説明

クッキー生地用上付けシュガーを用いる小麦粉焼成食品の製造方法

【課題】生地焼成後、時間が経過しても、上付けシュガーがドライでカリッとした食感を保持する小麦粉焼成食品を得ることができ、且つ上付けシュガーをクッキー生地に均一に付着し得る、クッキー生地用上付けシュガーを用いる小麦粉焼成食品の製造方法を提供すること。
【解決手段】グラニュー糖またはザラメ糖を主として含有するクッキー生地用上付けシュガーを用いる小麦粉焼成食品の製造方法において、上付けシュガー中に、あるいは、上付けシュガーとクッキー生地との間に、イヌリンを上付けシュガー100質量部に対して0.1〜35質量部存在させる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、メロンパン等のクッキー生地用上付けシュガーを用いる小麦粉焼成食品の製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、クッキー生地、特にグラニュー糖等を上付けしたクッキー生地は、焼成・包装後、時間の経過とともに水分を含み、ドライでカリッとした食感が損なわれていた。特に、メロンパン等のように、クッキー生地でパン生地を包むものは、空気中やクッキーの部分のみならずパンの部分からも水分が移行し、表面のドライ感が損なわれていた。
これまで、菓子類やパン類の表面に付着させた糖類の吸湿を防止するために、糖類の表面を油脂等で被覆することが行われていた(特許文献1および2参照)。しかし、これらの技術を用いてグラニュー糖等の比較的粒径が大きい粒子をコーティングすると粒子の流動性が低下し、その結果、シュガー組成物の均一な付着が困難となるとの問題があった。
【0003】
一方、イヌリンを糖類や甘味料に配合する技術としては、低カロリー砂糖代替物に配合される充填剤や食物繊維としてイヌリンを使用することが提案されている(特許文献3参照)。また、粒状の第1の砂糖からなるコア材料と、該コア材料の表面を覆う第2の砂糖からなる表面材料とからなる、砂糖に類似した外観と低嵩密度を持つグラニュー糖製品において、上記第2の砂糖としてイヌリンを使用しうることが提案されている(特許文献4参照)。しかしながら、これらの低カロリー砂糖代替物やグラニュー糖製品を、クッキー生地用上付けシュガー組成物として用いることについては全く示唆されていない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開平3−277237号公報
【特許文献2】特許第3838750号公報
【特許文献3】特表2001−523968号公報
【特許文献4】特表2000−514303号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従って、本発明の課題は、生地焼成後、時間が経過しても、上付けシュガーがドライでカリッとした食感を保持する小麦粉焼成食品を得ることができ、且つ上付けシュガーをクッキー生地に均一に付着し得る、クッキー生地用上付けシュガーを用いる小麦粉焼成食品の製造方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明者等は、上記課題を解決するため鋭意検討した結果、グラニュー糖またはザラメ糖に特定量のイヌリンを併用すると、生地焼成後、時間が経過しても、イヌリン非添加のものに比べ、グラニュー糖またはザラメ糖のドライ感が強く、経時変化耐性が向上する特徴を見出し、本発明を完成させた。
すなわち、本発明は、グラニュー糖またはザラメ糖を主として含有するクッキー生地用上付けシュガーを用いる小麦粉焼成食品の製造方法において、上付けシュガー中に、あるいは、上付けシュガーとクッキー生地との間に、イヌリンを上付けシュガー100質量部に対して0.1〜35質量部存在させることを特徴とするクッキー生地用上付けシュガーを用いる小麦粉焼成食品の製造方法を提供するものである。
【発明の効果】
【0007】
本発明のクッキー生地用上付けシュガーを用いる小麦粉焼成食品の製造方法によれば、生地焼成後、時間が経過しても、上付けシュガーがドライでカリッとした食感を保持し、且つクッキー生地への上付けシュガーの付着性が良好である、クッキー類や、メロンパン等のクッキー生地を使用したパン類等の小麦粉焼成食品を製造することができる。また、本発明によれば、クッキー生地用上付けシュガーを用いた小麦粉焼成食品において、クッキー生地用上付けシュガーのドライ感の低下を防止することができる。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本発明で用いられるクッキー生地用上付けシュガーは、従来よりクッキー生地用上付けシュガーとして用いられているグラニュー糖またはザラメ糖を主として含有するものである。
グラニュー糖やザラメ糖としては通常、菓子類やパン類の製造に用いられているグラニュー糖やザラメ糖(例えば白ザラメ糖、中ザラメ糖等)を用いることができる。
グラニュー糖またはザラメ糖としては、粒径が0.2〜2.0mm程度、特に0.3〜1.0mm程度のものを使用するのが好ましい。
グラニュー糖またはザラメ糖以外の成分としては、果糖、グルコース、マルトース、トレハロース、甘味料、澱粉、小麦粉、油脂、乳化剤等を含んでいてもよいが、その量はシュガー中10質量%以下とすることが好ましく、5質量%以下とすることがより好ましい。
【0009】
本発明においてクッキー生地用上付けシュガーと併用されるイヌリンとしては、制限されるものではなく、天然物由来でも合成品でもよく、市販品を用いることもできる。
【0010】
本発明において、上付けシュガー中にイヌリンを存在させる方法としては、例えば、上付けシュガーにイヌリンを配合したシュガー組成物を用い、該シュガー組成物をクッキー生地に上付けすることにより、上付けシュガー中にイヌリンを存在させる方法が挙げられる。
