エーリキア・カニスの免疫反応性糖タンパク質gp19
本発明は、E.カニス(E. canis)のgp19免疫反応性組成物、ならびにそれに関連する、ワクチン、抗体、ポリペプチド、ペプチド、およびポリヌクレオチドを含む組成物に関する。特に、E.カニスgp19のエピトープを開示する。
Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298
【特許請求の範囲】
【請求項1】
(a)SEQ ID NO:17もしくはSEQ ID NO:19を含む、単離されたポリペプチド;
(b)(a)のポリペプチドと少なくとも70%同一である、単離されたポリペプチド;
(c)SEQ ID NO:13を含む、単離されたポリペプチド;または
(d)SEQ ID NO:13と少なくとも70%同一である、単離されたポリペプチド
のうちの一つまたは複数を含む薬学的組成物であって、
該ポリペプチドが、薬学的に許容される希釈剤に分散されている、
薬学的組成物。
【請求項2】
(b)が、(a)のポリペプチドと少なくとも75%同一であるポリペプチドとしてさらに定義される、請求項1記載の組成物。
【請求項3】
(b)が、(a)のポリペプチドと少なくとも80%同一であるポリペプチドとしてさらに定義される、請求項2記載の組成物。
【請求項4】
(b)が、(a)のポリペプチドと少なくとも85%同一であるポリペプチドとしてさらに定義される、請求項3記載の組成物。
【請求項5】
(b)が、(a)のポリペプチドと少なくとも90%同一であるポリペプチドとしてさらに定義される、請求項4記載の組成物。
【請求項6】
(b)が、(a)のポリペプチドと少なくとも95%同一であるポリペプチドとしてさらに定義される、請求項5記載の組成物。
【請求項7】
ワクチン組成物としてさらに定義される、請求項1記載の組成物。
【請求項8】
ポリペプチドが、一つまたは複数の糖質部分を含むとしてさらに定義される、請求項1記載の組成物。
【請求項9】
(a)のポリペプチドがSEQ ID NO:17を含む、請求項1記載の組成物。
【請求項10】
(a)のポリペプチドがSEQ ID NO:19を含む、請求項1記載の組成物。
【請求項11】
(c)のポリペプチドが、アミノ酸24〜50個の長さであるとしてさらに定義される、請求項1記載の組成物。
【請求項12】
(d)のポリペプチドが、SEQ ID NO:13と少なくとも80%同一であるとしてさらに定義される、請求項1記載の組成物。
【請求項13】
(d)のポリペプチドが、SEQ ID NO:13と少なくとも85%同一であるとしてさらに定義される、請求項12記載の組成物。
【請求項14】
(d)のポリペプチドが、SEQ ID NO:13と少なくとも90%同一であるとしてさらに定義される、請求項13記載の組成物。
【請求項15】
(d)のポリペプチドが、SEQ ID NO:13と少なくとも95%同一であるとしてさらに定義される、請求項14記載の組成物。
【請求項16】
(a)SEQ ID NO:16もしくはSEQ ID NO:18を含むポリヌクレオチド;または
(b)ストリンジェントな条件下で(a)のポリヌクレオチドとハイブリダイズすることができるポリヌクレオチド
を含む単離された核酸分子によってコードされる単離されたポリペプチドを含む薬学的組成物であって、
該ポリペプチドが、SEQ ID NO:17またはSEQ ID NO:19に対して少なくとも70%の同一性を有し、かつ該ポリペプチドが、薬学的に許容される希釈剤に分散されている、
薬学的組成物。
【請求項17】
ポリペプチドがSEQ ID NO:17またはSEQ ID NO:19と少なくとも75%同一である、請求項16記載の組成物。
【請求項18】
ポリペプチドがSEQ ID NO:17またはSEQ ID NO:19と少なくとも80%同一である、請求項17記載の組成物。
【請求項19】
ポリペプチドがSEQ ID NO:17またはSEQ ID NO:19と少なくとも85%同一である、請求項18記載の組成物。
