説明

カメラ付き通信端末装置

【課題】情報信号の処理と送受信を実行する処理回路と操作部を有する本体にカメラが取付けられ、カメラから得られた映像信号を情報信号として処理するカメラ付き通信端末装置において、複数の相違するフィルターを選択して用いるためのカメラ付き通信端末装置を提供する。
【解決手段】相異なる複数のフィルターからなるフィルター本体60をカメラ50の前方にガイド70によって摺動自在に取付け、操作レバー402によって所望のフィルターをカメラレンズの前方に位置させ、フィルター本体60側に凹部801を設け、ガイド70側に凹部801に係合、離脱する凸部802を設け、カメラレンズの前方に位置されたフィルターを凹部801に凸部802を係合することにより保持し、単一のカメラレンズの前方にフィルターを選択的に位置させるように構成した。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報信号の処理と送受信を実行する処理回路と操作部を有する本体にカメラが取付けられ、カメラから得られた映像信号を情報信号として処理するカメラ付き通信端末装置であって、特に、フィルターを用いて撮影するためのカメラ付き通信端末装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年、携帯電話機は通信、電子メール、インターネットへのアクセスなどが可能となっている。即ち、多機能化された通信端末装置として活用されている。しかも、撮影用のカメラを有し、送信者、背景、物品などの被写体を撮影して画像信号を記録及び送信する機能を有するものが商品化されている。このような傾向は、携帯電話のみならず、企業や一般加入者が宅内に設置する宅内電話機においても同様である。特に最近では宅内電話機をIP電話として用いることもあり、それらの電話機には送話者、受話者の動画像を相互に送受信できるように撮像用のカメラユニットが備えられるようになってきている。更に、光学的なフィルターを用いて被写体を撮影することが考えられている。
【0003】
この種の光学的フィルターを用いて撮影することができる携帯端末装置としては、例えば、下記の特許文献1(特開2003−256819号公報)に示す従来技術が提案されている。この従来の携帯電話機は、虹彩で個人認証を行うために虹彩を撮影することとテレビ電話機として使用したり風景画像を撮影して送信したりするものである。そこで虹彩撮影用の虹彩認識用撮影装置と風景画像や顔面画像などを撮影できる撮影装置を搭載している。虹彩認識用撮影装置は虹彩のパターンを撮影する関係で画面が狭い望遠カメラを用いている。また、虹彩認識用撮影装置は虹彩画像が近赤外付近で最も鮮明な画像となるので可視光カットフィルターをレンズに取り付けている。一方、風景や顔面などを撮影する撮影装置は広角カメラを用いると共に、より鮮明な画像を得るため可視光を透過し赤外光をカットする赤外カットフィルターをレンズに取り付けている。
【0004】
その具体的な構成は以下の通りである。携帯端末装置は、スライダーによってスライドするレンズユニットを備え、このレンズユニット内に画角が狭角の望遠レンズと画角が広角の広角レンズとが並列に設けられている。これら望遠レンズと広角レンズとはスライダーによっていずれか一方が固体撮像素子の前面に選択的に位置されるようになっている。また、レンズユニット内には、望遠レンズに重ねて可視光カットフィルターが設けられ、広角レンズに重ねて赤外光カットフィルターが設けられている。
【0005】
上述したように従来のカメラ付き携帯端末装置は、可視光カットフィルターに重ね合わされた望遠レンズと、赤外光カットフィルターに重ね合わされた広角レンズとを並置したレンズユニットを備え、スライダーによりレンズユニットをスライドさせることで撮像阻止の前面位置にくるレンズを可視光カットフィルターが重なった望遠レンズまたは赤外光カットフィルターが重なった広角レンズのいずれかに切り換えて撮影することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開2003−256819号公報(段落0004〜0007、段落0019〜0020、図2)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、上記特許文献1に開示された、従来のカメラ付き携帯端末装置においては、望遠レンズと広角レンズに対応して各々に光学的フィルターが設けられているので光学的フィルターのみを切換えることができない。そのため、カメラ付き携帯端末装置において、例えば被写体をぼかして撮影したり色彩効果をもたせて撮影する場合には、これらの撮影のための光学的フィルターだけを選択することができないという問題があった。
