説明

コネクタ

【課題】更なる小型化が可能なコネクタを提供すること。
【解決手段】筒状のメス型端子31と、このメス型端子31に挿入されて電気的接続が行われるオス型端子21を備えたコネクタ10において、オス型端子21がメス型端子31の筒状部31aの内壁に接圧される弾性接触部21bを備えているので、メス型端子を簡易な形状にすることができる。これにより、メス型端子の小型化が可能になり、その結果、コネクタ全体としての小型化が可能になる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、自動車等の電気装置等へのワイヤーハーネス等のケーブルの接続に関し、特に電線の芯線に接続される端子を備えたコネクタに関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年、カーナビゲーションシステム等の自動車の電気装置に内蔵される電子部品やIC(集積回路)等が実装された制御用のプリント基板へ伝送される電気信号は高速化(高周波化)され、また、そのプリント基板の基板パターンも密集し高密度化されてきている。一般的に、このような高周波の電気信号を伝送するために高周波対応のシールドケーブルが用いられるが、伝送される電気信号のより高周波化に伴って、このシールドケーブルに接続されるシールドコネクタにも高周波対応小型化の要求がある。
【0003】
このようなシールドコネクタにはオスタイプとメスタイプとがあり、オス型シールドコネクタの中心に位置するオス型内導体端子と、メス型シールドコネクタの中心に位置するメス型内導体端子が嵌合接続することで、電気信号の伝達が図られる。
【0004】
図3に示されるように、オス型内導体端子41は、直線状の棒状または板状の接触部41aを有している。また、メス型内導体端子42は、オス型内導体端子41の接触部41aを受容する角筒状または円筒状の筒状部42aを有している。この筒状部42aには、例えばベローズタイプの弾性接触片や図示されるような一対の弾性接触片42b,42bが設けられている。そして、このオス型内導体端子41の接触部41aとメス型内導体端子42の弾性接触片42b,42bが接圧されることで、電気的な接続が図られるようになっている。尚、本発明に関連する先行技術文献としては下記特許文献が挙げられる。
【0005】
【特許文献1】特開2006−24499号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、このように弾性接触片をオス型の端子にではなくメス型の端子に設ける構成では、メス型の端子の筒状部の小型化が難しく、結果コネクタの小型化の要求に応えられないという問題があった。また、このような構成では、弾性接触片がむき出しのため、品質の信頼性が低下するという問題があった。
【0007】
そこで、本発明が解決しようとする課題は、更なる小型化が可能なコネクタを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するため本発明に係るコネクタは、筒状のメス型端子と、このメス型端子に挿入されて電気的接続が行われるオス型端子を備えたコネクタであって、前記オス型端子は、前記メス型端子の筒状部の内壁に接圧される弾性接触部を備えていることを要旨とするものである。
【0009】
この場合、前記オス型端子の弾性接触部は、途中位置で分岐した一対の接触片を有している構成にすると良い。また、前記オス型端子の挿入側先端部が、前記メス型端子の筒状部の内径よりも細径に形成されている構成にすると良い。更に、前記メス型端子は、前記オス型端子の弾性接触部が挿入される筒状部と、この筒状部に接続されると共に、電線の芯線に接続される接続部を有している構成にすると良い。そして、前記メス型端子の前記接続部は、前記筒状部に圧着接続される圧着片を有している構成にすると良い。
【0010】
また、更に前記メス型端子を収容するメス側誘電体と、このメス側誘電体を収容する筒状のメス側外導体端子と、前記オス型端子を収容するオス側誘電体と、このオス側誘電体を収容する筒状のオス側外導体端子を備えていると共に、前記メス側外導体端子の筒状部が前記オス側外導体端子の筒状部の内側に挿入されて接続される構成にすると良い。
