説明

カリウムチャネル阻害剤

本発明は心不整脈等を治療するためのカリウムチャネル阻害剤として有用な構造:


をもつ化合物に関する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は広義にはカリウムチャネル阻害剤として有用な化合物に関する。この類の化合物は心不整脈等を治療及び予防するためのKv1.5アンタゴニストとして有用であり得る。
【背景技術】
【0002】
心房細動(AF)は臨床医療において最も一般的な持続性心不整脈であり、人口の高齢化と共に有病率が増加する傾向にある。AFは致死性であることは稀であるが、心機能を悪化させ、鬱血性心不全、血栓塞栓症又は心室細動の発症等の合併症を併発する危険がある。
【0003】
現在入手可能な抗不整脈薬は心室性及び心房性/上室性不整脈の治療用に開発されている。悪性心室性不整脈は直接生命にかかわり、緊急処置が必要である。心室性不整脈の治療薬としてはクラスIa(例えばプロカインアミド、キニジン)、クラスIc(例えばフレカイニド、プロパフェノン)、及びクラスIII(アミオダロン)の各薬剤が挙げられるが、催不整脈のリスクが大きい。これらのクラスI及びIII群薬はAFを洞調律に変換し、AFの再発を防ぐことが示されている(Mounsey,JP,DiMarco,JP,Circulation,102:2665−2670)が、潜在的に致死性の心室性催不整脈の危険が許容できないほど大きいため、死亡率が増加する可能性がある(Pratt,CM,Moye,LA,Am J.Cardiol,65:20B−29B,1990;Waldoら,Lancet,348:7−12,1996;Torp−Pedersenら,Expert Opin.Invest.Drugs,9:2695−2704,2000)。これらの知見によると、より安全で有効な心房性不整脈治療薬を開発する医学的必要性が未だに満たされていないことは明白である。クラスIII抗不整脈薬は心臓伝導又は収縮機能をさほど低下せずにAPDの選択的な延長を引き起こす。心房細動の臨床用として認可されている唯一の選択的クラスIII群薬はヒトの心房と心室の両者に存在するIの急速活性化成分であるIKrを遮断することによりその抗不整脈作用を生じるドフェチリドである(Mounsey,JP,DiMarco,JP,Circulation,102:2665−2670)。IKr遮断薬は伝導自体に作用せずに心房及び心室両者のAPDと不応性を増加するので、理論的にはAF等の不整脈に潜在的に有用な治療薬である(Torp−Pedersenら,Expert Opin.Invest.Drugs,9:2695−2704,2000)。しかし、これらの薬剤は低心拍数で催不整脈のリスクを増す可能性が高い。
【0004】
超急速遅延整流K電流であるIKurはヒト心房で特異的に観察されており、心室では観察されていない。ヒト心房におけるIKurの分子相関はKv1.5と呼ばれるカリウムチャネルである。IKurはヒト心房における再分極に大きく寄与すると考えられている。従って、Kv1.5を遮断する化合物であるIKurの特異的遮断薬は現行のクラスIII群薬治療中に認められる不整脈惹起性後脱分極及び後天性QT延長症候群の根底にある心室再分極の遅延を生じずにヒト心房の再分極の遅延により不応性を延長させることにより他の化合物の欠点を解決すると思われる。これらの特性を示すKv1.5遮断薬は文献に記載されている(Peukertら,J.Med.Chem.,46:486−498,2003;Knoblochら,Naunyn−Schmedieberg’s Arch.Pharmacol.366:482−287,2002;Merck & Co.,Inc.WO0224655,2002)。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明に記載する化合物は新規構造類のKv1.5アンタゴニストに相当する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明はKv1.5カリウムチャネルを阻害する式1:
【0007】
【化6】

の化合物に関する。
【発明の効果】
【0008】
本発明の化合物は心不整脈等の治療及び予防に有用である。式Iの化合物と医薬キャリヤーを含有する医薬製剤も本発明の範囲に含まれる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
本発明は式1:
【0010】
【化7】

[式中、
A及びAは、
1)アリール環、
2)ヘテロアリール環(但し、ヘテロアリール環との結合点は炭素原子であり、ヘテロアリール環は、
a)N、O又はSから構成される群から選択される1、2、3又は4個のヘテロ原子環原子をもつ5員単環式不飽和環、
b)N、O又はSから構成される群から選択される1、2、3又は4個のヘテロ原子環原子をもつ6員単環式不飽和環、及び
c)N、O又はSから構成される群から選択される1、2、3又は4個のヘテロ原子環原子をもつ8、9又は10員二環式不飽和環から構成される群から選択される)、
3)C−C10アルキル(但し、安定な任意原子は独立して置換されていないか、又はRから選択される基で置換されている)、
4)C−C10シクロアルキル環(但し、安定な任意環原子は独立して置換されていないか、又はRから選択される基で置換されている)、並びに
5)N、O及びSから構成される群から選択される1、2又は3個のヘテロ原子環原子をもつ4〜6員飽和複素環から構成される群から独立して選択され、
前記アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル及び飽和複素環は置換されていないか、Rでモノ置換されているか、Rから独立して選択される基でジ置換されているか、Rから独立して選択される基でトリ置換されているか、又はRから独立して選択される基でテトラ置換されており、ヘテロアリール又は複素環の安定な任意S又はN環原子は置換されていないか、又はオキソで置換されており;
Bはヘテロアリール環であり、但し、ヘテロアリール環との結合点は炭素原子又は窒素原子であり、ヘテロアリール環は、
a)N、O又はSから構成される群から選択される1、2、3又は4個のヘテロ原子環原子をもつ5員単環式不飽和環、
b)N、O又はSから構成される群から選択される1、2、3又は4個のヘテロ原子環原子をもつ6員単環式不飽和環、及び
c)N、O又はSから構成される群から選択される1、2、3又は4個のヘテロ原子環原子をもつ8、9又は10員二環式不飽和環から構成される群から選択され、
前記ヘテロアリール環は置換されていないか、Rでモノ置換されているか、Rから独立して選択される基でジ置換されているか、Rから独立して選択される基でトリ置換されているか、又はRから独立して選択される基でテトラ置換されており、ヘテロアリール環の安定な任意S又はN環原子は置換されていないか、又はオキソで置換されており;
Cは、
1)アリール環(但し、安定な任意アリール環原子は独立して置換されていないか、又はRから選択される基で置換されている)、
2)ヘテロアリール環(但し、ヘテロアリール環との結合点は炭素原子又は窒素原子であり、ヘテロアリール環は、
a)N、O又はSから構成される群から選択される1、2、3又は4個のヘテロ原子環原子をもつ5員単環式不飽和環、
b)N、O又はSから構成される群から選択される1、2、3又は4個のヘテロ原子環原子をもつ6員単環式不飽和環、及び
c)N、O又はSから構成される群から選択される1、2、3又は4個のヘテロ原子環原子をもつ8、9又は10員二環式不飽和環から構成される群から選択される)、
3)C−C10シクロアルキル環(但し、安定な任意環原子は独立して置換されていないか、又はRから選択される基で置換されている)、並びに
4)N、O及びSから構成される群から選択される1、2又は3個のヘテロ原子環原子をもつ4〜6員飽和複素環(但し、安定な任意環原子は独立して置換されていないか、又はRから選択される基で置換されている)から構成される群から選択され、
前記アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル及び飽和複素環は置換されていないか、Rでモノ置換されているか、Rから独立して選択される基でジ置換されているか、Rから独立して選択される基でトリ置換されているか、又はRから独立して選択される基でテトラ置換されており、ヘテロアリール又は複素環の安定な任意S又はN環原子は置換されていないか、又はオキソで置換されており、但し、Cがヘテロアリール環との結合点を窒素原子とする窒素含有ヘテロアリール環であるとき、YはC−Cアルキル以外のものであり;
DはC環の炭素又は窒素原子と結合し、
水素、
−NH−A
−N(SO−Cアルキル)−A
−N(C−Cアルキル)−A
−NHC(O)NH−A
−NH(C(O)C−Cアルキル)−A
−O−A
−S−A
−SO−A
−C(O)NH−A
−C−Cアルキレン−A、及び
−Aから構成される群から選択され、
上記式中、C−Cアルキル及びC−Cアルキレンは置換されていないか、又はハロゲンで置換されており;
XはH、F、C−Cアルキル、CF及びCNであり;
YはH、F、C−Cアルキル、CN及びCFから構成される群から選択され、但し、YがC−Cアルキルであるとき、Cは上記定義2)でCについて定義したようなヘテロアリール環との結合点を窒素原子とする窒素含有ヘテロアリール環以外のものであり;
ZはH、OR、NR、F、CN、S(O)0−2、C(O)OR、及びC(O)N(Rから構成される群から選択され;
は出現時毎に、
1)水素、
2)C−Cアルキル、
3)ハロゲン、
4)アリール、
5)複素環、
6)C−C10シクロアルキル、
7)OR、及び
8)CHORから構成される群から独立して選択され、
前記アルキル、アリール、複素環及びシクロアルキルは置換されていないか、又はRから選択される少なくとも1個の置換基で置換されており;
は出現時毎に、
1)水素、
2)ハロゲン、
3)NO
4)CN、
5)CR=C(R
6)C≡CR
7)(CROR
8)(CRN(R
9)(CRC(O)R
10)(CRC(O)OR
11)(CR
12)(CRS(O)
13)(CRS(O)N(R
14)OS(O)
15)N(R)C(O)R
16)N(R)S(O)
17)(CRN(R)R
18)(CRN(R)(CRC(O)N(R
19)(CRN(R)(CRC(O)OR
20)N(R)(CR
21)N(R)(CRN(R
22)(CRC(O)N(R
23)(CRC(O)NH(CR
24)(CRC(O)NHC(R(CRN(R及び
25)C(O)NH(CR)(CR)から構成される群から独立して選択され;
は出現時毎に、
1)水素、
2)非置換又は置換のC−Cアルキル、
3)非置換又は置換のC−C10シクロアルキル、
4)非置換又は置換のアリール、
5)非置換又は置換の複素環、
6)CF
7)非置換又は置換のC−Cアルケニル、及び
8)非置換又は置換のC−Cアルキニルから構成される群から独立して選択され、
あるいはRがRでジ置換された窒素原子と結合している場合には、各RはC−Cアルキルから独立して選択され、窒素原子は各Rと一緒になって環を形成し;
は出現時毎に、
1)水素、
2)非置換又は置換のC−Cアルキル、
3)ハロゲン、
4)OR
5)CF
6)非置換又は置換のアリール、
7)非置換又は置換のC−C10シクロアルキル、
8)非置換又は置換の複素環、
9)S(O)N(R
10)C(O)OR
11)C(O)R
12)CN、
13)C(O)N(R
14)N(R)C(O)R
15)N(R)C(O)OR
16)N(R)C(O)N(R
17)OC(O)N(R
18)S(O)
19)OS(O)
20)NO
21)N(R
22)SC(O)R
23)N(R)S(O)から構成される群から独立して選択され;
mは独立して0、1又は2であり;
nは出現時毎に0、1、2、3、4、5又は6から独立して選択される]の化合物又は医薬的に許容可能な塩を包含する。
【0011】
本発明の1態様はZがH又は−OHである化合物又はその医薬的に許容可能な塩である。
【0012】
本発明の好ましい1態様はBが、
【0013】
【化8】

から構成される群から選択される化合物又はその医薬的に許容可能な塩である。
【0014】
本発明のより好ましい1態様はAが、
【0015】
【化9】

から構成される群から選択される化合物又はその医薬的に許容可能な塩である。
【0016】
本発明のより好ましい1態様はC−Dが、
【0017】
【化10】

から構成される群から選択される化合物又はその医薬的に許容可能な塩である。
【0018】
本発明の更に好ましい1態様はDが水素、
【0019】
【化11】


から構成される群から選択される化合物又はその医薬的に許容可能な塩である。
【0020】
本発明の化合物の1例は表I、II及びIIIに示す化合物から構成される群から選択される化合物である。以下の略語を使用して下記製法スキーム及び実施例番号を表に引用することにより、特定化合物の適切な製造手順を指定する。即ち、S1 Ex1はスキーム1,実施例1であり;S1 Ex2はスキーム1,実施例2であり;S2 Ex3はスキーム2,実施例3であり;S3 Ex4はスキーム3,実施例4であり;S4 Ex5はスキーム4,実施例5であり;S5 Ex6はスキーム5,実施例6である。表には典型的化合物のMS(M+1)も示す。
【0021】
本明細書全体を通して、変項Aは、
【0022】
【化12】

