説明

カラオケ投稿映像選択装置及びカラオケ投稿映像選択プログラム

【課題】カラオケ装置で撮影されたカラオケ投稿映像の中から、カラオケ投稿映像の地域性に基づいた選択を行うことを目的とする。
【解決手段】本発明に係るカラオケ投稿映像選択装置は、複数のカラオケ投稿映像の中からカラオケ投稿映像の補助情報に含まれる投稿位置情報に基づいて、区分地域を代表する代表カラオケ投稿映像を抽出する代表映像抽出処理と、抽出された代表カラオケ投稿映像に対応するサムネイル画像が地図上の区分地域に位置付けられた、カラオケ投稿映像を選択するためのグラフィックインターフェイス画面を作成するマッピング処理と、を実行することを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、演奏される楽曲にあわせて歌唱を楽しむカラオケ装置において録画されたカラオケ投稿映像を選択するカラオケ投稿映像選択装置、並びに、カラオケ投稿映像選択プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、演奏に合わせて歌唱を楽しむカラオケ装置が知られている。このカラオケ装置では、歌唱の練習あるいは歌唱の記念などを目的として、歌唱音声に加え歌唱映像を録画する機能を有するものが知られている。
【0003】
このような録画機能を有するカラオケ装置として、特許文献1には、カラオケボックスなどの各部屋で撮影して得られたAVデータファイルを、客室管理用のパーソナルコンピュータにて、CD−Rなどの可搬型記録媒体に書き込むカラオケ録画装置が開示されている。このカラオケ録画装置では、カラオケボックスに来店した顧客が、歌唱の記念に可搬型記録媒体を持ち帰ることが可能である。
【0004】
一方、特許文献2には、カラオケ装置に接続されたビデオカメラ、ビデオCDレコーダを用い、ビデオカメラで撮影した映像をビデオCDに記録するカラオケ装置が開示されている。その際、録画モードの選択は、カラオケ曲の選曲同様リモコン装置から入力される曲番号を用いて行うことが可能とされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2002−244675号公報
【特許文献2】特開2002−311969号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、現在、インターネットの通信容量は格段に大きくなり、画像投稿サイトなどでは高品質の画像を扱うことも可能となっている。また、通信機能を有する携帯情報端末にはカメラが装備されるのが通常であり、ユーザーは撮影した画像を画像投稿サイトに気軽にアップロードして広く公開して楽しまれている。カラオケ装置においても、この画像投稿機能を有するものが登場しており、カラオケボックスやスナックなどのナイト店で撮影された歌唱状況を、インターネットを介してユーザーの所有するパーソナルコンピュータなどに配信している。
【0007】
ところで、カラオケの歌唱状況を撮影した投稿映像は、日々増加する一方であって、視聴する側においても、膨大な投稿映像の中から視聴したいカラオケ投稿映像を探し出すことは困難な状況となっている。本発明は、このような実情を鑑み、カラオケ装置で撮影されたカラオケ投稿映像の中から、地域性に基づく選択を行うことを可能としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
そのため、本発明に係るカラオケ投稿映像選択装置は、
店舗に設置されているカラオケ装置から送信されたカラオケ投稿映像と、当該カラオケ投稿映像の補助情報に基づいて、カラオケ投稿映像を選択するためのグラフィックインターフェイスを作成するカラオケ投稿映像選択装置において、
複数のカラオケ投稿映像の中からカラオケ投稿映像の補助情報に含まれる投稿位置情報
に基づいて、区分地域を代表する代表カラオケ投稿映像を抽出する代表映像抽出処理と、
抽出された代表カラオケ投稿映像に対応するサムネイル画像が地図上の区分地域に位置付けられた、カラオケ投稿映像を選択するためのグラフィックインターフェイスを作成するマッピング処理と、を実行することを特徴とする。
【0009】
さらに本発明に係るカラオケ投稿映像選択装置において、
代表映像抽出処理は、補助情報に含まれるカラオケ投稿映像の再生回数、もしくは、カラオケ投稿映像に対する評価値に基づいて、代表カラオケ投稿映像を抽出することを特徴とする。
【0010】
さらに本発明に係るカラオケ投稿映像選択装置において、
代表映像抽出処理は、補助情報に含まれる投稿日時情報に基づいて、指定された期間に対応するカラオケ投稿映像を、代表カラオケ投稿映像抽出の対象とすることを特徴とする。
【0011】
さらに本発明に係るカラオケ投稿映像選択装置において、
マッピング処理で表示するサムネイル画像は、補助情報に含まれる楽曲関連情報に基づいて、投稿時に使用されたカラオケ楽曲のジャンルを判別可能に表示されることを特徴とする。
【0012】
さらに本発明に係るカラオケ投稿映像選択装置において、