【請求項20】
ポリペプチドがSEQ ID NO:17またはSEQ ID NO:19と少なくとも90%同一である、請求項19記載の組成物。
【請求項21】
ポリペプチドがSEQ ID NO:17またはSEQ ID NO:19と少なくとも95%同一である、請求項20記載の組成物。
【請求項22】
(a)SEQ ID NO:16もしくはSEQ ID NO:18を含むポリヌクレオチド;または
(b)ストリンジェントな条件下で(a)のポリヌクレオチドとハイブリダイズすることができるポリヌクレオチドであり、かつSEQ ID NO:17もしくはSEQ ID NO:19に対して少なくとも70%の同一性を有するポリペプチドをコードする、ポリヌクレオチド
を含み、かつ異種プロモーターに機能的に連結している、単離された核酸分子。
【請求項23】
(a)が、SEQ ID NO:16を含むポリヌクレオチドとしてさらに定義される、請求項22記載の単離された核酸分子。
【請求項24】
(a)が、SEQ ID NO:18を含むポリヌクレオチドとしてさらに定義される、請求項22記載の単離された核酸分子。
【請求項25】
(b)が、SEQ ID NO:17またはSEQ ID NO:19と少なくとも75%同一であるポリペプチドをコードするポリヌクレオチドとしてさらに定義される、請求項22記載の単離された核酸分子。
【請求項26】
(b)が、SEQ ID NO:17またはSEQ ID NO:19と少なくとも80%同一であるポリペプチドをコードするポリヌクレオチドとしてさらに定義される、請求項25記載の単離された核酸分子。
【請求項27】
(b)が、SEQ ID NO:17またはSEQ ID NO:19と少なくとも85%同一であるポリペプチドをコードするポリヌクレオチドとしてさらに定義される、請求項26記載の単離された核酸分子。
【請求項28】
(b)が、SEQ ID NO:17またはSEQ ID NO:19と少なくとも90%同一であるポリペプチドをコードするポリヌクレオチドとしてさらに定義される、請求項27記載の単離された核酸分子。
【請求項29】
(b)が、SEQ ID NO:17またはSEQ ID NO:19と少なくとも95%同一であるポリペプチドをコードするポリヌクレオチドとしてさらに定義される、請求項28記載の単離された核酸分子。
【請求項30】
異種プロモーターが真核生物プロモーターである、請求項22記載の単離された核酸分子。
【請求項31】
異種プロモーターが原核生物プロモーターである、請求項22記載の単離された核酸分子。
【請求項32】
ベクター中に含まれるとしてさらに定義される、請求項22記載の単離された核酸分子。
【請求項33】
ベクターがウイルスベクターまたは非ウイルスベクターである、請求項32記載の単離された核酸分子。
【請求項34】
ウイルスベクターが、アデノウイルスベクター、レトロウイルスベクター、またはアデノ随伴ウイルスベクターを含む、請求項33記載の単離された核酸分子。
【請求項35】
リポソーム中に含まれる、請求項22記載の単離された核酸分子。
【請求項36】
SEQ ID NO:13、SEQ ID NO:17、およびSEQ ID NO:19からなる群より選択されるアミノ酸配列の一つまたは複数と免疫学的に反応する、単離された抗体。
【請求項37】
モノクローナル抗体であるか、ポリクローナル抗血清中に含まれるか、または抗体断片である、請求項36記載の抗体。
【請求項38】
請求項22〜35のいずれか一項記載のポリヌクレオチドを含む宿主細胞を提供する段階;および
コードされたポリペプチドを産生するために、ポリヌクレオチドを発現させるように宿主細胞に適した条件下で細胞を培養する段階
を含む、ポリペプチドを産生する方法。
【請求項39】
ポリペプチドを単離する段階をさらに含む、請求項38記載の方法。
【請求項40】
ストリンジェントな条件下でSEQ ID NO:16またはSEQ ID NO:18とゲノムDNAとをハイブリダイズさせる段階、および
