説明

コレステロール管理および関連使用のためのケトン化合物および組成物

本発明は、新規ケトン化合物、ケトン化合物を含む組成物、およびケトン化合物を含む組成物を投与することを含む心血管疾患、異常脂質血症、異常タンパク質血症、およびグルコース代謝障害を治療および予防するのに有用な方法に関する。本発明の化合物、組成物、および方法は、アルツハイマー病、X症候群、ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体関連障害、敗血症、血栓障害、肥満症、膵炎、高血圧症、腎疾患、癌、炎症、およびインポテンスを治療および予防するのにも有用である。特定の実施形態において、本発明の化合物、組成物、および方法は、コレステロール低下剤および血糖降下剤などの他の治療薬との併用療法に有用である。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式Iの化合物、または薬学的に許容できるその塩、水和物、溶媒和物、もしくは混合物
【化1】

[式中、
(a)Zの各出現は、独立してCH、CH=CH、またはフェニルであり、mの各出現は、独立して1〜9の整数であるが、Zがフェニルである場合、それに付随するmは1であり、
(b)Gは、(CH、CHCH=CHCH、CH=CH、CH2−フェニル−CH、またはフェニルであり、xは、2、3、または4であり、
(c)WおよびWは、独立してL、V、C(R)(R)−(CHc−C(R)(R)−(CHn−Y、またはC(R)(R)−(CHc−Vであり、cは、1または2であり、nは、0〜4の独立した整数であり、
(d)RおよびRは、独立してCOH、CO(C1〜)アルキル、(C1〜)アルキル、(C2〜)アルケニル、(C2〜)アルキニル、フェニル、またはベンジルであるか、あるいは、WまたはWが、C(R)(R)−(CHc−C(R)(R)−Yである場合、RおよびRは、両方ともHであってよいか、あるいは、RおよびRならびにそれらが共に結合する炭素は、一緒になって(C〜C)シクロアルキル基を形成し、
(e)RおよびRは、独立してH、OH、COH、CO(C1〜)アルキル、(C1〜)アルキル、(C2〜)アルケニル、(C2〜)アルキニル、(C1〜)アルコキシ、フェニル、ベンジル、Cl、Br、CN、NO、またはCFであるか(ただし、RとRが共にHである場合、RまたはRの1つはHでない)、あるいは、RおよびRならびにそれらが共に結合する炭素は、一緒になって(C〜C)シクロアルキル基を形成し、
(f)Lは、C(R)(R)−(CHn−Yであり、
(g)Vは、下式であり、
【化2】

(h)Yは、(C1〜)アルキル、OH、COOH、CHO、COOR、SOH、下式であり、
【化3】

(I)Rは、(C1〜)アルキル、(C2〜)アルケニル、(C2〜)アルキニル、フェニル、またはベンジルであり、非置換であるか、あるいは1個または複数のハロ、OH、(C1〜)アルコキシ、またはフェニル基によって置換されており、
(ii)Rの各出現は、独立してH、(C1〜)アルキル、(C2〜)アルケニル、または(C2〜)アルキニルであり、非置換であるか、あるいは1個または2個のハロ、OH、C1〜アルコキシ、またはフェニル基によって置換されており、
(iii)Rの各出現は、独立してH、(C1〜)アルキル、(C2〜)アルケニル、または(C2〜)アルキニルであるが、
ただし、
(i)Gが(CH)xであり、xが4であり、Zの各出現がCHであり、mの各出現が4であり、Wが−CH(CH)COHである場合、Wは、Wと同じでなく、
(ii)GがCH−フェニル−CHであり、Zの各出現がCHであり、mの各出現が2であり、Wが−C(CHCH(COCHCHである場合、Wは、Wと同じでなく、
(iii)GがCH−フェニル−CHであり、Zの各出現がCHであり、mの各出現が2であり、Wが−C(CHCH(COCHCH)である場合、Wは、Wと同じでなく、
(iv)GがCH−フェニル−CHであり、Zの各出現がCHであり、mの各出現が1であり、Wが−COCHC(CHCHCOHである場合、Wは、Wと同じでなく、
(v)Gが(CHであり、xが4であり、Zの各出現がCHであり、mの各出現が2であり、Wが−C(フェニル)CHCOHである場合、Wは、Wと同じでなく、
(vi)GがCH=CHであり、Zの各出現がCHであり、mの各出現が1であり、Wが−C(CHCH(COH)である場合、Wは、Wと同じでなく、
(vii)Gがフェニルであり、Zの各出現がCHであり、mの各出現が1であり、Wが−C(フェニル)COHである場合、Wは、Wと同じでない]。
【請求項2】
(a)WおよびWが、独立してL、V、またはC(R)(R)−(CHc−V(cは、1または2である)であり、
(b)RまたはRが、独立して(C1〜)アルキル、(C2〜)アルケニル、(C2〜)アルキニル、フェニル、またはベンジルである請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
が、Lである請求項1に記載の化合物。
【請求項4】
が、Vである請求項1に記載の化合物。
【請求項5】
が、C(R)(R)−(CHc−C(R)(R)−(CH−Yである請求項1に記載の化合物。
【請求項6】
が、C(R)(R)−(CHc−Vである請求項1に記載の化合物。
【請求項7】
およびWが、独立したL基である請求項1に記載の化合物。
【請求項8】
Yの各出現が、独立して(CHOH、(CHCOOR、または(CHCOOHである請求項7に記載の化合物。
【請求項9】
式Iaの化合物、または薬学的に許容できるその塩、水和物、溶媒和物、もしくは混合物
【化4】

