説明

ガーゼ織物の製織方法

【課題】ヒダを立体的に膨らませて形成することで、肌触りが柔らかく、保温性にも優れた多重ガーゼ織物を製織できるガーゼ織物の製織方法を提供する。
【解決手段】本実施形態に係る製織方法は、ヒダを有する多重ガーゼ織物1の製織方法において、織られた生地を搬送しつつテンションの緩い上経糸11〜14のみに緯糸10を織り込む幅広ヒダ製織工程であって、筬打ちの位置を基準位置oから徐々に離しながら織り込む幅広ヒダ製織工程と、織られた生地を搬送しつつテンションの緩い上経糸11〜14とテンションのきつい下経糸15,16とを絡めながら両者に緯糸10を織り込む結節部製織工程であって、筬打ちの位置を前記基準位置oに戻すことで、前記幅広ヒダ製織工程の開始時からの搬送長に相当する幅を有して膨らんだ幅広ヒダ21,22を形成する幅広ヒダ形成工程を含む結節部製織工程と、を備えている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ガーゼ織物の製織方法に関し、特に、多重ガーゼ織物の製織方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から肌触りを柔らかくしたり、保温性を向上させるために、立体的に織られた多層構造の多重織物が提供されており、例えば、下記特許文献1〜3に開示されている。特許文献1〜3に開示されているのは、いわゆるヒダ織(タック織とも呼ばれる)により突出したヒダが形成された多重織物である。
【0003】
従来のヒダ織は、上経糸及び下経糸を緯糸と織り込んだ地組織に対して、上経糸のみを緯糸と織り込んだヒダ部を適宜製織し、ヒダ部を製織する際には生地の巻き取りを停止させる等してヒダ部前後の地組織同士を近接させることで、ヒダ部を突出させている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】実開昭59−137984号公報
【特許文献2】実開昭60−102273号公報
【特許文献3】特開平1−314751号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述した従来のヒダ織物においては、ヒダの前後の地組織との接続部分が近接しており、薄い平面状のヒダが飛び出した形状となっている。このため、ヒダが形成された部分の肌触りがごわごわした固い感触になってしまう。
【0006】
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、ヒダを立体的に膨らませて形成することで、肌触りが柔らかく、保温性にも優れた多重ガーゼ織物を製織できるガーゼ織物の製織方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明に係るガーゼ織物の製織方法は、ヒダを有する多重ガーゼ織物の製織方法において、織られた生地を搬送しつつテンションの緩い上経糸のみに緯糸を織り込む幅広ヒダ製織工程であって、筬打ちの位置を基準位置から徐々に離しながら織り込む幅広ヒダ製織工程と、織られた生地を搬送しつつテンションの緩い上経糸とテンションのきつい下経糸とを絡めながら両者に緯糸を織り込む結節部製織工程であって、筬打ちの位置を前記基準位置に戻すことで、前記幅広ヒダ製織工程の開始時からの搬送長に相当する幅を有して膨らんだ幅広ヒダを形成する幅広ヒダ形成工程を含む結節部製織工程と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明に係るガーゼ織物の製織方法によれば、立体的に膨らんだヒダを形成することで、肌触りが柔らかく、保温性にも優れた多重ガーゼ織物を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】図1は、本実施形態に係るガーゼ織物の模式断面図である。
【図2】図2は、本実施形態に係るガーゼ織物の製織方法を説明するための模式断面図である。
【図3】図3は、従来のヒダが形成されたガーゼ織物と本実施形態に係るガーゼ織物を示す斜視図である。
【図4】図4は、本実施形態の変形例1に係るガーゼ織物の製織方法を説明するための模式断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態に係るガーゼ織物の製織方法について説明する。図1は、本実施形態に係るガーゼ織物の模式断面図である。図2は、本実施形態に係るガーゼ織物の製織方法を説明するための模式断面図である。なお、本実施形態に係るガーゼ織物は、ジャガード織機により製織される。
【0011】
