説明

キナーゼ阻害剤としての6−(4−ヒドロキシ−フェニル)−3−スチリル−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−4−カルボン酸アミド誘導体

【課題】糖尿病及び糖尿病性合併症に関連する疾患の治療に有用なキナーゼ阻害剤の提供。
【解決手段】式Iで表される、6−(4−ヒドロキシ−フェニル)−3−スチリル−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−4−カルボン酸アミド誘導体。


(式中、R1は、ヘテロ原子で置換されていてもよいアラルキル基などを、R2、R3、R4及びR5は、それぞれ、水素原子またはハロゲン原子、ヘテロ原子で置換されていてもよいアルキル基などから選択される基を表す。)


Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298

【特許請求の範囲】
【請求項1】
立体異性形態のいずれか、若しくは任意の比率の立体異性形態の混合物の式I
【化1】

〔式中、
1は、
a)式Ia
【化2】

[式中、
6は、H、F、Cl、(C1−C3)−アルキル又はO−(C1−C3)−アルキルであり、ここにおいて(C1−C3)−アルキルは、非置換であるか又は1〜5個のFによって置換されており;
7は、H、F、Cl、(C1−C3)−アルキル若しくはO−(C1−C3)−アルキルであり、ここにおいて(C1−C3)−アルキルは非置換であるか若しくは1〜5個のFによって置換されており、又はCN、(C0−C2)−アルキレン−SO2(C1−C3)−アルキル、(C0−C2)−アルキレン−N((C1−C4)−アルキル)2、CO−N((C1−C4)−アルキル)2、1−ピロリジニル、1−ピペリジニル、1−ピロリジニル−2−オン、1−ピペリジニル−2−オン、若しくは4−モルホリニルであり;
8は、H、F、Cl、(C1−C5)−アルキル若しくはO−(C1−C5)−アルキルであり、ここにおいて(C1−C3)−アルキルは非置換であるか若しくは1〜5個のFによって置換されており、又はCN、OH、O−フェニル、SO2(C1−C3)−アルキル、CO−(C1−C4)−アルキル、CO−N((C1−C4)−アルキル)2、CO−1−ピペリジニル、CO−1−ピロリジニル、若しくはCO−4−モルホリニルであり;
9は、H、F、CH3、又はO−CH3であり;
10は、Hであり;又は
6及びR7は、それらが結合している2個の炭素原子と一緒になって5〜6員ヘテロシクロアルキル環を形成し、それは窒素及び酸素から選ばれる1又は2個の同一又は異なるヘテロ原子を含み、そしてここにおいて該ヘテロシクロアルキルは、非置換であるか又は(C1−C4)−アルキル若しくはオキソ(=O)によって一置換されており;又は
7及びR8は、それらが結合している2個の炭素原子と一緒になって5〜6員ヘテロシクロアルキル環を形成し、それは窒素及び酸素から選ばれる1又は2個の同一又は異なるヘテロ原子を含み、そしてここにおいて該ヘテロシクロアルキルは、非置換であるか又は(C1−C4)−アルキル若しくはオキソ(=O)によって一置換されている]
の残基;
b)エチレン−フェニル、ここにおいてフェニルは非置換であるか又はF、Cl、CH3、O−CH3、CF3、O−CF3、CN、SO2CH3、CO−CH3、及びCO−N((CH32から選ばれる1若しくは2個の同一若しくは異なる置換基によって置換されており;
c)2−フェニルシクロプロピル、ここにおいてフェニルは非置換であるか又はF、Cl、CH3、O−CH3、CF3、O−CF3、CN、SO2CH3、CO−CH3、及びCO−N((CH32から選ばれる1若しくは2個の同一若しくは異なる置換基によって置換されており;
d)エチレン−(C5−C7)シクロアルキル;
であり;
2は、H、F、Cl、又はCH3であり;
3は、H、F、又はO−CH3であり;
4は、ピペリジン−4−イル、ピペリジン−3−イル又はピロリジン−3−イルであり、それらは非置換であるか又は(C1−C3)−アルキル(それは非置換であるか又は1〜5個のFによって置換されている)によって一置換されており;
5はHであるか;又は
4及びR5は、それらを担持している窒素と一緒になって
a)式Ib
【化3】

