説明

クランプ装置

本発明は、紡績機又は撚糸機のスピンドルに糸をクランプするクランプ装置(4)であって、該クランプ装置(4)がスピンドル上部分(1)に配置され、定置のクランプエレメント(5)と、軸方向に移動可能で、前記定置のクランプエレメント(5)に対しばね力によって圧着可能なクランプエレメント(6)とを有しており、前記移動可能なクランプエレメント(6)が遠心力エレメント(9)によってばね力に抗して、クランプエレメント(5)とクランプエレメント(6)との間にクランプギャップ(16)が形成されかつクランプ装置(4)が遠心力エレメント(9)を配置しかつ案内するために役立つ受容部を有するように、移動可能なクランプエレメント(6)に、軸方向で定置のクランプエレメント(5)に対し間隔を付与する力で負荷される形式のものに関し、遠心力エレメント(9)の受容部がクランプ装置(4)の、クランプギャップ(16)とは反対側に配置されており、受容部とクランプギャップ(16)との間に圧縮ばね(8)が配置されていることを特徴としている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は請求項1の上位概念として記載した紡績又は撚糸機のスピンドルにて糸をクランプするクランプ装置に関する。
【0002】
DE19628826A1号明細書によればスピンドルのホワーブに不動に配置されたクランプエレメントとスピンドルの長手方向軸線に対し軸方向に移動可能なクランプエレメントとを有するクランプ装置が開示されている。クランプエレメントは移動可能なクランプエレメントとホワーブとに支えられた圧縮ばねによって互いに押し合わされてクランプエレメントの間にクランプギャップが形成される。移動可能なクランプエレメントを圧縮ばねの力に抗して移動させることによりクランプギャップを開くためには、移動可能なクランプエレメントは内に傾けられた、円錐状のリング面を有している。このリング面は不動のクランプエレメントと共に、可動な遠心力エレメントが配置されるリング室を制限している。限界回転数を越えた場合に、遠心力エレメントから移動可能なクランプエレメントに作用させられた力が、ばね力よりも大きいと、移動可能なクランプエレメントは軸方向に移動し、これによってクランプギャップが開放させられる。
【0003】
限界回転数を下回った場合にはクランプ装置はクランプ位置をとる。両方のクランプエレメントの端面が互いに押し合わされるクランプ位置において、移動可能なクランプエレメントの端面に配置された肩は、不動のクランプエレメントの端面における協働するリング溝に係合し、リング室をクランプギャップに対し遮断する。
【0004】
このクランプ装置の欠点は、肩があるにも拘らず、糸残部がリング室へ侵入することがあることである。これはリング溝がアンダカット部として構成され、該アンダカット部に、クランプしようとする糸残留物又はそれに類似したものが引き込まれることに起因する。クランプ過程の継続によって、すでにリング溝内にある糸残留物は肩を越えてリング室内へ達し、これによって糸残留物をドッフィングに際して遠心分離することが妨げられ、リング室が汚染される。リング室の汚染は、その中に配置された遠心力エレメントが少なくとも部分的にブロックされ、クランプ装置の機能性が特に発生するアンバランスによって損なわれる結果をもたらす。さらに既にリング溝内にある繊維材料又は糸残留物はばね力によってリング溝内に圧縮され、クランプギャップを開いた場合にもはや遠心力で放出されなくなる。したがってリング溝内に増加する汚染物で、糸に与えられるクランプ作用は減退され、クランプ装置の作用はさらに損なわれる。
【0005】
本発明の課題はクランプ装置を改良してクランプ装置のほとんど中断のない継続運転が保証されるようにすることである。
【0006】
この課題は本発明によれば請求項1の特徴を有するクランプ装置によって解決された。
【0007】
このようなクランプ装置の有利な構成は従属請求項の対象である。
【0008】
