説明

カートナー

【課題】不定形で扁平な物品を積み重ねた集積体を安定した状態で確実に箱詰めすることができるカートナーを提供する。
【解決手段】マスク等の扁平な物品を1枚づつ包装した不定形で扁平な軽量のピロー包装体を積み重ねた集積体PGを物品搬送経路上の供給位置αに供給する物品供給手段10と、供給位置αに供給された集積体PGを物品搬送経路に沿って搬送する物品搬送手段20と、胴部を筒状に開口したカートンCを挿入領域βに搬送するカートン搬送手段30と、集積体PGを物品搬送手段20によって搬送しながら物品搬送経路上の挿入領域βでカートンCに挿入する物品挿入手段40とを備えている。物品挿入手段40は、集積体PGを物品搬送経路の側方に押し出すプッシャ44と、挿入領域βで集積体PGを上方から押える押え手段48とを有し、押え手段48によって集積体PGを上方から押えながら、プッシャ44によって側方に押し出すようになっている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、マスク、ガーゼ等の扁平な商品を1枚づつピロー包装してなるピロー包装体のように、不定形で扁平な物品を多段に積み重ねた集積体を箱詰めするためのカートナーに関する。
【背景技術】
【0002】
例えば、マスク等の扁平な物品を複数枚まとめて包装したピロー包装体を、複数個まとめて箱詰めする場合は、通常、カートナーを用いて、以下のようにして行われる。まず、複数個のピロー包装体を積み重ねた状態で順次供給される集積体を、ベルトコンベア等の搬送手段によって挿入位置まで搬送し、この集積体を、挿入装置のプッシャで、挿入位置に供給されてくるカートン側に押し出すことによってカートン内に挿入した後、カートンを封緘することで、集積体の箱詰めが完了する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2002−012205号公報
【特許文献2】特開2002−361760号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、こういったカートナーを用いて、マスク等の扁平な物品を1枚づつ包装した不定形で扁平なピロー包装体を多数枚まとめて箱詰めするために、上述したように、ピロー包装体を多数枚積み重ねた集積体の状態で挿入位置まで搬送し、この集積体を挿入装置のプッシャによってカートン内に押し込むことで箱詰めしようとしても、各ピロー包装体が軽量であるため、ピロー包装体を多数枚積み重ねた集積体は崩れやすく、積み重ねたそれぞれのピロー包装体が位置ずれを起こしやすいので、こういった集積体を、挿入装置のプッシャによって安定した状態で確実にカートン内に押し込むことができないといった問題がある。
【0005】
そこで、この発明の課題は、不定形で扁平な物品を積み重ねた集積体を安定した状態で確実に箱詰めすることができるカートナーを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するため、請求項1に係る発明は、不定形で扁平な物品を積み重ねた集積体を搬送経路上の供給位置に供給する物品供給手段と、前記物品供給手段によって供給された前記集積体を搬送経路に沿って搬送する物品搬送手段と、前記集積体を、前記物品搬送手段によって搬送しながら、搬送経路上の挿入位置でカートンに挿入する物品挿入手段とを備えたカートナーにおいて、前記物品挿入手段は、前記集積体を搬送経路の側方に押し出すプッシャと、挿入位置で前記集積体を上方から押える押え手段とを有し、前記集積体を、前記押え手段によって上方から押えながら、前記プッシャによって側方に押し出すようにしたことを特徴とするカートナーを提供するものである。
【0007】
また、前記物品供給手段としては、前記集積体を上下に挟み込む上位ベルトコンベア及び下位ベルトコンベアを備えているものを採用することができる。
【0008】
また、前記物品搬送手段としては、前記集積体を載せるバケットと、前記バケットに載せられた前記集積体を、前記バケットに対して搬送方向に位置決めする第1位置決めガイドと、前記バケットに載せられた前記集積体を、搬送経路の幅方向に位置決めする第2位置決めガイドとを備えているものを採用することができる。
【発明の効果】
【0009】
