説明

コネクタ

【課題】接続時に芯が交差することを防ぐことができるコネクタを提供する。
【解決手段】本体と、ゴム芯とを含んでなり、本体は、下表面母座内の電気接触ヘッドを挿入するために供する八つの挿入溝を平行に設けてなり、ゴム芯は、本体の内部に固定し、インターネットケーブルの八本の芯にそれぞれ対応するはんだ接続式の端子を含んでなり、該端子はゴム芯に挿設し、端子の第一端が端子と母座の電気接触ヘッドとを電気的に接続するために供する電気接触部であって、該電気接触部が一列に排列し、端子の第二端がインターネットケーブルの八本の芯をそれぞれ端子にはんだ接続するために供するはんだ接続部であって、ゴム芯上には端子のはんだ接続部を穿設する貫通孔が設けられ、該貫通孔はゴム芯の前方側面から後方側面へ貫通し、芯の二つの端子のはんだ接続部が隣接して排列して設けられる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、コネクタに関し、特にインターネット用のケーブルなどを接続するために供するコネクタに関する。
【背景技術】
【0002】
現在、市場で販売されているコネクタは、ピンを差し込むタイプである。
【0003】
インターネット用ケーブルのコネクタは、本体と、配線パッドと、穿設パッドと、内金属鉄ケースと、外金属鉄ケースとを含んでなる。
【0004】
インターネットケーブルの八本の芯はそれぞれ穿設パッド上の貫通孔に穿設される。
【0005】
穿設パッドは芯を位置決めするとともに、八本の芯が位置決めされ、接続位置に対応して分配される。
【0006】
芯の前方端が配線パッド上の溝に挿入される。配線パッドは八本の芯を固定するために供し、八本の芯が一列に排列される。
【0007】
本体は、表面に八つの挿入溝を設けてなる。該挿入溝は、内部に接触片を挿設する。
【0008】
インターネットケーブルのコネクタを組み立てる場合、挟持部材で接触片を本体内部に押し込み、接触片の尖った端縁部をそれぞれ対応する芯の絶縁部に差し込むと、芯の導体と電気的に接続することができる。
【0009】
接触片は通常、三叉に形成される。該三叉の接触片をケーブルの絶縁部に差し込み、コネクタと、ケーブルの導体との電気的な接続が完成する。
【0010】
インターネット用のコネクタは、先にケーブルの両端縁部の外側面を適宜な長さでむいておく。
【0011】
四つの芯をそれぞればらばらにして分線パッド内に穿設し、それぞれのケーブルを引き伸ばして切断し、整える。
【0012】
コネクタの配置ユニットを配線パッドに対応する孔に穿設し、適宜な位置にケーブルを設けた配線パッドをコネクタに穿設する。
【0013】
機械でコネクタ上の金属接触片を押し圧して芯の絶縁部に差し込むと、コネクタとケーブルの導体とが電気的に接続される。
【0014】
従来の工程では、ケーブルを接続する場合、ケーブル内の緑、白/緑、青、白/青の二組とが交差する。
【0015】
また、分線パッドと配線パッドとを使用するため、ケーブルの両端の外側面をむく長さが長くなり、ケーブルの線のよりの強度が大幅に損なわれ、ケーブルの特性も損なわれ、ケーブルに隣接する端縁部の接続に大きな影響を与える。
【0016】
また、コネクタとケーブルの抵抗特性とが一致しないため、インターネットケーブルのエコーの消耗が大きくなり、情報を伝送する品質が低下し、製品の不良品率が上昇する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0017】
この発明は、接続時に芯が交差することを防ぐことができるコネクタを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0018】
そこで本発明者は、本体と、ゴム芯とを含んでなり、
該本体は、下表面母座内の電気接触ヘッドを挿入するために供する八つの挿入溝を平行に設けてなり、
