エポキシドおよび環状無水物の共重合
本発明は新規なポリマー、およびその調製方法を提供する。より詳細には、本発明は新規なポリエステル組成物を調製するためのシステムを提供する。例えば、1つの態様において、本発明は、金属錯体の存在下においてエポキシドおよび環状無水物から新規なポリエステル組成物を合成する方法を提供する。ある実施形態において、ポリエステルは交互ポリマーである。ある実施形態において、ポリマーは、(例えば、エポキシドおよび無水物の規則的な交互ユニットを持つ)エポキシドおよび環状無水物の交互ポリマーである。ある実施形態において、ポリエステルはポリ(エポキシド)およびポリ(無水物)のランダムコポリマーである。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式I:
【化94】
のポリマーであって、式中:
Ra、Rb、Rc、およびRdは、各々、独立して、水素またはC1−30炭素含有部分であり;ここに、(RaおよびRc)、または(RaおよびRb)のいずれかはその介在原子と一緒になって:必要に応じて置換されるC3−C14炭素環、必要に応じて置換されるC3−C14複素環、必要に応じて置換されるC6−C10アリールおよび必要に応じて置換されるC5−C10ヘテロアリールからなる群より選択される1以上の環を形成することができ;
QはC7−12アリールアルキル;6〜10員のアリール;窒素、酸素または硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員のヘテロアリール;窒素、酸素および硫黄よりなる群から独立して選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員の複素環;ならびに飽和または不飽和の、直鎖または分岐鎖のC1−C30脂肪族基からなる群より選択される必要に応じて置換される基であり、ここに、1以上のメチレン単位は、必要に応じてかつ独立して、−NRy−、−N(Ry)C(O)−、−C(O)N(Ry)−、−OC(O)N(Ry)−、−N(Ry)C(O)O−、−OC(O)O−、−O−、−C(O)−、−OC(O)−、−C(O)O−、−S−、−SO−、−SO2−、−C(=S)−、−C(=NRy)−、−C(=NORy)−または−N=N−によって置換されており;
Ryの各出現は、独立して、水素または必要に応じて置換されるC1−6脂肪族基であり;
ここに、該ポリマーのPDIは2未満である、
ポリマー。
【請求項2】
式II:
【化95】
のブロックコポリマーであって、式中:
sは1〜100,000の整数であり;
tは1〜100,000の整数であり;
sおよびtの合計は9よりも大きく;
Ra、Rb、Rc、およびRdの各出現は、独立して、水素またはC1−30炭素含有部分であり;ここに、(RaおよびRc)、または(RaおよびRb)のいずれかはその介在原子と一緒になって:必要に応じて置換されるC3−C14炭素環、必要に応じて置換されるC3−C14複素環、必要に応じて置換されるC6−C10アリール、および必要に応じて置換されるC5−C10ヘテロアリールからなる群より選択される1以上の環を形成することができ;
Qの各出現は、C7−12アリールアルキル;6〜10員のアリール;窒素、酸素または硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員のヘテロアリール;窒素、酸素および硫黄よりなる群から独立して選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員の複素環;ならびに飽和または不飽和の、直鎖または分岐鎖のC1−C30脂肪族基からなる群より選択される必要に応じて置換される基であり、ここに、1以上のメチレン単位は、必要に応じてかつ独立して、−NRy−、−N(Ry)C(O)−、−C(O)N(Ry)−、−OC(O)N(Ry)−、−N(Ry)C(O)O−、−OC(O)O−、−O−、−C(O)−、−OC(O)−、−C(O)O−、−S−、−SO−、−SO2−、−C(=S)−、−C(=NRy)−、−C(=NORy)−または−N=N−によって置換されており;
Ryの各出現は、独立して、水素または必要に応じて置換されるC1−6脂肪族基であり;
ここに、少なくとも1つの[t]の括弧で括られた構造は[s]の括弧で括られた構造とは異なる、
ブロックコポリマー。
【請求項3】
式III:
【化96】
のランダムコポリマーであって、式中:
sは1〜100,000の整数であり;
tは1〜100,000の整数であり;
sおよびtの合計は9よりも大きく;
uはゼロよりも大きな整数であり;
Ra、Rb、Rc、およびRdの各出現は、独立して、水素またはC1−30炭素含有部分であり;ここに、(RaおよびRc)、または(RaおよびRb)のいずれかはその介在原子と一緒になって:必要に応じて置換されるC3−C14炭素環、必要に応じて置換されるC3−C14複素環、必要に応じて置換されるC6−C10アリール、および必要に応じて置換されるC5−C10ヘテロアリールからなる群より選択される1以上の環を形成することができ;
Qの各出現は、C7−12アリールアルキル;6〜10員のアリール;窒素、酸素または硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員のヘテロアリール;窒素、酸素および硫黄よりなる群から独立して選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員の複素環;ならびに飽和または不飽和の、直鎖または分岐鎖のC1−C30脂肪族基からなる群より選択される必要に応じて置換される基であり、ここに、1以上のメチレン単位は、必要に応じてかつ独立して、−NRy−、−N(Ry)C(O)−、−C(O)N(Ry)−、−OC(O)N(Ry)−、−N(Ry)C(O)O−、−OC(O)O−、−O−、−C(O)−、−OC(O)−、−C(O)O−、−S−、−SO−、−SO2−、−C(=S)−、−C(=NRy)−、−C(=NORy)−、または−N=N−によって置換されており;
Ryの各出現は、独立して、水素または必要に応じて置換されるC1−6脂肪族基であり;
ここに、少なくとも1つの[t]の括弧で括られた構造は[s]の括弧で括られた構造とは異なり;
ここに、[t]の括弧で括られた構造および[s]の括弧で括られた構造の各出現は、[u]の括弧で括られた構造内にランダムに分布されている、
ランダムコポリマー。
【請求項4】
式IV:
【化97】
のブロックコポリマーであって、式中:
xは1〜100,000の整数であり;
yは1〜100,000の整数であり;
zは0〜5000の整数であり;
xおよびyの合計は9よりも大きく;
zはx+y+zの合計の3%未満である値を有し;
Ra、Rb、Rc、およびRdの各出現は、独立して、水素またはC1−30炭素含有部分であり;ここに、(RaおよびRc)、または(RaおよびRb)のいずれかはその介在原子と一緒になって:必要に応じて置換されるC3−C14炭素環、必要に応じて置換されるC3−C14複素環、必要に応じて置換されるC6−C10アリール、および必要に応じて置換されるC5−C10ヘテロアリールからなる群より選択される1以上の環を形成することができ;
Qの各出現はC7−12アリールアルキル;6〜10員のアリール;窒素、酸素または硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員のヘテロアリール;窒素、酸素および硫黄よりなる群から独立して選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員の複素環;ならびに飽和または不飽和の、直鎖または分岐鎖のC1−C30脂肪族基からなる群より選択される必要に応じて置換される基であり、ここに、1以上のメチレン単位は、必要に応じてかつ独立して、−NRy−、−N(Ry)C(O)−、−C(O)N(Ry)−、−OC(O)N(Ry)−、−N(Ry)C(O)O−、−OC(O)O−、−O−、−C(O)−、−OC(O)−、−C(O)O−、−S−、−SO−、−SO2−、−C(=S)−、−C(=NRy)−、−C(=NORy)−または−N=N−によって置換されており;
Ryの各出現は、独立して、水素または必要に応じて置換されるC1−6脂肪族基である、
ブロックコポリマー。
【請求項5】
式V:
【化98】
のランダムコポリマーであって、式中:
xは1〜100,000の整数であり;
yは1〜100,000の整数であり;
zは0〜5000の整数であり;
xおよびyの合計は9よりも大きく;
zはx+y+zの合計の3%未満である値を有し;
vはゼロよりも大きな整数であり;
Ra、Rb、Rc、およびRdの各出現は、独立して、水素またはC1−30炭素含有部分であり;ここに、(RaおよびRc)、または(RaおよびRb)のいずれかはその介在原子と一緒になって:必要に応じて置換されるC3−C14炭素環、必要に応じて置換されるC3−C14複素環、必要に応じて置換されるC6−C10アリール、および必要に応じて置換されるC5−C10ヘテロアリールからなる群より選択される1以上の環を形成することができ;
Qの各出現は、C7−12アリールアルキル;6〜10員のアリール;窒素、酸素または硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員のヘテロアリール;窒素、酸素および硫黄よりなる群から独立して選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員の複素環;ならびに飽和または不飽和の、直鎖または分岐鎖のC1−C30脂肪族基からなる群より選択される必要に応じて置換される基であり、ここに、1以上のメチレン単位は、必要に応じてかつ独立して、−NRy−、−N(Ry)C(O)−、−C(O)N(Ry)−、−OC(O)N(Ry)−、―N(Ry)C(O)O−、−OC(O)O−、―O−、−C(O)−、−OC(O)−、−C(O)O−、−S−、−SO−、−SO2−、−C(=S)−、−C(=NRy)−、−C(=NORy)または−N=N−によって置換されており;
Ryの各出現は、独立して、水素または必要に応じて置換されるC1−6脂肪族基であり、
ここに、[x]の括弧で括られた構造、[y]の括弧で括られた構造、および[z]の括弧で括られた構造の各出現は[v]の構造内にランダムに分布している、
ランダムコポリマー。
【請求項6】
重合方法であって、該方法が
a)式VI:
【化99】
[式中:
Ra、Rb、Rc、およびRdは、各々、独立して、水素またはC1−30炭素含有部分であり;ここに、(RaおよびRc)、または(RaおよびRb)のいずれかはその介在原子と一緒になって:必要に応じて置換されるC3−C14炭素環、必要に応じて置換されるC3−C14複素環、必要に応じて置換されるC6−C10アリール、および必要に応じて置換されるC5−C10ヘテロアリールからなる群より選択される1以上の環を形成することができる]
のエポキシドを提供する工程;
b)式VII:
【化100】
[式中、QはC7−12アリールアルキル;6〜10員のアリール;窒素、酸素または硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員のヘテロアリール;窒素、酸素および硫黄よりなる群から独立して選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員の複素環;ならびに飽和または不飽和の、直鎖または分岐鎖のC1−C30脂肪族基からなる群より選択される必要に応じて置換される基であり、ここに、1以上のメチレン単位は、必要に応じてかつ独立して、−NRy−、−N(Ry)C(O)−、−C(O)N(Ry)−、−OC(O)N(Ry)−、−N(Ry)C(O)O−、−OC(O)O−、−O−、−C(O)−、−OC(O)−、−C(O)O−、−S−、−SO−、−SO2−、−C(=S)−、−C(=NRy)−、−C(=NORy)−または−N=N−によって置換されており;
Ryの各出現は、独立して、水素または必要に応じて置換されるC1−6脂肪族基である]
の環状無水物を提供する工程;
c)式VIII:
【化101】
[式中:
Mは金属原子であり;
Lnは1以上のリガンドから構成される適当かつ恒久的なリガンドセットであり;
Xは求核性リガンドであり;および
nは包括的に1〜5の整数である]
の金属錯体の存在下で、重合のための適当な条件下で、該エポキシドおよび環状無水物を混合して、式I:
【化102】
のポリマーを提供する工程を含む、重合方法。
【請求項7】
重合方法であって、該方法が
a)少なくとも1つの式VI:
【化103】
[式中:
Ra、Rb、Rc、およびRdは、各々、独立して、水素またはC1−30炭素含有部分であり;ここに、(RaおよびRc)、または(RaおよびRb)のいずれかはその介在原子と一緒になって:必要に応じて置換されるC3−C14炭素環、必要に応じて置換されるC3−C14複素環、必要に応じて置換されるC6−C10アリール、および必要に応じて置換されるC5−C10ヘテロアリールからなる群より選択される1以上の環を形成することができる]
の第1のエポキシドを提供する工程;
b)少なくとも1つの式VII:
【化104】
[式中、
QはC7−12アリールアルキル;6〜10員のアリール;窒素、酸素または硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員のヘテロアリール;窒素、酸素および硫黄よりなる群から独立して選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員の複素環;ならびに飽和または不飽和の、直鎖または分岐鎖のC1−C30脂肪族基からなる群より選択される必要に応じて置換される基であり、ここに、1以上のメチレン単位は、必要に応じてかつ独立して、−NRy−、−N(Ry)C(O)−、−C(O)N(Ry)−、−OC(O)N(Ry)−、―N(Ry)C(O)O−、−OC(O)O−、−O−、−C(O)−、−OC(O)−、−C(O)O−、−S−、−SO−、−SO2−、−C(=S)−、−C(=NRy)−、−C(=NORy)−または−N=N−によって置換されており;
Ryの各出現は、独立して、水素または必要に応じて置換されるC1−6脂肪族基である]
の第1の環状無水物を提供する工程;
c)式VIII:
【化105】
[式中:
Mは金属原子であり;
Lnは1以上のリガンドから構成される適当かつ恒久的なリガンドセットであり;
