クラッチ式ブレーキの分解治具装置
【課題】安全、かつ短時間でクラッチ式ブレーキの点検整備を可能とするクラッチ式ブレーキの分解治具装置を提供する。
【解決手段】所定の厚みを有する矩形状部材で構成され、下面部位にキャスター13が取り付けられた台車11と、台車11の上面に複数個並置されるプレートケース12とを備え、台車11の前記上面に複数の溝部14を形成すると共に、溝部14にプレートケース12の下面部分が着脱自在に嵌合するように構成し、プレートケース12の内部に半円状の中空部を形成して該中空部の底部に複数の回転軸付きコロ15を設けた。
【解決手段】所定の厚みを有する矩形状部材で構成され、下面部位にキャスター13が取り付けられた台車11と、台車11の上面に複数個並置されるプレートケース12とを備え、台車11の前記上面に複数の溝部14を形成すると共に、溝部14にプレートケース12の下面部分が着脱自在に嵌合するように構成し、プレートケース12の内部に半円状の中空部を形成して該中空部の底部に複数の回転軸付きコロ15を設けた。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、クラッチ式ブレーキの分解治具装置に係り、特にはエレベータの巻上機に用いられるクラッチ式ブレーキの分解治具装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
エレベータの巻上機にはブレーキ装置が装着されており、例えば特開平11−199150号公報(特許文献1)には、巻上機に電磁ブレーキを用いた場合において、当該電磁ブレーキの保守点検時に電磁ブレーキを分解する方法が開示されている。ここに開示された技術は、巻上機のモータ上に足場として作業台を設け、この作業台の上に分解した電磁ブレーキの分解部品を順次載置し、点検整備するものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開平11−199150号公報(段落0009、図2)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示された技術によれば、重量物である電磁ブレーキの分解部品をわざわざ機械室床面まで降ろして点検整備する必要がなく、電磁ブレーキの点検整備を安全に効率よく行うことができるとされている。しかし、作業台の上で分解部品を回転させたり、位置あるいは向きを変えたりして点検整備が行われており、このため、分解部品が重量物である場合には点検整備に時間が掛かり、その上、点検整備を行うのが昇降路という悪条件の作業環境のため、点検整備に大きな問題点を有していた。
【0005】
更に、巻上機にクラッチ式ブレーキを用いた場合においては、クラッチ式ブレーキの構造が電磁ブレーキの構造と全く異なっており、特許文献1に開示された技術をクラッチ式ブレーキの点検整備に適用することは不可能に近く、また、危険に繋がる問題点がある。
【0006】
この発明は、上記のような問題点に着目してなされたもので、安全、かつ短時間でクラッチ式ブレーキの点検整備を可能とするクラッチ式ブレーキの分解治具装置を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この発明に係るクラッチ式ブレーキの分解治具装置は、所定の厚みを有する矩形状板部材で構成され、下面部位にキャスターが取り付けられた台車と、該台車の上面に複数個並置されるプレートケースと、を備え、前記台車の前記上面に複数の溝部を形成すると共に、該溝部に前記プレートケースの下面部分が着脱自在に嵌合するように構成し、前記プレートケースの内部に半円状の中空部を形成して該中空部の底部に複数の回転軸付きコロを設けたものである。
【発明の効果】
【0008】
この発明によれば、台車の上面に複数の溝部を形成すると共に、該溝部にプレートケースの下面部分が着脱自在に嵌合するように構成し、プレートケースの内部に半円状の中空部を形成して該中空部の底部に複数の回転軸付きコロを設けたので、クラッチ式ブレーキの分解部品の点検整備を安全、かつ短時間で行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】この発明の実施の形態1に係るクラッチ式ブレーキの分解治具装置を示す斜視図である。
【図2】この発明の実施の形態1に係るクラッチ式ブレーキの分解治具装置を構成する台車を示す斜視図である。
【図3】この発明の実施の形態1に係るクラッチ式ブレーキの分解治具装置を構成するプレートケースを示す斜視図である。
【図4】図3に示すプレートケースの内部を説明する斜視図である。
【図5】図3に示すプレートケースに用いられる回転軸付きコロの斜視図である。
【図6】この発明の実施の形態1に係る分解部品の点検整備手順の説明図である。
【図7】この発明の実施の形態1に係る分解部品の点検整備手順の説明図である。
【図8】この発明の実施の形態1に係る分解部品の点検整備手順の説明図である。
【図9】この発明の実施の形態1に係る分解部品の点検整備手順の流れ図である。
【図10】この発明の実施の形態1に係る分解部品の点検整備手順の流れ図である。
【図11】この発明の実施の形態1に係る分解部品の点検整備手順の流れ図である。
【図12】この発明の実施の形態1に係る分解部品の点検整備手順の流れ図である。
【図13】この発明の実施の形態1に係る分解部品の点検整備手順の流れ図である。
