ケーブル支持具およびケーブル取付装置
【課題】 本発明はケーブルをきれいに取付けることができるとともに、その取付け作業を脚立を用いることなく、安全に床面より簡単な操作で、容易に行なうことができるケーブル支持具およびケーブル取付装置を得るにある。
【解決手段】 ケーブル支持具に取付ける少なくとも1本以上のケーブルを支持することができる、対向する上部部位にケーブル支持部が形成されたケーブル支持カップと、このケーブル支持カップの下端部に下方へ突出するように取付けられた筒状の支持軸と、この支持軸の上下端部より上下部へ突出する回転可能な回転軸と、前記ケーブル支持カップ内の前記回転軸に取付けられた、該ケーブル支持カップ内に挿入されたケーブル支持具のビニタイを巻き付けるためのプロペラとでケーブル取付装置を構成している。
【解決手段】 ケーブル支持具に取付ける少なくとも1本以上のケーブルを支持することができる、対向する上部部位にケーブル支持部が形成されたケーブル支持カップと、このケーブル支持カップの下端部に下方へ突出するように取付けられた筒状の支持軸と、この支持軸の上下端部より上下部へ突出する回転可能な回転軸と、前記ケーブル支持カップ内の前記回転軸に取付けられた、該ケーブル支持カップ内に挿入されたケーブル支持具のビニタイを巻き付けるためのプロペラとでケーブル取付装置を構成している。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は高さ3m前後の天井スラブ面にケーブルを配線する場合に使用されるケーブル支持具およびケーブル取付装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、ビニタイ(ケーブル結束具の一種で、針金をプラッチックフイルムで被ったもの)を吊り下げることができる吊り下げ片に、ビニタイ挿入孔が形成されたケーブル支持具を天井スラブ面脚立を用いて固定し、取付けるケーブルをケーブル支持具のビニタイ挿入孔に挿入したビニタイを巻き付けて取付けていた。
【0003】
このため、脚立上で上を向いての作業であるため、危険で、作業性が悪いという欠点があった。
また、ケーブル支持具の吊り下げ片はビニタイを吊り下げるだけのために使用されているため、幅寸法が小さく、ケーブルの支持台にならず、きれいにケーブル支持具にケーブルを取付けることができないという欠点があった。
【特許文献1】特になし
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、ケーブルをきれいに取付けることができるとともに、その取付け作業を脚立を用いることなく、安全に床面より簡単な操作で、容易に行なうことができるケーブル支持具およびケーブル取付装置を提供することを目的としている。
【0005】
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。
ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明は天井スラブ面に固定されるケーブル支持具本体と、このケーブル支持具本体の端部寄りの部位を除く部位に下方へ突出するように形成された、少なくとも2本以上のケーブルを並列状態で支持することができるビニタイ挿入孔が形成されたケーブル支持台と、このケーブル支持台のビニタイ挿入孔に挿入されて、ほぼコ字状となるように取付けられたビニタイとでケーブル支持具を構成している。
【0007】
本発明はケーブル支持具に取付ける少なくとも1本以上のケーブルを支持することができる、対向する上部部位にケーブル支持部が形成されたケーブル支持カップと、このケーブル支持カップの下端部に下方へ突出するように取付けられた筒状の支持軸と、この支持軸の上下端部より上下部へ突出する回転可能な回転軸と、前記ケーブル支持カップ内の前記回転軸に取付けられた、該ケーブル支持カップ内に挿入されたケーブル支持具のビニタイを巻き付けるためのプロペラとでケーブル取付装置を構成している。
【0008】
本発明はケーブル支持具に取付ける少なくとも1本以上のケーブルを支持することができる、対向する上部部位にケーブル支持部が形成された上部が順次拡開するケーブル支持カップと、このケーブル支持カップの下端部に下方へ突出するように取付けられた筒状の支持軸と、この支持軸の上下端部より上下部へ突出する回転可能な回転軸と、この回転軸の下端部に取付けられた、該回転軸を回転させるハンドルあるいは駆動装置と、前記ケーブル支持カップ内の前記回転軸に取付けられた、該ケーブル支持カップ内に挿入されたケーブル支持具のビニタイを巻き付けるためのプロペラとでケーブル取付装置を構成している。
【0009】
本発明はケーブル支持具に取付ける少なくとも1本以上のケーブルを支持することができる、対向する上部部位にケーブル支持部が形成された上部が順次拡開するケーブル支持カップと、このケーブル支持カップの下端部に下方へ突出するように取付けられた筒状の支持軸と、この支持軸の上下端部より上下部へ突出する回転可能な回転軸と、前記ケーブル支持カップ内の前記回転軸に取付けられた、該ケーブル支持カップ内に挿入されたケーブル支持具のビニタイを巻き付けるためのプロペラと、前記支持軸の上部寄りの部位に取付けられた、前記ケーブル支持カップのケーブル挿入溝の外側部位でケーブルを支持するケーブル支持金具とでケーブル取付装置を構成している。
