コイル
【課題】漏れ磁束により導線に発生する交流損失をより低減させる。
【解決手段】交流モータの三相コイルとして用いられるコイル線20を、銅線22と、銅線22の外表面に被覆された第1のエナメル膜24と、第2のエナメル膜24の外表面に被覆された絶縁層である第2のエナメル膜26とにより構成し、中間層である第1のエナメル膜24を高透磁材料を充填したエナメルにより形成する。これにより、三相コイルへの通電に伴って銅線22に向かう漏れ磁束を高透磁性の第1のエナメル膜側に逸らすことができる。この結果、漏れ磁束により導線に発生する交流損失をより低減させることができる。
【解決手段】交流モータの三相コイルとして用いられるコイル線20を、銅線22と、銅線22の外表面に被覆された第1のエナメル膜24と、第2のエナメル膜24の外表面に被覆された絶縁層である第2のエナメル膜26とにより構成し、中間層である第1のエナメル膜24を高透磁材料を充填したエナメルにより形成する。これにより、三相コイルへの通電に伴って銅線22に向かう漏れ磁束を高透磁性の第1のエナメル膜側に逸らすことができる。この結果、漏れ磁束により導線に発生する交流損失をより低減させることができる。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、導体の外周側に絶縁層が被覆されたコイルに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、この種のコイルとしては、導線の外表面にポリイミド樹脂の絶縁被膜を形成し、絶縁被膜の外表面にアモルファス被膜を蒸着させたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。アモルファス被膜は高周波領域での透磁率が高いため、この導線を用いたコイルにより交流電動機を構成した場合に、交流電動機の内部で発生した高調波磁束(漏れ磁束)による導線内部への影響を防ぐシールド効果を発揮し、導体の損失を低減させることができるとしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開平5−146105号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このように、導体に対してシールド効果を発揮させて漏れ磁束の導体内部への影響を防止することは、導体の交流損失を低減させる上で極めて重要な課題として考えることができる。
【0005】
本発明のコイルは、漏れ磁束により導線に発生する損失をより低減させることを主目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のコイルは、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
【0007】
本発明のコイルは、
導体と、
前記導体よりも高い透磁率の高透磁材料により形成され、前記導体の外周に被覆された高透磁層と
絶縁材料により形成され、前記高透磁層の外周に被覆された絶縁層と、
を備えることを要旨とする。
【0008】
この本発明のコイルでは、導体の外周を高透磁材料により形成される高透磁層で被覆すると共に高透磁層の外周を絶縁層で被覆する。導体と絶縁層との間の中間層を高透磁層とし、発生した漏れ磁束をその中間層に逸らすことができるから、コイル線に発生する交流損失をより低減させることができる。
【0009】
前記高透磁層は、前記高透磁材料をフィラー形状または粒子形状で充填したエナメル層であるものとすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本発明の一実施例としてのコイル(コイル線20)における線軸に直交する方向の断面図である。
【図2】コイル線20の線軸に直交する方向の断面図および線軸に沿った方向の断面図である。
【図3】高透磁材料の構成の一例を示す説明図である。
【図4】実施例のコイル線20および比較例のコイル線20Bに対して漏れ磁束が通過する様子を示す説明図である。
【図5】変形例のコイル線120の断面図である。
【図6】変形例のコイル線220の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
次に、本発明を実施するための形態を実施例を用いて説明する。
【実施例】
【0012】
図1は、本発明の一実施例としてのコイル(コイル線20)における線軸に直交する方向の断面図であり、図2はコイル線20の線軸に直交する方向の断面図および線軸に沿った方向の断面図である。
【0013】
実施例のコイル線20は、図1および図2に示すように、丸線により形成された銅線22と、銅線22の外表面に被覆された中間層である第1のエナメル膜24と、第2のエナメル膜24の外表面に被覆された絶縁層である第2のエナメル膜26とにより構成されており、例えば、永久磁石が取り付けられたロータと、三相コイルが巻回されたステータとを備える交流モータの三相コイルとして用いられる。
【0014】