[式中、
(a)Zの各出現は、独立してCHまたはCH=CHであり、mの各出現は、独立して1〜9の整数であり、
(b)Gは、(CH、CHCH=CHCH、またはCH=CH(xは、2、3、または4である)であり、
(c)WおよびWは、独立してL、V、またはC(R)(R)−(CHc−V(cは、1または2である)であり、
(d)RおよびRの各出現は、独立してCOH、CO(C1〜)アルキル、(C1〜)アルキル、(C2〜)アルケニル、(C2〜)アルキニル、フェニル、ベンジルであるか、RおよびRならびにそれらが共に結合する炭素は、一緒になって(C〜C)シクロアルキル基を形成し、
(e)Lは、C(R)(R)−(CHn−Y(nは、0〜4の独立した整数である)であり、
(f)Vは、下式であり、
【化5】

(g)Yの各出現は、独立して(C1〜)アルキル、OH、COOH、CHO、(CHCOOR、SOH、下式であり、
【化6】

(I)Rは、(C1〜)アルキル、(C2〜)アルケニル、(C2〜)アルキニル、フェニル、またはベンジルであり、非置換であるか、あるいは1個または複数のハロ、OH、(C1〜)アルコキシ、またはフェニル基によって置換されており、
(ii)Rの各出現は、独立してH、(C1〜)アルキル、(C2〜)アルケニル、または(C2〜)アルキニルであり、非置換であるか、あるいは1個または2個のハロ、OH、C1〜アルコキシ、またはフェニル基によって置換されており、
(iii)Rの各出現は、独立してH、(C1〜)アルキル、(C2〜)アルケニル、または(C2〜)アルキニルであるが、
ただし、
(i)xが4であり、Zの各出現がCHであり、mの各出現が4であり、Wが−CH(CH)COHである場合、Wは、Wと同じでなく、
(ii)xが4であり、Zの各出現がCHであり、mの各出現が2であり、Wが−C(フェニル)CHCOHである場合、Wは、Wと同じでない]。
【請求項10】
が、Lである請求項9に記載の化合物。
【請求項11】
が、Vである請求項9に記載の化合物。
【請求項12】
が、C(R)(R)−(CHc−Vである請求項9に記載の化合物。
【請求項13】
およびWが、独立したL基である請求項9に記載の化合物。
【請求項14】
Yの各出現が、独立してOH、COOR、またはCOOHである請求項13に記載の化合物。
【請求項15】
式Ibの化合物、または薬学的に許容できるその塩、水和物、溶媒和物、もしくは混合物
【化7】