【0010】
本発明はケーブル支持具に取付ける少なくとも1本以上のケーブルを支持することができる、対向する上部部位にケーブル支持部が形成された上部が順次拡開するケーブル支持カップと、このケーブル支持カップの下端部に下方へ突出するように取付けられた筒状の支持軸と、この支持軸の上下端部より上下部へ突出する回転可能な回転軸と、この回転軸の下端部に取付けられた、該回転軸を回転させるハンドルあるいは駆動装置と、前記ケーブル支持カップ内の前記回転軸に取付けられた、該ケーブル支持カップ内に挿入されたケーブル支持具のビニタイを巻き付けるためのプロペラと、前記支持軸の上部寄りの部位に取付けられた、前記ケーブル支持カップのケーブル挿入溝の外側部位でケーブルを支持するケーブル支持金具とでケーブル取付装置を構成している。
【発明の効果】
【0011】
以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙する効果が得られる。
【0012】
(1)天井スラブ面に固定されるケーブル支持具本体と、このケーブル支持具本体の端部寄りの部位を除く部位に下方へ突出するように形成された、少なくとも2本以上のケーブルを並列状態で支持することができるビニタイ挿入孔が形成されたケーブル支持台と、このケーブル支持台のビニタイ挿入孔に挿入されて、ほぼコ字状となるように取付けられたビニタイとで構成されているので、ケーブル支持台に少なくとも2本以上のケーブルを並列状態で支持することができる。
したがって、2本以上のケーブルを安定状態で、きれいに取付けることができる。
【0013】
(2)前記(1)によって、ビニタイ挿入孔に挿入されたビニタイはほぼコ字状にでき、従来のハの字状になってケーブル挿入後、ビニタイの先端部をそれぞれ内側方向に曲げてから両先端部を巻き付け作業するものに比べ、ビニタイの巻き付けが容易な状態で複数本のケーブルを挿入位置させて、ビニタイの両先端部をつかんで巻き付けることができる。
したがって、高所での作業でも容易で、かつ安全に行なうことができる。
【0014】
(3)前記(1)によって、ビニタイ挿入孔に取付けられるビニタイをほぼコ字状にできるので、器具を用いてのビニタイの巻き付け作業を容易で、確実にできる。
【0015】
(4)ケーブル支持具に取付ける少なくとも1本以上のケーブルを支持することができる、対向する上部部位にケーブル支持部が形成されたケーブル支持カップと、このケーブル支持カップの下端部に下方へ突出するように取付けられた筒状の支持軸と、この支持軸の上下端部より上下部へ突出する回転可能な回転軸と、前記ケーブル支持カップ内の前記回転軸に取付けられた、該ケーブル支持カップ内に挿入されたケーブル支持具のビニタイを巻き付けるためのプロペラとで構成されているので、複数本のケーブルをケーブル支持カップに支持させて、支持軸でケーブル支持具をケーブル支持カップが覆うように位置させ、回転軸を回転させることにより、ケーブル支持具のビニタイを巻き付けて複数本のケーブルをケーブル支持具に取付けることができる。
したがって、従来のように脚立を用いることなく、床面より行なうことができるので、安全で、短時間にケーブルの取付け作業を行なうことができる。
【0016】
(5)前記(4)によって、ケーブル支持カップに取付ける複数本のケーブルを支持させる作業と、この状態のケーブル支持カップを支持軸で持ち上げ、ケーブル支持具を覆うように位置させる作業と、この状態で回転軸を回転させる作業とで複数本のケーブルをケーブル支持具にビニタイで巻き付けて取付けることができる。
したがって、熟練者でなくても、誰でもが容易に確実にケーブルを天井スラブ面に取付けることができる。
【0017】
(6)前記(4)によって、構造が簡単で、容易に製造することができる。
【0018】
(7)請求項3も前記(4)〜(6)と同様な効果が得られるとともに、回転軸を回転させるハンドルあるいは駆動装置によって回転軸を効率よく回転させて、ビニタイを巻き付けることができる。
【0019】
(8)請求項4も前記(4)〜(6)と同様な効果が得られるとともに、ケーブル支持アームによって、より安定状態で複数本のケーブルを支持することができる。
【0020】
(9)請求項5も前記(4)〜(8)と同様な効果が得られる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0021】
以下、図面に示す本発明を実施するための最良の形態により、本発明を詳細に説明する。
【0022】
図1ないし図11に示す本発明を実施するための最良の第1の形態において、1は高さ3m前後の天井スラブ面に固定されるケーブル支持具で、このケーブル支持具1には床面からの作業で、少なくとも2本以上のケーブル2、2をケーブル取付装置3を用いてビニタイ4を巻き付けて取付けできるように構成されている。