【発明の効果】
【0011】
上記構成を有するコネクタによれば、オス型端子が、メス型端子の筒状部の内壁に接圧される弾性接触部を備えていることにより、メス型端子を簡易な形状にすることができる。したがって、メス型端子の更なる小型化が可能になり、その結果、コネクタ全体としての小型化が可能になる。
【0012】
この場合、前記オス型端子の弾性接触部は、途中位置で分岐した一対の接触片を有している構成にすれば、オス型端子の弾性接触部を小さく形成することができ、メス型端子の小型化にも貢献する。また、前記オス型端子の挿入側先端部が、前記メス型端子の筒状部の内径よりも細径に形成されている構成にすれば、メス型端子の筒上部へのオス型端子の挿入が行いやすく、メス型端子の筒状部の開口部端部に別途オス端子案内のためのガイド部等を設ける必要がなくなる。
【0013】
更に、前記メス型端子は、前記オス型端子の弾性接触部が挿入される筒状部と、この筒状部に接続されると共に、電線の芯線に接続される接続部を有している構成、つまり、メス型端子を筒状部と接続部の2つの部材からなる構成とすることにより、筒状部として単なる円筒形状の部材などを採用することができる。そして、前記メス型端子の前記接続部は、前記筒状部に圧着接続される圧着片を有している構成にすれば、筒状部への接続部の接続が簡便になる。
【0014】
また、更に前記メス型端子を収容するメス側誘電体と、このメス側誘電体を収容する筒状のメス側外導体端子と、前記オス型端子を収容するオス側誘電体と、このオス側誘電体を収容する筒状のオス側外導体端子を備えていると共に、前記メス側外導体端子の筒状部が前記オス側外導体端子の筒状部の内側に挿入されて接続される構成にすれば、シールドコネクタの小型化を可能にすると共に、ケーブル等の伝送経路の特性インピーダンスにコネクタの特性インピーダンスを整合させるための調整が容易になり、結果、コネクタの高周波特性を向上させることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
以下に、本発明の一実施形態に係るシールドコネクタについて図面を参照して詳細に説明する。図1及び図2に示すシールドコネクタ10は、シールドケーブルW接続用のオス型シールドコネクタ20と、同じくシールドケーブルW接続用のメス型シールドコネクタ30とで構成され、これらが互いに嵌合することでシールドケーブル同士の接続が図られる。図1は嵌合接続前のシールドコネクタ10、図2は嵌合接続後のシールドコネクタ10を示している。以下、それぞれのコネクタにおいて嵌合接続側を前として説明する。
【0016】
図中右側のオス型シールドコネクタ20は、シールドケーブルWの芯線Waと接続されるオス型内導体端子21と、そのオス型内導体端子21が収容されるオス側誘電体22と、このオス側誘電体22の外周を覆うともにシールドケーブルWのシールド線Wbに接続されるオス側外導体端子23とを備えている。
【0017】
中心に位置するオス型内導体端子21には、高周波電気信号が伝達されるようになっており、オス側外導体端子23はこのオス型内導体端子21の周囲を覆って電磁的にシールドするためのもので、オス側誘電体22は両端子間を絶縁状態にするものである。
【0018】
図示されるオス型内導体端子21は、導電性板材を型抜きした後、プレス加工等により形成されたもので、相手方のメス型内導体端子31と嵌合接続して電気信号の受け渡しが行われる。この場合、オス型内導体端子21には、前方から順に棒状の先端部21a、途中位置が分岐されて広げられた一対の接触片21d,21dを有する弾性接触部21b、芯線Waに接続される圧着部21cが設けられている。
【0019】
図2に示されるように、オス型内導体端子21の弾性接触部21bが、メス型内導体端子31の筒状部31aに挿入されると、接触片21d,21dが筒状部31a内壁に弾性的に接触されるようになっている。
【0020】
オス型内導体端子21の圧着部21cには、剥き出しになったシールドケーブルWの芯線Waがかしめ固定されることにより接続されるようになっている。また、オス型内導体端子21のオス側誘電体22に保持される部分には図示しない突出片が形成されており、この突出片がオス側誘電体22の収容孔22aの内壁に係止されることにより、オス型内導体端子21はオス側誘電体22に固定される。
