説明

クリーニング装置及びプロセスカートリッジ

【課題】 可撓性を有する、ブレード部を支持する支持部材を備えたクリーニング部材が有するクリーニング装置及びプロセスカートリッジにおいて、画像形成装置本体から取り外された際に支持部材が変形するのを抑える。
【解決手段】 前記装置本体から取り外された際に支持部材103に係合して、支持部材が変形するのを規制する規制部材120を有するクリーニング装置。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、プリンタ、複写機、ファクシミリ等の電子写真画像形成装置において、像担持体の表面から現像剤を除去するクリーニング装置及びこれを備えたプロセスカートリッジに関する。
【背景技術】
【0002】
電子写真方式を採用するレーザビームプリンタや複写機などの画像形成装置は、まず一様に帯電させた電子写真感光体に、画像情報に対応した光(レーザ光など)を照射することで静電潜像を形成する。その後、この静電潜像に現像手段により現像剤(トナー)を供給して現像剤像(トナー像)として顕像化し、更に感光体から紙に代表される記録材へ像を転写することで、記録材上に画像を形成し、出力を行っている。
【0003】
転写せずに感光体上に残留した現像剤については、感光体に接触して配置されるクリーニング部材により除去される構成が広く採用されている。そのクリーニング部材としては、剛体である板金を支持部材と、その先端に設けられたウレタンゴム等からなるブレード部を感光体に当接させる構成が一般的によく知られた構成である。
【0004】
上記構成では、容器への取り付け方やクリーニング部材の構成そのものに起因して、長手方向で当接状態が変化してしまうという課題が知られている。その課題に対して、長手方向において感光体へのブレード部の変形量を変える構成や(特許文献1、2)、ブレード部の自由長を変える構成(特許文献3)が提案されている。
【0005】
また、よりブレード部の感光体への当接圧を安定させる手段として、支持部材が可撓性を有する板状バネで構成され、板状バネの先端にウレタンなどのゴムを設ける構成も提案されている(特許文献4)。このような構成では、ブレード部だけが変形するのではなく、板状バネも合わせて変形させて感光体への当接圧を安定させる構成となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開平01−235987号公報
【特許文献2】特開平06−186890号公報
【特許文献3】特開2006−259394号公報
【特許文献4】特開平04−172486号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
感光体と当接する先端部にゴム部を備え、そのゴム部が板状バネ部材に支持されるクリーニング部材においては、板状バネ部材自体が弾性を持つことから、支持部材の剛性が板金で構成されたものに比べ劣る。したがって、クリーニング装置やプロセスカートリッジが画像形成装置本体から取り外された際に、振動や衝撃を受けることによって、板状バネ部材が塑性変形する可能性がある。そうすると、ブレード部が所定圧で当接しない状態になり、感光体上に残留した現像剤を十分に除去することができない可能性がある。また、クリーニング装置から現像剤が漏れる可能性もある。
【0008】
そこで、本発明の目的は、画像形成装置本体に着脱可能なクリーニング装置において、感光体上に残留した現像剤を十分に除去することができ、クリーニング装置から現像剤が漏れることを抑えることができる。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成する手段として、画像形成装置本体に着脱可能なクリーニング装置において、
枠体に設けられた固定部と、
前記固定部に取り付けられる、像担持体から現像剤を除去するクリーニング部材において、前記像担持体に当接するブレード部と、前記ブレード部を支持し、可撓性を有する支持部材と、を有するクリーニング部材と、
前記枠体によって形成される、前記像担持体から除去した現像剤を収容する収容部と、
前記支持部材に係合して、前記支持部材が変形するのを規制することが可能な規制部材と、
を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば可撓性を有する支持部材を備えたクリーニング部材が有するクリーニング装置及びプロセスカートリッジにおいて、画像形成装置本体から取り外された際に支持部材が変形するのを抑える。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】実施例1のクリーニング装置を示す概略構成図