【図14】この発明の実施の形態1に係る分解部品の点検整備状況を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付の図面を参照して、この発明に係るクラッチ式ブレーキの分解治具装置について好適な実施の形態を説明する。なお、この実施の形態により発明が限定されるものではなく、諸種の設計的変更を含むものである。
【0011】
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係るクラッチ式ブレーキの分解治具装置を示す斜視図である。図1において、クラッチ式ブレーキの分解治具装置(以下、単にブレーキの分解治具装置という。)10は、所定の厚みを有する矩形状板部材で構成された台車11と、該台車11の上面に複数個並置されるプレートケース12により構成されている。なお、台車11の下面四隅部位には、該台車11を移動させるキャスター13が取り付けられている。
【0012】
台車11の上面には、図2に示すように、複数の溝部14が形成されており、該溝部14にプレートケース12の下面部分が着脱自在に嵌合するように構成されている。
【0013】
プレートケース12は、図3に示すように、2枚の半円状板12aが所定間隔を介して対向配置され、その円弧部位を底面板12bで覆った形状に構成されている。即ち、プレートケース12は、内部に半円状の中空部を有する船底形の器のように形成されている。このプレートケース12は、所定の強度を有する半円状板12a及び底面板12bの部材を溶接等で接合して形成してもよく、あるいは板状部材を絞り加工することにより形成してもよい。
【0014】
また、プレートケース12には、図4にその内部を図示するように、半円状の中空部の底部に複数の回転軸付きコロ15が設けられている。図5は回転軸付きコロ15の拡大斜視図を示している。
【0015】
なお、プレートケース12は、2枚の半円状板12aを所定間隔を介して対向配置し、その円弧部位を底面板12bで覆った形状に限定されるものではなく、例えば、2枚の矩形状板を所定間隔を介して対向配置し、その側面部及び底面部を矩形状板で覆った形状とし、その内部に形成される中空部が半円状の中空部となるようにしてもよい。
【0016】
実施の形態1に係るブレーキの分解治具装置は前記のように構成されており、次に、ブレーキ分解部品の点検整備の手順について説明する。図6〜図8は、ブレーキ分解部品の点検整備手順を説明する斜視図である。ブレーキの分解部品を点検整備するときには、まず、ブレーキの分解治具装置10を図6に示すように、巻上機16にセットする。次に、図7に示すように、巻上機16よりプレート17を分解し、ブレーキの分解治具装置10にセットする。なお、このとき、プレート17の下方部分がプレートケース12の前記半円状の中空部に収納されるようにセットする。図8はこの状態を示す斜視図である。図9〜図13は以上の流れを図示したものである。
【0017】
以上のようにしてプレート17をブレーキの分解治具装置10にセットした後、図14に示すように、スプレー缶18に収納された研磨液をプレート17の表面に噴霧し、例えばブラシ19を用いてプレート17の表面を点検整備する。このプレート17の表面を点検整備する時は、プレートケース12の前記半円状の中空部の底部に複数の回転軸付きコロ15が設けられているので、図14に示すように、プレート17を手によりプレートケース12内で回転させ、点検整備を行う部位を変更して行うことができる。そして、点検整備後は台車11を再び巻上機16に隣接させ、点検整備を行ったプレート17を取り付ける。なお、プレートケース12を台車11より取り外すことができるので、プレートケース12に蓄積した点検整備後の磨耗粉は容易に廃棄できる。
【0018】
以上のように、実施の形態1に係るブレーキの分解治具装置によれば、台車11に形成された溝部14にプレートケース12を嵌合させて、ブレーキの分解時にブレーキ組立付近に台車11を設置し、プレート17を分解する都度、各プレート17をプレートケース12に収納する。そして、分解後は台車11を移動して点検整備を行う。これにより発生する磨耗粉の分解部品以外への飛散が防止できる。
【0019】
また、プレート17の点検整備は、プレートケース12に付与されている回転軸付きコロ15により、収納したプレート17を手で容易に回転させながら点検整備位置を変更させることができるので、プレート17が重量物であっても短時間に点検整備を行うことができる。
【0020】
更には、点検整備により発生する磨耗粉は、プレートケース12の底部に蓄積し、他の分解部品への飛散防止ができ、プレート17を組み立てた後に廃棄することができる。
【符号の説明】
【0021】
10 クラッチ式ブレーキの分解治具装置
11 台車
12 プレートケース
12a 半円状板
12b 底面板
13 キャスター
14 溝部
15 回転軸付きコロ
16 巻上機
17 プレート
18 スプレー缶
【技術分野】
【0001】
この発明は、クラッチ式ブレーキの分解治具装置に係り、特にはエレベータの巻上機に用いられるクラッチ式ブレーキの分解治具装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