代表映像抽出処理は、作成する地図の縮尺に応じて代表カラオケ投稿映像を選択するための区分地域を変更することを特徴とする。
【0013】
さらに本発明に係るカラオケ投稿映像選択装置において、
マッピング処理は、補助情報に含まれる投稿日時情報に基づいて、サムネイル画像が位置付けられた階層が所定期間ごとに表示されるグラフィックインターフェイスを作成する階層処理を可能とすることを特徴とする。
【0014】
また本発明に係るカラオケ投稿映像選択プログラムは、
店舗に設置されているカラオケ装置から送信されたカラオケ投稿映像と、当該カラオケ投稿映像の補助情報に基づいて、カラオケ投稿映像を選択するためのグラフィックインターフェイスを作成するカラオケ投稿映像選択プログラムにおいて、
複数のカラオケ投稿映像の中からカラオケ投稿映像の補助情報に含まれる投稿位置情報に基づいて、区分地域を代表する代表カラオケ投稿映像を抽出する代表映像抽出処理と、
抽出された代表カラオケ投稿映像に対応するサムネイル画像が地図上の区分地域に位置付けられた、カラオケ投稿映像を選択するためのグラフィックインターフェイスを作成するマッピング処理と、をコンピューターに実行させることを特徴とする。
【発明の効果】
【0015】
以上、本発明によれば、カラオケ投稿映像に対応したサムネイル画像を、投稿位置情報に基づいて地図上に配置したグラフィックインターフェイス画面を形成し、当該グラフィックインターフェイス画面にてユーザーにカラオケ投稿映像を選択させるようにしたことで、カラオケ投稿映像の地域性を生かした検索を行うことが可能とされている。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】本発明の実施形態に係るカラオケシステムの構成を示す図
【図2】本発明の実施形態に係るトップ画面を示す図
【図3】本発明の実施形態に係るユーザー情報を示す図
【図4】本発明の実施形態に係るユーザーに対するサービス処理を示す図
【図5】本発明の実施形態に係るアクティブユーザートップ画面を示す図
【図6】本発明の実施形態に係る楽曲確認画面を示す図
【図7】本発明の実施形態に係る楽曲演奏処理を示すフロー図
【図8】本発明の実施形態に係るカラオケ用ホストの通信処理を示す模式図
【図9】本発明の実施形態に係る投稿映像選択処理を示すフロー図
【図10】本発明の実施形態に係るカラオケ投稿映像選択画面(全体図)を示す図
【図11】本発明の実施形態に係るカラオケ投稿映像選択画面(拡大図)を示す図
【図12】本発明の実施形態に係るカラオケ投稿映像選択画面(階層表示)を示す図
【図13】本発明の実施形態に係るカラオケ投稿映像選択画面(標高表示)を示す図
【図14】本発明の実施形態に係る投稿映像視聴処理を示すフロー図
【図15】本発明の実施形態に係る投稿映像再生画面を示す図
【発明を実施するための形態】
【0017】
図1は、本発明の実施形態に係るカラオケシステムの構成を示す図である。本実施形態におけるカラオケシステムは、コマンダ2(カラオケ装置)と、リモコン装置1にて構成されており、これらは、LAN100にて、無線、有線で互いに接続されている。
【0018】
店舗に設置されるコマンダ2は、リモコン装置1(例えば、1a、1b)によりユーザーからの各種指示を受け付けることが可能となっている。また、リモコン装置1は表示部11と操作部17が共有されたタッチパネル表示画面を備え、ユーザーに対して各種情報の提供や、操作入力することが可能とされている。リモコン装置1は、LAN100上に設置されたアクセスポイント110を介してコマンダ2と無線接続される。図中に破線で示されるように、例えばコマンダ2aにはリモコン装置1aと1bが対応付けられ、LAN100aを介して情報を送受信することが可能となっている。また、リモコン装置1とコマンダ2とは赤外線通信部16などを利用した近距離通信を行うことも可能である。
【0019】
さらに、本実施形態のカラオケシステムでは、ユーザーに各種サービスを提供するためインターネットを介したカラオケ用ホスト5(サーバ装置)が設けられ、楽曲情報やユーザー情報、カラオケ投稿映像など、各種サービスに必要な情報を記憶している。そして、ルータ120を通じて、コマンダ2、又はリモコン装置1aと、前述した情報の送受信が行うことができる。
【0020】
コマンダ2は、全体を統括制御する制御部30を中心として機能し、主な機能として、演奏処理、楽曲予約処理、投稿処理、投稿映像選択処理、投稿映像視聴処理などを実行可能としている。演奏処理は、入力部21やリモコン装置1にて、ユーザーにより指定された楽曲に対応する演奏情報をMIDI音源を含んで構成される音響制御部70にて演奏させ、スピーカー42から放音させる処理である。このとき、スピーカー42からは歌唱用マイク44a、44bから入力される音声も合わせて放音される。投稿処理は、演奏処理にあわせて録画・録音されたカラオケ用投稿映像をカラオケ用ホスト5に送信する処理である。また、投稿映像選択処理は、投稿処理にて送信されたカラオケ用投稿映像を視聴などを目的としてユーザーに選択させる処理であって、投稿映像視聴処理は、選択されたカラオケ用投稿映像を視聴する処理である。