以上のように、請求項1に係る発明のカートナーでは、物品挿入手段が、集積体を搬送経路の側方に押し出すプッシャと、挿入位置で集積体を上方から押える押え手段とを有し、押え手段によって集積体を上方から押えながら、集積体をプッシャによって側方に押し出すようにしたので、集積体における最上位の物品の浮き上がりや位置ずれを抑えることができ、プッシャによって集積体を安定した状態で確実にカートン内に挿入することができる。
【0010】
また、物品供給手段として、集積体を上下に挟み込む上位ベルトコンベア及び下位ベルトコンベアを備えているものを採用し、上位ベルトコンベア及び下位ベルトコンベアによって集積体を上下に挟み込んだ状態で搬送すると、集積体が崩れにくく、物品自体が軽量であっても、安定した状態で集積体を供給することができる。
【0011】
また、物品搬送手段として、集積体を載せるバケットと、バケットに載せられた集積体を、バケットに対して搬送方向に位置決めする第1位置決めガイドと、バケットに載せられた集積体を、搬送経路の幅方向に位置決めする第2位置決めガイドとを備えているものを採用すると、物品供給手段によって供給された集積体を適正な集積状態で挿入位置に搬送することができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】この発明に係るカートナーの一実施形態を示す平面図である。
【図2】同上のカートナーを構成している物品供給手段を示す側面図である。
【図3】同上のカートナーを構成している物品搬送手段を示す平面図である。
【図4】同上の物品搬送手段を構成している第1位置決めガイドを示す側面図である。
【図5】同上のカートナーを構成している物品挿入手段を示す平面図である。
【図6】同上の物品挿入手段を示す概略側面図である。
【図7】(a)は同上の物品挿入手段を構成している押え手段を示す平面図、(b)は同上の物品挿入手段を構成しているプッシャによる集積体の押出途中を示す概略側面図である。
【図8】同上の物品挿入手段を構成している押え手段を示す側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、マスク等の扁平な物品を1枚づつ包装した不定形で扁平な軽量のピロー包装体(以下、物品という)を多数枚積み重ねた集積体を箱詰め包装するカートナー1を示しており、このカートナー1には、不定形で扁平な軽量の物品(縦95mm〜110mm×横185mm〜230mm×厚さ1.5mm〜3.0mm、重量4g〜8g)が、多数枚積み重ねた集積体PGの状態で供給されるようになっている。
【0014】
このカートナー1は、同図に示すように、供給される集積体PGを物品搬送経路上の供給位置αに所定のタイミングで順次供給する物品供給手段10と、この物品供給手段10によって供給された集積体PGを物品搬送経路に沿って搬送する物品搬送手段20と、胴部を筒状に開口した状態のカートンCを挿入領域(挿入位置)βに順次搬送するカートン搬送手段30と、物品搬送手段20によって集積体PGを搬送しながら、物品搬送経路上の挿入領域βにおいてカートンCの胴部に挿入する物品挿入手段40とを備えている。
【0015】
前記物品供給手段10は、図1及び図2に示すように、供給される集積体PGを上下に挟み込む上位ベルトコンベア11a〜18a及び下位ベルトコンベア11b〜18bからなる8組のコンベアユニット11〜18と、最下流側に配設されたベルトコンベア19とから構成されており、各ベルトコンベアは、サーボモータMによって駆動されるようになっている。
【0016】
前記各コンベアユニット11〜18の入り口側には、上流側から送られてくる集積体PGを検出する集積体検出センサSが配設されており、図示しないコントロールユニットが、各集積体検出センサSによる集積体PGの検出信号に基づいて、それぞれのコンベアユニット11〜18及びベルトコンベア19の搬送速度を個別に制御することで、物品搬送経路上の供給位置αに所定のタイミング及び所定の速度で集積体PGが供給されるようになっている。なお、物品搬送経路の供給位置αには、搬送方向に延びる複数の受け部材Rが所定間隔を開けて並設された簀の子状の集積体供給部が設けられており、この集積体供給部の上に集積体PGが載置されるようになっている。
【0017】
前記物品搬送手段20は、図1、図3、図5及び図6に示すように、供給位置αと挿入領域βとを通過するように、多数のバケット24を所定ピッチで物品搬送経路上を循環移動させるバケットコンベア21を備えており、物品供給手段10によって供給位置αに供給された集積体PGをバケット24が受け取って挿入領域βまで搬送するようになっている。