で表す場合もあり、変項Bは、
【0023】
【化13】

で表す場合もあり、変項Cは、
【0024】
【化14】

で表す場合もある。
【0025】
表Iに示す化合物は下記一般構造:
【0026】
【化15】

をもち、式中、変項:
【0027】
【化16】

は個々に定義する。
【0028】
【表1】






















【0029】
I−1 N−[2−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)フェニル]ピリジン−2−アミン
I−2 3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−N−ピリジン−2−イルピリジン−2−アミン
I−3 N−(6−{[2−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)フェニル]アミノ}ピリジン−2−イル)メタンスルホンアミド
I−4 N−[2−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)フェニル]−N−ピリジン−2−イルメタンスルホンアミド
I−5 N−[2−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)フェニル]ピリミジン−2−アミン
I−6 N−[2−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)フェニル]ピリジン−3−アミン
I−7 N−[2−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)フェニル]ピリジン−4−アミン
I−8 3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−N−ピリジン−3−イルピリジン−2−アミン
I−9 3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−N−ピリジン−4−イルピリジン−2−アミン
I−10 N−[2−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)フェニル]ピラジン−2−アミン
I−11 N−[2−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)フェニル]ピリジン−2,5−ジアミン
I−12 N−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]ピリジン−2,6−ジアミン
I−13 3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−N−メチル−N−ピリジン−3−イルピリジン−2−アミン
I−14 6−クロロ−N−[2−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)フェニル]ピリダジン−3−アミン
I−15 2−[2−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)フェノキシ]ピリジン
I−16 N−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]ピリジン−2,5−ジアミン
I−17 N−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]ピリジン−2,5−ジアミン
I−18 3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−N−フェニルピリジン−2−アミン
I−19 3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−N−(4−フルオロフェニル)ピリジン−2−アミン
I−20 3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−N−メチル−N−ピリジン−2−イルピリジン−2−アミン
I−21 6−{[2−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)フェニル]アミノ}ニコチノニトリル
I−22 N−[2−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)フェニル]ピリダジン−3−アミン
I−23 3−[2−(2−クロロ−4−フルオロフェニル)−1−ピリジン−3−イルエチル]ピリジン
I−24 2−{[2−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)フェニル]アミノ}ニコチノニトリル
I−25 4−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−N−ピリジン−3−イルピリジン−3−アミン
I−26 3−{[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]アミノ}ベンゾニトリル
I−27 4−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−N−メチル−N−ピリジン−3−イルピリジン−3−アミン
I−28 3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−N−[3−(メチルスルホニル)フェニル]ピリジン−2−アミン
I−29 2−{[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]アミノ}ベンゾニトリル
I−30 4−{[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]アミノ}ベンゾニトリル
I−31 3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−カルボニトリル
I−32 3−{[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]アミノ}−N−メチルベンズアミド
I−33 3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−N−エチル−N−ピリジン−3−イルピリジン−2−アミン
I−34 1−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]インドリン
I−35 1−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン
I−36 3,3’−[2−(3−ブロモフェニル)エタン−1,1−ジイル]ジピリジン
I−37[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)フェニル]フェニルアミン
I−38 6−{[2−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)フェニル]アミノ}ピリジン−2−カルボニトリル
I−39 3−[2−(3−ヨードフェニル)−1−ピリジン−3−イルエチル]ピリジン
I−40 N−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)フェニル]ピリジン−2−アミン
I−41 N−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)フェニル]ピリジン−3−アミン
I−42 2−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−N−ピリジン−3−イルピリジン−3−アミン
I−43 3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−N−(2−モルホリン−4−イルピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン
I−44 3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−N−(2−メトキシピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン
I−45 N−[2−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−5−フルオロフェニル]ピリジン−3−アミン
I−46 トリフルオロ酢酸3−[2−(2−カルボキシピリジン−3−イル)−1−ピリジン−3−イルエチル]ピリジニウム
I−47 1−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]−1H−インドール
I−48 1−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,5−ナフチリジン
I−49 1−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン
I−50 4−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンズオキサジン
I−51 3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−N−(6−モルホリン−4−イルピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン
I−52 N−(2,6−ジメトキシピリジン−3−イル)−3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−アミン
I−53 3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−N−(6−メトキシピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン
I−54 1−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]−2,3−ジヒドロ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン
I−55 3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−N−フェニルピリジン−2−カルボキサミド
I−56 1−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン
I−57 1−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]−1,2,3,4−テトラヒドロキノキサリン
I−58 N−(5−{[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]アミノ}ピリジン−2−イル)アセトアミド
I−59 3−{[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]アミノ}ピリジン−2(1H)−オン
I−60 3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−N−メチルピリジン−2−カルボキサミド
I−61 3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−N,N−ジメチルピリジン−2−カルボキサミド
I−62 3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−カルボキサミド
I−63 1−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]−1H−ベンズイミダゾール
I−64 3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−2−ピロリジン−1−イルピリジン
I−65 N−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−アミン
I−66 2−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]−1H−ベンズイミダゾール
I−67 1−(3−{[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]アミノ}フェニル)−3−メチルイミダゾリジン−2−オン
I−68 N−(1,3−ジヒドロ−2−ベンゾフラン−5−イル)−3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−アミン
I−69 4−{[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]アミノ}−1−フェニル−1H−イミダゾール−5−カルボン酸エチル
I−70 N−(4−クロロフェニル)−3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−アミン
I−71 N’−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]−N,N−ジメチルベンゼン−1,3−ジアミン
I−72 N−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]−2,6−ジメチルピリミジン−4−アミン
I−73 N−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]ピリミジン−4−アミン
I−74 N−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]キノリン−6−アミン
I−75 N−(2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−6−イル)−3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−アミン
I−76 N−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]キノキサリン−6−アミン
I−77 3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−N−メチル−N−(2−モルホリン−4−イルピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン
I−78 1−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]−1H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン
I−79 3−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン
I−80 4−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]モルホリン
I−81 3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−2−[2−(1,3−チアゾール−2−イル)ピロリジン−1−イル]ピリジン
I−82 3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−2−[(2S)−2−(トリフルオロメチル)ピロリジン−1−イル]ピリジン
I−83 3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−2−[2−(4−メチル−1,2,5−オキサジアゾール−3−イル)ピロリジン−1−イル]ピリジン
I−84 3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−2−[(3S)−3−メトキシピロリジン−1−イル]ピリジン
I−85 2−(3,3−ジフルオロアゼチジン−1−イル)−3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン
I−86 3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−2−ピペリジン−1−イルピリジン
I−87 3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−2−[(3R)−3−メトキシピロリジン−1−イル]ピリジン
I−88 2−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]−7−メチル−2,7−ジアザスピロ[4.4]ノナン
I−89 3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−N−(2−フルオロエチル)−N−ピリジン−3−イルピリジン−2−アミン
I−90 N−(3−{[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]アミノ}ピリジン−2−イル)メタンスルホンアミド
I−91 1−[2−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)フェニル]−1H−ベンズイミダゾール
I−92 3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−N−[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]ピリジン−2−アミン
I−93 2−(3,3−ジフルオロピペリジン−1−イル)−3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン
I−94 3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−2−[3−(2−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル]ピリジン
I−95 3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−2−[2−(4−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル]ピリジン
I−96 3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−2−(3−ピリジン−4−イルピロリジン−1−イル)ピリジン
I−97 3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−2−[(3R)−3−フルオロピロリジン−1−イル]ピリジン
I−98 2−(3,3−ジフルオロピロリジン−1−イル)−3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン
I−99 3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−2−(2−ピリジン−2−イルピロリジン−1−イル)ピリジン
I−100 3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−2−[(3S)−3−フルオロピロリジン−1−イル]ピリジン
I−101 3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−N−[4−(ヘキシルオキシ)フェニル]ピリジン−2−アミン
I−102 5−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]−1−メチル−1,2,4,5,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−b]ピロール
I−103 3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−2−[2−(ピペリジン−1−イルメチル)ピロリジン−1−イル]ピリジン
I−104 3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−N−[4−メトキシ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]ピリジン−2−アミン
I−105 3,3’−[2−(5−フェニル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)エタン−1,1−ジイル]ジピリジン
I−106 3,3’−(2−ビフェニル−2−イルエタン−1,1−ジイル)ジピリジン
I−107 3,3’−[2−(2−ブロモフェニル)エタン−1,1−ジイル]ジピリジン
I−108 3−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)フェニル]−1,2,3−オキサジアゾール−3−イウム−5−オレート
I−109 3−[4−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)フェニル]−5−ヒドロキシ−1,2,3−オキサジアゾール−3−イウム
I−110 3−[2−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)フェニル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン
I−111 1−[2−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)フェニル]−1H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン
I−112 N−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]ベンズアミド
I−113 2−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ベンゾニトリル
I−114 N−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]−N’−フェニル尿素
I−115 N−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]−N−ピリジン−3−イルアセトアミド
I−116 3−[2−(2−ナフチル)−1−ピリジン−3−イルエチル]ピリジン
I−117 3−[2−(1−ナフチル)−1−ピリジン−3−イルエチル]ピリジン
I−118 4−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾチアジン1,1−ジオキシド
I−119 3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−2−(3−フルオロピペリジン−1−イル)ピリジン
I−120 N−[2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ビフェニル−4−イル]アセトアミド
I−121 2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ビフェニル−4−オール
I−122 2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ビフェニル−3−オール
I−123 2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ビフェニル−2−オール
I−124 2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ビフェニル−3−カルボン酸
I−125 3,3’−[2−(2−ピリジン−3−イルフェニル)エタン−1,1−ジイル]ジピリジン
I−126 4−{[2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ビフェニル−4−イル]アミノ}−4−オキソブタン酸
I−127 3,3’−[2−(2−ピリジン−4−イルフェニル)エタン−1,1−ジイル]ジピリジン
I−128 5−[2−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)フェニル]−1H−インドール
I−129 3,3’−{2−[2−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)フェニル]エタン−1,1−ジイル}ジピリジン
I−130 3,3’−{2−[2−(1−ベンジル−1H−ピラゾール−4−イル)フェニル]エタン−1,1−ジイル}ジピリジン
I−131 3,3’−{2−[2’−(ベンジルオキシ)ビフェニル−2−イル]エタン−1,1−ジイル}ジピリジン
I−132 5−[2−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)フェニル]−2−メトキシピリジン
I−133[2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−6−メチルビフェニル−3−イル]アミン
I−134 N−[2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ビフェニル−4−イル]メタンスルホンアミ
I−135 N−[2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ビフェニル−2−イル]メタンスルホンアミド
I−136 N−[2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ビフェニル−3−イル]メタンスルホンアミド
I−137 3,3’−{2−[2−(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)フェニル]エタン−1,1−ジイル}ジピリジン
I−138 N−[2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ビフェニル−2−イル]アセトアミド
I−139 3,3’−{2−[2−(1,3−ベンゾジオキソール−5−イル)フェニル]エタン−1,1−ジイル}ジピリジン
I−140 3,3’−{2−[2−(2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−6−イル)フェニル]エタン−1,1−ジイル}ジピリジン
I−141 N−[2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ビフェニル−4−イル]−4−メチルベンゼンスルホンアミド
I−142 N−[2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ビフェニル−2−イル]−4−メチルベンゼンスルホンアミド
I−143 N−[2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ビフェニル−3−イル]−4−メチルベンゼンスルホンアミド
I−144 5−[2−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)フェニル]−1−メチル−1H−インドール
I−145 2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ビフェニル−3−カルボキサミド
I−146 2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ビフェニル−4−カルボキサミド
I−147 N−[2−(ジメチルアミノ)エチル]−2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ビフェニル−3−カルボキサミド
I−148 1−{[2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ビフェニル−3−イル]カルボニル}−4−メチルピペラジン
I−149 N−シクロプロピル−2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ビフェニル−4−カルボキサミド
I−150 4−[2−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)フェニル]イソキノリン
I−151 3−[2−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)フェニル]−2,6−ジメトキシピリジン
I−152 2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−N−(2−ヒドロキシエチル)ビフェニル−3−カルボキサミド
I−153 2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−N−(2−ヒドロキシエチル)ビフェニル−4−カルボキサミド
I−154 4−[2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ビフェニル−4−イル]モルホリン
I−155 1−{5−[2−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)フェニル]ピリジン−2−イル}−4−メチルピペラジン
I−156 [2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ビフェニル−2−イル]ジメチルアミン
I−157 1−[2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ビフェニル−4−イル]ピペラジン
I−158 5−[2−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)フェニル]−1H−インドール−1−カルボン酸tert−ブチル
I−159 5−[2−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)フェニル]ピリジン−2−アミン
I−160 3,3’−{2−[2−(1−プロピル−1H−ピラゾール−4−イル)フェニル]エタン−1,1−ジイル}ジピリジン
I−161 3,3’−{2−[2−(1−イソブチル−1H−ピラゾール−4−イル)フェニル]エタン−1,1−ジイル}ジピリジン
I−162 2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−N,N−ジメチルビフェニル−3−カルボキサミド
I−163 4−{[2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ビフェニル−4−イル]カルボニル}モルホリン
I−164 N−[4−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)フェニル]ピリジン−3−アミン
I−165 4−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]チオモルホリン
I−166 2−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン
I−167 4−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]ピペラジン−2−オン
I−168 N−(1,1−ジオキシドテトラヒドロ−3−チエニル)−3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−アミン
I−169 N−[(1,1−ジオキシドテトラヒドロ−3−チエニル)メチル]−3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−アミン
I−170 4−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]チオモルホリン1,1−ジオキシド
I−171 3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−N−[2−(メチルスルホニル)フェニル]ピリジン−2−アミン
I−172 3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−2−(フェニルチオ)ピリジン
I−173 1−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]−2−メトキシ−2−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール
I−174 1−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]−2−エチル−1H−ベンズイミダゾール
I−175 1−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]−2−フェニル−1H−ベンズイミダゾール
I−176 1−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]−1H−ベンズイミダゾール−2−アミン
I−177 3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−2−(フェニルスルホニル)ピリジン
I−178 3,3’−{2−[1−(ピリジン−3−イルメチル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル]エタン−1,1−ジイル}ジピリジン
I−179 3,3’−{2−[1−(1,3−ベンゾジオキソール−5−イルメチル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル]エタン−1,1−ジイル}ジピリジン
I−180 3,3’−(2−{1−[2−(トリフルオロメチル)ベンジル]−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル}エタン−1,1−ジイル)ジピリジン
I−181 3,3’−{2−[1−(2−シクロヘキシルエチル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル]エタン−1,1−ジイル}ジピリジン
I−182 3,3’−{2−[1−(2−フェニルプロピル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル]エタン−1,1−ジイル}ジピリジン
I−183 3,3’−{2−[1−(シクロヘキシルメチル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル]エタン−1,1−ジイル}ジピリジン
I−184 3,3’−{2−[1−(3−フェニルプロピル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル]エタン−1,1−ジイル}ジピリジン
I−185 3,3’−{2−[1−(3−メチルベンジル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル]エタン−1,1−ジイル}ジピリジン
I−186 3,3’−{2−[1−(4−tert−ブチルベンジル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル]エタン−1,1−ジイル}ジピリジン
I−187 3,3’−{2−[1−(3,4−ジフルオロベンジル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル]エタン−1,1−ジイル}ジピリジン
I−188 3,3’−{2−[1−(ビフェニル−4−イルメチル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル]エタン−1,1−ジイル}ジピリジン
I−189 3,3’−{2−[1−(2−ナフチルメチル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル]エタン−1,1−ジイル}ジピリジン
I−190 2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−N−[3−(2−オキソピロリジン−1−イル)プロピル]ビフェニル−3−カルボキサミド
I−191 1−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]−2−フェニル−2−イル−1H−ベンズイミダゾール
I−192 N−シクロプロピル−2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ビフェニル−3−カルボキサミド
I−193 2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−N−(ピリジン−3−イルメチル)ビフェニル−3−カルボキサミド
I−194 1−{[2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ビフェニル−3−イル]カルボニル}ピペリジン−3−カルボキサミド
I−195 2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−N−(3−フルオロベンジル)ビフェニル−3−カルボキサミド
I−196 1−{[2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ビフェニル−3−イル]カルボニル}ピペリジン−4−カルボキサミド
I−197 N−(2,2−ジメチルテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ビフェニル−3−カルボキサミド
I−198 4−{[2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ビフェニル−3−イル]カルボニル}ピペラジン−2−オン
I−199 2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−N−[(3−メチルオキセタン−3−イル)メチル]ビフェニル−3−カルボキサミド
I−200 2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−N−ピリジン−2−イルビフェニル−3−カルボキサミド
I−201 2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−N−ピリジン−3−イルビフェニル−3−カルボキサミド
I−202 2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−N−ピリジン−4−イルビフェニル−3−カルボキサミド
I−203 2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−N−(ピリジン−2−イルメチル)ビフェニル−3−カルボキサミド
I−204 2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−N−(ピリジン−4−イルメチル)ビフェニル−3−カルボキサミド
I−205 2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−N−(2−ピリジン−2−イルエチル)ビフェニル−3−カルボキサミド
I−206 3,3’−{2−[3’−(アゼチジン−1−イルカルボニル)ビフェニル−2−イル]エタン−1,1−ジイル}ジピリジン
I−207 N−ベンジル−2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ビフェニル−3−カルボキサミド
I−208 3,3’−{2−[3’−(ピペリジン−1−イルカルボニル)ビフェニル−2−イル]エタン−1,1−ジイル}ジピリジン
I−209 4−{[2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ビフェニル−3−イル]カルボニル}モルホリン
I−210 3,3’−{2−[3’−(ピロリジン−1−イルカルボニル)ビフェニル−2−イル]エタン−1,1−ジイル}ジピリジン
I−211 3,3’−[2−(5−フルオロ−4’−メチルビフェニル−2−イル)エタン−1,1−ジイル]ジピリジン
I−212 3,3’−[2−(5−フルオロ−3’−メチルビフェニル−2−イル)エタン−1,1−ジイル]ジピリジン
I−213 N−[2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−5’−フルオロビフェニル−4−イル]アセトアミド
I−214 5−[2−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−5−フルオロフェニル]−1H−インドール
I−215 N−[2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−5’−フルオロビフェニル−2−イル]アセトアミド
I−216 3,3’−[2−(4−フルオロ−2−ピリジン−3−イルフェニル)エタン−1,1−ジイル]ジピリジン
I−217 3,3’−{2−[4−フルオロ−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)フェニル]エタン−1,1−ジイル}ジピリジン
I−218 N−[2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−5’−フルオロビフェニル−3−イル]アセトアミド
I−219 3,3’−{2−[2−(1−ベンジル−1H−ピラゾール−4−イル)−4−フルオロフェニル]エタン−1,1−ジイル}ジピリジン
I−220 3,3’−[2−(4−フルオロ−2−ピリジン−4−イルフェニル)エタン−1,1−ジイル]ジピリジン
I−221 2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−5’−フルオロビフェニル−4−カルボニトリル
I−222 2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−5’−フルオロビフェニル−3−カルボニトリル
I−223 3,3’−[2−(2’,5−ジフルオロビフェニル−2−イル)エタン−1,1−ジイル]ジピリジン
I−224 3,3’−[2−(4’−クロロ−5−フルオロビフェニル−2−イル)エタン−1,1−ジイル]ジピリジン
I−225 3,3’−[2−(2−ベンジル−4−フルオロフェニル)エタン−1,1−ジイル]ジピリジン
I−226 5−[2−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−5−フルオロフェニル]−2−メトキシピリジン
I−227 3,3’−{2−[5−フルオロ−3’−(トリフルオロメチル)ビフェニル−2−イル]エタン−1,1−ジイル}ジピリジン
I−228 N−[2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−5’−フルオロビフェニル−4−イル]メタンスルホンアミド
I−229 3,3’−[2−(4’,5−ジフルオロビフェニル−2−イル)エタン−1,1−ジイル]ジピリジン
I−230 3,3’−[2−(3’−クロロ−5−フルオロビフェニル−2−イル)エタン−1,1−ジイル]ジピリジン
I−231 N−[2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−5’−フルオロビフェニル−3−イル]メタンスルホンアミド
I−232 3,3’−{2−[2−(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)−4−フルオロフェニル]エタン−1,1−ジイル}ジピリジン
I−233 3,3’−{2−[2−(1,3−ベンゾジオキソール−5−イル)−4−フルオロフェニル]エタン−1,1−ジイル}ジピリジン
I−234 3,3’−{2−[2−(2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−6−イル)−4−フルオロフェニル]エタン−1,1−ジイル}ジピリジン
I−235 3,3’−[2−(5−フルオロ−4’−イソブチルビフェニル−2−イル)エタン−1,1−ジイル]ジピリジン
I−236 5−[2−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−5−フルオロフェニル]−1−メチル−1H−インドール
I−237 3,3’−[2−(2−シクロヘキス−1−エン−1−イル−4−フルオロフェニル)エタン−1,1−ジイル]ジピリジン
I−238 2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−5’−フルオロビフェニル−2−カルボニトリル
I−239 1−{[2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−5’−フルオロビフェニル−3−イル]カルボニル}−4−メチルピペラジン
I−240 3,3’−[2−(2−シクロプロピル−4−フルオロフェニル)エタン−1,1−ジイル]ジピリジン
I−241 3−[2−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−5−フルオロフェニル]−2,6−ジメトキシピリジン
I−242 4−[2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−5’−フルオロビフェニル−4−イル]モルホリン
I−243 1−{5−[2−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−5−フルオロフェニル]ピリジン−2−イル}−4−メチルピペラジン
I−244 3,3’−{2−[5−フルオロ−2’−(トリフルオロメトキシ)ビフェニル−2−イル]エタン−1,1−ジイル}ジピリジン
I−245 3,3’−{2−[5−フルオロ−3’−(トリフルオロメトキシ)ビフェニル−2−イル]エタン−1,1−ジイル}ジピリジン
I−246 3,3’−{2−[4−フルオロ−2−(1−イソブチル−1H−ピラゾール−4−イル)フェニル]エタン−1,1−ジイル}ジピリジン
I−247 3,3’−{2−[5−フルオロ−4’−(メチルスルホニル)ビフェニル−2−イル]エタン−1,1−ジイル}ジピリジン
I−248 3,3’−{2−[5−フルオロ−4’−(トリフルオロメチル)ビフェニル−2−イル]エタン−1,1−ジイル}ジピリジン
I−249 2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−5’−フルオロ−N,N−ジメチルビフェニル−3−カルボキサミド
I−250 3,3’−[2−(4’,5−ジフルオロ−2’−メチルビフェニル−2−イル)エタン−1,1−ジイル]ジピリジン
I−251 3,3’−[2−(3’,5−ジフルオロ−4’−メトキシビフェニル−2−イル)エタン−1,1−ジイル]ジピリジン
I−252 2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−5’−フルオロ−N,N−ジメチルビフェニル−4−カルボキサミド
I−253 2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−4,5’−ジフルオロビフェニル−3−カルボニトリル
I−254 3,3’−[2−(3’,5’−ジクロロ−5−フルオロビフェニル−2−イル)エタン−1,1−ジイル]ジピリジン
I−255 3,3’−[2−(5−フルオロ−3’−メトキシビフェニル−2−イル)エタン−1,1−ジイル]ジピリジン
I−256 3,3’−[2−(5−フルオロ−2’−メトキシビフェニル−2−イル)エタン−1,1−ジイル]ジピリジン
I−257 3,3’−[2−(5−フルオロ−3’,4’−ジメトキシビフェニル−2−イル)エタン−1,1−ジイル]ジピリジン
I−258 3,3’−{2−[2−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−4−フルオロフェニル]エタン−1,1−ジイル}ジピリジン
I−259 N−シクロプロピル−2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−5’−フルオロビフェニル−3−カルボキサミド
I−260 3,3’−{2−[5−フルオロ−4’−(ピロリジン−1−イルスルホニル)ビフェニル−2−イル]エタン−1,1−ジイル}ジピリジン
I−261 2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−N,N−ジエチル−5’−フルオロビフェニル−3−カルボキサミド
I−262 2−クロロ−5−[2−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−5−フルオロフェニル]ピリジン
I−263 3,3’−[2−(5−フルオロ−4’−メトキシ−3’,5’−ジメチルビフェニル−2−イル)エタン−1,1−ジイル]ジピリジン
I−264 3,3’−{2−[2’,5−ジフルオロ−4’−(トリフルオロメチル)ビフェニル−2−イル]エタン−1,1−ジイル}ジピリジン
I−265 2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−5’−フルオロビフェニル−4−カルボキサミド
I−266 2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−5’−フルオロ−N−メチルビフェニル−4−カルボキサミド
I−267 N−シクロプロピル−2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−5’−フルオロビフェニル−4−カルボキサミド
I−268 4−{[2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−5’−フルオロビフェニル−4−イル]カルボニル}モルホリン
I−269 1−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]−2−ピリジン−3−イル−1H−ベンズイミダゾール
I−270 1−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]−2−[4−(メチルスルホニル)フェニル]−1H−ベンズイミダゾール
I−271 N−(6−{1−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]−1H−ベンズイミダゾール−2−イル}ピリジン−2−イル)メタンスルホンアミド
I−272 3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−2−(4−メチルフェニル)ピリジン
I−273 3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−2−(3−メチルフェニル)ピリジン
I−274 N−{4−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]フェニル}アセトアミド
I−275 5−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]−1H−インドール
I−276 N−{2−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]フェニル}アセトアミド
I−277 3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−2,3’−ビピリジン
I−278 3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)ピリジン
I−279 N−{3−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]フェニル}アセトアミド
I−280 2−(1−ベンジル−1H−ピラゾール−4−イル)−3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン
I−281 3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−2,4’−ビピリジン
I−282 4−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]ベンゾニトリル
I−283 3−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]ベンゾニトリル
I−284 3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−2−(2−フルオロフェニル)ピリジン
I−285 2−(4−クロロフェニル)−3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン
I−286 3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−6’−メトキシ−2,3’−ビピリジン
I−287 3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−2−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ピリジン
I−288 3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−2−(4−フルオロフェニル)ピリジン
I−289 N−{2−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]フェニル}メタンスルホンアミド
I−290 2−(3−クロロフェニル)−3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン
I−291 N−{3−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]フェニル}メタンスルホンアミド
I−292 2−(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)−3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン
I−293 2−(1,3−ベンゾジオキソール−5−イル)−3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン
I−294 2−(2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−6−イル)−3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン
I−295 3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−2−(4−イソブチルフェニル)ピリジン
I−296 5−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]−1−メチル−1H−インドール
I−297 2−シクロヘキス−1−エン−1−イル−3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン
I−298 2−(2−クロロフェニル)−3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン
I−299 1−{3−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]ベンゾイル}−4−メチルピペラジン
I−300 N−[2−(ジメチルアミノ)エチル]−4−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]ベンズアミド
I−301 3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−2’,6’−ジメトキシ−2,3’−ビピリジン
I−302 4−{4−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]フェニル}モルホリン
I−303 3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−6’−(4−メチルピペラジン−1−イル)−2,3’−ビピリジン
I−304 3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−2−[2−(トリフルオロメトキシ)フェニル]ピリジン
I−305 3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−2−[3−(トリフルオロメトキシ)フェニル]ピリジン
I−306 3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−2−(1−イソブチル−1H−ピラゾール−4−イル)ピリジン
I−307 2−(4−tert−ブチルフェニル)−3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン
I−308 3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−2−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]ピリジン
I−309 3−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]−N,N−ジメチルベンズアミド
I−310 3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−2−(4−フルオロ−2−メチルフェニル)ピリジン
I−311 4−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]−N,N−ジメチルベンズアミド
I−312 5−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]−2−フルオロベンゾニトリル
I−313 2−(3,5−ジクロロフェニル)−3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン
I−314 3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−2−(3−メトキシフェニル)ピリジン
I−315 3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−2−(2−メトキシフェニル)ピリジン
I−316 2−(3,4−ジメトキシフェニル)−3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン
I−317 N−シクロプロピル−3−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]ベンズアミド
I−318 3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−2−[4−(ピロリジン−1−イルスルホニル)フェニル]ピリジン
I−319 3−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]−N,N−ジエチルベンズアミド
I−320 3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−2−(4−メトキシ−3,5−ジメチルフェニル)ピリジン
I−321 3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−2−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]ピリジン
I−322 4−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]ベンズアミド
I−323 N−シクロプロピル−4−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]ベンズアミド
I−324 4−{4−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]ベンゾイル}モルホリン
I−325 1−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]−2−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−ベンズイミダゾール
I−326 1−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]−2−ピリジン−4−イル−1H−ベンズイミダゾール
I−327 1−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]−2−(1H−イミダゾール−2−イル)−1H−ベンズイミダゾール
I−328 3−[2−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)フェニル]−2−フェニル−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン
I−329 3−[2−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)フェニル]−2−エチル−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン
I−330 2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−5’−フルオロビフェニル−3−カルボキサミド
I−331 5−[2−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−5−フルオロフェニル]ピリジン−2−アミン
I−332 3−[2−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)フェニル]−2−(2,2,2−トリフルオロエチル)−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン
I−333 2−[2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ビフェニル−2−イル]プロパン−2−オール
I−334 2−[2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ビフェニル−3−イル]プロパン−2−オール
I−335 2−[2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ビフェニル−4−イル]プロパン−2−オール
I−336 3−[2−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−5−フルオロフェニル]−1,3−オキサゾリジン−2−オン
I−337 1−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]−2−メチル−1H−ベンズイミダゾール
I−338 1−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]−2−(トリフルオロメチル)−1H−ベンズイミダゾール
I−339 N−[3−(ジメチルアミノ)−2,2−ジメチルプロピル]−2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ビフェニル−3−カルボキサミド
I−340 N−{6−[2−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−5−フルオロフェニル]ピリジン−2−イル}メタンスルホンアミド
I−341 3,3’−{2−[5−フルオロ−3’−(メチルスルホニル)ビフェニル−2−イル]エタン−1,1−ジイル}ジピリジン
I−342 3,3’−{2−[3’−(メチルスルホニル)ビフェニル−2−イル]エタン−1,1−ジイル}ジピリジン
I−343 6−[2−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−5−フルオロフェニル]ピリジン−2−アミン
I−344 1−{6−[2−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−5−フルオロフェニル]ピリジン−2−イル}ピペラジン
I−345 2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−N−(3−ヒドロキシ−2,2−ジメチルプロピル)ビフェニル−3−カルボキサミド
I−346 3’−クロロ−2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−1,1’−ビフェニル−3−カルボニトリル
I−347 1−[3−クロロ−2−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)フェニル]−1H−ベンズイミダゾール
I−348 1−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]−2−イソプロピル−1H−ベンズイミダゾール
I−349 1−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]−2−(3−フルオロフェニル)−1H−ベンズイミダゾール
I−350 1−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]−2−(2−フルオロフェニル)−1H−ベンズイミダゾール
I−351 1−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]−2−(4−フルオロフェニル)−1H−ベンズイミダゾール。
【0030】
表IIに示す化合物は下記一般構造:
【0031】
【化17】

