シクロペンチル、シクロヘプチル、1H−[1,2,4]トリアゾリル、イソプロピル−[1,3,4]チアジアゾリル、ベンゾチアゾリル、3−メチル−ブチルから成る群から選択され、これは所望により−C(O)NH、フェニル、p−メトキシフェニル、−O(CHCH、CFおよびカルボン酸メチルエステルから成る群から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよい、請求項46の方法。
【請求項48】
がピペリジニル、シクロヘキシル、ピロリジニル、ピペラジニル、1H−イミダゾリルおよびフェニルから成る群から選択され、これは所望により−(CH−OHから成る群から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよい、請求項46の方法。
【請求項49】
UPPS阻害剤が式(IX):
【化9】

〔式中、
、R、RおよびRは独立してH、ベンジル、ピリジニル、テトラヒドロ−ピラニル、メチル−1H−イミダゾリル、シクロヘキシルメチル、フェネチル、p−クロロベンジル、カルボン酸ベンジルエステル、プロピオン酸tert−ブチルエステル、tert−ブチルエステル、エタノン、ヒドロキシ、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、ブトキシ、t−ブトキシ、フェニル、イソブチル、メチル、エチル、プロピル、ブチル、シクロヘキシル、シクロヘキシルメチル、m−メトキシフェニル、カルボン酸2−メトキシ−エチルエステル、3,3−ジメチル−ブタン−1−オン、2,2−ジメチル−プロパン−1−オン、カルボン酸メチルエステル、アルキル、ハロゲン、NO、CN、OR、NR、CO、−C(O)R、−COR、NRC(O)R、NRC(O)NR、NRC(O)O−、C(O)NR、アリールおよびヘテロ環から成る群から選択され、これは所望によりメトキシまたは2−メトキシ−エトキシで置換されていてもよく、ここで各Rは独立してH、アルキル、アリールおよびヘテロ環から成る群から選択され;
はH、ベンジル、tert−ブチルエステル、エタノン、メチル、エチル、カルボン酸2−メトキシ−エチルエステル、3,3−ジメチル−ブタン−1−オン、2,2−ジメチル−プロパン−1−オンおよびカルボン酸メチルエステルから成る群から選択され;
は−G、−G−G、−Y−Gおよび−G−Y−Gから成る群から選択され;
およびGは独立してフェニル、シクロペンチル、シクロヘプチル、ピペリジニル、シクロヘキシル、1H−[1,2,4]トリアゾリル、イソプロピル−[1,3,4]チアジアゾリル、ベンゾチアゾリル、3−メチル−ブチルから成る群から選択され、これは所望により−C(O)NH、フェニル、p−メトキシフェニル、−O(CHCHおよびカルボン酸メチルエステルから成る群から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく;
Yは−O−、−NH−、−CR−、−S−、−S(O)−、−C(O)−、−NHC(O)−、−C(O)NH−、−NHC(O)CHO−、−S(O)−、−CH(OH)−、−CH(OR)、−C(O)CH−、−CHC(O)−、−CHCH(OH)−、−CHCH(OR)−、−CH(OH)CH−、−CH(OR)CH−、およびその何れかの組合せから成る群から選択され、ここで各Rは独立してH、脂肪族基、炭素環式基、ヘテロ環式基、ヒドロキシおよびアルコキシから成る群から選択され;
はH、アルキル、アリールおよびヘテロ環から成る群から選択され;そして
およびRは存在しないか、または独立してH、アリールおよびアルキルから成る群から選択される〕
によって示される、請求項1の方法。
【請求項50】
細菌性疾を処置する方法であって、強力なUPPS阻害剤を対象に投与して該対象における細菌性疾患を処置することを含む方法。
【請求項51】
細菌性疾患が細菌感染である、請求項50の方法。
【請求項52】
細菌性疾患が急性細菌感染である、請求項51の方法。
【請求項53】
細菌性疾患が慢性細菌感染である、請求項51の方法。
【請求項54】
細菌感染がグラム陰性菌と関連する、請求項51の方法。
【請求項55】
細菌感染がグラム陽性菌と関連する、請求項51の方法。
【請求項56】
細菌感染がグラム陰性菌と関連する、請求項76または77の方法。
【請求項57】
細菌感染が大腸菌と関連する、請求項51の方法。
【請求項58】
細菌感染が黄色ブドウ球菌と関連する、請求項51の方法。
【請求項59】
細菌感染が大便連鎖球菌と関連する、請求項51の方法。
【請求項60】
細菌感染が肺炎連鎖球菌と関連する、請求項51の方法。
【請求項61】
細菌感染が他の抗生物質に抵抗性である、請求項51の方法。
【請求項62】
細菌感染が放線菌症;炭疽菌症;アスペルギルス症 ;菌血症;細菌感染および真菌症;細菌性髄膜炎;バルトネラ感染症;ボツリヌス中毒;ブルセラ症;腺ペスト;バークホルデリア感染症;カンピロバクター感染症;カンジダ症;ネコ引っ掻き病;クラミジア感染症;コレラ;クロストリジウム感染症;コクシジオイド症;交叉感染;クリプトコッカス症;皮膚真菌症;ジフテリア;エールリヒア症;発疹チフス;大腸菌感染症;壊死性筋膜炎;フソバクテリウム感染症;ガス壊疽;淋病;グラム陰性菌感染症;グラム陽性菌感染症;ハンセン氏病;ヒストプラズマ症;膿痂疹;クレブシエラ感染症;レジオネラ症;ライ病;レプトスピラ症;リステリア感染症;ライム病;マズラ菌症;類鼻疽;MRSA感染症;マイコバクテリウム感染症;マイコプラズマ感染症;ノカルジア感染症;爪真菌症;百日咳;ペスト;肺炎球菌感染症;シュードモナス感染症;オウム病;Q熱;鼠咬熱;回帰熱;リウマチ熱;リケッチア感染症;ロッキー山紅斑熱;サルモネラ感染症;猩紅熱;ツツガムシ病;敗血症;細菌性性感染性疾患;細菌性赤痢;敗血性ショック;細菌性皮膚疾患;ブドウ球菌感染症;連鎖球菌感染症;梅毒;破傷風;ダニ媒介疾患;トラコーマ;結核;野兎病;腸チフス熱;シラミ媒介性発疹チフス;百日咳;ビブリオ感染症;イチゴ腫;エルシニア感染症;人畜共通感染症;および接合菌症から成る群から選択される、請求項51の方法。
【請求項63】
細菌性疾患が細菌に関連した症候および疾患状態である、請求項50の方法。
【請求項64】
細菌に関連した症候および疾患状態が炎症、熱および細菌感染関連疼痛から成る群から選択される、請求項60の方法。
【請求項65】
ファルネシルピロホスフェートシンセターゼ(FPPS)よりもUPPSに向上した選択性を有する、請求項39の方法。
【請求項66】
対象が細菌性疾患の処置を必要としている、請求項39の方法。
【請求項67】
対象がヒトである、請求項39の方法。
【請求項68】
UPPS阻害剤が式(V)
【化10】

〔式中、
【化11】

は一重または二重結合を意味し;
nは0−3の整数であり;
XはNR、CRおよびOから成る群から選択され;
各Rは独立してH、−M、−M−M、−Z−Mおよび−M−Z−Mから成る群から選択され;
およびMは独立してH、脂肪族基、炭素環式基、ヘテロ環式基、ハロゲン、NO、CN、OR、NR、CO、−C(O)R、−COR、NRC(O)R、NRC(O)NR、NRC(O)O、C(O)NRから成る群から選択され、これは所望により置換されていてもよく、ここで各Rは独立してH、脂肪族基、炭素環式基およびヘテロ環式基から成る群から選択され;
Zは−O−、−NH−、−CR−、−S−、−S(O)−、−C(O)−、−NHC(O)−、−C(O)NH−、−NHC(O)CHO−、−S(O)−、−CH(OH)−、−CH(OR)、−C(O)CH−、−CHC(O)−、−CHCH(OH)−、−CHCH(OR)−、−CH(OH)CH−、−CH(OR)CH−、およびその何れかの組合せから成る群から選択され、ここで各Rは独立してH、脂肪族基、炭素環式基、ヘテロ環式基、ヒドロキシおよびアルコキシから成る群から選択され;
、B、CおよびDは独立してCH、CR、CR、NおよびNRから成る群から選択され;
各R、R、RおよびRは独立してH、脂肪族基、炭素環式基、ヘテロ環式基、アシル基、ハロゲン、NO、CN、OR、NR、CO、−C(O)R、−COR、NRC(O)R、NRC(O)NR、NRC(O)O−、C(O)NRから成る群から選択され、これは所望により置換されていてもよく、ここで各Rは独立してH、脂肪族基、炭素環式基およびヘテロ環式基から成る群から選択され;
は−G、−G−G、−Y−Gおよび−G−Y−Gから成る群から選択され;
およびGは独立してH、脂肪族基、炭素環式基およびヘテロ環式基から成る群から選択され、これは所望により1個以上の置換基で置換されていてもよく;そして
Yは−O−、−NH−、−CR−、−S−、−S(O)−、−C(O)−、−NHC(O)−、−C(O)NH−、−NHC(O)CHO−、−S(O)−、−CH(OH)−、−CH(OR)、−C(O)CH−、−CHC(O)−、−CHCH(OH)−、−CHCH(OR)−、−CH(OH)CH−、−CH(OR)CH−、およびその何れかの組合せから成る群から選択され、ここで各Rは独立してH、脂肪族基、炭素環式基、ヘテロ環式基、ヒドロキシおよびアルコキシから成る群から選択され;
はH、脂肪族基、炭素環式基およびヘテロ環式基から成る群から選択され;そして
およびRは存在しないか、または独立してH、ハロゲン、OH、アルコキシ基、脂肪族基および炭素環式基から成る群から選択され、これは所望により置換されていてもよい〕
によって示される、請求項50の方法。
【請求項69】
がフェニル、4−インダニル、ピリミジニル、シクロヘキシル、シクロペンチル、シクロヘプチル、イソプロピル−[1,3,4]チアジアゾリル、ベンゾチアゾリル、3−メチル−ブチル、1H−ピラゾリルおよび1H−[1,2,4]トリアゾリル、ピリジニルから成る群から選択され、これは所望によりCF、OCF、ヨード、−C(O)NH、−O(CHCH、カルボン酸メチルエステル、フェニル、p−メトキシフェニル、−NHC(O)NH、−C(O)O(CHN(CHCH,t−ブチル、メチル−ジメチル−アミン、シアノ、エチル、ベンジル、メチル、フルオロ、クロロ、−SCH、−S(O)CH、メトキシおよび−(CH−OHから成る群から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよい、請求項68の方法。
【請求項70】
がフェニル、N−モルホリノ、フラニル、チオフェニル、ピロリル、N−1H−ピリジン−2−オニルおよびベンゾチアゾリル、シクロヘキシル、オキサゾリル、ピペリジニル、1H−ピラゾリル、1H−イミダゾリル、ピロリジニルおよびピペラジニルから成る群から選択され、これは所望によりメチル、エチル、ベンジル、シアノ、CF、カルボン酸メチルエステル、メチル−ジメチル−アミン、−SCH、−C(O)NH、−(CH−OH、−S(O)CH、クロロおよびブロモから成る群から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよい、請求項68の方法。
【請求項71】
、B、CまたはDの1個がNまたはNRである、請求項68の方法。
【請求項72】
UPPS阻害剤が式(VI):
【化12】

