説明

カラーフィルタ用着色組成物及びその製造方法、カラーフィルタ及びその製造方法、並びに固体撮像素子

【課題】色ムラが抑制され、パターンエッジ形状に優れた着色パターンを、残渣の発生を抑制しながら作製できるカラーフィルタ用着色組成物を製造できるカラーフィルタ用着色組成物の製造方法を提供する。
【解決手段】濁度が30ppm以下であり色素を含む重合溶液を用いて色素多量体を作製する色素多量体作製工程と、少なくとも、前記色素多量体と、重合性化合物と、溶剤と、を混合する混合工程と、を有するカラーフィルタ用着色組成物の製造方法である。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
濁度が30ppm以下であり色素を含む重合溶液を用いて色素多量体を作製する色素多量体作製工程と、
少なくとも、前記色素多量体と、重合性化合物と、溶剤と、を混合する混合工程と、
を有するカラーフィルタ用着色組成物の製造方法。
【請求項2】
前記重合溶液中における前記色素の含有量が、20質量%〜40質量%である請求項1に記載のカラーフィルタ用着色組成物の製造方法。
【請求項3】
前記色素が、ジピロメテン色素、アゾ色素、アントラキノン色素、トリフェニルメタン色素、キサンテン色素、シアニン色素、スクアリリウム色素、キノフタロン色素、フタロシアニン色素、及びサブフタロシアニン色素からなる群から選択される少なくとも1種である請求項1又は請求項2に記載のカラーフィルタ用着色組成物の製造方法。
【請求項4】
前記色素がエチレン性不飽和結合を有し、前記色素多量体が前記色素のラジカル重合体である請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のカラーフィルタ用着色組成物の製造方法。
【請求項5】
前記色素多量体作製工程は、アルカリ可溶性基を有する色素多量体を作製する請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載のカラーフィルタ用着色組成物の製造方法。
【請求項6】
前記混合工程は、更に、重合開始剤を混合する請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載のカラーフィルタ用着色組成物の製造方法。
【請求項7】
前記混合工程は、更に、アルカリ可溶性樹脂を混合する請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載のカラーフィルタ用着色組成物の製造方法。
【請求項8】
前記混合工程は、更に、顔料を混合する請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載のカラーフィルタ用着色組成物の製造方法。
【請求項9】
前記濁度が30ppm以下であり色素を含む重合溶液は、色素を含む重合溶液をフィルターろ過して作製された重合溶液である請求項1〜請求項8のいずれか1項に記載のカラーフィルタ用着色組成物の製造方法。
【請求項10】
請求項1〜請求項9のいずれか1項に記載のカラーフィルタ用着色組成物の製造方法によって作製されたカラーフィルタ用着色組成物。
【請求項11】
支持体上に、請求項10に記載のカラーフィルタ用着色組成物を用いて形成された着色パターンを有するカラーフィルタ。
【請求項12】
請求項10に記載のカラーフィルタ用着色組成物を支持体上に付与し、マスクを介して露光し、現像して着色パターンを形成するカラーフィルタの製造方法。
【請求項13】
請求項11に記載のカラーフィルタ又は請求項12に記載のカラーフィルタの製造方法により製造されたカラーフィルタを備えた固体撮像素子。

【公開番号】特開2013−45088(P2013−45088A)
【公開日】平成25年3月4日(2013.3.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−185214(P2011−185214)
【出願日】平成23年8月26日(2011.8.26)
【出願人】(306037311)富士フイルム株式会社 (25,513)
【Fターム(参考)】