説明

キャブ及びモータグレーダ

【課題】操作レバーが誤って操作されることを抑制可能なキャブを提供する。
【解決手段】モータグレーダ1において、左リフトシリンダ操作レバー200は、ロッド210と、下リンク部材220と、上リンク部材230と、持ち手240と、を有する。ロッド210は、ロッド下端部210Aと、ロッド上端部210Bと、屈曲部210Cと、を含む。屈曲部210Cが有する屈曲点Fは、ロッド下端部210Aに設けられる第1軸p1よりも前方に位置している。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、操作レバーを備えるキャブ及びモータグレーダに関する。
【背景技術】
【0002】
一般的に、モータグレーダは、キャブ内において、運転席と、運転席の前方に配置されるハンドルポストと、ハンドルポストの側方に立設される操作レバーと、操作レバーと運転席の間に配置されるペダルと、を備えている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開平11−158923号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、オペレータが足でペダルを踏んだ場合に、足のつま先が操作レバーに干渉することによって操作レバーが誤って操作されてしまうおそれがある。
【0005】
本発明は、上述の状況に鑑みてなされたものであり、操作レバーが誤って操作されることを抑制可能なキャブ及びモータグレーダを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1の態様に係るキャブは、床板と、床板上に配置される運転席と、運転席の前方に配置されるハンドルポストと、ハンドルポストの側方において床板に立設される操作レバーと、操作レバーと運転席の間において床板上に配置され上下に揺動可能なペダルと、を備える。操作レバーは、第1軸が設けられるロッド下端部と、第1軸に平行な第2軸が設けられるロッド上端部と、ロッド下端部よりも前方に位置する屈曲点を有し、ロッド下端部とロッド上端部との間に設けられ前方に向かって凸状に形成される屈曲部とを含むロッドと、第1軸に連結されており、第1軸よりも後方に位置し第1軸に平行な第3軸を中心として上下回動可能な下リンク部材と、第2軸に連結されており、第2軸よりも後方に位置し第1軸に平行な第4軸を中心として上下回動可能な上リンク部材と、第4軸において上リンク部材に連結される持ち手と、を有する。ペダルは、オペレータの足が載置される載置面を有している。ペダルが揺動範囲内のいずれかの位置に位置する場合において、側面視で載置面上を通る直線は、屈曲点と交差する。
【0007】
本発明の第1の態様に係るキャブによれば、屈曲点が第1軸よりも前方に位置しているので、ロッドをペダルから前方に離間させることができる。また、ペダルが揺動範囲内のいずれかの位置に位置する場合に載置面上を通る直線が屈曲点と交差するので、屈曲点がより下方に設けられたために直線が屈曲点と交差しない場合に比べて、ロッドをペダルから前方により離間させやすい。そのため、ペダルに載置されるオペレータの足のつま先が操作レバーに干渉することを抑制できるので、操作レバーが誤って操作されることを抑制することができる。また、ロッドが直線状に形成される場合に比べて重心を前方に移動させられるので、持ち手の操作感を軽くすることができる。
【0008】
本発明の第2の態様に係るキャブは、第1の態様に係り、ペダルが揺動範囲の下端位置に位置する場合において、側面視で載置面上を通る直線は、屈曲点と交差する。
【0009】
本発明の第2の態様に係るキャブによれば、ペダルに載置されるオペレータの足のつま先が最も前方に迫り出す場合において、オペレータのつま先と操作レバーとの干渉を抑制できる。そのため、操作レバーが誤って操作されることをより抑制することができる。
【0010】
本発明の第3の態様に係るキャブは、第1又は第2の態様に係り、屈曲点と第2軸とを結ぶ直線は、第3軸と第4軸とを結ぶ直線に平行であり、第1軸と第3軸とを結ぶ直線は、第2軸と第4軸とを結ぶ直線に平行である。
【0011】
本発明の第3の態様に係るキャブによれば、操作レバーは平行リンク機構を構成しているので、持ち手に入力される力を効率よく下リンク部材に伝達させることができる。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、操作レバーが誤って操作されることを抑制可能なモータグレーダを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】モータグレーダの全体構成を示す側面図。
【図2】キャブの内部構成を示す側面図。
【図3】キャブの内部構成を示す正面図。
【図4】ハンドルポストおよび左操作レバー群の可動範囲を説明するための図。
【図5】左リフトシリンダ操作レバーの構成を示す側面図。
【図6】リンク機構における力の伝達を説明するための図。
