説明

コネクタ端子

【課題】コネクタハウジングに挿着するまでの過程で、通電用の弾性接触片が損傷したり、変形したりするのを防止することができ、剛性が高く、接触信頼性に優れたコネクタ端子を提供する。
【解決手段】コネクタ端子100は、コネクタハウジング300に形成された端子収容室301に挿入される導電性の鞘状部101と、鞘状部101と導通した状態で鞘状部101内に設けられた弾性接触片102と、弾性接触片102に設けられた通電接触部103を鞘状部101から突出させるため鞘状部101の上面に開設された突出用開口104と、通電接触部103の突出方向と交差する方向に凸をなす形状で弾性接触片102の左右側縁にそれぞれ形成された凸部105と、凸部105を鞘状部101の外面に露出させるため鞘状部101の左右側面にそれぞれ開設された露出用開口106と、を備えている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、カードエッジコネクタの構成部材であるコネクタ端子、詳しくはカードエッジコネクタのハウジングに開設された端子収容室に挿入することによってカードエッジコネクタを形成する部材であるコネクタ端子に関する。
【背景技術】
【0002】
カードエッジコネクタの構成部材であるコネクタ端子として、例えば、図11に示すようなコネクタ端子500がある。コネクタ端子500は、カードエッジコネクタのハウジングに開設された端子収容室(図示せず)に挿入される導電性の鞘状部501と、鞘状部501に開設された開口部502と、開口部502から通電接触部503を突出させた状態で鞘状部501内に設けられた弾性接触片504と、ケーブル(図示せず)を圧着固定するための結束部505と、を備えている。
【0003】
コネクタ端子500は、弾性接触片504の通電接触部503付近が開口部502より外に突出した形状であるため、コネクタ端子500に対するケーブル圧着作業、ワイヤハーネス作業あるいはコネクタハウジングへの挿入作業の過程において、他の部材や作業用機材などと接触したとき、弾性接触片504が損傷したり、変形したり、通電接触部503が汚損されたりすることがある。
【0004】
そこで、このような問題を回避するため、コネクタハウジングに挿入するまでは電気接触用バネ片を端子内に収納して傷付きなどから保護する機能を有する「コネクタ」が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】実開平5−62972号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
前述したように、特許文献1記載の「コネクタ」の場合、コネクタハウジングに挿入するまでは電気接触用ばね片が囲み壁内に収納された状態に保たれるため、傷付き防止機能は優れているが、ばね片の電気接触部を囲み壁から突出させるための開口と、ばね片押動突条を囲み壁内へ進入させるためのスリットと、が互いに対向した状態で囲み壁に開設されているので、剛性が不足し、接触信頼性が損なわれる可能性がある。
【0007】
本発明が解決しようとする課題は、コネクタハウジングに挿着するまでの過程で、通電用の弾性接触片が損傷したり、変形したりするのを防止することができ、剛性が高く、接触信頼性に優れたコネクタ端子を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明のコネクタ端子は、コネクタハウジングに形成された端子収容室に挿入される導電性の鞘状部と、前記鞘状部と導通した状態で前記鞘状部内に設けられた弾性接触片と、前記弾性接触片に設けられた通電接触部を前記鞘状部の上面から突出させるため前記鞘状部の上面に開設された突出用開口と、前記通電接触部の突出方向と交差する方向に凸をなす形状で前記弾性接触片の側縁に形成された凸部と、前記凸部を前記鞘状部の側面から露出させるため前記鞘状部の側面に開設された露出用開口と、を備え、前記端子収容室へ前記鞘状部を挿入するとき、前記端子収容室内に設けられたガイド部に沿って前記凸部が移動することにより前記通電接触部が前記突出用開口から突出することを特徴とする。
