説明

カラーフィルタ基板、それの製造方法及びそれを含む表示装置

【課題】カラーフィルタ基板、それの製造方法及びそれを含む表示装置を提供する。
【解決手段】カラーフィルタ基板はベース基板、第1カラーフィルタ及び第2カラーフィルタを含む。前記ベース基板は上部に形成された一つ以上の第1画素領域、及び第1サブ領域と第2サブ領域とを含む一つ以上の第2画素領域を含む。前記第1カラーフィルタは前記第1画素領域及び前記第2画素領域の第1サブ領域に形成される。前記第2カラーフィルタは前記第2画素領域の第2サブ領域に形成される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はカラーフィルタ基板、それの製造方法及びそれを含む表示装置に関し、より詳細に説明すると製造工程を単純化するためのカラーフィルタ基板、それの製造方法及びそれを含む表示装置に関する。
【背景技術】
【0002】
放送やパッケージメディアなどの画像(動映像)コンテンツは、現在ブラウン管(cathode rat tube:CRT)TVの色再現範囲、即ち、赤色、緑色及び青色の三原色を用いることを前提にして作られている。現在のレッド、グリーン、ブルー(R、G、B)の三つの基本色に基づいたイメージ標準は人間の色認知能力を追っていけない状況である。従って、今後レッド、グリーン、ブルーの三つの基本色の他に追加的な基本色を含む方向に移動していくと期待される。
【0003】
さらに、現在のDVD及びデジタル放送信号もYCbCr信号を使用するのでR、G、B信号が有していない信号を含んでいる。現在、デジタル放送及びDVDフォーマットで使用されるYCbCr信号は既存のR、G、B三つの基本色では具現することができない色領域を含むので、画像歪曲及び画質低下問題が必然的に発生する。
液晶表示装置において、より広い色再現の範囲を具現するために使用される方法は発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)を採択したバックライトアセンブリの利用、CCFL(Cold Cathode Fluorescent Lamp)の波長帯変更、12ビット駆動、多色カラーフィルタなどが研究されている。
【0004】
これらの方法のうち多色カラーフィルタは最小四つ以上の基本色を有するレッド、グリーン、ブルー及びホワイト(RGBW)を有するカラーフィルタ、レッド、グリーン、ブルー、シアン及びイエロー(RGBCY)を有するカラーフィルタ、レッド、グリーン、ブルー、シアン、マゼンタ及びイエロー(RGBCMY)を有するカラーフィルタなどが考慮されている。
【0005】
このような多色カラーフィルタを作るためには既存の工程に追加されるカラーフィルタ分だけの工程及び資材が追加される。
【特許文献1】特開2001−305328号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
このように増加される工程数を減少するためにCMYを用いてR、G、Bを形成する減法混色を用いた技術が開発されているが、この場合カラーフィルタ層の積層による段差形成を避けることができなくなる。
より詳細に説明すると、レッドカラーフィルタはシアンカラーフィルタ層とイエローカラーフィルタ層の積層で生成され、グリーンカラーフィルタはイエローカラーフィルタ層とマゼンタカラーフィルタ層の積層で生成され、ブルーカラーフィルタはシアンカラーフィルタ層とマゼンタカラーフィルタ層の積層で生成される。従って、レッドカラーフィルタ、グリーンカラーフィルタ及びブルーカラーフィルタは前記シアンカラーフィルタ、マゼンタカラーフィルタ及びイエローカラーフィルタ層より厚く形成されカラーフィルタ基板とアレイ基板との間に形成される液晶層の厚さが不均一になることがあり得る。
【0007】
さらに、光が各カラーフィルタを通過し弱くなる減法混色によると、輝度が低下されるという問題点があった。
従って、画質が向上され単純した製造工程を有するカラーフィルタ基板を具備する表示装置の開発が必要である。
従って、本発明の第1目的は、製造工程単純化に適合し、画質の向上されたカラーフィルタ基板を提供することにある。
【0008】
また、本発明の第2目的は、前記カラーフィルタ基板を製造する方法を提供することにある。
また、本発明の第3目的は、前記カラーフィルタ基板を有する表示装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
このような本発明の第1目的を達成するための本願第1発明の一実施例によるカラーフィルタ基板は、ベース基板、第1カラーフィルタ基板及び第2カラーフィルタ基板を含む。前記ベース基板は上部に一つ以上の第1画素領域、及び第1サブ領域と第2サブ領域とを含む一つ以上の第2画素領域を含む。前記第1カラーフィルタは前記第1画素領域及び前記第2画素領域の第1サブ領域に形成される。前記第2カラーフィルタは前記第2画素領域の第2サブ領域に形成される。
【0010】
例えば、第1画素領域には基本三原色のカラーフィルタを配置し、第2画素領域のサブ領域には基本三原色の混色のカラーフィルタを配置することで、多色カラーフィルタを製造することができる。これにより、より広い色再現の範囲を具現することができる。
本願第2発明は、第1発明において、前記第1カラーフィルタはレッド、グリーン、またはブルーのうちいずれか一つの色に対応する。
【0011】
本願第3発明は、第2発明において、前記第1画素領域は、レッド画素領域、グリーン画素領域及びブルー画素領域を含み、前記第1カラーフィルタは前記レッド画素領域に形成されたレッドカラーフィルタ、前記グリーン画素領域に形成されたグリーンカラーフィルタ及び前記ブルー画素領域に形成されたブルーカラーフィルタを含む。
本願第4発明は、第3発明において、前記第2画素領域は、シアン画素領域、マゼンタ画素領域、及びイエロー画素領域を含み、前記シアン画素領域の前記第1サブ領域には前記ブルーカラーフィルタが形成され、前記シアン画素領域の前記第2サブ領域には前記グリーンカラーフィルタが形成される。前記マゼンタ画素領域の第1サブ領域には前記レッドカラーフィルタが形成され、前記第2サブ領域には前記ブルーカラーフィルタが形成される。前記イエロー画素領域の第1サブ領域には前記レッドカラーフィルタが形成され、前記第2サブ領域には前記グリーンカラーフィルタが形成される。
【0012】
上記のようなレッド、グリーン、及びブルーを混ぜ合わせて様々な色を再現する加法混色では、これらの色を混ぜ合わせると輝度が高くなる。一方、減法混色では、混ぜ合わせるほど輝度が低くなる。本発明では、互いに異なる色の光を混合する加法混色を適用するので輝度が向上される。
本願第5発明は、第1発明において、前記第1及び第2サブ領域は互いに同一の面積を有する。
【0013】
本願第6発明は、第1発明において、前記第1及び第2サブ領域の面積は互いに異なることもできる。
本願第7発明は、第1発明において、前記第2画素領域それぞれは第3サブ領域をさらに含み、前記第3サブ領域は前記第1サブ領域と前記第2サブ領域との間に配置される。
