説明

ゲル製造装置及びゲル製造方法

【課題】微細で様々な形状のゲルを精度良く製造することができるゲル製造装置及びゲル製造方法を提供する。
【解決手段】ゲル製造装置は、ゲル形成材を含む第1液体12を反応してゲル化する第2液体14へ噴射して第1液体12と第2液体14とのゲル18を製造するゲル製造装置であって、表面に凹部20が形成され、凹部20内に第2液体14を収容する容器10と、凹部20内に収納される第2液体14に、第1液体12の液滴を噴射する噴射機構部16と、を含み、容器10は、融解する材料で構成されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ゲル製造装置及びゲル製造方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
被噴射液体に向けて、液滴噴射法により噴射液体を噴射して、ゲルを製造する方法が知られている。例えば、タンパク質水溶液をノズルから噴射させ気流により破砕して微粒子を発生させ、微粒子の中から11μm以下の粒子を取り出し、乾燥させることにより粒子径の揃った微細な球状のタンパク質を得る方法が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2005−60330号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1において、微細なタンパク質ゲルは得られるが、立体形状(任意形状)を製造するには、乾燥した球状の粒子のため、粒子を積層することは非常に困難であり、また仮に積層できたとしても構造が非常に弱くなる虞がある。
また、粒子が非常に小さいため、粒子同士の結合が早く、立体形状を製造することが困難になる虞がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態又は適用例として実現することが可能である。
【0006】
[適用例1]ゲル形成材を含む第1液体を反応してゲル化する第2液体へ噴射して該第1液体と前記第2液体とのゲルを製造するゲル製造装置であって、表面に凹部が形成され、該凹部内に前記第2液体を収容する容器と、前記凹部内に収納される前記第2液体に、前記第1液体の液滴を噴射する噴射機構部と、を含み、前記容器は、融解する材料で構成されていることを特徴とするゲル製造装置。
【0007】
これによれば、ゲル形成材を含む第1液体を必要かつ正確に微少な分量にして、正確な位置つまり第2液体を収容する凹部に液滴噴射させるので、微細で様々な形状のゲルを精度良く製造することができる。また、ゲルを取り外すときに、容器を融解することで、容器の凹部と、固化されたゲルとの接触を解除させるように作用し、容器の凹部からゲルを取り外すことを容易にすることができる。
【0008】
[適用例2]上記ゲル製造装置であって、前記容器は、氷又はドライアイスで構成されていることを特徴とするゲル製造装置。
【0009】
これによれば、常温で容器を融解させることができるので、容器の凹部からゲルを取り外すことが容易になる。
【0010】
[適用例3]上記ゲル製造装置であって、前記凹部は、溝であることを特徴とするゲル製造装置。
【0011】
これによれば、紐状のゲルを容易に製造できる。
【0012】
[適用例4]上記ゲル製造装置であって、前記ゲルは、人工組織であることを特徴とするゲル製造装置。
【0013】
これによれば、神経細胞などを容易に製造できる。
【0014】
[適用例5]上記ゲル製造装置であって、前記噴射機構部は、インクジェットヘッドであることを特徴とするゲル製造装置。
【0015】
これによれば、第1液体の大きさや、噴射の速度及び方向等の制御がより確実かつより容易に行える。そのため、第2液体に向けて噴射される第2液体との接触位置等のバラツキが抑制でき、第1液体を常に同一条件化でゲル化することが可能である。
【0016】