Xは求核性リガンドであり;および
nは包括的に1〜5の間の整数である]
の金属錯体の存在下で、重合のための適当な条件下で、第1のエポキシドおよび第1の環状無水物を混合する工程;ならびに
d)第1のエポキシドまたは第1の環状無水物のポリマーへの実質的に完全な取り込み後に:
i)式VIの第2のエポキシド、または
ii)式VIIの第2の環状無水物
から選択される少なくとも1つと混合して、式II:
【化106】
[式中:
sは1〜100,000の整数であり;
tは1〜100,000の整数であり;
Ra、Rb、Rc、およびRdの各出現は、独立して、水素またはC1−30炭素含有部分であり;ここに、(RaおよびRc)、または(RaおよびRb)のいずれかはその介在原子と一緒になって:必要に応じて置換されるC3−C14炭素環、必要に応じて置換されるC3−C14複素環、必要に応じて置換されるC6−C10アリール、および必要に応じて置換されるC5−C10ヘテロアリールからなる群より選択される1以上の環を形成することができ;
Qの各出現は、C7−12アリールアルキル;6〜10員のアリール;窒素、酸素、または硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員のヘテロアリール;窒素、酸素および硫黄よりなる群から独立して選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員の複素環;ならびに飽和または不飽和の、直鎖または分岐鎖のC1−C30脂肪族基からなる群より選択される必要に応じて置換される基であり、ここに、1以上のメチレン単位は、必要に応じてかつ独立して、−NRy−、−N(Ry)C(O)−、−C(O)N(Ry)−、−OC(O)N(Ry)−、−N(Ry)C(O)O−、−OC(O)O−、−O−、−C(O)−、−OC(O)−、−C(O)O−、−S−、−SO−、−SO2−、−C(=S)−、−C(=NRy)−、−C(=NORy)−または−N=N−によって置換されており;
Ryの各出現は、独立して、水素、または必要に応じて置換されるC1−6脂肪族基であり;
ここに、少なくとも1つの[t]の括弧で括られた構造は、[s]の括弧で括られた構造とは異なる]
のポリマーを堤供する工程を含む、重合方法。
【請求項8】
さらに:少なくとも第2のエポキシドの前記ポリマーへの実質的に完全な取り込みの後、式VIのエポキシド、およびその組合せからなる群より選択される少なくとも第3のエポキシドを少なくとも第1の無水物と混合して、式IIのポリマーを提供する工程を含む、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
少なくとも第3のエポキシドおよび任意のさらなるエポキシドの混合を段階的に行う、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
さらに:少なくとも第2の環状無水物の前記ポリマーへの実質的に完全な取り込みの後、式VIIの環状無水物、およびその組合せからなる群より選択される少なくとも第3の環状無水物を少なくとも第1のエポキシドと混合して、式IIのポリマーを提供する工程を含む、請求項7に記載の方法。
【請求項11】
少なくとも第3の環状無水物および任意のさらなる環状無水物の混合を段階的に行う、請求項10に記載の方法。
【請求項12】
重合方法であって、該方法が
a)少なくとも1つの式VI:
【化107】
[式中:
Ra、Rb,Rc、およびRdは、各々、独立して、水素またはC1−30炭素含有部分であり;ここに、(RaおよびRc)、または(RaおよびRb)のいずれかはその介在原子と一緒になって:必要に応じて置換されるC3−C14炭素環、必要に応じて置換されるC3−C14複素環、必要に応じて置換されるC6−C10アリール、および必要に応じて置換されるC5−C10ヘテロアリールからなる群より選択される1以上の環を形成することができる]
の第1のエポキシドを提供する工程;
b)少なくとも1つの式VII:
【化108】
[式中、QはC7−12アリールアルキル;6〜10員のアリール;窒素、酸素または硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員のヘテロアリール;窒素、酸素および硫黄よりなる群から独立して選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員の複素環;ならびに飽和または不飽和の、直鎖または分岐鎖のC1−C30脂肪族基からなる群より選択される必要に応じて置換される基であり、ここに、1以上のメチレン単位は、必要に応じてかつ独立して、−NRy−、−N(Ry)C(O)−、−C(O)N(Ry)−、−OC(O)N(Ry)−、−N(Ry)C(O)O−、−OC(O)O−、−O−、−C(O)−、−OC(O)−、−C(O)O−、−S−、−SO−、−SO2−、−C(=S)−、−C(=NRy)−、−C(=NORy)−または−N=N−によって置換されており;
Ryの各出現は、独立して、水素または必要に応じて置換されるC1−6脂肪族基である]
の第1の環状無水物を提供する工程;
c)式VIII:
【化109】
[式中:
Mは金属原子であり;
Lnは1以上のリガンドから構成される適当かつ恒久的なリガンドセットであり;
Xは求核性リガンドであり;および
nは包括的に1〜5の整数である]
の金属錯体の存在下で、重合のための適当な条件下で、少なくとも第1のエポキシドおよび少なくとも第1の環状無水物を混合して、式III:
【化110】
[式中:
sは1〜100,000の整数であり;
tは1〜100,000の整数であり;
uは、0よりも大きな整数であり;
Ra、Rb、Rc、およびRdの各出現は、独立して、水素、またはC1−30炭素含有部分であり;ここに、(RaおよびRc)、または(RaおよびRb)のいずれかはその介在原子と一緒になって:必要に応じて置換されるC3−C14炭素環、必要に応じて置換されるC3−C14複素環、必要に応じて置換されるC6−C10アリール、および必要に応じて置換されるC5−C10ヘテロアリールからなる群より選択される1以上の環を形成することができ;
Qの各出現は、C7−12アリールアルキル;6〜10員のアリール;窒素、酸素または硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員のヘテロアリール;窒素、酸素、および硫黄よりなる群から独立して選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員の複素環;ならびに飽和または不飽和の、直鎖または分岐鎖のC1−C30脂肪族基からなる群より選択される必要に応じて置換される基であり、ここに、1以上のメチレン単位は、必要に応じてかつ独立して、−NRy−、−N(Ry)C(O)−、−C(O)N(Ry)−、−OC(O)N(Ry)−、−N(Ry)C(O)O−、−OC(O)O−、−O−、−C(O)−、−OC(O)−、−C(O)O−、−S−、−SO−、−SO2−、−C(=S)−、−C(=NRy)−、−C(=NORy)−または−N=N−によって置換されており;
Ryの各出現は、独立して、水素または必要に応じて置換されるC1−6脂肪族基であり;
ここに、少なくとも1つの[t]の括弧で括られた構造は[s]の括弧で括られた構造とは異なり;
ここに、[t]の括弧で括られた構造および[s]の括弧で括られた構造の各出現は、[u]の括弧で括られた構造内にランダムに分布されている、]
のランダムコポリマーを提供する工程を含む、重合方法。
【請求項13】
工程(c)が、さらに、少なくとも1つの式VIの第2のエポキシド、およびその組合せを、少なくとも1つの式VIIの第1の環状無水物と混合して、式IIIのランダムコポリマーを提供する工程を含む、請求項12に記載の方法。
【請求項14】
工程(c)が、さらに、少なくとも1つの式VIIの第2の環状無水物、およびその組合せを、少なくとも1つの式VIの第1のエポキシド無水物と混合して、式IIIのランダムコポリマーを提供する工程を含む、請求項12に記載の方法。
【請求項15】
式IIIのランダムコポリマーに、テーパーが付されている、請求項12に記載の方法。
【請求項16】
重合方法であって、該方法が
a)少なくとも1つの式VI:
【化111】
[式中:
Ra、Rb、Rc、およびRdは、各々、独立して、水素またはC1−30炭素含有部分であり;ここに、(RaおよびRc)、または(RaおよびRb)のいずれかはその介在原子と一緒になって:必要に応じて置換されるC3−C14炭素環、必要に応じて置換されるC3−C14複素環、必要に応じて置換されるC6−C10アリール、および必要に応じて置換されるC5−C10ヘテロアリールからなる群より選択される1以上の環を形成することができる]
の第1のエポキシドを提供する工程;
b)少なくとも1つの式VII:
【化112】
[式中、QはC7−12アリールアルキル;6〜10員のアリール;窒素、酸素または硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員のヘテロアリール;窒素、酸素および硫黄よりなる群から独立して選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員の複素環;ならびに飽和または不飽和の、直鎖または分岐鎖のC1−C30脂肪族基からなる群より選択される必要に応じて置換される基であり、ここに、1以上のメチレン単位は、必要に応じてかつ独立して、−NRy−、−N(Ry)C(O)−、−C(O)N(Ry)−、−OC(O)N(Ry)−、−N(Ry)C(O)O−、−OC(O)O−、−O−、−C(O)−、−OC(O)−、−C(O)O−、−S−、−SO−、−SO2−、−C(=S)−、−C(=NRy)、−C(=NORy)−または−N=N−によって置換されており;
Ryの各出現は、独立して、水素または必要に応じて置換されるC1−6脂肪族基である]
の第1の環状無水物を提供する工程;
c)式VIII;
【化113】
[式中:
Mは金属原子であり;
Lnは1以上のリガンドから構成される適当かつ恒久的なリガンドセットであり;
Xは求核性リガンドであり;および
nは包括的に1〜5の間の整数である]
の金属錯体の存在下で、重合のための適当な条件下で、第1のエポキシド、第1の環状無水物、およびCO2を混合して、式IV:
【化114】
[式中:
xは1〜100,000の整数であり;
yは1〜100,000の整数であり;
zは0〜5000の整数であり;
zはx+y+zの合計の3%未満の値を有し;
Ra、Rb、RcおよびRdの各出現は、独立して、水素またはC1−30炭素含有部分であり;ここに、(RaおよびRc)、または(RaおよびRb)のいずれかはその介在原子と一緒になって:必要に応じて置換されるC3−C14炭素環、必要に応じて置換されるC3−C14複素環、必要に応じて置換されるC6−C10アリールおよび必要に応じて置換されるC5−C10ヘテロアリールからなる群より選択される1以上の環を形成することができ;
Qの各出現は、C7−12アリールアルキル;6〜10員のアリール;窒素、酸素または硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員のヘテロアリール;窒素、酸素および硫黄よりなる群から独立して選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員の複素環;ならびに飽和または不飽和の、直鎖または分岐鎖のC1−C30脂肪族基からなる群より選択される必要に応じて置換される基であり、ここに、1以上のメチレン単位は、必要に応じてかつ独立して、−NRy−、−N(Ry)C(O)−、−C(O)N(Ry)−、−OC(O)N(Ry)−、−N(Ry)C(O)O−、−OC(O)O−、−O−、−C(O)−、−OC(O)−、−C(O)O−、−S−、−SO−、−SO2−、−C(=S)−、−C(=NRy)−、−C(=NORy)−または−N=N−によって置換されており;
Ryの各出現は、独立して、水素または必要に応じて置換されるC1−6脂肪族基である]
のブロックコポリマーを提供する工程を含む、重合方法。
【請求項17】
さらに:
a)少なくとも第1のエポキシドの前記ポリマーへの実質的に完全な取り込みの後、式VIのエポキシド、およびその組合せからなる群より選択される少なくとも第2のエポキシドを、少なくとも第1の無水物と混合して、式IVのポリマーを提供する工程を含む、請求項16に記載の方法。
【請求項18】
少なくとも第2のエポキシドおよび任意のさらなるエポキシドの混合を段階的に行う、請求項17に記載の方法。
【請求項19】
さらに:
a)少なくとも第1の環状無水物の前記ポリマーへの実質的に完全な取り込みの後、式VIIの環状無水物、およびその組合せからなる群より選択される少なくとも第2の環状無水物を、少なくとも第1のエポキシドと混合して、式IVのポリマーを堤供する工程を含む、請求項16に記載の方法。
【請求項20】
少なくとも第2の環状無水物および任意の環状無水物の混合を段階的に行う、請求項19に記載の方法。
【請求項21】
重合方法であって、該方法が
a)少なくとも1つの式VI:
【化115】
[式中:
Ra、Rb、Rc、およびRdは、各々、独立して、水素またはC1−30炭素含有部分であり;ここに、(RaおよびRc)、または(RaおよびRb)のいずれかはその介在原子と一緒になって:必要に応じて置換されるC3−C14炭素環、必要に応じて置換されるC3−C14複素環、必要に応じて置換されるC6−C10アリール、および必要に応じて置換されるC5−C10ヘテロアリールからなる群より選択される1以上の環を形成することができる]
の第1のエポキシドを提供する工程;
b)少なくとも1つの式VII:
【化116】
[式中、QはC7−12アリールアルキル;6〜10員のアリール;窒素、酸素または硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員のヘテロアリール;窒素、酸素および硫黄よりなる群から独立して選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員の複素環;ならびに飽和または不飽和の、直鎖または分岐鎖のC1−C30脂肪族基からなる群より選択される必要に応じて置換される基であり、ここに、1以上のメチレン単位は、必要に応じてかつ独立して、−NRy−、−N(Ry)C(O)−、−C(O)N(Ry)−、−OC(O)N(Ry)−、−N(Ry)C(O)O−、−OC(O)O−、−O−、−C(O)−、−OC(O)−、−C(O)O−、−S−、−SO−、−SO2−、−C(=S)−、−C(=NRy)−、−C(=NORy)−または−N=N−によって置換されており;