第3サブ領域によって第1サブ領域及び第2サブ領域に形成されたカラーフィルタが互いに離隔される。前記第3サブ領域は、前記第1サブ領域及び第2サブ領域に形成されたカラーフィルタ間のオーバーラップを防止して段差生成を防止する。また、第3サブ領域を通じて、第2画素領域を通過した光の色座標を調節することができる。
【0014】
本願第8発明は、第1発明において、前記第1及び第2サブ領域の境界は前記第2画素領域の幅方向に形成されることができる。
本願第9発明は、第1発明において、前記第1及び第2サブ領域の境界は前記第2画素領域の長さ方向に形成されることができる。
本願第10発明は、第1発明において、前記第1及び第2サブ領域の境界はメッシュ形状であることができる。
【0015】
本願第11発明は、第1発明において、前記第1及び第2サブ領域はドット形状であり、互いに交番的に配置されることができる。
本発明の第1目的を達成するための本願第12発明の他の実施例によるカラーフィルタ基板は、ベース基板、レッドカラーフィルタ、グリーンカラーフィルタ及びブルーカラーフィルタを含む。前記ベース基板は、レッド画素領域、グリーン画素領域、ブルー画素領域、及び第1サブ領域と第2サブ領域とを含む混色画素領域を含む。前記レッドカラーフィルタは前記レッド画素領域に形成される。前記グリーンカラーフィルタは前記グリーン画素領域に形成される。前記ブルーカラーフィルタは前記ブルー画素領域に形成される。前記第1及び第2サブ領域には前記レッドカラーフィルタ、前記グリーンカラーフィルタ及び前記ブルーカラーフィルタのうち選択された互いに異なる2つの色を有するカラーフィルタがそれぞれ形成される。
【0016】
上記のようなレッド、グリーン、及びブルーを混ぜ合わせて様々な色を再現する加法混色では、これらの色を混ぜ合わせると輝度が高くなる。一方、減法混色では、混ぜ合わせるほど輝度が低くなる。本発明では、互いに異なる色の光を混合する加法混色を適用するので輝度が向上される。また、上記のような多色カラーフィルタを製造することで、より広い色再現の範囲を具現することができる。
【0017】
本発明の第2目的を達成するための本願第13発明の一実施例によるカラーフィルタ基板の製造方法は、上部に一つ以上の第1画素領域、及び第1サブ領域と第2サブ領域とを含む一つ以上の第2画素領域が形成されたベース基板に、前記第1及び第2画素領域を露出させる開口部を含むブラックマトリックスを形成する段階と、前記第1画素領域及び前記第2画素領域の第1サブ領域に第1カラーフィルタを形成する段階と、前記第2画素領域の第2サブ領域に第2カラーフィルタを形成する段階と、を含む。
【0018】
例えば、第1画素領域には基本三原色のカラーフィルタを配置し、第2画素領域のサブ領域には基本三原色の混色のカラーフィルタを配置することで、多色カラーフィルタを製造することができる。これにより、より広い色再現の範囲を具現することができる。
本願第14発明は、第13発明において、前記第1及び第2カラーフィルタは、レッドカラーフィルタ、グリーンカラーフィルタ及びブルーカラーフィルタのうち選択された2つのカラーフィルタである。
【0019】
上記のようなレッド、グリーン、及びブルーを混ぜ合わせて様々な色を再現する加法混色では、これらの色を混ぜ合わせると輝度が高くなる。
前記第1及び第2サブ領域は、互いに同一の面積である。
前記第1及び第2サブ領域の面積は、互いに異なる。
前記第2画素領域それぞれは、第3サブ領域をさらに含み、前記第3サブ領域は前記第1サブ領域と前記第2サブ領域との間に配置されるのが好ましい。
【0020】
第3サブ領域によって第1サブ領域及び第2サブ領域に形成されたカラーフィルタが互いに離隔される。前記第3サブ領域は、前記第1サブ領域及び第2サブ領域に形成されたカラーフィルタ間のオーバーラップを防止して段差生成を防止する。また、第3サブ領域を通じて、第2画素領域を通過した光の色座標を調節することができる。
前記第1及び第2サブ領域の境界は、前記第2画素領域の幅方向に形成される。
【0021】
前記第1及び第2サブ領域の境界は、前記第2画素領域の長さ方向に形成される。
前記第1及び第2サブ領域の境界は、メッシュ形状である。
前記第1及び第2サブ領域は、ドット形状である。
本発明の第3目的を達成するための本願第22発明の一実施例による表示装置は、ベース基板、発光素子、第1カラーフィルタ及び第2カラーフィルタを含む。前記ベース基板は上部に一つ以上の第1画素領域、及び第1サブ領域と第2サブ領域とを含む一つ以上の第2画素領域を含む。前記発光素子は前記ベース基板の前記第1画素領域と前記第2画素領域に形成され光を発光する。前記第1カラーフィルタは第1画素領域及び前記第2画素領域の第1サブ領域上部に形成される。前記第2カラーフィルタは前記第2画素領域の第2サブ領域に形成される。
【0022】
例えば、第1画素領域には基本三原色のカラーフィルタを配置し、第2画素領域のサブ領域には基本三原色の混色のカラーフィルタを配置することで、多色カラーフィルタを製造することができる。これにより、より広い色再現の範囲を具現することができる。
本願第23発明は、第22発明において、前記発光素子は第1電極、前記第1電極と対向する第2電極及び前記第1電極と前記第2電極との間に配置された有機発光層を含む。
【0023】
前記第1カラーフィルタは、レッド、グリーンまたはブルー色を含むのが好ましい。
前記第1画素領域はレッド画素領域、グリーン画素領域及びブルー画素領域を含み、前記第1カラーフィルタは前記レッド画素領域に形成されたレッドカラーフィルタ、前記グリーン画素領域に形成されたグリーンカラーフィルタ及び前記ブルー画素領域に形成されたブルーカラーフィルタを含むのが好ましい。
【0024】
前記第2画素領域は、シアン画素領域、マゼンタ画素領域及びイエロー画素領域を含み、前記シアン画素領域の前記第1サブ領域には前記ブルーカラーフィルタが形成され、前記シアン画素領域の前記第2サブ領域には前記グリーンカラーフィルタが形成され、前記マゼンタ画素領域の第1サブ領域には前記レッドカラーフィルタが形成され、前記第2サブ領域には前記ブルーカラーフィルタが形成され、前記イエロー画素領域の第1サブ領域には前記レッドカラーフィルタが形成され、前記第2サブ領域には前記グリーンカラーフィルタが形成されるのが好ましい。
【0025】
上記のようなレッド、グリーン、及びブルーを混ぜ合わせて様々な色を再現する加法混色では、これらの色を混ぜ合わせると輝度が高くなる。
前記第1及び第2サブ領域は、互いに同一の面積である。
前記第1及び第2サブ領域の面積は、互いに異なる。
前記第2画素領域それぞれは、第3サブ領域をさらに含み、前記第3サブ領域は前記第1サブ領域と前記第2サブ領域との間に配置されるのが好ましい。
【0026】
第3サブ領域によって第1サブ領域及び第2サブ領域に形成されたカラーフィルタが互いに離隔される。前記第3サブ領域は、前記第1サブ領域及び第2サブ領域に形成されたカラーフィルタ間のオーバーラップを防止して段差生成を防止する。また、第3サブ領域を通じて、第2画素領域を通過した光の色座標を調節することができる。
前記第1及び第2サブ領域の境界は、前記第2画素領域の幅方向に形成されるのが好ましい。
【0027】
前記第1及び第2サブ領域の境界は、前記第2画素領域の長さ方向に形成されるのが好ましい。