をもち、式中、変項:
【0032】
【化18】

は個々に定義する。
【0033】
【表2】










【0034】
II−1 4−(2−{2−[(6−アミノピリジン−2−イル)アミノ]ピリジン−3−イル}−1−ピリジン−3−イルエチル)ベンゾニトリル
II−2 N−{3−[2−(2−フルオロピリジン−3−イル)−2−ピリジン−3−イルエチル]ピリジン−2−イル}ピリジン−2,6−ジアミン
II−3 4−{1−ピリジン−3−イル−2−[2−(ピリジン−3−イルアミノ)ピリジン−3−イル]エチル}ベンゾニトリル
II−4 4−(2−{2−[メチル(ピリジン−3−イル)アミノ]ピリジン−3−イル}−1−ピリジン−3−イルエチル)ベンゾニトリル
II−5 3−[2−(6−メトキシピリジン−2−イル)−2−ピリジン−3−イルエチル]−N−メチル−N−ピリジン−3−イルピリジン−2−アミン
II−6 N−メチル−3−[2−(1,3−オキサゾール−2−イル)−2−ピリジン−3−イルエチル]−N−ピリジン−3−イルピリジン−2−アミン
II−7 N−メチル−3−[2−(1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−2−ピリジン−3−イルエチル]−N−ピリジン−3−イルピリジン−2−アミン
II−8 6−(2−{2−[メチル(ピリジン−3−イル)アミノ]ピリジン−3−イル}−1−ピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2(1H)−オン
II−9 3−[2−(2−フルオロピリジン−3−イル)−2−ピリジン−3−イルエチル]−N−メチル−N−ピリジン−3−イルピリジン−2−アミン
II−10 2−クロロ−3−[2−(4−クロロフェニル)−2−ピリジン−3−イルエチル]ピリジン
II−11 3−[2−(4−フルオロフェニル)−2−ピリジン−2−イルエチル]−N−メチル−N−ピリジン−3−イルピリジン−2−アミン
II−12 3−[2−(6−クロロピリジン−2−イル)−2−ピリジン−3−イルエチル]−N−メチル−N−ピリジン−3−イルピリジン−2−アミン
II−13 3−[2−(4−クロロフェニル)−2−ピリジン−3−イルエチル]−N−メチル−N−ピリジン−3−イルピリジン−2−アミン
II−14 3−[2−(2−メトキシピリジン−3−イル)−2−ピリジン−3−イルエチル]−N−メチル−N−ピリジン−3−イルピリジン−2−アミン
II−15 1−[3−(2−ピラジン−2−イル−2−ピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]−1H−ベンズイミダゾール
II−16 1−{3−[2−(2−フルオロピリジン−3−イル)−2−ピリジン−3−イルエチル]ピリジン−2−イル}−1H−ベンズイミダゾール
II−17 1−{3−[2−(6−ブロモピリジン−2−イル)−2−ピリジン−3−イルエチル]ピリジン−2−イル}−1H−ベンズイミダゾール
II−18 1−{3−[2−(6−ブロモピリジン−2−イル)−2−ピリジン−3−イルエチル]ピリジン−2−イル}−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン
II−19 3−[2−(6−ブロモピリジン−2−イル)−2−ピリジン−3−イルエチル]−N−メチル−N−ピリジン−3−イルピリジン−2−アミン
II−20 N−(6−{2−[2−(1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピリジン−3−イル]−1−ピリジン−3−イルエチル}ピリジン−2−イル)メタンスルホンアミド
II−21 N−[6−(2−{2−[メチル(ピリジン−3−イル)アミノ]ピリジン−3−イル}−1−ピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]メタンスルホンアミド
II−22 N−メチル−6−(2−フェニル−1−ピリジン−3−イルエチル)−N−ピリジン−3−イルピリジン−2−アミン
II−23 2−ピペリジン−1−イル−3−(2−ピリジン−3−イル−2−{4−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2−イル}エチル)ピリジン
II−24 3−{2−[4−(2−メトキシフェニル)−1,3−チアゾール−2−イル]−2−ピリジン−3−イルエチル}−2−ピペリジン−1−イルピリジン
II−25 3−(2−{4−[4−(メチルスルホニル)フェニル]−1,3−チアゾール−2−イル}−2−ピリジン−3−イルエチル)−2−ピペリジン−1−イルピリジン
II−26 2−ピペリジン−1−イル−3−[2−ピリジン−3−イル−2−(4−ピリジン−3−イル−1,3−チアゾール−2−イル)エチル]ピリジン
II−27 2−ピペリジン−1−イル−3−{2−ピリジン−3−イル−2−[4−(トリフルオロメチル)−1,3−チアゾール−2−イル]エチル}ピリジン
II−28 3−[1−[4−(3−シアノフェニル)−1,3−チアゾール−2−イル]−2−(2−ピペリジン−1−イルピリジン−3−イル)エチル]ピリジニウム
II−29 3−[2−(4−tert−ブチル−1,3−チアゾール−2−イル)−2−ピリジン−3−イルエチル]−2−ピペリジン−1−イルピリジン
II−30 4−{2−[2−(1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピリジン−3−イル]−1−ピリジン−3−イルエチル}ベンゾニトリル
II−31 N−メチル−3−(2−ピラジン−2−イル−2−ピリジン−3−イルエチル)−N−ピリジン−3−イルピリジン−2−アミン
II−32 3−[2−(6−アミノピリジン−2−イル)−2−ピリジン−3−イルエチル]−N−メチル−N−ピリジン−3−イルピリジン−2−アミン
II−33 4−{2−[2−(1,1−ジオキシド−2,3−ジヒドロ−4H−1,4−ベンゾチアジン−4−イル)ピリジン−3−イル]−1−ピリジン−3−イルエチル}ベンゾニトリル
II−34 4−{3−[2−(2−フルオロピリジン−3−イル)−2−ピリジン−3−イルエチル]ピリジン−2−イル}−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾチアジン 1,1−ジオキシド
II−35 6−{2−[2−(1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピリジン−3−イル]−1−ピリジン−3−イルエチル}ピリジン−2−アミン
II−36 N−メチル−N−ピリジン−3−イル−3−(2−ピリジン−2−イル−2−ピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−アミン
II−37 3−[2−(4−ブロモフェニル)−2−ピリジン−3−イルエチル]−N−メチル−N−ピリジン−3−イルピリジン−2−アミン
II−38 N−メチル−3−(2−フェニル−2−ピリジン−3−イルエチル)−N−ピリジン−3−イルピリジン−2−アミン
II−39 3−{2−[5−(2−クロロフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]−2−ピリジン−3−イルエチル}−2−ピペリジン−1−イルピリジン
II−40 3−{2−[5−(4−メチルフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]−2−ピリジン−3−イルエチル}−2−ピペリジン−1−イルピリジン
II−41 3−{2−[5−(4−フルオロフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]−2−ピリジン−3−イルエチル}−2−ピペリジン−1−イルピリジン
II−42 3−{2−[5−(2−フルオロフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]−2−ピリジン−3−イルエチル}−2−ピペリジン−1−イルピリジン
II−43 4−{3−[2−(2−ピペリジン−1−イルピリジン−3−イル)−1−ピリジン−3−イルエチル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル}ベンゾニトリル
II−44 3−(2−{5−[(1R,2R)−2−フェニルシクロプロピル]−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル}−2−ピリジン−3−イルエチル)−2−ピペリジン−1−イルピリジン
II−45 3−[2−(5−シクロヘキシル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)−2−ピリジン−3−イルエチル]−2−ピペリジン−1−イルピリジン
II−46 3−{2−[5−(3,5−ジメトキシフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]−2−ピリジン−3−イルエチル}−2−ピペリジン−1−イルピリジン
II−47 3−{2−[5−(3−フルオロフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]−2−ピリジン−3−イルエチル}−2−ピペリジン−1−イルピリジン
II−48 2−ピペリジン−1−イル−3−[2−ピリジン−3−イル−2−(5−ピリジン−3−イル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)エチル]ピリジン
II−49 2−ピペリジン−1−イル−3−[2−ピリジン−3−イル−2−(5−ピリジン−4−イル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)エチル]ピリジン
II−50 3−{2−[5−(3−メトキシフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]−2−ピリジン−3−イルエチル}−2−ピペリジン−1−イルピリジン
II−51 3−{2−[5−(3,4−ジメトキシベンジル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]−2−ピリジン−3−イルエチル}−2−ピペリジン−1−イルピリジン
II−52 3−{2−[5−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]−2−ピリジン−3−イルエチル}−2−ピペリジン−1−イルピリジン
II−53 2−ピペリジン−1−イル−3−(2−ピリジン−3−イル−2−{5−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル}エチル)ピリジン
II−54 2−ピペリジン−1−イル−3−(2−ピリジン−3−イル−2−{5−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル}エチル)ピリジン
II−55 2−ピペリジン−1−イル−3−(2−ピリジン−3−イル−2−{5−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル}エチル)ピリジン
II−56 3−{2−[5−(2−メトキシフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]−2−ピリジン−3−イルエチル}−2−ピペリジン−1−イルピリジン
II−57 3−{2−[5−(3,4−ジメトキシフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]−2−ピリジン−3−イルエチル}−2−ピペリジン−1−イルピリジン
II−58 3−{2−[5−(2,5−ジフルオロフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]−2−ピリジン−3−イルエチル}−2−ピペリジン−1−イルピリジン
II−59 3−[2−(5−フェニル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)−2−ピリジン−3−イルエチル]−2−ピペリジン−1−イルピリジン
II−60 3−(2−{5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル}−2−ピリジン−3−イルエチル)−2−ピペリジン−1−イルピリジン
II−61 3−{2−[5−(2,4−ジフルオロフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]−2−ピリジン−3−イルエチル}−2−ピペリジン−1−イルピリジン
II−62 3−{3−[2−(2−ピペリジン−1−イルピリジン−3−イル)−1−ピリジン−3−イルエチル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル}ベンゾニトリル
II−63 3−[2−(5−シクロペンチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)−2−ピリジン−3−イルエチル]−2−ピペリジン−1−イルピリジン
II−64 3−(2−{5−[2,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル}−2−ピリジン−3−イルエチル)−2−ピペリジン−1−イルピリジン
II−65 2−ピペリジン−1−イル−3−(2−ピリジン−3−イル−2−{5−[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル}エチル)ピリジン
II−66 2−クロロ−3−{3−[2−(2−ピペリジン−1−イルピリジン−3−イル)−1−ピリジン−3−イルエチル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル}ピリジン
I1−67 3−{2−[5−sec−ブチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)−2−ピリジン−3−イルエチル]−2−ピペリジン−1−イルピリジン
II−68 3−{2−[5−(4−メトキシフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]−2−ピリジン−3−イルエチル}−2−ピペリジン−1−イルピリジン
II−69 3−{2−[5−(2,2−ジメチルプロピル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]−2−ピリジン−3−イルエチル}−2−ピペリジン−1−イルピリジン
II−70 3−[2−(5−シクロブチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)−2−ピリジン−3−イルエチル]−2−ピペリジン−1−イルピリジン
II−71 3−{2−[5−(メトキシメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]−2−ピリジン−3−イルエチル}−2−ピペリジン−1−イルピリジン
II−72 3−[2−(5−ベンジル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)−2−ピリジン−3−イルエチル]−2−ピペリジン−1−イルピリジン
II−73 3−[2−(5−エチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)−2−ピリジン−3−イルエチル]−2−ピペリジン−1−イルピリジン
II−74 3−[2−(5−tert−ブチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)−2−ピリジン−3−イルエチル]−2−ピペリジン−1−イルピリジン
II−75 2−ピペリジン−1−イル−3−[2−(5−プロピル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)−2−ピリジン−3−イルエチル]ピリジン
II−76 3−[2−(5−イソプロピル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)−2−ピリジン−3−イルエチル]−2−ピペリジン−1−イルピリジン
II−77 3−[2−(2−フルオロピリジン−3−イル)−2−ピリジン−3−イルエチル]−N−(2−メトキシピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン
II−78 4−(2−{2−[(2−メトキシピリジン−3−イル)アミノ]ピリジン−3−イル}−1−ピリジン−3−イルエチル)ベンゾニトリル
II−79 2−フェニル−3−(2−フェニル−1−ピリジン−3−イルエチル)ピリジン
II−80 1,3−ジベンジル−4−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−1H−1,2,3−トリアゾール−3−イウム
II−81 3−[2−(2−フルオロピリジン−3−イル)−2−ピリジン−3−イルエチル]−N−[2−(メチルスルホニル)フェニル]ピリジン−2−アミン
II−82 6−{2−[2−(1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピリジン−3−イル]−1−ピリジン−3−イルエチル}ピリジン−2−アミン
II−83 4−(3−{2−[3−(メチルスルホニル)フェニル]−2−ピリジン−3−イルエチル}ピリジン−2−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾチアジン1,1−ジオキシド
II−84 N−[2−(メチルスルホニル)フェニル]−3−{2−[3−(メチルスルホニル)フェニル]−2−ピリジン−3−イルエチル}ピリジン−2−アミン
II−85 4−(1−ピリジン−3−イル−2−{2−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ピリジン−3−イル}エチル)ベンゾニトリル
II−86 4−(1−ピリジン−3−イル−2−{2−[4−(ピロリジン−1−イルスルホニル)フェニル]ピリジン−3−イル}エチル)ベンゾニトリル
II−87 2−フルオロ−3−(1−ピリジン−3−イル−2−{2−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ピリジン−3−イル}エチル)ピリジン
II−88 2−フルオロ−3−(1−ピリジン−3−イル−2−{2−[4−(ピロリジン−1−イルスルホニル)フェニル]ピリジン−3−イル}エチル)ピリジン
II−89 4−[1−(2−フルオロピリジン−3−イル)−2−(2−ピリジン−3−イルフェニル)エチル]−2−(メチルチオ)ピリミジン
II−90 2’−{2−(2−フルオロピリジン−3−イル)−2−[2−(メチルチオ)ピリミジン−4−イル]エチル}−N,N−ジメチル−1,1’−ビフェニル−3−カルボキサミド
II−91 4−[1−(2−フルオロピリジン−3−イル)−2−(2−ピリジン−3−イルフェニル)エチル]−2−(メチルスルフィニル)ピリミジン
II−92 2’−{2−(2−フルオロピリジン−3−イル)−2−[2−(メチルスルフィニル)ピリミジン−4−イル]エチル}−N,N−ジメチル−1,1’−ビフェニル−3−カルボキサミド
II−93 1−(3−{2−[3−(メチルスルホニル)フェニル]−2−ピリジン−3−イルエチル}ピリジン−2−イル)−1H−ベンズイミダゾール
II−94 4−[1−(2−フルオロピリジン−3−イル)−2−(2−ピリジン−3−イルフェニル)エチル]ピリミジン−2−アミン
II−95 2’−[2−(2−アミノピリミジン−4−イル)−2−(2−フルオロピリジン−3−イル)エチル]−N,N−ジメチル−1,1’−ビフェニル−3−カルボキサミド
II−96 N,N−ジメチル−2’−{2−[3−(メチルスルホニル)フェニル]−2−ピリジン−3−イルエチル}−1,1’−ビフェニル−3−カルボキサミド
II−97 2’−{2−[3−(メチルスルホニル)フェニル]−2−ピリジン−3−イルエチル}−1,1−ビフェニル−3−カルボニトリル
II−98 3−{1−[3−(メチルスルホニル)フェニル]−2−[4’−(ピロリジン−1−イルスルホニル)−1,1−ビフェニル−2−イル]エチル}ピリジン
II−99 3−(2−{2−[3−(メチルスルホニル)フェニル]−2−ピリジン−3−イルエチル}フェニル)ピリジン
II−100 6−[1−ピリジン−3−イル−2−(2−ピリジン−3−イルフェニル)エチル]ピリジン−2−アミン
II−101 1−{3−[2−(2−フルオロピリジン−3−イル)−2−ピリジン−3−イルエチル]ピリジン−2−イル}−2−(トリフルオロメチル)−1H−ベンズイミダゾール
II−102 1−{3−[2−(2−フルオロピリジン−3−イル)−2−ピリジン−3−イルエチル]ピリジン−2−イル}−2−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−ベンズイミダゾール。
【0035】
表IIIに示す化合物は表示の構造をもつ。
【0036】
【表3】


【0037】
III−1 2−{2−[メチル(ピリジン−3−イル)アミノ]ピリジン−3−イル}−1,1−ジピリジン−3−イルエタノール
III−2 3,3−ジピリジン−3−イル−2−(2−ピリジン−3−イルフェニル)プロパンニトリル
III−3 2’−(1−シアノ−2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−N,N−ジメチル−1,1’−ビフェニル−3−カルボキサミド
III−4 2’−(1−シアノ−2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−1,1’−ビフェニル−3−カルボニトリル
III−5 3−(1−フルオロ−2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−N−メチル−N−ピリジン−3−イルピリジン−2−アミン
III−6 3−(1−フルオロ−2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−N−メチル−N−ピリジン−3−イルピリジン−2−アミン(エナンチオマーA)
III−7 3−(1−フルオロ−2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−N−メチル−N−ピリジン−3−イルピリジン−2−アミン(エナンチオマーB)
III−8 1−{3−[1−フルオロ−2−(2−フルオロピリジン−3−イル)−2−ピリジン−3−イルエチル]ピリジン−2−イル}−1H−ベンズイミダゾール
III−9 3−[2−(2−フルオロピリジン−3−イル)−2−ピリジン−3−イルエチル]−N−[2−(メチルスルホニル)フェニル]ピリジン−2−アミン
III−10 (±)−1−{3−[1−フルオロ−2−(2−フルオロピリジン−3−イル)−2−ピリジン−3−イルエチル]ピリジン−2−イル}−1H−ベンズイミダゾール(ジアステレオマー1)
III−11 (±)−1−{3−[1−フルオロ−2−(2−フルオロピリジン−3−イル)−2−ピリジン−3−イルエチル]ピリジン−2−イル}−1H−ベンズイミダゾール(ジアステレオマー2)
III−12 1−{3−[1−フルオロ−2−(2−フルオロピリジン−3−イル)−2−ピリジン−3−イルエチル]ピリジン−2−イル}−1H−ベンズイミダゾール(エナンチオマーA)
III−13 1−{3−[1−フルオロ−2−(2−フルオロピリジン−3−イル)−2−ピリジン−3−イルエチル]ピリジン−2−イル}−1H−ベンズイミダゾール(エナンチオマーB)
III−14 1−{3−[1−フルオロ−2−(2−フルオロピリジン−3−イル)−2−ピリジン−3−イルエチル]ピリジン−2−イル}−1H−ベンズイミダゾール(エナンチオマーC)
III−15 1−{3−[1−フルオロ−2−(2−フルオロピリジン−3−イル)−2−ピリジン−3−イルエチル]ピリジン−2−イル}−1H−ベンズイミダゾール(エナンチオマーD)
III−16 3−[2−(1−フルオロ−2,2−ジピリジン−3−イルエチル)フェニル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン。
【0038】
上記化合物は下記Kv1.5アッセイの1種以上で活性である。
【0039】
本発明の別の態様はK1.5を阻害するのに有効な量の式Iの化合物を投与することを含む、K1.5阻害により治療又は予防が実施又は促進される哺乳動物における症状の治療又は予防方法である。
【0040】
好ましい1態様は治療有効量の式Iの化合物を投与することを含む、哺乳動物における心不整脈(例えば心房細動、心房粗動、心房性不整脈及び上室性頻拍)の治療又は予防方法である。
【0041】
別の好ましい態様は脳卒中等の血栓塞栓イベントの予防方法である。
【0042】
別の好ましい態様は鬱血性心不全の予防方法である。
【0043】
別の好ましい態様は誘導された調律が同様の患者体格及び年齢特徴をもつ個体で正常であるとみなされる調律に対応するように、心房細動をもつ患者に正常洞調律状態を誘導する方法として、患者に本発明の化合物を投与することを含む方法である。
【0044】
別の好ましい態様は患者における頻拍(即ち、例えば100回/分の高心拍数)の治療方法として、請求項1に記載の化合物と併用して抗頻拍装置(例えば除細動器又はペースメーカー)で患者を治療することを含む方法である。
【0045】
本発明は更に、医薬的に許容可能なキャリヤーと、式Iの化合物又はその医薬的に許容可能な結晶形態もしくは水和物を含有する医薬組成物も包含する。好ましい1態様は第2の物質も含有する式Iの化合物の医薬組成物である。
【0046】
本発明の化合物は不斉中心又は不斉軸をもつ場合があり、本発明は全光学異性体とその混合物を包含する。特に指定しない限り、1種の異性体の記載は可能な全異性体に適用される。異性体組成物を指定しない場合には、常に可能な全異性体が含まれる。
【0047】
更に、炭素−炭素二重結合をもつ化合物はZ体とE体で存在する場合があり、これらの化合物の全異性体が本発明に含まれる。
【0048】
略語一覧:
AAS:原子吸収分光法
AF:心房細動
ACE:アンギオテンシン変換酵素
CHO:チャイニーズハムスター卵巣
DAST:三弗化(ジエチルアミノ)硫黄
DMSO:ジメチルスルホキシド
dppf:1,1’−(ジフェニルホスフィノ)フェロセン
EDTA:エチレンジアミン四酢酸
EGTA:エチレンビス(オキシエチレンニトリロ)四酢酸
FAAS:火炎原子吸収分光法
FBS:胎仔ウシ血清
HBSS:ハンクス平衡塩溶液
HEPES:N−2−ヒドロキシエチルピペラジン−N’−2−エタンスルホン酸
HF−Pyr:弗化水素ピリジン
HPLC:高圧液体クロマトグラフィー
LDA:リチウムジイソプロピルアミド
LYS:溶解液
MS:質量分析
NaOtBu:ナトリウムtert−ブトキシド
NMR:核磁気共鳴
NSAID:非ステロイド性抗炎症薬
PBS:リン酸緩衝食塩水
Pddba:トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)
RMS:二乗平均平方根
RT:室温
SUP:上清
TBAF:弗化テトラブチルアンモニウム
TBDMSCl:塩化tert−ブチルジメチルシリル
TBSCl:塩化tert−ブチルジメチルシリル
THF:テトラヒドロフラン。
【0049】
特に指定しない限り、本明細書で使用する「アルキル」とは指定炭素原子数の分岐及び直鎖飽和脂肪族炭化水素基(全異性体を含む)を包含する。本明細書全体を通してアルキル基には通常使用されている略語を使用し、例えばメチルは「Me」又は「CH」で表し、エチルは「Et」又は「CHCH」で表し、プロピルは「Pr」又は「CHCHCH」で表し、ブチルは「Bu」又は「CHCHCHCH」で表し、以下同様に表す場合がある。例えば「C1−6アルキル」(又は「C−Cアルキル」)とは指定炭素原子数の直鎖又は分岐鎖アルキル基(全異性体を含む)を意味する。C1−6アルキルは全ヘキシルアルキル及びペンチルアルキル異性体と、n−、イソ−、sec−及びt−ブチル、n−及びイソプロピル、エチル並びにメチルを含む。「C1−4アルキル」とはn−、イソ−、sec−及びt−ブチル、n−及びイソプロピル、エチル並びにメチルを意味する。「アルコキシ」なる用語は酸素橋を介して結合した指定炭素原子数の直鎖又は分岐鎖アルキル基を意味する。
【0050】
「アルケニル」なる用語は二重結合により結合した少なくとも2個の炭素原子を含む分岐及び直鎖不飽和炭化水素基を包含する。アルケンエチレンは例えば「CHCH」あるいは「HC=CH」により表される。例えば「C2−5アルケニル」(又は「C−Cアルケニル」)とは炭素原子数2〜5の直鎖又は分岐鎖アルケニル基を意味し、全ペンテニル異性体と、1−ブテニル、2−ブテニル、3−ブテニル、1−プロペニル、2−プロペニル及びエテニル(又はエチレニル)を含む。「C2−3アルケニル」等の同様の用語も同様の意味をもつ。
【0051】
「アルキニル」なる用語は三重結合により結合した少なくとも2個の炭素原子を含む分岐及び直鎖不飽和炭化水素基を包含する。アルキンアセチレンは例えば「CHCH」あるいは「HC≡CH」により表される。例えば「C2−5アルキニル」(又は「C−Cアルキニル」)とは炭素原子数2〜5の直鎖又は分岐鎖アルキニル基を意味し、全ペンチニル異性体と、1−ブチニル、2−ブチニル、3−ブチニル、1−プロピニル、2−プロピニル及びエチニル(又はアセチレニル)を含む。「C2−3アルキニル」等の同様の用語も同様の意味をもつ。
【0052】
特に「非置換」又は「置換」に限定して指定しない限り、アルキル、アルケニル及びアルキニル基は置換されていないか又は各炭素原子上をハロ、C−C20アルキル、CF、NH、−NH(C−Cアルキル)、−N(C−Cアルキル)、NO、オキソ、CN、N、−OH、−O(C−Cアルキル)、C−C10シクロアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、(C−Cアルキル)S(O)0−2−、(C−Cアルキル)S(O)0−2(C−Cアルキル)−、(C−Cアルキル)C(O)NH−、HN−C(NH)−、−O(C−Cアルキル)CF、(C−Cアルキル)C(O)−、(C−Cアルキル)OC(O)−、(C−Cアルキル)O(C−Cアルキル)−、(C−Cアルキル)C(O)1−2(C−Cアルキル)−、(C−Cアルキル)OC(O)NH−、アリール、アラルキル、複素環、ヘテロシクリルアルキル、ハロ−アリール、ハロ−アラルキル、ハロ−複素環、ハロ−ヘテロシクリルアルキル、シアノ−アリール、シアノ−アラルキル、シアノ−複素環及びシアノ−ヘテロシクリルアルキルの1〜3個の置換基で置換されている。
【0053】
「C0−6アルキル」等の術語で使用する「C」なる用語は直接共有結合を意味する。同様に、基における所定数の原子の存在を定義する整数が0に等しい場合には、これに隣接する原子が結合により直接結合していることを意味する。例えばsが0、1又は2に等しい整数である構造:
【0054】
【化19】