Ryの各出現は、独立して、水素または必要に応じて置換されるC1−6脂肪族基である]
の第1の環状無水物を提供する工程;
c)式VIII:
【化117】
[式中:
Mは金属原子であり;
Lnは1以上のリガンドから構成される適当かつ恒久的なリガンドセットであり;
Xは求核性リガンドであり;および
nは包括的に1〜5の間の整数である]
の金属錯体の存在下で、重合のための適当な条件下で、少なくとも第1のエポキシド、少なくとも第1の環状無水物、およびCO2を混合して、式V:
【化118】
[式中:
xは1〜100,000の整数であり;
yは1〜100,000の整数であり;
zは0〜5000の整数であり;
zはx+y+zの合計の3%未満である値を有し;
vは0よりも大きい整数であり;
Ra、Rb、RdおよびRdの各出現は、独立して、水素またはC1−30炭素含有部分であり;ここに、(RaおよびRc)、または(RaおよびRb)のいずれかはその介在原子と一緒になって:必要に応じて置換されるC3−C14炭素環、必要に応じて置換されるC3−C14複素環、必要に応じて置換されるC6−C10アリール、および必要に応じて置換されるC5−C10ヘテロアリールからなる群より選択される1以上の環を形成することができ;
Qの各出現は、C7−12アリールアルキル;6〜10員のアリール;窒素、酸素または硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員のヘテロアリール;窒素、酸素および硫黄よりなる群から独立して選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員の複素環;ならびに飽和または不飽和の、直鎖または分岐鎖のC1―C30脂肪族基からなる群より選択される必要に応じて置換される基であり、ここに、1以上のメチレン単位は、必要に応じてかつ独立して;−NRy−、−N(Ry)C(O)−、−C(O)N(Ry)−、−OC(O)N(Ry)−、−N(Ry)C(O)O−、−OC(O)O−、−O−、−C(O)−、−OC(O)−、−C(O)O−、−S−、−SO−、−SO2−、−C(=S)−、−C(=NRy)−、−C(=NORy)−または−N=N−によって置換されており;
Ryの各出現は、独立して、水素または必要に応じて置換されるC1−6脂肪族基であり;
ここに、[x]の括弧で括られた構造、[y]の括弧で括られた構造、および[z]の括弧で括られた構造の各出現は[v]の構造内にランダムに分布している]
のランダムコポリマーを提供する工程を含む、重合方法。
【請求項22】
工程(c)が、さらに、少なくとも1つの式VIの第2のエポキシド、およびその組合せを、少なくとも1つの式VIIの第1の環状無水物と混合して、式Vのランダムコポリマーを堤供する工程を含む、請求項21に記載の方法。
【請求項23】
工程(c)が、さらに、少なくとも1つの式VIIの第2の環状無水物、およびその組合せを、少なくとも1つの式VIの第1のエポキシド無水物と混合して、式Vのランダムコポリマーを供する工程を含む、請求項21に記載の方法。
【請求項24】
式Vのランダムコポリマーに、テーパーが付されている、請求項21に記載の方法。
【請求項25】
前記ポリマーが、1と約2との間のPDIを有する、請求項1〜5のいずれか一項に記載のポリマー。
【請求項26】
前記ポリマーが、1.5未満のPDIを有する、請求項1〜5のいずれか一項に記載のポリマー。
【請求項27】
前記ポリマーが、1.4未満のPDIを有する、請求項1〜5のいずれか一項に記載のポリマー。
【請求項28】
前記ポリマーが、1.3未満のPDIを有する、請求項1〜5のいずれか一項に記載のポリマー。
【請求項29】
前記ポリマーが、1.2未満のPDIを有する、請求項1〜5のいずれか一項に記載のポリマー。
【請求項30】
前記ポリマーが、1.1未満のPDIを有する、請求項1〜5のいずれか一項に記載のポリマー。
【請求項31】
前記ポリマーが、10,000g/mol未満のMnを有する、請求項1〜5のいずれか一項に記載のポリマー。
【請求項32】
前記ポリマーが、10,000g/mol超のMnを有する、請求項1〜5のいずれか一項に記載のポリマー。
【請求項33】
前記ポリマーが、約50,000g/mol〜約300,000g/molの範囲のMnを有する、請求項1〜5のいずれか一項に記載のポリマー。
【請求項34】
前記ポリマーが、約100,000g/mol〜約200,000g/molの範囲のMnを有する、請求項1〜5のいずれか一項に記載のポリマー。
【請求項35】
前記ポリマーが、50℃超のTgを有する、請求項1〜5のいずれか一項に記載のポリマー。
【請求項36】
前記ポリマーが、約50℃〜約120℃の範囲のTgを有する、請求項1〜5のいずれか一項に記載のポリマー。
【請求項37】
前記ポリマーが、約50℃〜約70℃の範囲のTgを有する、請求項1〜5のいずれか一項に記載のポリマー。
【請求項38】
前記ポリマー内のポリエーテル連結のモル分率が、3%未満である、請求項4または5に記載のポリマー。
【請求項39】
前記ポリマー内のポリエーテル連結のモル分率が、2%未満である、請求項4または5に記載のポリマー。
【請求項40】
前記ポリマー内のポリエーテル連結のモル分率が、1%未満である、請求項4または5に記載のポリマー。
【請求項41】
前記エポキシドがエチレンオキシド、プロピレンオキシド、ブチレンオキシド、シクロヘキセンオキシド、ビニルシクロヘキセンオキシド、リモネンオキシド、およびその組合せからなる群より選択され、ならびに/または前記環状無水物がコハク酸無水物、マレイン酸無水物、フタル酸無水物、およびその組合せからなる群より選択される、請求項6〜24のいずれか1項に記載の方法。
【請求項42】
前記環状無水物が、ジグリコール酸無水物、コハク酸無水物、マレイン酸無水物、メチルコハク酸無水物、エチルコハク酸無水物、およびシクロヘキサンジカルボン酸無水物からなる群より選択される、請求項6〜24のいずれか1項に記載の方法。
【請求項43】
前記エポキシドがエチレンオキシド、プロピレンオキシド、ブチレンオキシド、シクロヘキセンオキシド、ビニルシクロヘキセンオキシドおよびリモネンオキシドからなる群より選択される、請求項6〜24のいずれか1項に記載の方法。
【請求項44】
前記金属は、主族金属である、請求項6〜24のいずれかに1項に記載の方法。
【請求項45】
前記金属は、周期律表5〜12族から選択される遷移金属、ホウ素、またはアルミニウムである、請求項6〜24のいずれかに1項に記載の方法。
【請求項46】
前記金属は、ランタノイドから選択される、請求項6〜24のいずれかに1項に記載の方法。
【請求項47】
前記金属は、Cr、Mn、V、Fe、Co、Mo、W、Ru、Ti、Al、Zr、Hf、ZnおよびNiを含む群より選択される、請求項6〜24のいずれかに1項に記載の方法。
【請求項48】
前記金属は、Znである、請求項6〜24のいずれかに1項に記載の方法。
【請求項49】
前記金属は、Coである、請求項6〜24のいずれかに1項に記載の方法。
【請求項50】
前記金属は、Crである、請求項6〜15のいずれかに1項に記載の方法。
【請求項51】
前記金属リガンド錯体は、以下の式
【化119】
[式中、
nは包括的に0〜2の整数であり;
R1の各場合は、独立して、脂肪族、ヘテロ脂肪族、アリール、およびヘテロアリールからなる群より選択される必要に応じて置換される基であり;ここに、ジイミデート窒素に結合したR1の原子は炭素であり;
R2およびR3の各場合は、独立して、水素、ハロゲン、OR○、SR○、N(R○)2、適当な電子求引基、脂肪族、ヘテロ脂肪族、アリールおよびヘテロアリールから選択される必要に応じて置換される基であるか;あるいはR2およびR3はその介在原子と一緒になって、3〜12員の炭素環;窒素、酸素または硫黄から独立して選択される1〜3個のヘテロ原子を有する3〜12員のヘテロシクリル;6〜10員のアリール;窒素、炭素、または硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員のヘテロアリールからなる群より選択される必要に応じて置換される環を形成するか;あるいはR1およびR2はその介在原子と一緒になって、3〜12員の炭素環;窒素、酸素、または硫黄から独立して選択される1〜3個のヘテロ原子を有する3〜12員のヘテロシクリル;6〜10員のアリール;および窒素、酸素、または硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員のヘテロアリールからなる群より選択される必要に応じて置換される環を形成し、ROの各場合は、独立して、水素、あるいはC1−6脂肪族、−(CH2)0−1Ph、または窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される0〜4個のヘテロ原子を有する5〜6員の飽和環、部分的不飽和環、またはアリール環からなる群から選択される必要に応じて置換される基である]
の金属リガンド錯体である、請求項6〜24のいずれかに1項に記載の方法。
【請求項52】
Xが−O(C=O)Rxであり、Rxが必要に応じて置換される脂肪族またはアリールである、請求項6〜24のいずれかに1項に記載の方法。
【請求項53】
Xが−O(C=O)CH3または−O(C=O)CF3である、請求項6〜24のいずれかに1項に記載の方法。
【請求項54】
Xが−O(C=O)C6H5または−O(C=O)C6F5である、請求項6〜24のいずれかに1項に記載の方法。
【請求項55】
Xがハロゲンである、請求項6〜24のいずれかに1項に記載の方法。
【請求項56】
Xが塩化物である、請求項6〜24のいずれかに1項に記載の方法。
【請求項57】
Xが−ORxであり、Rxが、必要に応じて置換される脂肪族、ヘテロ脂肪族、アリール、またはヘテロアリールである、請求項6〜24のいずれかに1項に記載の方法。
【請求項58】
前記金属リガンド錯体は、以下の式
【化120】
[式中、
nは包括的に0〜2の整数であり;
R2の各場合は、独立して、水素、ハロゲン、OR○、SR○、N(R○)2、適当な電子求引基、脂肪族、ヘテロ脂肪族、アリールおよびヘテロアリールから選択される必要に応じて置換される基であるか;あるいはR2およびR3はその介在原子と一緒になって、3〜12員の炭素環;窒素、酸素または硫黄から独立して選択される1〜3個のヘテロ原子を有する3〜12員のヘテロシクリル;6〜10員のアリール;窒素、炭素、または硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員のヘテロアリールからなる群より選択される必要に応じて置換される環を形成するか;あるいはR1およびR2はその介在原子と一緒になって、3〜12員の炭素環;窒素、酸素、または硫黄から独立して選択される1〜3個のヘテロ原子を有する3〜12員のヘテロシクリル;6〜10員のアリール;および窒素、酸素、または硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員のヘテロアリールからなる群より選択される必要に応じて置換される環を形成し、ROの各場合は、独立して、水素、あるいはC1−6脂肪族、−(CH2)0−1Ph、または窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される0〜4個のヘテロ原子を有する5〜6員の飽和環、部分的不飽和環、またはアリール環からなる群から選択される必要に応じて置換される基であり、
R4の各場合は、独立して、水素、ハロゲン、−ORg、−OC(=O)Rg、−OC(=O)ORg、−OC(=O)N(Rh)2、−OSO2Rh、−C(=O)ORg、−C(=O)N(Rh)2、−CN、−CNO、−NCO、−N3、−NO2、−N(Rh)2、−N(Rh)C(=O)ORg、−N(Rh)C(=O)Rg、−N(Rh)SO2Rh、−SO2Rh、−SORh、−SO2N(Rh)2、必要に応じて置換される脂肪族、必要に応じて置換されるヘテロ脂肪族、必要に応じて置換されるアリール、必要に応じて置換されるヘテロアリールから選択され、ここに、Rgの各場合は、独立して、必要に応じて置換される脂肪族、必要に応じて置換されるヘテロ脂肪族、必要に応じて置換されるアリール、必要に応じて置換されるヘテロアリールであり、およびRhの各場合は、独立して、水素、必要に応じて置換される脂肪族、必要に応じて置換されるヘテロ脂肪族、必要に応じて置換されるアリール、必要に応じて置換されるヘテロアリールであり;および/または相互に隣接する2つのR4基は連結して、必要に応じて置換される5〜6員の環を形成する]
の金属リガンド錯体である、請求項6〜24のいずれかに1項に記載の方法。
【請求項59】
前記金属リガンド錯体は、以下の式:
【化121】
の金属リガンド錯体である、請求項6〜24のいずれかに1項に記載の方法。
【請求項60】
前記金属リガンド錯体は、以下の式:
【化122】
[式中、
M’は金属原子であり;
Xは存在しないか、あるいは求核性リガンドであり;
n’は包括的に0〜2の整数であり、
R1、R2およびR3の各場合は、独立して、水素、ハロゲン、OR○、SR○、N(R○)2、適当な電子求引基、脂肪族、ヘテロ脂肪族、アリール、およびヘテロアリールから選択される必要に応じて置換される基であるか;あるいはR2およびR3はその介在原子と連結されて、3〜12員の炭素環;窒素、酸素、または硫黄から独立して選択される1〜3個のヘテロ原子を有する3〜12員のヘテロシクリル;6〜10員のアリール;および窒素、酸素または硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員のヘテロアリールからなる群より選択される必要に応じて置換される環を形成するか、あるいはR1およびR2、またはR2およびR3は連結されて、必要に応じて置換されるアリールまたは必要に応じて置換されるヘテロアリール環を形成し、ROの各場合は、独立して、水素、あるいはC1−6脂肪族、−(CH2)0−1Ph、または窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される0〜4個のヘテロ原子を有する5〜6員の飽和環、部分的不飽和環、またはアリール環からなる群から選択される必要に応じて置換される基であり;
