説明

コネクタ

【課題】たとえ2種類のコンタクトを有していた場合であってもコンタクトを互いに独立して配列可能とするコネクタを提供すること。
【解決手段】アクチュエータ40の加圧部50とコンタクト10の接点部12とでFPC5を挟持することによりFPC5を保持する一方で加圧部50をFPC5に向けて押し付けた際に加圧部50から受ける反力を利用してコンタクト60の接点部70をFPC5上の接点部(図示せず)と接触させることとする。これにより、コンタクト60の配列をコンタクト10の配列から独立させることができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、FPC(Flexible Printed Circuit)やFFC(Flexible Flat
Cable)と接続するコネクタに関する。
【背景技術】
【0002】
この種のコネクタとしては、例えば、特許文献1に開示されたものがある。特許文献1に開示されたコネクタは、両面に接点部を有するFPCを接続対象物とするものであり、ハウジングと、ハウジングに回動可能に保持されたアクチュエータと、FPCの表面に形成された接点部と接触する第1コンタクトと、FPCの裏面に形成された接点部と接触する第2コンタクトとを備えている。ここで、第1コンタクトは、先端に接点部を有し且つ後端に被押圧部を有している。また、第1コンタクトは、後端の被押圧部をアクチュエータの押圧部によって上側に押圧された際に先端の接点部がFPCの表面の接点部に向けて移動するように、ハウジングに保持されている。即ち、第1コンタクトはシーソーのように動作する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2004−127558号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のコネクタにおいては、第1コンタクトの接点部と第2コンタクトの接点部とでFPCを挟持することで、第1コンタクトの接点部及び第2コンタクトの接点部とFPCの両面に形成された接点部との接触を図っているため、第1コンタクトと第2コンタクトとは、ピッチ方向において交互に並べられている(例えば、特許文献1の0017段落参照)。即ち、特許文献1のコネクタにおいては、一方のコンタクトの配列を行う際に他方のコンタクトの配列も考慮しなければならず、コンタクトの配列の自由度が低いといった問題がある。
【0005】
そこで、本発明は、たとえ2種類のコンタクトを有していた場合であってもコンタクトを互いに独立して配列可能とするコネクタを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明によれば、第1のコネクタとして、
接続対象物が挿入される挿入口を有するコネクタにおいて、
ハウジングと、
加圧部を有するアクチュエータであって、前記接続対象物が挿入可能な開位置と前記挿入口に対して挿入された前記接続対象物を前記加圧部によって加圧する閉位置との間で回動可能となるように前記ハウジングに保持されたアクチュエータと、
前記ハウジングに保持されたコンタクトと
を備えるコネクタにおいて、
前記コンタクトは、バネ部と、該バネ部に支持された被支持部とを備えており、
前記被支持部は、前記アクチュエータが前記閉位置にあるときに前記挿入口に対して挿入された前記接続対象物に向けて前記加圧部を押し付ける一方で前記接続対象物から遠ざかる方向へ向かう反力を前記加圧部から受ける押付部と、前記アクチュエータが前記閉位置にあるときに前記接続対象物と接触する接点部とを備えており、
前記反力によって前記押付部が前記接続対象物から遠ざかる方へ移動させられた際に前記接点部が前記接続対象物に押し付けられるように、前記被支持部は前記バネ部に支持されている
コネクタが得られる。
【0007】
また、本発明によれば、第2のコネクタとして、第1のコネクタであって、
前記被支持部は、前記押付部と前記接点部との間に位置する被支持点において前記バネ部に支持されている
コネクタが得られる。
【0008】
また、本発明によれば、第3のコネクタとして、第2のコネクタであって、
前記被支持部は、前記挿入口に対して前記接続対象物が挿入された際に、該接続対象物に近い第2縁部と該接続対象物から遠い第1縁部とを有しており、
