説明

オーバーキャップおよび計量さじを有する小分け用装置

微粒子材料を取り扱うための小分け用装置(10)が提供される。一実施形態において、本開示は、蓋部の表面の一部分に結合された取付け機構(50)を具備する蓋部(32)と、蝶番式に蓋部に取り付けられ、かつ計量さじ(20)を保持するように構築され配置されたグリッパー(60)を備える縁部(34)と、を有するオーバーキャップ(30)を含む小分け用装置(10)を提供する。計量さじは、解放可能なようにオーバーキャップの蓋部および縁部に、様々な方法で取り付けられる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
[0001]本開示は、小分け用装置(dispensing apparatus)に関する。より具体的には、本開示は、容器、オーバーキャップ、計量さじ(scoop)、および、これらを有する装置に関する。
【背景技術】
【0002】
[0002]微粒子状、顆粒状、または粉末状の材料を保持する蓋部付き容器は、一般に知られたものである。このような容器の例には、粉末状の乳児用調合乳用およびコーヒー用が含まれる。通常、これらの容器には、いかなる小分け用備品も付属していない。ユーザーは一般に容器を開き、その内容物を取り扱うために、カップまたはスプーンのような家庭用用具を使用する。
【0003】
[0003]微粒子状または粉末状製品を保持する容器では、スプーンまたは小さなカップのような、容器自体の小分け用備品が設けられていることもある。しかし、小分け用カップが横になり、粉末材料で覆われた状態となっていることに出くわすことがある。カップを取り出している間に、ユーザーの手には粉末が付く。ある状況では、小分け用カップは、長い時間にわたって、または輸送の間、容器の底に留まっている可能性もある。その場合、ユーザーは、小分け用カップを見つけるために、粉末を掘るか、容器の内容物を移し出すかすることを強いられ、これによって、結果的に製品が汚染される可能性がある。そのうえ、ユーザーが所望量の粉末を移し終えた時、カップは容器内に戻され、そして次に容器が使用される時には同じ問題が再び生じる。
【0004】
[0004]容器には、容器のカバーに小分け用カップを取り付けたものがある。しかしながら、容器が開封されれば、ユーザーは、粉末材料内に小分け用カップを収納するという同じ問題に遭遇し、これは衛生上の問題につながる。汚染を回避し、かつその一方で、最初に小分け用カップが取り外された後でも使用できる状況を提供するような方法では、小分け用カップを収納するための解決策は知られていない。それ故に、製品を引き続き使用する間のことはもちろん、初めての使用以前についても、小分け用カップの簡易な取付けに対するニーズが依然としてある。
【発明の概要】
【0005】
[0005]本開示は、オーバーキャップおよび計量さじを含む小分け用装置に関する。一般的な実施形態において、本開示は、蓋部の表面の一部分の上に取付け機構を具備する蓋部を有するオーバーキャップを含む小分け用装置を提供する。オーバーキャップはまた、蓋部に蝶番式に取り付けられた縁部であり、計量さじを受け入れるように構成されかつ配置されたグリッパーを含む縁部を含んでいる。計量さじは、オーバーキャップの蓋部および縁部に取り外し可能なように、様々な方法で取り付けることが可能である。
【0006】
[0006]一実施形態において、取付け機構は、第1の支持部材、第2の支持部材、および第1の支持部材と第2の支持部材との間に位置付けられるスナップ式留めペグを含む。別の実施形態において、取付け機構は、支持部材およびスナップ式ポストを含む。
【0007】
[0007]一実施形態において、蓋部は少なくとも1つの突出した湾曲部材を形成する。一実施形態において、グリッパーは、計量さじを部分的に囲むよう構成されかつ配置された湾曲部を含む。湾曲部は、1つ以上の突部を含むことが可能である。
【0008】
[0008]一実施形態において、縁部は容器に取り付けられるように構成され配置されている。別の実施形態において、蓋部は第1のロック部材を含み、かつ縁部は第1のロック部材に結合する第2のロック部材を含む。
【0009】
[0009]一実施形態において、小分け用装置は、柄と、柄に取り付けられたカップとを含む計量さじを含む。カップの一部分は、1つ以上の開口を形成することが可能である。柄の一部分は、1つ以上の案内部材を含むことが可能である。
【0010】
[0010]別の実施形態において、本開示は微粒子材料を取り扱うための収納装置を提供する。収納装置は、カップおよびカップに取り付けられた柄を有する計量さじと、蓋部の表面の一部の上に取付け機構を具備する蓋部および蓋部に蝶番式に取り付けられ、かつ計量さじを受け入れるかまたは保持するように構成され配置されたグリッパーを含む縁部を有するオーバーキャップと、オーバーキャップの縁部に取り付けられた容器と、を含む。容器は、窪んだグリップ部を含むものとしてもよい。