【0021】
図示されるオス側誘電体22は、所定の誘電率を有する樹脂製の絶縁性材料から成形されており、オス型内導体端子21と、後述するオス側外導体端子23との間に組み付けられて、両端子間を絶縁状態にする。オス側誘電体22には、オス型内導体端子21を収容保持する収容孔22aが前後に開口して本体部22bに形成されている。この本体部22bに収容保持されると、オス型内導体端子21の先端部21aと弾性接触部21bは、本体部22bの前端面から突出するように配される。
【0022】
図示されるオス側外導体端子23は、導電性板材を型抜きした後、プレス加工等により略筒状に成形されたもので、円筒状の本体筒部23aと、その本体筒部23a後方の圧着部23bを備えている。本体筒部23aは、途中位置から内径が小さくなった後側の小径筒部23dと、前側の大径筒部23cとから構成されており、小径筒部23d内に前述のオス側誘電体22が収容されている。収容の際には、小径筒部23dの内面に設けられた凸部23gに、オス側誘電体22の本体部22bの外面に設けられた凹部22cが係合することで固定される。
【0023】
この場合、図示されるように、オス側誘電体22の本体部22bの前端面から突出して配されたオス型端子21の先端部21aと弾性接触部21bは、オス側外導体端子23の本体筒部23aの大径筒部23c内に位置するようになっている。
【0024】
また、この大径筒部23cの前方部は、スリット23eにより周方向に分割されており、内側に膨出された接触凸部23fが形成されている。この接触凸部23fは嵌合接続の際にメス型シールドコネクタ30のメス側外導体端子33の外壁面に弾性的に接触するようになっている。そして、オス側外導体端子23の圧着部23bには、剥き出しになったシールドケーブルWのシールド線Wbがかしめ固定により接続されている。
【0025】
図中左側のメス型シールドコネクタ30は、同じくシールドケーブルWの芯線Waと接続されるメス型内導体端子31と、そのメス型内導体端子31が収容されるメス側誘電体32と、このメス側誘電体32の外周を覆うとともにシールドケーブルWのシールド線Wbに接続されるメス側外導体端子33とを備えている。
【0026】
中心に位置するメス型内導体端子31には、高周波電気信号が伝達されるようになっており、メス側外導体端子33はこのメス型内導体端子31の周囲を覆って電磁的にシールドするためのもので、メス側誘電体32は両端子間を絶縁状態にするものである。
【0027】
図示されるメス型内導体端子31は、導電性板材を型抜きした後、プレス加工等により形成されたもので、相手方のオス型端子21と嵌合接続して電気信号の受け渡しが行われる。
【0028】
このメス型内導体端子31には、ほぼ円筒形状の筒状部31と、芯線Waに接続される圧着部31bが設けられている。この筒状部31aと圧着部31bは、図示されるようにそれぞれ別部材で構成されており、筒状部材からなる筒状部31aの後端に、圧着部31bの前端の圧着片を圧着固定することで一体となっている。
【0029】
図2に示されるように、このメス型内導体端子31の筒状部31aに前述のオス型内導体端子21の弾性接触部21bが挿入されると、接触片21d,21dが筒状部31a内面に弾性的に接触されるようになっている。
【0030】
メス型内導体端子31の圧着部31bには、剥き出しになったシールドケーブルWの芯線Waがかしめ固定されることにより接続されるようになっている。また、メス型内導体端子31のメス側誘電体32に保持される部分には図示しない突出片が形成されており、この突出片がメス側誘電体32の収容孔32aの内壁に係止されることにより、メス型内導体端子31はメス側誘電体32に固定される。
【0031】
図示されるメス側誘電体32は、所定の誘電率を有する樹脂製の絶縁性材料から成形されており、メス型内導体端子31と、後述するメス側外導体端子33との間に組み付けられて、両端子間を絶縁状態にする。メス側誘電体32には、メス型内導体端子31を収容保持する収容孔32aが前後に開口して本体部32bに形成されている。
【0032】
