ゲーム装置、ゲーム装置の制御方法及びプログラム
【課題】例えば、次の操作タイミングを案内する画像をプレイヤが比較的容易に把握できるように図ることが可能になるゲーム装置を提供すること。
【解決手段】第1表示制御手段は、第1の操作タイミングをプレイヤに案内するための第1の画像(42Ra)と、第1の操作タイミングよりも後の第2の操作タイミングをプレイヤに案内するための第2の画像(42Rb)と、をゲーム画面(40)内の異なる位置に表示する。第2表示制御手段は、第1の画像(42Ra)の表示位置と、第2の画像(42Rb)の表示位置と、の位置関係をプレイヤに案内するための第3の画像(46R)をゲーム画面(40)に表示する。
【解決手段】第1表示制御手段は、第1の操作タイミングをプレイヤに案内するための第1の画像(42Ra)と、第1の操作タイミングよりも後の第2の操作タイミングをプレイヤに案内するための第2の画像(42Rb)と、をゲーム画面(40)内の異なる位置に表示する。第2表示制御手段は、第1の画像(42Ra)の表示位置と、第2の画像(42Rb)の表示位置と、の位置関係をプレイヤに案内するための第3の画像(46R)をゲーム画面(40)に表示する。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はゲーム装置、ゲーム装置の制御方法及びプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
プレイヤが操作を行うべき操作タイミングをプレイヤに案内するための案内画像をゲーム画面に表示するゲーム装置が知られている。例えば、プレイヤがステップ動作(踏み操作)を行うべき操作タイミングをプレイヤに案内するための案内画像をゲーム画面に表示するゲーム装置が知られている。
【特許文献1】特開2001−246154号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
上記のようなゲーム装置では複数の案内画像を異なる位置に表示する場合がある。例えば、プレイヤの押圧操作を受け付けるマットやタッチパネルを備えたゲーム装置では、操作タイミングにプレイヤが押圧すべきマット又はタッチパネル上の位置を案内する役割も案内画像が果たすようにするべく、プレイヤが押圧すべき位置に対応するゲーム画面内の位置に案内画像を表示する場合がある。
【0004】
このような場合、複数の案内画像が異なる位置に表示され、一つの決まった位置に表示されないため、次の操作タイミングを案内する案内画像がどこに表示されるのかをプレイヤが把握し難くなってしまう場合がある。また、同時期に複数の案内画像がゲーム画面に表示される場合には、次の操作タイミングを案内する案内画像がどの案内画像であるかをプレイヤが把握し難くなってしまう場合がある。
【0005】
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、例えば、次の操作タイミングを案内する案内画像をプレイヤが比較的容易に把握できるように図ることが可能になるゲーム装置、ゲーム装置の制御方法及びプログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明に係るゲーム装置は、第1の操作タイミングをプレイヤに案内するための第1の画像と、前記第1の操作タイミングよりも後の第2の操作タイミングを前記プレイヤに案内するための第2の画像と、をゲーム画面内の異なる位置に表示する第1表示制御手段と、前記第1の画像の表示位置と、前記第2の画像の表示位置と、の位置関係を前記プレイヤに案内するための第3の画像を前記ゲーム画面内に表示する第2表示制御手段と、を含むことを特徴とする。
【0007】
また、本発明に係るゲーム装置の制御方法は、第1の操作タイミングをプレイヤに案内するための第1の画像と、前記第1の操作タイミングよりも後の第2の操作タイミングを前記プレイヤに案内するための第2の画像と、をゲーム画面内の異なる位置に表示する第1表示制御ステップと、前記第1の画像の表示位置と、前記第2の画像の表示位置と、の位置関係を前記プレイヤに案内するための第3の画像を前記ゲーム画面内に表示する第2表示制御ステップと、を含むことを特徴とする。
【0008】
また、本発明に係るプログラムは、第1の操作タイミングをプレイヤに案内するための第1の画像と、前記第1の操作タイミングよりも後の第2の操作タイミングを前記プレイヤに案内するための第2の画像と、をゲーム画面内の異なる位置に表示する第1表示制御手段、及び、前記第1の画像の表示位置と、前記第2の画像の表示位置と、の位置関係を前記プレイヤに案内するための第3の画像を前記ゲーム画面内に表示する第2表示制御手段、として、家庭用ゲーム機(据置型ゲーム機)、携帯ゲーム機、業務用ゲーム機、携帯電話機、携帯情報端末(PDA)やパーソナルコンピュータなどのコンピュータを機能させるためのプログラムである。
【0009】
また、本発明に係る情報記憶媒体は、上記プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な情報記憶媒体である。
【0010】
本発明によれば、例えば、次の操作タイミングを案内する画像をプレイヤが比較的容易に把握できるように図ることが可能になる。
【0011】
また本発明の一態様では、前記第2表示制御手段は、前記第1の画像の表示位置に対応する第1の位置から、前記第2の画像の表示位置に対応する第2の位置に向けて移動する画像を前記第3の画像として前記ゲーム画面内に表示するようにしてもよい。
【0012】
また本発明の一態様では、前記第1の操作タイミングにおいて前記プレイヤに要求される操作は、右足又は左足のうちの一方である第1の足に関する操作であってもよい。前記第2の操作タイミングにおいて前記プレイヤに要求される操作は、右足又は左足のうちの他方である第2の足に関する操作であってもよい。前記第1の画像は、前記第1の足を表す画像を含むようにしてもよい。前記第2表示制御手段は、前記第1の足を表す画像が反転されてなる画像を前記第1の位置から前記第2の位置に向けて移動させるようにしてもよい。
【0013】
また本発明の一態様では、前記第1の操作タイミングにおいて前記プレイヤに要求される操作は、右手又は左手のうちの一方である第1の手に関する操作であってもよい。前記第2の操作タイミングにおいて前記プレイヤに要求される操作は、右手又は左手のうちの他方である第2の手に関する操作であってもよい。前記第1の画像は、前記第1の手を表す画像を含むようにしてもよい。前記第2表示制御手段は、前記第1の手を表す画像が反転されてなる画像を前記第1の位置から前記第2の位置に向けて移動させるようにしてもよい。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下、本発明の実施形態の一例について図面に基づき詳細に説明する。本発明の実施形態に係るゲーム装置は、例えば家庭用ゲーム機(据置型ゲーム機)、携帯ゲーム機、携帯電話機、携帯情報端末(PDA)又はパーソナルコンピュータ等によって実現される。ここでは、本発明の実施形態に係るゲーム装置を家庭用ゲーム機によって実現する場合について説明する。
【0015】
[1.構成]
図1は本実施形態に係るゲーム装置の構成を示す。図1に示すように、本実施形態に係るゲーム装置10は家庭用ゲーム機11、モニタ30、スピーカ31、光ディスク32、及びメモリカード33を含む。モニタ30及びスピーカ31は家庭用ゲーム機11に接続される。光ディスク32及びメモリカード33は情報記憶媒体であり、家庭用ゲーム機11に装着される。例えば、家庭用テレビ受像機がモニタ30として用いられ、家庭用テレビ受像機に内蔵されたスピーカがスピーカ31として用いられる。
【0016】
家庭用ゲーム機11は公知のコンピュータゲームシステムであり、バス12、マイクロプロセッサ13、主記憶14、画像処理部15、音声処理部16、光ディスクドライブ17、メモリカードスロット18、通信インタフェース(I/F)19、コントローラインタフェース(I/F)20、及びマット21を含む。マット21以外の構成要素は家庭用ゲーム機11の筐体内に収容される。
【0017】
バス12はアドレス及びデータを家庭用ゲーム機11の各部でやり取りするためのものである。マイクロプロセッサ13、主記憶14、画像処理部15、音声処理部16、光ディスクドライブ17、メモリカードスロット18、通信インタフェース19、及びコントローラインタフェース20は、バス12によって相互データ通信可能に接続される。
【0018】
マイクロプロセッサ13は、図示しないROMに格納されるオペレーティングシステムや、光ディスク32又はメモリカード33から読み出されるプログラムに基づいて、各種情報処理を実行する。主記憶14は例えばRAMを含み、光ディスク32又はメモリカード33から読み出されたプログラム及びデータが必要に応じて書き込まれる。主記憶14はマイクロプロセッサ13の作業用としても用いられる。
【0019】
画像処理部15はVRAMを含み、マイクロプロセッサ13から送られる画像データに基づいてVRAM上にゲーム画面を描画する。そして画像処理部15は、そのゲーム画面をビデオ信号に変換して所定のタイミングでモニタ30に出力する。音声処理部16はサウンドバッファを含み、光ディスク32からサウンドバッファに読み出された各種音声データ(ゲーム音楽、ゲーム効果音、メッセージ等)をスピーカ31から出力する。
【0020】
光ディスクドライブ17は、光ディスク32に記録されたプログラムやデータを読み取る。ここでは、プログラムやデータを家庭用ゲーム機11に供給するために光ディスク32を用いることとするが、例えばメモリカード33などの他の情報記憶媒体を用いるようにしてもよい。また、インターネットなどのデータ通信網を介してプログラムやデータを家庭用ゲーム機11に供給するようにしてもよい。
【0021】
メモリカードスロット18はメモリカード33を装着するためのインタフェースである。メモリカード33は不揮発性メモリ(例えばEEPROMなど)を含み、例えばセーブデータなどの各種ゲームデータを記憶する。通信インタフェース19は、インターネットなどのデータ通信網に通信接続するためのインタフェースである。
【0022】
コントローラインタフェース20はマット21を無線接続するためのインタフェースである。コントローラインタフェース20としては、例えばBluetooth(登録商標)インタフェース規格に則ったインタフェースを利用できる。なお、コントローラインタフェース20はマット21を有線接続するためのインタフェースとしてもよい。
【0023】