【0008】
従って、本発明は、上記の問題点を解消することを課題とし、簡単な構成で共通のカメラレンズに対して複数の相違する光学的フィルターを選択的に取付けることができるカメラ付き通信端末装置を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前記課題を解決するために、本願の請求項1に係るカメラ付き通信端末装置の発明は、情報信号の処理と送受信を実行する処理回路と操作部を有する装置本体にカメラが取付けられ、該カメラから得られた映像信号を該情報信号として処理するカメラ付き通信端末装置であって、相異なる複数のフィルターからなるフィルター本体と、前記フィルター本体を前記カメラに対して移動可能に取付けて所望のフィルターを該カメラのカメラレンズ前方に位置させる取付け手段(例えば、下記の実施例では、ガイド70)と、前記カメラレンズ前方に位置された所望の前記フィルターを保持する前記取付け手段に設けられた保持手段(例えば、下記の実施例では、保持機構80)と、前記フィルター本体を前記装置本体に対して摺動させる操作手段(例えば、下記の実施例では、操作レバー402)とを備えてなることを特徴とする。
【0010】
また、本願の請求項2に係る発明においては、請求項1に係る発明において、前記フィルター本体は、前記複数のフィルターを直線的に並べて配置するフレームを備え、前記取付け手段は、前記フレームを摺動自在に案内するガイドを前記カメラに備えてなることを特徴とする。
【0011】
また、本願の請求項3に係る発明においては、請求項1に係る発明において、保持手段は、フレームに形成された凹部と、取付け手段側に形成された凹部と係合する凸部と、凸部と凹部の少なくとも一方を弾性的に支持する可撓部とからなることを特徴とする。
【発明の効果】
【0012】
本発明のカメラ付き通信端末装置は、次に示すような優れた効果を奏する。
【0013】
即ち、請求項1に係る発明においては、相異なる複数のフィルターからなるフィルター本体をカメラの前方に配置し、取付け手段によってフィルター本体を取付けて所望のフィルターをカメラレンズの前方に位置させ、保持手段によってカメラレンズの前方に位置されたフィルターを保持し、操作手段によってフィルターを移動させるので、相異するフィルターを共通のカメラに選択的に取付けることができる。そのため、相異するフィルター効果をもたらす撮影が単一のカメラレンズで達成できることになり装置の小型化を図ったカメラ付き通信端末装置を提供できる。
【0014】
また、請求項2に係る発明においては、請求項1に係る発明において、フィルター本体は、複数のフィルターを直線的に並べて配置するフレームを備え、取付け手段は、フレームを摺動自在に案内するガイドをカメラに備えているので、簡単な構成でフィルター本体をカメラに取付けることができると共に、操作手段による所望のフィルターの選択を容易に行うことができる。
【0015】
また、請求項3に係る発明においては、請求項1に係る発明において、保持手段は、フレームに形成された凹部と、取付け手段側に形成された凹部と係合する凸部とからなるので、選択されたフィルターが確実に位置の保持がなされる。また、凸部と凹部の少なくとも一方が可撓部に支持されているので、凹部と凸部との係合離脱が円滑に行われ操作手段の操作性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】本発明の一実施例に係るカメラ付き通信端末装置の正面図である。
【図2】図1におけるカメラ付き通信端末装置の前面パネルの背面側に配置されているカメラ部分を示した斜視図である。
【図3】図2における前面パネルを切断して示す上面図である。
【図4】図2におけるカメラ部分を取出してその前面側を示す斜視図である。
【図5】図4の正面図である。
【図6】図5におけるA−A線で切断した断面図である。
【図7】本発明の一実施例に係るカメラ付き通信端末装置のフィルター本体とスペーサとを示す斜視図である。
