ケモカイン受容体活性のシクロヘキセニルモジュレーター
本出願は式:
(I)
[式中、T、W、X、Y、Z、R1、R2、R4およびR6は明細書中に定義される]
またはその立体異性体またはプロドラッグまたは医薬的に許容される塩のMCP−1またはCCR−2のモジュレーターを記載する。さらに、式(I)のモジュレーターを用いる、炎症性疾患(例えば喘息およびアレルギー性疾患)、ならびに自己免疫病理(例えば関節リウマチおよび移植片拒絶反応)を治療および予防する方法が開示される。
(I)
[式中、T、W、X、Y、Z、R1、R2、R4およびR6は明細書中に定義される]
またはその立体異性体またはプロドラッグまたは医薬的に許容される塩のMCP−1またはCCR−2のモジュレーターを記載する。さらに、式(I)のモジュレーターを用いる、炎症性疾患(例えば喘息およびアレルギー性疾患)、ならびに自己免疫病理(例えば関節リウマチおよび移植片拒絶反応)を治療および予防する方法が開示される。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(I):
【化1】
(I)
[式中:
点線は一重結合または二重結合を示し;
R1は−COOHまたは−C(=O)NHSO2R12から選択され;
R2はHまたはC1−6アルキルであり;
R4はH、C1−4アルキル、C1−4アルコキシ、またはアリールであり、ここで該C1−4アルキル、C1−4アルコキシおよびアリールは1つ以上のR4aで任意に置換されていてもよく;
R4aは独立して−OH、C1−4アルコキシ、−NHC(=O)C1−6アルキル、アリール、またはアリールオキシであり;
R6はH、−OHまたはC1−4アルキルから選択され;
R12はC1−6アルキル、ハロC1−6アルキルまたはアリールであり;
TはH、C1−4アルキル、ハロC1−4アルキル、C1−4アルコキシ、またはハロであり;
WはH、C1−4アルキル、ハロC1−4アルキル、ハロまたはアリールであり;
XはH、C1−4アルキル、C1−4アルコキシ、またはハロであり;
YはH、C1−4アルキル、ハロC1−4アルキル、C1−4アルコキシ、ハロまたはアリールであり;
ZはH、Cl、C1−2アルキルまたはC1−2アルコキシから選択されるか;
あるいは隣接するT、W、X、YおよびZのいずれか2つは一緒になって縮合シクロアルキル環、縮合アリール環、縮合ヘテロアリール環、縮合ヘテロシクリル環を形成していてもよく、ここで、それらは任意に1つ以上のR4aで任意に置換されていてもよく;
ただし:
(1)R2、R4、T、W、X、YおよびZは全てがHであることはなく;
(2)R2、R11、T、W、X、YおよびZがHであり、かつ、R4およびR6がメチルのとき、Xはプロピルおよびt−ブチルでなく;
(3)R2、T、YおよびZがHであり、R6がメチルであり、R11がメチルまたはエチルであり、かつ、XおよびWが共にクロロであるとき、R4はメチルおよびフェニルでなく;
(4)WおよびYは共にアリールであることはなく;および
(5)化合物は下式:
【化2】
ではない]
の化合物、またはその立体異性体または医薬的に許容される塩。
【請求項2】
該化合物が式(Ia):
【化3】
(Ia)
の化合物である請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
式中:
点線が二重結合を示し;
R1が−COOHまたは−C(=O)NHSO2R12から選択され;
R2がHまたはC1−2アルキルであり;
R4がH、C1−2アルキル、C1−2アルコキシ、またはアリールであり、ここで該C1−2アルキル、C1−2アルコキシおよびアリールは1つ以上のR4aで任意に置換されていてもよく;
R4aが独立して−OH、C1−4アルコキシ、−NHC(=O)C1−6アルキル、アリール、またはアリールオキシであり;