マット21はマット型のコントローラであり、プレイヤの押圧操作(踏み操作)を受け付ける。図2はマット21について説明するための図であり、プレイヤがゲームをプレイする状況を示す。図2に示すように、マット21の表面22は略矩形形状を有する。マット21はモニタ30の前方の床に配置される。プレイヤはマット21の上に立って、ゲームをプレイする。マット21の内部には、行列状に配置された複数の感圧センサが内蔵される。各感圧センサは、例えばプレイヤに踏まれることによって生じる圧力を検出し、その検出結果を示す数値(例えば256段階の数値)を出力する。各感圧センサが出力した数値はコントローラインタフェース20を介してマイクロプロセッサ13に供給される。マイクロプロセッサ13は、複数の感圧センサの検出結果に基づいて、プレイヤによって踏まれている位置を算出する。
【0024】
[2.ゲーム]
ゲーム装置10では、例えば、ゲーム画面に表示される指示に従って、プレイヤがマット21上で踏み操作を行うゲームが実行される。
【0025】
図3及び図4はゲーム画面を説明するための図である。図3は、ゲーム開始当初のゲーム画面の一例を示す。図3に示すように、ゲーム画面40にはマット画像41が表示される。マット画像41はマット21の表面22を表す画像である。ゲームが開始され、プレイヤが右足又は左足で踏み操作を行うべきタイミング(操作タイミング)が近づくと、プレイヤに操作タイミングを案内するための画像が表示される。図4は、その場合のゲーム画面40の一例を示す。図4に示すゲーム画面40には、右足画像42Ra,42Rb,42Rcと、左足画像42La,42Lbと、が表示されている。右足画像42Ra,42Rb,42Rcは右足の踏み操作に対応する画像であり、プレイヤが右足の踏み操作を行うべき操作タイミングと、該操作タイミングでプレイヤが右足で踏むべきマット21上の位置と、をプレイヤに案内する役割を果たしている。同様に、左足画像42La,42Lbは左足の踏み操作に対応する画像であり、プレイヤが左足の踏み操作を行うべき操作タイミングと、該操作タイミングでプレイヤが左足で踏むべきマット21上の位置と、をプレイヤに案内する役割を果たしている。
【0026】
図5は右足画像42R(42Ra,42Rb,42Rc)について詳しく説明するための図である。図5に示すように、右足画像42Rは右足本体画像43R、基準画像44、及びタイミング案内画像45を含む。
【0027】
右足本体画像43Rは右足の足型を表す画像である。右足本体画像43Rは、プレイヤが右足で踏むべきマット21上の位置に対応するゲーム画面40内の位置に表示され、プレイヤが右足で踏むべきマット21上の位置を案内する役割を果たす。プレイヤは右足本体画像43Rを頼りに、右足で踏むべきマット21上の位置を知ることができるようになっている。
【0028】
基準画像44は一定の大きさを有する略矩形の画像である。タイミング案内画像45は基準画像44と相似の関係にあり、互いの中心点が一致するようにして基準画像44及びタイミング案内画像45は表示される。タイミング案内画像45の初期サイズは基準画像44よりも大きい。操作タイミングが近づくと、図5において矢印の方向にタイミング案内画像45は徐々に縮小していき、操作タイミングにおいて、タイミング案内画像45のサイズが基準画像44のサイズと等しくなり、タイミング案内画像45は基準画像44と一致する。このように、基準画像44及びタイミング案内画像45は、プレイヤに操作タイミングを案内する役割を果たしており、プレイヤは基準画像44及びタイミング案内画像45を頼りに、右足で踏み操作を行うべきタイミングを把握できるようになっている。なお、本実施形態では、基準画像44及びタイミング案内画像45の形状が矩形になっているが、基準画像44及びタイミング案内画像45の形状は矩形以外の形状(例えば楕円形)であってもよい。
【0029】
図6は左足画像42L(42La,42Lb)について詳しく説明するための図である。図6に示すように、左足画像42Lは左足本体画像43L、基準画像44、及びタイミング案内画像45を含む。基準画像44とタイミング案内画像45とは、右足画像42Rに含まれる基準画像44とタイミング案内画像45と同様である。
【0030】
左足本体画像43Lは左足の足型を表す画像である。左足本体画像43Lは、プレイヤが左足で踏むべきマット21上の位置に対応するゲーム画面40内の位置に表示され、プレイヤが左足で踏むべきマット21上の位置を案内する役割を果たす。プレイヤは左足本体画像43Lを頼りに、左足で踏むべきマット21上の位置を知ることができるようになっている。
【0031】
なお、右足画像42Rと左足画像42Lとは色が異なっており、この色の違いにより、プレイヤは、右足画像42Rと左足画像42Lとを一見して区別できるようになっている。
【0032】
ゲーム装置10では、右足画像42R、左足画像42Lはプレイヤが踏むべき位置に対応する表示位置に表示され、プレイヤが右足又は左足で踏むべき位置を案内する役割を果たす。このため、右足画像42R、左足画像42Lの表示位置は個々に異なる。その結果、プレイヤが、次回の右足の操作タイミングを案内する右足画像42Rがどの位置に表示されるかや、次回の左足の操作タイミングを案内する左足画像42Lがどの位置に表示されるかを把握し難くなってしまう場合がある。
【0033】
また、ゲーム装置10では、操作タイミングが短い間隔で連続して到来する場合、図4に示すように、複数の右足画像42Rが同時期にゲーム画面40に表示される場合があるため、プレイヤが、次回の右足の操作タイミングを案内する右足画像42Rがどれであるかを把握し難くなってしまう場合がある。同様に、ゲーム装置10では、複数の左足画像42Lが同時期にゲーム画面40に表示される場合があるため、プレイヤが、次回の左足の操作タイミングを案内する左足画像42Lがどれであるのかを把握し難くなってしまう場合がある。
【0034】
以下、プレイヤが、次の操作タイミングを案内する右足画像42R又は左足画像42Lを比較的容易に把握できるように図るための技術について説明する。なお、以下では、操作タイミングは下記の順序で到来することとして説明する。下記の順序では右足の操作タイミングと左足の操作タイミングとが交互に到来するようになっている。
(1)右足画像42Ra
(2)左足画像42La
(3)右足画像42Rb
(4)左足画像42Lb
(5)右足画像42Rc
【0035】
図7は、右足画像42Raが案内する右足の操作タイミングが過ぎた後のゲーム画面40の一例を示す。図7に示すように、上記の操作タイミングが過ぎた後、右足画像42Raは消える。右足画像42Raが消えると、右足推移案内画像46Rが表示され、右足画像42Raの表示位置から、次の右足の操作タイミングを案内する右足画像42Rbの表示位置に向かって移動する。右足推移案内画像46Rは右足本体画像43Rと同様に右足の足型を表す画像であり、右足画像42Raと、次の右足の操作タイミングを案内する右足画像42Rbと、の位置関係を案内する役割を果たす。右足画像42Raが案内する右足の操作タイミングでは、通常、プレイヤは右足の踏み操作を行うために右足画像42Raに注目している。この点、ゲーム装置10では、右足画像42Raが案内する右足の操作タイミングが過ぎると、その時点でプレイヤが注目していたはずの右足画像42Raの表示位置から、次の右足の操作タイミングを案内する右足画像42Rbに向かって、右足推移案内画像46Rが移動する。その結果、プレイヤは、次の右足の操作タイミングを案内する右足画像42Rbを把握し易くなる。
【0036】
図8は、左足画像42Laが案内する左足の操作タイミングが過ぎた後のゲーム画面40の一例を示す。図8に示すように、上記の操作タイミングが過ぎた後、左足画像42Laは消える。左足画像42Laが消えると、左足推移案内画像46Lが表示され、左足画像42Laの表示位置から、次の左足の操作タイミングを案内する左足画像42Lbの表示位置に向かって移動する。左足推移案内画像46Lは左足本体画像43Lと同様に左足の足型を表す画像であり、左足画像42Laと、次の左足の操作タイミングを案内する左足画像42Lbと、の位置関係を案内する役割を果たす。左足画像42Laが案内する左足の操作タイミングでは、通常、プレイヤは左足の踏み操作を行うために左足画像42Laに注目している。この点、ゲーム装置10では、左足画像42Laが案内する左足の操作タイミングが過ぎると、その時点でプレイヤが注目していたはずの左足画像42Laの表示位置から、次の左足の操作タイミングを案内する左足画像42Lbに向かって、左足推移案内画像46Lが移動する。その結果、プレイヤは、次の左足の操作タイミングを案内する左足画像42Lbを把握し易くなる。
【0037】
[3.機能ブロック]
図9は、ゲーム装置10で実現される機能のうち、本発明に関連するものを主として示す機能ブロック図である。図9に示すように、ゲーム装置10はゲーム情報記憶部50、操作案内部51(第1表示制御手段)、及び推移案内部52(第2表示制御手段)を含む。ゲーム情報記憶部50は例えば主記憶14及び光ディスク32によって実現され、操作案内部51及び推移案内部52は例えばマイクロプロセッサ13を主として実現される。操作案内部51及び推移案内部52は、マイクロプロセッサ13が光ディスク32に記憶されるプログラムを実行することによって実現される。
【0038】
ゲーム情報記憶部50はゲームを実行するために必要な情報を記憶する。例えば、ゲーム情報記憶部50は基準操作情報と表示制御情報とを記憶する。
【0039】
基準操作情報は、プレイヤが操作を行うべき操作タイミングを示す情報と、操作タイミングにおいてプレイヤが行うべき操作内容を示す情報と、を含む。例えば、操作タイミングはゲームが開始されてからの経過時間によって表される。また、プレイヤがゲーム音楽に合わせてゲーム操作を行うようなゲームでは、ゲーム音楽の小節が所定拍数(4拍又は8拍)に分解され、操作タイミングが小節及び拍によって表される。なお、プレイヤがゲーム音楽に合わせてゲーム操作を行うようなゲームでは、再生済みのゲーム音楽データのデータ量によって操作タイミングが表されるようにしてもよい。また、プレイヤが行うべき操作内容とは、例えばプレイヤが押圧すべき位置である。
【0040】
図10は、ゲーム情報記憶部50に記憶される基準操作情報の一例を示す。図10に示す基準操作情報は、複数の操作タイミング(T1,T2,T3,T4,T5,・・・)の各々においてプレイヤがどちらの足でマット21上のどの位置を押圧すべきかを定めている。図10に示す基準操作情報では、「足」及び「押圧位置」の組合せがプレイヤが行うべき操作内容を示す情報に相当する。
【0041】
