説明

カルボン酸化合物を含有する医薬

【課題】優れた活性及び安全性を有する糖尿病等の治療薬及び/又は予防薬の提供。
【解決手段】下記一般式(I)


[式中、Xは=C(R5)-又は=N-、Yは-O-又は-NH-、Lは単結合又は置換可C1-C3アルキレン基、Mは置換可C3-C10シクロアルキル基など、R1はC1-C6アルキル基など、R2、R3、R4及びR5はそれぞれ水素原子、ハロゲン原子などを示す。ただし、上記R1とR2のアルキル基部分が結合し、酸素原子を1個含む5-6員複素環を形成していてもよい。]で表される化合物又はその薬理上許容される塩を含有する医薬。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
下記一般式(I)
【化1】


[式中、Xは、=C(R5)- 又は =N- を示し、Yは、-O- 又は -NH- を示し、Lは、ハロゲン原子、C1-C3ハロアルキル基若しくはC1-C3アルキル基で置換されていてもよいC1-C3アルキレン基又は単結合を示し、Mは、C3-C10シクロアルキル基(該シクロアルキル基は、1つのフェニル基又は窒素、酸素及び硫黄から選択される同一若しくは異なった1-3個のヘテロ原子を含む4-10員複素環基と縮環されていても良く、さらに置換基群αから選択される基で1乃至5個置換されていても良い)、C6-C10アリール基(該アリール基は、置換基群αから選択される基で1乃至5個置換されていても良い)又は窒素、酸素及び硫黄から選択される同一若しくは異なった1-3個のヘテロ原子を含む4-10員複素環基(該複素環基は、置換基群αから選択される基で1乃至5個置換されていても良い)を示し、R1は、C1-C6アルキル基、C3-C10シクロアルキル基、C1-C6ハロアルキル基、C1-C6アルケニル基、C1-C6アルキニル基、C1-C6脂肪族アシル基、C1-C6アルコキシC1-C6アルキル基又はC6-C10アリール基を示し、R2、R3、R4及びR5は、それぞれ同一若しくは異なって、水素原子、ハロゲン原子、C1-C3アルキル基、C1-C3ハロアルキル基、C1-C3アルコキシ基又はニトロ基を示し、上記R1とR2のアルキル基部分が結合し、酸素原子を1個含む5-6員複素環を形成していてもよい。
(置換基群α)
ハロゲン原子、C1-C6アルキル基、C1-C6ハロアルキル基、C1-C6ヒドロキシアルキル基(該ヒドロキシアルキル基は、C1-C6アルキル基で1個置換されていてもよい)、C1-C6アルコキシC1-C6アルキル基、C1-C6アミノアルキル基、C1-C6アルコキシ基、C1-C6ハロアルコキシ基、C6-C10アリールオキシ基、C1-C6アルキルチオ基、カルボキシ基、C1-C6アルコキシカルボニル基、水酸基、C1-C6脂肪族アシル基、アミノ基、C1-C6アルキルアミノ基、C3-C10シクロアルキルアミノ基、C1-C6ジアルキルアミノ基、C1-C6アルコキシアミノ基、C1-C6脂肪族アシルアミノ基(該C1-C6脂肪族アシルアミノ基は、ハロゲン原子で1乃至3個置換されていても良い)、シアノ基、ニトロ基、C1-C6アルキルスルホニル基、C1-C6ジアルキルアミノスルホニル基、C3-C10シクロアルキル基、C6-C10アリ−ル基(該アリール基は、C1-C6ハロアルキル基で1乃至5個置換されていても良い)]で表される化合物又はその薬理上許容される塩を有効成分として含有する医薬。
【請求項2】
Xが =C(R5)-であり、R5が水素原子である請求項1に記載の化合物を有効成分として含有する医薬。
【請求項3】
Yが -O-である請求項1又は2に記載の化合物を有効成分として含有する医薬。
【請求項4】
Lが単結合又はC1-C3アルキレン基である請求項1乃至3のいずれか一つに記載の化合物を有効成分として含有する医薬。