前記第1及び第2サブ領域の境界は、メッシュ形状である。
前記第1及び第2サブ領域は、ドット形状である。
また、本発明の第3目的を達成するための他の実施例による表示装置は、カラーフィルタ基板、アレイ基板及び液晶層を含む。前記カラーフィルタ基板は上部に一つ以上の第1画素領域、及び第1サブ領域と第2サブ領域とを含む一つ以上の第2画素領域が形成されたベース基板、前記第1画素領域及び前記第2画素領域の第1サブ領域に形成された第1カラーフィルタ、及び前記第2画素領域の第2サブ領域に形成された第2カラーフィルタを含む。前記アレイ基板は前記カラーフィルタ基板に対向し、画素電極及び前記画素電極に画素電圧を印加するスイッチング素子を含む。前記液晶層は前記アレイ基板と前記カラーフィルタ基板との間に介在される。
【0028】
例えば、第1画素領域には基本三原色のカラーフィルタを配置し、第2画素領域のサブ領域には基本三原色の混色のカラーフィルタを配置することで、多色カラーフィルタを製造することができる。これにより、より広い色再現の範囲を具現することができる。
前記第1カラーフィルタは、レッド、グリーンまたはブルー色を含むのが好ましい。
前記第1画素領域は、レッド画素領域、グリーン画素領域、及びブルー画素領域を含み、前記第1カラーフィルタは前記レッド画素領域に形成されたレッドカラーフィルタ、前記グリーン画素領域に形成されたグリーンカラーフィルタ及び前記ブルー画素領域に形成されたブルーカラーフィルタを含むのが好ましい。
【0029】
前記第2画素領域はシアン画素領域、マゼンタ画素領域、及びイエロー画素領域を含み、前記シアン画素領域の前記第1サブ領域には前記ブルーカラーフィルタが形成され、前記シアン画素領域の前記第2サブ領域には前記グリーンカラーフィルタが形成され、前記マゼンタ画素領域の第1サブ領域には前記レッドカラーフィルタが形成され前記第2サブ領域には前記ブルーカラーフィルタが形成され、前記イエロー画素領域の第1サブ領域には前記レッドカラーフィルタが形成され、前記第2サブ領域には前記グリーンカラーフィルタが形成されるのが好ましい。
【0030】
上記のようなレッド、グリーン、及びブルーを混ぜ合わせて様々な色を再現する加法混色では、これらの色を混ぜ合わせると輝度が高くなる。
前記第1及び第2サブ領域は、互いに同一の面積である。
前記第1及び第2サブ領域の面積は、互いに異なる。
前記第2画素領域それぞれは、第3サブ領域をさらに含み、前記第3サブ領域は前記第1サブ領域と前記第2サブ領域との間に配置されるのが好ましい。
【0031】
第3サブ領域によって第1サブ領域及び第2サブ領域に形成されたカラーフィルタが互いに離隔される。前記第3サブ領域は、前記第1サブ領域及び第2サブ領域に形成されたカラーフィルタ間のオーバーラップを防止して段差生成を防止する。また、第3サブ領域を通じて、第2画素領域を通過した光の色座標を調節することができる。
前記第1及び第2サブ領域の境界は、前記第2画素領域の幅方向に形成される。
【0032】
前記第1及び第2サブ領域の境界は、前記第2画素領域の長さ方向に形成される。
前記第1及び第2サブ領域の境界は、メッシュ形状である。
前記第1及び第2サブ領域は、ドット形状である。
【発明の効果】
【0033】
本発明によると、互いに異なる色の光を混合する加法混色を適用するので輝度が向上される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0034】
以下、添付図面を参照して、本発明の好ましい実施形態をより詳細に説明する。図面に示された各層の間隔は誇張され示されることができ、以下の説明で“上に”は接触するすぐの上を指称することもできる。
図1は本発明の一実施例によるカラーフィルタ基板の画素領域を示した平面図であり、図2は図1のI−I‘線に沿って切断した部分を示した断面図である。
【0035】
図1及び図2に示すように、本発明の一実施例によるカラーフィルタ基板100はベース基板110及び前記ベース基板110上に形成された複数のカラーフィルタを含む。選択的に、前記カラーフィルタ基板100はブラックマトリックス111をさらに含む。
前記ベース基板110は光学的に透明な物質を含む。例えば、ガラス基板が前記ベース基板110として使用されることができる。
前記ブラックマトリックス111は前記ベース基板110の上部に形成される。ブラックマトリックス111は光を遮断する。ブラックマトリックス111はマトリックス形状に配列された複数の開口部を含み、前記ベース基板110は前記開口部を通じて露出される。前記開口部はベース基板110上部に複数の画素領域を画定する。
それぞれの画素領域は第1画素領域101及び第2画素領域102を含む。また、第2画素領域102は第1サブ領域102a及び第2サブ領域102bを含む。
前記第1画素領域101はレッド画素領域(R)、グリーン画素領域(G)、ブルー画素領域(B)に対応し、前記第2画素領域102はシアン画素領域、マゼンタ画素領域、イエロー画素領域を含む。
【0036】
本発明では加法混色により前記シアン画素領域、マゼンタ画素領域及びイエロー画素領域を具現する。より詳細に説明すると、シアンはブルーに対応する波長領域の光とグリーンに対応する波長領域の光を足して具現され(C=B+G)、マゼンタはレッドに対応する波長領域の光とブルーに対応する波長領域の光を足して具現され(M=R+B)、イエローはレッドに対応する波長領域の光とグリーンに対応する波長領域の光を足して具現される(Y=R+G)。
【0037】
従って、シアン領域、マゼンタ領域、イエロー画素領域に対応する前記第2画素領域102は前記第1サブ領域102a、及び第2サブ領域102bを含み、第1サブ領域102a及び第2サブ領域102bにレッドカラーフィルタ、グリーンカラーフィルタ及びブルーカラーフィルタのうち互いに異なる二つの色を有するカラーフィルタがそれぞれ形成され前記シアン、マゼンタ、イエローカラーフィルタを形成する。
【0038】
前記第1サブ領域102a及び前記第2サブ領域102は要求されるカラーの色座標によって互いに同一の面積を有することもでき、互いに異なる面積を有することもできる。
また、本実施例において、前記第1サブ領域102a及び前記第2サブ領域102bの境界は前記第2画素領域102の幅方向に、つまり第2画素領域102の長辺を短辺方向に沿う分断線によって分割するように形成される。このように、第1サブ領域102a及び前記第2サブ領域102bの境界が前記第2画素領域102の幅方向に形成される場合、前記相対的に製作が容易になる。後述の図1〜図4等では第2画素領域102の長辺を短辺方向に沿う分断線によって分割しているが、後述の図5〜図7等では第2画素領域102の短辺を長辺方向に沿う分断線によって分割している。図1〜図4等の分断方法よりも図5〜図7等の分断方法の方が、カラーフィルタどうしが互いに面する面が小さいため、ミスアライメントによって第2画素領域102のカラーフィルターが互いに重なり合う面積が小さいく好ましい。
【0039】