第1のエナメル膜24は、高透磁性を有するエナメルにより形成されており、高透磁層として機能する。ここで、高透磁性のエナメルの形成は、例えば、溶剤が含まれる絶縁塗料(エナメル)に高透磁性材料を充填し、絶縁塗料を図示しない塗布器によって銅線22の外表面に塗布し、図示しない加熱装置によって絶縁塗料を加熱して溶剤を気化させることにより行なう。高透磁材料としては、フェライト系材料(酸化鉄を主成分とするセラミクス)などの高透磁材料を用いることができ、例えば、絶縁体としても機能し得るNi−ZnフェライトやMn−Znフェライトが挙げられる。高透磁材料の構造としては、図3に示すように、フィラー形状で充填するもの(図3(a)参照)や粒子形状で充填するもの(図3(b)参照)を採用することができる。なお、高透磁材料の充填率は、コイル線20の仕様に応じて0%よりも大きく100%以下の範囲内で適宜定めることができる。
【0015】
第2のエナメル膜26は、高透磁性を有しないエナメルにより形成されており、絶縁層として機能する。第2のエナメル膜26の形成は、溶剤を含む絶縁塗料(エナメル)を第1のエナメル膜24の外表面に塗布し、絶縁塗料を加熱して溶剤を気化させることにより行なう。
【0016】
いま、コイル線20を交流モータの巻線(三相コイル)に適用する場合を考える。この場合、コイル線20への通電に伴って発生した磁束の一部はステータコアを通らずに漏れ磁束として他のコイル線20を通過する。磁束が銅線22を通過する際には、誘導起電力が発生するため、銅線22上で渦電流が発生し、渦電流と銅線抵抗との積に相当するジュール損が発生して発熱する。図4は、実施例のコイル線20および比較例のコイル線20Bに対して漏れ磁束が通過する様子を示す説明図である。なお、比較例のコイル線20Bは、銅線22Bと、銅線22Bの外表面に被覆され絶縁層として機能するエナメル膜26Bとにより構成されている。図示するように、実施例のコイル線20では、銅線22に向かう漏れ磁束を第1のエナメル膜24側に逸らすことができるのに対し(図4(a)参照)、比較例のコイル20Bでは、漏れ磁束を逸らすことができず銅線22Bを通過していることがわかる(図4(b)参照)。
【0017】
以上説明した実施例のコイルによれば、銅線22と、銅線22の外表面に被覆された第1のエナメル膜24と、第2のエナメル膜24の外表面に被覆された絶縁層である第2のエナメル膜26とによりコイル線20を構成し、中間層である第1のエナメル膜24を高透磁材料を充填したエナメル層により形成するから、コイル線20を交流モータの三相コイルに適用した場合に、銅線22に向かう漏れ磁束を高透磁性の第1のエナメル膜側に逸らすことができる。この結果、漏れ磁束により導線に発生する交流損失をより低減させることができる。
【0018】
実施例のコイルでは、銅線22を丸線により形成するものとしたが、図5の変形例のコイル線120に示すように、銅線122を平角線により形成するものとしてもよい。この場合、丸線と同様に、平角線の銅線122の外表面に高透磁性の第1のエナメル膜124を被覆し、その後に第1のエナメル膜124の外表面に絶縁性の第2のエナメル膜126を被覆するものとすればよい。
【0019】
実施例のコイルでは、銅線22を第1のエナメル膜24と第2のエナメル膜26の2層により被覆するものとしたが、3層以上に被覆するものとしてもよい。図6に、変形例のコイル線220を示す。変形例のコイル線220は、図示するように、銅線222に対して3層のエナメル膜を内周側から高透磁性の第1のエナメル膜224a,絶縁性の第2のエナメル層226,高透磁性の第3のエナメル膜224bの順に被覆することにより形成される。
【0020】
実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。実施例では、銅線22が「導体」に相当し、第1のエナメル膜24が「高透磁層」に相当し、第2のエナメル膜26が「絶縁層」に相当する。なお、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係は、実施例が課題を解決するための手段の欄に記載した発明を実施するための形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。即ち、課題を解決するための手段の欄に記載した発明についての解釈はその欄の記載に基づいて行なわれるべきものであり、実施例は課題を解決するための手段の欄に記載した発明の具体的な一例に過ぎないものである。
【0021】
以上、本発明を実施するための形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
【産業上の利用可能性】
【0022】
本発明は、コイル線の製造産業に利用可能である。
【符号の説明】
【0023】
20,20B,120,220 コイル線、22,22B,122,222 銅線、24,124,226a 第1のエナメル膜、26,126,224 第2のエナメル膜、26B エナメル膜、226b 第3のエナメル膜。
【技術分野】
【0001】