環Aは必要に応じて置換される5〜6員の環を形成する]
の金属リガンド錯体である、請求項6〜24のいずれかに1項に記載の方法。
【請求項61】
前記金属リガンド錯体は、以下の式:
【化123】
の金属リガンド錯体である、請求項6〜24のいずれかに1項に記載の方法。
【請求項62】
前記金属リガンド錯体は、以下の式:
【化124】
の金属リガンド錯体である、請求項6〜24のいずれかに1項に記載の方法。
【請求項63】
前記金属リガンド錯体は、以下の式:
【化125】
の金属リガンド錯体である、請求項6〜24のいずれかに1項に記載の方法。
【請求項64】
前記金属リガンド錯体は、以下の式:
【化126】
の金属リガンド錯体である、請求項6〜24のいずれかに1項に記載の方法。
【請求項65】
前記金属リガンド錯体は、以下の式:
【化127】
の金属リガンド錯体である、請求項6〜24のいずれかに1項に記載の方法。
【請求項66】
混合する工程(c)が、1つ以上の適当な共触媒のさらなる存在下で行われる、請求項6〜24のいずれかに1項に記載の方法。
【請求項67】
前記1つ以上の共触媒が、アミン、ホスホニウム塩、アンモニウム塩、アルソニウム塩、およびこれらのうちの2つ以上の組み合わせからなる群より選択される、請求項66に記載の方法。
【請求項68】
前記1つ以上の共触媒はPPN−Xを含み、Xは求核体である、請求項66に記載の方法。
【請求項69】
前記1つ以上の共触媒はPPN−Clを含む、請求項66に記載の方法。
【請求項70】
前記1つ以上の共触媒は[PPN]O(C=O)ROを含み、ROは、水素またはC1−30炭素含有部分である、請求項66に記載の方法。
【請求項71】
工程(c)は、CO2の雰囲気下で第1のエポキシドおよび第1の環状無水物を混合することを含む、請求項16〜24のいずれか1項に記載の方法。
【請求項72】
前記CO2圧は、約30psi〜約400psiの範囲である、請求項71に記載の方法。
【請求項73】
前記CO2圧は、約30psiである、請求項71に記載の方法。
【請求項74】
前記CO2圧は、約50psiである、請求項71に記載の方法。
【請求項75】
請求項6に記載の方法によって作製される、請求項1に記載のポリマー。
【請求項76】
請求項7に記載の方法によって作製される、請求項2に記載のポリマー。
【請求項77】
請求項12に記載の方法によって作製される、請求項3に記載のポリマー。
【請求項78】
請求項16に記載の方法によって作製される、請求項4に記載のポリマー。
【請求項79】
請求項21に記載の方法によって作製される、請求項5に記載のポリマー。
【請求項80】
前記エポキシドがエチレンオキシド、プロピレンオキシド、ブチレンオキシド、シクロヘキセンオキシド、ビニルシクロヘキセンオキシド、およびリモネンオキシド、およびその組合せからなる群より選択され、ならびに/または前記環状無水物がコハク酸無水物、マレイン酸無水物、フタル酸無水物、およびその組合せからなる群より選択される、請求項75〜79のいずれか1項に記載のポリマー。
【請求項81】
前記環状無水物が、ジグリコール酸無水物、コハク酸無水物、マレイン酸無水物、メチルコハク酸無水物、エチルコハク酸無水物、およびシクロヘキサンジカルボン酸無水物からなる群より選択される、請求項75〜79のいずれか1項に記載のポリマー。
【請求項82】
前記エポキシドがエチレンオキシド、プロピレンオキシド、ブチレンオキシド、シクロヘキセンオキシド、ビニルシクロヘキセンオキシドおよびリモネンオキシドからなる群より選択される、請求項75〜79のいずれか1項に記載のポリマー。
【請求項83】
前記金属は、主族金属である、請求項75〜79のいずれかに1項に記載のポリマー。
【請求項84】
前記金属は、周期律表5〜12族から選択される遷移金属、ホウ素、またはアルミニウムである、請求項75〜79のいずれかに1項に記載のポリマー。
【請求項85】
前記金属は、ランタノイドから選択される、請求項75〜79のいずれかに1項に記載のポリマー。
【請求項86】
前記金属は、Cr、Mn、V、Fe、Co、Mo、W、Ru、Ti、Al、Zr、Hf、ZnおよびNiを含む群より選択される、請求項75〜79のいずれかに1項に記載のポリマー。
【請求項87】
前記金属は、Znである、請求項75〜79のいずれかに1項に記載のポリマー。
【請求項88】
前記金属は、Coである、請求項75〜79のいずれかに1項に記載のポリマー。
【請求項89】
前記金属は、Crである、請求項75〜79のいずれかに1項に記載のポリマー。
【請求項90】
前記金属リガンド錯体は、以下の式
【化128】
[式中、
nは包括的に0〜2の整数であり;
R1の各場合は、独立して、脂肪族、ヘテロ脂肪族、アリール、およびヘテロアリールからなる群より選択される必要に応じて置換される基であり;ここに、ジイミデート窒素に結合したR1の原子は炭素であり;
R2およびR3の各場合は、独立して、水素、ハロゲン、OR○、SR○、N(R○)2、適当な電子求引基、脂肪族、ヘテロ脂肪族、アリールおよびヘテロアリールから選択される必要に応じて置換される基であるか;あるいはR2およびR3はその介在原子と一緒になって、3〜12員の炭素環;窒素、酸素または硫黄から独立して選択される1〜3個のヘテロ原子を有する3〜12員のヘテロシクリル;6〜10員のアリール;窒素、炭素、または硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員のヘテロアリールからなる群より選択される必要に応じて置換される環を形成するか;あるいはR1およびR2はその介在原子と一緒になって、3〜12員の炭素環;窒素、酸素、または硫黄から独立して選択される1〜3個のヘテロ原子を有する3〜12員のヘテロシクリル;6〜10員のアリール;および窒素、酸素、または硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員のヘテロアリールからなる群より選択される必要に応じて置換される環を形成し、ROの各場合は、独立して、水素、あるいはC1−6脂肪族、−(CH2)0−1Ph、または窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される0〜4個のヘテロ原子を有する5〜6員の飽和環、部分的不飽和環、またはアリール環からなる群から選択される必要に応じて置換される基である]
の金属リガンド錯体である、請求項75〜79のいずれかに1項に記載のポリマー。
【請求項91】
Xが−O(C=O)Rxであり、Rxが必要に応じて置換される脂肪族またはアリールである、請求項75〜79のいずれかに1項に記載のポリマー。
【請求項92】
Xが−O(C=O)CH3または−O(C=O)CF3である、請求項75〜79のいずれかに1項に記載のポリマー。
【請求項93】
Xが−O(C=O)C6H5または−O(C=O)C6F5である、請求項75〜79のいずれかに1項に記載のポリマー。
【請求項94】
Xがハロゲンである、請求項75〜79のいずれかに1項に記載のポリマー。
【請求項95】
Xが塩化物である、請求項75〜79のいずれかに1項に記載のポリマー。
【請求項96】
Xが−ORxであり、Rxが、必要に応じて置換される脂肪族、ヘテロ脂肪族、アリール、またはヘテロアリールである、請求項75〜79のいずれかに1項に記載のポリマー。
【請求項97】
前記金属リガンド錯体は、以下の式
【化129】
[式中、
nは包括的に0〜2の整数であり;
R2の各場合は、独立して、水素、ハロゲン、OR○、SR○、N(R○)2、適当な電子求引基、脂肪族、ヘテロ脂肪族、アリールおよびヘテロアリールから選択される必要に応じて置換される基であるか;あるいはR2およびR3はその介在原子と一緒になって、3〜12員の炭素環;窒素、酸素または硫黄から独立して選択される1〜3個のヘテロ原子を有する3〜12員のヘテロシクリル;6〜10員のアリール;窒素、炭素、または硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員のヘテロアリールからなる群より選択される必要に応じて置換される環を形成するか;あるいはR1およびR2はその介在原子と一緒になって、3〜12員の炭素環;窒素、酸素、または硫黄から独立して選択される1〜3個のヘテロ原子を有する3〜12員のヘテロシクリル;6〜10員のアリール;および窒素、酸素、または硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員のヘテロアリールからなる群より選択される必要に応じて置換される環を形成し、ROの各場合は、独立して、水素、あるいはC1−6脂肪族、−(CH2)0−1Ph、または窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される0〜4個のヘテロ原子を有する5〜6員の飽和環、部分的不飽和環、またはアリール環からなる群から選択される必要に応じて置換される基であり、
R4の各場合は、独立して、水素、ハロゲン、−ORg、−OC(=O)Rg、−OC(=O)ORg、−OC(=O)N(Rh)2、−OSO2Rh、−C(=O)ORg、−C(=O)N(Rh)2、−CN、−CNO、−NCO、−N3、−NO2、−N(Rh)2、−N(Rh)C(=O)ORg、−N(Rh)C(=O)Rg、−N(Rh)SO2Rh、−SO2Rh、−SORh、−SO2N(Rh)2、必要に応じて置換される脂肪族、必要に応じて置換されるヘテロ脂肪族、必要に応じて置換されるアリール、必要に応じて置換されるヘテロアリールから選択され、ここに、Rgの各場合は、独立して、必要に応じて置換される脂肪族、必要に応じて置換されるヘテロ脂肪族、必要に応じて置換されるアリール、必要に応じて置換されるヘテロアリールであり、およびRhの各場合は、独立して、水素、必要に応じて置換される脂肪族、必要に応じて置換されるヘテロ脂肪族、必要に応じて置換されるアリール、必要に応じて置換されるヘテロアリールであり;および/または相互に隣接する2つのR4基は連結して、必要に応じて置換される5〜6員の環を形成する]
の金属リガンド錯体である、請求項75〜79のいずれかに1項に記載のポリマー。
【請求項98】
前記金属リガンド錯体は、以下の式:
【化130】
の金属リガンド錯体である、請求項75〜79のいずれかに1項に記載のポリマー。
【請求項99】
前記金属リガンド錯体は、以下の式:
【化131】
[式中、
M’は金属原子であり;
Xは存在しないか、あるいは求核性リガンドであり;
n’は包括的に0〜2の整数であり、
R1、R2およびR3の各場合は、独立して、水素、ハロゲン、OR○、SR○、N(R○)2、適当な電子求引基、脂肪族、ヘテロ脂肪族、アリール、およびヘテロアリールから選択される必要に応じて置換される基であるか;あるいはR2およびR3はその介在原子と連結されて、3〜12員の炭素環;窒素、酸素、または硫黄から独立して選択される1〜3個のヘテロ原子を有する3〜12員のヘテロシクリル;6〜10員のアリール;および窒素、酸素および硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員のヘテロアリールからなる群より選択される必要に応じて置換される環を形成するか、あるいはR1およびR2、またはR2およびR3は連結されて、必要に応じて置換されるアリールまたは必要に応じて置換されるヘテロアリール環を形成し、ROの各場合は、独立して、水素、あるいはC1−6脂肪族、−(CH2)0−1Ph、または窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される0〜4個のヘテロ原子を有する5〜6員の飽和環、部分的不飽和環、またはアリール環からなる群から選択される必要に応じて置換される基であり;
環Aは必要に応じて置換される5〜6員の環を形成する]
の金属リガンド錯体である、請求項75〜79のいずれかに1項に記載のポリマー。
【請求項100】
前記金属リガンド錯体は、以下の式:
【化132】
の金属リガンド錯体である、請求項75〜79のいずれかに1項に記載のポリマー。
【請求項101】
前記金属リガンド錯体は、以下の式:
【化133】
の金属リガンド錯体である、請求項75〜79のいずれかに1項に記載のポリマー。
【請求項102】
前記金属リガンド錯体は、以下の式:
【化134】
の金属リガンド錯体である、請求項75〜79のいずれかに1項に記載のポリマー。
【請求項103】
前記金属リガンド錯体は、以下の式:
【化135】
の金属リガンド錯体である、請求項75〜79のいずれかに1項に記載のポリマー。
【請求項104】
前記金属リガンド錯体は、以下の式:
【化136】
の金属リガンド錯体である、請求項75〜79のいずれかに1項に記載のポリマー。
【請求項105】
混合する工程(c)が、1つ以上の適当な共触媒のさらなる存在下で行われる、請求項75〜79のいずれかに1項に記載のポリマー。
【請求項106】
前記1つ以上の共触媒が、アミン、ホスホニウム塩、アンモニウム塩、アルソニウム塩、およびこれらのうちの2つ以上の組み合わせからなる群より選択される、請求項105に記載のポリマー。
【請求項107】
前記1つ以上の共触媒はPPN−Xを含み、Xは求核体である、請求項105に記載のポリマー。
【請求項108】
前記1つ以上の共触媒はPPN−Clを含む、請求項105に記載のポリマー。
【請求項109】
前記1つ以上の共触媒は[PPN]O(C=O)ROを含み、ROは、水素またはC1−30炭素含有部分である、請求項105に記載のポリマー。
【請求項110】
工程(c)は、CO2の雰囲気下で第1のエポキシドおよび第1の環状無水物を混合することを含む、請求項78〜79のいずれか1項に記載のポリマー。
【請求項111】
前記CO2圧は、約30psi〜約400psiの範囲である、請求項110に記載のポリマー。
【請求項112】
前記CO2圧は、約30psiである、請求項110に記載のポリマー。
【請求項113】
前記CO2圧は、約50psiである、請求項110に記載のポリマー。
【請求項1】
式I:
【化94】
のポリマーであって、式中:
Ra、Rb、Rc、およびRdは、各々、独立して、水素またはC1−30炭素含有部分であり;ここに、(RaおよびRc)、または(RaおよびRb)のいずれかはその介在原子と一緒になって:必要に応じて置換されるC3−C14炭素環、必要に応じて置換されるC3−C14複素環、必要に応じて置換されるC6−C10アリールおよび必要に応じて置換されるC5−C10ヘテロアリールからなる群より選択される1以上の環を形成することができ;
