説明

エレベータ操作盤

【課題】身障者の行き先階ボタンの押し間違えを抑制し、エレベータの運転効率を向上させる。
【解決手段】健常者用押しボタン22と、健常者用押しボタン22に隣接して設けられ、表面に行き先階の点字25が設けられている身障者用押しボタン24と、を含むエレベータ操作盤20と、行き先階の登録とかごの昇降動作とドアの開閉を行うエレベータ制御部を備えるエレベータであって、エレベータ操作盤の身障者用押しボタン24と健常者用押しボタン22とは、身障者用押しボタン24が押し下げられた場合には身障者用押しボタン24と健常者用押しボタン22とが連動して押し下げられ、健常者用押しボタン22が押し下げられた場合には、健常者用押しボタン22のみが押し下げられるように機械的に係合している。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、エレベータのかごに設けられる操作盤の構造に関する。
【背景技術】
【0002】
エレベータのかごの内壁には、かごの行き先階の選択を行う行き先階ボタンが設けられている。この行き先階ボタンを押すと、スイッチが連動してかごの行き先階がエレベータの制御装置に登録されると共に、登録された行き先階を表示するインジケータが点灯したり、行き先階ボタンの内部に取り付けられたランプが点灯して登録された階の行き先階ボタンを照明したりするよう構成されている。そして、エレベータの制御装置は、かごのドアを閉として登録された行き先階に向ってエレベータを昇降させる。登録された行き先階に到着すると、エレベータ制御装置は、かごのドアを開とし、所定の開時間だけドアを開状態に保った後、ドアを閉とし、次に登録されている行き先階に向って移動していく。
【0003】
一方、エレベータには健常者のほか、身障者も搭乗する。例えば、車椅子を使用している身障者は、健常者と同様のエレベータの乗降が難しいことから、かごの内側面の低い位置に副操作盤を取り付け、副操作盤の行き先階ボタンを選択することによって行き先階が登録された場合には、身障者が搭乗しているものと判断して、エレベータ制御装置は、ドアの開スピードを遅くしたり、ドアの開保持時間を長くしたりする身障者用運転を行う。
【0004】
エレベータには身障者と健常者が同乗する場合があるが、副操作盤を操作したのが健常者なのか身障者なのかの区別がつきにくく、後から乗り込んだ一般利用者にとってはエレベータのドアの開スピードが遅くなったり、ドアの開保持時間が長くなったりしてエレベータの運転効率が悪くなってしまう場合があった。
【0005】
このため、行き先階ボタンの横に行き先階を示す点字銘板を取り付け、利用者が点字銘板に触れてから所定の時間内に行き先階ボタンを押した場合には、身障者が行き先階ボタを押したと判断してその行き先階では身障者用運転を行い、利用者が点字銘板に触れずに行き先階ボタンを押した場合には、その行き先階では健常者用運転を行い、身障者の乗降の利便性を保つと共に、健常者にとってエレベータの運転効率が良くなるようにする方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開2003−335460号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ところで、エレベータには停止した各階で利用者が乗ってくる。特許文献1に記載された従来技術のエレベータでは、いずれの階が身障者の登録した行き先階であるかの区別がつきにくく、ある階に停止した際に身障者に道を明けたり、ドアの開保持ボタンを押したりする配慮を行うことが難しい。また、逆に、その階が一般利用者の登録した行き先階であっても、ドアの閉ボタンを押してドアの開時間を短くし、エレベータの運転効率を上げることも難しいという問題があった。また、特許文献1に記載されている従来技術では、点字銘板の位置と行き先階ボタンの位置がずれていることから、身障者が触れた点字銘板と異なる行き先階ボタンを押してしまうという場合があるという問題があった。
【0008】
本発明は、身障者の行き先階ボタンの押し間違えを抑制し、エレベータの運転効率を向上させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明のエレベータは、かごに取り付けられ、行き先階の選択を行う健常者用押しボタンと、健常者用押しボタンに隣接して設けられ、表面に行き先階の点字が設けられている身障者用押しボタンと、を含むエレベータ制御盤と、前記エレベータ制御盤から入力される信号によって行き先階が登録され、登録された行き先階に向ってかごの昇降動作をさせると共に登録された行き先階においてかごのドアを開閉させるエレベータ制御部を備えるエレベータであって、前記エレベータ制御盤の前記身障者用押しボタンと前記健常者用押しボタンとは、前記身障者用押しボタンが押し下げられた場合には前記身障者用押しボタンと前記健常者用押しボタンとが連動して押し下げられ、前記健常者用押しボタンが押し下げられた場合には、前記健常者用押しボタンのみが押し下げられるように機械的に係合していること、を特徴とする。
【0010】