前記押付部と前記接点部とは前記第2縁部上に形成されており、
前記被支持点は前記第1縁部上に形成されている
コネクタが得られる。
【0009】
また、本発明によれば、第4のコネクタとして、第1乃至第3のコネクタのいずれかであって、
付加的接点部を有する付加的コンタクトを更に備えており、
前記接続対象物は平板状又はシート状であって両面に対象物側接点部が形成されたものであり、
前記コンタクトの前記接点部は前記接続対象物の一方の面に形成された前記対象物側接点部と接触するためのものであり、
前記付加的コンタクトの前記付加的接点部は、前記接続対象物の他方の面に形成された前記対象物側接点部と接触するためのものであり、
前記加圧部は、前記アクチュエータが前記閉位置にあるとき、前記接続対象物を前記付加的接点部に向けて押圧し、それによって前記接続対象物の他方の面に形成された前記対象物側接点部と前記付加的接点部とを接触させる
コネクタが得られる。
【0010】
また、本発明によれば、第5のコネクタとして、第4のコネクタであって、
前記付加的接点部と前記加圧部とは、前記アクチュエータが前記閉位置にあるときに前記挿入口に挿入された前記接続対象物を挟持するように、設けられている
コネクタが得られる。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、アクチュエータの加圧部を用いて接続対象物(例えばFPCやFFC)の保持を行う一方で加圧部を接続対象物に向けて押し付けた際に加圧部から受ける反力を利用してコンタクトの接点部を接続対象物上の接点部と接触させることとしたため、コンタクトと接続対象物の反対側にある付加的コンタクトをピッチ方向において交互に並べる必要はない。即ち、接続対象物の反対側にある付加的コンタクトの配列を考慮することなく、コンタクトの配列を行うことができる。
【0012】
また、本発明によれば、加圧部で接続対象物を固定した後にコンタクトの接点部と接続対象物の接点部との接触を図ることができることから、接触信頼性の向上を図ることができる。なお、当該効果は、付加的コンタクトが無い場合(即ち、加圧部とハウジングで接続対象物を挟持する場合など)においても得られるものである。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】本発明の実施の形態によるコネクタを示す斜視図である。コネクタに含まれるアクチュエータは開位置にある。
【図2】図1のコネクタを示す他の斜視図である。コネクタに含まれるアクチュエータは開位置にある。
【図3】図1のコネクタを示す断面図である。アクチュエータは開位置に位置している。
【図4】図1のコネクタを示す断面図である。アクチュエータは閉位置に位置している。
【図5】図4のアクチュエータの加圧部とその近傍を拡大して示す断面図である。
【図6】図4のコネクタの変形例を示す断面図である。この変形例によるコネクタは、下側のコンタクトを有していない。
【発明を実施するための形態】
【0014】
図1及び図2を参照すると、本発明の実施の形態によるコネクタ1は、金属製のコンタクト(付加的コンタクト)10と、コンタクト10を保持する絶縁性のハウジング20と、ハウジング20に対して回動自在に取り付けられた絶縁性のアクチュエータ40と、ハウジング20に保持された金属製のコンタクト(付勢手段)60とを備えている。このコネクタ1は、図3及び図4に示されるように、FPC(又はFFC)5と接続するためのものである。なお、FPC5の上面と下面には夫々対象物側接点部(例えば配線パターンなど:図示せず)が形成されている。
【0015】
図3及び図4に示されるように、コンタクト10は、ハウジング20のFPC(又はFFC)5の挿入側である前端20aから後端20b側に向けて圧入され、それによってハウジング20に保持されている。コンタクト10は、FPC5の下面に形成された対象物側接点部と接触するための接点部(付加的接触部)12を備えている。この接点部12は、コンタクト10のバネ性により、コネクタ1の厚み方向(Z方向)に沿って変位可能である。
【0016】