【図2】実施例2のクリーニングブレード支持部材を示す概略構成図
【図3】実施例2のクリーニング装置を示す概略構成図
【図4】実施例のクリーニング部材の動きを表す図
【図5】比較例のクリーニング部材の動きを表す図
【図6】実施例1の画像形成装置を示す概略構成図
【図7】実施例2の画像形成装置を示す概略構成図
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、実施例1に係る画像形成装置の一例を示す。なお、図6は電子写真方式の画像形成装置100を示す縦断面図である。
【0013】
画像形成装置100には、像担持体(被帯電体)としてのドラム型の感光ドラム1が配設されている。感光ドラム1は、アルミニウム等の導電性ドラム基体の外周面にOPC(有機光半導体)感光層を形成したもので、その外径がφ24mmであり、軸心qを中心にして、矢印R1方向に所定のプロセススピード(周速度)200mm/sをもって回転駆動される。
【0014】
上述の感光ドラム1の表面(周面)は、後述する帯電手段としての帯電ローラ2により所定の極性・電位に均一(一様)に帯電処理される。帯電後の感光ドラム1表面は、露光手段としてのスキャナ3から出力された、目的の画像情報の時系列電気デジタル画素信号に対応して変調されたレーザビームの走査露光を受ける。そして、感光ドラム1表面は目的の画像情報に対応した静電潜像が形成される。そして、この静電潜像は、現像手段としての現像器5に設けられた現像ローラ7によって、現像器5内のトナー4が付着されてトナー像に現像される。また、現像ブレード9は、現像ローラ7の周面上に担持されるトナー4の層厚を規制するものである。
【0015】
一方、記録材6は給紙ローラ17によってカセット23から給紙される。そして、感光ドラム1上に書き込まれたトナー像と同期をとるように、搬送ローラ対18、19によって、感光ドラム1と転写ローラ8との間の転写ニップ部に送られる。そして、転写ローラ8に転写バイアス印加電源から転写用の転写バイアスが印加されことによって、感光ドラム1表面に形成されたトナー像が記録材6に転写される。トナー像の転写を受けた記録材6は、感光ドラム1表面から分離されて定着手段としての定着器10に搬送され、トナー像が記録材6の表面に定着される。そして、排紙ローラ対22によって、画像形成装置100の画像形成装置本体(以下、装置本体という)Mに設けられた排紙トレーに排出される。
【0016】
一方、転写後の感光ドラム1は、記録材6に転写されないで感光ドラム1の表面に残ったトナー(現像剤)がクリーニング手段としてのクリーニング部材11によって除去され、枠体で形成されるクリーニング容器(収容部)13に収容される。
【0017】
本実施の形態では、感光ドラム1、帯電ローラ2、現像器5、クリーニング装置16の4つのプロセス機器が一体的に組み込まれて、装置本体Mに対して着脱可能なプロセスカートリッジ14を構成している。クリーニング装置16は、図6に示すように、クリーニング部材11、スクイシート12、クリーニング容器13とで構成されている。クリーニング部材11は、感光ドラム1の表面に当接し、残留したトナーを掻き落とすためのものである。スクイシート12は、クリーニング部材11で除去したトナーを掬い取るためにクリーニング部材11の下方に位置するものである。そして、クリーニング容器13は、除去した廃トナーを収容するためのものである。
【実施例1】
【0018】
次に、本発明における実施例1について詳細に説明する。
【0019】
図1は、プロセスカートリッジ14のクリーニング装置16のみを示した図である。図1(a)は、プロセスカートリッジ14を装置本体Mから取り外した際のクリーニング装置16の状態を示し、図1(b)は、プロセスカートリッジ14を装置本体Mに装着した際のクリーニング装置16の状態を示す。
【0020】