【請求項5】
MがC3-10シクロアルキル基(該シクロアルキル基は、1つのフェニル基と縮環されていても良く、さらに置換基群αから選択される基で1乃至5個置換されていても良い)又はC6-C10アリール基(該アリール基は、置換基群αから選択される基で1乃至5個置換されていても良い)である請求項1乃至4のいずれか一つに記載の化合物を有効成分として含有する医薬。
【請求項6】
R2、R3及びR4が水素原子である請求項1乃至5のいずれか一つに記載の化合物を有効成分として含有する医薬。
【請求項7】
下記一般式(II)
【化2】


[式中、R1は、C1-C6アルキル基、C3- C10シクロアルキル基、C1-C6ハロアルキル基、C1-C6アルケニル基、C1-C6アルキニル基、C1-C6脂肪族アシル基、C1-C6アルコキシC1-C6アルキル基又はC6-C10アリール基を示し、mは0乃至3のいずれか一つの整数を示し、R6は、同一若しくは異なって、ハロゲン原子、C1-C6アルキル基、C1-C6ハロアルキル基、C1-C6ヒドロキシアルキル基(該ヒドロキシアルキル基は、C1-C6アルキル基で1個置換されていてもよい)、C1-C6アルコキシC1-C6アルキル基、C1-C6アミノアルキル基、C1-C6アルコキシ基、C1-C6ハロアルコキシ基、C6-C10アリールオキシ基、C1-C6アルキルチオ基、カルボキシ基、C1-C6アルコキシカルボニル基、水酸基、C1-C6脂肪族アシル基、アミノ基、C1-C6アルキルアミノ基、C3-C10シクロアルキルアミノ基、C1-C6ジアルキルアミノ基、C1-C6アルコキシアミノ基、C1-C6脂肪族アシルアミノ基(該C1-C6脂肪族アシルアミノ基は、ハロゲン原子で1乃至3個置換されていても良い)、シアノ基、ニトロ基、C1-C6アルキルスルホニル基、C1-C6ジアルキルアミノスルホニル基、C3-C10シクロアルキル基又はC6-C10アリ−ル基(該アリール基は、C1-C6ハロアルキル基で1乃至5個置換されていても良い)を示す]で表される化合物又はその薬理上許容される塩を有効成分として含有する医薬。
【請求項8】
R1が、C1-C6アルキル基である請求項7に記載の化合物を有効成分として含有する医薬。
【請求項9】
R1が、エチル基である請求項7に記載の化合物を有効成分として含有する医薬。
【請求項10】
mが、1又は2である請求項7乃至9のいずれか一つに記載の化合物を有効成分として含有する医薬。
【請求項11】
R6が、同一若しくは異なって、ハロゲン原子、C1-C6アルキル基、C1-C6ハロアルキル基、C1-C6アルコキシ基又はC1-C6ハロアルコキシ基である請求項7乃至10のいずれか一つに記載の化合物を有効成分として含有する医薬。
【請求項12】
R6が、同一若しくは異なって、C1-C6ハロアルキル基又はC1-C6ハロアルコキシ基である請求項7乃至10のいずれか一つに記載の化合物を有効成分として含有する医薬。
【請求項13】
下記一般式(III)
【化3】


[式中、R1は、C1-C6アルキル基、C3- C10シクロアルキル基、C1-C6ハロアルキル基、C1-C6アルケニル基、C1-C6アルキニル基、C1-C6脂肪族アシル基、C1-C6アルコキシC1-C6アルキル基又はC6-C10アリール基を示し、nは0乃至3のいずれか一つの整数を示し、R7は、同一若しくは異なって、ハロゲン原子、C1-C6アルキル基、C1-C6ハロアルキル基、C1-C6ヒドロキシアルキル基(該ヒドロキシアルキル基は、C1-C6アルキル基で1個置換されていてもよい)、C1-C6アルコキシC1-C6アルキル基、C1-C6アミノアルキル基、C1-C6アルコキシ基、C1-C6ハロアルコキシ基、C6-C10アリールオキシ基、C1-C6アルキルチオ基、カルボキシ基、C1-C6アルコキシカルボニル基、水酸基、C1-C6脂肪族アシル基、アミノ基、C1-C6アルキルアミノ基、C3-C10シクロアルキルアミノ基、C1-C6ジアルキルアミノ基、C1-C6アルコキシアミノ基、C1-C6脂肪族アシルアミノ基(該C1-C6脂肪族アシルアミノ基は、ハロゲン原子で1乃至3個置換されていても良い)、シアノ基、ニトロ基、C1-C6アルキルスルホニル基、C1-C6ジアルキルアミノスルホニル基、C3-C10シクロアルキル基又はC6-C10アリ−ル基(該アリール基は、C1-C6ハロアルキル基で1乃至5個置換されていても良い)を示す]で表される化合物又はその薬理上許容される塩を有効成分として含有する医薬。
【請求項14】
R1が、C1-C6アルキル基である請求項13に記載の化合物を有効成分として含有する医薬。
【請求項15】
R1が、エチル基である請求項13に記載の化合物を有効成分として含有する医薬。
【請求項16】
nが、1又は2である請求項13乃至15のいずれか一つに記載の化合物を有効成分として含有する医薬。
【請求項17】
R7が、同一若しくは異なって、ハロゲン原子、C1-C6アルキル基、C1-C6ハロアルキル基、C1-C6ハロアルコキシ基又はC3-C10シクロアルキル基である請求項13乃至16のいずれか一つに記載の化合物を有効成分として含有する医薬。
【請求項18】
R7が、同一若しくは異なって、フッ素原子、メチル基、エチル基、ジフルオロメチル基、トリフルオロメチル基又はトリフルオロメトキシ基である請求項13乃至16のいずれか一つに記載の化合物を有効成分として含有する医薬。
【請求項19】
3-{4-[(3,4-ジクロロベンジル)オキシ]フェニル}-3-エトキシプロピオン酸、 (3S)- 3-{4-[(3,4-ジクロロベンジル)オキシ]フェニル}-3-エトキシプロピオン酸、3-エトキシ-3-(6-{[4-(トリフルオロメチル)ベンジル]オキシ}ピリジン-3-イル) プロピオン酸、(3S)- 3-エトキシ-3-(6-{[4-(トリフルオロメチル)ベンジル]オキシ}ピリジン-3-イル) プロピオン酸、3-エトキシ-3-{4-[(2-メチルベンジル)オキシ]フェニル}プロピオン酸、3-{4-[(4-シアノ-1-ナフチル)オキシ]フェニル}-3-エトキシプロピオン酸、3-[4-(3,5-ジクロロフェノキシ)フェニル]-3-エトキシプロピオン酸、3-[4-(2,5-ジクロロフェノキシ)フェニル]-3-エトキシプロピオン酸、(3S)-3-エトキシ-3-(4-{[4-(トリフルオロメチル)ベンジル]オキシ}フェニル)プロピオン酸、(3S)-3-(4-{[(1R)-4-クロロ-2,3-ジヒドロ-1H-インデン-1-イル]オキシ}フェニル)-3-エトキシプロピオン酸、(3S)-3-エトキシ-3-(4-{[(1R)-4-(トリフルオロメチル)-2,3-ジヒドロ-1H-インデン-1-イル]オキシ}フェニル)プロピオン酸、(3S)-3-(4-{[(1S)-4-クロロ-2,3-ジヒドロ-1H-インデン-1-イル]オキシ}フェニル)-3-エトキシプロピオン酸、(3S)-3-エトキシ-3-(4-{[4-(トリフルオロメチル)-2,3-ジヒドロ-1H-インデン-1-イル]オキシ}フェニル)プロピオン酸又はその薬理上許容される塩を有効成分として含有する医薬。
【請求項20】