図1に示すように、ガーゼ織物1は、基礎地20、基礎地20の一方側又は他方側に隆起する第一幅広ヒダ21、基礎地20の他方側又は一方側に隆起する第二幅広ヒダ22を備えており、基礎地20を一層と数えると三層構造の多重ガーゼ織物である。また、第一及び第二幅広ヒダ21,22が基礎地20と結節される部分は結節部24となる。
【0012】
第一幅広ヒダ21は、第一上経糸11及び第三上経糸13と緯糸10とをガーゼ織により織り込んで形成される組織であり、第二幅広ヒダ22は、第二上経糸12及び第四上経糸14と緯糸10とをガーゼ織により織り込んで形成される組織である。また、基礎地20は、第一下経糸15及び第二下経糸16の一部を緯糸10とガーゼ織により織り込んで形成される組織である。
【0013】
また、結節部24では、第一乃至第四上経糸11〜14と第一及び第二下経糸15,16とを絡めながら緯糸10と織り込んでおり、第一及び第二幅広ヒダ21,22の前後が基礎地20と結節される。
【0014】
図1においては、第一上経糸11及び第三上経糸13を実線で示し、第二上経糸12及び第四上経糸14を点線で示し、第一下経糸15及び第二下経糸16を一点鎖線で示している。なお、上経糸11〜14はテンションの緩い弛んだ状態でビームから供給され、下経糸15,16はテンションのきついぴんと張った状態でビームから供給される。
【0015】
図1に示すように、幅広ヒダ21,22の内部には、大きな空洞が形成される。したがって、ヒダを連続して形成した場合、従来のヒダ織物のように突出したヒダが連続的に詰んで並んだ形状ではなく、一つ一つが大きく膨らんだ幅広ヒダが並んだより立体的でふくよかな形状の多重ガーゼ織物となる。
【0016】
図3は、従来のヒダが形成されたガーゼ織物と本実施形態に係るガーゼ織物を示す斜視図であり、図3において右側が従来のヒダが形成された多重ガーゼ織物、左側が本実施形態に係る幅広ヒダが形成された多重ガーゼ織物である。
【0017】
同図に示すように、従来のヒダが形成された織物は、ヒダの両側の根元部分が近接した断面の細長いヒダが密に並んで飛び出した形状になるのに対して、本実施形態の幅広ヒダが形成されたガーゼ織物は、幅広ヒダが幅広く盛り上がった形状となり、見た目にも従来とは全く異なったふくよかな印象を与える。
【0018】
また、触り心地に関しても、従来のヒダが形成された織物では、ヒダの内部に空間が形成されていないため、人が触れた際にもごわごわした固い感触を感じるのに対して、本実施形態に係るガーゼ織物1によれば、幅広ヒダ21,22が目の粗いガーゼ織で織られると共に、幅広ヒダ21,22の内部には大きな空洞が形成されているため、人が触れた際にも格段に柔軟な触り心地となる。また、幅広ヒダ21,22内部の空洞が空気層となるため、ガーゼ織物1は、保温性や吸水性にも優れる。
【0019】
また、図1に示すように、図中左側では、第二幅広ヒダ22が表側(一方側)に位置し、第一幅広ヒダ21が裏側(他方側)に位置するのに対して、図中右側では、第一幅広ヒダ21が表側に位置し、第二幅広ヒダ22が裏側に位置しており、本実施形態では、自在に幅広ヒダ21,22の裏表位置を変えることができる。したがって、それぞれ上経糸11〜14や緯糸10の色を異ならせておくことで、所望の柄を表現することが可能である。
【0020】
以上、ガーゼ織物1の構成について説明したが、続いて、多重ガーゼ織物1の製織方法について図2を参照しながら説明する。本実施形態に係るガーゼ織物1は、筬(おさ)打ち位置を変更可能なジャガード織機で製織される。図2は、説明の便宜上、筬打ちによる接合部24の寄り(スライド)を省略し、幅広ヒダ21,22を展開した状態を示している。また、図中、幅広ヒダ21が表側、幅広ヒダ22が裏側に位置している。
【0021】
まず、上流側の結節部24−1に続いて、幅広ヒダ21,22の部分を同時に形成するところから説明する。本実施形態に係るジャガード織機は、筬打ち位置を無段階で変更可能であり、図2に示す基準位置oまで結節部24−1の後端の緯糸を筬打ちした後、順次筬打ち位置を生地の搬送方向上流側(図中右側)にずらしながら幅広ヒダ21,22の緯糸10を打ち付けて筬打ちしていく。
【0022】
具体的には、幅広ヒダ22の最初の緯糸a(図中左端の緯糸)を基準位置oから1mm離れた位置まで筬打ちし、続いて、幅広ヒダ21の最初の緯糸bを基準位置oから1mm離れた位置まで筬打ちする。その後、幅広ヒダ22の二番目の緯糸cを基準位置から2mm離れた位置まで、幅広ヒダ21の二番目の緯糸dを基準位置から2mm離れた位置まで、と順次筬打ちの位置を基準位置oから離しながら幅広ヒダ21,22の部分を織る。
【0023】