【0011】
[0011]別の実施形態において、本開示は1つの製品を子は消して取り出す方法を提供する。その方法は、蓋部の表面の一部分に取り付けられた取付け機構を具備する蓋部および取付け機構に取り付けられた計量さじを有するオーバーキャップと、蓋部に蝶番式に取り付けられ、かつ計量さじを受け入れるかまたは保持するように構成され配置されたグリッパーを含む縁部と、オーバーキャップの縁部に取り付けられ、かつ製品を保持する容器と、を含む収納装置を用意するステップを備える。この方法は、蓋部を開き、かつ取付け機構から計量さじを取り外すステップをさらに備える。計量さじは、収納容器から製品を移すのに用いることができる。計量さじは、次回に製品を移しかつ分配する必要がある時、容易に利用できるように、グリッパーに挿入することができる。
【0012】
[0012]本開示の利点は、便利でかつ使用が容易な小分け用装置を提供することにある。
【0013】
[0013]本開示の別の利点は、容器用オーバーキャップおよびオーバーキャップの蓋部に容易に取付け可能な計量さじを提供することにある。
【0014】
[0014]本開示のさらなる別の利点は、微粒子または粉末を保持するための収納装置を提供することにあり、それによって、ユーザーは微粒子で手を汚すことなく、計量さじを容易に見出しかつ取り出すことが可能である。
【0015】
[0015]本開示のさらなる別の利点は、微粒子材料用の小分け用装置を提供することにあり、その装置はユーザーによる材料汚染の可能性を防ぐかまたは最小化する。
【0016】
[0016]さらなる特徴および利点は本明細書で説明されるが、次の詳細な説明および図から明らかとなるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】本開示の一実施形態において、蓋部の上の取付け機構に結合された計量さじを有する小分け用装置の斜視図を示すものである。
【図2】本開示の一実施形態において、縁部の上のグリッパーに結合された計量さじを有する小分け用装置の斜視図を示すものである。
【図3A】本開示の第2の実施形態において、取付け機構の斜視図を示すものである。
【図3B】本開示の第2の実施形態において、取付け機構の斜視図を示すものである。
【図4A】本開示の第3の実施形態において、取付け機構の斜視図を示すものである。
【図4B】本開示の第3の実施形態において、取付け機構の斜視図を示すものである。
【発明を実施するための形態】
【0018】
[0021]本開示は、小分け用装置およびそれを用いた方法に関する。より具体的には、本開示は微粒子、顆粒および粉末の材料を収納する容器からそれらを適切に小分け取り出しをする、または取り扱う、または配分するためのオーバーキャップおよび計量さじに関する。粉末材料は、例えばベビー用調合乳、粉末飲料、小麦粉、コーヒー、砂糖などの、様々な分配可能な材料のいずれかである。本開示が、液体または粘性材料を小分け取り出しをする、または取り扱うのにも同様に適用されうることは認識されるべきである。
【0019】
[0022]図1〜図2に示された一般的な実施形態において、本開示は微粒子材料を取り扱うための小分け用装置10を提供する。小分け用装置10は、計量さじ20およびオーバーキャップ30を含む。容器40は、任意の適切な方法でオーバーキャップ30に取り付けることが可能である。
【0020】
[0023]容器40は、粉末または微粒子材料のような製品を保持するための、任意の適切な形状を具備することが可能である。容器40は、窪んだグリップ部42を含むものとすることができる。窪んだグリップ部42は、消費者が容器40を掴むかまたは保持するのを容易にする任意の適切な形状であるものとすることができる。窪んだグリップ部のいずれかの部分は、凹凸面(textured surface)をさらに含んでもよい。
【0021】
[0024]計量さじ20は、カップ22と、カップ22に取り付けられた柄24とを含む。柄22は、消費者が計量さじ20を保持する際に掴むことを可能とする任意の適切な形状を含むことができる。カップ22は、容器40内に収納された材料を保持するための任意の適切な形状とすることができる。カップ22および柄24は、単一の一体化された計量さじ20として形成されるか、または互いら結合された個別の部品であることも可能である。
【0022】