〔式中、
【化13】

は一重または二重結合を意味し;
XはNR、CRおよびOから成る群から選択され;
各Rは独立してH、−M、−M−M、−Z−Mおよび−M−Z−Mから成る群から選択され;
およびMは独立してH、脂肪族基、炭素環式基、ヘテロ環式基、ハロゲン、NO、CN、OR、NR、CO、−C(O)R、−COR、NRC(O)R、NRC(O)NR、NRC(O)O、C(O)NRから成る群から選択され、これは所望により置換されていてもよく、ここで各Rは独立してH、脂肪族基、炭素環式基およびヘテロ環式基から成る群から選択され;
Zは−O−、−NH−、−CR−、−S−、−S(O)−、−C(O)−、−NHC(O)−、−C(O)NH−、−NHC(O)CHO−、−S(O)−、−CH(OH)−、−CH(OR)、−C(O)CH−、−CHC(O)−、−CHCH(OH)−、−CHCH(OR)−、−CH(OH)CH−、−CH(OR)CH−、およびその何れかの組合せから成る群から選択され、ここで各Rは独立してH、脂肪族基、炭素環式基、ヘテロ環式基、ヒドロキシおよびアルコキシから成る群から選択され;
、R1a、R、R、R、R4aは独立してH、脂肪族基、炭素環式基、ヘテロ環式基、アシル基、ハロゲン、NO、CN、OR、NR、CO、−C(O)R、−COR、NRC(O)R、NRC(O)NR、NRC(O)O−、C(O)NRから成る群から選択され、これは所望により置換されていてもよく、ここで各Rは独立してH、脂肪族基、炭素環式基およびヘテロ環式基から成る群から選択され;
2aおよびR3aは存在しないか、または独立してH、脂肪族基、炭素環式基、ヘテロ環式基、アシル基、ハロゲン、NO、CN、OR、NR、CO、−C(O)R、−COR、NRC(O)R、NRC(O)NR、NRC(O)O−、C(O)NRから成る群から選択され、これは所望により置換されていてもよく、ここで各Rは独立してH、脂肪族基、炭素環式基およびヘテロ環式基から成る群から選択され;
は−G、−G−G、−Y−Gおよび−G−Y−Gから成る群から選択され;
およびGは独立してH、脂肪族基、炭素環式基およびヘテロ環式基から成る群から選択され、これは所望により1個以上の置換基で置換されていてもよく;そして
Yは−O−、−NH−、−CR−、−S−、−S(O)−、−C(O)−、−NHC(O)−、−C(O)NH−、−NHC(O)CHO−、−S(O)−、−CH(OH)−、−CH(OR)、−C(O)CH−、−CHC(O)−、−CHCH(OH)−、−CHCH(OR)−、−CH(OH)CH−、−CH(OR)CH−、およびその何れかの組合せから成る群から選択され、ここで各Rは独立してH、脂肪族基、炭素環式基、ヘテロ環式基、ヒドロキシおよびアルコキシから成る群から選択され;
はH、脂肪族基、炭素環式基およびヘテロ環式基から成る群から選択され;そして
およびRは存在しないか、または独立してH、ハロゲン、OH、アルコキシ基、脂肪族基および炭素環式基から成る群から選択され、これは所望により置換されていてもよい〕
によって示される、請求項50の方法。
【請求項73】
がフェニル、シクロヘキシル、1H−ピラゾリルおよび1H−[1,2,4]トリアゾリル、ピリジニルから成る群から選択され、これは所望によりCF、OCF、I、フェニル、p−メトキシフェニル、t−ブチル、フルオロ、メトキシおよび−(CH−OHから成る群から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよい、請求項72の方法。
【請求項74】
がフェニル、シクロヘキシル、オキサゾリル、ピペリジニル、1H−ピラゾリル、1H−イミダゾリル、ピロリジニルおよびピペラジニルから成る群から選択される、請求項72の方法。
【請求項75】
UPPS阻害剤が式(VII):
【化14】

〔式中、
【化15】

は一重または二重結合を意味し;
XはNR、CRおよびOから成る群から選択され;
各Rは独立してH、−M、−M−M、−Z−Mおよび−M−Z−Mから成る群から選択され;
およびMは独立してH、脂肪族基、炭素環式基、ヘテロ環式基、ハロゲン、NO、CN、OR、NR、CO、−C(O)R、−COR、NRC(O)R、NRC(O)NR、NRC(O)O、C(O)NRから成る群から選択され、これは所望により置換されていてもよく、ここで各Rは独立してH、脂肪族基、炭素環式基およびヘテロ環式基から成る群から選択され;
Zは−O−、−NH−、−CR−、−S−、−S(O)−、−C(O)−、−NHC(O)−、−C(O)NH−、−NHC(O)CHO−、−S(O)−、−CH(OH)−、−CH(OR)、−C(O)CH−、−CHC(O)−、−CHCH(OH)−、−CHCH(OR)−、−CH(OH)CH−、−CH(OR)CH−、およびその何れかの組合せから成る群から選択され、ここで各Rは独立してH、脂肪族基、炭素環式基、ヘテロ環式基、ヒドロキシおよびアルコキシから成る群から選択され;
、R、RおよびRはH、脂肪族基、ヘテロ環式基、炭素環式基、アルコキシ、ヒドロキシル、アミノ、ニトロ、シアノ、カルボニルおよびチオカルボニルから成る群から選択され、これは所望により置換されていてもよく;
は−G、−G−G、−Y−Gおよび−G−Y−Gから成る群から選択され;
およびGは独立してH、脂肪族基、炭素環式基およびヘテロ環式基から成る群から選択され、これは所望により1個以上の置換基で置換されていてもよく;そして
Yは−O−、−NH−、−CR−、−S−、−S(O)−、−C(O)−、−NHC(O)−、−C(O)NH−、−NHC(O)CHO−、−S(O)−、−CH(OH)−、−CH(OR)、−C(O)CH−、−CHC(O)−、−CHCH(OH)−、−CHCH(OR)−、−CH(OH)CH−、−CH(OR)CH−、およびその何れかの組合せから成る群から選択され、ここで各Rは独立してH、脂肪族基、炭素環式基、ヘテロ環式基、ヒドロキシおよびアルコキシから成る群から選択され;
はH、脂肪族基、炭素環式基およびヘテロ環式基から成る群から選択され;そして
およびRは存在しないか、または独立してH、ハロゲン、OH、アルコキシ基、脂肪族基および炭素環式基から成る群から選択され、これは所望により置換されていてもよい〕
によって示される、請求項50の方法。
【請求項76】
がフェニル、シクロヘキシル、1H−[1,2,4]トリアゾリル、ピリジニルから成る群から選択され、これは所望によりメトキシ、フェニル、p−メトキシフェニル、CF、OCF、−O(CHCH、−NHC(O)NH、−C(O)NHおよび−C(O)O(CHN(CHCHから成る群から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよい、請求項75の方法。
【請求項77】
がフェニル、シクロヘキシル、ピペリジニル、オキサゾリルから成る群から選択され、これは所望によりクロロおよびブロモから成る群から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよい、請求項75の方法。
【請求項78】
UPPS阻害剤が式(VIII):
【化16】

〔式中、
【化17】

は一重または二重結合を意味し;
XはNR、CRおよびOから成る群から選択され;
各Rは独立してH、−M、−M−M、−Z−Mおよび−M−Z−Mから成る群から選択され;
およびMは独立してH、脂肪族基、炭素環式基、ヘテロ環式基、ハロゲン、NO、CN、OR、NR、CO、−C(O)R、−COR、NRC(O)R、NRC(O)NR、NRC(O)O、C(O)NRから成る群から選択され、これは所望により置換されていてもよく、ここで各Rは独立してH、脂肪族基、炭素環式基およびヘテロ環式基から成る群から選択され;
Zは−O−、−NH−、−CR−、−S−、−S(O)−、−C(O)−、−NHC(O)−、−C(O)NH−、−NHC(O)CHO−、−S(O)−、−CH(OH)−、−CH(OR)、−C(O)CH−、−CHC(O)−、−CHCH(OH)−、−CHCH(OR)−、−CH(OH)CH−、−CH(OR)CH−、およびその何れかの組合せから成る群から選択され、ここで各Rは独立してH、脂肪族基、炭素環式基、ヘテロ環式基、ヒドロキシおよびアルコキシから成る群から選択され;
およびFは独立してCHRおよびNRから選択され;
各Rは独立してH、アルコキシ、ヒドロキシル、ハロゲン、脂肪族基、ヘテロ環式基、炭素環式基、アシル基、アミノおよびシアノから成る群から選択され;
は−G、−G−G、−Y−Gおよび−G−Y−Gから成る群から選択され;
およびGは独立してH、脂肪族基、炭素環式基およびヘテロ環式基から成る群から選択され、これは所望により1個以上の置換基で置換されていてもよく;そして
Yは−O−、−NH−、−CR−、−S−、−S(O)−、−C(O)−、−NHC(O)−、−C(O)NH−、−NHC(O)CHO−、−S(O)−、−CH(OH)−、−CH(OR)、−C(O)CH−、−CHC(O)−、−CHCH(OH)−、−CHCH(OR)−、−CH(OH)CH−、−CH(OR)CH−、およびその何れかの組合せから成る群から選択され、ここで各Rは独立してH、脂肪族基、炭素環式基、ヘテロ環式基、ヒドロキシおよびアルコキシから成る群から選択され;
はH、脂肪族基、炭素環式基およびヘテロ環式基から成る群から選択され;そして
およびRは存在しないか、または独立してH、ハロゲン、OH、アルコキシ基、脂肪族基および炭素環式基から成る群から選択され、これは所望により置換されていてもよい〕
によって示される、請求項50の方法。
【請求項79】
がフェニル、シクロペンチル、シクロヘプチル、1H−[1,2,4]トリアゾリル、イソプロピル−[1,3,4]チアジアゾリル、ベンゾチアゾリル、3−メチル−ブチルから成る群から選択され、これは所望により−C(O)NH、フェニル、p−メトキシフェニル、−O(CHCH、CFおよびカルボン酸メチルエステルから成る群から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよい、請求項78の方法。
【請求項80】
がピペリジニル、シクロヘキシル、ピロリジニル、ピペラジニル、1H−イミダゾリルおよびフェニルから成る群から選択され、これは所望により−(CH−OHから成る群から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよい、請求項78の方法。
【請求項81】
UPPS阻害剤が式(IX):
【化18】

