説明

カレープラント抽出物を有効成分とする血流改善剤

【課題】新しい血流改善剤を提供する。
【解決手段】カレープラントの抽出物を含有する血流改善剤。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、血流改善剤に関する。
【背景技術】
【0002】
血流は、末梢組織への酸素、栄養分、水分、ホルモンなどの供給、免疫細胞の運搬、老廃物の排出、体温調節等を行っている。特に血流の通過する血管の大部分を占める毛細血管での末梢循環機能の低下と末梢血流量の低下により、頭痛、肩こり、肌のくすみ、新陳代謝の低下による皮膚障害、眼精疲労、痔、月経不順、冷え性、むくみ、血栓、ED(勃起障害)、虚弱体質等の様々な症状を引き起こす原因となり、健康上、美容上において悪影響を及ぼす。
【0003】
しかし、この血流量の低下は様々な要因が複雑に絡み合って引き起こされるため症状も個人差が大きく、有効な改善方法はないのが現状であり、新たな改善方法が望まれている。
【0004】
これまでにも、血流改善のための様々な方法について報告されている。天然物を例にとると、肌細胞への血行促進効果がある組成物として、ショウガ抽出物に含まれるジンゲロールあるいはショウガオール等が知られている(特許文献1:特開平6−183959号公報)。
同様に皮膚近傍の血流を促進させる血行促進皮膚外用剤として、アデノシンが知られている(特許文献2:特許第3798927号公報)。更に、皮膚の血行を促進する作用を有する血行促進剤としてバラ科キイチゴ属植物が血流改善剤として提案されている(特許文献3:特許第3660833号公報)。また、眼血管血流障害改善剤としてカシスアントシアニンが有効であることが知られている(特許文献4:特開2007−55903号公報)。さらに、血小板凝集作用及び血管平滑筋を弛緩させることによる血管拡張作用を有するプロスタサイクリン産生増加剤、血流促進剤等に有効なエルダーベリー抽出物が知られている(特許文献5:特開2007−39445号公報)。また血圧低下副作用を低減し毛細血管で血流を増加させるアルギニン含有血流増加用組成物が公知である(特許文献6:特開2006−306865号公報)。また、シソ科植物のヒソップの抽出物は血液流動改善剤として利用することが提案されている(特許文献7:特開2006−8575号公報)。しかし、これらはいずれも効果の面で十分とはいえない。
またマメ科カワラケツメイの抽出物に新たな血流改善作用が見出されている(特許文献8:特開2009−126790号公報)。あるいは鶏卵の卵白のペプチドを配合したが血流改善機能のある食品が提案されている(特許文献9:特開2007−51090号公報)。
【0005】
また、医薬品としてはプロスタサイクリン誘導体、α受容体遮断薬、β受容体作動薬、カルシウム拮抗薬等の血管拡張作用を持つ薬剤がある。これらの医薬品は、効果は強いものの、血圧低下などの副作用の問題があり、個人が判断して使用することができない。必ず医師の管理の元で処方されることが必要である。
【0006】
さらに、筋肉痛、凍傷、凍瘡、育毛に外用剤として用いられるトウガラシチンキ剤についても血行促進に有効であることが公知である。しかしこれは、強い刺激性を有し、嗜好面で問題がある。また、血行促進として温泉療法などの湯治も従来からよく行われるが、時間と費用がかかる問題がある。このため簡便な血行改善剤が求められている。
【0007】
一方、キク科ムギワラギク属に属する多年草の一種であるカレープラントについて様々な研究がなされている。
カレープラントは学名Helichrysum italicumもしくはHelichrysum augustifoliumで、別名はイモーテル、インモルテル、immortele、カレープランツ、ヘリクリサムと称されている。花卉頭頂部は乾燥させた状態でも鮮明な黄色を呈していることから、サンディーエバーラスティング、エバーラスティングフラワー(永久花)とも呼ばれている。原産地は南欧であり、それらの地域を中心に調理用として用いられ、若い枝は、米、野菜、香味料理に入れて穏やかなカレーの香りを付ける香辛料として用いられて食用されている(非特許文献1:Encyclopaedia of Herbs and their Uses. Doeling Kindersley, London. 1995 p292、翻訳本 ハーブ大百科(発行((株)誠文堂新光社)p292)。
また、葉を細切しミンチ状にしてスクランブルエッグやオムレツの香り付けに、そして、抽出物や精油は、果実様のフレーバーとしてキャンディ、アイスクリーム、ソフトドリンク、チューングガムに配合されている(非特許文献2:Cornucopia - A Source Book of Edible Plants Kampong Publications. 1990 p34)。また、花卉頭頂部はお茶として用いられ、煎汁(乾燥花1gを熱湯150mlに5分から10分煎じた後、花をこし取って調整)1杯が1日数回にわたって飲用される。この場合乾燥花の平均的な1日使用量は3gである(非特許文献3:健康食品データベース、監訳:独立行政法人 国立健康・栄養研究所、第一出版、p425)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