[式中、
11は、H、(C3−C5)−シクロアルキル、(C1−C4)−アルキレン−OH又は(C1−C4)−アルキルであり、それは非置換であるか又は1〜5個のFによって置換されており;
12は、H、又は(C1−C4)−アルキルであり、
13は、H、(C1−C4)−アルキル、又は(C3−C5)−シクロアルキルであり;
14は、H、又は(C1−C4)−アルキルであるか;又は
13及びR14は、それらを担持している炭素原子と一緒になって1'−スピロ−シクロ−(C3−C6)−アルキルであり;そして
15は、H、CH2−CO−N((C1−C4)−アルキル)2、CO−(C1−C6)−アルキル、CO−(C1−C4)−アルキレン−OH、CO−(C1−C4)−アルキレン−O−CH3、CO−CH2−4−モルホリニル、CO−O−(C1−C4)−アルキル、CO−N((C1−C4)−アルキル)2、(C3−C6)−シクロアルキル、又はピリジルであり;
16は、H、又は(C1−C4)−アルキルであり;
17は、H、又はCH3であり;
18は、H、又はCH3であり;
19は、Hである]
の残基;
b)窒素原子を介して結合される、2個の窒素原子を含む9〜11員スピロ−ヘテロシクロアルキル;
を表す〕
の化合物、又はその生理学的に許容しうる塩、又はそれらのすべての生理学的に許容しうる溶媒和物。
【請求項2】
1
a)式Ia
【化4】

[式中、
6は、H、F、Cl、(C1−C3)−アルキル又はO−(C1−C3)−アルキルであり、ここにおいて(C1−C3)−アルキルは非置換であるか又は1〜5個のFによって置換されており;
7は、H、F、Cl、(C1−C3)−アルキル若しくはO−(C1−C3)−アルキルであり、ここにおいて(C1−C3)−アルキルは非置換であるか若しくは1〜5個のFによって置換されており、又はCN、SO2(C1−C3)−アルキル、N((C1−C4)−アルキル)2、1−ピペリジニル、若しくは4−モルホリニルであり;
8は、H、F、Cl、(C1−C5)−アルキル若しくはO−(C1−C5)−アルキルであり、ここにおいて(C1−C3)−アルキルは非置換であるか若しくは1〜5個のFによって置換されており、又はOH、O−フェニル、SO2(C1−C3)−アルキル、CO−(C1−C4)−アルキル、CO−N((C1−C4)−アルキル)2であり;
9は、H、F、CH3、O−CH3であり;
10は、Hであり;又は
7及びR8は、一緒になって
【化5】

である]
の残基;
b)エチレン−フェニル、ここにおいてフェニルは、非置換であるか又はF、Cl、CH3、O−CH3、CF3、O−CF3、CN、SO2CH3、CO−CH3、及びCO−N((CH32から選ばれる1〜2個の同一若しくは異なる置換基によって置換されている;であり;
2がH、F、CH3であり;
3がH、O−CH3であり;
4がピペリジン−4−イル、ピペリジン−3−イル又はピロリジン−3−イルであり、それらは非置換であるか又は(C1−C3)−アルキル(それは非置換であるか又は1〜5個のFによって置換されている)によって一置換されており;好ましくは4−メチル−ピペリジン−4−イルであり、そして
5がHであり;又は
4及びR5が、それらを担持している窒素と一緒になって
a)式Ib
【化6】

[式中、
11は、H、CH3、(C3−C4)−アルキル、又は(C3−C4)−シクロアルキルであり;
12は、Hであり;
13は、H、(C1−C4)−アルキル、又は(C3−C4)−シクロアルキルであり;
14は、H、又はCH3であり;又は
13及びR14は、それらを担持している炭素原子と一緒になって1'−スピロ−シクロ−(C3−C6)−アルキル;好ましくは1'−スピロ−シクロペンチルであり;そして
15は、H、CH2−CO−N((C1−C4)−アルキル)2、CO−(C1−C6)−アルキル、CO−(C1−C4)−アルキレン−OH、CO−(C1−C4)−アルキレン−O−CH3、CO−CH2−4−モルホリニル、CO−O−(C1−C4)−アルキル、CO−N(−(C1−C4)−アルキル)2、−(C3−C6)−シクロアルキル、又はピリジルであり;
16は、H、又は(C1−C4)−アルキルであり;
17は、Hであり;
18は、Hであり;
19は、Hである]
の残基;
b)窒素原子を介して結合される、2個の窒素原子を含む9〜11員スピロ−ヘテロシクロアルキル;
を表す、
請求項1に記載の式Iの化合物。
【請求項3】
1が、
a)式Ia
【化7】