本発明のエレベータにおいて、エレベータ制御部は、前記エレベータ制御盤から身障者用押しボタンが押し下げられた信号が入力された場合には、その行き先階を身障者運転階として登録し、健常者用押しボタンが押し下げられた場合には、その行き先階を健常者用運転階として登録し、前記エレベータ制御盤から身障者用押しボタンが押し下げられた信号が2回連続して入力された場合には、その行き先階の登録及びその階での身障者運転をキャンセルし、健常者用押しボタンが押し下げられた信号のみが2回連続して入力された場合には、その行き先階の登録のみをキャンセルすること、としても好適である。
【0011】
本発明のエレベータにおいて、前記エレベータのかごの内部に取り付けられたスピーカを含み、前記エレベータ制御部は、前記エレベータ制御盤から身障者用押しボタンが押し下げられた信号が入力された場合には、前記スピーカから身障者用運転階として登録あるいはキャンセルされた行き先階のアナウンスを行うこと、としても好適である。
【発明の効果】
【0012】
本発明は、身障者の行き先階ボタンの押し間違えを抑制し、エレベータの運転効率を向上させることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】本発明の実施形態におけるエレベータのかごの内部を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施形態におけるエレベータ操作盤の構成を示す説明図である。
【図3】本発明の実施形態におけるエレベータの制御系統を示す系統図である。
【図4】本発明の他の実施形態におけるエレベータ操作盤の構成を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。図1に示すように、本実施形態のエレベータ100のかご10は、床面パネル11と内壁パネル12と天井パネル13とが組み合わされた箱型となっている。かご10の一つの面には高速ドア15、低速ドア16がスライド可能に設けられている。各ドア15,16に隣接する袖壁14のかご内面側には、エレベータ操作盤20が取り付けられている。また、各ドア15,16の上方の鴨居部分にはエレベータの現在階と移動方向を示すインジケータ18が取り付けられたインジケータパネル17が取り付けられている。また、かご10内部の上方には、かご10の内部へのアナウンス用のスピーカ53が取り付けられている。
【0015】
図2に示すように、エレベータ操作盤20は、基板21と、基板21の穴21aに嵌まりこみ、穴21aの深さ方向に上下動する身障者用押しボタン24と、その上部が身障者用押しボタン24に設けられた孔26を貫通する健常者用押しボタン22と、身障者用押しボタン24の下面と基板21の穴21aの底面との間に設けられた身障者側スイッチ28と、健常者用押しボタン22の下面と穴21aの底面との間に設けられた健常者側スイッチ29とを含んでいる。身障者用押しボタン24の孔26の周縁の下面は健常者用押しボタン22の上部に設けられた段部27の上面と機械的に係合するよう構成されている。また、身障者用押しボタン24の表面には選択する行き先階を示す点字25が配置され、健常者用押しボタン22の表面には選択する行き先階の数字23が配置されている。健常者用押しボタン22の内部には数字23を照明するための光源23aが取り付けられている。
【0016】
図3に示すように、本実施形態のエレベータ100は、かご10を昇降動作させる昇降用モータ51と、かご10の各ドア15,16を開閉するドア開閉用モータ52と、各モータ51,52の回転速度、回転方向を制御するエレベータ制御部80とを備えている。エレベータ制御部80は、内部にCPUとメモリとを含むコンピュータである。かご10の中に設けられたエレベータ操作盤20の各スイッチ28,29はエレベータ制御部80に接続され、各スイッチ28,29からの信号はエレベータ制御部80に入力される。また、かご10の内部に配置されるスピーカ53もエレベータ制御部80に接続され、エレベータ制御部80の指令によってアナウンスを行うよう構成されている。
【0017】
以上のように構成されたエレベータ100の動作について説明する。エレベータ100がある階に停止し、各ドア15,16が開となった状態で利用者がかご10に乗り込んでくる。そして、利用者がある行き先階の図2に示す身障者用押しボタン24の点字25の設けられている部分を押し下げると、身障者用押しボタン24の設けられた孔26の周縁が健常者用押しボタン22の段部27に係合し、身障者用押しボタン24と共に健常者用押しボタン22も一緒に押し下げられる。そして、身障者側スイッチ28、健常者側スイッチ29、健常者用押しボタン22の光源23aがオンとなり、健常者用押しボタン22が照明されると共に、各スイッチ28,29の信号が図3に示すエレベータ制御部80に入力される。すると、エレベータ制御部80はその行き先階を登録すると同時に登録された行き先階は身障者用動作を行う階であると認識する。そして、エレベータ制御部80は、例えば、「3階に停止します」というように、身障者用押しボタン24を押すことによって登録された行き先階のアナウンスを行う指令を出力する。