[式中、
(a)mの各出現は、独立して1〜9の整数であり、
(b)xは、2、3、または4であり、
(c)nは、0〜4の独立した整数であり、
(d)RおよびRの各出現は、独立してCOH、CO(C1〜)アルキル、(C1〜)アルキル、(C2〜)アルケニル、(C2〜)アルキニル、フェニル、ベンジルであるか、あるいはRおよびRならびにそれらが共に結合する炭素は、一緒になって(C〜C)シクロアルキル基を形成し、
(e)R11およびR12の各出現は、独立してH、COH、CO(C1〜)アルキル、(C1〜)アルキル、(C2〜)アルケニル、(C2〜)アルキニル、フェニル、ベンジルであるか、あるいはR11およびR12ならびにそれらが共に結合する炭素は、一緒になって(C〜C)シクロアルキル基を形成し、
(f)Yの各出現は、独立して(C1〜)アルキル、OH、COOH、CHO、COOR、SOH、下式であり、
【化8】

(I)Rは、(C1〜)アルキル、(C2〜)アルケニル、(C2〜)アルキニル、フェニル、またはベンジルであり、非置換であるか、あるいは1個または複数のハロ、OH、(C1〜)アルコキシ、またはフェニル基によって置換されており、
(ii)Rの各出現は、独立してH、(C1〜)アルキル、(C2〜)アルケニル、または(C2〜)アルキニルであり、非置換であるか、あるいは1個または2個のハロ、OH、C1〜アルコキシ、またはフェニル基によって置換されており、
(iii)Rの各出現は、独立してH、(C1〜)アルキル、(C2〜)アルケニル、または(C2〜)アルキニルであるが、
ただし、
(i)xが4であり、mの各出現が4であり、Wが−CH(CH)COHである場合、Wは、Wと同じでなく、
(ii)xが4であり、mの出現が2であり、Wが−C(フェニル)CHCOHである場合、Wは、Wと同じでない]。
【請求項16】
Yの各出現が、独立してOH、COOR、またはCOOHである請求項15に記載の化合物。
【請求項17】
各RまたはRが、同一または異なる(C1〜)アルキル基である請求項16に記載の化合物。
【請求項18】
式Icの化合物、または薬学的に許容できるその塩、水和物、溶媒和物、もしくは混合物
【化9】

[式中、
(a)mの各出現は、1〜9の独立した整数であり、
(b)xは、2、3、または4であり、
(c)Vは、下式であるが、
【化10】

ただし、
(i)xが4であり、mの各出現が4であり、Wが−CH(CH)COHである場合、Wは、Wと同じでなく、
(ii)xが4であり、mの各出現が2であり、Wが−C(フェニル)CHCOHである場合、Wは、Wと同じでない]。
【請求項19】
式5−[2−(5−ヒドロキシ−4,4−ジメチル−ペンチルオキシ)−エトキシ]−2,2−ジメチル−ペンタン−1−オールまたは4−[3−(3,3−ジメチル−4−オキソ−ブトキシ)−プロポキシ]−2,2−ジメチル−酪酸を有する請求項1に記載の化合物。
【請求項20】
式IIの化合物、または薬学的に許容できるその塩、水和物、溶媒和物、もしくは混合物
【化11】

[式中、
(a)RおよびRは、独立してCOH、CO(C1〜)アルキル、(C1〜)アルキル、(C2〜)アルケニル、(C2〜)アルキニル、フェニル、またはベンジルであるか、あるいは、R、R、およびそれらが共に結合する炭素は、一緒になって(C3〜)シクロアルキル基を形成し、
(b)R11およびR12は、独立してCOH、CO(C1〜)アルキル、(C1〜)アルキル、(C2〜)アルケニル、(C2〜)アルキニル、フェニル、ベンジルであるか、あるいはR11、R12、およびそれらが共に結合する炭素は、一緒になって(C3〜)シクロアルキル基を形成し、
(c)nは、1〜6の整数であり、
(d)mの各出現は、独立して0〜4の整数であり、
(e)WおよびWは、独立して(C1〜)アルキル、CHOH、C(O)OH、CHO、OC(O)R、C(O)OR、SOH、下式であり、
【化12】

(I)Rは、(C1〜)アルキル、(C2〜)アルケニル、(C2〜)アルキニル、フェニル、またはベンジルであり、非置換であるか、あるいは1個または複数のハロ、OH、(C1〜)アルコキシ、またはフェニル基によって置換されており、
(ii)Rの各出現は、独立してH、(C1〜)アルキル、(C2〜)アルケニル、または(C2〜)アルキニルであり、非置換であるか、あるいは1個または2個のハロ、OH、C1〜アルコキシ、またはフェニル基によって置換されており、
(iii)Rの各出現は、独立してH、(C1〜)アルキル、(C2〜)アルケニル、または(C2〜)アルキニルである]。
【請求項21】
式IIaの化合物、または薬学的に許容できるその塩、水和物、溶媒和物、もしくは混合物
【化13】

