説明

ギアボックスおよびそのオイルスプレッダ

【課題】ギアボックスの内部で排油流を制御する小型装置を提供すること。
【解決手段】ギアボックス用オイルスプレッダ(52)が、中心軸と、対向する上端部および下端部と、上端部に隣接する上部(58)と、下端部に隣接する下部(60)とを有する環状本体を含み、下部(60)は、上部(58)と下端部に配設されている環状リング(68)との間に延在している少なくとも2つの静翼(66)を含み、静翼(66)は、それらの間にスロット(70)を画定している。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、全般的にギアボックスに関し、さらに詳細には、ガスタービンエンジン用ギアボックス内のオイル流の制御に関する。
【背景技術】
【0002】
ガスタービンエンジンは、通常、燃料ポンプまたはオイルポンプ、発電機またはオルタネータ、制御ユニット等の、1つまたは複数の機械駆動型アクセサリを含む。そのようなアクセサリは、エンジンからトルクを抽出するアクセサリギアボックス(「AGB」)に取り付けられており、内部ギアトレーンを使用して、所要の回転速度で各アクセサリを駆動する。
【0003】
加圧オイル流が、潤滑および冷却のためにAGBに送達される。AGBからの使用済みオイルは、エンジンの供給/排出システムに排出し戻される。そのようなエンジンは航空機で使用されることが多いため、エンジンの配向(すなわち、そのロール角およびピッチ角)は、運転中に大幅に変化する。
【0004】
いくつかのエンジン配向は、AGBからの過剰な量の排油を、オイルタンクに直接流す代わりに、エンジンのベアリングサンプに流入させる。この過剰なオイル流入は、サンプからオイルを除去または排出させる供給/排出システムの能力を超える可能性がある。このことにより、サンプ内でオイルの攪拌および溢出が起きる可能性があり、それにより、エンジン失速を引き起こす可能性がある。バッフルなどの装置を用いてオイル流を制御することができる。しかし、そのような装置は相当な大きさを有し、したがって、ギアボックスを大規模に分解せずに設置することができない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】米国特許第7727295号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
したがって、ギアボックスの内部で排油流を制御する小型装置が必要である。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この必要性は、ギアボックスの回転シャフトに取り付けることができる小型回転オイルスプレッダを提供する本発明により対処される。
【0008】
本発明の一態様によれば、ギアボックス用のオイルスプレッダが、中心軸と、対向する上端部および下端部と、上端部に隣接する上部と、下端部に隣接する下部とを有する環状本体を含み、下部は、上部と下端部に配設されている環状リングとの間に延在している配列状の少なくとも2つの静翼を含み、静翼は、それらの間にスロットを画定している。
【0009】
本発明の別の態様によれば、ギアボックスが、少なくとも1つのギアを取り囲んでいるハウジングと、ハウジング内での回転のために取り付けられている入力シャフトであり、中心軸ならびに上端部および下端部を有する、入力シャフトと、入力シャフトの一部に取り付けられておりかつそれを取り巻いているオイルスプレッダであり、中心軸、対向する上端部および下端部、上端部に隣接する上部、ならびに下端部に隣接する下部を有する環状本体を含み、下部は、上部と下端部に配設されている環状リングとの間に延在している少なくとも2つの静翼を含み、静翼は、それらの間にスロットを画定している、オイルスプレッダとを含む。
【0010】
本発明は、添付図面と併用されている以下の記載を参照することにより、最も良く理解され得る。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】本発明の態様に基づいて構成されているアクセサリギアボックスを組み込んでいるガスタービンエンジンの斜視図である。
【図2】第1の配向におけるアクセサリギアボックスの部分断面正面立面図である。
【図3】第2の配向におけるアクセサリギアボックスの部分断面正面立面図である。
【図4】ギアボックス内に取り付けられており、本発明の態様に基づいて構成されているオイルスプレッダを備えた、図2のギアボックスの部分断面正面立面図であり、上部ベアリング組立体を示している。
【図5】ギアボックス内に取り付けられており、本発明の態様に基づいて構成されているオイルスプレッダを備えた、図2のギアボックスの部分断面正面立面図であり、下部ベアリング組立体を示している。
【図6】本発明の態様に基づいて構成されているオイルスプレッダの上面平面図である。
【図7】図6のオイルスプレッダの側面立面図である。
【図8】図7の線8−8に沿った図である。
【図9】図6のオイルスプレッダの横断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