【0009】
このような構成とすれば、コネクタハウジングに形成された端子収容室に挿入される前の当該コネクタ端子においては、弾性接触片が鞘状部内に収納された状態に保たれるので、通電用の弾性接触片が他の物品に接触して、損傷したり、変形したりするのを防止することができる。また、通電接触部の突出用開口と、凸部の露出用開口と、が対向して配置されていないことにより、鞘状部の剛性が高く、変形し難いので、接触信頼性にも優れている。
【0010】
また、凸部を弾性接触片の側縁に形成したことにより、コネクタハウジングの端子収容室に挿着された当該コネクタ端子に対し、接続相手である回路基板が接続されたとき、回路基板の回路端子部から弾性接触片の通電接触部に加わる押圧力を、通電接触部の近傍に位置する凸部でも受けることができるので、通電接触部の接触信頼性を高めることができる。
【0011】
さらに、前述したように、接続相手である回路基板の回路端子部が弾性接触片に接続されたときに、接続相手から弾性接触片に対し、抉られたり、捩られたりするような力が加わることがあっても、その力を、弾性接触片の側縁に形成された凸部で受けることができるため、弾性接触片の変形を防止することができる。
【0012】
また、前記弾性接触片は、前記鞘状部の挿入方向の前縁部分に形成されたU字状の折り曲げ部を介して前記鞘状部に連設されることが望ましい。
【0013】
このような構成とすれば、鞘状部と弾性接触片とを連続した材料で一体的に形成することができるので、生産性の向上を図ることができ、コネクタハウジングの端子収容室に挿着された後の弾性接触片は安定した弾性を発揮することができる。
【0014】
さらに、前記弾性接触片を前記突出用開口から突出する方向に付勢する補助弾性部を設けることが望ましい。
【0015】
このような構成とすれば、当該コネクタ端子をコネクタハウジングの端子収容室に挿着して形成されたカードエッジコネクタに接続される回路基板の回路端子部に対し、より強い弾性押圧力を加えることができるので、接触信頼性の向上に有効である。
【0016】
また、前記鞘状部の横断面形状はコ字形状若しくはC字形状とすることができる。
【0017】
このような構成とすれば、製造工程の煩雑化を招来することなく、剛性が高く、変形し難い鞘状部を形成することができる。
【0018】
前記鞘状部の側面に当該鞘状部の挿入方向と平行をなすとともに当該鞘状部内に向かって凹んだ凹溝を形成し、前記凹溝の底部に相当する領域に前記露出用開口を開設することもできる。
【0019】
このような構成とすれば、凹溝を形成することによって鞘状部の剛性が高まり、当該コネクタ端子をコネクタハウジングの端子収容室に挿着するとき、及び、挿着された当該コネクタ端子に対し、接続相手である回路基板が接続されたときなどに、鞘状部が変形し難くなるので、接触信頼性の向上に有効である。
【発明の効果】
【0020】
本発明により、コネクタハウジングに挿着するまでの過程で、通電用の弾性接触片が損傷したり、変形したりするのを防止することができ、剛性が高く、接触信頼性に優れたコネクタ端子を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【図1】本発明の第1実施形態であるコネクタ端子を示す斜視図である。
【図2】図1に示すコネクタ端子をコネクタハウジングに挿入している状態を示す一部切欠斜視図である。
【図3】図2における矢線A方向から見た一部省略断面図である。
【図4】図1に示すコネクタ端子をコネクタハウジングに挿入しているときの弾性接触片の動きを示す一部省略側面図である。
【図5】図1に示すコネクタ端子がコネクタハウジングに挿着された状態を示す一部切欠斜視図である。
【図6】図5における矢線B方向から見た一部省略断面図である。
【図7】図1に示すコネクタ端子の挿着を終えて完成したカードエッジコネクタと回路基板との接続関係を示す一部省略断面図である。
【図8】本発明の第2実施形態であるコネクタ端子を示す斜視図である。
【図9】図8に示すコネクタ端子をコネクタハウジングに挿入している状態を示す一部切欠斜視図である。