【発明を実施するための形態】
【0014】
(モータグレーダ100の全体構成)
図1は、実施形態に係るモータグレーダ100の全体構成を示す側面図である。なお、以下の説明において、「上」「下」「左」「右」「前」「後」は、運転席に着座したオペレータを基準とする用語である。
【0015】
モータグレーダ100は、図1に示すように、フレーム10と、前輪20と、後輪30と、キャブ40と、ドローバ50と、作業機60と、リフタガイド70と、一対のリフトシリンダ80と、シフトシリンダ90と、を備える。
【0016】
フレーム10は、前フレーム11と後フレーム12とによって構成される。前フレーム11は、ドローバ50および作業機60を支持する。後フレーム12は、図示しないエンジンや油圧ポンプなどを支持する。前輪20は、フレーム10の前端部に取付けられる。後輪30は、フレーム10の後端部に取付けられる。本実施形態において、前輪20は左右1対の走行輪を含み、後輪30は左右2対の走行輪を含んでいるが、これに限られるものではない。キャブ40は、フレーム10上に配置される。キャブ40の内部構成については後述する。
【0017】
ドローバ50は、フレーム10の前端部に上下揺動可能に取付けられる。作業機60は、と、ドローバ50の後端部に固定される。リフタガイド70は、フレーム10に固定される円環状部材である。一対のリフトシリンダ80(図1では右リフトシリンダのみ図示)は、ドローバ50とリフタガイド70とに連結される。一対のリフトシリンダ80の伸縮に応じて作業機60が上下に移動する。シフトシリンダ90は、ドローバ50とリフタガイド70とに連結される。シフトシリンダ90の伸縮に応じてドローバ50が横に移動する。
【0018】
(キャブ40の内部構成)
図2は、実施形態に係るキャブ40の内部構成を示す側面図である。図3は、実施形態に係るキャブ40の内部構成を示す正面図である。
【0019】
モータグレーダ100は、図2に示すように、キャブ40内において、床板41と、運転席42と、ハンドルポスト43と、ハンドル44と、左操作レバー群45と、右操作レバー群46と、インチングペダル47と、アクセルペダル48と、ブレーキペダル49と、を備える。
【0020】
床板41は、板状部材によって構成される。運転席42は、床板41上において前向きに配置される。ハンドルポスト43は、運転席42の前方に配置される。ハンドル44は、運転席42と正対するようにハンドルポスト43に取り付けられる。
【0021】
左操作レバー群45は、左リフトシリンダ操作レバー200のほかブレード回転レバーやシフトシリンダ操作レバーなどの複数の操作レバーによって構成される。右操作レバー群46は、右リフトシリンダ操作レバーやリーニング操作レバーなどの複数の操作レバーによって構成される。左操作レバー群45および右操作レバー群46に含まれる各操作レバーは、ハンドルポスト43の側方に固定されるとともに床板41に立設されている。各操作レバーの構成については、左リフトシリンダ操作レバー200を例に挙げて後述する。
【0022】
インチングペダル47は、クラッチに滑りを生じさせることで車速を低減させるためにオペレータが足で踏む操作具である。インチングペダル47は、左操作レバー群45と運転席42との間において床板41上に配置されている。インチングペダル47は、後端部に設けられる軸47p(図4および図5参照)を中心として上下に揺動可能であり、オペレータが足で踏むことによって上端位置(図2中の実線)と下端位置(図2中の破線)との間を移動する。インチングペダル47は、図2に示すように、オペレータの足が載置される載置面47Sを有する。
【0023】
アクセルペダル48は、エンジン回転数を所望の回転数に設定するためにオペレータが足で踏む操作具である。ブレーキペダル49は、後輪30の回転を低減させるためにオペレータが足で踏む操作具である。アクセルペダル48およびブレーキペダル49は、右操作レバー群46と運転席42との間において床板41上に配置されている。アクセルペダル48およびブレーキペダル49は、インチングペダル47と同様に、後端部に設けられる軸を中心として上下に揺動可能である。
【0024】
ここで、ハンドルポスト43は、下端に設けられる軸を中心として前後に回動可能に設けられている。左操作レバー群45および右操作レバー群46は、ハンドルポスト43に固定されているので、後述する第1軸p1(図5参照)を中心としてハンドルポスト43とともに前後に回動する。図4は、ハンドルポスト43および左操作レバー群45の可動範囲を説明するための図である。オペレータは、運転する際、後端位置(図4中の実線)と前端位置(図4中の破線)の間の所望の位置にハンドルポスト43をセットする。また、オペレータは、運転席42に乗る際あるいは運転席42から降りる際、前端位置にハンドルポスト43をセットする。このように、オペレータの体格に応じてハンドル44、左操作レバー群45および右操作レバー群46の位置を適切に変更できるとともに、オペレータの乗降性を確保できるようにされている。