種々の図を通じて同一の参照番号が同一の要素を示す図面を参照すると、図1は、航空機のガスタービンエンジン10を示している。説明されている例はターボシャフトエンジンであるが、本発明の原理は、循環オイル供給を有する任意のタイプのギアボックスに適用可能である。エンジン10は、取り付けられているアクセサリギアボックス(「AGB」)12を有する。オイルポンプおよび燃料ポンプ、スタータ、発電機、オルタネータ等の、種々のシャフト駆動型エンジンアクセサリ(全般的に14で示されている)が、AGB12に取り付けられている。エンジン10からのトルクが、AGB12の内部に収容されているギアトレーンを介して伝達されて、個々のアクセサリ14の各々を駆動する。
【0013】
図2は、AGB12の部分切取り図である。AGB12は固定ハウジング16を有する。「A軸シャフト」とも呼ばれるシャフト18が、ハウジング16内に取り付けられており、エンジン10の長手方向中心軸と交差する径方向軸(「A」で表示されている)に沿って延在している。シャフト18は、内端部20と外端部22とを有する。内端部20は、エンジン10の駆動ギア(図示せず)と係合している。外端部22は、別のかさ歯車26に係合するかさ歯車24を備えている。かさ歯車26は、ハウジング16の内部で他のギア(図示せず)と係合している。ギアは既知の方法で構成されており、種々のアクセサリ14(図1に示されている)に必要な速度および方向で複数の出力シャフトを駆動する。
【0014】
図4および図5は、シャフト18がどのように取り付けられているかをさらに詳細に示している。具体的には、シャフト18は、上部ベアリング組立体28および下部ベアリング組立体30内で回転する。ある構成要素に適用される方向用語(例えば、「上部」、「下部」、「内側」、および「外側」)は、本明細書で使用される際には、参照および記載の便宜を目的とすることを意図されており、その構成要素の任意の特定の配向が必ず外的環境に関連していることを意味するものではないことに留意されたい。
【0015】
上部ベアリング組立体28は、ハウジング16の上部穴部34内に受容されている外側レース32と、(例えば締まり嵌めにより)シャフト18に固定して取り付けられている内側レース36と、内側レース36と外側レース32との間に配設されている、ボールまたはローラなどの複数の回転要素38とを含む。本明細書に用いられている用語「固定して」は、互いに「固定して取り付けられている」2つの構成要素が、AGB12の通常の動作中に互いに対して相互運動しないことを意味する。上部穴部34の直径は、かさ歯車24の最大直径より大きいように選択される。
【0016】
下部ベアリング組立体30(図5に最も良く示されている)は、(例えば締まり嵌めにより)ハウジング16の下部穴部42に固定して取り付けられている環状外側レース40と、(例えば締まり嵌めにより)シャフト18に固定して取り付けられる環状内側レース44と、内側レース44と外側レース40との間に配設されている、ボールまたはローラなどの複数の回転要素46とを含む。
【0017】
図2に戻って、ハウジング16の内部は、上部ベアリング組立体28と下部ベアリング組立体30とを含み、冷却および潤滑のために石油系オイルなどの潤滑油流を供給されている。潤滑油流は、図示されていない既知のタイプの供給/排出システムにより供給されている。使用済みオイルは、重力により垂直に下方へ流れる。排油流の一部(矢印「D1」で示されている)が、オイルタンク48(図2に概略的に示されている)に繋がる第1の内部流路に沿って通過する。排油流の残り(矢印「D2」で示されている)は、第2の内部流路に沿って流れ、シャフト18の外部を下り、最終的にエンジンのベアリングサンプ50(図2に概略的に示されている)内に入る。オイルタンク48およびベアリングサンプ50はどちらも、供給/排出システムの一部である。図2は、エンジンの水平飛行中の状態に相当する。この配向では、AGB12の垂直方向または12時の方向を示す矢印「G」が、図示の地面に垂直な成分「V」と一致している。この配向では、ベアリングサンプ50内に入る排油流の比率は、ベアリングサンプ50から過剰なオイルを除去する供給/排出システムの設計能力の範囲内である。
【0018】
図3は、垂直配向から回転してずれた位置における、エンジン10およびAGB12の動作に相当する。この配向では、AGB12の垂直方向または12時の方向を示す矢印「G」が、地面に垂直な成分Vと共に非ゼロ角度θを画定している。この配向では、エンジン10が次に垂直配向にある場合と比較して、排油流D2のより大きな比率が、シャフト18に沿って下方へ流れ、ベアリングサンプ50内に入る。ある状況下では、この流動は、ベアリングサンプ50の排出能力を超え、オイルの攪拌および/または溢出に繋がる可能性があり、エンジン失速を引き起こす可能性がある。
【0019】
ベアリングサンプ50内への望ましくない排油流を防止するために、AGBには、下部ベアリング組立体30の真下でシャフト18に取り付けられているオイルスプレッダ52(図5に示されている)が設けられている。