【図10】図9における矢線C方向から見た一部省略断面図である。
【図11】従来のコネクタ端子を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0022】
図1〜図3に示すように、本発明の第1実施形態であるコネクタ端子100は、コネクタハウジング300に形成された端子収容室301に挿入される導電性の鞘状部101と、鞘状部101と導通した状態で鞘状部101内に設けられた弾性接触片102と、弾性接触片102に設けられた通電接触部103を鞘状部101から突出させるため鞘状部101の上面に開設された突出用開口104と、通電接触部103の突出方向と交差する方向に凸をなす形状で弾性接触片102の左右側縁にそれぞれ形成された凸部105と、凸部105を鞘状部101の外面に露出させるため鞘状部101の左右側面にそれぞれ開設された露出用開口106と、を備えている。鞘状部101の後方には、図2に示すように、ケーブル400を圧着固定するための結束部107が設けられている。
【0023】
また、後述するコネクタハウジング300の端子収容室301へのコネクタ端子100の挿着時に凸部105とガイド部303との当接がスムーズに行われるようにするため、凸部105は、その前方が跳ね上がったような形状、即ち、側面視形状が下に凸の橇形状をなすように形成されている。
【0024】
なお、「前後」、「上下」及び「左右」という表現は、コネクタハウジング300の端子収容室301に対するコネクタ端子100の挿入方向(図1,図2に示す矢線X方向)を「前」とし、その反対方向を「後」とし、突出用開口104から通電接触部103が突出する方向を「上」とし、その反対方向を「下」とし、前述した「前・後」及び「上・下」の両方向に直交する方向を「左・右」として表現したものである(以下、同じ。)。
【0025】
弾性接触片102は、鞘状部101の前縁部分に形成されたU字状の折り曲げ部108を介して鞘状部102の底部109から連設されている。また、弾性接触片102の後方部分を側面視形状が「つ」字状をなすように折り曲げ、その先端が鞘状部102の底部109に接触した状態に保つことにより、弾性接触片102を突出用開口104に向かって上方に付勢する補助弾性部110を設けている。
【0026】
鞘状部101の横断面形状はコ字形状をなし、その左右上縁部分(突出用開口104の左右に位置する部分)には、底部109と平行をなすリブ111が設けられている。コネクタ端子100を構成する鞘状部101、弾性接触片102及び結束部107などは導電性の良好な金属板を曲げ加工することにより、一体的に形成されている。
【0027】
図2,図3に示すように、コネクタハウジング300の端子収容室301の左右内側面には、それぞれコネクタ端子100の挿入方向(図2中の矢線X方向)と平行なガイド溝302が設けられ、ガイド溝302の前端寄りの部分に、端子収容室301の底部304から上方に向かって凸をなす屋根型のガイド部303が設けられている。
【0028】
図2に示すように、ケーブル400が結束部107に圧着固定されたコネクタ端子100の鞘状部101を、折り曲げ部108を前方に向け、コネクタハウジング300の背面側から端子収容室301に向かって矢線X方向に挿入すると、鞘状部101の左右側面から露出した状態にある、弾性接触片102の凸部105は、それぞれ端子収容室301の左右内側面のガイド溝302に沿って前方へ移動していき、図4(a)に示すように、ガイド部303の後方斜面303bに当接する。凸部105がガイド部303の後方斜面303bに当接した時点では、弾性接触片102は原形に保たれており、その高さH1は鞘状部101の高さより低い状態にある。
【0029】
図4(b)に示すように、鞘状部101がさらに挿入されると、凸部105が後方斜面303bに沿って上昇していき、これに伴って弾性接触片102が起立していくので、通電接触部103付近がリブ111より上に突出し、その高さH2は鞘状部101より高くなる。また、弾性接触片102が起立していくにつれて、補助弾性部110も起立していくが、その先端付近の湾曲部110aは鞘状部102の底部109に接触した状態に保たれる。
