説明

ガイド板機構およびそのガイド板機構を備えた電子機器

【課題】表示機器の側面にメディア挿入口を設けた場合でも、ユーザが側面を覗き込み、ディスク挿入口の奥行方向、さらには長手方向の位置を確認する必要がないディスクガイド板及びその機構を備えた電子機器を提供する。
【解決手段】ユーザが(イ)の方向から液晶パネル107がある正面に対峙すると、メディア挿入口102の後方にガイド板101が設置されている。この時、メディア挿入口の長手方向103の後方の辺は、ガイド板の前面108と同一平面上にある。このようにメディア挿入口の後方にガイド板が設置されることで、ユーザがメディアを前方から持ってきた時、メディアがガイド板に当たることで適切な奥行方向の位置を知らせる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、スロットインドライブへのメディア挿入時に、奥行方向などの挿入位置をユーザにガイドするためのガイド板機構及びそのガイド板機構をもつ電子機器に関する。
【背景技術】
【0002】
非特許文献1は、テレビ表示機器とDVDディスクドライブ機構を一体化させた製品である。表示機器の正面、つまりユーザが対峙する面側に設けられたメディア挿入口に、ユーザがビデオテープやディスクを挿入すると、表示機器の前面に対して垂直な方向(奥行方向)にビデオテープやディスクが入っていく。しかし、近年のディスプレイ表示の薄型化により、薄型ディスプレイでは、表示機器の奥行き方向に沿ってメディアを挿入させると、ディスプレイ本体の奥行長がメディアの奥行長に足りなくなることがある。
【0003】
そこで、非特許文献2や非特許文献3のように、機器の側面にディスク挿入口を設ける仕様のものが登場した。メディア挿入口の短手方向とディスプレイの奥行方向を同じ方向にすると、薄型表示機器であってもドライブ機構との一体型が可能になった。
【0004】
ただ、このようにメディア挿入口がユーザが機器の正面に対峙した時に見えない仕様では、ユーザがDVDディスクなどのメディアを挿入する際、機器の側面を覗き込み、挿入口を確認してから、確認した挿入口にメディアを挿入していることになる。ユーザが慣れないうちは特に、側面にあるメディア挿入口を覗き込んで確認する、動作を行っている。この時、ユーザは主にメディア挿入口の長手方向の位置だけでなく奥行方向の位置も確認する。
【0005】
また、ディスクメディアにおいては、特許文献1に記載されている技術のように、多少ユーザのメディア挿入位置がずれていたとしても、ある程度の長手方向の位置ズレであれば、ローラーを用いて修正し、本来の位置に誘導することもできる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【非特許文献1】SHARP カラーテレビ VT−25DV70 取扱説明書、SHARP株式会社、P50
【非特許文献2】SHARP AQUOS DX1シリーズ 取扱説明書、SHARP株式会社、2008年、P29
【非特許文献3】FUJITSU FMV DESKPOWER/TEO Fシリーズ 製品カタログ、富士通株式会社、2009年、P3
【特許文献1】特開昭58−98870号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
表示機器をユーザが通常の状態で使用する場合であって、ユーザが対峙する表示機器の面(以下、「正面」とする。)にユーザが対峙した時に視界に入らず、正面とは別の側面等に、スロットインタイプのメディア挿入口が設けられている場合、ユーザがメディアをメディア挿入口に挿入しようとすれば、メディア挿入口の位置を確認するために、メディア挿入口がある面を覗き込むなど、ユーザが頭や体を移動させる必要がある。または、機器本体を回転させ、メディア挿入口を見やすくするなどの面倒な行動をユーザが行わなければならない。
【0008】
特許文献1の様にローラーなどを用いてメディア挿入口の長手方向のガイドを行う方法は存在するが、あくまでもメディア挿入口がユーザから見える位置にある場合を想定しており、ユーザに対して奥行方向のガイドは依然として行っていない。
【0009】
また、メディア挿入口の奥行方向をガイドする為のパーツを機器筐体内のドライブユニットに沿って収納する機構の場合、そのメディアドライブユニットには厚みがある為、メディア挿入口とは奥行方向がずれた位置からガイド板が突出することになり、単純に機器筐体内に収納したガイドを出すだけでは、ディスク挿入口への奥行方向のガイドは不正確なものとなってしまうといった課題を有している。