[0025]オーバーキャップ30は蓋部32を含み、この蓋部32は、その表面の一部分に取り付けられた、または結合された取付け機構50を有する。取付け機構50は、単一ユニットの部分として蓋部32の上に一体化され、かつ蓋部32と同一の材料で構成されることが可能である。オーバーキャップは、蓋部32に蝶番式に取り付けることが可能な縁部34をさらに含む。蓋部32は、容器40を覆うための、任意の適切な形状であることが可能である。蓋部32は、縁部34の上の第2のロック部材44と結合するまたは連結する第1のロック部材42を含む。その結果、蓋部32は、蓋部32が閉位置にある場合に縁部34にしっかりと固定されることが可能となる。
【0023】
[0026]縁部34は、計量さじ30を受け入れるかまたは保持するように構成され配置されたグリッパー60を含む。縁部34は、任意の適切な方法で、容器40の最上部に取り付けられるように構成され配置される。例えば、縁部34は、容器40の最上部の部分と同一の形状を有するものとすることができ、容器40の最上部にスナップフィットされるか、または縁部34および容器40の上にある連結ねじ部を用いて、容器40の最上部に回転ねじ留めすることが可能である。
【0024】
[0027]図1〜図2は、縁部34の1つの角にあるグリッパー60を示しているが、グリッパー60は、縁部34の側部を含む、縁部34の任意の部分に沿って配置できることは理解すべきである。計量さじ20が取付け機構50に結合され、かつ蓋部32が閉じられている時、グリッパーは、計量さじ20の任意の部分と接触しない場所に配置されるのが好ましい。
【0025】
[0028]図1〜図2に示した実施形態に見られるように、取付け機構50は第1の支持部材52、第2の支持部材54、および第1の支持部材52と第2の支持部材54との間に位置付けられるスナップ式留めくぎ56を含む。この構成では、取付け機構50は、蓋部32に対して計量さじ20のカップ22に近くの、柄24の一部分に結合する。図1に見られるように、第1の支持部材52および第2の支持部材54は、スナップ式留めペグ56に対して柄24を押し付け、収納および容器40の操作の間、計量さじ30を蓋部32に対してしっかりと固定する。
【0026】
[0029]図2に示した実施形態でさらに見られるように、例えば、容器40が開かれた際、グリッパー60は計量さじ30を保持することが可能である。この構成では、グリッパー60は縁部34から延び、しかも計量さじ20のカップ22を部分的に囲むように構成され配置された湾曲部62を含む。湾曲部62は、正しい位置にカップ22をしっかりと保持するために、カップ22に対してさらに押圧することができる1つ以上の突部64を含むことが可能である。湾曲部62は任意の適切な形状することができ、かつカップ22の外側輪郭に適合するように形作られるのが好ましいことは、認識されるべきである。
【0027】
[0030]図3A〜図3Bに示した別の実施形態において、取付け機構100は、第1の支持部材110、第2の支持部材112、および第1の支持部材110と第2の支持部材112との間に位置するスナップ式留めペグ114を含む。スナップ式留めペグ114は、スナップ機構116を具備する。この構成では、取付け機構100は、蓋部130の一部分に対して計量さじ120のカップ122から離れている柄124の一部分に結合する。柄124は、第1の支持部材110と第2の支持部材112との間に配置される。第1の支持部材110および第2の支持部材112は、スナップ式留めペグ114に対して柄124を押し付け、それによって、スナップ機構116を介して柄124の縁128と連結することが可能となる。
【0028】
[0031]柄124の一部分は、1つ以上の案内部材140を含むことが可能である。案内部材140は、スナップ式留めペグ114が案内部材間に嵌合されるような寸法とすることが可能である。その結果、案内部材140の助けによって、蓋部130のその部分に対して計量さじ120を最良の状態で固定する位置状態で、柄124がスナップ式留めペグ114上に嵌合するように整列される。
【0029】
[0032]図3A〜図3Bに示すように、計量さじ120が取付け機構100に結合された時、蓋部130の一部分は、計量さじ120のカップ122を支持する1つ以上の突出した湾曲部材150を形成することが可能である。その結果、突出した湾曲部材150の助けによって、取付け機構100は蓋部130のその部分に対して計量さじ120を固定することが可能である。突出した湾曲部材150は、カップ122の輪郭と適合する任意の適切な形状とできることは認識されるべきである。
【0030】