においてsが0であるとき、構造は
【0055】
【化20】

である。
【0056】
「C3−8シクロアルキル」(又は「C−Cシクロアルキル」)なる用語は合計炭素原子数3〜8の環状アルカン(即ちシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル又はシクロオクチル)を意味する。「C3−7シクロアルキル」、「C3−6シクロアルキル」、「C5−7シクロアルキル」等の用語も同様の意味をもつ。
【0057】
環に関して使用する場合に「不飽和」なる用語は最大数の非累積環二重結合をもつ環を意味する。環に関して使用する場合に「飽和」なる用語は部分(最大数の環二重結合未満の少なくとも1個の二重結合をもつ)又は完全(二重結合をもたない)飽和環を意味する。
【0058】
「ハロゲン」(又は「ハロ」)なる用語はフッ素、塩素、臭素及びヨウ素を意味する(フルオロ(F)、クロロ(Cl)、ブロモ(Br)及びヨード(I)と言う場合もある)。
【0059】
「C1−6ハロアルキル」(「C−Cハロアルキル」又は「ハロゲン化C−Cアルキル」と言う場合もある)なる用語は1個以上のハロゲン置換基をもつ上記定義によるC−C直鎖又は分岐鎖アルキル基を意味する。「C1−4ハロアルキル」なる用語も同様の意味をもつ。「C1−6フルオロアルキル」なる用語はハロゲン置換基がフルオロに限定される以外は同様の意味をもつ。適切なフルオロアルキルとしては(CH0−4CF系列(即ちトリフルオロメチル、2,2,2−トリフルオロエチル、3,3,3−トリフルオロ−n−プロピル等)か挙げられる。
【0060】
本明細書で使用する「炭素環」なる用語(及び「炭素環式」や「カルボシクリル」等のその変形)は特に指定しない限り、(i)C−C単環式飽和もしくは不飽和環又は(ii)C7−12二環式飽和もしくは不飽和環系を意味する。(ii)の各環は相互に独立しているか又は他の環と縮合しており、各環は飽和又は不飽和である。炭素環は任意炭素原子で分子の残余と結合し、安定な化合物を形成することができる。縮合二環式炭素環は炭素環のサブセットであり、即ち「縮合二環式炭素環」なる用語は一般に各環が飽和又は不飽和であり、環系の各環が2個の隣接炭素原子を共有するC7−10二環系を意味する。一方の環が飽和であり、他方が飽和である縮合二環式炭素環は飽和二環系である。一方の環がベンゼンであり、他方が飽和である縮合二環式炭素環は不飽和二環系である。一方の環がベンゼンであり、他方が不飽和である縮合二環式炭素環は不飽和環系である。飽和炭素環はシクロアルキル環(例えばシクロプロピル、シクロブチル等)と言う場合もある。特に指定しない限り、炭素環は置換されていないか又はC1−6アルキル、C1−6アルケニル、C1−6アルキニル、アリール、ハロゲン、NHもしくはOHで置換されている。縮合二環式炭素環のサブセットは一方の環がベンゼン環であり、他方の環が飽和又は不飽和であり、任意炭素原子を介して結合することにより安定な化合物を形成する二環式炭素環である。このサブセットの代表例を以下に挙げる。
【0061】
【化21】

【0062】
「アリール」なる用語は単環式又は多環式芳香族炭素環系を意味し、多環系の個々の炭素環は単結合を介して相互に縮合又は結合している。適切なアリール基としてはフェニル、ナフチル及びビフェニレニルが挙げられる。
【0063】
「複素環」なる用語(及び「複素環式」や「ヘテロシクリル」等のその変形)は広義に(i)安定な4〜8員単環式飽和もしくは不飽和環、又は(ii)安定な7〜12員二環系を意味し、(ii)の各環は架橋、縮合又はスピロ環であり、独立して飽和又は不飽和であり、単環又は二環系はN、O及びSから選択される1個以上(例えば1〜6個又は1〜4個)のヘテロ原子と残余の炭素原子を含み(単環は一般に少なくとも1個の炭素原子を含み、環系は一般に少なくとも2個の炭素原子を含む)、窒素及び硫黄ヘテロ原子の任意1個以上は場合により酸化されており、窒素ヘテロ原子の任意1個以上は場合により四級化されている。結合の結果として安定な構造が形成される限り、複素環は任意ヘテロ原子又は炭素原子で結合することができる。複素環が置換基をもつ場合には、当然のことながら、安定な化学構造が得られる限り、置換基はヘテロ原子であるか炭素原子であるかを問わずに環の任意原子と結合することができる。
【0064】
特に「非置換」又は「置換」に限定して指定しない限り、シクロアルキル、アリール及び複素環基は非置換又は置換である。本明細書で使用する「置換のC−C10シクロアルキル」、「置換のアリール」及び「置換の複素環」なる用語は化合物の残余との結合点以外に1〜4個の置換基を含む環状基を包含する。置換基は限定されないが、ハロ、C−C20アルキル、CF、NH、−NH(C−Cアルキル)、−N(C−Cアルキル)、NO、オキソ、CN、N、−OH、−O(C−Cアルキル)、C−C10シクロアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、(C−Cアルキル)S(O)0−2−、アリール−S(O)0−2−、(C−Cアルキル)S(O)0−2(C−Cアルキル)−、(C−Cアルキル)C(O)NH−、HN−C(NH)−、−O(C−Cアルキル)CF、(C−Cアルキル)C(O)−、(C−Cアルキル)OC(O)−、(C−Cアルキル)O(C−Cアルキル)−、(C−Cアルキル)C(O)1−2(C−Cアルキル)−、(C−Cアルキル)OC(O)NH−、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、ヘテロシクリルアルキル、ハロ−アリール、ハロ−アラルキル、ハロ−複素環、ハロ−ヘテロシクリルアルキル、シアノ−アリール、シアノ−アラルキル、シアノ−複素環及びシアノ−ヘテロシクリルアルキルを含む群から選択することが好ましい。
【0065】
飽和複素環は複素環のサブセットを形成し、即ち「飽和複素環」なる用語は一般に(単環式であるか多環式であるかを問わずに)環系が飽和している上記定義による複素環を意味する。「飽和複素環」なる用語は炭素原子とN、O及びSから選択される1個以上のヘテロ原子から構成される4〜8員単環式飽和環又は安定な7〜12員二環系を意味する。代表例としてはピペリジニル、ピペラジニル、アゼパニル、ピロリジニル、ピラゾリジニル、イミダゾリジニル、オキサゾリジニル、イソオキサゾリジニル、モルホリニル、チオモルホリニル、チアゾリジニル、イソチアゾリジニル、インドリル、テトラヒドロキノリニル、ベンゾオキサジニル、テトラヒドロキノキサリニル、ベンゾジオキシニル、ジアザスピロ4.4]ノナニル、ピペラジノン及びテトラヒドロフリル(又はテトラヒドロフラニル)が挙げられる。
【0066】
複素芳香族は複素環の別のサブセットを形成し、即ち「複素芳香族」(あるいは「ヘテロアリール」)なる用語は一般に(単環式であるか多環式であるかを問わずに)環系全体が芳香族環系である上記定義による複素環を意味する。「複素芳香環」なる用語は炭素原子とN、O及びSから選択される1個以上のヘテロアリール原子から構成される5もしくは6員単環式芳香環又は7〜12員二環系を意味する。少なくとも1個の窒素原子を含む置換のヘテロアリール環(例えばピリジン)の場合には、このような置換はN−オキシド形成を生じる置換とすることができる。複素芳香環の代表例としてはピリジル、ピロリル、ピラジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、チエニル(又はチオフェニル)、チアゾリル、フラニル、イミダゾリル、ピラゾリル、トリアゾリル、テトラゾリル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、オキサジアゾリル、チアゾリル、イソチアゾリル及びチアジアゾリルが挙げられる。
【0067】
二環式複素環の代表例としてはベンゾトリアゾリル、インドリル、イソインドリル、インダゾリル、インドリニル、イソインドリニル、キノキサリニル、キナゾリニル、シンノリニル、クロマニル、イソクロマニル、テトラヒドロキノリニル、キノリニル、テトラヒドロイソキノリニル、イソキノリニル、ピリジノン、2,3−ジヒドロベンゾフラニル、2,3−ジヒドロベンゾ−1,4−ジオキシニル(即ち
【0068】
【化22】

イミダゾ(2,1−b)(1,3)チアゾール(即ち
【0069】
【化23】

及びベンゾ−1,3−ジオキソリル(即ち
【0070】
【化24】

が挙げられる。本発明の所定状況では、
【0071】
【化25】

は2個の隣接する炭素原子に結合したメチレンジオキシを置換基とするフェニルと言う場合もある。
【0072】
特に逆の記載がない限り、「飽和」環は部分又は完全飽和環である。例えば、「飽和単環式C炭素環」はシクロヘキサンを意味する。
【0073】
特に逆の記載がない限り、本明細書に記載する全範囲は両端を含む。例えば、複素環が「1〜4個のヘテロ原子」を含むと言う場合には複素環が1、2、3又は4個のヘテロ原子を含むことを意味する。
【0074】
本発明の化合物を表す任意成分又は任意式中に任意変項が2回以上出現する場合には、出現時毎のその定義は他の全出現時のその定義から独立している。また、置換基及び/又は変項の組み合わせはこのような組み合わせにより安定な化合物が得られる場合に限って許容される。
【0075】
(例えば「場合により1個以上の置換基で置換されたアリール」等における)「置換」なる用語はこのような一置換及び多置換(同一部位の多置換を含む)が化学的に許容される範囲での指定置換基による一置換及び多置換を含む。
【0076】
N−オキシド部分(例えばピリジル−N−オキシド部分)をもつ本発明の化合物において、N−オキシド部分は慣用表記を使用して構造を表す。例えば、ピリジル−N−オキシド部分は
【0077】
【化26】

で構造を表し、上記2式は等価意味をもつ。
【0078】
反復項(例えば(CR(式中、rは整数2であり、Rは規定変項であり、Rは規定変項である))をもつ項を含む可変定義では、Rの意味は出現毎に異なっていてもよく、Rの意味は出現毎に異なっていてもよい。例えばRとRがメチル、エチル、プロピル及びブチルから構成される群から独立して選択される場合には、(CR
【0079】
【化27】

となる。
【0080】
医薬的に許容可能な塩としては金属(無機)塩と有機塩の両者が挙げられ、その一覧はRemington’s Pharmaceutical Sciences,17th Edition,pg.1418(1985)に記載されている。当業者に周知の通り、適切な塩形態は物理的及び化学的安定性、流動性、吸湿性並びに溶解度に基づいて選択される。当業者に自明の通り、医薬的に許容可能な塩としては限定されないが、塩酸塩、硫酸塩、リン酸塩、二リン酸塩、臭化水素酸塩及び硝酸塩等の無機酸塩又はリンゴ酸塩、マレイン酸塩、フマル酸塩、酒石酸塩、琥珀酸塩、クエン酸塩、酢酸塩、乳酸塩、メタンスルホン酸塩、p−トルエンスルホン酸塩ないしパモ酸塩、サリチル酸塩及びステアリン酸塩等の有機酸塩が挙げられる。同様に、医薬的に許容可能なカチオンとしては限定されないが、ナトリウム、カリウム、カルシウム、アルミニウム、リチウム及びアンモニウム(特に第2級アミンをもつアンモニウム塩)が挙げられる。上記理由で好ましい本発明の塩としてはカリウム塩、ナトリウム塩、カルシウム塩及びアンモニウム塩が挙げられる。式Iの化合物の結晶形態、水和物及び溶媒和物も本発明の範囲に含まれる。
【0081】
本発明の化合物の製造方法を下記スキーム及び実施例に例証する。他の合成プロトコールも当業者に自明である。以下のスキーム及び実施例は式Iの化合物の製造を例証するものであり、従って、特許請求の範囲に記載する本発明を限定するものではない。後記実施例は本発明の別の態様を含む。
【0082】
【化28】


【0083】
上記スキーム中、「Ar」は変項Aについて上記に定義したアリール環を表し、「R」は水素、C−Cアルキル又は−SO−Cアルキルを表し、前記アルキルは上記による非置換又は置換であり、「X」は上記による変項Rに対応する。
【実施例1】
【0084】
【化29】

【0085】
1−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]−2−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−ベンズイミダゾール
ステップ1。ビス−(3−ピリジル)メタンのTHF(150mL)溶液を−30℃まで冷却した。LDA(1.5Mシクロヘキサン溶液,29.4mL)を滴下し、多少の赤色固形分を含有する暗赤色溶液を得た。次に混合物を0℃で10分間撹拌した。3−(ブロモメチル)−2−クロロピリジンのTHF(50mL)溶液を25分間かけて滴下し、反応溶液を0℃で2時間撹拌した後、飽和NHCl水溶液を加えることにより反応をクエンチした。混合物を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液とCHClに分配した。水溶液をCHCl(3×)で抽出し、有機溶液を合わせて乾燥し(NaSO)、濃縮した。フラッシュクロマトグラフィーにより、2−クロロ−3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン9.1gを赤色粘性液体として得た。
【0086】
ステップ2。2−クロロ−3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジンのトルエン(160mL)溶液にフェニレンジアミン(8.41g)、トリス(ジベンジリデンアセトン)−ジパラジウム(0)(356mg)、1,1−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン(431mg)、及びナトリウムtert−ブトキシド(2.24g)をN下に加えた。反応溶液をN流下で100℃に14時間加熱した後、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液とCHClに分配した。水溶液をCHCl(3×)で抽出し、有機溶液を合わせて乾燥し(NaSO)、濃縮した。得られた黒色残渣にCHClとヘキサンを加え、(1:1 CHCl:ヘキサン→トルエンで洗浄下に)沈殿した固形分を濾別した。濾液を濃縮し、フラッシュクロマトグラフィーにより精製し、N−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]ベンゼン−1,2−ジアミン4.1gを灰色固体として得た。
【0087】
ステップ3。N−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]ベンゼン−1,2−ジアミン(300mg)のCHCl(4mL)溶液に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液2mLを加え、2相混合物を激しく撹拌した。塩化1,1,1−(トリフルオロ)プロパノイルのCHCl(2mL)溶液を加え、反応溶液を30分間撹拌した後、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液とCHClに分配した。水溶液をCHCl(2×)で抽出し、有機溶液を合わせて乾燥し(NaSO)、フラッシュクロマトグラフィーにより精製し、N−(2−{[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]アミノ}フェニル)−3,3,3−トリフルオロプロパンアミド360mgを得た。
【0088】
ステップ4。N−(2−{[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]アミノ}フェニル)−3,3,3−トリフルオロプロパンアミド(127mg)のジオキサン(6mL)溶液にPOCl 500uLを加えた。すぐに沈殿が観察された。反応溶液を100℃に24時間加熱し、反応を停滞させた。反応溶液を0℃まで冷却し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で注意深くクエンチした後、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液とCHClに分配した。水溶液をCHCl(2×)で抽出し、有機溶液を合わせて乾燥し(NaSO)、濃縮した。こうして得られた出発材料と所望生成物の粗混合物をジオキサン4mLに溶かした。この溶液を50℃で撹拌下にPOCl 10mLに滴下した。混合物を100℃に8時間加熱した後、室温まで冷却し、減圧濃縮した。CHClを残渣に加え、得られた溶液を0℃まで冷却し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液でゆっくりと中和した後、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液とCHClに分配した。水溶液をCHCl(3×)で抽出し、有機溶液を合わせて乾燥し(NaSO)、フラッシュクロマトグラフィーにより精製した。逆相HPLCによる二次精製を行い、1−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]−2−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−ベンズイミダゾール127mgを白色固体として得た。H NMR(500MHz,CDCl):δ8.54(dd,J=4.6,1.7Hz,1H),8.43(d,J=4.4Hz,2H),8.31(d,J=1.7Hz,1H),8.24(s,1H),7.91(d,J=8.1Hz,1H),7.69(dd,J=7.8,1.5Hz,1H),7.40−7.35(m,2H),7.31−7.28(m,1H),7.22−7.20(m,1H),7.18−7.11(m,3H),6.92(d,J=8.1Hz,1H),4.08(t,J=7.8Hz,1H),3.73−3.64(m,1H),3.52−3.43(m,1H),3.29−3.21(m,2H)。
【実施例2】
【0089】
【化30】

【0090】
2−{2−[メチル(ピリジン−3−イル)アミノ]ピリジン−3−イル}−1,1−ジピリジン−3−イルエタノール
ステップ1。2−クロロ−3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン(1.54g)と3−(メチルアミノ)ピリジン(732mg)のトルエン(30mL)溶液にトリス(ジベンジリデンアセトン)−ジパラジウム(0)(119mg)、1,1−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン(144mg)、及びナトリウムtert−ブトキシド(651mg)を加えた。反応溶液をAr流下で100℃に5時間加熱した。反応溶液を室温まで冷却した後、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液とCHClに分配した。水溶液をCHCl(3×)で抽出し、有機溶液を合わせて乾燥し(NaSO)、濃縮した。フラッシュクロマトグラフィーにより暗色半固体を得、逆相HPLCにより更に精製し、3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−N−メチル−N−ピリジン−3−イルピリジン−2−アミン727mgを得た。H NMR(500MHz,CDCl):δ8.44(m,2H),8.35−8.34(m,3H),8.15(d,J=4.2Hz,1H),8.04(d,J=2.2Hz,1H),7.42(dd,J=7.6,1.7Hz,1H),7.36−7.34(m,2H),7.19−7.12(m,3H),7.03(dd,J=7.6,4.9Hz),6.96−6.94(m,1H),4.26(t,J=7.8Hz,1H),3.25(s,3H),3.16(d,J=7.8Hz,2H)。
【0091】
ステップ2。3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−N−メチル−N−ピリジン−3−イルピリジン−2−アミン(34mg)のDMSO:t−BuOH(80:20)(1.2mL)溶液にカリウムtert−ブトキシド(21mg)を加えた。反応溶液を酸素バルーン下に室温で2時間撹拌した後、水2滴を加えることによりクエンチした。逆相HPLCにより精製し、2−{2−[メチル(ピリジン−3−イル)アミノ]ピリジン−3−イル}−1,1−ジピリジン−3−イルエタノール26mgを白色固体として得た。H NMR(500MHz,CDCl):δ8.54(d,J=1.9Hz,2H),8.47(dd,J=4.6,1.7Hz,2H),8.35(dd,J=4.6,1.7Hz,1H),8.21(dd,J=4.6,1.2Hz,1H),8.05(d,J=2.7Hz,1H),7.59−7.57(m,2H),7.24−7.15(m,4H),7.08−7.05(m,1H),6.99−6.95(m,1H),4.57(s,1H),3.55(s,2H),3.21(s,3H)。
【実施例3】
【0092】
【化31】