〔式中、
、R、RおよびRは独立してH、ベンジル、ピリジニル、テトラヒドロ−ピラニル、メチル−1H−イミダゾリル、シクロヘキシルメチル、フェネチル、p−クロロベンジル、カルボン酸ベンジルエステル、プロピオン酸tert−ブチルエステル、tert−ブチルエステル、エタノン、ヒドロキシ、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、ブトキシ、t−ブトキシ、フェニル、イソブチル、メチル、エチル、プロピル、ブチル、シクロヘキシル、シクロヘキシルメチル、m−メトキシフェニル、カルボン酸2−メトキシ−エチルエステル、3,3−ジメチル−ブタン−1−オン、2,2−ジメチル−プロパン−1−オン、カルボン酸メチルエステル、アルキル、ハロゲン、NO、CN、OR、NR、CO、−C(O)R、−COR、NRC(O)R、NRC(O)NR、NRC(O)O−、C(O)NR、アリールおよびヘテロ環から成る群から選択され、これは所望によりメトキシまたは2−メトキシ−エトキシで置換されていてもよく、ここで各Rは独立してH、アルキル、アリールおよびヘテロ環から成る群から選択され;
はH、ベンジル、tert−ブチルエステル、エタノン、メチル、エチル、カルボン酸2−メトキシ−エチルエステル、3,3−ジメチル−ブタン−1−オン、2,2−ジメチル−プロパン−1−オンおよびカルボン酸メチルエステルから成る群から選択され;
は−G、−G−G、−Y−Gおよび−G−Y−Gから成る群から選択され;
およびGは独立してフェニル、シクロペンチル、シクロヘプチル、ピペリジニル、シクロヘキシル、1H−[1,2,4]トリアゾリル、イソプロピル−[1,3,4]チアジアゾリル、ベンゾチアゾリル、3−メチル−ブチルから成る群から選択され、これは所望により−C(O)NH、フェニル、p−メトキシフェニル、−O(CHCHおよびカルボン酸メチルエステルから成る群から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく;
Yは−O−、−NH−、−CR−、−S−、−S(O)−、−C(O)−、−NHC(O)−、−C(O)NH−、−NHC(O)CHO−、−S(O)−、−CH(OH)−、−CH(OR)、−C(O)CH−、−CHC(O)−、−CHCH(OH)−、−CHCH(OR)−、−CH(OH)CH−、−CH(OR)CH−、およびその何れかの組合せから成る群から選択され、ここで各Rは独立してH、脂肪族基、炭素環式基、ヘテロ環式基、ヒドロキシおよびアルコキシから成る群から選択され;
はH、アルキル、アリールおよびヘテロ環から成る群から選択され;そして
およびRは存在しないか、または独立してH、アリールおよびアルキルから成る群から選択される〕
によって示される、請求項50の方法。
【請求項82】
細菌性疾を処置する方法であって、選択的UPPS阻害剤を対象に投与して該対象における細菌性疾患を処置することを含む方法。
【請求項83】
細菌性疾患が細菌感染である、請求項82の方法。
【請求項84】
細菌性疾患が急性細菌感染である、請求項83の方法。
【請求項85】
細菌性疾患が慢性細菌感染である、請求項83の方法。
【請求項86】
細菌感染がグラム陰性菌と関連する、請求項83の方法。
【請求項87】
細菌感染がグラム陽性菌と関連する、請求項83の方法。
【請求項88】
細菌感染がグラム陰性菌と関連する、請求項82または83の方法。
【請求項89】
細菌感染が大腸菌と関連する、請求項83の方法。
【請求項90】
細菌感染が黄色ブドウ球菌と関連する、請求項83の方法。
【請求項91】
細菌感染が大便連鎖球菌と関連する、請求項83の方法。
【請求項92】
細菌感染が肺炎連鎖球菌と関連する、請求項83の方法。
【請求項93】
細菌感染が他の抗生物質に抵抗性である、請求項83の方法。
【請求項94】
細菌感染が放線菌症;炭疽菌症;アスペルギルス症 ;菌血症;細菌感染および真菌症;細菌性髄膜炎;バルトネラ感染症;ボツリヌス中毒;ブルセラ症;腺ペスト;バークホルデリア感染症;カンピロバクター感染症;カンジダ症;ネコ引っ掻き病;クラミジア感染症;コレラ;クロストリジウム感染症;コクシジオイド症;交叉感染;クリプトコッカス症;皮膚真菌症;ジフテリア;エールリヒア症;発疹チフス;大腸菌感染症;壊死性筋膜炎;フソバクテリウム感染症;ガス壊疽;淋病;グラム陰性菌感染症;グラム陽性菌感染症;ハンセン氏病;ヒストプラズマ症;膿痂疹;クレブシエラ感染症;レジオネラ症;ライ病;レプトスピラ症;リステリア感染症;ライム病;マズラ菌症;類鼻疽;MRSA感染症;マイコバクテリウム感染症;マイコプラズマ感染症;ノカルジア感染症;爪真菌症;百日咳;ペスト;肺炎球菌感染症;シュードモナス感染症;オウム病;Q熱;鼠咬熱;回帰熱;リウマチ熱;リケッチア感染症;ロッキー山紅斑熱;サルモネラ感染症;猩紅熱;ツツガムシ病;敗血症;細菌性性感染性疾患;細菌性赤痢;敗血性ショック;細菌性皮膚疾患;ブドウ球菌感染症;連鎖球菌感染症;梅毒;破傷風;ダニ媒介疾患;トラコーマ;結核;野兎病;腸チフス熱;シラミ媒介性発疹チフス;百日咳;ビブリオ感染症;イチゴ腫;エルシニア感染症;人畜共通感染症;および接合菌症から成る群から選択される、請求項83の方法。
【請求項95】
細菌性疾患が細菌に関連した症候および疾患状態である、請求項82の方法。
【請求項96】
細菌に関連した症候および疾患状態が炎症、熱および細菌感染関連疼痛から成る群から選択される、請求項95の方法。
【請求項97】
ファルネシルピロホスフェートシンセターゼ(FPPS)よりもUPPSに向上した選択性を有する、請求項82の方法。
【請求項98】
対象が細菌性疾患の処置を必要としている、請求項82の方法。
【請求項99】
対象がヒトである、請求項82の方法。
【請求項100】
UPPS阻害剤が式(V)
【化19】

〔式中、
【化20】

は一重または二重結合を意味し;
nは0−3の整数であり;
XはNR、CRおよびOから成る群から選択され;
各Rは独立してH、−M、−M−M、−Z−Mおよび−M−Z−Mから成る群から選択され;
およびMは独立してH、脂肪族基、炭素環式基、ヘテロ環式基、ハロゲン、NO、CN、OR、NR、CO、−C(O)R、−COR、NRC(O)R、NRC(O)NR、NRC(O)O、C(O)NRから成る群から選択され、これは所望により置換されていてもよく、ここで各Rは独立してH、脂肪族基、炭素環式基およびヘテロ環式基から成る群から選択され;
Zは−O−、−NH−、−CR−、−S−、−S(O)−、−C(O)−、−NHC(O)−、−C(O)NH−、−NHC(O)CHO−、−S(O)−、−CH(OH)−、−CH(OR)、−C(O)CH−、−CHC(O)−、−CHCH(OH)−、−CHCH(OR)−、−CH(OH)CH−、−CH(OR)CH−、およびその何れかの組合せから成る群から選択され、ここで各Rは独立してH、脂肪族基、炭素環式基、ヘテロ環式基、ヒドロキシおよびアルコキシから成る群から選択され;
、B、CおよびDは独立してCH、CR、CR、NおよびNRから成る群から選択され;
各R、R、RおよびRは独立してH、脂肪族基、炭素環式基、ヘテロ環式基、アシル基、ハロゲン、NO、CN、OR、NR、CO、−C(O)R、−COR、NRC(O)R、NRC(O)NR、NRC(O)O−、C(O)NRから成る群から選択され、これは所望により置換されていてもよく、ここで各Rは独立してH、脂肪族基、炭素環式基およびヘテロ環式基から成る群から選択され;
は−G、−G−G、−Y−Gおよび−G−Y−Gから成る群から選択され;
およびGは独立してH、脂肪族基、炭素環式基およびヘテロ環式基から成る群から選択され、これは所望により1個以上の置換基で置換されていてもよく;そして
Yは−O−、−NH−、−CR−、−S−、−S(O)−、−C(O)−、−NHC(O)−、−C(O)NH−、−NHC(O)CHO−、−S(O)−、−CH(OH)−、−CH(OR)、−C(O)CH−、−CHC(O)−、−CHCH(OH)−、−CHCH(OR)−、−CH(OH)CH−、−CH(OR)CH−、およびその何れかの組合せから成る群から選択され、ここで各Rは独立してH、脂肪族基、炭素環式基、ヘテロ環式基、ヒドロキシおよびアルコキシから成る群から選択され;
はH、脂肪族基、炭素環式基およびヘテロ環式基から成る群から選択され;そして
およびRは存在しないか、または独立してH、ハロゲン、OH、アルコキシ基、脂肪族基および炭素環式基から成る群から選択され、これは所望により置換されていてもよい〕
によって示される、請求項82の方法。
【請求項101】
がフェニル、4−インダニル、ピリミジニル、シクロヘキシル、シクロペンチル、シクロヘプチル、イソプロピル−[1,3,4]チアジアゾリル、ベンゾチアゾリル、3−メチル−ブチル、1H−ピラゾリルおよび1H−[1,2,4]トリアゾリル、ピリジニルから成る群から選択され、これは所望によりCF、OCF、ヨード、−C(O)NH、−O(CHCH、カルボン酸メチルエステル、フェニル、p−メトキシフェニル、−NHC(O)NH、−C(O)O(CHN(CHCH,t−ブチル、メチル−ジメチル−アミン、シアノ、エチル、ベンジル、メチル、フルオロ、クロロ、−SCH、−S(O)CH、メトキシおよび−(CH−OHから成る群から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよい、請求項101の方法。
【請求項102】
がフェニル、N−モルホリノ、フラニル、チオフェニル、ピロリル、N−1H−ピリジン−2−オニルおよびベンゾチアゾリル、シクロヘキシル、オキサゾリル、ピペリジニル、1H−ピラゾリル、1H−イミダゾリル、ピロリジニルおよびピペラジニルから成る群から選択され、これは所望によりメチル、エチル、ベンジル、シアノ、CF、カルボン酸メチルエステル、メチル−ジメチル−アミン、−SCH、−C(O)NH、−(CH−OH、−S(O)CH、クロロおよびブロモから成る群から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよい、請求項101の方法。
【請求項103】
、B、CまたはDの1個がNまたはNRである、請求項101の方法。
【請求項104】
UPPS阻害剤が式(VI):
【化21】