本発明は、導体の外周側に絶縁層が被覆されたコイルに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、この種のコイルとしては、導線の外表面にポリイミド樹脂の絶縁被膜を形成し、絶縁被膜の外表面にアモルファス被膜を蒸着させたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。アモルファス被膜は高周波領域での透磁率が高いため、この導線を用いたコイルにより交流電動機を構成した場合に、交流電動機の内部で発生した高調波磁束(漏れ磁束)による導線内部への影響を防ぐシールド効果を発揮し、導体の損失を低減させることができるとしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開平5−146105号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このように、導体に対してシールド効果を発揮させて漏れ磁束の導体内部への影響を防止することは、導体の交流損失を低減させる上で極めて重要な課題として考えることができる。
【0005】
本発明のコイルは、漏れ磁束により導線に発生する損失をより低減させることを主目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のコイルは、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
【0007】
本発明のコイルは、
導体と、
前記導体よりも高い透磁率の高透磁材料により形成され、前記導体の外周に被覆された高透磁層と
絶縁材料により形成され、前記高透磁層の外周に被覆された絶縁層と、
を備えることを要旨とする。
【0008】
この本発明のコイルでは、導体の外周を高透磁材料により形成される高透磁層で被覆すると共に高透磁層の外周を絶縁層で被覆する。導体と絶縁層との間の中間層を高透磁層とし、発生した漏れ磁束をその中間層に逸らすことができるから、コイル線に発生する交流損失をより低減させることができる。
【0009】
前記高透磁層は、前記高透磁材料をフィラー形状または粒子形状で充填したエナメル層であるものとすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本発明の一実施例としてのコイル(コイル線20)における線軸に直交する方向の断面図である。
【図2】コイル線20の線軸に直交する方向の断面図および線軸に沿った方向の断面図である。
【図3】高透磁材料の構成の一例を示す説明図である。
【図4】実施例のコイル線20および比較例のコイル線20Bに対して漏れ磁束が通過する様子を示す説明図である。
【図5】変形例のコイル線120の断面図である。
【図6】変形例のコイル線220の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
次に、本発明を実施するための形態を実施例を用いて説明する。
【実施例】
【0012】
図1は、本発明の一実施例としてのコイル(コイル線20)における線軸に直交する方向の断面図であり、図2はコイル線20の線軸に直交する方向の断面図および線軸に沿った方向の断面図である。
【0013】
実施例のコイル線20は、図1および図2に示すように、丸線により形成された銅線22と、銅線22の外表面に被覆された中間層である第1のエナメル膜24と、第2のエナメル膜24の外表面に被覆された絶縁層である第2のエナメル膜26とにより構成されており、例えば、永久磁石が取り付けられたロータと、三相コイルが巻回されたステータとを備える交流モータの三相コイルとして用いられる。
【0014】
第1のエナメル膜24は、高透磁性を有するエナメルにより形成されており、高透磁層として機能する。ここで、高透磁性のエナメルの形成は、例えば、溶剤が含まれる絶縁塗料(エナメル)に高透磁性材料を充填し、絶縁塗料を図示しない塗布器によって銅線22の外表面に塗布し、図示しない加熱装置によって絶縁塗料を加熱して溶剤を気化させることにより行なう。高透磁材料としては、フェライト系材料(酸化鉄を主成分とするセラミクス)などの高透磁材料を用いることができ、例えば、絶縁体としても機能し得るNi−ZnフェライトやMn−Znフェライトが挙げられる。高透磁材料の構造としては、図3に示すように、フィラー形状で充填するもの(図3(a)参照)や粒子形状で充填するもの(図3(b)参照)を採用することができる。なお、高透磁材料の充填率は、コイル線20の仕様に応じて0%よりも大きく100%以下の範囲内で適宜定めることができる。
【0015】
第2のエナメル膜26は、高透磁性を有しないエナメルにより形成されており、絶縁層として機能する。第2のエナメル膜26の形成は、溶剤を含む絶縁塗料(エナメル)を第1のエナメル膜24の外表面に塗布し、絶縁塗料を加熱して溶剤を気化させることにより行なう。
【0016】