[式中、
(a)RおよびRは、OH、COOH、CHO、COOR、SOH、下式であり、
【化14】

(I)Rは、(C1〜)アルキル、(C2〜)アルケニル、(C2〜)アルキニル、フェニル、またはベンジルであり、非置換であるか、あるいは1個または複数のハロ、OH、(C1〜)アルコキシ、またはフェニル基によって置換されており、
(ii)Rの各出現は、独立してH、(C1〜)アルキル、(C2〜)アルケニル、または(C2〜)アルキニルであり、非置換であるか、あるいは1個または2個のハロ、OH、C1〜アルコキシ、またはフェニル基によって置換されており、
(iii)Rの各出現は、独立してH、(C1〜)アルキル、(C2〜)アルケニル、または(C2〜)アルキニルであり、
(b)RおよびRは、COH、CO(C1〜)アルキル、(C1〜)アルキル、(C2〜)アルケニル、(C2〜)アルキニル、フェニル、またはベンジルであり、
(c)RおよびRは、水素、ハロゲン、(C1〜)アルキル、(C1〜)アルコキシ、(C6)アリールオキシ、CN、またはNO、N(R(Rは、H、(C1〜)アルキル、フェニル、またはベンジルである)であり、
(d)mの各出現は、独立して1〜5の整数であり、
(e)nの各出現は、独立して0〜4の整数であり、
(f)*1および*2は、独立したキラル炭素中心を表し、各中心は、独立してRまたはSであってよい]。
【請求項22】
*1が、立体化学的配置R、または実質的にRのキラル炭素中心である請求項21に記載の化合物。
【請求項23】
*1が、立体化学的配置S、または実質的にSのキラル中心である請求項21に記載の化合物。
【請求項24】
*2が、立体化学的配置R、または実質的にRのキラル炭素中心である請求項21に記載の化合物。
【請求項25】
*2が、立体化学的配置S、または実質的にSのキラル中心である請求項21に記載の化合物。
【請求項26】
式IIIの化合物、または薬学的に許容できるその塩、水和物、溶媒和物、もしくは混合物
【化15】

[式中、
(a)Zの各出現は、独立してCH、CH=CH、またはフェニルであり、mの各出現は、独立して1〜5の整数であるが、Zがフェニルである場合、それに付随するmは1であり、
(b)Gは、(CH、CHCH=CHCH、CH=CH、CH2−フェニル−CH、またはフェニル(xは、1〜4の整数である)であり、
(c)WおよびWは、独立してC(R)(R)−(CHn−Y(nは、0〜4の整数である)であり、
(d)RおよびRは、独立してCOH、CO(C1〜)アルキル、(C1〜)アルキル、(C2〜)アルケニル、(C2〜)アルキニル、フェニル、またはベンジルであるか、あるいは、RとRは、共にHであるか、あるいは、R、R、およびそれらが共に結合する炭素は、一緒になって(C〜C)シクロアルキル基を形成し、
(e)Yは、(C1〜)アルキル、(CHOH、(CHCOOH、(CHCHO、(CHCOOR、SOH、下式であり、
【化16】

(I)Rは、(C1〜)アルキル、(C2〜)アルケニル、(C2〜)アルキニル、フェニル、またはベンジルであり、非置換であるか、あるいは1個または複数のハロ、OH、(C1〜)アルコキシ、またはフェニル基によって置換されており、
(ii)Rの各出現は、独立してH、(C1〜)アルキル、(C2〜)アルケニル、または(C2〜)アルキニルであり、非置換であるか、あるいは1個または2個のハロ、OH、C1〜アルコキシ、またはフェニル基によって置換されており、
(iii)Rの各出現は、独立してH、(C1〜)アルキル、(C2〜)アルケニル、または(C2〜)アルキニルであり、
(f)pの各出現は、独立して2または3であり、破線は、存在する場合、1個または複数の炭素−炭素二重結合を完成する1個または複数の追加の炭素−炭素結合の任意選択な存在を表す]。
【請求項27】
およびWが、独立したC(R)(R)−(CH−Y基であり(nは、0〜4の独立した整数である)、Yの各出現が、独立してOH、COOR、またはCOOHである請求項26に記載の化合物。
【請求項28】
pが0である請求項26に記載の化合物。
【請求項29】
pが1である請求項26に記載の化合物。
【請求項30】
式IIIaの化合物、または薬学的に許容できるその塩、水和物、溶媒和物、クラスレート
【化17】