[0033]図3A〜図3Bでさらに見られるように、カップ122の一部分は1つ以上の開口126を形成することが可能である。開口126は、空気を通過させるが、しかし材料をカップ122内に保持することのできる意の適切な寸法または形状を具備することが可能である。例えば、開口126は、空気を通過させるが、しかし計量さじ120によって容器からすくい出される材料を保持する細長い溝開口とすることができる。これによって、カップ122内に保持される材料中に存在する可能性のある空気の量が減少するかまたは最小となり、その結果、すくわれる材料の量の精度が高くなる。カップ122はまた、どれだけの材料がカップ122内に保持されているかをユーザーが決定するのに役立つ、計量または単位の印を含むことが可能である。本開示のいかなる実施形態におけるカップも、1つ以上の開口を含み得ることは認識されるべきである。
【0031】
[0034]図4A〜図4Bで示した他の実施形態において、取付け機構200は、支持部材210およびスナップ機構222を具備するスナップ式ポスト220含む。支持部材210は、計量さじ250のカップ252の開口を覆うのに適した寸法とすることが可能である。1つ以上の突出した湾曲部材230はまた、蓋部240の一部分に取り付けることが可能である。この構成では、取付け機構200は計量さじ252のカップ252を囲み、カップ252の近くにて柄254の一部分を蓋部240に取り付ける。図4Bに見られるように、支持部材210はスナップ式ポスト220に対して柄254を押し付け、かつ柄254はスナップ式ポスト220に対してしっかりとロックされ得る。
【0032】
[0035]柄254は、計量さじ252に強度および支持を与える1つ以上の補強材(beam)260を含むことが可能である。スナップ式ポスト220は、補強材260のどの1つについてもスナップフィットするように構成され配置される。
【0033】
[0036]様々なユーザーの好みに適応するためのデザインおよびエンジニアリングの好みに依存して、小分け用装置10において計量さじ20およびグリッパー60の配置が異なってもよいことは、留意すべきである。
【0034】
[0037]他の実施形態において、本開示は、1つの製品を小分け取り出しをする方法を提供する。その方法は、蓋部の表面の一部分に取り付けられた取付け機構を具備する蓋部および取付け機構に取り付けられた計量さじを有するオーバーキャップと、蓋部に蝶番式に取り付けられた縁部であり、計量さじを保持するように構成され配置されたグリッパーを含む縁部と、オーバーキャップの縁部に取り付けられかつ製品を保持する容器と、を含む収納装置を用意するステップを備える。
【0035】
[0038]その方法は、蓋部を開き、かつ取付け機構から計量さじを除去するステップをさらに備える。計量さじは、収納装置から製品を移すのに使用することが可能である。計量さじは、次回に製品を移しかつ分配する必要がある時、容易に利用できるように、グリッパーに挿入することが可能である。
【0036】
[0039]オーバーキャップの蓋部および縁部、計量さじ、ならびに容器は、任意の適切な材料で作ることが可能である。例えば、オーバーキャップの蓋部および縁部、計量さじ、ならびに容器は適切なポリエチレン材料、ランダム共重合体、ポリプロピレン共重合体などから作ることが可能である。オーバーキャップの蓋部および縁部、計量さじ、ならびに容器は、互いに同じ材料で作ることが可能であり、または各々が、その特別な部品の目的に合致する個別の材料で作られることも可能である。
【0037】
[0040]本明細書に記述された、現在のところ好ましい実施形態に対する様々な変形例および変更例が、当業者にとって明白であろうことは理解されるべきである。そのような変形例および変更例は、本主題の精神および範囲から逸脱することなく、かつその意図した利点を減じることなく、創造されることが可能である。それ故に、そのような変形例および変更例は、添付された請求項によって含まれることが意図されている。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
表面の一部分に取付け機構を有する蓋部と、蝶番式に前記蓋部に取り付けらた縁部であって、計量さじを受け入れるように構成され配置されたグリッパーを備える縁部と備えるオーバーキャップを具備する、小分け用装置。
【請求項2】
前記取付け機構が、第1の支持部材と、第2の支持部材と、前記第1の支持部材と前記第2の支持部材との間に配置されたスナップ式留めペグとを備える、請求項1に記載の小分け用装置。
【請求項3】
前記取付け機構が、支持部材と、スナップ式ポストとを備える、請求項1に記載の小分け用装置。
【請求項4】
前記蓋部が少なくとも1つの突出した湾曲部材を形成している、請求項1に記載の小分け用装置。
【請求項5】
前記グリッパーが、前記計量さじを部分的に囲むように構成され配置された湾曲部を備える、請求項1に記載の小分け用装置。
【請求項6】
前記湾曲部が少なくとも1つの突部を備える、請求項5に記載の小分け用装置。
【請求項7】
前記グリッパーは、前記計量さじが前記容器の内容物に接触することなく容易に取り外しうるように構成されている、請求項5に記載の小分け用装置。