【図8】本発明の一実施例に係るカメラ付き通信端末装置の前ホルダーを背面方向から見た斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、本発明の具体例を実施例及び図面を用いて詳細に説明する。但し、以下に示す実施例は、本発明の技術的思想を具体化するためのカメラ付き通信端末装置を例示するものであって、本発明をこのカメラ付き通信端末装置に特定することを意図するものでなく、特許請求の範囲に含まれるその他の実施形態のカメラ付き通信端末装置にも等しく適用し得るものである。
【実施例】
【0018】
図1は本発明の一実施例に係るカメラ付き通信端末装置の正面図であり、図2は図1における前面パネルの背面側に配置されているカメラ部分を示す斜視図であり、図3は図2における前面パネルを切断して示す上面図である。
【0019】
本実施例に係るカメラ付き通信端末装置10はカメラ付き電話機に適用されたものであり、図1に示すように、装置本体20とスタンド30とからなっている。装置本体20の前面上縁寄りの中央部分には後述するカメラが配置され、その前面にはカメラのレンズ部分が臨むように、カメラ用開口201が形成されている。カメラ用開口201の側方には後述するフィルターのためのフィルター用操作部40が設けられている。装置本体20の前面中央には液晶表示パネルからなる表示部202、下方には各種の操作キーを配した操作部203、左方には通話用のハンドセット204が夫々配置されている。また、装置本体20は全体的に筐体205と前面パネル206によって構成されており、その内部には情報信号の処理と送受信を実行する処理回路、電源回路などの各種部品、部材が内蔵されている。
【0020】
図2、図3においてカメラの内蔵状態を示すが、カメラ50は支持部501とフレキシブル・プリント回路基板502を備えている。支持部501はカメラ50を筐体205に支持して前面パネル206の背面側に位置させている。フレキシブル・プリント回路基板502はカメラ50と装置本体20内に設けられたプリント回路基板(図示せず)との間を電気的に接続させている。
【0021】
フィルター用操作部40は、前面パネル206に水平方向に形成された操作レバー用溝401と、操作レバー用溝401によって案内されて摺動する操作レバー402とから形成されている。即ち、フィルター用操作部40は操作レバー402が前面パネル206上を水平方向に摺動するように構成されている(図1参照)。
【0022】
図4は、図2におけるカメラ部分を取出してその前面側を示す斜視図であり、図5は、図4の正面図であり、図6は、図5におけるカメラ部分のA−A線で切断した断面図である。以下、図2、図3、および、図4〜図6を参照してカメラ50とフィルター本体60のガイド部分を詳しく説明する。
【0023】
カメラ50は、カメラホルダー503と、カメラホルダー503内に設けられたカメラモジュール504と、カメラモジュール504のレンズ前方に形成された空間505と、空間505に連なりカメラモジュール504の前面に形成された正方形のレンズ用開口506とからなる。カメラホルダー503は前ホルダー503aと後ホルダー503bとから形成されている。カメラモジュール504は前ホルダー503aにスペーサ507を介し、後ホルダー503bにクッション材508を介して取付けられている。また、空間505内においては、カメラモジュール504の前方に位置してフィルター本体60が設けられている(図3、図6参照)。
【0024】
フィルター本体60はカメラモジュール504の前方に取付けられているが、この取付け手段は、フィルター本体60の上縁と下縁が摺動自在に係合するガイド70によって構成されている。このガイド70は前ホルダー503aとスペーサ507とによって形成されている(図4、図6参照)。
【0025】
図7はフィルター本体60とスペーサ507とを示す斜視図であり、図8は前ホルダー503を背面方向から見た背面図である。次に、これらの図を参照してフィルター本体60、及びカメラ50に取付けたフィルター本体60を保持する保持手段を、更に詳しく説明する。
【0026】