(3S)-3-エトキシ-3-(4-{[(1R)-4-(トリフルオロメチル)-2,3-ジヒドロ-1H-インデン-1-イル]オキシ}フェニル)プロピオン酸、(3S)-3-エトキシ-3-(4-{[4-(トリフルオロメチル)-2,3-ジヒドロ-1H-インデン-1-イル]オキシ}フェニル)プロピオン酸、(3S)-3-エトキシ-3-(4-{[(3S)-7-(トリフルオロメトキシ)-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-3-イル]オキシ}フェニル)プロピオン酸、(3S)-3-エトキシ-3-(4-{[(1R)-5-フルオロ-4-(トリフルオロメチル)-2,3-ジヒドロ-1H-インデン-1-イル]オキシ}フェニル)プロピオン酸、(3S)-3-エトキシ-3-(4-{[(1R)-4-エチル-2,3-ジヒドロ-1H-インデン-1-イル]オキシ}フェニル)プロピオン酸、(3S)-3-エトキシ-3-(4-{[(1R)-4-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-インデン-1-イル]オキシ}フェニル)プロピオン酸、(3S)-3-(4-{[(1R)-4-(ジフルオロメチル)-2,3-ジヒドロ-1H-インデン-1-イル]オキシ}フェニル)-3-エトキシプロピオン酸、(3S)-3-エトキシ-3-(4-{[(3S)-7-(トリフルオロメチル)-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-3-イル]オキシ}フェニル)プロピオン酸、(3S)-3-エトキシ-3-(4-{[(1R)-6-フルオロ-4-(トリフルオロメチル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]オキシ}フェニル)プロピオン酸、(3S)-3-(4-{[(1R)-4,6-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1H-インデン-1-イル]オキシ}フェニル)-3-エトキシプロピオン酸、(3S)-3-エトキシ-3-(4-{[(1R)-4-(トリフルオロメトキシ)-2,3-ジヒドロ-1H-インデン-1-イル]オキシ}フェニル)プロピオン酸、(3S)-3-(4-{[(1R)-4-シクロプロピル-2,3-ジヒドロ-1H-インデン-1-イル]オキシ}フェニル)-3-エトキシプロピオン酸又はその薬理上許容される塩を有効成分として含有する医薬。
【請求項21】
(3S)-3-(4-{[(1R)-6-クロロ-4-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-インデン-1-イル]オキシ}フェニル)-3-エトキシプロピオン酸、(3S)-3-エトキシ-3-(4-{[(1R)-5-フルオロ-4-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-インデン-1-イル]オキシ}フェニル)プロピオン酸、(3S)-3-(4-{[(1R)-5-クロロ-4-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-インデン-1-イル]オキシ}フェニル)-3-エトキシプロピオン酸、(3S)-3-エトキシ-3-(4-{[(1R)-6-ヒドロキシ-4-(トリフルオロメチル)-2,3-ジヒドロ-1H-インデン-1-イル]オキシ}フェニル)プロピオン酸、(3S)-3-エトキシ-3-(4-{[(1R)-6-メトキシ-4-(トリフルオロメチル)-2,3-ジヒドロ-1H-インデン-1-イル]オキシ}フェニル)プロピオン酸又はその薬理上許容される塩を有効成分として含有する医薬。
【請求項22】
血糖値を下げるための請求項1乃至21のいずれか一つに記載の医薬。
【請求項23】
インスリン分泌を促進するための請求項1乃至21のいずれか一つに記載の医薬。
【請求項24】
糖尿病の治療又は予防のための請求項1乃至21のいずれか一つに記載の医薬。
【請求項25】
糖尿病がII型糖尿病である請求項24に記載の医薬。
【請求項26】
食後過血糖症の治療又は予防のための請求項1乃至21のいずれか一つに記載の医薬。