[式中
6は、H、F、Cl、CH3、CF3、又はO−CH3であり;
7は、H、F、Cl、CH3、CH2−SO2−CH3、CF3、CN、CH2−N(CH32、CO−N(CH32、O−CH3、SO2CH3、N(CH32、1−ピロリジニル、1−ピペリジニル、4−モルホリニル、又は1−ピロリジニル−2−オンであり;
8は、H、F、Cl、CH3、CH2CH3、CH(CH32、C(CH33、CF3、CN、OH、O−CH3、O−C25、O−CHF2、O−CF3、O−フェニル、SO2CH3、CO−CH3、CO−N(CH32、又はCO−1−ピペリジニルであり;
9は、H、Cl、F、CH3、又はO−CH3であり;
10は、Hであり;又は
6及びR7は、一緒になって
【化8】

であり;又は
7及びR8は、一緒になって
【化9】

である]
の残基;
b)フェネチル;
c)2−フェニルシクロプロピル;
d)2−シクロヘキシルエチル;
であり、
2が、H、F、Cl、又はCH3であり;
3が、H、F、又はO−CH3であり;
4が、4−メチル−ピペリジン−4−イルであり;
5が、Hであり;又は
4及びR5が、それらを担持している窒素と一緒になって
a)式Ib
【化10】

[式中、
11は、H、CH3、C25、(CH23−CH3、又はCH2−OHであり;
12は、H、又はCH3であり;
13は、H、CH3、又はCH2−CH(CH32であり;
14は、H、又はCH3であり;又は
13及びR14は、それらを担持している炭素原子と一緒になって1'−スピロ−シクロペンチルであり;そして
15は、H、CH2−CO−N(CH32、CO−CH(C252、CO−C(CH32−OH、CO−C(CH32−CH2−OH、CO−(CH22−O−CH3、CO−CH2−4−モルホリニル、CO−OCH3、CO−N(CH32、シクロプロピル、又はCO−3−ピリジルであり;
16は、H、又はCH3であり;
17は、Hであり;
18は、Hであり;
19は、Hである]
の残基;
b)(2,7−ジアザ−スピロ[4.4]ノナ−2−イル)
を表す、
請求項1又は2に記載の式Iの化合物。
【請求項4】
1が、
a)式Ia
【化11】

[式中、
6は、H、F、Cl、CH3、CF3、又はO−CH3であり;
7は、H、F、Cl、CH3、CF3、CN、O−CH3、SO2CH3、N(CH32、1−ピペリジニル、又は4−モルホリニルであり;
8は、H、F、Cl、CH3、CH2CH3、CH(CH32、C(CH33、CF3、OH、O−CH3、O−C25、O−CHF2、O−CF3、O−フェニル、SO2CH3、CO−CH3、又はCO−N(CH32であり;
9は、H、F、CH3、又はO−CH3であり;
10は、Hであり;又は
7及びR8は、一緒になって
【化12】

である]
の残基;
b)フェネチル;
であり;
2が、H、又はCH3であり;
3が、H、又はO−CH3であり;
4が、4−メチル−ピペリジン−4−イルであり;
5が、Hであり;又は
4及びR5が、それらを担持している窒素と一緒になって
a)式Ib
【化13】