該ゴム芯は、本体の内部に固定し、インターネットケーブルの八本の芯にそれぞれ対応するはんだ接続式の端子を含んでなり、該端子はゴム芯に挿設し、端子の第一端が端子と母座の電気接触ヘッドとを電気的に接続するために供する電気接触部であって、該電気接触部が一列に排列し、端子の第二端がインターネットケーブルの八本の芯をそれぞれ端子にはんだ接続するために供するはんだ接続部であって、
ゴム芯上には端子のはんだ接続部を穿設する貫通孔が設けられ、該貫通孔はゴム芯の前方側面から後方側面へ貫通し、芯の二つの端子のはんだ接続部が隣接して排列して設けられるコネクタによって課題を解決できる点に着眼し、係る知見に基づき本発明を完成させた。
以下、この発明について具体的に説明する。
【0019】
請求項1に記載するコネクタは、本体と、ゴム芯とを含んでなり、
該本体は、下表面母座内の電気接触ヘッドを挿入するために供する八つの挿入溝を平行に設けてなり、
該ゴム芯は、本体の内部に固定し、インターネットケーブルの八本の芯にそれぞれ対応するはんだ接続式の端子を含んでなり、該端子はゴム芯に挿設し、端子の第一端が端子と母座の電気接触ヘッドとを電気的に接続するために供する電気接触部であって、該電気接触部が一列に排列し、端子の第二端がインターネットケーブルの八本の芯をそれぞれ端子にはんだ接続するために供するはんだ接続部であって、
ゴム芯上には端子のはんだ接続部を穿設する貫通孔が設けられ、該貫通孔はゴム芯の前方側面から後方側面へ貫通し、芯の二つの端子のはんだ接続部が隣接して排列して設けられる。
【0020】
請求項2に記載のコネクタは、請求項1における貫通孔が、縦向きに上下二列に、横向きに四列に排列し、端子のはんだ接続部はゴム芯の貫通孔に穿設した後、ゴム芯の後方部にケーブルの八本の芯が平行に排列し、対応する端子のはんだ接続部にはんだ接続して排列され、端子のはんだ接続部が二段四列に排列し、芯に設けられたどれか一つの端子のはんだ接続部を選択してゴム芯の二段の貫通孔の上段か、或いは下段に穿設する。
【0021】
請求項3に記載のコネクタは、請求項2における端子が、C字を呈し、端子の電気接触部とはんだ接続部が平行に設けられ、端子のはんだ接続部が電気接触部を離れて設ける必要だけ端子の中部に湾曲部を設けてなる。
【0022】
請求項4に記載のコネクタは、請求項3におけるゴム芯が、下表面に本体の挿入溝に対応する設置溝が設けられ、端子の電気接触部が該設置溝内に設けられ、
ゴム芯の前端面に下表面の設置溝に対応し、端子の中部を設けるために供する前方設置溝を設けてなり、前方設置溝が対応する設置溝に貫通して形成され、該前方設置溝が対応する貫通孔に貫通して形成される。
【0023】
請求項5に記載のコネクタは、請求項4におけるゴム芯が、前端面の前方設置溝に長手方向の左から右へ第一前方設置溝、第二前方設置溝、第三前方設置溝、第四前方設置溝、第五前方設置溝、第六前方設置溝、第七前方設置溝、第八前方設置溝がそれぞれ排列して設けられ、第一前方設置溝の底部と第二前方設置溝底部とが連接し、第三前方設置溝の中部、底部がそれぞれ第四前方設置溝の中部、底部に連接し、第五前方設置溝の中部、底部がそれぞれ第六前方設置溝の中部、底部と連接し、第七前方設置溝の底部と第八前方設置溝の底部と連接する。
【0024】
請求項6に記載のコネクタは、請求項5におけるコネクタが、内金属鉄ケースと、外金属鉄ケースとを含んでなり、
該内金属鉄ケースの前端部がゴム芯の外側に接続され、内金属鉄ケースの後端がリベット接続加工を通してインターネットケーブルを内金属鉄ケース上の後方に固定し、内金属が本体内に組み合わせて固定され、
外金属の前端部は本体に固定され、外金属鉄ケースが本体後端部に連接され、
端子の電気接触部は挿入溝内に挿設するか、或いは挿入溝以外の位置に平行に設けられ、
本体の上表面には、弾性片が設けられる。該弾性片の両側にはそれぞれインターネットケーブル用のコネクタを母座から外すために供するフックを成型する。
【0025】
請求項7に記載のコネクタは、請求項1から6におけるコネクタが、インターネットケーブルの第一端と第二端にそれぞれ接続し、
該インターネットケーブルの第一端に接続するコネクタは、第一コネクタであって、第二端に接続するコネクタは第二コネクタで、