[式中、
(a)mの各出現は、独立して1〜5の整数であり、
(b)xは、1〜4の整数であり、
(c)WおよびWは、独立してC(R)(R)−(CHn−Y、下式であり、
【化18】

(d)RまたはRの各出現は、独立して(C1〜)アルキル、(C2〜)アルケニル、(C2〜)アルキニル、フェニル、ベンジルであるか、あるいは、R、R、およびそれらが共に結合する炭素は、一緒になって(C〜C)シクロアルキル基を形成し、
(e)Yは、(C1〜)アルキル、OH、COOH、CHO、COOR、SOH、下式であり、
【化19】

(I)Rは、(C1〜)アルキル、(C2〜)アルケニル、(C2〜)アルキニル、フェニル、またはベンジルであり、非置換であるか、あるいは1個または複数のハロ、OH、(C1〜)アルコキシ、またはフェニル基によって置換されており、
(ii)Rの各出現は、独立してH、(C1〜)アルキル、(C2〜)アルケニル、または(C2〜)アルキニルであり、非置換であるか、あるいは1個または2個のハロ、OH、C1〜アルコキシ、またはフェニル基によって置換されており、
(iii)Rの各出現は、独立してH、(C1〜)アルキル、(C2〜)アルケニル、または(C2〜)アルキニルであり、
(f)pの各出現は、独立して0または1である]。
【請求項31】
およびWが、独立したC(R)(R)−(CH2)n−Y基であり(nは、0〜4の整数である)、Yの各出現が、独立してOH、COOR、またはCOOHである請求項30に記載の化合物。
【請求項32】
pが0である請求項30に記載の化合物。
【請求項33】
pが1である請求項30に記載の化合物。
【請求項34】
請求項1、9、15、18、20、21、26、または30に記載の化合物および薬学的に許容できるビヒクル、賦形剤、または希釈剤を含む医薬組成物。
【請求項35】
以下の化合物、すなわち6−(5,5−ジメチル−6−ヒドロキシ−ヘキサン−1−スルフィニル)−2,2−ジメチル−ヘキサン−1−オールまたは薬学的に許容できるその塩、水和物、溶媒和物、クラスレート、エナンチオマー、ジアステレオマー、ラセミ化合物、もしくは立体異性体の混合物および薬学的に許容できるビヒクル、賦形剤、または希釈剤を含む医薬組成物。
【請求項36】
患者において心血管疾患を治療または予防するための方法であって、そのような治療または予防を必要とする患者に、治療有効量の請求項1、9、15、18、20、21、26、または30に記載の化合物を投与することを含む方法。
【請求項37】
患者において異常脂質血症を治療または予防するための方法であって、そのような治療または予防を必要とする患者に、治療有効量の請求項1、9、15、18、20、21、26、または30に記載の化合物を投与することを含む方法。
【請求項38】
患者において異常リポタンパク質血症を治療または予防するための方法であって、そのような治療または予防を必要とする患者に、治療有効量の請求項1、9、15、18、20、21、26、または30に記載の化合物を投与することを含む方法。
【請求項39】
患者においてグルコース代謝の障害を治療または予防するための方法であって、そのような治療または予防を必要とする患者に、治療有効量の請求項1、9、15、18、20、21、26、または30に記載の化合物を投与することを含む方法。
【請求項40】
患者においてアルツハイマー病を治療または予防するための方法であって、そのような治療または予防を必要とする患者に、治療有効量の請求項1、9、15、18、20、21、26、または30に記載の化合物を投与することを含む方法。
【請求項41】
患者においてX症候群または代謝症候群を治療または予防するための方法であって、そのような治療または予防を必要とする患者に、治療有効量の請求項1、9、15、18、20、21、26、または30に記載の化合物を投与することを含む方法。
【請求項42】
患者において敗血症を治療または予防するための方法であって、そのような治療または予防を必要とする患者に、治療有効量の請求項1、9、15、18、20、21、26、または30に記載の化合物を投与することを含む方法。
【請求項43】
患者において血栓障害を治療または予防するための方法であって、そのような治療または予防を必要とする患者に、治療有効量の請求項1、9、15、18、20、21、26、または30に記載の化合物を投与することを含む方法。
【請求項44】