〔式中、
【化22】

は一重または二重結合を意味し;
XはNR、CRおよびOから成る群から選択され;
各Rは独立してH、−M、−M−M、−Z−Mおよび−M−Z−Mから成る群から選択され;
およびMは独立してH、脂肪族基、炭素環式基、ヘテロ環式基、ハロゲン、NO、CN、OR、NR、CO、−C(O)R、−COR、NRC(O)R、NRC(O)NR、NRC(O)O、C(O)NRから成る群から選択され、これは所望により置換されていてもよく、ここで各Rは独立してH、脂肪族基、炭素環式基およびヘテロ環式基から成る群から選択され;
Zは−O−、−NH−、−CR−、−S−、−S(O)−、−C(O)−、−NHC(O)−、−C(O)NH−、−NHC(O)CHO−、−S(O)−、−CH(OH)−、−CH(OR)、−C(O)CH−、−CHC(O)−、−CHCH(OH)−、−CHCH(OR)−、−CH(OH)CH−、−CH(OR)CH−、およびその何れかの組合せから成る群から選択され、ここで各Rは独立してH、脂肪族基、炭素環式基、ヘテロ環式基、ヒドロキシおよびアルコキシから成る群から選択され;
、R1a、R、R、R、R4aは独立してH、脂肪族基、炭素環式基、ヘテロ環式基、アシル基、ハロゲン、NO、CN、OR、NR、CO、−C(O)R、−COR、NRC(O)R、NRC(O)NR、NRC(O)O−、C(O)NRから成る群から選択され、これは所望により置換されていてもよく、ここで各Rは独立してH、脂肪族基、炭素環式基およびヘテロ環式基から成る群から選択され;
2aおよびR3aは存在しないか、または独立してH、脂肪族基、炭素環式基、ヘテロ環式基、アシル基、ハロゲン、NO、CN、OR、NR、CO、−C(O)R、−COR、NRC(O)R、NRC(O)NR、NRC(O)O−、C(O)NRから成る群から選択され、これは所望により置換されていてもよく、ここで各Rは独立してH、脂肪族基、炭素環式基およびヘテロ環式基から成る群から選択され;
は−G、−G−G、−Y−Gおよび−G−Y−Gから成る群から選択され;
およびGは独立してH、脂肪族基、炭素環式基およびヘテロ環式基から成る群から選択され、これは所望により1個以上の置換基で置換されていてもよく;そして
Yは−O−、−NH−、−CR−、−S−、−S(O)−、−C(O)−、−NHC(O)−、−C(O)NH−、−NHC(O)CHO−、−S(O)−、−CH(OH)−、−CH(OR)、−C(O)CH−、−CHC(O)−、−CHCH(OH)−、−CHCH(OR)−、−CH(OH)CH−、−CH(OR)CH−、およびその何れかの組合せから成る群から選択され、ここで各Rは独立してH、脂肪族基、炭素環式基、ヘテロ環式基、ヒドロキシおよびアルコキシから成る群から選択され;
はH、脂肪族基、炭素環式基およびヘテロ環式基から成る群から選択され;そして
およびRは存在しないか、または独立してH、ハロゲン、OH、アルコキシ基、脂肪族基および炭素環式基から成る群から選択され、これは所望により置換されていてもよい〕
によって示される、請求項82の方法。
【請求項105】
がフェニル、シクロヘキシル、1H−ピラゾリルおよび1H−[1,2,4]トリアゾリル、ピリジニルから成る群から選択され、これは所望によりCF、OCF、I、フェニル、p−メトキシフェニル、t−ブチル、フルオロ、メトキシおよび−(CH−OHから成る群から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよい、請求項155の方法。
【請求項106】
がフェニル、シクロヘキシル、オキサゾリル、ピペリジニル、1H−ピラゾリル、1H−イミダゾリル、ピロリジニルおよびピペラジニルから成る群から選択される、請求項155の方法。
【請求項107】
UPPS阻害剤が式(VII):
【化23】

〔式中、
【化24】

は一重または二重結合を意味し;
XはNR、CRおよびOから成る群から選択され;
各Rは独立してH、−M、−M−M、−Z−Mおよび−M−Z−Mから成る群から選択され;
およびMは独立してH、脂肪族基、炭素環式基、ヘテロ環式基、ハロゲン、NO、CN、OR、NR、CO、−C(O)R、−COR、NRC(O)R、NRC(O)NR、NRC(O)O、C(O)NRから成る群から選択され、これは所望により置換されていてもよく、ここで各Rは独立してH、脂肪族基、炭素環式基およびヘテロ環式基から成る群から選択され;
Zは−O−、−NH−、−CR−、−S−、−S(O)−、−C(O)−、−NHC(O)−、−C(O)NH−、−NHC(O)CHO−、−S(O)−、−CH(OH)−、−CH(OR)、−C(O)CH−、−CHC(O)−、−CHCH(OH)−、−CHCH(OR)−、−CH(OH)CH−、−CH(OR)CH−、およびその何れかの組合せから成る群から選択され、ここで各Rは独立してH、脂肪族基、炭素環式基、ヘテロ環式基、ヒドロキシおよびアルコキシから成る群から選択され;
、R、RおよびRはH、脂肪族基、ヘテロ環式基、炭素環式基、アルコキシ、ヒドロキシル、アミノ、ニトロ、シアノ、カルボニルおよびチオカルボニルから成る群から選択され、これは所望により置換されていてもよく;
は−G、−G−G、−Y−Gおよび−G−Y−Gから成る群から選択され;
およびGは独立してH、脂肪族基、炭素環式基およびヘテロ環式基から成る群から選択され、これは所望により1個以上の置換基で置換されていてもよく;そして
Yは−O−、−NH−、−CR−、−S−、−S(O)−、−C(O)−、−NHC(O)−、−C(O)NH−、−NHC(O)CHO−、−S(O)−、−CH(OH)−、−CH(OR)、−C(O)CH−、−CHC(O)−、−CHCH(OH)−、−CHCH(OR)−、−CH(OH)CH−、−CH(OR)CH−、およびその何れかの組合せから成る群から選択され、ここで各Rは独立してH、脂肪族基、炭素環式基、ヘテロ環式基、ヒドロキシおよびアルコキシから成る群から選択され;
はH、脂肪族基、炭素環式基およびヘテロ環式基から成る群から選択され;そして
およびRは存在しないか、または独立してH、ハロゲン、OH、アルコキシ基、脂肪族基および炭素環式基から成る群から選択され、これは所望により置換されていてもよい〕
によって示される、請求項137の方法。
【請求項108】
がフェニル、シクロヘキシル、1H−[1,2,4]トリアゾリル、ピリジニルから成る群から選択され、これは所望によりメトキシ、フェニル、p−メトキシフェニル、CF、OCF、−O(CHCH、−NHC(O)NH、−C(O)NHおよび−C(O)O(CHN(CHCHから成る群から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよい、請求項107の方法。
【請求項109】
がフェニル、シクロヘキシル、ピペリジニル、オキサゾリルから成る群から選択され、これは所望によりクロロおよびブロモから成る群から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよい、請求項107の方法。
【請求項110】
UPPS阻害剤が式(VIII):
【化25】

〔式中、
【化26】

は一重または二重結合を意味し;
XはNR、CRおよびOから成る群から選択され;
各Rは独立してH、−M、−M−M、−Z−Mおよび−M−Z−Mから成る群から選択され;
およびMは独立してH、脂肪族基、炭素環式基、ヘテロ環式基、ハロゲン、NO、CN、OR、NR、CO、−C(O)R、−COR、NRC(O)R、NRC(O)NR、NRC(O)O、C(O)NRから成る群から選択され、これは所望により置換されていてもよく、ここで各Rは独立してH、脂肪族基、炭素環式基およびヘテロ環式基から成る群から選択され;
Zは−O−、−NH−、−CR−、−S−、−S(O)−、−C(O)−、−NHC(O)−、−C(O)NH−、−NHC(O)CHO−、−S(O)−、−CH(OH)−、−CH(OR)、−C(O)CH−、−CHC(O)−、−CHCH(OH)−、−CHCH(OR)−、−CH(OH)CH−、−CH(OR)CH−、およびその何れかの組合せから成る群から選択され、ここで各Rは独立してH、脂肪族基、炭素環式基、ヘテロ環式基、ヒドロキシおよびアルコキシから成る群から選択され;
およびFは独立してCHRおよびNRから選択され;
各Rは独立してH、アルコキシ、ヒドロキシル、ハロゲン、脂肪族基、ヘテロ環式基、炭素環式基、アシル基、アミノおよびシアノから成る群から選択され;
は−G、−G−G、−Y−Gおよび−G−Y−Gから成る群から選択され;
およびGは独立してH、脂肪族基、炭素環式基およびヘテロ環式基から成る群から選択され、これは所望により1個以上の置換基で置換されていてもよく;そして
Yは−O−、−NH−、−CR−、−S−、−S(O)−、−C(O)−、−NHC(O)−、−C(O)NH−、−NHC(O)CHO−、−S(O)−、−CH(OH)−、−CH(OR)、−C(O)CH−、−CHC(O)−、−CHCH(OH)−、−CHCH(OR)−、−CH(OH)CH−、−CH(OR)CH−、およびその何れかの組合せから成る群から選択され、ここで各Rは独立してH、脂肪族基、炭素環式基、ヘテロ環式基、ヒドロキシおよびアルコキシから成る群から選択され;
はH、脂肪族基、炭素環式基およびヘテロ環式基から成る群から選択され;そして
およびRは存在しないか、または独立してH、ハロゲン、OH、アルコキシ基、脂肪族基および炭素環式基から成る群から選択され、これは所望により置換されていてもよい〕
によって示される、請求項82の方法。
【請求項111】
がフェニル、シクロペンチル、シクロヘプチル、1H−[1,2,4]トリアゾリル、イソプロピル−[1,3,4]チアジアゾリル、ベンゾチアゾリル、3−メチル−ブチルから成る群から選択され、これは所望により−C(O)NH、フェニル、p−メトキシフェニル、−O(CHCH、CFおよびカルボン酸メチルエステルから成る群から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよい、請求項110の方法。
【請求項112】
がピペリジニル、シクロヘキシル、ピロリジニル、ピペラジニル、1H−イミダゾリルおよびフェニルから成る群から選択され、これは所望により−(CH−OHから成る群から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよい、請求項110の方法。
【請求項113】
UPPS阻害剤が式(IX):
【化27】

〔式中、
、R、RおよびRは独立してH、ベンジル、ピリジニル、テトラヒドロ−ピラニル、メチル−1H−イミダゾリル、シクロヘキシルメチル、フェネチル、p−クロロベンジル、カルボン酸ベンジルエステル、プロピオン酸tert−ブチルエステル、tert−ブチルエステル、エタノン、ヒドロキシ、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、ブトキシ、t−ブトキシ、フェニル、イソブチル、メチル、エチル、プロピル、ブチル、シクロヘキシル、シクロヘキシルメチル、m−メトキシフェニル、カルボン酸2−メトキシ−エチルエステル、3,3−ジメチル−ブタン−1−オン、2,2−ジメチル−プロパン−1−オン、カルボン酸メチルエステル、アルキル、ハロゲン、NO、CN、OR、NR、CO、−C(O)R、−COR、NRC(O)R、NRC(O)NR、NRC(O)O−、C(O)NR、アリールおよびヘテロ環から成る群から選択され、これは所望によりメトキシまたは2−メトキシ−エトキシで置換されていてもよく、ここで各Rは独立してH、アルキル、アリールおよびヘテロ環から成る群から選択され;
はH、ベンジル、tert−ブチルエステル、エタノン、メチル、エチル、カルボン酸2−メトキシ−エチルエステル、3,3−ジメチル−ブタン−1−オン、2,2−ジメチル−プロパン−1−オンおよびカルボン酸メチルエステルから成る群から選択され;
は−G、−G−G、−Y−Gおよび−G−Y−Gから成る群から選択され;
およびGは独立してフェニル、シクロペンチル、シクロヘプチル、ピペリジニル、シクロヘキシル、1H−[1,2,4]トリアゾリル、イソプロピル−[1,3,4]チアジアゾリル、ベンゾチアゾリル、3−メチル−ブチルから成る群から選択され、これは所望により−C(O)NH、フェニル、p−メトキシフェニル、−O(CHCHおよびカルボン酸メチルエステルから成る群から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく;
Yは−O−、−NH−、−CR−、−S−、−S(O)−、−C(O)−、−NHC(O)−、−C(O)NH−、−NHC(O)CHO−、−S(O)−、−CH(OH)−、−CH(OR)、−C(O)CH−、−CHC(O)−、−CHCH(OH)−、−CHCH(OR)−、−CH(OH)CH−、−CH(OR)CH−、およびその何れかの組合せから成る群から選択され、ここで各Rは独立してH、脂肪族基、炭素環式基、ヘテロ環式基、ヒドロキシおよびアルコキシから成る群から選択され;
はH、アルキル、アリールおよびヘテロ環から成る群から選択され;そして
およびRは存在しないか、または独立してH、アリールおよびアルキルから成る群から選択される〕
によって示される、請求項82の方法。
【請求項114】
式(X)
【化28】

