説明

カルシウムチャンネル遮断薬としての新規なベンゼンスルホンアミド類

本発明は、式(I)、式(II)、式(III)もしくは式(IV)(L1、R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7およびRcは明細書で定義の通りである。)の化合物を含むカルシウムチャンネル阻害薬に関するものである。本願はさらに、そのような化合物を含む組成物ならびにそのような化合物および組成物を用いる状態および障害の治療方法に関するものでもある。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
下記式(I)もしくは(II)の化合物または製薬上許容される塩、プロドラッグ、プロドラッグの塩またはそれらの組み合わせ。
【化1】

[式中、
およびRのうちの一方がXであり、RおよびRのうちの他方がYであり;
Xは、下記の(i)または(ii)
【化2】

であり;
mおよびnは各場合で独立に、1または2であり;
は、アゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニル、モルホリニル、チオモルホリニルまたはアゼパニルであり、Gは前記アゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニル、モルホリニル、チオモルホリニルまたはアゼパニルの窒素原子を介して結合しており;
Yは、−NRAr、−NRAr2−Ar、−NRCH(Ar、−NR(CRAr、−NR(CRCH(Ar、−NR−G、−NR−G−Ar、(iii)、(iv)、(v)または(vi)
【化3】

であり;
Arは各場合で独立に、アリールまたはヘテロアリールであり、前記アリールおよびヘテロアリールは置換されていないかアルコキシ、アルキル、シアノ、ハロアルキル、ハロゲンまたは−N(アルキル)から選択される1、2、3または4または5個の置換基で置換されており;
Arはアリールまたはヘテロアリールであり、前記アリールおよびヘテロアリールは置換されていないかアルコキシ、アルキル、シアノ、ハロアルキルまたはハロゲンから選択される1、2、3または4個の置換基で置換されており;
はシクロアルキルであり;
およびRは各場合で独立に、水素、アルキルまたはヒドロキシアルキルであり;
は水素またはアルキルであり;
pは1、2、3または4であり;
、R、RおよびRはそれぞれ独立に、水素、アルコキシ、アルキルまたはハロゲンである。]
【請求項2】
がXであり;
Xが
【化4】

であり;
がYであり;
YがNRArである式(I)または式(II)の請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
nが1であり;
Arがアリールであり;
、R、RおよびRがそれぞれ独立に、水素またはハロゲンである式(I)の請求項2に記載の化合物。
【請求項4】
がXであり;
Xが
【化5】

であり;
nが1であり;
がYであり;
Yが−NRCH(Ar、−NR(CRCH(Arまたは下記の(v):
【化6】

である式(I)または式(II)の請求項1に記載の化合物。
【請求項5】
およびRが各場合で、水素であり;
が水素であり;
pが1、2または3であり;
Arが各場合で、アリールであり;
、R、RおよびRがそれぞれ独立に、水素またはハロゲンである式(I)の請求項4に記載の化合物。
【請求項6】
がXであり;
Xが
【化7】

であり;
nが1であり;
がYであり;
Yが、−NRAr−Ar、−NR(CRAr、−NR−G−Ar、下記の(iii)、(iv)または(vi):
【化8】

である式(I)または式(II)の請求項1に記載の化合物。
【請求項7】
およびRが各場合で独立に、水素またはヒドロキシアルキルであり;
が水素であり;
pが1、2または3であり;
Arがアリールであり;
Arがアリールであり;
がシクロプロピルであり;
、R、RおよびRがそれぞれ独立に、水素またはハロゲンである式(I)の請求項6に記載の化合物。
【請求項8】
およびRが各場合で独立に、水素またはヒドロキシアルキルであり;
が水素であり;
pが1、2または3であり;
Arがアリールであり;
Arがアリールであり;
がシクロプロピルであり;
、R、RおよびRがそれぞれ独立に、水素またはハロゲンである式(II)の請求項6に記載の化合物。
【請求項9】
がXであり;
Xが
【化9】

である式(I)または式(II)の請求項1に記載の化合物。
【請求項10】
がピロリジニルまたはピペリジニルであり;
がYであり;
YがNRArであり;
が水素であり;
Arがアリールであり、前記アリールが置換されていないかハロアルキルおよびハロゲンから選択される1、2もしくは3個の置換基で置換されている式(I)の請求項9に記載の化合物。
【請求項11】
がYであり;
Yが−NRCH(Ar、−NR(CRCH(Arまたは下記の(v):
【化10】