R6がH、−OHまたはC1−2アルキルから選択され;
R12がC1−2アルキル、ハロC1−6アルキルまたはフェニルであり;
TがH、C1−2アルキル、ハロC1−2アルキル、またはC1−2アルコキシであり;
WがH、C1−2アルキル、ハロC1−2アルキル、ハロまたはアリールであり;
XがH、C1−2アルキル、C1−2アルコキシ、またはハロであり;
YがH、C1−2アルキル、ハロC1−2アルキル、ハロまたはアリールであり;
ZがHであるか;
あるいはT、W、X、およびYのいずれか2つが一緒になって縮合シクロアルキル環、縮合アリール環、縮合ヘテロアリール環、縮合ヘテロシクリル環を形成していてもよく、ここで、それらは1つ以上のR4aで任意に置換されていてもよい、
請求項1に記載の化合物。
【請求項4】
式中:
点線が二重結合を示し;
R1は−COOHまたは−C(=O)NHSO2R12から選択され;
R2がHまたはC1−2アルキルであり;
R4がHまたはC1−2アルキルであり、ここで該C1−2アルキルは1つ以上のR4aで任意に置換されていてもよく;
R4aが独立して−OH、C1−4アルコキシ、アリール、−NHC(=O)C1−6アルキルまたはアリールオキシであり;
R6がHまたはC1−2アルキルから選択され;
R12がC1−2アルキル、ハロC1−2アルキルまたはフェニルであり;
TがH、C1−2アルキル、ハロC1−2アルキル、またはC1−2アルコキシであり;
WがH、C1−2アルキル、ハロC1−2アルキル、ハロまたはアリールであり;
XがH、C1−2アルキル、C1−2アルコキシ、またはハロであり;
YがH、C1−2アルキル、ハロC1−2アルキル、ハロまたはアリールであり;
ZがHであるか;
あるいはT、W、X、およびYのいずれか2つが一緒になって縮合シクロアルキル環、縮合アリール環、縮合ヘテロアリール環、縮合ヘテロシクリル環を形成していてもよく、ここで、それらは1つ以上のR4aで任意に置換されていてもよい、
請求項1に記載の化合物。
【請求項5】
式中:
点線が二重結合を示し;
R1は−COOHまたは−C(=O)NHSO2R12から選択され;
R2がHまたはC1−2アルキルであり;
R4がHまたはC1−2アルキルであり;
R6がC1−2アルキルであり;
R12がC1−2アルキル、ハロC1−2アルキルまたはフェニルであり;
TがH、C1−2アルキル、ハロC1−2アルキル、またはC1−2アルコキシであり;
WがH、C1−2アルキル、ハロC1−2アルキル、ハロまたはアリールであり;
XがH、C1−2アルキル、C1−2アルコキシ、またはハロであり;
YがH、C1−2アルキル、ハロC1−2アルキル、ハロまたはアリールであり;
ZがHであるか;
あるいはT、W、X、およびYのいずれか2つが一緒になって縮合シクロアルキル環、縮合アリール環、縮合ヘテロアリール環、縮合ヘテロシクリル環を形成していてもよい、
請求項1に記載の化合物。
【請求項6】
式中:
点線が二重結合を示し;
R1は−COOHまたは−C(=O)NHSO2R12から選択され;
R2がHまたはメチルであり;
R4がHまたはメチルであり;
R6がメチルであり;
R12がC1−2アルキル、ハロC1−2アルキルまたはフェニルであり;
TがH、C1−2アルキル、ハロC1−2アルキル、またはC1−2アルコキシであり;
WがH、C1−2アルキル、ハロC1−2アルキル、ハロまたはアリールであり;
XはH、C1−4アルキル、C1−4アルコキシ、またはハロであり;
YがH、C1−2アルキル、ハロC1−4アルキル、ハロまたはアリールであり;
ZがHであるか;
あるいはT、W、X、およびYのいずれか2つが一緒になって縮合シクロアルキル環、縮合アリール環、縮合ヘテロアリール環、縮合ヘテロシクリル環を形成していてもよい、
請求項1に記載の化合物。
【請求項7】
式中:
点線が二重結合を示し;
R1が−COOHであり;
