説明

キャップ供給装置

【課題】キャップ2をキャッパに供給するキャップ供給装置1内の塵埃等の微少物質を吸引して除去する。
【解決手段】ホッパ4内に収容したキャップを排出手段10によって搬送ベルト6上に送り出す。搬送ベルトに等間隔で取り付けられたガイド部材24上にキャップを乗せて上方へ搬送する。搬送ベルトは、下部の緩やかな傾斜からほぼ垂直に近い急角度の上昇部に移行し、その移行部付近の選別エリアAで、頭部が外側を向いたキャップを自重により落下させ、逆方向のキャップだけを選別して搬送する。搬送ベルトには多数の吸引穴28が形成されるとともに、搬送ベルトの背後の、選別エリアよりも上流側に集塵ダクト30が配置されている。また、表面側にはエア吹き出し口34が設けられている。集塵ダクトとエア吹き出し口は、フィルタ36、ブロア38およびヒータ40を介して接続されて循環経路を形成している。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はキャップ供給装置に係り、特に、キャップ供給装置内の塵埃等の微少物質を集めて排出する集塵装置を備えたキャップ供給装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
キャッパにキャップを供給するキャップ供給装置では、キャップソータ内やキャップの搬送過程で生じた塵埃等の微少異物や、外部から持ち込まれた異物がキャップに付着した状態でキャッパに供給されると、これらの異物が容器内に充填されている内容物に混入してしまうという問題が発生する。そこで、キャップソータ内でこれらの異物を除去するための構成を備えた発明が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
前記特許文献1に記載された発明は、キャップソータに給気パイプと排気パイプの一端を接続し、これら両パイプの他端の間に、第1フィルタ、ブロア、ヒータおよび第2フィルタを連結して、エアの循環経路を形成している。この構成では、ブロアの運転によりエアを循環させてフィルタを通過させることにより集塵を行っている。
【0004】
前記特許文献1に記載された発明のようにキャップソータの形式のキャップ供給装置は、キャップの送り込み速度が充分ではなく、大量のキャップをシュートに送り込むには適しておらず、また、キャップの形状が変わるたびにソータや選別アタッチメントを交換する必要があり、時間と手間がかかるという問題があった。
【0005】
そこで、大量のキャップの表裏を選別してシュートに供給するキャップ供給装置としていわゆるエレベータソータと呼ばれるタイプのキャップ供給装置が使用されるようになっている(特許文献2参照)。この特許文献2に記載されたタイプのキャップ供給装置は、搬送ベルトを傾斜した状態で上方へ向けて走行させ、上方ではほぼ垂直近くまで立ち上がらせた状態にして、特定の方向を向いたキャップを自重により落下させることにより、キャップの表裏を選別している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特許第4006802号公報
【特許文献2】特許第3876201号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
前記特許文献2に記載されたキャップ供給装置は、外部から持ち込まれる塵埃などに加えて、選別の際に落下したキャップが搬送方向上流側で他のキャップと接触することにより擦れた樹脂粉が発生するおそれがあり、サニタリー性で問題があった。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、前記課題を解決するためになされたもので、キャップを収容するホッパと、ケーシング内に配置されてキャップを上方へ搬送する搬送ベルトと、この搬送ベルトの搬送面に所定間隔で設けられてキャップを載置する水平なガイド部材と、前記ホッパに収容されたキャップを前記搬送ベルトに送り出すキャップ排出手段とを備え、前記ホッパから送り出された複数のキャップを前記ガイド部材に載せて上方へ搬送することにより、一定方向を向いたキャップをその自重によって落下させてキャップの表裏を選別し、他方向のキャップだけを供給するキャップ供給装置において、前記搬送ベルトに多数の吸引穴を形成するとともに、搬送ベルトの裏面側にケーシング内の塵埃等を集塵する集塵ダクトを設け、かつ、前記ケーシング内に、前記搬送ベルトの搬送面側にエアを吹き出すエア吹き出し口を設け、前記搬送ベルトの吸引穴を介して集塵することを特徴とするものである。
【0009】
また、第2の発明は、前記第1の発明において、前記ホッパ内にエアを吹き出す吹き出し口を設けたことを特徴とするものである。
【0010】