【0023】
前記ケーブル支持具1は図1および図2に示すように複数本のタッピングビス5等によって、天井スラブ面に固定される円板状のケーブル支持具本体6と、このケーブル支持具本体6の端部寄りの部位を除く部位に下方へ突出するように台形状に形成された、少なくとも2本以上のケーブル2、2を並列状態で支持することができるケーブル支持台7と、このケーブル支持台7に支持されるケーブル2、2をビニタイ4で巻き付け状態で取付けられるように形成されたビニタイ挿入孔8とで構成されている。
【0024】
前記ケーブル取付装置3は図3ないし図8に示すように先端部が拡開し、前記ケーブル支持具1のケーブル支持具本体6を覆うことができる図7に示すケーブル支持カップ9と、このケーブル支持カップ9の対向する上部部位に形成された、少なくとも1本以上のケーブル2を支持することができるケーブル支持部としてのケーブル挿入溝10、10と、前記ケーブル支持カップ9の下端部に下方へ突出するように取付けられた筒状の支持軸11と、この支持軸11の上下端部より上下部へ突出するように軸受12、12を介して回転可能に取付けられた回転軸13と、この回転軸13の下端部に取付けられた、該回転軸13を回転駆動させる電動ドライバー等に使用されている駆動装置14と、前記ケーブル支持カップ9内の前記回転軸13に取付けられた図8に示す十字状のプロペラ15と、前記支持軸11の上部寄りの部位に固定状態で取付けられた両端部の突出片16、16が前記ケーブル支持カップ9のケーブル挿入溝10、10と対応する部位に位置するケーブル支持アーム17、このケーブル支持アーム17の突出片16、16の上面に固定されたケーブル支持板18、18、
このケーブル支持板18、18にそれぞれ常時スプリング19、19、19、19で上方へ突出するように付勢された一対のケーブルガイド片20、20、20、20とからなるケーブル支持金具21とで構成されている。
【0025】
上記構成のケーブル支持具1のケーブル支持台7のビニタイ挿入孔8にビニタイ4を挿入して、図2に示すようにビニタイ4がコ字状となるように設置しておく。
しかる後、図9に示すように配線する1本〜5本のケーブル2をケーブル取付装置3のケーブル支持金具21の2対のケーブルガイド片20、20、20、20およびケーブル支持カップ9の一対のケーブル挿入溝10、10に挿入して支持させる。
次に、この状態を保って図10に示すように支持軸11でケーブル支持カップ9の上端部でケーブル支持具1を覆うように位置させるとともに、ケーブル2を引張ってたるみを除去し、ケーブル支持具1にコ字状に取付けられたビニタイ4はケーブル支持カップ9内に入り込み、十字状のプロペラ15間に入り込む。
この状態で駆動装置14を駆動させて回転軸13およびプロペラ15を回転させると、ビニタイ4の先端部側が巻き付けられ、ケーブル支持カップ9に支持されたケーブル2は、図11に示すようにケーブル支持具1のケーブル支持台7に支持された状態で取付けることができる。
[発明を実施するための異なる形態]
【0026】
次に、図12ないし図17に示す本発明を実施するための異なる形態につき説明する。なお、これらの本発明を実施するための異なる形態の説明に当って、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
【0027】
図12ないし図14に示す本発明を実施するための第2の形態において、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と主に異なる点は、透明な合成樹脂材で形成したケーブル支持カップ9Aを支持軸11に螺合固定できるようにするとともに、ケーブル支持金具21Aのケーブル支持アーム17を支持軸11に固定ボルト22で位置決め状態で固定できるようにした点で、このように構成したケーブル取付装置3Aにしても、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同様な作用効果が得られるとともに、ビニタイ4の巻き付け作業時にプロペラ15間にビニタイ4の両端部が入り込むようにケーブル支持カップ9A内を見ながら行なうことができる。
【0028】
図15ないし図17に示す本発明を実施するための第3の形態において、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と主に異なる点は、ケーブル支持カップ9Bの対向する部位にケーブル支持部としての2対の突片23、23、23、23を形成した点で、このように構成したケーブル取付装置3Bにしても、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同様な作用効果が得られる。
本発明を実施する形態では2対の突片23、23、23、23を必要に応じて常時付勢スプリングで上方へ付勢できるものを用いてもよい。
【0029】
なお、前記本発明を実施する各形態ではケーブル支持金具21、21Aを用いるものについて説明したが、本発明はこれに限らず、ケーブル支持金具を用いないものであってもよい。