[式中、
11は、H、CH3、又は(CH23−CH3であり;
12は、Hであり;
13は、H、CH3、又はCH2−CH(CH32であり;
14は、H、又はCH3であり;又は
13及びR14は、それらを担持している炭素原子と共に1'−スピロ−シクロペンチルであり;そして
15は、H、CH2−CO−N(CH32、CO−CH(C252、CO−C(CH32−OH、CO−C(CH32−CH2−OH、CO−(CH22−O−CH3、CO−CH2−4−モルホリニル、CO−OCH3、CO−N(CH32、シクロプロピル、又は
3−ピリジルであり;
16は、H、又はCH3であり;
17は、Hであり;
11及びR12は、それらを担持している炭素原子と一緒になって1'−スピロ−シクロペンチルであり;
18は、Hであり;
19は、Hである]
の残基;
b)(2,7−ジアザ−スピロ[4.4]ノナ−2−イル)
を表す、
請求項1〜3のいずれか1項に記載の式Iの化合物。
【請求項5】
1が式Ia
【化14】

[式中、
6は、H、F、Cl、CH3、CF3、又はO−CH3であり;
7は、H、F、Cl、CH3、CF3、CN、O−CH3、SO2CH3、N(CH32、1−ピペリジニル、又は4−モルホリニルであり;
8は、H、F、Cl、CH3、CH2CH3、CH(CH32、C(CH33、CF3、OH、O−CH3、O−C25、O−CHF2、O−CF3、O−フェニル、SO2CH3、CO−CH3、又はCO−N(CH32であり;
9は、H、F、CH3、又はO−CH3であり;
10は、Hである]
の残基であり;
2が、Hであり;
3が、Hであり;
4及びR5が、それらを担持している窒素と一緒になって式Ib
【化15】

[式中、
11は、H、CH3、又は(CH23−CH3であり;
12は、Hであり;
13は、H、CH3、又はCH2−CH(CH32であり;
14は、H、又はCH3であり;又は
13及びR14は、それらを担持している炭素原子と一緒になって1'−スピロ−シクロペンチルであり;そして
15は、Hであり;
16は、H、又はCH3であり;
17は、Hであり;
11及びR12は、それらを担持している炭素原子と一緒になって1'−スピロ−シクロペンチルであり;
18は、Hであり;
19は、Hである]
の残基を表す、
請求項1〜4のいずれか1項に記載の式Iの化合物。
【請求項6】

[3−[(E)−2−(4−クロロ−フェニル)−ビニル]−6−(4−ヒドロキシ−フェニル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−4−イル]−ピペラジン−1−イル−メタノン

[6−(4−ヒドロキシ−フェニル)−3−((E)−スチリル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−4−イル]−ピペラジン−1−イル−メタノン

(2,2−ジメチル−ピペラジン−1−イル)−[6−(4−ヒドロキシ−フェニル)−3−(スチリル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−4−イル]−メタノン

(3,3−ジメチル−ピペラジン−1−イル)−[6−(4−ヒドロキシ−フェニル)−3−((E)−スチリル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−4−イル]−メタノン

[6−(4−ヒドロキシ−フェニル)−3−((E)−スチリル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−4−イル]−((S)−3−イソブチル−ピペラジン−1−イル)−メタノン

[6−(4−ヒドロキシ−フェニル)−3−((E)−スチリル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−4−イル]−((S)−2−メチル−ピペラジン−1−イル)−メタノン

[6−(4−ヒドロキシ−2−メチル−フェニル)−3−((E)−スチリル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−4−イル]−ピペラジン−1−イル−メタノン

((2S,5R)−2,5−ジメチル−ピペラジン−1−イル)−[6−(4−ヒドロキシ−フェニル)−3−((E)−スチリル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−4−イル]−メタノン