【0021】
楽曲予約処理は、ユーザーからの指定に基づいて楽曲を選択、予約するための処理である。本実施形態ではリモコン装置1と連携して実行することとなる。リモコン装置1の操作部17から入力されたユーザーの指令は、赤外線通信部19、23、あるいは、LAN100を介してコマンダ2に伝達される。コマンダ2での処理結果は、リモコン装置1側の表示部11に表示され、ユーザーは選曲のための各種情報を視認することが可能である。コマンダ2とリモコン装置1は、この楽曲指定処理に限らず、ユーザー個別のサービスを提供するためのログイン処理など各種処理を実行することが可能である。
【0022】
図2は、本発明の実施形態に係るトップ画面、すなわち、リモコン装置1を起動した直後の画面を示す図である。本実施形態では、リモコン装置1の表示部11に表示を行うことで、リモコン装置1を操作するユーザーに対して各種情報を提供する。なお、リモコン装置1の操作部17としては、カーソルキーなどの各種機械的なスイッチの他、表示部11に表示されたボタン、アイコンなどを直接タッチして操作を行うタッチパネルを採用することができる。
【0023】
本実施形態のカラオケシステムは、複数のユーザーが各リモコン装置1のタッチパネル表示画面から必要な情報(後述するユーザIDやパスワード)を入力し、ログインすることが可能となっている。ユーザーのログインに関する情報は画面上方に常時表示される。ログインしたユーザーの分身像(アバター)を表示するためのログインユーザー欄103が設けられている。なお、分身像としては、人、キャラクターを模した像の他、図形や記号など各種形態を採用することができる。
【0024】
また、アカウントを有していないユーザーのためのゲストアイコン102、ユーザーを切り替えるためのユーザー切替スイッチ101が表示されている。ログインしたユーザーは、ログインユーザー欄103に表示される分身像を選択、あるいは、ユーザー切替スイッチ101を操作することで、自分のユーザー情報を利用した各種サービスを受けることが可能となる。また、アカウントを有していないユーザーは、ゲストアイコン102を操作することで、選曲など一般的なサービスを受けることが可能となっている。なお、ユーザーの切替の際には、パスワードなど認証を行うこととしてもよいが、認証を行うことなく簡易に切り替えることとしてもよい。
【0025】
図3は、各ユーザー毎に、ホスト5に記憶されているユーザー情報を説明するための図である。本実施形態では、ユーザー情報として、個人情報、十八番テーブル、履歴テーブルといった、ユーザーに関する各種情報を含んで構成される。ユーザー情報は、カラオケ用ホスト5の記憶部51に予め記憶されている。また、ユーザー情報には、ユーザーがリモコン装置1からカラオケ用ホスト5へログインしてこれら情報を利用するためのユーザーID(ユーザー識別情報)、パスワードが対応付けられている。個人情報には、ユーザー名(実際の名前に限ったものでなく、ニックネームであってもよい)、性別、年齢等を含んで構成されている。また、これら各種情報は、リモコン装置1、あるいは、インターネットなどのネットワークに接続された図示しないパーソナルコンピュータ、携帯情報端末などにてログインして設定することも可能である。
【0026】
十八番テーブルは、ユーザーによって登録された楽曲を記憶するテーブルであって、楽曲識別子、音程情報、過去の採点情報(最高点)などを含んで構成されている。ユーザーは、この十八番テーブルに基づいて、過去に登録したお気に入りの楽曲を呼び出して歌唱することが可能となる。その際、登録した音程情報を利用することで、自分の歌唱にあった音程で演奏を行うこともできる。
【0027】
履歴テーブルは、ユーザーが過去に演奏した楽曲に関する各種情報を記録した情報であって、本実施形態では、演奏した楽曲について、楽曲の楽曲識別子、演奏した日時を示す歌唱日時、歌唱した店舗の識別情報、あるいは、歌唱した店舗の住所、もしくは、緯度経度などを示す位置情報、採点情報などを含んで構成されている。ユーザーは、この履歴テーブルに基づいて、過去に演奏した楽曲を呼び出して歌唱することができる。
【0028】
図4は、このユーザー情報の送受信の様子を示した図である。カラオケ店舗に来店したユーザーは、自己のユーザーIDとパスワードで構成された識別情報を入力、あるいは、リモコン装置1などに設けられたICカードリーダーでICカードに記憶されている識別
情報を読み取らせることで認証処理S101を実行する。ユーザーの識別情報を読み取った、コマンダ2あるいはリモコン装置1は、識別情報をカラオケ用ホスト5に送信し(S102)、識別情報を受信したカラオケ用ホスト5は記憶部51に記憶されたデータベースから、該当するユーザーのユーザー情報を抽出し(S121)、問い合わせのあったコマンダ2あるいはリモコン装置1に対して送信する(S122)。
【0029】