であり;
およびRが各場合で独立に水素であり;
がXであり;
Xが
【化11】

であり;
nが1である式(I)または式(II)の請求項1に記載の化合物。
【請求項12】
およびRが各場合で水素であり;
pが1または2であり;
Arが各場合で独立にアリールであり、前記アリールが置換されていないかアルコキシ、アルキル、シアノ、ハロアルキル、ハロゲンまたは−N(アルキル)から選択される1、2、3または4もしくは5個の置換基で置換されており;
、R、RおよびRがそれぞれ独立に、水素またはハロゲンである式(I)の請求項11に記載の化合物。
【請求項13】
がYであり;
Yが−NRAr、−NR(CRAr、−NR−G、−NR−G−Ar、下記の(iii)、(iv)または(vi):
【化12】

であり;
がXであり;
Xが
【化13】

である式(I)または式(II)の請求項1に記載の化合物。
【請求項14】
がYであり;
Yが−NRAr、−NR(CRAr、−NR−Gまたは−NR−G−Arであり;
およびRが各場合で独立に水素またはヒドロキシアルキルであり;
pが1、2または3であり;
Arが各場合で独立にアリールであり、前記アリールが置換されていないかアルコキシ、アルキル、シアノ、ハロアルキル、ハロゲンまたは−N(アルキル)から選択される1、2、3または4もしくは5個の置換基で置換されており;
がシクロアルキルであり、シクロアルキルがシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチルまたはシクロヘキシルであり;
、R、RおよびRがそれぞれ独立に、水素またはハロゲンである式(I)の請求項13に記載の化合物。
【請求項15】
下記式(III)または(IV)の化合物または製薬上許容される塩、プロドラッグ、プロドラッグの塩もしくはそれらの組み合わせ。
【化14】

[式中、
はC(O)またはS(O)であり;
はXであり;
Xは(i)または(ii):
【化15】

であり;
mおよびnは各場合で独立に、1または2であり;
は、アゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニル、モルホリニル、チオモルホリニルまたはアゼパニルであり、Gは前記アゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニル、モルホリニル、チオモルホリニルまたはアゼパニルの窒素原子を介して結合しており;
、R、RおよびRはそれぞれ独立に、水素、アルコキシ、アルキルまたはハロゲンであり;
は、−S(O)Ar、−C(O)Ar、−S(O)(CRAr、−C(O)(CRAr、−S(O)(CRCH(Ar、−C(O)(CRCH(Ar、−C(O)CH(Arまたは−CH(Arであり;
Arは各場合で、アリールまたはヘテロアリールであり、前記アリールおよびヘテロアリールは置換されていないかアルコキシ、アルキル、シアノ、ハロアルキルまたはハロゲンから選択される1、2、3、4または5個の置換基で置換されており;
およびRは各場合で独立に、水素、アルキルまたはヒドロキシアルキルであり;
pは1、2、3または4であり;
は水素またはアルキルである。]
【請求項16】
がC(O)であり;
がXであり;
Xが下記の(i):
【化16】

であり;
が−S(O)Ar、−C(O)Ar、−S(O)(CRArまたは−C(O)(CRArであり;
Arが各場合でアリールであり、前記アリールが置換されていないかアルコキシ、アルキル、シアノ、ハロアルキルまたはハロゲンから選択される1、2、3、4もしくは5個の置換基で置換されている式(III)の請求項15に記載の化合物。
【請求項17】
がC(O)であり;
がXであり;
Xが下記の(i):
【化17】

であり;
が−S(O)Ar、−C(O)Ar、−S(O)(CRArまたは−C(O)(CRArであり;
Arがアリールであり、前記アリールが置換されていないかアルコキシ、アルキル、シアノ、ハロアルキルまたはハロゲンから選択される1、2、3、4もしくは5個の置換基で置換されている式(IV)の請求項15に記載の化合物。
【請求項18】
がC(O)であり;
がXであり;
Xが下記の(i):
【化18】

であり;
が−S(O)(CRCH(Ar、−C(O)(CRCH(Ar、−C(O)CH(Arまたは−CH(Arであり;
Arは各場合でアリールであり、前記アリールは置換されていないかアルコキシ、アルキル、シアノ、ハロアルキルまたはハロゲンから選択される1、2、3、4もしくは5個の置換基で置換されており;
pが1、2または3である式(III)の請求項15に記載の化合物。
【請求項19】
がC(O)であり;
がXであり;
Xが下記の(i):
【化19】