[6−(4−ヒドロキシ−3−メトキシ−フェニル)−3−((E)−スチリル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−4−イル]−ピペラジン−1−イル−メタノン
10
((S)−2−エチル−ピペラジン−1−イル)−[6−(4−ヒドロキシ−フェニル)−3−((E)−スチリル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−4−イル]−メタノン
11
[6−(2−フルオロ−4−ヒドロキシ−フェニル)−3−((E)−スチリル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−4−イル]−((S)−2−メチル−ピペラジン−1−イル)−メタノン
12
[6−(3−フルオロ−4−ヒドロキシ−フェニル)−3−(スチリル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−4−イル]−ピペラジン−1−イル−メタノン
13
[6−(2−クロロ−4−ヒドロキシ−フェニル)−3−(スチリル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−4−イル]−ピペラジン−1−イル−メタノン
14
[3−[2−(3−ジメチルアミノメチル−フェニル)−ビニル]−6−(4−ヒドロキシ−フェニル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−4−イル]−ピペラジン−1−イル−メタノン
15
{6−(4−ヒドロキシ−フェニル)−3−[2−(3−メタンスルホニルメチル−フェニル)−ビニル]−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−4−イル}−ピペラジン−1−イル−メタノン
16
((R)−2−ヒドロキシメチル−ピペラジン−1−イル)−[6−(4−ヒドロキシ−フェニル)−3−((E)−スチリル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−4−イル]−メタノン
17
[6−(4−ヒドロキシ−フェニル)−3−フェネチル−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−4−イル]−ピペラジン−1−イル−メタノン
18
[6−(4−ヒドロキシ−フェニル)−3−((1R,2R)−2−フェニル−シクロプロピル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−4−イル]−ピペラジン−1−イル−メタノン
19
(6−(4−ヒドロキシ−フェニル)−3−{2−[4−(ピペリジン−1−カルボニル)−フェニル]−ビニル}−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−4−イル)−ピペラジン−1−イル−メタノン
20
1−(3−{2−[6−(4−ヒドロキシ−フェニル)−4−(ピペラジン−1−カルボニル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−3−イル]−ビニル}−フェニル)−ピロリジン−2−オン
21
[6−(4−ヒドロキシ−フェニル)−3−((E)−2−p−トリル−ビニル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−4−イル]−ピペラジン−1−イル−メタノン
22
{6−(4−ヒドロキシ−フェニル)−3−[(E)−2−(3−メタンスルホニル−フェニル)−ビニル]−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−4−イル}−ピペラジン−1−イル−メタノン
23
[3−[(E)−2−(3−ジメチルアミノ−フェニル)−ビニル]−6−(4−ヒドロキシ−フェニル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−4−イル]−ピペラジン−1−イル−メタノン
24
{6−(4−ヒドロキシ−フェニル)−3−[(E)−2−(4−メタンスルホニル−フェニル)−ビニル]−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−4−イル}−ピペラジン−1−イル−メタノン
25
3−{(E)−2−[6−(4−ヒドロキシ−フェニル)−4−(ピペラジン−1−カルボニル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−3−イル]−ビニル}−ベンゾニトリル
26
{6−(4−ヒドロキシ−フェニル)−3−[(E)−2−(3−ピペリジン−1−イル−フェニル)−ビニル]−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−4−イル}−ピペラジン−1−イル−メタノン
27
{6−(4−ヒドロキシ−フェニル)−3−[(E)−2−(3−モルホリン−4−イル−フェニル)−ビニル]−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−4−イル}−ピペラジン−1−イル−メタノン
28
{6−(4−ヒドロキシ−フェニル)−3−[2−(3−ピロリジン−1−イル−フェニル)−ビニル]−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−4−イル}−ピペラジン−1−イル−メタノン
29
4−{2−[6−(4−ヒドロキシ−フェニル)−4−(ピペラジン−1−カルボニル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−3−イル]−ビニル}−2−メチル−ベンゾニトリル
30
[3−[2−(3−クロロ−5−ピペリジン−1−イル−フェニル)−ビニル]−6−(4−ヒドロキシ−フェニル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−4−イル]−ピペラジン−1−イル−メタノン
31