SEQ ID NO:16またはSEQ ID NO:18によって検出されたポリヌクレオチドを単離する段階
を含む、ポリヌクレオチドを産生する方法。
【請求項41】
請求項40記載の方法に従って調製された、単離されたDNA。
【請求項42】
請求項1〜37のいずれか一項記載の組成物の治療的有効量を個体に送達する段階を含む、個体における免疫応答を誘導する方法。
【請求項43】
E.カニス(E. canis)に曝露される前の被験体、またはE.カニスに曝露されたこともしくはE.カニスに感染していることが疑われる被験体に、請求項1〜37のいずれか一項記載の組成物の有効量を投与する段階を含む、被験体におけるE.カニス感染症を抑制する方法。
【請求項44】
(a)SEQ ID NO:17、SEQ ID NO:19、もしくはその両方のポリペプチド;または
(b)SEQ ID NO:13、SEQ ID NO:17、およびSEQ ID NO:19からなる群より選択されるアミノ酸配列と免疫学的に反応する抗体
の一つまたは両方に関して、個体からの試料をアッセイする段階を含む、個体におけるE.カニス感染症を同定する方法。
【請求項45】
(a)のポリペプチドがSEQ ID NO:17である、請求項44記載の方法。
【請求項46】
(a)のポリペプチドがSEQ ID NO:19である、請求項44記載の方法。
【請求項47】
(a)のポリペプチドがSEQ ID NO:17およびSEQ ID NO:19の両方である、請求項44記載の方法。
【請求項48】
(b)の抗体がSEQ ID NO:13のアミノ酸配列と免疫学的に反応する、請求項44記載の方法。
【請求項49】
(b)の抗体がSEQ ID NO:17のアミノ酸配列と免疫学的に反応する、請求項44記載の方法。
【請求項50】
(b)の抗体がSEQ ID NO:19のアミノ酸配列と免疫学的に反応する、請求項44記載の方法。
【請求項51】
(b)が、抗体に関してELISAによりアッセイすることとしてさらに定義される、請求項44記載の方法。
【請求項52】
ELISAにより、(b)の抗体以外の一つまたは複数のE.カニス抗体に関してアッセイすることが可能になる、請求項51記載の方法。
【請求項53】
他のE.カニス抗体が、gp36、gp19、gp28/30、およびgp200の抗体からなる群より選択される、請求項52記載の方法。
【請求項54】
(a)SEQ ID NO:17もしくはSEQ ID NO:19を含む、単離されたポリペプチド;
(b)(a)のポリペプチドと少なくとも70%同一である、単離されたポリペプチド;
(c)SEQ ID NO:13を含む、単離されたポリペプチド;
(d)SEQ ID NO:13と少なくとも70%同一である、単離されたポリペプチド;
(e)SEQ ID NO:16もしくはSEQ ID NO:18を含むポリヌクレオチド;
(f)ストリンジェントな条件下で(a)のポリヌクレオチドとハイブリダイズすることができるポリヌクレオチドであり、かつSEQ ID NO:17もしくはSEQ ID NO:19に対して少なくとも70%の同一性を有するポリペプチドをコードする、ポリヌクレオチド;または
(g)SEQ ID NO:13、SEQ ID NO:17、およびSEQ ID NO:19からなる群より選択されるアミノ酸配列の一つまたは複数と免疫学的に反応する、単離された抗体
の組成物のうちの一つまたは複数を含むキット。
【請求項55】
前記組成物のうちの二つまたはそれ以上を含むとしてさらに定義される、請求項54記載のキット。
【請求項1】
(a)SEQ ID NO:17もしくはSEQ ID NO:19を含む、単離されたポリペプチド;
(b)(a)のポリペプチドと少なくとも70%同一である、単離されたポリペプチド;
(c)SEQ ID NO:13を含む、単離されたポリペプチド;または
(d)SEQ ID NO:13と少なくとも70%同一である、単離されたポリペプチド
のうちの一つまたは複数を含む薬学的組成物であって、
