説明

エリスロポエチンレセプターペプチドの処方および使用

本発明は、エリスロポエチンレセプター(EPO-R)のアゴニストであるペプチド化合物に関する。本発明はまた、不十分な、または欠陥のある赤血球産生に関連する障害を治療するための、そのようなペプチド化合物を使用した治療方法に関する。本発明のペプチド化合物を含む医薬組成物および用量も提供される。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
エリスロポエチンレセプター(EPO-R)に結合して活性化する治療上有効量の化合物を患者に投与することを含む、エリスロポエチンの欠乏または少ないもしくは欠陥のある赤血球集団によって特徴づけられる障害を有する患者を治療する方法であって、ここで、前記治療上有効量は、患者の体重1kg当たり前記化合物0.025〜0.5mgの用量であり、ここで、前記化合物は、
(a)第1ペプチドモノマーおよび第2ペプチドモノマーを含み、ここで、前記第1および第2ペプチドモノマーはアミノ酸配列(AcG)GLYACHMGPIT(1-nal)VCQPLRを含む、ペプチドダイマー部分と;
(b)前記ペプチドモノマーを共有結合するリンカー部分と;
(c)10,000〜60,000ダルトンの分子量を有する直鎖状で分岐していないポリ(エチレングリコール)(PEG)を含むPEG部分と;
(d)前記PEG部分を前記リンカー部分に共有結合させ、以下の式を有するスペーサー部分であって、
【化1】

ここで、R4はNH、NHCO、CO、COOおよびNHCOOから成る群から選択されるものを含む、前記方法。
【請求項2】
前記アミノ酸配列が、(MeG)、Kまたは(MeG)Kを更に含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記アミノ酸配列が(AcG)GLYACHMGPIT(1-nal)VCQPLRKである、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記アミノ酸配列が(AcG)GLYACHMGPIT(1-nal)VCQPLR(MeG)である、請求項2に記載の方法。
【請求項5】
前記アミノ酸配列が(AcG)GLYACHMGPIT(1-nal)VCQPLR(MeG)Kである、請求項2に記載の方法。
【請求項6】
前記スペーサーがイミノ二酢酸リンカーである、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記スペーサーが原子10個-PEG(2,2'-(エチレンジオキシ(ビス(エチルアミン))である、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記リンカーがリジンである、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記PEGが10,000〜60,000ダルトンである、請求項1に記載の方法。
【請求項10】
前記PEGが20,000〜40,000ダルトンである、請求項9に記載の方法。
【請求項11】
前記方法が、薬学的に許容可能なキャリアを更に含む、請求項1に記載の方法。
【請求項12】
前記障害が腎不全または透析である、請求項1に記載の方法。
【請求項13】
前記治療上有効量が、患者の体重1kg当たり前記化合物0.025〜0.2mgの用量である、請求項12に記載の方法。
【請求項14】
前記用量が、患者の体重1kg当たり前記化合物0.05〜0.1mgである、請求項13に記載の方法。
【請求項15】
前記障害が悪性腫瘍と関連した貧血症である、請求項1に記載の方法。
【請求項16】
前記治療上有効量が、患者の体重1kg当たり前記化合物0.075〜0.5mgの用量である、請求項15に記載の方法。
【請求項17】
前記用量が、患者の体重1kg当たり前記化合物0.2〜0.4mgである、請求項16に記載の方法。
【請求項18】
前記治療上有効量が3〜4週間に1回投与される、請求項1に記載の方法。
【請求項19】
前記化合物が以下:
【化2】

である、請求項1、2、5、6、8−18のうちのいずれかに記載の方法。

【公表番号】特表2008−542399(P2008−542399A)
【公表日】平成20年11月27日(2008.11.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−514966(P2008−514966)
【出願日】平成18年6月5日(2006.6.5)
【国際出願番号】PCT/US2006/021845
【国際公開番号】WO2006/133144
【国際公開日】平成18年12月14日(2006.12.14)
【出願人】(503210245)アフィーマックス・インコーポレイテッド (13)
【氏名又は名称原語表記】Affymax, Inc.
【Fターム(参考)】