表示制御情報は、右足画像42R及び左足画像42Lをゲーム画面40に表示するための情報である。表示制御情報は例えば下記のような情報を含む。
(1)各右足画像42R及び各左足画像42Lの表示位置
(2)各右足画像42R及び各左足画像42Lの表示を開始するタイミング
(3)各タイミング案内画像45の縮小を開始するタイミング
【0042】
なお、右足画像42R及び左足画像42Lの表示位置は、プレイヤが踏むべきマット21上の位置に基づいて設定される。また、右足画像42R及び左足画像42Lの表示を開始するタイミング、及びタイミング案内画像45の縮小を開始するタイミングは、プレイヤが右足又は左足で踏み操作を行うべきタイミング(操作タイミング)に基づいて設定される。例えば、右足画像42R及び左足画像42Lの表示を開始するタイミング、及びタイミング案内画像45の縮小を開始するタイミングは、操作タイミングよりも少し前のタイミングに設定される。また、右足画像42R及び左足画像42Lの表示を開始するタイミングは、タイミング案内画像45の縮小を開始するタイミングよりも少し前のタイミングに設定される。
【0043】
さらに、ゲーム情報記憶部50は、右足推移案内画像46R及び左足推移案内画像46Lの現在位置を示す情報も記憶する。
【0044】
操作案内部51は右足画像42R及び左足画像42Lをゲーム画面40に表示する。推移案内部52は、第1の操作タイミングをプレイヤに案内するための第1の画像の表示位置と、第1の操作タイミングよりも後の第2の操作タイミングをプレイヤに案内するための第2の画像の表示位置と、の位置関係をプレイヤに案内するための画像をゲーム画面40に表示する。
【0045】
例えば図4に示す状態で、右足画像42Ra(第1の画像)が案内する操作タイミング(第1の操作タイミング)が過ぎた後、推移案内部52は、右足画像42Raの表示位置から、次回の右足の操作タイミング(第2の操作タイミング)を案内する右足画像42Rb(第2の画像)の表示位置に向けて移動する右足推移案内画像46R(第3の画像)をゲーム画面40に表示する(図7参照)。
【0046】
また、左足画像42La(第1の画像)が案内する操作タイミング(第1の操作タイミング)が過ぎた後、推移案内部52は、左足画像42Laの表示位置から、次回の左足の操作タイミング(第2の操作タイミング)を案内する左足画像42Lb(第2の画像)の表示位置に向けて移動する左足推移案内画像46L(第3の画像)をゲーム画面40に表示する(図8参照)。
【0047】
[4.処理]
ここで、ゲーム装置10が実行する処理について説明する。図11及び図12はゲーム中にゲーム装置10が所定時間(例えば1/60秒)ごとに実行する処理を示すフロー図である。マイクロプロセッサ13は光ディスク32から読み出されるプログラムに従って、図11及び図12に示す処理を実行する。図11及び図12に示す処理をマイクロプロセッサ13が実行することによって、操作案内部51と推移案内部52とが実現される。
【0048】
図11に示すように、まず、マイクロプロセッサ13(操作案内部51)は、いずれかの右足画像42R又は左足画像42Lの表示を開始すべきタイミングが到来したか否かを判定する(S101)。この判定は表示制御情報に基づいて実行される。そして、いずれかの右足画像42R又は左足画像42Lの表示を開始すべきタイミングが到来した場合、マイクロプロセッサ13(操作案内部51)は、その右足画像42R又は左足画像42Lの表示を開始する(S102)。
【0049】
また、マイクロプロセッサ13(操作案内部51)は、ゲーム画面40に表示されている右足画像42R又は左足画像42Lのうちの、いずれかのタイミング案内画像45の縮小を開始すべきタイミングが到来したか否かを判定する(S103)。この判定は表示制御情報に基づいて実行される。そして、いずれかのタイミング案内画像45の縮小を開始すべきタイミングが到来した場合、マイクロプロセッサ13(操作案内部51)は、そのタイミング案内画像45の縮小を開始する(S104)。
【0050】
また、マイクロプロセッサ13は、現在が、いずれかの右足画像42R又は左足画像42L(以下では「足画像X」と記載する。)に対応する操作受付期間(以下では「操作受付期間X」と記載する。)内であるか否かを判定する(S105)。図13は、操作受付期間Xについて説明するための図である。なお、図13において軸(t)は時間軸を示す。図13に示すように、操作受付期間Xは、例えば、足画像Xが案内する操作タイミングXを中心とする一定期間であり、操作タイミングXの所定時間(ΔT)前から操作タイミングXの所定時間(ΔT)後までの期間である。S105における判定は基準操作情報に基づいて実行される。
【0051】
現在が足画像Xに対応する操作受付期間X内である場合、マイクロプロセッサ13は操作済みフラグが0であるか否かを判定する(S106)。操作済みフラグは、現在の操作受付期間X内において踏み操作が実行済みであるか否かを示す情報である。操作済みフラグは0又は1の値をとる。値「0」は、現在の操作受付期間X内において踏み操作が実行済みでないことを示し、値「1」は、現在の操作受付期間X内において踏み操作が実行済みであることを示す。
【0052】
操作済みフラグが0である場合、マイクロプロセッサ13は、足画像Xが案内する位置(以下「基準位置X」と記載する。)をプレイヤが踏んだか否かを判定する(S107)。例えば、まず、マット21から供給される情報に基づいて、プレイヤが踏んでいる位置が取得される。また、プレイヤが踏んでいる位置が、基準位置Xからの距離が所定距離未満である領域内に含まれるか否かが判定される。プレイヤが踏んでいる位置が上記領域内に含まれる場合、プレイヤが基準位置Xを踏んだと判定される。
【0053】
プレイヤが基準位置Xを踏んだと判定された場合、マイクロプロセッサ13は、足画像Xが案内する操作タイミングXと、実際にプレイヤが基準位置Xを踏んだタイミングと、の差を取得し、その差に対応するメッセージをゲーム画面40に表示する(S108)。例えば図13に示すように、上記の差が比較的小さい場合には、例えば「GOOD」等の肯定的なメッセージが表示され、上記の差が比較的大きい場合には、例えば「BAD」等の否定的なメッセージが表示される。また、マイクロプロセッサ13は操作済みフラグを1に更新する(S109)。
【0054】
また、マイクロプロセッサ13は、操作受付期間Xの終了タイミングが到来したか否かを判定する(S110)。この判定は基準操作情報に基づいて実行される。操作受付期間Xの終了タイミングが到来した場合、マイクロプロセッサ13は操作済みフラグが1であるか否かを判定する(S111)。操作済みフラグが1である場合、マイクロプロセッサ13は操作済みフラグを0に更新する(S112)。一方、操作済みフラグが1でない場合(すなわち、操作済みフラグが0である場合)とは、操作受付期間Xにおいてプレイヤが基準位置Xを踏まなかった場合である。この場合、マイクロプロセッサ13は、例えば「BAD」等の否定的なメッセージを表示するようにしてもよい。
【0055】
その後、マイクロプロセッサ13は足画像Xが右足画像42Rであるか否かを判定する(S113)。足画像Xが右足画像42Rである場合、マイクロプロセッサ13(推移案内部52)は、右足推移案内画像46Rの表示・移動を開始する(S114)。例えば、右足推移案内画像46Rが足画像Xの右足本体画像43Rの表示位置に表示される。そして、足画像Xの次の右足画像42Rの表示位置に向けての移動を右足推移案内画像46Rに開始させる。なお、足画像Xの次の右足画像42Rとは、足画像Xが案内する右足の操作タイミングの次に到来する右足の操作タイミングを案内する右足画像42Rである。
【0056】
一方、足画像Xが右足画像42Rでない場合、すなわち、足画像Xが左足画像42Lである場合、マイクロプロセッサ13(推移案内部52)は、左足推移案内画像46Lの表示・移動を開始する(S115)。例えば、左足推移案内画像46Lが足画像Xの左足本体画像43Lの表示位置に表示される。そして、足画像Xの次の左足画像42Lの表示位置に向けての移動を左足推移案内画像46Lに開始させる。なお、足画像Xの次の左足画像42Lとは、足画像Xが案内する左足の操作タイミングの次に到来する左足の操作タイミングを案内する左足画像42Lである。
【0057】
S114又はS115の処理が実行された後、マイクロプロセッサ13は足画像Xをゲーム画面40から消去する(S116)。
【0058】
[5.まとめ]
以上に説明したゲーム装置10は、右足推移案内画像46Rが表示されることによって、プレイヤは、右足で踏み操作を行うべき次回の操作タイミングに対応する右足画像42Rがどれであるかを比較的容易に把握できるようになる。例えば図4に示す状態で、右足画像42Raに対応する操作タイミングが過ぎた後、右足画像42Raから右足画像42Rbに向けて移動する右足推移案内画像46Rが表示される(図7参照)。このため、プレイヤは、右足で踏み操作を行うべき次回の操作タイミングに対応する右足画像42Rが右足画像42Rcではなく、右足画像42Rbであることを比較的容易に把握できるようになる。
【0059】
また、ゲーム装置10では、左足推移案内画像46Lが表示されることによって、プレイヤは、左足で踏み操作を行うべき次回の操作タイミングに対応する左足画像42Lがどれであるかを比較的容易に把握できるようになる。例えば、左足画像42Laに対応する操作タイミングが過ぎた後、左足画像42Laから左足画像42Lbに向けて移動する左足推移案内画像46Lが表示される(図8参照)。このため、プレイヤは、左足で踏み操作を行うべき次回の操作タイミングに対応する左足画像42Lが左足画像42Lbであることを比較的容易に把握できるようになる。
【0060】
[6.変形例]
なお、本発明は以上に説明した実施形態に限定されるものではない。
【0061】
[6−1.第1変形例]
右足推移案内画像46Rは、次に操作すべき右足画像42Rの右足本体画像43Rに向かって移動し、次に操作すべき右足画像42Rに対応する操作タイミングにおいて、右足推移案内画像46Rが、該右足画像42Rの右足本体画像43Rに到達し、右足本体画像43Rに重なるようにしてもよい。この場合、プレイヤは右足本体画像43R及び右足推移案内画像46Rを頼りに、右足で踏み操作を行うべきタイミングを把握できるようになる。すなわち、この場合、右足本体画像43R及び右足推移案内画像46Rが右足の踏み操作を行うべきタイミングをプレイヤに案内する役割を果たすようになる。
【0062】