【特許文献1】特開平6−183959号公報
【特許文献2】特許第3798927号公報
【特許文献3】特許第3660833号公報
【特許文献4】特開2007−55903号公報
【特許文献5】特開2007−39445号公報
【特許文献6】特開2006−306865号公報
【特許文献7】特開2006−8575号公報
【特許文献8】特開2009−126790号公報
【特許文献9】特開2007−51090号公報
【非特許文献】
【0009】
【非特許文献1】Encyclopaedia of Herbs and their Uses. Doeling Kindersley, London. 1995 p292、翻訳本 ハーブ大百科(発行(株)誠文堂新光社)p292
【非特許文献2】Cornucopia - A Source Book of Edible Plants Kampong Publications. 1990 p34
【非特許文献3】健康食品データベース、監訳:独立行政法人 国立健康・栄養研究所、第一出版、p425
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
本発明の課題は新しい血流改善剤を提供することである。また新しい血流改善作用を有する飲食品を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0011】
本発明者らは、カレープラントの機能性について、さらに研究を進めた結果、新たな作用を見出したものである。すなわち本発明の主な構成は以下のとおりである。
(1)カレープラント抽出物を有効成分とする血流改善剤。
(2)カレープラント抽出物が水又は有機溶媒抽出物である(1)の血流改善剤。
(3)有機溶媒がアルコールである(2)記載の血流改善剤。
(4)アルコールがエチルアルコールである(3)記載の血流改善剤。
(5)アルコールが含水エチルアルコールである(3)記載の改善剤。
(6)経口剤である(1)〜(5)のいずれかに記載の血流改善剤。
(7)(1)〜(6)のいずれかに記載された血流改善剤を添加した飲食品。
【発明の効果】
【0012】
本発明の有効成分であるカレープラント抽出物は、血流の改善、特に末梢血流量の増加をもたらすことができるため、従来知られていなかった血流量改善作用を有する新規な用途を提供する。また、カレープラントから高濃度に抽出された抽出物を含有する飲食品を摂取することは、日常的な血流の改善作用をもたらす。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】ラットにカレープラント水抽出物30mg/kg(CPW 30)、100mg/kg(CPW 100)、300 mg/kg(CPW 300)を十二指腸内投与したときの平均血圧(MBP)、心拍数(HR)、足裏血流量(SBF)を測定した結果を示す。各パラメータの値は、6匹/群の平均値±標準誤差で示した。(* p < 0.05 vs. control、Dunnettの多重比較)
【図2】ラットにカレープラントエチルアルコール抽出物1mg/kg(CPEt 1)、3mg/kg(CPEt 3)、10mg/kg(CPEt 10)を十二指腸内投与したときの平均血圧(MBP)、心拍数(HR)、足裏血流量(SBF)を測定した結果を示す。各パラメータの値は、6匹/群の平均値±標準誤差で示した。(** p < 0.01 vs. control、Dunnettの多重比較)
【図3】ラットにイチョウ葉エキス10mg/kg(Ichou10)およびショウガエキス25mg/kg(正味量10mg/kg、Shoga25)を十二指腸内投与したときの平均血圧(MBP)、心拍数(HR)、足裏血流量(SBF)を測定した結果を示す。各パラメータの値は、6匹/群の平均値±標準誤差で示した。(* p < 0.05 vs. control、Dunnettの多重比較)
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、本発明を詳細に説明する。
【0015】
本発明で用いる抽出物は、カレープラント地上部が好適である。また、カレープラントの植物体はそのままの形態で抽出してもよい。抽出効率を高めるために好ましくは粉砕して抽出する。
【0016】