QはC7−12アリールアルキル;6〜10員のアリール;窒素、酸素または硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員のヘテロアリール;窒素、酸素および硫黄よりなる群から独立して選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員の複素環;ならびに飽和または不飽和の、直鎖または分岐鎖のC1−C30脂肪族基からなる群より選択される必要に応じて置換される基であり、ここに、1以上のメチレン単位は、必要に応じてかつ独立して、−NRy−、−N(Ry)C(O)−、−C(O)N(Ry)−、−OC(O)N(Ry)−、−N(Ry)C(O)O−、−OC(O)O−、−O−、−C(O)−、−OC(O)−、−C(O)O−、−S−、−SO−、−SO2−、−C(=S)−、−C(=NRy)−、−C(=NORy)−または−N=N−によって置換されており;
Ryの各出現は、独立して、水素または必要に応じて置換されるC1−6脂肪族基であり;
ここに、該ポリマーのPDIは2未満である、
ポリマー。
【請求項2】
式II:
【化95】
のブロックコポリマーであって、式中:
sは1〜100,000の整数であり;
tは1〜100,000の整数であり;
sおよびtの合計は9よりも大きく;
Ra、Rb、Rc、およびRdの各出現は、独立して、水素またはC1−30炭素含有部分であり;ここに、(RaおよびRc)、または(RaおよびRb)のいずれかはその介在原子と一緒になって:必要に応じて置換されるC3−C14炭素環、必要に応じて置換されるC3−C14複素環、必要に応じて置換されるC6−C10アリール、および必要に応じて置換されるC5−C10ヘテロアリールからなる群より選択される1以上の環を形成することができ;
Qの各出現は、C7−12アリールアルキル;6〜10員のアリール;窒素、酸素または硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員のヘテロアリール;窒素、酸素および硫黄よりなる群から独立して選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員の複素環;ならびに飽和または不飽和の、直鎖または分岐鎖のC1−C30脂肪族基からなる群より選択される必要に応じて置換される基であり、ここに、1以上のメチレン単位は、必要に応じてかつ独立して、−NRy−、−N(Ry)C(O)−、−C(O)N(Ry)−、−OC(O)N(Ry)−、−N(Ry)C(O)O−、−OC(O)O−、−O−、−C(O)−、−OC(O)−、−C(O)O−、−S−、−SO−、−SO2−、−C(=S)−、−C(=NRy)−、−C(=NORy)−または−N=N−によって置換されており;
Ryの各出現は、独立して、水素または必要に応じて置換されるC1−6脂肪族基であり;
ここに、少なくとも1つの[t]の括弧で括られた構造は[s]の括弧で括られた構造とは異なる、
ブロックコポリマー。
【請求項3】
式III:
【化96】
のランダムコポリマーであって、式中:
sは1〜100,000の整数であり;
tは1〜100,000の整数であり;
sおよびtの合計は9よりも大きく;
uはゼロよりも大きな整数であり;
Ra、Rb、Rc、およびRdの各出現は、独立して、水素またはC1−30炭素含有部分であり;ここに、(RaおよびRc)、または(RaおよびRb)のいずれかはその介在原子と一緒になって:必要に応じて置換されるC3−C14炭素環、必要に応じて置換されるC3−C14複素環、必要に応じて置換されるC6−C10アリール、および必要に応じて置換されるC5−C10ヘテロアリールからなる群より選択される1以上の環を形成することができ;
Qの各出現は、C7−12アリールアルキル;6〜10員のアリール;窒素、酸素または硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員のヘテロアリール;窒素、酸素および硫黄よりなる群から独立して選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員の複素環;ならびに飽和または不飽和の、直鎖または分岐鎖のC1−C30脂肪族基からなる群より選択される必要に応じて置換される基であり、ここに、1以上のメチレン単位は、必要に応じてかつ独立して、−NRy−、−N(Ry)C(O)−、−C(O)N(Ry)−、−OC(O)N(Ry)−、−N(Ry)C(O)O−、−OC(O)O−、−O−、−C(O)−、−OC(O)−、−C(O)O−、−S−、−SO−、−SO2−、−C(=S)−、−C(=NRy)−、−C(=NORy)−、または−N=N−によって置換されており;
Ryの各出現は、独立して、水素または必要に応じて置換されるC1−6脂肪族基であり;
ここに、少なくとも1つの[t]の括弧で括られた構造は[s]の括弧で括られた構造とは異なり;
ここに、[t]の括弧で括られた構造および[s]の括弧で括られた構造の各出現は、[u]の括弧で括られた構造内にランダムに分布されている、
ランダムコポリマー。
【請求項4】
式IV:
【化97】
のブロックコポリマーであって、式中:
xは1〜100,000の整数であり;
yは1〜100,000の整数であり;
zは0〜5000の整数であり;
xおよびyの合計は9よりも大きく;
zはx+y+zの合計の3%未満である値を有し;
Ra、Rb、Rc、およびRdの各出現は、独立して、水素またはC1−30炭素含有部分であり;ここに、(RaおよびRc)、または(RaおよびRb)のいずれかはその介在原子と一緒になって:必要に応じて置換されるC3−C14炭素環、必要に応じて置換されるC3−C14複素環、必要に応じて置換されるC6−C10アリール、および必要に応じて置換されるC5−C10ヘテロアリールからなる群より選択される1以上の環を形成することができ;
Qの各出現はC7−12アリールアルキル;6〜10員のアリール;窒素、酸素または硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員のヘテロアリール;窒素、酸素および硫黄よりなる群から独立して選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員の複素環;ならびに飽和または不飽和の、直鎖または分岐鎖のC1−C30脂肪族基からなる群より選択される必要に応じて置換される基であり、ここに、1以上のメチレン単位は、必要に応じてかつ独立して、−NRy−、−N(Ry)C(O)−、−C(O)N(Ry)−、−OC(O)N(Ry)−、−N(Ry)C(O)O−、−OC(O)O−、−O−、−C(O)−、−OC(O)−、−C(O)O−、−S−、−SO−、−SO2−、−C(=S)−、−C(=NRy)−、−C(=NORy)−または−N=N−によって置換されており;
Ryの各出現は、独立して、水素または必要に応じて置換されるC1−6脂肪族基である、
ブロックコポリマー。
【請求項5】
式V:
【化98】
のランダムコポリマーであって、式中:
xは1〜100,000の整数であり;
yは1〜100,000の整数であり;
zは0〜5000の整数であり;
xおよびyの合計は9よりも大きく;
zはx+y+zの合計の3%未満である値を有し;
vはゼロよりも大きな整数であり;
Ra、Rb、Rc、およびRdの各出現は、独立して、水素またはC1−30炭素含有部分であり;ここに、(RaおよびRc)、または(RaおよびRb)のいずれかはその介在原子と一緒になって:必要に応じて置換されるC3−C14炭素環、必要に応じて置換されるC3−C14複素環、必要に応じて置換されるC6−C10アリール、および必要に応じて置換されるC5−C10ヘテロアリールからなる群より選択される1以上の環を形成することができ;
Qの各出現は、C7−12アリールアルキル;6〜10員のアリール;窒素、酸素または硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員のヘテロアリール;窒素、酸素および硫黄よりなる群から独立して選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員の複素環;ならびに飽和または不飽和の、直鎖または分岐鎖のC1−C30脂肪族基からなる群より選択される必要に応じて置換される基であり、ここに、1以上のメチレン単位は、必要に応じてかつ独立して、−NRy−、−N(Ry)C(O)−、−C(O)N(Ry)−、−OC(O)N(Ry)−、―N(Ry)C(O)O−、−OC(O)O−、―O−、−C(O)−、−OC(O)−、−C(O)O−、−S−、−SO−、−SO2−、−C(=S)−、−C(=NRy)−、−C(=NORy)または−N=N−によって置換されており;
Ryの各出現は、独立して、水素または必要に応じて置換されるC1−6脂肪族基であり、
ここに、[x]の括弧で括られた構造、[y]の括弧で括られた構造、および[z]の括弧で括られた構造の各出現は[v]の構造内にランダムに分布している、
ランダムコポリマー。
【請求項6】
重合方法であって、該方法が
a)式VI:
【化99】
[式中:
Ra、Rb、Rc、およびRdは、各々、独立して、水素またはC1−30炭素含有部分であり;ここに、(RaおよびRc)、または(RaおよびRb)のいずれかはその介在原子と一緒になって:必要に応じて置換されるC3−C14炭素環、必要に応じて置換されるC3−C14複素環、必要に応じて置換されるC6−C10アリール、および必要に応じて置換されるC5−C10ヘテロアリールからなる群より選択される1以上の環を形成することができる]
のエポキシドを提供する工程;
b)式VII:
【化100】
[式中、QはC7−12アリールアルキル;6〜10員のアリール;窒素、酸素または硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員のヘテロアリール;窒素、酸素および硫黄よりなる群から独立して選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員の複素環;ならびに飽和または不飽和の、直鎖または分岐鎖のC1−C30脂肪族基からなる群より選択される必要に応じて置換される基であり、ここに、1以上のメチレン単位は、必要に応じてかつ独立して、−NRy−、−N(Ry)C(O)−、−C(O)N(Ry)−、−OC(O)N(Ry)−、−N(Ry)C(O)O−、−OC(O)O−、−O−、−C(O)−、−OC(O)−、−C(O)O−、−S−、−SO−、−SO2−、−C(=S)−、−C(=NRy)−、−C(=NORy)−または−N=N−によって置換されており;
Ryの各出現は、独立して、水素または必要に応じて置換されるC1−6脂肪族基である]
の環状無水物を提供する工程;
c)式VIII:
【化101】
[式中:
Mは金属原子であり;
Lnは1以上のリガンドから構成される適当かつ恒久的なリガンドセットであり;
Xは求核性リガンドであり;および
nは包括的に1〜5の整数である]
の金属錯体の存在下で、重合のための適当な条件下で、該エポキシドおよび環状無水物を混合して、式I:
【化102】
のポリマーを提供する工程を含む、重合方法。
【請求項7】
重合方法であって、該方法が
a)少なくとも1つの式VI:
【化103】
[式中:
Ra、Rb、Rc、およびRdは、各々、独立して、水素またはC1−30炭素含有部分であり;ここに、(RaおよびRc)、または(RaおよびRb)のいずれかはその介在原子と一緒になって:必要に応じて置換されるC3−C14炭素環、必要に応じて置換されるC3−C14複素環、必要に応じて置換されるC6−C10アリール、および必要に応じて置換されるC5−C10ヘテロアリールからなる群より選択される1以上の環を形成することができる]
の第1のエポキシドを提供する工程;
b)少なくとも1つの式VII:
【化104】
[式中、
QはC7−12アリールアルキル;6〜10員のアリール;窒素、酸素または硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員のヘテロアリール;窒素、酸素および硫黄よりなる群から独立して選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員の複素環;ならびに飽和または不飽和の、直鎖または分岐鎖のC1−C30脂肪族基からなる群より選択される必要に応じて置換される基であり、ここに、1以上のメチレン単位は、必要に応じてかつ独立して、−NRy−、−N(Ry)C(O)−、−C(O)N(Ry)−、−OC(O)N(Ry)−、―N(Ry)C(O)O−、−OC(O)O−、−O−、−C(O)−、−OC(O)−、−C(O)O−、−S−、−SO−、−SO2−、−C(=S)−、−C(=NRy)−、−C(=NORy)−または−N=N−によって置換されており;
Ryの各出現は、独立して、水素または必要に応じて置換されるC1−6脂肪族基である]
の第1の環状無水物を提供する工程;
c)式VIII:
【化105】
[式中:
Mは金属原子であり;
Lnは1以上のリガンドから構成される適当かつ恒久的なリガンドセットであり;
Xは求核性リガンドであり;および
nは包括的に1〜5の間の整数である]
の金属錯体の存在下で、重合のための適当な条件下で、第1のエポキシドおよび第1の環状無水物を混合する工程;ならびに
d)第1のエポキシドまたは第1の環状無水物のポリマーへの実質的に完全な取り込み後に:
i)式VIの第2のエポキシド、または
ii)式VIIの第2の環状無水物
から選択される少なくとも1つと混合して、式II:
【化106】
[式中:
sは1〜100,000の整数であり;
tは1〜100,000の整数であり;
Ra、Rb、Rc、およびRdの各出現は、独立して、水素またはC1−30炭素含有部分であり;ここに、(RaおよびRc)、または(RaおよびRb)のいずれかはその介在原子と一緒になって:必要に応じて置換されるC3−C14炭素環、必要に応じて置換されるC3−C14複素環、必要に応じて置換されるC6−C10アリール、および必要に応じて置換されるC5−C10ヘテロアリールからなる群より選択される1以上の環を形成することができ;