3−{2−[6−(4−ヒドロキシ−フェニル)−4−(ピペラジン−1−カルボニル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−3−イル]−ビニル}−N,N−ジメチル−ベンズアミド
32
5−{2−[6−(4−ヒドロキシ−フェニル)−4−(ピペラジン−1−カルボニル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−3−イル]−ビニル}−2−メチル−2,3−ジヒドロ−イソインドール−1−オン
33
[3−[2−(2,3−ジヒドロ−1H−インドール−7−イル)−ビニル]−6−(4−ヒドロキシ−フェニル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−4−イル]−ピペラジン−1−イル−メタノン
34
3−{2−[4−(2,2−ジメチル−ピペラジン−1−カルボニル)−6−(4−ヒドロキシ−フェニル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−3−イル]−ビニル}−N,N−ジメチル−ベンズアミド
35
6−{2−[6−(4−ヒドロキシ−フェニル)−4−(ピペラジン−1−カルボニル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−3−イル]−ビニル}−2−メチル−2,3−ジヒドロ−イソインドール−1−オン
36
[3−(2−シクロヘキシル−エチル)−6−(4−ヒドロキシ−フェニル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−4−イル]−ピペラジン−1−イル−メタノン
37
[3−[(E)−2−(4−フルオロ−フェニル)−ビニル]−6−(4−ヒドロキシ−フェニル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−4−イル]−ピペラジン−1−イル−メタノン
38
[6−(4−ヒドロキシ−フェニル)−3−((E)−2−m−トリル−ビニル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−4−イル]−ピペラジン−1−イル−メタノン
39
[3−[(E)−2−(2,4−ジクロロ−フェニル)−ビニル]−6−(4−ヒドロキシ−フェニル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−4−イル]−ピペラジン−1−イル−メタノン
40
[3−[(E)−2−(3,5−ジメチル−フェニル)−ビニル]−6−(4−ヒドロキシ−フェニル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−4−イル]−ピペラジン−1−イル−メタノン
41
[3−[(E)−2−(4−ジフルオロメトキシ−フェニル)−ビニル]−6−(4−ヒドロキシ−フェニル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−4−イル]−ピペラジン−1−イル−メタノン
42
{6−(4−ヒドロキシ−フェニル)−3−[(E)−2−(4−トリフルオロメチル−フェニル)−ビニル]−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−4−イル}−ピペラジン−1−イル−メタノン
43
[3−[(E)−2−(2,4−ジメトキシ−フェニル)−ビニル]−6−(4−ヒドロキシ−フェニル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−4−イル]−ピペラジン−1−イル−メタノン
44
{6−(4−ヒドロキシ−フェニル)−3−[(E)−2−(4−フェノキシ−フェニル)−ビニル]−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−4−イル}−ピペラジン−1−イル−メタノン
45
[3−[(E)−2−(3,4−ジクロロ−フェニル)−ビニル]−6−(4−ヒドロキシ−フェニル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−4−イル]−ピペラジン−1−イル−メタノン
46
{6−(4−ヒドロキシ−フェニル)−3−[(E)−2−(3−トリフルオロメチル−フェニル)−ビニル]−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−4−イル}−ピペラジン−1−イル−メタノン
47
[3−[(E)−2−(4−ヒドロキシ−3−メチル−フェニル)−ビニル]−6−(4−ヒドロキシ−フェニル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−4−イル]−ピペラジン−1−イル−メタノン
48
[3−[(E)−2−(3−クロロ−フェニル)−ビニル]−6−(4−ヒドロキシ−フェニル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−4−イル]−ピペラジン−1−イル−メタノン
49
[3−[(E)−2−(2,4−ジメチル−フェニル)−ビニル]−6−(4−ヒドロキシ−フェニル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−4−イル]−ピペラジン−1−イル−メタノン
50
[3−[(E)−2−(2,5−ジメチル−フェニル)−ビニル]−6−(4−ヒドロキシ−フェニル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−4−イル]−ピペラジン−1−イル−メタノン
51
{6−(4−ヒドロキシ−フェニル)−3−[(E)−2−(4−イソプロピル−フェニル)−ビニル]−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−4−イル}−ピペラジン−1
−イル−メタノン
52
[3−[(E)−2−(2−クロロ−4−フルオロ−フェニル)−ビニル]−6−(4−ヒドロキシ−フェニル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−4−イル]−ピペラジン−1−イル−メタノン