該ポリペプチドが、薬学的に許容される希釈剤に分散されている、
薬学的組成物。
【請求項2】
(b)が、(a)のポリペプチドと少なくとも75%同一であるポリペプチドとしてさらに定義される、請求項1記載の組成物。
【請求項3】
(b)が、(a)のポリペプチドと少なくとも80%同一であるポリペプチドとしてさらに定義される、請求項2記載の組成物。
【請求項4】
(b)が、(a)のポリペプチドと少なくとも85%同一であるポリペプチドとしてさらに定義される、請求項3記載の組成物。
【請求項5】
(b)が、(a)のポリペプチドと少なくとも90%同一であるポリペプチドとしてさらに定義される、請求項4記載の組成物。
【請求項6】
(b)が、(a)のポリペプチドと少なくとも95%同一であるポリペプチドとしてさらに定義される、請求項5記載の組成物。
【請求項7】
ワクチン組成物としてさらに定義される、請求項1記載の組成物。
【請求項8】
ポリペプチドが、一つまたは複数の糖質部分を含むとしてさらに定義される、請求項1記載の組成物。
【請求項9】
(a)のポリペプチドがSEQ ID NO:17を含む、請求項1記載の組成物。
【請求項10】
(a)のポリペプチドがSEQ ID NO:19を含む、請求項1記載の組成物。
【請求項11】
(c)のポリペプチドが、アミノ酸24〜50個の長さであるとしてさらに定義される、請求項1記載の組成物。
【請求項12】
(d)のポリペプチドが、SEQ ID NO:13と少なくとも80%同一であるとしてさらに定義される、請求項1記載の組成物。
【請求項13】
(d)のポリペプチドが、SEQ ID NO:13と少なくとも85%同一であるとしてさらに定義される、請求項12記載の組成物。
【請求項14】
(d)のポリペプチドが、SEQ ID NO:13と少なくとも90%同一であるとしてさらに定義される、請求項13記載の組成物。
【請求項15】
(d)のポリペプチドが、SEQ ID NO:13と少なくとも95%同一であるとしてさらに定義される、請求項14記載の組成物。
【請求項16】
(a)SEQ ID NO:16もしくはSEQ ID NO:18を含むポリヌクレオチド;または
(b)ストリンジェントな条件下で(a)のポリヌクレオチドとハイブリダイズすることができるポリヌクレオチド
を含む単離された核酸分子によってコードされる単離されたポリペプチドを含む薬学的組成物であって、
該ポリペプチドが、SEQ ID NO:17またはSEQ ID NO:19に対して少なくとも70%の同一性を有し、かつ該ポリペプチドが、薬学的に許容される希釈剤に分散されている、
薬学的組成物。
【請求項17】
ポリペプチドがSEQ ID NO:17またはSEQ ID NO:19と少なくとも75%同一である、請求項16記載の組成物。
【請求項18】
ポリペプチドがSEQ ID NO:17またはSEQ ID NO:19と少なくとも80%同一である、請求項17記載の組成物。
【請求項19】
ポリペプチドがSEQ ID NO:17またはSEQ ID NO:19と少なくとも85%同一である、請求項18記載の組成物。
【請求項20】
ポリペプチドがSEQ ID NO:17またはSEQ ID NO:19と少なくとも90%同一である、請求項19記載の組成物。
【請求項21】
ポリペプチドがSEQ ID NO:17またはSEQ ID NO:19と少なくとも95%同一である、請求項20記載の組成物。
【請求項22】
(a)SEQ ID NO:16もしくはSEQ ID NO:18を含むポリヌクレオチド;または
(b)ストリンジェントな条件下で(a)のポリヌクレオチドとハイブリダイズすることができるポリヌクレオチドであり、かつSEQ ID NO:17もしくはSEQ ID NO:19に対して少なくとも70%の同一性を有するポリペプチドをコードする、ポリヌクレオチド
を含み、かつ異種プロモーターに機能的に連結している、単離された核酸分子。
【請求項23】