図1乃至図4を参照すると、ハウジング20は、コネクタ1の幅方向(Y方向)の両側に形成された軸受部22と、コネクタ1に対するFPC5の挿入方向(X方向)において軸受部22と前端20aとの間に形成された回動規制部24とを備えている。軸受部22は、Y方向に凹み且つZ方向に沿って延びる溝である。本実施の形態による軸受部22は、後述するアクチュエータ40の取り付け工程を考慮し、上端の角部をベベル加工してある。回動規制部24は、後述するようにアクチュエータ40の一部を受けることにより、アクチュエータ40の回動範囲を規制するためのものである(図1及び図3参照)。
【0017】
図3及び図4を参照すると、コンタクト60は、ハウジング20の後端20bから前端20a側に向けて圧入され、それによってハウジング20に保持されている。本実施の形態によるコンタクト60は、ハウジング20の後端20b側に保持された被保持部62と、被保持部62に支持されたバネ部64と、バネ部64によって弾性的に支持された被支持部66とを備えている。本実施の形態における被支持部66は、指状又はライフル状の形状を有しており、アクチュエータ40の加圧部50(後述)を押圧する押付部68と、FPC5の上面に形成された対象物側接点部と接触する接点部70とを備えている。この被支持部66は、押付部68と接点部70との間に位置する被支持点66cにおいてバネ部64によって支持されている。
【0018】
詳しくは、図3乃至図5に示されるように、被支持部66は上側の縁部である第1縁部66aと下側の縁部である第2縁部66bとを有している。押付部68と接点部70は第2縁部66b上に形成されており、被支持点66cは第1縁部66a上に形成されている。即ち、被支持部66は、押付部68と接点部70が形成されている側とは反対側をバネ部64によって支持されている。これにより、被支持部66の下側とハウジング20との間にFPC5を挿入することができる。
【0019】
更に、上述した構成から明らかなように、本実施の形態においては、被支持点66cが移動可能となるようにバネ部64に支持されている一方で、押付部68及び接点部70と被支持点66cとを含む系においては押付部68と接点部70とは被支持点66cを中心として円弧状に移動可能となるようにバネ部64に支持されている。即ち、被支持部66は、被支持点66cを中心とする相対的な系においては、被支持点66cを中心として回動可能となっている。従って、被支持部66が図3に示される初期状態にある場合において、被支持部66の押付部68を上に向けて押し上げると、接点部70が下側に移動する。この接点部70の移動により、挿入口2にFPC5が挿入されていた場合には、そのFPC5の上面に形成された対象物側接点部に対して、接点部70が押し付けられることになる(図4参照)。詳しくは、押付部68が加圧部50(後述)をFPC5に対して押し付けると、その反力としてFPC5から遠ざかる方向(上側)へ向かう力を受け、それによって押付部68が上側へ移動させられると共に接点部70が下側(接点部から見てFPC5側)に移動させられる。
【0020】
図1乃至図4を参照すると、アクチュエータ40は、Y方向の両端に設けられた回動軸部42と、収容部44と、被受部46と、連通スリット48と、加圧部50とを備えている。
【0021】
図2から理解されるように、回動軸部42は、アクチュエータ40の両端からY方向外側に向かって突出しており、ハウジング20の軸受部22に受容されている。回動軸部42が軸受部22に受容されることにより、本実施の形態によるアクチュエータ40は、開位置(図3)と閉位置(図4)との間で回動可能となっている。
【0022】
本実施の形態による回動軸部42は、XZ平面内において円形形状の断面を有している。この回動軸部42の直径は、ハウジング20の軸受部22のX方向における長さ(即ち、軸受部22を構成する溝の幅)よりも若干小さく構成されている。これにより、軸受部22内における回動軸部42の回動やZ方向に沿った移動は許容される一方で、回動軸部42のX方向に沿った移動は規制されている。
【0023】
