説明

カスパーゼの活性化因子およびアポトーシスの誘発因子としての4−アリールアミノ−キナゾリン

カスパーゼの活性化因子およびアポトーシスの誘発因子として効果的な4−アリール−キナゾリンおよびそのアナログが開示される。本発明の化合物は、異常な細胞の未制御増殖および拡大が起こる種々の臨床的疾患の処置で有用である。本発明は、式I〜VIbで表される4−アリールアミノ−キナゾリンおよびアナログが優れたチューブリン阻害剤であって、トポイソメラーゼ、特にトポイソメラーゼIIを疎外するにおいて活性があるという発見に関する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
処置を必要とする哺乳動物においてチューブリンを阻害するのに有用な医薬の製造における化合物の使用であって、該化合物が式Ia:
【化1】

[式中、
A環は6員のアリール、ヘテロアリールまたは炭素環であり;
Lは[C(RL1)(RL2)]または−N(RL1)C(O)−であり、ここで、RL1およびRL2は、独立して、HまたはC1−6アルキルであり、nは0、1または2であり;
はメチルまたはエチルであり;
Arはアリールまたはヘテロアリールであり、その各々は、必要に応じて、1以上の置換基によって置換され、ここで、各置換基は、独立して、H、ハロ、N、OH、チオール、ニトロ、CN、NH、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C1−6アルコキシ、C1−6アルキルチオール、ハロ−C1−6アルキル、C2−6アルケニル−O−、C2−6アルキニル−O−、ヒドロキシ−C1−6アルキル、C1−6アルコキシ−C1−6アルキル、C1−6アシル、C1−6アシルオキシ、−C1−6アルキル−C(O)O−C1−6アルキル、−C(O)O−C1−6アルキル、C1−6アルキル−C(O)O−C1−6アルキル−、C1−6アシルアミド、−N(R)(R)、−C1−6アルキル−C(O)N(R)(R)、−C(O)N(R)(R)、N(R)(R)−C1−6アルキル−、3、4、5もしくは6員の炭素環、複素環、アリールまたはヘテロアリールであり、ここで、RおよびRは、独立して、H、OH(RおよびRは共にはOHではなく)、C2−6ヒドロキシアルキル、またはC1−6アルキルであるか、あるいはRおよびRは、それらが結合する窒素原子と一緒になって、3、4、5もしくは6員の複素環(例えば、ピペリジニル、ピロリジニル、およびモルホリニル)を形成し;ここで、基のいずれも、必要に応じて、1〜3の置換基で置換され、ここで、各置換基は、独立して、ハロ、N、OH、チオール、ニトロ、CN、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C1−6アルコキシ、C1−6アルキルチオール、C2−6アルケニル−O−、C2−6アルキニル−O−、ヒドロキシ−C1−6アルキル、C1−6アルコキシ−C1−6アルキル、C1−6アシル、C1−6アシルオキシ、−C1−6アルキル−C(O)O−C1−6アルキル、−C(O)O−C1−6アルキル、C1−6アルキル−C(O)O−C1−6アルキル−、C1−6アシルアミド、−N(R)(R)、−C1−6アルキル−C(O)N(R)(R)、−C(O)N(R)(R)、N(R)(R)−C1−6アルキル−であり、ここで、RおよびRは、独立して、H、OH(RおよびRは共にはOHではなく)、C2−6ヒドロキシアルキル、またはC1−6アルキルであるか、あるいはRおよびRはそれらが結合する窒素原子と一緒になって、3、4、5もしくは6員の複素環を形成し;
〜R、およびR12〜R17は、独立して、H、ハロ、N、OH、チオール、ニトロ、CN、NH、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C1−6アルコキシ、C1−6アルキルチオール、ハロ−C1−6アルキル、C2−6アルケニル−O−、C2−6アルキニル−O−、ヒドロキシ−C1−6アルキル、C1−6アルコキシ−C1−6アルキル、C1−6アシル、C1−6アシルオキシ、−C1−6アルキル−C(O)O−C1−6アルキル、−C(O)O−C1−6アルキル、C1−6アルキル−C(O)O−C1−6アルキル−、C1−6アシルアミド、−N(R)(R)、−C1−6アルキル−C(O)N(R)(R)、−C(O)N(R)(R)、N(R)(R)−C1−6アルキル−、3、4、5もしくは6員の炭素環、複素環、アリールまたはヘテロアリールであり、ここで、RおよびRは、独立して、H、OH(RおよびRは共にはOHではなく)、C2−6ヒドロキシアルキル、またはC1−6アルキルであるか、あるいはRおよびRはそれらが結合する窒素原子と一緒になって、3、4、5もしくは6員の複素環(例えば、ピペルジニル、ピロリジニル、およびモルホリニル)を形成し;該基のいずれも、必要に応じて、1〜3の置換基で置換され、ここで、各置換基は、独立して、ハロ、N、OH、チオール、ニトロ、CN、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C1−6アルコキシ、C1−6アルキルチオール、C2−6アルケニル−O−、C2−6アルキニル−O−、ヒドロキシ−C1−6アルキル、C1−6アルコキシ−C1−6アルキル、C1−6アシル、C1−6アシルオキシ、−C1−6アルキル−C(O)O−C1−6アルキル、−C(O)O−C1−6アルキル、C1−6アルキル−C(O)O−C1−6アルキル−、C1−6アシルアミド、−N(R)(R)−C1−6アルキル−C(O)(N(R)(R)−C(O)N(R)(R)、N(R)(R)−C1−6アルキル−であり、ここで、RおよびRは、独立して、H、OH(RおよびRは共にはOHではなく)、C2−6ヒドロキシアルキルまたはC1−6アルキルであるか、あるいはRおよびRはそれらが結合する窒素原子と一緒になって、3、4、5もしくは6員の複素環を形成し、但し、Aがアリールまたはヘテロアリールである場合、置換基R14〜R17はなく;そして
B、D、Q、T、UおよびVは、独立して、炭素または窒素であり、ここで、BおよびDの少なくとも1つは窒素であり;BまたはDが窒素である場合、該窒素には置換基はなく;およびここで、Aがヘテロアリールであって、Q、T、UまたはVが窒素である場合、該窒素には置換基がない]
に従う化合物、あるいはその薬学的に受容可能な塩または溶媒和物である、使用。
【請求項2】
BおよびDが共にNである、請求項1に記載の使用
【請求項3】
Aがアリールまたはヘテロアリールであって、UがCである場合、RがUにおける唯一の置換基であって、RがHまたはFである、請求項1〜2のいずれか1項に記載の使用。
【請求項4】
該化合物が式Ib:
【化2】

[式中、
はメチルまたはエチルであり;
〜R11は、独立して、H、ハロ、N、OH、チオール、ニトロ、CN、NH、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C1−6アルコキシ、C1−6アルキルチオール、ハロ−C1−6アルキル、C2−6アルケニル−O−、C2−6アルキニル−O−、ヒドロキシ−C1−6アルキル、C1−6アルコキシ−C1−6アルキル、C1−6アシル、C1−6アシルオキシ、−C1−6アルキル−C(O)O−C1−6アルキル、−C(O)O−C1−6アルキル、C1−6アルキル−C(O)O−C1−6アルキル−、C1−6アシルアミド、−N(R)(R)、−C1−6アルキル−C(O)N(R)(R)、−C(O)N(R)(R)、N(R)(R)−C1−6アルキル−、3、4、5もしくは6員の炭素環、複素環、アリールまたはヘテロアリールであり、ここで、RおよびRは、独立して、H、OH(RおよびRは共にはOHではなく)、C2−6ヒドロキシアルキル、またはC1−6アルキルであるか、あるいはRおよびRはそれらが結合する窒素原子と一緒になって、3、4、5もしくは6員の複素環(例えば、ピペリジニル、ピロリジニル、およびモルホリニル)を形成し;ここで、該基のいずれも、必要に応じて、1〜3の置換基で置換され、ここで、各置換基は、独立して、ハロ、N、OH、チオール、ニトロ、CN、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C1−6アルコキシ、C1−6アルキルチオール、C2−6アルケニル−O−、C2−6アルキニル−O−、ヒドロキシ−C1−6アルキル、C1−6アルコキシ−C1−6アルキル、C1−6アシル、C1−6アシルオキシ、−C1−6アルキル−C(O)O−C1−6アルキル、−C(O)O−C1−6アルキル、C1−6アルキル−C(O)O−C1−6アルキル−、C1−6アシルアミド、−N(R)(R)、−C1−6アルキル−C(O)N(R)(R)、−C(O)N(R)(R)、N(R)(R)−C1−6アルキル−であり、ここで、RおよびRは、独立して、H、OH(RおよびRは共にはOHではなく)、C2−6ヒドロキシアルキル、またはC1−6アルキルであるか、あるいはRおよびRはそれらが結合する窒素原子と一緒になって、3、4、5もしくは6員の複素環を形成し;ここで、必要に応じて2つの隣接するR〜R11基は一緒になって、3、4、5もしくは6員のアリール、ヘテロアリール、炭素環または複素環を形成する]
に従う化合物、あるいはその薬学的に受容可能な塩または溶媒和物である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の使用。
【請求項5】
が必要に応じて1〜7のFで置換されるC1−3アルコキシであるか;あるいはRがHである場合、RがC1−4アルキルまたはC1−4アルコキシであり、各々が必要に応じて1〜9のFで置換される、請求項4に記載の使用。