さらに、第3の発明は、前記第1の発明または第2の発明において、前記集塵ダクトが、前記搬送ベルトの搬送経路におけるキャップの表裏を選別するキャップ選別エリアよりも上流側に設けられることを特徴とするものである。
【0011】
また、第4の発明は、前記第1の発明ないし第3の発明において、前記キャップ選別エリアで落下したキャップを、前記キャップ排出手段によるキャップ供給位置側へ誘導する誘導部材を設けたことを特徴とするものである。
【0012】
また、第5の発明は、前記第1の発明ないし第4の発明において、前記集塵ダクトとエア吹き出し口とを、フィルタ、ブロアおよびヒータを介して接続してエアの循環する通路を形成し、フィルタおよびヒータを通したエアを循環させることを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0013】
本発明のキャップ供給装置は、搬送ベルトに多数の吸引穴を形成するとともに、搬送ベルトがほぼ直立した状態で一方向のキャップを落下させてキャップを選別するようにした選別エリアよりも上流側の搬送ベルトの背後に、集塵ダクトを配置して吸引するようにしたので、キャップに付着したり周囲に浮遊している塵埃等の微少異物を集塵して、キャッパへの異物の持ち込みを防止するという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】図1はキャップ供給装置の側面図である。(実施例1)
【図2】図2はキャップ供給装置の正面図であり、図1のII方向矢視図である。
【図3】図3は前記キャップ供給装置の要部を拡大して示す正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
キャップを収容するホッパと、このホッパから送り出されたキャップを上方へ搬送する搬送ベルトと、ホッパ内のキャップを搬送ベルトに送り出すキャップ排出手段と、搬送ベルトの搬送面に、その走行方向と直交する方向を向けて、等間隔で取り付けられたガイド部材とを備えており、前記搬送ベルトをほぼ垂直に近い急角度で上昇させることにより、一定の方向を向いたキャップをそのまま搬送するとともに、逆方向を向いたキャップは落下させることにより、キャップの表裏を選別して、前記一定の方向のキャップだけをキャッパに供給するキャップ供給装置であって、前記搬送ベルトには、キャップを搬送するガイド部材が設けられている搬送面の裏側に集塵ノズルを配置し、搬送面側には温風を吹き出すエア吹き出し手段を配置して、前記集塵ノズル、フィルタ、ブロア、ヒータおよびエア吹き出し手段の循環回路を形成し、搬送ベルトに形成された多数の吸引穴から搬送面側の塵埃等を吸引することにより、キャップ供給装置内の塵埃等の微少異物を集塵して回収するという目的を達成する。
【実施例1】
【0016】
以下、図面に示す実施例により本発明を説明する。この実施例に係るキャップ供給装置(全体として符号1で示す)は、多数のキャップ2を収容するホッパ4と、このホッパ4から送り出されてきたキャップ2を受け取って上方へ搬送する搬送ベルト6を備えている。なお、この実施例に係るキャップ供給装置1によって供給されるキャップ2は、容器(図示せず)の口部に被せられて容器内を密封するものであり、円筒形2a(図3参照)の一端が開口するとともに、他端が閉じた形状をしている。
【0017】
前記ホッパ4は上部を覆う蓋8が設けられており、この蓋8を開けて多数のキャップ2を投入する。ホッパ4の底部は、中央部の出口4a方向に向けた傾斜面4bにより構成されている。このホッパ4の出口4aにはバイブレータ等のキャップ排出手段10が設けられており、このキャップ排出手段10が前記搬送ベルト6に常に一定量のキャップ2を供給する。このホッパ4の周囲の壁面の上部にエア吹き出し口12が設けられており、後に説明するブロアおよびヒータ等を介してホッパ4内にホットエアが吹き込まれるようになっている。なお、この実施例では、ホッパ4の出口4aに設けられているキャップ排出手段10によるキャップ2の送り出し方向と逆側の壁面4cにエア吹き出し口(以下、第1エア吹き出し口と呼ぶ)12が設けられており、ホッパ4内の塵埃などを下流側に送り出している。
【0018】
前記ホッパ4の下部に設けたキャップ排出手段10の下方から斜め上方へ向けて、無端状のキャップ搬送ベルト6が配置されている。この搬送ベルト6はケーシング14内に収容されており、キャップ排出手段10の下方に配置されたスプロケット16と、上方に配置されたスプロケット18と、下方の方向変換部に配置された中間スプロケット20に掛け回されている。また、方向変換部の中間スプロケット20のやや上方に、テンションホイール22が配置され、この搬送ベルト6を外側から押圧してテンションを調整している。
【0019】
搬送ベルト6は、キャップ2を搬送する部分が、キャップ排出手段10から送り出されたキャップ2を受け取る水平部6aと、ほぼ円弧状の経路で緩やかに上昇する円弧状上昇部6bと、屈曲点6cを経て傾斜角度を変えて、ほぼ直立した状態に近くなるまで立ち上がる急上昇部6dとを有している。