[適用例6]上記ゲル製造装置であって、前記噴射機構部は、インクジェットヘッドを加熱する加熱手段を含んでいることを特徴とするゲル製造装置。
【0017】
これによれば、インクジェットヘッドから噴射されるゲル形成材を含む第1液体の粘度が高くても、インクジェットヘッドを加熱して第1液体の粘度を下げて噴射することができる。
【0018】
[適用例7]上記のいずれか一項に記載のゲル製造装置を用いることを特徴とするゲル製造方法。
【0019】
これによれば、ゲル形成材を含む第1液体を必要かつ正確に微少な分量にして、正確な位置つまり第2液体を収容する凹部に液滴噴射させるので、微細で様々な形状のゲルを精度良く製造することができる。また、ゲルを取り外すときに、容器を融解することで、容器の凹部と、固化されたゲルとの接触を解除させるように作用し、容器の凹部からゲルを取り外すことを容易にする。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【図1】第1の実施形態に係るタンパク質ゲルの製造を示す概要図。
【図2】第1の実施形態に係るタンパク質ゲルの製造要件を示す表。
【図3】第1の実施形態に係るタンパク質ゲルの製造を示す概念図。
【図4】実施例1のタンパク質ゲルの製造を示す図。
【図5】実施例2のタンパク質ゲルの製造を示す図。
【図6】実施例3のタンパク質ゲルの製造を示す図。
【図7】実施例4のタンパク質ゲルの製造を示す図。
【図8】第2の実施形態に係るタンパク質ゲルの製造を示す概要図。
【図9】第2の実施形態に係るタンパク質ゲルの製造要件を示す表。
【図10】第2の実施形態に係るタンパク質ゲルの製造を示す概念図。
【発明を実施するための形態】
【0021】
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態に係るタンパク質ゲルの製造を示す概要図である。本実施形態に係るゲル製造装置2は、容器10、ゼラチン水溶液(第1液体)12、冷水(第2液体)14、及び噴射機構部16を備えている。ゲル製造装置2は、ゲル形成材を含むゼラチン水溶液12を5℃以下の冷水14へ噴射して、ゼラチン水溶液12のタンパク質ゲル(ゲル)18を製造する。ゼラチン水溶液12は、冷水14に冷やされてタンパク質ゲル(ゲル)18になる。
【0022】
容器10は氷で形成されている。これにより、常温で容器10を融解させることができる。容器10は加熱により溶解する材料を用いていればよい。例えば、容器10はドライアイスであってもよい。
【0023】
容器10は表面に凹部20が形成されている。凹部20は微細な穴であってもよい。容器10は凹部20内に冷水14を収容している。ゼラチン水溶液12は凹部20内の冷水14に噴射される。凹部20は、溝であってもよい。これにより、紐状のタンパク質ゲル18を容易に製造できる。また、容器10の凹部20からタンパク質ゲル18を取り外すことが容易になる。凹部20は、タンパク質ゲル18を規制する仮枠であってもよい。
【0024】
図2は、本実施形態に係るタンパク質ゲル18の製造要件を示す表である。ゼラチン水溶液12はゼラチンを成分とするタンパク質である。ゼラチン水溶液12は、5℃以下の冷水14の水溶液に噴射され温度変化によりゲル化(低温:5℃以下でゲル化)する。
【0025】
冷水14はゼラチン水溶液12を温度変化によりゲル化させる。冷水14の水温は5℃以下である。
【0026】
噴射機構部16はインクジェットヘッドである。インクジェットヘッド16は、凹部20内に収納される冷水14に、ゼラチン水溶液12の液滴を噴射する。これにより、ゼラチン水溶液12の大きさや、噴射の速度及び方向等の制御がより確実かつより容易に行える。そのため、冷水14に向けて噴射される冷水14との接触位置等のバラツキが抑制でき、ゼラチン水溶液12を常に同一条件化でゲル化することが可能になる。
【0027】