同様に、左足推移案内画像46Lは、次に操作すべき左足画像42Lの左足本体画像43Lに向かって移動し、次に操作すべき左足画像42Lに対応する操作タイミングにおいて、左足推移案内画像46Lが、該左足画像42Lの左足本体画像43Lに到達し、左足本体画像43Lに重なるようにしてもよい。この場合、プレイヤは左足本体画像43L及び左足推移案内画像46Lを頼りに、左足で踏み操作を行うべきタイミングを把握できるようになる。すなわち、この場合、左足本体画像43L及び左足推移案内画像46Lが左足で踏み操作を行うべきタイミングをプレイヤに案内する役割を果たすようになる。
【0063】
なお、第1変形例では基準画像44及びタイミング案内画像45を省略してもよい。
【0064】
[6−2.第2変形例]
例えば図4に示す状態で、右足画像42Raに対応する操作タイミングが過ぎた後、推移案内部52は、右足画像42Raの右足本体画像43Rの表示位置から、次回の操作タイミングに対応する左足画像42Laの左足本体画像43Lの表示位置に向けて、左足推移案内画像46Lを移動させるようにしてもよい。図14は、この場合のゲーム画面40の一例を示す。図14に示すゲーム画面40では、左足推移案内画像46Lが左足画像42Laの左足本体画像43Lの表示位置に向けて移動している。
【0065】
また、左足画像42Laに対応する操作タイミングが過ぎた後、推移案内部52は、左足画像42Laの左足本体画像43Lの表示位置から、次回の操作タイミングに対応する右足画像42Rbの右足本体画像43Rの表示位置に向けて、右足推移案内画像46Rを移動させるようにしてもよい。図15は、この場合のゲーム画面40の一例を示す。図15に示すゲーム画面40では、右足推移案内画像46Rが右足画像42Rbの右足本体画像43Rの表示位置に向けて移動している。
【0066】
第2変形例では、図12のS114〜S116の処理の代わりに、図16に示す処理(S201及びS202)が実行される。図14に示す処理では、まず、マイクロプロセッサ13(推移案内部52)は、足画像Xに含まれる右足本体画像43R又は左足本体画像43Lを左右反転してなる反転画像を、該右足本体画像43R又は該左足本体画像43Lの表示位置に基づく位置に表示する(S201)。例えば、反転画像は右足本体画像43R又は左足本体画像43Lに重ねて表示される。なお、足画像Xが右足画像42Rである場合、反転画像は左足推移案内画像46L(図14参照)に相当する。一方、足画像Xが左足画像42Lである場合、反転画像は右足推移案内画像46R(図15参照)に相当する。
【0067】
その後、マイクロプロセッサ13(推移案内部52)は、足画像Xの次の右足画像42R又は左足画像42Lに向けての移動を反転画像に開始させる(S202)。なお、足画像Xの次の右足画像42R又は左足画像42Lとは、足画像Xが案内する操作タイミングの次に到来する操作タイミングを案内する右足画像42R又は左足画像42Lである。
【0068】
第2変形例によれば、プレイヤは、次回の操作タイミングを案内する右足画像42R又は左足画像42Lがどれであるかを比較的容易に把握できるようになる。また、第2変形例では、右足の操作タイミングの次に左足の操作タイミングが到来する場合、右足本体画像43Rを左右反転してなる反転画像が表示され、次の左足の操作タイミングに対応する左足画像42Lに向かって移動する。また、左足の操作タイミングの次に右足の操作タイミングが到来する場合、左足本体画像43Lを左右反転してなる反転画像が表示され、次の右足の操作タイミングに対応する右足画像42Rに向かって移動する。このように、第2変形例では、一方の足の操作タイミングの次に他方の足の操作タイミングが到来する場合、右足本体画像43R又は左足本体画像43Lが反転されてなる画像が表示されるため、プレイヤは、次の操作タイミングでは別の足で操作しなければならないことを比較的容易に把握できるようになっている。
【0069】
なお、第2変形例に第1変形例を組み合わせるようにしてもよい。すなわち、反転画像は、足画像Xの次の右足画像42R又は左足画像42Lに向かって移動し、次の右足画像42R又は左足画像42Lに対応する操作タイミングにおいて、反転画像が、該右足画像42R又は左足画像42L内の右足本体画像43R又は左足本体画像43Lに到達し、右足本体画像43R又は左足本体画像43Lに重なるようにしてもよい。この場合、プレイヤは、右足本体画像43R又は左足本体画像43Lと、反転画像とを頼りに、右足又は左足で踏み操作を行うべきタイミングを把握できるようになる。なお、この場合、基準画像44及びタイミング案内画像45を省略してもよい。
【0070】
[6−3.第3変形例]
プレイヤが右足又は左足の代わりに右手又は左手でマット21を押圧するようなゲームをゲーム装置10は実行するようにしてもよい。この場合、右足本体画像43Rの代わりに、右手を表す画像を表示するようにすればよい。また、右足推移案内画像46Rとして右手を表す画像を表示するようにすればよい。同様に、左足本体画像43Lの代わりに、左手を表す画像を表示するようにすればよい。また、左足推移案内画像46Lとして左手を表す画像を表示するようにすればよい。なお、第2変形例と第3変形例とを組み合わせるようにしてもよい。
【0071】
[6−4.その他の変形例]
例えば、タイミング案内画像45の初期サイズを基準画像44よりも小さくするようにしてもよい。そして、タイミング案内画像45を徐々に拡大し、操作タイミングにおいて、タイミング案内画像45のサイズが基準画像44と同じになり、タイミング案内画像45が基準画像44と一致するようにしてもよい。このようにして、プレイヤに操作タイミングを案内するようにしてもよい。
【0072】
また例えば、比較的多数の感圧センサが行列状に内蔵されたマット21の代わりに、比較的少数(例えば4つ)の感圧センサが互いに離れた位置(例えば上側、下側、左側、及び右側の4カ所)に内蔵されたようなマットを用いるようにしてもよい。
【0073】
また例えば、ゲーム装置10はマット21の代わりにタッチパネルを備え、例えば手等による押圧操作を受け付けるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0074】
【図1】本実施形態に係るゲーム装置のハードウェア構成を示す図である。
【図2】プレイヤのプレイ状況を示す図である。
【図3】ゲーム画面について説明するための図である。
【図4】ゲーム画面について説明するための図である。
【図5】右足画像について説明するための図である。
【図6】左足画像について説明するための図である。
【図7】ゲーム画面の一例を示す図である。
【図8】ゲーム画面の一例を示す図である。
【図9】本実施形態に係るゲーム装置の機能ブロック図である。
【図10】基準操作情報の一例を示す図である。
【図11】ゲーム装置が実行する処理の一例を示すフロー図である。
【図12】ゲーム装置が実行する処理の一例を示すフロー図である。
【図13】操作受付期間について説明するための図である。
【図14】ゲーム画面の一例を示す図である。
【図15】ゲーム画面の一例を示す図である。
【図16】ゲーム装置が実行する処理の他の一例を示すフロー図である。
【符号の説明】
【0075】
10 ゲーム装置、11 家庭用ゲーム機、12 バス、13 マイクロプロセッサ、14 主記憶、15 画像処理部、16 音声処理部、17 光ディスクドライブ、18 メモリカードスロット、19 通信インタフェース、20 コントローラインタフェース、21 マット、22 表面、30 モニタ、31 スピーカ、32 光ディスク、33 メモリカード、40 ゲーム画面、41 マット画像、42R,42Ra,42Rb,42Rc 右足画像、42L,42La,42Lb 左足画像、43R 右足本体画像、43L 左足本体画像、44 基準画像、45 タイミング案内画像、46R 右足推移案内画像、46L 左足推移案内画像、50 ゲーム情報記憶部、51 操作案内部、52 推移案内部。
【技術分野】
【0001】
本発明はゲーム装置、ゲーム装置の制御方法及びプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
プレイヤが操作を行うべき操作タイミングをプレイヤに案内するための案内画像をゲーム画面に表示するゲーム装置が知られている。例えば、プレイヤがステップ動作(踏み操作)を行うべき操作タイミングをプレイヤに案内するための案内画像をゲーム画面に表示するゲーム装置が知られている。
【特許文献1】特開2001−246154号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
上記のようなゲーム装置では複数の案内画像を異なる位置に表示する場合がある。例えば、プレイヤの押圧操作を受け付けるマットやタッチパネルを備えたゲーム装置では、操作タイミングにプレイヤが押圧すべきマット又はタッチパネル上の位置を案内する役割も案内画像が果たすようにするべく、プレイヤが押圧すべき位置に対応するゲーム画面内の位置に案内画像を表示する場合がある。
【0004】
このような場合、複数の案内画像が異なる位置に表示され、一つの決まった位置に表示されないため、次の操作タイミングを案内する案内画像がどこに表示されるのかをプレイヤが把握し難くなってしまう場合がある。また、同時期に複数の案内画像がゲーム画面に表示される場合には、次の操作タイミングを案内する案内画像がどの案内画像であるかをプレイヤが把握し難くなってしまう場合がある。
【0005】
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、例えば、次の操作タイミングを案内する案内画像をプレイヤが比較的容易に把握できるように図ることが可能になるゲーム装置、ゲーム装置の制御方法及びプログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明に係るゲーム装置は、第1の操作タイミングをプレイヤに案内するための第1の画像と、前記第1の操作タイミングよりも後の第2の操作タイミングを前記プレイヤに案内するための第2の画像と、をゲーム画面内の異なる位置に表示する第1表示制御手段と、前記第1の画像の表示位置と、前記第2の画像の表示位置と、の位置関係を前記プレイヤに案内するための第3の画像を前記ゲーム画面内に表示する第2表示制御手段と、を含むことを特徴とする。
【0007】
また、本発明に係るゲーム装置の制御方法は、第1の操作タイミングをプレイヤに案内するための第1の画像と、前記第1の操作タイミングよりも後の第2の操作タイミングを前記プレイヤに案内するための第2の画像と、をゲーム画面内の異なる位置に表示する第1表示制御ステップと、前記第1の画像の表示位置と、前記第2の画像の表示位置と、の位置関係を前記プレイヤに案内するための第3の画像を前記ゲーム画面内に表示する第2表示制御ステップと、を含むことを特徴とする。
