説明

エアゾール式噴霧容器

【課題】カバーキャップの紛失のおそれがなく、しかも廃棄の際のガス抜き時に、ガスの噴射圧を低減可能なエアゾール式噴霧容器を提供することにある。
【解決手段】ノズル付き押下げヘッド20の押下げによって噴霧可能なエアゾール式噴霧容器であって、前記ノズル付き押下げヘッドを上方から覆うカバーキャップ30を容器体1上部へ嵌合させ、該カバーキャップ上部をヒンジ式の開閉蓋35に形成し、該カバーキャップ下部に前記ノズル25からの噴霧ガスを外部へ放出させる放出窓36を形成し、前記開閉蓋35を開蓋することによって前記ノズル付き押下げヘッド20を押下げ操作可能に設け、さらに、廃棄時にガスを抜く際に、前記ノズル付き押下げヘッド上面に係合して、該ノズル付き押下げヘッドを押下げ状態に保持するヘッド押下げ手段40を設けた。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ノズル付き押下げヘッドの押下げで、ノズルから噴霧ガスを噴出可能なエアゾール式噴霧容器に関する。
【背景技術】
【0002】
エアゾール式噴霧容器は、エアゾール缶上面から上方付勢されて起立するステムにノズル付き押下げヘッドを嵌合させ、該ノズル付き押下げヘッドを押下げることによって、ノズルから噴霧ガスを噴出可能にしたもので、エアゾール缶内に液化ガスが残った状態でエアゾール缶を廃棄すると、廃棄処理時に、爆発する危険があるため、廃棄時にガス抜きをすることが行われている。
ガス抜き手段としては、例えば、キャップ天板に薄肉腺を形成することによって、天板一部を折曲げ可能に形成し、廃棄時に、折曲げ部を折り曲げてノズル付き押下げヘッドの上面へ当接させることで、ノズル付き押下げヘッドを押下げ状態に保持することにより、自動的にガス抜きを行うものが知られている(特許文献1)。
【特許文献1】特開2000−191062号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら特許文献1記載の発明では、通常の噴霧時、キャップはなくても事足りるため、キャップを紛失することがあり、このため廃棄時にガス抜きがされない状態で廃棄されるおそれがあった。
【0004】
本発明の目的は、カバーキャップの紛失のおそれがなく、しかも廃棄の際のガス抜き時に、ガスの噴射圧を低減可能なエアゾール式噴霧容器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、ノズル付き押下げヘッド20の押下げによって噴霧可能なエアゾール式噴霧容器であって、
前記ノズル付き押下げヘッドを上方から覆うカバーキャップ30を装着筒10を介して容器体1上部へ嵌合させ、
該カバーキャップ上部をヒンジ式の開閉蓋35に形成し、
該カバーキャップ下部に前記ノズル25からの噴霧ガスを外部へ放出させる放出窓36を形成し、
前記開閉蓋35を開蓋することによって前記ノズル付き押下げヘッド20を押下げ操作可能に設け、
さらに、廃棄時にガスを抜く際に、前記ノズル付き押下げヘッド上面に係合して、該ノズル付き押下げヘッドを押下げ状態に保持するヘッド押下げ手段40を設けた
ことを特徴とする。
【0006】
また、本発明は、前記カバーキャップ30を装着筒を介して前記容器体1へ回動自在に嵌合させて、該カバーキャップの容器体に対する回動により、カバーキャップが通常使用時位置と廃棄時位置との2つの位置をとることが可能に設け、
前記通常使用時位置では、前記放出窓36が前記ノズル25の前方へ位置して、噴霧ガスが放出窓へ直進可能に設け、
前記廃棄時位置では、前記放出窓36が前記ノズルの前方からそれた位置に位置して、噴霧ガスが前記カバーキャップ内面に当たった後に前記放出窓36から放出可能に設けた
ことを特徴とする。
【0007】
さらに、本発明は、前記ヘッド押下げ手段40は、前記カバーキャップの開閉蓋天板37から垂下された突部38と、前記ノズル付き押下げヘッド20上面に設けられた凹部26とから構成され、
前記カバーキャップ30の通常使用時位置における開閉蓋35の閉蓋時には、前記突部38が前記凹部26へ嵌合可能に設け、
前記カバーキャップの廃棄時位置における開閉蓋の閉蓋時には、前記突部38が前記凹部26へ嵌合することなくノズル付き押下げヘッド20上面へ当接して、ノズル付き押下げヘッドを押下げ状態に保持可能に設けたことを特徴とする。
【0008】
さらに、本発明は、前記ヘッド押下げ手段50は、前記カバーキャップの開閉蓋天板37への破断線52穿設で形成された折曲部51によって構成され、