そこで、本発明はかかる課題を解決する為になされたものであり、表示機器の側面にメディア挿入口を設けた場合でも、ユーザが側面を覗き込み、ディスク挿入口の奥行方向、さらには長手方向の位置を確認する必要がないディスクガイド板及びその機構を備えた電子機器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の実施するためのガイド板機構は、メディア挿入口にメディアを挿入するためのガイドを行う、少なくとも一枚のガイド板を有するガイド板機構であって、前記ガイド板は表示機器側面の近傍に配置されており、前記ガイド板の平面上または平面の延長上に、前記メディア挿入口の一辺或いはメディアの一辺が重なる、ことを特徴とするガイド板機構である。
【0011】
更なる発明では、前記本発明の機構はメディア挿入口の後方に位置する前記ガイド板機構であって、該ガイド板機構は、ガイド板収納部と、ガイド板と、ガイドプレートと、連結板と、ガイド板を出し入れするための駆動部を備え、前記ガイド板と前記連結板を連結する第一の連結部と、前記連結板と前記ガイドプレートを連結する第二の連結部とで構成され、前記第一の連結部は、ガイド板が前記ガイド板収納部から突出すると、ガイド板が前方から後方に動く力が加わり、前記第二の連結部は、連結板が前記ガイド板収納部から突出すると、前記連結板が後方から前方に動く力が加わる、ことを特徴とするガイド板機構である。
【0012】
更なる発明では、前記本発明の機構はメディア挿入口の前方に位置する前記ガイド板機構であって、該ガイド板機構は、ガイド板収納部と、ガイド板と、ガイドプレートと、連結板と、ガイドを出し入れするための駆動部を備え、前記ガイド板と前記連結板を連結する第一の連結部と、前記連結板と前記ガイドプレートを連結する第二の連結部とで構成され、前記第一の連結部は、ガイド板が前記ガイド板収納部から突出すると、ガイド板が後方から前方に動く力が加わり、前記第二の連結部は、連結板が前記ガイド板収納部から突出すると、前記連結板が前方から後方に動く力が加わる、ことを特徴とするガイド板機構である。
【0013】
更なる発明では、前記ガイド板は、メディア挿入口の少なくとも一部を覆う形で収納される機構になっているものである。
【0014】
また、更なる発明では、上記のガイド板機構をもつ電子機器でもある。
【発明の効果】
【0015】
本発明に係るガイド板機構により、機器の正面に対峙したユーザから見えない、機器側面にメディア挿入口を設けた場合でも、ユーザが頭や体を移動させて側面を覗き込んだり、機器本体を動かしたりする事無く、メディア挿入口の奥行方向の位置のガイドが正確に行えるという顕著な効果を有する。
【0016】
また、更なる発明では、必要時以外はドライブを取り付けた機器の筐体内に収納し、同様にメディア挿入口の奥行方向の位置のガイドが正確に行えるようなガイド板機構を提供する。これにより、ガイド板が機器から突出するのはガイド板が必要な時だけであり、不要時にはガイド板を機器の筐体内に収納しておけるため、更にデザイン性が確保できるといった効果を有する。
【0017】
また、本発明によるガイド板機構は、見えてしまう部分の大きさをドライブの大きさよりも小さくすることができ、ドライブを直接出したものよりも目立ちにくいといった更なる効果も有する。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】メディア挿入口の一辺にガイド板を設けた時の実施形態の例を図示したもの
【図2】メディア挿入口の一辺に曲面を持つガイド板を設けた時の実施形態の例を図示したもの
【図3(a)】図1で示したガイド板を、メディア挿入口の前方、後方、下方の三箇所に設置した場合の実施形態の例を図示したもの
【図3(b)】図1で示したガイド板を、メディア挿入口の前方、後方、下方の三箇所に設置した場合の実施形態の例を図示したもの
【図4】ガイド板の長手方向が挿入するメディアの長手方向よりも小さく、更にメディアの上部と下部がガイド面に接さないような仕様の実施形態の例を図示したもの
【図5(a)】ガイド板が機器筐体内に収納される場合の機構の実施形態の例を図示したもの
【図5(b)】ガイド板が機器筐体内に収納される場合の機構の実施形態の例を図示したもの
【図6(a)】ネジリコイルバネを用いて連結部を制御する時の機構の実施形態の例を図示したもの
【図6(b)】ネジリコイルバネを用いて連結部を制御する時の機構の実施形態の例を図示したもの
【図7(a)】ガイド板がメディア挿入口に蓋をするように収納される場合の実施形態の例を図示したもの