【請求項8】
前記縁部が、容器に取り付けられるように構成され配置されている、請求項1に記載の小分け用装置。
【請求項9】
前記蓋部が第1のロック部材を備え、前記縁部が前記第1のロック部材に結合する第2のロック部材を備える、請求項1に記載の小分け用装置。
【請求項10】
柄と、前記柄に取り付けられたカップとを含む計量さじをさらに備える、請求項1に記載の小分け用装置。
【請求項11】
前記カップの一部分が少なくとも1つの開口を形成している、請求項10に記載の小分け用装置。
【請求項12】
前記柄の一部分が少なくとも1つの案内部材を備える、請求項9に記載の小分け用装置。
【請求項13】
前記柄が、前記計量さじを除去しなければ、前記容器のいかなる内容物への接近も制限するような寸法に形作られ、かつ配置されている、請求項10に記載の小分け用装置。
【請求項14】
微粒子材料を収納するための収納装置であって、
カップと、前記カップに取り付けられた柄とを備える計量さじと、
表面の一部分に取付け機構を有する蓋部と、蝶番式に前記蓋部に取り付けられた縁部であり、前記計量さじを受け入れるように構成され配置されたグリッパーを備える縁部とを備えるオーバーキャップと、
前記オーバーキャップの前記縁部に結合する容器と、
を具備する、収納装置。
【請求項15】
前記取付け機構が、第1の支持部材と、第2の支持部材と、前記第1の支持部材と前記第2の支持部材との間に配置されたスナップ式留めペグとを備える、請求項14に記載の収納装置。
【請求項16】
前記取付け機構が支持部材とスナップ式ポストとを備える、請求項14に記載の収納装置。
【請求項17】
前記蓋部が少なくとも1つの突出した湾曲部材を形成している、請求項14に記載の収納デバイス。
【請求項18】
前記グリッパーが、前記計量さじを部分的に囲むように構成され配置された湾曲部を備える、請求項14に記載の収納装置。
【請求項19】
前記湾曲部が少なくとも1つの突部を備える、請求項18に記載の収納装置。
【請求項20】
前記蓋部が第1のロック部材を備え、前記縁部が前記第1のロック部材に結合する第2のロック部材を備える、請求項14に記載の収納装置。
【請求項21】
前記カップの一部分が少なくとも1つの開口を形成している、請求項14に記載の収納装置。
【請求項22】
前記柄の一部分が少なくとも1つの案内部材を備える、請求項14に記載の収納装置。
【請求項23】
前記容器が窪んだグリップ部を備える、請求項14に記載の収納装置。
【請求項24】
小分け用装置であって、
蓋部と、前記蓋部に蝶番式に取り付けられた縁部であり、計量さじを保持するように構成され配置されたグリッパーを備える縁部とを有するオーバーキャップ
を備える、小分け用装置。
【請求項25】
1つの製品を小分け取り出しする方法であって、
取付け機構および前記取付け機構に取り付けられた計量さじを備える蓋部と、蝶番式に前記蓋部に取り付けられ、グリッパーを備える縁部と、容器とを含むオーバーキャップを備える収納装置を用意するステップと、
前記蓋部を開き、前記計量さじを前記取付け機構から取り外すステップと、
前記収納装置から製品を移すために前記計量さじを使用するステップと、
前記計量さじを前記グリッパーに挿入するステップと、
を備える、方法。

【図1】
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【図2】
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【図3A】
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【図3B】
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【図4A】
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【図4B】
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【公表番号】特表2013−515655(P2013−515655A)
【公表日】平成25年5月9日(2013.5.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−547063(P2012−547063)
【出願日】平成22年7月12日(2010.7.12)
【国際出願番号】PCT/US2010/041639
【国際公開番号】WO2011/081677
【国際公開日】平成23年7月7日(2011.7.7)
【出願人】(599132904)ネステク ソシエテ アノニム (637)
【Fターム(参考)】