説明

キャッシュレジスタ及び現金処理装置

【課題】電力を削減することが可能な、キャッシュレジスタ及び現金処理装置を提供すること。
【解決手段】一実施形態は、入力部を有し、自身の各部の電源をオンオフする電源制御部を有する現金処理装置に接続されるキャッシュレジスタにおいて、前記入力部により商品の種類の入力を行った後、前記現金処理装置の電源を前記電源制御部によりオンさせる電源オン手段を有することを特徴するキャッシュレジスタ。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、キャッシュレジスタ及び現金処理装置に関する。
【背景技術】
【0002】
キャッシュレジスタと、これに通信接続された外部装置と、釣銭の出金を行う現金処理装置を有する金銭処理システムは知られている(特許文献1参照)。
【0003】
また、自動販売機の内部に装着され投入された硬貨を釣銭硬貨として収納する硬貨処理装置において、硬貨検出回路により硬貨の投入が検知されたとき、この硬貨検出回路への電源を供給する装置が知られている(特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2009−163536号公報
【特許文献2】特開2009−211137号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の課題は、使用電力を削減することが可能な、キャッシュレジスタ及び現金処理装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一実施形態は、入力部を有し、自身の各部の電源をオンオフする電源制御部を有する現金処理装置に接続されるキャッシュレジスタにおいて、前記入力部により商品の種類の入力を行った後、前記現金処理装置の電源を前記電源制御部によりオンさせる電源オン手段を有することを特徴するキャッシュレジスタを提供する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】実施形態に係るレジスタシステムなどの全体構成を示す図である。
【図2】第1の実施形態におけるPOSレジスタの構成例を示す図である。
【図3】第1の実施形態における現金処理装置の構成例を示す図である。
【図4】第1の実施形態におけるホストコンピュータの構成例を示す図である。
【図5】第1の実施形態の動作を説明するための図である。
【図6】第2の実施形態における現金処理装置の構成例を示す図である。
【図7】第2の実施形態の動作を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
【0009】
<第1の実施形態>
図1に、第一の実施形態のシステムの全体構成を示す。
【0010】
このシステムは、各商品の価格と現金などの金額の入出力を行うPOS(Point of Sales)レジスタ11と、このPOSレジスタ11に接続され入力された商品の金額などを表示する表示装置12と、POSレジスタ11に接続されその近くに置かれて客から預かった現金を入金し客に渡す釣銭を出金する現金処理装置13と、POSレジスタ11に接続され、商品の数、価格、合計金額や実際に現金処理装置13などから入力された金額を得て釣銭の金額を算出しこれらの購買情報を記憶しておくホストコンピュータ14とを有する。POSレジスタ11とこれに接続される現金処理装置13はレジスタシステムを構成する。なお、POSレジスタ11は、POSシステムの端末機能を有するキャッシュレジスタである。
【0011】
第1の実施形態では、POSレジスタ11から商品の種類と、お客から受け取った金銭の額を入力し、その差額を算出して、現金処理装置13に釣銭を出金するよう釣銭指示信号を送る。これに応じて現金処理装置13はお釣りを出し、お客から受け取った金銭を入力する。
【0012】
POSレジスタ11は、お客が商品を持ってカウンタに来たとき店員(操作者)が商品の種類などの入力に際して操作する機器であり、商品の価格及び支払われる代金の処理を行う機器であって、例えば図2に示すような構成を取る。
【0013】