ユーザー情報を受信したコマンダ2側では(S103)、受信したユーザー情報に基づいて、選曲処理、演奏処理など各種サービス処理が提供される(S104)。ユーザーによりログアウトが要求される(S105)とサービス処理を中断し、サービス処理中における各種履歴(ログ)、あるいは、ユーザーによる設定変更を反映したユーザー情報をカラオケ用ホスト5に送信する(S106)。ここで、ユーザー情報は、全ての情報を送信することの他、更新された差分だけを送信してもよい。カラオケ用ホスト5では、受信したユーザー情報に基づいて記憶部1に記憶されたデータベースの更新を実行する(S124)。
【0030】
以上、1ユーザーが認証処理(ログイン処理)してから、ログアウトするまでの流れを説明したが、本実施形態のコマンダ2、リモコン装置1は、認証された複数人(認証ユーザー)が同時にログインした状態で使用することが可能となっており、図2で説明したユーザーインターフェイスを用いることで、サービスを提供するユーザー(以下、「アクティブユーザー」という)を切り替えて使用することが可能となっている。
【0031】
図5は、本発明の実施形態に係るアクティブユーザートップ画面を示す図である。この図に示されるように、複数人がログインした状態ではログインユーザー欄103にログインしたユーザーの分身像103a〜103e(本実施形態では顔部分)が表示される。またログインユーザー欄103中、右端に背景がハイライトで示されるユーザーは、アクティブユーザー103eであって、図に示す状態では、このアクティブユーザー103eに対するサービス、すなわち、アクティブユーザー103eのユーザー情報を利用したサービスが実行されている状態となっている。このアクティブユーザートップ画面では、「曲を探す」を選択することで、従来の歌本と同様、歌手名、楽曲名に基づく検索を行うことができる。
【0032】
図6は、本発明の実施形態に係る楽曲確認画面を示す図であって、図5に示されるユーザーがログインした状態で選択された楽曲について、歌唱名、曲名、歌い出しなど、各種情報を表示して、歌唱したい楽曲に間違いないかを確認させるために表示される画面である。また、演奏時の音程を変更することも可能とされており、「キー設定」の欄右下に表示される「変更」ボタンを操作することで、音程変更値を設定するためのサブウィンドウが開き、ユーザーは自分の歌唱できる音程を設定することができる。また、本実施形態では「オプション」にて、カラオケ投稿映像についての設定することが可能とされている。具体的には、演奏時に録音・録画を実行することでカラオケ投稿映像を作成し、カラオケ用サーバに送信するか否か、そして、カラオケ用ホスト5に送信したカラオケ投稿映像の公開範囲などを設定することが可能とされている。
【0033】
この楽曲確認画面にて「予約」ボタンが操作されると、リモコン装置1からコマンダ2に対して楽曲識別子、ユーザーID、投稿モードの選択状況などを含む予約情報が送信される。受信したコマンダ2では、予約情報を予約テーブルに順次追加して、楽曲演奏処理を実行する。
【0034】
図7には、本発明の実施形態に係る楽曲演奏処理を示すフロー図が示されている。コマンダ2の電源投入後、この処理が開始されると、S201では、予約テーブルに追加されている予約情報が順次読み出される。S202では、読み出された予約情報について、カ
ラオケ投稿映像を作成するか、すなわち、投稿モードが選択されているか否かが判定される。投稿モードでないと判定された場合(S202:No)には、録音・録画を実行せずに、予約情報に含まれる楽曲識別子に対応する演奏情報を音響制御部70に演奏させる通常演奏処理(S210)が実行される。
【0035】
一方、投稿モードが選択されていると判定された場合(S202:Yes)には、予約情報に含まれる演奏情報の演奏を開始させ(S203)、それとほぼ同時にカメラ43から入力される映像情報の録画と、歌唱用マイク44から入力される歌唱音声情報の録音を開始する(S204)。本実施形態では歌唱音声情報のみを録音することとしており、再生時には、録音時に演奏した演奏情報を同期して再生させて再現することとしている。そのため、録音された歌唱音声情報には、録音に使用した楽曲の楽曲識別子が付帯される。このような形態に変え、演奏された演奏情報を歌唱音声情報と一緒に録音しておき、それを再生することとしてもよい。S205では、楽曲の演奏が終了したか否かを監視し、演奏の終了が判定される(S205:Yes)と、S206にて録音・録画を終了し、録画情報、録音情報を含むカラオケ投稿映像が作成される。作成時には、作成時の各種状況に基づくメタデータである補助情報が付帯される。
【0036】