【0093】
(±)−3−(1−フルオロ−2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−N−メチル−N−ピリジン−3−イルピリジン−2−アミン
(+)−3−(1−フルオロ−2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−N−メチル−N−ピリジン−3−イルピリジン−2−アミン
(−)−3−(1−フルオロ−2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−N−メチル−N−ピリジン−3−イルピリジン−2−アミン
ステップ1。2−クロロ−3−ピリジルメタノール(2.07g)のCHCl(100mL)溶液にイミダゾール(1.96g)を加えた。TBDMSCl(2.39g)を一度に加え、反応溶液を室温で23時間撹拌した後、フリット付き漏斗で濾過した。濾液を濃縮し、フラッシュクロマトグラフィーにより精製し、3−({[tert−ブチル(ジメチル)シリル]オキシ}メチル)−2−クロロピリジン3.18gを得た。
【0094】
ステップ2。3−({[tert−ブチル(ジメチル)シリル]オキシ}メチル)−2−クロロピリジン(1g)、トリス(ジベンジリデンアセトン)−ジパラジウム(0)(89mg)、1,1−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン(108mg)、ナトリウムtert−ブトキシド(559mg)、及び3−(メチルアミノ)ピリジン(629mg)を合わせ、トルエン20mLを加えた。混合物をAr下で100℃に16時間加熱した後、室温まで冷却し、CHClで洗浄下にセライトで濾過した。濾液を濃縮し、フラッシュクロマトグラフィーにより精製し、3−({[tert−ブチル(ジメチル)シリル]オキシ}メチル)−N−メチル−N−ピリジン−3−イルピリジン−2−アミン1.06gを得た。
【0095】
ステップ3。3−({[tert−ブチル(ジメチル)シリル]オキシ}メチル)−N−メチル−N−ピリジン−3−イルピリジン−2−アミン(500mg)の0℃のTHF(15mL)溶液にTBAF(1.0M THF溶液,3.04ml)を加えた。20分後に、撹拌棒を除去し、反応溶液を濃縮した。こうして得られた{2−[メチル(ピリジン−3−イル)アミノ]ピリジン−3−イル}メタノールを含有する残渣を次反応で直接使用した。
【0096】
ステップ4。{2−[メチル(ピリジン−3−イル)アミノ]ピリジン−3−イル}メタノール(180mg)のCHCl(8mL)溶液にデス・マーチン・ペルヨージナン(674mg)を加えた。反応溶液を室温で100分間撹拌した。飽和チオ硫酸ナトリウム水溶液と飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、混合物を一晩激しく撹拌した後、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液とCHClに分配した。水溶液をCHCl(2×)で抽出し、有機溶液を合わせて乾燥し(NaSO)、濃縮し、純度約75%の2−[メチル(ピリジン−3−イル)アミノ]ニコチンアルデヒドを得た。この材料を次反応で直接使用した。
【0097】
ステップ5。ビス−(3−ピリジル)メタン(61mg)のTHF(3mL)溶液を0℃まで冷却し、LDA(シクロヘキサン中1.5M,0.240mL)をシリンジで滴下した。混合物を30分間撹拌後、2−[メチル(ピリジン−3−イル)アミノ]ニコチンアルデヒド(73mg)のTHF(3mL)溶液を30分間かけて滴下した。3時間0℃で撹拌後、反応を水でクエンチした後、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液とCHClに分配した。水溶液をCHCl(2×)で抽出し、有機溶液を合わせて乾燥し(NaSO)、逆相HPLCにより精製し、1−{2−[メチル(ピリジン−3−イル)アミノ]ピリジン−3−イル}−2,2−ジピリジン−3−イルエタノール40mgを得た。
【0098】
ステップ6。1−{2−[メチル(ピリジン−3−イル)アミノ]ピリジン−3−イル}−2,2−ジピリジン−3−イルエタノール(31mg)のCHCl(1.5mL)溶液にDAST(20mg)を加えた。2時間室温で撹拌後、反応溶液を0℃まで冷却し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液でクエンチした後、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液とCHClに分配した。水溶液をCHCl(2×)で抽出し、有機溶液を合わせて乾燥し(NaSO)、逆相HPLCにより精製し、3−(1−フルオロ−2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−N−メチル−N−ピリジン−3−イルピリジン−2−アミン6mgを得た。H NMR(CDCl)δ8.48(2H,t,J=4.9Hz),8.45(1H,dd,J=4.9,2.0Hz),8.33(2H,d,20.5Hz),8.22(1H,d,J=3.9Hz),8.12(1H,s),7.55(1H,dd,J=7.8,1.7Hz),7.49(1H,d,J=8.1Hz),7.46(1H,dd,J=8.1,1.7Hz),7.23−7.11(4H,m),7.02−7.00(1H,m),6.10(1H,dd,J=46.4,4.1Hz),4.32(1H,dd,J=26.4,5.1Hz),3.28(3H,s)。
【0099】
ラセミ化合物を分取キラルクロマトグラフィー(ChiralPak AD 2cm×25cm,10u,60:40 iPrOH:hex w/1mL/Lジエチルアミン)により分離し、(+)−3−(1−フルオロ−2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−N−メチル−N−ピリジン−3−イルピリジン−2−アミンと(−)−3−(1−フルオロ−2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−N−メチル−N−ピリジン−3−イルピリジン−2−アミンを得た。
【0100】
【化32】

【実施例4】
【0101】
【化33】

【0102】
(±)−2’−(1−シアノ−2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−1,1’−ビフェニル−3−カルボニトリル
ステップA。(2−ブロモフェニル)アセトニトリル(1.05g,5.38mmol)の0℃のTHF(20mL)溶液にLHMDS(5.9mL,1.0M)を加えた。混合物を0℃で30分間撹拌した後、3−[クロロ(ピリジン−3−イル)メチル]ピリジン(1.1g,5.38mmol)のTHF(5mL)溶液を加えた。混合物を0℃で2時間撹拌し、反応を水(20mL)でクエンチし、CHClで抽出した。有機層を合わせて乾燥し、濾過し、濃縮し、固形分を得た。固形分をシリカゲルクロマトグラフィー(CHCl中3% MeOH)により精製し、2−(2−ブロモフェニル)−3,3−ジピリジン−3−イルプロパンニトリルを得た。H−NMR(500MHz,CDCl)δ8.57−8.54(m,3H)5 8.26(d,1H,J=2.0,2.0),7.76(d,1H,J=7.8),7.73(d,1H,J=8.1),7.59(d,1H,J=7.8),7.34−7.11(m,5H),5.12(d,1H,J=6.1),4.58(d,1H,J=6.1)。LRMS m/z(M+H)計算値364.3,実測値363.9。
【0103】
ステップB。−78℃のTHF(0.75mL)と水(0.75mL)に2−(2−ブロモフェニル)−3,3−ジピリジン−3−イルプロパンニトリル(0.050g,0.137mmol)、3−シアノフェニルボロン酸(0.030g,0.206mmol)、炭酸セシウム(0.045g,0.137mmol)及びPd(dppf)(0.100g,0.137mmol)を加えた混合物をマイクロ波で160℃まで15分間加熱した。反応混合物を水で希釈し、CHClで抽出した。有機層を合わせて乾燥し、濾過し、濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(CHCl中0−5% MeOH)により精製し、(±)−2’−(1−シアノ−2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−1,1’−ビフェニル−3−カルボニトリルを得た。H−NMR(500MHz,CDCl)δ8.57(d,1H,J=3.9),8.45(d,1H,J=4.2),8.42(s,1H),7.88(s,1H),7.71(m,1H),7.66−7.56(m,3H),7.51(td,1H,J=7.5,1.2),7.41(td,1H,J=7.6,1.3),7.34−7.32(m,2H),7.18−7.07(m,3H),7.00(d,1H,J=7.8),4.57(d,1H,J=10.0),4.33(d,1H,J=9.8)。LRMS m/z(M+H)計算値387.1604,実測値387.1592。
【0104】
【化34】

【0105】
変項−CHRは−C−Cアルキレン−Aに対応し、Xはハロゲン原子である。
【実施例5】
【0106】
2−((4−(2,2−ジ(ピリジン−3−イル)エチル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)メチル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール
【0107】
【化35】

【0108】
3−(1−(ピリジン−3−イル)ブト−3−イニル)ピリジン
オーブン乾燥した100mL容丸底フラスコにN下で無水THF(10mL)中、ジ(ピリジン−3−イル)メタン(0.100g,0.58mmol)を仕込んだ。溶液を0℃まで冷却し、LDA(1.5M溶液0.580mL,0.87mmol)をゆっくりと加え、暗赤色懸濁液を形成した。懸濁液を15分間0℃で撹拌した後、3−ブロモ−1−(トリメチルシリル)−1−プロピン(0.164mL,1.16mmol)をシリンジで加えた。反応溶液を室温まで昇温し、水(1mL)でクエンチし、ジクロロメタン(2×25mL)で抽出した。有機層を合わせてNaSOで乾燥し、濃縮し、粗生成物3−(4−(トリメチルシリル)−1−(ピリジン−3−イル)ブト−3−イニル)ピリジンを得た。この材料をメタノール(5mL)に溶かし、KCO(0.500g,3.6mmol)を加え、混合物を室温で48時間撹拌した。反応混合物を濾過し、ジクロロメタン(2×10mL)で洗浄した後、濃縮し、乾燥した。逆相クロマトグラフィーにより精製し、3−(1−(ピリジン−3−イル)ブト−3−イニル)ピリジン0.119g(47%)をTFA塩として得た。分析LCMS:単一ピーク(214nm),0.416分。ESIMS m/z 209.1(C14H12N2+H必要値209.1079)。
【0109】
【化36】

【0110】
2−((4−(2,2−ジ(ピリジン−3−イル)エチル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イニル)メチル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール
スピン羽根を取り付けた0.5〜2.0mL容マイクロ波バイアルにtert−ブタノール(0.5mL)と水(0.5mL)中、3−(1−(ピリジン−3−イル)ブト−3−イニル)ピリジン(0.030g,0.14mmol)、2−クロロメチルベンズイミダゾール(0.023g,0.14mmol)、NaN(0.0089g,0.14mmol)、CuSO・5水和物(0.007g,0.03mmol)、及びCu粉(0.007g,0.11mmol)を仕込んだ。バイアルを密閉し、マイクロ波加熱を使用して125℃まで10分間昇温した。冷却後、反応混合物を水(1mL)、ジクロロメタン(2mL)及びNHOH(2滴)で希釈した。ジクロロメタン層を除去し、濾過した後、濃縮し、乾燥した。逆相クロマトグラフィーにより0.012g(2.3%)をTFA塩として得た。分析LCMS:単一ピーク(214nm),2.209分。HRMS m/z 382.1772(C22H19N7+H必要値382.1775)。
【0111】
【化37】

【0112】
変項A、B、C及びRは夫々上記に定義した変項A、B、C及びDに対応する。
【実施例6】
【0113】
2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ビフェニル−3−カルボン酸
【0114】
【化38】