被受部46は、アクチュエータ40のY方向両端に位置しており、アクチュエータ40の前面及び上面(前及び上は、閉位置を基準とした:以下、アクチュエータ40に関する表現において同じ)の一部で構成されている。図3に示されるように、アクチュエータ40が開位置にあるとき、アクチュエータ40の被受部46は、回動規制部24によって受け止められており、それによって、アクチュエータ40が開位置を超えて回動することが防止されている。なお、本実施の形態においては、アクチュエータ40を挿入方向(+X方向)に向けて倒すように操作することにより、アクチュエータ40を開位置から閉位置に向けて回動させることとしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、アクチュエータ40を挿入方向と逆方向(−X方向)に向けて倒すように操作することにより開位置から閉位置に向けて回動させることとしてもよい。この場合、回動規制部24は挿入方向において軸受部22とハウジング20の後端20bとの間に位置することとなり、また、被受部46はアクチュエータ40の上面と後面の一部で構成されることとなる。
【0024】
収容部44は、図4に示されるように、アクチュエータ40が閉位置にあるときにハウジング20の後端20b側を収容する部位である。
【0025】
図3及び図4から理解されるように、連通スリット48は、アクチュエータ40の前面と収容部44とを連通するスリットであり、コンタクト(付勢手段)60毎に設けられている。具体的には、各コンタクト60の被支持部66、特に押付部68は、各連通スリット48内に位置している。
【0026】
加圧部50は、アクチュエータ40の前面の下側付近(前縁付近)に設けられており、その一部は連通スリット48内に面している。これにより、加圧部50は、コンタクト60の被支持部66と連通スリット48内において接触することができる。
【0027】
前述のように、回動軸部42がXZ平面内において円形形状の断面を有しているのに対して、加圧部50は、XZ平面内において略楕円状又は略競技用トラック形状の断面を有している。従って、アクチュエータ40の回動により加圧部50とコンタクト10の接点部12との間の距離を変えることができる(図3及び図4参照)。
【0028】
図1及び図3に示されるように、アクチュエータ40が開位置にあるとき、加圧部50は比較的上方に位置しており、アクチュエータ40とハウジング20とは、FPC5をX方向に沿って挿入可能な挿入口2を規定している。ここで、図3から理解されるように、挿入口2にFPC5が挿入されていない状態において、コンタクト10の接点部12は挿入口2内に位置している。
【0029】
挿入口2にFPC5を挿入した状態でアクチュエータ40を開位置から閉位置まで回動すると、アクチュエータ40の加圧部50はコンタクト60の押付部68によって下側に向けて付勢されている。即ち、挿入口2にFPC5が挿入された状態でアクチュエータ40を開位置から閉位置に回動すると、加圧部50が実質的にZ方向のみに沿ってFPC5を押圧するように、コンタクト60の被支持部66は加圧部50を付勢している。この際、押付部68は加圧部50から上側(FPC5から遠ざかる方向)に向かう反力を受ける。前述したように、押付部68が上側に移動させられると、接点部70が下側(FPC5に近づく方向)に移動させられる。それによって、FPC5の上側に形成された対象物側接点部に対してコンタクト60の接点部70が押し付けられる。
【0030】
上述した本発明の実施の形態によるコネクタ1においては、コンタクト60の接点部70とコンタクト10の接点部12とでFPC5を挟持する構成ではなく、アクチュエータ40の加圧部50とコンタクト10の接点部12とでFPC5を挟持する一方で、コンタクト60の接点部70をFPC5の上側の対象物側接点部に接触させることとしたことから、コンタクト60の配列とコンタクト10の配列とを互いに独立させることができる。
【0031】
加えて、アクチュエータ40の加圧部50によって、最初にFPC5が押圧されFPC5を固定するのと同時にコンタクト60の接点部70が移動して、即ち、FPC5が移動しないため、コンタクト60の接点部70とFPC5の上側の対象物側接点部との接触を図ることができることから、接触信頼性の向上を図ることができる。
【0032】