Qの各出現は、C7−12アリールアルキル;6〜10員のアリール;窒素、酸素、または硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員のヘテロアリール;窒素、酸素および硫黄よりなる群から独立して選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員の複素環;ならびに飽和または不飽和の、直鎖または分岐鎖のC1−C30脂肪族基からなる群より選択される必要に応じて置換される基であり、ここに、1以上のメチレン単位は、必要に応じてかつ独立して、−NRy−、−N(Ry)C(O)−、−C(O)N(Ry)−、−OC(O)N(Ry)−、−N(Ry)C(O)O−、−OC(O)O−、−O−、−C(O)−、−OC(O)−、−C(O)O−、−S−、−SO−、−SO2−、−C(=S)−、−C(=NRy)−、−C(=NORy)−または−N=N−によって置換されており;
Ryの各出現は、独立して、水素、または必要に応じて置換されるC1−6脂肪族基であり;
ここに、少なくとも1つの[t]の括弧で括られた構造は、[s]の括弧で括られた構造とは異なる]
のポリマーを堤供する工程を含む、重合方法。
【請求項8】
さらに:少なくとも第2のエポキシドの前記ポリマーへの実質的に完全な取り込みの後、式VIのエポキシド、およびその組合せからなる群より選択される少なくとも第3のエポキシドを少なくとも第1の無水物と混合して、式IIのポリマーを提供する工程を含む、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
少なくとも第3のエポキシドおよび任意のさらなるエポキシドの混合を段階的に行う、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
さらに:少なくとも第2の環状無水物の前記ポリマーへの実質的に完全な取り込みの後、式VIIの環状無水物、およびその組合せからなる群より選択される少なくとも第3の環状無水物を少なくとも第1のエポキシドと混合して、式IIのポリマーを提供する工程を含む、請求項7に記載の方法。
【請求項11】
少なくとも第3の環状無水物および任意のさらなる環状無水物の混合を段階的に行う、請求項10に記載の方法。
【請求項12】
重合方法であって、該方法が
a)少なくとも1つの式VI:
【化107】
[式中:
Ra、Rb,Rc、およびRdは、各々、独立して、水素またはC1−30炭素含有部分であり;ここに、(RaおよびRc)、または(RaおよびRb)のいずれかはその介在原子と一緒になって:必要に応じて置換されるC3−C14炭素環、必要に応じて置換されるC3−C14複素環、必要に応じて置換されるC6−C10アリール、および必要に応じて置換されるC5−C10ヘテロアリールからなる群より選択される1以上の環を形成することができる]
の第1のエポキシドを提供する工程;
b)少なくとも1つの式VII:
【化108】
[式中、QはC7−12アリールアルキル;6〜10員のアリール;窒素、酸素または硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員のヘテロアリール;窒素、酸素および硫黄よりなる群から独立して選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員の複素環;ならびに飽和または不飽和の、直鎖または分岐鎖のC1−C30脂肪族基からなる群より選択される必要に応じて置換される基であり、ここに、1以上のメチレン単位は、必要に応じてかつ独立して、−NRy−、−N(Ry)C(O)−、−C(O)N(Ry)−、−OC(O)N(Ry)−、−N(Ry)C(O)O−、−OC(O)O−、−O−、−C(O)−、−OC(O)−、−C(O)O−、−S−、−SO−、−SO2−、−C(=S)−、−C(=NRy)−、−C(=NORy)−または−N=N−によって置換されており;
Ryの各出現は、独立して、水素または必要に応じて置換されるC1−6脂肪族基である]
の第1の環状無水物を提供する工程;
c)式VIII:
【化109】
[式中:
Mは金属原子であり;
Lnは1以上のリガンドから構成される適当かつ恒久的なリガンドセットであり;
Xは求核性リガンドであり;および
nは包括的に1〜5の整数である]
の金属錯体の存在下で、重合のための適当な条件下で、少なくとも第1のエポキシドおよび少なくとも第1の環状無水物を混合して、式III:
【化110】
[式中:
sは1〜100,000の整数であり;
tは1〜100,000の整数であり;
uは、0よりも大きな整数であり;
Ra、Rb、Rc、およびRdの各出現は、独立して、水素、またはC1−30炭素含有部分であり;ここに、(RaおよびRc)、または(RaおよびRb)のいずれかはその介在原子と一緒になって:必要に応じて置換されるC3−C14炭素環、必要に応じて置換されるC3−C14複素環、必要に応じて置換されるC6−C10アリール、および必要に応じて置換されるC5−C10ヘテロアリールからなる群より選択される1以上の環を形成することができ;
Qの各出現は、C7−12アリールアルキル;6〜10員のアリール;窒素、酸素または硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員のヘテロアリール;窒素、酸素、および硫黄よりなる群から独立して選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員の複素環;ならびに飽和または不飽和の、直鎖または分岐鎖のC1−C30脂肪族基からなる群より選択される必要に応じて置換される基であり、ここに、1以上のメチレン単位は、必要に応じてかつ独立して、−NRy−、−N(Ry)C(O)−、−C(O)N(Ry)−、−OC(O)N(Ry)−、−N(Ry)C(O)O−、−OC(O)O−、−O−、−C(O)−、−OC(O)−、−C(O)O−、−S−、−SO−、−SO2−、−C(=S)−、−C(=NRy)−、−C(=NORy)−または−N=N−によって置換されており;
Ryの各出現は、独立して、水素または必要に応じて置換されるC1−6脂肪族基であり;
ここに、少なくとも1つの[t]の括弧で括られた構造は[s]の括弧で括られた構造とは異なり;
ここに、[t]の括弧で括られた構造および[s]の括弧で括られた構造の各出現は、[u]の括弧で括られた構造内にランダムに分布されている、]
のランダムコポリマーを提供する工程を含む、重合方法。
【請求項13】
工程(c)が、さらに、少なくとも1つの式VIの第2のエポキシド、およびその組合せを、少なくとも1つの式VIIの第1の環状無水物と混合して、式IIIのランダムコポリマーを提供する工程を含む、請求項12に記載の方法。
【請求項14】
工程(c)が、さらに、少なくとも1つの式VIIの第2の環状無水物、およびその組合せを、少なくとも1つの式VIの第1のエポキシド無水物と混合して、式IIIのランダムコポリマーを提供する工程を含む、請求項12に記載の方法。
【請求項15】
式IIIのランダムコポリマーに、テーパーが付されている、請求項12に記載の方法。
【請求項16】
重合方法であって、該方法が
a)少なくとも1つの式VI:
【化111】
[式中:
Ra、Rb、Rc、およびRdは、各々、独立して、水素またはC1−30炭素含有部分であり;ここに、(RaおよびRc)、または(RaおよびRb)のいずれかはその介在原子と一緒になって:必要に応じて置換されるC3−C14炭素環、必要に応じて置換されるC3−C14複素環、必要に応じて置換されるC6−C10アリール、および必要に応じて置換されるC5−C10ヘテロアリールからなる群より選択される1以上の環を形成することができる]
の第1のエポキシドを提供する工程;
b)少なくとも1つの式VII:
【化112】
[式中、QはC7−12アリールアルキル;6〜10員のアリール;窒素、酸素または硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員のヘテロアリール;窒素、酸素および硫黄よりなる群から独立して選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員の複素環;ならびに飽和または不飽和の、直鎖または分岐鎖のC1−C30脂肪族基からなる群より選択される必要に応じて置換される基であり、ここに、1以上のメチレン単位は、必要に応じてかつ独立して、−NRy−、−N(Ry)C(O)−、−C(O)N(Ry)−、−OC(O)N(Ry)−、−N(Ry)C(O)O−、−OC(O)O−、−O−、−C(O)−、−OC(O)−、−C(O)O−、−S−、−SO−、−SO2−、−C(=S)−、−C(=NRy)、−C(=NORy)−または−N=N−によって置換されており;
Ryの各出現は、独立して、水素または必要に応じて置換されるC1−6脂肪族基である]
の第1の環状無水物を提供する工程;
c)式VIII;
【化113】
[式中:
Mは金属原子であり;
Lnは1以上のリガンドから構成される適当かつ恒久的なリガンドセットであり;
Xは求核性リガンドであり;および
nは包括的に1〜5の間の整数である]
の金属錯体の存在下で、重合のための適当な条件下で、第1のエポキシド、第1の環状無水物、およびCO2を混合して、式IV:
【化114】
[式中:
xは1〜100,000の整数であり;
yは1〜100,000の整数であり;
zは0〜5000の整数であり;
zはx+y+zの合計の3%未満の値を有し;
Ra、Rb、RcおよびRdの各出現は、独立して、水素またはC1−30炭素含有部分であり;ここに、(RaおよびRc)、または(RaおよびRb)のいずれかはその介在原子と一緒になって:必要に応じて置換されるC3−C14炭素環、必要に応じて置換されるC3−C14複素環、必要に応じて置換されるC6−C10アリールおよび必要に応じて置換されるC5−C10ヘテロアリールからなる群より選択される1以上の環を形成することができ;
Qの各出現は、C7−12アリールアルキル;6〜10員のアリール;窒素、酸素または硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員のヘテロアリール;窒素、酸素および硫黄よりなる群から独立して選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員の複素環;ならびに飽和または不飽和の、直鎖または分岐鎖のC1−C30脂肪族基からなる群より選択される必要に応じて置換される基であり、ここに、1以上のメチレン単位は、必要に応じてかつ独立して、−NRy−、−N(Ry)C(O)−、−C(O)N(Ry)−、−OC(O)N(Ry)−、−N(Ry)C(O)O−、−OC(O)O−、−O−、−C(O)−、−OC(O)−、−C(O)O−、−S−、−SO−、−SO2−、−C(=S)−、−C(=NRy)−、−C(=NORy)−または−N=N−によって置換されており;
Ryの各出現は、独立して、水素または必要に応じて置換されるC1−6脂肪族基である]
のブロックコポリマーを提供する工程を含む、重合方法。
【請求項17】
さらに:
a)少なくとも第1のエポキシドの前記ポリマーへの実質的に完全な取り込みの後、式VIのエポキシド、およびその組合せからなる群より選択される少なくとも第2のエポキシドを、少なくとも第1の無水物と混合して、式IVのポリマーを提供する工程を含む、請求項16に記載の方法。
【請求項18】
少なくとも第2のエポキシドおよび任意のさらなるエポキシドの混合を段階的に行う、請求項17に記載の方法。
【請求項19】
さらに:
a)少なくとも第1の環状無水物の前記ポリマーへの実質的に完全な取り込みの後、式VIIの環状無水物、およびその組合せからなる群より選択される少なくとも第2の環状無水物を、少なくとも第1のエポキシドと混合して、式IVのポリマーを堤供する工程を含む、請求項16に記載の方法。
【請求項20】
少なくとも第2の環状無水物および任意の環状無水物の混合を段階的に行う、請求項19に記載の方法。
【請求項21】
重合方法であって、該方法が
a)少なくとも1つの式VI:
【化115】
[式中:
Ra、Rb、Rc、およびRdは、各々、独立して、水素またはC1−30炭素含有部分であり;ここに、(RaおよびRc)、または(RaおよびRb)のいずれかはその介在原子と一緒になって:必要に応じて置換されるC3−C14炭素環、必要に応じて置換されるC3−C14複素環、必要に応じて置換されるC6−C10アリール、および必要に応じて置換されるC5−C10ヘテロアリールからなる群より選択される1以上の環を形成することができる]
の第1のエポキシドを提供する工程;
b)少なくとも1つの式VII:
【化116】
[式中、QはC7−12アリールアルキル;6〜10員のアリール;窒素、酸素または硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員のヘテロアリール;窒素、酸素および硫黄よりなる群から独立して選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員の複素環;ならびに飽和または不飽和の、直鎖または分岐鎖のC1−C30脂肪族基からなる群より選択される必要に応じて置換される基であり、ここに、1以上のメチレン単位は、必要に応じてかつ独立して、−NRy−、−N(Ry)C(O)−、−C(O)N(Ry)−、−OC(O)N(Ry)−、−N(Ry)C(O)O−、−OC(O)O−、−O−、−C(O)−、−OC(O)−、−C(O)O−、−S−、−SO−、−SO2−、−C(=S)−、−C(=NRy)−、−C(=NORy)−または−N=N−によって置換されており;
Ryの各出現は、独立して、水素または必要に応じて置換されるC1−6脂肪族基である]
の第1の環状無水物を提供する工程;
c)式VIII:
【化117】
[式中:
Mは金属原子であり;
Lnは1以上のリガンドから構成される適当かつ恒久的なリガンドセットであり;
Xは求核性リガンドであり;および
nは包括的に1〜5の間の整数である]
の金属錯体の存在下で、重合のための適当な条件下で、少なくとも第1のエポキシド、少なくとも第1の環状無水物、およびCO2を混合して、式V:
【化118】
[式中:
xは1〜100,000の整数であり;
yは1〜100,000の整数であり;
zは0〜5000の整数であり;
zはx+y+zの合計の3%未満である値を有し;
vは0よりも大きい整数であり;