(a)が、SEQ ID NO:16を含むポリヌクレオチドとしてさらに定義される、請求項22記載の単離された核酸分子。
【請求項24】
(a)が、SEQ ID NO:18を含むポリヌクレオチドとしてさらに定義される、請求項22記載の単離された核酸分子。
【請求項25】
(b)が、SEQ ID NO:17またはSEQ ID NO:19と少なくとも75%同一であるポリペプチドをコードするポリヌクレオチドとしてさらに定義される、請求項22記載の単離された核酸分子。
【請求項26】
(b)が、SEQ ID NO:17またはSEQ ID NO:19と少なくとも80%同一であるポリペプチドをコードするポリヌクレオチドとしてさらに定義される、請求項25記載の単離された核酸分子。
【請求項27】
(b)が、SEQ ID NO:17またはSEQ ID NO:19と少なくとも85%同一であるポリペプチドをコードするポリヌクレオチドとしてさらに定義される、請求項26記載の単離された核酸分子。
【請求項28】
(b)が、SEQ ID NO:17またはSEQ ID NO:19と少なくとも90%同一であるポリペプチドをコードするポリヌクレオチドとしてさらに定義される、請求項27記載の単離された核酸分子。
【請求項29】
(b)が、SEQ ID NO:17またはSEQ ID NO:19と少なくとも95%同一であるポリペプチドをコードするポリヌクレオチドとしてさらに定義される、請求項28記載の単離された核酸分子。
【請求項30】
異種プロモーターが真核生物プロモーターである、請求項22記載の単離された核酸分子。
【請求項31】
異種プロモーターが原核生物プロモーターである、請求項22記載の単離された核酸分子。
【請求項32】
ベクター中に含まれるとしてさらに定義される、請求項22記載の単離された核酸分子。
【請求項33】
ベクターがウイルスベクターまたは非ウイルスベクターである、請求項32記載の単離された核酸分子。
【請求項34】
ウイルスベクターが、アデノウイルスベクター、レトロウイルスベクター、またはアデノ随伴ウイルスベクターを含む、請求項33記載の単離された核酸分子。
【請求項35】
リポソーム中に含まれる、請求項22記載の単離された核酸分子。
【請求項36】
SEQ ID NO:13、SEQ ID NO:17、およびSEQ ID NO:19からなる群より選択されるアミノ酸配列の一つまたは複数と免疫学的に反応する、単離された抗体。
【請求項37】
モノクローナル抗体であるか、ポリクローナル抗血清中に含まれるか、または抗体断片である、請求項36記載の抗体。
【請求項38】
請求項22〜35のいずれか一項記載のポリヌクレオチドを含む宿主細胞を提供する段階;および
コードされたポリペプチドを産生するために、ポリヌクレオチドを発現させるように宿主細胞に適した条件下で細胞を培養する段階
を含む、ポリペプチドを産生する方法。
【請求項39】
ポリペプチドを単離する段階をさらに含む、請求項38記載の方法。
【請求項40】
ストリンジェントな条件下でSEQ ID NO:16またはSEQ ID NO:18とゲノムDNAとをハイブリダイズさせる段階、および
SEQ ID NO:16またはSEQ ID NO:18によって検出されたポリヌクレオチドを単離する段階
を含む、ポリヌクレオチドを産生する方法。
【請求項41】
請求項40記載の方法に従って調製された、単離されたDNA。
【請求項42】
請求項1〜37のいずれか一項記載の組成物の治療的有効量を個体に送達する段階を含む、個体における免疫応答を誘導する方法。
【請求項43】
E.カニス(E. canis)に曝露される前の被験体、またはE.カニスに曝露されたこともしくはE.カニスに感染していることが疑われる被験体に、請求項1〜37のいずれか一項記載の組成物の有効量を投与する段階を含む、被験体におけるE.カニス感染症を抑制する方法。
【請求項44】
(a)SEQ ID NO:17、SEQ ID NO:19、もしくはその両方のポリペプチド;または