クランプ装置の本発明による構成によれば、遠心力エレメントを受容するための受容部がクランプ装置の、クランプギャップとは反対側に配置され、この場合、受容部とクランプギャップとの間には圧縮ばねが配置されている。遠心力エレメントの配置と案内とに役立つ受容部がクランプギャップから間隔を有していることにより、本発明によるクランプ装置の汚染の可能性は低減させられる。糸残留物、繊維材料又はそれに類似したものがクランプギャップを介して遠心力エレメントの受容部に侵入することはこのような形式でほぼ回避され、これによって案内溝内に侵入した糸残留物又はそれに類似したものによる遠心力エレメントのブロックの発生は阻止される。
【0009】
さらに遠心力エレメントをクランプギャップから間隔をおいてポジショニングすることは、クランプ装置を、スピンドル上部分を同心的に取囲み、糸を巻管へ変向させるランナが循環する、リング直径の小さなリングのためにも使用することを許す。
【0010】
本発明の有利な構成によれば受容部は互いに協働する、半径方向に延在する2つのハーフシェルとして構成され、このハーフシェルが遠心力エレメントを取囲んでいる。この構成は、遠心力エレメントが形状接続に基づき強制案内されるという利点を有している。遠心力エレメントの案内が定置のクランプエレメントの下面に配置された通路で行なわれ、比較的に大きな遊びを許す公知技術とは異なって、本発明による強制制御によってすべての遠心力エレメントは常に1つの軌道の上に同じ軸間隔をおいて位置し、これによってアンバランスが回避されることができる。遠心力エレメントはどの位置でも受容部の内部でほぼ遊びなく案内されかつ同じ軸方向力を移動可能なクランプエレメントに作用させ、これによってクランプエレメントが傾き引っ掛かることが阻止される。さらに受容部の閉じられた構成は糸残留物又はそれに類似したものが侵入することを阻止し、この結果、機能性が損われることはさらに減じられる。
【0011】
有利な形式で受容部はクランプ装置の外周に亙って均等に分配されて配置されていることができる。受容部のこの配置はスピンドル上部分の上で移動可能なクランプエレメントをほぼ引っ掛かることなく案内することを可能にする。このためには受容部は180°よりも小さいか又は180°と同じである角度、特に90°又は60°の角度で互いにずらされて配置されていることができる。これは2つ又は複数の遠心力エレメントをクランプ装置の外周に分配して配置されることで可能になる。
【0012】
有利にはそれぞれ1つのハーフシェルを移動可能なクランプエレメントに配置し、それぞれ協働するハーフシェルを不動に配置された台エレメントに配置することができる。台エレメントはスピンドル上部分に配置された駆動ホワーブに支えられ、移動可能なクランプエレメントに対応受けとして働く。遠心力エレメントの滑子案内状の案内は台エレメント又は移動可能なクランプエレメントにて水平に対して傾けられた滑子案内でかつ協働するハーフシェルにて水平に対してほぼ平行な滑子案内で構成されることができる。この場合、滑子案内は遠心力エレメントの案内に用いられる。水平に対しほぼ平行な滑子案内を有するハーフシェルの滑子案内は、遠心力エレメントが当該ハーフシェルにてほぼ半径方向で外方へ移動できるのに対し、協働するハーフシェルの滑子案内の傾きによって、遠心力エレメントはクランプギャップを開くために移動可能なクランプエレメントを軸方向で移動させる。
【0013】
特に移動可能なクランプエレメントにおける滑子案内の傾きは10°と70°との間、特に15°と65°との間であることができる。これはクランプ装置のクランプ位置で両方のクランプエレメントを互いに押し合わすばね力の選択を可能にする。何故ならば滑子案内の傾きの構成によって反力は変化するからである。
【0014】
さらに移動可能なクランプエレメントはそのハーフシェルで、台エレメントの外周に配置された溝内に案内されていることができる。この溝は移動可能なクランプエレメントを供給する場合の組立を容易化し、ハーフシェルの互いに協働する配置を保証し、遠心力エレメントはハーフシェルによりほぼ完全に取囲まれる。さらに溝によって移動可能なクランプエレメントが台エレメントに対し回動することが阻止される。
【0015】
特にクランプエレメントは互いに向き合った端面に、協働するウェブと切欠きとを有することができる。このような形式でクランプ作用は、ウェブと切欠きとの間の尖ったクランプ角並びにウェブと切欠きとの間の糸接触面の拡大によって高められる。