53
[3−[(E)−2−(4−エチル−フェニル)−ビニル]−6−(4−ヒドロキシ−フェニル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−4−イル]−ピペラジン−1−イル−メタノン
54
[3−[(E)−2−(4−tert−ブチル−フェニル)−ビニル]−6−(4−ヒドロキシ−フェニル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−4−イル]−ピペラジン−1−イル−メタノン
55
[3−[(E)−2−(3−フルオロ−4−メチル−フェニル)−ビニル]−6−(4−ヒドロキシ−フェニル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−4−イル]−ピペラジン−1−イル−メタノン
56
{6−(4−ヒドロキシ−フェニル)−3−[(E)−2−(3−メトキシ−フェニル)−ビニル]−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−4−イル}−ピペラジン−1−イル−メタノン
57
1−(4−{(E)−2−[6−(4−ヒドロキシ−フェニル)−4−(ピペラジン−1−カルボニル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−3−イル]−ビニル}−フェニル)−エタノン
58
{6−(4−ヒドロキシ−フェニル)−3−[(E)−2−(4−トリフルオロメトキシ−フェニル)−ビニル]−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−4−イル}−ピペラジン−1−イル−メタノン
59
[3−[(E)−2−(3,4−ジフルオロ−フェニル)−ビニル]−6−(4−ヒドロキシ−フェニル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−4−イル]−ピペラジン−1−イル−メタノン
60
{6−(4−ヒドロキシ−フェニル)−3−[(E)−2−(2−メトキシ−フェニル)−ビニル]−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−4−イル}−ピペラジン−1−イル−メタノン
61
[3−[(E)−2−(4−フルオロ−2−メチル−フェニル)−ビニル]−6−(4−ヒドロキシ−フェニル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−4−イル]−ピペラジン−1−イル−メタノン
62
{6−(4−ヒドロキシ−フェニル)−3−[(E)−2−(3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−ビニル]−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−4−イル}−ピペラジン−1−イル−メタノン
63
[3−[(E)−2−(2−フルオロ−4−メチル−フェニル)−ビニル]−6−(4−ヒドロキシ−フェニル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−4−イル]−ピペラジン−1−イル−メタノン
64
[3−[(E)−2−(2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−5−イル)−ビニル]−6−(4−ヒドロキシ−フェニル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−4−イル]−ピペラジン−1−イル−メタノン
65
[3−((E)−2−ベンゾ[1,3]ジオキソール−5−イル−ビニル)−6−(4−ヒドロキシ−フェニル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−4−イル]−ピペラジン−1−イル−メタノン
66
4−{(E)−2−[6−(4−ヒドロキシ−フェニル)−4−(ピペラジン−1−カルボニル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−3−イル]−ビニル}−N,N−ジメチル−ベンズアミド
67
[3−[(E)−2−(4−エトキシ−フェニル)−ビニル]−6−(4−ヒドロキシ−フェニル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−4−イル]−ピペラジン−1−イル−メタノン
68
{6−(4−ヒドロキシ−フェニル)−3−[(E)−2−(2−トリフルオロメチル−フェニル)−ビニル]−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−4−イル}−ピペラジン−1−イル−メタノン
69
[6−(4−ヒドロキシ−フェニル)−3−((E)−2−o−トリル−ビニル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−4−イル]−ピペラジン−1−イル−メタノン
70
[3−[2−(3,5−ジクロロ−フェニル)−ビニル]−6−(4−ヒドロキシ−フェニル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−4−イル]−ピペラジン−1−イル−メタノン
71
[3−[(E)−2−(3−フルオロ−フェニル)−ビニル]−6−(4−ヒドロキシ−フェニル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−4−イル]−ピペラジン−1−イル−メタノン
72
[3−[(E)−2−(2−フルオロ−フェニル)−ビニル]−6−(4−ヒドロキシ−フェニル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−4−イル]−ピペラジン−1−イル−メタノン
73
{6−(4−ヒドロキシ−フェニル)−3−[(E)−2−(4−メトキシ−3−メチル−フェニル)−ビニル]−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−4−イル}−ピペラジン−1−イル−メタノン