インクジェットヘッド16は、インクジェットヘッド16を加熱する加熱手段22を備えていてもよい。これにより、インクジェットヘッド16から噴射されるゲル形成材であるゼラチン水溶液12の粘度が高くても(約500cp)、加熱手段22によりインクジェットヘッド16を加熱してゼラチン水溶液12の粘度を下げて噴射することができる。
【0028】
インクジェットヘッド16の噴射面は撥水処理されていてもよい。これにより、インクジェットヘッド16の噴射面にゼラチン水溶液12が付着した場合でも、インクジェットヘッド16の噴射面のゼラチン水溶液12の取り除きを容易にする。
【0029】
タンパク質ゲル18はゼラチンゲルである。タンパク質ゲル18は人工組織であってもよい。これにより、神経細胞などを容易に製造できる。タンパク質ゲル18の保存は、ゲルのタンパク質の組成変性を考慮し、冷凍保存してもよい。なお、容器10を用いることで、タンパク質ゲル18の製造工程中のゲルのタンパク質の組成変性を極力抑えることができる。
【0030】
図3は、本実施形態に係るタンパク質ゲル18の製造を示す概念図である。本実施形態に係るタンパク質ゲル18の製造は、インクジェット法(微小液滴噴射技術)を用い、ゼラチン水溶液12を噴射し、冷水14で、タンパク質ゲル18を製造する。タンパク質ゲル18の製造は、温度変化でゲル化(低温:5℃以下でゲル化する)する作用を用いて、冷水14の中にゼラチン水溶液12を噴射し、タンパク質ゲル18を製造する。
【0031】
容器10の凹部20の穴あけ加工方法は、マイクロドリル(精度/数十μm(金属))などで開けてもよい。
【0032】
噴射環境は容器10が溶けないように0℃以下で実施する。容器10のみをマイナス温度環境で対応してもよい。インクジェットヘッド16、ゼラチン水溶液12、及び冷水14など凍結の虞のある箇所はヒーターで対応してもよい。
【0033】
凹部20内に製造されたタンパク質ゲル18は、容器10を融解して凹部20から取り外される。容器10の融解は室温で実施してもよい。なお、タンパク質ゲル18を長期保管する場合、凹部20内に作製された状態で冷凍保存(例えば−10℃前後)されてもよい。
【0034】
本実施形態によれば、ゲル形成材を含むゼラチン水溶液12を必要かつ正確に微少な分量にして、正確な位置つまり冷水14を収容する凹部20に液滴噴射させるので、微細で様々な形状のタンパク質ゲル18を精度良く製造することができる。また、タンパク質ゲル18を取り外すときに、容器10を融解することで、容器10の凹部20と、固化されたタンパク質ゲル18との接触を解除させるように作用し、容器10の凹部20からタンパク質ゲル18を取り外すことを容易にする。また、容器10に氷を用いるので、タンパク質ゲル18の長期保存が可能になる。
【0035】
本実施形態に係る実施例を下記にタンパク質ゲル18の形状別に説明する。
(実施例1)
図4は、本実施例のタンパク質ゲル18の製造を示す図である。図4(A)〜(C)は平面図で、図4(D)は断面図である。本実施例では、列(線)の形状のタンパク質ゲル18について説明する。先ず、図4(A)に示すように、容器10の凹部20である溝(例えば幅、数十μm)の端部の上部にインクジェットヘッド16を配置する。
【0036】
次に、図4(B)に示すように、凹部20である溝の端部から他の端部へインクジェットヘッド16を移動させながら、凹部20である溝内の冷水14にインクジェットヘッド16からゼラチン水溶液12の液滴を噴射する。
【0037】
その結果、図4(C)に示すように、容器10の凹部20である溝内に列(線)の形状のタンパク質ゲル18が製造される。また、図4(D)に示すように、タンパク質ゲル18は、凹部20である溝内の冷水14に浮いている状態で列(線)の形状に製造される。
【0038】
(実施例2)
図5は、本実施例のタンパク質ゲル18の製造を示す図である。図5(A)〜(E)は平面図で、図5(F)は断面図である。本実施例では、面の形状のタンパク質ゲル18について説明する。先ず、図5(A)に示すように、容器10の凹部20の所定の角の上部にインクジェットヘッド16を配置する。