また、回転軸13を駆動装置14で駆動させるものについて説明したが、本発明はこれに限らず、クランク状のハンドル等によって手動で回転させるものを用いてもよい。
さらに、前記本発明を実施する形態では十字状のプロペラを用いるものについて説明したが、ビニタイを巻き付けられるものであれば、どんな形状のものであってもよい。
【産業上の利用可能性】
【0030】
本発明はケーブル支持具およびケーブル取付装置を製造する産業で利用される。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【図1】本発明のケーブル支持具の斜視図。
【図2】図1の2−2線に沿う断面図。
【図3】本発明のケーブル取付装置の正面図。
【図4】本発明のケーブル取付装置の側面図。
【図5】本発明のケーブル取付装置の拡大平面図。
【図6】図4の6−6線に沿う部分破断断面図。
【図7】ケーブル支持カップの説明図。
【図8】プロペラの説明図。
【図9】ケーブルの支持状態の説明図。
【図10】ケーブルの取付け時の説明図。
【図11】ケーブルの取付け状態の説明図。
【図12】本発明を実施するための第2の形態の正面図。
【図13】本発明を実施するための第2の形態の側面図。
【図14】図13の14−14線に沿う断面図。
【図15】本発明を実施するための第3の形態の正面図。
【図16】本発明を実施するための第3の形態の側面図。
【図17】図16の17−17線に沿う断面図。
【符号の説明】
【0032】
1:ケーブル支持具、 2:ケーブル、
3、3A、3B:ケーブル取付装置、
4:ビニタイ、 5:タッピングビス、
6:ケーブル支持具本体、 7:ケーブル支持台、
8:ビニタイ挿入孔、
9、9A、9B:ケーブル支持カップ、
10:ケーブル挿入溝、 11:支持軸、
12:軸受、 13:回転軸、
14:駆動装置、 15:プロペラ、
16:突出片、 17:ケーブル支持アーム、
18:ケーブル支持板、 19:スプリング、
20:ケーブルガイド片、 21、21A:ケーブル支持金具、
22:固定ボルト、 23:突片。
【技術分野】
【0001】
本発明は高さ3m前後の天井スラブ面にケーブルを配線する場合に使用されるケーブル支持具およびケーブル取付装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、ビニタイ(ケーブル結束具の一種で、針金をプラッチックフイルムで被ったもの)を吊り下げることができる吊り下げ片に、ビニタイ挿入孔が形成されたケーブル支持具を天井スラブ面脚立を用いて固定し、取付けるケーブルをケーブル支持具のビニタイ挿入孔に挿入したビニタイを巻き付けて取付けていた。
【0003】
このため、脚立上で上を向いての作業であるため、危険で、作業性が悪いという欠点があった。
また、ケーブル支持具の吊り下げ片はビニタイを吊り下げるだけのために使用されているため、幅寸法が小さく、ケーブルの支持台にならず、きれいにケーブル支持具にケーブルを取付けることができないという欠点があった。
【特許文献1】特になし
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、ケーブルをきれいに取付けることができるとともに、その取付け作業を脚立を用いることなく、安全に床面より簡単な操作で、容易に行なうことができるケーブル支持具およびケーブル取付装置を提供することを目的としている。
【0005】
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。
ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明は天井スラブ面に固定されるケーブル支持具本体と、このケーブル支持具本体の端部寄りの部位を除く部位に下方へ突出するように形成された、少なくとも2本以上のケーブルを並列状態で支持することができるビニタイ挿入孔が形成されたケーブル支持台と、このケーブル支持台のビニタイ挿入孔に挿入されて、ほぼコ字状となるように取付けられたビニタイとでケーブル支持具を構成している。
【0007】
本発明はケーブル支持具に取付ける少なくとも1本以上のケーブルを支持することができる、対向する上部部位にケーブル支持部が形成されたケーブル支持カップと、このケーブル支持カップの下端部に下方へ突出するように取付けられた筒状の支持軸と、この支持軸の上下端部より上下部へ突出する回転可能な回転軸と、前記ケーブル支持カップ内の前記回転軸に取付けられた、該ケーブル支持カップ内に挿入されたケーブル支持具のビニタイを巻き付けるためのプロペラとでケーブル取付装置を構成している。
【0008】
本発明はケーブル支持具に取付ける少なくとも1本以上のケーブルを支持することができる、対向する上部部位にケーブル支持部が形成された上部が順次拡開するケーブル支持カップと、このケーブル支持カップの下端部に下方へ突出するように取付けられた筒状の支持軸と、この支持軸の上下端部より上下部へ突出する回転可能な回転軸と、この回転軸の下端部に取付けられた、該回転軸を回転させるハンドルあるいは駆動装置と、前記ケーブル支持カップ内の前記回転軸に取付けられた、該ケーブル支持カップ内に挿入されたケーブル支持具のビニタイを巻き付けるためのプロペラとでケーブル取付装置を構成している。