【0008】
また、本発明に係るプログラムは、第1の操作タイミングをプレイヤに案内するための第1の画像と、前記第1の操作タイミングよりも後の第2の操作タイミングを前記プレイヤに案内するための第2の画像と、をゲーム画面内の異なる位置に表示する第1表示制御手段、及び、前記第1の画像の表示位置と、前記第2の画像の表示位置と、の位置関係を前記プレイヤに案内するための第3の画像を前記ゲーム画面内に表示する第2表示制御手段、として、家庭用ゲーム機(据置型ゲーム機)、携帯ゲーム機、業務用ゲーム機、携帯電話機、携帯情報端末(PDA)やパーソナルコンピュータなどのコンピュータを機能させるためのプログラムである。
【0009】
また、本発明に係る情報記憶媒体は、上記プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な情報記憶媒体である。
【0010】
本発明によれば、例えば、次の操作タイミングを案内する画像をプレイヤが比較的容易に把握できるように図ることが可能になる。
【0011】
また本発明の一態様では、前記第2表示制御手段は、前記第1の画像の表示位置に対応する第1の位置から、前記第2の画像の表示位置に対応する第2の位置に向けて移動する画像を前記第3の画像として前記ゲーム画面内に表示するようにしてもよい。
【0012】
また本発明の一態様では、前記第1の操作タイミングにおいて前記プレイヤに要求される操作は、右足又は左足のうちの一方である第1の足に関する操作であってもよい。前記第2の操作タイミングにおいて前記プレイヤに要求される操作は、右足又は左足のうちの他方である第2の足に関する操作であってもよい。前記第1の画像は、前記第1の足を表す画像を含むようにしてもよい。前記第2表示制御手段は、前記第1の足を表す画像が反転されてなる画像を前記第1の位置から前記第2の位置に向けて移動させるようにしてもよい。
【0013】
また本発明の一態様では、前記第1の操作タイミングにおいて前記プレイヤに要求される操作は、右手又は左手のうちの一方である第1の手に関する操作であってもよい。前記第2の操作タイミングにおいて前記プレイヤに要求される操作は、右手又は左手のうちの他方である第2の手に関する操作であってもよい。前記第1の画像は、前記第1の手を表す画像を含むようにしてもよい。前記第2表示制御手段は、前記第1の手を表す画像が反転されてなる画像を前記第1の位置から前記第2の位置に向けて移動させるようにしてもよい。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下、本発明の実施形態の一例について図面に基づき詳細に説明する。本発明の実施形態に係るゲーム装置は、例えば家庭用ゲーム機(据置型ゲーム機)、携帯ゲーム機、携帯電話機、携帯情報端末(PDA)又はパーソナルコンピュータ等によって実現される。ここでは、本発明の実施形態に係るゲーム装置を家庭用ゲーム機によって実現する場合について説明する。
【0015】
[1.構成]
図1は本実施形態に係るゲーム装置の構成を示す。図1に示すように、本実施形態に係るゲーム装置10は家庭用ゲーム機11、モニタ30、スピーカ31、光ディスク32、及びメモリカード33を含む。モニタ30及びスピーカ31は家庭用ゲーム機11に接続される。光ディスク32及びメモリカード33は情報記憶媒体であり、家庭用ゲーム機11に装着される。例えば、家庭用テレビ受像機がモニタ30として用いられ、家庭用テレビ受像機に内蔵されたスピーカがスピーカ31として用いられる。
【0016】
家庭用ゲーム機11は公知のコンピュータゲームシステムであり、バス12、マイクロプロセッサ13、主記憶14、画像処理部15、音声処理部16、光ディスクドライブ17、メモリカードスロット18、通信インタフェース(I/F)19、コントローラインタフェース(I/F)20、及びマット21を含む。マット21以外の構成要素は家庭用ゲーム機11の筐体内に収容される。
【0017】
バス12はアドレス及びデータを家庭用ゲーム機11の各部でやり取りするためのものである。マイクロプロセッサ13、主記憶14、画像処理部15、音声処理部16、光ディスクドライブ17、メモリカードスロット18、通信インタフェース19、及びコントローラインタフェース20は、バス12によって相互データ通信可能に接続される。
【0018】
マイクロプロセッサ13は、図示しないROMに格納されるオペレーティングシステムや、光ディスク32又はメモリカード33から読み出されるプログラムに基づいて、各種情報処理を実行する。主記憶14は例えばRAMを含み、光ディスク32又はメモリカード33から読み出されたプログラム及びデータが必要に応じて書き込まれる。主記憶14はマイクロプロセッサ13の作業用としても用いられる。
【0019】
画像処理部15はVRAMを含み、マイクロプロセッサ13から送られる画像データに基づいてVRAM上にゲーム画面を描画する。そして画像処理部15は、そのゲーム画面をビデオ信号に変換して所定のタイミングでモニタ30に出力する。音声処理部16はサウンドバッファを含み、光ディスク32からサウンドバッファに読み出された各種音声データ(ゲーム音楽、ゲーム効果音、メッセージ等)をスピーカ31から出力する。
【0020】
光ディスクドライブ17は、光ディスク32に記録されたプログラムやデータを読み取る。ここでは、プログラムやデータを家庭用ゲーム機11に供給するために光ディスク32を用いることとするが、例えばメモリカード33などの他の情報記憶媒体を用いるようにしてもよい。また、インターネットなどのデータ通信網を介してプログラムやデータを家庭用ゲーム機11に供給するようにしてもよい。
【0021】
メモリカードスロット18はメモリカード33を装着するためのインタフェースである。メモリカード33は不揮発性メモリ(例えばEEPROMなど)を含み、例えばセーブデータなどの各種ゲームデータを記憶する。通信インタフェース19は、インターネットなどのデータ通信網に通信接続するためのインタフェースである。
【0022】
コントローラインタフェース20はマット21を無線接続するためのインタフェースである。コントローラインタフェース20としては、例えばBluetooth(登録商標)インタフェース規格に則ったインタフェースを利用できる。なお、コントローラインタフェース20はマット21を有線接続するためのインタフェースとしてもよい。
【0023】
マット21はマット型のコントローラであり、プレイヤの押圧操作(踏み操作)を受け付ける。図2はマット21について説明するための図であり、プレイヤがゲームをプレイする状況を示す。図2に示すように、マット21の表面22は略矩形形状を有する。マット21はモニタ30の前方の床に配置される。プレイヤはマット21の上に立って、ゲームをプレイする。マット21の内部には、行列状に配置された複数の感圧センサが内蔵される。各感圧センサは、例えばプレイヤに踏まれることによって生じる圧力を検出し、その検出結果を示す数値(例えば256段階の数値)を出力する。各感圧センサが出力した数値はコントローラインタフェース20を介してマイクロプロセッサ13に供給される。マイクロプロセッサ13は、複数の感圧センサの検出結果に基づいて、プレイヤによって踏まれている位置を算出する。
【0024】
[2.ゲーム]
ゲーム装置10では、例えば、ゲーム画面に表示される指示に従って、プレイヤがマット21上で踏み操作を行うゲームが実行される。
【0025】
図3及び図4はゲーム画面を説明するための図である。図3は、ゲーム開始当初のゲーム画面の一例を示す。図3に示すように、ゲーム画面40にはマット画像41が表示される。マット画像41はマット21の表面22を表す画像である。ゲームが開始され、プレイヤが右足又は左足で踏み操作を行うべきタイミング(操作タイミング)が近づくと、プレイヤに操作タイミングを案内するための画像が表示される。図4は、その場合のゲーム画面40の一例を示す。図4に示すゲーム画面40には、右足画像42Ra,42Rb,42Rcと、左足画像42La,42Lbと、が表示されている。右足画像42Ra,42Rb,42Rcは右足の踏み操作に対応する画像であり、プレイヤが右足の踏み操作を行うべき操作タイミングと、該操作タイミングでプレイヤが右足で踏むべきマット21上の位置と、をプレイヤに案内する役割を果たしている。同様に、左足画像42La,42Lbは左足の踏み操作に対応する画像であり、プレイヤが左足の踏み操作を行うべき操作タイミングと、該操作タイミングでプレイヤが左足で踏むべきマット21上の位置と、をプレイヤに案内する役割を果たしている。
【0026】
図5は右足画像42R(42Ra,42Rb,42Rc)について詳しく説明するための図である。図5に示すように、右足画像42Rは右足本体画像43R、基準画像44、及びタイミング案内画像45を含む。
【0027】
右足本体画像43Rは右足の足型を表す画像である。右足本体画像43Rは、プレイヤが右足で踏むべきマット21上の位置に対応するゲーム画面40内の位置に表示され、プレイヤが右足で踏むべきマット21上の位置を案内する役割を果たす。プレイヤは右足本体画像43Rを頼りに、右足で踏むべきマット21上の位置を知ることができるようになっている。
【0028】
基準画像44は一定の大きさを有する略矩形の画像である。タイミング案内画像45は基準画像44と相似の関係にあり、互いの中心点が一致するようにして基準画像44及びタイミング案内画像45は表示される。タイミング案内画像45の初期サイズは基準画像44よりも大きい。操作タイミングが近づくと、図5において矢印の方向にタイミング案内画像45は徐々に縮小していき、操作タイミングにおいて、タイミング案内画像45のサイズが基準画像44のサイズと等しくなり、タイミング案内画像45は基準画像44と一致する。このように、基準画像44及びタイミング案内画像45は、プレイヤに操作タイミングを案内する役割を果たしており、プレイヤは基準画像44及びタイミング案内画像45を頼りに、右足で踏み操作を行うべきタイミングを把握できるようになっている。なお、本実施形態では、基準画像44及びタイミング案内画像45の形状が矩形になっているが、基準画像44及びタイミング案内画像45の形状は矩形以外の形状(例えば楕円形)であってもよい。
【0029】
図6は左足画像42L(42La,42Lb)について詳しく説明するための図である。図6に示すように、左足画像42Lは左足本体画像43L、基準画像44、及びタイミング案内画像45を含む。基準画像44とタイミング案内画像45とは、右足画像42Rに含まれる基準画像44とタイミング案内画像45と同様である。
【0030】