【請求項6】
該化合物が式II:
【化3】

[式中、R〜R、R12、R13、Ar、B、D、Q、T、UおよびVは請求項1で定義した通りであり;およびUがCである場合、RはHまたはFである]
に従う化合物、あるいはその薬学的に受容可能な塩または溶媒和物である、請求項1に記載の使用。
【請求項7】
該化合物が式III:
【化4】

[式中、R〜R、R12〜R17、B、DおよびArは請求項1で定義した通りである]
に従う化合物、あるいはその薬学的に受容可能な塩または溶媒和物である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の使用。
【請求項8】
Arがピリジル、ピリダジル、ピリミジルまたはピラジルであり、その各々が、必要に応じて、1以上の置換基によって置換され、ここで、各置換基は請求項1で定義される通りである、請求項1〜3、6および7のいずれか1項に記載の使用。
【請求項9】
がH、ハロ、N、C1−4アルコキシ、C1−4アルキルチオール、ヒドロキシ−C1−4アルキル、C1−4アルキル、および−N(R)(R)からなる群より選択されるメンバーであり、ここで、RおよびRが、独立して、H、OH(RおよびRが共にはOHではなく)、C2−4ヒドロキシアルキルまたはC1−4アルキルであるか、あるいはRおよびRがそれらが結合する窒素原子と一緒になって、3、4、5もしくは6員の複素環であり;該メンバーの各々が必要に応じて、1〜4の置換基で置換され、ここで、各置換基は独立してハロ、OH、またはC1−4アルキルである、請求項1〜8のいずれか1項に記載の使用。
【請求項10】
該化合物が式IV:
【化5】

[式中、
A環は6員の炭素環、アリールまたはヘテロアリールであり;
はメチルまたはエチルであり;
〜R17は、独立して、H、ハロ、N、OH、チオール、ニトロ、CN、NH、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C1−6アルコキシ、C1−6アルキルチオール、ハロ−C1−6アルキル、C2−6アルケニル−O−、C2−6アルキニル−O−、ヒドロキシ−C1−6アルキル、C1−6アルコキシ−C1−6アルキル、C1−6アシル、C1−6アシルオキシ、−C1−6アルキル−C(O)O−C1−6アルキル、−C(O)O−C1−6アルキル、C1−6アルキル−C(O)O−C1−6アルキル−、C1−6アシルアミド、−N(R)(R)、−C1−6アルキル−C(O)N(R)(R)、−C(O)N(R)(R)、N(R)(R)−C1−6アルキル−、3、4、5もしくは6員の炭素環、複素環、アリールまたはヘテロアリールであり、ここで、RおよびRは、独立して、H、OH(RおよびRは共にはOHではなく)、C2−6ヒドロキシアルキル、またはC1−6アルキルであるか、あるいはRおよびRはそれらが結合する窒素原子と一緒になって、3、4、5もしくは6員の複素環(例えば、ピペリジニル、ピロリジニル、およびモルホリニル)を形成し;ここで、任意の基が、必要に応じて、1〜3の置換基で置換され、ここで、各置換基は、独立して、ハロ、N、OH、チオール、ニトロ、CN、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C1−6アルコキシ、C1−6アルキルチオール、C2−6アルケニル−O−、C2−6アルキニル−O−、ヒドロキシ−C1−6アルキル、C1−6アルコキシ−C1−6アルキル、C1−6アシル、C1−6アシルオキシ、−C1−6アルキル−C(O)O−C1−6アルキル、−C(O)O−C1−6アルキル、C1−6アルキル−C(O)O−C1−6アルキル−、C1−6アシルアミド、−N(R)(R)、−C1−6アルキル−C(O)N(R)(R)、−C(O)N(R)(R)、N(R)(R)−C1−6アルキル−であり、ここで、RおよびRは、独立して、H、OH(RおよびRは共にはOHではなく)、C2−6ヒドロキシアルキル、またはC1−6アルキルであるか、あるいはRおよびRはそれらが結合する窒素原子と一緒になって、3、4、5もしくは6員の複素環を形成し、ここで、必要に応じて、任意の2つの隣接するR〜R11基は一緒になって、3、4、5もしくは6員の炭素環または複素環を形成し、但し、Aがアリールまたはヘテロアリールである場合、置換基R14〜R17はなく;そして
B、D、Q、T、U、V、W、X、YおよびZは、独立して、CまたはNであり、ここで、BおよびDの少なくとも1つはNであり;ここで、B、D、W、X、YまたはZがNである場合、該Nには置換基はなく;そしてここで、Aがヘテロアリールであって、Q、T、UまたはVがNである場合、該Nには置換基はない]
に従う化合物、あるいはその薬学的に受容可能な塩および溶媒和物である、請求項1に記載の使用。
【請求項11】
A環がアリールまたはヘテロアリールであり、UがCであって、Rがアルコキシではない、請求項10に記載の使用。
【請求項12】
A環がアリールまたはヘテロアリールであり、UがCであって、RがHまたはFである、請求項10または11に記載の使用。
【請求項13】
A環が炭素環である、請求項10に記載の使用。
【請求項14】
W、X、YおよびZが全てCである、請求項10〜13のいずれか1項に記載の使用。
【請求項15】
W、X、YおよびZの1つがNである、請求項10〜13のいずれか1項に記載の使用。
【請求項16】
W、X、YおよびZの2つがNである、請求項10〜13のいずれか1項に記載の使用。
【請求項17】
Q、T、UおよびVの1つがNである、請求項1〜3、6および10〜16のいずれか1項に記載の使用。
【請求項18】
Q、T、UおよびVの2つがNである、請求項1〜3、6および10〜16のいずれか1項に記載の使用。
【請求項19】
BおよびDの一方がNである、請求項1〜3、および6〜16のいずれか1項に記載の使用。
【請求項20】
BおよびDが共にNである、請求項1〜3、および6〜16のいずれか1項に記載の使用。
【請求項21】
該医薬が真菌感染を処置するのに用いるためのものである、請求項1〜20のいずれか1項に記載の使用。
【請求項22】
該医薬がカスパーゼ−3を活性化するか、またはアポトーシスを誘導するのに用いるためのものである、請求項7、13、15および16のいずれか1項に記載の使用。
【請求項23】
該医薬がアポトーシスの誘導に応答する疾患を処置するためのものである、請求項7、13、15および16のいずれか1項に記載の使用。
【請求項24】
該医薬が癌、自己免疫疾患、自己免疫リンパ系増殖症候群、滑膜細胞過形成、炎症、ウイルス感染、およびステント内再狭窄を処置するためのものである、請求項23に記載の使用。
【請求項25】
処置を必要とする哺乳動物においてトポイソメラーゼIIを阻害するための医薬の製造における、請求項1〜20のいずれか1項に記載の化合物の使用。
【請求項26】
式IV:
【化6】

[式中、
はメチルまたはエチルであり;
A環は炭素環、アリールまたはヘテロアリールであり;
〜R17は、独立して、H、ハロ、N、OH、チオール、ニトロ、CN、NH、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C1−6アルコキシ、C1−6アルキルチオール、ハロ−C1−6アルキル、C2−6アルケニル−O−、C2−6アルキニル−O−、ヒドロキシ−C1−6アルキル、C1−6アルコキシ−C1−6アルキル、C1−6アシル、C1−6アシルオキシ、−C1−6アルキル−C(O)O−C1−6アルキル、−C(O)O−C1−6アルキル、C1−6アルキル−C(O)O−C1−6アルキル−、C1−6アシルアミド、−N(R)(R)、−C1−6アルキル−C(O)N(R)(R)、−C(O)N(R)(R)、N(R)(R)−C1−6アルキル−、3、4、5もしくは6員の炭素環、複素環、アリールまたはヘテロアリールであり、ここで、RおよびRは、独立して、H,OH(RおよびRは共にはOHではなく)、C2−6ヒドロキシアルキル、またはC1−6アルキルであるか、あるいはRおよびRはそれらが結合する窒素原子と一緒になって、3、4、5もしくは6員の複素環(例えば、ピペリジニル、ピロリジニル、およびモルホリニル)を形成し;ここで、任意の該基が、必要に応じて、1〜3の置換基で置換され、ここで、各置換基は、独立して、ハロ、N、OH、チオール、ニトロ、CN、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C1−6アルコキシ、C1−6アルキルチオール、C2−6アルケニル−O−、C2−6アルキニル−O−、ヒドロキシ−C1−6アルキル、C1−6アルコキシ−C1−6アルキル、C1−6アシル、C1−6アシルオキシ、−C1−6アルキル−C(O)O−C1−6アルキル、−C(O)O−C1−6アルキル、C1−6アルキル−C(O)O−C1−6アルキル−、C1−6アシルアミド、−N(R)(R)、−C1−6アルキル−C(O)N(R)(R)、−C(O)N(R)(R)、N(R)(R)− C1−6アルキル−であり、ここで、RおよびRは、独立して、H、OH(RおよびRは共にはOHではなく)、C2−6ヒドロキシアルキル、またはC1−6アルキルであるか、あるいはRおよびRはそれらが結合する窒素原子と一緒になって、3、4、5もしくは6員の複素環を形成し、ここで、必要に応じて、任意の2つの隣接するR〜R11の基は一緒になって、3、4、5もしくは6員の炭素環または複素環を形成し、但し、Aがアリールまたはヘテロアリールである場合、置換基R14〜R17はなく、A環はアリールまたはヘテロリールであり、またはUはCであり、UおよびRがHまたはF、好ましくはH、のときのみRは置換基であり;そして