第一コネクタをインターネット接続協定に基づいて接続する場合、交差するインターネットケーブルの芯が二つの端子のはんだ接続部が副コネクタ上の互いに対応する二つの端子のはんだ接続部に対応して配列する位置がそれぞれ上下に対応して設けられる。
【0026】
請求項8に記載のコネクタは、請求項7における第一コネクタが、インターネット接続協定に基づいて接続する場合、交差したインターネットケーブルの芯の端子のはんだ接続部をゴム芯の二段の貫通孔の内、上段の貫通孔に穿設し、第二コネクタをインターネット接続協定に基づいて接続する場合、交差するインターネットコードの芯に対する端子のはんだ接続部をゴム芯に設けられた二段の貫通孔の内、同一列の下段の貫通孔に穿設する。
【0027】
請求項9に記載のコネクタは、請求項7及び8におけるインターネットケーブルの第一端が、第一コネクタに接続し、第二端が第二コネクタに接続する。
【0028】
請求項10に記載のコネクタは、第一コネクタに設けられた八つの端子が、電気接触部に基づいて左から右へ第一、第二、第三、第四、第五、第六、第七、第八端子の順に配列し、第一コネクタの第二、第四、第五、第七端子のはんだ接続部が左から右へゴム芯の二段の貫通孔の上段の貫通孔に穿設し、第一コネクタの第一、第三、第六、第八端子のはんだ接続部が左から右へゴム芯の二段の貫通孔の下段の貫通孔に穿設し、
第一コネクタの第一、第二、第三、第四、第五、第六、第七、第八端子をそれぞれインターネットケーブルの第一端のオレンジ・白色、オレンジ色、緑・白色、青色、青・白色、緑色、茶・白色、茶色の芯に対応して接続し、
第二コネクタの八つの端子を電気接触部の左から右へ第一、第二、第三、第四、第五、第六、第七、第八の順に配列し、第二、第三、第六、第七端子のはんだ接続部をゴム芯の二段の貫通孔の内の上段の貫通孔に左から右へ順に穿設し、第二コネクタの第一、第四、第五、第八端子のはんだ接続部を左から右へゴム芯の二段の貫通孔の下段の貫通孔に接続し、
第二コネクタの第一、第二、第三、第四、第五、第六、第七、第八端子をそれぞれインターネットケーブルの第二端のオレンジ・白色、オレンジ色、緑・白色、青色、青・白色、緑色、茶・白色、茶色の芯に対応して接続する。
【発明の効果】
【0029】
この発明のコネクタは、ケーブルの様々な特性を維持して情報の伝送の品質を高めるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【図1】この発明のコネクタを示した斜視図である。
【図2】この発明のコネクタを底面から見た状態を示した斜視図である。
【図3】この発明のコネクタを示した分解図である。
【図4】この発明のコネクタのゴム芯を示した斜視図である。
【図5】この発明のコネクタのゴム芯を別の角度から見た状態を示した斜視図である。
【図6】図5に開示するコネクタのゴム芯を示した側面図である。
【図7】図5に開示するコネクタのゴム芯を別の側面から見た状態を示した側面図である。
【図8】この発明のコネクタのゴム芯に端子を接続した後の状態を示した斜視図である。
【図9】この発明のコネクタのゴム芯に端子を接続した後の状態を別の角度から見た状態を示した斜視図である。
【図10】この発明のコネクタの端子を示した斜視図である。
【図11】この発明のコネクタの端子を別の角度から見た状態を示した斜視図である。
【図12】この発明のコネクタの他の実施形態を示した斜視図である。
【図13】この発明のコネクタの他の実施形態を示した分解図である。
【図14】この発明のコネクタの他の実施形態のゴム芯に端子を接続した後の状態を示した斜視図である。
【図15】この発明のコネクタの他の実施形態のゴム芯に端子を接続した後を別の角度から見た状態を示した斜視図である。
【図16】この発明のコネクタの他の実施形態の端子を示した斜視図である。
【図17】この発明のコネクタの他の実施形態の端子を別の角度から見た状態を示した斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0031】
この発明は、接続時に芯が交差することを防ぐことができるコネクタであって、本体と、ゴム芯とを含んでなり、