いま、コイル線20を交流モータの巻線(三相コイル)に適用する場合を考える。この場合、コイル線20への通電に伴って発生した磁束の一部はステータコアを通らずに漏れ磁束として他のコイル線20を通過する。磁束が銅線22を通過する際には、誘導起電力が発生するため、銅線22上で渦電流が発生し、渦電流と銅線抵抗との積に相当するジュール損が発生して発熱する。図4は、実施例のコイル線20および比較例のコイル線20Bに対して漏れ磁束が通過する様子を示す説明図である。なお、比較例のコイル線20Bは、銅線22Bと、銅線22Bの外表面に被覆され絶縁層として機能するエナメル膜26Bとにより構成されている。図示するように、実施例のコイル線20では、銅線22に向かう漏れ磁束を第1のエナメル膜24側に逸らすことができるのに対し(図4(a)参照)、比較例のコイル20Bでは、漏れ磁束を逸らすことができず銅線22Bを通過していることがわかる(図4(b)参照)。
【0017】
以上説明した実施例のコイルによれば、銅線22と、銅線22の外表面に被覆された第1のエナメル膜24と、第2のエナメル膜24の外表面に被覆された絶縁層である第2のエナメル膜26とによりコイル線20を構成し、中間層である第1のエナメル膜24を高透磁材料を充填したエナメル層により形成するから、コイル線20を交流モータの三相コイルに適用した場合に、銅線22に向かう漏れ磁束を高透磁性の第1のエナメル膜側に逸らすことができる。この結果、漏れ磁束により導線に発生する交流損失をより低減させることができる。
【0018】
実施例のコイルでは、銅線22を丸線により形成するものとしたが、図5の変形例のコイル線120に示すように、銅線122を平角線により形成するものとしてもよい。この場合、丸線と同様に、平角線の銅線122の外表面に高透磁性の第1のエナメル膜124を被覆し、その後に第1のエナメル膜124の外表面に絶縁性の第2のエナメル膜126を被覆するものとすればよい。
【0019】
実施例のコイルでは、銅線22を第1のエナメル膜24と第2のエナメル膜26の2層により被覆するものとしたが、3層以上に被覆するものとしてもよい。図6に、変形例のコイル線220を示す。変形例のコイル線220は、図示するように、銅線222に対して3層のエナメル膜を内周側から高透磁性の第1のエナメル膜224a,絶縁性の第2のエナメル層226,高透磁性の第3のエナメル膜224bの順に被覆することにより形成される。
【0020】
実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。実施例では、銅線22が「導体」に相当し、第1のエナメル膜24が「高透磁層」に相当し、第2のエナメル膜26が「絶縁層」に相当する。なお、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係は、実施例が課題を解決するための手段の欄に記載した発明を実施するための形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。即ち、課題を解決するための手段の欄に記載した発明についての解釈はその欄の記載に基づいて行なわれるべきものであり、実施例は課題を解決するための手段の欄に記載した発明の具体的な一例に過ぎないものである。
【0021】
以上、本発明を実施するための形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
【産業上の利用可能性】
【0022】
本発明は、コイル線の製造産業に利用可能である。
【符号の説明】
【0023】
20,20B,120,220 コイル線、22,22B,122,222 銅線、24,124,226a 第1のエナメル膜、26,126,224 第2のエナメル膜、26B エナメル膜、226b 第3のエナメル膜。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
導体と、
前記導体よりも高い透磁率の高透磁材料により形成され、前記導体の外周に被覆された高透磁層と
絶縁材料により形成され、前記高透磁層の外周に被覆された絶縁層と、
を備えるコイル。
【請求項1】
導体と、
前記導体よりも高い透磁率の高透磁材料により形成され、前記導体の外周に被覆された高透磁層と
絶縁材料により形成され、前記高透磁層の外周に被覆された絶縁層と、
を備えるコイル。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【公開番号】特開2013−106386(P2013−106386A)
【公開日】平成25年5月30日(2013.5.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−246923(P2011−246923)
【出願日】平成23年11月10日(2011.11.10)
【出願人】(000003207)トヨタ自動車株式会社 (59,920)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成25年5月30日(2013.5.30)
【国際特許分類】
【出願日】平成23年11月10日(2011.11.10)
【出願人】(000003207)トヨタ自動車株式会社 (59,920)
【Fターム(参考)】
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