説明

カールドライヤー

【課題】ロールブラシやブローブラシを用いて髪をカールしたり髪癖をとったりして髪を整える際に髪全体に温風が円滑に当たり、また広い範囲の髪を適切に加熱してカールなどの癖付けがし易くし髪を整え易くする。
【解決手段】吹き出し口に接続された基部からカバー22内を先端に向かって伸びる中空形状であってその外周から温風をカバー22内面に向かって吐出する軸体20と、カバー22の少なくとも一部となる金属製ブリッスル保持体22とを備え、ブリッスル保持体22にはブリッスル24Aを内側から貫通させて保持する貫通孔46と、軸体20の外周からカバー22内面に導かれる温風をブリッスル24Aの間から吹き出して髪に導く温風吐出口48とが形成されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、髪に温風を吹き付けながら髪をカールしたり髪を癖付けしたり、髪を整えたりするために用いるカールドライヤーに関するものである。
【背景技術】
【0002】
この種のカールドライヤーには、円筒状の毛巻き胴外周から全周囲方向にブリッスルが放射状に突出したロールブラシや、円筒状カバーの一部をその長手方向に切り欠いた開口にブリッスルを設けたブローブラシが知られている。そしてこれらのブリッスルの根本付近から温風を外側に吹き出させ髪に当てながら髪をカールしたり、髪癖を付けたり、髪癖ととったりして、髪を整えるものである。
【0003】
特許文献1には、毛巻き胴3全体を合成樹脂製としてここに多数のブリッスル11を一体に形成し、ブリッスル11の根本付近の間に複数の温風孔12を形成したものが開示されている。ここにこの毛巻き胴3の内側には、基部をドライヤなどの温風吹き出し口に接続した軸体2を通し、この軸体2の外周に形成した軸方向に長い溝10と、毛巻き胴3の内面との間に温風の通路を形成し、この溝10を通して温風を温風孔12に導くものである。
【0004】
特許文献2には、固定内筒54の外側にブリッスルを一体に形成したブラシ体55を設け、固定内筒54内に導かれる温風を、これらの外周に開口する通気口22、64から髪に導くロールブラシA1が記載されている(段落0037、0053、図4、6)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開平7−136013号公報
【特許文献2】特開2007−105144号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
これら従来のものは、ブリッスルを保持する手巻き胴、あるいはブラシ体が合成樹脂で成形され、また温風の吹き出し位置は吐出口に限定されている。このため、温風が当たる髪の位置が限定され、髪全体を均一に加熱することができない。また一部の髪が加熱の不足によりカールや癖付けがしにくく、髪全体を能率良く整えることが困難であるという問題があった。
【0007】
この発明はこのような事情に鑑みなされたものであり、ロールブラシやブローブラシを用いて髪をカールしたり髪癖をとったりして髪を整える際に髪全体に温風が円滑に当たり、また広い範囲の髪を適切に加熱してカールなどの癖付けがし易くし髪を整え易くしたカールドライヤーを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
この発明によればこの目的は、ドライヤなどの温風吹き出し口に一端(基部)が接続され前記温風吹き出し方向に長い筒状のカバーと、このカバーの少なくとも一部に保持されたブリッスルとを備え、前記ブリッスルの根本付近から外側に向かって温風を吹き出すようにしたカールドライヤーにおいて、前記吹き出し口に接続された基部から前記カバー内を先端に向かって伸びる中空形状であってその外周から前記温風をカバー内面に向かって吐出する軸体と、前記カバーの少なくとも一部となる金属製ブリッスル保持体とを備え、前記ブリッスル保持体には前記ブリッスルを内側から貫通させて保持する貫通孔と、前記軸体の外周からカバー内面に導かれる温風を前記ブリッスルの間から吹き出して髪に導く温風吐出口とが形成されている、ことを特徴とするカールドライヤー、により達成される。
【発明の効果】
【0009】
この発明によれば、軸体はその外周から前記温風をカバー内面に向かって吐出する一方、軸体を囲むカバーの少なくとも一部を金属製のブリッスル保持体とし、このブリッスル保持体の貫通孔にブリッスルを内側から通して保持し、軸体の外周よりカバーの内面に向かって導かれる温風をブリッスルの間から吹き出して髪に導く温風吐出口とを形成したから、軸体の外周からブリッスル保持体の内面に温風が能率良く導かれ、ブリッスル保持体やカバーに巻きつけられた髪に温風が能率良く当たり、髪を加熱することができる。またブリッスル保持体は金属製であってその内面に軸体外周から吹き出す温風が当たるので、ブリッスル保持体全体が十分に加熱され、この表面に巻きつけられた髪が能率良く加熱される。このため髪のカールや癖取りが能率良くできる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本発明の一実施例であるロールブラシを用いたカールドライヤの斜視図