(b)SEQ ID NO:13、SEQ ID NO:17、およびSEQ ID NO:19からなる群より選択されるアミノ酸配列と免疫学的に反応する抗体
の一つまたは両方に関して、個体からの試料をアッセイする段階を含む、個体におけるE.カニス感染症を同定する方法。
【請求項45】
(a)のポリペプチドがSEQ ID NO:17である、請求項44記載の方法。
【請求項46】
(a)のポリペプチドがSEQ ID NO:19である、請求項44記載の方法。
【請求項47】
(a)のポリペプチドがSEQ ID NO:17およびSEQ ID NO:19の両方である、請求項44記載の方法。
【請求項48】
(b)の抗体がSEQ ID NO:13のアミノ酸配列と免疫学的に反応する、請求項44記載の方法。
【請求項49】
(b)の抗体がSEQ ID NO:17のアミノ酸配列と免疫学的に反応する、請求項44記載の方法。
【請求項50】
(b)の抗体がSEQ ID NO:19のアミノ酸配列と免疫学的に反応する、請求項44記載の方法。
【請求項51】
(b)が、抗体に関してELISAによりアッセイすることとしてさらに定義される、請求項44記載の方法。
【請求項52】
ELISAにより、(b)の抗体以外の一つまたは複数のE.カニス抗体に関してアッセイすることが可能になる、請求項51記載の方法。
【請求項53】
他のE.カニス抗体が、gp36、gp19、gp28/30、およびgp200の抗体からなる群より選択される、請求項52記載の方法。
【請求項54】
(a)SEQ ID NO:17もしくはSEQ ID NO:19を含む、単離されたポリペプチド;
(b)(a)のポリペプチドと少なくとも70%同一である、単離されたポリペプチド;
(c)SEQ ID NO:13を含む、単離されたポリペプチド;
(d)SEQ ID NO:13と少なくとも70%同一である、単離されたポリペプチド;
(e)SEQ ID NO:16もしくはSEQ ID NO:18を含むポリヌクレオチド;
(f)ストリンジェントな条件下で(a)のポリヌクレオチドとハイブリダイズすることができるポリヌクレオチドであり、かつSEQ ID NO:17もしくはSEQ ID NO:19に対して少なくとも70%の同一性を有するポリペプチドをコードする、ポリヌクレオチド;または
(g)SEQ ID NO:13、SEQ ID NO:17、およびSEQ ID NO:19からなる群より選択されるアミノ酸配列の一つまたは複数と免疫学的に反応する、単離された抗体
の組成物のうちの一つまたは複数を含むキット。
【請求項55】
前記組成物のうちの二つまたはそれ以上を含むとしてさらに定義される、請求項54記載のキット。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【公表番号】特表2010−502187(P2010−502187A)
【公表日】平成22年1月28日(2010.1.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−526792(P2009−526792)
【出願日】平成19年8月7日(2007.8.7)
【国際出願番号】PCT/US2007/075343
【国際公開番号】WO2008/112007
【国際公開日】平成20年9月18日(2008.9.18)
【出願人】(505098937)リサーチ ディベロップメント ファウンデーション (16)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成22年1月28日(2010.1.28)
【国際特許分類】
【出願日】平成19年8月7日(2007.8.7)
【国際出願番号】PCT/US2007/075343
【国際公開番号】WO2008/112007
【国際公開日】平成20年9月18日(2008.9.18)
【出願人】(505098937)リサーチ ディベロップメント ファウンデーション (16)
【Fターム(参考)】
[ Back to top ]