この指令によって音声の合成が行われ、かご10のスピーカ53からかご10の中にアナウンスが行われる。これによって、利用者が視覚障害者であった場合でも、容易に自分の押した押しボタンによって登録された行き先階を確認することができる。この際、自分が選択しようとしていた階と異なる階がアナウンスされた場合に、利用者は再度身障者用押しボタン24を押し込むと、身障者側スイッチ28及び健常者側スイッチ29からの信号が2回連続してエレベータ制御部80に入力されるので、エレベータ制御部80は先の行き先階の登録をキャンセルし、その旨をスピーカ53からアナウンスする。これによって利用者が視覚障害者であった場合でも、容易に行き先階がキャンセルされたことを確認することができる。そして、利用者は、再度、正しい行き先階の身障者用押しボタン24を押すことによって新しい行き先階をエレベータ制御部80に登録することができる。
【0018】
行き先階が登録された後、所定の時間が経過すると、エレベータ制御部80は、ドア閉指令を出力し、この指令によってドア開閉用モータ52が始動し、各ドア15,16が閉となる。各ドア15,16が閉となったら、エレベータ制御部80は、登録された行き先階に向ってかご10を昇降させる指令を出力する。この指令によって、昇降用モータ51が始動し、かご10は登録された行き先階に向かって移動する。
【0019】
登録された行き先階に近づいたらエレベータ制御部80は、昇降用モータ51の回転数を低下させ、ゆっくりと行き先階にかご10を停止させる。この行き先階は、身障者用動作を行う階であることから、エレベータ制御部80は、身障者用のゆっくりとした開スピードで各ドア15,16を開とする指令を出力する。この指令によってドア開閉用モータ52が通常の回転数よりも遅い回転数で始動し、ゆっくりと各ドア15,16が開く。各ドア15,16が開いたら、エレベータ制御部80はこの階が身障者用動作の階であることから通常の階状態の保持時間よりも長い時間だけ開保持を行う指令を出力する。そして、エレベータ制御部80は、通常より長い所定の時間だけ各ドア15,16の開状態を保持し、所定の開保持時間が経過したら、ドア閉指令を出力する。この際、この行き先階は、身障者用動作を行う階であることから、エレベータ制御部80は、身障者用のゆっくりとした閉スピードで各ドア15,16を閉とする指令を出力する。この指令によってドア開閉用モータ52が通常の回転数よりも遅い回転数で始動し、ゆっくりと各ドア15,16が閉まる。
【0020】
また、利用者がある行き先階の図2に示す健常者用押しボタン22の数字23の記載されている部分を押し下げると、健常者用押しボタン22のみが下方向に押し下げられ、健常者側スイッチ29と健常者用押しボタン22の光源23aのみがオンとなり、健常者用押しボタン22が照明されると共に、健常者側スイッチ29の信号のみが図3に示すエレベータ制御部80に入力される。この際、身障者側スイッチ28はオンとならない。そして、健常者側スイッチ29の信号が入力されると、エレベータ制御部80はその行き先階が健常者用動作を行う階であるとして登録する。もし、利用者が間違った行き先階の健常者用押しボタン22を押した場合には、利用者は再度健常者用押しボタン22を押すと健常者側スイッチ29のみからの信号が2回連続してエレベータ制御部80に入力されるので、健常者用動作を行う階であると登録された行き先階をキャンセルすることができる。そして、再度正しい行き先階の健常者用押しボタン22を押すことによって正しい行き先階をエレベータ制御部80に登録することができる。
【0021】
行き先階が登録された後、所定の時間が経過すると、先に述べたと同様、エレベータ制御部80は各ドア15,16を閉とした後、行き先階に向ってかご10を移動させ、登録された行き先階に停止させる。この行き先階は、健常者用動作を行う階であることから、エレベータ制御部80は、通常の開スピードでドアを開とした後、通常の時間だけ開状態を保持し、その後通常のスピードで各ドア15,16を閉とする。
【0022】
以上説明したように、本実施形態のエレベータ100は、身障者用押しボタン24の点字25の部分を押すことによって行き先階の登録とその階が身障者用動作を行う階であることの登録とができ、健常者用押しボタン22を押すことによって行き先階の登録とその階が健常者用動作を行う階であることを登録することができるので、身障者に適切な動作を行いつつ健常者に対するエレベータの運転効率を向上させることができるという効果を奏する。更に、身障者用押しボタン24を押して行き先登録を行った際に、登録された行き先階のアナウンスを行うことにより、身障者の行き先階ボタンの押し間違えを抑制することができると共に、健常者に身障者が搭乗していることを認識させ、身障者に対する配慮を促すことができるという効果を奏する。また、本実施形態では、身障者用押しボタン24は点字25のある部分を押し下げることによって行き先階の選択を行うことができるので、身障者が行き先階の選択を間違えることを抑制することができる。
【0023】