【図2】そのロールブラシ部分の側面図
【図3】同じく図2におけるIII−III線断面図
【図4】同じくロールブラシの先端側から見た平面図
【図5】図2におけるロールブラシの底面図
【図6】ロールブラシ部の側断面図
【図7】同じくロールブラシ部の分解斜視図
【図8】軸体の側面図(A)と右側面図(B)と平面図(C)
【図9】ブリッスル連結体の側面図(A)と右側面図(B)と平面図(C)
【発明を実施するための形態】
【0011】
軸体は先端に向かって次第に縮径した立体骨組み構造とし、その外周から外側に突出し前記温風を軸体の内側からブリッスル保持体の温風吐出口に導く偏向板を固定しておくのが望ましく、このようにすれば軸体の一端(基部)から流入した温風をこれらの偏向板によって円滑にブリッスル保持体の内面に導くことができる(請求項2)。
【0012】
この場合に、全ての偏向板の外周側の縁は金属製ブリッスル保持体の内面に接近させ、軸体の先端側に位置する偏向板の内径側を基部側に位置する偏向板の内径側より順に軸体の中心軸側に変位させることにより、軸体内から外側への温風の流れを軸方向に均一化しかつ円滑にして、ブラシの長手方向に温風の吐出を一層均等化することができる(請求項5)。
【0013】
前記カバーは円筒状のロールブラシとすることができ、このロールブラシは、ブリッスルの貫通孔と温風吐出口とが形成され軸体に支持された円筒状の金属製ブリッスル保持体と、複数のブリッスルの基部を連結したブリッスル連結体とを備え、この金属製ブリッスル保持体の内面と前記軸体との間に前記ブリッスル連結体の連結部を保持してブリッスルを前記貫通孔を貫通して外側に突出させる構成とすることができる(請求項3)。
【0014】
この場合には、ブリッスル連結体は複数のブリッスルを直線に沿って並べて連結したものとし、複数のブリッスル連結体はそれぞれの連結部が軸体の外周に長手方向に沿って設けた複数のリブと円筒状ブリッスル保持体の内面との間に保持することができる(請求項4)。すなわち円筒状ブリッスル保持体の内面からブリッスルを貫通孔に貫通させてブリッスル連結体を円周に沿って並べ、この状態で各ブリッスル連結体を軸体のリブに沿わせて軸体をブリッスル保持体内に進入させることにより組み立てることができ、組み立て性がよい。
【0015】
円筒状ブリッスル保持体に設ける温風吐出口は、各ブリッスル連結体の間でかつ偏向板の間(軸体の長手方向に離れた偏向板の間)に軸体の長手方向に沿って複数形成するのがよい(請求項6)。温風吐出口は軸体の長手方向に長い形状にすれば、その開口面積を大きくして温風の吐出を一層円滑にすることができる。なおこの温風吐出口は円形であっても良い。また、ブリッスルが通る貫通孔は、ブリッスルの基部の径よりも大きくしてブリッスルと貫通孔の間隙からも温風が外へ流出するようにすれば、髪に導かれる温風の吐出位置がさらに増えることになり、髪に導かれる温風が一層均一化される。
【0016】
カバーは周方向の一部にブリッスルを有するブローブラシであってもよい。この場合は、外周面の一部を長さ方向に切り欠いた開口を有するカバー半体と、このカバー半体の開口に装着され前記ブリッスルを通す貫通孔と軸体から導かれる温風を外へ導く温風吐出口とが形成された横断面半円弧状(雨樋状)の金属製ブリッスル保持体とを備える構成とすることができる(請求項7)。
【実施例1】
【0017】
図1に示すカールドライヤーは、ロールブラシを用いたものである。この図において、符号10はドライヤの本体部であり、この本体部10の略円筒状のグリップ兼用のケース12の中には電動送風ファン、ヒータ(共に図示せず)などが収容され、外面に設けたスイッチ14の手動操作によってこれらをオンオフ制御することができる。なおスイッチ14に近接してロックボタン16が設けられ、このロックボタン16は後記するロールブラシ18を着脱する際に用いるものである。ケース12の上端は円形の開口であり、ここにロールブラシ18が接続され、この開口からヒータで暖められた温風が流出する。
【0018】