該本体は、下表面母座内の電気接触ヘッドを挿入するために供する八つの挿入溝を平行に設けてなり、
該ゴム芯は、本体の内部に固定し、インターネットケーブルの八本の芯にそれぞれ対応するはんだ接続式の端子を含んでなり、該端子はゴム芯に挿設し、端子の第一端が端子と母座の電気接触ヘッドとを電気的に接続するために供する電気接触部であって、該電気接触部が一列に排列し、端子の第二端がインターネットケーブルの八本の芯をそれぞれ端子にはんだ接続するために供するはんだ接続部であって、
ゴム芯上には端子のはんだ接続部を穿設する貫通孔が設けられ、該貫通孔はゴム芯の前方側面から後方側面へ貫通し、芯の二つの端子のはんだ接続部が隣接して排列して設けられる。
係る構成のコネクタについて、その構造と特徴を詳述するために具体的な実施例を挙げ、以下に説明する。
【実施例】
【0032】
図1から図11は、この発明のコネクタを示したものである。
【0033】
図面によれば、コネクタは本体1と、ゴム芯2とを含んでなる。
【0034】
本体1は、下表面に八つの挿入溝3を平行に設けてなる。該挿入溝3は、母座内の電気接触ヘッドを挿入するために供する。
【0035】
ゴム芯2は、本体1の内部に固定する。
【0036】
この発明は八つのはんだ接続式の端子4を含んでなる。該端子4は、それぞれインターネットケーブルの八つの芯に対応する。
【0037】
該端子4はゴム芯2の中に挿設する。該端子4の第一端は、電気接触部5であって、端子の電気接触部5は一列に排列する。
【0038】
電気接触部5は、端子4と母座内の電気接触ヘッドとを電気的に接続するために供する。
【0039】
端子4の第二端ははんだ接続部6であって、該はんだ接続部6はインターネットケーブルの芯をそれぞれ対応する端子4にはんだ接続するために供する。
【0040】
端子4は、一体に押し圧成型され、端子4の構造が簡単であるため、加工、生産し易く、生産コストも低く抑えることができる。
【0041】
ゴム芯2は、側面に貫通孔7を設けてなる。該貫通孔7は、ゴム芯2の前端面と後端面とを貫通して形成される。
【0042】
該貫通孔7は、対応する端子4のはんだ接続部6を穿設するために供する。同一の芯に対応するはんだ接続式の二つの端子4のはんだ接続部6はいずれも隣接して排列する。
【0043】
インターネットケーブル内の芯はよりに合わせていずれも隣接するはんだ接続部6にはんだ接続されるため、インターネットケーブルの芯を接続する場合に交差することがなく、接続時に芯が交差する問題を解決することができる。
【0044】
貫通孔7は縦方向、上下二段に、横向きで四列に排列して設けられる。
【0045】
端子4のはんだ接続部6は、ゴム芯2の貫通孔7に穿設されると、ゴム芯2の背面に排列され、インターネットケーブルの八本の芯が平行に排列され、端子4のよりの構造が端子4のはんだ接続部6上の排列に対応してはんだ接続される。
【0046】
よって、端子4のはんだ接続部6が、二段四列に排列される。
【0047】
ゴム芯2上に設けるどれか一つの端子4のはんだ接続部6は、ゴム芯2の二段の貫通孔7の内、上方の一段目か、或いは下方の二段目の貫通孔7に穿設するかを選択することができる。
【0048】
即ち、実際の需要に基づいて対応する端子4を選択し、端子4のはんだ接続部6はゴム芯2の二段の貫通孔7の上方の一段目の貫通孔7に穿設してもよく、下方の二段目の貫通孔7に穿設してもよい。
【0049】
端子4はC字状を呈し、端子4の電気接触部5とはんだ接続部6が平行に設けられる。
【0050】
端子4のはんだ接続部6は、電気接触部5と対向して離す必要があるだけ端子4の中部に湾曲部8を形成する。
【0051】
端子4の電気接触部5は、同じ水準の高さに設けられ、はんだ接続部6と電気接触部5の距離が異なる端子4を生産して、端子4のはんだ接続部6をゴム芯2の二段の貫通孔7の内、上方の一段目の貫通孔7か、或いは下方の二段目の貫通孔7に穿設するかを選択する。
【0052】
端子4の中部に湾曲部8を設けるため、端子4のはんだ接続部6を対応する貫通孔7に穿設することができる。