【0030】
この後、鞘状部101の挿入に伴い、凸部105はガイド部303の頂上303cを乗り越える方向に移動していき、鞘状部101が所定位置に達すると、図4(c)に示すように、凸部105はガイド部303の前方斜面303aに当接した状態となる。これにより、図5,図6に示すように、弾性接触片102の通電接触部103付近がリブ111より高く突出した状態となり、その高さH3は、後述するカードエッジ型の回路基板の回路端子部との電気的接続を得るのに必要な高さとなる。
【0031】
図7は、複数のコネクタ端子100の挿着を終えて完成したカードエッジコネクタ305にカードエッジ型の回路基板600を接続する状態を示している。カードエッジコネクタ305のハウジング300内には、複数のコネクタ端子100が、基板挿着溝306を挟んで、弾性接触片102を対向させた状態で配列されている。回路基板600を基板挿着溝306に挿入すると、回路端子部601がそれぞれの弾性接触片102を鞘状部101内に押し込む方向に変形させるので、接続完了後は、弾性接触片102の弾性復元力により、通電接触部103が回路端子部601に押圧した状態となり、安定した電気的接続を保つことができる。
【0032】
図1〜図3に示すように、コネクタハウジング300に形成された端子収容室301に挿入される前のコネクタ端子100においては、弾性接触片102が鞘状部101内に収納された状態に保たれるので、通電用の弾性接触片102が他の物品に接触して、損傷したり、変形したりするのを防止することができる。また、通電接触部102の突出用開口104と、凸部105の露出用開口106と、が対向して配置されていないので、鞘状部の剛性が高く、挿入作業中及び挿着後も変形し難いので、接触信頼性に優れている。
【0033】
弾性接触片102は、鞘状部101の前縁部分に形成されたU字状の折り曲げ部108を介して鞘状部101に連設されているので、鞘状部101と弾性接触片102とを連続した材料で一体的に形成することができ、生産性の向上を図ることができる。また、コネクタハウジング300の端子収容室301に挿着された後の弾性接触片102は安定した弾性を発揮することができる。
【0034】
さらに、弾性接触片102を突出用開口104から突出する方向に付勢する補助弾性部110を設けたことにより、カードエッジコネクタ305に接続される回路基板600の回路端子部601に対し、強い弾性押圧力を加えることができるので、接触信頼性の向上に有効である。
【0035】
また、鞘状部101の横断面形状はコ字形状としたことにより、製造工程の煩雑化を招来することなく、剛性が高く、変形し難い鞘状部101を形成することができる。なお、鞘状部の横断面形状はC形状とすることもできる。
【0036】
次に、図8〜図10を参照し、本発明の第2実施形態であるコネクタ端子200について説明する。なお、図8〜図10に示すコネクタ端子200を構成する部分において、前述したコネクタ端子100の構成部分と共通する構造、機能を有する部分は、図1〜図7に記載した符号と同符号を付して説明を省略する。
【0037】
図8〜10に示すように、コネクタ端子200においては、鞘状部201の左右側面に鞘状部201の挿入方向(矢線X方向)と平行をなすとともに鞘状部201内に向かって凹んだ凹溝202を形成し、凹溝202の底部202aに相当する領域に露出用開口206を開設している。図9,図10に示すように、コネクタハウジング300aの端子収容室301aの左右内側面には、端子収容室301aの底部から上方に向かって凸をなす屋根型のガイド部303が突設されている。
【0038】
図8,図9に示すように、コネクタ端子200の鞘状部201を、折り曲げ部108を前方に向け、コネクタハウジング300aの背面側から端子収容室301aに向かって矢線X方向に挿入すると、鞘状部201の左右側面の凹溝202の底部に相当する部分から露出した状態にある凸部105は、それぞれ端子収容室301aの前方へ移動していき、ガイド部303の後方斜面303bに当接する。凸部105がガイド部303の後方斜面303bに当接した時点では、弾性接触片102は原形に保たれており、その高さは鞘状部201の高さより低い状態にある。