【0016】
さらにクランプエレメントの周面はクランプギャップの領域にて、少なくとも部分的に円錐面を成して構成されていることができる。このような形式で、糸が直接的にクランプギャップに導入されず、クランプエレメントの1つの周面に接触したときに糸の供給が簡易化される。周面の円錐性はスピンドルの制動に際して糸がその供給長さに亙ってクランプギャップ内に位置することを保証するために糸が糸張力に基づきクランプギャップへ滑り込むことができるようにする。
【0017】
以下、図面に示された1実施例に基づき本発明を詳細に説明する。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】スピンドル上部分の部分的斜視図。
【図2】本発明のクランプ装置をそのクランプ位置で断面した図。
【図3】クランプ装置を開放位置で断面した図。
【図4】台エレメントの斜視図。
【0019】
図1はテクステイル機械のスピンドル、特に紡績及び撚糸スピンドルのスピンドル上部分1を示している。スピンドル上部分1は糸をコップに巻上げられる図示されていない巻管を受容するために用いられる金属製のシャフトを有している。このためにはスピンドル上部分1の上には図示されていない紡績リングが配置されている。この紡績リングはスピンドル上部分1を同心的に取囲み、この紡績リングの上には糸を巻管に向けて変向しかつ巻管の上に巻付けるランナが循環する。スピンドル上部分1には駆動ホワーブ2が配置され、この駆動ホワーブを介してスピンドル上部分1はテクステイル機械の稼働中駆動可能である。
【0020】
駆動ホワーブ2はねじ山3を有し、このねじ山3は製作されたコップのドッフィングに際して糸をクランプするために本発明のクランプ装置4を固定するために用いられる。クランプ装置4は遠心力で作動され2つの位置、つまり糸がクランプされるクランプ位置と、糸が供給されるかもしくは解放されかつ遠心力で放出される開放位置とをとることができる。
【0021】
図2は本発明によるクランプ装置4をクランプ位置で示しているのに対し、図3は当該クランプ装置4を開放位置で示している。クランプ位置においては2つのクランプエレメント5,6の端面は互いに押し合わされるのに対し、開放位置では両方のクランプエレメント5,6の間にクランプギャップ16が生じる。クランプ装置4は多部分から構成され、定置のクランプエレメント5と軸方向に移動可能で、定置のクランプエレメント5に押し付け可能なクランプエレメント6と、クランプ装置4が取付けられた位置で、クランプ装置4を軸方向で固定するために、駆動ホワーブ2のフランジ状の段部10に支持される台エレメント7とを有している。
【0022】
さらにクランプ装置4は圧縮ばね8と複数の遠心力エレメント9とを有し、該遠心力エレメント9は球体として構成されかつ互いに所定の角度ずらされてスピンドル上部分1の外周に均等に分配されて配置されている。クランプエレメント5,6は互いに向き合った端面に、相補するウェブと切欠きとを有している。このウェブと切欠きとはクランプ装置4のクランプ位置で相互に係合し、クランプギャップ16内にある糸により大きなクランプ作用を発揮する。クランプギャップ16に向いた周面17,18にてクランプエレメント5,6は区分的に円錐を成して構成されている。
【0023】
台エレメント7は遠心力エレメント9を受容しかつ案内するために役立つ。このためにほぼ円筒状の台エレメント7はスピンドル上部分1の長手方向軸線に対し同軸的な壁11を有している。この壁11は、遠心力エレメント9の数に相当する数の通過孔12を備えている。壁11の、駆動ホワーブ2とは反対側にはハーフシェル13が配置されている。このハーフシェル13は図4に示されているように通過孔12から発してスピンドル上部分1の長手方向軸線に対し半径方向に延在している。ハーフシェル13はその際、通過孔12に軸方向で接続されている。
【0024】