【図7(b)】ガイド板がメディア挿入口に蓋をするように収納される場合の実施形態の例を図示したもの
【発明を実施するための形態】
【0019】
本発明では「正面」とは、ユーザが通常対峙する、機器の面を指し、例えば液晶テレビであれば、液晶パネルの面が機器の正面とする。「側面」とは、機器の正面に対して平行でない面、表示機器の左右両サイド側面、上下両サイドの面をさす。
【0020】
位置関係、方向関係を示す用語は、次の通りである。「長手方向」は、機器の正面と側面の交差線の方向であり、「奥行方向」とは、機器の正面に対して垂直な方向である。「前方」とは、機器の正面に対峙したユーザから見て手前の方向である。「後方」とは、機器の正面に対峙したユーザから見て奥の方向である。
【0021】
そこで、本発明の実施形態を、図1から図7を用いて説明する。尚、メディアの図例としてディスクメディアが記載されている図もあるが、先述のようにディスクのみならずiVDRなど他のメディアでも適用でき、さらに本発明が適用されるメディアの種類は問わないことはいうまでもない。
【0022】
図1は、メディア挿入口(102)の一辺にガイド板(101)を設けた時の実施形態1を図示したものである。ユーザが(イ)の方向から液晶パネル(107)がある正面に対峙すると、メディア挿入口(102)の後方にガイド板(101)が設置されたている。この時、メディア挿入口の長手方向(103)の後方の辺は、ガイド板の前面(108)と同一平面上にある。
【0023】
このようにメディア挿入口の後方にガイド板が設置される設計の場合、ユーザがメディアを前方から持ってきた時、メディアがガイド板に当たることで適切な奥行方向の位置を知らせる事ができるため、例えば暗闇などでも簡単にガイドできるといった効果を有する。
【0024】
また、ガイド板の長手方向の長さとメディア挿入口の長手方向の長さを同じにしたり、ユーザから見えるようにガイド板に印(図1の106に例示)を付けたりしておくことも本発明には有効であり、この様な仕様の場合、正面に対峙したユーザに対して、メディア挿入口の長手方向の位置を同時に示す事が出来る効果がある。
【0025】
また、挿入するメディアがディスクメディアの様に裏面全体が記録面になっているメディアを用いる場合、その記録面とガイド板が広く接することのないように、メディアを挿入する向きやガイド板を小さくすることで、記録面に傷が付くリスクが軽減する、といった更なる効果を有する。
【0026】
尚、メディア挿入口の前方にガイド板が設置される場合もある。この時、メディア挿入口の長手方向の前方の辺と、ガイド板の後面が同一平面上となる。
【0027】
図2は、メディア挿入口の一辺に曲面を持つガイド板(201)を設けた時の実施形態2を図示したものである。また、実施形態2では、ユーザは液晶パネル(207)がある正面に対峙する(イ)の方向から機器を見ることになり、ガイド板はメディア挿入口(202)の後方に設置されている。メディア挿入口の長手方向(203)の辺が、ガイド板の前面の平面の一部(208)と同一平面上にある場合を示しており、実施形態2では、斜線部分の面(208)で、メディアの挿入をガイドする。ガイド板の最も前方に位置する平面(208)の同一平面上に、メディア挿入口(202)の長手方向の後方の辺がある。
【0028】
尚、メディア挿入口の前方にガイド板が設置される場合もある。この時、ガイド板の最も後方に位置する平面の同一平面上に、メディア挿入口の長手方向の前方の辺がある。
【0029】
本実施形態のように、メディアの挿入を直接ガイドする平面部分がメディア挿入口と直接接していない場合、メディアをスライドさせてメディア挿入口に移動させた時、埃などを引きずってメディア装着部に入ってしまう事を防ぐといった更なる効果を有する。
【0030】
図3(a)および図3(b)は、図1で例示したガイド板を、メディア挿入口の前方(309)、後方(309)、下方(310)の三箇所に設置した場合の実施形態3を図示したものである。
【0031】
ここで図示された通り、前方、後方、下方の3つのガイド板全てが同様に揃っている必要はないが、このように多方面からガイドすることで、ユーザがメディアをメディア挿入口(302)まで移動させることがより楽になるといった効果がある。
【0032】