図示されるメス側外導体端子33は、導電性板材を型抜きした後、プレス加工等により略筒状に成形されたもので、円筒状の本体筒部33aと、その本体筒部23a後方の圧着部33bを備えている。本体筒部33a内には、前述のメス側誘電体32が収容されている。収容の際には、本体筒部33aの内面に設けられた凸部33cに、メス側誘電体32の本体部32bの外面に設けられた凹部32cが係合することで固定される。
【0033】
この場合、図示されるように、メス側外導体端子33の本体筒部33aの前端面、メス側誘電体33の本体部32aの前端面、メス型内導体端子31の筒状部31aの前端面は、ほぼ同じ位置になるように配されている。
【0034】
このメス側外導体端子33の本体筒部33aの外径は、前述のオス側外導体端子23の大径筒部23cの内側に嵌合する大きさになっている。したがって、嵌合接続の際には、メス側外導体端子33の外壁面は、オス側外導体端子23の大径筒部23cの内壁に設けられた接触凸部23fに弾性的に接触される。また、図示されるように、このメス側外導体端子33の本体筒部33aの外径は、オス側外導体端子23の小径筒部23dの外径とほぼ同じ大きさとなっている。
【0035】
以上説明した本発明に係るシールドコネクタ10によれば、オス型内導体端子21が、メス型内導体端子31の筒状部31aの内壁に接圧される弾性接触部21bを備えていることにより、従来よりもメス型内導体端子31を簡易な形状にすることができ小型化が可能となっている。その結果、シールドコネクタ10全体としての小型化も可能になる。
【0036】
この場合、オス型内導体端子21の弾性接触部21bは、途中位置で分岐した一対の接触片21dを有した簡易な構成なので小さく形成することができ、接続相手のメス型内導体端子31の小型化にも貢献する。また、メス型内導体端子31を筒状部31aと圧着部31bの2つの部材からなる構成とすることにより、筒状部31aとして単なる円筒形状の部材などを採用することができる。
【0037】
更に、上述したようなシールドコネクタ10の小型化を可能にすると共に、ケーブル等の伝送経路の特性インピーダンスにシールドコネクタの特性インピーダンスを整合させるための調整が容易になり、結果、コネクタの高周波特性を向上させることができる。
【0038】
一般的に、高周波信号の伝送における伝送線の特性インピーダンスは、例えば50Ωというように設定されて、中継接続される電気装置の回路基板やケーブル等の伝送経路の特性インピーダンスとの整合(マッチング)が図られている。このような伝送経路に特性インピーダンスが整合していない部分や接続部が存在すると、不整合部での信号の反射による伝送効率の低下及びノイズの発生やクロストークの発生等の不具合が生じる。従って伝送経路の中継接続部であるコネクタにおいても特性インピーダンスが整合されている必要がある。
【0039】
コネクタの軸方向に対して垂直な断面の特性インピーダンスは、「外導体内径と内導体外径の比」および「誘電体の誘電率」によって決定される。つまりコネクタのオス型シールドコネクタとメス型シールドコネクタにおいて、軸方向に対して垂直な断面の特性インピーダンスをコネクタの軸方向全体にわたって等しくするためには、「外導体内径と内導体外径の比」および「絶縁体の誘電率」を調整してオス型シールドコネクタとメス型シールドコネクタの互いの特性インピーダンスを一致させる必要がある。
【0040】
この場合、オス型シールドコネクタとメス型シールドコネクタで異なる材質の絶縁体を採用して、つまり誘電率の異なる絶縁体を用いてインピーダンス整合を図る方法は、その絶縁体の材料コスト・管理コスト・製造コスト等の増加につながるため好ましくない。一般的には、同じ材質の誘電体を利用できるように、オス型シールドコネクタとメス型シールドコネクタのそれぞれの「外導体内径と内導体外径の比」を調整してインピーダンス整合を図られる。
【0041】
上述したシールドコネクタ10においては、従来よりもメス型内導体端子31を小型にできるので、メス側外導体端子33及びオス側外導体端子23の大きさや形状を、特性インピーダンス整合を考慮して設計する際の自由度が上がる。これにより、コネクタの高周波特性を向上させることができる。
【0042】