【0039】
次に、図5(B)に示すように、凹部20の所定の角から一辺に沿って他の角へインクジェットヘッド16を移動させながら、凹部20内の冷水14にインクジェットヘッド16からゼラチン水溶液12の液滴を噴射する。
【0040】
次に、図5(C)に示すように、ゲル化したタンパク質ゲル18に沿ってインクジェットヘッド16を移動させながら、凹部20内のタンパク質ゲル18に接するようにインクジェットヘッド16からゼラチン水溶液12の液滴を噴射する。
【0041】
次に、図5(D)に示すように、凹部20内を埋め尽くすようにインクジェットヘッド16からゼラチン水溶液12の液滴を噴射する。
【0042】
その結果、図5(E)に示すように、容器10の凹部20内に面の形状のタンパク質ゲル18が製造される。また、図5(F)に示すように、タンパク質ゲル18は凹部20内の冷水14に浮いている状態で面の形状に製造される。
【0043】
(実施例3)
図6は、本実施例のタンパク質ゲル18の製造を示す図である。図6(A)〜(E)は平面図で、図6(F)は断面図である。本実施例では、積層の形状のタンパク質ゲル18について説明する。先ず、図6(A)に示すように、容器10の凹部20の所定の角の上部にインクジェットヘッド16を配置する。
【0044】
次に、図6(B)に示すように、凹部20の所定の角から一辺に沿って他の角へインクジェットヘッド16を移動させながら、凹部20内の冷水14にインクジェットヘッド16からゼラチン水溶液12の液滴を噴射し、凹部20の冷水14の表面を埋め尽くす。
【0045】
その結果、図6(C)に示すように、容器10の凹部20内に1層目の面17のタンパク質ゲル18が作製される。
【0046】
次に、図6(D)に示すように、凹部20の所定の角から一辺に沿って他の角へインクジェットヘッド16を移動させながら、凹部20内の1層目の面17のゲル上にインクジェットヘッド16からゼラチン水溶液12の液滴を噴射し、凹部20内の1層目の面17のタンパク質ゲル18を埋め尽くす。
【0047】
その結果、図6(E)に示すように、容器10の凹部20内に2層目の面19のタンパク質ゲル18が作製され積層の形状のタンパク質ゲル18が製造される。また、図6(F)に示すように、タンパク質ゲル18は凹部20内の冷水14に浮いている状態で積層の形状に製造される。
【0048】
(実施例4)
図7は、本実施例のタンパク質ゲル18の製造を示す図である。図7(A)〜(E)は平面図で、図7(F)は断面図である。本実施例では、枠の形状のタンパク質ゲル18について説明する。先ず、図7(A)に示すように、容器10の凹部20の所定の角の上部にインクジェットヘッド16を配置する。
【0049】
次に、図7(B)に示すように、凹部20の所定の角から一辺に沿って他の角へインクジェットヘッド16を移動させながら、凹部20内の冷水14にインクジェットヘッド16からゼラチン水溶液12の液滴を噴射し、凹部20の冷水14の表面を埋め尽くす。
【0050】
その結果、図7(C)に示すように、容器10の凹部20内に1層目の面17のタンパク質ゲル18が作製される。
【0051】
次に、図7(D)に示すように、凹部20の所定の角から一辺に沿って他の角へインクジェットヘッド16を移動させながら、凹部20内の1層目の面17のタンパク質ゲル18上の外周にインクジェットヘッド16からゼラチン水溶液12の液滴を噴射し、1層目の面17のタンパク質ゲル18の外周を下に落とし、枠を作製する。
【0052】
その結果、図7(E)に示すように、容器10の凹部20内に外周に2層目の外周が作製され枠の形状のタンパク質ゲル18が製造される。また、図7(F)に示すように、タンパク質ゲル18は凹部20内の冷水14に浮いている状態で枠の形状に製造される。
【0053】
(第2の実施形態)
次に第2の実施形態について説明する。本実施形態の説明においては第1の実施形態と同一の構成については同一の符号を付し、その説明を省略する。