エレベータの巻上機にはブレーキ装置が装着されており、例えば特開平11−199150号公報(特許文献1)には、巻上機に電磁ブレーキを用いた場合において、当該電磁ブレーキの保守点検時に電磁ブレーキを分解する方法が開示されている。ここに開示された技術は、巻上機のモータ上に足場として作業台を設け、この作業台の上に分解した電磁ブレーキの分解部品を順次載置し、点検整備するものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開平11−199150号公報(段落0009、図2)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示された技術によれば、重量物である電磁ブレーキの分解部品をわざわざ機械室床面まで降ろして点検整備する必要がなく、電磁ブレーキの点検整備を安全に効率よく行うことができるとされている。しかし、作業台の上で分解部品を回転させたり、位置あるいは向きを変えたりして点検整備が行われており、このため、分解部品が重量物である場合には点検整備に時間が掛かり、その上、点検整備を行うのが昇降路という悪条件の作業環境のため、点検整備に大きな問題点を有していた。
【0005】
更に、巻上機にクラッチ式ブレーキを用いた場合においては、クラッチ式ブレーキの構造が電磁ブレーキの構造と全く異なっており、特許文献1に開示された技術をクラッチ式ブレーキの点検整備に適用することは不可能に近く、また、危険に繋がる問題点がある。
【0006】
この発明は、上記のような問題点に着目してなされたもので、安全、かつ短時間でクラッチ式ブレーキの点検整備を可能とするクラッチ式ブレーキの分解治具装置を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この発明に係るクラッチ式ブレーキの分解治具装置は、所定の厚みを有する矩形状板部材で構成され、下面部位にキャスターが取り付けられた台車と、該台車の上面に複数個並置されるプレートケースと、を備え、前記台車の前記上面に複数の溝部を形成すると共に、該溝部に前記プレートケースの下面部分が着脱自在に嵌合するように構成し、前記プレートケースの内部に半円状の中空部を形成して該中空部の底部に複数の回転軸付きコロを設けたものである。
【発明の効果】
【0008】
この発明によれば、台車の上面に複数の溝部を形成すると共に、該溝部にプレートケースの下面部分が着脱自在に嵌合するように構成し、プレートケースの内部に半円状の中空部を形成して該中空部の底部に複数の回転軸付きコロを設けたので、クラッチ式ブレーキの分解部品の点検整備を安全、かつ短時間で行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】この発明の実施の形態1に係るクラッチ式ブレーキの分解治具装置を示す斜視図である。
【図2】この発明の実施の形態1に係るクラッチ式ブレーキの分解治具装置を構成する台車を示す斜視図である。
【図3】この発明の実施の形態1に係るクラッチ式ブレーキの分解治具装置を構成するプレートケースを示す斜視図である。
【図4】図3に示すプレートケースの内部を説明する斜視図である。
【図5】図3に示すプレートケースに用いられる回転軸付きコロの斜視図である。
【図6】この発明の実施の形態1に係る分解部品の点検整備手順の説明図である。
【図7】この発明の実施の形態1に係る分解部品の点検整備手順の説明図である。
【図8】この発明の実施の形態1に係る分解部品の点検整備手順の説明図である。
【図9】この発明の実施の形態1に係る分解部品の点検整備手順の流れ図である。
【図10】この発明の実施の形態1に係る分解部品の点検整備手順の流れ図である。
【図11】この発明の実施の形態1に係る分解部品の点検整備手順の流れ図である。
【図12】この発明の実施の形態1に係る分解部品の点検整備手順の流れ図である。
【図13】この発明の実施の形態1に係る分解部品の点検整備手順の流れ図である。
【図14】この発明の実施の形態1に係る分解部品の点検整備状況を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付の図面を参照して、この発明に係るクラッチ式ブレーキの分解治具装置について好適な実施の形態を説明する。なお、この実施の形態により発明が限定されるものではなく、諸種の設計的変更を含むものである。
【0011】
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係るクラッチ式ブレーキの分解治具装置を示す斜視図である。図1において、クラッチ式ブレーキの分解治具装置(以下、単にブレーキの分解治具装置という。)10は、所定の厚みを有する矩形状板部材で構成された台車11と、該台車11の上面に複数個並置されるプレートケース12により構成されている。なお、台車11の下面四隅部位には、該台車11を移動させるキャスター13が取り付けられている。
【0012】
台車11の上面には、図2に示すように、複数の溝部14が形成されており、該溝部14にプレートケース12の下面部分が着脱自在に嵌合するように構成されている。
【0013】
プレートケース12は、図3に示すように、2枚の半円状板12aが所定間隔を介して対向配置され、その円弧部位を底面板12bで覆った形状に構成されている。即ち、プレートケース12は、内部に半円状の中空部を有する船底形の器のように形成されている。このプレートケース12は、所定の強度を有する半円状板12a及び底面板12bの部材を溶接等で接合して形成してもよく、あるいは板状部材を絞り加工することにより形成してもよい。