上記の上付けシュガーにイヌリンを配合したシュガー組成物としては、グラニュー糖またはザラメ糖にイヌリン溶液を混合ないし噴霧した後、乾燥したもの、グラニュー糖またはザラメ糖に固形状のイヌリンを添加・混合したもの等が挙げられるが、食感および経時変化耐性、さらに製造の容易性等の点から、後者が好ましい。
【0011】
後者の方法において、グラニュー糖またはザラメ糖に添加・混合するイヌリンは、特に限定されないが、粉末または顆粒状のものが好ましい。
また、前者の方法において、グラニュー糖またはザラメ糖へのイヌリン溶液の混合ないし噴霧は、常法に従って行えばよい。
【0012】
上記シュガー組成物におけるイヌリンの配合量は、上付けシュガー100質量部に対して、0.1〜35質量部、好ましくは0.5〜25質量部、より好ましくは2〜10質量部である。
イヌリンの配合量が0.1質量部未満であると、添加効果が少なく、またイヌリンの配合量が35質量部を超えると、食感が却って悪化するとともに、クッキー生地への付着性も低下する。
【0013】
クッキー生地に上記シュガー組成物を上付けする方法は、クッキー生地の表面に当該シュガー組成物を付着できる方法であれば特に限定されないが、例えば、シュガー組成物をクッキー生地に振りかける方法、あるいはシュガー組成物にクッキー生地を押し付ける方法等が挙げられる。
クッキー生地への上記シュガー組成物の付着量は、従来のグラニュー糖またはザラメ糖を主として含有するクッキー生地用上付けシュガーの付着量と同程度でよく、上付けするクッキー生地の種類等に応じて適宜決定することができる。例えば、メロンパンのメロン皮用生地へのシュガー組成物の付着量は、メロンパンの大きさによっても異なるが、通常、1.0〜5.0gとするとよい。
【0014】
本発明において、上付けシュガーとクッキー生地との間にイヌリンを存在させる方法としては、例えば、穀粉類にイヌリンを配合した手粉を用い、該手粉をクッキー生地に付着させた後、上付けシュガーを上付けすることにより、上付けシュガーとクッキー生地との間にイヌリンを存在させる方法が挙げられる。
【0015】
手粉に配合するイヌリンは、特に限定されないが、粉末または顆粒状のものが好ましい。穀粉類は、クッキー生地用の手粉として従来より用いられている穀粉類、例えば、小麦粉、ライ麦粉、米粉、コーンフラワー、コーングリッツ、澱粉等を用いることができる。
手粉におけるイヌリンの配合量は、穀粉類100質量部に対して、通常1〜75質量部とするとよく、好ましくは5〜75質量部、より好ましくは7〜50質量部である。
手粉へのイヌリンの配合量が1質量部未満であると、添加効果が少なく、またイヌリンの配合量が75質量部を超えると、食感が却って悪化するとともに、クッキー生地への付着性も低下する。
【0016】
クッキー生地に手粉を付着させる方法は、常法により行うことができる。クッキー生地への手粉の付着量は、従来の手粉の付着量と同程度でよく、通常、クッキー生地50gに対して0.2g程度とするとよい。
【0017】
手粉を付着させたクッキー生地に上付けシュガーを上付けする方法は、前述のシュガー組成物の上付け方法と同様にして行えばよい。
また、上付けシュガーの付着量は、従来のグラニュー糖またはザラメ糖を主として含有するクッキー生地用上付けシュガーの付着量と同程度でよく、上付けするクッキー生地の種類等に応じて適宜決定することができる。
【0018】
上付けシュガー中にあるいは上付けシュガーとクッキー生地との間に存在させるイヌリンの存在量は、上付けシュガー100質量部に対して、0.1〜35質量部であり、好ましくは0.5〜25質量部、より好ましくは2〜10質量部である。
イヌリンの存在量が0.1質量部未満であると、添加効果が少なく、またイヌリンの存在量が35質量部を超えると、食感が却って悪化するとともに、クッキー生地への上付けシュガーの付着性も低下する。
【0019】
本発明において、上付けシュガーを上付けするクッキー生地としては、各種クッキーに用いられる菓子生地や、各種メロンパンのメロン皮用生地等が挙げられ、特に限定されない。
例えば、クッキー生地は、小麦粉を主体とする穀粉類に、糖類、油脂および水と、必要に応じて卵製品(全卵、卵粉)、その他の穀粉類、澱粉、食塩、膨張剤、乳製品、呈味成分、果汁、香料、着色料、各種ドライフルーツ、ナッツ類、チョコレートチップ等を副材料として用いて常法により製造されたものである。
また、本発明をメロンパンの製造に適用する場合、該メロンパンのパン生地としては、メロンパンの製造に従来用いられているパン生地を用いることができ、特に制限されるものではない。なお、本発明において、メロンパンとは、「メロンパン」の名称で製造・販売されているパン類に限定されず、パン生地をクッキー生地(メロン皮用生地)で包むかまたはクッキー生地を上乗せして得られる菓子パン類を意味する。
【0020】
本発明が適用される「グラニュー糖またはザラメ糖を主として含有するクッキー生地用上付けシュガーを用いる小麦粉焼成食品」は、上述の上付けシュガーが上付けされたクッキー生地を用いて製造されるものであり、上付けシュガー中にあるいは、上付けシュガーとクッキー生地との間にイヌリンを存在させる以外は、クッキー等のビスケット類やパイ、またメロンパン、クロワッサン・ダ・マンド、北欧パン等のクッキー生地を使用したパン類等の小麦粉焼成食品の種類に応じてその常法により製造される。
【実施例】
【0021】
次に本発明をさらに具体的に説明するために実施例を挙げるが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
【0022】
実施例1〜7および比較例1〜2
グラニュー糖(平均粒径0.55mm)に、イヌリンの粉末またはデキストリン粉末を下記の表1に示す量でそれぞれ配合した後、よく混合して、クッキー生地用上付けシュガー組成物をそれぞれ製造した。
【0023】
【表1】