この補助情報には、演奏した楽曲の楽曲識別子、音程情報、ユーザーID、投稿日時、投稿位置情報、採点が行われた場合には採点情報が含まれる。前述したように本実施形態では、歌唱音声情報のみを録音することとしているため、再生時には、補助情報に含まれる楽曲識別子に対応した演奏情報を歌唱音声情報と同期して再生させる。また、音程変更が行われた場合には、音程情報に基づき演奏情報の音程を変更して再生させる。補助情報としての楽曲識別子、ユーザーID、投稿日時、投稿位置情報、採点情報は、カラオケ投稿映像を選択するときの指標として利用することが可能である。投稿位置情報としては、コマンダ2の識別子、コマンダ2が設置されている店舗の識別子、あるいは、住所、緯度経度など各種情報を利用することができる。コマンダ2の識別子、あるいは、店舗の識別子を利用する場合には、カラオケ用ホスト5にてデータベースと照らし合わせることで、実際の位置が判定されることとなる。
【0037】
S207では、ユーザーに対し、S206の録音・録画終了時に作成されたカラオケ投稿映像とその補助情報について、カラオケ用ホスト5へのアップロードの可否が問われる。このとき、ユーザーに録音・録画したカラオケ投稿映像を試聴させて内容や写り具合などを確認させた後、アップロードの可否を選択させることとしてもよい。ユーザーによりアップロードが許諾された場合(S208:Yes)には、カラオケ投稿映像とその補助情報をカラオケ用ホスト5にアップロードする。一方、アップロードが許諾されなかった場合(S208:No)には、当該楽曲についての一連の処理を終了して、次の楽曲の演奏に進むこととなる。
【0038】
図8は、本発明の実施形態に係るカラオケ用ホストの通信処理を示す模式図であって、カラオケ投稿映像と補助情報の通信状況を示した図となっている。本実施形態では、コマンダ2から送信されたカラオケ投稿映像とカラオケ投稿映像作成時に付帯される補助情報1は、インターネットあるいは専用線などのネットワーク網を介してカラオケ用ホスト5の記憶部51にてデータベース化される。データベース化されたこれら情報は、視聴(選択)端末にて利用することが可能とされる。
【0039】
利用方法としては、カラオケ用ホスト5のWebサーバ52にて、インターネット網を介して接続されたパーソナルコンピュータ、あるいは、携帯情報端末から視聴することが可能とされている。また、カラオケ装置としてのコマンダ2からも視聴することが可能とされている。なお、コマンダ2では、視聴するだけでなく、楽曲演奏時にカラオケ投稿映像を再生し、過去に行われた歌唱と一緒に歌唱を楽しむことも可能とされている。そのと
きの歌唱状況を録音・録画してさらなるカラオケ投稿映像の作成に利用することとしてもよい。
【0040】
また、この各種視聴端末でのカラオケ投稿映像の利用状況に基づいて、当該カラオケ投稿映像に対してメタデータとしての補助情報2を記録することとしてもよい。例えば、カラオケ投稿映像を再生した回数、あるいは、視聴端末にてユーザーが入力した評価情報が補助情報2として記憶部51中のデータベースに記録される。この補助情報2は、補助情報1と同様、カラオケ投稿映像を選択する際の指標として利用することができる。
【0041】
では、本実施形態のカラオケ投稿映像選択装置について説明する。本実施形態のカラオケ投稿映像選択装置は、ユーザーにカラオケ投稿映像を選択させるためのグラフィックインターフェイス画面を作成するものであって、カラオケ用ホスト5に相当するものである。作成されたグラフィックインターフェイス画面は、Webサーバ52を介してパーソナルコンピュータ、携帯情報端末、コマンダ2、リモコン装置1などにてカラオケ投稿映像をユーザーに選択させる。このほか、コマンダ2あるいはリモコン装置1でこのグラフィックインターフェイス画面を作成することとしてもよい。さらに、カラオケ用ホスト5、コマンダ2、リモコン装置1などで、グラフィックインターフェイス画面を作成するカラオケ投稿映像選択プログラムも本発明の客体となる。
【0042】
図9は、本発明の実施形態において、カラオケ用ホスト5などで動作する投稿映像選択処理を示すフロー図である。また、図10〜図12は、カラオケ投稿映像を選択するためのグラフィックインターフェイス画面(カラオケ投稿映像選択画面)であって、図10は、マップ表示における全体図が、図11は、マップ表示における拡大図が、図12は、階層表示が示されている。
【0043】
カラオケ用ホスト5にて、投稿映像選択処理が実行される場合、パーソナルコンピュータなどのからの検索指定項目の指定、指定地域(縮尺)の指定など各種要求に基づいて処理が開始される。S301では、ユーザーによるマップ表示の指定であるか否かが判定される。マップ表示の指定であると判定された場合、S302にて、検索指定項目が、また、S303ではマップ上の指定地域(縮尺)が検出される。図10は、指定地域としてマップ全体が表示されている場合であって、日本地図全体が表示された例となっている。一方、図11は、図10中破線で囲まれた北海道部分の拡大表示が指定された場合となっている。また、図10、図11では、検索指定項目(図中の投稿映像選択条件)として、2010年にアップロードされた投稿映像であって、視聴回数が多いものとされている。なお地図上にS1〜S5の表記される枠は、カラオケ投稿映像のサムネイル画像であって、実際には各カラオケ投稿映像から抽出された、あるいは、カラオケ投稿映像に付帯する画像が枠内に表示されている。
【0044】