【0014】
また、プレートケース12には、図4にその内部を図示するように、半円状の中空部の底部に複数の回転軸付きコロ15が設けられている。図5は回転軸付きコロ15の拡大斜視図を示している。
【0015】
なお、プレートケース12は、2枚の半円状板12aを所定間隔を介して対向配置し、その円弧部位を底面板12bで覆った形状に限定されるものではなく、例えば、2枚の矩形状板を所定間隔を介して対向配置し、その側面部及び底面部を矩形状板で覆った形状とし、その内部に形成される中空部が半円状の中空部となるようにしてもよい。
【0016】
実施の形態1に係るブレーキの分解治具装置は前記のように構成されており、次に、ブレーキ分解部品の点検整備の手順について説明する。図6〜図8は、ブレーキ分解部品の点検整備手順を説明する斜視図である。ブレーキの分解部品を点検整備するときには、まず、ブレーキの分解治具装置10を図6に示すように、巻上機16にセットする。次に、図7に示すように、巻上機16よりプレート17を分解し、ブレーキの分解治具装置10にセットする。なお、このとき、プレート17の下方部分がプレートケース12の前記半円状の中空部に収納されるようにセットする。図8はこの状態を示す斜視図である。図9〜図13は以上の流れを図示したものである。
【0017】
以上のようにしてプレート17をブレーキの分解治具装置10にセットした後、図14に示すように、スプレー缶18に収納された研磨液をプレート17の表面に噴霧し、例えばブラシ19を用いてプレート17の表面を点検整備する。このプレート17の表面を点検整備する時は、プレートケース12の前記半円状の中空部の底部に複数の回転軸付きコロ15が設けられているので、図14に示すように、プレート17を手によりプレートケース12内で回転させ、点検整備を行う部位を変更して行うことができる。そして、点検整備後は台車11を再び巻上機16に隣接させ、点検整備を行ったプレート17を取り付ける。なお、プレートケース12を台車11より取り外すことができるので、プレートケース12に蓄積した点検整備後の磨耗粉は容易に廃棄できる。
【0018】
以上のように、実施の形態1に係るブレーキの分解治具装置によれば、台車11に形成された溝部14にプレートケース12を嵌合させて、ブレーキの分解時にブレーキ組立付近に台車11を設置し、プレート17を分解する都度、各プレート17をプレートケース12に収納する。そして、分解後は台車11を移動して点検整備を行う。これにより発生する磨耗粉の分解部品以外への飛散が防止できる。
【0019】
また、プレート17の点検整備は、プレートケース12に付与されている回転軸付きコロ15により、収納したプレート17を手で容易に回転させながら点検整備位置を変更させることができるので、プレート17が重量物であっても短時間に点検整備を行うことができる。
【0020】
更には、点検整備により発生する磨耗粉は、プレートケース12の底部に蓄積し、他の分解部品への飛散防止ができ、プレート17を組み立てた後に廃棄することができる。
【符号の説明】
【0021】
10 クラッチ式ブレーキの分解治具装置
11 台車
12 プレートケース
12a 半円状板
12b 底面板
13 キャスター
14 溝部
15 回転軸付きコロ
16 巻上機
17 プレート
18 スプレー缶
【特許請求の範囲】
【請求項1】
所定の厚みを有する矩形状板部材で構成され、下面部位にキャスターが取り付けられた台車と、該台車の上面に複数個並置されるプレートケースと、を備え、
前記台車の前記上面に複数の溝部を形成すると共に、該溝部に前記プレートケースの下面部分が着脱自在に嵌合するように構成し、前記プレートケースの内部に半円状の中空部を形成して該中空部の底部に複数の回転軸付きコロを設けたことを特徴とするクラッチ式ブレーキの分解治具装置。
【請求項1】
所定の厚みを有する矩形状板部材で構成され、下面部位にキャスターが取り付けられた台車と、該台車の上面に複数個並置されるプレートケースと、を備え、
前記台車の前記上面に複数の溝部を形成すると共に、該溝部に前記プレートケースの下面部分が着脱自在に嵌合するように構成し、前記プレートケースの内部に半円状の中空部を形成して該中空部の底部に複数の回転軸付きコロを設けたことを特徴とするクラッチ式ブレーキの分解治具装置。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【公開番号】特開2012−193809(P2012−193809A)
【公開日】平成24年10月11日(2012.10.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−59181(P2011−59181)
【出願日】平成23年3月17日(2011.3.17)
【出願人】(000236056)三菱電機ビルテクノサービス株式会社 (1,792)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成24年10月11日(2012.10.11)
【国際特許分類】
【出願日】平成23年3月17日(2011.3.17)
【出願人】(000236056)三菱電機ビルテクノサービス株式会社 (1,792)
【Fターム(参考)】
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