Ra、Rb、RdおよびRdの各出現は、独立して、水素またはC1−30炭素含有部分であり;ここに、(RaおよびRc)、または(RaおよびRb)のいずれかはその介在原子と一緒になって:必要に応じて置換されるC3−C14炭素環、必要に応じて置換されるC3−C14複素環、必要に応じて置換されるC6−C10アリール、および必要に応じて置換されるC5−C10ヘテロアリールからなる群より選択される1以上の環を形成することができ;
Qの各出現は、C7−12アリールアルキル;6〜10員のアリール;窒素、酸素または硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員のヘテロアリール;窒素、酸素および硫黄よりなる群から独立して選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員の複素環;ならびに飽和または不飽和の、直鎖または分岐鎖のC1―C30脂肪族基からなる群より選択される必要に応じて置換される基であり、ここに、1以上のメチレン単位は、必要に応じてかつ独立して;−NRy−、−N(Ry)C(O)−、−C(O)N(Ry)−、−OC(O)N(Ry)−、−N(Ry)C(O)O−、−OC(O)O−、−O−、−C(O)−、−OC(O)−、−C(O)O−、−S−、−SO−、−SO2−、−C(=S)−、−C(=NRy)−、−C(=NORy)−または−N=N−によって置換されており;
Ryの各出現は、独立して、水素または必要に応じて置換されるC1−6脂肪族基であり;
ここに、[x]の括弧で括られた構造、[y]の括弧で括られた構造、および[z]の括弧で括られた構造の各出現は[v]の構造内にランダムに分布している]
のランダムコポリマーを提供する工程を含む、重合方法。
【請求項22】
工程(c)が、さらに、少なくとも1つの式VIの第2のエポキシド、およびその組合せを、少なくとも1つの式VIIの第1の環状無水物と混合して、式Vのランダムコポリマーを堤供する工程を含む、請求項21に記載の方法。
【請求項23】
工程(c)が、さらに、少なくとも1つの式VIIの第2の環状無水物、およびその組合せを、少なくとも1つの式VIの第1のエポキシド無水物と混合して、式Vのランダムコポリマーを供する工程を含む、請求項21に記載の方法。
【請求項24】
式Vのランダムコポリマーに、テーパーが付されている、請求項21に記載の方法。
【請求項25】
前記ポリマーが、1と約2との間のPDIを有する、請求項1〜5のいずれか一項に記載のポリマー。
【請求項26】
前記ポリマーが、1.5未満のPDIを有する、請求項1〜5のいずれか一項に記載のポリマー。
【請求項27】
前記ポリマーが、1.4未満のPDIを有する、請求項1〜5のいずれか一項に記載のポリマー。
【請求項28】
前記ポリマーが、1.3未満のPDIを有する、請求項1〜5のいずれか一項に記載のポリマー。
【請求項29】
前記ポリマーが、1.2未満のPDIを有する、請求項1〜5のいずれか一項に記載のポリマー。
【請求項30】
前記ポリマーが、1.1未満のPDIを有する、請求項1〜5のいずれか一項に記載のポリマー。
【請求項31】
前記ポリマーが、10,000g/mol未満のMnを有する、請求項1〜5のいずれか一項に記載のポリマー。
【請求項32】
前記ポリマーが、10,000g/mol超のMnを有する、請求項1〜5のいずれか一項に記載のポリマー。
【請求項33】
前記ポリマーが、約50,000g/mol〜約300,000g/molの範囲のMnを有する、請求項1〜5のいずれか一項に記載のポリマー。
【請求項34】
前記ポリマーが、約100,000g/mol〜約200,000g/molの範囲のMnを有する、請求項1〜5のいずれか一項に記載のポリマー。
【請求項35】
前記ポリマーが、50℃超のTgを有する、請求項1〜5のいずれか一項に記載のポリマー。
【請求項36】
前記ポリマーが、約50℃〜約120℃の範囲のTgを有する、請求項1〜5のいずれか一項に記載のポリマー。
【請求項37】
前記ポリマーが、約50℃〜約70℃の範囲のTgを有する、請求項1〜5のいずれか一項に記載のポリマー。
【請求項38】
前記ポリマー内のポリエーテル連結のモル分率が、3%未満である、請求項4または5に記載のポリマー。
【請求項39】
前記ポリマー内のポリエーテル連結のモル分率が、2%未満である、請求項4または5に記載のポリマー。
【請求項40】
前記ポリマー内のポリエーテル連結のモル分率が、1%未満である、請求項4または5に記載のポリマー。
【請求項41】
前記エポキシドがエチレンオキシド、プロピレンオキシド、ブチレンオキシド、シクロヘキセンオキシド、ビニルシクロヘキセンオキシド、リモネンオキシド、およびその組合せからなる群より選択され、ならびに/または前記環状無水物がコハク酸無水物、マレイン酸無水物、フタル酸無水物、およびその組合せからなる群より選択される、請求項6〜24のいずれか1項に記載の方法。
【請求項42】
前記環状無水物が、ジグリコール酸無水物、コハク酸無水物、マレイン酸無水物、メチルコハク酸無水物、エチルコハク酸無水物、およびシクロヘキサンジカルボン酸無水物からなる群より選択される、請求項6〜24のいずれか1項に記載の方法。
【請求項43】
前記エポキシドがエチレンオキシド、プロピレンオキシド、ブチレンオキシド、シクロヘキセンオキシド、ビニルシクロヘキセンオキシドおよびリモネンオキシドからなる群より選択される、請求項6〜24のいずれか1項に記載の方法。
【請求項44】
前記金属は、主族金属である、請求項6〜24のいずれかに1項に記載の方法。
【請求項45】
前記金属は、周期律表5〜12族から選択される遷移金属、ホウ素、またはアルミニウムである、請求項6〜24のいずれかに1項に記載の方法。
【請求項46】
前記金属は、ランタノイドから選択される、請求項6〜24のいずれかに1項に記載の方法。
【請求項47】
前記金属は、Cr、Mn、V、Fe、Co、Mo、W、Ru、Ti、Al、Zr、Hf、ZnおよびNiを含む群より選択される、請求項6〜24のいずれかに1項に記載の方法。
【請求項48】
前記金属は、Znである、請求項6〜24のいずれかに1項に記載の方法。
【請求項49】
前記金属は、Coである、請求項6〜24のいずれかに1項に記載の方法。
【請求項50】
前記金属は、Crである、請求項6〜15のいずれかに1項に記載の方法。
【請求項51】
前記金属リガンド錯体は、以下の式
【化119】
[式中、
nは包括的に0〜2の整数であり;
R1の各場合は、独立して、脂肪族、ヘテロ脂肪族、アリール、およびヘテロアリールからなる群より選択される必要に応じて置換される基であり;ここに、ジイミデート窒素に結合したR1の原子は炭素であり;
R2およびR3の各場合は、独立して、水素、ハロゲン、OR○、SR○、N(R○)2、適当な電子求引基、脂肪族、ヘテロ脂肪族、アリールおよびヘテロアリールから選択される必要に応じて置換される基であるか;あるいはR2およびR3はその介在原子と一緒になって、3〜12員の炭素環;窒素、酸素または硫黄から独立して選択される1〜3個のヘテロ原子を有する3〜12員のヘテロシクリル;6〜10員のアリール;窒素、炭素、または硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員のヘテロアリールからなる群より選択される必要に応じて置換される環を形成するか;あるいはR1およびR2はその介在原子と一緒になって、3〜12員の炭素環;窒素、酸素、または硫黄から独立して選択される1〜3個のヘテロ原子を有する3〜12員のヘテロシクリル;6〜10員のアリール;および窒素、酸素、または硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員のヘテロアリールからなる群より選択される必要に応じて置換される環を形成し、ROの各場合は、独立して、水素、あるいはC1−6脂肪族、−(CH2)0−1Ph、または窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される0〜4個のヘテロ原子を有する5〜6員の飽和環、部分的不飽和環、またはアリール環からなる群から選択される必要に応じて置換される基である]
の金属リガンド錯体である、請求項6〜24のいずれかに1項に記載の方法。
【請求項52】
Xが−O(C=O)Rxであり、Rxが必要に応じて置換される脂肪族またはアリールである、請求項6〜24のいずれかに1項に記載の方法。
【請求項53】
Xが−O(C=O)CH3または−O(C=O)CF3である、請求項6〜24のいずれかに1項に記載の方法。
【請求項54】
Xが−O(C=O)C6H5または−O(C=O)C6F5である、請求項6〜24のいずれかに1項に記載の方法。
【請求項55】
Xがハロゲンである、請求項6〜24のいずれかに1項に記載の方法。
【請求項56】
Xが塩化物である、請求項6〜24のいずれかに1項に記載の方法。
【請求項57】
Xが−ORxであり、Rxが、必要に応じて置換される脂肪族、ヘテロ脂肪族、アリール、またはヘテロアリールである、請求項6〜24のいずれかに1項に記載の方法。
【請求項58】
前記金属リガンド錯体は、以下の式
【化120】
[式中、
nは包括的に0〜2の整数であり;
R2の各場合は、独立して、水素、ハロゲン、OR○、SR○、N(R○)2、適当な電子求引基、脂肪族、ヘテロ脂肪族、アリールおよびヘテロアリールから選択される必要に応じて置換される基であるか;あるいはR2およびR3はその介在原子と一緒になって、3〜12員の炭素環;窒素、酸素または硫黄から独立して選択される1〜3個のヘテロ原子を有する3〜12員のヘテロシクリル;6〜10員のアリール;窒素、炭素、または硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員のヘテロアリールからなる群より選択される必要に応じて置換される環を形成するか;あるいはR1およびR2はその介在原子と一緒になって、3〜12員の炭素環;窒素、酸素、または硫黄から独立して選択される1〜3個のヘテロ原子を有する3〜12員のヘテロシクリル;6〜10員のアリール;および窒素、酸素、または硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員のヘテロアリールからなる群より選択される必要に応じて置換される環を形成し、ROの各場合は、独立して、水素、あるいはC1−6脂肪族、−(CH2)0−1Ph、または窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される0〜4個のヘテロ原子を有する5〜6員の飽和環、部分的不飽和環、またはアリール環からなる群から選択される必要に応じて置換される基であり、
R4の各場合は、独立して、水素、ハロゲン、−ORg、−OC(=O)Rg、−OC(=O)ORg、−OC(=O)N(Rh)2、−OSO2Rh、−C(=O)ORg、−C(=O)N(Rh)2、−CN、−CNO、−NCO、−N3、−NO2、−N(Rh)2、−N(Rh)C(=O)ORg、−N(Rh)C(=O)Rg、−N(Rh)SO2Rh、−SO2Rh、−SORh、−SO2N(Rh)2、必要に応じて置換される脂肪族、必要に応じて置換されるヘテロ脂肪族、必要に応じて置換されるアリール、必要に応じて置換されるヘテロアリールから選択され、ここに、Rgの各場合は、独立して、必要に応じて置換される脂肪族、必要に応じて置換されるヘテロ脂肪族、必要に応じて置換されるアリール、必要に応じて置換されるヘテロアリールであり、およびRhの各場合は、独立して、水素、必要に応じて置換される脂肪族、必要に応じて置換されるヘテロ脂肪族、必要に応じて置換されるアリール、必要に応じて置換されるヘテロアリールであり;および/または相互に隣接する2つのR4基は連結して、必要に応じて置換される5〜6員の環を形成する]
の金属リガンド錯体である、請求項6〜24のいずれかに1項に記載の方法。
【請求項59】
前記金属リガンド錯体は、以下の式:
【化121】
の金属リガンド錯体である、請求項6〜24のいずれかに1項に記載の方法。
【請求項60】
前記金属リガンド錯体は、以下の式:
【化122】
[式中、
M’は金属原子であり;
Xは存在しないか、あるいは求核性リガンドであり;
n’は包括的に0〜2の整数であり、
R1、R2およびR3の各場合は、独立して、水素、ハロゲン、OR○、SR○、N(R○)2、適当な電子求引基、脂肪族、ヘテロ脂肪族、アリール、およびヘテロアリールから選択される必要に応じて置換される基であるか;あるいはR2およびR3はその介在原子と連結されて、3〜12員の炭素環;窒素、酸素、または硫黄から独立して選択される1〜3個のヘテロ原子を有する3〜12員のヘテロシクリル;6〜10員のアリール;および窒素、酸素または硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員のヘテロアリールからなる群より選択される必要に応じて置換される環を形成するか、あるいはR1およびR2、またはR2およびR3は連結されて、必要に応じて置換されるアリールまたは必要に応じて置換されるヘテロアリール環を形成し、ROの各場合は、独立して、水素、あるいはC1−6脂肪族、−(CH2)0−1Ph、または窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される0〜4個のヘテロ原子を有する5〜6員の飽和環、部分的不飽和環、またはアリール環からなる群から選択される必要に応じて置換される基であり;
環Aは必要に応じて置換される5〜6員の環を形成する]
の金属リガンド錯体である、請求項6〜24のいずれかに1項に記載の方法。
【請求項61】
前記金属リガンド錯体は、以下の式:
【化123】
の金属リガンド錯体である、請求項6〜24のいずれかに1項に記載の方法。
【請求項62】
前記金属リガンド錯体は、以下の式:
【化124】
の金属リガンド錯体である、請求項6〜24のいずれかに1項に記載の方法。
【請求項63】
前記金属リガンド錯体は、以下の式:
【化125】
の金属リガンド錯体である、請求項6〜24のいずれかに1項に記載の方法。
【請求項64】
前記金属リガンド錯体は、以下の式:
【化126】
の金属リガンド錯体である、請求項6〜24のいずれかに1項に記載の方法。
【請求項65】
前記金属リガンド錯体は、以下の式:
【化127】
の金属リガンド錯体である、請求項6〜24のいずれかに1項に記載の方法。
【請求項66】