B、D、Q、T、U、V、W、X、YおよびZは、独立して、CまたはNであり、ここで、BおよびDの少なくとも1つはNであり;ここで、B、D、W、X、YまたはZがNである場合、該Nには置換基はなく;そしてここで、Aがヘテロアリールであって、Q、T、UまたはVがNである場合、該Nには置換基はなく;そして
ここで、Aが炭素環であって、W、X、Y、およびZが全て炭素原子(すなわち、C)である場合、もしRがエチルであれば、R、RおよびR10の少なくとも1つはHではなく;そして
ここで、Aがアリールであって、W、X、Y、およびZが全てCである場合、R(1)は(C1−3アルキル)OC(O)アルコキシルではなく、(2)RがHである場合、RおよびR10の少なくとも一方がHまたはハロではなく;そして
ここで、Aがヘテロアリールであって、W、X、Y、およびZが全てCである場合、RがHであれば、RおよびR10の少なくとも一方がHまたはC1−6アルキルではない]
に従う化合物、あるいはその薬学的に受容可能な塩または溶媒和物。
【請求項27】
該化合物が式IVa:
【化7】

[式中、
はメチルまたはエチルであり;
〜R17は、独立して、H、ハロ、N、OH、チオール、ニトロ、CN、NH、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C1−6アルコキシ、C1−6アルキルチオール、ハロ−C1−6アルキル、C2−6アルケニル−O−、C2−6アルキニル−O−、ヒドロキシ−C1−6アルキル、C1−6アルコキシ−C1−6アルキル、C1−6アシル、C1−6アシルオキシ、−C1−6アルキル−C(O)O−C1−6アルキル、−C(O)O−C1−6アルキル、C1−6アルキル−C(O)O−C1−6アルキル−、C1−6アシルアミド、−N(R)(R)、−C1−6アルキル−C(O)N(R)(R)、−C(O)N−(R)(R)、N(R)(R)−C1−6アルキル−、3、4、5もしくは6員の炭素環、複素環、アリールまたはヘテロアリールであり、ここで、RおよびRは、独立してH、OH(RおよびRは共にはOHではなく)、C2−6ヒドロキシアルキル、またはC1−6アルキルであるか、あるいはRおよびRはそれらが結合する窒素原子と一緒になって、3、4、5もしくは6員の複素環(例えば、ピペリジニル、ピリロジニル、およびモルホリニル)を形成し;ここで、任意の該基が、必要に応じて、1〜3の置換基で置換され、ここで、各置換基は、独立して、ハロ、N、OH、チオール、ニトロ、CN、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C1−6アルコキシ、C1−6アルキルチオール、C2−6アルケニル−O−、C2−6アルキニル−O−、ヒドロキシ−C1−6アルキル、C1−6アルコキシ−C1−6アルキル、C1−6アシル、C1−6アシドオキシ、−C1−6アルキル−C(O)O−C1−6アルキル、−C(O)O−C1−6アルキル、C1−6アルキル−C(O)O−C1−6アルキル−、C1−6アシルアミド、−N(R)(R)、−C1−6アルキル−C(O)N(R)(R)、−C(O)N(R)(R)、N(R)(R)−C1−6アルキル−であり、ここで、RおよびRは、独立して、H、OH(RおよびRは共にはOHではなく)、C2−6ヒドロキシアルキル、またはC1−6アルキルであるか、あるいはRおよびRはそれらが結合する窒素原子と一緒になって、3、4,5または6員の複素環を形成し、ここで、必要に応じていずれかの2つの隣接するR〜R11基は一緒になって、3、4、5もしくは6員の炭素環または複素環を形成し;そして
B、D、W、X、YおよびZは、独立して、CまたはNであり、但し、BおよびDの少なくとも1つはNであり、W、X、YおよびZの少なくとも1つはNであり、およびB、D、W、X、YまたはZがNである場合、該Nには置換基がない]
に従う化合物、あるいはその薬学的に受容可能な塩または溶媒和物である、請求項26に記載の化合物。
【請求項28】
が−OR9a(R9aはメチル、エチル、フルオロメチル(CHF、CHFCF)、またはフルオロエチルである);−N;−N(CH;−NHCH;および−COOR9b(R9bはHまたはC1−2アルキルである)からなる群より選択される、請求項27に記載の化合物。
【請求項29】
X、Y、WおよびZの正確に1つがNである、請求項27または28に記載の化合物。
【請求項30】
X、Y、WおよびZの正確に2つがNである、請求項27または28に記載の化合物。
【請求項31】
BおよびDが共にNである、請求項27〜30のいずれかに記載の化合物。
【請求項32】
該化合物が式IVb:
【化8】

[式中、
はメチルまたはエチルであり、
〜R17は、独立して、H、ハロ、N、OH、チオール、ニトロ、CN、NH、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C1−6アルコキシ、C1−6アルキルチオール、ハロ−C1−6アルキル、C2−6アルケニル−O−、C2−6アルキニル−O−、ヒドロキシ−C1−6アルキル、C1−6アルコキシ−C1−6アルキル、C1−6アシル、C1−6アシルオキシ、−C1−6アルキル−C(O)O−C1−6アルキル、−C(O)O−C1−6アルキル、C1−6アルキル−C(O)O−C1−6アルキル−、C1−6アシルアミド、−N(R)(R)、−C1−6アルキル−C(O)N(R)(R)、−C(O)N(R)(R)、(NR)(R)−C1−6アルキル−、3、4、5もしくは6員の炭素環、複素環、アリール、またはヘテロアリールであり、ここで、RおよびRは、独立して、H、OH(RおよびRは共にはOHではなく)、C2−6ヒドロキシアルキル、またはC1−6アルキルであるか、あるいはRおよびRはそれらが結合する窒素原子と一緒になって、3、4、5もしくは6員の複素環(たとえば、ピペリジニル、ピリロジニル、およびモルホリニル)を形成し、;ここで、任意の該基が、必要に応じて、1〜3の置換基で置換され、ここで、各置換基は、独立して、ハロ、N、OH、チオール、ニトロ、CN、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C1−6アルコキシ、C1−6アルキルチオール、C2−6アルケニル−O−、C2−6アルキニル−O−、ヒドロキシ−C1−6アルキル、C1−6アルコキシ−C1−6アルキル、C1−6アシル、C1−6アシルオキシ、−C1−6アルキル−C(O)O−C1−6アルキル、−C(O)O−C1−6アルキル、C1−6アルキル−C(O)O−C1−6アルキル−、C1−6アシルアミド、−N(R)(R)、−C1−6アルキル−C(O)N(R)(R)、−C(O)N(R)(R)、N(R)(R)−C1−6アルキル−であり、ここで、RおよびRは、独立して、H、OH(RおよびRは共にはOHではなく)、C2−6ヒドロキシアルキル、またはC1−6アルキルであるか、あるいはRおよびRはそれらが結合する窒素原子と一緒になって、3、4、5もしくは6員の複素環を形成し、ここで、必要に応じて、任意の2つの隣接するR〜R11基は一緒になって、3、4、5もしくは6員の炭素環または複素環を形成し;そして
BおよびDは独立して、CまたはNであり、但し、BおよびDの少なくとも1つはNであり、BまたはDがNである場合、該Nには置換基はなく;但し、当該化合物は2−アミノ−4−(N−エチルアミノ)−5、6、7、8−テトラヒドロ−キナゾリンではない]
に従う化合物、あるいはその薬学的に受容可能な塩または溶媒和物である、請求項26に記載の化合物。
【請求項33】
がH、ハロ、N、C1−4アルコキシ、C1−4アルキルチオール、ヒドロキシ−C1−4アルキル、C1−4アルキル、および−N(R)(R)よりなる群のメンバーであり、ここで、RおよびRが、独立して、H、OH(RおよびRは共にはOHではなく)、C2−4ヒドロキシアルキル、またはC1−4アルキルであるか、RおよびRがそれらが結合する窒素原子と一緒になって3、4、5もしくは6員の複素環を形成し;該メンバーの各々が、必要に応じて、1〜4の置換基によって置換され、ここで、各置換基が独立して、ハロ、OH、またはC1−4アルキルであり;
およびR11が、独立して、H、ハロ(好ましくはF)、CHまたはOCHであり;
およびR10が、独立して、H、ハロ(好ましくはFまたはC)、必要に応じてハロ(好ましくは1〜3のF)で置換されるC1−3アルキルC1−3アルコキシ(好ましくはOCH)、またはC1−3アルキルチオール(好ましくは−SCH)であり;
がOH、Cl、N、C1−4アルコキシ、C1−4アルキルチオール、ヒドロキシ−C1−4アルキル、C1−4アルキル、RがC1−3アルキルである−COOR、またはRおよびRが、独立して、H、OH(RおよびRは共にはOHではなく)、C2−4ヒドロキシアルキル、またはC1−4アルキルであるか、RおよびRがそれらが結合する窒素原子と一緒になって3、4、5、または6員の複素環を形成する−N(R)(R)であり;
該メンバーの各々は、必要に応じて、1〜4の置換基で置換され、ここで、各置換基は、独立して、ハロ、OHまたはC1−4アルキルであり;そして必要に応じて、2つの隣接するR、RおよびR10基は一緒になって、3、4、5もしくは6員の炭素環または複素環を形成する、請求項32に記載の化合物。
【請求項34】
が、−OR9a(R9aはメチル、エチル、フルオロメチル(例えば、CHF、CHF、CF)、フルオロメチルである);−N;−N(CH;−NHCH;および−COOR9b(R9bがHまたはC1−2アルキルである)からなる群より選択される、請求項32または33に記載の化合物。
【請求項35】
BおよびDが共にNである、請求項32〜34のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項36】