【0025】
(操作レバーの構成)
次に、実施形態に係る操作レバーの構成について、左リフトシリンダ操作レバー200の構成を例に挙げて説明する。図5は、左リフトシリンダ操作レバー200の構成を示す側面図である。なお、図5では、下端位置(図2中の破線参照)に位置するインチングペダル47が図示されている。
【0026】
(1)操作レバーを構成する部材
左リフトシリンダ操作レバー200は、図5に示すように、ロッド210と、下リンク部材220と、上リンク部材230と、持ち手240と、を有する。
【0027】
ロッド210は、ロッド下端部210Aと、ロッド上端部210Bと、屈曲部210Cと、を含んでいる。ロッド下端部210Aには、所定方向に沿って配置される第1軸p1が設けられている。ロッド上端部210Bには、第1軸p1に平行な第2軸p2が設けられている。屈曲部210Cは、ロッド下端部と前記ロッド上端部との間に設けられている。屈曲部210Cは、屈曲点Fを有しており、前方に向かって凸形状になるように屈曲されている。
【0028】
ここで、本実施形態において、屈曲点Fは、図5に示すように、ロッド下端部210Aに設けられる第1軸p1よりも前方に位置している。すなわち、ロッド210は、第1軸p1よりも前方において屈曲されている。そのため、ロッド210は、第1軸p1から前斜め上方に向かって延びたのちに後斜め上方に向かって延びている。
【0029】
下リンク部材220は、第1軸p1に連結されるとともに、第3軸p3に連結されている。第3軸p3は、第1軸p1よりも後方に位置し、かつ、第1軸p1に平行である。下リンク部材220は、第3軸p3を中心として上下に回動可能である。また、下リンク部材220には、図示しない左リフトシリンダ用油圧バルブに直結されたバルブ直結部材300が接続されている。
【0030】
上リンク部材230は、第2軸p2に連結されるとともに、第4軸p4に連結されている。第4軸p4は、第2軸p2よりも後方に位置し、かつ、第1軸p1に平行である。上リンク部材230は、第4軸p4を中心として上下に回動可能である。
【0031】
持ち手240は、第4軸p4において上リンク部材230に連結されている。持ち手240は、第4軸p4を中心として前後に回動可能である。
【0032】
オペレータが持ち手240を前後に回動させると、上リンク部材230が第4軸p4を中心として上下に回動されることに伴って、下リンク部材220が第3軸p3を中心として上下に回動される。その結果、バルブ直結部材300の上下移動に応じて、油圧バルブ(左リフトシリンダ)が制御される。
【0033】
(2)基準線について
1.基準線L10
基準線L10は、インチングペダル47が下端位置に位置する場合において、側面視でインチングペダル47の載置面47S上を通る直線である。基準線L10は、図5に示すように、ロッド210の屈曲部210Cが有する屈曲点Fと交差する。
【0034】
なお、上述の通り、左リフトシリンダ操作レバー200は、ハンドルポスト43とともに前後に傾くところ、基準線L10は、左リフトシリンダ操作レバー200が全移動範囲に渡って屈曲点Fと交差する。
【0035】
2.基準線L20と基準線L30
基準線L20は、屈曲点Fと第2軸p2とを結ぶ直線である。基準線L30は、第3軸p3と第4軸p4とを結ぶ直線である。基準線L20は、基準線L30に平行である。
【0036】
3.基準線L40と基準線L50
基準線L40は、第1軸p1と第3軸p3とを結ぶ直線である。基準線L50は、第2軸p2と第4軸p4とを結ぶ直線である。基準線L40は、基準線L50に平行である。
【0037】
(作用及び効果)
(1)実施形態に係るモータグレーダ1において、屈曲部210Cが有する屈曲点Fは、ロッド下端部210Aに設けられる第1軸p1よりも前方に位置している。
【0038】
従って、ロッド210をインチングペダル47から前方に離間させることができる。そのため、インチングペダル47に載置されるオペレータの足のつま先が左リフトシリンダ操作レバー200(「操作レバー」の一例)に干渉することを抑制できるので、左リフトシリンダ操作レバー200が誤って操作されることを抑制することができる。また、ロッド210が直線状に形成される場合に比べて重心を前方に移動させられるので、持ち手240の操作感を軽くすることができる。
【0039】
(2)インチングペダル47が下端位置に位置する場合において、側面視で載置面47S上を通る基準線L10は、屈曲点Fと交差している。
【0040】
従って、インチングペダル47に載置されるオペレータの足のつま先が最も前方に迫り出す場合においても、オペレータのつま先と左リフトシリンダ操作レバー200との干渉を抑制できる。そのため、左リフトシリンダ操作レバー200が誤って操作されることをより抑制することができる。
【0041】