図1(b)において、クリーニング部材11は、感光体ドラム1の移動方向R1に対してカウンター方向に当接しているブレード部101が、可撓性を有する金属の薄板バネである支持部材103の一端部103cに設けられている。そして、支持部材103はその他端部103aに設けられた被固定部103a1をクリーニング容器13の固定部13aに固定されている。ここで、支持部材103としては、厚みが0.2mmのSUS材を使用した。この支持部材103には、一端部103cと他端部103aとの間にこの支持部材103が曲がった曲げ部103bが設けられている。曲げ部103bは、ブレード部101が感光体ドラム1に当接する当接部101aと被固定部103a1を結んだ線分Mに対して、感光体ドラム1とは反対側で感光体ドラム1の表面から外側に離れる側に位置する。このとき、被固定部103a1から曲げ部103bまでの距離を12mm、曲げ部103bから一端部103cの先端部までの距離は10mmになっている。本実施例では、SUS材を使用したが、板状バネ部材としては、例えばリン青銅板やその他のバネ特性を有する部材であれば構わない。また、支持部材103は、曲げ部103bを1つ有する構成としたが、これに限られるものではなく、複数個あっても良い。また、支持部材103の全体が湾曲している構成でも構わない。さらに、ブレード部101はウレタンゴムであり、JISA硬度が70度、厚みが0.6mmのものを利用した。また、ブレード部101を支持部材103に固定する方法としては、支持部材103にブレード部101をアウトサート成形するのが一般的である。その他、接着剤や両面テープを採用しても構わない。
【0021】
クリーニング部材11は上記の様な構成をとることで、感光体ドラム1とブレード101の摩擦力が増加しても、ブレードの当接圧の急激な上昇は抑えられる。以下にその作用について説明する。
【0022】
まず、比較例としてのクリーニング部材212について説明する。図5は、比較例としての従来知られているクリーニング部材の構成概略図である。剛性を有する支持部材213に弾性体であるウレタンゴムのブレード214が支持され、感光体ドラム201に当接されている。そして、弾性を有するブレード214を感光体ドラム201の表面に押し当て(変形させて)、感光体ドラム201の表面から残留トナーを除去するための当接圧を得ている。
【0023】
感光体ドラム201が矢印R2方向に回転すると、ブレード214は、ブレード214の当接圧による抗力F1と感光体ドラム201の表面とブレード214の摩擦力F2の合力である合力F3の力を受けている。摩擦力F2が上昇すると、合力F3が大きくなる。ブレード214は、合力F3の方向には、比較的に自由度が少ない。よって、ブレード214は、図5の矢印B方向に変形することとなる。この変形は、ブレード214が感光体ドラム201に食い込む方向に生じるため、抗力F1の大きさが増えることになる。抗力F1の大きさが増えると、摩擦力F2の大きさも増えることになる。その結果、抗力F1が急激に大きくなってしまうのである。このため、感光体ドラム1を駆動させる為の駆動トルクの増加、ブレードの捲れという問題が生じる場合があった。
【0024】
次に、本実施例でのクリーニング部材11の動作について図4を用いて説明する。図4(a)は、感光体ドラム1の表面とブレード101の摩擦力が上昇する際に、可撓性を有する支持部材13が変形する様子を示すモデル図である。クリーニング部材11を感光体ドラム1の表面に押し当てて、可撓性を有する支持部材103を変形させることによって、感光体ドラム1の表面から残留トナーを除去するための当接圧を得ている。感光体ドラム1が回転する際に、ブレード101は、支持部材103の当接圧による抗力F1と感光体ドラム1の表面とブレード101の摩擦力F2の合力である合力F3の力を受ける。この合力F3に対して、一端部103cは、合力F3とのなす角度が小さいので変形自由度が非常に少なく変形し難い。一方で、合力F3の方向に対して、他端部103aは合力F3とのなす角度が大きいので、変形自由度が高い。よって、図4(b)に示す破線のような変形が可能となる。そして、図4(b)の矢印A方向に、他端部103が変形できることで、支持部材103に支持されるブレード101が感光体ドラム1に食い込むことが防げる。その結果、抗力F1の上昇は抑えられ、感光体ドラム1を駆動させる為の駆動トルクの増加、ブレードの捲れを抑制できる。
【0025】
また、他端部103aは、合力F3によって、図4(b)の矢印A方向に弾性変形できることが重要である。よって、ブレード101は、一端部103cのみで支持し、曲げ部103bにかからないように設けて、他端部103aの弾性変形(曲げ)を阻害しないようにしている。
【0026】