POSレジスタ11は、商品の種類、個数などを手入力する入力部21と、お客から受け取った商品の例えばバーコードの読み取りを行う読取走査部22と、入力部21から入力がなされたことや読取走査部22が動作したことを検知する入力読取検知部23と、買われた個々の商品の価格及び合計価格と支払われた金額及びお釣りとなる差額を表示する表示部24と、その商品の種類及び個々の商品価格、合計価格、受け取った金額、お釣りの額をレシートとして印刷する印刷部25と、現金処理装置13と金額情報の授受を行う現金処理装置インターフェース(IF)部26と、ホストコンピュータ14と商品及び金額の情報の授受を行うホストインターフェース(IF)部27と、買われた個々の商品の価格及び合計価格と支払われた金額及びお釣りとなる差額などを計算する金額算出部28と、店員が商品の合計金額及び受け取った金額を確認して、取引の締め処理実行を指示する確認実行キー29と、これら各部を制御するレジスタ制御部30とを備える。
【0014】
同じ種類の商品を複数個買う場合には、商品の種類を読取走査部22により読み取り、個数を入力部21から手入力することにより読取走査の時間を節約することもできる。
【0015】
POSレジスタ11の表示部24の表示信号は、外部の表示装置12にも送られ、この装置の表示画面上に同様の表示がなされる。
【0016】
現金処理装置13の構成例を図3に示す。この現金処理装置13は、出金し受け入れる現金の金種、金額を認識する入出金額認識部32と、釣銭などの出金を行う出金部33と、現金を受け入れ可能であり現金を受け入れたことを検知する入金部34と、各部の電源を通常はオフ状態にし、2段階でオン制御する電源制御部36と、上記各部を動作させなくなった状態からの時間などを計測するタイマー37と、POSレジスタ11と金額情報を授受するレジスタIF部38とを備える。
【0017】
電源制御部36は、通常、入出金額認識部32、出金部33、入金部34の電源をオフとしておく。そして、レジスタIF部38にPOSレジスタ11から出金の指示信号が送られてきたとき、まず、上記電源をオフとしていた入出金額認識部32及び出金部33をオンとし、タイマー37により第1の所定時間T1経過した時に入金部34もオン状態とする。更に入金部34がオン状態になってから第2の所定時間T2を経過した時、すべての電源をオンとし、フル稼働の状態とする。
【0018】
タイマー37は、現金処理装置13の各部の動作が停止し、更にPOSレジスタ11から情報が送られてこなくなった時から、時間計測を開始する。そして、第2の所定時間T2を経過したら、電源制御部36に所定時間T2、経過したことを知らせ、電源制御部36は、入出金額認識部32、出金部33、入金部34の電源をオフとする。時間計測の途中で、レジスタIF部にPOSレジスタ11から情報が入ったときには、電源制御部36は、再び、入出金額認識部32、出金部33、入金部34の電源をオンとする。現金処理装置13は、現金処理装置の一種であり、客から預かった現金を入金する入金部34と、客に釣銭として渡す現金を出金する出金部33を有する。入金部34と出金部33は各々、紙幣と硬貨の入金、出金を行う機能を有する。
【0019】
POSレジスタ11の前に立った店員は、例えばバーコードの記載された商品をPOSレジスタ11の読取走査部22を通し、すなわち商品のバーコードをスキャンし、商品の種類などを認識する。この商品種類などの読取がなされたこと又は、入力部21に入力がされたことは入力読取検知部23で検知され、この情報は、POSレジスタ11の現金処理装置IF部26を通して現金処理装置13に送られる。この情報は、現金処理装置13の電源制御部36に伝えられ、入出金額認識部32及び出金部33の電源をオンとする。
【0020】
ホストコンピュータ14の構成例を図4に示す。このホストコンピュータ14は、商品種類別に商品の種類とその金額を対応させて記憶する商品金額記憶部41と、POSレジスタ11と情報の授受を行うレジスタIF部42と、POSレジスタ11から送られてきた、各商品の合計金額やお客が購入した商品種類及び支払った金額を記憶する購買情報記憶部44と、これら各部を制御するホスト制御部45を備える。
【0021】
次に、この実施形態の動作を図5に示すフローチャートに従って説明する。スタートすると、ステップS501で現金処理装置13の一部の電源はオフの状態とされる。すなわち、現金処理装置13の電源制御部36は、入出金額認識部32、出金部33、入金部34の電源をオフの状態にされる。
【0022】
ステップS502で、読取走査部22において例えば商品のバーコードの読み取りが開始されたか否かを検知する。バーコードの読み取りが検知されないときには、ステップS503でPOSレジスタ11の入力部21に商品種類等が入力されたかを検知する。これら、バーコードの読み取り検知、入力部21への入力検知は、入力読取検知部23においてなされる。どちらかが検知されると、その旨の検知信号は、現金処理装置IF部26を介して、現金処理装置13に送られる。商品に付されたバーコードにより商品名が認識されないときには、店員は直接手入力によりその商品種類、個数を入力する。商品名が認識された場合にも個数が2個以上のときには、個数を手入力する。