前記カバーキャップの廃棄時位置における開閉蓋の閉蓋時に、前記破断線の破断により折り曲げられた前記折曲部を前記ノズル付き押下げヘッド20の上面へ係合させることで、ノズル付き押下げヘッドを押下げ状態に保持可能に設けたことを特徴とする。
【0009】
さらに、本発明は、前記カバーキャップ開閉蓋天板への一対の破断線穿設で前後一対の折曲部51、51を形成するとともに、該折曲部の一方に嵌合突部55を、他方に嵌合凹部54を、それぞれ形成し、
前記破断線の破断によって前後一対の折曲部を折り曲げることによって、前記嵌合突部55と嵌合凹部54とが互いに嵌合した状態で前記ノズル付き押下げヘッド上面へ係合可能に設けたことを特徴とする。
【0010】
さらに、本発明は、前記容器体1の上部に装着筒10を嵌合させるとともに、該装着筒外面へ前記カバーキャップ30を回動自在に嵌合させ、
さらに、該装着筒外面と前記カバーキャップ内面とのいずれか一方に嵌合突部15を、他方に嵌合凹部33を、それぞれ設け、
前記カバーキャップの回動で嵌合突部と嵌合凹部とが係合離脱可能に設け、
カバーキャップの通常使用時位置において前記嵌合突部と嵌合凹部とが互いに係合する
ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0011】
本発明は、カバーキャップ上部をヒンジ式の開閉蓋に形成したので、使用に際しては、開閉蓋の開蓋で噴霧可能であり、カバーキャップを外す必要がないため、カバーキャップの紛失のおそれがなく、したがって、ガス抜きがされない状態で廃棄されるおそれがない。
【0012】
また、本発明は、廃棄の際のガス抜き時には、カバーキャップのガス放出窓がノズルの前方からそれた位置にあるため、ノズルから噴出したガスはカバーキャップ内面に当たった後、ガス放出窓からカバーキャップ外へ放出されるため、外部へ放出される際のガスの噴射圧を低くすることができる。
【0013】
さらに、本発明は、カバーキャップの廃棄時位置への位置合わせと、ノズル付き押下げヘッドへの突部の当接とが同時に行われるため、廃棄の際のガス抜き時におけるガス噴射圧の低減化を失念することがない。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下、本発明を、図面に示す実施の形態を参照しながら説明する。
図1ないし図5は本発明の第1の実施形態を示す。
1はエアゾール缶としての容器体で、その胴部2の上端部は上面閉塞の円錐台状部3に形成されており、該円錐台状部3の上端外周は巻締め部4に形成され、さらに、該巻締め部4の内側には起立筒5が形成されていて、該起立筒5からステム6が上方付勢状態で起立している。
【0015】
10は装着筒で、円錐台状部3へ空隙を介して嵌合されたカバー筒部11を備えており、該カバー筒部11下端は円錐台状部3下端へ係合されている。カバー筒部11上端にはフランジ状部12が形成されていて、該フランジ状部12内周には上面閉塞の装着筒部13が貫設されており、該装着筒部13下端は巻締め部4上面に載置されている。
【0016】
装着筒部13外周面には後部を除いて突条14が周設されているとともに、該装着筒部外面後部には位置決め用の突起からなる嵌合突部15が突設されている。
【0017】
カバー筒部11上端のフランジ状部12の内周部下面からは嵌着筒16が垂下されていて、該嵌着筒16は巻締め部4外面へ嵌着されている。
【0018】
20はノズル付き押下げヘッドで、装着筒部13上端から内向きフランジ21を介して上面閉塞の押下げ筒部22を起立し、該押下げ筒部22の上壁23下面から連結筒部24を垂下して、該連結筒部24下部をステム6上端部へ嵌合させている。該連結筒部24前部からは押下げ筒部22を貫通してノズル25が前方へ突設されている。
【0019】
押下げ筒部22の上壁23には、後述の突部38が嵌合可能な凹部26が形成されている。該凹部26としては前後方向へ長い側方視円弧状の溝が好ましい。凹部26は後述の突部38とともにヘッド押下げ手段40を構成する。
【0020】
装着筒部13上端に設けられた内向きフランジ21には、一部を弾性板21aとして残して円弧状の割溝29を形成する。押下げ筒部22が押下げられると、弾性板21aが下方へ弾性変形して割溝29で囲まれた部分が下方へ変位する。
【0021】
30はカバーキャップで、装着筒部13外面へ下部が嵌合された周壁31内周面には、突条14に対して係合可能な周方向への第1溝部32と、突起(嵌合突部)15に対して係合可能な第2溝部からなる嵌合凹部33とが、それぞれ形成されている。
【0022】