【0009】
本発明はケーブル支持具に取付ける少なくとも1本以上のケーブルを支持することができる、対向する上部部位にケーブル支持部が形成された上部が順次拡開するケーブル支持カップと、このケーブル支持カップの下端部に下方へ突出するように取付けられた筒状の支持軸と、この支持軸の上下端部より上下部へ突出する回転可能な回転軸と、前記ケーブル支持カップ内の前記回転軸に取付けられた、該ケーブル支持カップ内に挿入されたケーブル支持具のビニタイを巻き付けるためのプロペラと、前記支持軸の上部寄りの部位に取付けられた、前記ケーブル支持カップのケーブル挿入溝の外側部位でケーブルを支持するケーブル支持金具とでケーブル取付装置を構成している。
【0010】
本発明はケーブル支持具に取付ける少なくとも1本以上のケーブルを支持することができる、対向する上部部位にケーブル支持部が形成された上部が順次拡開するケーブル支持カップと、このケーブル支持カップの下端部に下方へ突出するように取付けられた筒状の支持軸と、この支持軸の上下端部より上下部へ突出する回転可能な回転軸と、この回転軸の下端部に取付けられた、該回転軸を回転させるハンドルあるいは駆動装置と、前記ケーブル支持カップ内の前記回転軸に取付けられた、該ケーブル支持カップ内に挿入されたケーブル支持具のビニタイを巻き付けるためのプロペラと、前記支持軸の上部寄りの部位に取付けられた、前記ケーブル支持カップのケーブル挿入溝の外側部位でケーブルを支持するケーブル支持金具とでケーブル取付装置を構成している。
【発明の効果】
【0011】
以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙する効果が得られる。
【0012】
(1)天井スラブ面に固定されるケーブル支持具本体と、このケーブル支持具本体の端部寄りの部位を除く部位に下方へ突出するように形成された、少なくとも2本以上のケーブルを並列状態で支持することができるビニタイ挿入孔が形成されたケーブル支持台と、このケーブル支持台のビニタイ挿入孔に挿入されて、ほぼコ字状となるように取付けられたビニタイとで構成されているので、ケーブル支持台に少なくとも2本以上のケーブルを並列状態で支持することができる。
したがって、2本以上のケーブルを安定状態で、きれいに取付けることができる。
【0013】
(2)前記(1)によって、ビニタイ挿入孔に挿入されたビニタイはほぼコ字状にでき、従来のハの字状になってケーブル挿入後、ビニタイの先端部をそれぞれ内側方向に曲げてから両先端部を巻き付け作業するものに比べ、ビニタイの巻き付けが容易な状態で複数本のケーブルを挿入位置させて、ビニタイの両先端部をつかんで巻き付けることができる。
したがって、高所での作業でも容易で、かつ安全に行なうことができる。
【0014】
(3)前記(1)によって、ビニタイ挿入孔に取付けられるビニタイをほぼコ字状にできるので、器具を用いてのビニタイの巻き付け作業を容易で、確実にできる。
【0015】
(4)ケーブル支持具に取付ける少なくとも1本以上のケーブルを支持することができる、対向する上部部位にケーブル支持部が形成されたケーブル支持カップと、このケーブル支持カップの下端部に下方へ突出するように取付けられた筒状の支持軸と、この支持軸の上下端部より上下部へ突出する回転可能な回転軸と、前記ケーブル支持カップ内の前記回転軸に取付けられた、該ケーブル支持カップ内に挿入されたケーブル支持具のビニタイを巻き付けるためのプロペラとで構成されているので、複数本のケーブルをケーブル支持カップに支持させて、支持軸でケーブル支持具をケーブル支持カップが覆うように位置させ、回転軸を回転させることにより、ケーブル支持具のビニタイを巻き付けて複数本のケーブルをケーブル支持具に取付けることができる。
したがって、従来のように脚立を用いることなく、床面より行なうことができるので、安全で、短時間にケーブルの取付け作業を行なうことができる。
【0016】
(5)前記(4)によって、ケーブル支持カップに取付ける複数本のケーブルを支持させる作業と、この状態のケーブル支持カップを支持軸で持ち上げ、ケーブル支持具を覆うように位置させる作業と、この状態で回転軸を回転させる作業とで複数本のケーブルをケーブル支持具にビニタイで巻き付けて取付けることができる。
したがって、熟練者でなくても、誰でもが容易に確実にケーブルを天井スラブ面に取付けることができる。
【0017】
(6)前記(4)によって、構造が簡単で、容易に製造することができる。
【0018】
(7)請求項3も前記(4)〜(6)と同様な効果が得られるとともに、回転軸を回転させるハンドルあるいは駆動装置によって回転軸を効率よく回転させて、ビニタイを巻き付けることができる。
【0019】
(8)請求項4も前記(4)〜(6)と同様な効果が得られるとともに、ケーブル支持アームによって、より安定状態で複数本のケーブルを支持することができる。
【0020】