S304では、カラオケ用ホスト5は、記憶部51に記憶するカラオケ投稿映像の補助情報を利用して、S302で検出した検索指定項目、S304で検出された指定地域に基づいて、グラフィックインターフェイス画面にて選択させるための代表カラオケ投稿映像を選択する(代表映像抽出処理)。例えば、図10の場合においては、選択の対象となる投稿位置情報は、日本全国であって、日本全国において複数の区分地域に区分され、各区分地域毎に2010年において視聴回数が最も多いカラオケ投稿映像が代表カラオケ投稿映像として選択されることとなる。一方、図11の拡大表示においては、拡大表示の対象とされた北海道に対応した複数の区分地域に区分され、各区分地域について、2010年において視聴回数が最も多いカラオケ投稿映像が選択される。すなわち、本実施形態では表示させる地図の縮尺に応じて、代表カラオケ投稿映像を選択するための区分地域を変更することで、表示させる地図の大きさに応じたサムネイル画像の配置を可能としている。
【0045】
また、本実施形態では、検索指定項目として視聴回数が多いもの、投稿した年を採用しているが、これらはユーザーによって切り替えることが可能とされている。これは図中、各投稿映像選択条件の右隣に示されているスイッチを操作することで行われる。例えば、視聴回数に代え、投稿映像情報に対してなされた各種評価を利用することなどが可能である。
【0046】
S305では、S304で選択された代表カラオケ投稿映像について、対応するサムネイル画像が読み出される。このサムネイル画像は、カラオケ投稿映像に予め付された静止画像であってもよいし、カラオケ投稿映像から抽出された静止画像を利用してもよい。さらには、静止画に代えて動画を採用することも考えられる。このとき、各サムネイル画像には、対応するカラオケ投稿映像の種別を確認できるよう異なる色で縁取りされる。図11、図12のサムネイル画像では、使用した楽曲に対応するジャンルで縁取りされている。分かりやすいように図では、実線S1(演歌)、点線S2(J−POP)、一点鎖線S3(洋楽)、破線S4(アニメソング)などを用いて示している。なお、カラオケ投稿映像の種別は、ジャンルに限らず、投稿したユーザーの年齢、性別といったユーザー情報中の各種情報、投稿した店舗に関する情報、ジャンル以外の楽曲に関する情報など、各種を採用することができる。また、投稿映像選択条件としてユーザーがこれらを選択可能としてもよい。
【0047】
S306では、指定地域(図10の場合においては日本全国の地図上、図11の場合においては北海道の地図上)に対応する地図上にサムネイル画像が配置される(マッピング処理)。この配置は、各サムネイル画像に対応するカラオケ投稿映像の選択対象とされた各区分地域に配置されることとなる。307では、このように地図上に配置されたサムネイル画像を、カラオケ投稿映像を選択するためのグラフィックインターフェイス画面として、Webサーバ52を介し視聴端末に送信する。
【0048】
一方、本実施形態では、階層表示を行うことも可能とされている。例えば、図11の北海道の地図上において、ユーザーによりA−A’で示される線分が指定された場合、当該線分A−A’を対象とした区分地域内の投稿位置情報を有するカラオケ投稿映像を対象として代表カラオケ投稿映像の選択が実行されることとなる。
【0049】
ユーザーにより階層表示が指定されている(S308:Yes)と判定された場合、S309では検索指定項目が、S310では階層項目が検出される。本実施形態の検索指定項目としては、図12の投稿映像選択条件に示されるように視聴回数が最も多いものを対象としており、階層項目としては、投稿(アップロード)された時期が2010年における2月単位の期間としている。
【0050】
S311では、まず1番目の階層項目(例えば、2010年1月〜2月)であって、A−A’の線分付近の各区分地域について検索指定項目に応じた代表カラオケ投稿映像が選択される。この選択はマップ表示の場合と同様、カラオケ投稿映像に付随する補助情報が使用される。S312では、選択された代表投稿映像に対応するサムネイル画像が読み出され、S313では読み出されたサムネイル画像が、線分A−A’上で選択対象となった区分地域毎に配置される。この2010年1月〜2月の場合、最下層のサムネイル画像の配置が行われることとなる。この場合のサムネイル画像にもカラオケ投稿映像の種別に応じた縁取りが施されている。
【0051】
S311〜S314の処理を各階層項目(2010年の2ヶ月間)毎に実行することで、図12に示される階層表示のグラフィックユーザーインターフェイス画面が形成され、要求のあった視聴端末に送信される。ユーザーは、このグラフィックインターフェイス画面を介して、サムネイル画像を選択することでカラオケ投稿映像を視聴することができる
。図12に示されるグラフィックインターフェイス画面では、A−A’間の各区分地域に対応する名称(○○市など)が表示されており、ユーザーは縦軸方向を観察することで、各区分地域毎の時間推移に対応したカラオケ投稿映像の推移を確認することができる。
【0052】