本実施形態における筬打ちにより各緯糸を打ち込む位置(基準位置oからの距離)は、緯糸a,bが1mm、緯糸c,dが2mm、緯糸e,fが3mm、緯糸g,hが4mm、緯糸i,jが5mm、緯糸k,lが6mm、緯糸m,nが7mm、緯糸p,qが8mm、緯糸r,sが9mm、緯糸t,uが10mm、緯糸v,w,x,yが11mmである。
【0024】
幅広ヒダ21,22を織った後、引き続き、結節部24−2が織られる。結節部24−2では、第一〜第四上経糸11〜14と第一及び第二下経糸15,16とを絡めながら織られ、基礎地20と幅広ヒダ21,22との三層が結節される。
【0025】
具体的には、まず、結節部24の一番目〜四番目までの緯糸a’,b’,c’,d’をそれぞれ基準位置oから11mm離れた位置まで筬打ちし、その後、結節部24の五番目と六番目の緯糸e’,f’を一気に基準位置oまで筬打ちして寄せる。上経糸11〜14はテンションが緩い状態に対して、下経糸15,16はテンションがきつい状態であるため、筬打ちすることで、ぴんと張った下経糸15,16に対して上経糸11〜14が引き出されて滑り、結節部24−2が搬送方向下流側(図中左側)へとずれることになる。
【0026】
このとき、ガーゼ織物1の巻き取りローラーは常時回転しており、織られた生地が常に搬送されているため、基準位置oの位置にあった結節部24−1の後端の緯糸は幅広ヒダ21,22を織っている間に下流側へと移動している。よって、上記経糸e’,f’の筬打ちにより結節部24−2が基準位置oまでずれたときに、このガーゼ織物1が搬送された分、つまり幅広ヒダ21,22の製織開始後の搬送長に相当する分だけ結節部24−1と結節部24−2との間に間隔が生じる。
【0027】
また、結節部24−2がずれるに従って、既に織られている第一及び第二幅広ヒダ21,22の部分は、行き場が無くなり、それぞれ下経糸15,16(基礎地20)から離れるように盛り上がる。そして、結節部24−2が基準位置oの位置まで寄せられると、図1に示したように、幅広いヒダが両側に盛り上がった状態となり、幅広ヒダ21,22が同時に形成される。
【0028】
このように結節部24−2の後端の緯糸e’,f’を基準位置oまで筬打ちした後、引き続き、後続のヒダ21,22が同様に同時に織られていく。これにより、図1に示す多重ガーゼ織物1が製織される。
【0029】
以上、本実施形態に係るガーゼ織物1について詳細に説明したが、本実施形態によれば、幅広く立体的に膨らんだ幅広ヒダを形成することができ、従来の狭く詰んだヒダと比べて、格段に軟らかく肌触りの良い軽量のガーゼ織物を提供することができる。
【0030】
特に、本実施形態では、目の粗い軟らかいガーゼ織物と幅広ヒダとを組み合わせており、高い柔軟性や軽量性を確保することができる。また、本実施形態では、幅広ヒダにより、保温性や吸水性を高めることもできる。
【0031】
また、本実施形態においては、経糸11〜16や緯糸10に異なる色の糸を使うことで、立体的な柄を適宜出すことができる。例えば、第一及び第三上経糸11,13とこれらに組み込まれる緯糸10を黒色の糸とし、第二及び第四上経糸12,14とこれらに組み込まれる緯糸10を白色の糸としたうえで、適宜、第一幅広ヒダ21と第二幅広ヒダ22の表裏の位置を変えることで、所望の柄を出すことが可能である。
【0032】
なお、本発明の実施形態は上述した形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能である。例えば、各緯糸10を打ち込んで寄せる位置は、適宜変更可能であり、幅広ヒダ21,22を織っていくに従って順次基準位置から離れるような位置であれば良い。また、幅広ヒダ21,22を構成する緯糸10の本数を適宜変更することで、幅広ヒダ21,22の大きさを変えることができる。
【0033】
また、上記実施形態では、幅広ヒダ21,22を基礎地20の両側(表側及び裏側)に一つずつ形成しているが、基礎地20の一方側だけに幅広ヒダを形成するようにしても良いし、片側に複数の幅広ヒダを形成するようにしても良い。少なくとも片側に一つ以上の幅広ヒダが形成されていれば、肌触りが軟らかく、保温性に優れた多重ガーゼ織物を実現できる。
【0034】
続いて、本実施形態の変形例1について説明する。図4は、本実施形態の変形例1に係るガーゼ織物の製織方法を説明するための模式断面図であり、図2と同様に、幅広ヒダを展開した状態を示している。なお、上記実施形態と同様の構成については説明を省略する。
【0035】
図4に示すガーゼ織物2は、基礎地40、第一幅広ヒダ41、第二幅広ヒダ42を備えており、上記実施形態と比較すると、下経糸に関して、第一下経糸35及び第二下経糸36に加えて、さらに第三下経糸37及び第四下経糸38が追加されている点が大きく異なる。よって、基礎地40を二層と数えると、多重ガーゼ織物2は四層構造の織物となる。