【0018】
前記バケットコンベア21は、物品搬送経路の両端部に配設された一対のスプロケット22と、この一対のスプロケット22に掛け渡され、所定ピッチで多数のバケット24が取り付けられた無端チェーン23とを備えており、図示しない駆動源によって、一方のスプロケット22を回転駆動することで、バケット24が物品搬送経路上を循環移動するようになっている。
【0019】
前記バケット24は、図4に示すように、無端チェーン23に取り付けられたベースプレート24aと、このベースプレート24aの前端及び後端からそれぞれ立ち上がる前面板24b及び後面板24cとを備えており、前面板24b及び後面板24cは、物品搬送経路の供給位置αに設けられた簀の子状の集積体供給部の下側を通過することができるように、集積体供給部を形成している各受け部材が嵌り込む切欠部を有する櫛歯状に形成されている。
【0020】
また、前記物品搬送手段20は、供給位置αにおいてバケット24に載せられた集積体PGを、バケット24に対して搬送方向に位置決めする第1位置決めガイド25と、挿入領域βの手前で、バケット24に載せられた集積体PGを物品搬送経路の幅方向に位置決めする第2位置決めガイド28とを備えている。
【0021】
前記第1位置決めガイド25は、図3及び図4に示すように、先端側が上下方向に回動可能に支持された3本の回動アーム26と、各回動アーム26の先端部に取り付けられた、集積体PGの搬送方向に延びる3本のガイドバー27とを備えており、各ガイドバー27は、集積体PGの搬送方向の上流側が先端に向かって斜め上方に傾斜している。
【0022】
前記ガイドバー27は、バケット24の前面板24b及び後面板24cにそれぞれ形成された切欠部に嵌り込んで、集積体PGを上方から軽く押さえ付けるようになっており、図4に示すように、供給位置αを通過するバケット24に載置された集積体PGの各物品が搬送方向に位置ずれしていたとしても、バケット24が第1位置決めガイド25を通過する際、集積体PGがガイドバー27によって下方側に押されながらバケット24が挿入領域β側に搬送されていくので、バケット24内で集積体PGの各物品が搬送方向上流側にずれながらバケット24の後面板24cに当接し、集積体PGがバケット24内で搬送方向に位置決めされるようになっている。
【0023】
前記第2位置決めガイド28は、物品搬送経路の幅方向の両側に配設された一対のガイド板28a、28bによって構成されており、物品搬送経路の幅方向の物品供給手段10側のガイド板28aは、その内面であるガイド面が搬送方向上流側に向かって外側に傾斜している。従って、バケット24が第2位置決めガイド28を通過する際、バケット24に載置されている集積体PGが、ガイド板28aの傾斜したガイド面に当接することによってガイド板28b側に押されながら、最終的に集積体PGが物品搬送経路の幅方向に位置決めされるようになっている。
【0024】
前記カートン搬送手段30は、図示しないカートン供給装置によって供給されるシート状に折り畳まれたカートンCを、カートン供給位置で受け取って、胴部を筒状に開口した状態で搬送するようになっており、挿入領域βにおいて物品挿入手段40によって集積体PGが挿入されたカートンCは、カートン搬送手段30によって搬送しながら、図示しない封緘装置によって封緘されるようになっている。
【0025】
前記物品挿入手段40は、図5及び図6に示すように、挿入領域βにおいて、集積体PGを物品搬送経路の側方に押し出す本体ユニット41と、この本体ユニット41が集積体PGを押し出す初期段階で、集積体PGをその上方から押える押え手段48と、本体ユニット41が押し出した集積体PGをカートンC内に案内する導入ガイドユニット53とを備えており、本体ユニット41と導入ガイドユニット53とは、挿入領域βにおいて、物品搬送経路を挟んで両側に配設されている。
【0026】
前記本体ユニット41は、物品搬送経路の幅方向の一方側において、挿入領域βの両端部に配設された一対のスプロケット42と、この一対のスプロケット42に掛け渡された無端チェーン43と、バケット24の配設ピッチと同一ピッチで、無端チェーン43に取り付けられた多数のプッシャ44とを備えており、図示しない駆動源によって、一方のスプロケット41を回転駆動することで、プッシャ44が、挿入領域βに搬送されてくるバケット24と並んで循環移動するようになっている。
【0027】