以上、本実施形態では、グラフィックインターフェイス画面を作成する投稿映像選択装置として、カラオケ用ホスト5を利用する場合について説明したが、このグラフィックインターフェイス画面を利用することで、ユーザーは投稿映像選択の地域性に基づいて、投稿映像を選択することが可能となる。さらに、本実施形態では、視聴端末の画面表示能力を考慮して、グラフィックインターフェイス画面を作成することとしてもよい。例えば、パーソナルコンピュータの広い画面と、狭い領域の携帯情報端末の画面では、画面表示能力(画面サイズ、解像度、縦横ドット数など)が異なるため、同じグラフィックインターフェイス画面を表示させた場合、ユーザーにとっては見づらい場合も考えられる。
【0053】
そのため、グラフィックインターフェイス画面を形成する投稿映像選択装置では、表示対象となる視聴端末の画面表示能力を事前に取得して、それに基づいて代表カラオケ投稿映像を選択させるための区分地域を変更する、表示させるサムネイルの数を変化する、地図の縮尺を制限するなどを行うことで、視聴端末に応じた見易いグラフィックインターフェイス画面を構成することも可能となる。
【0054】
本実施形態では、このようにアップロード期間毎の階層表示としたが、これ以外にも図13に示されるようなカラオケ投稿映像選択画面(標高表示)にて、カラオケ投稿映像を選択するグラフィックインターフェイス画面としてユーザーに提供することも考えられる。図13に示されるグラフィックインターフェイス画面では、階層表示の場合と同様、図11の線分A−A’付近の投稿位置情報を有するカラオケ投稿映像を対象としている。この実施形態では、各区分地域についてサムネイル画像が積み重ねられており、縦方向のサムネイル画像の数は、各区分地域における投稿件数の状況に応じたものとされている。すなわち、各区分地域において投稿件数が多いほど、縦方向のサムネイル画像の数が多く表示されている。なお、この場合の検索指定項目は、視聴回数順とされており、縦方向に並ぶサムネイル画像は、上に位置するものほど視聴回数が多いものとされている。また、A−A’間の各区分地域に対応する名称(○○市など)が表示されており、ユーザーは縦軸方向を観察することで、各区分地域毎のカラオケ投稿映像の投稿数の状況を確認することができる。
【0055】
図14は、本発明の実施形態に係る投稿映像視聴処理を示すフロー図であって、コマンダ2、リモコン装置1、パーソナルコンピュータ、携帯情報端末などといった視聴端末にてカラオケ投稿映像を視聴する際の処理が示されている。S401では、視聴端末にてユーザーによる検索指定項目を受け付けると、本実施形態のカラオケ投稿映像選択装置として機能するカラオケ用ホスト5は、検索指定項目を受信(S421)して、対応するグラフィックインターフェイス画面を形成し、要求のたった視聴端末に送信する(S422)。このグラフィックインターフェイス画面を受信した視聴端末において、ユーザーによるサムネイル画像が選択された場合(S403)、そのサムネイル画像に対応する識別子がカラオケ用ホスト5に、カラオケ投稿映像を要求する信号として送信される。
【0056】
この識別子を受信(S423)したカラオケ用ホスト5は、識別子に対応するカラオケ投稿映像を視聴端末に送信(S424)し、これを受信(S405)した視聴端末では、当該カラオケ投稿映像の再生を開始する(S406)。このとき、カラオケ用ホストは、送信したカラオケ投稿映像のメタデータとしての補助情報として、再生回数を1回増加させる。なお、カラオケ投稿映像の再生は、全てを受信してから再生を開始するダウンロード方式であっても、受信しつつ再生を行うストリーミング方式であってもよい。
【0057】
本実施形態では、カラオケ投稿映像の再生完了後、視聴したカラオケ投稿映像に関する評価を行うことが可能とされている。なお、再生完了後のみならず、再生開始前あるいは再生途中にも評価を行うこととしてもよい。S408では、カラオケ投稿映像についてユーザーによる評価がなされたか否かが判定される。評価が有る場合には、当該評価を評価情報としてカラオケ用ホスト5に送信する。評価情報を受信したカラオケ用ホスト5では、再生回数と同様に、評価情報を補助情報としてデータベースに記録する。以上が各種視聴端末での投稿映像視聴処理である。
【0058】
図15には、この投稿映像視聴処理について、視聴端末における視聴画面例が示されている。カラオケ投稿映像が選択されると、この画面に移動しカラオケ投稿映像の再生が開始される。ユーザーは、カラオケ投稿映像の表示領域下方に表示された再生ツールを利用して一時停止、早送り、巻き戻し、音量調整を行うことが可能である。再生ツール下方には投票用ツールが表示されている。投票用ツールは、「かわいい」、「かっこいい」などの項目表記がされた複数のボタンで構成されており、ユーザーは投稿情報を視聴しながら、これらボタンを操作することで各項目に対して投票を行うことが可能とされている。また、各ボタンの表記項目下方には、当該カラオケ投稿映像に対するこれまでの投票数が表示されている。そして、画面左下には各項目の投票数の合計が表示されている。ユーザーが投票を実行すると投票した項目の投票数が「投票中!」へと変化し、2重投票が行われることを防止している。