【0023】
上記検知信号は、現金処理装置13のレジスタIF部38を介して、電源制御部36に送られる。この検知信号を受けるとステップS504で、電源制御部36は、入出金額認識部32及び出金部33の電源をオンにする。これは、現金処理装置13の出金部33から、先に釣銭を出すためである。
【0024】
これらの電源がオンにされてから、ステップS505で、第1の所定時間T1を経過すると、電源制御部36は入金部34の電源をオンにし、現金処理装置13をフル稼働の状態にする。
【0025】
一方、ステップS502でバーコードとして読み取られた商品の種類、あるいは入力部21で入力された商品種類は、確認実行キー29を店員が押すことにより、一括して、ホストIF部27を介して、ホストコンピュータ14に送られる。ホストコンピュータ14のレジスタIF部42を介して商品種類を受けた図4に示す商品金額記憶部41では、各商品の名称、各商品に対する金額とその全体の合計額を、レジスタIF部42を介して、POSレジスタ11に送る。そして、これら個々の商品と各金額及び合計金額は、表示部24に表示されると共に、お客が見ることのできる表示装置12の表示画面上に表示される。これがステップS506によって行われる。
【0026】
次のステップS507では、お客から受け取った金銭の金額をPOSレジスタ11の入力部21から入力する。次のステップS508では、POSレジスタ11の金額算出部28において入力部21から入力された金額から全ての商品の合計額を減算し、釣銭の額を得る。
【0027】
ステップS509では、POSレジスタ11は、現金処理装置IF部26を介して、現金処理装置13に、釣銭の額の出金を指示し、現金処理装置13の出金部33は釣銭(紙幣及び硬貨)を出金する。その後のステップS510では、顧客から受け取った金銭(紙幣及び硬貨)を入力部21に入れて、入金処理を行う。ステップS509及びステップS510の出金及び入金の金額は入出金額認識部32で認識される。
【0028】
これらの商品の種類とその金額、合計金額、受け取った金額、釣銭の金額などはすべて、ホストコンピュータ14に送られ、購買情報記憶部44に記憶される。
【0029】
ステップS511で現金処理装置13及びPOSレジスタ11の各部動作が停止した後、タイマー37は時間計測を開始する。ステップS512で時間の計測を開始してから所定時間T2を経過すると、ステップS501に戻って、現金処理装置13の電源制御部36は、再び、現金処理装置13の入出金額認識部32、出金部33、入金部34の電源をオフの状態にする。
【0030】
この実施形態によれば、お客から受け取った金銭の額を操作者が入力するので、間違いのない入力を行うことができる利点がある。
【0031】
<第2の実施形態>
上記第1の実施形態では、商品の合計金額と受け取った金額の差額は、POSレジスタ11の金額算出部28において行い、POSレジスタ11から出金の指示信号を現金処理装置13に送り、出金部33で出金していた。しかし、現金処理装置において入金額を認識し、POSレジスタ11から送られてきた商品の金額を得てその差額を求め、出金するようにすることも可能である。
【0032】
次にこのような第2の実施形態について説明する。この実施形態における現金処理装置の構成例を、図6に示す。図6において現金処理装置53は、出金し受け入れる現金の金種、金額を認識する入出金額認識部62と、釣銭などの出金を行う出金部63と、現金を受け入れ可能であり現金を受け入れたことを検知する入金部64と、各部の電源を通常はオフ状態にし、2段階でオン制御する電源制御部36と、上記各部を動作させなくなった状態からの時間を計測するタイマー67と、POSレジスタ11と金額情報を授受するレジスタIF部68と、釣銭の金額などを算出する金額算出部69とを備える。
【0033】
この現金処理装置53が現金処理装置13と主に異なるところは、金額算出部69を有する点である。この実施形態では、POSレジスタ11及びホストコンピュータ14は図2、図4に示す構成と同様である。但し、釣銭金額の算出はPOSレジスタ11の金額算出部28で行わず、現金処理装置13の金額算出部69で行う。