以下、図4を参照しながら本発明の他の実施形態について説明する。図1から図3を参照して説明した部分と同様の部分については同様の符号を付して説明は省略する。図4に示すように、本実施形態では、身障者用押しボタン34と健常者用押しボタン32が隣接して配置されており、身障者用押しボタン34の側面には上部が健常者用押しボタン32に向って突出した段部36が設けられ、段部36に対向する健常者用押しボタン32の側面には段部36の下側で身障者用押しボタン34に向って突出する段部37が設けられている。また、身障者用押しボタン34の表面には点字35が配置され、健常者用押しボタン32の表面には行き先階を示す数字33が取り付けられている。身障者用押しボタン34の底面と基板21の穴21aの底面の間には身障者側スイッチ28が取り付けられ、健常者用押しボタン32の底面と基板21の穴21aの底面との間には健常者側スイッチ29が設けられている。
【0024】
本実施形態も先に図1から図3を参照して説明した実施形態と同様、身障者用押しボタン34を押すと、身障者用押しボタン34の段部36が健常者用押しボタン32の段部37に係合して、健常者用押しボタン32を一緒に押し下げ、身障者側スイッチ28と健常者側スイッチ29とが共にオンとなり、その行き先階が身障者用動作を行う階であることがエレベータ制御部80に登録され、その旨がスピーカ53からアナウンスされる。また、健常者用押しボタン32を押すと健常者側スイッチ29のみがオンとなり、その行き先階が健常者用動作を行う階であることがエレベータ制御部80に登録される。身障者用押しボタン34を続けて2回押すと身障者側スイッチ28と健常者側スイッチ29とが共に2回連続してオンとなり、先の行き先階の登録とその階が身障者用動作を行う階の登録とをキャンセルしてその旨をスピーカ53からアナウンスし、健常者用押しボタン32を続けて2回押すと、健常者側スイッチ29のみが2回連続してオンとなり先の行き先階の登録をキャンセルする。
【0025】
本実施形態は先に説明した実施形態より簡便な構成で同様の効果を奏する。
【符号の説明】
【0026】
10 かご、11 床面パネル、12 内壁パネル、13 天井パネル、14 袖壁、15 高速ドア、16 低速ドア、17 インジケータパネル、18 インジケータ、20 エレベータ操作盤、21 基板、21a 穴、22,32 健常者用押しボタン、23,33 数字、23a 光源、24,34 身障者用押しボタン、25,35 点字、26 孔、27,36,37 段部、28 身障者側スイッチ、29 健常者側スイッチ、51 昇降用モータ、52 ドア開閉用モータ、53 スピーカ、80 エレベータ制御部、100 エレベータ。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
かごに取り付けられ、行き先階の選択を行う健常者用押しボタンと、健常者用押しボタンに隣接して設けられ、表面に行き先階の点字が設けられている身障者用押しボタンと、を含むエレベータ制御盤と、
前記エレベータ制御盤から入力される信号によって行き先階が登録され、登録された行き先階に向ってかごの昇降動作をさせると共に登録された行き先階においてかごのドアを開閉させるエレベータ制御部を備えるエレベータであって、
前記エレベータ制御盤の前記身障者用押しボタンと前記健常者用押しボタンとは、前記身障者用押しボタンが押し下げられた場合には前記身障者用押しボタンと前記健常者用押しボタンとが連動して押し下げられ、前記健常者用押しボタンが押し下げられた場合には、前記健常者用押しボタンのみが押し下げられるように機械的に係合していること、
を特徴とするエレベータ。
【請求項2】
請求項1に記載のエレベータであって、
エレベータ制御部は、前記エレベータ制御盤から身障者用押しボタンが押し下げられた信号が入力された場合には、その行き先階を身障者運転階として登録し、健常者用押しボタンが押し下げられた場合には、その行き先階を健常者用運転階として登録し、前記エレベータ制御盤から身障者用押しボタンが押し下げられた信号が2回連続して入力された場合には、その行き先階の登録及びその階での身障者運転をキャンセルし、健常者用押しボタンのみが押し下げられた信号が2回連続して入力された場合には、その行き先階の登録のみをキャンセルすること、
を特徴とするエレベータ。
【請求項3】
請求項1に記載のエレベータであって、
前記エレベータのかごの内部に取り付けられたスピーカを含み、
前記エレベータ制御部は、前記エレベータ制御盤から身障者用押しボタンが押し下げられた信号が入力された場合には、前記スピーカから身障者用運転階として登録あるいはキャンセルされた行き先階のアナウンスを行うこと、
を特徴とするエレベータ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2012−218816(P2012−218816A)
【公開日】平成24年11月12日(2012.11.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−82344(P2011−82344)
【出願日】平成23年4月4日(2011.4.4)
【出願人】(000236056)三菱電機ビルテクノサービス株式会社 (1,792)
【Fターム(参考)】