であり;
が−S(O)(CRCH(Ar、−C(O)(CRCH(Ar、−C(O)CH(Arまたは−CH(Arであり;
Arが各場合でアリールであり、前記アリールが置換されていないかアルコキシ、アルキル、シアノ、ハロアルキルまたはハロゲンから選択される1、2、3、4もしくは5個の置換基で置換されており;
pが1、2または3である式(IV)の請求項15に記載の化合物。
【請求項20】
3−[(8aR)−ヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イルカルボニル]−N−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゼンスルホンアミド;
N−(2−フルオロフェニル)−3−[(8aR)−ヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イルカルボニル]ベンゼンスルホンアミド;
N−(3−フルオロフェニル)−3−[(8aS)−ヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イルカルボニル]ベンゼンスルホンアミド;
N−(2,6−ジフルオロフェニル)−3−[(8aS)−ヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イルカルボニル]ベンゼンスルホンアミド;
N−(4−フルオロフェニル)−3−[(8aS)−ヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イルカルボニル]ベンゼンスルホンアミド;
3−[(8aS)−ヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イルカルボニル]−N−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゼンスルホンアミド;
N−(3−フルオロフェニル)−3−[(8aR)−ヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イルカルボニル]ベンゼンスルホンアミド;
3−[(8aS)−ヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イルカルボニル]−N−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゼンスルホンアミド;
N−(2−クロロフェニル)−3−[(8aR)−ヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イルカルボニル]ベンゼンスルホンアミド;
N−(2−クロロフェニル)−3−[(8aS)−ヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イルカルボニル]ベンゼンスルホンアミド;
N−(2,3−ジフルオロフェニル)−3−[(8aS)−ヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イルカルボニル]ベンゼンスルホンアミド;
N−(2,5−ジフルオロフェニル)−3−[(8aS)−ヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イルカルボニル]ベンゼンスルホンアミド;
N−(2,6−ジフルオロフェニル)−3−[(8aR)−ヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イルカルボニル]ベンゼンスルホンアミド;
N−(2,3−ジフルオロフェニル)−3−[(8aR)−ヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イルカルボニル]ベンゼンスルホンアミド;
N−(2,5−ジフルオロフェニル)−3−[(8aR)−ヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イルカルボニル]ベンゼンスルホンアミド;
N−(2,4−ジフルオロフェニル)−3−[(8aS)−ヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イルカルボニル]ベンゼンスルホンアミド;
N−(2−フルオロフェニル)−3−[(8aS)−ヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イルカルボニル]ベンゼンスルホンアミド;
N−(2,4−ジフルオロフェニル)−3−[(8aR)−ヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イルカルボニル]ベンゼンスルホンアミド;
3−[(8aS)−ヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イルカルボニル]−N−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゼンスルホンアミド;
4−クロロ−2−フルオロ−N−(2−フルオロフェニル)−5−[(8aR)−ヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イルカルボニル]ベンゼンスルホンアミド;
N−(3−クロロフェニル)−3−[(8aS)−ヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イルカルボニル]ベンゼンスルホンアミド;
(8aR)−2−[3−({4−[ビス(4−フルオロフェニル)メチル]ピペラジン−1−イル}スルホニル)ベンゾイル]オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン;
(8aS)−2−[3−({4−[ビス(4−フルオロフェニル)メチル]ピペラジン−1−イル}スルホニル)ベンゾイル]オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン;
(8aR)−2−{3−[(4−ベンズヒドリルピペラジン−1−イル)スルホニル]ベンゾイル}オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン;
N−(3−クロロフェニル)−3−[(8aR)−ヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イルカルボニル]ベンゼンスルホンアミド;
N−(2,2−ジフェニルエチル)−3−[(8aR)−ヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イルカルボニル]ベンゼンスルホンアミド;
3−[(8aR)−ヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イルカルボニル]−N−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゼンスルホンアミド;
(8aS)−2−{3−[(4−ベンズヒドリルピペラジン−1−イル)スルホニル]ベンゾイル}オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン;
N−(3,3−ジフェニルプロピル)−3−[(8aR)−ヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イルカルボニル]ベンゼンスルホンアミド;