【0034】
次に、この実施形態の動作を、図7に示すフローチャートを用いて説明する。
【0035】
ステップS701からステップS703迄は図5のステップS501からステップS503までと同じである。ステップS704で、電源制御部66は、現金処理装置53の出金部63を除く、入出金額認識部62と入金部64の電源をオンする。
【0036】
ステップS705では、電源制御部66は所定時間T1後に、出金部63を含む現金処理装置53の全ての電源をオン状態とする。
【0037】
ステップS706では、各商品の種類、単価、個数、合計金額などを表示部24及び表示装置12に表示させた後、図7に示すステップS707で、この商品の合計金額はレジスタIF部68を通して金額算出部69に送られる。
【0038】
次のステップS708では、お客から受け取った金銭の紙幣及び硬貨を現金処理装置53の入金部64に入れる。この入金部64から入力された金額は入出金額認識部62で認識された後、金額算出部69に送られる。
【0039】
ステップS709では、金額算出部69では、お客から受け取った金額からPOSレジスタ11から送られてきた金額を差し引くことにより釣銭金額を算出する。ステップS710では、出金部63に指示してその金額を出金部63から出金する。
【0040】
次のステップS711では、受け取った金額、釣銭額をPOSレジスタに通知し、POSレジスタはそれらの金額を商品の種類、その単価、個数、合計金額と共に、ホストコンピュータ14に送る。それらの購買データは、ホストコンピュータ14の購買情報記憶部44に記憶される。ステップS712で現金処理装置53の各部の動作が停止した後、時間を計測し、ステップS713で所定時間T2経過したら、ステップS701に戻る。
【0041】
この実施形態において、電源制御部66では、2段階制御を行うようにさせることができる。
【0042】
この第2の実施形態によれば、お客から受け取った金銭の額を現金処理装置が自動認識するので、操作者に負担を掛けない現金処理装置が得られる利点がある。
【0043】
ところで、上記実施形態では、バーコードにより商品の種類を認識していた。しかし、他のコード、例えば2次元コードや、商品名を直接文字認識させるようにしてもよい。
【0044】
上記実施形態では、個々の商品の種類をPOSレジスタ11からホストコンピュータ14に送り、商品名、価格を問い合わせていた。このようにすればホストコンピュータ14の商品金額記憶部41に記憶されている各商品の金額を一時的に変えたときでも、適切な金額を用いることができる利点がある。
【0045】
しかし、POSレジスタ11がネットワークを介してホストコンピュータ14に接続されている場合には、時間的な遅れが発生する場合もあり、このような場合には、各POSレジスタに商品金額記憶部を設けて動作させる前、例えば日にちが変わった時に、商品と金額の関係をこの商品金額記憶部に予めダウンロードするようにしておくことが可能である。このようにすれば、各POSレジスタ11で各商品の価格をホストコンピュータ14に問い合わせる必要がなくなり、これら商品の個々の金額及び合計金額を表示するまでの時間を短縮することが可能である。
【0046】
上記実施形態では、ホストコンピュータ14はPOSレジスタ11に接続され、POSレジスタ11と現金処理装置13が接続されていた。しかし、ホストコンピュータ14と現金処理装置13が直接接続され、ホストコンピュータ14で算出した釣銭額を直接、現金処理装置13から出すようにしてもよい。
【0047】
上記実施形態では、ホストコンピュータを有し、差額計算をこのホストコンピュータに行わせていた。しかし、ホストコンピュータは必ずしも必要でなく、POSレジスタにおいて合計金額、差額等の算出を行わせることは可能である。また購買の記録情報をレジスタに記憶させることが可能である。
【0048】
上記第1第2の実施形態では、電源制御部は、入出金認識部と出金部、入金部の電源をオン、オフしていた。しかし、POSレジスタからの信号を検知して、現金処理装置の電源をオン、オフ制御するようにしてもよい。
【0049】
上記実施形態では、預かり金を受け入れる口と釣銭を払い出す口とを単一の金銭トレイ31として共通にしたが、それぞれの口を別々の異なったトレイとして構成しても良い。また、紙幣と硬貨とを別々の異なった口から受け入れたり、払い出したりしても良い。
【0050】
上記実施形態によれば、電力を節約することが可能な、現金処理装置が得られる効果がある。
【0051】