〔式中、
【化29】

は一重または二重結合を意味し;
nは0−3の整数であり;
XはNR、CRおよびOから成る群から選択され;
各Rは独立してH、−M、−M−M、−Z−Mおよび−M−Z−Mから成る群から選択され;
およびMは独立してH、脂肪族基、炭素環式基、ヘテロ環式基、ハロゲン、NO、CN、OR、NR、CO、−C(O)R、−COR、NRC(O)R、NRC(O)NR、NRC(O)O、C(O)NRから成る群から選択され、これは所望により置換されていてもよく、ここで各Rは独立してH、脂肪族基、炭素環式基およびヘテロ環式基から成る群から選択され;
Zは−O−、−NH−、−CR−、−S−、−S(O)−、−C(O)−、−NHC(O)−、−C(O)NH−、−NHC(O)CHO−、−S(O)−、−CH(OH)−、−CH(OR)、−C(O)CH−、−CHC(O)−、−CHCH(OH)−、−CHCH(OR)−、−CH(OH)CH−、−CH(OR)CH−、およびその何れかの組合せから成る群から選択され、ここで各Rは独立してH、脂肪族基、炭素環式基、ヘテロ環式基、ヒドロキシおよびアルコキシから成る群から選択され;
、B、CおよびDは独立してCH、CR、CR、NおよびNRから成る群から選択され;
はNまたはCRであり;
各R、R、RおよびRは独立してH、脂肪族基、炭素環式基、ヘテロ環式基、アシル基、ハロゲン、NO、CN、OR、NR、CO、−C(O)R、−COR、NRC(O)R、NRC(O)NR、NRC(O)O−、C(O)NRから成る群から選択され、これは所望により置換されていてもよく、ここで各Rは独立してH、脂肪族基、炭素環式基およびヘテロ環式基から成る群から選択され;
は−G、−G−G、−Y−Gおよび−G−Y−Gから成る群から選択され;
およびGは独立してH、脂肪族基、炭素環式基およびヘテロ環式基から成る群から選択され、これは所望により1個以上の置換基で置換されていてもよく;そして
Yは−O−、−NH−、−CR−、−S−、−S(O)−、−C(O)−、−NHC(O)−、−C(O)NH−、−NHC(O)CHO−、−S(O)−、−CH(OH)−、−CH(OR)、−C(O)CH−、−CHC(O)−、−CHCH(OH)−、−CHCH(OR)−、−CH(OH)CH−、−CH(OR)CH−、およびその何れかの組合せから成る群から選択され、ここで各Rは独立してH、脂肪族基、炭素環式基、ヘテロ環式基、ヒドロキシおよびアルコキシから成る群から選択され;
はH、脂肪族基、炭素環式基およびヘテロ環式基から成る群から選択され;そして
およびRは存在しないか、または独立してH、ハロゲン、OH、アルコキシ基、脂肪族基および炭素環式基から成る群から選択され、これは所望により置換されていてもよい〕
の化合物。
【請求項115】
、B、CおよびDの1または2個がNまたはNRである、請求項115の化合物。
【請求項116】
がHではない、請求項115の化合物。
【請求項117】
各Rが独立してH、ベンジル、ピリジニル、テトラヒドロ−ピラニル、メチル−1H−イミダゾリル、シクロヘキシルメチル、フェネチル、p−クロロベンジル、カルボン酸ベンジルエステル、プロピオン酸tert−ブチルエステル、tert−ブチルエステル、エタノン、ヒドロキシ、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、ブトキシ、t−ブトキシ、フェニル、イソブチル、メチル、エチル、プロピル、ブチル、シクロヘキシル、シクロヘキシルメチル、m−メトキシフェニル、カルボン酸2−メトキシ−エチルエステル、3,3−ジメチル−ブタン−1−オン、2,2−ジメチル−プロパン−1−オン、カルボン酸メチルエステル、アルキル、ハロゲン、NO、CN、OR、NR、CO、−C(O)R、−COR、NRC(O)R、NRC(O)NR、NRC(O)O−、C(O)NR、アリールおよびヘテロ環から成る群から選択され、これは所望によりメトキシまたは2−メトキシ−エトキシで置換されていてもよく、ここで各Rは独立してH、アルキル、アリールおよびヘテロ環から成る群から選択される、請求項115の化合物。
【請求項118】
およびGが独立してフェニル、シクロヘキシル、シクロペンチル、4−インダニル、ピリミジニル、N−モルホリノ、フラニル、チオフェニル、ピロリル、N−1H−ピリジン−2−オニル、ビシクロ[4.2.0]オクタ−1,3,5−トリエン−3−イル、1−インダニル、ナフタレニル、テトラヒドロ−ナフタレニル、ピラジン、[1,2,3]チアジアゾリル、3−イソオキサゾリル、5−インドリル、2,3−ジヒドロ−インドール−6−イル、インダゾール−5−イル、ベンゾ[2,1,3]チアジアゾル−5−イル、シクロヘプチル、イソプロピル−[1,3,4]チアジアゾリル、ベンゾチアゾリル、3−メチル−ブチル、1H−ピラゾリル、オキサゾリル、ピペリジニル、1H−イミダゾリル、ピロリジニル、ピペラジニル、1H−[1,2,4]トリアゾリルおよびピリジニルから成る群から選択され、これは所望によりCF、OCF、ヨード、クロロ、ブロモ、−C(O)NH、−O(CHCH、カルボン酸メチルエステル、フェニル、p−メトキシフェニル、−NHC(O)NH、−C(O)O(CHN(CHCH、t−ブチル、フルオロ、メトキシ、ヒドロキシ、イソプロピル、シアノ、イソプロペニル、テトラヒドロピラン、ベンジル、アミノ、−NHC(O)OC(CH、−C(O)OH、−C(O)CH、−CHCOH、メチルおよび−(CH−OHから成る群から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよい、請求項115の化合物。
【請求項119】
がフェニル、4−インダニル、ピリミジニル、シクロヘキシル、シクロペンチル、シクロヘプチル、イソプロピル−[1,3,4]チアジアゾリル、ベンゾチアゾリル、3−メチル−ブチル、1H−ピラゾリルおよび1H−[1,2,4]トリアゾリル、ピリジニルから成る群から選択され、これは所望によりCF、OCF、ヨード、−C(O)NH、−O(CHCH、カルボン酸メチルエステル、フェニル、p−メトキシフェニル、−NHC(O)NH、−C(O)O(CHN(CHCH,t−ブチル、メチル−ジメチル−アミン、シアノ、エチル、ベンジル、メチル、フルオロ、クロロ、−SCH、−S(O)CH、メトキシおよび−(CH−OHから成る群から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよい、請求項115の化合物。
【請求項120】
がフェニル、N−モルホリノ、フラニル、チオフェニル、ピロリル、N−1H−ピリジン−2−オニルおよびベンゾチアゾリル、シクロヘキシル、オキサゾリル、ピペリジニル、1H−ピラゾリル、1H−イミダゾリル、ピロリジニルおよびピペラジニルから成る群から選択され、これは所望によりメチル、エチル、ベンジル、シアノ、CF、カルボン酸メチルエステル、メチル−ジメチル−アミン、−SCH、−C(O)NH、−(CH−OH、−S(O)CH、クロロおよびブロモから成る群から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよい、請求項115の化合物。
【請求項121】
式(XI):
【化30】

〔式中、
【化31】

は一重または二重結合を意味し;
mおよびnは独立して0、1または2から選択され;
XはNR、CRおよびOから成る群から選択され;
各Rは独立してH、−M、−M−M、−Z−Mおよび−M−Z−Mから成る群から選択され;
およびMは独立してH、脂肪族基、炭素環式基、ヘテロ環式基、ハロゲン、NO、CN、OR、NR、CO、−C(O)R、−COR、NRC(O)R、NRC(O)NR、NRC(O)O、C(O)NRから成る群から選択され、これは所望により置換されていてもよく、ここで各Rは独立してH、脂肪族基、炭素環式基およびヘテロ環式基から成る群から選択され;
Zは−O−、−NH−、−CR−、−S−、−S(O)−、−C(O)−、−NHC(O)−、−C(O)NH−、−NHC(O)CHO−、−S(O)−、−CH(OH)−、−CH(OR)、−C(O)CH−、−CHC(O)−、−CHCH(OH)−、−CHCH(OR)−、−CH(OH)CH−、−CH(OR)CH−、およびその何れかの組合せから成る群から選択され、ここで各Rは独立してH、脂肪族基、炭素環式基、ヘテロ環式基、ヒドロキシおよびアルコキシから成る群から選択され;
は−G、−G−G、−Y−Gおよび−G−Y−Gから成る群から選択され;
およびGは独立してH、脂肪族基、炭素環式基およびヘテロ環式基から成る群から選択され、これは所望により1個以上の置換基で置換されていてもよく;そして
Yは−O−、−NH−、−CR−、−S−、−S(O)−、−C(O)−、−NHC(O)−、−C(O)NH−、−NHC(O)CHO−、−S(O)−、−CH(OH)−、−CH(OR)、−C(O)CH−、−CHC(O)−、−CHCH(OH)−、−CHCH(OR)−、−CH(OH)CH−、−CH(OR)CH−、およびその何れかの組合せから成る群から選択され、ここで各Rは独立してH、脂肪族基、炭素環式基、ヘテロ環式基、ヒドロキシおよびアルコキシから成る群から選択され;
はH、脂肪族基、炭素環式基およびヘテロ環式基から成る群から選択され;
およびRは存在しないか、または独立してH、ハロゲン、OH、アルコキシ基、脂肪族基および炭素環式基から成る群から選択され、これは所望により置換されていてもよく;
およびFは独立してCHRおよびNRから選択され;そして
各Rは独立してH、アルコキシ、ヒドロキシル、ハロゲン、脂肪族基、ヘテロ環式基、炭素環式基、アシル基、アミノおよびシアノから成る群から選択される〕
の化合物。
【請求項122】
がHではない、請求項121の化合物。
【請求項123】
各Rが独立してH、ベンジル、ピリジニル、テトラヒドロ−ピラニル、メチル−1H−イミダゾリル、シクロヘキシルメチル、フェネチル、p−クロロベンジル、カルボン酸ベンジルエステル、プロピオン酸tert−ブチルエステル、tert−ブチルエステル、エタノン、ヒドロキシ、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、ブトキシ、t−ブトキシ、フェニル、イソブチル、メチル、エチル、プロピル、ブチル、シクロヘキシル、シクロヘキシルメチル、m−メトキシフェニル、カルボン酸2−メトキシ−エチルエステル、3,3−ジメチル−ブタン−1−オン、2,2−ジメチル−プロパン−1−オン、カルボン酸メチルエステル、アルキル、ハロゲン、NO、CN、OR、NR、CO、−C(O)R、−COR、NRC(O)R、NRC(O)NR、NRC(O)O−、C(O)NR、アリールおよびヘテロ環から成る群から選択され、これは所望によりメトキシまたは2−メトキシ−エトキシで置換されていてもよく、ここで各Rは独立してH、アルキル、アリールおよびヘテロ環から成る群から選択される、請求項121の化合物。
【請求項124】
およびGが独立してフェニル、シクロヘキシル、1H−ピラゾリル、オキサゾリル、ピペリジニル、1H−イミダゾリル、ピロリジニル、ピペラジニル、1H−[1,2,4]トリアゾリルおよびピリジニルから成る群から選択され、これは所望によりCF、OCF、I、フェニル、p−メトキシフェニル、t−ブチル、フルオロ、メトキシおよび−(CH−OHから成る群から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよい、請求項121の化合物。
【請求項125】
がフェニル、シクロヘキシル、1H−ピラゾリルおよび1H−[1,2,4]トリアゾリル、ピリジニルから成る群から選択され、これは所望によりCF、OCF、I、フェニル、p−メトキシフェニル、t−ブチル、フルオロ、メトキシおよび−(CH−OHから成る群から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよい、請求項121の化合物。
【請求項126】
がフェニル、シクロヘキシル、オキサゾリル、ピペリジニル、1H−ピラゾリル、1H−イミダゾリル、ピロリジニルおよびピペラジニルから成る群から選択される、請求項121の化合物。
【請求項127】
式(XII):
【化32】