しかし、前述した構成を採用することで、図5に示す比較例のクリーニング部材212に比べて支持部材103が、図1に示す矢印A方向に対して、動き易い構成となっている。したがって、プロセスカートリッジ14(クリーニング装置16)が装置本体Mから取り外されて、カートリッジ14を机等にぶつけて強い振動や衝撃が加わった際に、支持部材103が矢印A方向に大きく動き塑性変形する可能性がある。支持部材103が塑性変形すると、ブレード部101の感光ドラム1への当接圧が所定値から外れる。それによって、感光ドラム1に残留するトナーを充分に除去できず、ブレード部101と感光ドラム1との当接部から廃トナーが漏れ出てしまう可能性が生じる。
【0027】
そこで、図1(a)に示す様に、カートリッジ14が装置本体Mから取り外された際に、他端部103aの上方から規制部材120の矢印Aへの動きを阻害するように、クリーニング容器13には規制部材120が設けられている。この規制部材120は、クリーニング容器13に対して矢印E、F方向にスライド可能に設けられている。そして規制部材120は、図1(a)に示す規制位置と、図1(b)に示す許容位置とを手動で移動させることができる。図1(a)に示す規制位置では、規制部材120が他端部103aと当接することによって、支持部材103の矢印A方向への動きが抑制される。よって、プロセスカートリッジ14が衝撃を受けて支持部材103が矢印A方向に大きく移動し、塑性変形することを防止することができる。また、プロセスカートリッジ14が装置本体Mに装着する際は、図1(b)に示す許容位置に規制部材120を移動させることで、感光体ドラム1から支持部材103が力を受けることによって、他端部103aが撓む領域が確保される。また、図1(a)に示す規制位置において、規制部材120が他端部103aに力を加えた状態が続くのを避けるため、規制部材120は他端部103aと多少の隙間が設けている。
【0028】
また、クリーニング容器13と規制部材120との間には、それらの間からトナーが漏れるのを防ぐシール部材13bが設けられている。そして、規制部材120は円柱形状の基部120cと、円柱部120cに設けられた円形状のフランジである位置規制部120a、120bが設けられている。位置規制部120a、120bは、規制部材120の矢印E方向、矢印F方向における移動量を規制する。この位置規制部120a、120bによって、規制部材120の規制位置と許容位置の位置決めがされることになる。また、規制部材120の材質は、シール部材13bとの摩擦係数が大きいものが好ましい。規制部材120が規制位置で支持部材103から力を受けても摩擦力によって矢印E方向には移動することなく状態を確保することができるためである。また、許容位置でも同様に矢印F方向に移動しない状態を確保することができる。規制部材120の材質は、例えばゴムのような弾性体で構成したものが考えられる。
【0029】
また、規制部材120の規制位置と許容位置の位置決めをより確実なものにするためには、規制部材120の基部120cに対して径方向に貫通するピンを設け、クリーニング容器13に設けたカムやフックと係合させる構成にしても良い。
【実施例2】
【0030】
次に、本発明における実施例2について、図2、図3、図7を用いて説明する。
【0031】
実施例1において規制部材120は、カートリッジ314が装置本体Mから取り外された際に、手動で取り付けられる構成を示した。しかしながら、ユーザビリティを向上される為に、図3、図7に示す様に、カートリッジ314を装置本体Mに着脱するのに連動して、規制部材320が移動し、支持部材303と係合する構成にしても良い。即ち、規制部材320は、クリーニング容器313に回転可能に支持されている。カートリッジ314を装置本体Mから取り外した際は、図3に示すように規制部材320は、クリーニング容器313に設けられたバネ(不図示)によってD方向に付勢されて回転する。そして、規制部材320の係合部320aが支持部材303に設けられた被係合部である穴312に係合する。それによって、実施例1と同様に、プロセスカートリッジ314が衝撃を受けて支持部材303が矢印A方向に大きく移動し、塑性変形することを防止することができる。この時の規制部材320の位置が規制位置になる。
【0032】
また、カートリッジ314を装置本体Mに装着した際は、図7に示すように規制部材320の被当接部320bが、装置本体Mに設けられた当接部Maに当接する。それによって規制部材320が矢印C(図3参照)方向に回転し、支持部材303の一端部303cと係合部320aとの係合が解除される。したがって、実施例1と同様に、感光体ドラム1から支持部材303が力を受けることによって、他端部303aが弾性変形することが可能になる。この時の規制部材320の位置が許容位置になる。
【0033】