【0053】
ゴム芯2の下表面である底面には本体1の挿入溝3に対応して設置溝9を設ける。
【0054】
端子4の電気接触部5は、該設置溝9内に設ける。
【0055】
ゴム芯2の前端面である側面にはゴム芯2の下表面の設置溝9に対応して端子4の中部を設けるために供する前方設置溝10が設けられる。
【0056】
前方設置溝10は、対応する設置溝9に貫通して形成される。また、前方設置溝10は対応する貫通孔7とも貫通して形成される。
【0057】
ゴム芯2の前端面の前方設置溝10は、長手方向の左から右へ第一前方設置溝、第二前方設置溝、第三前方設置溝、第四前方設置溝、第五前方設置溝、第六前方設置溝、第七前方設置溝、第八前方設置溝がそれぞれ排列して設けられる。
【0058】
第一前方設置溝の底部と第二前方設置溝底部とが連接し、第三前方設置溝の中部、底部がそれぞれ第四前方設置溝の中部、底部に連接し、第五前方設置溝の中部、底部がそれぞれ第六前方設置溝の中部、底部とが連接し、第七前方設置溝の底部と第八前方設置溝の底部と連接する。
【0059】
ゴム芯2の特殊な設計によりゴム芯2が、異なる形状の端子4に対応することができる。
【0060】
よって、上述の異なる形状の端子4をいずれもゴム芯2上に組み合わせることができ、端子4のはんだ接続部6が対応する貫通孔7に挿設され、ゴム芯2が異なる定義のコネクタでも使用することができる。
【0061】
コネクタは、内金属鉄ケース11と外金属鉄ケース12とを含んでなる。
【0062】
内金属鉄ケース11の前端部がゴム芯2の外側に接続され、内金属鉄ケース11の後端がリベット接続加工を通してインターネットケーブルを内金属鉄ケース11上の後方に固定する。
【0063】
内金属鉄ケース11が組み合わせて、本体1内に固定して設けられる。
【0064】
外金属鉄ケース12の前端部は本体1に固定され、外金属鉄ケース12が本体1後端部と連接される。
【0065】
端子4の電気接触部5は挿入溝3内に挿設するか、或いは挿入溝3以外の位置に平行に設けられる。
【0066】
本体1の上表面には、弾性片13が設けられる。該弾性片13の両側にはそれぞれインターネットケーブル用のコネクタを母座から外すために供するフックを成型する。
【0067】
インターネット接続の協定に従って、この発明のコネクタをインターネット用のケーブルに接続する場合、ケーブル内の芯が交差することがなく、それぞれの芯のシグナルが互いに干渉することを防ぐ。
【0068】
シグナルの抵抗干渉能力が強いため、インターネットケーブルのシグナルを伝送する能力を有効に高めることができる。
【0069】
また、インターネットケーブルの芯は、端子のはんだ接続部上に直接、はんだ接続をする。
【0070】
よって、インターネットケーブルの芯、配線ゴム芯などの部材に穿設させる必要がない。
【0071】
インターネットケーブルの芯の外側の皮をむく長さを非常に短くすることができる。
【0072】
この発明はインターネットケーブルに具えられているよりを損なう程度が非常に小さく、ケーブルの抵抗特性を大幅に保障し、隣接する漏話制御の良し悪しを大幅に保障し、コネクタの抵抗特性と、芯の抵抗特性とを同じにして、ケーブルのエコーの消耗を低減し、情報の伝送の質を高め、不良品率を抑える。
【0073】
図12から図17は、この発明のコネクタの他の実施形態を示したものである。
【0074】
図面によれば、この発明のコネクタは、前述の実施形態と同様に一対で使用するコネクタである。
【0075】
コネクタの構造は前述と略同じであるため、ここでは詳述しない。異なる部分は、はんだ接続式の端子4のはんだ接続部6の排列である。
【0076】
この実施形態では、インターネット接続協定に基づいてケーブルを接続する場合、交差するインターネットケーブルの芯に対する端子4のはんだ接続部6が前述の実施形態の端子4のはんだ接続部6の排列位置と上下逆さに対応して設けられる。
【0077】
図1から図17は、この考案のその他の実施形態を示したものである。
【0078】