(3)屈曲点Fと第2軸p2とを結ぶ基準線L20は、第3軸p3と第4軸p4とを結ぶ基準線L30に平行である。第1軸p1と第3軸p3とを結ぶ基準線L40は、第2軸p2と第4軸p4とを結ぶ基準線L50に平行である。
【0042】
このように、左リフトシリンダ操作レバー200は平行リンク機構を構成しているので、持ち手240に入力される力を効率よく下リンク部材220に伝達させることができる。
【0043】
具体的には、図6(a)に示すようなリンク機構では、上リンク部材230と下リンク部材220との回転方向を揃えることができないのに対して、図6(b)に示すような平行リンク機構では、上リンク部材230と下リンク部材220との回転方向を揃えることができる。
【0044】
(その他の実施形態)
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
【0045】
(A)上記実施形態において、基準線L10は、屈曲点Fと交差することとしたが、これに限られるものではない。基準線L10は、屈曲点F付近において左リフトシリンダ操作レバー200と交差すればよく、厳密には屈曲点Fと交差していなくてもよい。
【0046】
(B)上記実施形態において、左リフトシリンダ操作レバー200は、平行リンク機構を構成することとしたが、これに限られるものではない。左リフトシリンダ操作レバー200が図6(a)に示すようなリンク機構であったとしても、左リフトシリンダ操作レバー200が誤って操作されることを抑制することができる。
【0047】
(C)上記実施形態において、操作レバーの一例として左リフトシリンダ操作レバー200を挙げて説明したが、上述のリンク機構は、左操作レバー群45および右操作レバー群46に含まれるいずれの操作レバーに対しても適用可能である。なお、右操作レバー群46に含まれる操作レバーに適用した場合には、アクセルペダル48またはブレーキペダル49に載置された足との干渉を抑制可能である。
【符号の説明】
【0048】
10 フレーム
20 前輪
30 後輪
40 キャブ
50 ドローバ
60 作業機
70 リフタガイド
80 リフトシリンダ
90 シフトシリンダ
100 モータグレーダ
41 床板
42 運転席
43 ハンドルポスト
44 ハンドル
45 左操作レバー群
46 右操作レバー群
47 インチングペダル
48 アクセルペダル
49 ブレーキペダル
200 左リフトシリンダ操作レバー
210 ロッド
220 下リンク部材
230 上リンク部材
240 持ち手
210A ロッド下端部
210B ロッド上端部
210C 屈曲部
F 屈曲点
p1〜p4 第1軸〜第4軸
L10〜L40 基準線

【特許請求の範囲】
【請求項1】
床板と、
前記床板上に配置される運転席と、
前記運転席の前方に配置されるハンドルポストと、
前記ハンドルポストの側方において前記床板に立設される操作レバーと、
前記操作レバーと前記運転席の間において前記床板上に配置され上下に揺動可能なペダルと、
を備え、
前記操作レバーは、
第1軸が設けられるロッド下端部と、前記第1軸に平行な第2軸が設けられるロッド上端部と、前記ロッド下端部よりも前方に位置する屈曲点を有し、前記ロッド下端部と前記ロッド上端部との間に設けられ前方に向かって凸形状に形成される屈曲部とを含むロッドと、
前記第1軸に連結されており、前記第1軸よりも後方に位置し前記第1軸に平行な第3軸を中心として上下回動可能な下リンク部材と、
前記第2軸に連結されており、前記第2軸よりも後方に位置し前記第1軸に平行な第4軸を中心として上下回動可能な上リンク部材と、
前記第4軸において前記上リンク部材に連結される持ち手と、
を有し、
前記ペダルは、オペレータの足が載置される載置面を有しており、
前記ペダルが揺動範囲内のいずれかの位置に位置する場合において、側面視で前記載置面上を通る直線は、前記屈曲点と交差する、
キャブ。
【請求項2】
前記ペダルが前記揺動範囲の下端位置に位置する場合において、前記直線は、前記屈曲点と交差する、
請求項1に記載のキャブ。
【請求項3】
前記屈曲点と前記第2軸とを結ぶ直線は、前記第3軸と前記第4軸とを結ぶ直線に平行であり、
前記第1軸と前記第3軸とを結ぶ直線は、前記第2軸と前記第4軸とを結ぶ直線に平行である、
請求項1又は2に記載のキャブ。
【請求項4】
請求項1乃至3のいずれかに記載のキャブと、
前記キャブを支持するフレームと、
前記フレームに取り付けられるタイヤおよび作業機と、
を備えるモータグレーダ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2012−251297(P2012−251297A)
【公開日】平成24年12月20日(2012.12.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−122258(P2011−122258)
【出願日】平成23年5月31日(2011.5.31)
【出願人】(000001236)株式会社小松製作所 (1,686)
【Fターム(参考)】