R2がHまたはメチルであり;
R4がHまたはメチルであり;
R6がメチルであり;
TがH、メチル、−CF3、またはメトキシであり;
WがH、メチル、−CF3、Cl、Fまたはフェニルであり;
XがH、C1−2アルキル、またはハロであり;
YがH、C1−2アルキル、ハロC1−4アルキル、またはハロであり;
ZがHであるか;
あるいはT、W、X、およびYのいずれか2つが一緒になって縮合シクロアルキル環、縮合アリール環、縮合ヘテロアリール環、縮合ヘテロシクリル環を形成していてもよい、
請求項1に記載の化合物。
【請求項8】
式中:
点線が二重結合を示し;
R1が−COOHであり;
R2がHまたはメチルであり;
R4がHまたはメチルであり;
R6がメチルであり;
TがH、メチル、−CF3、またはメトキシであり;
WがH、メチル、−CF3、Cl、Fまたはフェニルであり;
XがH、メチル、Cl、またはFであり;
YがH、メチル、CF3、Cl、Fであり;
ZがHであるか;
あるいはT、W、X、およびYのいずれか2つが一緒になって縮合シクロアルキル環、縮合アリール環、縮合ヘテロアリール環、縮合ヘテロシクリル環を形成していてもよい、
請求項1に記載の化合物。
【請求項9】
化合物が実施例に例示される化合物から選択される、請求項1に記載の化合物、またはその立体異性体または医薬的に許容される塩。
【請求項10】
医薬的に許容される担体および治療上有効な量の請求項1に記載の化合物からなる医薬組成物。
【請求項11】
それを必要としている患者に、治療上有効な量の請求項1に記載の化合物の少なくとも1つを投与することを含む、障害を治療する方法であって、該障害は骨関節炎、動脈瘤、発熱、心血管作用、クローン病、鬱血性心不全、自己免疫疾患、HIV感染症、HIV関連認知症、乾癬、特発性肺線維症、移植動脈硬化症、物理的または化学的に誘発された脳外傷、炎症性腸疾患、肺胞炎、大腸炎、全身性エリテマトーデス、腎毒性血清腎炎、糸球体腎炎、喘息、多発性硬化症、アテローム性動脈硬化症、関節リウマチ、再狭窄、臓器移植、および癌から選択される、治療方法。
【請求項12】
請求項1に記載の化合物の少なくとも1つを配合することを含む、骨関節炎、動脈瘤、発熱、心血管作用、クローン病、鬱血性心不全、自己免疫疾患、HIV感染症、HIV関連認知症、乾癬、特発性肺線維症、移植動脈硬化症、物理的または化学的に誘発された脳外傷、炎症性腸疾患、肺胞炎、大腸炎、全身性エリテマトーデス、腎毒性血清腎炎、糸球体腎炎、喘息、多発性硬化症、アテローム性動脈硬化症、および関節リウマチの治療用医薬を調製する方法。
【請求項13】
それを必要としている患者に、治療上有効な量の請求項10に記載の組成物を投与することを含む、障害を治療する方法であって、該障害は骨関節炎、動脈瘤、発熱、心血管作用、クローン病、鬱血性心不全、自己免疫疾患、HIV感染症、HIV関連認知症、乾癬、特発性肺線維症、移植動脈硬化症、物理的または化学的に誘発された脳外傷、炎症性腸疾患、肺胞炎、大腸炎、全身性エリテマトーデス、腎毒性血清腎炎、糸球体腎炎、喘息、多発性硬化症、アテローム性動脈硬化症、関節リウマチ、再狭窄、臓器移植、および癌から選択される、治療方法。
【請求項14】
請求項10に記載の組成物を有用な医薬剤形に配合することを含む、骨関節炎、動脈瘤、発熱、心血管作用、クローン病、鬱血性心不全、自己免疫疾患、HIV感染症、HIV関連認知症、乾癬、特発性肺線維症、移植動脈硬化症、物理的または化学的に誘発された脳外傷、炎症性腸疾患、肺胞炎、大腸炎、全身性エリテマトーデス、腎毒性血清腎炎、糸球体腎炎、喘息、多発性硬化症、アテローム性動脈硬化症、および関節リウマチの治療用医薬を調製する方法。
【請求項1】
式(I):
【化1】
(I)
[式中:
点線は一重結合または二重結合を示し;
R1は−COOHまたは−C(=O)NHSO2R12から選択され;