N−(3,3−ジフェニルプロピル)−3−[(8aS)−ヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イルカルボニル]ベンゼンスルホンアミド;
N−(2,2−ジフェニルエチル)−3−[(8aS)−ヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イルカルボニル]ベンゼンスルホンアミド;
4−クロロ−3−[(8aR)−ヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イルカルボニル]−N−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゼンスルホンアミド;
N−[2−(4−フルオロフェニル)エチル]−3−[(8aS)−ヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イルカルボニル]ベンゼンスルホンアミド;
2−クロロ−5−[(8aR)−ヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イルカルボニル]−N−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゼンスルホンアミド;
(8aS)−2−(3−{[4−(4−フルオロフェニル)ピペラジン−1−イル]スルホニル}ベンゾイル)オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン;
N−1,1′−ビフェニル−2−イル−3−[(8aS)−ヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イルカルボニル]ベンゼンスルホンアミド;
3−(オクタヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−2−イルカルボニル)−N−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゼンスルホンアミド;
3−(オクタヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−2−イルカルボニル)−N−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゼンスルホンアミド;
N−(2−フルオロフェニル)−3−(オクタヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−2−イルカルボニル)ベンゼンスルホンアミド;
N−(4−フルオロフェニル)−3−[(4−ピロリジン−1−イルピペリジン−1−イル)カルボニル]ベンゼンスルホンアミド;
N−フェニル−3−[(4−ピロリジン−1−イルピペリジン−1−イル)カルボニル]ベンゼンスルホンアミド;
3−[(4−ピロリジン−1−イルピペリジン−1−イル)カルボニル]−N−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゼンスルホンアミド;
3−[(4−ピロリジン−1−イルピペリジン−1−イル)カルボニル]−N−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゼンスルホンアミド;
N−(3−フルオロフェニル)−3−[(4−ピロリジン−1−イルピペリジン−1−イル)カルボニル]ベンゼンスルホンアミド;
N−(2−フルオロフェニル)−3−[(4−ピロリジン−1−イルピペリジン−1−イル)カルボニル]ベンゼンスルホンアミド;
3−(1,4′−ビピペリジン−1′−イルカルボニル)−N−(4−フルオロフェニル)ベンゼンスルホンアミド;
3−(1,4′−ビピペリジン−1′−イルカルボニル)−N−(2−フルオロフェニル)ベンゼンスルホンアミド;
3−(1,4′−ビピペリジン−1′−イルカルボニル)−N−(3−フルオロフェニル)ベンゼンスルホンアミド;
3−(1,4′−ビピペリジン−1′−イルカルボニル)−N−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゼンスルホンアミド;
(8aR)−2−{[3−({4−[ビス(4−フルオロフェニル)メチル]ピペラジン−1−イル}カルボニル)フェニル]スルホニル}オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン;
(8aS)−2−{[3−({4−[ビス(4−フルオロフェニル)メチル]ピペラジン−1−イル}カルボニル)フェニル]スルホニル}オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン;
(8aR)−2−({3−[(4−ベンズヒドリルピペラジン−1−イル)カルボニル]フェニル}スルホニル)オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン;
N−(2,2−ジフェニルエチル)−3−[(8aS)−ヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イルスルホニル]ベンズアミド;
(8aS)−2−({3−[(4−ベンズヒドリルピペラジン−1−イル)カルボニル]フェニル}スルホニル)オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン;
N−(3,3−ジフェニルプロピル)−3−[(8aS)−ヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イルスルホニル]ベンズアミド;
N−[2−(4−フルオロフェニル)エチル]−3−[(8aS)−ヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イルスルホニル]ベンズアミド;
3−[(8aR)−ヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イルカルボニル]−N−[(1S)−2−ヒドロキシ−1−フェニルエチル]ベンゼンスルホンアミド;
4−クロロ−2−フルオロ−N−(2−フルオロフェニル)−5−[(8aS)−ヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イルカルボニル]ベンゼンスルホンアミド;
4−クロロ−N−(3,3−ジフェニルプロピル)−2−フルオロ−5−[(8aS)−ヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イルカルボニル]ベンゼンスルホンアミド;
3−[(8aS)−ヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イルスルホニル]−N−[(1R,2S)−2−フェニルシクロプロピル]ベンズアミド;
3−[(8aS)−ヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イルカルボニル]−N−[(1R,2S)−2−フェニルシクロプロピル]ベンゼンスルホンアミド;
4−[(8aR)−ヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イルカルボニル]−N−[(1S)−2−ヒドロキシ−1−フェニルエチル]ベンゼンスルホンアミド;