前記プッシャ44は、無端チェーン43に所定ピッチで取り付けられたベース部材45と、このベース部材45に進退可能に支持されたプッシャ本体46と、このプッシャ本体46を進退させるカム機構47とを備えており、本体ユニット41が挿入領域βを移動しながら、プッシャ本体46が物品搬送経路側に前進し、バケット24内に載置された集積体PGを物品搬送経路の他側側に押し出すようになっている。
【0028】
前記カム機構47は、図5に示すように、プッシャ本体46の後端部に支持されたカムフォロア47aと、このカムフォロア47aが嵌り込むカム溝が形成されたカム板(図示せず)とから構成されており、カムフォロア47aがカム溝に沿って移動することにより、プッシャ本体46が進退するようになっている。
【0029】
前記押え手段48は、集積体PGの上面を直接押える押えユニット49と、集積体PGの上面にエアーを吹き付けることで、集積体PGの上面を間接的に押さえ付けるエアブロー52とから構成されており、押えユニット49及びエアブロー52は、物品搬送経路における挿入領域βの入口部分に配設されている。
【0030】
前記押えユニット49は、図7(a)及び図8に示すように、先端側が上下方向に回動可能に支持された3本の回動アーム50と、各回動アーム50の先端部に取り付けられた、集積体PGの搬送方向に延びる3本の押えバー51a、51b、51cとを備えており、各押えバー51a、51b、51cは、集積体PGの搬送方向の上流側が先端に向かって斜め上方に傾斜している。
【0031】
押えユニット49を構成している3本の押えバー51a、51b、51cは、物品搬送経路の幅方向のプッシャ44側に配設されており、図5に示すように、プッシャ44による集積体PGの押出作業は、プッシャ44を載置しているバケット24を下流側に搬送しながら行われるので、プッシャ本体46が集積体PGを押し出し始める際に、プッシャ本体46と3本の押えバー51a、51b、51cとが緩衝しないように、プッシャ本体46が最初に接近する本体ユニット41側の押えバー51aが最も短く、導入ガイドユニット53側に向かって徐々に長くなっている。
【0032】
前記エアブロー52は、最も短い押えバー51aの先端側に配設されており、図7(a)に示すように、プッシャ本体46が集積体PGを押し出す際に、押えユニット49によって押えることができない集積体PGにおけるプッシャ44側の端縁に集中的にエアを吹き付けるようになっている。
【0033】
従って、集積体PGにおける最上位の物品のプッシャ44側の端縁が浮き上がっていた場合でも、押え手段48によって、バケット24内に載置されている集積体PGの上面におけるプッシャ44側を主として押えることで、集積体PGにおける上位の物品の端縁がプッシャ本体46による押出可能高さ内に位置することになり、図7(b)に示すように、プッシャ本体46が集積体PG全体を確実に押し出すことができるようになっている。
【0034】
前記導入ガイドユニット53は、物品搬送経路とカートンCの搬送経路との間において、挿入領域βの両端部に配設された一対のスプロケット54と、この一対のスプロケット54に掛け渡された無端チェーン55と、バケット24の配設ピッチと同一ピッチで、無端チェーン55に取り付けられた多数のガイド本体56とを備えており、図示しない駆動源によって、一方のスプロケット54を回転駆動することで、ガイド本体56が、挿入領域βに搬送されてくるバケット24及びカートンCと並んで循環移動するようになっている。
【0035】
前記ガイド本体56は、無端チェーン55に取り付けられたベースプレート57と、このベースプレート57の前端及び後端からそれぞれ立ち上がるガイド板58とを備えており、ガイド板58は、ガイド面となるそれぞれの内面が、カートンC側に向かって徐々に接近するように傾斜している。
【0036】
以上のように、このカートナー1では、物品挿入手段40が、集積体PGを搬送経路の側方に押し出すプッシャ44を有する本体ユニット41と、挿入領域βで集積体PGを上方から押える、押えユニット49及びエアブロー52とからなる押え手段48と、プッシャ44が押し出した集積体PGをカートンC内に案内するガイド本体56を有する導入ガイドユニット53とを備えており、押えユニット49及びエアブロー52によって集積体PGを上方から押えながら、集積体PGをプッシャ44によって側方に押し出すようにしたので、集積体PGにおける最上位の物品の浮き上がりや位置ずれを抑えることができ、プッシャ44によって集積体PGを安定した状態で確実にカートンC内に挿入することができる。