〔式中、
nは0または1であり;
【化33】

は一重または二重結合を意味し;
XはNR、CRおよびOから成る群から選択され;
各Rは独立してH、−M、−M−M、−Z−Mおよび−M−Z−Mから成る群から選択され;
およびMは独立してH、脂肪族基、炭素環式基、ヘテロ環式基、ハロゲン、NO、CN、OR、NR、CO、−C(O)R、−COR、NRC(O)R、NRC(O)NR、NRC(O)O、C(O)NRから成る群から選択され、これは所望により置換されていてもよく、ここで各Rは独立してH、脂肪族基、炭素環式基およびヘテロ環式基から成る群から選択され;
Zは−O−、−NH−、−CR−、−S−、−S(O)−、−C(O)−、−NHC(O)−、−C(O)NH−、−NHC(O)CHO−、−S(O)−、−CH(OH)−、−CH(OR)、−C(O)CH−、−CHC(O)−、−CHCH(OH)−、−CHCH(OR)−、−CH(OH)CH−、−CH(OR)CH−、およびその何れかの組合せから成る群から選択され、ここで各Rは独立してH、脂肪族基、炭素環式基、ヘテロ環式基、ヒドロキシおよびアルコキシから成る群から選択され;
、B、CおよびDは独立してCRおよびNから成る群から選択され;
各Rは独立してH、脂肪族基、炭素環式基、ヘテロ環式基、アシル基、ハロゲン、NO、CN、OR、NR、CO、−C(O)R、−COR、NRC(O)R、NRC(O)NR、NRC(O)O−、C(O)NRから成る群から選択され、これは所望により置換されていてもよく、ここで各Rは独立してH、脂肪族基、炭素環式基およびヘテロ環式基から成る群から選択され;
は−G、−G−G、−Y−Gおよび−G−Y−Gから成る群から選択され;
およびGは独立してH、脂肪族基、炭素環式基およびヘテロ環式基から成る群から選択され、これは所望により1個以上の置換基で置換されていてもよく;そして
Yは−O−、−NH−、−CR−、−S−、−S(O)−、−C(O)−、−NHC(O)−、−C(O)NH−、−NHC(O)CHO−、−S(O)−、−CH(OH)−、−CH(OR)、−C(O)CH−、−CHC(O)−、−CHCH(OH)−、−CHCH(OR)−、−CH(OH)CH−、−CH(OR)CH−、およびその何れかの組合せから成る群から選択され、ここで各Rは独立してH、脂肪族基、炭素環式基、ヘテロ環式基、ヒドロキシおよびアルコキシから成る群から選択され;
はH、脂肪族基、炭素環式基およびヘテロ環式基から成る群から選択され;そして
およびRは存在しないか、または独立してH、ハロゲン、OH、アルコキシ基、脂肪族基および炭素環式基から成る群から選択され、これは所望により置換されていてもよい〕
の化合物。
【請求項128】
、B、CおよびDの1個または2個ががNである、請求項127の化合物。
【請求項129】
がクロロ、ブロモ、ピロリジニル、4−メチルピペラジニル、ピペラジニルから成る群から選択される、請求項127の化合物。
【請求項130】
XがNRまたはOであり、BおよびCがCRから成る群から選択され、ここでRはヘテロ環および巨大アミンから成る群から選択される、請求項127の化合物。
【請求項131】
各Rが独立してH、ベンジル、ピリジニル、テトラヒドロ−ピラニル、メチル−1H−イミダゾリル、シクロヘキシルメチル、フェネチル、p−クロロベンジル、カルボン酸ベンジルエステル、プロピオン酸tert−ブチルエステル、tert−ブチルエステル、エタノン、ヒドロキシ、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、ブトキシ、t−ブトキシ、フェニル、イソブチル、メチル、エチル、プロピル、ブチル、シクロヘキシル、シクロヘキシルメチル、m−メトキシフェニル、カルボン酸2−メトキシ−エチルエステル、3,3−ジメチル−ブタン−1−オン、2,2−ジメチル−プロパン−1−オン、カルボン酸メチルエステル、アルキル、ハロゲン、NO、CN、OR、NR、CO、−C(O)R、−COR、NRC(O)R、NRC(O)NR、NRC(O)O−、C(O)NR、アリールおよびヘテロ環から成る群から選択され、これは所望によりメトキシまたは2−メトキシ−エトキシで置換されていてもよく、ここで各Rは独立してH、アルキル、アリールおよびヘテロ環から成る群から選択される、請求項127の化合物。
【請求項132】
およびGが独立してフェニル、シクロヘキシル、1H−[1,2,4]トリアゾリル、ピリジニル、ピペリジニル、オキサゾリルから成る群から選択され、これは所望によりメトキシ、フェニル、p−メトキシフェニル、クロロ、ブロモ、CF、OCF、−O(CHCH、−NHC(O)NH、−C(O)NHおよび−C(O)O(CHN(CHCHから成る群から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよい、請求項127の化合物。
【請求項133】
がフェニル、シクロヘキシル、1H−[1,2,4]トリアゾリル、ピリジニルから成る群から選択され、これは所望によりメトキシ、フェニル、p−メトキシフェニル、CF、OCF、−O(CHCH、−NHC(O)NH、−C(O)NHおよび−C(O)O(CHN(CHCHから成る群から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよい、請求項127の化合物。
【請求項134】
がフェニル、シクロヘキシル、ピペリジニル、オキサゾリルから成る群から選択され、これは所望によりクロロおよびブロモから成る群から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよい、請求項127の化合物。
【請求項135】
式(XIII):
【化34】

〔式中、
、R、RおよびRは独立してH、ベンジル、ピリジニル、テトラヒドロ−ピラニル、メチル−1H−イミダゾリル、シクロヘキシルメチル、フェネチル、p−クロロベンジル、カルボン酸ベンジルエステル、プロピオン酸tert−ブチルエステル、tert−ブチルエステル、エタノン、ヒドロキシ、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、ブトキシ、t−ブトキシ、フェニル、イソブチル、メチル、エチル、プロピル、ブチル、シクロヘキシル、シクロヘキシルメチル、m−メトキシフェニル、カルボン酸2−メトキシ−エチルエステル、3,3−ジメチル−ブタン−1−オン、2,2−ジメチル−プロパン−1−オン、カルボン酸メチルエステル、アルキル、ハロゲン、NO、CN、OR、NR、CO、−C(O)R、−COR、NRC(O)R、NRC(O)NR、NRC(O)O−、C(O)NR、アリールおよびヘテロ環から成る群から選択され、これは所望によりメトキシまたは2−メトキシ−エトキシで置換されていてもよく、ここで各Rは独立してH、アルキル、アリールおよびヘテロ環から成る群から選択され;
はH、ベンジル、tert−ブチルエステル、エタノン、メチル、エチル、カルボン酸2−メトキシ−エチルエステル、3,3−ジメチル−ブタン−1−オン、2,2−ジメチル−プロパン−1−オンおよびカルボン酸メチルエステルから成る群から選択されるか;またはRとRが一体となって5−7員ヘテロ環式環を形成してもよく;
は−G、−G−G、−Y−Gおよび−G−Y−Gから成る群から選択され;
およびGは独立してフェニル、シクロペンチル、シクロヘプチル、ピペリジニル、シクロヘキシル、1H−[1,2,4]トリアゾリル、イソプロピル−[1,3,4]チアジアゾリル、ベンゾチアゾリル、3−メチル−ブチルから成る群から選択され、これは所望により−C(O)NH、フェニル、p−メトキシフェニル、−O(CHCHおよびカルボン酸メチルエステルから成る群から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく;
Yは−O−、−NH−、−CR−、−S−、−S(O)−、−C(O)−、−NHC(O)−、−C(O)NH−、−NHC(O)CHO−、−S(O)−、−CH(OH)−、−CH(OR)、−C(O)CH−、−CHC(O)−、−CHCH(OH)−、−CHCH(OR)−、−CH(OH)CH−、−CH(OR)CH−、およびその何れかの組合せから成る群から選択され、ここで各Rは独立してH、脂肪族基、炭素環式基、ヘテロ環式基、ヒドロキシおよびアルコキシから成る群から選択され;
はH、アルキル、アリールおよびヘテロ環から成る群から選択され;そして
およびRは存在しないか、または独立してH、アリールおよびアルキルから成る群から選択されるか;またはRとRが一体となって5−7員ヘテロ環式環を形成してもよい〕
の化合物。
【請求項136】
がHではない、請求項136の化合物。
【請求項137】
式(XIV):
【化35】

