カット補助用手袋

【課題】理・美容業界のヘアースタイルファッションにおける複雑なカット施術で要求され、手指の上、下、横、斜め等よりカットする難しいカット場面での指を切削、切除する事故が多々ある。
【解決手段】複雑な施術が要求される理・美容業界での作業中に、指を切削、切除する事故を無くす為、人差指と中指に保護を目的とした素材にて形成された指手袋を装着し、手袋が脱却しない様連結具を付ける事で指を保護し、事故を防止するカット補助具である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明はカット施術の際、指を切削、切除する事を保護する事を目的としたものである。
【背景技術】
【０００２】
従来、理・美容師は客の要望に応じて毛髪のカット施術をするが、急いでいたりすると指を切削、切除する事故が多かった。今迄にあったのは火傷をしない為の耐熱用のヘアアイロン手袋の様なものはあった。
【０００３】
本発明のカット補助用手袋は、カット施術者が客の要望で急いでいる時に起こる指の切削、切除等の事故を防ぐ事を目的としたもので、カット以外の施術の時は脱着自在が望ましい。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
理・美容業界のヘアースタイルファッションは複雑なカット施術が要求され、手指の上、下、横、斜め等よりカットする難しいカット場面が多く、上級技術者でも指を切削、切除する事故が多々ある為、本発明はこれからの理・美容業界に不可欠の事故防止の為のカット補助用手袋である。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
本発明は、隣接する人差指と中指に各々装着可能にして、指保護素材にて形成されたことを特徴とするカット補助用手袋である。
【０００６】
前記カット補助用手袋において、人差指用袋と中指用袋が連結してもよいが、連結しない人差指用袋、中指用袋の１本だけのものもある。
【０００７】
カット補助用手袋は、手首に装着できる脱却防止ベルトと人差指用袋および中指用袋を連結する連結帯から成っていて、着脱自在であり、指部分だけ着脱自在としてもよい。
【０００８】
人差指用袋２の外側２aと内側２ｂ、中指用袋１の外側１ａと内側１ｂの素材の長さが２ｂと１ｂの方を少し長くすると、手袋を外す時に、手袋下側先端の２ｂと１ｂを引くと外しやすい。
【０００９】
着脱自在の脱却防止ベルト４のベルトには着脱の為の連結具のホック５、マッジクテープ（登録商標）６、尾錠７などで連結するのがよい。
【発明の効果】
【００１０】
本発明はファッション性もあり、上記した構造で成り、カット補助用手袋を着用した施術者が多忙時や複雑なヘアスタイルであっても指を切削、切除する事故が無くなり、健康的衛生的な手指で客に接し、満足を与える事ができる。仕事もスムースに能率よく稼働する事ができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【００１１】
図１は、本発明の実施の形態に係るカット補助用手袋は、隣接する人差指と中指に各々装着可能にして、指保護素材にて形成され、人差指用袋と中指用袋の根本で接合し、着脱自在にし、かつ脱却防止ベルトによりカット施術中でも安心して使用でき、事故を防止する事ができるものである
【産業上の利用可能性】
【００１２】
右利き、左利き、男女兼用で使用できる。
【図面の簡単な説明】
【００１３】
【図１】左手首に脱却防止ベルトを装着しているカット補助用手袋の斜視図。
【図２】左手首に脱却防止ベルトを装着し、連結した２指の手袋を付けた平面図。
【図３】指に手袋を装着、指の上部と下部で下部の方が少し長くなっている側面図。
【図４】手袋の指の下側先端が上側より長くなっている拡大図。
【図５】本体カット補助用手袋の脱却防止ベルトから連結した手袋の構造と平面図。
【図６】連結しない人差指用袋、中指用袋の側面図。
【符号の説明】
【００１４】
１中指用袋
１a 中指用袋の縫合線上部
１b 中指用袋の縫合線下部先端
２人差指用袋
２a 人差指用袋の縫合線上部
２b 人差指用袋の縫合線下部先端
３連結手袋と脱却防止ベルトをつなぐ連結帯
４連結手袋が脱却しない為の脱却防止ベルト
５脱却防止ベルトが腕から外れない為の防止ホック
６脱却防止ベルトが腕から外れない為の防止マジックテープ
７脱却防止ベルトが腕から外れない為の防止尾錠
８指手袋の上部と下部を結ぶ縫合線

【特許請求の範囲】
【請求項１】
隣接する人差指と中指に各々装着可能にして、指保護素材にて形成されたことを特徴とするカット補助用手袋。
【請求項２】
人差指用袋と中指用袋が連結されていることを特徴とする請求項１記載のカット補助用手袋。
【請求項３】
手首に装着できる脱却防止ベルトと人差指用袋および中指用袋を連結する連結帯から成ることを特徴とする請求項１、２記載のカット補助用手袋。

【図１】