図4は、ガイド板の長手方向(403)が、挿入するメディアの長手方向(403)よりも小さく、更にメディアの上部と下部がガイド面に接さないような仕様の実施形態4を図示したものである。この時、ユーザは、挿入するメディアの上部と下部で挟み込む(あるいはつまむ)様にしてメディアを持つことができる。そのため、安定した持ち方ができるといった効果だけでなく、メディアを持つ事で指が奥行方向に飛び出る部分にガイド板が無いので、指がガイド板に当たりガイドを邪魔することがない、といった更なる効果も有する。
【0033】
また、挿入メディアがディスクメディアであった場合、次の様な効果もある。円盤型のディスクドライブの中心の穴は、チャッキングの際重要な役割を担っており、割れたりすると使用できなくなるため、円盤の端と端を持つ持ち方が最も良いとされる。しかし円盤の大きさや持ち易さから、ユーザは穴に指が触れた状態で使用してしまう場合もある。そこで、図4のようにガイド板の形状を工夫すると、チャッキングを行うために重要な中心の穴に触れない様、ユーザがディスクの端を持つ様に誘導できるという、更なる効果を有する。
【0034】
図4では図2で示したガイド板を機器筐体内に収納する機構も表しているが、その機構については、メディア挿入口の長手方向の中心線(411)の断面図(図5(a)および図5(b))を基に詳述する。
【0035】
図5(a)および図5(b)は、ガイド板が機器筐体内に充填(収納)される機構の実施形態5を図示したものである。 図5(a)から図5(b)へのガイド板の動き図で示すように、ガイド板駆動ギア(518)とラック(517)の動きに連動して、ガイド板出入口からガイド板(501)、連結板(512)、ガイドプレート(513)、が順に機器筐体内から出てくる。
【0036】
このとき、ユーザが(イ)の方向から表示機器に対峙する面が正面であるとすると、図5(a)および図5(b)はガイド機構がメディア挿入口(502)よりも後方に位置していることを示す。ガイド機構の動きとしては、ガイド板(501)が機器筐体内から出没した後、ガイド板(501)に対して後方に力が加わるように第一の連結部(514)を支点としてガイド板が曲がる。また、連結板(512)が機器筐体内から出没した後、連結板に対して前方に力が加わるように第二の連結部(515)を支点として連結板が曲がる。第一の連結部と第二の連結部が曲がることによって、ガイド板の位置が前方に移動し、メディア挿入口への奥行方向のガイドができるガイド板が設定される。
【0037】
また、ユーザが(ロ)の方向から表示機器に対峙する面が正面であるとすると、図5(a)および図5(b)はガイド機構がメディア挿入口(502)よりも前方に位置していることを示す。この時、ガイド機構はガイド板が機器筐体内から出没した後、ガイド板に対して前方に力が加わるように第一の連結部を支点としてガイド板が曲がる。また、連結板が機器筐体内から出没した後、連結板に対して後方に力が加わるように第二の連結部を支点として連結板が曲がる。第一の連結部と第二の連結部を支点として、ガイド板及び連結板が曲がることによって、ガイド板の位置が後方に移動し、メディア挿入口への奥行方向のガイドができるガイド板が設置される。
【0038】
図6(a)および図6(b)は、実施形態5において、ネジリコイルバネを用いて連結部を制御する時の連結部の機構の実施形態6を図示したものである。実施形態6のように、第一の連結部(614)および第二の連結部(615)の動きの制御は、ネジリコイルバネ(623、626)等を用いバネの弾性力を利用して曲がるように制御することもでき、また、機械的に制御することもできる。
【0039】
図7(a)および図7(b)は、ガイド板(701、709、710)がメディア挿入口(702)に蓋をするように収納される場合の実施形態7を図示したものである。図7では奥行方向の一辺(728)を支点としているが、長手方向の一辺を支点としてもよい。メディア挿入口に蓋をするようにガイド板が収納される場合、メディア挿入口が隠れ外観がよく、又メディアドライブ内に埃が入りにくいといった効果がある。
【0040】
以上、図1から図7の図面を基に、具体的な実施形態について説明を行ったが、本発明はそれらの実施形態にのみ限定されるものではない。上述した実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
【産業上の利用可能性】
【0041】
本発明に係るメディア挿入ガイド板機構は、各種メディアが挿入される挿入口を有する電子機器全般に広く適用することができる。
【符号の説明】
【0042】
101、201、301、401、501、601、701 ガイド板
102、202、302、502、702 メディア挿入口
103、203、303、403、703 (メディア挿入口の)長手方向