図面によれば、コネクタは、前述の二つの実施形態を含んでなり、該二つのコネクタはそれぞれ、インターネットケーブルの第一端と第二端を接続するために供する。
【0079】
インターネットケーブルの第一端に接続するコネクタは、第一コネクタであって、第二端に接続するコネクタは第二コネクタである。
【0080】
第一コネクタは、インターネット接続協定に基づいてケーブルを接続する場合、交差するインターネットケーブルの芯の二つの端子4のはんだ接続部6が第二コネクタの端子4のはんだ接続部6と上下逆さの関係で対応する。
【0081】
第一コネクタは、インターネット接続協定に基づいてケーブルを接続する場合、交差するケーブルの芯の端子4のはんだ接続部6がゴム芯2の二段の貫通孔7の内、上段の貫通孔7に穿設される。
【0082】
第二コネクタは、インターネット接続協定に基づいてケーブルを接続する場合、交差するケーブルの芯の端子4のはんだ接続部6がゴム芯2の二段の貫通孔7の下段の貫通孔7に穿設される。
【0083】
インターネット接続協定に基づいて、この発明のコネクタをケーブルに接続する場合、ケーブルの芯がいずれも交差することがなく、それぞれの芯の信号を干渉することを防ぐことができる。
【0084】
信号の不干渉力が強く、信号の伝送力を有効に高めることができる。
【0085】
また、ケーブルの芯は端子のはんだ接続部上に直接はんだ接続されるため、芯をゴムパッド、配線パッドなどの部材に穿設する必要がない。
【0086】
よって、芯の外側をむく長さも非常に短くすることができ、ケーブルのより損傷の程度を非常に小さくすることができ、抵抗特性及び漏話制御の良し悪しを最大限保障することができる。
【0087】
コネクタの抵抗特性と芯の抵抗特性とが一致し、インターネットのエコーの消耗を抑え、データの伝送の品質を高め、製品の不良品率を抑えることができる。
【0088】
図1から図17は、この発明のインターネットケーブルを示したものである。
【0089】
図面によれば、インターネットケーブルは、ワイヤケーブルと、前述の実施形態に開示するコネクタユニットと、ワイヤケーブルの第一端に接続する第一コネクタと、第二端に接続する第二コネクタとを含んでなる。
【0090】
第一コネクタ上の八つの端子4は、電気接触部5が左から右へそれぞれ第一端子、第二端子、第三端子、第四端子、第五端子、第六端子、第七端子、第八端子の順に排列して設けられる。
【0091】
第一コネクタの第二端子、第四端子、第五端子、第七端子のはんだ接続部6は、左から右にゴム芯2の二段の貫通孔7の上段の貫通孔7に穿設される。
【0092】
第一コネクタの第一端子、第三端子、第六端子、第八端子のはんだ接続部6は、左から右にゴム芯2の二段の貫通孔7の下段の貫通孔7に穿設される。
【0093】
第一コネクタの第一端子、第二端子、第三端子、第四端子、第五端子、第六端子、第七端子、第八端子はそれぞれ、レインターネットケーブルの第一端のオレンジ・白色芯、オレンジ色芯、緑・白色芯、青色芯、青・白色芯、緑色芯、茶・白色芯、茶色芯に接続する。
【0094】
第二コネクタの八つの端子4の電気接触部5は、左から右へそれぞれ第一端子、第二端子、第三端子、第四端子、第五端子、第六端子、第七端子、第八端子の順に排列して設けられる。
【0095】
第二コネクタの第二端子、第三端子、第六端子、第七端子のはんだ接続部6は、左から右にゴム芯2の二段の貫通孔7の上段の貫通孔7に穿設される。
【0096】
第二コネクタの第一端子、第四端子、第五端子、第八端子のはんだ接続部6は、左から右にゴム芯2の二段の貫通孔7の下段の貫通孔7に穿設される。
【0097】
第二コネクタの第一端子、第二端子、第三端子、第四端子、第五端子、第六端子、第七端子、第八端子はそれぞれ、レインターネットケーブルの第一端のオレンジ・白色芯、オレンジ色芯、緑・白色芯、青色芯、青・白色芯、緑色芯、茶・白色芯、茶色芯に接続する。
【0098】
この発明のインターネットケーブルの芯はいずれも交差することがなく、それぞれの芯の信号が互いに干渉されることを防ぐことができる。
【0099】