抽出には、溶媒抽出や圧搾抽出等種々の抽出方法を用いることができるが、好ましくは、溶媒抽出を用いることができる。抽出に使用される溶媒としては、水、エチルアルコール、エーテル、アセトン、ヘキサン、クロロホルム、トルエン、酢酸エチル、テトラヒドロフラン等が挙げられるがこれに限定されるものではない。これらの溶媒の中から1種または2種以上選択して使用するが、安全性の見地から、水、エチルアルコールが好ましく、更に好ましくは、水とエチルアルコールの混合物、例えば1〜99%のエチルアルコール水溶液、特に20〜80%のエチルアルコール水溶液を使用することが好ましい。
【0017】
抽出方法は、植物体の粉砕物100gに対して0.1〜10リットル、好ましくは1リットルの溶媒を加え、1時間〜1週間、室温にて放置、あるいは抽出効率を高めるため攪拌する。あるいは溶媒を加温してもよい。
【0018】
抽出は不溶物と抽出液を濾過あるいは沈降法等により分離する。好ましくは、不溶物は同様の抽出操作を繰り返し、適当な濃縮処理により、例えばエバポレーターのような減圧濃縮装置や加熱による溶媒除去などにより濾別後、濾液を濃縮し濃縮液を得ることが出来る。さらに濃縮液を凍結乾燥させて濃縮乾固物を得ることも出来る。さらには、カラムクロマトグラフィー等各種のクロマトグラフィー等、植物成分の分離、抽出に利用される公知の方法を用いて有効成分を分画し、その純度を高めてもよい。
【0019】
カレープラント抽出物は、ラットの末梢血流量の増加作用をもたらす。従って上記作用を有することにより、カレープラント抽出物は血流低下、特に末梢循環機能の低下に起因する疾患の改善剤として使用できる。
【0020】
上述のようにして得られるカレープラント抽出物は、血流改善に有効な血流改善剤としてそのまま直接使用してもよいが、種々の剤型での投与が可能であり、一般的には薬学的に許容される適当な液体担体に溶解するか若しくは分散させ、または薬学的に許容される適当な粉末担体と混合するか若しくはこれに吸着させ、例えば、カプセル剤、錠剤、顆粒剤、細粒剤、シロップ剤等の経口投与剤や、座薬や点滴剤などの非経口投与剤として使用できる。投与量は患者の症状や年齢に応じて適宜変更できるが、1日当たり、乾燥抽出物0.01〜1000mg/kg体重の範囲で用いればよく、更に0.1〜100mg/kg体重の範囲で用いるのが好ましい。
【0021】
また、本発明の血流改善剤は、通常の飲食品に上記のカレープラントから得られた抽出物を添加することもできる。例えば、チョコレート、キャンディ、ゼリー、ビスケット、チューインガム、アイスクリーム、シャーベット、氷菓、和菓子等の菓子、清涼飲料、ジュース、ウーロン茶等の飲料、畜肉加工品、魚肉・水産加工肉、乳・卵加工品、野菜加工品、穀類加工品、冷凍食品、調味料、スプレッド等の飲食品に用いることができる。添加量は、対象の飲食品に対して重量を基準として乾燥抽出物を0.01〜10%、好ましくは0.05〜5%の範囲で添加するのが好ましい。
【実施例】
【0022】
以下、本発明の実施例を説明するが、本発明は、これらの実施例に何ら限定されるものではない。
【0023】
カレープラント抽出物の血流改善効果確認試験
[材料]
カレープラントの抽出物は以下の方法で調製した。
地上部全草を採取したカレープラントは乾熱乾燥を経て室温保管した乾燥物を使用した。採取物に対する植物乾燥物の乾燥歩留は15%から30%の範囲で、一般的な植物の乾燥歩留と大差無かった。
カレープラント水抽出物(以下CPW)はカレープラント乾燥物1Kgを1時間60℃の温水10Kgに浸漬して抽出した抽出液を減圧濃縮により固形化し、ドラムドライヤーにて加熱乾燥させた固形物として調製した。
カレープラント40%エチルアルコール抽出物(以下CPEt)は、カレープラント乾燥物1Kgを室温で1時間40%(v/v)エチルアルコール10Kgに浸漬して得た抽出液を減圧濃縮により固形化し、ドラムドライヤーにて加熱乾燥させた固形物として調製した。
また比較対照として血流改善が確認されている市販のしょうがエキス(ジンジャーパウダーHG;富士フレーバー(株)製、以下「Shoga」)、イチョウ葉エキス(ギンコロン−24F;(株)常盤植物化学研究所製、以下「Ichou」)を用いた。
【0024】
[血流改善効果確認方法]
雌性Sprague-Dawleyラット(11-14週齢、日本エスエルシー)をウレタン(1.2g/kg)を腹腔内投与することで麻酔し、保温用ヒーターの上で、仰臥位で保定した。気管にポリエチレンチューブを挿入して気道を確保した後、頸部切開により頸動脈を露出し、ヘパリン加生理食塩水で満たした血圧・心拍数測定用カテーテルを挿入・留置した。被検物質あるいは溶媒(0.5%カルボキシメチルセルロース(CMC)溶液)の入ったシリンジを取り付けたシリコンチューブを、食道経由で胃まで挿入した。その後腹上部を正中切開し、シリコンチューブを胃袋の外から支持し十二指腸まで入れた。
血圧・心拍数測定用カテーテルの端を圧トランスデューサーに接続し、生体信号増幅装置(1829、日本電気三栄)を介して平均血圧、心拍数を測定した。足裏血流量は、マニピュレーターに固定した非接触型レーザードップラー(FLO-N1、OMEGAFLO)を用いて測定した。これらの生体信号は、AD変換装置(PowerLab/4sp、ADInstruments)を介してコンピュータに記録した。