【0115】
ステップA:3,3’−メチレンジピリジン(5.0g,29.4mmol)の0℃のTHF(300mL)溶液をリチウムジイソプロピルアミド(モノ−THF錯体の1.5Mシクロヘキサン溶液39mL,58.7mmol)で10分間滴下処理した。0℃で30分間撹拌後、臭化2−ブロモベンジル(THF 100mLの溶液として7.3g,29.4mmol)をカニューレで滴下した。反応混合物を1時間0℃で撹拌した後、HO(300mL)に注ぎ、CHCl(3×300mL)で抽出した。有機抽出層をプールし、飽和NaCl水溶液(2×200mL)で洗浄し、乾燥し(NaSO)、減圧濃縮し、3,3’−[2−(2−ブロモフェニル)エタン−1,1−ジイル]ジピリジンを得た。ESI+MS:339.0[M+H]
【0116】
ステップB:3,3’−[2−(2−ブロモフェニル)エタン−1,1−ジイル]ジピリジン(30mg,0.05mmol)、3−(ジヒドロキシボリル)安息香酸(14mg,0.08mmol)、及びジクロロ[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]パラジウム(II)ジクロロメタン付加物(5mg,0.006mmol)のTHF(2.0mL)溶液をCsCO水溶液(1M溶液1.0mL,1.0mmol)で処理し、5mL容マイクロ波反応管に入れて密閉した。混合物に160℃で10分間照射し、冷却し、相分離した。有機相をN流下に脱気し、逆相クロマトグラフィーにより精製し、標記化合物を得た。ESI+MS:381.1[M+H]
【0117】
下記方法を使用して本発明の代表的化合物を評価した処、Kv1.5アッセイで活性を示すことが判明したため、本発明の化合物はKv1.5阻害剤及び抗不整脈薬として有用であることが実証及び確認された。この種の化合物は順方向心拍数依存性を示し、より高い程度まで又は好ましくはより速い脱分極速度もしくは心拍数で外向きK電流を遮断すると思われる。このような化合物は下記のような電気生理学的試験で同定することができる。例えば、1Hzと3Hzの周波数で発生される脱分極パルス系列中において、3Hzの10秒系列中に観察される遮断量が1Hzで観察される遮断量よりも大きい場合に遮断は「心拍数依存性」である。Kv1.5遮断薬は使用依存性を示す場合もあり、外向きK電流の遮断は使用と共に増加するか又は心筋細胞の反復脱分極中に増加する。遮断の使用依存性は所与心拍数又は周波数のパルス又は脱分極の系列又はシーケンスで各連続脱分極と共に依存程度が増加する。例えば、周波数1Hzの脱分極パルス10回の系列中において、系列の10回目のパルスの遮断量が最初のパルスの遮断量よりも大きい場合に遮断は「使用依存性」である。Kv1.5遮断薬は使用依存性と心拍数依存性の両方を示す場合もある。
【0118】
Kv1.5遮断薬は限定されないが、ヒト、ラット、マウス、イヌ、サル、フェレット、ウサギ、モルモット又はヤギ等の種々の種に由来する心臓単球又は他の組織を使用して天然IKurの電気生理学的試験により同定することもできる。天然組織においてKv1.5はホモオリゴマーとして存在する場合もあるし、他のKvファミリーメンバーと共にヘテロオリゴマーとして存在する場合もあるし、βサブユニットとの複合体として存在する場合もある。本発明の化合物はKv1.5ホモオリゴマーもしくはヘテロオリゴマー又はβサブユニットとの複合体におけるKv1.5を遮断すると思われる。
【0119】
Kv1.5アッセイ
高スループットKv1.5プレーナー型パッチクランプアッセイは総合的一次スクリーンである。このアッセイは活性を確認し、Kv1.5カリウムチャネルに特異的に作用する物質の効力の機能的尺度を提供する。Kissら(Assay and Drug Dev.Tech.,1(1−2):127−135,2003)とSchroederら(J.of Biomol.Screen.,8(1);50−64,2003)はKv1.5及び他の電位依存性イオンチャネルに関するこの装置の使用について記載している。
【0120】
10%FBS、100U/mlペニシリン、100μg/mlストレプトマイシン、1000μg/ml G−418硫酸を補充したハムF12培地にヒト心臓からクローニングしたヒトKv1.5カリウムチャネルαサブユニットを安定に発現するチャイニーズハムスター卵巣細胞(CHO)を90−100%コンフルエンスまで増殖させる。Versene処理により細胞を継代した後、リン酸緩衝食塩水(PBS)に懸濁し、遠心する。細胞ペレットをPBSに再懸濁し、得られた懸濁液をIonWorks(登録商標)HT装置のセルレザバーに入れる。
【0121】
K−グルコース100mM,KCl 40mM,MgCl 3.2mM,EGTA 3mM,N−2−ヒドロキシルエチルピペラジン−N’−2−エタンスルホン酸(HEPES)5mMを細胞内液に添加し、pH7.3に調整して電気生理学的記録を実施する。アンホテリシン(Sigma)を30mg/mlストック溶液として調製し、内液緩衝液で最終使用濃度0.1mg/mlまで希釈する。外液はダルベッコPBS(Invitrogen)とし、CaCl 0.90mM、KCl 2.67mM、KPO 1.47mM、MgCl 0.50mM、NaCl 138mM、NaPO 8.10mMを添加し、pH7.4に調整する。全成分をDMSO中10mMストック溶液として調製する。化合物を外液緩衝液で希釈した後、実験中に薬剤プレートからパッチプレートに移す(DMSO終濃度<0.66容量%)。
【0122】
Kv1.5イオン電流を室温で記録する。膜電流を増幅し(RMS〜10pA)、10kHzでサンプリングする。テストパルスの200ms前に160ms過分極(10mV)プレパルスを印加してリークコンダクタンスを測定することにより全実験でリークサブトラクションを実施した。パッチクランプ刺激プロトコールは以下の通りである。
1.パッチプレートウェルに外液緩衝液3.5μLを加える。
2.各孔に10mV,160ms電位差を印加することによりプレーナー型マイクロピペット孔抵抗(Rp)を測定する(ホールテスト)。
3.細胞をパッチプレートにピペッティングし、各パッチプレートウェルの底の1〜2μm孔との間に高抵抗シールを形成する。シールテストスキャンを実施し、シールを形成した細胞を含むパッチプレートウェル数を測定する。
4.細胞との電気的接触を得るために、アンホテリシンを添加した細胞内液をパッチプレートの底面に4分間流す。
5.パッチプレートの各ウェルに化合物添加前テストパルスを印加する。プロトコールは以下の通りとする。細胞を−80mVの膜保持電位に15秒間ボルテージクランプする。その後、5Hz刺激パルス系列を印加する(+40mVまでの150ms脱分極×27回)。+40mVまでの膜電位ステップにより外向き(陽)イオン電流を誘起させる。
6.パッチプレートの各ウェルに化合物を添加する。化合物を5分間インキュベートする。
7.化合物添加後テストパルスプロトコールを適用する。プロトコールは以下の通りとする。細胞を−80mVの膜保持電位に15秒間ボルテージクランプする。その後、5Hz刺激パルス系列を印加する(+40mVまでの150ms脱分極×27回)。
【0123】
オフラインでデータ分析を実施する。薬剤添加前と添加後の一対比較を使用して各化合物の阻害効果を測定する。(5Hzパルス系列で)27回目の+40mVまでの脱分極中のピーク対照電流の阻害%をアンタゴニスト濃度の関数としてプロットする。ヒルの方程式を濃度応答データにフィットさせることにより、電流を50%抑制するために必要な薬剤濃度(IC50):対照の%=100×(1+([薬剤]/IC50−1を求める。
【0124】
各細胞に以下の4種の数値測定値が得られる。
1)シール抵抗。
2)ベースライン測定値(1回目の+40mVまでの脱分極から5〜45ms前の−70mVにおける平均電流)。
3)電流増加測定値(1回目の+40mVまでの脱分極中の化合物添加前平均電流振幅から27回目の+40mVまでの脱分極中の化合物添加前平均電流振幅を引いた値)。
4)ピーク電流(5Hzパルス系列で27回目の+40mVまでの脱分極中の最大電流振幅)。
【0125】
化合物添加前と添加後の両者のトレース中で全測定値を得る。以下の場合には細胞をその後の分析に加えない。
1)シール抵抗<50MΩ、
2)化合物添加前のベースライン測定値>±100pA、
3)電流増加測定値>−0.2nA、
4)先行読取ピーク測定値<400pA。
【0126】
上記化合物は上記高スループットKv1.5プレーナー型パッチクランプアッセイにおいて33μM以下の濃度で≧20%阻害を生じる。
【0127】
原子吸収分光法プロトコール:
本アッセイは火炎原子吸収分光法(Flame Atomic Absorption Spectroscopy:FAAS)を使用してRb流量により測定した場合にCHO細胞で異種発現させたヒトKv1.5K+チャネルを特異的に遮断する物質を同定する。イオンチャネル活性の測定におけるFAASの適用はTerstappenら,Anal.Biochem.,272:149−155,1999を応用した。
【0128】
ヒトKv1.5を発現するCHO細胞を上記のように培養した後、トリプシン−EDTAで回収し、培地で洗浄する。
1.96ウェル細胞培養プレート(アッセイプレート)に細胞40,000個/ウェルを播種し、48時間37℃で増殖させる。
2.培地を除去し、Rb Load Buffer(Aurora Biomed,Vancouver,BC)200μlを5% CO下に37℃で3時間加える。
3.細胞をハンクス平衡塩溶液(HBSS)200μlで5回洗浄した後、試験化合物又は0.5% DMSOを添加したHBSS 100μlを加える。
4.10分後に140mM KClを添加したHEPES緩衝食塩水100μlを加え、プレートを室温で静かに振盪しながら5分間インキュベートする。
5.その直後に上清150μlを別の96ウェルプレートに移し、残りの上清を吸引する。
6.Cell Lysis Buffer(Aurora Biomed,Vancouver,BC)120μlをアッセイプレートに加え、分析前10分間振盪する。
7.ICR−8000自動AAS装置(Aurora Biomed,Vancouver,BC)を使用して上清(SUP)及び溶解液(LYS)のサンプル中のRb濃度を測定する。
% FLUX=100%*(SUP/(LYS+SUP))。% INH=100%*(1−(A−B)/(C−B))、式中、Aは試験化合物の存在下の% FLUXであり、Bは10mM(6−メトキシ−2−メチル−1−オキソ−4−フェニル−1,2−ジヒドロイソキノリン−3−イル)−N,N−ジメチルメタンアミニウムクロリドの存在下の% FLUXであり、Cは0.25% DMSOの存在下の% FLUXである。
【0129】
上記化合物は上記AASアッセイにおいて25μM以下の濃度で≧25%阻害を生じる。
【0130】
本発明の化合物は活性成分化合物を温血動物の体内の作用部位と接触させる任意手段により本発明に従って障害、疾患及び疾病を治療又は予防するために投与することができる。例えば、投与は経口、局所(例えば経皮、眼内、口腔、鼻腔内、吸入、膣内、直腸、槽内)及び非経口とすることができる。本明細書で使用する「非経口」なる用語は皮下、静脈内、筋肉内、関節内注射又は輸液、胸骨内及び腹膜内等の投与方法を意味する。
【0131】
本発明の化合物は個々の治療剤として又は治療剤の併用剤としての薬剤と共に利用可能な任意慣用手段により投与することができる。本発明の化合物は単独投与してもよいが、一般には選択した投与経路と標準医薬プラクティスに基づいて選択された医薬キャリヤーと共に投与する。
【0132】
本開示の趣旨では、温血動物とは恒常性維持機構をもつ動物界の一員であり、哺乳動物と鳥類が挙げられる。
【0133】
投与用量はレシピエントの年齢、健康状態及び体重、疾患の程度、併用治療を行っている場合にはその種類、投与頻度並びに所望効果の種類により異なる。通常、活性成分化合物の1日用量は約1〜500mg/日である。通例は、10〜100mg/日を1回又は2回以上に分けて投与すると、所望結果が得られる。これらの用量は上記障害、疾患及び疾病(例えば心房細動、心房粗動、心房性不整脈、上室性頻拍等の心不整脈;脳卒中や鬱血性心不全等の血栓塞栓イベント;免疫調節異常等の自己免疫疾患;及び特に心臓拡張障害の帰結としての心不全)の治療と予防に有効な量である。
【0134】
免疫調節異常は全身性エリテマトーデス、慢性関節リウマチ、I型及びII型糖尿病、炎症性腸疾患、胆汁性肝硬変、ブドウ膜炎、多発性硬化症並びに他の疾患(例えばクローン病、潰瘍性大腸炎、水疱性類天疱瘡、サルコイドーシス、乾癬、魚鱗癬、グレーブス病及び喘息)等の多様な自己免疫疾患及び慢性炎症性疾患に存在する。本発明の化合物はこれらの免疫調節異常等の自己免疫疾患の治療と予防に有用である。
【0135】
本発明は更に心不整脈や血栓塞栓イベント等のK1.5阻害により治療が実施又は促進される哺乳動物における症状の治療用医薬の製造における本発明の化合物の使用を包含する。本発明は更に心不整脈や血栓塞栓イベント等のK1.5阻害により治療が実施又は促進される哺乳動物における症状の予防用医薬の製造における本発明の化合物の使用を包含する。
【0136】
活性成分はカプセル剤、錠剤、トローチ剤、ドラジェ剤、顆粒剤及び散剤等の固体剤形、又はエリキシル剤、シロップ剤、エマルション、分散液剤及び懸濁液剤等の液体剤形で経口投与することができる。活性成分は分散液剤、懸濁液剤又は溶液剤等の滅菌液体剤形で非経口投与することもできる。活性成分を投与するために同様に使用することができる他の剤形としては、局所投与用として軟膏、クリーム、滴剤、経皮パッチ又は散剤、眼内投与用として眼科用溶液剤又は懸濁液剤(即ち点眼剤)、吸入又は鼻腔内投与用としてエアゾールスプレー又は粉末組成物、あるいは直腸又は膣投与用としてクリーム、軟膏、スプレー又は座剤が挙げられる。
【0137】
ゼラチンカプセル剤は活性成分と、ラクトース、澱粉、セルロース誘導体、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸等の粉末状キャリヤーを含有する。同様の希釈剤を使用して圧縮錠剤を製造することができる。錠剤とカプセル剤はいずれも薬剤を長時間にわたって連続放出できるように徐放製剤として製造することができる。圧縮錠剤は不快な味をマスクし、錠剤を大気から保護するために糖衣又はフィルムコーティングしてもよいし、胃腸管で選択的に崩壊するように腸溶コーティングしてもよい。
【0138】
経口投与用液体製剤には患者に受け入れ易くするために着色剤や香味剤を添加してもよい。
【0139】
一般に、水、適切な油、食塩水、デキストロース(グルコース)水溶液及び関連糖溶液並びにグリコール類(例えばプロピレングリコールやポリエチレングリコール)が非経口溶液剤に適切なキャリヤーである。非経口投与用溶液剤は活性成分の水溶性塩と、適切な安定剤と、必要に応じて緩衝物質を含有することが好ましい。亜硫酸水素ナトリウム、亜硫酸ナトリウム又はアスコルビン酸等の酸化防止剤が適切な安定剤であり、単剤でも併用してもよい。クエン酸及びその塩とEDTAナトリウムも使用する。更に、非経口溶液剤には塩化ベンズアルコニウム、メチルパラベン、プロピルパラベン及びクロロブタノール等の防腐剤を添加してもよい。
【0140】
適切な医薬キャリヤーは当分野の標準参考書であるRemington’s Pharmaceutical Sciences,A.Osolに記載されている。
【0141】
吸入投与には、本発明の化合物を加圧パック又はネブライザーからエアゾールスプレーとして簡便に送達することができる。化合物は調合散剤として送達してもよいし、吸入散剤インヘラー装置により粉末組成物を吸入してもよい。好ましい吸入用送達システムは定量式吸入(MDI)エアゾールであり、式Iの化合物をフルオロカーボンや炭化水素等の適切な噴射剤の懸濁液又は溶液として製剤化することができる。
【0142】
眼内投与には、化合物を眼球の角膜及び内部領域に浸透させるために十分な時間にわたって化合物を眼球表面と接触させるように、式Iの化合物を適切な重量百分率で適切な眼科用ビヒクルの溶液又は懸濁液として眼科用製剤に製剤化することができる。
【0143】
本発明の化合物を投与するための有用な医薬剤形としては限定されないが、ハード及びソフトゼラチンカプセル剤、錠剤、非経口注射剤並びに経口懸濁液剤が挙げられる。
【0144】
標準2部分ハードゼラチンカプセルに各々粉末状活性成分100mg、ラクトース150mg、セルロース50mg及びステアリン酸マグネシウム6mgを充填することにより多数の単位カプセル剤を製造する。
【0145】
大豆油、綿実油又はオリーブ油等の消化性油に活性成分を加えた混合物を調製し、容量型ポンプによりゼラチンに注入し、活性成分100mgを含有するソフトゼラチンカプセルを形成する。カプセルを洗浄し、乾燥する。
【0146】
1錠当たり活性成分100mg、コロイド状二酸化ケイ素0.2mg、ステアリン酸マグネシウム5mg、微結晶セルロース275mg、澱粉11mg及びラクトース98.8mgを含有するように慣用手順により多数の錠剤を製造する。口当たりをよくするため又は吸収を遅らせるために適当なコーティングを施してもよい。
【0147】
プロピレングリコール10容量%中で活性成分1.5重量%を撹拌することにより注射投与に適した非経口組成物を製造する。溶液を注射用水で希釈し、滅菌する。
【0148】
5ml当たり微粉状活性成分100mg、ナトリウムカルボキシメチルセルロース100mg、安息香酸ナトリウム5mg、U.S.P.ソルビトール溶液1.0g及びバニリン0.025mlを含有するように経口投与用水性懸濁液剤を製造する。
【0149】
本発明の化合物を段階的に投与する場合又は別の治療剤と併用投与する場合には、一般に同一剤形を使用することができる。薬剤を物理的に併用投与する場合には、併用薬剤の適合性に応じて剤形と投与経路を選択すべきである。従って、併用投与なる用語は2種の薬剤の同時又は順次投与、あるいは2種の活性成分の固定用量併用剤としての投与を包含する。
【0150】
本発明の化合物は単独活性成分として投与してもよいし、第2の活性成分と併用投与してもよく、第2の成分としては、Kv1.5遮断活性をもつ他の抗不整脈薬(例えばキニジン、プロパフェノン、アンバシリド、アミオダロン、フレカイニド、ソタロール、ブレチリウム、ドフェチリド、アルモカラント、ベプリジル、クロフィリウム)、Kv1.5遮断活性をもつ他の化合物(例えばクロトリマゾール、ケトコナゾール、ブピバカイン、エリスロマイシン、ベラパミル、ニフェジピン、ザテブラジン、ビスインドリルマレイミド)、又は他の心臓血管薬として限定されないが、ACE阻害剤(例えばベナゼプリル、カプトプリル、エナラプリル、フォシノプリル、リシノプリル、モエキシプリル、ペリンドプリルエルブミン、キナプリル、ラミプリル及びトランドラプリル)、アンギオテンシンIIアンタゴニスト(例えばカンデサルタン、エプロサルタン、イルベサルタン、ロサルタン、オルメサルタン、テルミサルタン及びバルサルタン)、強心配糖体(例えばジゴキシン)、L型カルシウムチャネル遮断薬、T型カルシウムチャネル遮断薬、選択的及び非選択的β遮断薬、免疫抑制化合物、エンドセリンアンタゴニスト、トロンビン阻害剤、アスピリン、アスピリン以外の非選択的NSAID(例えばナプロキセン)、ワルファリン、第Xa因子阻害剤、低分子量ヘパリン、未分画ヘパリン、クロピドグレル、チクロピジン、IIb/IIIa受容体アンタゴニスト(例えばチロフィバン)、5HT受容体アンタゴニスト、インテグリン受容体アンタゴニスト、トロンボキサン受容体アンタゴニスト、TAFI阻害剤並びにP2T受容体アンタゴニストが挙げられる。本発明の化合物は単独活性成分として投与してもよいし、ペースメーカー又は除細動器と併用してもよい。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
式I:
【化1】

[式中、
A及びAは、
1)アリール環、
2)ヘテロアリール環(但し、ヘテロアリール環との結合点は炭素原子であり、ヘテロアリール環は、
a)N、O又はSから構成される群から選択される1、2、3又は4個のヘテロ原子環原子をもつ5員単環式不飽和環、
b)N、O又はSから構成される群から選択される1、2、3又は4個のヘテロ原子環原子をもつ6員単環式不飽和環、及び
c)N、O又はSから構成される群から選択される1、2、3又は4個のヘテロ原子環原子をもつ8、9又は10員二環式不飽和環から構成される群から選択される)、
3)C−C10アルキル(但し、安定な任意原子は独立して置換されていないか、又はRから選択される基で置換されている)、
4)C−C10シクロアルキル環(但し、安定な任意環原子は独立して置換されていないか、又はRから選択される基で置換されている)、並びに
5)N、O及びSから構成される群から選択される1、2又は3個のヘテロ原子環原子をもつ4〜6員飽和複素環から構成される群から独立して選択され、
前記アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル及び飽和複素環は置換されていないか、Rでモノ置換されているか、Rから独立して選択される基でジ置換されているか、Rから独立して選択される基でトリ置換されているか、又はRから独立して選択される基でテトラ置換されており、ヘテロアリール又は複素環の安定な任意S又はN環原子は置換されていないか、又はオキソで置換されており;
Bはヘテロアリール環であり、但し、ヘテロアリール環との結合点は炭素原子又は窒素原子であり、ヘテロアリール環は、
a)N、O又はSから構成される群から選択される1、2、3又は4個のヘテロ原子環原子をもつ5員単環式不飽和環、
b)N、O又はSから構成される群から選択される1、2、3又は4個のヘテロ原子環原子をもつ6員単環式不飽和環、及び
c)N、O又はSから構成される群から選択される1、2、3又は4個のヘテロ原子環原子をもつ8、9又は10員二環式不飽和環から構成される群から選択され、
前記ヘテロアリール環は置換されていないか、Rでモノ置換されているか、Rから独立して選択される基でジ置換されているか、Rから独立して選択される基でトリ置換されているか、又はRから独立して選択される基でテトラ置換されており、ヘテロアリール環の安定な任意S又はN環原子は置換されていないか、又はオキソで置換されており;
Cは、
1)アリール環(但し、安定な任意アリール環原子は独立して置換されていないか、又はRから選択される基で置換されている)、
2)ヘテロアリール環(但し、ヘテロアリール環との結合点は炭素原子又は窒素原子であり、ヘテロアリール環は、
a)N、O又はSから構成される群から選択される1、2、3又は4個のヘテロ原子環原子をもつ5員単環式不飽和環、
b)N、O又はSから構成される群から選択される1、2、3又は4個のヘテロ原子環原子をもつ6員単環式不飽和環、及び
c)N、O又はSから構成される群から選択される1、2、3又は4個のヘテロ原子環原子をもつ8、9又は10員二環式不飽和環から構成される群から選択される)、
3)C−C10シクロアルキル環(但し、安定な任意環原子は独立して置換されていないか、又はRから選択される基で置換されている)、並びに
4)N、O及びSから構成される群から選択される1、2又は3個のヘテロ原子環原子をもつ4〜6員飽和複素環(但し、安定な任意環原子は独立して置換されていないか、又はRから選択される基で置換されている)から構成される群から選択され、
前記アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル及び飽和複素環は置換されていないか、Rでモノ置換されているか、Rから独立して選択される基でジ置換されているか、Rから独立して選択される基でトリ置換されているか、又はRから独立して選択される基でテトラ置換されており、ヘテロアリール又は複素環の安定な任意S又はN環原子は置換されていないか、又はオキソで置換されており、但し、Cがヘテロアリール環との結合点を窒素原子とする窒素含有ヘテロアリール環であるとき、YはC−Cアルキル以外のものであり;
DはC環の炭素又は窒素原子と結合し、
水素、
−NH−A
−N(SO−Cアルキル)−A
−N(C−Cアルキル)−A
−NHC(O)NH−A
−NH(C(O)C−Cアルキル)−A
−O−A
−S−A
−SO−A
−C(O)NH−A
−C−Cアルキレン−A、及び
−Aから構成される群から選択され、
上記式中、C−Cアルキル及びC−Cアルキレンは置換されていないか、又はハロゲンで置換されており;
XはH、F、C−Cアルキル、CF及びCNであり;
YはH、F、C−Cアルキル、CN及びCFから構成される群から選択され、但し、YがC−Cアルキルであるとき、Cは上記定義2)でCについて定義したようなヘテロアリール環との結合点を窒素原子とする窒素含有ヘテロアリール環以外のものであり;
ZはH、OR、NR、F、CN、S(O)0−2、C(O)OR、及びC(O)N(Rから構成される群から選択され;
は出現時毎に、
1)水素、
2)C−Cアルキル、
3)ハロゲン、
4)アリール、
5)複素環、
6)C−C10シクロアルキル、
7)OR、及び
8)CHORから構成される群から独立して選択され、
前記アルキル、アリール、複素環及びシクロアルキルは置換されていないか、又はRから選択される少なくとも1個の置換基で置換されており;
は出現時毎に、
1)水素、
2)ハロゲン、
3)NO
4)CN、
5)CR=C(R
6)C≡CR
7)(CROR
8)(CRN(R
9)(CRC(O)R
10)(CRC(O)OR
11)(CR
12)(CRS(O)
13)(CRS(O)N(R
14)OS(O)
15)N(R)C(O)R
16)N(R)S(O)
17)(CRN(R)R
18)(CRN(R)(CRC(O)N(R
19)(CRN(R)(CRC(O)OR
20)N(R)(CR
21)N(R)(CRN(R
22)(CRC(O)N(R
23)(CRC(O)NH(CR
24)(CRC(O)NHC(R(CRN(R及び
25)C(O)NH(CR)(CR)から構成される群から独立して選択され;
は出現時毎に、
1)水素、
2)非置換又は置換のC−Cアルキル、
3)非置換又は置換のC−C10シクロアルキル、
4)非置換又は置換のアリール、
5)非置換又は置換の複素環、
6)CF
7)非置換又は置換のC−Cアルケニル、及び
8)非置換又は置換のC−Cアルキニルから構成される群から独立して選択され、
あるいはRがRでジ置換された窒素原子と結合している場合には、各RはC−Cアルキルから独立して選択され、窒素原子は各Rと一緒になって環を形成し;
は出現時毎に、
1)水素、
2)非置換又は置換のC−Cアルキル、
3)ハロゲン、
4)OR
5)CF
6)非置換又は置換のアリール、
7)非置換又は置換のC−C10シクロアルキル、
8)非置換又は置換の複素環、
9)S(O)N(R
10)C(O)OR
11)C(O)R
12)CN、
13)C(O)N(R
14)N(R)C(O)R
15)N(R)C(O)OR
16)N(R)C(O)N(R
17)OC(O)N(R
18)S(O)
19)OS(O)
20)NO
21)N(R
22)SC(O)R
23)N(R)S(O)から構成される群から独立して選択され;
mは独立して0、1又は2であり;
nは出現時毎に0、1、2、3、4、5又は6から独立して選択される]の化合物又はその医薬的に許容可能な塩もしくは光学異性体。
【請求項2】
ZがH又は−OHである請求項1に記載の化合物又はその医薬的に許容可能な塩もしくは光学異性体。
【請求項3】
Bが、
【化2】