【0036】
本変形例1では、テンションの緩い第一上経糸31及び第三上経糸33と緯糸30とを織り込んで第一幅広ヒダ41を形成し、テンションの緩い第二上経糸32及び第四上経糸34と緯糸30とを織り込んで第二幅広ヒダ42を形成している。
【0037】
また、テンションのきつい第一乃至第四下経糸35〜38の一部と緯糸30とを織り込んで、基礎地40が形成され、基礎地40において、第一下経糸35及び第二下経糸36の一部と緯糸30とを織り込んでガーゼ織部43が形成されている。また、結節部44では、第一乃至第四上経糸31〜34と第一乃至第四下経糸35〜38とを絡めながら緯糸30と織り込んでおり、第一及び第二幅広ヒダ41,42が基礎地40と結節される。ガーゼ織部43は、幅広ヒダ41,42や結節部44と並行して製織される。
【0038】
また、本変形例1では、結節部44−1と結節部44−2との間では、第一幅広ヒダ41が表側に膨らみ、第二幅広ヒダ42が裏側に膨らむように形成されているが、結節部44−2と結節部44−3との間では、第一及び第二幅広ヒダ41,42の双方が表側に膨らんでおり、他方側(裏側)には、ガーゼ織部43が露出している。
【0039】
本変形例1によれば、上記実施形態と同様の作用効果を奏すると共に、さらに四層目として第三及び第四下経糸37,38を追加することで、より立体的な多重ガーゼ織物を形成することができると共に、多様な柄を表現することもできる。
【0040】
例えば、第一及び第三上経糸31,33とこれに組み込まれる緯糸30を黒色の糸とし、第二及び第四上経糸32,34とこれに組み込まれる緯糸30を白色の糸とし、第一及び第二下経糸35,36とこれに組み込まれる緯糸30を赤色の糸としたうえで、適宜、第一幅広ヒダ41,42の形成される側を変えることで、上記実施形態よりもさらに多様な柄を表現することが可能となる。
【符号の説明】
【0041】
1,2 ガーゼ織物
10,30 緯糸
11,31 第一上経糸
12,32 第二上経糸
13,33 第三上経糸
14,34 第四上経糸
15,35 第一下経糸
16,36 第二下経糸
37 第三下経糸
38 第四下経糸
20,40 基礎地
21,41 第一幅広ヒダ
22,42 第二幅広ヒダ
24,44 結節部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ヒダを有する多重ガーゼ織物の製織方法において、
織られた生地を搬送しつつテンションの緩い上経糸のみに緯糸を織り込む幅広ヒダ製織工程であって、筬打ちの位置を基準位置から徐々に離しながら織り込む幅広ヒダ製織工程と、
織られた生地を搬送しつつテンションの緩い上経糸とテンションのきつい下経糸とを絡めながら両者に緯糸を織り込む結節部製織工程であって、筬打ちの位置を前記基準位置に戻すことで、前記幅広ヒダ製織工程の開始時からの搬送長に相当する幅を有して膨らんだ幅広ヒダを形成する幅広ヒダ形成工程を含む結節部製織工程と、
を備えることを特徴とする多重ガーゼ織物の製織方法。
【請求項2】
前記テンションの緩い上経糸として少なくとも第一乃至第四上経糸を供給すると共に、前記テンションのきつい下経糸として少なくとも第一及び第二下経糸を供給し、同時に二つの幅広ヒダを形成することを特徴とする請求項1記載の多重ガーゼ織物の製織方法。
【請求項3】
前記二つの幅広ヒダが生地の両側に一つずつ形成されることを特徴とする請求項2記載の多重ガーゼ織物の製織方法。
【請求項4】
前記二つの幅広ヒダが生地の片側に二つ形成されることを特徴とする請求項2記載の多重ガーゼ織物の製織方法。
【請求項5】
さらに、テンションのきつい第三及び第四下経糸を供給すると共に、
前記第三及び第四下経糸と緯糸を織り込んでガーゼ織部を製織するガーゼ織部製織工程であって、前記幅広ヒダ製織工程及び前記結節部製織工程と並行して行われるガーゼ織部製織工程をさらに備えることを特徴とする請求項2乃至4何れか1項記載の多重ガーゼ織物の製織方法。
【請求項6】
請求項1乃至5の何れか1項に記載の多重ガーゼ織物の製織方法により製織されたことを特徴とする多重ガーゼ織物。

【図1】
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【図2】
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【図4】
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【図3】
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