【0024】
評価試験例1
実施例1〜7および比較例1〜2のクッキー生地用上付けシュガー組成物を用い、下記のメロン皮用生地の製造およびメロンパンの製造によりメロンパンをそれぞれ製造した。
各メロンパンについて、シュガー組成物の付着量を計量するとともに、各メロンパンを包装して室温で1日保存した後、下記の表2に示す評価基準に従って、各メロンパンのメロン皮の食感(ドライ感、さくみ)を10名のパネラーで評価した。シュガー組成物の付着量(g/個)の計量結果、イヌリンの付着量(g/個)およびメロン皮の食感の評価結果(10名のパネラーの平均点)を下記の表3に示す。
なお、シュガー組成物の付着量は、付着させる前と後にメロンパン生地の質量を測定し、その差を付着量とした。イヌリンの付着量は、該シュガー組成物の付着量と、該シュガー組成物中のイヌリンの配合量とから算出した。また、対照のメロンパンは、グラニュー糖のみをメロン皮用生地に上付けした以外は、実施例1〜7のメロンパンと同様にして製造したものである。
【0025】
1)メロン皮用生地の製造
[メロン皮用生地の配合(質量部)]
マーガリン 20
砂糖 55
全卵(正味) 20
水 10
小麦粉 100
(日清製粉株式会社製フラワー)
ベーキングパウダー 0.2
[製造工程]
(1) マーガリンと砂糖を混合する(クリーム状)。
(2) 全卵と水を混合し、これを上記(1) に少しずつ加えて混合する。
(3) 小麦粉とベーキングパウダーを一緒に篩い、上記(2) に加えて混合する。
(4) 上記(3) により得られた生地を一晩熟成させる。
【0026】
2)メロンパンの製造
[パン生地の配合(質量部)]
小麦粉 100
(日清製粉株式会社製カメリヤ)
生イースト 3
イーストフード(V.C) 0.08
食塩 1
砂糖 25
脱脂粉乳 3
全卵(正味) 10
マーガリン 10
水 50
[製造工程]
ミキシング 低速5分中低速6分↓中低速4分高速1〜2分
樫上温度 27℃
発酵時間(27 ℃、75% ) 90分パンチ30分
分割重畳 40g (メロン皮30g )
ベンチタイム(27 ℃、75% )15分
整形 パン生地をまるめた後、メロン皮用生地で包む
シュガー上付け シュガー組成物をメロン皮用生地に振りかける
ホイロ時間(32 ℃、75% ) 40〜50分
焼成(200℃) 10〜12分
【0027】
【表2】