信号の不干渉力が高く、信号の伝送力を有効に高めることができる。
【0100】
また、ケーブルの芯は端子のはんだ接続部上に直接はんだ接続されるため、芯をゴムパッド、配線パッドなどの部材に穿設する必要がない。
【0101】
よって、芯の外側をむく長さも非常に短くすることができ、ケーブルのより損傷の程度を非常に小さくすることができ、抵抗特性及び漏話制御の良し悪しを最大限保障することができる。
【0102】
コネクタの抵抗特性と芯の抵抗特性とが一致し、インターネットのエコーの消耗を抑え、データの伝送の品質を高め、製品の不良品率を抑えることができる。
【0103】
さらに、この発明のインターネットケーブルは構造が簡単で、加工、生産がし易く、コストを抑えることができる構造からなる。
【0104】
以上は、この発明の好ましい実施例であって、この発明の実施の範囲を限定するものではない。よって、当業者のなし得る修正、もしくは変更であって、この発明の精神の下においてなされ、この発明に対して均等の効果を有するものは、いずれもこの発明の特許請求の範囲に属するものとする。
【符号の説明】
【0105】
1 本体
10 前方設置溝
11 内金属鉄ケース
12 外金属鉄ケース
13 弾性片
2 ゴム芯
3 挿入溝
4 端子
5 電気接触部
6 はんだ接続部
7 貫通孔
8 湾曲部
9 設置溝

【特許請求の範囲】
【請求項1】
本体と、ゴム芯とを含んでなり、
該本体は、下表面母座内の電気接触ヘッドを挿入するために供する八つの挿入溝を平行に設けてなり、
該ゴム芯は、本体の内部に固定し、インターネットケーブルの八本の芯にそれぞれ対応するはんだ接続式の端子を含んでなり、該端子はゴム芯に挿設し、端子の第一端が端子と母座の電気接触ヘッドとを電気的に接続するために供する電気接触部であって、該電気接触部が一列に排列し、端子の第二端がインターネットケーブルの八本の芯をそれぞれ端子にはんだ接続するために供するはんだ接続部であって、
ゴム芯上には端子のはんだ接続部を穿設する貫通孔が設けられ、該貫通孔はゴム芯の前方側面から後方側面へ貫通し、芯の二つの端子のはんだ接続部が隣接して排列して設けられることを特徴とするコネクタ。
【請求項2】
前記貫通孔が、縦向きに上下二列に、横向きに四列に排列し、端子のはんだ接続部はゴム芯の貫通孔に穿設した後、ゴム芯の後方部にケーブルの八本の芯が平行に排列し、対応する端子のはんだ接続部にはんだ接続して排列され、端子のはんだ接続部が二段四列に排列し、芯に設けられたどれか一つの端子のはんだ接続部を選択してゴム芯の二段の貫通孔の上段か、或いは下段に穿設することを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
【請求項3】
前記端子が、C字を呈し、端子の電気接触部とはんだ接続部が平行に設けられ、端子のはんだ接続部が電気接触部を離れて設ける必要だけ端子の中部に湾曲部を設けてなることを特徴とする請求項2に記載のコネクタ。
【請求項4】
前記ゴム芯が、下表面に本体の挿入溝に対応する設置溝が設けられ、端子の電気接触部が該設置溝内に設けられ、
ゴム芯の前端面に下表面の設置溝に対応し、端子の中部を設けるために供する前方設置溝を設けてなり、前方設置溝が対応する設置溝に貫通して形成され、該前方設置溝が対応する貫通孔に貫通して形成されることを特徴とする請求項3に記載のコネクタ。
【請求項5】
前記ゴム芯が、前端面の前方設置溝に長手方向の左から右へ第一前方設置溝、第二前方設置溝、第三前方設置溝、第四前方設置溝、第五前方設置溝、第六前方設置溝、第七前方設置溝、第八前方設置溝がそれぞれ排列して設けられ、第一前方設置溝の底部と第二前方設置溝底部とが連接し、第三前方設置溝の中部、底部がそれぞれ第四前方設置溝の中部、底部に連接し、第五前方設置溝の中部、底部がそれぞれ第六前方設置溝の中部、底部と連接し、第七前方設置溝の底部と第八前方設置溝の底部と連接することを特徴とする請求項4に記載のコネクタ。
【請求項6】
前記コネクタが、内金属鉄ケースと、外金属鉄ケースとを含んでなり、