カバーキャップ30の上部は薄肉ヒンジ34を用いた開閉蓋35に形成されている。該開閉蓋35は側方視三角形状に形成されており、薄肉ヒンジ34は周壁31の前部上端に位置している。このように開閉蓋35が側方視三角形状に形成されていることから、これに対応して開閉蓋35が開閉する開口面も傾斜面に形成されており、したがって、ノズル付き押下げヘッドの押下げ操作が容易である。
【0023】
カバーキャップ30の周壁31前部には噴霧ガスが放出される放出窓36が開口されている。該放出窓36は通常の使用時には、ノズル25の前方に位置するようになっている。
【0024】
カバーキャップ30の天板37の中央部下面から突部38が垂下している。該突部38は前後方向へ長い側方視半円弧状に形成されていて、上述の凹部26へ嵌合可能に設けられている。
【0025】
次に作用について説明する。
図1は通常の使用状態を示すもので、カバーキャップ30の放出窓36は、ノズル25の前方に位置するように、前方を向いて開口し、また、開閉蓋35の閉蓋状態において突部38は凹部26へ嵌合している。
【0026】
ノズル25からガスを噴出させるには、図4示すように開閉蓋35を前方へ回動させて開蓋した後、ノズル付き押下げヘッド20を手で押下げればよく、するとステムが下降してノズル25からガスが噴出し、放出窓36方向へ直進して外部へ噴出される。
【0027】
廃棄するには、開閉蓋35を開蓋した後、カバーキャップ30に任意方向への回動力を加えればよく、すると突起15が第2溝部33から周方向へ離脱して回動可能となる。回動角度としては図5に示すように90度程度が目安である。この状態で開閉蓋35を閉蓋すると、突部38はその長手方向が凹部26の長手方向と直交する方向へと向きを変えているため、突部38は凹部26へ嵌合することなく、ノズル付き押下げヘッド20の上面へ当接可能となっている。一方、放出窓36はノズル25の前方に位置することなく、左右どちらかの方向へと向きを変えている。
【0028】
次いで、開閉蓋35を閉蓋すると、突部38がノズル付き押下げヘッド20上面へ当接して押下げ状態に保持する。ノズル25から噴出したガスはカバーキャップ30の前部内面に当たった後、放出窓36から放出される。
【0029】
図6ないし図8は第2実施形態を示す。
第2実施形態と第1実施形態とはヘッド押下げ手段の構成において相違する。
本実施形態において、ヘッド押下げ手段50は次のようにして構成する。すなわち、カバーキャップ30の天板37の前部と後部とのそれぞれに折曲部51、51を線対称に形成する。
【0030】
それぞれの折曲部51、51は半円弧状に形成されており、円弧状部分は薄肉部またはミシン目等の破断線52からなり、また、直線部分53は折曲可能に形成されている。さらに、折曲部51、51の一方からは大嵌合筒からなる嵌合凹部54が垂下され、他方からは小嵌合筒からなる嵌合突部55が垂下されている。
【0031】
したがって、第1実施形態における凹部26と突部38は本実施形態では設けない。その他の構成は第1実施形態と同様であるから、説明を省略する。
【0032】
通常の使用状態では、第1実施形態と同様に、開閉蓋35を開蓋して、ノズル付き押下げヘッド20を押下げることによりノズル25から噴霧ガスを噴出させることができる。
【0033】
廃棄時には、カバーキャップ30を90度程度回動させて、放出窓36の向きを変えた後、開閉蓋35を開蓋させた状態で破断線52を破断させることによってそれぞれの折曲部51、51を内方へ折り曲げることにより、嵌合突部53を嵌合凹部52へ嵌合させる。
【0034】
次いで、開閉蓋35を閉蓋する。すると、一対の折曲部51、51下端がノズル付き押下げヘッド20上面に当接して押下げ状態に保持するため、第1実施形態と同様に廃棄時のガス抜きが可能になる。なお、ノズルから噴出したガスはカバーキャップ30の前部内面に当たった後、折曲部51、51を折り曲げることで天板37に形成された開口部と放出窓36との双方から外部へ放出される。
【図面の簡単な説明】
【0035】
【図1】a 本発明に係るエアゾール式噴霧容器平面図である。 b 断面図である。
【図2】カバーキャップの斜視図である。
【図3】カバーキャップ30を外した状態の斜視図である。
【図4】作用説明図である。
【図5】a 廃棄時ガス抜きの図1a相当図である。 b 廃棄時ガス抜きの図1b相当図である。
【図6】a 第2実施形態を示す平面図である。 b 断面図である。
【図7】作用説明図である。