【0059】
パーソナルコンピュータなどの視聴端末からの投票結果(評価情報)は、図8で説明したようにカラオケ用ホスト5に返信され、視聴したカラオケ投稿映像のメタデータとしての補助情報2として記憶部51内のデータベースに蓄積される。また、視聴端末での視聴回数についても同様に補助情報2としてデータベースに蓄積される。蓄積されたカラオケ投稿映像の補助情報2は、カラオケ投稿映像を選択するためグラフィックインターフェイス画面作成のために使用することが可能となる。
【0060】
なお、本発明はこれらの実施形態のみに限られるものではなく、それぞれの実施形態の構成を適宜組み合わせて構成した実施形態も本発明の範疇となるものである。
【符号の説明】
【0061】
1…リモコン装置、11…表示部、12…ビデオRAM、13…映像制御部、14…メモリ、15…制御部、16…無線LAN通信部、17…操作部、18…操作処理部、19…赤外線通信部、2…コマンダ(カラオケ装置)、21…操作部、22…操作処理部、23…赤外線通信部、24…インターフェイス部、27…メモリ、28…ビデオRAM、29…映像再生部、30…制御部、31…映像制御部、32…HDD(ハードディスク)、41…モニタ、42…スピーカー、44a、44b…歌唱用マイク、43…カメラ、70…音響制御部、100…LAN、110…アクセスポイント、120…ルータ、5…カラオケ用ホスト、51…記憶部、52…Webサーバ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
店舗に設置されているカラオケ装置から送信されたカラオケ投稿映像と、当該カラオケ投稿映像の補助情報に基づいて、カラオケ投稿映像を選択するためのグラフィックインターフェイス画面を作成するカラオケ投稿映像選択装置において、
複数のカラオケ投稿映像の中からカラオケ投稿映像の補助情報に含まれる投稿位置情報に基づいて、区分地域を代表する代表カラオケ投稿映像を抽出する代表映像抽出処理と、
抽出された代表カラオケ投稿映像に対応するサムネイル画像が地図上の区分地域に位置付けられた、カラオケ投稿映像を選択するためのグラフィックインターフェイス画面を作成するマッピング処理と、を実行することを特徴とする
カラオケ投稿映像選択装置。
【請求項2】
代表映像抽出処理は、補助情報に含まれるカラオケ投稿映像の再生回数、もしくは、カラオケ投稿映像に対する評価値に基づいて、代表カラオケ投稿映像を抽出することを特徴とする
請求項1に記載のカラオケ投稿映像選択装置。
【請求項3】
代表映像抽出処理は、補助情報に含まれる投稿日時情報に基づいて、指定された期間に対応するカラオケ投稿映像を、代表カラオケ投稿映像抽出の対象とすることを特徴とする
請求項1または請求項2に記載のカラオケ投稿映像選択装置。
【請求項4】
マッピング処理で表示するサムネイル画像は、補助情報に含まれる楽曲関連情報に基づいて、投稿時に使用されたカラオケ楽曲のジャンルを判別可能に表示されることを特徴とする
請求項1から請求項3の何れか1項に記載のカラオケ投稿映像選択装置。
【請求項5】
代表映像抽出処理は、作成する地図の縮尺に応じて代表カラオケ投稿映像を選択するための区分地域を変更することを特徴とする
請求項1から請求項4の何れか1項に記載のカラオケ投稿映像選択装置。
【請求項6】
マッピング処理は、補助情報に含まれる投稿日時情報に基づいて、サムネイル画像が位置付けられた階層が所定期間ごとに表示されるグラフィックインターフェイス画面を作成する階層処理を可能とすることを特徴とする
請求項1から請求項5の何れか1項に記載のカラオケ投稿映像選択装置。
【請求項7】
店舗に設置されているカラオケ装置から送信されたカラオケ投稿映像と、当該カラオケ投稿映像の補助情報に基づいて、カラオケ投稿映像を選択するためのグラフィックインターフェイス画面を作成するカラオケ投稿映像選択プログラムにおいて、
複数のカラオケ投稿映像の中からカラオケ投稿映像の補助情報に含まれる投稿位置情報に基づいて、区分地域を代表する代表カラオケ投稿映像を抽出する代表映像抽出処理と、
抽出された代表カラオケ投稿映像に対応するサムネイル画像が地図上の区分地域に位置付けられた、カラオケ投稿映像を選択するためのグラフィックインターフェイス画面を作成するマッピング処理と、をコンピューターに実行させることを特徴とする
カラオケ投稿映像選択プログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【公開番号】特開2013−25272(P2013−25272A)
【公開日】平成25年2月4日(2013.2.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−162798(P2011−162798)
【出願日】平成23年7月26日(2011.7.26)
【出願人】(396004833)株式会社エクシング (394)
【Fターム(参考)】