【請求項27】
耐糖能障害、糖尿病性神経障害、糖尿病性腎症、糖尿病性網膜症、肥満、インスリン抵抗性、不安定糖尿病、インスリンアレルギー、インスリノーマ又は高インスリン血症の治療若しくは予防のための請求項1乃至21のいずれか一つに記載の医薬。
【請求項28】
請求項1乃至27のいずれか一つに記載の医薬を製造するための下記一般式(I)
【化4】


[式中、Xは、=C(R5)- 又は =N- を示し、Yは、-O- 又は -NH- を示し、Lは、ハロゲン原子、C1-C3ハロアルキル基若しくはC1-C3アルキル基で置換されていてもよいC1-C3アルキレン基又は単結合を示し、Mは、C3- C10シクロアルキル基(該シクロアルキル基は、1つのフェニル基又は窒素、酸素及び硫黄から選択される同一若しくは異なった1-3個のヘテロ原子を含む4-10員複素環基と縮環されていても良く、さらに置換基群αから選択される基で1乃至5個置換されていても良い)、C6-C10アリール基(該アリール基は、置換基群αから選択される基で1乃至5個置換されていても良い)又は窒素、酸素及び硫黄から選択される同一若しくは異なった1-3個のヘテロ原子を含む4-10員複素環基(該複素環基は、置換基群αから選択される基で1乃至5個置換されていても良い)を示し、R1は、C1-C6アルキル基、C3- C10シクロアルキル基、C1-C6ハロアルキル基、C1-C6アルケニル基、C1-C6アルキニル基、C1-C6脂肪族アシル基、C1-C6アルコキシC1-C6アルキル基又はC6-C10アリール基を示し、R2、R3、R4及びR5は、それぞれ同一若しくは異なって、水素原子、ハロゲン原子、C1-C3アルキル基、C1-C3ハロアルキル基、C1-C3アルコキシ基又はニトロ基を示し、上記R1とR2のアルキル基部分が結合し、酸素原子を1個含む5-6員複素環を形成していてもよい。
(置換基群α)
ハロゲン原子、C1-C6アルキル基、C1-C6ハロアルキル基、C1-C6ヒドロキシアルキル基(該ヒドロキシアルキル基は、C1-C6アルキル基で1個置換されていてもよい)、C1-C6アルコキシC1-C6アルキル基、C1-C6アミノアルキル基、C1-C6アルコキシ基、C1-C6ハロアルコキシ基、C6-C10アリールオキシ基、C1-C6アルキルチオ基、カルボキシ基、C1-C6アルコキシカルボニル基、水酸基、C1-C6脂肪族アシル基、アミノ基、C1-C6アルキルアミノ基、C3-C10シクロアルキルアミノ基、C1-C6ジアルキルアミノ基、C1-C6アルコキシアミノ基、C1-C6脂肪族アシルアミノ基(該C1-C6脂肪族アシルアミノ基は、ハロゲン原子で1乃至3個置換されていても良い)、シアノ基、ニトロ基、C1-C6アルキルスルホニル基、C1-C6ジアルキルアミノスルホニル基、C3-C10シクロアルキル基、C6-C10アリ−ル基(該アリール基は、C1-C6ハロアルキル基で1乃至5個置換されていても良い)]で表される化合物又はその薬理上許容される塩の使用。
【請求項29】
請求項1乃至27に記載の医薬を哺乳動物に投与することを含む、糖尿病、食後過血糖症、耐糖能障害、糖尿病性神経障害、糖尿病性腎症、糖尿病性網膜症、肥満、インスリン抵抗性、不安定糖尿病、インスリンアレルギー、インスリノーマ及び高インスリン血症から選ばれる疾患の予防又は治療方法。

【公開番号】特開2011−148774(P2011−148774A)
【公開日】平成23年8月4日(2011.8.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−282545(P2010−282545)
【出願日】平成22年12月20日(2010.12.20)
【出願人】(307010166)第一三共株式会社 (196)
【Fターム(参考)】