【0020】
図6〜図9は、オイルスプレッダ52をさらに詳細に示している。オイルスプレッダは、中心軸「C」と、上端部54と、下端部56とを備えた(一般に、中空円筒の形状の)環状本体を有する。図示の通り、オイルスプレッダは、金属合金から作製されている単一の一体構成要素であるが、それは、より小さい構成要素から構成することができると考えられる。オイルスプレッダは、大まかに、上部58と下部60とに分割されている。上部58の内側には、雌ねじ62が設けられており、外側は、レンチフラット64、すなわちレンチ、スパナ、または他の同様の道具を使用するオイルスプレッダ52の取付けおよび取外しを容易にする、六角形または他の形状になされている平面に形成されている。オイルスプレッダ52の最大外径は、下部ベアリング組立体30の外側レース40の内径より小さい。
【0021】
環状配列状の円周方向に離間された静翼66が、上部58と下端部56に配置されているリング68との間に実質的に軸方向に延在している。リング68は、静翼66の遠位端を相互連結している。開放スロット70が、各一対の隣接する静翼66の側壁72間に画定されている。静翼66は、遠心ポンプとして機能し、オイルスプレッダ52がその中心軸Cを中心に回転すると径方向外側の空気流を効果的に作り出すように構成されている。図示の例では、静翼66の各々は、互いに対して斜角で配置されている2つの側壁72により、部分的に画定されて、横断面に楔形状を作り出している。隣接する静翼66の側壁72は、図8に「r」で表されている径方向に平行に揃えられている。特定の用途に応じて、静翼66は、効果的な空気流を供給するために、異なる横断面形状を有するか、または径方向rに対して異なる角度に曲げられていてもよい。また、静翼66の数および大きさは、特定の用途に適合するように変更されてもよい。
【0022】
オイルスプレッダ52は、取り付けられた状態で図5に示されている。雌ねじ62は、シャフト18の嵌合用雄ねじ74に係合し、オイルスプレッダ52は、下部ベアリング組立体30の内側レース44に当接する位置に螺入される。オイルスプレッダ52は、AGB12をエンジン10から分解または取外しせずに取り付けることができる。このことを達成するために、カバー76(図4に示されている)が除去され、シャフト18はAGB12から引き出される。オイルスプレッダ52は、次いで、シャフト18上にねじで留められる。次いで、シャフト18は再挿入される。オイルスプレッダ52の外径が外側レース40の内径より小さいため、干渉されずに外側レースを通過することができる。最後に、カバー76は再配置される。
【0023】
運転中、回転オイルスプレッダ52は、遠心ポンプ式に、径方向外側の空気流を生成する。この空気流(図5にブロック矢印で概略的に示されている)は、オイルを同伴し、それをシャフト18およびベアリングサンプ50への流路から離して、オイルタンク48(図3に示されている)へ方向付ける。このことにより、ベアリングサンプ50内へのオイル流量が、AGB12の配向に関わらず過剰でないことが確実になる。
【0024】
本明細書に記載されているオイルスプレッダは、先行技術の構造と比較して、いくつかの利点を有する。オイルスプレッダは、製造構成要素および現地改造型のどちらにすることもできる。オイルスプレッダは安価で、現地改造型の場合、AGB12がエンジン10上に取り付けられたままである間にシャフト18を除去し再取付けすることができるので、AGB12を除去する必要がない。このことは、オイル流を制御する他の手段と比較して、時間、労力、および経費の大幅な節約を意味する。
【0025】
上述では、ギアボックス用オイルスプレッダを記載した。本発明の特定の実施形態を記載したが、本発明の精神および範囲から逸脱することなく、それらに対して種々の修正を施し得ることが、当業者には明らかであろう。したがって、本発明の好適な実施形態および本発明を実践するための最良の形態の上述の記載は、例示目的で提供されているに過ぎず、限定目的ではなく、本発明は特許請求の範囲により定められる。
【符号の説明】
【0026】
10 ガスタービンエンジン
12 アクセサリギアボックス(AGB)
14 シャフト駆動型エンジンアクセサリ
16 固定ハウジング
18 A軸シャフト、シャフト
20 (シャフト18の)内端部
22 (シャフト18の)外端部
24、26 かさ歯車
28 上部ベアリング組立体
30 下部ベアリング組立体
34 (ハウジング16の)上部穴部
32、40 外側レース
36、44 内側レース
38、46 回転要素
42 (ハウジング16の)下部穴部
48 オイルタンク
50 ベアリングサンプ
52 オイルスプレッダ
54 (オイルスプレッダの)上端部
56 (オイルスプレッダの)下端部
58 (オイルスプレッダの)上部
60 (オイルスプレッダの)下部
62 雌ねじ
64 レンチフラット
66 静翼
68 リング
70 スロット、開放スロット
72 側壁
74 雄ねじ
76 カバー
C (オイルスプレッダの)中心軸
D1、D2 排油流
G (AGBの垂直方向を示す)矢印