図3は本発明の他の一実施例によるカラーフィルタ基板の画素領域を示した平面図である。本実施例によるカラーフィルタ基板は前記第2画素領域を除いては、図1に示されたカラーフィルタ基板と同一である。従って、同一または類似した構成要素には同一の参照番号を付与し、同一または類似した構成要素に対する反復的説明は省略する。
図3に示すように、本実施例によるカラーフィルタ基板100はベース基板110及び前記ベース基板110上に形成された複数のカラーフィルタを含む。選択的に、前記カラーフィルタ基板100はカラーフィルタ基板100の上部にマトリックス形状に配列された複数の画素領域を画定するブラックマトリックス111をさらに含む。それぞれの画素領域は第1画素領域101及び第2画素領域102を含む。
【0040】
前記第2画素領域102は第1サブ領域102a、第2サブ領域102b及び第3サブ領域102cを含む。前記第1サブ領域102a、前記第2サブ領域102b、及び前記第3サブ領域102cの間の境界は前記第2画素領域102の幅方向に、つまり第2画素領域102の長辺を短辺方向に沿う分断線によって分割するように形成される。
前記第1サブ領域102a及び第2サブ領域102bにはレッドカラーフィルタ、グリーンカラーフィルタ及びブルーカラーフィルタのうち互いに異なる2つの色を有するカラーフィルタがそれぞれ形成される。
【0041】
前記第3サブ領域102cは前記第1サブ領域102aと第2サブ領域102bとの間に配置され、前記第3サブ領域102cによって前記第1サブ領域102a及び第2サブ領域102bに形成されたカラーフィルタが互いに離隔される。前記第3サブ領域102cは前記第1サブ領域102a及び第2サブ領域102bに形成されたカラーフィルタ間のオーバーラップを防止して段差生成を防止する。また、前記第3サブ領域102cを通じて、前記第2画素領域102を通過した光の色座標を調節することができる。
【0042】
図4は本発明のさらにまたの一実施例によるカラーフィルタ基板の画素領域を示した平面図である。本実施例によるカラーフィルタ基板は前記第2画素領域を除いては、図1で示されたカラーフィルタ基板と同一である。従って、同一または類似した構成要素には同一の参照番号を付与し、同一または類似した構成要素に対する反復的な説明は省略する。
図4に示すように、本実施例によるカラーフィルタ基板100はベース基板110及び前記ベース基板110上に形成された複数のカラーフィルタを含む。選択的に、前記カラーフィルタ基板100はカラーフィルタ基板100の上部にマトリックス形状に配列された複数の画素領域を画定するブラックマトリックス111をさらに含む。それぞれの画素領域は第1画素領域101及び第2画素領域102を含む。
【0043】
前記第2画素領域102は第1サブ領域102a、第2サブ領域102b及び第3サブ領域102cを含む。前記第1サブ領域102a、前記第2サブ領域102b及び前記第3サブ領域102cの間の境界は前記第2画素領域102の幅方向に、つまり第2画素領域102の長辺を短辺方向に沿う分断線によって分割するように形成される。
前記第1サブ領域102a及び第2サブ領域102bにはレッドカラーフィルタ、グリーンカラーフィルタ及びブルーカラーフィルタのうち互いに異なる2つの色を有するカラーフィルタがそれぞれ形成される。
【0044】
前記第3サブ領域102cは、前記第1サブ領域102a及び第2サブ領域102bの幅方向のエッジ部及び前記第1サブ領域102a及び第2サブ領域102bの間にに配置される。よって、前記第3サブ領域102cによって前記第1サブ領域102a及び第2サブ領域102bに形成されたカラーフィルタが互いに離隔される。前記第3サブ領域102cは前記第1サブ領域102a及び第2サブ領域102bに形成されたカラーフィルタ間のオーバーラップを防止して段差生成を防止する。また、前記第3サブ領域102cを通じて、前記第2画素領域102を通過した光の色座標を調節することができる。
【0045】
図5は本発明のさらにまたの一実施例によるカラーフィルタ基板の画素領域を示した平面図である。本実施例によるカラーフィルタ基板は前記第2画素領域を除いては、図1で示されたカラーフィルタ基板と同一である。従って、同一または類似した構成要素には同一の参照番号を付与し、同一または類似した構成要素に対する反復的な説明は省略する。
図5に示すように、本実施例によるカラーフィルタ基板100はベース基板110、及び前記ベース基板110上に形成された複数のカラーフィルタを含む。選択的に、前記カラーフィルタ基板100はカラーフィルタ基板100の上部にマトリックス形状に配列された複数の画素領域を画定するブラックマトリックス111をさらに含む。それぞれの画素領域は第1画素領域101及び第2画素領域102を含む。
【0046】
第2画素領域102は前記第1サブ領域102a及び第2サブ領域102bを含み、第1サブ領域102a及び第2サブ領域102bにレッドカラーフィルタ、グリーンカラーフィルタ及びブルーカラーフィルタのうち互いに異なる二つの色を有するカラーフィルタがそれぞれ形成され前記シアン、マゼンタ、イエローカラーフィルタを形成する。
前記第1サブ領域102a及び前記第2サブ領域102bは要求されるカラーの色座標によって互いに同一の面積を有することができ、互いに異なる面積を有することもできる。
【0047】
また、本実施例において、前記第1サブ領域102a及び前記第2サブ領域102bの境界は前記第2画素領域102の長さ方向に、第2画素領域102の短辺を長辺方向に沿う分断線によって分割するように形成される。このように、第1サブ領域102a及び前記第2サブ領域102bの境界が前記第2画素領域102の長さ方向に形成される場合、前記第1サブ領域102a及び前記第2サブ領域102bの境界部が増加するので混色に有利である。
【0048】
図6は本発明のさらにまたの一実施例によるカラーフィルタ基板の画素領域を示した平面図である。本実施例によるカラーフィルタ基板は前記第2画素領域を除いては、図1で示されたカラーフィルタ基板と同一である。従って、同一または類似した構成要素には同一の参照番号を付与し、同一または類似した構成要素についての反復的な説明は省略する。
【0049】
図6に示すように、本実施例によるカラーフィルタ基板100はベース基板110、及び前記ベース基板110上に形成された複数のカラーフィルタを含む。選択的に、前記カラーフィルタ基板100はカラーフィルタ基板100の上部にマトリックス形状に配列された複数の画素領域を画定するブラックマトリックス111をさらに含む。それぞれの画素領域は第1画素領域101及び第2画素領域102を含む。
【0050】
前記第2画素領域102は第1サブ領域102a、第2サブ領域102b及び第3サブ領域102cを含む。前記第1サブ領域102a、前記第2サブ領域102b及び前記第3サブ領域102cの間の境界は前記第2画素領域102の長さ方向に、第2画素領域102の短辺を長辺方向に沿う分断線によって分割するように形成される。
前記第1サブ領域102a及び第2サブ領域102bにはレッドカラーフィルタ、グリーンカラーフィルタ及びブルーカラーフィルタのうち互いに異なる二つの色を有するカラーフィルタがそれぞれ形成される。
【0051】