該化合物が式V:
【化9】

[式中、
はメチルまたはエチルであり;
はH、F、Cl、N、メチル、メトキシまたはNHであり、但し、Rがメトキシである場合、Rはメチルであり;
〜R、およびR〜R13は、独立して、H、ハロ、N、OH、チオール、ニトロ、CN、NH、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C1−6アルコキシ、C1−6アルキルチオール、ハロ−C1−6アルキル、C2−6アルケニル−O−、C2−6アルキニル−O−、ヒドロキシ−C1−6アルキル、C1−6アルコキシ−C1−6アルキル、C1−6アシル、C1−6アシルオキシ、−C1−6アルキル−C(O)O−C1−6アルキル、−C(O)O−C1−6アルキル、C1−6アルキル−C(O)O−C1−6アルキル−、C1−6アシルアミド、−N(R)(R)、−C1−6アルキル−C(O)N(R)(R)、−C(O)N(R)(R)、(NR)(R)−C1−6アルキル−、3、4、5もしくは6員の炭素環、複素環、アリール、またはヘテロアリールであり、ここで、RおよびRは、独立して、H、OH(RおよびRは共にはOHではなく)、C2−6ヒドロキシアルキル、またはC1−6アルキルであるか、あるいはRおよびRはそれらが結合する窒素原子と一緒になって、3、4、5もしくは6員の複素環(例えば、ピペリジニル、ピリロジニル、およびモルホリニル)を形成し、;ここで、任意の該基が、必要に応じて、1〜3の置換基で置換され、ここで、各置換基は、独立して、ハロ、N、OH、チオール、ニトロ、CN、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C1−6アルコキシ、C1−6アルキルチオール、C2−6アルケニル−O−、C2−6アルキニル−O−、ヒドロキシ−C1−6アルキル、C1−6アルコキシ−C1−6アルキル、C1−6アシル、C1−6アシルオキシ、−C1−6アルキル−C(O)O−C1−6アルキル、−C(O)O−C1−6アルキル、C1−6アルキル−C(O)O−C1−6アルキル−、C1−6アシルアミド、−N(R)(R)、−C1−6アルキル−C(O)N(R)(R)、−C(O)N(R)(R)、N(R)(R)−C1−6アルキル−であり、ここで、RおよびRは、独立して、H、OH(RおよびRは共にはOHではなく)、C2−6ヒドロキシアルキル、またはC1−6アルキルであるか、あるいはRおよびRはそれらが結合する窒素原子と一緒になって、3、4、5もしくは6員の複素環を形成し、ここで、必要に応じて、任意の2つの隣接するR〜R11基は一緒になって、3、4、5もしくは6員の炭素環または複素環を形成し;そして
B、D、Q、T、U、V、W、X、YおよびZは、独立して、CまたはNであり、但し、BおよびDの少なくとも1つはNであり、そしてW、X、YおよびZの少なくとも1つはNであり、ここで、B、D、Q、T、U、V、W、X、YまたはZがNである場合、該Nには置換基が無い]
に従う化合物、あるいはその薬学的に受容可能な塩または溶媒和物によって表される、請求項26に記載の化合物。
【請求項37】
UがCである場合、RがH、FまたはNである、請求項36に記載の化合物。
【請求項38】
UがCである場合、RがHである、請求項36に記載の化合物。
【請求項39】
がH;ハロ;N;必要に応じてOHまたはハロ(好ましくはF、例えば、モノフルオロ、ジフルオロまたはトリフルオロ)で置換されるC1−6アルキル(好ましくはC1−3アルキル、より好ましくはCH);XがSまたはOであって、R2aが必要に応じてOHまたはハロ(好ましくはF、例えば、モノフルオロ−、ジフルオロ−またはトリフルオロ−置換)で置換されるC1−6アルキル(好ましくはC1−3アルキル、より好ましくはCH)である−XR2a;RがC1−3アルキル、好ましくはメチルまたはエチルである−CO;またはRおよびRが、独立して、H、OH(RおよびRはともにはOHではなく)、C1−3アルキル(CH)、C1−6ヒドロキシアルキル(好ましくはC2−3ヒドロキシアルキル、より好ましくは−CHCHOH)、または必要に応じてRおよびRが、独立して、H、OH(RおよびRは共にはOHではなく)、C1−3アルキル(好ましくはCH)、またはC2−3ヒドロキシアルキル(好ましくは−CHCHOH)である−N(R)(R)で置換されるC1−6アルキル(好ましくはC1−3アルキル、より好ましくはCH)である−N(R)(R)であり、そしてここで、必要に応じて、RおよびRは一緒になって3、4、5もしくは6員の複素環を形成する、請求項36〜38のいずれかに記載の化合物。
【請求項40】
がH、メチル、エチル、Cl、F、フルオロメチル(CHF、CHF、CF)、C1−3ヒドロキシアルキル(好ましくは、CHOHまたはCHCHOH)、NH、NHOH、−NHCHCHOH、NHCH、N(CH、N、モルホリノ、OCH、OCまたはSCHである、請求項36〜38のいずれかに記載の化合物。
【請求項41】
がH、メチル、エチル、Cl、−CHOH、−NH、−NHCH、−NHCHCHOH、−OCH、−SCHまたは−CHFである、請求項36〜38のいずれかに記載の化合物。
【請求項42】
がH;OH;Cl;N;C1−3アルキル(好ましくはメチルまたはエチル)またはC1−3ハロアルキル(好ましくはモノフルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル);−OR9a(R9aがC1−3アルキル(すなわち、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル)またはC1−3ハロアルキル(例えば、フルオロアルキル、好ましくはフルオロメチル、すなわち、CHF、CHF、CF)である);−N(R)(R)(RおよびRが、独立して、HまたはC1−3アルキルである);およびである−COOR9b(R9bがC1−3アルキル(好ましくはメチルまたはエチル))からなる群より選択され;そして必要に応じて、Rと、RおよびR10の一方とは一緒になって、3、4、5もしくは6員の複素環を形成する、請求項36〜41のいずれかに記載の化合物。
【請求項43】
がN;−OR9a(R9aが必要に応じて1〜7のFで置換されるC1−3アルキルである);−N(R)(R)(RおよびRが、独立して、C1−3アルキルである);−COOR9b(R9bがC1−3アルキルである)である、請求項36〜41のいずれかに記載の化合物。
【請求項44】
が−OCH、−OC、−N(CH、−COCH、−OCHFまたはNである、請求項36〜41のいずれかに記載の化合物。
【請求項44】
がHである場合、RおよびR10の少なくとも一方はHではない、請求項36〜42のいずれかに記載の化合物。
【請求項45】
がアルキルである場合、RはHではない、請求項36〜42のいずれかに記載の化合物。
【請求項46】
W、X、YおよびZの正確に1つがNである、請求項36〜45のいずれかに記載の化合物。
【請求項47】
W、X、YおよびZの2つがNである、請求項36〜45のいずれかに記載の化合物。
【請求項48】
DがNである、請求項36〜47のいずれかに記載の化合物。
【請求項49】
BおよびDが共にNである、請求項36〜47のいずれかに記載の化合物。
【請求項50】
Q、T、UおよびVの1つがNである、請求項36〜49のいずれかに記載の化合物。
【請求項51】
Q、T、UおよびVの2つがNである、請求項36〜49のいずれかに記載の化合物。
【請求項52】
Q、T、UおよびVが全てCである、請求項36〜49のいずれかに記載の化合物。
【請求項53】
該化合物が式VIa:
【化10】

[式中、
はメチルまたはエチルであり;
はHまたはFであり;
〜R、R〜R11は、独立して、H、ハロ、N、OH、チオール、ニトロ、CN、NH、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C1−6アルコキシ、C1−6アルキルチオール、ハロ−C1−6アルキル、C2−6アルケニル−O−、C2−6アルキニル−O−、ヒドロキシ−C1−6アルキル、C1−6アルコキシ−C1−6アルキル、C1−6アシル、C1−6アシルオキシ、−C1−6アルキル−C(O)O−C1−6アルキル、−C(O)O−C1−6アルキル、C1−6アルキル−C(O)O−C1−6アルキル−、C1−6アシルアミド、−N(R)(R)、−C1−6アルキル−C(O)N(R)(R)、−C(O)N(R)(R)、N(R)(R)−C1−6アルキル−、3、4、5もしくは6員の炭素環、複素環、アリールまたはヘテロアリールであり、ここで、RおよびRは、独立して、H、OH(RおよびRは共にはOHではなく)、C2−6ヒドロキシアルキル、またはC1−6アルキルであるか、あるいはRおよびRはそれらが結合する窒素原子と一緒になって、3、4、5もしくは6員の複素環(例えば、ピペルジニル、ピロリジニル、およびモルホリニル)を形成し、ここで、任意の該基が、必要に応じて、1〜3の置換基で置換され、ここで、各置換基は、独立して、ハロ、N、OH、チオール、ニトロ、CN、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C1−6アルコキシ、C1−6アルキルチオール、C2−6アルケニル−O−、C2−6アルキニル、O−ヒドロキシ−C1−6アルキル、C1−6アルコキシ−C1−6アルキル、C1−6アシル、C1−6アシルオキシ、−C1−6アルキル−C(O)O−C1−6アルキル、−C(O)O−C1−6アルキル、C1−6アルキル−C(O)O−C1−6アルキル−、C1−6アシルアミド、−N(R)(R)、−C1−6アルキル−C(O)N(R)(R)、−C(O)N(R)(R)、N(R)(R)−C1−6アルキル−であり、ここで、RおよびRは、独立して、H、OH(RおよびRは共にはOHではなく)、C2−6ヒドロキシアルキル、またはC1−6アルキルであるか、あるいはRおよびRはそれらが結合する窒素原子と一緒になって、3、4、5もしくは6員の複素環を形成し、ここで、必要に応じて、任意の2つの隣接するR〜R11基は一緒になって、3、4、5もしくは6員の炭素環または複素環を形成し;そして