(9)請求項5も前記(4)〜(8)と同様な効果が得られる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0021】
以下、図面に示す本発明を実施するための最良の形態により、本発明を詳細に説明する。
【0022】
図1ないし図11に示す本発明を実施するための最良の第1の形態において、1は高さ3m前後の天井スラブ面に固定されるケーブル支持具で、このケーブル支持具1には床面からの作業で、少なくとも2本以上のケーブル2、2をケーブル取付装置3を用いてビニタイ4を巻き付けて取付けできるように構成されている。
【0023】
前記ケーブル支持具1は図1および図2に示すように複数本のタッピングビス5等によって、天井スラブ面に固定される円板状のケーブル支持具本体6と、このケーブル支持具本体6の端部寄りの部位を除く部位に下方へ突出するように台形状に形成された、少なくとも2本以上のケーブル2、2を並列状態で支持することができるケーブル支持台7と、このケーブル支持台7に支持されるケーブル2、2をビニタイ4で巻き付け状態で取付けられるように形成されたビニタイ挿入孔8とで構成されている。
【0024】
前記ケーブル取付装置3は図3ないし図8に示すように先端部が拡開し、前記ケーブル支持具1のケーブル支持具本体6を覆うことができる図7に示すケーブル支持カップ9と、このケーブル支持カップ9の対向する上部部位に形成された、少なくとも1本以上のケーブル2を支持することができるケーブル支持部としてのケーブル挿入溝10、10と、前記ケーブル支持カップ9の下端部に下方へ突出するように取付けられた筒状の支持軸11と、この支持軸11の上下端部より上下部へ突出するように軸受12、12を介して回転可能に取付けられた回転軸13と、この回転軸13の下端部に取付けられた、該回転軸13を回転駆動させる電動ドライバー等に使用されている駆動装置14と、前記ケーブル支持カップ9内の前記回転軸13に取付けられた図8に示す十字状のプロペラ15と、前記支持軸11の上部寄りの部位に固定状態で取付けられた両端部の突出片16、16が前記ケーブル支持カップ9のケーブル挿入溝10、10と対応する部位に位置するケーブル支持アーム17、このケーブル支持アーム17の突出片16、16の上面に固定されたケーブル支持板18、18、
このケーブル支持板18、18にそれぞれ常時スプリング19、19、19、19で上方へ突出するように付勢された一対のケーブルガイド片20、20、20、20とからなるケーブル支持金具21とで構成されている。
【0025】
上記構成のケーブル支持具1のケーブル支持台7のビニタイ挿入孔8にビニタイ4を挿入して、図2に示すようにビニタイ4がコ字状となるように設置しておく。
しかる後、図9に示すように配線する1本〜5本のケーブル2をケーブル取付装置3のケーブル支持金具21の2対のケーブルガイド片20、20、20、20およびケーブル支持カップ9の一対のケーブル挿入溝10、10に挿入して支持させる。
次に、この状態を保って図10に示すように支持軸11でケーブル支持カップ9の上端部でケーブル支持具1を覆うように位置させるとともに、ケーブル2を引張ってたるみを除去し、ケーブル支持具1にコ字状に取付けられたビニタイ4はケーブル支持カップ9内に入り込み、十字状のプロペラ15間に入り込む。
この状態で駆動装置14を駆動させて回転軸13およびプロペラ15を回転させると、ビニタイ4の先端部側が巻き付けられ、ケーブル支持カップ9に支持されたケーブル2は、図11に示すようにケーブル支持具1のケーブル支持台7に支持された状態で取付けることができる。
[発明を実施するための異なる形態]
【0026】
次に、図12ないし図17に示す本発明を実施するための異なる形態につき説明する。なお、これらの本発明を実施するための異なる形態の説明に当って、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
【0027】
図12ないし図14に示す本発明を実施するための第2の形態において、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と主に異なる点は、透明な合成樹脂材で形成したケーブル支持カップ9Aを支持軸11に螺合固定できるようにするとともに、ケーブル支持金具21Aのケーブル支持アーム17を支持軸11に固定ボルト22で位置決め状態で固定できるようにした点で、このように構成したケーブル取付装置3Aにしても、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同様な作用効果が得られるとともに、ビニタイ4の巻き付け作業時にプロペラ15間にビニタイ4の両端部が入り込むようにケーブル支持カップ9A内を見ながら行なうことができる。
【0028】
図15ないし図17に示す本発明を実施するための第3の形態において、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と主に異なる点は、ケーブル支持カップ9Bの対向する部位にケーブル支持部としての2対の突片23、23、23、23を形成した点で、このように構成したケーブル取付装置3Bにしても、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同様な作用効果が得られる。