【0037】
また、このカートナー1では、物品供給手段10として、集積体PGを上下に挟み込む上位ベルトコンベア11a〜18a及び下位ベルトコンベア11b〜18bからなる8組のコンベアユニット11〜18を備えており、上位ベルトコンベア11a〜18a及び下位ベルトコンベア11b〜18bによって集積体PGを上下に挟み込んだ状態で搬送するようにしているので、集積体PGが崩れにくく、物品自体が軽量であっても、安定した状態で集積体PGを供給位置αに供給することができる。
【0038】
また、このカートナー1では、物品搬送手段20として、集積体PGを載せるバケット24と、バケット24に載せられた集積体PGを、バケット24に対して搬送方向に位置決めする第1位置決めガイド25と、挿入領域βの手前で、バケット24に載せられた集積体PGを物品搬送経路の幅方向に位置決めする第2位置決めガイド28とを備えているので、物品供給手段20によって供給された集積体PGを適正な集積状態で挿入領域βに搬送することができる。
【0039】
なお、上述した実施形態では、集積体PGをその上方から押える押え手段48を、集積体PGの上面を押えバー51a、51b、51cによって直接押える押えユニット49と、集積体PGの上面にエアーを吹き付けることで、集積体PGの上面を間接的に押さえ付けるエアブロー52とによって構成しているが、これに限定されるものではなく、集積体PGの上面を十分かつ確実に押えることができるのであれば、いずれか一方だけを設けることも可能である。
【産業上の利用可能性】
【0040】
本発明のカートナーは、マスク等の扁平な商品を1枚づつピロー包装してなるピロー包装体のように、不定形で扁平な物品を多段に積み重ねた集積体を箱詰めする場合に利用することができる。
【符号の説明】
【0041】
1 カートナー
10 物品供給手段
11〜18 コンベアユニット
11a、12a、13a、14a、15a、16a、17a、18a 上位ベルトコンベア
11b、12b、13b、14b、15b、16b、17b、18b 下位ベルトコンベア
19 ベルトコンベア
20 物品搬送手段
21 バケットコンベア
22 スプロケット
23 無端チェーン
24 バケット
24a ベースプレート
24b 前面板
24c 後面板
25 第1位置決めガイド
26 回動アーム
27 ガイドバー
28 第2位置決めガイド
28a、28b ガイド板
30 カートン搬送手段
40 物品挿入手段
41 本体ユニット
42 スプロケット
43 無端チェーン
44 プッシャ
45 ベース部材
46 プッシャ本体
47 カム機構
47a カムフォロア
48 押え手段
49 押えユニット
50 回動アーム
51a、51b、51c 押えバー
52 エアブロー
53 導入ガイドユニット
54 スプロケット
55 無端チェーン
56 ガイド本体
57 ベースプレート
58 ガイド板
C カートン
PG 集積体
M サーボモータ
S センサ
α 供給位置
β 挿入領域(挿入位置)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
不定形で扁平な物品を積み重ねた集積体を搬送経路上の供給位置に供給する物品供給手段と、
前記物品供給手段によって供給された前記集積体を搬送経路に沿って搬送する物品搬送手段と、
前記集積体を、前記物品搬送手段によって搬送しながら、搬送経路上の挿入位置でカートンに挿入する物品挿入手段と
を備えたカートナーにおいて、
前記物品挿入手段は、前記集積体を搬送経路の側方に押し出すプッシャと、
挿入位置で前記集積体を上方から押える押え手段と
を有し、
前記集積体を、前記押え手段によって上方から押えながら、前記プッシャによって側方に押し出すようにしたことを特徴とするカートナー。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2012−201409(P2012−201409A)
【公開日】平成24年10月22日(2012.10.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−70227(P2011−70227)
【出願日】平成23年3月28日(2011.3.28)
【出願人】(000238005)株式会社フジシールインターナショナル (641)
【Fターム(参考)】