ロールブラシ18は図7、8に示す軸体20と、金属製ブリッスル保持体22と、ブリッスル連結体24などを組み合わせたものである。軸体20は、その基部側にあって前記ケース12の開口に接続される円筒状の連結部26と、この連結部26より小径で複数の(6本の)脚部28によって軸方向に離して接続された軸体骨組み部30とを樹脂(例えばPC、ポリカーボネートなど)で一体に形成したものである。従ってこれらの脚部28の間に温風を軸体骨組み部30の外側に導く温風通路32が形成される。
【0019】
軸体骨組み部30は図7、8に示すように、その基部側の円筒部34の内側に間隙をあけてリブによって固定された内リング36から先端に向かって次第に縮径した立体骨組み構造である。すなわち、軸方向に平行に伸びる6本の縦リブ38と、これらの縦リブ38を所定間隔ごとに繋ぎ本発明の偏向板となる環状リブ40と、縦リブ38の先端に固定された先端蓋部42とを有する。ここに縦リブ38は軸体骨組み部30の中心から放射方向に薄い板状であり、縦リブ38と環状リブ40の間に軸体骨組み部30の内側から外側に開く開口である温風通路44が形成される。
【0020】
また縦リブ38の 幅、すなわち軸体骨組み部30の中心から放射方向の幅は、基部側(内リング36側)が狭く、先端蓋部42側に向かって次第に(段階的に)広くなっている(図8(B)参照)。縦リブ38の外側縁は金属製ブリッスル保持体22との間に保持されるブリッスル連結体24を内側から保持するようにその幅が設定されている。すなわちブリッスル連結体24は、図7、9に示すように、一列に並ぶブリッスル24Aを連結部24Bによって一体形成し連結したものである。このブリッスル連結体24は適度な柔軟性を有する合成樹脂、例えばTPE(熱可塑性エラストマー)で作られる。前記縦リブ38の外縁は、ブリッスル24Aと反対側の連結部24Bの裏面に形成した凹溝24C(図9(C)参照)に係合し、縦リブ38は図3に示すように金属製ブリッスル保持体22との間に連結部24Bを保持するものである。
【0021】
ここに金属製ブリッスル保持体22は、本発明の筒状のカバーとなるものであって、金属(アルミニュームや銅などの熱伝導性が良い金属が望ましい。)の円筒を軸に沿って2分割した形状に形成したものであり、分割した半円筒状半体22A、22Aの対向縁は内側(内径側)に折曲されたフランジ部22Bとなっている。これら半体22Aには、図2、7に示すように、ブリッスル24Aが貫通する貫通孔46と温風吐出口48とが適宜数開口している。貫通孔46はブリッスル連結体のブリッスル24Aに対応して軸方向に直線上に配列されている。温風吐出口48は、これらの貫通孔46の配列直線の間に適宜数開口されている。
【0022】
またこれらの半体22Aは、フランジ部22Bを互いに突き合わせることにより円筒状になる。一方前記軸体20の軸体骨組み部30には、図3に示すように、縦リブ38の間にあって縦リブ38と平行で対向する2枚一組のフランジ挟持用リブ46が周方向の対称位置にそれぞれ1組ずつ一体に形成されている。対向する2枚のフランジ挟持用リブ46は、金属製ブリッスル保持体22の各半体22Aに設けたフランジ部22Bを突き合わせた状態で、重ね合わせたフランジ部22B、22Bを挟んで保持する。
【0023】
各半体22Aは、予めブリッスル連結体24のブリッスル24Aを貫通孔46に内側から貫通させた状態で、図6、7から明らかなように、その下縁を軸体骨組み部30の円筒部34の上縁に形成した凹溝に係合し、その上縁を軸体骨組み部30の先端蓋部42に固定されるキャップ50に係合させて固定する。すなわち各半体22Aのフランジ部22Bを突き合わせて軸体骨組み部30のフランジ挟持用リブ46の間に挿入する。この時各ブリッスル連結体24の連結部24の凹溝24Cを縦リブ38に係合させながら、各半体22Aを軸体骨組み部30に組み付ける。なおキャップ50は、その中心に上方から差し込んだタッピングネジ52を先端蓋部42のボス部に螺入することにより固定される。
【0024】
前記偏向板40は、この実施例では図6に示すように軸体骨組み部30の長手方向に4段階に設けられている。軸体骨組み部30の縦リブ38は、内縁(中心側の縁)が先端に向かって次第に中心側に変位しているから、偏向板40の内縁も先端側のものが段階的に中心側に伸びることになる。このため軸体骨組み部30の中に流入した温風は、各段階の偏向板40に順次当たって、軸体骨組み部30の温風通路44から外周側へ導かれる。
【0025】
このロールブラシ18は、円筒状の連結部26をドライヤーの本体部側の温風吹き出し口に接続し、スイッチ14の操作により温風を吹き出させる。温風の一部は図6に矢印で示すように、温風通路32を通って金属製ブリッスル保持体22の外側に流れ、残りの大部分は軸体骨組み部30の基部側の円筒部34を通って軸体骨組み部30の中に流れる。軸体骨組み部30の中に入った温風は、流れ方向に順次内側へ内縁が伸びる各段階の偏向板40によって外側に順次偏向され温風通路44を通って金属製ブリッスル保持体22の内面に導かれる。従って温風の吐出量は、ロールブラシ18の長手方向に均等化される。この温風は金属製ブリッスル保持体22の温風吐出口48から外に流出する。また貫通孔46とブリッスル24Aとの間に間隙がある場合は、この間隙からも温風が外に流出する。