遠心力エレメント9をほぼ完全に取囲むためには移動可能なクランプエレメント6は協働する、半径方向に延在するハーフシェル15を有している。遠心力エレメント9を受容するために役立つハーフシェル13,15は球状の遠心力エレメント9の形に相応して構成されかつ遠心力エレメント9の寸法に適合させられている。さらに壁11はスピンドル上部分1の軸方向に延在する溝14を有している。この溝14はハーフシェル13に隣接して壁11に配置されている。この場合、溝14は移動可能なクランプエレメント6のポジショニングと回動防止とに役立つ。このために台エレメント7の溝14はハーフシェル15の幅に相当する幅を有し、ハーフシェル15が溝14にて案内される。クランプエレメント7は溝14によって台エレメント7に対し、クランプ装置4がスピンドル上部分1に取付けられたクランプ装置4の位置で、遠心力エレメント9がハーフシェル13,15で取囲まれ、両方の協働するハーフシェル13,15がスピンドル上部分1にクランプ装置4が取付けられた状態で閉じた室を形成することで外部に向かってシールされるようにポジショニングされかつ案内されている。このような形式で遠心力エレメント9の案内は達成されかつ遠心力エレメント9は糸残部、繊維材料又はそれに類似したものによる汚染に対し保護される。
【0025】
遠心力エレメント9の案内は滑子状の案内によって達成される。このためにはクランプエレメント6のハーフシェル15は水平に対して傾けられた滑子案内を有し、台エレメント7のハーフシェル13は半径方向に延在する滑子案内を有し、該滑子案内にて球の遠心力エレメント9が移動することができる。傾けられた滑子案内の角度は有利には10°と70°との間、特に15°から65°である。
【0026】
圧縮ばね8は台エレメント7と台エレメント7を取囲む移動可能なクランプエレメント6とに支えられ、クランプエレメント6を定置のクランプエレメント5に向かう方向へ押す。クランプ装置4のクランプ位置と開放位置との間の移行は紡績運転が限界回転を下回ったか上回った場合に行なわれる。限界回転数は遠心力エレメント9によって移動可能なクランプエレメント6に作用させられた軸方向の力が、クランプエレメント5,6に摩擦と圧縮ばね8とにより作用させられる力よりも小さいスピンドル上部分1の回転数に相応する。
【0027】
限界回転数を上回ると遠心力エレメント9は外へ押され、その際遠心力エレメントは両方のハーフシェル13,15の内部で滑子案内によって強制案内される。移動可能なクランプエレメント6のハーフシェル15の滑子案内の傾きで、遠心力エレメント9によりスピンドル上部分1の長手方向軸線に対し平行に、圧縮ばね8の力に抗して作用し、値的に圧縮ばね8の力より大きな力がクランプエレメント6に作用させられる。この結果、クランプエレメント6が軸方向に移動させられ、クランプギャップ16が開放される。巻管のドッフィング過程が行なわれる場合には図示されていないリングベンチは、紡績リングにて循環するランナから案内された糸が開放されたクランプギャップ16の領域におかれるようになるまで下へ案内される。この場合には糸を完全な回転でクランプ装置4に巻付ける必要はない。クランプエレメント5,6の円錐状の外周面17,18の一方に当てつけられた場合には糸は円錐性と糸張力とに基づきクランプギャップ16内へ滑り込むかもしくは糸は直接クランプギャップ16へ挿入される。
【0028】
継続する制動過程によって限界回転数を下回ると、遠心力が減少し、遠心力エレメント9は内へ移動し、最終的にはスピンドルが停止した場合には駆動ホワーブ2の表面に接触する(図2参照)。これによって圧縮ばね8に抗して向けられた十分な力がクランプエレメント6に作用させられなくなる。ばね力は移動可能なクランプエレメント6を定置のクランプエレメント5に対し押し付け、これによりクランプギャップ16が閉じられる。クランプエレメント5,6の端面における相補するウェブと切欠きとは互いに係合し、クランプギャップ16内にある糸をクランプする。続く巻管のドッフィングは糸を分断する。このためには例えば台形に又は尖った歯として構成されたウェブはシャープなエッジをもって構成され、これにより糸の分断が簡易化されている。
【0029】
ドッフィング過程が終了したあとで、紡績運転が再開されると限界回転数が越えられるとクランプギャップ16は再び開放され、それまでクランプギャップ16の中にあったクランプギャップ内の糸残留物は遠心力で放出される。
【符号の説明】
【0030】
1 スピンドル上部分
2 駆動ホワーブ
3 ねじ山
4 クランプ装置
5,6 クランプエレメント
7 台エレメント