上記実施形態では、現金処理装置13各部の電源を一律にオフオンしているが、一部分を他の部分とは別々にオフオンしても良い。例えば金銭を受け入れる口に金銭が入ってきたことを検知する金銭受け入れセンサを設け、この金銭受け入れセンサによる検知に基づいて現金処理装置各部の電源をオンするようにすれば、金銭受け入れセンサ部分の電源オンを他の部分に先駆けて行い、他の部分の電源オフ時間を長くすることでき、更なる電力節約が可能である。
なお、上記実施形態では、キャッシュレジスタの入力部の一例として、商品の種類を入力する例について説明した。しかしながら、売上と関係しない現金の授受に関するデータを入力するものであってもよい。
売上と関係しない現金の授受に関する入力部としては、例えば両替キー、入金キー、出金キーなどがある。両替キーは受け取った貨幣より額面が小さい貨幣にくずす際に操作される。例えば日本においては、1万円札1枚を5千円札1枚と千円札5枚とに交換する。入金キーは、現金を釣銭として補充する際に操作される。出金キーは、現金を回収する際に操作される。
【0052】
上記実施形態では、現金処理装置として、客から預かった現金を入金し、客に渡す釣銭を出金する現金処理装置13を例示したが、客から預かった現金を入金する入金装置、客に釣銭として渡す現金を出金する出金装置の何れかを現金処理装置とすることも可能である。なお、現金処理装置には、両替機も含まれる。
【0053】
本発明のいくつかの実施形態を説明したがこれらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
【符号の説明】
【0054】
11・・・・POS(Point of Sales)レジスタ、
12・・・・表示装置、
13,53・・・・現金処理装置、
14・・・・ホストコンピュータ、
21・・・・入力部、
22・・・・読取走査部、
23・・・・入力読取検知部、
24・・・・表示部、
25・・・・印刷部、
26・・・・現金処理装置インターフェース(IF)部、
27・・・・ホストIF部、
28・・・・確認実行キー、
29・・・・金額算出部、
30・・・・レジスタ制御部、
31・・・・金銭トレイ、
32,62・・・・入出金額認識部、
33,63・・・・出金部、
34,64・・・・入金部、
36,66・・・電源制御部、
37,67・・・・タイマー、
38,42,68・・・・レジスタIF部、
41・・・・商品金額記憶部、
44・・・・購買情報記憶部、
45・・・・ホスト制御部。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
入力部を有し、自身の各部の電源をオンオフする電源制御部を有する現金処理装置に接続されるキャッシュレジスタにおいて、前記入力部により商品の種類の入力を行った後、前記現金処理装置の電源を前記電源制御部によりオンさせる電源オン手段
を有することを特徴するキャッシュレジスタ。
【請求項2】
前記入力部は、商品の種類を入力することを特徴とする請求項1記載のキャッシュレジスタ。
【請求項3】
前記入力部は、現金の種類の授受に関するデータを入力することを特徴とする請求項1記載のキャッシュレジスタ。
【請求項4】
現金を受け入れ可能であり現金を受け入れたことを検知する入金部と、
少なくともこの入金部の電源をオフとすることが可能である電源制御部とを備え、
商品の種類及び金額が入力されるキャッシュレジスタと接続され、当該キャッシュレジスタにおいて前記商品の種類または金額が入力されると前記電源制御部から前記入金部への電源をオンにすること特徴とする現金処理装置。
【請求項5】
現金を払い出し可能である出金部と、この出金部の電源をオフとすることが可能である電源制御部とを備え、商品の種類及び支払われる金額の処理を行うキャッシュレジスタと接続され、当該キャッシュレジスタにおいて前記商品の種類が入力されたことを受けて前記電源制御部から前記出金部の電源をオンにすること特徴とする現金処理装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2013−50939(P2013−50939A)
【公開日】平成25年3月14日(2013.3.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−76659(P2012−76659)
【出願日】平成24年3月29日(2012.3.29)
【出願人】(000003562)東芝テック株式会社 (5,631)
【Fターム(参考)】