から構成される群から選択される請求項2に記載の化合物又はその医薬的に許容可能な塩もしくは光学異性体。
【請求項4】
Aが、
【化3】

から構成される群から選択される請求項3に記載の化合物又はその医薬的に許容可能な塩もしくは光学異性体。
【請求項5】
C−Dが、
【化4】

から構成される群から選択される請求項4に記載の化合物又はその医薬的に許容可能な塩もしくは光学異性体。
【請求項6】
Dが水素、
【化5】


から構成される群から選択される請求項5に記載の化合物又はその医薬的に許容可能な塩もしくは光学異性体。
【請求項7】
N−[2−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)フェニル]ピリジン−2−アミン、
3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−N−ピリジン−2−イルピリジン−2−アミン、
N−(6−{[2−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)フェニル]アミノ}ピリジン−2−イル)メタンスルホンアミド、
N−[2−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)フェニル]−N−ピリジン−2−イルメタンスルホンアミド、
N−[2−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)フェニル]ピリミジン−2−アミン、
N−[2−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)フェニル]ピリジン−3−アミン、
N−[2−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)フェニル]ピリジン−4−アミン、
3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−N−ピリジン−3−イルピリジン−2−アミン、
3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−N−ピリジン−4−イルピリジン−2−アミン、
N−[2−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)フェニル]ピラジン−2−アミン、
−[2−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)フェニル]ピリジン−2,5−ジアミン、
N−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]ピリジン−2,6−ジアミン、
3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−N−メチル−N−ピリジン−3−イルピリジン−2−アミン、
6−クロロ−N−[2−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)フェニル]ピリダジン−3−アミン、
2−[2−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)フェノキシ]ピリジン、
−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]ピリジン−2,5−ジアミン、
−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]ピリジン−2,5−ジアミン、
3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−N−フェニルピリジン−2−アミン、
3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−N−(4−フルオロフェニル)ピリジン−2−アミン、
3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−N−メチル−N−ピリジン−2−イルピリジン−2−アミン、
6−{[2−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)フェニル]アミノ}ニコチノニトリル、
N−[2−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)フェニル]ピリダジン−3−アミン、
3−[2−(2−クロロ−4−フルオロフェニル)−1−ピリジン−3−イルエチル]ピリジン、
2−{[2−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)フェニル]アミノ}ニコチノニトリル、
4−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−N−ピリジン−3−イルピリジン−3−アミン、
3−{[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]アミノ}ベンゾニトリル、
4−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−N−メチル−N−ピリジン−3−イルピリジン−3−アミン、
3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−N−[3−(メチルスルホニル)フェニル]ピリジン−2−アミン、
2−{[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]アミノ}ベンゾニトリル、
4−{[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]アミノ}ベンゾニトリル、
3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−カルボニトリル、
3−{[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]アミノ}−N−メチルベンズアミド、
3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−N−エチル−N−ピリジン−3−イルピリジン−2−アミン、
1−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]インドリン、
1−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン、
3,3’−[2−(3−ブロモフェニル)エタン−1,1−ジイル]ジピリジン、
[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)フェニル]フェニルアミン、
6−{[2−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)フェニル]アミノ}ピリジン−2−カルボニトリル、
3−[2−(3−ヨードフェニル)−1−ピリジン−3−イルエチル]ピリジン、
N−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)フェニル]ピリジン−2−アミン、
N−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)フェニル]ピリジン−3−アミン、
2−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−N−ピリジン−3−イルピリジン−3−アミン、
3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−N−(2−モルホリン−4−イルピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン、
3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−N−(2−メトキシピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン、
N−[2−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−5−フルオロフェニル]ピリジン−3−アラニン、
トリフルオロ酢酸3−[2−(2−カルボキシピリジン−3−イル)−1−ピリジン−3−イルエチル]ピリジニウム、
1−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]−1H−インドール、
1−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,5−ナフチリジン、
1−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン、
4−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンズオキサジン、
3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−N−(6−モルホリン−4−イルピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン、
N−(2,6−ジメトキシピリジン−3−イル)−3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−アミン、
3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−N−(6−メトキシピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン、
1−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]−2,3−ジヒドロ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン、
3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−N−フェニルピリジン−2−カルボキサミド、
1−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン、
1−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]−1,2,3,4−テトラヒドロキノキサリン、
N−(5−{[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]アミノ}ピリジン−2−イル)アセトアミド、
3−{[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]アミノ}ピリジン−2(1H)−オン、
3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−N−メチルピリジン−2−カルボキサミド、
3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−N,N−ジメチルピリジン−2−カルボキサミド、
3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−カルボキサミド、
1−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]−1H−ベンズイミダゾール、
3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−2−ピロリジン−1−イルピリジン、
N−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−アミン、
2−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]−1H−ベンズイミダゾール、
1−(3−{[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]アミノ}フェニル)−3−メチルイミダゾリジン−2−オン、
N−(1,3−ジヒドロ−2−ベンゾフラン−5−イル)−3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−アミン、
4−{[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]アミノ}−1−フェニル−1H−イミダゾール−5−カルボン酸エチル、
N−(4−クロロフェニル)−3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−アミン、
N’−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]−N,N−ジメチルベンゼン−1,3−ジアミン、
N−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]−2,6−ジメチルピリミジン−4−アミン、
N−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]ピリミジン−4−アミン、
N−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]キノリン−6−アミン、
N−(2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−6−イル)−3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−アミン、
N−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]キノキサリン−6−アミン、
3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−N−メチル−N−(2−モルホリン−4−イルピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン、
1−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]−1H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン、
3−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン、
4−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]モルホリン、
3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−2−[2−(1,3−チアゾール−2−イル)ピロリジン−1−イル]ピリジン、
3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−2−[(2S)−2−(トリフルオロメチル)ピロリジン−1−イル]ピリジン、
3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−2−[2−(4−メチル−1,2,5−オキサジアゾール−3−イル)ピロリジン−1−イル]ピリジン、
3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−2−[(3S)−3−メトキシピロリジン−1−イル]ピリジン、
2−(3,3−ジフルオロアゼチジン−1−イル)−3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン、
3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−2−ピペリジン−1−イルピリジン、
3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−2−[(3R)−3−メトキシピロリジン−1−イル]ピリジン、
2−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]−7−メチル−2,7−ジアザスピロ[4.4]ノナン、
3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−N−(2−フルオロエチル)−N−ピリジン−3−イルピリジン−2−アミン、
N−(3−{[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]アミノ}ピリジン−2−イル)メタンスルホンアミド、
1−[2−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)フェニル]−1H−ベンズイミダゾール、
3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−N−[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]ピリジン−2−アミン、
2−(3,3−ジフルオロピペリジン−1−イル)−3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン、
3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−2−[3−(2−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル]ピリジン、
3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−2−[2−(4−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル]ピリジン、
3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−2−(3−ピリジン−4−イルピロリジン−1−イル)ピリジン、
3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−2−[(3R)−3−フルオロピロリジン−1−イル]ピリジン、
2−(3,3−ジフルオロピロリジン−1−イル)−3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン、
3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−2−(2−ピリジン−2−イルピロリジン−1−イル)ピリジン、
3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−2−[(3S)−3−フルオロピロリジン−1−イル]ピリジン、
3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−N−[4−(ヘキシルオキシ)フェニル]ピリジン−2−アミン、
5−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]−1−メチル−1,2,4,5,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−b]ピロール、
3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−2−[2−(ピペリジン−1−イルメチル)ピロリジン−1−イル]ピリジン、
3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−N−[4−メトキシ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]ピリジン−2−アミン、
3,3’−[2−(5−フェニル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)エタン−1,1−ジイル]ジピリジン、
3,3’−(2−ビフェニル−2−イルエタン−1,1−ジイル)ジピリジン、
3,3’−[2−(2−ブロモフェニル)エタン−1,1−ジイル]ジピリジン、
3−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)フェニル]−1,2,3−オキサジアゾール−3−イウム−5−オレート、
3−[4−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)フェニル]−5−ヒドロキシ−1,2,3−オキサジアゾール−3−イウム、
3−[2−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)フェニル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン、
1−[2−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)フェニル]−1H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン、
N−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]ベンズアミド、
2−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ベンゾニトリル、
N−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]−N’−フェニル尿素、
N−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]−N−ピリジン−3−イルアセトアミド、
3−[2−(2−ナフチル)−1−ピリジン−3−イルエチル]ピリジン、
3−[2−(1−ナフチル)−1−ピリジン−3−イルエチル]ピリジン、
4−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾチアジン1,1−ジオキシド、
3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−2−(3−フルオロピペリジン−1−イル)ピリジン、
N−[2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ビフェニル−4−イル]アセトアミド、
2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ビフェニル−4−オール、
2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ビフェニル−3−オール、
2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ビフェニル−2−オール、
2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ビフェニル−3−カルボン酸、
3,3’−[2−(2−ピリジン−3−イルフェニル)エタン−1,1−ジイル]ジピリジン、
4−{[2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ビフェニル−4−イル]アミノ}−4−オキソブタン酸、
3,3’−[2−(2−ピリジン−4−イルフェニル)エタン−1,1−ジイル]ジピリジン、
5−[2−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)フェニル]−1H−インドール、
3,3’−{2−[2−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)フェニル]エタン−1,1−ジイル}ジピリジン、
3,3’−{2−[2−(1−ベンジル−1H−ピラゾール−4−イル)フェニル]エタン−1,1−ジイル}ジピリジン、
3,3’−{2−[2’−(ベンジルオキシ)ビフェニル−2−イル]エタン−1,1−ジイル}ジピリジン、
5−[2−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)フェニル]−2−メトキシピリジン、
[2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−6−メチルビフェニル−3−イル]アミン、
N−[2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ビフェニル−4−イル]メタンスルホンアミド、
N−[2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ビフェニル−2−イル]メタンスルホンアミド、
N−[2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ビフェニル−3−イル]メタンスルホンアミド、
3,3’−{2−[2−(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)フェニル]エタン−1,1−ジイル}ジピリジン、
N−[2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ビフェニル−2−イル]アセトアミド、
3,3’−{2−[2−(1,3−ベンゾジオキソール−5−イル)フェニル]エタン−1,1−ジイル}ジピリジン、
3,3’−{2−[2−(2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−6−イル)フェニル]エタン−1,1−ジイル}ジピリジン、
N−[2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ビフェニル−4−イル]−4−メチルベンゼンスルホンアミド、
N−[2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ビフェニル−2−イル]−4−メチルベンゼンスルホンアミド、
N−[2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ビフェニル−3−イル]−4−メチルベンゼンスルホンアミド、
5−[2−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)フェニル]−1−メチル−1H−インドール、
2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ビフェニル−3−カルボキサミド、
2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ビフェニル−4−カルボキサミド、
N−[2−(ジメチルアミノ)エチル]−2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ビフェニル−3−カルボキサミド、
1−{[2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ビフェニル−3−イル]カルボニル}−4−メチルピペラジン、
N−シクロプロピル−2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ビフェニル−4−カルボキサミド、
4−[2−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)フェニル]イソキノリン、
3−[2−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)フェニル]−2,6−ジメトキシピリジン、
2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−N−(2−ヒドロキシエチル)ビフェニル−3−カルボキサミド、
2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−N−(2−ヒドロキシエチル)ビフェニル−4−カルボキサミド、
4−[2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ビフェニル−4−イル]モルホリン、
1−{5−[2−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)フェニル]ピリジン−2−イル}−4−メチルピペラジン、
[2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ビフェニル−2−イル]ジメチルアミン、
1−[2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ビフェニル−4−イル]ピペラジン、
5−[2−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)フェニル]−1H−インドール−1−カルボン酸tert−ブチル、
5−[2−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)フェニル]ピリジン−2−アミン、
3,3’−{2−[2−(1−プロピル−1H−ピラゾール−4−イル)フェニル]エタン−1,1−ジイル}ジピリジン、
3,3’−{2−[2−(1−イソブチル−1H−ピラゾール−4−イル)フェニル]エタン−1,1−ジイル}ジピリジン、
2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−N,N−ジメチルビフェニル−3−カルボキサミド、
4−{[2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ビフェニル−4−イル]カルボニル}モルホリン、
N−[4−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)フェニル]ピリジン−3−アミン、
4−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]チオモルホリン、
2−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン、
4−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]ピペラジン−2−オン、
N−(1,1−ジオキシドテトラヒドロ−3−チエニル)−3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−アミン、
N−[(1,1−ジオキシドテトラヒドロ−3−チエニル)メチル]−3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−アミン、
4−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]チオモルホリン1,1−ジオキシド、
3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−N−[2−(メチルスルホニル)フェニル]ピリジン−2−アミン、
3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−2−(フェニルチオ)ピリジン、
1−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]−2−メトキシ−2−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール、
1−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]−2−エチル−1H−ベンズイミダゾール、
1−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]−2−フェニル−1H−ベンズイミダゾール、
1−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]−1H−ベンズイミダゾール−2−アミン、
3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−2−(フェニルスルホニル)ピリジン、
3,3’−{2−[1−(ピリジン−3−イルメチル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル]エタン−1,1−ジイル}ジピリジン、
3,3’−{2−[1−(1,3−ベンゾジオキソール−5−イルメチル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル]エタン−1,1−ジイル}ジピリジン、
3,3’−(2−{1−[2−(トリフルオロメチル)ベンジル]−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル}エタン−1,1−ジイル)ジピリジン、
3,3’−{2−[1−(2−シクロヘキシルエチル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル]エタン−1,1−ジイル}ジピリジン、
3,3’−{2−[1−(2−フェニルプロピル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル]エタン−1,1−ジイル}ジピリジン、
3,3’−{2−[1−(シクロヘキシルエチル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル]エタン−1,1−ジイル}ジピリジン、
3,3’−{2−[1−(3−フェニルプロピル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル]エタン−1,1−ジイル}ジピリジン、
3,3’−{2−[1−(3−メチルベンジル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル]エタン−1,1−ジイル}ジピリジン、
3,3’−{2−[1−(4−tert−ブチルベンジル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル]エタン−1,1−ジイル}ジピリジン、
3,3’−{2−[1−(3,4−ジフルオロベンジル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル]エタン−1,1−ジイル}ジピリジン、
3,3’−{2−[1−(ビフェニル−4−イルメチル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル]エタン−1,1−ジイル}ジピリジン、
3,3’−{2−[1−(2−ナフチルメチル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル]エタン−1,1−ジイル}ジピリジン、
2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−N−[3−(2−オキソピロリジン−1−イル)プロピル]ビフェニル−3−カルボキサミド、
1−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]−2−フェニル−2−イル−1H−ベンズイミダゾール、
N−シクロプロピル−2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ビフェニル−3−カルボキサミド、
2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−N−(ピリジン−3−イルメチル)ビフェニル−3−カルボキサミド、
1−{[2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ビフェニル−3−イル]カルボニル}ピペリジン−3−カルボキサミド、
2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−N−(3−フルオロベンジル)ビフェニル−3−カルボキサミド、
1−{[2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ビフェニル−3−イル]カルボニル}ピペリジン−4−カルボキサミド、
N−(2,2−ジメチルテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ビフェニル−3−カルボキサミド、
4−{[2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ビフェニル−3−イル]カルボニル}ピペラジン−2−オン、
2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−N−[(3−メチルオキセタン−3−イル)メチル]ビフェニル−3−カルボキサミド、
2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−N−ピリジン−2−イルビフェニル−3−カルボキサミド、
2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−N−ピリジン−3−イルビフェニル−3−カルボキサミド、
2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−N−ピリジン−4−イルビフェニル−3−カルボキサミド、
2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−N−(ピリジン−2−イルメチル)ビフェニル−3−カルボキサミド、
2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−N−(ピリジン−4−イルメチル)ビフェニル−3−カルボキサミド、
2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−N−(2−ピリジン−2−イルエチル)ビフェニル−3−カルボキサミド、
3,3’−{2−[3’−(アゼチジン−1−イルカルボニル)ビフェニル−2−イル]エタン−1,1−ジイル}ジピリジン、
N−ベンジル−2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ビフェニル−3−カルボキサミド、
3,3’−{2−[3’−(ピペリジン−1−イルカルボニル)ビフェニル−2−イル]エタン−1,1−ジイル}ジピリジン、
4−{[2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ビフェニル−3−イル]カルボニル}モルホリン、
3,3’−{2−[3’−(ピロリジン−1−イルカルボニル)ビフェニル−2−イル]エタン−1,1−ジイル}ジピリジン、
3,3’−[2−(5−フルオロ−4’−メチルビフェニル−2−イル)エタン−1,1−ジイル]ジピリジン、
3,3’−[2−(5−フルオロ−3’−メチルビフェニル−2−イル)エタン−1,1−ジイル]ジピリジン、
N−[2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−5’−フルオロビフェニル−4−イル]アセトアミド、
5−[2−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−5−フルオロフェニル]−1H−インドール、
N−[2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−5’−フルオロビフェニル−2−イル]アセトアミド、
3,3’−[2−(4−フルオロ−2−ピリジン−3−イルフェニル)エタン−1,1−ジイル]ジピリジン、
3,3’−{2−[4−フルオロ−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)フェニル]エタン−1,1−ジイル}ジピリジン、
N−[2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−5’−フルオロビフェニル−3−イル]アセトアミド、
3,3’−{2−[2−(1−ベンジル−1H−ピラゾール−4−イル)−4−フルオロフェニル]エタン−1,1−ジイル}ジピリジン、
3,3’−[2−(4−フルオロ−2−ピリジン−4−イルフェニル)エタン−1,1−ジイル]ジピリジン、
2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−5’−フルオロビフェニル−4−カルボニトリル、
2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−5’−フルオロビフェニル−3−カルボニトリル、
3,3’−[2−(2’,5−ジフルオロビフェニル−2−イル)エタン−1,1−ジイル]ジピリジン、
3,3’−[2−(4’−クロロ−5−フルオロビフェニル−2−イル)エタン−1,1−ジイル]ジピリジン、
3,3’−[2−(2−ベンジル−4−フルオロフェニル)エタン−1,1−ジイル]ジピリジン、
5−[2−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−5−フルオロフェニル]−2−メトキシピリジン、
3,3’−{2−[5−フルオロ−3’−(トリフルオロメチル)ビフェニル−2−イル]エタン−1,1−ジイル}ジピリジン、
N−[2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−5’−フルオロビフェニル−4−イル]メタンスルホンアミド、
3,3’−[2−(4’,5−ジフルオロビフェニル−2−イル)エタン−1,1−ジイル]ジピリジン、
3,3’−[2−(3’−クロロ−5−フルオロビフェニル−2−イル)エタン−1,1−ジイル]ジピリジン、
N−[2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−5’−フルオロビフェニル−3−イル]メタンスルホンアミド、
3,3’−{2−[2−(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)−4−フルオロフェニル]エタン−1,1−ジイル}ジピリジン、
3,3’−{2−[2−(1,3−ベンゾジオキソール−5−イル)−4−フルオロフェニル]エタン−1,1−ジイル}ジピリジン、
3,3’−{2−[2−(2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−6−イル)−4−フルオロフェニル]エタン−1,1−ジイル}ジピリジン、
3,3’−[2−(5−フルオロ−4’−イソブチルビフェニル−2−イル)エタン−1,1−ジイル]ジピリジン、
5−[2−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−5−フルオロフェニル]−1−メチル−1H−インドール、
3,3’−[2−(2−シクロヘキス−1−エン−1−イル−4−フルオロフェニル)エタン−1,1−ジイル]ジピリジン、
2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−5’−フルオロビフェニル−2−カルボニトリル、
1−{[2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−5’−フルオロビフェニル−3−イル]カルボニル}−4−メチルピペラジン、
3,3’−[2−(2−シクロプロピル−4−フルオロフェニル)エタン−1,1−ジイル]ジピリジン、
3−[2−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−5−フルオロフェニル]−2,6−ジメトキシピリジン、
4−[2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−5’−フルオロビフェニル−4−イル]モルホリン、