Q、T,UおよびVは、独立して、CまたはNであり、ここで、Q、T、UまたはVがNである場合、該Nには置換基はなく、但し、RがHである場合、RおよびR10は共にはHではないか、あるいは一方はHであって、他方はアルキルまたはハロアルキルである]
に従う化合物、あるいはその薬学的に受容可能な塩または溶媒和物である、請求項26に記載の化合物。
【請求項54】
がメチルまたはエチルであり;
がH、メチル、エチル、Cl、F、フルオロメチル(CHF、CHF、CF)、C1−3ヒドロキシアルキル(好ましくはCHOHまたはCHCHOH)、NH、NHOH、−NHCHCHOH、NHCH、N(CH、N、モルホリノ、OCH、OC、またはSCHであり;RがH、CH、OCH、F、またはClであり;RおよびRが、独立して、H、CH、NH、N、FまたはClであり;RがHであり;RおよびR11が、独立して、H、F、またはOCHであり;RおよびR10が、独立して、H、F、ClまたはOCHであり;そして
がH;OH;Cl;C1−3アルキルまたはC1−3ハロアルキル;−OR9a(R9aがC1−3アルキルまたはC1−3ハロアルキルである);−COOR9b(C1−3アルキル置換アミノ;−N;またはR9bがC1−3アルキルである)からなる群より選択され、そして必要に応じて、RおよびRは一緒になって、3、4、5もしくは6員の複素環を形成する、請求項53に記載の化合物。
【請求項55】
がHである場合、RまたはR10または双方は、独立して、OH;Cl;N;−XR9a(XがOまたはSであって、R9aがC1−4アルキルまたはC1−3ハロアルキルである);−NH(R)または−N(R)(R)(RおよびRが、独立して、C1−3アルキルである)あるいは−COOR9b(R9bがC1−3アルキル(好ましくはメチルまたはエチル)である)である、請求項53または54に記載の化合物。
【請求項56】
がHである場合、RまたはR10または双方は、独立して、N;−OR9a(R9aがC1−4アルキルまたはC1−3ハロアルキルである);−COOR9b(−N(R)(R);またはR9bがC1−3アルキルである)である、請求項53または54に記載の化合物。
【請求項57】
がHである場合、RまたはR10または双方がC1−3アルコキシまたはC1−3ハロアルコキシである、請求項53または54に記載の化合物。
【請求項58】
がOH、N
XがOまたはSであって、Rが必要に応じて1、2もしくは3の置換基で置換されるC1−3アルキル(好ましくはC1−3アルキル、より好ましくはCH)である−XR、各置換基は、独立して、OH、ハロ、C1−3アルコキシ、または(ハロ)C1−3アルコキシであり;
が必要に応じて1、2もしくは3の置換基で置換されるC1−6アルキルである−(C0−3アルキル)CO、各置換基は、独立して、OH、ハロ、C1−3アルコキシ(例えば、フルオロアルキル)、RおよびRが、独立してH,OH(RおよびRは共にはOHではなく)、C2−4ヒドロキシアルキル、またはC1−3アルキルであるか、あるいはRおよびRがそれらが結合する窒素原子と一緒になって、3、4、5もしくは6員の複素環を形成する−N(R)(R)であり;
およびRが、独立して、H、OH(RおよびRは共にはOHではなく)、C2−4ヒドロキシアルキル、C1−3アルキル、またはRおよびRが、独立して、H、OH(RおよびRは共にはOHではなく)、またはC1−3アルキルである−N(R)(R)である−N(R)(R);ここで、必要に応じて、RおよびRはNと一緒になって、3、4、5もしくは6員の複素環を形成し、そして必要に応じて、RおよびRは、それらがともに結合した窒素原子と一緒になって、3、4、5もしくは6員の複素環を形成するか;あるいは
およびRが、独立して、HまたはC1−3アルキルである−(C0−3アルキル)C(O)N(R)(R
からなる群より選択され;そして必要に応じて、Rと、RおよびR10の一方とは一緒になって、3、4、5もしくは6員の複素環を形成する、請求項53に記載の化合物。
【請求項59】
がOH;Cl:N;C1−3アルキル;C1−3ハロアルキル;−OR9a(R9aがC1−4アルキルまたはC1−3ハロアルキルである);−N(R)(R)(RおよびRが、独立して、C1−3アルキルである);または−COOR9b(R9bがC1−3アルキルである)であり;そして必要に応じて、RとRおよびR10の一方とは一緒になって、3、4、5もしくは6員の複素環を形成する、請求項53に記載の化合物。
【請求項60】
が、−OR9a(R9aが必要に応じて1−7のFで置換されるC1−3アルキルである);−N(R)(R)(RおよびRが、独立して、C1−3アルキルである);−COOR9b(R9bがC1−3アルキルまたはNである)である、請求項53または54に記載の化合物。
【請求項61】
が−OCH、−OC、−N(CH、−COCH、−OCHFまたはNである、請求項53または54に記載の化合物。
【請求項62】
がH;ハロ;N;C1−6アルキル(必要に応じてOHまたはハロで置換される);C1−6アルキル(XがSまたはOであって、R2aが必要に応じてOHまたはハロで置換される)である−XR2a;−CO(RがC1−3アルキルである);またはRおよびRが、独立して、H、OH(RおよびR共にはOHではなく)、C1−3アルキル、C1−6ヒドロキシアルキルまたは必要に応じてRおよびRが独立して、H、OH(RおよびR共にはOHではなく)、C1−3アルキルまたはC2−3ヒドロキシアルキルである−N(R)(R)で置換されるC1−6アルキルであるか、あるいは必要に応じて、RおよびRがそれらが結合する窒素原子と一緒になって3、4、5もしくは6員の複素環を形成する−N(R)(R)である、請求項53〜61のいずれかに記載の化合物。
【請求項63】
がH;ハロ;必要に応じてOHまたはハロ(好ましくはF、例えば、モノフルオロ、ジフルオロまたはトリフルオロ)で置換されるC1−3アルキル;XがSまたはOであって、R2aが必要に応じてハロで置換されるC1−3アルキル(好ましくはC1−3アルキル、より好ましくはCH)である−XR2a;またはRおよびRが、独立して、H、OH(RおよびRが共にはOHではなく)、C1−3アルキルまたはC2−3ヒドロキシアルキルである−N(R)(R)である、請求項53〜61のいずれかに記載の化合物。
【請求項64】
がH、メチル、エチル、Cl、F、フルオロメチル(CHF、CHF、CF)、C1−3ヒドロキシアルキル、NH、NHOH、−NHCHCHOH、NHCH、N(CH、N、モルホリノ、OCH、OCまたはSCHである、請求項53〜61のいずれかに記載の化合物。
【請求項65】
がH、メチル、Cl、−CHOH、NH、−NHCH、−NHCHCHOH、−OCH、−SCHまたは−CHFである、請求項53〜61のいずれかに記載の化合物。
【請求項66】
がC1−6アルキルまたはC1−6ハロアルキルであり、RがHではない53〜65のいずれかに記載の化合物。
【請求項67】
がC1−6アルキルまたはC1−6ハロアルキルである場合、Rがメチル、エチル、Cl、F、フルオロメチル、C1−3ヒドロキシアルキル、NH、NHOH、−NHCHCHOH、NHCH、N(CH、N、モルホリノ、OCH、OCまたはSCHである、請求項53〜65のいずれかに記載の化合物。
【請求項68】
がメチルであり;RがH、メチル、エチル、Cl、F、フルオロメチル(CHF、CHF、CF)、CHOH、NH、NHCH、N(CH、−NHCHCHOH、OCH、またはSCHであり;RがH、CH、OCH、FまたはClであり;RがおよびRが、独立して、H、CH、NH、FまたはClであり;RがHであり;RおよびR11が、独立して、H、FまたはOCHであり;RおよびR10は、独立して、H、F、ClまたはOCHであり;およびRが、R9aがメチル、エチル、フルオロメチル(例えば、CHF、CHF、CF)、およびフルオロエチルの群から選択される−OR9a;−NHCH;−N(CH;−N;およびR9bがHまたはメチルまたはエチルである−COOR9bからなる群より選択される、請求項53に記載の化合物。
【請求項69】
がCHであり;RがH、メチル、Cl、−CHOH、−NH、−NHCH、−NHCHCHOH、−OCH、−SCHまたは−CHFであり;RがH、−CH、−OCHまたはClであり;RがH、CHまたはNHであり;RがHであり;RがHまたはCHであり;RおよびR11が、独立して、H、Fであり;RおよびR10が独立して、H、FまたはOCHであり、およびRが−OCHまたは−OC、−N(CH、−COCH、−OCHFまたはNである、請求項53に記載の化合物。
【請求項70】
Q、T、UおよびVの正確に1つがNである、請求項53〜69のいずれかに記載の化合物。
【請求項71】
Q、T、UおよびVの正確に2つがNである、請求項53〜69のいずれかに記載の化合物。
【請求項72】
該化合物が式VIb:
【化11】

[式中、
はメチルまたはエチルであり;
はHまたはFであり;