【0020】
搬送ベルト6は、搬送面(スプロケット16、18、20に掛け回された搬送ベルト6の外側の面)に一定の間隔で、搬送ベルト6を横断する方向(水平方向)のガイド部材24が取り付けられている。これらガイド部材24の間隔は、円筒状のキャップ2の直径よりもやや大きくなっている(図3参照)。キャップ2はこの水平ガイド部材24上に円筒部2aを載せて支持されるようになっており、開口部側が搬送ベルト6の搬送面に接して、閉じた頭部側が外方を向いているときには、搬送されるキャップ2が急上昇部6dに達すると自重により落下し、逆に、閉じた頭部側が搬送面に接して開口部側が外側を向いているときには、急上昇部6dに入ってもキャップ2が落下せずにそのまま保持されて上方へ搬送されるように、水平ガイド部材24の高さが設定されている。このように前記屈曲点6cからやや上方の部分が、一方の向きのキャップ2を落下させ、他方の向きのキャップ2はそのまま搬送するようにキャップ2の向きを選別する選別エリアAになっている。また、この実施例では、ガイド部材24を、帯電防止部材で構成しており、静電気で塵埃がキャップ2に付着することを防止している。
【0021】
搬送ベルト6には、搬送面と裏側とを連通する多数の貫通穴(以下に説明する集塵ダクトにより吸引する吸引穴28)が形成されている。また、前記搬送ベルト6の円弧状に上昇する緩やかな上昇部6bの上部寄り、つまり、前記選別エリアAよりもやや上流側に、搬送面の背後から吸引して塵埃などを集塵する集塵ダクト30が設けられている。この集塵ダクト30は、図3に示すように、2本のガイド部材24の間隔に近い径を有する管体32が、搬送ベルト6の幅全体に亘って水平に配置されており、この管体32に多数の細長い集塵穴32aが形成されている。一方、集塵ダクト30の搬送ベルト6を挟んだ対向側に、前記ケーシング14内に温風エアを吹き出す第2エア吹き出し口34が設けられている。
【0022】
前記集塵ダクト30は、フィルタ36、ブロア38およびヒータ40を介して前記第2エア吹き出し口34に接続されており、エアの循環経路が形成されている。また、前記ホッパ4内に温風エアを吹き出す第1エア吹き出し口12もこの回路に接続されている。搬送ベルト6をケーシング14内に収容し、第2エア吹き出し口34から吹き出すエアにより、ケーシング14内を陽圧に維持しており、外部からの塵埃の侵入を防止している。
【0023】
また、搬送ベルト6によって搬送されて選別エリアAで落下したキャップ2が、その下方を搬送されているキャップ2に接触することを防ぐために、キャップ2の供給位置(キャップ排出手段10によってキャップ2が送り出される水平部6a)まで戻すための誘導部材42を設けている。
【0024】
搬送ベルト6の上端部の送り込み位置Bには、この搬送ベルト6によって選別されて搬送されてきたキャップ2を、キャッパに受け渡すためのシュートに送り込む送り込み手段44が設けられている。この送り込み手段44は、搬送ベルト6の側部に配置されたエアノズル44aを備えており、この送り込み手段44の位置に到達したキャップ2に、エアノズル44aからエアを吹き付けてガイド部材24に沿って搬送ベルト6から外部へ排出する。
【0025】
前記構成に係るキャップ供給装置1の作動について説明する。ホッパ4の蓋8を開けて内部に多数のキャップ2を投入する。ホッパ4内に収容されたキャップ2は、ホッパ4の出口4aに連結されているキャップ排出手段10によって、下方の搬送ベルト6に常に一定量のキャップ2を送り出す。
【0026】
キャップ排出手段10によってホッパ4から送り出されたキャップ2は、搬送ベルト6の上流端の水平部6a上に落下し、上方へ向けて走行する搬送ベルト6によって搬送される。搬送ベルト6に水平方向(搬送ベルト6を横断する方向)を向けて取り付けられているガイド部材24は、キャップ2の円筒部2aの径よりもやや大きい間隔で取り付けられており、各ガイド部材24間にキャップ2が横方向に一列で収容されて搬送される。搬送ベルト6の走行により、キャップ2が円弧状の緩やかな上昇部6bから屈曲点6cを過ぎてほぼ垂直な急上昇部6dに入る。この急上昇部6dの上流端(最も下部側)がキャップ2の表裏を選別する選別エリアAになっており、開口部側が搬送ベルト6に接するとともに、閉じている頭部側が外側を向いているキャップ2は、自重により落下する。また、逆に、開口部側が外側を向き、頭部側が搬送ベルト6に接しているキャップ2は、頭部側が開口部側よりも重いので、ガイド部材24上に安定した姿勢で載り、そのまま上方へ搬送される。
【0027】