本発明を実施する形態では2対の突片23、23、23、23を必要に応じて常時付勢スプリングで上方へ付勢できるものを用いてもよい。
【0029】
なお、前記本発明を実施する各形態ではケーブル支持金具21、21Aを用いるものについて説明したが、本発明はこれに限らず、ケーブル支持金具を用いないものであってもよい。
また、回転軸13を駆動装置14で駆動させるものについて説明したが、本発明はこれに限らず、クランク状のハンドル等によって手動で回転させるものを用いてもよい。
さらに、前記本発明を実施する形態では十字状のプロペラを用いるものについて説明したが、ビニタイを巻き付けられるものであれば、どんな形状のものであってもよい。
【産業上の利用可能性】
【0030】
本発明はケーブル支持具およびケーブル取付装置を製造する産業で利用される。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【図1】本発明のケーブル支持具の斜視図。
【図2】図1の2−2線に沿う断面図。
【図3】本発明のケーブル取付装置の正面図。
【図4】本発明のケーブル取付装置の側面図。
【図5】本発明のケーブル取付装置の拡大平面図。
【図6】図4の6−6線に沿う部分破断断面図。
【図7】ケーブル支持カップの説明図。
【図8】プロペラの説明図。
【図9】ケーブルの支持状態の説明図。
【図10】ケーブルの取付け時の説明図。
【図11】ケーブルの取付け状態の説明図。
【図12】本発明を実施するための第2の形態の正面図。
【図13】本発明を実施するための第2の形態の側面図。
【図14】図13の14−14線に沿う断面図。
【図15】本発明を実施するための第3の形態の正面図。
【図16】本発明を実施するための第3の形態の側面図。
【図17】図16の17−17線に沿う断面図。
【符号の説明】
【0032】
1:ケーブル支持具、 2:ケーブル、
3、3A、3B:ケーブル取付装置、
4:ビニタイ、 5:タッピングビス、
6:ケーブル支持具本体、 7:ケーブル支持台、
8:ビニタイ挿入孔、
9、9A、9B:ケーブル支持カップ、
10:ケーブル挿入溝、 11:支持軸、
12:軸受、 13:回転軸、
14:駆動装置、 15:プロペラ、
16:突出片、 17:ケーブル支持アーム、
18:ケーブル支持板、 19:スプリング、
20:ケーブルガイド片、 21、21A:ケーブル支持金具、
22:固定ボルト、 23:突片。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
天井スラブ面に固定されるケーブル支持具本体と、このケーブル支持具本体の端部寄りの部位を除く部位に下方へ突出するように形成された、少なくとも2本以上のケーブルを並列状態で支持することができるビニタイ挿入孔が形成されたケーブル支持台と、このケーブル支持台のビニタイ挿入孔に挿入されて、ほぼコ字状となるように取付けられたビニタイとからなることを特徴とするケーブル支持具。
【請求項2】
ケーブル支持具に取付ける少なくとも1本以上のケーブルを支持することができる、対向する上部部位にケーブル支持部が形成されたケーブル支持カップと、このケーブル支持カップの下端部に下方へ突出するように取付けられた筒状の支持軸と、この支持軸の上下端部より上下部へ突出する回転可能な回転軸と、前記ケーブル支持カップ内の前記回転軸に取付けられた、該ケーブル支持カップ内に挿入されたケーブル支持具のビニタイを巻き付けるためのプロペラとからなることを特徴とするケーブル取付装置。
【請求項3】
ケーブル支持具に取付ける少なくとも1本以上のケーブルを支持することができる、対向する上部部位にケーブル支持部が形成された上部が順次拡開するケーブル支持カップと、このケーブル支持カップの下端部に下方へ突出するように取付けられた筒状の支持軸と、この支持軸の上下端部より上下部へ突出する回転可能な回転軸と、この回転軸の下端部に取付けられた、該回転軸を回転させるハンドルあるいは駆動装置と、前記ケーブル支持カップ内の前記回転軸に取付けられた、該ケーブル支持カップ内に挿入されたケーブル支持具のビニタイを巻き付けるためのプロペラとからなることを特徴とするケーブル取付装置。
【請求項4】
ケーブル支持具に取付ける少なくとも1本以上のケーブルを支持することができる、対向する上部部位にケーブル支持部が形成された上部が順次拡開するケーブル支持カップと、このケーブル支持カップの下端部に下方へ突出するように取付けられた筒状の支持軸と、この支持軸の上下端部より上下部へ突出する回転可能な回転軸と、前記ケーブル支持カップ内の前記回転軸に取付けられた、該ケーブル支持カップ内に挿入されたケーブル支持具のビニタイを巻き付けるためのプロペラと、前記支持軸の上部寄りの部位に取付けられた、前記ケーブル支持カップのケーブル挿入溝の外側部位でケーブルを支持するケーブル支持金具とからなることを特徴とするケーブル取付装置。