【0028】
【表3】

【0029】
実施例8および9
実施例5において、グラニュー糖(平均粒径0.55mm)の代わりに、グラニュー糖(平均粒径0.32mm)または白ザラメ糖(平均粒径0.85mm)を用いた以外は、実施例5と同様にして、クッキー生地用上付けシュガー組成物を製造し、このクッキー生地用上付けシュガー組成物を用いてメロンパンを製造した。
得られたメロンパンについて、実施例5のメロンパンと同じ評価試験を行ったところ、シュガー組成物の付着量、イヌリンの付着量、メロン皮の食感(ドライ感、さくみ)の評価結果は下記の表4に示す通りであった。
【0030】
【表4】

【0031】
実施例10〜15
小麦粉(日清製粉株式会社製ミリオン)に、イヌリンの粉末を下記の表5に示す量でそれぞれ配合した後、よく混合して、クッキー生地用手粉をそれぞれ製造した。
【0032】
【表5】

【0033】
これらの手粉および上付けシュガーとしてグラニュー糖(平均粒径0.55mm)を用い、下記のメロン皮用生地の製造およびメロンパンの製造によりメロンパンをそれぞれ製造した。
得られたメロンパンについて、イヌリンの付着量(g/個)およびシュガー100質量部に対するイヌリンの付着量(質量部)は下記の表6に示す通りであった。
また、得られたメロンパンについて、実施例1のメロンパンと同じ評価試験を行ったところ、メロン皮の食感(ドライ感、さくみ)の評価結果は下記の表6に示す通りであった。
【0034】
1)メロン皮用生地の製造
[メロン皮用生地の配合(質量部)]
マーガリン 20
砂糖 55
全卵(正味) 20
水 10
小麦粉 100
(日清製粉株式会社製フラワー)
ベーキングパウダー 0.2
[製造工程]
(1) マーガリンと砂糖を混合する(クリーム状)。
(2) 全卵と水を混合し、これを上記(1) に少しずつ加えて混合する。
(3) 小麦粉とベーキングパウダーを一緒に篩い、上記(2) に加えて混合する。
(4) 上記(3) により得られた生地を一晩熟成させる。
【0035】
2)メロンパンの製造
[パン生地の配合(質量部)]
小麦粉 100
(日清製粉株式会社製カメリヤ)
生イースト 3
イーストフード(V.C) 0.08
食塩 1
砂糖 25
脱脂粉乳 3
全卵(正味) 10
マーガリン 10
水 50
[製造工程]
ミキシング 低速5分中低速6分↓中低速4分高速1〜2分
樫上温度 27℃
発酵時間(27 ℃、75% ) 90分パンチ30分
分割重畳 40g (メロン皮30g )
ベンチタイム(27 ℃、75% )15分
整形 パン生地をまるめた後、手粉を振りかけたメロン皮用
生地で包む
シュガー上付け グラニュー糖をメロン皮用生地に振りかける
ホイロ時間(32 ℃、75% ) 40〜50分
焼成(200℃) 10〜12分
【0036】
【表6】


【特許請求の範囲】
【請求項1】
グラニュー糖またはザラメ糖を主として含有するクッキー生地用上付けシュガーを用いる小麦粉焼成食品の製造方法において、上付けシュガー中に、あるいは、上付けシュガーとクッキー生地との間に、イヌリンを上付けシュガー100質量部に対して0.1〜35質量部存在させることを特徴とするクッキー生地用上付けシュガーを用いる小麦粉焼成食品の製造方法。
【請求項2】
イヌリンを上付けシュガー100質量部に対して0.1〜35質量部配合したシュガー組成物をクッキー生地に上付けすることにより、上付けシュガー中にイヌリンを存在させる、請求項1記載のクッキー生地用上付けシュガーを用いる小麦粉焼成食品の製造方法。
【請求項3】
イヌリンを穀粉類100質量部に対して1〜75質量部配合した手粉をクッキー生地に付着させた後、上付けシュガーを上付けすることにより、上付けシュガーとクッキー生地との間にイヌリンを存在させる、請求項1記載のクッキー生地用上付けシュガーを用いる小麦粉焼成食品の製造方法。
【請求項4】
クッキー生地が、メロンパン用のメロン皮用生地である、請求項1〜3のいずれかに記載のクッキー生地用上付けシュガーを用いる小麦粉焼成食品の製造方法。
【請求項5】
請求項1〜4のいずれかに記載の製造方法により得られる小麦粉焼成食品。
【請求項6】
グラニュー糖またはザラメ糖を主として含有するクッキー生地用上付けシュガー100質量部に対してイヌリンを0.1〜35質量部配合してなることを特徴とするクッキー生地用上付けシュガー組成物。

【公開番号】特開2010−148492(P2010−148492A)
【公開日】平成22年7月8日(2010.7.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−67575(P2009−67575)
【出願日】平成21年3月19日(2009.3.19)
【出願人】(301049777)日清製粉株式会社 (128)
【Fターム(参考)】