74
4−[6−(4−ヒドロキシ−フェニル)−3−((E)−スチリル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−4−カルボニル]−ピペラジン−1−カルボン酸ジメチルアミド
75
6−(4−ヒドロキシ−フェニル)−3−((E)−スチリル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−4−カルボン酸(4−メチル−ピペリジン−4−イル)−アミド
76
((S)−2−ブチル−ピペラジン−1−イル)−[6−(4−ヒドロキシ−フェニル)−3−((E)−スチリル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−4−イル]−メタノン
77
((R)−2−ブチル−ピペラジン−1−イル)−[6−(4−ヒドロキシ−フェニル)−3−((E)−スチリル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−4−イル]−メタノン
78
(2,7−ジアザ−スピロ[4.4]ノナ−2−イル)−[6−(4−ヒドロキシ−フェニル)−3−((E)−スチリル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−4−イル]−メタノン
79
(6,9−ジアザ−スピロ[4.5]デカ−9−イル)−[6−(4−ヒドロキシ−フェニル)−3−((E)−スチリル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−4−イル]−メタノン
80
2−エチル−1−{4−[6−(4−ヒドロキシ−フェニル)−3−((E)−スチリル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−4−カルボニル]−ピペラジン−1−イル}−ブタン−1−オン
81
1−{4−[6−(4−ヒドロキシ−フェニル)−3−((E)−スチリル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−4−カルボニル]−ピペラジン−1−イル}−2−モルホリン−4−イルエタノン
82
4−[6−(4−ヒドロキシ−フェニル)−3−((E)−スチリル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−4−カルボニル]−ピペラジン−1−カルボン酸メチルエステル
83
[6−(4−ヒドロキシ−フェニル)−3−((E)−スチリル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−4−イル]−[4−(ピリジン−3−カルボニル)−ピペラジン−1−イル]−メタノン
84
2−{4−[6−(4−ヒドロキシ−フェニル)−3−((E)−スチリル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−4−カルボニル]−ピペラジン−1−イル}−N,N−ジメチル−アセトアミド
85
(4−シクロプロピル−ピペラジン−1−イル)−[6−(4−ヒドロキシ−フェニル)−3−((E)−スチリル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−4−イル]−メタノン
86
2−ヒドロキシ−1−{4−[6−(4−ヒドロキシ−フェニル)−3−((E)−スチリル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−4−カルボニル]−ピペラジン−1−イル}−2−メチル−プロパン−1−オン
87
3−ヒドロキシ−1−{4−[6−(4−ヒドロキシ−フェニル)−3−((E)−スチリル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−4−カルボニル]−ピペラジン−1−イル}−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン
88
1−{4−[6−(4−ヒドロキシ−フェニル)−3−((E)−スチリル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−4−カルボニル]−ピペラジン−1−イル}−3−メトキシ−プロパン−1−オン
からなる群より選ばれる請求項1に記載の化合物。
【請求項7】
請求項1〜6のいずれか1項に記載の少なくとも1つの式Iの化合物、又はその生理学的に許容しうる塩、又はそれらのすべての生理学的に許容しうる溶媒和物、及び薬学的に許容しうる担体を含む薬学的組成物。
【請求項8】
薬剤として使用するための請求項1〜6のいずれか1項に記載の式Iの化合物、又はその生理学的に許容しうる塩、又はそれらのすべての生理学的に許容しうる溶媒和物。
【請求項9】
糖尿病及び糖尿病性合併症に関連する疾患を治療する薬剤を製造するための請求項1〜6のいずれか1項に記載の式Iの化合物、又はその生理学的に許容しうる塩、又はそれらのすべての生理学的に許容しうる溶媒和物の使用。
【請求項10】
腎症、神経障害、網膜症、虚血、炎症、中枢神経系障害、心臓血管疾患、皮膚疾患、自己免疫疾患及びがんを予防及び治療する薬剤を製造するための請求項1〜6のいずれか1項に記載の式Iの化合物、又はその生理学的に許容しうる塩、又はそれらのすべての生理学的に許容しうる溶媒和物の使用。
【請求項11】
PKC受容体に関連する疾患を治療する薬剤を製造するための請求項1〜6のいずれか1項に記載の式Iの化合物、又はその生理学的に許容しうる塩、又はそれらのすべての生理学的に許容しうる溶媒和物の使用。

【公開番号】特開2013−60370(P2013−60370A)
【公開日】平成25年4月4日(2013.4.4)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2011−198082(P2011−198082)
【出願日】平成23年9月12日(2011.9.12)
【出願人】(504456798)サノフイ (433)
【Fターム(参考)】