1−{5−[2−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−5−フルオロフェニル]ピリジン−2−イル}−4−メチルピペラジン、
3,3’−{2−[5−フルオロ−2’−(トリフルオロメトキシ)ビフェニル−2−イル]エタン−1,1−ジイル}ジピリジン、
3,3’−{2−[5−フルオロ−3’−(トリフルオロメトキシ)ビフェニル−2−イル]エタン−1,1−ジイル}ジピリジン、
3,3’−{2−[4−フルオロ−2−(1−イソブチル−1H−ピラゾール−4−イル)フェニル]エタン−1,1−ジイル}ジピリジン、
3,3’−{2−[5−フルオロ−4’−(メチルスルホニル)ビフェニル−2−イル]エタン−1,1−ジイル}ジピリジン、
3,3’−{2−[5−フルオロ−4’−(トリフルオロメチル)ビフェニル−2−イル]エタン−1,1−ジイル}ジピリジン、
2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−5’−フルオロ−N,N−ジメチルビフェニル−3−カルボキサミド、
3,3’−[2−(4’,5−ジフルオロ−2’−メチルビフェニル−2−イル)エタン−1,1−ジイル]ジピリジン、
3,3’−[2−(3’,5−ジフルオロ−4’−メトキシビフェニル−2−イル)エタン−1,1−ジイル]ジピリジン、
2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−5’−フルオロ−N,N−ジメチルビフェニル−4−カルボキサミド、
2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−4,5’−ジフルオロビフェニル−3−カルボニトリル、
3,3’−[2−(3’,5’−ジクロロ−5−フルオロビフェニル−2−イル)エタン−1,1−ジイル]ジピリジン、
3,3’−[2−(5−フルオロ−3’−メトキシビフェニル−2−イル)エタン−1,1−ジイル]ジピリジン、
3,3’−[2−(5−フルオロ−2’−メトキシビフェニル−2−イル)エタン−1,1−ジイル]ジピリジン、
3,3’−[2−(5−フルオロ−3’,4’−ジメトキシビフェニル−2−イル)エタン−1,1−ジイルJジピリジン、
3,3’−{2−[2−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−4−フルオロフェニル]エタン−1,1−ジイル}ジピリジン、
N−シクロプロピル−2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−5’−フルオロビフェニル−3−カルボキサミド、
3,3’−{2−[5−フルオロ−4’−(ピロリジン−1−イルスルホニル)ビフェニル−2−イル]エタン−1,1−ジイル}ジピリジン、
2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−N,N−ジエチル−5’−フルオロビフェニル−3−カルボキサミド、
2−クロロ−5−[2−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−5−フルオロフェニル]ピリジン、
3,3’−[2−(5−フルオロ−4’−メトキシ−3’,5’−ジメチルビフェニル−2−イル)エタン−1,1−ジイル]ジピリジン、
3,3’−{2−[2’,5−ジフルオロ−4’−(トリフルオロメチル)ビフェニル−2−イル]エタン−1,1−ジイル}ジピリジン、
2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−5’−フルオロビフェニル−4−カルボキサミド、
2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−5’−フルオロ−N−メチルビフェニル−4−カルボキサミド、
N−シクロプロピル−2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−5’−フルオロビフェニル−4−カルボキサミド、
4−{[2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−5’−フルオロビフェニル−4−イル]カルボニル}モルホリン、
1−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]−2−ピリジン−3−イル−1H−ベンズイミダゾール、
1−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]−2−[4−(メチルスルホニル)フェニル]−1H−ベンズイミダゾール、
N−(6−{1−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]−1H−ベンズイミダゾール−2−イル}ピリジン−2−イル)メタンスルホンアミド、
3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−2−(4−メチルフェニル)ピリジン、
3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−2−(3−メチルフェニル)ピリジン、
N−{4−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]フェニル}アセトアミド、
5−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]−1H−インドール、
N−{2−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]フェニル}アセトアミド、
3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−2,3’−ビピリジン、
3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)ピリジン、
N−{3−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]フェニル}アセトアミド、
2−(1−ベンジル−1H−ピラゾール−4−イル)−3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン、
3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−2,4’−ビピリジン、
4−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]ベンゾニトリル、
3−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]ベンゾニトリル、
3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−2−(2−フルオロフェニル)ピリジン、
2−(4−クロロフェニル)−3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン、
3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−6’−メトキシ−2,3’−ビピリジン、
3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−2−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ピリジン、
3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−2−(4−フルオロフェニル)ピリジン、
N−{2−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]フェニル}メタンスルホンアミド、
2−(3−クロロフェニル)−3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン、
N−{3−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]フェニル}メタンスルホンアミド、
2−(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)−3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン、
2−(1,3−ベンゾジオキソール−5−イル)−3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン、
2−(2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−6−イル)−3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン、
3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−2−(4−イソブチルフェニル)ピリジン、
5−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]−1−メチル−1H−インドール、
2−シクロヘキス−1−エン−1−イル−3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン、
2−(2−クロロフェニル)−3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン、
1−{3−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]ベンゾイル}−4−メチルピペラジン、
N−[2−(ジメチルアミノ)エチル]−4−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]ベンズアミド、
3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−2’,6’−ジメトキシ−2,3’−ビピリジン、
4−{4−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]フェニル}モルホリン、
3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−6’−(4−メチルピペラジン−1−イル)−2,3’−ビピリジン、
3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−2−[2−(トリフルオロメトキシ)フェニル]ピリジン、
3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−2−[3−(トリフルオロメトキシ)フェニル]ピリジン、
3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−2−(1−イソブチル−1H−ピラゾール−4−イル)ピリジン、
2−(4−tert−ブチルフェニル)−3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン、
3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−2−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]ピリジン、
3−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]−N,N−ジメチルベンズアミド、
3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−2−(4−フルオロ−2−メチルフェニル)ピリジン、
4−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]−N,N−ジメチルベンズアミド、
5−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]−2−フルオロベンゾニトリル、
2−(3,5−ジクロロフェニル)−3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン、
3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−2−(3−メトキシフェニル)ピリジン、
3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−2−(2−メトキシフェニル)ピリジン、
2−(3,4−ジメトキシフェニル)−3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン、
N−シクロプロピル−3−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]ベンズアミド、
3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−2−[4−(ピロリジン−1−イルスルホニル)フェニル]ピリジン、
3−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]−N,N−ジエチルベンズアミド
3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−2−(4−メトキシ−3,5−ジメチルフェニル)ピリジン、
3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−2−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]ピリジン、
4−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]ベンズアミド、
N−シクロプロピル−4−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]ベンズアミド、
4−{4−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]ベンゾイル}モルホリン、
1−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]−2−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−ベンズイミダゾール、
1−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]−2−ピリジン−4−イル−1H−ベンズイミダゾール、
1−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]−2−(1H−イミダゾール−2−イル)−1H−ベンズイミダゾール、
3−[2−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)フェニル]−2−フェニル−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン、
3−[2−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)フェニル]−2−エチル−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン、
2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−5’−フルオロビフェニル−3−カルボキサミド、
5−[2−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−5−フルオロフェニル]ピリジン−2−アミン、
3−[2−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)フェニル]−2−(2,2,2−トリフルオロエチル)−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン、
2−[2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ビフェニル−2−イル]プロパン−2−オール、
2−[2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ビフェニル−3−イル]プロパン−2−オール、
2−[2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ビフェニル−4−イル]プロパン−2−オール、
3−[2−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−5−フルオロフェニル]−1,3−オキサゾリジン−2−オン、
1−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]−2−メチル−1H−ベンズイミダゾール、
1−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]−2−(トリフルオロメチル)−1H−ベンズイミダゾール、
N−[3−(ジメチルアミノ)−2,2−ジメチルプロピル]−2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ビフェニル−3−カルボキサミド、
N−{6−[2−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−5−フルオロフェニル]ピリジン−2−イル}メタンスルホンアミド、
3,3’−{2−[5−フルオロ−3’−(メチルスルホニル)ビフェニル−2−イル]エタン−1,1−ジイル}ジピリジン、
3,3’−{2−[3’−(メチルスルホニル)ビフェニル−2−イル]エタン−1,1−ジイル}ジピリジン、
6−[2−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−5−フルオロフェニル]ピリジン−2−アミン、
1−{6−[2−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−5−フルオロフェニル]ピリジン−2−イル}ピペラジン、
2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−N−(3−ヒドロキシ−2,2−ジメチルプロピル)ビフェニル−3−カルボキサミド、
3’−クロロ−2’−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−1,1’−ビフェニル−3−カルボニトリル、
1−[3−クロロ−2−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)フェニル]−1H−ベンズイミダゾール、
1−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]−2−イソプロピル−1H−ベンズイミダゾール、
1−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]−2−(3−フルオロフェニル)−1H−ベンズイミダゾール、
1−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]−2−(2−フルオロフェニル)−1H−ベンズイミダゾール、
1−[3−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]−2−(4−フルオロフェニル)−1H−ベンズイミダゾール、
4−(2−{2−[(6−アミノピリジン−2−イル)アミノ]ピリジン−3−イル}−1−ピリジン−3−イルエチル)ベンゾニトリル、
N−{3−[2−(2−フルオロピリジン−3−イル)−2−ピリジン−3−イルエチル]ピリジン−2−イル}ピリジン−2,6−ジアミン、
4−{1−ピリジン−3−イル−2−[2−(ピリジン−3−イルアミノ)ピリジン−3−イル]エチル}ベンゾニトリル、
4−(2−{2−[メチル(ピリジン−3−イル)アミノ]ピリジン−3−イル}−1−ピリジン−3−イルエチル)ベンゾニトリル、
3−[2−(6−メトキシピリジン−2−イル)−2−ピリジン−3−イルエチル]−N−メチル−N−ピリジン−3−イルピリジン−2−アミン、
N−メチル−3−[2−(1,3−オキサゾール−2−イル)−2−ピリジン−3−イルエチル]−N−ピリジン−3−イルピリジン−2−アミン、
N−メチル−3−[2−(1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−2−ピリジン−3−イルエチル]−N−ピリジン−3−イルピリジン−2−アミン、
6−(2−{2−[メチル(ピリジン−3−イル)アミノ]ピリジン−3−イル}−1−ピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2(1H)−オン、
3−[2−(2−フルオロピリジン−3−イル)−2−ピリジン−3−イルエチル]−N−メチル−N−ピリジン−3−イルピリジン−2−アミン、
2−クロロ−3−[2−(4−クロロフェニル)−2−ピリジン−3−イルエチル]ピリジン、
3−[2−(4−フルオロフェニル)−2−ピリジン−2−イルエチル]−N−メチル−N−ピリジン−3−イルピリジン−2−アミン、
3−[2−(6−クロロピリジン−2−イル)−2−ピリジン−3−イルエチル]−N−メチル−N−ピリジン−3−イルピリジン−2−アミン、
3−[2−(4−クロロフェニル)−2−ピリジン−3−イルエチル]−N−メチル−N−ピリジン−3−イルピリジン−2−アミン、
3−[2−(2−メトキシピリジン−3−イル)−2−ピリジン−3−イルエチル]−N−メチル−N−ピリジン−3−イルピリジン−2−アミン、
1−[3−(2−ピラジン−2−イル−2−ピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]−1H−ベンズイミダゾール、
1−{3−[2−(2−フルオロピリジン−3−イル)−2−ピリジン−3−イルエチル]ピリジン−2−イル}−1H−ベンズイミダゾール、
1−{3−[2−(6−ブロモピリジン−2−イル)−2−ピリジン−3−イルエチル]ピリジン−2−イル}−1H−ベンズイミダゾール、
1−{3−[2−(6−ブロモピリジン−2−イル)−2−ピリジン−3−イルエチル]ピリジン−2−イル}−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン、
3−[2−(6−ブロモピリジン−2−イル)−2−ピリジン−3−イルエチル]−N−メチル−N−ピリジン−3−イルピリジン−2−アミン、
N−(6−{2−[2−(1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピリジン−3−イル]−1−ピリジン−3−イルエチル}ピリジン−2−イル)メタンスルホンアミド、
N−[6−(2−{2−[メチル(ピリジン−3−イル)アミノ]ピリジン−3−イル}−1−ピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−イル]メタンスルホンアミド、
N−メチル−6−(2−フェニル−1−ピリジン−3−イルエチル)−N−ピリジン−3−イルピリジン−2−アミン、
2−ピペリジン−1−イル−3−(2−ピリジン−3−イル−2−{4−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2−イル}エチル)ピリジン、
3−{2−[4−(2−メトキシフェニル)−1,3−チアゾール−2−イル]−2−ピリジン−3−イルエチル}−2−ピペリジン−1−イルピリジン、
3−(2−{4−[4−(メチルスルホニル)フェニル]−1,3−チアゾール−2−イル}−2−ピリジン−3−イルエチル)−2−ピペリジン−1−イルピリジン、
2−ピペリジン−1−イル−3−[2−ピリジン−3−イル−2−(4−ピリジン−3−イル−1,3−チアゾール−2−イル)エチル]ピリジン、
2−ピペリジン−1−イル−3−{2−ピリジン−3−イル−2−[4−(トリフルオロメチル)−1,3−チアゾール−2−イル]エチル}ピリジン、
3−[1−[4−(3−シアノフェニル)−1,3−チアゾール−2−イル]−2−(2−ピペリジン−1−イルピリジン−3−イル)エチル]ピリジニウム、
3−[2−(4−tert−ブチル−1,3−チアゾール−2−イル)−2−ピリジン−3−イルエチル]−2−ピペリジン−1−イルピリジン、
4−{2−[2−(1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピリジン−3−イル]−1−ピリジン−3−イルエチル}ベンゾニトリル、
N−メチル−3−(2−ピラジン−2−イル−2−ピリジン−3−イルエチル)−N−ピリジン−3−イルピリジン−2−アミン、
3−[2−(6−アミノピリジン−2−イル)−2−ピリジン−3−イルエチル]−N−メチル−N−ピリジン−3−イルピリジン−2−アミン、
4−{2−[2−(1,1−ジオキシド−2,3−ジヒドロ−4H−1,4−ベンゾチアジン−4−イル)ピリジン−3−イル]−1−ピリジン−3−イルエチル}ベンゾニトリル、
4−{3−[2−(2−フルオロピリジン−3−イル)−2−ピリジン−3−イルエチル]ピリジン−2−イル}−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾチアジン1,1−ジオキシド、
6−{2−[2−(1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピリジン−3−イル]−1−ピリジン−3−イルエチル}ピリジン−2−アミン、
N−メチル−N−ピリジン−3−イル−3−(2−ピリジン−2−イル−2−ピリジン−3−イルエチル)ピリジン−2−アミン、
3−[2−(4−ブロモフェニル)−2−ピリジン−3−イルエチル]−N−メチル−N−ピリジン−3−イルピリジン−2−アミン、
N−メチル−3−(2−フェニル−2−ピリジン−3−イルエチル)−N−ピリジン−3−イルピリジン−2−アミン、
3−{2−[5−(2−クロロフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]−2−ピリジン−3−イルエチル}−2−ピペリジン−1−イルピリジン、
3−{2−[5−(4−メチルフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]−2−ピリジン−3−イルエチル}−2−ピペリジン−1−イルピリジン、
3−{2−[5−(4−フルオロフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]−2−ピリジン−3−イルエチル}−2−ピペリジン−1−イルピリジン、
3−{2−[5−(2−フルオロフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]−2−ピリジン−3−イルエチル}−2−ピペリジン−1−イルピリジン、
4−{3−[2−(2−ピペリジン−1−イルピリジン−3−イル)−1−ピリジン−3−イルエチル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル}ベンゾニトリル、
3−(2−{5−[(1R,2R)−2−フェニルシクロプロピル]−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル}−2−ピリジン−3−イルエチル)−2−ピペリジン−1−イルピリジン、
3−[2−(5−シクロヘキシル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)−2−ピリジン−3−イルエチル]−2−ピペリジン−1−イルピリジン、
3−{2−[5−(3,5−ジメトキシフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]−2−ピリジン−3−イルエチル}−2−ピペリジン−1−イルピリジン、
3−{2−[5−(3−フルオロフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]−2−ピリジン−3−イルエチル}−2−ピペリジン−1−イルピリジン、
2−ピペリジン−1−イル−3−[2−ピリジン−3−イル−2−(5−ピリジン−3−イル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)エチル]ピリジン、
2−ピペリジン−1−イル−3−[2−ピリジン−3−イル−2−(5−ピリジン−4−イル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)エチル]ピリジン、
3−{2−[5−(3−メトキシフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]−2−ピリジン−3−イルエチル}−2−ピペリジン−1−イルピリジン、
3−{2−[5−(3,4−ジメトキシベンジル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]−2−ピリジン−3−イルエチル}−2−ピペリジン−1−イルピリジン、
3−{2−[5−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]−2−ピリジン−3−イルエチル}−2−ピペリジン−1−イルピリジン、
2−ピペリジン−1−イル−3−(2−ピリジン−3−イル−2−{5−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル}エチル)ピリジン、
2−ピペリジン−1−イル−3−(2−ピリジン−3−イル−2−{5−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル}エチル)ピリジン、
2−ピペリジン−1−イル−3−(2−ピリジン−3−イル−2−{5−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル}エチル)ピリジン、
3−{2−[5−(2−メトキシフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]−2−ピリジン−3−イルエチル}−2−ピペリジン−1−イルピリジン、
3−{2−[5−(3,4−ジメトキシフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]−2−ピリジン−3−イルエチル}−2−ピペリジン−1−イルピリジン、
3−{2−[5−(2,5−ジフルオロフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]−2−ピリジン−3−イルエチル}−2−ピペリジン−1−イルピリジン、
3−[2−(5−フェニル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)−2−ピリジン−3−イルエチル]−2−ピペリジン−1−イルピリジン、
3−(2−{5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル}−2−ピリジン−3−イルエチル)−2−ピペリジン−1−イルピリジン、
3−{2−[5−(2,4−ジフルオロフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]−2−ピリジン−3−イルエチル}−2−ピペリジン−1−イルピリジン、
3−{3−[2−(2−ピペリジン−1−イルピリジン−3−イル)−1−ピリジン−3−イルエチル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル}ベンゾニトリル、
3−[2−(5−シクロペンチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)−2−ピリジン−3−イルエチル]−2−ピペリジン−1−イルピリジン、
3−(2−{5−[2,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル}−2−ピリジン−3−イルエチル)−2−ピペリジン−1−イルピリジン、
2−ピペリジン−1−イル−3−(2−ピリジン−3−イル−2−{5−[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル}エチル)ピリジン、
2−クロロ−3−{3−[2−(2−ピペリジン−1−イルピリジン−3−イル)−1−ピリジン−3−イルエチル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル}ピリジン、
3−[2−(5−sec−ブチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)−2−ピリジン−3−イルエチル]−2−ピペリジン−1−イルピリジン、
3−{2−[5−(4−メトキシフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]−2−ピリジン−3−イルエチル}−2−ピペリジン−1−イルピリジン、
3−{2−[5−(2,2−ジメチルプロピル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]−2−ピリジン−3−イルエチル}−2−ピペリジン−1−イルピリジン、
3−[2−(5−シクロブチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)−2−ピリジン−3−イルエチル]−2−ピペリジン−1−イルピリジン、
3−{2−[5−(メトキシメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]−2−ピリジン−3−イルエチル}−2−ピペリジン−1−イルピリジン、
3−[2−(5−ベンジル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)−2−ピリジン−3−イルエチル]−2−ピペリジン−1−イルピリジン、
3−[2−(5−エチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)−2−ピリジン−3−イルエチル]−2−ピペリジン−1−イルピリジン、
3−[2−(5−tert−ブチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)−2−ピリジン−3−イルエチル]−2−ピペリジン−1−イルピリジン、
2−ピペリジン−1−イル−3−[2−(5−プロピル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)−2−ピリジン−3−イルエチル]ピリジン、
3−[2−(5−イソプロピル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)−2−ピリジン−3−イルエチル]−2−ピペリジン−1−イルピリジン、
3−[2−(2−フルオロピリジン−3−イル)−2−ピリジン−3−イルエチル]−N−(2−メトキシピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン、
4−(2−{2−[(2−メトキシピリジン−3−イル)アミノ]ピリジン−3−イル}−1−ピリジン−3−イルエチル)ベンゾニトリル、
2−フェニル−3−(2−フェニル−1−ピリジン−3−イルエチル)ピリジン、
1,3−ジベンジル−4−(2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−1H−1,2,3−トリアゾール−3−イウム、
3−[2−(2−フルオロピリジン−3−イル)−2−ピリジン−3−イルエチル]−N−[2−(メチルスルホニル)フェニル]ピリジン−2−アミン、
6−{2−[2−(1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピリジン−3−イル]−1−ピリジン−3−イルエチル}ピリジン−2−アミン、
4−(3−{2−[3−(メチルスルホニル)フェニル]−2−ピリジン−3−イルエチル}ピリジン−2−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾチアジン1,1−ジオキシド、
N−[2−(メチルスルホニル)フェニル]−3−{2−[3−(メチルスルホニル)フェニル]−2−ピリジン−3−イルエチル}ピリジン−2−アミン、
4−(1−ピリジン−3−イル−2−{2−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ピリジン−3−イル}エチル)ベンゾニトリル、
4−(1−ピリジン−3−イル−2−{2−[4−(ピロリジン−1−イルスルホニル)フェニル]ピリジン−3−イル}エチル)ベンゾニトリル、
2−フルオロ−3−(1−ピリジン−3−イル−2−{2−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ピリジン−3−イル}エチル)ピリジン、
2−フルオロ−3−(1−ピリジン−3−イル−2−{2−[4−(ピロリジン−1−イルスルホニル)フェニル]ピリジン−3−イル}エチル)ピリジン、
4−[1−(2−フルオロピリジン−3−イル)−2−(2−ピリジン−3−イルフェニル)エチル]−2−(メチルチオ)ピリミジン、
2’−{2−(2−フルオロピリジン−3−イル)−2−[2−(メチルチオ)ピリミジン−4−イル]エチル}−N,N−ジメチル−1,1’−ビフェニル−3−カルボキサミド、
4−[1−(2−フルオロピリジン−3−イル)−2−(2−ピリジン−3−イルフェニル)エチル]−2−(メチルスルフィニル)ピリミジン、
2’−{2−(2−フルオロピリジン−3−イル)−2−[2−(メチルスルフィニル)ピリミジン−4−イル]エチル}−N,N−ジメチル−1,1’−ビフェニル−3−カルボキサミド、
1−(3−{2−[3−(メチルスルホニル)フェニル]−2−ピリジン−3−イルエチル}ピリジン−2−イル)−1H−ベンズイミダゾール、
4−[1−(2−フルオロピリジン−3−イル)−2−(2−ピリジン−3−イルフェニル)エチル]ピリミジン−2−アミン、
2’−[2−(2−アミノピリミジン−4−イル)−2−(2−フルオロピリジン−3−イル)エチル]−N,N−ジメチル−1,1’−ビフェニル−3−カルボキサミド、
N,N−ジメチル−2’−{2−[3−(メチルスルホニル)フェニル]−2−ピリジン−3−イルエチル}−1,1’−ビフェニル−3−カルボキサミド、
2’−{2−[3−(メチルスルホニル)フェニル]−2−ピリジン−3−イルエチル}−1,1’−ビフェニル−3−カルボニトリル、
3−{1−[3−(メチルスルホニル)フェニル]−2−[4’−(ピロリジン−1−イルスルホニル)−1,1’−ビフェニル−2−イル]エチル}ピリジン、
3−(2−{2−[3−(メチルスルホニル)フェニル]−2−ピリジン−3−イルエチル}フェニル)ピリジン、
6−[1−ピリジン−3−イル−2−(2−ピリジン−3−イルフェニル)エチル]ピリジン−2−アミン、
1−{3−[2−(2−フルオロピリジン−3−イル)−2−ピリジン−3−イルエチル]ピリジン−2−イル}−2−(トリフルオロメチル)−1H−ベンズイミダゾール、
1−{3−[2−(2−フルオロピリジン−3−イル)−2−ピリジン−3−イルエチル]ピリジン−2−イル}−2−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−ベンズイミダゾール、
2−{2−[メチル(ピリジン−3−イル)アミノ]ピリジン−3−イル}−1,1−ジピリジン−3−イルエタノール、
3,3−ジピリジン−3−イル−2−(2−ピリジン−3−イルフェニル)プロパンニトリル、
2’−(1−シアノ−2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−N,N−ジメチル−1,1’−ビフェニル−3−カルボキサミド、
2’−(1−シアノ−2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−1,1’−ビフェニル−3−カルボニトリル、
3−(1−フルオロ−2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−N−メチル−N−ピリジン−3−イルピリジン−2−アミン、
3−(1−フルオロ−2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−N−メチル−N−ピリジン−3−イルピリジン−2−アミン(エナンチオマーA)、
3−(1−フルオロ−2,2−ジピリジン−3−イルエチル)−N−メチル−N−ピリジン−3−イルピリジン−2−アミン(エナンチオマーB)、
1−{3−[1−フルオロ−2−(2−フルオロピリジン−3−イル)−2−ピリジン−3−イルエチル]ピリジン−2−イル}−1H−ベンズイミダゾール、
3−[2−(2−フルオロピリジン−3−イル)−2−ピリジン−3−イルエチル]−N−[2−(メチルスルホニル)フェニル]ピリジン−2−アミン、
(±)−1−{3−[1−フルオロ−2−(2−フルオロピリジン−3−イル)−2−ピリジン−3−イルエチル]ピリジン−2−イル}−1H−ベンズイミダゾール(ジアステレオマー1)、
(±)−1−{3−[1−フルオロ−2−(2−フルオロピリジン−3−イル)−2−ピリジン−3−イルエチル]ピリジン−2−イル}−1H−ベンズイミダゾール(ジアステレオマー2)、
1−{3−[1−フルオロ−2−(2−フルオロピリジン−3−イル)−2−ピリジン−3−イルエチル]ピリジン−2−イル}−1H−ベンズイミダゾール(エナンチオマーA)、
1−{3−[1−フルオロ−2−(2−フルオロピリジン−3−イル)−2−ピリジン−3−イルエチル]ピリジン−2−イル}−1H−ベンズイミダゾール(エナンチオマーB)、
1−{3−[1−フルオロ−2−(2−フルオロピリジン−3−イル)−2−ピリジン−3−イルエチル]ピリジン−2−イル}−1H−ベンズイミダゾール(エナンチオマーC)、
1−{3−[1−フルオロ−2−(2−フルオロピリジン−3−イル)−2−ピリジン−3−イルエチル]ピリジン−2−イル}−1H−ベンズイミダゾール(エナンチオマーD)、及び
3−[2−(1−フルオロ−2,2−ジピリジン−3−イルエチル)フェニル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジンから構成される群から選択される請求項6に記載の化合物又はその医薬的に許容可能な塩もしくは光学異性体。
【請求項8】
1.5阻害により治療が実施又は促進される哺乳動物における症状の治療用医薬の製造における請求項1に記載の化合物の使用。
【請求項9】
心不整脈又は血栓塞栓イベントの治療用医薬の製造における請求項1に記載の化合物の使用。
【請求項10】
1.5阻害により治療が実施又は促進される哺乳動物における症状の予防用医薬の製造における請求項1に記載の化合物の使用。
【請求項11】
心不整脈又は血栓塞栓イベントの予防用医薬の製造における請求項1に記載の化合物の使用。
【請求項12】
医薬的に許容可能なキャリヤーと、請求項1に記載の化合物又はその医薬的に許容可能な結晶形態もしくは水和物を含有する医薬製剤。

【公表番号】特表2009−512703(P2009−512703A)
【公表日】平成21年3月26日(2009.3.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−536718(P2008−536718)
【出願日】平成18年10月17日(2006.10.17)
【国際出願番号】PCT/US2006/040410
【国際公開番号】WO2007/050348
【国際公開日】平成19年5月3日(2007.5.3)
【出願人】(390023526)メルク エンド カムパニー インコーポレーテッド (924)
【氏名又は名称原語表記】MERCK & COMPANY INCOPORATED
【Fターム(参考)】