説明

エピガロカテキンガレート誘導体及びそれを含む医薬組成物

【課題】エピガロカテキンガレートのヒドロキシ基の一部がメトキシ基に置換されており、エピガロカテキンガレートと同等又はそれ以上の抗腫瘍活性又は抗アレルギー活性を持つ誘導体の提供。
【解決手段】一般式(I)


〔式中、Xは疎水性基を表し、R及びRは同一又は異なって、置換基を有していてもよいフェニル基を表す。〕で表される化合物。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
一般式(I)
【化1】

〔式中、Xは疎水性基を表し、R及びRは同一又は異なって、置換基を有していてもよいフェニル基を表す。〕
で表される化合物。
【請求項2】
一般式(I)におけるXが、1〜6個の不飽和結合を含んでもよく、また、酸素原子又は窒素原子を含んでもよい直鎖状又は分岐鎖状の炭化水素基であることを特徴とする請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
一般式(I)におけるXが、置換基を有していてもよいアルキル基、置換基を有していてもよいアルケニル基、置換基を有していてもよいアルキニル基、置換基を有していてもよいアルコキシ基、置換基を有していてもよいアルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいアルキニルオキシ基、置換基を有していてもよいアルコキシアルコキシ基、置換基を有していてもよいアルコキシアルコキシアルコキシ基、ハロゲン原子、又は水素原子であることを特徴とする請求項1に記載の化合物。
【請求項4】
一般式(I)におけるXが、メトキシ基又はエトキシ基であることを特徴とする請求項1に記載の化合物。
【請求項5】
一般式(I)におけるR及びRが、同一又は異なって、ヒドロキシ基及び/又はメトキシ基を有するフェニル基であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項6】
一般式(I)におけるR及びRが、同一又は異なって、3,4,5-トリメトキシフェニル基、4-ヒドロキシ-3,5-ジメトキシフェニル基、3,5-ジヒドロキシ-4-メトキシフェニル基、又は3,4,5-トリヒドロキシフェニル基であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項7】
請求項1乃至6のいずれか一項に記載の化合物を含有することを特徴とする医薬組成物。
【請求項8】
請求項1乃至6のいずれか一項に記載の化合物を含有することを特徴とする抗腫瘍剤。
【請求項9】
請求項1乃至6のいずれか一項に記載の化合物を含有することを特徴とする抗アレルギー剤。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2011−162506(P2011−162506A)
【公開日】平成23年8月25日(2011.8.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−28974(P2010−28974)
【出願日】平成22年2月12日(2010.2.12)
【出願人】(304021417)国立大学法人東京工業大学 (1,821)
【出願人】(504145342)国立大学法人九州大学 (960)
【Fターム(参考)】