R2はHまたはC1−6アルキルであり;
R4はH、C1−4アルキル、C1−4アルコキシ、またはアリールであり、ここで該C1−4アルキル、C1−4アルコキシおよびアリールは1つ以上のR4aで任意に置換されていてもよく;
R4aは独立して−OH、C1−4アルコキシ、−NHC(=O)C1−6アルキル、アリール、またはアリールオキシであり;
R6はH、−OHまたはC1−4アルキルから選択され;
R12はC1−6アルキル、ハロC1−6アルキルまたはアリールであり;
TはH、C1−4アルキル、ハロC1−4アルキル、C1−4アルコキシ、またはハロであり;
WはH、C1−4アルキル、ハロC1−4アルキル、ハロまたはアリールであり;
XはH、C1−4アルキル、C1−4アルコキシ、またはハロであり;
YはH、C1−4アルキル、ハロC1−4アルキル、C1−4アルコキシ、ハロまたはアリールであり;
ZはH、Cl、C1−2アルキルまたはC1−2アルコキシから選択されるか;
あるいは隣接するT、W、X、YおよびZのいずれか2つは一緒になって縮合シクロアルキル環、縮合アリール環、縮合ヘテロアリール環、縮合ヘテロシクリル環を形成していてもよく、ここで、それらは任意に1つ以上のR4aで任意に置換されていてもよく;
ただし:
(1)R2、R4、T、W、X、YおよびZは全てがHであることはなく;
(2)R2、R11、T、W、X、YおよびZがHであり、かつ、R4およびR6がメチルのとき、Xはプロピルおよびt−ブチルでなく;
(3)R2、T、YおよびZがHであり、R6がメチルであり、R11がメチルまたはエチルであり、かつ、XおよびWが共にクロロであるとき、R4はメチルおよびフェニルでなく;
(4)WおよびYは共にアリールであることはなく;および
(5)化合物は下式:
【化2】
ではない]
の化合物、またはその立体異性体または医薬的に許容される塩。
【請求項2】
該化合物が式(Ia):
【化3】
(Ia)
の化合物である請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
式中:
点線が二重結合を示し;
R1が−COOHまたは−C(=O)NHSO2R12から選択され;
R2がHまたはC1−2アルキルであり;
R4がH、C1−2アルキル、C1−2アルコキシ、またはアリールであり、ここで該C1−2アルキル、C1−2アルコキシおよびアリールは1つ以上のR4aで任意に置換されていてもよく;
R4aが独立して−OH、C1−4アルコキシ、−NHC(=O)C1−6アルキル、アリール、またはアリールオキシであり;
R6がH、−OHまたはC1−2アルキルから選択され;
R12がC1−2アルキル、ハロC1−6アルキルまたはフェニルであり;
TがH、C1−2アルキル、ハロC1−2アルキル、またはC1−2アルコキシであり;
WがH、C1−2アルキル、ハロC1−2アルキル、ハロまたはアリールであり;
XがH、C1−2アルキル、C1−2アルコキシ、またはハロであり;
YがH、C1−2アルキル、ハロC1−2アルキル、ハロまたはアリールであり;
ZがHであるか;
あるいはT、W、X、およびYのいずれか2つが一緒になって縮合シクロアルキル環、縮合アリール環、縮合ヘテロアリール環、縮合ヘテロシクリル環を形成していてもよく、ここで、それらは1つ以上のR4aで任意に置換されていてもよい、
請求項1に記載の化合物。
【請求項4】
式中:
点線が二重結合を示し;
R1は−COOHまたは−C(=O)NHSO2R12から選択され;
R2がHまたはC1−2アルキルであり;
R4がHまたはC1−2アルキルであり、ここで該C1−2アルキルは1つ以上のR4aで任意に置換されていてもよく;
R4aが独立して−OH、C1−4アルコキシ、アリール、−NHC(=O)C1−6アルキルまたはアリールオキシであり;
R6がHまたはC1−2アルキルから選択され;