左足本体画像43Lは左足の足型を表す画像である。左足本体画像43Lは、プレイヤが左足で踏むべきマット21上の位置に対応するゲーム画面40内の位置に表示され、プレイヤが左足で踏むべきマット21上の位置を案内する役割を果たす。プレイヤは左足本体画像43Lを頼りに、左足で踏むべきマット21上の位置を知ることができるようになっている。
【0031】
なお、右足画像42Rと左足画像42Lとは色が異なっており、この色の違いにより、プレイヤは、右足画像42Rと左足画像42Lとを一見して区別できるようになっている。
【0032】
ゲーム装置10では、右足画像42R、左足画像42Lはプレイヤが踏むべき位置に対応する表示位置に表示され、プレイヤが右足又は左足で踏むべき位置を案内する役割を果たす。このため、右足画像42R、左足画像42Lの表示位置は個々に異なる。その結果、プレイヤが、次回の右足の操作タイミングを案内する右足画像42Rがどの位置に表示されるかや、次回の左足の操作タイミングを案内する左足画像42Lがどの位置に表示されるかを把握し難くなってしまう場合がある。
【0033】
また、ゲーム装置10では、操作タイミングが短い間隔で連続して到来する場合、図4に示すように、複数の右足画像42Rが同時期にゲーム画面40に表示される場合があるため、プレイヤが、次回の右足の操作タイミングを案内する右足画像42Rがどれであるかを把握し難くなってしまう場合がある。同様に、ゲーム装置10では、複数の左足画像42Lが同時期にゲーム画面40に表示される場合があるため、プレイヤが、次回の左足の操作タイミングを案内する左足画像42Lがどれであるのかを把握し難くなってしまう場合がある。
【0034】
以下、プレイヤが、次の操作タイミングを案内する右足画像42R又は左足画像42Lを比較的容易に把握できるように図るための技術について説明する。なお、以下では、操作タイミングは下記の順序で到来することとして説明する。下記の順序では右足の操作タイミングと左足の操作タイミングとが交互に到来するようになっている。
(1)右足画像42Ra
(2)左足画像42La
(3)右足画像42Rb
(4)左足画像42Lb
(5)右足画像42Rc
【0035】
図7は、右足画像42Raが案内する右足の操作タイミングが過ぎた後のゲーム画面40の一例を示す。図7に示すように、上記の操作タイミングが過ぎた後、右足画像42Raは消える。右足画像42Raが消えると、右足推移案内画像46Rが表示され、右足画像42Raの表示位置から、次の右足の操作タイミングを案内する右足画像42Rbの表示位置に向かって移動する。右足推移案内画像46Rは右足本体画像43Rと同様に右足の足型を表す画像であり、右足画像42Raと、次の右足の操作タイミングを案内する右足画像42Rbと、の位置関係を案内する役割を果たす。右足画像42Raが案内する右足の操作タイミングでは、通常、プレイヤは右足の踏み操作を行うために右足画像42Raに注目している。この点、ゲーム装置10では、右足画像42Raが案内する右足の操作タイミングが過ぎると、その時点でプレイヤが注目していたはずの右足画像42Raの表示位置から、次の右足の操作タイミングを案内する右足画像42Rbに向かって、右足推移案内画像46Rが移動する。その結果、プレイヤは、次の右足の操作タイミングを案内する右足画像42Rbを把握し易くなる。
【0036】
図8は、左足画像42Laが案内する左足の操作タイミングが過ぎた後のゲーム画面40の一例を示す。図8に示すように、上記の操作タイミングが過ぎた後、左足画像42Laは消える。左足画像42Laが消えると、左足推移案内画像46Lが表示され、左足画像42Laの表示位置から、次の左足の操作タイミングを案内する左足画像42Lbの表示位置に向かって移動する。左足推移案内画像46Lは左足本体画像43Lと同様に左足の足型を表す画像であり、左足画像42Laと、次の左足の操作タイミングを案内する左足画像42Lbと、の位置関係を案内する役割を果たす。左足画像42Laが案内する左足の操作タイミングでは、通常、プレイヤは左足の踏み操作を行うために左足画像42Laに注目している。この点、ゲーム装置10では、左足画像42Laが案内する左足の操作タイミングが過ぎると、その時点でプレイヤが注目していたはずの左足画像42Laの表示位置から、次の左足の操作タイミングを案内する左足画像42Lbに向かって、左足推移案内画像46Lが移動する。その結果、プレイヤは、次の左足の操作タイミングを案内する左足画像42Lbを把握し易くなる。
【0037】
[3.機能ブロック]
図9は、ゲーム装置10で実現される機能のうち、本発明に関連するものを主として示す機能ブロック図である。図9に示すように、ゲーム装置10はゲーム情報記憶部50、操作案内部51(第1表示制御手段)、及び推移案内部52(第2表示制御手段)を含む。ゲーム情報記憶部50は例えば主記憶14及び光ディスク32によって実現され、操作案内部51及び推移案内部52は例えばマイクロプロセッサ13を主として実現される。操作案内部51及び推移案内部52は、マイクロプロセッサ13が光ディスク32に記憶されるプログラムを実行することによって実現される。
【0038】
ゲーム情報記憶部50はゲームを実行するために必要な情報を記憶する。例えば、ゲーム情報記憶部50は基準操作情報と表示制御情報とを記憶する。
【0039】
基準操作情報は、プレイヤが操作を行うべき操作タイミングを示す情報と、操作タイミングにおいてプレイヤが行うべき操作内容を示す情報と、を含む。例えば、操作タイミングはゲームが開始されてからの経過時間によって表される。また、プレイヤがゲーム音楽に合わせてゲーム操作を行うようなゲームでは、ゲーム音楽の小節が所定拍数(4拍又は8拍)に分解され、操作タイミングが小節及び拍によって表される。なお、プレイヤがゲーム音楽に合わせてゲーム操作を行うようなゲームでは、再生済みのゲーム音楽データのデータ量によって操作タイミングが表されるようにしてもよい。また、プレイヤが行うべき操作内容とは、例えばプレイヤが押圧すべき位置である。
【0040】
図10は、ゲーム情報記憶部50に記憶される基準操作情報の一例を示す。図10に示す基準操作情報は、複数の操作タイミング(T1,T2,T3,T4,T5,・・・)の各々においてプレイヤがどちらの足でマット21上のどの位置を押圧すべきかを定めている。図10に示す基準操作情報では、「足」及び「押圧位置」の組合せがプレイヤが行うべき操作内容を示す情報に相当する。
【0041】
表示制御情報は、右足画像42R及び左足画像42Lをゲーム画面40に表示するための情報である。表示制御情報は例えば下記のような情報を含む。
(1)各右足画像42R及び各左足画像42Lの表示位置
(2)各右足画像42R及び各左足画像42Lの表示を開始するタイミング
(3)各タイミング案内画像45の縮小を開始するタイミング
【0042】
なお、右足画像42R及び左足画像42Lの表示位置は、プレイヤが踏むべきマット21上の位置に基づいて設定される。また、右足画像42R及び左足画像42Lの表示を開始するタイミング、及びタイミング案内画像45の縮小を開始するタイミングは、プレイヤが右足又は左足で踏み操作を行うべきタイミング(操作タイミング)に基づいて設定される。例えば、右足画像42R及び左足画像42Lの表示を開始するタイミング、及びタイミング案内画像45の縮小を開始するタイミングは、操作タイミングよりも少し前のタイミングに設定される。また、右足画像42R及び左足画像42Lの表示を開始するタイミングは、タイミング案内画像45の縮小を開始するタイミングよりも少し前のタイミングに設定される。
【0043】
さらに、ゲーム情報記憶部50は、右足推移案内画像46R及び左足推移案内画像46Lの現在位置を示す情報も記憶する。
【0044】
操作案内部51は右足画像42R及び左足画像42Lをゲーム画面40に表示する。推移案内部52は、第1の操作タイミングをプレイヤに案内するための第1の画像の表示位置と、第1の操作タイミングよりも後の第2の操作タイミングをプレイヤに案内するための第2の画像の表示位置と、の位置関係をプレイヤに案内するための画像をゲーム画面40に表示する。
【0045】
例えば図4に示す状態で、右足画像42Ra(第1の画像)が案内する操作タイミング(第1の操作タイミング)が過ぎた後、推移案内部52は、右足画像42Raの表示位置から、次回の右足の操作タイミング(第2の操作タイミング)を案内する右足画像42Rb(第2の画像)の表示位置に向けて移動する右足推移案内画像46R(第3の画像)をゲーム画面40に表示する(図7参照)。
【0046】
また、左足画像42La(第1の画像)が案内する操作タイミング(第1の操作タイミング)が過ぎた後、推移案内部52は、左足画像42Laの表示位置から、次回の左足の操作タイミング(第2の操作タイミング)を案内する左足画像42Lb(第2の画像)の表示位置に向けて移動する左足推移案内画像46L(第3の画像)をゲーム画面40に表示する(図8参照)。
【0047】
[4.処理]
ここで、ゲーム装置10が実行する処理について説明する。図11及び図12はゲーム中にゲーム装置10が所定時間(例えば1/60秒)ごとに実行する処理を示すフロー図である。マイクロプロセッサ13は光ディスク32から読み出されるプログラムに従って、図11及び図12に示す処理を実行する。図11及び図12に示す処理をマイクロプロセッサ13が実行することによって、操作案内部51と推移案内部52とが実現される。
【0048】
図11に示すように、まず、マイクロプロセッサ13(操作案内部51)は、いずれかの右足画像42R又は左足画像42Lの表示を開始すべきタイミングが到来したか否かを判定する(S101)。この判定は表示制御情報に基づいて実行される。そして、いずれかの右足画像42R又は左足画像42Lの表示を開始すべきタイミングが到来した場合、マイクロプロセッサ13(操作案内部51)は、その右足画像42R又は左足画像42Lの表示を開始する(S102)。
【0049】
また、マイクロプロセッサ13(操作案内部51)は、ゲーム画面40に表示されている右足画像42R又は左足画像42Lのうちの、いずれかのタイミング案内画像45の縮小を開始すべきタイミングが到来したか否かを判定する(S103)。この判定は表示制御情報に基づいて実行される。そして、いずれかのタイミング案内画像45の縮小を開始すべきタイミングが到来した場合、マイクロプロセッサ13(操作案内部51)は、そのタイミング案内画像45の縮小を開始する(S104)。
【0050】