混合する工程(c)が、1つ以上の適当な共触媒のさらなる存在下で行われる、請求項6〜24のいずれかに1項に記載の方法。
【請求項67】
前記1つ以上の共触媒が、アミン、ホスホニウム塩、アンモニウム塩、アルソニウム塩、およびこれらのうちの2つ以上の組み合わせからなる群より選択される、請求項66に記載の方法。
【請求項68】
前記1つ以上の共触媒はPPN−Xを含み、Xは求核体である、請求項66に記載の方法。
【請求項69】
前記1つ以上の共触媒はPPN−Clを含む、請求項66に記載の方法。
【請求項70】
前記1つ以上の共触媒は[PPN]O(C=O)ROを含み、ROは、水素またはC1−30炭素含有部分である、請求項66に記載の方法。
【請求項71】
工程(c)は、CO2の雰囲気下で第1のエポキシドおよび第1の環状無水物を混合することを含む、請求項16〜24のいずれか1項に記載の方法。
【請求項72】
前記CO2圧は、約30psi〜約400psiの範囲である、請求項71に記載の方法。
【請求項73】
前記CO2圧は、約30psiである、請求項71に記載の方法。
【請求項74】
前記CO2圧は、約50psiである、請求項71に記載の方法。
【請求項75】
請求項6に記載の方法によって作製される、請求項1に記載のポリマー。
【請求項76】
請求項7に記載の方法によって作製される、請求項2に記載のポリマー。
【請求項77】
請求項12に記載の方法によって作製される、請求項3に記載のポリマー。
【請求項78】
請求項16に記載の方法によって作製される、請求項4に記載のポリマー。
【請求項79】
請求項21に記載の方法によって作製される、請求項5に記載のポリマー。
【請求項80】
前記エポキシドがエチレンオキシド、プロピレンオキシド、ブチレンオキシド、シクロヘキセンオキシド、ビニルシクロヘキセンオキシド、およびリモネンオキシド、およびその組合せからなる群より選択され、ならびに/または前記環状無水物がコハク酸無水物、マレイン酸無水物、フタル酸無水物、およびその組合せからなる群より選択される、請求項75〜79のいずれか1項に記載のポリマー。
【請求項81】
前記環状無水物が、ジグリコール酸無水物、コハク酸無水物、マレイン酸無水物、メチルコハク酸無水物、エチルコハク酸無水物、およびシクロヘキサンジカルボン酸無水物からなる群より選択される、請求項75〜79のいずれか1項に記載のポリマー。
【請求項82】
前記エポキシドがエチレンオキシド、プロピレンオキシド、ブチレンオキシド、シクロヘキセンオキシド、ビニルシクロヘキセンオキシドおよびリモネンオキシドからなる群より選択される、請求項75〜79のいずれか1項に記載のポリマー。
【請求項83】
前記金属は、主族金属である、請求項75〜79のいずれかに1項に記載のポリマー。
【請求項84】
前記金属は、周期律表5〜12族から選択される遷移金属、ホウ素、またはアルミニウムである、請求項75〜79のいずれかに1項に記載のポリマー。
【請求項85】
前記金属は、ランタノイドから選択される、請求項75〜79のいずれかに1項に記載のポリマー。
【請求項86】
前記金属は、Cr、Mn、V、Fe、Co、Mo、W、Ru、Ti、Al、Zr、Hf、ZnおよびNiを含む群より選択される、請求項75〜79のいずれかに1項に記載のポリマー。
【請求項87】
前記金属は、Znである、請求項75〜79のいずれかに1項に記載のポリマー。
【請求項88】
前記金属は、Coである、請求項75〜79のいずれかに1項に記載のポリマー。
【請求項89】
前記金属は、Crである、請求項75〜79のいずれかに1項に記載のポリマー。
【請求項90】
前記金属リガンド錯体は、以下の式
【化128】
[式中、
nは包括的に0〜2の整数であり;
R1の各場合は、独立して、脂肪族、ヘテロ脂肪族、アリール、およびヘテロアリールからなる群より選択される必要に応じて置換される基であり;ここに、ジイミデート窒素に結合したR1の原子は炭素であり;
R2およびR3の各場合は、独立して、水素、ハロゲン、OR○、SR○、N(R○)2、適当な電子求引基、脂肪族、ヘテロ脂肪族、アリールおよびヘテロアリールから選択される必要に応じて置換される基であるか;あるいはR2およびR3はその介在原子と一緒になって、3〜12員の炭素環;窒素、酸素または硫黄から独立して選択される1〜3個のヘテロ原子を有する3〜12員のヘテロシクリル;6〜10員のアリール;窒素、炭素、または硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員のヘテロアリールからなる群より選択される必要に応じて置換される環を形成するか;あるいはR1およびR2はその介在原子と一緒になって、3〜12員の炭素環;窒素、酸素、または硫黄から独立して選択される1〜3個のヘテロ原子を有する3〜12員のヘテロシクリル;6〜10員のアリール;および窒素、酸素、または硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員のヘテロアリールからなる群より選択される必要に応じて置換される環を形成し、ROの各場合は、独立して、水素、あるいはC1−6脂肪族、−(CH2)0−1Ph、または窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される0〜4個のヘテロ原子を有する5〜6員の飽和環、部分的不飽和環、またはアリール環からなる群から選択される必要に応じて置換される基である]
の金属リガンド錯体である、請求項75〜79のいずれかに1項に記載のポリマー。
【請求項91】
Xが−O(C=O)Rxであり、Rxが必要に応じて置換される脂肪族またはアリールである、請求項75〜79のいずれかに1項に記載のポリマー。
【請求項92】
Xが−O(C=O)CH3または−O(C=O)CF3である、請求項75〜79のいずれかに1項に記載のポリマー。
【請求項93】
Xが−O(C=O)C6H5または−O(C=O)C6F5である、請求項75〜79のいずれかに1項に記載のポリマー。
【請求項94】
Xがハロゲンである、請求項75〜79のいずれかに1項に記載のポリマー。
【請求項95】
Xが塩化物である、請求項75〜79のいずれかに1項に記載のポリマー。
【請求項96】
Xが−ORxであり、Rxが、必要に応じて置換される脂肪族、ヘテロ脂肪族、アリール、またはヘテロアリールである、請求項75〜79のいずれかに1項に記載のポリマー。
【請求項97】
前記金属リガンド錯体は、以下の式
【化129】
[式中、
nは包括的に0〜2の整数であり;
R2の各場合は、独立して、水素、ハロゲン、OR○、SR○、N(R○)2、適当な電子求引基、脂肪族、ヘテロ脂肪族、アリールおよびヘテロアリールから選択される必要に応じて置換される基であるか;あるいはR2およびR3はその介在原子と一緒になって、3〜12員の炭素環;窒素、酸素または硫黄から独立して選択される1〜3個のヘテロ原子を有する3〜12員のヘテロシクリル;6〜10員のアリール;窒素、炭素、または硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員のヘテロアリールからなる群より選択される必要に応じて置換される環を形成するか;あるいはR1およびR2はその介在原子と一緒になって、3〜12員の炭素環;窒素、酸素、または硫黄から独立して選択される1〜3個のヘテロ原子を有する3〜12員のヘテロシクリル;6〜10員のアリール;および窒素、酸素、または硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員のヘテロアリールからなる群より選択される必要に応じて置換される環を形成し、ROの各場合は、独立して、水素、あるいはC1−6脂肪族、−(CH2)0−1Ph、または窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される0〜4個のヘテロ原子を有する5〜6員の飽和環、部分的不飽和環、またはアリール環からなる群から選択される必要に応じて置換される基であり、
R4の各場合は、独立して、水素、ハロゲン、−ORg、−OC(=O)Rg、−OC(=O)ORg、−OC(=O)N(Rh)2、−OSO2Rh、−C(=O)ORg、−C(=O)N(Rh)2、−CN、−CNO、−NCO、−N3、−NO2、−N(Rh)2、−N(Rh)C(=O)ORg、−N(Rh)C(=O)Rg、−N(Rh)SO2Rh、−SO2Rh、−SORh、−SO2N(Rh)2、必要に応じて置換される脂肪族、必要に応じて置換されるヘテロ脂肪族、必要に応じて置換されるアリール、必要に応じて置換されるヘテロアリールから選択され、ここに、Rgの各場合は、独立して、必要に応じて置換される脂肪族、必要に応じて置換されるヘテロ脂肪族、必要に応じて置換されるアリール、必要に応じて置換されるヘテロアリールであり、およびRhの各場合は、独立して、水素、必要に応じて置換される脂肪族、必要に応じて置換されるヘテロ脂肪族、必要に応じて置換されるアリール、必要に応じて置換されるヘテロアリールであり;および/または相互に隣接する2つのR4基は連結して、必要に応じて置換される5〜6員の環を形成する]
の金属リガンド錯体である、請求項75〜79のいずれかに1項に記載のポリマー。
【請求項98】
前記金属リガンド錯体は、以下の式:
【化130】
の金属リガンド錯体である、請求項75〜79のいずれかに1項に記載のポリマー。
【請求項99】
前記金属リガンド錯体は、以下の式:
【化131】
[式中、
M’は金属原子であり;
Xは存在しないか、あるいは求核性リガンドであり;
n’は包括的に0〜2の整数であり、
R1、R2およびR3の各場合は、独立して、水素、ハロゲン、OR○、SR○、N(R○)2、適当な電子求引基、脂肪族、ヘテロ脂肪族、アリール、およびヘテロアリールから選択される必要に応じて置換される基であるか;あるいはR2およびR3はその介在原子と連結されて、3〜12員の炭素環;窒素、酸素、または硫黄から独立して選択される1〜3個のヘテロ原子を有する3〜12員のヘテロシクリル;6〜10員のアリール;および窒素、酸素および硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員のヘテロアリールからなる群より選択される必要に応じて置換される環を形成するか、あるいはR1およびR2、またはR2およびR3は連結されて、必要に応じて置換されるアリールまたは必要に応じて置換されるヘテロアリール環を形成し、ROの各場合は、独立して、水素、あるいはC1−6脂肪族、−(CH2)0−1Ph、または窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される0〜4個のヘテロ原子を有する5〜6員の飽和環、部分的不飽和環、またはアリール環からなる群から選択される必要に応じて置換される基であり;
環Aは必要に応じて置換される5〜6員の環を形成する]
の金属リガンド錯体である、請求項75〜79のいずれかに1項に記載のポリマー。
【請求項100】
前記金属リガンド錯体は、以下の式:
【化132】
の金属リガンド錯体である、請求項75〜79のいずれかに1項に記載のポリマー。
【請求項101】
前記金属リガンド錯体は、以下の式:
【化133】
の金属リガンド錯体である、請求項75〜79のいずれかに1項に記載のポリマー。
【請求項102】
前記金属リガンド錯体は、以下の式:
【化134】
の金属リガンド錯体である、請求項75〜79のいずれかに1項に記載のポリマー。
【請求項103】
前記金属リガンド錯体は、以下の式:
【化135】
の金属リガンド錯体である、請求項75〜79のいずれかに1項に記載のポリマー。
【請求項104】
前記金属リガンド錯体は、以下の式:
【化136】
の金属リガンド錯体である、請求項75〜79のいずれかに1項に記載のポリマー。
【請求項105】
混合する工程(c)が、1つ以上の適当な共触媒のさらなる存在下で行われる、請求項75〜79のいずれかに1項に記載のポリマー。
【請求項106】
前記1つ以上の共触媒が、アミン、ホスホニウム塩、アンモニウム塩、アルソニウム塩、およびこれらのうちの2つ以上の組み合わせからなる群より選択される、請求項105に記載のポリマー。
【請求項107】
前記1つ以上の共触媒はPPN−Xを含み、Xは求核体である、請求項105に記載のポリマー。
【請求項108】
前記1つ以上の共触媒はPPN−Clを含む、請求項105に記載のポリマー。
【請求項109】
前記1つ以上の共触媒は[PPN]O(C=O)ROを含み、ROは、水素またはC1−30炭素含有部分である、請求項105に記載のポリマー。
【請求項110】
工程(c)は、CO2の雰囲気下で第1のエポキシドおよび第1の環状無水物を混合することを含む、請求項78〜79のいずれか1項に記載のポリマー。
【請求項111】
前記CO2圧は、約30psi〜約400psiの範囲である、請求項110に記載のポリマー。
【請求項112】
前記CO2圧は、約30psiである、請求項110に記載のポリマー。
【請求項113】
前記CO2圧は、約50psiである、請求項110に記載のポリマー。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【公表番号】特表2010−536993(P2010−536993A)
【公表日】平成22年12月2日(2010.12.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−521886(P2010−521886)
【出願日】平成20年8月20日(2008.8.20)
【国際出願番号】PCT/US2008/009978
【国際公開番号】WO2009/025850
【国際公開日】平成21年2月26日(2009.2.26)
【出願人】(308007479)コーネル リサーチ ファウンデーション, インコーポレイテッド (4)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成22年12月2日(2010.12.2)
【国際特許分類】
【出願日】平成20年8月20日(2008.8.20)
【国際出願番号】PCT/US2008/009978
【国際公開番号】WO2009/025850
【国際公開日】平成21年2月26日(2009.2.26)
【出願人】(308007479)コーネル リサーチ ファウンデーション, インコーポレイテッド (4)
【Fターム(参考)】
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