【請求項5】
ケーブル支持具に取付ける少なくとも1本以上のケーブルを支持することができる、対向する上部部位にケーブル支持部が形成された上部が順次拡開するケーブル支持カップと、このケーブル支持カップの下端部に下方へ突出するように取付けられた筒状の支持軸と、この支持軸の上下端部より上下部へ突出する回転可能な回転軸と、この回転軸の下端部に取付けられた、該回転軸を回転させるハンドルあるいは駆動装置と、前記ケーブル支持カップ内の前記回転軸に取付けられた、該ケーブル支持カップ内に挿入されたケーブル支持具のビニタイを巻き付けるためのプロペラと、前記支持軸の上部寄りの部位に取付けられた、前記ケーブル支持カップのケーブル挿入溝の外側部位でケーブルを支持するケーブル支持金具とからなることを特徴とするケーブル取付装置。
【請求項1】
天井スラブ面に固定されるケーブル支持具本体と、このケーブル支持具本体の端部寄りの部位を除く部位に下方へ突出するように形成された、少なくとも2本以上のケーブルを並列状態で支持することができるビニタイ挿入孔が形成されたケーブル支持台と、このケーブル支持台のビニタイ挿入孔に挿入されて、ほぼコ字状となるように取付けられたビニタイとからなることを特徴とするケーブル支持具。
【請求項2】
ケーブル支持具に取付ける少なくとも1本以上のケーブルを支持することができる、対向する上部部位にケーブル支持部が形成されたケーブル支持カップと、このケーブル支持カップの下端部に下方へ突出するように取付けられた筒状の支持軸と、この支持軸の上下端部より上下部へ突出する回転可能な回転軸と、前記ケーブル支持カップ内の前記回転軸に取付けられた、該ケーブル支持カップ内に挿入されたケーブル支持具のビニタイを巻き付けるためのプロペラとからなることを特徴とするケーブル取付装置。
【請求項3】
ケーブル支持具に取付ける少なくとも1本以上のケーブルを支持することができる、対向する上部部位にケーブル支持部が形成された上部が順次拡開するケーブル支持カップと、このケーブル支持カップの下端部に下方へ突出するように取付けられた筒状の支持軸と、この支持軸の上下端部より上下部へ突出する回転可能な回転軸と、この回転軸の下端部に取付けられた、該回転軸を回転させるハンドルあるいは駆動装置と、前記ケーブル支持カップ内の前記回転軸に取付けられた、該ケーブル支持カップ内に挿入されたケーブル支持具のビニタイを巻き付けるためのプロペラとからなることを特徴とするケーブル取付装置。
【請求項4】
ケーブル支持具に取付ける少なくとも1本以上のケーブルを支持することができる、対向する上部部位にケーブル支持部が形成された上部が順次拡開するケーブル支持カップと、このケーブル支持カップの下端部に下方へ突出するように取付けられた筒状の支持軸と、この支持軸の上下端部より上下部へ突出する回転可能な回転軸と、前記ケーブル支持カップ内の前記回転軸に取付けられた、該ケーブル支持カップ内に挿入されたケーブル支持具のビニタイを巻き付けるためのプロペラと、前記支持軸の上部寄りの部位に取付けられた、前記ケーブル支持カップのケーブル挿入溝の外側部位でケーブルを支持するケーブル支持金具とからなることを特徴とするケーブル取付装置。
【請求項5】
ケーブル支持具に取付ける少なくとも1本以上のケーブルを支持することができる、対向する上部部位にケーブル支持部が形成された上部が順次拡開するケーブル支持カップと、このケーブル支持カップの下端部に下方へ突出するように取付けられた筒状の支持軸と、この支持軸の上下端部より上下部へ突出する回転可能な回転軸と、この回転軸の下端部に取付けられた、該回転軸を回転させるハンドルあるいは駆動装置と、前記ケーブル支持カップ内の前記回転軸に取付けられた、該ケーブル支持カップ内に挿入されたケーブル支持具のビニタイを巻き付けるためのプロペラと、前記支持軸の上部寄りの部位に取付けられた、前記ケーブル支持カップのケーブル挿入溝の外側部位でケーブルを支持するケーブル支持金具とからなることを特徴とするケーブル取付装置。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【公開番号】特開2007−228710(P2007−228710A)
【公開日】平成19年9月6日(2007.9.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−46129(P2006−46129)
【出願日】平成18年2月23日(2006.2.23)
【出願人】(000141060)株式会社関電工 (115)
【出願人】(000110309)トヨクニ電線株式会社 (80)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成19年9月6日(2007.9.6)
【国際特許分類】
【出願日】平成18年2月23日(2006.2.23)
【出願人】(000141060)株式会社関電工 (115)
【出願人】(000110309)トヨクニ電線株式会社 (80)
【Fターム(参考)】
[ Back to top ]