〜R、R〜R11は、独立してH、ハロ、N、OH、チオール、ニトロ、CN、NH、C1−6アルキル、C2−6アルケリル、C2−6アルキニル、C1−6アルコキシ、C1−6アルキルチオール、ハロ−C1−6アルキル、C2−6アルケニル−O−、C2−6アルキニル−O−、ヒドロキシ−C1−6アルキル、C1−6アルコキシ−C1−6アルキル、C1−6アシル、C1−6アシルオキシ、−C1−6アルキル−C(O)O−C1−6−アルキル、−C(O)O−C1−6アルキル、C1−6アルキル−C(O)O−C1−6アルキル−、C1−6アシルアミド、−NR(R)、−C1−6アルキル−C(O)N(R)(R)、−C(O)N(R)(R)、N(R)(R)−C1−6アルキル−、3、4、5もしくは6員の炭素環、複素環、アリールまたはヘテロアリールであり、ここで、RおよびRは、独立して、H、OH(RおよびRは共にはOHではなく)、C2−6ヒトロキシアルキル、またはC1−6アルキルであるか、あるいはRおよびRはそれらが結合する窒素原子と一緒になって、3、4、5もしくは6員の複素環(例えば、ピペリジニル、ピリロジニルおよびモルホリニル)を形成し;ここで、該基のいずれも、必要に応じて、1〜3の置換基で置換され、ここで、各置換基は、独立して、ハロ、N、OH、チオール、ニトロ、CN、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C1−6アルコキシ、C1−6アルキルチオール、C2−6アルケニル−O−,C2−6アルキニル−O−、ヒドロキシ−C1−6アルキル、C1−6アルコキシ−C1−6アルキル、C1−6アシル、C1−6アシルオキシ,−C1−6アルキル−C(O)O−C1−6アルキル、−C(O)O−C1−6アルキル、C1−6アルキル−C(O)O−C1−6アルキル−、C1−6アシルアミノ、−N(R)(R)、−C1−6アルキルル−C(O)N(R)(R)、−C(O)N(R)(R)、N(R)(R)−C1−6アルキル−であり、ここで、RおよびRは、独立して、H、OH(RおよびRは共にはOHではなく)、C2−6ヒドロキシアルキル、またはC1−6アルキルであるか、あるいはRおよびRはそれらが結合する窒素原子と一緒になって、3、4、5もしくは6員の複素環を形成し、ここで、必要に応じて、いずれかの2つの隣接するR〜R11基は一緒になって、3、4、5もしくは6員の炭素環または複素環を形成し;
ただし、Rは−O(C1−6アルキル)C(O)O(C1−6アルキル)ではなく、RがHである場合、RおよびR10は共にはHではなく、または一方はHであって他方はハロである]
に従う化合物、あるいはその薬学的に受容可能な塩または溶媒和物である、請求項26に記載の化合物。
【請求項73】
がHである場合、RおよびR10の少なくとも一方はHまたはハロまたはC1−6アルキルではない、請求項72に記載の化合物。
【請求項74】
がH;ハロ;N;独立してOHまたはハロである1〜4の置換基で必要に応じて置換されるC1−6アルキル;XがSまたはOであって、R2aが必要に応じてOHまたはハロで置換されるC1−6アルキルである−XR2a;R2fがC1−6である−CO−R2f;またはR2bおよびR2cが、独立して、H、OH、C1−6アルキル、C1−6ヒドロキシアルキル、または必要に応じてR2dおよびR2eが、独立して、H、OH、C1−3アルキルまたはC2−3ヒドロキシアルキル、−N(R2d)(R2e)で置換されるC1−6アルキルである−N(R2b)(R2c)であり、およびここで、R2bおよびR2cはそれらが結合する窒素原子と一緒になって、3、4、5もしくは6員の複素環を形成してもよく、およびここで、R2bおよびR2cは共にはOHではなく、R2dおよびR2eは共にはOHではなく;
がH;ハロ;C1−3アルキル;またはC1−3アルコキシであり;
およびRが、独立して、H;ハロ;N;C1−3アルキル;C1−3アルコキシ;またはR2bおよびR2cが、独立して、H、OH、CHであり、必要に応じて、R2bおよびR2cは一緒になって、3、4、5もしくは6員の複素環を形成し、そしてR2bおよびR2cが共にはOHではない−N(R2b)(R2c)であり;
がHであり;
およびR11が、独立して、H、ハロ、CHまたはOCHであり;
およびR10は、独立して、H;ハロ;C1−3アルキル;C1−3アルコキシ;XがOまたはSであって、R9aがC1−4アルキルまたはC1−3ハロアルキルである−XR9a;RおよびRが独立してC1−3アルキルである−N(R)(R);またはR9bがC1−3アルキル(好ましくはメチルまたはエチル)である−COOR9bであり;および
がH;ヒドロキシ;Cl;N;C1−3アルキルまたはC1−3ハロアルキル;R12がC1−3アルキルまたはC1−3ハロアルキルである−OR9a;R2bおよびR2cが独立して、C1−3アルキルまたはC1−3ハロアルキルである−N(R2b)(R2c);R9bがC1−3アルキルである−COOR9bからなる群より選択され;そして必要に応じて、Rと、RおよびR10の一方とが一緒になって、3、4、5もしくは6員の複素環を形成する、請求項72または73に記載の化合物。
【請求項75】
がH;ハロ;N;必要に応じてOHまたはハロである1〜4の置換基で置換されるC1−6アルキル;XがSまたはOであって、R2aが必要に応じてOHまたはハロで置換されるC1−6アルキルである−XR2a;またはR2bおよびR2cが、独立して、H、OH、C1−6アルキル、C1−6ヒドロキシアルキルであるか、あるいはR2bおよびR2cがそれらが結合する窒素原子と一緒になって、3、4、5もしくは6員の複素環を形成する−N(R2b)(R2c)であり;
がH;ハロ;C1−3アルキル;またはC1−3アルコキシであり;
およびRは、独立して、H;ハロ;N;C1−3アルキル;C1−3アルコキシ;またはR2bおよびR2cは独立して、H、OH(R2bおよびR2cが共にはOHではなく)、CHであるか、あるいはR2bおよびR2cが一緒になって、3、4、5もしくは6員の複素環を形成する−N(R2b)(R2c)であり;
、R、R10およびR11が、独立して、H、ハロ、C1−3アルキル、C1−3アルコキシ、またはC1−3アルキルチオールであり;
がH;OH;Cl;N;C1−3アルキル;C1−3ハロアルキル:R9aがC1−3アルキルまたはC1−3ハロアルキルである−OR9a;R2bおよびR2cが、独立して、C1−3アルキルである−N(R2b)(R2c);またはR9bがC1−3アルキルである−COOR9bからなる群より選択され;および必要に応じて、Rと、RおよびR10の一方とが一緒になって、3、4、5もしくは6員の複素環を形成する、請求項72または73に記載の化合物。
【請求項76】
がメチルまたはエチルであり;RがH、メチル、エチル、Cl、F、フルオロメチル(CHF、CHF、CF)、C1−3ヒトロキシアリキル、NH、NHOH、NHCHCHOH、NHCH、N(CH、N、モルホリノ、OCH、OC、またはSCHであり;RがH、CH、OCH、F、またはClであり;RおよびRが、独立して、H、CH、NH、N、FまたはClであり;RがHであり;RおよびR11が、独立して、H、FまたはOCHであり;RおよびR10は、独立して、H、F、ClまたはOCHであり;およびRがH、OH、N、Cl、C1−3アルキル、C1−3ハロアルキル、またはR9aがC1−3アルキルまたはC1−3ハロアルキルである−OR9a、R2bおよびR2cが、独立して、C1−3アルキルである−N(R2b)(R2c)、またはR9bがC1−3アルキルである−COOR9bからなる群より選択され、および必要に応じて、RおよびRは一緒になって、3、4、5もしくは6員の複素環を形成し;但し、RがHである場合、RおよびR10の少なくとも一方はOCHであり、そしてRがC1−3アルキルまたはC1−3ハロアルキルまたはClである場合、RはClまたはメチルまたはエチルである、請求項72または73に記載の化合物。
【請求項77】
がH、Cl、N
必要に応じて1、2または3の置換基で置換されるC1−6アルキル、各置換基は、独立して、OH、ハロ、C1−3アルコキシ、(ハロ)C1−3アルコキシ、RおよびRが、独立して、H、OH(RおよびRは共にはOHではなく)、C2−4ヒドロキシアルキル、またはC1−3アルキルであるか、あるいはRおよびRがそれらが結合する窒素原子と一緒になって、3、4、5もしくは6員の複素環を形成する−N(R)(R)であり;
XがSまたはOであって、Rが必要に応じて1、2または3の置換基で置換されるC1−6アルキル(好ましくはC1−3アルキル、より好ましくはCH)である−XR、各置換基は、独立してOH、ハロ、C1−3アルコキシまたは(ハロ)C1−3アルコキシであり;
がC1−6アルキルである−(C0−3アルキル)CO
およびRが、独立して、H、OH(RおよびRが共にはOHではなく)、C2−4ヒドロキシアルキル、C1−3アルキル、またはRおよびRが、独立して、H、OH(RおよびRは共にはOHではなく)、またはC1−3アルキルである−N(R)(R)である−N(R)(R);ここで必要に応じて、RおよびRは、それらが結合する窒素原子と一緒になって、3、4、5もしくは6員の複素環を形成し、そして必要に応じて、RおよびRはそれらが結合する窒素原子と一緒になって、3、4、5もしくは6員の複素環を形成するか;あるいは
およびRが、独立して、HまたはC1−3アルキルである−(C0−3アルキル)C(O)N(R)(R
からなる群より選択され;そして必要に応じて、Rと、RおよびR10の一方とは一緒になって、3、4、5もしくは6員の複素環を形成する、請求項72または73に記載の化合物。
【請求項78】
がH;OH;Cl;N;C1−3アルキル;C1−3ハロアルキル;R9aがC1−4アルキルまたはC1−3ハロアルキルである−OR9a;RおよびRが、独立して、C1−3アルキルである−NH(R)または−N(R)(R);またはR9bがC1−3アルキルである−COOR9bであり;および必要に応じて、RとRおよびR10の一方とは一緒になって、3、4、5もしくは6員の複素環を形成する、請求項72または73に記載の化合物。