8 圧縮ばね
9 遠心力エレメント
11 壁
12 通過孔
13 ハーフシェル
14 溝
15 ハーフシェル
16 クランプギャップ
17 外周面
18 外周面

【特許請求の範囲】
【請求項1】
紡績機又は撚糸機のスピンドルに糸をクランプするクランプ装置(4)であって、該クランプ装置(4)がスピンドル上部分(1)に配置され、定置のクランプエレメント(5)と、軸方向に移動可能で、前記定置のクランプエレメント(5)に対しばね力によって圧着可能なクランプエレメント(6)とを有しており、前記移動可能なクランプエレメント(6)が遠心力エレメント(9)によってばね力に抗して、クランプエレメント(5)とクランプエレメント(6)との間にクランプギャップ(16)が形成されるようになっておりかつクランプ装置(4)が遠心力エレメント(9)を配置しかつ案内するために役立つ受容部を有するように、移動可能なクランプエレメント(6)に、軸方向で定置のクランプエレメント(5)に対し間隔を付与する力で負荷される形式のものにおいて、遠心力エレメント(9)の受容部がクランプ装置(4)の、クランプギャップ(16)とは反対側に配置されており、受容部とクランプギャップ(16)との間に圧縮ばね(8)が配置されていることを特徴とする、クランプ装置。
【請求項2】
受容部がそれぞれ、互いに協働する、半径方向に延在する2つのハーフシェル(13,15)から構成され、該ハーフシェル(13,15)が遠心力エレメント(9)を取囲んでいる、請求項1記載のクランプ装置。
【請求項3】
ハーフシェル(13,15)がクランプ装置(4)の外周に均等に分配されて配置されている、請求項2記載のクランプ装置。
【請求項4】
それぞれ1つのハーフシェル(15)が移動可能なクランプエレメント(6)に配置され、それぞれ協働するハーフシェル(13)が不動に配置された台エレメント(7)に配置されている、請求項2又は3記載のクランプ装置。
【請求項5】
台エレメント(7)又は移動可能なクランプエレメント(6)のハーフシェル(13,15)が水平線に対し傾けられた滑子案内を有し、協働するハーフシェル(13,15)が水平線に対しほぼ平行な滑子案内を有し、前記滑子案内が遠心力エレメントの案内に用いられている、請求項2から4までのいずれか1項記載のクランプ装置。
【請求項6】
クランプエレメント(6)における滑子案内の傾きが10°と70°との間、特に15°と65°との間である、請求項5記載のクランプ装置。
【請求項7】
移動可能なクランプエレメント(6)がそのハーフシェル(15)で、台エレメント(7)の外周に配置された溝(14)内で案内されている、請求項2から6までのいずれか1項記載のクランプ装置。
【請求項8】
クランプエレメント(5,6)が互いに向き合った端面に協働するウェブと切欠きとを有している、請求項1から7までのいずれか1項記載のクランプ装置。
【請求項9】
クランプエレメント(5,6)の外周面(17,18)がクランプギャップ(16)の領域にて少なくとも区分的に円錐に構成されている、請求項1から8までのいずれか1項記載のクランプ装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公表番号】特表2009−536989(P2009−536989A)
【公表日】平成21年10月22日(2009.10.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−510296(P2009−510296)
【出願日】平成19年2月28日(2007.2.28)
【国際出願番号】PCT/EP2007/001701
【国際公開番号】WO2007/131562
【国際公開日】平成19年11月22日(2007.11.22)
【出願人】(507403964)エーリコン アコーテックス テクスパーツ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング (6)
【氏名又は名称原語表記】Oerlikon Accotex Texparts GmbH
【住所又は居所原語表記】Maria−Merian−Strasse 8, D−70736 Fellbach, Germany
【Fターム(参考)】