搬送ベルト6の上部の送り込み位置Bまで搬送されたキャップ2は、エアノズル44aによってエアを吹き付けられて搬送ベルト6から外部に排出され(図2参照)、図示しないキャップシュートに送られる。この実施例に係るキャップ供給装置1では、前記ホッパ4に、温風を吹き付ける第1エア吹き出し口12が設けられており、前記運転中はホッパ4内にエアを吹き出して、ホッパ4内の塵埃をホッパ4の下端の出口4aから外部へ送り出している。また、搬送ベルト6の前記選別エリアAよりもやや上流側の背後に集塵ダクト30が設置されており、搬送ベルト6に形成されている吸引穴28からキャップ2に付着している樹脂粉や搬送ベルト6上の塵などを吸引して回収する。しかも、この集塵ダクト30の搬送ベルト6を挟んだ向かい側に第2エア吹き出し口34が設けられており、ケーシング14内に塵埃の除去に効果的な空気の流れを作るとともに、選別エリアAからのキャップ2の落下による塵埃の巻き上げも防ぐことができる。さらに、集塵ダクト30から吸引するだけでは、外気が導入されるためケーシング14内の温度が低下してしまうが、第2エア吹き出し口34から温風を吹き込むことによりキャップ2の温度低下による品質変化を防止することができる。また、ホッパ4内の第1エア吹き出し口12と、搬送ベルト6の表面側の第2エア吹き出し口34から吹き出されたエアを、集塵ダクト30で吸引し、フィルタ36、ブロア38およびヒータ40を介して循環させているので、回収するエアと吹き出すエアとの温度差が、外部からエアを導入する場合よりも小さいので、エネルギー効率を向上させることができる。
【0028】
以上のように本実施例装置では、ホッパ4内で発生する樹脂粉や、外部から持ち込まれた塵埃等に加えて、キャップ2の選別を行う選別エリアAで落下するキャップ2が他のキャップ2と衝突することで生じる樹脂粉も回収することができる。なお、集塵ダクト30を配置する位置は、より多くのキャップ2に付着した樹脂粉を除去するという点に加えて、搬送ベルト6がほぼ垂直になった際に搬送ベルト6に付着した樹脂粉が落下しないようにするために、表裏を選別する選別エリアAの上流であって、落下の接触によって新規に発生する樹脂粉も除去できるように、キャップ落下位置の下流側であることが好ましい。
【符号の説明】
【0029】
2 キャップ
4 ホッパ
6 搬送ベルト
10 キャップ排出手段
14 ケーシング
24 ガイド部材
28 搬送ベルトの吸引穴
30 集塵ダクト
34 エア吹き出し口(第2エア吹き出し口)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
キャップを収容するホッパと、ケーシング内に配置されてキャップを上方へ搬送する搬送ベルトと、この搬送ベルトの搬送面に所定間隔で設けられてキャップを載置する水平なガイド部材と、前記ホッパに収容されたキャップを前記搬送ベルトに送り出すキャップ排出手段とを備え、
前記ホッパから送り出された複数のキャップを前記ガイド部材に載せて上方へ搬送することにより、一定方向を向いたキャップをその自重によって落下させてキャップの表裏を選別し、他方向のキャップだけを供給するキャップ供給装置において、
前記搬送ベルトの搬送面に多数の吸引穴を形成するとともに、搬送ベルトの裏面側にケーシング内の塵埃等を集塵する集塵ダクトを設け、かつ、前記ケーシング内に、前記搬送ベルトの搬送面側にエアを吹き出すエア吹き出し口を設け、前記搬送ベルトの吸引穴を介して集塵することを特徴とするキャップ供給装置。
【請求項2】
前記ホッパ内にエアを吹き出す吹き出し口を設けたことを特徴とする請求項1に記載のキャップ供給装置。
【請求項3】
前記集塵ダクトが、前記搬送ベルトの搬送経路におけるキャップの表裏を選別するキャップ選別エリアよりも上流側に設けられることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のキャップ供給装置。
【請求項4】
前記キャップ選別エリアで落下したキャップを、前記キャップ排出手段によるキャップ供給位置側へ誘導する誘導部材を設けたことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のキャップ供給装置。
【請求項5】
前記集塵ダクトとエア吹き出し口とを、フィルタ、ブロアおよびヒータを介して接続してエアの循環する通路を形成し、フィルタおよびヒータを通したエアを循環させることを特徴とする請求項1ないし請求項4に記載のキャップ供給装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2012−91801(P2012−91801A)
【公開日】平成24年5月17日(2012.5.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−238881(P2010−238881)
【出願日】平成22年10月25日(2010.10.25)
【出願人】(000253019)澁谷工業株式会社 (503)
【Fターム(参考)】