前記第3サブ領域102cは前記第1サブ領域102aと第2サブ領域102bとの間に配置され、前記第3サブ領域102cによって第1サブ領域102a及び第2サブ領域102bに形成されたカラーフィルタが互いに離隔される。前記第3サブ領域102cは前記第1サブ領域102a及び第2サブ領域102bに形成されたカラーフィルタ間のオーバーラップを防止して段差生成を防止する。また、前記第3サブ領域102cを通じて、前記第2画素領域102を通過した光の色座標を調節することができる。
【0052】
図7は本発明のさらにまたの一実施例によるカラーフィルタ基板の画素領域を示す平面図である。本一実施例によるカラーフィルタ基板は前記第2画素領域を除いては、図1に示されたカラーフィルタ基板と同一である。従って、同一または類似した構成要素には同一の参照番号を付与し、同一または類似した構成要素についての反復的な説明は省略する。
【0053】
図7に示すように、本実施例によるかカラーフィルタ基板100はベース基板110及び前記ベース基板110上に形成された複数のカラーフィルタを含む。選択的に、前記カラーフィルタ基板100はカラーフィルタ基板100の上部にマトリックス形状に配列された複数の画素領域を画定するブラックマトリックス111をさらに含む。それぞれの画素領域は第1画素領域101及び第2画素領域102を含む。
【0054】
前記第2画素領域102は第1サブ領域102a、第2サブ領域102b及び第3サブ領域102cを含む。前記第1サブ領域102a、前記第2サブ領域102b及び前記第3サブ領域102cの間の境界は前記第2画素領域102の長さ方向に、第2画素領域102の短辺を長辺方向に沿う分断線によって分割するように形成される。
前記第1サブ領域102a及び第2サブ領域102bにはレッドカラーフィルタ、グリーンカラーフィルタ及びブルーカラーフィルタのうち互いに異なる二つの色を有するカラーフィルタがそれぞれ形成される。
【0055】
前記第3サブ領域102cは、前記第1サブ領域102a及び第2サブ領域102bの長さ方向のエッジ部及び前記第1サブ領域102a及び第2サブ領域102bの間に配置される、よって、前記第3サブ領域102cによって前記第1サブ領域102a及び第2サブ領域102bに形成されたカラーフィルタが互いに離隔される。前記第3サブ領域102cは前記第1サブ領域102a及び第2サブ領域102bに形成されたカラーフィルタ間のオーバーラップを防止して段差生成を防止する。また、前記第3サブ領域102cを通じて、前記第2画素領域102を通過した光の色座標を調節することができる。
【0056】
図8は本発明のさらにまたの一実施例によるカラーフィルタ基板の画素領域を示した平面図である。本一実施例によるカラーフィルタ基板は前記第2画素領域を除いては、図1に示されたカラーフィルタ基板と同一である。従って、同一または類似した構成要素には同一の参照番号を付与し、同一または類似した構成要素については反復的な説明は省略する。
【0057】
図8に示すように、本実施例によるカラーフィルタ基板100はベース基板、及び前記ベース基板110上に形成された複数のカラーフィルタを含む。選択的に、前記カラーフィルタ基板100はカラーフィルタ基板100の上部にマトリックス形状に配列された複数の画素領域を画定するブラックマトリックス111をさらに含む。それぞれの画素領域は第1画素領域101及び第2画素領域102を含む。
【0058】
1つの第2画素領域102は、前記第1サブ領域102a及び第2サブ領域102bを含む。前記第1サブ領域102a及び第2サブ領域102bは、メッシュ形状に分割された第2画素領域102の各領域を構成し、交互に配置される。第1サブ領域102a及び第2サブ領域102bにレッドカラーフィルタ、グリーンカラーフィルタ、及びブルーカラーフィルタのうち互いに異なる2つの色を有するカラーフィルタがそれぞれ形成され、各第2画素領域102が前記シアン、マゼンタ、イエローカラーフィルタを形成する。
【0059】
前記第1サブ領域102a及び前記第2サブ領域102bは要求されるカラーの色座標によって互いに同一の面積を有することもでき、互いに異なる面積を有することもできる。
また、本実施例において、前記第1サブ領域102a及び前記第2サブ領域102bの境界はメッシュ形状に形成される。即ち、第1サブ領域102a及び第2サブ領域102bはチエス(chess)盤の形状に配列される。
【0060】
このように、第1サブ領域102a及び前記第2サブ領域102bの境界がメッシュ形状に形成される場合、前記第1サブ領域102a及び前記第2サブ領域102bの境界部が増加するので混色に有利である。
図9は本発明のさらにまたの一実施例によるカラーフィルタ基板の画素領域を示す平面図である。本実施例によるカラーフィルタ基板は前記第2画素領域を除いては、図1で示されたカラーフィルタ基板と同一である。従って、同一または類似した構成要素には同一の参照番号を付与し、同一または類似した構成要素につていの反復的な説明は省略する。
【0061】
図9に示すように、本実施例によるカラーフィルタ基板100はベース基板110及び前記ベース基板110上に形成された複数のカラーフィルタを含む。選択的に、前記カラーフィルタ基板100はカラーフィルタ基板100の上部にマトリックス形状に配列された複数の画素領域を画定するブラックマトリックス111をさらに含む。それぞれの画素領域は第1画素領域101及び第2画素領域102を含む。
【0062】
前記第2画素領域102は第1サブ領域102a、第2サブ領域102b、及び第3サブ領域102cを含む。前記第1サブ領域102a及び第2サブ領域102bにはレッドカラーフィルタ、グリーンカラーフィルタ及びブルーカラーフィルタのうち互いに異なる二つの色を有するカラーフィルタがそれぞれ形成される。
前記第3サブ領域102cは、前記第1サブ領域102a及び第2サブ領域102bエッジ部に形成される。具体的に、前記第1サブ領域102a及び第2サブ領域102bは、メッシュ形状に分割された第2画素領域102の各領域を構成する。ここで、第1サブ領域102a及び第2サブ領域102bは、交互に配置されても良い。第3サブ領域102cは、第1サブ領域102a及び第2サブ領域102bを取り囲むように第1サブ領域102a及び第2サブ領域102bの間に配置される。換言すれば、前記第1サブ領域102a及び第2サブ領域102bは前記第3サブ領域102cでマトリックス形状に配列される。
【0063】
前記第3サブ領域102cによって前記第1サブ領域102a及び第2サブ領域102bに形成されたカラーフィルタが互いに離隔される。前記第3サブ領域102cは前記第1サブ領域102a及び前記第2サブ領域102bに形成されたカラーフィルタ間のオーバーラップを防止して段差生成を防止する。また、前記第3サブ領域102cを通じて、前記第2画素領域102を通過した光の色座標を調節することができる。
【0064】
図10は本発明のさらにための実施例によるカラーフィルタ基板の画素領域を示した平面図である。本実施例によるカラーフィルタ基板は前記第2画素領域を除いては、図1で示されたカラーフィルタ基板と同一である。従って、同一または類似した構成要素には同一の参照番号を付与し、同一または類似した構成要素についての反復的な説明は省略する。