R12がC1−2アルキル、ハロC1−2アルキルまたはフェニルであり;
TがH、C1−2アルキル、ハロC1−2アルキル、またはC1−2アルコキシであり;
WがH、C1−2アルキル、ハロC1−2アルキル、ハロまたはアリールであり;
XがH、C1−2アルキル、C1−2アルコキシ、またはハロであり;
YがH、C1−2アルキル、ハロC1−2アルキル、ハロまたはアリールであり;
ZがHであるか;
あるいはT、W、X、およびYのいずれか2つが一緒になって縮合シクロアルキル環、縮合アリール環、縮合ヘテロアリール環、縮合ヘテロシクリル環を形成していてもよく、ここで、それらは1つ以上のR4aで任意に置換されていてもよい、
請求項1に記載の化合物。
【請求項5】
式中:
点線が二重結合を示し;
R1は−COOHまたは−C(=O)NHSO2R12から選択され;
R2がHまたはC1−2アルキルであり;
R4がHまたはC1−2アルキルであり;
R6がC1−2アルキルであり;
R12がC1−2アルキル、ハロC1−2アルキルまたはフェニルであり;
TがH、C1−2アルキル、ハロC1−2アルキル、またはC1−2アルコキシであり;
WがH、C1−2アルキル、ハロC1−2アルキル、ハロまたはアリールであり;
XがH、C1−2アルキル、C1−2アルコキシ、またはハロであり;
YがH、C1−2アルキル、ハロC1−2アルキル、ハロまたはアリールであり;
ZがHであるか;
あるいはT、W、X、およびYのいずれか2つが一緒になって縮合シクロアルキル環、縮合アリール環、縮合ヘテロアリール環、縮合ヘテロシクリル環を形成していてもよい、
請求項1に記載の化合物。
【請求項6】
式中:
点線が二重結合を示し;
R1は−COOHまたは−C(=O)NHSO2R12から選択され;
R2がHまたはメチルであり;
R4がHまたはメチルであり;
R6がメチルであり;
R12がC1−2アルキル、ハロC1−2アルキルまたはフェニルであり;
TがH、C1−2アルキル、ハロC1−2アルキル、またはC1−2アルコキシであり;
WがH、C1−2アルキル、ハロC1−2アルキル、ハロまたはアリールであり;
XはH、C1−4アルキル、C1−4アルコキシ、またはハロであり;
YがH、C1−2アルキル、ハロC1−4アルキル、ハロまたはアリールであり;
ZがHであるか;
あるいはT、W、X、およびYのいずれか2つが一緒になって縮合シクロアルキル環、縮合アリール環、縮合ヘテロアリール環、縮合ヘテロシクリル環を形成していてもよい、
請求項1に記載の化合物。
【請求項7】
式中:
点線が二重結合を示し;
R1が−COOHであり;
R2がHまたはメチルであり;
R4がHまたはメチルであり;
R6がメチルであり;
TがH、メチル、−CF3、またはメトキシであり;
WがH、メチル、−CF3、Cl、Fまたはフェニルであり;
XがH、C1−2アルキル、またはハロであり;
YがH、C1−2アルキル、ハロC1−4アルキル、またはハロであり;
ZがHであるか;
あるいはT、W、X、およびYのいずれか2つが一緒になって縮合シクロアルキル環、縮合アリール環、縮合ヘテロアリール環、縮合ヘテロシクリル環を形成していてもよい、
請求項1に記載の化合物。
【請求項8】
式中:
点線が二重結合を示し;
R1が−COOHであり;
R2がHまたはメチルであり;
R4がHまたはメチルであり;
R6がメチルであり;
TがH、メチル、−CF3、またはメトキシであり;
WがH、メチル、−CF3、Cl、Fまたはフェニルであり;
XがH、メチル、Cl、またはFであり;
YがH、メチル、CF3、Cl、Fであり;
ZがHであるか;
あるいはT、W、X、およびYのいずれか2つが一緒になって縮合シクロアルキル環、縮合アリール環、縮合ヘテロアリール環、縮合ヘテロシクリル環を形成していてもよい、
請求項1に記載の化合物。
【請求項9】