フィルター本体60は、横方向に直線的に並んだ4個の窓を形成するフレーム601と、最左端に形成された開口602と、開口602の右隣りの窓に取付けられた被写体をぼかして撮影するためのソフトフィルター603と、ソフトフィルター603の右隣りの窓に取付けられた青色フィルター604と、青色フィルター604の右隣りの窓に取付けられた赤色フィルター605と、赤色フィルター605の右方に伸びて設けられた連結用プレート606とから構成されている。
【0027】
連結用プレート606の先端は、前面パネル206の背面側で操作レバー402に連結されている。この連結状態は抜止め用ピン403によって維持されている(図2、図3参照)。そして、フィルター本体60は操作レバー402の水平方向の移動操作によってカメラ50のカメラレンズの前方を水平方向に移動可能に取付けられている。従って、操作レバー402は、フィルター本体60をスライドして移動させる操作手段として機能する。
【0028】
フレーム601には夫々の窓の上辺、下辺の中間に凹部801が形成されている。一方、ガイド70の中間に凹部801に係合、離脱する凸部802が形成されている。従って、これら凹部801、凸部802は、選択的にカメラレンズ(図示せず)前方に位置された開口602、ソフトフィルター603、青色フィルター604、赤色フィルター605を位置決め保持する保持手段である保持機構80を構成する。
【0029】
凸部802が設けられたガイド70部分は可撓性の材料を用いて形成された可撓部803であって、凸部802が凹部801に弾性的に当接して係合するようになっている。なお、凸部802が設けられたガイド70部分は可撓性の材料を用いて形成するかわりに、凹部801を設けたフレーム601部分を可撓性の材料を用いて形成してもよい。
【0030】
次に、上述した実施例のカメラ付き通信端末装置10における動作について説明する。カメラ付き通信端末装置10において、テレビ電話機能により通話を行う場合は、通話者の顔の皮膚の粗さが目立たないようにぼかすことが可能である。
【0031】
この場合は、操作レバー402を操作してソフトフィルター603がカメラレンズの前面に位置されるようにフィルター本体60を摺動させる。カメラレンズの前面に位置されたソフトフィルター603は、フレーム601部分の凹部801にカメラ50側の凸部802が係合されることにより、その位置が保持される。その結果、被写体はソフトフィルター603を介して粗さが目立たないように撮影される。
【0032】
一方、カメラ付き通信端末装置10において、青色フィルター604を介して被写体を撮影する場合は、操作レバー402を操作して青色フィルター604がカメラレンズの前面に位置されるようにフィルター本体60を摺動させる。カメラレンズの前面に位置された青色フィルター604は、フレーム601部分の凹部801にカメラ50側の凸部802が係合されることにより、その位置が保持される。その結果、被写体は青色フィルター604を介して撮影される。
【0033】
更に、カメラ付き通信端末装置10において、赤色フィルター605を介して被写体を撮影する場合は、操作レバー402を操作して赤色フィルター605がカメラレンズの前面に位置されるようにフィルター本体60を摺動させる。カメラレンズの前面に位置された赤色フィルター605は、フレーム601部分の凹部801にカメラ50側の凸部802が係合されることにより、その位置が保持される。その結果、被写体は赤色フィルター605を介して撮影される。
【0034】
また、上記の各種のフィルターを用いない場合は、操作レバー402を操作して開口602がカメラレンズの前面に位置されるようにフレーム本体60を摺動させる。この状態は開口602部分の凹部801にカメラ50側の凸部802が係合されることにより保持される。その結果、被写体はフィルターを介さないで撮影される。
【0035】
従って、上述した本発明の実施例のカメラ付き情報端末装置10によれば、開口602、ソフトフィルター603、青色フィルター604、赤色フィルター605を有するフィルター60本体がガイド70によって摺動自在に取付けられている。そして、フィルター本体60が前面パネル206上に配置された操作レバー402によって摺動されるようになっている。
【0036】
そのため、カメラ付き情報端末装置10は相異なる複数のフィルターを共通のカメラレンズに対し選択的に取付けて所望の状態で撮影することができるので、カメラレンズが単一なものでよくカメラモジュール504を小型にすることできる。