【0065】
図10に示すように、本実施例によるカラーフィルタ基板100はベース基板110及び前記ベース基板110上に形成された複数のカラーフィルタを含む。選択的に、前記カラーフィルタ基板100はカラーフィルタ基板100の上部にマトリックス形状に配列された複数の画素領域を画定するブラックマトリックス111をさらに含む。それぞれの画素領域は第1画素領域101及び第2画素領域102を含む。
【0066】
前記第2画素領域102は第1サブ領域102a、第2サブ領域102b及び第3サブ領域102cを含む。前記第1サブ領域102a及び第2サブ領域102bにはレッドカラーフィルタ、グリーンカラーフィルタ及びブルーカラーフィルタのうち互いに異なる二つの色を有するカラーフィルタがそれぞれ形成される。
前記第1サブ領域102a及び第2サブ領域102bはそれぞれドット形状を有し、前記第3サブ領域102cでマトリックス形状に配列される。また、前記第1サブ領域102a及び第2サブ領域102bは交番的に交互されることもできる。第3サブ領域102cは、第1サブ領域102a及び第2サブ領域102bを取り囲むように第1サブ領域102a及び第2サブ領域102bの間に配置される。
【0067】
前記第3サブ領域102cによって前記第1サブ領域102a及び第2サブ領域102bに形成されたカラーフィルタが互いに離隔される。前記第3サブ領域102cは前記第1サブ領域102a及び第2サブ領域102bに形成されたカラーフィルタ間のオーバーラップを防止して段差生成を防止する。また、前記第3サブ領域102cを通じて、前記第2画素領域102を通過した光の色座標を調節することができる。
【0068】
図11は本発明のさらにまたの一実施例によるカラーフィルタ基板の画素領域を示す平面図である。本実施例によるカラーフィルタ基板は前記第2画素領域を除いては、図1で示されたカラーフィルタ基板と同一である。従って、同一または類似した構成要素には同一の参照番号を付与し、同一または類似した構成要請についての反復的な説明は省略する。
【0069】
図11に示すように、本実施例によるカラーフィルタ基板100はベース基板110、及び前記ベース基板110上に形成された複数のカラーフィルタを含む。選択的に、前記カラーフィルタ基板100はカラーフィルタ基板100の上部にマトリックス形状に配列された複数の画素領域を画定するブラックマトリックス111をさらに含む。それぞれの画素領域は第1画素領域101及び第2画素領域102を含む。
【0070】
前記第2画素領域102は第1サブ領域102a、第2サブ領域102b及び第3サブ領域102cを含む。前記第1サブ領域102a、前記第2サブ領域102b及び前記第3サブ領域102cの間の境界は前記第2画素領域102の幅方向に、つまり第2画素領域102の長辺を短辺方向に沿う分断線によって分割するように形成される。
前記第1サブ領域102a及び第2サブ領域102bにはレッドカラーフィルタ、グリーンカラーフィルタ及びブルーカラーフィルタのうち互いに異なる二つの色を有するカラーフィルタがそれぞれ形成される。
【0071】
前記第3サブ領域102cは前記第1サブ領域102aと第2サブ領域102bとの間に配置され、前記第3サブ領域102cによって前記第1サブ領域102a及び第2サブ領域102bに形成されたカラーフィルタが互いに離隔される。前記第1サブ領域102a、第2サブ領域102bの面積は互いに異なる。また、隣接する画素領域の前記第3サブ領域の面積は互いに異なるように調節することもできる。
【0072】
前記第3サブ領域102cは前記第1サブ領域102a及び第2サブ領域102bに形成されたカラーフィルタ間のオーバーラップを防止して段差生成を防止する。また、前記第3サブ領域102cを通じて、前記第2画素領域102を通過した光の色座標を調節することができる。
図12は本発明のさらにまたの一実施例によるカラーフィルタ基板の画素領域を示した平面図である。本実施例によるカラーフィルタ基板は前記第2画素領域を除いては、図1で示されたカラーフィルタ基板と同一である。従って、同一または類似した構成要素には同一の参照番号を付与し、同一または類似した構成要素についての反復的な説明は省略する。
【0073】
図12に示すように、本実施例によるカラーフィルタ基板100はベース基板110及び前記ベース基板110上に形成された複数のカラーフィルタを含む。選択的に、前記カラーフィルタ基板100はカラーフィルタ基板100の上部にマトリックス形状に配列された複数の画素領域を画定するブラックマトリックス111をさらに含む。それぞれの画素領域は第1画素領域101及び第2画素領域102を含む。
【0074】
前記第2画素領域102は第1サブ領域102a、第2サブ領域102b及び第3サブ領域102cを含む。前記第1サブ領域102a、前記第2サブ領域102b及び前記第3サブ領域102cの間の境界は前記第2画素領域102の長さ方向に、第2画素領域102の短辺を長辺方向に沿う分断線によって分割するように形成される。
前記第1サブ領域102a及び第2サブ領域102bにはレッドカラーフィルタ、グリーンカラーフィルタ及びブルーカラーフィルタのうち互いに異なる色を有するカラーフィルタがそれぞれ形成される。
【0075】
前記第3サブ領域102cは前記第1サブ領域102aと第2サブ領域102の間に配置され、前記第3サブ領域102cによって前記第1サブ領域102a及び第2サブ領域102bに形成されたカラーフィルタが互いに離隔される。前記第1サブ領域102a、第2サブ領域102bの面積は互いに異なる。また、隣接する画素領域の前記第3サブ領域の面積は互いに異なるように調節されることもできる。
【0076】
前記第3サブ領域102cは前記第1サブ領域102a及び前記第2サブ領域102bに形成されたカラーフィルタ間のオーバーラップを防止して段差生成を防止する。また、前記第3サブ領域102cを通じて、前記第2画素領域102を通過した光の色座標を調節することができる。
以下、図2に示す本発明の一実施例によるカラーフィルタ基板の製造方法を説明する。
【0077】
ベース基板110上部に、ベース基板110の第1画素領域101及び第2画素領域102を露出させる開口部を含むブラックマトリックス111が形成される。
より詳細に説明すると、ベース基板110の上部面を全体的にカバーするブラックマトリックス層(図示せず)を形成し、前記第1画素領域101及び前記第2画素領域102に対応する部分を除去して前記開口部を形成する。選択的に、前記第1画素領域101及び前記第2画素領域102を除いた部分のみにブラックマトリックス層を形成することもできる。
【0078】
以後、第1画素領域101部分及び第2画素領域の第1サブ領域にレッドカラーフィルタ、グリーンカラーフィルタ及びブルーカラーフィルタを順次に形成する。同時に、第2画素領域の第2サブ領域にレッドカラーフィルタ、グリーンカラーフィルタ及びブルーカラーフィルタを形成して、シアンカラーフィルタ、マゼンタカラーフィルタ及びイエローカラーフィルタを形成する。
【0079】
図13は本発明の一実施例による表示装置を示した断面図である。