〔式中、
、R、RおよびRは独立してH、ベンジル、ピリジニル、テトラヒドロ−ピラニル、メチル−1H−イミダゾリル、シクロヘキシルメチル、フェネチル、p−クロロベンジル、カルボン酸ベンジルエステル、プロピオン酸tert−ブチルエステル、tert−ブチルエステル、エタノン、ヒドロキシ、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、ブトキシ、t−ブトキシ、フェニル、イソブチル、メチル、エチル、プロピル、ブチル、シクロヘキシル、シクロヘキシルメチル、m−メトキシフェニル、カルボン酸2−メトキシ−エチルエステル、3,3−ジメチル−ブタン−1−オン、2,2−ジメチル−プロパン−1−オン、カルボン酸メチルエステル、アルキル、ハロゲン、NO、CN、OR、NR、CO、−C(O)R、−COR、NRC(O)R、NRC(O)NR、NRC(O)O−、C(O)NR、アリールおよびヘテロ環から成る群から選択され、これは所望によりメトキシまたは2−メトキシ−エトキシで置換されていてもよく、ここで各Rは独立してH、アルキル、アリールおよびヘテロ環から成る群から選択され;
はH、ベンジル、tert−ブチルエステル、エタノン、メチル、エチル、カルボン酸2−メトキシ−エチルエステル、3,3−ジメチル−ブタン−1−オン、2,2−ジメチル−プロパン−1−オンおよびカルボン酸メチルエステルから成る群から選択されるか;またはRとRが一体となって5−7員ヘテロ環式環を形成してもよく;
は−G、−G−G、−Y−Gおよび−G−Y−Gから成る群から選択され;
およびGは独立してフェニル、シクロペンチル、シクロヘプチル、ピペリジニル、シクロヘキシル、1H−[1,2,4]トリアゾリル、イソプロピル−[1,3,4]チアジアゾリル、ベンゾチアゾリル、3−メチル−ブチルから成る群から選択され、これは所望により−C(O)NH、フェニル、p−メトキシフェニル、−O(CHCHおよびカルボン酸メチルエステルから成る群から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく;
Yは−O−、−NH−、−CR−、−S−、−S(O)−、−C(O)−、−NHC(O)−、−C(O)NH−、−NHC(O)CHO−、−S(O)−、−CH(OH)−、−CH(OR)、−C(O)CH−、−CHC(O)−、−CHCH(OH)−、−CHCH(OR)−、−CH(OH)CH−、−CH(OR)CH−、およびその何れかの組合せから成る群から選択され、ここで各Rは独立してH、脂肪族基、炭素環式基、ヘテロ環式基、ヒドロキシおよびアルコキシから成る群から選択され;
はH、アルキル、アリールおよびヘテロ環から成る群から選択され;そして
およびRは存在しないか、または独立してH、アリールおよびアルキルから成る群から選択されるか;またはRとRが一体となって5−7員ヘテロ環式環を形成してもよい〕
の化合物。
【請求項138】
がHではない、請求項137の化合物。
【請求項139】
治療上有効量の請求項114の化合物および薬学的に許容される担体を含む医薬組成物。
【請求項140】
治療上有効量の強力かつ選択的なUPPS阻害剤を保持する容器;および細菌性疾患を処置するために化合物を用いるための指示書を含む、パッケージ化された医薬組成物。
【請求項141】
ウンデカプレニルピロホスフェートシンターゼ(UPPS)を阻害する方法であって、UPPSを活性向上UPPS阻害剤と接触させてUPPSを阻害する工程を含む方法。
【請求項142】
活性向上UPPS阻害剤がUPPSに向上した選択性を有する、請求項141の方法。
【請求項143】
活性向上UPPS阻害剤がファルネシルピロホスフェートシンセターゼ(FPPS)よりもUPPSに対して向上した選択性を有する、請求項142の方法。
【請求項144】
活性向上UPPS阻害剤がUPPSの阻害に向上した能力を有する、請求項141〜143の方法。
【請求項145】
活性向上UPPS阻害剤が抗菌剤として用いられる、請求項141の方法。
【請求項146】
活性向上UPPS阻害剤が抗生物質として用いられる、請求項141の方法。
【請求項147】
活性向上UPPS阻害剤が経口的に活性である、請求項146の方法。
【請求項148】
ウンデカプレニルピロホスフェートシンターゼ(UPPS)を阻害する方法であって、細菌易感染性対象に活性向上UPPS阻害剤を投与して該対象におけるUPPSを阻害することを含む方法。
【請求項149】
ウンデカプレニルピロホスフェートシンターゼ(UPPS)を選択的に阻害する方法であって、細菌易感染性対象にUPPS/FPPS特異性比が約0.02以下である活性向上UPPS阻害剤を投与して該対象におけるUPPSを選択的に阻害する工程を含む方法。
【請求項150】
細菌易感染性対象を処置する方法であって、細菌易感染性対象にUPPS使用可能細菌に関連する疾患または障害の処置に有効な活性向上UPPS阻害剤を投与して細菌易感染性対象を処置する工程を含む方法。
【請求項151】
活性向上UPPS阻害剤を同定する方法であって、
閾値活性について薬剤候補をスクリーニングすること;
選択された薬剤候補の分子構造がヒドロキシジカルボニル基を含むことを確認すること;
該選択された薬剤候補を分析して向上した選択性または能力を確認すること;
該選択された薬剤候補がUPPS/FPPS特異性比約0.02以下であるか、または該薬剤候補のUPPSに対する選択されたIC50が約2.0μM以下であることを測定すること;そして
該選択された薬剤候補を活性向上UPPS阻害剤と同定すること
を含む方法。
【請求項152】
細菌性疾患を処置する方法であって、対象に下記式
R−Q−T
〔式中、
Rは官能基であり;
は多環式ヒドロキシジカルボニル基であり;そして
Tは末尾部分である〕
の化合物を投与して該対象における細菌性疾患を処置することを含む方法。
【請求項153】
多環式ヒドロキシジカルボニル基が2環式である、請求項152の方法。
【請求項154】
化合物が式(V)
【化36】

〔式中、
【化37】

は一重または二重結合を意味し;
nは0−3の整数であり;
XはNR、CRおよびOから成る群から選択され;
各Rは独立してH、−M、−M−M、−Z−Mおよび−M−Z−Mから成る群から選択され;
およびMは独立してH、脂肪族基、炭素環式基、ヘテロ環式基、ハロゲン、NO、CN、OR、NR、CO、−C(O)R、−COR、NRC(O)R、NRC(O)NR、NRC(O)O、C(O)NRから成る群から選択され、これは所望により置換されていてもよく、ここで各Rは独立してH、脂肪族基、炭素環式基およびヘテロ環式基から成る群から選択され;
Zは−O−、−NH−、−CR−、−S−、−S(O)−、−C(O)−、−NHC(O)−、−C(O)NH−、−NHC(O)CHO−、−S(O)−、−CH(OH)−、−CH(OR)、−C(O)CH−、−CHC(O)−、−CHCH(OH)−、−CHCH(OR)−、−CH(OH)CH−、−CH(OR)CH−、およびその何れかの組合せから成る群から選択され、ここで各Rは独立してH、脂肪族基、炭素環式基、ヘテロ環式基、ヒドロキシおよびアルコキシから成る群から選択され;
、B、CおよびDは独立してCH、CR、CR、NおよびNRから成る群から選択され;
各R、R、RおよびRは独立してH、脂肪族基、炭素環式基、ヘテロ環式基、アシル基、ハロゲン、NO、CN、OR、NR、CO、−C(O)R、−COR、NRC(O)R、NRC(O)NR、NRC(O)O−、C(O)NRから成る群から選択され、これは所望により置換されていてもよく、ここで各Rは独立してH、脂肪族基、炭素環式基およびヘテロ環式基から成る群から選択され;
は−G、−G−G、−Y−Gおよび−G−Y−Gから成る群から選択され;
およびGは独立してH、脂肪族基、炭素環式基およびヘテロ環式基から成る群から選択され、これは所望により1個以上の置換基で置換されていてもよく;そして
Yは−O−、−NH−、−CR−、−S−、−S(O)−、−C(O)−、−NHC(O)−、−C(O)NH−、−NHC(O)CHO−、−S(O)−、−CH(OH)−、−CH(OR)、−C(O)CH−、−CHC(O)−、−CHCH(OH)−、−CHCH(OR)−、−CH(OH)CH−、−CH(OR)CH−、およびその何れかの組合せから成る群から選択され、ここで各Rは独立してH、脂肪族基、炭素環式基、ヘテロ環式基、ヒドロキシおよびアルコキシから成る群から選択され;
はH、脂肪族基、炭素環式基およびヘテロ環式基から成る群から選択され;そして
およびRは存在しないか、または独立してH、ハロゲン、OH、アルコキシ基、脂肪族基および炭素環式基から成る群から選択され、これは所望により置換されていてもよい〕
によって示される、請求項152の方法。
【請求項155】
がフェニル、4−インダニル、ピリミジニル、シクロヘキシル、シクロペンチル、シクロヘプチル、イソプロピル−[1,3,4]チアジアゾリル、ベンゾチアゾリル、3−メチル−ブチル、1H−ピラゾリルおよび1H−[1,2,4]トリアゾリル、ピリジニルから成る群から選択され、これは所望によりCF、OCF、ヨード、−C(O)NH、−O(CHCH、カルボン酸メチルエステル、フェニル、p−メトキシフェニル、−NHC(O)NH、−C(O)O(CHN(CHCH,t−ブチル、メチル−ジメチル−アミン、シアノ、エチル、ベンジル、メチル、フルオロ、クロロ、−SCH、−S(O)CH、メトキシおよび−(CH−OHから成る群から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよい、請求項155の方法。
【請求項156】
がフェニル、N−モルホリノ、フラニル、チオフェニル、ピロリル、N−1H−ピリジン−2−オニルおよびベンゾチアゾリル、シクロヘキシル、オキサゾリル、ピペリジニル、1H−ピラゾリル、1H−イミダゾリル、ピロリジニルおよびピペラジニルから成る群から選択され、これは所望によりメチル、エチル、ベンジル、シアノ、CF、カルボン酸メチルエステル、メチル−ジメチル−アミン、−SCH、−C(O)NH、−(CH−OH、−S(O)CH、クロロおよびブロモから成る群から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよい、請求項155の方法。
【請求項157】
、B、CまたはDの1個がNまたはNRである、請求項155の方法。
【請求項158】
化合物が式(VI):
【化38】

〔式中、
【化39】

は一重または二重結合を意味し;
XはNR、CRおよびOから成る群から選択され;
各Rは独立してH、−M、−M−M、−Z−Mおよび−M−Z−Mから成る群から選択され;
およびMは独立してH、脂肪族基、炭素環式基、ヘテロ環式基、ハロゲン、NO、CN、OR、NR、CO、−C(O)R、−COR、NRC(O)R、NRC(O)NR、NRC(O)O、C(O)NRから成る群から選択され、これは所望により置換されていてもよく、ここで各Rは独立してH、脂肪族基、炭素環式基およびヘテロ環式基から成る群から選択され;
Zは−O−、−NH−、−CR−、−S−、−S(O)−、−C(O)−、−NHC(O)−、−C(O)NH−、−NHC(O)CHO−、−S(O)−、−CH(OH)−、−CH(OR)、−C(O)CH−、−CHC(O)−、−CHCH(OH)−、−CHCH(OR)−、−CH(OH)CH−、−CH(OR)CH−、およびその何れかの組合せから成る群から選択され、ここで各Rは独立してH、脂肪族基、炭素環式基、ヘテロ環式基、ヒドロキシおよびアルコキシから成る群から選択され;
、R1a、R、R、R、R4aは独立してH、脂肪族基、炭素環式基、ヘテロ環式基、アシル基、ハロゲン、NO、CN、OR、NR、CO、−C(O)R、−COR、NRC(O)R、NRC(O)NR、NRC(O)O−、C(O)NRから成る群から選択され、これは所望により置換されていてもよく、ここで各Rは独立してH、脂肪族基、炭素環式基およびヘテロ環式基から成る群から選択され;
2aおよびR3aは存在しないか、または独立してH、脂肪族基、炭素環式基、ヘテロ環式基、アシル基、ハロゲン、NO、CN、OR、NR、CO、−C(O)R、−COR、NRC(O)R、NRC(O)NR、NRC(O)O−、C(O)NRから成る群から選択され、これは所望により置換されていてもよく、ここで各Rは独立してH、脂肪族基、炭素環式基およびヘテロ環式基から成る群から選択され;
は−G、−G−G、−Y−Gおよび−G−Y−Gから成る群から選択され;
およびGは独立してH、脂肪族基、炭素環式基およびヘテロ環式基から成る群から選択され、これは所望により1個以上の置換基で置換されていてもよく;そして
Yは−O−、−NH−、−CR−、−S−、−S(O)−、−C(O)−、−NHC(O)−、−C(O)NH−、−NHC(O)CHO−、−S(O)−、−CH(OH)−、−CH(OR)、−C(O)CH−、−CHC(O)−、−CHCH(OH)−、−CHCH(OR)−、−CH(OH)CH−、−CH(OR)CH−、およびその何れかの組合せから成る群から選択され、ここで各Rは独立してH、脂肪族基、炭素環式基、ヘテロ環式基、ヒドロキシおよびアルコキシから成る群から選択され;
はH、脂肪族基、炭素環式基およびヘテロ環式基から成る群から選択され;そして
およびRは存在しないか、または独立してH、ハロゲン、OH、アルコキシ基、脂肪族基および炭素環式基から成る群から選択され、これは所望により置換されていてもよい〕
によって示される、請求項152の方法。
【請求項159】
がフェニル、シクロヘキシル、1H−ピラゾリルおよび1H−[1,2,4]トリアゾリル、ピリジニルから成る群から選択され、これは所望によりCF、OCF、I、フェニル、p−メトキシフェニル、t−ブチル、フルオロ、メトキシおよび−(CH−OHから成る群から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよい、請求項158の方法。
【請求項160】
がフェニル、シクロヘキシル、オキサゾリル、ピペリジニル、1H−ピラゾリル、1H−イミダゾリル、ピロリジニルおよびピペラジニルから成る群から選択される、請求項158の方法。
【請求項161】
化合物が式(VII):
【化40】