(8aR)−2−[2−クロロ−5−(2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イルスルホニル)−4−フルオロベンゾイル]オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン;
2,4−ジクロロ−N−(2−フルオロフェニル)−5−[(8aR)−ヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イルカルボニル]ベンゼンスルホンアミド;
N−{2−フルオロ−5−[(8aR)−ヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イルカルボニル]フェニル}−3−(トリフルオロメチル)ベンゼンスルホンアミド;
4−クロロ−2−フルオロ−N−(2−フルオロフェニル)−5−[(8aR)−ヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イルカルボニル]−N−メチルベンゼンスルホンアミド;
(8aR)−2−(2−クロロ−4−フルオロ−5−{[4−(4−フルオロフェニル)ピペラジン−1−イル]スルホニル}ベンゾイル)オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン;
N−{2−クロロ−5−[(8aR)−ヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イルカルボニル]フェニル}−4−フルオロベンズアミド;
N−{3−[(8aR)−ヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イルカルボニル]フェニル}−N−メチル−3−(トリフルオロメチル)ベンゼンスルホンアミド;
4−クロロ−N−(2,2−ジフェニルエチル)−2−フルオロ−5−[(8aR)−ヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イルカルボニル]ベンゼンスルホンアミド;
N−{2−クロロ−4−[(8aR)−ヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イルカルボニル]フェニル}−4−フルオロベンズアミド;
N−{4−[(8aR)−ヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イルカルボニル]−2−メチルフェニル}−2−ナフトアミド;
3,5−ジクロロ−N−{2−フルオロ−5−[(8aR)−ヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イルカルボニル]フェニル}ベンズアミド;
N−ベンズヒドリル−4−クロロ−2−フルオロ−5−[(8aR)−ヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イルカルボニル]ベンゼンスルホンアミド;
N−{2−クロロ−4−[(8aR)−ヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イルカルボニル]フェニル}−2,2−ジフェニルアセトアミド;
N−{2−クロロ−4−[(8aR)−ヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イルカルボニル]フェニル}−2−ナフトアミド;
N−{3−[(8aR)−ヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イルカルボニル]フェニル}−N−イソプロピル−3−(トリフルオロメチル)ベンゼンスルホンアミド;
N−{2−クロロ−5−[(8aR)−ヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イルカルボニル]フェニル}−2,2−ジフェニルアセトアミド;
N−ベンズヒドリル−N−{2−クロロ−5−[(8aR)−ヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イルカルボニル]フェニル}アミン;
N−ベンズヒドリル−N−{3−[(8aR)−ヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イルカルボニル]フェニル}アミン;
3−[(8aR)−ヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イルスルホニル]−N−[(1S)−2−ヒドロキシ−1−フェニルエチル]ベンズアミド;
N−ベンズヒドリル−2−クロロ−4−フルオロ−5−[(8aS)−ヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イルスルホニル]ベンズアミド;または
2−クロロ−N−シクロプロピル−4−フルオロ−5−[(8aS)−ヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イルスルホニル]ベンズアミド
からなる群から選択される請求項1もしくは請求項15に記載の化合物または該化合物の製薬上許容される塩。
【請求項21】
製薬上許容される担体と組み合わせて治療上有効量の請求項1に記載の式(I)もしくは式(II)の化合物または請求項15に記載の式(III)もしくは式(IV)の化合物または該化合物の製薬上許容される塩を含む医薬組成物。
【請求項22】
処置を必要とする対象者における疼痛を治療する方法であって、治療上好適な量の式(I)、式(II)、式(III)もしくは式(IV)の化合物または該化合物の製薬上許容される塩を対象者に対して投与する段階を有し、疼痛が急性疼痛、慢性疼痛、神経因性疼痛、炎症性疼痛、内臓痛、癌疼痛、異痛、線維筋痛、坐骨神経症、腰痛および片頭痛などの頭痛またはこれらの組み合わせである方法。
【請求項23】
処置を必要とする対象者における中枢神経系の障害の治療方法であって、治療上好適な量の式(I)、式(II)、式(III)もしくは式(IV)の化合物または該化合物の製薬上許容される塩を投与する段階を有し、前記中枢神経系の障害に卒中、癲癇、躁鬱病、双極性障害、抑鬱、不安、統合失調症、片頭痛および精神病;アルツハイマー病、AIDS関連認知症、パーキンソン病、頭部損傷によって生じる神経障害および脳血管障害によって生じる認知症などの神経変性障害;過活動膀胱、前立腺炎、前立腺痛、間質性膀胱炎および良性前立腺肥大などの下部尿路の障害;気管支喘息、不安定狭心症および過敏性結腸炎症などの心因性ストレスによって生じる障害;高血圧、アテローム性動脈硬化症、心不全および心不整脈などの心血管障害;エタノール中毒禁断症状などの薬物中毒禁断症状;掻痒およびアレルギー性皮膚炎、炎症性腸疾患などの皮膚障害;癌;糖尿病;ならびに不妊症および性的機能不全またはこれらの組み合わせが含まれる方法。

【公表番号】特表2012−515209(P2012−515209A)
【公表日】平成24年7月5日(2012.7.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−546319(P2011−546319)
【出願日】平成22年1月14日(2010.1.14)
【国際出願番号】PCT/US2010/020964
【国際公開番号】WO2010/083264
【国際公開日】平成22年7月22日(2010.7.22)
【出願人】(391008788)アボット・ラボラトリーズ (650)
【氏名又は名称原語表記】ABBOTT LABORATORIES
【Fターム(参考)】