化合物が実施例に例示される化合物から選択される、請求項1に記載の化合物、またはその立体異性体または医薬的に許容される塩。
【請求項10】
医薬的に許容される担体および治療上有効な量の請求項1に記載の化合物からなる医薬組成物。
【請求項11】
それを必要としている患者に、治療上有効な量の請求項1に記載の化合物の少なくとも1つを投与することを含む、障害を治療する方法であって、該障害は骨関節炎、動脈瘤、発熱、心血管作用、クローン病、鬱血性心不全、自己免疫疾患、HIV感染症、HIV関連認知症、乾癬、特発性肺線維症、移植動脈硬化症、物理的または化学的に誘発された脳外傷、炎症性腸疾患、肺胞炎、大腸炎、全身性エリテマトーデス、腎毒性血清腎炎、糸球体腎炎、喘息、多発性硬化症、アテローム性動脈硬化症、関節リウマチ、再狭窄、臓器移植、および癌から選択される、治療方法。
【請求項12】
請求項1に記載の化合物の少なくとも1つを配合することを含む、骨関節炎、動脈瘤、発熱、心血管作用、クローン病、鬱血性心不全、自己免疫疾患、HIV感染症、HIV関連認知症、乾癬、特発性肺線維症、移植動脈硬化症、物理的または化学的に誘発された脳外傷、炎症性腸疾患、肺胞炎、大腸炎、全身性エリテマトーデス、腎毒性血清腎炎、糸球体腎炎、喘息、多発性硬化症、アテローム性動脈硬化症、および関節リウマチの治療用医薬を調製する方法。
【請求項13】
それを必要としている患者に、治療上有効な量の請求項10に記載の組成物を投与することを含む、障害を治療する方法であって、該障害は骨関節炎、動脈瘤、発熱、心血管作用、クローン病、鬱血性心不全、自己免疫疾患、HIV感染症、HIV関連認知症、乾癬、特発性肺線維症、移植動脈硬化症、物理的または化学的に誘発された脳外傷、炎症性腸疾患、肺胞炎、大腸炎、全身性エリテマトーデス、腎毒性血清腎炎、糸球体腎炎、喘息、多発性硬化症、アテローム性動脈硬化症、関節リウマチ、再狭窄、臓器移植、および癌から選択される、治療方法。
【請求項14】
請求項10に記載の組成物を有用な医薬剤形に配合することを含む、骨関節炎、動脈瘤、発熱、心血管作用、クローン病、鬱血性心不全、自己免疫疾患、HIV感染症、HIV関連認知症、乾癬、特発性肺線維症、移植動脈硬化症、物理的または化学的に誘発された脳外傷、炎症性腸疾患、肺胞炎、大腸炎、全身性エリテマトーデス、腎毒性血清腎炎、糸球体腎炎、喘息、多発性硬化症、アテローム性動脈硬化症、および関節リウマチの治療用医薬を調製する方法。
【公表番号】特表2011−528358(P2011−528358A)
【公表日】平成23年11月17日(2011.11.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−518827(P2011−518827)
【出願日】平成21年7月14日(2009.7.14)
【国際出願番号】PCT/US2009/050449
【国際公開番号】WO2010/009068
【国際公開日】平成22年1月21日(2010.1.21)
【出願人】(391015708)ブリストル−マイヤーズ スクイブ カンパニー (494)
【氏名又は名称原語表記】BRISTOL−MYERS SQUIBB COMPANY
【Fターム(参考)】
【公表日】平成23年11月17日(2011.11.17)
【国際特許分類】
【出願日】平成21年7月14日(2009.7.14)
【国際出願番号】PCT/US2009/050449
【国際公開番号】WO2010/009068
【国際公開日】平成22年1月21日(2010.1.21)
【出願人】(391015708)ブリストル−マイヤーズ スクイブ カンパニー (494)
【氏名又は名称原語表記】BRISTOL−MYERS SQUIBB COMPANY
【Fターム(参考)】
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