〔式中、
【化41】

は一重または二重結合を意味し;
XはNR、CRおよびOから成る群から選択され;
各Rは独立してH、−M、−M−M、−Z−Mおよび−M−Z−Mから成る群から選択され;
およびMは独立してH、脂肪族基、炭素環式基、ヘテロ環式基、ハロゲン、NO、CN、OR、NR、CO、−C(O)R、−COR、NRC(O)R、NRC(O)NR、NRC(O)O、C(O)NRから成る群から選択され、これは所望により置換されていてもよく、ここで各Rは独立してH、脂肪族基、炭素環式基およびヘテロ環式基から成る群から選択され;
Zは−O−、−NH−、−CR−、−S−、−S(O)−、−C(O)−、−NHC(O)−、−C(O)NH−、−NHC(O)CHO−、−S(O)−、−CH(OH)−、−CH(OR)、−C(O)CH−、−CHC(O)−、−CHCH(OH)−、−CHCH(OR)−、−CH(OH)CH−、−CH(OR)CH−、およびその何れかの組合せから成る群から選択され、ここで各Rは独立してH、脂肪族基、炭素環式基、ヘテロ環式基、ヒドロキシおよびアルコキシから成る群から選択され;
、R、RおよびRはH、脂肪族基、ヘテロ環式基、炭素環式基、アルコキシ、ヒドロキシル、アミノ、ニトロ、シアノ、カルボニルおよびチオカルボニルから成る群から選択され、これは所望により置換されていてもよく;
は−G、−G−G、−Y−Gおよび−G−Y−Gから成る群から選択され;
およびGは独立してH、脂肪族基、炭素環式基およびヘテロ環式基から成る群から選択され、これは所望により1個以上の置換基で置換されていてもよく;そして
Yは−O−、−NH−、−CR−、−S−、−S(O)−、−C(O)−、−NHC(O)−、−C(O)NH−、−NHC(O)CHO−、−S(O)−、−CH(OH)−、−CH(OR)、−C(O)CH−、−CHC(O)−、−CHCH(OH)−、−CHCH(OR)−、−CH(OH)CH−、−CH(OR)CH−、およびその何れかの組合せから成る群から選択され、ここで各Rは独立してH、脂肪族基、炭素環式基、ヘテロ環式基、ヒドロキシおよびアルコキシから成る群から選択され;
はH、脂肪族基、炭素環式基およびヘテロ環式基から成る群から選択され;そして
およびRは存在しないか、または独立してH、ハロゲン、OH、アルコキシ基、脂肪族基および炭素環式基から成る群から選択され、これは所望により置換されていてもよい〕
によって示される、請求項152の方法。
【請求項162】
がフェニル、シクロヘキシル、1H−[1,2,4]トリアゾリル、ピリジニルから成る群から選択され、これは所望によりメトキシ、フェニル、p−メトキシフェニル、CF、OCF、−O(CHCH、−NHC(O)NH、−C(O)NHおよび−C(O)O(CHN(CHCHから成る群から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよい、請求項161の方法。
【請求項163】
がフェニル、シクロヘキシル、ピペリジニル、オキサゾリルから成る群から選択され、これは所望によりクロロおよびブロモから成る群から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよい、請求項161の方法。
【請求項164】
化合物が式(VIII):
【化42】

〔式中、
【化43】

は一重または二重結合を意味し;
XはNR、CRおよびOから成る群から選択され;
各Rは独立してH、−M、−M−M、−Z−Mおよび−M−Z−Mから成る群から選択され;
およびMは独立してH、脂肪族基、炭素環式基、ヘテロ環式基、ハロゲン、NO、CN、OR、NR、CO、−C(O)R、−COR、NRC(O)R、NRC(O)NR、NRC(O)O、C(O)NRから成る群から選択され、これは所望により置換されていてもよく、ここで各Rは独立してH、脂肪族基、炭素環式基およびヘテロ環式基から成る群から選択され;
Zは−O−、−NH−、−CR−、−S−、−S(O)−、−C(O)−、−NHC(O)−、−C(O)NH−、−NHC(O)CHO−、−S(O)−、−CH(OH)−、−CH(OR)、−C(O)CH−、−CHC(O)−、−CHCH(OH)−、−CHCH(OR)−、−CH(OH)CH−、−CH(OR)CH−、およびその何れかの組合せから成る群から選択され、ここで各Rは独立してH、脂肪族基、炭素環式基、ヘテロ環式基、ヒドロキシおよびアルコキシから成る群から選択され;
およびFは独立してCRおよびNRから成る群から選択され;
各Rは独立してH、アルコキシ、ヒドロキシル、ハロゲン、脂肪族基、ヘテロ環式基、炭素環式基、アシル基、アミノおよびシアノから成る群から選択され;
は−G、−G−G、−Y−Gおよび−G−Y−Gから成る群から選択され;
およびGは独立してH、脂肪族基、炭素環式基およびヘテロ環式基から成る群から選択され、これは所望により1個以上の置換基で置換されていてもよく;そして
Yは−O−、−NH−、−CR−、−S−、−S(O)−、−C(O)−、−NHC(O)−、−C(O)NH−、−NHC(O)CHO−、−S(O)−、−CH(OH)−、−CH(OR)、−C(O)CH−、−CHC(O)−、−CHCH(OH)−、−CHCH(OR)−、−CH(OH)CH−、−CH(OR)CH−、およびその何れかの組合せから成る群から選択され、ここで各Rは独立してH、脂肪族基、炭素環式基、ヘテロ環式基、ヒドロキシおよびアルコキシから成る群から選択され;
はH、脂肪族基、炭素環式基およびヘテロ環式基から成る群から選択され;そして
およびRは存在しないか、または独立してH、ハロゲン、OH、アルコキシ基、脂肪族基および炭素環式基から成る群から選択され、これは所望により置換されていてもよい〕
によって示される、請求項152の方法。
【請求項165】
がフェニル、シクロペンチル、シクロヘプチル、1H−[1,2,4]トリアゾリル、イソプロピル−[1,3,4]チアジアゾリル、ベンゾチアゾリル、3−メチル−ブチルから成る群から選択され、これは所望により−C(O)NH、フェニル、p−メトキシフェニル、−O(CHCH、CFおよびカルボン酸メチルエステルから成る群から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよい、請求項164の方法。
【請求項166】
がピペリジニル、シクロヘキシル、ピロリジニル、ピペラジニル、1H−イミダゾリルおよびフェニルから成る群から選択され、これは所望により−(CH−OHから成る群から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよい、請求項164の方法。
【請求項167】
化合物が式(IX):
【化44】

〔式中、
、R、RおよびRは独立してH、ベンジル、ピリジニル、テトラヒドロ−ピラニル、メチル−1H−イミダゾリル、シクロヘキシルメチル、フェネチル、p−クロロベンジル、カルボン酸ベンジルエステル、プロピオン酸tert−ブチルエステル、tert−ブチルエステル、エタノン、ヒドロキシ、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、ブトキシ、t−ブトキシ、フェニル、イソブチル、メチル、エチル、プロピル、ブチル、シクロヘキシル、シクロヘキシルメチル、m−メトキシフェニル、カルボン酸2−メトキシ−エチルエステル、3,3−ジメチル−ブタン−1−オン、2,2−ジメチル−プロパン−1−オン、カルボン酸メチルエステル、アルキル、ハロゲン、NO、CN、OR、NR、CO、−C(O)R、−COR、NRC(O)R、NRC(O)NR、NRC(O)O−、C(O)NR、アリールおよびヘテロ環から成る群から選択され、これは所望によりメトキシまたは2−メトキシ−エトキシで置換されていてもよく、ここで各Rは独立してH、アルキル、アリールおよびヘテロ環から成る群から選択され;
はH、ベンジル、tert−ブチルエステル、エタノン、メチル、エチル、カルボン酸2−メトキシ−エチルエステル、3,3−ジメチル−ブタン−1−オン、2,2−ジメチル−プロパン−1−オンおよびカルボン酸メチルエステルから成る群から選択され;
は−G、−G−G、−Y−Gおよび−G−Y−Gから成る群から選択され;
およびGは独立してフェニル、シクロペンチル、シクロヘプチル、ピペリジニル、シクロヘキシル、1H−[1,2,4]トリアゾリル、イソプロピル−[1,3,4]チアジアゾリル、ベンゾチアゾリル、3−メチル−ブチルから成る群から選択され、これは所望により−C(O)NH、フェニル、p−メトキシフェニル、−O(CHCHおよびカルボン酸メチルエステルから成る群から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく;
Yは−O−、−NH−、−CR−、−S−、−S(O)−、−C(O)−、−NHC(O)−、−C(O)NH−、−NHC(O)CHO−、−S(O)−、−CH(OH)−、−CH(OR)、−C(O)CH−、−CHC(O)−、−CHCH(OH)−、−CHCH(OR)−、−CH(OH)CH−、−CH(OR)CH−、およびその何れかの組合せから成る群から選択され、ここで各Rは独立してH、脂肪族基、炭素環式基、ヘテロ環式基、ヒドロキシおよびアルコキシから成る群から選択され;
はH、アルキル、アリールおよびヘテロ環から成る群から選択され;そして
およびRは存在しないか、または独立してH、アリールおよびアルキルから成る群から選択される〕
によって示される、請求項152の方法。

【公表番号】特表2009−544732(P2009−544732A)
【公表日】平成21年12月17日(2009.12.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−521974(P2009−521974)
【出願日】平成19年7月25日(2007.7.25)
【国際出願番号】PCT/US2007/074298
【国際公開番号】WO2008/014307
【国際公開日】平成20年1月31日(2008.1.31)
【出願人】(597011463)ノバルティス アクチエンゲゼルシャフト (942)
【Fターム(参考)】