支持部材303に設けられた被係合部の形状は、図2に示すようなものであればよい。図2(a)は、一端部303cの長手方向の中央部に穴が1か所設けられている。図2(b)は、一端部303cの長手方向の両端部に2か所の切り欠き部が設けられている。図2(c)は、一端部303cの長手方向の両端部に2か所の丸穴が設けられている。これらの穴、切り欠きに係合部320aが係合することになる。
【0034】
また、プロセスカートリッジ314においては、図7に示すように感光ドラム1の表面を保護するドラムシャッター315と規制部材320が連動する構成になっている。即ち、被当接部320bは、ドラムシャッター315を移動させるための機能も兼ね備えているので、プロセスカートリッジ314を小型化することが可能になる。
【0035】
以上、実施例2について実施例1と異なる部分を中心に説明した。説明しなかったところについては、実施例1と同様である。
【符号の説明】
【0036】
1 感光ドラム
5 現像器
11,311 クリーニング部材
13、313 クリーニング容器(収容部)
14 314 プロセスカートリッジ
16 316 クリーニング装置
101 301 ブレード部
103 303 支持部材
13a 313a 固定部
120 320 規制部材
321 被係合部
M 装置本体

【特許請求の範囲】
【請求項1】
画像形成装置本体に着脱可能なクリーニング装置において、
枠体に設けられた固定部と、
前記固定部に取り付けられる、像担持体から現像剤を除去するクリーニング部材において、前記像担持体に当接するブレード部と、前記ブレード部を支持し、可撓性を有する支持部材と、を有するクリーニング部材と、
前記枠体によって形成される、前記像担持体から除去した現像剤を収容する収容部と、
前記支持部材に係合して、前記支持部材が変形するのを規制することが可能な規制部材と、
を有するクリーニング装置。
【請求項2】
前記ブレード部は、前記像担持体の移動方向に対してカウンター方向で前記像担持体に当接し、前記支持部材は、前記ブレード部が設けられた一端部と、前記固定部に固定される被固定部を有する他端部と、前記一端部と前記他端部との間に位置し、前記ブレード部が前記像担持体に当接する当接部と前記被固定部を結んだ線分に対して、前記像担持体の表面から外側に離れる側に位置する曲げ部と、を有することを特徴とする請求項1に記載のクリーニング装置。
【請求項3】
前記規制部材は、前記クリーニング装置が前記装置本体から取り外された際に前記支持部材が変形するのを規制する規制位置をとり、前記クリーニング装置が前記装置本体に装着された際に前記支持部材が変形するのを許容する許容位置をとることを特徴とする請求項1又は2に記載のクリーニング装置。
【請求項4】
前記規制部材は、前記クリーニング装置が前記装置本体に装着された際に、前記装置本体に当接して前記規制部材を前記規制位置から前記許容位置に移動させる被当接部を有することを特徴とする請求項3に記載のクリーニング装置。
【請求項5】
前記規制部材は、弾性を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のクリーニング装置。
【請求項6】
前記規制部材は、前記収容部に回転可能に支持されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のクリーニング装置。
【請求項7】
前記規制部材は、前記一端部に係合して、前記支持部材が変形することを規制することを特徴とする請求項2に記載のクリーニング装置。
【請求項8】
前記規制部材は、前記他端部に係合して、前記支持部材が変形することを規制することを特徴とする請求項2に記載のクリーニング装置。
【請求項9】
画像形成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジであって、
像担持体と、
請求項1乃至8のいずれか1項に記載のクリーニング装置と、
を有するプロセスカートリッジ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2013−109320(P2013−109320A)
【公開日】平成25年6月6日(2013.6.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−193265(P2012−193265)
【出願日】平成24年9月3日(2012.9.3)
【出願人】(000001007)キヤノン株式会社 (59,756)
【Fターム(参考)】