【0037】
また、フィルター本体60は複数のフィルターを直線的に並べて配置しカメラ50側に備えたガイド70によってカメラレンズ前方を摺動するように取付けられているので、フィルター本体60の直線的な移動によってフィルターの選択ができる。そのため、操作レバー402は直線的な移動によって容易にフィルターの選択ができる。
【0038】
更に、フィルター本体60はフレーム601に形成した凹部801にスペーサ507側に形成した凸部802を係合させて摺動位置の保持を行うように構成したため、開口602、ソフトフィルター603、青色フィルター604、赤色フィルター605がカメラレンズの前面に正確に位置されその状態が確実に保持される。
【0039】
また、凸部802はガイド70の可撓部803に設けられているので凹部801との係合、離脱が円滑に行われる。そのため、操作レバー401による操作性が向上する。勿論、凹部801が設けられているフレーム601部分を可撓性の材料で形成しても同様の効果をもたらす。
【0040】
なお、上記実施例においては、カメラ付き通信端末装置10がスタンド30を有する電話機に適用された場合について説明したが、本発明はこれに限定されることなく携帯電話機、各種情報処理のための電子機器などの各種の装置に適用できる。
【符号の説明】
【0041】
10・・・・カメラ付き通信端末装置
20・・・・装置本体
30・・・・スタンド
40・・・・フィルター用操作部
50・・・・カメラ
60・・・・フィルター本体
70・・・・ガイド
80・・・・保持機構
201・・・カメラ用開口
202・・・表示部
203・・・操作部
204・・・ハンドセット
205・・・筺体
206・・・前面パネル
401・・・操作レバー用溝
402・・・操作レバー
501・・・支持部
502・・・フレキシブル・プリント回路基板
503・・・カメラホルダー
503a・・前ホルダー
503b・・後ホルダー
504・・・カメラモジュール
505・・・空間部
506・・・レンズ用開口
507・・・スペーサ
508・・・クッション材
601・・・フレーム
602・・・開口
603・・・ソフトフィルター
604・・・青色フィルター
605・・・赤色フィルター
606・・・連結用プレート
801・・・凹部
802・・・凸部
803・・・可撓部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
情報信号の処理と送受信を実行する処理回路と操作部を有する装置本体にカメラが取付けられ、該カメラから得られた映像信号を該情報信号として処理するカメラ付き通信端末装置であって、
相異なる複数のフィルターからなるフィルター本体と、
前記フィルター本体を前記カメラに対して移動可能に取付けて所望のフィルターを該カメラのカメラレンズ前方に位置させる取付け手段と、
前記カメラレンズ前方に位置された所望の前記フィルターを保持する前記取付け手段に設けられた保持手段と、
前記フィルター本体を前記装置本体に対して摺動させる操作手段とを備えてなることを特徴とするカメラ付き通信端末装置。
【請求項2】
前記フィルター本体は、前記複数のフィルターを直線的に並べて配置するフレームを備え、
前記取付け手段は、前記フレームを摺動自在に案内するガイドを前記カメラに備えてなることを特徴とする請求項1に記載のカメラ付き通信端末装置。
【請求項3】
前記保持手段は、前記フレームに形成された凹部と、前記摺動取付け手段側に形成された該凹部と係合する凸部と、該凸部と凹部の少なくとも一方を弾性的に支持する可撓部とからなることを特徴とする請求項1に記載のカメラ付き通信端末装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2012−114583(P2012−114583A)
【公開日】平成24年6月14日(2012.6.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−260321(P2010−260321)
【出願日】平成22年11月22日(2010.11.22)
【出願人】(000001889)三洋電機株式会社 (18,308)
【出願人】(000214892)三洋電機コンシューマエレクトロニクス株式会社 (1,582)
【Fターム(参考)】