該内金属鉄ケースの前端部がゴム芯の外側に接続され、内金属鉄ケースの後端がリベット接続加工を通してインターネットケーブルを内金属鉄ケース上の後方に固定し、内金属が本体内に組み合わせて固定され、
外金属の前端部は本体に固定され、外金属鉄ケースが本体後端部に連接され、
端子の電気接触部は挿入溝内に挿設するか、或いは挿入溝以外の位置に平行に設けられ、
本体の上表面には、弾性片が設けられる。該弾性片の両側にはそれぞれインターネットケーブル用のコネクタを母座から外すために供するフックを成型することを特徴とする請求項5に記載のコネクタ。
【請求項7】
前記コネクタが、インターネットケーブルの第一端と第二端にそれぞれ接続し、
該インターネットケーブルの第一端に接続するコネクタは、第一コネクタであって、第二端に接続するコネクタは第二コネクタで、
第一コネクタをインターネット接続協定に基づいて接続する場合、交差するインターネットケーブルの芯が二つの端子のはんだ接続部が副コネクタ上の互いに対応する二つの端子のはんだ接続部に対応して配列する位置がそれぞれ上下に対応して設けられることを特徴とする請求項1から6に記載のコネクタ。
【請求項8】
前記第一コネクタが、インターネット接続協定に基づいて接続する場合、交差したインターネットケーブルの芯の端子のはんだ接続部をゴム芯の二段の貫通孔の内、上段の貫通孔に穿設し、第二コネクタをインターネット接続協定に基づいて接続する場合、交差するインターネットコードの芯に対する端子のはんだ接続部をゴム芯に設けられた二段の貫通孔の内、同一列の下段の貫通孔に穿設することを特徴とする請求項7に記載のコネクタ。
【請求項9】
前記インターネットケーブルの第一端が、第一コネクタに接続し、第二端が第二コネクタに接続することを特徴とする請求項7及び8に記載のコネクタ。
【請求項10】
前記第一コネクタに設けられた八つの端子が、電気接触部に基づいて左から右へ第一、第二、第三、第四、第五、第六、第七、第八端子の順に配列し、第一コネクタの第二、第四、第五、第七端子のはんだ接続部が左から右へゴム芯の二段の貫通孔の上段の貫通孔に穿設し、第一コネクタの第一、第三、第六、第八端子のはんだ接続部が左から右へゴム芯の二段の貫通孔の下段の貫通孔に穿設し、
第一コネクタの第一、第二、第三、第四、第五、第六、第七、第八端子をそれぞれインターネットケーブルの第一端のオレンジ・白色、オレンジ色、緑・白色、青色、青・白色、緑色、茶・白色、茶色の芯に対応して接続し、
第二コネクタの八つの端子を電気接触部の左から右へ第一、第二、第三、第四、第五、第六、第七、第八の順に配列し、第二、第三、第六、第七端子のはんだ接続部をゴム芯の二段の貫通孔の内の上段の貫通孔に左から右へ順に穿設し、第二コネクタの第一、第四、第五、第八端子のはんだ接続部を左から右へゴム芯の二段の貫通孔の下段の貫通孔に接続し、
第二コネクタの第一、第二、第三、第四、第五、第六、第七、第八端子をそれぞれインターネットケーブルの第二端のオレンジ・白色、オレンジ色、緑・白色、青色、青・白色、緑色、茶・白色、茶色の芯に対応して接続することを特徴とするコネクタ。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate

【図9】
image rotate

【図10】
image rotate

【図11】
image rotate

【図12】
image rotate

【図13】
image rotate

【図14】
image rotate

【図15】
image rotate

【図16】
image rotate

【図17】
image rotate


【公開番号】特開2013−93098(P2013−93098A)
【公開日】平成25年5月16日(2013.5.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−107860(P2010−107860)
【出願日】平成22年5月10日(2010.5.10)
【出願人】(510127608)永泰電子(東莞)有限公司 (2)
【Fターム(参考)】