図13に示すように、本発明の一実施例による表示装置はベース基板110、前記ベース基板110上部に形成された複数の有機電界発光素子310及び前記有機電界発光素子310上部に形成されたカラーフィルタ層320を含む。
前記有機電界発光素子310は前記ベース基板110上部でマトリックス形態に配置され、白色光を発散する。前記有機電界発光素子310は第1電極311、第2電極313及び有機電界発光層312を含む。前記第1電極311は前記ベース基板110上部に形成されマトリックス形態に配列される。前記有機電界発光層312は前記第1電極311上部に形成され、前記第2電極313は前記有機電界発光層312上部に形成される。
【0080】
前記第1電極311は、例えば、金属を含み、前記第2電極313は、例えば、光学的に透明で電気的に導電性の物質例えば、インジウム錫酸化物(ITO)、インジウム亜鉛酸化物(IZO)などを含む。前記有機発光層312は前記第1電極311と前記第2電極313との間に介在される。
前記第1電極311及び前記第2電極313に電圧が印加され正孔及び電子が放出され、前記正孔及び電子が前記有機発光層312で結合すると光が発生される。このような光が前記第2電極313を通過し、前記カラーフィルタ層320を通過し特定の色を示すようにフィルタリングされる。
【0081】
前記カラーフィルタ層320は図1ないし図12に示されたカラーフィルタ層の配列と実質的に同一である。従って、それ以上の説明は省略する。
図14は本発明の他の一実施例による表示装置を示した断面図である。
図14に示すように、本発明の一実施例による表示装置はベース基板110、前記ベース基板110上部に形成されたカラーフィルタ層320、及び前記カラーフィルタ層320上部に形成された複数の有機電界発光素子310を含む。
【0082】
前記有機電界発光素子310は前記カラーフィルタ層320上部でマトリックス形態に配置され、白色光を発散する。前記有機電界発光素子310は第1電極311、第2電極313及び有機電界発光層312を含む。前記第2電極313は前記ベース基板110上部に形成されマトリックス形態に配列される。前記有機電界発光層312は前記第2電極313上部に形成され、前記第1電極311は前記有機電界発光層312上部に形成される。
【0083】
前記第1電極311は、例えば、金属を含み、前記第2電極313は、例えば、光学的に透明で電気的に導電性の物質例えばインジウム錫酸化物(ITO)、インジウム亜鉛酸化物(IZO)などを含む。前記有機発光層312は前記第1電極311と前記第2電極313との間に介在される。
前記第1電極311及び前記第2電極313に電圧が印加され正孔及び電子が放出され、前記正孔及び電子が前記有機発光層312で結合すると光が発生される。このような光が前記第2電極313を通過し、前記カラーフィルタ層320を通過し特定の色を表すようにフィルタリングされる。
【0084】
前記カラーフィルタ層320は図1乃至図11に示されたカラーフィルタ層の配列と実質的に同一である。従って、これ以上の説明は省略する。
図15は本発明のさらにまたの一実施例による表示装置を示した断面図である。
図15に示すように、本一実施例による表示装置500はアレイ基板520、カラーフィルタ基板540及び前記アレイ基板520とカラーフィルタ基板540との間に配置された液晶層530を含む。
【0085】
前記アレイ基板520は第1ベース基板521、スイッチング素子525及び画素電極を含む。前記スイッチング素子525は前記第1ベース基板521上部に形成される。前記スイッチング素子はゲート電極(G)、ドレイン電極(D)、ソース電極(S)及びアクティブ層(A)を含む。ゲート電極(G)は前記第1ベース基板521上部に形成され、前記ゲート電極(G)が形成された第1ベース基板521上部にはゲート絶縁膜522が形成される。
【0086】
ゲート絶縁膜上部にゲート電極に対応する領域にはアクティブ層(A)が形成され、前記アクティブ層(A)上部にはソース電極(S)及び前記ソース電極(S)と離隔されたドレイン電極(D)が形成される。前記スイッチング素子525が形成された第1ベース基板上部には絶縁膜523が形成され、絶縁膜523の一部領域が除去され前記ドレイン電極(D)の一部を露出させるコンタクトホールが形成される。
【0087】
前記絶縁膜523上部には画素電極524が形成される。前記画素電極524は前記コンタクトホールを通じて前記ドレイン電極(G)と電気的に連結される。
前記カラーフィルタ基板は第2ベース基板543、前記第2ベース基板543上部に形成されたカラーフィルタ層542及び前記カラーフィルタ層542上部に形成された共通で541層を含む。前記カラーフィルタ層542は図1乃至図11に示されたカラーフィルタ層の配列と実質的に同一である。従って、それ以上の説明は省略する。
【0088】
前記画素電極524に前記スイッチング素子525を通じて画素電圧が印加されると、前記画素電極524と前記共通電極541との間に介在された液晶層の間に電気場が形成され液晶層530の液晶分子が再配列され光学的透過率が変化される。従って、画像が表示される。
上記のようなレッド、グリーン、及びブルーを混ぜ合わせて様々な色を再現する加法混色では、これらの色を混ぜ合わせると輝度が高くなる。一方、減法混色では、混ぜ合わせるほど輝度が低くなる。本発明のように、互いに異なる光を混合する加法混色を具現するカラーフィルタ及びそれを含む表示装置によると輝度が増加され画質が向上される。
【0089】
また、上述のように、例えば、第1画素領域には基本三原色のカラーフィルタを配置し、第2画素領域のサブ領域には基本三原色の混色のカラーフィルタを配置することで、多色カラーフィルタを製造することができる。これにより、より広い色再現の範囲を具現することができる。
また、前記カラーフィルタの製造方法によると工程が単純化され生産性が向上される。
【0090】
以上、本発明の実施例によって詳細に説明したが、本発明はこれに限定されず、本発明が属する技術分野において通常の知識を有するものであれば本発明の思想と精神を離脱することなく、本発明を修正または変更できる。
【産業上の利用可能性】
【0091】
本発明は、例えば有機ELディスプレイ等に適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【0092】
【図1】本発明の一実施例によるカラーフィルタ基板の画素領域を示した平面図である。
【図2】図1のI−I‘線に沿って切開された部分を示した断面図である。
【図3】本発明の他の一実施例によるカラーフィルタ基板の画素領域を示した平面図である。
【図4】本発明のさらにまたの一実施例によるカラーフィルタ基板の画素領域を示した平面図である。
【図5】本発明のさらにまたの一実施例によるカラーフィルタ基板の画素領域を示した平面図である。
【図6】本発明のさらにまたの一実施例によるカラーフィルタ基板の画素領域を示した平面図である。
【図7】本発明のさらにまたの一実施例によるカラーフィルタ基板の画素領域を示した平面図である。
【図8】本発明のさらにまたの一実施例によるカラーフィルタ基板の画素領域を示した平面図である。
【図9】本発明のさらにまたの一実施例によるカラーフィルタ基板の画素領域を示した平面図である。