また、マイクロプロセッサ13は、現在が、いずれかの右足画像42R又は左足画像42L(以下では「足画像X」と記載する。)に対応する操作受付期間(以下では「操作受付期間X」と記載する。)内であるか否かを判定する(S105)。図13は、操作受付期間Xについて説明するための図である。なお、図13において軸(t)は時間軸を示す。図13に示すように、操作受付期間Xは、例えば、足画像Xが案内する操作タイミングXを中心とする一定期間であり、操作タイミングXの所定時間(ΔT)前から操作タイミングXの所定時間(ΔT)後までの期間である。S105における判定は基準操作情報に基づいて実行される。
【0051】
現在が足画像Xに対応する操作受付期間X内である場合、マイクロプロセッサ13は操作済みフラグが0であるか否かを判定する(S106)。操作済みフラグは、現在の操作受付期間X内において踏み操作が実行済みであるか否かを示す情報である。操作済みフラグは0又は1の値をとる。値「0」は、現在の操作受付期間X内において踏み操作が実行済みでないことを示し、値「1」は、現在の操作受付期間X内において踏み操作が実行済みであることを示す。
【0052】
操作済みフラグが0である場合、マイクロプロセッサ13は、足画像Xが案内する位置(以下「基準位置X」と記載する。)をプレイヤが踏んだか否かを判定する(S107)。例えば、まず、マット21から供給される情報に基づいて、プレイヤが踏んでいる位置が取得される。また、プレイヤが踏んでいる位置が、基準位置Xからの距離が所定距離未満である領域内に含まれるか否かが判定される。プレイヤが踏んでいる位置が上記領域内に含まれる場合、プレイヤが基準位置Xを踏んだと判定される。
【0053】
プレイヤが基準位置Xを踏んだと判定された場合、マイクロプロセッサ13は、足画像Xが案内する操作タイミングXと、実際にプレイヤが基準位置Xを踏んだタイミングと、の差を取得し、その差に対応するメッセージをゲーム画面40に表示する(S108)。例えば図13に示すように、上記の差が比較的小さい場合には、例えば「GOOD」等の肯定的なメッセージが表示され、上記の差が比較的大きい場合には、例えば「BAD」等の否定的なメッセージが表示される。また、マイクロプロセッサ13は操作済みフラグを1に更新する(S109)。
【0054】
また、マイクロプロセッサ13は、操作受付期間Xの終了タイミングが到来したか否かを判定する(S110)。この判定は基準操作情報に基づいて実行される。操作受付期間Xの終了タイミングが到来した場合、マイクロプロセッサ13は操作済みフラグが1であるか否かを判定する(S111)。操作済みフラグが1である場合、マイクロプロセッサ13は操作済みフラグを0に更新する(S112)。一方、操作済みフラグが1でない場合(すなわち、操作済みフラグが0である場合)とは、操作受付期間Xにおいてプレイヤが基準位置Xを踏まなかった場合である。この場合、マイクロプロセッサ13は、例えば「BAD」等の否定的なメッセージを表示するようにしてもよい。
【0055】
その後、マイクロプロセッサ13は足画像Xが右足画像42Rであるか否かを判定する(S113)。足画像Xが右足画像42Rである場合、マイクロプロセッサ13(推移案内部52)は、右足推移案内画像46Rの表示・移動を開始する(S114)。例えば、右足推移案内画像46Rが足画像Xの右足本体画像43Rの表示位置に表示される。そして、足画像Xの次の右足画像42Rの表示位置に向けての移動を右足推移案内画像46Rに開始させる。なお、足画像Xの次の右足画像42Rとは、足画像Xが案内する右足の操作タイミングの次に到来する右足の操作タイミングを案内する右足画像42Rである。
【0056】
一方、足画像Xが右足画像42Rでない場合、すなわち、足画像Xが左足画像42Lである場合、マイクロプロセッサ13(推移案内部52)は、左足推移案内画像46Lの表示・移動を開始する(S115)。例えば、左足推移案内画像46Lが足画像Xの左足本体画像43Lの表示位置に表示される。そして、足画像Xの次の左足画像42Lの表示位置に向けての移動を左足推移案内画像46Lに開始させる。なお、足画像Xの次の左足画像42Lとは、足画像Xが案内する左足の操作タイミングの次に到来する左足の操作タイミングを案内する左足画像42Lである。
【0057】
S114又はS115の処理が実行された後、マイクロプロセッサ13は足画像Xをゲーム画面40から消去する(S116)。
【0058】
[5.まとめ]
以上に説明したゲーム装置10は、右足推移案内画像46Rが表示されることによって、プレイヤは、右足で踏み操作を行うべき次回の操作タイミングに対応する右足画像42Rがどれであるかを比較的容易に把握できるようになる。例えば図4に示す状態で、右足画像42Raに対応する操作タイミングが過ぎた後、右足画像42Raから右足画像42Rbに向けて移動する右足推移案内画像46Rが表示される(図7参照)。このため、プレイヤは、右足で踏み操作を行うべき次回の操作タイミングに対応する右足画像42Rが右足画像42Rcではなく、右足画像42Rbであることを比較的容易に把握できるようになる。
【0059】
また、ゲーム装置10では、左足推移案内画像46Lが表示されることによって、プレイヤは、左足で踏み操作を行うべき次回の操作タイミングに対応する左足画像42Lがどれであるかを比較的容易に把握できるようになる。例えば、左足画像42Laに対応する操作タイミングが過ぎた後、左足画像42Laから左足画像42Lbに向けて移動する左足推移案内画像46Lが表示される(図8参照)。このため、プレイヤは、左足で踏み操作を行うべき次回の操作タイミングに対応する左足画像42Lが左足画像42Lbであることを比較的容易に把握できるようになる。
【0060】
[6.変形例]
なお、本発明は以上に説明した実施形態に限定されるものではない。
【0061】
[6−1.第1変形例]
右足推移案内画像46Rは、次に操作すべき右足画像42Rの右足本体画像43Rに向かって移動し、次に操作すべき右足画像42Rに対応する操作タイミングにおいて、右足推移案内画像46Rが、該右足画像42Rの右足本体画像43Rに到達し、右足本体画像43Rに重なるようにしてもよい。この場合、プレイヤは右足本体画像43R及び右足推移案内画像46Rを頼りに、右足で踏み操作を行うべきタイミングを把握できるようになる。すなわち、この場合、右足本体画像43R及び右足推移案内画像46Rが右足の踏み操作を行うべきタイミングをプレイヤに案内する役割を果たすようになる。
【0062】
同様に、左足推移案内画像46Lは、次に操作すべき左足画像42Lの左足本体画像43Lに向かって移動し、次に操作すべき左足画像42Lに対応する操作タイミングにおいて、左足推移案内画像46Lが、該左足画像42Lの左足本体画像43Lに到達し、左足本体画像43Lに重なるようにしてもよい。この場合、プレイヤは左足本体画像43L及び左足推移案内画像46Lを頼りに、左足で踏み操作を行うべきタイミングを把握できるようになる。すなわち、この場合、左足本体画像43L及び左足推移案内画像46Lが左足で踏み操作を行うべきタイミングをプレイヤに案内する役割を果たすようになる。
【0063】
なお、第1変形例では基準画像44及びタイミング案内画像45を省略してもよい。
【0064】
[6−2.第2変形例]
例えば図4に示す状態で、右足画像42Raに対応する操作タイミングが過ぎた後、推移案内部52は、右足画像42Raの右足本体画像43Rの表示位置から、次回の操作タイミングに対応する左足画像42Laの左足本体画像43Lの表示位置に向けて、左足推移案内画像46Lを移動させるようにしてもよい。図14は、この場合のゲーム画面40の一例を示す。図14に示すゲーム画面40では、左足推移案内画像46Lが左足画像42Laの左足本体画像43Lの表示位置に向けて移動している。
【0065】
また、左足画像42Laに対応する操作タイミングが過ぎた後、推移案内部52は、左足画像42Laの左足本体画像43Lの表示位置から、次回の操作タイミングに対応する右足画像42Rbの右足本体画像43Rの表示位置に向けて、右足推移案内画像46Rを移動させるようにしてもよい。図15は、この場合のゲーム画面40の一例を示す。図15に示すゲーム画面40では、右足推移案内画像46Rが右足画像42Rbの右足本体画像43Rの表示位置に向けて移動している。
【0066】
第2変形例では、図12のS114〜S116の処理の代わりに、図16に示す処理(S201及びS202)が実行される。図14に示す処理では、まず、マイクロプロセッサ13(推移案内部52)は、足画像Xに含まれる右足本体画像43R又は左足本体画像43Lを左右反転してなる反転画像を、該右足本体画像43R又は該左足本体画像43Lの表示位置に基づく位置に表示する(S201)。例えば、反転画像は右足本体画像43R又は左足本体画像43Lに重ねて表示される。なお、足画像Xが右足画像42Rである場合、反転画像は左足推移案内画像46L(図14参照)に相当する。一方、足画像Xが左足画像42Lである場合、反転画像は右足推移案内画像46R(図15参照)に相当する。
【0067】
その後、マイクロプロセッサ13(推移案内部52)は、足画像Xの次の右足画像42R又は左足画像42Lに向けての移動を反転画像に開始させる(S202)。なお、足画像Xの次の右足画像42R又は左足画像42Lとは、足画像Xが案内する操作タイミングの次に到来する操作タイミングを案内する右足画像42R又は左足画像42Lである。
【0068】
第2変形例によれば、プレイヤは、次回の操作タイミングを案内する右足画像42R又は左足画像42Lがどれであるかを比較的容易に把握できるようになる。また、第2変形例では、右足の操作タイミングの次に左足の操作タイミングが到来する場合、右足本体画像43Rを左右反転してなる反転画像が表示され、次の左足の操作タイミングに対応する左足画像42Lに向かって移動する。また、左足の操作タイミングの次に右足の操作タイミングが到来する場合、左足本体画像43Lを左右反転してなる反転画像が表示され、次の右足の操作タイミングに対応する右足画像42Rに向かって移動する。このように、第2変形例では、一方の足の操作タイミングの次に他方の足の操作タイミングが到来する場合、右足本体画像43R又は左足本体画像43Lが反転されてなる画像が表示されるため、プレイヤは、次の操作タイミングでは別の足で操作しなければならないことを比較的容易に把握できるようになっている。
【0069】
なお、第2変形例に第1変形例を組み合わせるようにしてもよい。すなわち、反転画像は、足画像Xの次の右足画像42R又は左足画像42Lに向かって移動し、次の右足画像42R又は左足画像42Lに対応する操作タイミングにおいて、反転画像が、該右足画像42R又は左足画像42L内の右足本体画像43R又は左足本体画像43Lに到達し、右足本体画像43R又は左足本体画像43Lに重なるようにしてもよい。この場合、プレイヤは、右足本体画像43R又は左足本体画像43Lと、反転画像とを頼りに、右足又は左足で踏み操作を行うべきタイミングを把握できるようになる。なお、この場合、基準画像44及びタイミング案内画像45を省略してもよい。