図8は、本実施形態に係るタンパク質ゲルの製造を示す概要図である。本実施形態に係るゲル製造装置4は、容器10、フィブリノーゲン水溶液(第1液体)28、トロンビン水溶液(第2液体)30、及びインクジェットヘッド16を備えている。ゲル製造装置4はゲル形成材を含むフィブリノーゲン水溶液28をトロンビン水溶液30へ噴射してのタンパク質ゲル(ゲル)26を製造する。タンパク質ゲル26はフィブリノーゲンゲルである。
【0054】
図9は、本実施形態に係るタンパク質ゲルの製造要件を示す表である。フィブリノーゲン水溶液28はフィブリノーゲンを成分とするタンパク質である。フィブリノーゲン水溶液28は、トロンビン水溶液30に噴射されたことによる化学反応(フィブリノーゲン水溶液+トロンビン水溶液=フィブリノーゲンゲル)によりゲル化される。
【0055】
図10は、本実施形態に係るタンパク質ゲルの製造を示す概念図である。本実施形態に係るタンパク質ゲル26の製造は、インクジェット法を用い、フィブリノーゲン水溶液28を噴射し、トロンビン水溶液30で、ゲルを製造する。タンパク質ゲル26の製造は、化学反応でゲル化する作用を用いて、トロンビン水溶液30の中にフィブリノーゲン水溶液28を噴射し、ゲルを製造する。
【0056】
本実施形態を利用できるゲル製造装置及びゲル製造方法としては、インクジェット法を使ったマイクロカプセル作製、再生医療用ゼラチン繊維作製、及び生体材料解析等の用途に好適に用いられる。
【符号の説明】
【0057】
2,4…ゲル製造装置 10…容器 12…ゼラチン水溶液(第1液体) 14…冷水(第2液体) 16…インクジェットヘッド(噴射機構部) 17…1層目の面 18…タンパク質ゲル(ゲル) 19…2層目の面 20…凹部 22…加熱手段 26…タンパク質ゲル(ゲル) 28…フィブリノーゲン水溶液(第1液体) 30…トロンビン水溶液(第2液体)。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ゲル形成材を含む第1液体を反応してゲル化する第2液体へ噴射して該第1液体と前記第2液体とのゲルを製造するゲル製造装置であって、
表面に凹部が形成され、該凹部内に前記第2液体を収容する容器と、
前記凹部内に収納される前記第2液体に、前記第1液体の液滴を噴射する噴射機構部と、
を含み、
前記容器は、融解する材料で構成されていることを特徴とするゲル製造装置。
【請求項2】
請求項1に記載のゲル製造装置において、
前記容器は、氷又はドライアイスで構成されていることを特徴とするゲル製造装置。
【請求項3】
請求項1又は2に記載のゲル製造装置において、
前記凹部は、溝であることを特徴とするゲル製造装置。
【請求項4】
請求項1〜3のいずれか一項に記載のゲル製造装置において、
前記ゲルは、人工組織であることを特徴とするゲル製造装置。
【請求項5】
請求項1〜4のいずれか一項に記載のゲル製造装置において、
前記噴射機構部は、インクジェットヘッドであることを特徴とするゲル製造装置。
【請求項6】
請求項5に記載のゲル製造装置において、
前記噴射機構部は、インクジェットヘッドを加熱する加熱手段を含んでいることを特徴とするゲル製造装置。
【請求項7】
請求項1〜6のいずれか一項に記載のゲル製造装置を用いることを特徴とするゲル製造方法。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate

【図9】
image rotate

【図10】
image rotate


【公開番号】特開2012−91132(P2012−91132A)
【公開日】平成24年5月17日(2012.5.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−241838(P2010−241838)
【出願日】平成22年10月28日(2010.10.28)
【出願人】(000002369)セイコーエプソン株式会社 (51,324)
【Fターム(参考)】