尚、本発明はこうした実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施できることは勿論である。例えば、オス型内導体端子21の弾性接触部21bとして、対になった接触片21d,21dを示して説明したが、メス型内導体端子31の筒状部31aの内壁に接圧される構成であれば良く、上述した弾性接触部21bの構成に限定されない。また、上記実施の形態ではシールドコネクタ10について説明したが、シールド構造を有していないコネクタにも本発明が適用可能なのは言うまでもない。また、上記実施の形態ではケーブル用のコネクタとして説明したが、プリント回路基板に直接接続される基板用コネクタにも本発明を適用することでき、ケーブル用コネクタには限定されない。
【図面の簡単な説明】
【0043】
【図1】本発明の一実施形態に係るシールドコネクタの概略構成を示した断面図である。
【図2】図1のシールドコネクタの嵌合接続後を示した図である。
【図3】従来用いられているシールドコネクタの概略構成を示した図である。
【符号の説明】
【0044】
10 シールドコネクタ
20 オス型シールドコネクタ
21 オス型内導体端子
21a 先端部
21b 弾性接触部
21c 圧着部
21d 接触片
22 オス側誘電体
22a 収容孔
22b 本体部
22c 凹部
23 オス側外導体端子
23a 本体筒部
23b 圧着部
23c 大径筒部
23d 小径筒部
23e スリット
23f 接触凸部
23g 凸部
30 メス型シールドコネクタ
31 メス型内導体端子
31a 筒状部
31b 圧着部
31c 後端部
31d 圧着片
32 メス側誘電体
32a 収容孔
32b 本体部
32c 凹部
33 メス側外導体端子
33a 本体筒部
33b 圧着部
33c 凸部
W シールドケーブル
Wa 芯線
Wb シールド線

【特許請求の範囲】
【請求項1】
筒状のメス型端子と、このメス型端子に挿入されて電気的接続が行われるオス型端子を備えたコネクタであって、前記オス型端子は、前記メス型端子の筒状部の内壁に接圧される弾性接触部を備えていることを特徴とするコネクタ。
【請求項2】
前記オス型端子の弾性接触部は、途中位置で分岐した一対の接触片を有していることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
【請求項3】
前記オス型端子の挿入側先端部が、前記メス型端子の筒状部の内径よりも細径に形成されていること特徴とする請求項1又は2に記載のコネクタ。
【請求項4】
前記メス型端子は、前記オス型端子の弾性接触部が挿入される筒状部と、この筒状部に接続されると共に、電線の芯線に接続される接続部を有していることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のコネクタ。
【請求項5】
前記メス型端子の前記接続部は、前記筒状部に圧着接続される圧着片を有していることを特徴とする請求項4に記載のコネクタ。
【請求項6】
更に前記メス型端子を収容するメス側誘電体と、このメス側誘電体を収容する筒状のメス側外導体端子と、前記オス型端子を収容するオス側誘電体と、このオス側誘電体を収容する筒状のオス側外導体端子を備えていると共に、前記メス側外導体端子の筒状部が前記オス側外導体端子の筒状部の内側に挿入されて接続されることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のコネクタ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2008−235131(P2008−235131A)
【公開日】平成20年10月2日(2008.10.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−75780(P2007−75780)
【出願日】平成19年3月23日(2007.3.23)
【出願人】(395011665)株式会社オートネットワーク技術研究所 (2,668)
【出願人】(000183406)住友電装株式会社 (6,135)
【出願人】(000002130)住友電気工業株式会社 (12,747)