【請求項79】
がH;ハロ;N;必要に応じてOHまたはハロで置換されるC1−6アルキル;XがSまたはOであって、R2aが必要に応じてOHまたはハロで置換されるC1−6アルキルである−XR2a;RがC1−3アルキルである−CO;またはRおよびRが、独立して、H、OH(RおよびRは共にはOHではなく)、C1−6アルキル、C1−6ヒドロキシアルキル、または必要に応じてRおよびRが、独立して、H、OH(RおよびRは共にはOHではなく)、C1−3アルキルまたはC2−3ヒドロキシアルキルである−N(R)(R)で置換されるC1―6アルキルである−N(R)(R)であり、ここで、必要に応じて、RおよびRはそれらが結合する窒素原子と一緒になって、3、4、5もしくは6員の複素環を形成する、請求項72〜78のいずれかに記載の化合物。
【請求項80】
がH;ハロ;必要に応じてOHまたはハロで置換されるC1−3アルキル;XがSまたはOであって、R2aがハロで必要に応じて置換されるC1−3アルキルである−XR2a;またはRおよびRが、独立して、H、OH(RおよびRは共にはOHではなく)、C1−3アルキル(好ましくはCH)、C2−3ヒドロキシアルキルである−N(R)(R)である、請求項72〜78のいずれかに記載の化合物。
【請求項81】
がH、メチル、エチル、Cl、F、フルオロメチル(CHF、CHF、CF)、C1−3ヒドロキシアルキル、NH、NHOH、−NHCHCHOH、NHCH、N(CH、N、モルホリノ、OCH、OCまたはSCHである、請求項72〜78のいずれかに記載の化合物。
【請求項82】
がH、メチル、Cl、−CHOH、−NH、−NHCH、−NHCHCHOH、−OCH、−SCH、または−CHFである、請求項72〜78のいずれかに記載の化合物。
【請求項83】
がHである場合、RまたはR10または双方は、独立して、OH;N;XがOまたはSであって、R9aがC1−4アルキルまたはC1−3ハロアルキルである−XR9a;RおよびRが、独立して、C1−3アルキルである−NH(R)または−N(R)(R);またはR9bがC1−3アルキルである−COOR9bである、請求項72〜82のいずれかに記載の化合物。
【請求項84】
がHであって、RまたはR10または双方は、独立して、N;R9aがC1−4アルキルまたはC1−3ハロアルキルである−OR9a;RおよびRが、独立して、C1−3アルキルである−N(R)(R);またはR9bがC1−3アルキルである−COOR9bである、請求項72〜82のいずれかに記載の化合物。
【請求項85】
がHである場合、RまたはR10または双方は、C1−3アルコキシまたはC1−3ハロアルコキシである、請求項72〜82のいずれかに記載の化合物。
【請求項86】
がC1−6アルキルまたはC1−6ハロアルキルである場合、RはHではなく、好ましくはRはメチル、エチル、Cl、F、フルオロメチル(CHF,CHF、CF)、C1−3ヒドロキシアルキル(好ましくはCHOHまたはCHCHOH)、NH、NHOH、−NHCHCHOH、NHCH、N(CH、N,モルホリノ、OCH、OCまたはSCHである、請求項72〜85のいずれかに記載の化合物。
【請求項87】
がN;R9aが必要に応じて1〜7のFで置換されるC1−6アルキルであるOR9a;RおよびR、独立して、C1−3アルキルである−N(R)(R);またはR9bがC1−3アルキルである−COOR9bである、請求項72〜82のいずれかに記載の化合物。
【請求項88】
が−OCH、−OC、−N(CH、−COCH、−OCHFまたはNである、請求項72〜82のいずれかに記載の化合物。
【請求項89】
がCHであり;RがH、メチル、エチル、Cl、F、フルオロメチル(CHF,CHF、CF),CHOH、NH、NHCH、N(CH、−NHCHCHOH、OCHまたはSCHであり;RがH、CH、OCH、FまたはClであり;RおよびRは、独立して、H、CH、NH、FまたはClであり;RがHであり;RおよびR11が、独立して、H、FまたはOCHであり;RおよびR10が、独立して、H、F、ClまたはOCHであり;およびRが、R12がメチル、エチル、フルオロまたはフルオロメチルである−OR12、−NHCH、N(CH、N,およびR13がメチルまたはエチルである−COOR13からなる群より選択される、請求項72に記載の化合物。
【請求項90】
がCHであり;RがH、メチル、Cl、−CHOH、−NH、−NHCH、−NHCHCHOH、−OCH、−SCH、または−CHFであり;RがH、−CH、OCHまたはClであり;RがH、CHまたはNHであり;RがHであり;RがHまたはCHであり;RおよびR11が、独立して、HまたはFであり;RおよびR10が、独立して、HまたはFまたはOCHであり;およびRが−OCHまたは−OC、−N(CH、−COCH、−OCHFまたはNである、請求項72に記載の化合物。
【請求項91】
がCHであり;RがCl,メチルまたはCHFであり;RがH,CH、FまたはClであり;R、RおよびRがHであり、R、R、R10およびR11が、独立して、HまたはFであり;およびRが−OCHまたは−N(CHである、請求項72に記載の化合物。
【請求項92】
−ヒドロキシ−N−(4−メトキシ−フェニル)−N−メチル−キナゾリン−2,4−ジアミン;
−(2−ヒドロキシエチル)−N−(4−メトキシ−フェニル)−N−メチル−キナゾリン−2,4−ジアミン;
−(4−メトキシ−フェニル)−N−メチル−キナゾリン−2,4−ジアミン;
−(3,7−ジメチル−オクタ−2,6−ジエニル)−N−(4−メトキシ−フェニル)−N−メチル−キナゾリン−2,4−ジアミン;
−(4−メトキシ−フェニル)−N−メチル−N−(2−モルホリン−4−イル−エチル)−キナゾリン−2,4−ジアミン;
(4−メトキシ−フェニル)−メチル−(2−モルホリン−4−イル−キナゾリン−4−イル)−アミン;
−(3,7−ジメチル−オクタ−2,6−ジエニル)−N−(4−メチル−フェニル)−N−メチル−キナゾリン−2,4−ジアミン;
−[2−(1H−イミダゾール−4−イル)−エチル]−N−(4−メトキシ−フェニル)−N−メチル−キナゾリン−2,4−ジアミン;
−(3−ジメチルアミノ−プロピル)−N−(4−メトキシ−フェニル)−N−メチル−キナゾリン−2,4−ジアミン;
5−クロロ−N、N−ビス−(4−メトキシ−フェニル)−N、N−ジメチル−キナゾリン−2,4−ジアミン;
6−クロロ−N、N−ビス−(4−メトキシ−フェニル)−N,N−ジメチル−キナゾリン−2、4―ジアミン;
(2−ジメチルアミン−キナゾリン−4−イル)−(4−メトキシ−フェニル)−メチル−アミン;および
(2−メチルアミノ−キナゾリン−4−イル)−(4−メトキシ−フェニル)−メチル−アミン;
からなる群より選択される化合物、あるいはその薬学的に受容可能な塩または溶媒和物。
【請求項93】
(2−フルオロメチル−キナゾリン−4−イル)−(4−メトキシ−フェニル)−メチル−アミン;
(4−メトキシ−フェニル)−メチル−(2−メチル−キナゾリン−4−イル)−アミン;
(2−クロロメチル−キナゾリン−4−イル)−(4−メトキシ−フェニル)−メチル−アミン;
(2−エチル−キナゾリン−4−イル)−(4−メトキシ−フェニル)−メチル−アミン;
(4−カルボキシ−フェニル)−(2−メチル−キナゾリン−4−イル)−メチル−アミン;
4−(N−(4−メトキシ−フェニル)−N−メチルアミノ)キナゾリン−2−カルボン酸エチル;
(2−ヒドロキシメチル−キナゾリン)−4−イル)(4−メトキシ−フェニル)−メチル−アミン;
(2−ジメチルアミノメチル−キナゾリン−4−イル)−(4−メトキシ−フェニル)−メチル−アミン;
(4−ジフルオロメトキシ−フェニル)−(2−メチル−キナゾリン−4−イル)−メチル−アミン;
(3−フルオロ−4−メトキシ−フェニル)−(2−メトキシ−キナゾリン−4−イル)−メチル−アミン;
(4−イソプロポキシ−フェニル)−(2−メチル−キナゾリン−4−イル)−メチル−アミン;
(4−エチル−フェニル)−(2−メチル−キナゾリン−4−イル)−メチル−アミン;
(5−エトキシ−2−メチルーキナゾリン−4−イル)−4−メトキシ−フェニル)−メチル−アミン;
(4−ヒドロキシ−フェニル)−(2−メチル−キナゾリン−4−イル)−メチル−アミン;
(2−フルオロ−4−メトキシ−フェニル)−(2−メチル−キナゾリン−4−イル)−メチル−アミン;
(2−メチル−キナゾリン−4−イル)−(4−ニトロ−フェニル)−ネチル−アミン;
(4−アミノ−フェニル)−(2−メチル−キナゾリン−4−イル)−メチル−アミン;
(4−アジド−フェニル)−(2−メチル−キナゾリン−4−イル)−メチル−アミン;
(4−アミノ−2,6−ジブロモ−フェニル)−(2−メチル−キナゾリン−4−イル)−メチル−アミン;
(4−アミノ−2−ブロモ−フェニル)−(2−メチル−キナゾリン−4−イル)−メチル−アミン;
(4−ジメチルアミノ−フェニル)−(2−メチル−キナゾリン−4−イル)−メチル−アミン;
(4−エトキシ−フェニル)−(2−メチル−キナゾリン−4−イル)−メチル−アミン;
(4−メトキシ−フェニル−2、3、5、6−d)−(2−メチル−キナゾリン−4−イル)−メチル−アミン;
(4−メトキシ−フェニル)−(2−メチル−6−ニトロ−キナゾリン−4−イル)−メチル−アミン;
(6−アミノ−2−メチル−キナゾリン−4−イル)−(4−メトキシ−フェニル)−メチル−アミン;