【図8】a 廃棄時ガス抜きの図6a相当図である。 b 廃棄時ガス抜きの図6b相当図である。
【符号の説明】
【0036】
1 容器体
10 装着筒
15 嵌合突部
12 摘み部
20 ノズル付き押下げヘッド
25 ノズル
26 凹部
30 カバーキャップ
33 嵌合凹部
34 薄肉ヒンジ
35 開閉蓋
36 放出窓
37 天板
38 突部
40 ヘッド押下げ手段
50 ヘッド押下げ手段
51 折曲部
52 破断線
54 嵌合凹部
55 嵌合突部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ノズル付き押下げヘッド20の押下げによって噴霧可能なエアゾール式噴霧容器であって、
前記ノズル付き押下げヘッドを上方から覆うカバーキャップ30を装着筒10を介して容器体1上部へ嵌合させ、
該カバーキャップ上部をヒンジ式の開閉蓋35に形成し、
該カバーキャップ下部に前記ノズル25からの噴霧ガスを外部へ放出させる放出窓36を形成し、
前記開閉蓋35を開蓋することによって前記ノズル付き押下げヘッド20を押下げ操作可能に設け、
さらに、廃棄時にガスを抜く際に、前記ノズル付き押下げヘッド上面に係合して、該ノズル付き押下げヘッドを押下げ状態に保持するヘッド押下げ手段40を設けた
ことを特徴とするエアゾール式噴霧容器。
【請求項2】
前記カバーキャップ30を装着筒を介して前記容器体1へ回動自在に嵌合させて、該カバーキャップの容器体に対する回動により、カバーキャップが通常使用時位置と廃棄時位置との2つの位置をとることが可能に設け、
前記通常使用時位置では、前記放出窓36が前記ノズル25の前方へ位置して、噴霧ガスが放出窓へ直進可能に設け、
前記廃棄時位置では、前記放出窓36が前記ノズルの前方からそれた位置に位置して、噴霧ガスが前記カバーキャップ内面に当たった後に前記放出窓36から放出可能に設けた
ことを特徴とする請求項1記載のエアゾール式噴霧容器。
【請求項3】
前記ヘッド押下げ手段40は、前記カバーキャップの開閉蓋天板37から垂下された突部38と、前記ノズル付き押下げヘッド20上面に設けられた凹部26とから構成され、
前記カバーキャップ30の通常使用時位置における開閉蓋35の閉蓋時には、前記突部38が前記凹部26へ嵌合可能に設け、
前記カバーキャップの廃棄時位置における開閉蓋の閉蓋時には、前記突部38が前記凹部26へ嵌合することなくノズル付き押下げヘッド20上面へ当接して、ノズル付き押下げヘッドを押下げ状態に保持可能に設けた
ことを特徴とする請求項2記載のエアゾール式噴霧容器。
【請求項4】
前記ヘッド押下げ手段50は、前記カバーキャップの開閉蓋天板37への破断線52穿設で形成された折曲部51によって構成され、
前記カバーキャップの廃棄時位置における開閉蓋の閉蓋時に、前記破断線の破断により折り曲げられた前記折曲部を前記ノズル付き押下げヘッド20の上面へ係合させることで、ノズル付き押下げヘッドを押下げ状態に保持可能に設けた
ことを特徴とする請求項2記載のエアゾール式噴霧容器。
【請求項5】
前記カバーキャップ開閉蓋天板への一対の破断線穿設で前後一対の折曲部51、51を形成するとともに、該折曲部の一方に嵌合突部55を、他方に嵌合凹部54を、それぞれ形成し、
前記破断線の破断によって前後一対の折曲部を折り曲げることによって、前記嵌合突部55と嵌合凹部54とが互いに嵌合した状態で前記ノズル付き押下げヘッド上面へ係合可能に設けたことを特徴とする請求項4記載のエアゾール式噴霧容器。
【請求項6】
前記容器体1の上部に装着筒10を嵌合させるとともに、該装着筒外面へ前記カバーキャップ30を回動自在に嵌合させ、
さらに、該装着筒外面と前記カバーキャップ内面とのいずれか一方に嵌合突部15を、他方に嵌合凹部33を、それぞれ設け、
前記カバーキャップの回動で嵌合突部と嵌合凹部とが係合離脱可能に設け、
カバーキャップの通常使用時位置において前記嵌合突部と嵌合凹部とが互いに係合する
ことを特徴とする請求項2ないし5のいずれか1つに記載のエアゾール式噴霧容器。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2009−286466(P2009−286466A)
【公開日】平成21年12月10日(2009.12.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−143196(P2008−143196)
【出願日】平成20年5月30日(2008.5.30)
【出願人】(000006909)株式会社吉野工業所 (2,913)
【Fターム(参考)】