【0026】
このロールブラシ18を使用する時には、本体部10を持って髪をロールブラシ18に巻きつけて、髪をカールしたり、髪癖を付けたり、髪癖を直したりする。この時温風の一部は温風通路32から金属製ブリッスル保持体22の外側に流れ、残りの温風は温風吐出口48から外に流れる。このため金属製ブリッスル保持体22に巻き付きかつブリッスル24Aに保持された髪に十分な量の温風が当たることになり、髪の加熱が促進される。
【0027】
また金属製ブリッスル保持体22は金属製であるから、その内面に入った温風により加熱されるから、ここに巻き付いている髪はこの金属製ブリッスル保持体22の表面からの伝熱によっても加熱される。従って髪の加熱は一層促進され、髪のカールなどの能率が向上する。
【符号の説明】
【0028】
10 ドライヤーの本体部
18 カールドライヤーとしてのロールブラシ
20 軸体
22 筒状のカバーとなる金属製ブリッスル保持体
24 ブリッスル連結体
24A ブリッスル
24B 連結部
26 基部側の連結部
30 軸体骨組み部
32、44 温風通路、
34 基部側の円筒部
40 偏向板
46 ブリッスル貫通孔
48 温風吐出口

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ドライヤなどの温風吹き出し口に一端が接続され前記温風吹き出し方向に長い筒状のカバーと、このカバーの少なくとも一部に保持されたブリッスルとを備え、前記ブリッスルの根本付近から外側に向かって温風を吹き出すようにしたカールドライヤーにおいて、
前記吹き出し口に接続された基部から前記カバー内を先端に向かって伸びる中空形状であってその外周から前記温風をカバー内面に向かって吐出する軸体と、
前記カバーの少なくとも一部となる金属製ブリッスル保持体とを備え、
前記ブリッスル保持体には前記ブリッスルを内側から貫通させて保持する貫通孔と、前記軸体の外周より導かれる温風を前記ブリッスルの間から吹き出して髪に導く温風吐出口とが形成されている、
ことを特徴とするカールドライヤー。
【請求項2】
軸体は先端に向かって次第に縮径した立体骨組み構造であり、その外周から外側に突出し前記温風を軸体の内側からブリッスル保持体の温風吐出口に導く偏向板が固定されている請求項1のカールドライヤ。
【請求項3】
前記カバーは円筒状のロールブラシであり、このロールブラシは、ブリッスルの貫通孔と温風吐出口とが形成され軸体に支持された円筒状の金属製ブリッスル保持体と、複数のブリッスルの基部を連結したブリッスル連結体とを備え、
この金属製ブリッスル保持体の内面と前記軸体との間に前記ブリッスル連結体の連結部が保持されブリッスルが前記貫通孔を貫通して外側に突出している請求項1または2のカールドライヤー。
【請求項4】
ブリッスル連結体は複数のブリッスルを直線に沿って並べて連結したものであり、複数のブリッスル連結体はそれぞれの連結部が軸体の外周に長手方向に沿って設けた複数の縦リブと円筒状ブリッスル保持体の内面との間に保持されている請求項3のカールドライヤー。
【請求項5】
全ての偏向板の外周側は金属製ブリッスル保持体の内面に接近し、軸体の先端側に位置する偏向板の内径側が基部側に位置する偏向板の内径側より順に軸体の中心軸側に変位している請求項1のカールドライヤー。
【請求項6】
温風吐出口は、各ブリッスル連結体の間でかつ偏向板の間に軸体の長手方向に沿って複数形成されている請求項4のカールドライヤー。
【請求項7】
カバーは周方向の一部にブリッスルを有するブローブラシであり、このブローブラシは、外周面の一部を長さ方向に切り欠いた開口を有するカバー半体と、このカバー半体の開口に装着され前記ブリッスルを通す貫通孔と軸体から導かれる温風を外へ導く温風吐出口とが形成された横断面半円弧状の金属製ブリッスル保持体とを備える請求項1のカールドライヤー。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2013−59580(P2013−59580A)
【公開日】平成25年4月4日(2013.4.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−201325(P2011−201325)
【出願日】平成23年9月15日(2011.9.15)
【出願人】(310018412)株式会社泉精器製作所 (16)
【Fターム(参考)】