104、204、304、704 (メディア挿入口の)奥行方向
105、205、305、705 ガイド板を付加する機器の側面
106 ガイド線の一例
107、207 液晶パネルなど、正面側に配置される部品の一例
108、208、308 メディアに接し、メディアを直接メディア挿入口までガイドする面の例
309、709 前方或いは後方のガイド板
310、710 下方のガイド板
411 メディア挿入口長手方向の中心線
412、512、612 連結板
413、513、613 ガイドプレート
514、614 第一の連結部
515、615 第二の連結部
516 ガイド板収納部
517 ラック
518 ガイド板駆動ギア
519 ドライブ
520 ガイド板出入口
521 ガイド板機構
622 第一の連結軸
623 第一のネジリコイルバネ
624 第一のストッパーピン
625 第二の連結軸
626 第二のネジリコイルバネ
627 第二のストッパーピン
728 ヒンジ支点(支点の例)


【特許請求の範囲】
【請求項1】
メディア挿入口にメディアを挿入するためのガイドを行う、少なくとも1枚のガイド板を有するガイド板機構であって、
前記ガイド板は表示機器側面の前記メディア挿入口近傍に配置されており、
前記ガイド板の平面上または平面の延長上に、前記メディア挿入口の一辺或いはメディアの一辺が重なる、
ことを特徴とするガイド板機構。
【請求項2】
メディア挿入口にメディアを挿入するためのガイドを行う、少なくとも1枚のガイド板を有するガイド板機構であって、
該ガイド板機構は、ガイド板収納部と、ガイド板と、ガイドプレートと、連結板と、ガイド板を出し入れするための駆動部を備え、
前記ガイド板と前記連結板を連結する第一の連結部と、
前記連結板と前記ガイドプレートを連結する第二の連結部とで構成され、
前記第一の連結部は、ガイド板が前記ガイド板収納部から突出すると、ガイド板が前方から後方に動く力が加わり、前記第二の連結部は、連結板が前記ガイド板収納部から突出すると、前記連結板が後方から前方に動く力が加わることを特徴とする請求項1記載のガイド板機構。
【請求項3】
メディア挿入口にメディアを挿入するためのガイドを行う、少なくとも1枚のガイド板を有するガイド板機構であって、
該ガイド板機構は、ガイド板収納部と、ガイド板と、ガイドプレートと、連結板と、ガイド板を出し入れするための駆動部を備え、
前記ガイド板と前記連結板を連結する第一の連結部と、
前記連結板と前記ガイドプレートを連結する第二の連結部とで構成され、
前記第一の連結部は、ガイド板が前記ガイド板収納部から突出すると、ガイド板が後方から前方に動く力が加わり、前記第二の連結部は、連結板が前記ガイド板収納部から突出すると、前記連結板が前方から後方に動く力が加わることを特徴とする請求項1記載のガイド板機構。
【請求項4】
前記ガイド板はメディア挿入口の少なくとも一部を覆う形で収納されることを特徴とする請求項1から請求項3に記載のガイド板機構。
【請求項5】
請求項1から請求項4に記載のガイド板機構をもつ、電子機器。

【図1】
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【図2】
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【図3(a)】
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【図3(b)】
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【図4】
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【図5(a)】
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【図5(b)】
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【図6(a)】
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【図6(b)】
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【図7(a)】
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【図7(b)】
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