上述した実施の形態においては、FPC5が両面に対象物側接点部を有するものであったが、図6に示されるように、上面のみに対象物側接点部が形成されたFPC7も使用することができる。図6のコネクタ1′は、下側のコンタクト10を有さないものであり、挿入されたFPC7をハウジング20′とアクチュエータ40の加圧部50とで挟持するものである。この図6に示されるコネクタ1′においても、加圧部50はZ方向に沿ってFPC7に対して加圧することができ、且つ、加圧した状態において、その反力を利用して接点部70をFPC7の対象物側接点部に接触させることができる。
【符号の説明】
【0033】
1,1′ コネクタ
2 挿入口
5,7 FPC
10 コンタクト
12 接点部
20,20′ ハウジング
20a 前端
20b 後端
22 軸受部
24 回動規制部
40 アクチュエータ
42 回動軸部
44 収容部
46 被受部
48 連通スリット
50 加圧部
60 コンタクト(付勢手段)
62 被保持部
64 バネ部
66 被支持部
66a 第1縁部
66b 第2縁部
66c 被支持点
68 押付部
70 接点部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
接続対象物が挿入される挿入口を有するコネクタにおいて、
ハウジングと、
加圧部を有するアクチュエータであって、前記接続対象物が挿入可能な開位置と前記挿入口に対して挿入された前記接続対象物を前記加圧部によって加圧する閉位置との間で回動可能となるように前記ハウジングに保持されたアクチュエータと、
前記ハウジングに保持されたコンタクトと
を備えるコネクタにおいて、
前記コンタクトは、バネ部と、該バネ部に支持された被支持部とを備えており、
前記被支持部は、前記アクチュエータが前記閉位置にあるときに前記挿入口に対して挿入された前記接続対象物に向けて前記加圧部を押し付ける一方で前記接続対象物から遠ざかる方向へ向かう反力を前記加圧部から受ける押付部と、前記アクチュエータが前記閉位置にあるときに前記接続対象物と接触する接点部とを備えており、
前記反力によって前記押付部が前記接続対象物から遠ざかる方へ移動させられた際に前記接点部が前記接続対象物に押し付けられるように、前記被支持部は前記バネ部に支持されている
コネクタ。
【請求項2】
請求項1記載のコネクタであって、
前記被支持部は、前記押付部と前記接点部との間に位置する被支持点において前記バネ部に支持されている
コネクタ。
【請求項3】
請求項2記載のコネクタであって、
前記被支持部は、前記挿入口に対して前記接続対象物が挿入された際に、該接続対象物に近い第2縁部と該接続対象物から遠い第1縁部とを有しており、
前記押付部と前記接点部とは前記第2縁部上に形成されており、
前記被支持点は前記第1縁部上に形成されている
コネクタ。
【請求項4】
請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のコネクタであって、
付加的接点部を有する付加的コンタクトを更に備えており、
前記接続対象物は平板状又はシート状であって両面に対象物側接点部が形成されたものであり、
前記コンタクトの前記接点部は前記接続対象物の一方の面に形成された前記対象物側接点部と接触するためのものであり、
前記付加的コンタクトの前記付加的接点部は、前記接続対象物の他方の面に形成された前記対象物側接点部と接触するためのものであり、
前記加圧部は、前記アクチュエータが前記閉位置にあるとき、前記接続対象物を前記付加的接点部に向けて押圧し、それによって前記接続対象物の他方の面に形成された前記対象物側接点部と前記付加的接点部とを接触させる
コネクタ。
【請求項5】
請求項4記載のコネクタであって、
前記付加的接点部と前記加圧部とは、前記アクチュエータが前記閉位置にあるときに前記挿入口に挿入された前記接続対象物を挟持するように、設けられている
コネクタ。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate


【公開番号】特開2011−29086(P2011−29086A)
【公開日】平成23年2月10日(2011.2.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−175671(P2009−175671)
【出願日】平成21年7月28日(2009.7.28)
【出願人】(000231073)日本航空電子工業株式会社 (1,081)
【Fターム(参考)】