患者においてペルオキシソーム増殖因子活性化受容体関連障害を治療または予防するための方法であって、そのような治療または予防を必要とする患者に、治療有効量の請求項1、9、15、18、20、21、26、または30に記載の化合物を投与することを含む方法。
【請求項45】
患者において肥満症を治療または予防するための方法であって、そのような治療または予防を必要とする患者に、治療有効量の請求項1、9、15、18、20、21、26、または30に記載の化合物を投与することを含む方法。
【請求項46】
患者において膵炎を治療または予防するための方法であって、そのような治療または予防を必要とする患者に、治療有効量の請求項1、9、15、18、20、21、26、または30に記載の化合物を投与することを含む方法。
【請求項47】
患者において高血圧症を治療または予防するための方法であって、そのような治療または予防を必要とする患者に、治療有効量の請求項1、9、15、18、20、21、26、または30に記載の化合物を投与することを含む方法。
【請求項48】
患者において腎疾患を治療または予防するための方法であって、そのような治療または予防を必要とする患者に、治療有効量の請求項1、9、15、18、20、21、26、または30に記載の化合物を投与することを含む方法。
【請求項49】
患者において癌を治療または予防するための方法であって、そのような治療または予防を必要とする患者に、治療有効量の請求項1、9、15、18、20、21、26、または30に記載の化合物を投与することを含む方法。
【請求項50】
患者において炎症を治療または予防するための方法であって、そのような治療または予防を必要とする患者に、治療有効量の請求項1、9、15、18、20、21、26、または30に記載の化合物を投与することを含む方法。
【請求項51】
患者においてインポテンスを治療または予防するための方法であって、そのような治療または予防を必要とする患者に、治療有効量の請求項1、9、15、18、20、21、26、または30に記載の化合物を投与することを含む方法。
【請求項52】
患者において神経変性疾患または障害を治療または予防するための方法であって、そのような治療または予防を必要とする患者に、治療または予防有効量の請求項1、9、15、18、20、21、26、または30に記載の化合物を投与することを含む方法。
【請求項53】
患者において肝臓脂肪酸合成を阻害する方法であって、それを必要とする患者に、治療または予防有効量の請求項1、9、15、18、20、21、26、または30に記載の化合物を投与することを含む方法。
【請求項54】
患者においてステロール合成を阻害する方法であって、それを必要とする患者に、治療または予防有効量の請求項1、9、15、18、20、21、26、または30に記載の化合物を投与することを含む方法。
【請求項55】
患者において代謝症候群障害を治療または予防するための方法であって、そのような治療または予防を必要とする患者に、治療または予防有効量の請求項1、9、15、18、20、21、26、または30に記載の化合物を投与することを含む方法。
【請求項56】
HDLレベルを上昇させることによって治療または予防することができる疾患または障害を治療または予防する方法であって、そのような治療または予防を必要とする患者に、治療有効量の請求項1、9、15、18、20、21、26、または30に記載の化合物を投与することを含む方法。
【請求項57】
LDLレベルを低下させることによって治療または予防することができる疾患または障害を治療または予防する方法であって、そのような治療または予防を必要とするこのような患者に、治療有効量の請求項1、9、15、18、20、21、26、または30に記載の化合物を投与することを含む方法。

【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公表番号】特表2007−525408(P2007−525408A)
【公表日】平成19年9月6日(2007.9.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−513788(P2005−513788)
【出願日】平成15年12月24日(2003.12.24)
【国際出願番号】PCT/US2003/041448
【国際公開番号】WO2005/068412
【国際公開日】平成17年7月28日(2005.7.28)
【出願人】(503131490)エスペリオン セラピューティクス,インコーポレイテッド (7)
【Fターム(参考)】