【0039】
さらに、鞘状部201が挿入されると、凸部105が後方斜面303bに沿って上昇していき、これに伴って弾性接触片102が起立していくので、通電接触部103付近がリブ111より上に突出し、その高さは鞘状部201より高くなる。
【0040】
この後、鞘状部201の挿入に伴い、凸部105はガイド部303の頂上303cを乗り越え、鞘状部201が所定位置に達すると、凸部105はガイド部303の前方斜面303aに当接した状態となる。これにより、弾性接触片102の通電接触部103付近がリブ111より高く突出した状態となり、その高さは、前述したカードエッジ型の回路基板の回路端子部との電気的接続を得るのに必要な高さとなる。
【0041】
コネクタ端子200において凹溝202を設けたことによって鞘状部201の剛性が高まり、コネクタ端子200をコネクタハウジング300aの端子収容室301aに挿着するとき、及び、挿着されたコネクタ端子200に対し、接続相手である回路基板が接続されたときなどに、鞘状部201が変形し難いので、接触信頼性の向上に有効である。
【産業上の利用可能性】
【0042】
本発明の圧入端子は、各種電気・電子機器用の電気コネクタあるいは車載用の電気コネクタの構成部材として、電気・電子産業や自動車産業などの分野において広く利用することができる。
【符号の説明】
【0043】
100,200 コネクタ端子
101,201 鞘状部
102 弾性接触片
103 通電接触部
104 突出用開口
105 凸部
106,206 露出用開口
107 結束部
108 折り曲げ部
109,202a,304 底部
110 補助弾性部
110a 湾曲部
111 リブ
201w 幅
202 凹溝
300,300a コネクタハウジング
301,301a 端子収容室
302 ガイド溝
303 ガイド部
303a 前方斜面
303b 後方斜面
303c 頂上
305 カードエッジコネクタ
306 基板挿着溝
600 回路基板
601 回路端子部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
コネクタハウジングに形成された端子収容室に挿入される導電性の鞘状部と、前記鞘状部と導通した状態で前記鞘状部内に設けられた弾性接触片と、前記弾性接触片に設けられた通電接触部を前記鞘状部から突出させるため前記鞘状部に開設された突出用開口と、前記通電接触部の突出方向と交差する方向に凸をなす形状で前記弾性接触片の側縁に形成された凸部と、前記凸部を前記鞘状部の外面に露出させるため前記鞘状部の側面に開設された露出用開口と、を備え、前記端子収容室へ前記鞘状部を挿入するとき、前記端子収容室内に設けられたガイド部に沿って前記凸部が移動することにより前記通電接触部が前記突出用開口から突出することを特徴とするコネクタ端子。
【請求項2】
前記弾性接触片が、前記鞘状部の挿入方向の前縁部分に形成されたU字状の折り曲げ部を介して前記鞘状部に連設された請求項1記載のコネクタ端子。
【請求項3】
前記弾性接触片を前記突出用開口から突出する方向に付勢する補助弾性部を設けた請求項1または2記載のコネクタ端子。
【請求項4】
前記鞘状部の横断面形状がコ字形状若しくはC字形状である請求項1〜3のいずかに記載のコネクタ端子。
【請求項5】
前記鞘状部の側面に当該鞘状部の挿入方向と平行をなすとともに当該鞘状部内に向かって凹んだ凹溝を形成し、前記凹溝の底部に相当する領域に前記露出用開口を開設した請求項1〜4のいずれかに記載のコネクタ端子。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【公開番号】特開2013−93133(P2013−93133A)
【公開日】平成25年5月16日(2013.5.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−233004(P2011−233004)
【出願日】平成23年10月24日(2011.10.24)
【出願人】(592028846)第一精工株式会社 (94)
【Fターム(参考)】