r (オイルスプレッダの)径方向
V 地面に垂直な成分
θ 非ゼロ角度

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ギアボックス用オイルスプレッダ(52)であって、中心軸と、対向する上端部および下端部と、前記上端部に隣接する上部(58)と、前記下端部に隣接する下部(60)とを有する環状本体を含み、前記下部(60)は、前記上部(58)と前記下端部に配設されている環状リング(68)との間に延在している少なくとも2つの静翼(66)を含み、前記静翼(66)は、それらの間にスロット(70)を画定している、オイルスプレッダ(52)。
【請求項2】
前記下部(60)は、前記上部(58)と前記環状リング(68)との間に延在している配列状の静翼(66)を含む、請求項1記載のオイルスプレッダ(52)。
【請求項3】
前記上部(58)の内面上に形成されている雌ねじ(62)をさらに含む、請求項1記載のオイルスプレッダ(52)。
【請求項4】
前記上部(58)の外面が、複数のレンチフラット(64)を画定している、請求項1記載のオイルスプレッダ(52)。
【請求項5】
前記静翼(66)の各々は、互いに対して斜角で配設されている一対の離間された側壁(72)により部分的に画定されている、請求項1記載のオイルスプレッダ(52)。
【請求項6】
前記側壁(72)は、前記中心軸に対して径方向に平行に揃えられている、請求項4記載のオイルスプレッダ(52)。
【請求項7】
前記下部(60)は、前記上部(58)と前記環状リング(68)との間に延在している環状配列状の8つの等間隔で離間された静翼(66)を含み、開放スロット(70)が、隣接する静翼(66)の各対の側壁(72)間に画定されている、請求項1記載のオイルスプレッダ(52)。
【請求項8】
少なくとも1つのギアを取り囲んでいるハウジング(16)と、
前記ハウジング(16)内での回転のために取り付けられているシャフト(18)であり、中心軸ならびに上端部および下端部を有する、シャフト(18)と、
前記シャフト(18)の一部に取り付けられておりかつそれを取り巻いているオイルスプレッダ(52)であり、中心軸、対向する上端部および下端部、前記上端部に隣接する上部(58)、ならびに前記下端部に隣接する下部(60)を有する環状本体を含み、前記下部(60)は、前記上部(58)と前記下端部に配設されている環状リング(68)との間に延在している少なくとも2つの静翼(66)を含み、前記静翼(66)は、それらの間にスロット(70)を画定している、オイルスプレッダ(52)と
を含む、ギアボックス。
【請求項9】
前記オイルスプレッダ(52)の前記下部(60)は、前記上部(58)と前記環状リング(68)との間に延在している環状配列状の8つの等間隔で離間された静翼(66)を含み、開放スロットが、隣接する静翼(66)の各対の側壁(72)間に画定されている、請求項8記載のギアボックス。
【請求項10】
前記オイルスプレッダ(52)は、ねじ式結合で前記シャフト(18)に取り付けられている、請求項8記載のギアボックス。
【請求項11】
前記オイルスプレッダ(52)の前記上部(58)の外面が、複数のレンチフラット(64)を画定している、請求項8記載のギアボックス。
【請求項12】
前記オイルスプレッダ(52)の前記静翼(66)の各々は、互いに対して斜角で配設されている一対の離間された側壁(72)により部分的に画定されている、請求項8記載のギアボックス。
【請求項13】
前記側壁(72)は、前記中心軸に対して径方向に平行に揃えられている、請求項12記載のギアボックス。
【請求項14】
前記シャフト(18)は、下部ベアリング組立体(30)および上部ベアリング組立体(28)により前記ギアボックスに取り付けられており、前記オイルスプレッダ(52)は、前記下部ベアリング組立体(30)に当接して配設されている、請求項8記載のギアボックス。
【請求項15】
前記下部ベアリング組立体(30)は、
前記ハウジング(16)の下部穴部(42)に固定して取り付けられている環状外側レース(40)と、
前記シャフト(18)に固定して取り付けられている環状内側レース(44)と、
前記内側レースと前記外側レースとの間に配設されている複数の回転要素(46)と
を含み、
前記オイルスプレッダ(52)の最大外径が、干渉されずに前記外側レース(40)の内径を通過するような大きさに作製されている、
請求項14記載のギアボックス。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2012−215296(P2012−215296A)
【公開日】平成24年11月8日(2012.11.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−72835(P2012−72835)
【出願日】平成24年3月28日(2012.3.28)
【出願人】(390041542)ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ (6,332)
【Fターム(参考)】