【図10】本発明のさらにまたの一実施例によるカラーフィルタ基板の画素領域を示した平面図である。
【図11】本発明のさらにまたの一実施例によるカラーフィルタ基板の画素領域を示した平面図である。
【図12】本発明のさらにまたの一実施例によるカラーフィルタ基板の画素領域を示した平面図である。
【図13】本発明の一実施例による表示装置を示した断面図である。
【図14】本発明の他の一実施例による表示装置を示した断面図である。
【図15】本発明のさらにまたの一実施例による表示装置を示した断面図である。
【符号の説明】
【0093】
100 カラーフィルタ基板
110 ベース基板
101 第1画素領域
102 第2画素領域
111 ブラックマトリックス
300、400、500 表示装置

【特許請求の範囲】
【請求項1】
上部に一つ以上の第1画素領域、及び第1サブ領域と第2サブ領域とを含む一つ以上の第2画素領域が形成されたベース基板と、
前記第1画素領域及び前記第2画素領域の第1サブ領域に形成された第1カラーフィルタと、
前記第2画素領域の第2サブ領域に形成された第2カラーフィルタと、
を含むことを特徴とするカラーフィルタ基板。
【請求項2】
前記第1カラーフィルタは、レッド、グリーンまたはブルー色を含むことを特徴とする請求項1記載のカラーフィルタ基板。
【請求項3】
前記第1画素領域は、レッド画素領域、グリーン画素領域及びブルー画素領域を含み、前記第1カラーフィルタは前記レッド画素領域に形成されたレッドカラーフィルタ、前記グリーン画素領域に形成されたグリーンカラーフィルタ及び前記ブルー画素領域に形成されたブルーカラーフィルタを含むことを特徴とする請求項2記載のカラーフィルタ基板。
【請求項4】
前記第2画素領域は、シアン画素領域、マゼンタ画素領域及びイエロー画素領域を含み、
前記シアン画素領域の前記第1サブ領域には前記ブルーカラーフィルタが形成され、前記シアン画素領域の前記第2サブ領域には前記グリーンカラーフィルタが形成され、
前記マゼンタ画素領域の第1サブ領域には前記レッドカラーフィルタが形成され、前記第2サブ領域には前記ブルーカラーフィルタが形成され、
前記イエロー画素領域の第1サブ領域には前記レッドカラーフィルタが形成され、前記第2サブ領域には前記グリーンカラーフィルタが形成されることを特徴とする請求項3記載のカラーフィルタ基板。
【請求項5】
前記第1及び第2サブ領域は、互いに同一の面積であることを特徴とする請求項1記載のカラーフィルタ基板。
【請求項6】
前記第1及び第2サブ領域の面積は、互いに異なることを特徴とする請求項1記載のカラーフィルタ基板。
【請求項7】
前記第2画素領域それぞれは第3サブ領域をさらに含み、前記第3サブ領域は前記第1サブ領域と前記第2サブ領域との間に配置されることを特徴とする請求項1記載のカラーフィルタ基板。
【請求項8】
前記第1及び第2サブ領域の境界は、前記第2画素領域の幅方向に形成されることを特徴とする請求項1記載のカラーフィルタ基板。
【請求項9】
前記第1及び第2サブ領域の境界は、前記第2画素領域の長さ方向に形成されたことを特徴とする請求項1記載のカラーフィルタ基板。
【請求項10】
前記第1及び第2サブ領域の境界は、メッシュ形状であることを特徴とする請求項1記載のカラーフィルタ基板。
【請求項11】
前記第1及び第2サブ領域は、ドット(DOT)形状であることを特徴とする請求項1記載のカラーフィルタ基板。
【請求項12】
レッド画素領域、グリーン画素領域、ブルー画素領域及び第1サブ領域と第2サブ領域とを含む混色画素領域を含むベース基板と、
前記レッド画素領域に形成されたレッドカラーフィルタと、
前記グリーン画素領域に形成されたグリーンカラーフィルタと、
前記ブルー画素領域に形成されたブルーカラーフィルタと、
を含み、
前記第1及び第2サブ領域には前記レッドカラーフィルタ、前記グリーンカラーフィルタ及び前記ブルーカラーフィルタのうち選択された2つの互いに異なる色を有するカラーフィルタがそれぞれ形成されることを特徴とするカラーフィルタ基板。
【請求項13】
上部に一つ以上の第1画素領域、及び第1サブ領域と第2サブ領域とを含む一つ以上の第2画素領域が形成されたベース基板に、前記第1及び第2画素領域を露出させる開口部を含むブラックマトリックスを形成する段階と、
前記第1画素領域及び前記第2画素領域の第1サブ領域に第1カラーフィルタを形成する段階と、
前記第2画素領域の第2サブ領域に第2カラーフィルタを形成する段階と、
を含むことを特徴とするカラーフィルタ基板の製造方法。
【請求項14】
前記第1及び第2カラーフィルタは、レッドカラーフィルタ、グリーンカラーフィルタ及びブルーカラーフィルタのうち選択された2つのカラーフィルタであることを特徴とする請求項13記載のカラーフィルタ基板製造方法。
【請求項15】
前記第1及び第2サブ領域は、互いに同一の面積であることを特徴とする請求項13記載のカラーフィルタ基板製造方法。
【請求項16】
前記第1及び第2サブ領域の面積は、互いに異なることを特徴とする請求項13記載のカラーフィルタ基板の製造方法。
【請求項17】
前記第2画素領域それぞれは、第3サブ領域をさらに含み、前記第3サブ領域は前記第1サブ領域と前記第2サブ領域との間に配置されることを特徴とする請求項13記載のカラーフィルタ基板の製造方法。
【請求項18】
前記第1及び第2サブ領域の境界は、前記第2画素領域の幅方向に形成されることを特徴とする請求項13記載のカラーフィルタ基板製造方法。
【請求項19】
前記第1及び第2サブ領域の境界は、前記第2画素領域の長さ方向に形成されることを特徴とする請求項13記載のカラーフィルタ基板製造方法。
【請求項20】
前記第1及び第2サブ領域の境界は、メッシュ形状であることを特徴とする請求項13記載のカラーフィルタ基板の製造方法。
【請求項21】
前記第1及び第2サブ領域は、ドット形状であることを特徴とする請求項13記載のカラーフィルタ基板の製造方法。
【請求項22】
前記請求項1〜11のいずれかに記載のカラーフィルタ基板と、
前記ベース基板の前記第1画素領域と前記第2画素領域に形成される光を発光する発光素子と、
を含むことを特徴とする表示装置。
【請求項23】
前記請求項1〜11のいずれかに記載のカラーフィルタ基板と、
前記カラーフィルタ基板に対向し、画素電極及び前記画素電極に画素電圧を印加するスイッチング素子を含むアレイ基板と、
前記アレイ基板と前記カラーフィルタ基板との間に介在された液晶層と、
を含むことを特徴とする表示装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【公開番号】特開2007−17973(P2007−17973A)
【公開日】平成19年1月25日(2007.1.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−184404(P2006−184404)
【出願日】平成18年7月4日(2006.7.4)
【出願人】(390019839)三星電子株式会社 (8,520)
【氏名又は名称原語表記】Samsung Electronics Co.,Ltd.
【Fターム(参考)】