循環動態が安定した後に溶媒(0.5% CMC溶液)あるいは被検物質を十二指腸内に投与し、パラメータの変化を2時間記録した。なお、カレープラントの水抽出物(CPW)の投与用量は、30、100および300mg/kgとし、カレープラントのエチルアルコール抽出物(CPEt)の投与用量は1、3および10mg/kgとした。ショウガエキスは25mg/kg、イチョウ葉エキスは10mg/kg投与とした。
すべての測定値は、6匹/群の平均値±標準誤差で示した。平均血圧、心拍数および足裏血流量の各群間の投与前値の差は、Bonferroniの多重比較を用いて解析した。被検物質投与による平均血圧、心拍数および足裏血流量の変化は、投与前値に対する百分率として示した。被検物質の作用は、コントロール群(0.5% CMCを2ml/kgで十二指腸内投与した動物)に対してDunnettの多重比較を用いて解析し、p < 0.05で有意差ありとした。
【0025】
[結果]
各抽出物投与前の血圧、心拍数および足裏血流量の値を表1、表2に示した。
【0026】
【表1】

【0027】
【表2】

【0028】
またCPW、CPEtのいずれを投与しても、平均血圧および心拍数は、コントロール群に対し有意な変化は認められなかった(図1−図2)。一方足裏血流量は、CPW 100mg/kg、CPEt 3および10mg/kgでコントロールに比べ有意に増加した(図1−図2)。
ショウガエキス、イチョウ葉エキス投与についても、同様の試験を実施した。結果を表3、図3に示した。
【0029】
【表3】

【0030】
以上の結果より、CPWおよびCPEtは血圧および心拍数に影響を与えない用量で足裏血流量を選択的に増加させることが明らかになった。
CPW 300mg/kgとCPEt 3mg/kgがほぼ同様の足裏血流量増加作用を呈していた。そのため、被検物質の血流量増加作用の強度を投与用量から判断すると、CPEt > CPWであった。
【0031】
処方例1(錠剤)
カレープラント水抽出物 40.0
乳糖 40.0
コーンスターチ 19.0
シュガーエステル 1.0
100.0重量%
【0032】
処方例2(錠剤)
カレープラント40%エチルアルコールの抽出物 10.0
D−マンニトール 35.0
乳糖 40.0
結晶セルロース 10.0
ヒドロキシプロピルセルロース 5.0
100.0重量%
【0033】
処方例3(散剤)
カレープラントの水抽出物 20.0
コーンスターチ 25.0
乳糖 55.0
100.0重量%
【0034】
処方例4(カプセル剤)
カレープラントエチルアルコール抽出物 50.0
乳糖 48.0
ステアリン酸マグネシウム 2.0
100.0重量%
上記成分を均一に混合し次いで造粒し、その造粒物をハードカプセルに充填した。
【0035】
処方例5(シロップ剤)
カレープラントの40%エチルアルコール抽出物 0.1
精製水 69.8
単シロップ 30.0
炭酸カルシウム 0.1
100.0重量%
【0036】
処方例6(錠菓)
砂糖 76.6
グルコース 18.0
ショ糖脂肪酸エステル 0.2
香料 0.2
処方例1の抽出物 5.0
100.0 重量%
【0037】
処方例7(飲料)
果糖ブドウ糖液糖 5.00
砂糖 4.50
酸味料 1.28
香料 0.20
カレープラントの水抽出物 0.02
水 89.00
100.00重量%
【0038】
処方例8(飲料)
オレンジ果汁 80.0
砂糖 11.7
酸味料 2.0
香料 1.0
カレープラントのエチルアルコール抽出物 0.0005
水 残余
100.0重量%

【特許請求の範囲】
【請求項1】
カレープラント抽出物を有効成分とする血流改善剤。
【請求項2】
カレープラント抽出物が水又は有機溶媒抽出物である請求項1記載の血流改善剤。
【請求項3】
有機溶媒がアルコールである請求項2記載の血流改善剤。
【請求項4】
アルコールがエチルアルコールである請求項3記載の血流改善剤。
【請求項5】
アルコールが含水エチルアルコールである請求項3記載に血流改善剤。
【請求項6】
経口剤である請求項1〜請求項5のいずれかに記載の血流改善剤。
【請求項7】
請求項1〜6のいずれかに記載された血流改善剤を添加した飲食品。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2013−107829(P2013−107829A)
【公開日】平成25年6月6日(2013.6.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−251852(P2011−251852)
【出願日】平成23年11月17日(2011.11.17)
【出願人】(593106918)株式会社ファンケル (310)
【出願人】(502341546)学校法人麻布獣医学園 (17)
【Fターム(参考)】