【0070】
[6−3.第3変形例]
プレイヤが右足又は左足の代わりに右手又は左手でマット21を押圧するようなゲームをゲーム装置10は実行するようにしてもよい。この場合、右足本体画像43Rの代わりに、右手を表す画像を表示するようにすればよい。また、右足推移案内画像46Rとして右手を表す画像を表示するようにすればよい。同様に、左足本体画像43Lの代わりに、左手を表す画像を表示するようにすればよい。また、左足推移案内画像46Lとして左手を表す画像を表示するようにすればよい。なお、第2変形例と第3変形例とを組み合わせるようにしてもよい。
【0071】
[6−4.その他の変形例]
例えば、タイミング案内画像45の初期サイズを基準画像44よりも小さくするようにしてもよい。そして、タイミング案内画像45を徐々に拡大し、操作タイミングにおいて、タイミング案内画像45のサイズが基準画像44と同じになり、タイミング案内画像45が基準画像44と一致するようにしてもよい。このようにして、プレイヤに操作タイミングを案内するようにしてもよい。
【0072】
また例えば、比較的多数の感圧センサが行列状に内蔵されたマット21の代わりに、比較的少数(例えば4つ)の感圧センサが互いに離れた位置(例えば上側、下側、左側、及び右側の4カ所)に内蔵されたようなマットを用いるようにしてもよい。
【0073】
また例えば、ゲーム装置10はマット21の代わりにタッチパネルを備え、例えば手等による押圧操作を受け付けるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0074】
【図1】本実施形態に係るゲーム装置のハードウェア構成を示す図である。
【図2】プレイヤのプレイ状況を示す図である。
【図3】ゲーム画面について説明するための図である。
【図4】ゲーム画面について説明するための図である。
【図5】右足画像について説明するための図である。
【図6】左足画像について説明するための図である。
【図7】ゲーム画面の一例を示す図である。
【図8】ゲーム画面の一例を示す図である。
【図9】本実施形態に係るゲーム装置の機能ブロック図である。
【図10】基準操作情報の一例を示す図である。
【図11】ゲーム装置が実行する処理の一例を示すフロー図である。
【図12】ゲーム装置が実行する処理の一例を示すフロー図である。
【図13】操作受付期間について説明するための図である。
【図14】ゲーム画面の一例を示す図である。
【図15】ゲーム画面の一例を示す図である。
【図16】ゲーム装置が実行する処理の他の一例を示すフロー図である。
【符号の説明】
【0075】
10 ゲーム装置、11 家庭用ゲーム機、12 バス、13 マイクロプロセッサ、14 主記憶、15 画像処理部、16 音声処理部、17 光ディスクドライブ、18 メモリカードスロット、19 通信インタフェース、20 コントローラインタフェース、21 マット、22 表面、30 モニタ、31 スピーカ、32 光ディスク、33 メモリカード、40 ゲーム画面、41 マット画像、42R,42Ra,42Rb,42Rc 右足画像、42L,42La,42Lb 左足画像、43R 右足本体画像、43L 左足本体画像、44 基準画像、45 タイミング案内画像、46R 右足推移案内画像、46L 左足推移案内画像、50 ゲーム情報記憶部、51 操作案内部、52 推移案内部。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1の操作タイミングをプレイヤに案内するための第1の画像と、前記第1の操作タイミングよりも後の第2の操作タイミングを前記プレイヤに案内するための第2の画像と、をゲーム画面内の異なる位置に表示する第1表示制御手段と、
前記第1の画像の表示位置と、前記第2の画像の表示位置と、の位置関係を前記プレイヤに案内するための第3の画像を前記ゲーム画面内に表示する第2表示制御手段と、
を含むことを特徴とするゲーム装置。
【請求項2】
請求項1に記載のゲーム装置において、
前記第2表示制御手段は、前記第1の画像の表示位置に対応する第1の位置から、前記第2の画像の表示位置に対応する第2の位置に向けて移動する画像を前記第3の画像として前記ゲーム画面内に表示することを特徴とするゲーム装置。
【請求項3】
請求項2に記載のゲーム装置において、
前記第1の操作タイミングにおいて前記プレイヤに要求される操作は、右足又は左足のうちの一方である第1の足に関する操作であり、
前記第2の操作タイミングにおいて前記プレイヤに要求される操作は、右足又は左足のうちの他方である第2の足に関する操作であり、
前記第1の画像は、前記第1の足を表す画像を含み、
前記第2表示制御手段は、前記第1の足を表す画像が反転されてなる画像を前記第1の位置から前記第2の位置に向けて移動させる、
ことを特徴とするゲーム装置。
【請求項4】
請求項2に記載のゲーム装置において、
前記第1の操作タイミングにおいて前記プレイヤに要求される操作は、右手又は左手のうちの一方である第1の手に関する操作であり、
前記第2の操作タイミングにおいて前記プレイヤに要求される操作は、右手又は左手のうちの他方である第2の手に関する操作であり、
前記第1の画像は、前記第1の手を表す画像を含み、
前記第2表示制御手段は、前記第1の手を表す画像が反転されてなる画像を前記第1の位置から前記第2の位置に向けて移動させる、
ことを特徴とするゲーム装置。
【請求項5】
第1の操作タイミングをプレイヤに案内するための第1の画像と、前記第1の操作タイミングよりも後の第2の操作タイミングを前記プレイヤに案内するための第2の画像と、をゲーム画面内の異なる位置に表示する第1表示制御ステップと、
前記第1の画像の表示位置と、前記第2の画像の表示位置と、の位置関係を前記プレイヤに案内するための第3の画像を前記ゲーム画面内に表示する第2表示制御ステップと、
を含むことを特徴とするゲーム装置の制御方法。
【請求項6】
第1の操作タイミングをプレイヤに案内するための第1の画像と、前記第1の操作タイミングよりも後の第2の操作タイミングを前記プレイヤに案内するための第2の画像と、をゲーム画面内の異なる位置に表示する第1表示制御手段、及び、
前記第1の画像の表示位置と、前記第2の画像の表示位置と、の位置関係を前記プレイヤに案内するための第3の画像を前記ゲーム画面内に表示する第2表示制御手段、
としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
【請求項1】
第1の操作タイミングをプレイヤに案内するための第1の画像と、前記第1の操作タイミングよりも後の第2の操作タイミングを前記プレイヤに案内するための第2の画像と、をゲーム画面内の異なる位置に表示する第1表示制御手段と、
前記第1の画像の表示位置と、前記第2の画像の表示位置と、の位置関係を前記プレイヤに案内するための第3の画像を前記ゲーム画面内に表示する第2表示制御手段と、
を含むことを特徴とするゲーム装置。
【請求項2】
請求項1に記載のゲーム装置において、
前記第2表示制御手段は、前記第1の画像の表示位置に対応する第1の位置から、前記第2の画像の表示位置に対応する第2の位置に向けて移動する画像を前記第3の画像として前記ゲーム画面内に表示することを特徴とするゲーム装置。
【請求項3】
請求項2に記載のゲーム装置において、
前記第1の操作タイミングにおいて前記プレイヤに要求される操作は、右足又は左足のうちの一方である第1の足に関する操作であり、
前記第2の操作タイミングにおいて前記プレイヤに要求される操作は、右足又は左足のうちの他方である第2の足に関する操作であり、
前記第1の画像は、前記第1の足を表す画像を含み、
前記第2表示制御手段は、前記第1の足を表す画像が反転されてなる画像を前記第1の位置から前記第2の位置に向けて移動させる、
ことを特徴とするゲーム装置。
【請求項4】
請求項2に記載のゲーム装置において、
前記第1の操作タイミングにおいて前記プレイヤに要求される操作は、右手又は左手のうちの一方である第1の手に関する操作であり、
前記第2の操作タイミングにおいて前記プレイヤに要求される操作は、右手又は左手のうちの他方である第2の手に関する操作であり、
前記第1の画像は、前記第1の手を表す画像を含み、
前記第2表示制御手段は、前記第1の手を表す画像が反転されてなる画像を前記第1の位置から前記第2の位置に向けて移動させる、
ことを特徴とするゲーム装置。
【請求項5】
第1の操作タイミングをプレイヤに案内するための第1の画像と、前記第1の操作タイミングよりも後の第2の操作タイミングを前記プレイヤに案内するための第2の画像と、をゲーム画面内の異なる位置に表示する第1表示制御ステップと、
前記第1の画像の表示位置と、前記第2の画像の表示位置と、の位置関係を前記プレイヤに案内するための第3の画像を前記ゲーム画面内に表示する第2表示制御ステップと、
を含むことを特徴とするゲーム装置の制御方法。
【請求項6】
第1の操作タイミングをプレイヤに案内するための第1の画像と、前記第1の操作タイミングよりも後の第2の操作タイミングを前記プレイヤに案内するための第2の画像と、をゲーム画面内の異なる位置に表示する第1表示制御手段、及び、
前記第1の画像の表示位置と、前記第2の画像の表示位置と、の位置関係を前記プレイヤに案内するための第3の画像を前記ゲーム画面内に表示する第2表示制御手段、
としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【公開番号】特開2010−82385(P2010−82385A)
【公開日】平成22年4月15日(2010.4.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−257881(P2008−257881)
【出願日】平成20年10月2日(2008.10.2)
【出願人】(506113602)株式会社コナミデジタルエンタテインメント (1,441)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成22年4月15日(2010.4.15)
【国際特許分類】
【出願日】平成20年10月2日(2008.10.2)
【出願人】(506113602)株式会社コナミデジタルエンタテインメント (1,441)
【Fターム(参考)】
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