(6−アジド−2−メチル−キナゾリン−4−イル)−(4−メトキシ−フェニル)−メチル−アミン;
(4−メトキシ−フェニル)−(2−メチル−7−ニトロ−キナゾリン−4−イル)−メチル−アミン;
(2,4,6−トリメトキシ−フェニル)−(2−メチル−キナゾリン−4−イル)−メチル−アミン;
(7−アミノ−2−メチル−キナゾリン−4−イル)−(4−メトキシ−フェニル)−メチル−アミン;
(7−アジド−2−メチル−キナゾリン−4−イル)−(4−メトキシ−フェニル)−メチル−アミン;
(3,5−ジブロモ−4−メトキシ−フェニル)−(2−メチル−6−ニトロ−キナゾリン−4−イル)−メチル−アミン;
(4−フルオロ−フェニル)−(2−メチル−キナゾリン−4−イル)−メチル−アミン;および
ジフルオロメチル−(4−メトキシ−フェニル)−(2−メチル−キナゾリン−4−イル)−アミン;
からなる群より選択される化合物、あるいはその薬学的に受容可能な塩または溶媒和物。
【請求項94】
(2−クロロ−キナゾリン−4−イル)−(4−メトキシ−フェニル)−メチル−アミン;
(2−クロロ−キナゾリン−4−イル)−(4−メチル−フェニル)−メチル−アミン;
(2−クロロ−キナゾリン−4−イル)−(4−クロロ−フェニル)−メチル−アミン;
(2−クロロ−キナゾリン−4−イル)−(4−ニトロ−フェニル)−メチル−アミン;
(2−クロロ−キナゾリン−4−イル)−(4−ポリフルオロメトキシ−フェニル)−メチル−アミン;
(2−クロロ−6,7−ジメトキシキナゾリン−4−イル)−(4−メトキシ−フェニル)−メチル−アミン;
(2−クロロ−キナゾリン−4−イル)−(6−メトキシ−ピリジン−3−イル)−メチル−アミン;
(2−クロロ−キナゾリン−4−イル)−イソプロピル−(4−メトキシ−フェニル)−アミン;
(2−クロロ−キナゾリン−4−イル)−シクロヘキシル−(4−メトキシ−フェニル)−アミン;
(2−クロロ−キナゾリン−4−イル)−(2,3−ジメトキシ−フェニル)−メチル−アミン;
(2−クロロ−キナゾリン−4−イル)−エチル−(4−メトキシ−フェニル)−アミン;
(2−クロロ−キナゾリン−4−イル)−(2,4−ジメトキシ−フェニル)−メチル−アミン;
(2−クロロ−キナゾリン−4−イル)−(2,5−ジメトキシ−フェニル)−メチル−アミン;
(2−クロロ−キナゾリン−4−イル)−(3−メトキシ−フェニル)−メチル−アミン;
(2−クロロ−キナゾリン−4−イル)−(2−メトキシ−フェニル)−メチル−アミン;
(2−クロロ−キナゾリン−4−イル)−(4−メチルカルボキシフェニル)−メチル−アミン;
(2−クロロ−キナゾリン−4−イル)−(4−ヒドロキシフェニル)−メチルアミン;
(2−クロロ−6−メチル−キナゾリン−4−イル)−(4−メトキシ−フェニル)−メチル−アミン;
(2−クロロ−7−メチル−キナゾリン−4−イル)−(4−メトキシ−フェニル)−メチル−アミン;
(2−クロロ−5−メチル−キナゾリン−4−イル)−(4−メトキシ−フェニル)−メチル−アミン;
(2−クロロ−8−メチル−キナゾリン−4−イル)−(4−メトキシ−フェニル)−メチル−アミン;
(2,6−ジクロロ−キナゾリン−4−イル)−(4−メトキシ−フェニル)−メチル−アミン;
(2,7−ジクロロ−キナゾリン−4−イル)−(4−メトキシ−フェニル)−メチル−アミン;
(2−クロロ−キナゾリン−4−イル)−(3,4−メチレンジオキシフェニル)−メチル−アミン;
(2−クロロ−キナゾリン−4−イル)−(3,4−ジメトキシ−フェニル)−メチル−アミン;
(2−クロロ−キナゾリン−4−イル)−(4−フェノキシーフェニル)−メチル−アミン;
(2−クロロ−キナゾリン−4−イル)−(4−プロポキシ−フェニル)−メチル−アミン;
(2−クロロ−キナゾリン−4−イル)−(4−エトキシ−フェニル)−メチル−アミン;
(2,8−ジクロロ−キナゾリン−4−イル)−(4−メトキシ−フェニル)−メチル−アミン;および
(2,5−ジクロロ−キナゾリン−4−イル)−(4−メトキシ−フェニル)−メチル−アミン;
からなる群より選択される化合物、あるいはその薬学的に受容可能な塩または溶媒和物。
【請求項95】
(4−メトキシ−フェニル)−メチル−キナゾリン−4−イル−アミン;および
(4−メチル−フェニル)−メチル−キナゾリン−4−イル−アミン;
からなる群より選択される化合物、あるいはその薬学的に受容可能な塩または溶媒和物。
【請求項96】
(2−メトキシ−キナゾリン−4−イル)−(4−メトキシフェニル)−メチルアミン;および
(5−クロロ−2−イソプロポキシ−キナゾリン−4−イル)−(4−メトキシ−フェニル)−メチル−アミン;
からなる群より選択されるか化合物、あるいはその薬学的に受容可能な塩または溶媒和物。
【請求項97】
化合物(2−メチル−キナゾリン−4−イル)−(4−メトキシ−フェニル)−メチル−アミン、あるいはその薬学的に受容可能な塩または溶媒和物。
【請求項98】
化合物(2−アジド−キナゾリン−4−イル)−(4−メトキシ−フェニル)−メチル−アミン、あるいはその薬学的に受容可能な塩または溶媒和物。
【請求項99】
化合物(4−メトキシ−フェニル)−メチル−(2−メチル−キナゾリン−4−イル)−アミン塩酸塩、あるいはその薬学的に受容可能な塩または溶媒和物。
【請求項100】
化合物(2−クロロ−キナゾリン−4−イ)−(4−メトキシ−ベンジル)−メチル−アミン、あるいはその薬学的に受容可能な塩または溶媒和物。
【請求項101】
化合物(イソキノリン−1−イル)−(4−メトキシ−フェニル)−メチル−アミン、あるいはその薬学的に受容可能な塩または溶媒和物。
【請求項102】
化合物(4−メトキシ−フェニル)−メチル−(キノリン−4−イル)−アミン、あるいはその薬学的に受容可能な塩または溶媒和物。
【請求項103】
化合物(4−ジメチルアミノ−フェニル)−(2−メチル−キナゾリン−4−イル)−メチル−アミン、あるいはその薬学的に受容可能な塩または溶媒和物。
【請求項104】
薬学的に受容可能な担体と混合した、有効量の請求項26〜103のいずれかに記載の化合物を含む薬学的組成物。
【請求項105】
有効量の請求項26〜103のいずれか1項に記載の化合物、およびアルキル化剤、抗有糸分裂剤、トポイソメラーゼI阻害剤、トポイソメラーゼII阻害剤、RNA/DNA抗代謝産物、EGFR阻害剤、脈管形成阻害剤、チューブリン阻害剤、プロテオソーム阻害剤、メルファラン、クロラモブシル、シクロホスファミド、イフォスファミド、ビンクリスチン、マイトグアゾン、エピルビシン、アクラルリシン、ブレオマイシン、マイトキサントロン、エリプチニウム、フルダラビン、オクトレオタイド、レチノイン酸、タモキシフェン、Gleevec(登録商標)およびアラノシンからなる群より選択される別の抗癌剤を含む薬学的組成物。
【請求項106】
哺乳動物においてチューブリンを阻害するのに有用な医薬の製造のための、請求項26〜103のいずれか1項に記載の化合物の使用。
【請求項107】
哺乳動物においてトポイソメラーゼIIを阻害するのに有用な医薬の製造のための、請求項26〜103のいずれか1項に記載の化合物の使用。
【請求項108】
アポトーシスを誘導するのに有用な医薬の製造のための、請求項26〜103のいずれか1項に記載の化合物の使用。
【請求項109】
哺乳動物においてアポトーシスの誘導に応答する疾患を処置するのに有用な医薬の製造のための、請求項26〜103のいずれか1項に記載の化合物の使用。
【請求項110】
癌、自己免疫疾患、自己免疫リンパ系増殖症候群、滑膜細胞過形成、炎症、ウィルス感染、ステント内再狭窄、および真菌感染を処置するための請求項106〜109のいずれかに記載の使用。
【請求項111】
別の抗癌剤で処置された、かつ別の抗癌剤に応答せず、あるいはそのような他の抗癌剤に対する抵抗性を発生させた患者を処置することにおける、請求項26〜103のいずれか1項に記載の化合物の使用。
【請求項112】
別の抗癌剤に対して難治性である患者を処置することにおける、請求項26〜103のいずれか1項に記載の化合物の使用。
【請求項113】
該他の抗癌剤がアルキル化剤、抗有糸分裂剤、トポイソメラーゼI阻害剤、トポイソメラーゼII阻害剤、RNA/DNA抗代謝産物、EGFR阻害剤、脈管形成阻害剤、チューブリン阻害剤、プロテオソーム阻害剤、メルファラン、クロラモブシル、シクロホスファミド、イフォスファミド、ビンクリスチン、マイトグアゾン、エピルビシン、アクラルリシン、ブレオマイシン、マイトキサントロン、エリプチニウム、フルダラビン、オクトレオタイド、レチノイン酸、タモキシフェン、Gleevec(登録商標)およびアラノシンからなる群より選択される、請求項111または112に記載の使用。
【請求項114】
該他の抗癌剤がビンブラスチン、タキソールまたはそのアナログである、請求項113に記載の使用。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公表番号】特表2007−524637(P2007−524637A)
【公表日】平成19年8月30日(2007.8.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−517854(P2006−517854)
【出願日】平成16年7月6日(2004.7.6)
【国際出願番号】PCT/US2004/021631
【国際公開番号】WO2005/003100
【国際公開日】平成17年1月13日(2005.1.13)
【出願人】(304057634)ミリアド ジェネティクス, インコーポレイテッド (13)
【出願人】(500162060)サイトビア インコーポレイテッド (3)
【Fターム(参考)】